JP2009122513A - 電子写真感光体及び画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】導電性材料からなる導電性支持体上に、電荷発生物質と電荷輸送物質とを含有する単層型感光層、または電荷発生物質を含有する電荷発生層と電荷輸送物質を含有する電荷輸送層とがこの順で積層された積層型感光層が積層されてなる電子写真感光体であって、前記単層型感光層または前記積層型感光層の電荷輸送層が、特定のアミン化合物を含有することを特徴とする電子写真感光体により、上記の課題を解決する。
【選択図】なし
Description
無機感光体は、感光体としての基礎特性をある程度は備えているが、感光層の成膜が困難で、可塑性が悪く、製造原価が高いなどの欠点を有する。その上、無機光導電性材料は一般に毒性が強く、製造上および取扱い上、大きな制約がある。
有機光導電性材料は、近年、幅広く研究開発され、感光体などの静電記録素子に利用されるだけでなく、センサ素子、有機エレクトロルミネセント(Electro Luminescent;略称EL)素子などに応用され始めている。
で示されるヒンダードフェノール構造を有するアミン化合物を含む電子写真感光体が提供される。
よって、本発明による感光体を用いることによって、長期間にわたって繰返し使用されても、高品質の画像を形成することができる。
したがって、本発明による画像形成装置では、種々の環境下において、画像欠陥のない高品質の画像を長期間にわたって安定して形成することができる。
で示されるアミン化合物を含有することを特徴とする。
Ar1の置換基を有してもよいアリール基としては、例えばフェニル基、トリル基、キシリル基、メトキシフェニル基、メチルメトキシフェニル基、t−ブチルフェニル基、4−ジエチルアミノフェニル基、4−クロロフェニル基、4−フルオロフェニル基、3,5-t-ブチル-4-ヒドロキシ-フェニル基、ナフチル基、メトキシナフチル基、テトラヒドロナフタニル基、ビフェニル基などが挙げられる。
Ar1の置換基を有してもよいヘテロ原子含有シクロアルキル基としては、例えばテトラヒドロフリル基、テトラヒドロピラニル基、1,3-ジオキソリル基、テトラメチルテトラヒドロフリル基などが挙げられる。
Ar1の置換基を有してもよい1価の複素環残基としては、例えばフリル基、ベンゾフリル基、イソベンゾフリル基、ベンゾチオフェニル基、チアナフチル基などが挙げられる。
R1およびR2の置換基を有してもよいアリール基としては、フェニル基、メトキシフェニル基、4−フルオロフェニル基、ビフェニル基などが挙げられる。
R3のハロゲン原子としては、フッ素原子、塩素原子が挙げられる。
すなわち、一般式(3):
で示されるアミン化合物と、一般式(4)または(5):
で示されるブロモ化合物とを、有機アミン塩基の存在下に加熱することによって、簡便に、収率良く高純度で目的物を製造することができる。
すなわち、アミン化合物(3)とブロモ化合物(4)あるいは(5)とを、例えば、トルエン、キシレンなどの芳香族炭化水素類、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、エチレングリコールジメチルエーテル、1,4−ジオキサンなどの鎖状あるいは環状エーテル類、N,N−ジメチルホルムアミドなどのアミド類、ジメチルスルホキシドなどのスルホキシド類などように、本反応に不活性でかつ反応基質および有機アミン塩基を溶解または分散できるものを特別な制限なく、これらを単独または混合溶媒として使用し、N,N−ジイソプロピルエチルアミン、N,N−ジメチルアミノピリジン、1,4-ジアザビシクロウンデセン等の有機アミン塩基を加え、加熱攪拌を行う。反応終了後、析出物を濾別し、エタノール、メタノール、酢酸エチル等の単独あるいは混合溶剤系において再結晶を行う事により、簡便に、収率良く高純度で目的物を得る事が出来る。
このようにして得られる本発明の一般式(1)および(2)のアミン化合物の具体例を、以下の表1に例示する。
図1〜図8は、本発明の感光体における要部の構成を示す模式断面図である。
図1〜4は、感光層が一層からなる単層型感光層である単層型感光体の要部の構成を示す模式断面図である。
図2の感光体12は、導電性支持体1の表面に単層型感光層2と表面保護層5とがこの順で形成されている。
導電性支持体の構成材料は、当該分野で用いられる材料であれば特に限定されない。
具体的には、アルミニウム、アルミニウム合金、銅、亜鉛、ステンレス鋼、チタンなどの金属材料、ポリエチレンテレフタレート、ポリアミド、ポリエステル、ポリオキシメチレン、ポリスチレンなどの高分子材料、硬質紙、ガラスなどからなる基体表面に金属箔をラミネートしたもの、金属材料を蒸着したもの、導電性高分子、酸化スズ、酸化インジウムなどの導電性化合物の層を蒸着もしくは塗布したものなどが挙げられる。
導電性支持体1の表面には、必要に応じて、画質に影響のない範囲内で、陽極酸化皮膜処理、薬品、熱水などによる表面処理、着色処理、表面を粗面化するなどの乱反射処理を施されていてもよい。
単層型感光層は、電荷発生物質と電荷輸送物質と本発明のアミン化合物とバインダ樹脂とを含有する。
電荷発生物質は、光を吸収することにより電荷を発生する能力を有する。
具体的には、アゾ系顔料(モノアゾ系顔料、ビスアゾ系顔料、トリスアゾ系顔料など)、インジゴ系顔料(インジゴ、チオインジゴなど)、ペリレン系顔料(ペリレンイミド、ペリレン酸無水物など)、多環キノン系顔料(アントラキノン、ピレンキノンなど)、フタロシアニン系顔料(金属フタロシアニン、X型無金属フタロシアニンなど)、スクアリリウム色素、ピリリウム塩類、チオピリリウム塩類、トリフェニルメタン系色素などの有機顔料または染料、さらにセレン、非晶質シリコンなどの無機材料などが挙げられる。これらの電荷発生物質は1種を単独でまたは2種以上を組み合せて使用することができる。
このような増感染料としては、例えばメチルバイオレット、クリスタルバイオレット、ナイトブルーおよびビクトリアブルーなどに代表されるトリフェニルメタン系染料;エリスロシン、ローダミンB、ローダミン3R、アクリジンオレンジおよびフラペオシンなどに代表されるアクリジン染料;メチレンブルーおよびメチレングリーンなどに代表されるチアジン染料;カプリブルーおよびメルドラブルーなどに代表されるオキサジン染料;シアニン染料;スチリル染料;ピリリウム塩染料およびチオピリリウム塩染料などが挙げられる。
ホール輸送物質としては、当該分野で用いられる化合物を使用できる。
具体的には、ベンゾキノン誘導体、テトラシアノエチレン誘導体、テトラシアノキノジメタン誘導体、フルオレノン誘導体、キサントン誘導体、フェナントラキノン誘導体、無水フタール酸誘導体、ジフェノキノン誘導体などが挙げられる。これらの電荷輸送物質は1種を単独でまたは2種以上を組み合せて使用することができる。
予備粉砕は、例えば、ボールミル、サンドミル、アトライタ、振動ミル、超音波分散機などの一般的な粉砕機を用いて行うことができる。
単層型感光層の膜厚は特に限定されないが、5〜100μmが好ましく、10〜50μmが特に好ましい。単層型感光層の膜厚が5μm未満では、感光体表面の帯電保持能が低下するおそれがあり、逆に単層型感光層の膜厚が100μmを超えると、感光体の生産性が低下するおそれがある。
積層型感光層は、電荷発生層3と電荷輸送層4とからなる。
電荷発生層3は、電荷発生物質とバインダ樹脂とを含有する。
電荷発生物質は、単層型感光層に含まれるものと同様の電荷発生物質の1種または2種以上を使用できる。
バインダ樹脂は、単層型感光層に含まれるものと同様のバインダ樹脂の1種または2種以上を使用できる。
有機溶剤は、単層型感光層の形成用塗布液の調製に用いられるものと同様の溶剤の1種または2種以上を使用できる。
電荷輸送層4は、電荷輸送物質と本発明のアミン化合物とバインダ樹脂とを含有する。
本発明のアミン化合物は、単層型感光層に含まれるものと同様のアミン化合物の1種または2種以上を使用できる。
電荷輸送物質は、単層型感光層に含まれるものと同様の電荷輸送物質の1種または2種以上を使用できる。
電荷輸送物質と本発明のアミン化合物との使用割合は、単層型感光層と同様である。
電荷輸送物質とバインダ樹脂との使用割合は、単層型感光層と同様である。
電荷輸送層は、前記3種の必須成分のほかに、必要に応じて、単層型感光層に含まれるものと同様の酸化防止剤などの添加剤を含むことができる。
電荷輸送層4の膜厚は特に限定されないが、5〜50μmが好ましく、10〜40μmが特に好ましい。電荷輸送層の膜厚が5μm未満では、感光体表面の帯電保持能が低下するおそれがあり、逆に電荷輸送層の膜厚が50μmを超えると、感光体の解像度が低下するおそれがある。
表面保護層5は、感光体の耐久性を向上させる機能を有し、電荷輸送物質とバインダ樹脂とを含有する。
バインダ樹脂は、単層型感光層に含まれるものと同様のバインダ樹脂の1種または2種以上を使用できる。
有機溶剤は、単層型感光層の形成用塗布液の調製に用いられるものと同様の溶剤の1種または2種以上を使用できる。
本発明の感光体は、導電性支持体と単層型感光層または積層型感光層との間に中間層を有するのが好ましい。
中間層は、導電性支持体から単層型感光層または積層型感光層への電荷の注入を防止する機能を有する。すなわち、単層型感光層または積層型感光層の帯電性の低下が抑制され、露光によって消去されるべき部分以外の表面電荷の減少が抑えられ、かぶりなどの画像欠陥の発生が防止される。特に、反転現像プロセスによる画像形成の際に、白地部分にトナーからなる微小な黒点が形成される黒ポチと呼ばれる画像かぶりが発生するのが防止される。
また、中間層形成用塗布液は、金属酸化物粒子を含んでいてもよい。
中間層形成用塗布液における樹脂材料と金属酸化物粒子との合計含有量をC、溶剤の含有量をDとするとき、両者の容量比率(C/D)は、1/99〜40/60(重量比率=0.01〜0.67)が好ましく、2/98〜30/70(重量比率=0.02〜0.43)が特に好ましい。
図9は、本発明の画像形成装置の構成を示す模式側面図である。
したがって、本発明の画像形成装置においては、帯電手段は接触帯電であるのが好ましい。
(化学構造)
分子量測定装置:LC−MS(サーモクエスト社製、
フィネガン LCQ Deca マススペクトロメーターシステム)
LCカラム GL-Sciences Inertsil ODS-3 2.1×100mm
カラム温度 40℃
溶離液 メタノール:水=90:10
サンプル注入量 5μl
検出器 UV254nmおよびMS ESI
元素分析装置:パーキン エールマー社製、Elemental Analysis 2400
サンプル量: 約2mgを精秤
ガス流量(ml/分):He=1.5、O2=1.1、N2=4.3
燃焼管温度設定:925℃
還元管温度設定:640℃
なお、元素分析は、差動熱伝導度法による炭素(C)、水素(H)および窒素(N)同時定量法に分析した。
無水1,4-ジオキサン150ml中にベンジルアミン1.07g(1.0当量)とスミライザーBHT(住友化学社製)をNBS(N-ブロモスクシンイミド)を用いて定法によりブロモ化した下記構造式(6)のブロモ体6.28g(2.1当量)を加え、アイスバスにて氷冷下に冷却する。この溶液中に、N, N-ジイソプロピルエチルアミン2.84g(2.2当量)を徐々に加える。その後、徐々に加熱して反応温度を100〜110℃まで上げ、100〜110℃を保つように加熱しながら4時間撹拌した。反応終了後、この反応溶液を放冷し、生じた沈殿を濾取し、充分に水洗し、乾燥した後、エタノールと酢酸エチルとの混合溶剤(エタノール:酢酸エチル=8:2〜7:3)で再結晶を行うことによって、白色粉末状化合物4.6gを得た。
LC−MSによる、メインピークのマススペクトル例示化合物No.1(分子量の計算値:543.41)に分子イオン[M]+に相当するピークが543.7に観測された。また、本マススペクトル、MS/MSスペクトルより、下記解裂に伴うイオンピークMW=528、486、452、324、219も観察された。
理論値 C:81.72%、H:9.82%、N:2.58%
実測値 C:81.51%、H:9.68%、N:2.72%
以上、LC−MSおよび元素分析等の分析結果から、得られた白色粉末状化合物が、例示化合物No.1のアミン化合物であることがわかった(収率:85%)。また、LC−MS測定時のHPLCの分析結果から、得られた例示化合物(No.1)の純度は99.3%であった。
例示化合物No.2、8、19、21および28の合成
製造例1において、アミン化合物およびアルデヒド化合物として以下の表2に示す各原料化合物を用いて全く同様の操作を行ない、例示化合物No.2、8、19、21および28をそれぞれ製造した。なお、以下の表2には、例示化合物No.1の原料化合物も併せて示す。
以下のようにして、製造例1で製造した本発明によるアミン化合物である例示化合物No.1を電荷輸送層に含有させた感光体を作製した。
酸化チタン(商品名:タイベークTTO55A、石原産業株式会社製)7重量部および共重合ナイロン樹脂(商品名:アミランCM8000、東レ株式会社製)13重量部を、メチルアルコール159重量部と1,3−ジオキソラン106重量部との混合溶剤に加え、ペイントシェーカにて8時間分散処理し、中間層形成用塗布液100gを調製した。この中間層形成用塗布液を、塗工槽に満たし、この塗工層に直径30mm、長手方向の長さ340mmのアルミニウム製円筒状導電性支持体を浸漬した後引上げ、乾燥して厚1.0μmの中間層を導電性支持体上に形成した。
本発明によるアミン化合物である例示化合物No.1に代えて例示化合物8、19および28を用いたこと以外は実施例1と同様にして導電性支持体に中間層、電荷発生層および電荷輸送層が順次積層された積層構造を有する本発明による積層型感光体を作製した。
電荷輸送物質として下記構造式(7)で示される化合物を用いたこと以外は実施例1と同様にして導電性支持体に中間層、電荷発生層および電荷輸送層が順次積層された積層構造を有する本発明による積層型感光体を作製した。
例示化合物No.1のアミン化合物0.1重量部を用いたこと以外は実施例1と同様にして導電性支持体に中間層、電荷発生層および電荷輸送層が順次積層された積層構造を有する本発明による積層型感光体を作製した。
例示化合物No.1のアミン化合物20重量部を用いたこと以外は実施例1と同様にして導電性支持体に中間層、電荷発生層および電荷輸送層が順次積層された積層構造を有する本発明による積層型感光体を作製した。
本発明によるアミン化合物を用いないこと以外は実施例1と同様にして、積層型感光体を作製した。
本発明によるアミン化合物を用いないこと以外は実施例5と同様にして、積層型感光体を作製した。
本発明によるアミン化合物の代りにトリベンジルアミン(特開平3−172852号公報記載化合物)を用いたこと以外は実施例1と同様にして、積層型感光体を作製した。
本発明によるアミン化合物の代りにスミライザーBHT(住友化学社製)を用いたこと以外は実施例1と同様にして、積層型感光体を作製した。
本発明によるアミン化合物の代りにイルガノックス245(日本チバガイギー社製)を用いたこと以外は実施例1と同様にして、積層型感光体を作製した。
本発明によるアミン化合物の代りにスミライザーBHT(住友化学社製)を20重量部用いたこと以外は実施例1と同様にして、積層型感光体を作製した。
以上のようにして作製した実施例1〜7および比較例1〜6の各感光体について、以下のようにして(a)耐オゾンガス性および(b)電気特性の安定性を評価し、さらに(c)感光体性能の総合判定を行なった。
〔評価装置による評価〕
実施例1〜7および比較例1〜6の各評価装置評価用感光体(電荷輸送層の層厚:15μm)を試験用複写機にそれぞれ搭載し、温度25℃、相対湿度50%の常温/常湿(N/N:Normal Temperature/Normal Humidity)環境下において、帯電直後の感光体の表面電位V1(V)および帯電から3秒間経過後の感光体の表面電位V2(V)を測定した。試験用複写機には、感光体の帯電手段としてコロナ放電帯電器を備える市販の複写機AR−F330(商品名、シャープ株式会社製)の内部に、画像形成過程における感光体の表面電位を測定できるように表面電位計(商品名:CATE751、ジェンテック社製)を設けたものを用いた。測定された帯電直後の表面電位V1(V)および帯電から3秒間経過後の表面電位V2(V)を下記式(I)に代入し、電荷保持率DD(%)を算出し、これを初期電荷保持率DD0とした。
実施例1〜7および比較例1〜6の各実機評価用感光体(電荷輸送層の層厚:28μm)を、感光体の帯電手段としてコロナ放電帯電器を備える市販の複写機AR−F330(商品名、シャープ株式会社製)にそれぞれ搭載し、温度25℃、相対湿度50%の常温/常湿(N/N)環境下において、所定のパターンのテスト画像を記録用紙5万枚に実写させた。5万枚の実写が終了した時点から1時間複写機の動作を停止させた後、記録用紙にハーフトーン画像を複写させ、これを第1評価用画像とした。次いで、再び温度25℃、相対湿度50%のN/N環境下において所定のパターンのテスト画像を記録用紙5万枚に実写させ、5万枚の実写が終了した時点から1時間複写機の動作を停止させた後、記録用紙にハーフトーン画像を複写させ、これを第2評価用画像とした。
○:良(第1評価用画像および第2評価用画像のいずれか一方または両方に若干の画像欠陥が発生しているけれども、無視できる程度である)
△:可(第1評価用画像および第2評価用画像のいずれか一方または両方に若干の画像欠陥が発生しているけれども、実使用上問題がない程度である)
×:不可(第1評価用画像および第2評価用画像のいずれか一方または両方に多数の画像欠陥が発生し、実使用不可)
◎:優良(ΔDDが3.0%未満かつ画質が優(◎))
○:良好(ΔDDが3.0%以上7.0%未満かつ画質が優(◎)、またはΔDDが7.0%未満かつ画質が良(○))
△:実使用上問題なし(ΔDDが7.0%未満かつ画質が可(△))
×:不良(ΔDDが7.0%以上、または画質が不可(×))
実施例1〜7および比較例1〜6の各実機評価用感光体(電荷輸送層の層厚:28μm)を試験用複写機にそれぞれ搭載し、温度5℃、相対湿度20%の低温/低湿(L/L:Low Temperature/Low Humidity)環境下および温度35℃、相対湿度85%の高温/高湿(H/H:High Temperature/High Humidity)環境下のそれぞれの環境下において、以下のようにして電気特性の安定性を評価した。試験用複写機には、感光体の帯電手段としてコロナ放電帯電器を備える市販の複写機AR−F330(商品名、シャープ株式会社製)の内部に、画像形成過程における感光体の表面電位を測定できるように表面電位計(商品名:CATE751、ジェンテック社製)を設けたものを用いた。なお、複写機AR−F330は、感光体表面を負に帯電して電子写真プロセスを行なう負帯電型の画像形成装置である。
◎:優良(ΔV0が35V以下かつΔVrが55V以下)
○:良好(ΔV0が35V以下かつΔVrが55Vを超え80V以下、またはΔV0が35Vを超え75V以下かつΔVrが55V以下)
△:実使用上問題なし。ΔV0が35Vを超え75V以下かつΔVrが55Vを超え80V以下)
×:不良(ΔV0が75Vを超える、またはΔVrが80Vを超える)
◎:優良(ΔV0が15V以下かつVrが50V以下かつΔVrが105V以下)
○:良好(ΔV0が15V以下かつVrが50V以下かつΔVrが105Vを超え125V以下、またはΔV0が15Vを超え30V以下かつVrが50V以下かつΔVrが105V以下)
△:実使用上問題なし(ΔV0が15Vを超え30V以下かつVrが50Vを超え70V以下かつΔVrが105Vを超え125V以下)
×:不良(ΔV0が30Vを超える、Vrが70Vを超える、またはΔVrが125Vを超える)
◎:優良(L/L環境下およびH/H環境下がいずれも優良(◎))
○:良好(L/L環境下およびH/H環境下のいずれかが良好(○)かつ他方が優良(◎)または良好(○))
△:実使用上問題なし(L/L環境下およびH/H環境下のいずれかが実使用上問題なし(△)かつ他方が不良(×)でない)
×:不良(L/L環境下およびH/H環境下のいずれか一方または両方が不良(×))
耐オゾンガス性の評価結果と電気特性の安定性の総合評価結果とを合わせて、感光体性能の総合判定を行なった。総合判定の判定基準は以下のようである)
◎:優良(耐オゾンガス性および電気特性の安定性がいずれも優良(◎))
○:良好(耐オゾンガス性および電気特性の安定性のいずれかが良好(○)かつ他方が優良(◎)または良好(○))
△:実使用上問題なし(耐オゾンガス性および電気特性の安定性のいずれかが実使用上問題なし(△)かつ他方が不良(×)でない)
×:不良(耐オゾンガス性および電気特性の安定性のいずれか一方または両方が不良(×))
2 単層型感光層
3 電荷発生層
4 電荷輸送層
5 表面保護層
6 中間層
7 積層型感光層
11〜18、21 感光体
20 画像形成装置
22 回転軸線
23、29 矢符
24 帯電手段(帯電器)
24a 帯電ローラ
24b バイアス電源
25 現像手段(現像器)
25a 現像ローラ
25b ケーシング
26 転写器
27 クリーナ
27a クリーニングブレード
27b 回収用ケーシング
28 露光手段
28a 光
30 転写紙
31 定着器
31a 加熱ローラ
31b 加圧ローラ
Claims (6)
- 導電性材料からなる導電性支持体と、該導電性支持体上に設けられた電荷発生物質及び電荷輸送物質を含有する感光層とを備え、該感光層が、次の一般式(1)または(2):
で示されるヒンダードフェノール構造を有するアミン化合物を含む電子写真感光体。 - 前記感光層が、電荷発生物質を含有する電荷発生層と、電荷輸送物質を含有する電荷輸送層との積層型感光層であるか、または電荷発生物質と電荷輸送物質とを含有する単層型感光層である請求項1に記載の電子写真感光体。
- 前記電荷輸送物質の重量Aと一般式(1)または一般式(2)で示されるアミン化合物の重量Bとの比率A/Bが、100/0.1以上100/20以下である請求項1または2に記載の電子写真感光体。
- 前記導電性支持体と前記感光層との間に、さらに中間層を有する請求項1〜3のいずれか1つに記載の電子写真感光体。
- 請求項1〜4のいずれか1つに記載の電子写真感光体と、
前記電子写真感光体を帯電させる帯電手段と、
帯電された前記電子写真感光体に対して露光を施す露光手段と、
露光によって形成される静電潜像を現像する現像手段と、
を備えることを特徴とする画像形成装置。 - 前記帯電手段が、接触帯電である請求項5に記載の画像形成装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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