JP4610637B2 - 電子写真感光体およびそれを備えた画像形成装置 - Google Patents
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Description
一方、有機光導電性材料は、無機光導電性材料に比べて、感度、耐久性および環境に対する安定性などの点で若干劣るものの、毒性、製造コスト、材料設計の自由度などの観点から、近年ではその開発が進み、広く用いられている。
このような機能分離型感光体は、各々の物質の選択範囲が広く、帯電特性、感光波長域、感度、残留電位、繰り返し特性、耐刷性などの電子写真特性において、最良の物質を組み合わせて、高性能な感光体を提供することができるという利点を有する。
また、有機感光体は、塗工により導電性支持体上に感光層を形成できるため、極めて生産性が高く、安価な感光体を提供できるという利点を有する。
さらに、電荷輸送層にバインダ樹脂を含有させる場合、バインダ樹脂を適宜選択することにより耐摩耗特性に優れた感光体を設計することができる。
このようなデジタル記録方式に対応させる露光光源には、例えば、小型で安価な信頼性の高い半導体レーザや発光ダイオードが多く用いられている。
現在最もよく使用されている半導体レーザの発振波長は780〜800nm付近の近赤外領域にあり、代表的な発光ダイオードの発振波長は740nmである。
これを受けて、レーザを露光光源とする画像形成装置用に、電荷発生物質として、長波長領域の光を吸収して感度を有する有機化合物、特にフタロシアニン顔料含有する電荷発生層を有する積層型感光体が開発されてきた。
記録密度の高い高解像度の画質を達成する手段としては、例えば、レーザビームのスポット径を絞り、書込み密度を高める光学的な方法が挙げられる。そこで、レーザビームのスポット径を絞る方法として、使用するレンズの焦点距離を短くすることが考えられる。しかし、光学系の設計が難しく、800nm付近の近赤外領域に発振波長を持つレーザでは、光学系の操作でビーム径を細くしてもスポット輪郭の鮮明さが得られ難いことがわかった。その原因はレーザ光の回折限界にあり、これは避けられない現象である。
D=1.22λ/NA
この式によれば、スポット径Dはレーザ光の発振波長に比例するので、スポット径Dを小さくするには発振波長の短いレーザを用いればよいことがわかる。
つまり、現在主流の近赤外半導体レーザに代えて、短波長レーザを用いれば、さらなる高解像度の画質が実現できることがわかる。
青紫色レーザのような青色系レーザは、光ディスクの記録密度の向上に大きな期待が寄せられていたが、従来の感光体はその波長域に感度を示さないために、画像形成装置の露光光源としてはほとんど期待されていなかった。
例えば、小幡孝嗣、他4名、「分子シミュレーションを利用したホール輸送材料の物性予測」、シャープ技報、2000年4月、第76号、p.36−40(非特許文献1)には、電荷の1つであるホール(正孔)を輸送するホール輸送材料について開示されている。
前記単層型感光層または前記積層型感光層の電荷輸送層が、電荷輸送物質として一般式(I):
で示されるエナミン化合物を含有し、かつ
露光光源として発振波長390〜500nmの半導体レーザを用いた露光により静電潜像を形成する露光手段を備えた画像形成装置に用いられることを特徴とする感光体が提供される。
前記単層型感光層または前記積層型感光層の電荷輸送層が、電荷輸送物質として一般式(I)で示されるエナミン化合物を含有し、かつ
露光光源として発振波長390〜500nmの半導体レーザを用いた露光により静電潜像を形成する露光手段を備えた画像形成装置に用いられることを特徴とする。
Ar1およびAr2の置換基を有してもよいアリール基としては、例えば炭素数1〜4のアルキル基、炭素数1〜4のアルコキシ基およびハロゲン原子で置換されていてもよいアリール基が挙げられる。
具体的には、フェニル基、m−トリル基、p−トリル基、2,4−キシリル基、p−クメニル基、3−トリフルオロメチルフェニル基、4−メトキシフェニル基、4−フルオロフェニル基、2−メチル−4−メトキシフェニル基、4−ビフェニリル基、1−ナフチル基、2−ナフチル基、ピレニル基などが挙げられ、これらの中でも、フェニル基、p−トリル基、2,4−キシリル基、4−ビフェニリル基が特に好ましい。
具体的には、3−フリル基、2−チエニル基、4−ピリジル基、5−ベンゾフリル基、5−ベンゾチオフェニル基、5−ベンゾチアゾリル基などが挙げられ、これらの中でも、2−チエニル基、4−ピリジル基、5−ベンゾフリル基が特に好ましい。
R1、R2およびR3の置換基を有してもよいアルキル基としては、例えばメチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、トリフルオロメチル基などが挙げられる。
R1およびR2の置換基を有してもよいアルコキシ基としては、例えばメトキシ基、エトキシ基、イソプロポキシ基などが挙げられる。
R1およびR2としては、水素原子、フッ素原子、メチル基、メトキシ基、トリフルオロメチル基が特に好ましい。
R3としては、水素原子、メチル基が特に好ましい。
一般式(II):
で示される2級アミン化合物と、一般式(III):
で示されるジフェニルアセトアルデヒド化合物とを溶剤中で脱水縮合反応に付すことにより、一般式(I)で示されるエナミン化合物を製造することができる。
溶剤の使用量は特に制限されず、反応基質の使用量、反応温度、反応時間などの反応条件に応じて、反応が円滑に進行する量を適宜設定できる。
酸触媒の使用量は、出発原料であるジフェニルアセトアルデヒドおよび2級アミン化合物に対して1/10〜1/1000モル当量、好ましくは1/25〜1/500モル当量、より好ましくは1/50〜1/200モル当量である。
図1〜3は、本発明の感光体の要部の構成を示す模式断面図である。
図1は、感光層が電荷発生層と電荷輸送層とがこの順で積層された積層型感光層(「機能分離型感光層」ともいう)である積層型感光体の要部の構成を示す模式断面図である。
図2は、感光層が電荷輸送層と電荷発生層とがこの順で積層された逆二層型の積層型感光層である積層型感光体の要部の構成を示す模式断面図である。
図3は、感光層が一層からなる単層型感光層である単層型感光体の要部の構成を示す模式断面図である。
図1および2の積層型感光層はいずれであってもよいが、図1の積層型感光層が好ましい。
図2の感光体は、導電性支持体1の表面に、後述する下引き層(中間層)2と、電荷輸送物質を含有する電荷輸送層4と電荷発生物質を含有する電荷発生層3とがこの順で積層された逆二層型の積層型感光層5がこの順で形成されている。
図3の感光体は、導電性支持体1の表面に、後述する下引き層(中間層)2と、電荷発生物質と電荷輸送物質とを含有する単層型感光層5’が形成されている。
導電性基体1は、感光体の電極としての役割を果たすとともに、他の各層の支持部材としても機能する。
導電性支持体の構成材料は、当該分野で用いられる材料であれば特に限定されない。
具体的には、アルミニウム、アルミニウム合金、銅、真鍮、亜鉛、ニッケル、ステンレス鋼、クロム、モリブデン、バナジウム、インジウム、チタン、金、白金などの金属および合金材料:ポリエチレンテレフタレート、ポリアミド、ポリエステル、ポリオキシメチレン、ポリスチレンなどの高分子材料、硬質紙、ガラスなどからなる基体表面に金属箔をラミネートしたもの、金属材料または合金材料を蒸着したもの、導電性高分子、酸化スズ、酸化インジウムなどの導電性化合物の層を蒸着もしくは塗布したものなどが挙げられる。
導電性支持体の表面には、必要に応じて、画質に影響のない範囲内で、陽極酸化皮膜処理、薬品、熱水などによる表面処理、着色処理、表面を粗面化するなどの乱反射処理が施されていてもよい。
積層型感光層5は、電荷発生層3と電荷輸送層4とからなる。このように電荷発生機能と電荷輸送機能とを別々の層に担わせることにより、各層を構成する最適な材料を独立して選択することができる。
以下の説明では、電荷発生層と電荷輸送層とがこの順で積層された積層型感光層(図2)について説明するが、逆二層型の積層型感光層(図3)の場合には積層順が異なるだけで基本的に同様である。
電荷発生層3は、照射された光を吸収することにより電荷を発生する電荷発生能を有する電荷発生物質を主成分とし、任意に公知の添加剤およびバインダ樹脂(結合剤)を含有する。
具体的には、アゾ系顔料(カルバゾール骨格、スチリルスチルベン骨格、トリフェニルアミン骨格、ジベンゾチオフェン骨格、オキサジアゾール骨格、フルオレノン骨格、ビススチルベン骨格、ジスチリルオキサジアゾール骨格またはジスチリルカルバゾール骨格を有する、モノアゾ系顔料、ビスアゾ系顔料、トリスアゾ系顔料など)、ペリレン系顔料(ペリレンイミド、ペリレン酸無水物など)、多環キノン系顔料(キナクリドン、アントラキノン、ピレンキノンなど)、フタロシアニン系顔料(金属フタロシアニン、無金属フタロシアニン、ハロゲン化無金属フタロシアニンなど)、インジゴ系顔料(インジゴ、チオインジゴなど)、スクアリリウム色素、アズレニウム色素、チオピリリウム色素、ピリリウム塩類、トリフェニルメタン系色素などの有機顔料または染料、さらにセレン、非晶質シリコンなどの無機材料などが挙げられる。これらの電荷発生物質は1種を単独でまたは2種以上を組合せて使用することができる。
これらの電荷発生物質の中でも、アゾ系顔料、ぺリレン系顔料、多環キノン系顔料は390〜500nmの波長領域に高感度特性を有することから特に好ましい。
酸化防止剤としては、2,6−ジ−t−ブチル−p−クレゾール(BHT)のようなヒンダードフェノールなどのフェノール系酸化防止剤、ヒンダードアミンなどのアミン系酸化防止剤、ビタミンE、ハイドロキノン、パラフェニレンジアミン、アリールアルカンおよびそれらの誘導体、有機硫黄系化合物、有機燐系化合物などが挙げられ、これらを単独でまたは2種以上を組み合わせて用いることができる。
また、ヒンダードアミンは、酸化性ガスとの反応により着色するものが多いことからその使用は制限される。
本発明における短波長域における着色は、透過率の低下を示し、感度への影響が懸念されることから、その量は少量であることが好ましい。
酸化防止剤の添加量が0.1重量部未満であると、塗布液の安定性の向上および感光体の耐久性の向上に充分な効果が得られないおそれがある。また、酸化防止剤の添加量が40重量部を超えると、感光体特性に悪影響を及ぼすおそれがある。
レベリング剤としては、例えばシリコーン系レベリング剤などが挙げられる。
可塑剤としては、例えばフタル酸エステルなどの二塩基酸エステル、脂肪酸エステル、リン酸エステル、塩素化パラフィンおよびエポキシ型可塑剤などが挙げられる。
乾式法としては、例えば、電荷発生物質を導電性支持体の表面に真空蒸着する方法が挙げられる。
湿式法としては、例えば、電荷発生物質、必要に応じて添加剤およびバインダ樹脂を適当な有機溶剤に溶解または分散して電荷発生層形成用塗布液を調製し、この塗布液を導電性支持体1の表面に、または導電性支持体1上に形成された下引き層2の表面に塗布し、次いで乾燥して有機溶剤を除去する方法が挙げられる。
具体的には、ポリメチルメタクリレート、ポリスチレン、ポリ塩化ビニルなどのビニル系樹脂、ポリカーボネート、ポリエステル、ポリエステルカーボネート、ポリスルホン、ポリアリレート、ポリアミド、メタクリル樹脂、アクリル樹脂、ポリエーテル、ポリアクリルアミド、ポリフェニレンオキサイドなどの熱可塑性樹脂;フェノキシ樹脂、エポキシ樹脂、シリコーン樹脂、ポリウレタン、フェノール樹脂、アルキッド樹脂、メラミン樹脂、フェノキシ樹脂、ポリビニルブチラール、ポリビニルホルマールなどの熱硬化性樹脂、これらの樹脂の部分架橋物、これらの樹脂に含まれる構成単位のうちの2つ以上を含む共重合体樹脂(塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル−無水マレイン酸共重合体樹脂、アクリロニトリル−スチレン共重合体樹脂などの絶縁性樹脂)などが挙げられる。これらのバインダ樹脂は1種を単独でまたは2種以上を組み合せて使用することができる。
電荷発生物質が20重量%未満であると、感光体の感度が低下するおそれがある。
一方、電荷発生物質が80重量%を超えると、電荷発生層の膜強度が低下するだけでなく、電荷発生物質の分散性が低下して粗大粒子が増大することがある。そのため、露光によって消去されるべき部分以外の表面電荷が減少し、画像欠陥、特に白地にトナーが付着し微小な黒点が形成される黒ぽちと呼ばれる画像のかぶりが多くなるおそれがある。
予備粉砕は、例えば、ボールミル、サンドミル、アトライタ、振動ミル、超音波分散機などの一般的な粉砕機を用いて行うことができる。
構成物質の樹脂溶液への溶解または分散は、例えば、ペイントシェーカ、ボールミル、サンドミルなどの一般的な分散機を用いて行うことができる。このとき、容器および分散機を構成する部材から摩耗などによって不純物が発生し、塗布液中に混入しないように、分散条件を適宜設定するのが好ましい。
浸漬塗布法は、塗布液を満たした塗工槽に導電性支持体1を浸漬した後、一定速度または逐次変化する速度で引上げることによって導電性支持体1上に層を形成する方法である。この方法は比較的簡単で、生産性および原価の点で優れているので、感光体を製造する場合に多く利用されている。なお、浸漬塗布法に用いる装置には、塗布液の分散性を安定させるために超音波発生装置に代表される塗布液分散装置を設けてもよい。
乾燥温度が50℃未満では、乾燥時間が長くなることがある。また、乾燥温度が140℃を超えると、感光体の繰返し使用時の電気的特性が悪化して、得られる画像が劣化するおそれがある。
このような感光層の製造における温度条件は、感光層のみならず後述する下引き層などの層形成や他の処理においても共通する。
電荷輸送層4は、電荷発生物質で発生した電荷を受け入れ、それを輸送する能力を有する電荷輸送物質としての一般式(I)で示されるエナミン化合物と、バインダ樹脂(結合剤)とを主成分として含有する。
このような電荷輸送物質としては、例えば、ポリ−N−ビニルカルバゾールおよびその誘導体、ポリ−γ−カルバゾリルエチルグルタメートおよびその誘導体、ピレン−ホルムアルデヒド縮合物およびその誘導体、ポリビニルピレン、ポリビニルフェナントレン、オキサゾール誘導体、オキサジアゾール誘導体、イミダゾール誘導体、9−(p−ジエチルアミノスチリル)アントラセン、1,1−ビス(4−ジベンジルアミノフェニル)プロパン、スチリルアントラセン、スチリルピラゾリン、ピラゾリン誘導体、フェニルヒドラゾン類、ヒドラゾン誘導体、トリフェニルアミン系化合物、テトラフェニルジアミン系化合物、トリフェニルメタン系化合物、スチルベン系化合物、3−メチル−2−ベンゾチアゾリン環を有するアジン化合物などの電子供与性物質;
フルオレノン誘導体、ジベンゾチオフェン誘導体、インデノチオフェン誘導体、フェナンスレンキノン誘導体、インデノピリジン誘導体、チオキサントン誘導体、ベンゾ[c]シンノリン誘導体、フェナジンオキサイド誘導体、テトラシアノエチレン、テトラシアノキノジメタン、プロマニル、クロラニル、ベンゾキノンなどの電子受容性物質が挙げられる。これらの電荷輸送物質は1種を単独でまたは2種以上を組合せて使用することができる。
このような観点から、上記の電荷輸送物質の中でも、一般式(1)で示されるエナミン化合物以外では、アリールアミン系、ベンジジン系の化合物が特に好ましい。
したがって、エナミン化合物の重量Eとバインダ樹脂の重量Bとの比率E/Bは、10/12〜10/25、好ましくは10/16〜10/20である。
比率E/Bが10/25未満であると、エナミン化合物に対するバインダ樹脂の相対量比が高くなり、十分な感度が得られないおそれがある。
一方、比率E/Bが10/12を超えると、電荷輸送層の耐刷性や感光体の耐久性が低下するおそれがある。
これらの樹脂の中でも、ポリカーボネートを主成分とする樹脂、ポリアリレート樹脂およびポリスチレン樹脂は、光化学的に安定で、一般式(I)で示されるジアミン化合物との相溶性に特に優れ、さらに体積抵抗値が1013Ω以上であって電気絶縁性に優れ、かつ成膜性、電位特性などにも優れるので好ましい。
本発明の感光体では、バインダ樹脂は、使用する半導体レーザの発振波長、すなわち350〜500nmの波長領域の光に対して透過性を有する(吸収を示さない)ことが望ましい。このような観点においても、上記のバインダ樹脂は特に好ましい。
その他の工程およびその条件は、電荷発生層の形成に準ずる。
本発明の感光体は、導電性支持体1と単層型感光層5’または積層型感光層5との間に下引き層2を有するのが好ましい(例えば、図1〜3参照)。
下引き層は、導電性支持体から単層型感光層または積層型感光層への電荷の注入を防止する機能を有する。すなわち、単層型感光層または積層型感光層の帯電性の低下が抑制され、露光によって消去されるべき部分以外の表面電荷の減少が抑えられ、かぶりなどの画像欠陥の発生が防止される。特に、反転現像プロセスによる画像形成の際に、白地部分にトナーからなる微小な黒点が形成される黒ポチと呼ばれる画像かぶりが発生するのが防止される。
また、導電性支持体の表面を被覆する下引き層は、導電性支持体の表面の欠陥である凹凸の度合を軽減して表面を均一化し、単層型感光層または積層型感光層の成膜性を高め、導電性支持体と単層型感光層または積層型感光層との密着性(接着性)を向上させることができる。
アルコール可溶性ナイロン樹脂としては、例えば6−ナイロン、6,6−ナイロン、6,10−ナイロン、11−ナイロン、12−ナイロンなどを共重合させた共重合ナイロン;N−アルコキシメチル変性ナイロンおよびN−アルコキシエチル変性ナイロンのように、ナイロンを化学的に変性させた樹脂などが挙げられる。
その他の工程およびその条件は、電荷発生層の形成に準ずる。
金属酸化物粒子は、下引き層の体積抵抗値を容易に調節でき、積層型感光層への電荷の注入をさらに抑制できると共に、各種環境下において感光体の電気特性を維持できる。
金属酸化物粒子としては、例えば、酸化チタン、酸化アルミニウム、水酸化アルミニウム、酸化スズなどが挙げられる。
また、金属酸化物粒子の含有量をF、樹脂材料の含有量をGとするとき、両者の重量比率(F/G)は、0/100〜90/10が好ましく、40/60〜80/20が特に好ましい。
下引き層の膜厚が0.01μm未満では、下引き層として実質的に機能しなくなり、導電性支持体の欠陥を被覆して均一な表面性を得ることができず、導電性支持体からの感光層への電荷の注入を防止することができなくなるおそれがあり、下引き層の膜厚が10μmを超えると、均一な下引き層を形成し難く、また感光体の感度も低下するおそれがある。
なお、導電性支持体の構成材料がアルミニウムの場合には、アルマイトを含む層(アルマイト層)を形成し、下引き層とすることができる。
単層型感光層5’は、電荷発生物質と、電荷輸送物質としての一般式(I)で示されるエナミン化合物と、バインダ樹脂(結合剤)とを主成分として含有する。
単層型感光層は、本発明の効果を阻害しない範囲内で必要に応じて、電荷発生層に含まれるものと同様の添加剤を適量含有していてもよい。
その他の工程およびその条件は、電荷発生層および電荷輸送層の形成に準ずる。
本発明の感光体は、積層型感光層5および単層型感光層5’の表面に保護層(図示せず)を有していてもよい。
保護層は、感光層の摩耗性の改善やオゾン、窒素酸化物などによる化学的悪影響の防止の機能を有する。
その他の工程およびその条件は、電荷発生層の形成に準ずる。
図4は、本発明の画像形成装置の構成を示す模式側面図である。
図4の画像形成装置20は、本発明の感光体21(例えば、図1〜3の感光体のいずれか1つ)と、帯電手段(帯電器)24と、露光手段28と、現像手段(現像器)25と、転写器26と、クリーナ27と、定着器31とを含んで構成される。図番30は転写紙を示す。
帯電手段としては、接触式の帯電ローラと帯電ローラに電圧を印加するバイアス電源も使用できる。
本発明では、露光光源として、発振波長390〜500nmの半導体レーザが用いられる。
露光手段28による光28aの結像点よりも感光体21の回転方向下流側に設けられる現像器25から、静電潜像の形成された感光体21の表面にトナーが供給されて静電潜像が現像され、トナー像が形成される。
トナー像の転写された転写紙30は、搬送手段によって定着器31に搬送され、定着器31の加熱ローラ31aと加圧ローラ31bとの当接部を通過する際に加熱および加圧され、トナー像が転写紙30に定着されて堅牢な画像となる。このようにして画像が形成された転写紙30は、搬送手段によって画像形成装置20の外部へ排紙される。
ディーン-スタークを備えた反応器中のトルエン50mLに、一般式(II)で示される2級アミン化合物として下記構造式(IV)で示されるジフェニルアミン1.7g(1.0当量)と、一般式(III)で示されるジフェニルアセトアルデヒド化合物として下記構造式(V)で示されるジフェニルアセトアルデヒド2.1g(1.05当量)と、DL-10-カンファースルホン酸0.023g(0.01当量)とを加え、130℃のオイルバス上で加熱還流し、トルエンと共沸した水を系外に取り除きながら、6時間反応を行った。
MW=270:[M−φ]+ <ベンゼン環が脱離した形態に相当>
MW=179:[CH=C(φ)2]+
MW=168:[N(φ)2]+
理論値 C:89.88%、H:6.09%、N:4.03%
実測値 C:89.62%、H:6.26%、N:4.12%
以上の結果から、白色粉末状化合物が例示化合物1であり、その純度が99.5%であることがわかった。
また、得られた白色粉末状化合物のUV吸収スペクトルを測定したところ、最大吸収波長315nm、吸収端380nmであることがわかった。
一般式(II)で示される2級アミン化合物および一般式(III)で示されるジフェニルアセトアルデヒド化合物として表1に示す各原料化合物を用いたこと以外は、製造例1と同様にして、それぞれ例示化合物2、9および16を製造した。なお、表1には、例示化合物1の原料化合物および製造例1〜4で得られた化合物の分析値も併せて示す。
電荷輸送物質として、製造例1で得られた本発明によるエナミン化合物(例示化合物1)を用いて、図1の感光体を作製した。
導電性支持体として、180mm×250mm×厚さ100μmのポリエチレンテレフタレート(PET)フィルムの表面に100nmのアルミニウムを蒸着したもの(「アルミニウム蒸着PETフィルム」という)を用いた。
例示化合物1の代わりに、それぞれ表1に示す例示化合物2、9および16のエナミン化合物を用いたこと以外は、実施例1と同様にして図1の感光体を作製した。
例示化合物1の代わりに、下記構造式(VII)で示される比較化合物(7)を用いたこと以外は、実施例1と同様にして図1の感光体を作製した。
例示化合物1の代わりに、下記構造式(VIII)で示される比較化合物(8)を用いたこと以外は、実施例1と同様にして図1の感光体を作製した。
電荷発生層および電荷輸送層の層構成を逆にしたこと以外は、実施例1と同様にして図2の感光体を作製した。
実施例1と同様にして、アルミニウム蒸着PETフィルム表面に膜厚1μmの下引き層を形成した。
次いで、電荷発生物質として前記構造式(VI)で示されるアゾ化合物1重量部、電荷輸送物質として例示化合物1のエナミン化合物10重量部、ポリカーボネート樹脂(商品名:ユーピロンZ−400、三菱瓦斯化学株式会社製)4重量部、3−ブロモ−5,7−ジニトロフルオレノン5重量部、2,6−ジ−t−ブチル−4−メチルフェノール0.5重量部を、テトラヒドロフラン150重量部に混合し、ボールミルにて12時間分散処理して単層型感光層形成用塗布液50gを調製した。この単層型感光層形成用塗布液を、先に設けた下引き層の表面にベーカーアプリケーターにより塗布し、110℃で1時間、熱風乾燥して膜厚20μmの電荷発生層を形成した。このようにして、図3に示す感光体を作製した。
作製した実施例1〜6および比較例1〜2の感光体について、静電複写紙試験装置(型式:EPA−8200、川口電機株式会社製)を用いて下記の条件下で評価した。具体的には、各単色波長で表面電位300Vを示す時の光量から換算して、評価感度E1/2(mJ/cm2)を求めた。
感光体の表面電位:−600V
露光波長(モノクロメーターにて分離):450nm
また、露光30秒後の残留表面電位Vr(V)を測定した。
さらに、450nmの単色光を用いて暗部電位V0(V)(600V設定)、明部電位V1(V)(100V設定)の初期感度から帯電、露光、除電を1000回繰り返した時の電位変化量ΔV0、ΔV1をそれぞれ求めた。電位変動における負符号は電位の絶対値の低下を表し、正符号は電位の絶対値の増加を表す。なお、実施例5および6の感光体については帯電極性をプラスとした。
得られた結果を表2に示す。
電荷発生物質としての構造式(VI)で示されるアゾ化合物の代わりに、下記構造式(IX)で示されるチオインジゴ化合物を用いたこと以外は、実施例1と同様にして図1の感光体を作製した。
例示化合物1の代わりに、それぞれ表1に示す例示化合物2、9および16のエナミン化合物を用いたこと以外は、実施例7と同様にして図1の感光体を作製した。
例示化合物1の代わりに、前記構造式(VII)で示される比較化合物(7)を用いたこと以外は、実施例7と同様にして図1の感光体を作製した。
作製した実施例7〜10および比較例3の感光体について、露光波長を400nm、500nmおよび600nmとしたこと以外は、評価1と同様にして評価した。
得られた結果を表3に示す。
実施例1と同様にして調製した下引き層用塗布液を浸漬塗布装置の塗布槽に満たし、厚さ0.8mm(t)×直径30mm(φ)×長さ326.3mmのアルミニウム製の導電性支持体を浸漬した後引き上げ、自然乾燥して膜厚1.0mmの下引き層を形成した。
次いで、実施例1と同様にして電荷発生層用塗布液を調製し、この塗布液を下引き層と同様の浸漬塗布法で、先に設けた下引き層の表面に塗布し、自然乾燥して膜厚0.5nmの電荷発生層を形成した。
次いで、実施例1と同様にして電荷輸送層用塗布液を調製し、この塗布液を下引き層と同様の浸漬塗布法で、先に設けた電荷発生層の表面に塗布し、110℃で1時間、熱風乾燥して膜厚20nmの電荷輸送層を形成した。このようにして、図1に示す感光体を作製した。
電荷輸送層用塗布液の調製において、例示化合物1の代わりに、前記構造式(VIII)で示される比較化合物(8)を用いたこと以外は、実施例11と同様にして図1の感光体を作製した。
作製した実施例11および比較例4の感光体について、露光光源として発振波長405nmの半導体レーザを搭載した複写機(型式:AR−F330、シャープ株式会社製)の改造機を用いて、1200dpi相当の1ドット1スペース画像および5ポイントの文字画像を出力し、画像(ドットおよび文字再現性)を下記の基準で評価した。
基準 ドット再現性:○:鮮明な画像、×:ドットの乱れが発生し不鮮明
文字再現性 :○:鮮明な画像、×:文字が不鮮明
得られた結果を表4に示す。
実施例11と同様にして、図1に示す感光体を作製した。
(比較例5)
比較例4と同様にして、図1に示す感光体を作製した。
作製した実施例12および比較例5の感光体について、評価3と同様にして100,000枚印刷した後の画像を評価した。
得られた結果を表5に示す。
2 下引き層(中間層)
3 電荷発生層
4 電荷輸送層
5 積層型感光層
5’ 単層型感光層
22 回転軸線
23、29 矢符
24 帯電手段(帯電器)
24a チャージャーワイヤ
25 現像手段(現像器)
25a 現像ローラ
25b ケーシング
26 転写器
27 クリーナ
27a クリーニングブレード
27b 回収用ケーシング
28 露光手段
28a 光
30 転写紙
31 定着器
31a 加熱ローラ
31b 加圧ローラ
Claims (4)
- 電子写真感光体と、前記電子写真感光体を帯電させる帯電手段と、帯電された前記電子写真感光体に対して露光光源として発振波長390〜500nmの半導体レーザを用いて露光を施して静電潜像を形成する露光手段と、露光によって形成された前記静電潜像を現像してトナー像を形成する現像手段と、現像された前記トナー像を記録材上に転写する転写手段と、転写された前記トナー像を前記記録材上に定着して画像を形成する定着手段と、前記電子写真感光体に残留するトナーを除去し回収するクリーニング手段とを少なくとも備え、
前記電子写真感光体が、波長390〜500nmの露光光源で露光される電子写真感光体であり、導電性支持体上に、少なくとも電荷発生物質と電荷輸送物質とを含有する単層型感光層、または電荷発生物質を含有する電荷発生層と電荷輸送物質を含有する電荷輸送層とがこの順もしくは逆順で積層された積層型感光層が積層されてなり、
前記単層型感光層または前記積層型感光層の電荷輸送層が、電荷輸送物質として次式:
- 前記単層型感光層または前記積層型感光層の電荷輸送層がバインダ樹脂を含有し、前記エナミン化合物の重量Eと前記バインダ樹脂の重量Bとの比率E/Bが、10/12〜10/25である請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記導電性支持体と前記単層型感光層または前記積層型感光層との間に下引き層を有する請求項1または2に記載の画像形成装置。
- 前記下引き層の膜厚が、0.01μm以上10μm以下である請求項3に記載の画像形成装置。
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