JP2007094103A - 複眼撮像装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】複眼撮像装置において、絞り部材を光学レンズと一体的に形成することによって、絞り部材分の厚みを実質的に省略し、装置全体をより薄型化する。
【解決手段】複数の光学レンズ2が一体的に形成された光学レンズアレイ3と、複数の光学レンズ2によって形成される複数の像を撮像する受光素子アレイ4と、各光学レンズ2から出射する光が互いに干渉しないように光学レンズアレイ3と受光素子アレイ4との間の空間を光軸Lに直交する面上において区画する遮光ブロック5と、近赤外線光を除去する光学フィルタ6とを備える複眼撮像装置1において、光学レンズ2の表面に円形開口部7を除いて黒色の印刷8が施され、これによって実質的な絞り部材9が形成される。
【選択図】図1
【解決手段】複数の光学レンズ2が一体的に形成された光学レンズアレイ3と、複数の光学レンズ2によって形成される複数の像を撮像する受光素子アレイ4と、各光学レンズ2から出射する光が互いに干渉しないように光学レンズアレイ3と受光素子アレイ4との間の空間を光軸Lに直交する面上において区画する遮光ブロック5と、近赤外線光を除去する光学フィルタ6とを備える複眼撮像装置1において、光学レンズ2の表面に円形開口部7を除いて黒色の印刷8が施され、これによって実質的な絞り部材9が形成される。
【選択図】図1
Description
本発明は、撮像のための光学系を複数の微小な光学系により構成することによって焦点距離を短縮し薄型化を図ることができる複眼撮像装置に関する。
携帯電話やパソコン等に組み込む薄型のカメラモジュールとして複眼撮像装置が開発されている。複眼撮像装置は、複数の光学レンズが集積された光学レンズアレイと、光学レンズアレイの各光学レンズによって形成される複数の像を撮像する受光素子アレイと、受光素子アレイによって撮像された複数の画像から各画像の視差情報を利用して1つの画像を再構成する画像再構成回路とから主に構成される。
また、光学レンズアレイと受光素子アレイとの間には、複数の光学レンズから受光素子アレイへと出射される光が互いに干渉しないように区画する遮光ブロックが設けられ、光学レンズには不要な外光の入射を遮断するための絞りが付設される。
一方、プリンタやスキャナ等の読取装置には、微小な光学レンズが平板上に規則的に配置されたマイクロレンズアレイが備えられ、このマイクロレンズアレイにおける光学レンズ間の迷光を防止するために、光学レンズ間の溝部に光吸収性膜や反射膜を形成する技術が知られている(例えば、特許文献1乃至特許文献3参照)。
また、マイクロレンズアレイの光が出射する側の面にピンホールを有する遮光性の膜を形成し、そのピンホールから光を出射させることによって画像のコントラストを改善する技術が知られている(例えば、特許文献4参照)。
特開2003−202411号公報
特開2001−330709号公報
特開2003−227903号公報
特開2004−70102号公報
従来の複眼撮像装置の具体的な構造の例について、図6を参照して説明する。複眼撮像装置101は、光軸Lが互いに平行である複数の光学レンズ102が1枚の板上に一体的に集積して形成された光学レンズアレイ103と、光学レンズアレイ103の上方に配置され、各光学レンズ102への不要な外光の入射を遮断するための板状の絞り部材104と、光学レンズアレイ103の下方に配置され、複数の光学レンズ102によってそれぞれ形成される複数の像を撮像する受光素子アレイ105と、光学レンズアレイ103と受光素子アレイ105との間に配置され、各光学レンズ102から出射する光が互いに干渉しないように光学レンズアレイ103と受光素子アレイ105との間の空間を光軸に直交する面上において区画する遮光ブロック106と、遮光ブロック106の下面に固定された光学フィルタ107とを備えている。
受光素子アレイ105は、CCD(Charge Coupled Device)等の半導体基板からなり、表面に多数の受光素子(不図示)を有している。半導体基板の延長上には、受光素子アレイ105上に結像した複数の像を電気的に処理して1つの画像を再構成する電子回路が搭載されている。光学フィルタ107は近赤外線を除去するためのフィルタである。
複眼撮像装置101は、携帯電話やパソコン等に組み込むために可能な限り薄型に構成されることが望ましいが、光学レンズ102の光軸Lに沿って配置される絞り部材104、光学レンズ102、遮光ブロック106、光学フィルタ107及び受光素子アレイ105は、いずれも必須の要素であって省略することができない。光学レンズアレイ103と受光素子アレイ105との間隔は、光学レンズ102の焦点距離によって決定されるので、容易には短縮することができない。また、絞り部材104は、板状材で構成されるので、0.3mm程度の厚みを有している。
そこで、本発明は、複眼撮像装置において、絞り部材を光学レンズに一体的に形成することによって、絞り部材分の厚みを実質的に省略でき、装置全体をより薄型化することができる複眼撮像装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、複数の光学レンズが一体的に形成された光学レンズアレイと、前記光学レンズへの不要な外光入射を遮断するための絞り部材と、前記光学レンズアレイから所定距離隔てて配置され、前記複数の光学レンズによりそれぞれ形成される複数の像を撮像する受光素子アレイと、前記光学レンズアレイと前記受光素子アレイとの間に配置され、前記複数の光学レンズのうちの各光学レンズから出射する光が互いに干渉しないように前記光学レンズアレイと前記受光素子アレイとの間の空間を前記光学レンズの光軸に直交する面上において区画する遮光ブロックと、前記複数の光学レンズから出射する光から赤外線に近い波長成分の光を除去する光学フィルタと、前記受光素子アレイにより撮像された複数の画像から、各画像の視差情報を利用して1つの画像を再構成する画像再構成手段とを備える複眼撮像装置において、前記絞り部材が前記光学レンズの表面に施された印刷によって形成されることを特徴とする。
請求項2の発明は、複数の光学レンズが一体的に形成された光学レンズアレイと、前記光学レンズへの不要な外光入射を遮断するための絞り部材と、前記光学レンズアレイから所定距離隔てて配置され、前記複数の光学レンズによりそれぞれ形成される複数の像を撮像する受光素子アレイと、前記光学レンズアレイと前記受光素子アレイとの間に配置され、前記複数の光学レンズのうちの各光学レンズから出射する光が互いに干渉しないように前記光学レンズアレイと前記受光素子アレイとの間の空間を前記光学レンズの光軸に直交する面上において区画する遮光ブロックと、前記複数の光学レンズから出射する光から赤外線に近い波長成分の光を除去する光学フィルタとを備える複眼撮像装置において、前記絞り部材が、前記光学レンズの表面に貼付されたシール材によって形成されることを特徴とする。
請求項3の発明は、複数の光学レンズが一体的に形成された光学レンズアレイと、前記光学レンズへの不要な外光入射を遮断するための絞り部材と、前記光学レンズアレイから所定距離隔てて配置され、前記複数の光学レンズによりそれぞれ形成される複数の像を撮像する受光素子アレイと、前記光学レンズアレイと前記受光素子アレイとの間に配置され、前記複数の光学レンズのうちの各光学レンズから出射する光が互いに干渉しないように前記光学レンズアレイと前記受光素子アレイとの間の空間を前記光学レンズの光軸に直交する面上において区画する遮光ブロックと、前記複数の光学レンズから出射する光から赤外線に近い波長成分の光を除去する光学フィルタとを備える複眼撮像装置において、前記光学レンズが、透明樹脂材料と着色樹脂材料の2種の樹脂材料によって成型され、前記光学レンズの表面側に層状に配置される着色樹脂材料によって前記絞り部材が形成されることを特徴とする。
請求項4の発明は、複数の光学レンズが一体的に形成された光学レンズアレイと、前記光学レンズへの不要な外光入射を遮断するための絞り部材と、前記光学レンズアレイから所定距離隔てて配置され、前記複数の光学レンズによりそれぞれ形成される複数の像を撮像する受光素子アレイとを備える複眼撮像装置において、前記絞り部材が前記光学レンズと一体的に形成されることを特徴とする。
本発明によれば、複眼撮像装置において、絞り部材分の厚みを実質的に省略でき、装置全体をより薄型化することができる。
(第1実施形態)
本発明を実施するための第1の実施形態について図面を参照して説明する。本実施形態の複眼撮像装置1は、図1及び図2に示されるように、光軸Lが互いに平行である3行4列の12個の光学レンズ2が1枚の板上に一体的に形成された光学レンズアレイ3と、光学レンズアレイ3の下方に配置され、各光学レンズ2によってそれぞれ形成される12個の像を撮像する受光素子アレイ4と、光学レンズアレイ3と受光素子アレイ4との間に配置され、各光学レンズ2から出射する光が互いに干渉しないように光学レンズアレイ3と受光素子アレイ4との間の空間を光軸Lに直交する面上において区画する遮光ブロック5と、遮光ブロック5の下面に固定された光学フィルタ6とを備えている。
本発明を実施するための第1の実施形態について図面を参照して説明する。本実施形態の複眼撮像装置1は、図1及び図2に示されるように、光軸Lが互いに平行である3行4列の12個の光学レンズ2が1枚の板上に一体的に形成された光学レンズアレイ3と、光学レンズアレイ3の下方に配置され、各光学レンズ2によってそれぞれ形成される12個の像を撮像する受光素子アレイ4と、光学レンズアレイ3と受光素子アレイ4との間に配置され、各光学レンズ2から出射する光が互いに干渉しないように光学レンズアレイ3と受光素子アレイ4との間の空間を光軸Lに直交する面上において区画する遮光ブロック5と、遮光ブロック5の下面に固定された光学フィルタ6とを備えている。
遮光ブロック5と光学フィルタ6と受光素子アレイ4は、図2に示されるように、それぞれ長方形の板状に形成され、平面視において重なり合うように配置される。受光素子アレイ4は、CCD(Charge Coupled Device)等の半導体基板から構成され、表面に多数の受光素子(不図示)を有する。遮光ブロック5は、平面視において受光素子アレイ4よりも少し小さな直方形のブロックであり、光学レンズアレイ3の各光学レンズ2に臨む円形の開口5aを有している。光学フィルタ6は近赤外線をカットするためのフィルタである。なお、光学フィルタ6は、NDフィルタやスペクトル選択フィルタであってもよい。
そして、本実施形態では、板状の絞り部材を有さず、光学レンズ2の表面に印刷によって絞り部材が形成されている。すなわち、例えば、各光学レンズの表面に対して、インクジェットプリンタ等のプリンタによって、中央の円形開口部7を除き黒色のインク(印刷)8が付着されて実質的な絞り部材9が形成される。この絞り部材9によって、各光学レンズ2への不要な外光の入射が遮断される。
従って、被写体からの光は、絞り部材9によって一定の光量に規制されて光学レンズアレイ3の各光学レンズ2に入射し、各光学レンズ2から出射する光は、遮光ブロック5の隔壁5bによって、互いの干渉を生じることなく光学フィルタ6を介して受光素子アレイ4上に到達して、遮光ブロック5の開口5aに応じた円形の像(個眼画像)Acを、受光素子アレイ4上に形成する。上記光学レンズアレイ3、遮光ブロック5、光学フィルタ6及び受光素子アレイ4から構成される部分を光学系モジュールと称する。
受光素子アレイ4上に形成された12個の個眼画像Acは、それぞれ電気信号に変換されて受光素子アレイ4から出力され、受光素子アレイ4を構成する同一の半導体基板上に備えられたマイクロプロセッサか、又は受光素子アレイ4にインタフェースを介して外部接続されたパソコン等のマイクロプロセッサに入力され、そのマイクロプロセッサにより液晶モニタ等の表示器に表示される1つの画像に再構成される。
図3に受光素子アレイ4とマイクロプロセッサ11と液晶モニタ12の電気的ブロック構成の例を示す。受光素子アレイ4とマイクロプロセッサ11は、バス13によって接続される。マイクロプロセッサ11は、受光素子アレイ4から入力される各個眼画像Acに関する信号を、ROM14に格納された所定の処理プログラムに基づいて処理して、インタフェース15を介して液晶モニタ12へ再構成された1つの画像Arとして出力する。マイクロプロセッサ11は、上記処理プログラムに基づく処理を実行する際の種々の演算結果をRAM16に一時記憶させる。
マイクロプロセッサ11による個眼画像Acに関する信号の処理は、12個の円形の個眼画像Acから各個眼画像に内接する正方形の画像Asを切出す処理と、切出した12個の正方形の画像Asから各画像の視差情報を利用して1つの画像Arを再構成する処理から構成され、本実施形態では、両処理共にマイクロプロセッサ11によって実行される。上記各処理は、個別に設けたマイクロプロセッサ又はICによって個別に実行させるようにしてもよい。複数の画像の視差情報を利用して1つの画像を再構成する処理は公知の技術である。
以上のように、本実施形態の複眼撮像装置1によれば、光学レンズ2の表面の印刷8によって実質的に絞り部材9が形成されるので、従来の複眼撮像装置に用いられていた板状の絞り部材が省略され、光学系モジュールの光軸L方向の厚みを薄く形成できる。
(第2実施形態)
次に、第2の実施形態について、図4を参照して説明する。第2の実施形態では、光学レンズ2の表面にシール材21を貼付することによって絞り部材22が形成される。その他の構成は、第1の実施形態と同一であるので説明を省略する。具体的には、光学レンズ2の表面に、円形開口部23を有するシール材21が接着剤又は両面接着テープ24によって貼付される。シール材21には、例えば、PET(Polyethylene Terephthalate)に黒色のカーボンを混合して製造した厚さが20μm前後のものを用いる。この場合、シール材21と接着剤又は両面接着テープ24の合計の厚さが40μm前後になる。
次に、第2の実施形態について、図4を参照して説明する。第2の実施形態では、光学レンズ2の表面にシール材21を貼付することによって絞り部材22が形成される。その他の構成は、第1の実施形態と同一であるので説明を省略する。具体的には、光学レンズ2の表面に、円形開口部23を有するシール材21が接着剤又は両面接着テープ24によって貼付される。シール材21には、例えば、PET(Polyethylene Terephthalate)に黒色のカーボンを混合して製造した厚さが20μm前後のものを用いる。この場合、シール材21と接着剤又は両面接着テープ24の合計の厚さが40μm前後になる。
従って、この第2の実施形態によれば、光学レンズ2の表面のシール材21によって実質的に絞り部材22が形成されるので、従来の複眼撮像装置に用いられていた板状の絞り部材が省略され、光学系モジュールの光軸L方向の厚みを薄く形成できる。
第2の実施形態では、シール材21によって絞り部材22を形成するので、第1の実施形態における印刷8による場合に比べて、印刷むら等による遮光むらが生じる可能性が低い。
(第3実施形態)
次に、第3の実施形態について、図5を参照して説明する。第3の実施形態は、光学レンズ2自体が、透明樹脂材料と着色樹脂材料の2種類の材料によって成型され、光学レンズ2の表面側に層状に配置される着色樹脂材料31によって絞り部材32が形成される。その他の構成は、第1の実施形態と同一であるので説明を省略する。具体的には、この第3の実施形態では、光学レンズ2は、その射出成型過程において、円形開口部33を除く表面側全面に黒色の樹脂材料31が使用され、その他の部分に透明な樹脂材料が使用されたものである。
次に、第3の実施形態について、図5を参照して説明する。第3の実施形態は、光学レンズ2自体が、透明樹脂材料と着色樹脂材料の2種類の材料によって成型され、光学レンズ2の表面側に層状に配置される着色樹脂材料31によって絞り部材32が形成される。その他の構成は、第1の実施形態と同一であるので説明を省略する。具体的には、この第3の実施形態では、光学レンズ2は、その射出成型過程において、円形開口部33を除く表面側全面に黒色の樹脂材料31が使用され、その他の部分に透明な樹脂材料が使用されたものである。
従って、この第3の実施形態によれば、光学レンズ2の表面側の黒色の樹脂材料31の層によって実質的に絞り部材32が形成されるので、従来の複眼撮像装置に用いられていた板状の絞り部材が省略され、光学系モジュールの光軸L方向の厚みを薄く形成できる。なお、光学レンズ2は、その裏面側(遮光ブロック5に接する側の面)に黒色の樹脂材料層が配置されたものであってもよく、その場合には、光学レンズ2の裏面側に配置された黒色樹脂材料の層が実質的な絞り部材を形成する。
第3の実施形態では、光学レンズ2の内部に形成した着色樹脂材料31の層によって絞り部材32を形成するので、光学レンズ2の表面上に印刷8又はシール材21を施す第1、第2の実施形態に比べて、複眼撮像装置をさらに薄型化することが可能になる。
以上のように、本発明に係る複眼撮像装置1によれば、被写体からの光を受けて複数の像Acを形成する、光学レンズアレイ3、遮光ブロック5、光学フィルタ6及び受光素子アレイ4から構成される光学系モジュールの光軸L方向の厚みを、板状の絞り部材を有さない分だけ薄く形成できる。従って、携帯電話やパソコン等に組み込む場合に、携帯電話やパソコン側の組み込みスペースをより小さく設計することができる。また、板状の絞り部材を用いて光学系モジュールを構成する場合に必要な板状絞り部材と光学レンズアレイとの位置合わせ作業(光軸を合わせる作業)が不要である。
1 複眼撮像装置
2 光学レンズ
3 光学レンズアレイ
4 受光素子アレイ
5 遮光ブロック
6 光学フィルタ
8 黒色インク(印刷)
9 絞り部材
11 マイクロプロセッサ(画像再構成手段)
21 シール材
22 絞り部材
31 黒色樹脂材料(着色樹脂材料)
32 絞り部材
Ac 画像
Ar 再構成画像
L 光軸
2 光学レンズ
3 光学レンズアレイ
4 受光素子アレイ
5 遮光ブロック
6 光学フィルタ
8 黒色インク(印刷)
9 絞り部材
11 マイクロプロセッサ(画像再構成手段)
21 シール材
22 絞り部材
31 黒色樹脂材料(着色樹脂材料)
32 絞り部材
Ac 画像
Ar 再構成画像
L 光軸
Claims (4)
- 複数の光学レンズが一体的に形成された光学レンズアレイと、
前記光学レンズへの不要な外光入射を遮断するための絞り部材と、
前記光学レンズアレイから所定距離隔てて配置され、前記複数の光学レンズによりそれぞれ形成される複数の像を撮像する受光素子アレイと、
前記光学レンズアレイと前記受光素子アレイとの間に配置され、前記複数の光学レンズのうちの各光学レンズから出射する光が互いに干渉しないように前記光学レンズアレイと前記受光素子アレイとの間の空間を前記光学レンズの光軸に直交する面上において区画する遮光ブロックと、
前記複数の光学レンズから出射する光から赤外線に近い波長成分の光を除去する光学フィルタと、
前記受光素子アレイにより撮像された複数の画像から、各画像の視差情報を利用して1つの画像を再構成する画像再構成手段とを備える複眼撮像装置において、
前記絞り部材が前記光学レンズの表面に施された印刷によって形成されることを特徴とする複眼撮像装置。 - 複数の光学レンズが一体的に形成された光学レンズアレイと、
前記光学レンズへの不要な外光入射を遮断するための絞り部材と、
前記光学レンズアレイから所定距離隔てて配置され、前記複数の光学レンズによりそれぞれ形成される複数の像を撮像する受光素子アレイと、
前記光学レンズアレイと前記受光素子アレイとの間に配置され、前記複数の光学レンズのうちの各光学レンズから出射する光が互いに干渉しないように前記光学レンズアレイと前記受光素子アレイとの間の空間を前記光学レンズの光軸に直交する面上において区画する遮光ブロックと、
前記複数の光学レンズから出射する光から赤外線に近い波長成分の光を除去する光学フィルタとを備える複眼撮像装置において、
前記絞り部材が、前記光学レンズの表面に貼付されたシール材によって形成されることを特徴とする複眼撮像装置。 - 複数の光学レンズが一体的に形成された光学レンズアレイと、
前記光学レンズへの不要な外光入射を遮断するための絞り部材と、
前記光学レンズアレイから所定距離隔てて配置され、前記複数の光学レンズによりそれぞれ形成される複数の像を撮像する受光素子アレイと、
前記光学レンズアレイと前記受光素子アレイとの間に配置され、前記複数の光学レンズのうちの各光学レンズから出射する光が互いに干渉しないように前記光学レンズアレイと前記受光素子アレイとの間の空間を前記光学レンズの光軸に直交する面上において区画する遮光ブロックと、
前記複数の光学レンズから出射する光から赤外線に近い波長成分の光を除去する光学フィルタとを備える複眼撮像装置において、
前記光学レンズが、透明樹脂材料と着色樹脂材料の2種の樹脂材料によって成型され、前記光学レンズの表面側に層状に配置される着色樹脂材料によって前記絞り部材が形成されることを特徴とする複眼撮像装置。 - 複数の光学レンズが一体的に形成された光学レンズアレイと、
前記光学レンズへの不要な外光入射を遮断するための絞り部材と、
前記光学レンズアレイから所定距離隔てて配置され、前記複数の光学レンズによりそれぞれ形成される複数の像を撮像する受光素子アレイとを備える複眼撮像装置において、
前記絞り部材が前記光学レンズと一体的に形成されることを特徴とする複眼撮像装置。
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- 2005-09-29 JP JP2005284506A patent/JP2007094103A/ja active Pending
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