JP2009175331A - レンズ鏡筒及び撮像ユニット - Google Patents

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Abstract

【課題】 良好な遮光性及びレンズ間の位置精度の向上を図った上で小型化及び部品点数の削減を図る。
【解決手段】 光軸方向に離隔して配置された複数のレンズ1、7とレンズを保持するレンズホルダー5、6とを設け、レンズ1に、遮光機能を有すると共に一部がレンズホルダーに接し光軸方向におけるレンズ間の間隔を調整するための印刷パターン4を形成した。
【選択図】 図3

Description

本発明はレンズ鏡筒及び撮像ユニットについての技術分野に関する。詳しくは、レンズに遮光機能を有し光軸方向におけるレンズ間の間隔を調整するための印刷パターンを形成して小型化等を図る技術分野に関する。
ビデオカメラやスチルカメラ等の各種の撮像装置には複数のレンズが光軸方向に離隔して配置されたレンズ鏡筒が設けられている。
また、近年、各種の電子機器、例えば、携帯電話、パーソナルコンピューター、PDA(Personal Digital Assistant)等には、複数のレンズや撮像素子等が配置されたカメラモジュール等と称される撮像ユニットが組み込まれ、携帯電話、パーソナルコンピューター、PDA等の電子機器が撮像装置としても用いられている。
上記のような各種の撮像装置において、被写体の撮影を行うときには、レンズに入射した光線がレンズ鏡筒の内部又は撮像ユニットの内部で様々な経路を通って撮像素子の撮像面に結像する。このとき、レンズや撮像素子等において不必要な反射光、散乱光、迷光等が発生すると、画像に生ずる光の輪や玉等の所謂ゴーストや画像の部分的な白化等のコントラストの低下である所謂フレア等の現象が発生し、画質の著しい低下を生じるおそれがある。
従来の撮像装置には、このようなゴーストやフレアの発生による画質の低下を防止するために、例えば、レンズ間に遮光シートを配置してレンズの有効径外からの有害な光線を遮光するようにしたものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−309289号公報
ところで、特許文献1に記載された撮像装置のように、画質の低下の防止を図るために遮光シートを用いた場合に、遮光シートのレンズに対する位置精度が低いときには、シェーディング特性の悪化や撮像面でのケラレを生じたり、遮光シートの大きな位置精度のズレが発生した場合には、例えば、遮光シートがズーム駆動時又はフォーカス駆動時にレンズ鏡筒又は撮像ユニットに組み込まれたズーム機構やフォーカス機構等と接触し、接触による異音の発生と言う不具合を生じるおそれもある。
従って、遮光シートを用いて画質の低下の防止を図るためには、遮光シートのレンズに対する配置位置に関する高い精度が要求される。
ところが、遮光シートは光線が入射されるレンズとは異なる位置に配置されるものであるため、遮光シートのレンズに対する高い位置精度を確保することは難易度が高い。
特に、近年の撮像装置のように、小型化や高性能化の要求が高い中においては、高精度な位置精度が要求される光学系に対して遮光シートを正確に組み込むことは、製造工程上、困難である場合が多い。
一方、上記したような高性能化の要求が高い中においては、迷光等の不要光の遮蔽の他、各レンズ同士の位置精度の向上を図る必要もある。
このような各レンズ同士の位置精度の向上を図るために、各レンズを保持するレンズホルダー間に各レンズ同士の位置調整を行うためのスペーサーを配置する技術があるが、スペーサーを用いた場合には、その分、部品点数が増加して製造コストが高くなると言う問題がある。
また、レンズ間の位置精度の向上のためのスペーサーに加えて不要光の遮蔽のための遮光シートを用いた場合には、一層の部品点数の増加に加え、遮光シートの厚みを考慮してレンズ間の位置調整を行う必要が生じ、設計の複雑化及び部品点数の増加による製造コストの高騰や小型化の妨げと言う問題も生じてしまう。
そこで、本発明レンズ鏡筒及び撮像ユニットは、上記した問題点を克服し、良好な遮光性及びレンズ間の位置精度の向上を図った上で小型化及び部品点数の削減を図ることを課題とする。
レンズ鏡筒は、上記した課題を解決するために、光軸方向に離隔して配置された複数のレンズとレンズを保持するレンズ保持体とを備えたレンズ鏡筒において、前記複数のレンズの少なくとも一つに、遮光機能を有すると共に一部が前記レンズ保持体に接し前記光軸方向におけるレンズ間の間隔を調整するための印刷パターンを形成したものである。
また、撮像ユニットは、光軸方向に離隔して配置された複数のレンズとレンズを保持するレンズ保持体と前記複数のレンズを介して撮影信号として取り込まれた撮影光を画像信号に変換する撮像素子とを備え、撮像装置の内部に配置された撮像ユニットにおいて、前記複数のレンズの少なくとも一つに、遮光機能を有すると共に一部が前記レンズ保持体に接し前記光軸方向におけるレンズ間の間隔を調整するための印刷パターンを形成したものである。
従って、レンズ鏡筒及び撮像ユニットにあっては、レンズに形成された印刷パターンによって遮光機能とレンズ間の間隔調整機能が発揮される。
上記レンズ鏡筒及び撮像ユニットにおいては、前記印刷パターンが形成されたレンズを、光線が透過されるレンズ部と該レンズ部の外周部から張り出されたフランジ部とによって構成することが望ましい。レンズを、レンズ部とフランジ部によって構成することにより、レンズ保持体によってフランジ部を保持することによりレンズの安定した保持状態の確保が可能となる。
また、上記レンズ鏡筒及び撮像ユニットにおいては、前記レンズ部の一部に前記印刷パターンを形成し、前記フランジ部の少なくとも一部に前記印刷パターンを形成することが好ましい。レンズ部に印刷パターンを形成することにより、遮光性が向上する。
さらに、上記レンズ鏡筒及び撮像ユニットにおいては、前記印刷パターンの材料として紫外線硬化型のインクを用いることが好ましい。印刷パターンの材料として紫外線硬化型のインクを用いることにより、一般に、レンズの表面に施されている反射防止用コーティング上への印刷が可能となる。
さらにまた、上記レンズ鏡筒及び撮像ユニットにおいて、前記印刷パターンを前記レンズ保持体と前記印刷パターンが形成されたレンズとを接着する接着剤として用いることが可能である。接着力を有するインクによって印刷パターンを形成してレンズとレンズ保持体の接着を行うことにより、印刷パターンの印刷作業と同時にレンズのレンズ保持体に対する接着作業が可能となる。
上記レンズ鏡筒及び撮像ユニットにおいては、レンズのレンズ保持体に対する接着強度の向上を図るために、前記レンズ保持体における前記レンズの外周に隣接する部分に、前記接着剤として用いられる前記印刷パターンを貯留する貯留用凹部を形成することが望ましい。
また、上記レンズ鏡筒及び撮像ユニットにおいて、前記レンズ保持体として複数のレンズホルダーを用い、前記印刷パターンが形成された前記レンズを第1のレンズホルダーと第2のレンズホルダーによって光軸方向から挟持して保持し、前記第2のレンズホルダーによって所定のレンズを保持し、前記第1のレンズホルダーと前記第2のレンズホルダーの間に、前記第2のレンズホルダーの前記光軸方向に対する傾きを許容する空間を形成することにより、第1のレンズホルダーに対する第2のレンズホルダーの傾きが許容され、所定のレンズの光軸に対する傾き調整を行うことが可能となる。
さらに、前記レンズに形成された前記印刷パターンの厚みによって前記第2のレンズホルダーの前記第1のレンズホルダーに対する傾きを設定し、前記第2のレンズホルダーに保持された所定のレンズの前記光軸に対する傾き調整を行うことにより、傾き調整と印刷パターンの形成とを各別の作業として行う必要がない。
本発明レンズ鏡筒は、光軸方向に離隔して配置された複数のレンズとレンズを保持するレンズ保持体とを備えたレンズ鏡筒であって、前記複数のレンズの少なくとも一つに、遮光機能を有すると共に一部が前記レンズ保持体に接し前記光軸方向におけるレンズ間の間隔を調整するための印刷パターンを形成したことを特徴とする。
従って、レンズに形成した印刷パターンによって遮光機能が発揮されると共にレンズ間の間隔調整を行うことができるため、良好な遮光性及びレンズ間の位置精度の向上を図った上で、小型化及び部品点数の削減を図ることができる。
請求項2に記載した発明にあっては、前記印刷パターンが形成されたレンズを、光線が透過されるレンズ部と該レンズ部の外周部から張り出されたフランジ部とによって構成したので、レンズのレンズ保持体による良好な保持性を確保することができ、レンズの位置精度の向上を図ることができる。
請求項3に記載した発明にあっては、前記レンズ部の一部に前記印刷パターンを形成し、前記フランジ部の少なくとも一部に前記印刷パターンを形成したので、遮光性の向上による画像の品質の向上を図ることができる。
請求項4に記載した発明にあっては、前記印刷パターンを紫外線硬化型のインクによって形成したので、レンズへの印刷時に表面への塗布と同時に紫外線が照射されて硬化するため、レンズの表面に施された反射防止用コーティング上への印刷を行うことができる。
請求項5に記載した発明にあっては、前記印刷パターンを前記レンズ保持体と前記印刷パターンが形成されたレンズとを接着する接着剤として用いたので、レンズへの印刷パターンの印刷作業と同時にレンズのレンズ保持体に対する接着作業を行うことができ、レンズ鏡筒の組立作業における作業性の向上を図ることができる。
請求項6に記載した発明にあっては、前記レンズ保持体における前記レンズの外周に隣接する部分に、前記接着剤として用いられる前記印刷パターンを貯留する貯留用凹部を形成したので、レンズのレンズ保持体に対する接着強度の向上を図ることができる。
請求項7に記載した発明にあっては、前記レンズ保持体として複数のレンズホルダーを用い、前記印刷パターンが形成された前記レンズを第1のレンズホルダーと第2のレンズホルダーによって光軸方向から挟持して保持し、前記第2のレンズホルダーによって所定のレンズを保持し、前記第1のレンズホルダーと前記第2のレンズホルダーの間に、前記第2のレンズホルダーの前記光軸方向に対する傾きを許容する空間を形成したので、第1のレンズホルダーに対する第2のレンズホルダーの傾きが許容され、所定のレンズの光軸に対する傾き調整を行うことができる。
請求項8に記載した発明にあっては、前記レンズに形成された前記印刷パターンの厚みによって前記第2のレンズホルダーの前記第1のレンズホルダーに対する傾きを設定し、前記第2のレンズホルダーに保持された所定のレンズの前記光軸に対する傾き調整を行うようにしたので、傾き調整と印刷パターンの形成とを各別の作業として行う必要がなく、レンズ鏡筒において行う作業における作業性の向上を図ることができる。
本発明撮像ユニットは、光軸方向に離隔して配置された複数のレンズとレンズを保持するレンズ保持体と前記複数のレンズを介して撮影信号として取り込まれた撮影光を画像信号に変換する撮像素子とを備え、撮像装置の内部に配置された撮像ユニットであって、前記複数のレンズの少なくとも一つに、遮光機能を有すると共に一部が前記レンズ保持体に接し前記光軸方向におけるレンズ間の間隔を調整するための印刷パターンを形成したことを特徴とする。
従って、レンズに形成した印刷パターンによって遮光機能が発揮されると共にレンズ間の間隔調整を行うことができるため、良好な遮光性及びレンズ間の位置精度の向上を図った上で、小型化及び部品点数の削減を図ることができる。
請求項10に記載した発明にあっては、前記印刷パターンが形成されたレンズを、光線が透過されるレンズ部と該レンズ部の外周部から張り出されたフランジ部とによって構成したので、レンズのレンズ保持体による良好な保持性を確保することができ、レンズの位置精度の向上を図ることができる。
請求項11に記載した発明にあっては、前記レンズ部の一部に前記印刷パターンを形成し、前記フランジ部の少なくとも一部に前記印刷パターンを形成したので、遮光性の向上による画像の品質の向上を図ることができる。
請求項12に記載した発明にあっては、前記印刷パターンを紫外線硬化型のインクによって形成したので、レンズへの印刷時に表面への塗布と同時に紫外線が照射されて硬化するため、レンズの表面に施された反射防止用コーティング上への印刷を行うことができる。
請求項13に記載した発明にあっては、前記印刷パターンを前記レンズ保持体と前記印刷パターンが形成されたレンズとを接着する接着剤として用いたので、レンズへの印刷パターンの印刷作業と同時にレンズのレンズ保持体に対する接着作業を行うことができ、撮像ユニットの組立作業における作業性の向上を図ることができる。
請求項14に記載した発明にあっては、前記レンズ保持体における前記レンズの外周に隣接する部分に、前記接着剤として用いられる前記印刷パターンを貯留する貯留用凹部を形成したので、レンズのレンズ保持体に対する接着強度の向上を図ることができる。
請求項15に記載した発明にあっては、前記レンズ保持体として複数のレンズホルダーを用い、前記印刷パターンが形成された前記レンズを第1のレンズホルダーと第2のレンズホルダーによって光軸方向から挟持して保持し、前記第2のレンズホルダーによって所定のレンズを保持し、前記第1のレンズホルダーと前記第2のレンズホルダーの間に、前記第2のレンズホルダーの前記光軸方向に対する傾きを許容する空間を形成したので、第1のレンズホルダーに対する第2のレンズホルダーの傾きが許容され、所定のレンズの光軸に対する傾き調整を行うことができる。
請求項16に記載した発明にあっては、前記レンズに形成された前記印刷パターンの厚みによって前記第2のレンズホルダーの前記第1のレンズホルダーに対する傾きを設定し、前記第2のレンズホルダーに保持された所定のレンズの前記光軸に対する傾き調整を行うようにしたので、傾き調整と印刷パターンの形成とを各別の作業として行う必要がなく、撮像ユニットにおいて行う作業における作業性の向上を図ることができる。
以下に、本発明レンズ鏡筒及び撮像ユニットを実施するための最良の形態を添付図面に従って説明する。
レンズ鏡筒100は、例えば、ビデオカメラやスチルカメラ等の各種の撮像装置に設けられ、図1に示すように、光軸方向に長く形成されたレンズ保持筒101と該レンズ保持筒101の内部に光軸方向に離隔して配置された複数のレンズ110、120、130、・・・とを有している。レンズ110、120、130、・・・は後述するレンズホルダーによって保持され、固定又は光軸方向へ移動可能とされている。
尚、レンズ鏡筒100にあっては、レンズホルダーがレンズ保持筒101とは別部材で構成されていてもよく、また、レンズ保持筒101が複数の部材から成り、これらの各部材がそれぞれレンズ110、120、130、・・・を保持するレンズホルダーとして用いられている構成とされていてもよい。従って、レンズホルダー又はレンズ保持筒101が、レンズを保持するレンズ保持体として機能する。
レンズ保持筒101の内部には、所定のレンズを光軸方向へ移動させるための図示しないズーム駆動機構及びフォーカス駆動機構が配置されている。
レンズ保持筒101の後端部には図示しない撮像素子が配置されている。撮像素子としては、例えば、CCD(Charge Coupled Device)又はCMOS(Complementary Metal-Oxide Semiconductor)が用いられている。
撮像ユニット200は、例えば、携帯電話、パーソナルコンピューター、PDA(Personal Digital Assistant)等の各種の電子機器に組み込まれ、カメラモジュール等と称されている。
撮像ユニット200は、図2に示すように、外筐201と該外筐201の内部に光軸方向に離隔して配置された複数のレンズ110、120、130、・・・とを有している。レンズ110、120、130、・・・は後述するレンズホルダーによって保持され、固定又は光軸方向へ移動可能とされている。
尚、撮像ユニット200にあっては、レンズホルダーが外筐201とは別部材で構成されていてもよく、また、外筐201が複数の部材から成り、これらの各部材がそれぞれレンズ110、120、130、・・・を保持するレンズホルダーとして用いられている構成とされていてもよい。従って、レンズホルダー又は外筐201が、レンズを保持するレンズ保持体として機能する。
また、外筐201の内部にも、レンズ鏡筒100と同様に、所定のレンズを光軸方向へ移動させるための図示しないズーム駆動機構及びフォーカス駆動機構が配置されていてもよい。
外筐201の後端部には図示しない撮像素子が配置されている。撮像素子としては、例えば、CCD又はCMOSが用いられている。
以上のように構成されたレンズ鏡筒100又は撮像ユニット200に配置されたレンズ110、120、130、・・・のうち、少なくとも一つのレンズに印刷パターンが形成されている。印刷パターンが形成されたレンズについては、レンズ1として以下に説明する。
レンズ1は、図3に示すように、撮影光として取り込まれた光線が透過されるレンズ部2と該レンズ部2の外周部から張り出されたフランジ部3とが、例えば、透明なガラス又は樹脂によって一体に形成されて成る。レンズ1は、例えば、フランジ部3よりレンズ部2が光軸方向へ突出された凸レンズとして形成されている。
レンズ1の表面における少なくとも一部、例えば、レンズ部2の全面には反射防止用コーティングが施されている。反射防止用コーティングは、例えば、単層の場合にはフッ化マグネシウムによって形成され、多層の場合には二酸化チタン等の高屈折率材料と二酸化珪素等の低屈折率材料とが交互に積層されて形成されている。
レンズ1の一部には、不必要な反射光、散乱光、迷光等の入射を防止する遮光部及び後述するスペーサー部として機能する印刷パターン4が形成されている。印刷パターン4はレンズ部2の一方の面2aにおける外周部と該外周部に連続するフランジ部3の一方の面3aに形成されている。
尚、一般に、反射防止用コーティングが施されている面上には、即乾性を有しないインクを塗布することは困難である。即ち、インクの粘度が常温において3〜4cps(センチポイズ)以下である溶剤系のインク(顔料系のインク及び染料系のインクを含む。)では、反射防止用コーティングによってインクが弾かれてしまい印刷することが困難である。また、溶剤系のインクや熱硬化系のインクでは、インクの液滴がレンズの表面に着弾した際に、インクの飛沫が周辺に飛散するため、印字位置精度が要求されるレンズに対する印刷には使用することができない。
そこで、レンズ1にあっては、印刷パターン4の材料として、例えば、紫外線硬化型の黒色のインクが用いられている。紫外線硬化型のインクは、レンズ1への印刷時に表面への塗布と同時に紫外線が照射されて硬化するため、上記した反射防止用コーティング上への印刷が可能である。
紫外線硬化型のインクの塗布に関しては、反射防止用コーティングとの間の適合性(密着性)が重要である。即ち、固体の表面とそれに接する流体の間の界面現象を表す濡れ性が低い反射防止用コーティング上に印刷を行った場合には、高温環境下において印刷が剥がれてしまうことがある。従って、反射防止用コーティング上への印刷に際しては、反射防止用コーティングの表面の状態(濡れ性)を考慮して紫外線硬化型のインクの種類を選択することが望ましい。
尚、印刷パターン4のレンズ1の表面に対する密着性を高めるために、例えば、レンズ1の印刷を行おうとする表面にプラズマ処理等の下地処理を行うようにすることが可能である。
また、印刷パターン4のレンズ1の表面に対する密着性を高めるために、例えば、レンズ1における印刷を行おうとする表面には反射防止用コーティングを施さず、それ以外の部分に反射防止用コーティングを施すようにしてもよい。反射防止用コーティングを施さない部分に印刷パターン4を形成することにより、印刷面の密着強度を高めることができる。この場合には、反射防止用コーティング上に印刷パターン4を形成する必要がないため、印刷パターン4として、紫外線硬化型のインク以外のインクを用いることが可能である。
上記したように、レンズ1にあっては、表面に印刷パターン4を形成して遮光部として機能させているため、遮光部を表面に密着させた状態で形成することができる(図3及び図4参照)。従って、印刷パターン4とレンズ1の表面との間に隙間が形成されることがなく、遮光性の向上を図ることができる。
尚、上記には、例として、印刷パターン4をレンズ部2の一方の面2aにおける外周部と該外周部に連続するフランジ部3の一方の面3aに形成した場合を示したが、印刷パターン4の形成位置はレンズ部2の一方の面2aにおける外周部と該外周部に連続するフランジ部3の一方の面3aに限られることはなく、遮光性の向上等を図るために、例えば、印刷パターン4をレンズ部2の他方の面2bにおける外周部、フランジ部3の他方の面3b、フランジ部3の外周面3cに追加して形成することも可能である。
レンズ1への印刷パターン4の形成は、例えば、インクジェットプリンターを用いて行う。インクジェットプリンターのヘッド部300(図3参照)は、例えば、長さ(縦)約7cm、幅(横)約7cm、厚さ(奥行き)約2cm程度とされている。これに対してレンズ1の外径(直径)は、例えば、10mm前後とされている。
レンズ1にヘッド部300によって印刷パターン4を形成する場合には、安定した印刷位置精度を確保するためにヘッド部300から噴射されるインクの飛翔距離を4mm以内にすることが望ましい。従って、レンズ1が、図3に示すように、凸レンズである場合には、ヘッド部300とレンズ部2の接触を防止するために、レンズ部2の頂部とフランジ部3の距離Hを3mm以下とすることが望ましい。尚、図4に示すように、レンズ1が凹レンズである場合には、ヘッド部300とレンズ部(凹部)2の最深部Pとの距離を4mm以内とし、ヘッド部300とフランジ部3の距離を1mm以上とすることが望ましい。
レンズ1にあっては、印刷パターン4を、不必要な反射光、散乱光、迷光等の入射を防止するための遮光部として機能させる他、印刷パターン4の一部を他のレンズとの間隔調整を行うためのスペーサー部としても機能させている。
スペーサー部としての印刷パターン4の厚さは、紫外線硬化型のインクの塗布量によって調整することができる。印刷パターン4を遮光部兼スペーサー部として用いるためには、印刷パターン4のOD(光学濃度:Optical Density)値が3以上であることが必要である。印刷パターン4をOD値3以上とするためには、紫外線硬化型のインクを用いた場合には、20μm以上の厚みが必要である。
以下に、レンズ1に対する印刷パターン4の形成及びそれに伴う前後の作業の手順について説明する。
レンズの表面に印刷を行う場合には、レンズの保持構造によって、レンズをレンズ保持体によって保持しない状態で印刷を行う必要がある場合と、レンズをレンズ保持体によって保持した状態で印刷を行うことができる場合とがある。
先ず、図5に示すフローチャート図を参照して、レンズをレンズ保持体によって保持しない状態で印刷を行う場合について説明する。
レンズをレンズ保持体によって保持しない状態で印刷を行う必要がある場合は、例えば、図6に示すように、印刷の対象となるレンズ1が第1のレンズホルダー5と第2のレンズホルダー6に挟持されて保持され、別のレンズ7が第2のレンズホルダー6に保持された状態において、第1のレンズホルダー5がレンズ1より光軸方向に突出している場合である。このような場合には、レンズ1が第1のレンズホルダー5に保持された状態において、ヘッド部300が第1のレンズホルダー5の突出した部分と干渉してしまうため、レンズ1を第1のレンズホルダー5によって保持しない状態で印刷を行う必要がある。
(S1)印刷パターン4の形成に際して、先ず、第1のレンズホルダー5にレンズ1を組み付ける。レンズ1は第1のレンズホルダー5に固定しない。
(S2)第1のレンズホルダー5にレンズ7が予め固定された第2のレンズホルダー6を組み付ける。第2のレンズホルダー6は第1のレンズホルダー5に固定しない。
(S3)投影解像度検査を行う。投影解像度検査によりレンズ1とレンズ7の光軸方向における位置を検出する。
(S4)投影解像度検査によって検出したレンズ1とレンズ7の光軸方向における位置に基づいてレンズ1からレンズ7までの光軸方向における距離を算出し、算出した距離と設計上必要とされるレンズ1からレンズ7までの光軸方向における距離との差を算出する。
(S5)レンズ7が固定された第2のレンズホルダー6を第1のレンズホルダー5から取り外す。
(S6)レンズ1を第1のレンズホルダー5から取り外す。
(S7)レンズ1に印刷パターン4を形成する。
(S8)印刷パターン4を形成したレンズ1を第1のレンズホルダー5に組み付ける。
(S9)第1のレンズホルダー5にレンズ7が固定された第2のレンズホルダー6を組み付け、第2のレンズホルダー6を第1のレンズホルダー5に固定することにより作業を終了する(図6参照)。第2のレンズホルダー6の第1のレンズホルダー5に対する固定は、例えば、接着剤600、600、・・・を用いて行う。また、レンズ1を第1のレンズホルダー5に、例えば、接着により固定する。
以下に、上記(S7)における印刷パターン4の形成作業について具体的に説明する。
印刷パターン4の形成作業は、図7に示すように、保持台400にレンズ1を載置して保持し、ヘッド部300から、例えば、紫外線硬化型のインクを噴射させてレンズ1の表面に塗布し、同時に、塗布したインクに対して紫外線照射器500から紫外線を照射して硬化させることにより行う。
このとき、先ず、印刷部分の全体、即ち、レンズ部2の外周部に対する第1の印刷部4aとフランジ部3に対する第2の印刷部4bを20μm以上の厚さとなるようにする。印刷部分の全体を20μm以上の厚さとすることにより、OD値3以上が確保され、印刷パターン4の良好な遮光性を確保することができる。
但し、第1の印刷部4aに関しては、厚さ50μm以上の印刷を行うとエッジ部4cにおいて光線の反射が生じ、レンズ部2に不要な反射光が入射されてしまうおそれがある。従って、第1の印刷部4aの厚さはエッジ部4cにおいて光線の反射が生じない50μm以下にする必要がある。また、不要光の遮蔽を確実に行うためには、OD値4以上を確保することが望ましいため、印刷パターン4の厚さはOD値4以上を確保することができる30μmとすることが好ましい。
そこで、印刷部分の全体である第1の印刷部4aと第2の印刷部4bを、先ず、30μm〜50μmの厚さにすることが、より好ましい。
上記したように、印刷部分の全体を少なくとも20μm以上、好ましくは、30μm〜50μmの厚さにした後に、続いて、必要に応じて第2の印刷部4bのみに上塗り印刷を行う。
上塗り印刷は、図6に示すように、レンズ1とレンズ7が第1のレンズホルダー5と第2のレンズホルダー6に保持された状態において、レンズ1とレンズ7の光軸方向における間隔調整を行うために必要とされる作業である。従って、印刷パターン4の第2の印刷部4bはレンズ1とレンズ7の間隔調整を行うためのスペーサー部としても機能する。即ち、図6に示すように、第2の印刷部4bとフランジ部3は第1のレンズホルダー5と第2のレンズホルダー6に挟持された状態で保持され、第2の印刷部4bの厚さに応じて第1のレンズホルダー5と第2のレンズホルダー6の光軸方向における距離が変化され、レンズ1とレンズ7の光軸方向における距離も第1のレンズホルダー5と第2のレンズホルダー6の光軸方向における距離に応じて変化されるため、第2の印刷部4bは印刷の厚みに応じてレンズ1とレンズ7の光軸方向における間隔を調整するスペーサー部として機能する。
第2の印刷部4bの厚さは、(S3)の投影解像度検査によって(S4)において算出したレンズ1からレンズ7までの光軸方向における距離と設計上必要とされるレンズ1からレンズ7までの光軸方向における距離との差に基づいて算出される。
尚、レンズ1は回転対称体であるため、図8に示すような第1の印刷部4aの内周の形状が円形状の場合には、第1のレンズホルダー5と第2のレンズホルダー6に保持された状態において周方向における第1の印刷部4aの位置ずれが生じることはないが、図9に示すような第1の印刷部4aの内周の形状が円形状でない場合には、第1のレンズホルダー5と第2のレンズホルダー6に保持された状態において周方向における第1の印刷部4aの位置ずれが生じるおそれがある。尚、第1の印刷部4aの内周の形状を円形状以外の形状に形成する場合は、例えば、撮像素子の撮像面の形状に対応させてレンズ部2に対する光線の入射領域を設定する場合等である。
上記のような第1の印刷部4aの周方向における位置ずれを防止するためには、例えば、図9に示すように、フランジ部3に第1の印刷部4aの内周の形状に対応させた切欠部3dを形成することが望ましい。
次に、図10に示すフローチャート図を参照して、レンズをレンズ保持体によって保持した状態で印刷を行う場合について説明する。
レンズをレンズ保持体によって保持した状態で印刷を行うことができる場合は、例えば、図11に示すように、印刷の対象となるレンズ1が第1のレンズホルダー8に保持された状態において、第1のレンズホルダー8がレンズ1より光軸方向に突出していない場合である。このような場合には、レンズ1が第1のレンズホルダー8に保持された状態において、ヘッド部300が第1のレンズホルダー8と干渉することがなく、レンズ1を第1のレンズホルダー8によって保持した状態で印刷を行うことができる。
(S11)印刷パターン4の形成に際して、先ず、第1のレンズホルダー8にレンズ1を組み付ける。レンズ1は第1のレンズホルダー8に固定しない。
(S12)第1のレンズホルダー8にレンズ7が予め固定された第2のレンズホルダー9を組み付ける。第2のレンズホルダー9は第1のレンズホルダー8に固定しない。
(S13)投影解像度検査を行う。投影解像度検査によりレンズ1とレンズ7の光軸方向における位置を検出する。
(S14)投影解像度検査によって検出したレンズ1とレンズ7の光軸方向における位置に基づいてレンズ1からレンズ7までの光軸方向における距離を算出し、算出した距離と設計上必要とされるレンズ1からレンズ7までの光軸方向における距離との差を算出する。
(S15)レンズ7が固定された第2のレンズホルダー9を第1のレンズホルダー8から取り外す。
(S16)レンズ1を第1のレンズホルダー8に組み付けた状態において、レンズ1に印刷パターン4を形成する。
(S17)第1のレンズホルダー8にレンズ7が固定された第2のレンズホルダー9を組み付け、第2のレンズホルダー9を第1のレンズホルダー8に固定することにより作業を終了する(図11参照)。第2のレンズホルダー9の第1のレンズホルダー8に対する固定は、例えば、接着剤600、600、・・・を用いて行う。また、レンズ1を第1のレンズホルダー8に、例えば、接着により固定する。
以下に、上記(S16)における印刷パターン4の形成作業について具体的に説明する。
印刷パターン4の形成作業は、上記したように、第1のレンズホルダー8にレンズ1を保持した状態で、ヘッド部300から、例えば、紫外線硬化型のインクを噴射させてレンズ1の表面に塗布し、同時に、塗布したインクに対して紫外線照射器500から紫外線を照射して硬化させることにより行う。
このとき、先ず、印刷部分の全体、即ち、レンズ部2の外周部に対する第1の印刷部4aとフランジ部3に対する第2の印刷部4bを20μm以上の厚さとなるようにする。印刷部分の全体を20μm以上の厚さとすることにより、OD値3以上が確保され、印刷パターン4の良好な遮光性を確保することができる。
但し、第1の印刷部4aに関しては、厚さ50μm以上の印刷を行うとエッジ部4cにおいて光線の反射が生じ、レンズ部2に不要な反射光が入射されてしまうおそれがある。従って、第1の印刷部4aの厚さはエッジ部4cにおいて光線の反射が生じない50μm以下にする必要がある。また、不要光の遮蔽を確実に行うためには、OD値4以上を確保することが望ましいため、印刷パターン4の厚さはOD値4以上を確保することができる30μmとすることが好ましい。
そこで、印刷部分の全体である第1の印刷部4aと第2の印刷部4bを、先ず、30μm〜50μmの厚さにすることが、より好ましい。
上記したように、印刷部分の全体を少なくとも20μm以上、好ましくは、30μm〜50μmの厚さにした後に、続いて、必要に応じて第2の印刷部4bのみに上塗り印刷を行う。
上塗り印刷は、図11に示すように、レンズ1とレンズ7が第1のレンズホルダー8と第2のレンズホルダー9に保持された状態において、レンズ1とレンズ7の光軸方向における間隔調整を行うために必要とされる作業である。従って、印刷パターン4の第2の印刷部4bはレンズ1とレンズ7の間隔調整を行うためのスペーサー部としても機能する。即ち、図11に示すように、第2の印刷部4bとフランジ部3は第1のレンズホルダー8と第2のレンズホルダー9に挟持された状態で保持され、第2の印刷部4bの厚さに応じて第1のレンズホルダー8と第2のレンズホルダー9の光軸方向における距離が変化され、レンズ1とレンズ7の光軸方向における距離も第1のレンズホルダー8と第2のレンズホルダー9の光軸方向における距離に応じて変化されるため、第2の印刷部4bは印刷の厚みに応じてレンズ1とレンズ7の光軸方向における間隔を調整するスペーサー部として機能する。
第2の印刷部4bの厚さは、(S13)の投影解像度検査によって(S14)において算出したレンズ1からレンズ7までの光軸方向における距離と設計上必要とされるレンズ1からレンズ7までの光軸方向における距離との差に基づいて算出される。
尚、上記したように、レンズ1を第1のレンズホルダー8によって保持した状態で印刷を行う場合には、レンズ1を第1のレンズホルダー8によって保持しない状態で印刷を行う場合とは異なり、第1のレンズホルダー8の任意の位置を基準に印刷を行うことにより、図8に示すような第1の印刷部4aの内周の形状が円形状の場合であっても周方向における第1の印刷部4aの位置ずれが生じることはない。従って、図9に示すような切欠部3dをレンズ1に形成することなく、第1の印刷部4aの内周形状を任意の形状に形成することができる。
また、レンズ1を第1のレンズホルダー8によって保持した状態で印刷を行う場合には、印刷の材料であるインクが接着力を有する材料であれば、レンズ1に対する印刷パターン4の形成時に、同時に、レンズ1を第1のレンズホルダー8に接着することにより固定することが可能である(図12参照)。印刷時におけるレンズ1の第1のレンズホルダー8への接着による固定は、(S16)における印刷パターン4の形成時に、フランジ部3の外周面3cからその外側に位置する第1のレンズホルダー8の部分8aにもインクが塗布されるようにヘッド部300からインクを噴射する。部分8aへのインクの塗布範囲Lは、良好な接着強度を確保するために、フランジ部3の外周面3cから外側に、例えば、2mm程度必要である。
このようにレンズ1への印刷パターン4の印刷作業と同時にレンズ1の第1のレンズホルダー8に対する接着作業を行うことにより、レンズ鏡筒100及び撮像ユニット200の組立作業における作業性の向上を図ることができる。
また、別工程として、レンズ1を第1のレンズホルダー8に接着する工程が不要となり、レンズ鏡筒100及び撮像ユニット200の組立工程の簡素化を図ることができる。
レンズ1に対する印刷パターン4の形成時に、同時に、レンズ1を第1のレンズホルダー8に接着することにより固定する場合に、接着強度の向上を図るために、図13に示すように、第1のレンズホルダー8の部分8aにインクを溜めるための貯留用凹部8b、8b、・・・を形成してもよい。貯留用凹部8bは、図13に示すように、周方向に離隔して形成してもよく、また、フランジ部3の外周面3cの外側の全体に円環状を為すように形成してもよい。
上記には、印刷パターン4の厚さによりレンズ1とレンズ7の光軸方向における間隔調整を行う例を示したが、この間隔調整に加え、印刷パターン4の厚さによりレンズ7の光軸に対する傾き調整を行うことも可能である。
以下に、図14に示すフローチャート図を参照して、印刷パターン4の形成時にレンズ7の光軸に対する傾き調整を行う場合について説明する。
傾き調整に際しては、例えば、図15に示すように、印刷の対象となるレンズ1が第1のレンズホルダー10に保持されレンズ7が第2のレンズホルダー11に保持された状態において、第1のレンズホルダー10と第2のレンズホルダー11との間に第1のレンズホルダー10に対する第2のレンズホルダー11の傾きを許容するための空間12を有することが必要とされる。空間12は光軸方向における隙間12aと光軸に直交する方向における隙間12bとを有する。空間12が隙間12aと隙間12bを有することにより、レンズ7を保持する第2のレンズホルダー11の第1のレンズホルダー10に対する傾きが許容される。
第2のレンズホルダー11のフランジ部3に突き当てられる面には、周方向に等間隔に離隔して他の部分より下方へ突出された複数の突き当て突部13、13、13が設けられている(図16参照)。
レンズ1のフランジ部3における第2のレンズホルダー11に対向する面には、周方向に等間隔に離隔して他の部分より上方へ突出された複数の接触突部14、14、14が設けられている(図17参照)。レンズ1の接触突部14、14、14はそれぞれ第2のレンズホルダー11の突き当て突部13、13、13に接触される。
(S21)印刷パターン4の形成に際して、先ず、第1のレンズホルダー10にレンズ1を組み付ける。レンズ1は第1のレンズホルダー10に固定しない。
(S22)第1のレンズホルダー10にレンズ7が予め固定された第2のレンズホルダー11を組み付ける。第2のレンズホルダー11は第1のレンズホルダー10に固定しない。
(S23)投影解像度検査又はMTF(空間周波数:modulation transfer function)検査を行う。投影解像度検査又はMTF検査によりレンズ1とレンズ7の光軸方向における位置を検出する。
(S24)投影解像度検査又はMTF検査によって検出したレンズ1とレンズ7の光軸方向における位置に基づいてレンズ1からレンズ7までの光軸方向における距離を算出し、算出した距離と設計上必要とされるレンズ1からレンズ7までの光軸方向における距離との差を算出する。また、投影解像度検査又はMTF検査によって検出したレンズ1とレンズ7の光軸方向における位置に基づいてレンズ7の光軸に対する傾きを算出し、この傾きが是正される補正量を算出する。
(S25)レンズ7が固定された第2のレンズホルダー11を第1のレンズホルダー10から取り外す。
(S26)レンズ1を第1のレンズホルダー10に組み付けた状態において、レンズ1に印刷パターン4を形成する。尚、第1のレンズホルダー10がレンズ1より光軸方向に突出する構造である場合には、レンズ1を第1のレンズホルダー10に組み付けた状態で印刷パターン4を形成することができないため、レンズ1を第1のレンズホルダー10から取り外してレンズ1に印刷パターン4を形成する。
(S27)第1のレンズホルダー10にレンズ7が固定された第2のレンズホルダー11を組み付け、第2のレンズホルダー11を第1のレンズホルダー10に固定することにより作業を終了する(図15参照)。第2のレンズホルダー11の第1のレンズホルダー10に対する固定は、例えば、接着剤600、600、・・・を用いて行う。また、レンズ1を第1のレンズホルダー10に、例えば、接着により固定する。尚、(S26)において、レンズ1を第1のレンズホルダー10から取り外して印刷パターン4を形成した場合には、第2のレンズホルダー11の第1のレンズホルダー10への組付に先立ってレンズ1を第1のレンズホルダー10に組み付ける。
以下に、上記(S26)における印刷パターン4の形成作業について具体的に説明する。
印刷パターン4の形成作業は、上記したように、第1のレンズホルダー10にレンズ1を保持した状態で、ヘッド部300から、例えば、紫外線硬化型のインクを噴射させてレンズ1の表面に塗布し、同時に、塗布したインクに対して紫外線照射器500から紫外線を照射して硬化させることにより行う。フランジ部3については、接触突部14、14、14を含む全面に紫外線硬化型のインクを塗布する。
このとき、先ず、印刷部分の全体、即ち、レンズ部2の外周部に対する第1の印刷部4aとフランジ部3に対する第2の印刷部4bを20μm以上の厚さとなるようにする。印刷部分の全体を20μm以上の厚さとすることにより、OD値3以上が確保され、印刷パターン4の良好な遮光性を確保することができる。
但し、第1の印刷部4aに関しては、厚さ50μm以上の印刷を行うとエッジ部4cにおいて光線の反射が生じ、レンズ部2に不要な反射光が入射されてしまうおそれがある。従って、第1の印刷部4aの厚さはエッジ部4cにおいて光線の反射が生じない50μm以下にする必要がある。また、不要光の遮蔽を確実に行うためには、OD値4以上を確保することが望ましいため、印刷パターン4の厚さはOD値4以上を確保することができる30μmとすることが好ましい。
そこで、印刷部分の全体である第1の印刷部4aと第2の印刷部4bを、先ず、30μm〜50μmの厚さにすることが、より好ましい。
上記したように、印刷部分の全体を少なくとも20μm以上、好ましくは、30μm〜50μmの厚さにした後に、続いて、必要に応じて第2の印刷部4bにおける接触突部14、14、14の表面に対応する部分、即ち、突部印刷部4d、4d、4d(図18参照)に上塗り印刷を行う。
上塗り印刷は、図15に示すように、レンズ1とレンズ7が第1のレンズホルダー10と第2のレンズホルダー11に保持された状態において、レンズ1とレンズ7の光軸方向における間隔調整及びレンズ7の光軸に対する傾き調整(チルト調整)を行うために必要とされる作業である。従って、印刷パターン4の突部印刷部4d、4d、4dはレンズ1とレンズ7の間隔調整及びレンズ7の傾き調整を行うためのスペーサー部としても機能する。即ち、図15に示すように、突部印刷部4d、4d、4dを含む第2の印刷部4bとフランジ部3は第1のレンズホルダー10と第2のレンズホルダー11に挟持された状態で保持され、突部印刷部4d、4d、4dの厚さに応じて第1のレンズホルダー10と第2のレンズホルダー11の光軸方向における距離が変化されレンズ1とレンズ7の光軸方向における距離も第1のレンズホルダー10と第2のレンズホルダー11の光軸方向における距離に応じて変化され、また、突部印刷部4d、4d、4d間の厚さの相違に応じて第2のレンズホルダー11及びレンズ7の光軸に対する傾きが変化されるため、突部印刷部4d、4d、4dは印刷の厚みに応じてレンズ1とレンズ7の光軸方向における間隔及びレンズ7の光軸に対する傾きを調整するスペーサー部として機能する。
突部印刷部4d、4d、4dの厚さは、(S23)の投影解像度検査又はMTF検査によって(S24)において算出したレンズ1からレンズ7までの光軸方向における距離と設計上必要とされるレンズ1からレンズ7までの光軸方向における距離との差及び傾きを是正する補正量に基づいて算出される。
以下に、レンズ7の傾き調整の具体例について説明する(図19及び図20参照)。以下の説明においては、レンズ1の突部印刷部4d、4d、4dをそれぞれ図中A、B、Cとし、レンズ1の中心を原点Oとし、光軸に直交し互いに直交する方向をそれぞれX方向、Y方向とし、光軸方向をZ方向として説明する。
具体例として、突部印刷部A側にレンズ7を傾斜させる場合、即ち、突部印刷部Aを基準として突部印刷部B、Cの厚さを変えた場合について説明する。
レンズ1の半径をr、突部印刷部B、CのZ方向における高さをそれぞれα、βとすると、図19に示すように、突部印刷部A、B、CのXYZ座標はA(0、r、0)、B(√3r/2、−r/2、α)、C(−√3r/2、−r/2、β)で表される。突部印刷部A、B、CのXYZ座標を用いると、突部印刷部A、B、Cの三点で支えられる平面の法線ベクトルは、以下の数1式で表される。
Figure 2009175331
また、突部印刷部A、B、Cの三点の厚さを変化させた際に、数1式で表される法線ベクトルのXYZ平面に対する角度、即ち、第2のレンズホルダー11及びレンズ7が光軸に対して傾く角度は以下の数2式で表される。
Figure 2009175331
数2式を用い、例えば、突部印刷部Bと突部印刷部Cの光軸方向における差(β−α)が10μm、レンズ1の半径rが10mmであるとして計算すると、レンズ1の光軸に対して図20に示すA1方向に第2のレンズホルダー11及びレンズ7が0.107°傾くことになる。また、突部印刷部A、B、Cの三点で支えられる平面の法線ベクトルをレンズ1に正射影した際の先端の位置についても数1式に基づいて算出することが可能である。
従って、数1式及び数2式を用いて、上記したように、予め投影解像度検査又はMTF検査によってレンズ7の傾きを是正する補正量を算出し、この算出した補正量に基づいて突部印刷部A、B、Cの厚さを定めることにより、レンズ7の光軸に対する傾き調整を行うことができる。
上記のように、印刷パターン4の形成時に、同時に、第2のレンズホルダー11に保持されたレンズ7の光軸に対する傾き調整を行うことにより、この傾き調整と印刷パターン4の形成とを各別の作業として行う必要がなく、レンズ鏡筒100及び撮像ユニット200において行う作業における作業性の向上を図ることができる。
また、レンズ7の光軸に対する傾き調整及び上記したレンズ1とレンズ7の光軸方向における間隔調整とを同時に行うことができるため、レンズ鏡筒100及び撮像ユニット200において必要とされる作業における作業性の向上を図ることができる。
尚、上記には、印刷の対象とされるレンズ1をレンズ部2とフランジ部3によって構成した例を示したが、レンズ1の形状はこのような形状に限られることはなく、例えば、図21に示すように、レンズ1がレンズ部2のみによって構成され、該レンズ部2の外周部が第1のレンズホルダー15及び第2のレンズホルダー16によって保持されるようなものであってもよい。
以上に記載した通り、レンズ鏡筒100及び撮像ユニット200にあっては、レンズ1に遮光機能を有すると共に一部がレンズ間の間隔を調整するための印刷パターン4を形成しているため、良好な遮光性及びレンズ間の位置精度の向上を図った上で、小型化及び部品点数の削減を図ることができる。
また、レンズ1を、光線が透過されるレンズ部2と該レンズ部2の外周部から張り出されたフランジ部3とによって構成した場合には、レンズ1のレンズ保持体による良好な保持性を確保することができ、レンズ1の位置精度の向上を図ることができる。
さらに、レンズ部2の一部(外周部)に印刷パターン4を形成することにより、遮光性の向上による画像の品質の向上を図ることができる。
上記した発明の最良の形態において示した各部の具体的な形状及び構造は、何れも本発明を実施する際の具体化のほんの一例を示したものにすぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されることがあってはならないものである。
図2乃至図21と共に本発明の最良の形態を示すものであり、本図は、レンズ鏡筒を示す概略斜視図である。 撮像ユニットを示す概略斜視図である。 印刷の対象とされるレンズをヘッド部とともに示す拡大断面図である。 印刷パターンが形成された凹レンズを示す拡大断面図である。 レンズをレンズ保持体によって保持しない状態で印刷を行う場合を示すフローチャート図である。 図5に関連して、二つのレンズがレンズホルダーに保持された状態を示す断面図である。 レンズに印刷パターンが形成されている状態を示す拡大断面図である。 印刷パターンの内周が円形状に形成されたレンズを示す拡大平面図である。 印刷パターンの内周が矩形状に形成されたレンズを示す拡大平面図である。 レンズをレンズ保持体によって保持した状態で印刷を行う場合を示すフローチャート図である。 図10に関連して、二つのレンズがレンズホルダーに保持された状態を示す断面図である。 印刷パターンを接着剤として用いた例を示す拡大断面図である。 レンズホルダーに接着剤を貯留する貯留用凹部が形成された例を示す拡大平面図である。 印刷時にレンズの傾き調整を行う場合を示すフローチャート図である。 図14に関連して、二つのレンズがレンズホルダーに保持された状態を示す断面図である。 突き当て突部が設けられたレンズホルダーを示す拡大底面図である。 接触突部が設けられたレンズがレンズホルダーに保持された状態を示す拡大平面図である。 接触突部が設けられたレンズに印刷パターンが形成された状態を示す拡大断面図である。 図20と共にレンズの傾き調整の具体例を示すものであり、本図は、XYZ方向及び突部印刷部のXYZ座標を示す概念図である。 レンズの傾きの方向を説明するための概念図である。 フランジ部を有しないレンズがレンズホルダーに保持された状態を示す拡大断面図である。
符号の説明
100…レンズ鏡筒、200…撮像ユニット、1…レンズ、2…レンズ部、3…フランジ部、4…印刷パターン、5…第1のレンズホルダー、6…第2のレンズホルダー、7…レンズ、8…第1のレンズホルダー、8b…貯留用凹部、9…第2のレンズホルダー、10…第1のレンズホルダー、11…第2のレンズホルダー、12…空間、13…突き当て部、14…接触突部、15…第1のレンズホルダー、16…第2のレンズホルダー

Claims (16)

  1. 光軸方向に離隔して配置された複数のレンズとレンズを保持するレンズ保持体とを備えたレンズ鏡筒であって、
    前記複数のレンズの少なくとも一つに、遮光機能を有すると共に一部が前記レンズ保持体に接し前記光軸方向におけるレンズ間の間隔を調整するための印刷パターンを形成した
    ことを特徴とするレンズ鏡筒。
  2. 前記印刷パターンが形成されたレンズを、光線が透過されるレンズ部と該レンズ部の外周部から張り出されたフランジ部とによって構成した
    ことを特徴とする請求項1に記載のレンズ鏡筒。
  3. 前記レンズ部の一部に前記印刷パターンを形成し、
    前記フランジ部の少なくとも一部に前記印刷パターンを形成した
    ことを特徴とする請求項2に記載のレンズ鏡筒。
  4. 前記印刷パターンを紫外線硬化型のインクによって形成した
    ことを特徴とする請求項1に記載のレンズ鏡筒。
  5. 前記印刷パターンを前記レンズ保持体と前記印刷パターンが形成されたレンズとを接着する接着剤として用いた
    ことを特徴とする請求項1に記載のレンズ鏡筒。
  6. 前記レンズ保持体における前記レンズの外周に隣接する部分に、前記接着剤として用いられる前記印刷パターンを貯留する貯留用凹部を形成した
    ことを特徴とする請求項5に記載のレンズ鏡筒。
  7. 前記レンズ保持体として複数のレンズホルダーを用い、
    前記印刷パターンが形成された前記レンズを第1のレンズホルダーと第2のレンズホルダーによって光軸方向から挟持して保持し、
    前記第2のレンズホルダーによって所定のレンズを保持し、
    前記第1のレンズホルダーと前記第2のレンズホルダーの間に、前記第2のレンズホルダーの前記光軸方向に対する傾きを許容する空間を形成した
    ことを特徴とする請求項1に記載のレンズ鏡筒。
  8. 前記レンズに形成された前記印刷パターンの厚みによって前記第2のレンズホルダーの前記第1のレンズホルダーに対する傾きを設定し、
    前記第2のレンズホルダーに保持された所定のレンズの前記光軸に対する傾き調整を行うようにした
    ことを特徴とする請求項7に記載のレンズ鏡筒。
  9. 光軸方向に離隔して配置された複数のレンズとレンズを保持するレンズ保持体と前記複数のレンズを介して撮影信号として取り込まれた撮影光を画像信号に変換する撮像素子とを備え、撮像装置の内部に配置された撮像ユニットであって、
    前記複数のレンズの少なくとも一つに、遮光機能を有すると共に一部が前記レンズ保持体に接し前記光軸方向におけるレンズ間の間隔を調整するための印刷パターンを形成した
    ことを特徴とする撮像ユニット。
  10. 前記印刷パターンが形成されたレンズを、光線が透過されるレンズ部と該レンズ部の外周部から張り出されたフランジ部とによって構成した
    ことを特徴とする請求項9に記載の撮像ユニット。
  11. 前記レンズ部の一部に前記印刷パターンを形成し、
    前記フランジ部の少なくとも一部に前記印刷パターンを形成した
    ことを特徴とする請求項10に記載の撮像ユニット。
  12. 前記印刷パターンを紫外線硬化型のインクによって形成した
    ことを特徴とする請求項9に記載の撮像ユニット。
  13. 前記印刷パターンを前記レンズ保持体と前記印刷パターンが形成されたレンズとを接着する接着剤として用いた
    ことを特徴とする請求項9に記載の撮像ユニット。
  14. 前記レンズ保持体における前記レンズの外周に隣接する部分に、前記接着剤として用いられる前記印刷パターンを貯留する貯留用凹部を形成した
    ことを特徴とする請求項13に記載の撮像ユニット。
  15. 前記レンズ保持体として複数のレンズホルダーを用い、
    前記印刷パターンが形成された前記レンズを第1のレンズホルダーと第2のレンズホルダーによって光軸方向から挟持して保持し、
    前記第2のレンズホルダーによって所定のレンズを保持し、
    前記第1のレンズホルダーと前記第2のレンズホルダーの間に、前記第2のレンズホルダーの前記光軸方向に対する傾きを許容する空間を形成した
    ことを特徴とする請求項9に記載の撮像ユニット。
  16. 前記レンズに形成された前記印刷パターンの厚みによって前記第2のレンズホルダーの前記第1のレンズホルダーに対する傾きを設定し、
    前記第2のレンズホルダーに保持された所定のレンズの前記光軸に対する傾き調整を行うようにした
    ことを特徴とする請求項15に記載の撮像ユニット。
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