JP2009069031A - 変位検出方法及びモータ制御装置 - Google Patents

変位検出方法及びモータ制御装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2009069031A
JP2009069031A JP2007238695A JP2007238695A JP2009069031A JP 2009069031 A JP2009069031 A JP 2009069031A JP 2007238695 A JP2007238695 A JP 2007238695A JP 2007238695 A JP2007238695 A JP 2007238695A JP 2009069031 A JP2009069031 A JP 2009069031A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
motor
angle
encoder
correction
correction data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2007238695A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5111031B2 (ja
JP2009069031A5 (ja
Inventor
Shinji Ueda
伸治 上田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2007238695A priority Critical patent/JP5111031B2/ja
Priority to EP08163470.1A priority patent/EP2037220B1/en
Priority to US12/206,797 priority patent/US8072176B2/en
Priority to TW097135148A priority patent/TWI359557B/zh
Priority to CN200810149119XA priority patent/CN101387504B/zh
Priority to KR1020080090515A priority patent/KR101079488B1/ko
Publication of JP2009069031A publication Critical patent/JP2009069031A/ja
Publication of JP2009069031A5 publication Critical patent/JP2009069031A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5111031B2 publication Critical patent/JP5111031B2/ja
Priority to US14/098,442 priority patent/USRE46899E1/en
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01DMEASURING NOT SPECIALLY ADAPTED FOR A SPECIFIC VARIABLE; ARRANGEMENTS FOR MEASURING TWO OR MORE VARIABLES NOT COVERED IN A SINGLE OTHER SUBCLASS; TARIFF METERING APPARATUS; MEASURING OR TESTING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G01D3/00Indicating or recording apparatus with provision for the special purposes referred to in the subgroups
    • G01D3/02Indicating or recording apparatus with provision for the special purposes referred to in the subgroups with provision for altering or correcting the law of variation
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01BMEASURING LENGTH, THICKNESS OR SIMILAR LINEAR DIMENSIONS; MEASURING ANGLES; MEASURING AREAS; MEASURING IRREGULARITIES OF SURFACES OR CONTOURS
    • G01B21/00Measuring arrangements or details thereof, where the measuring technique is not covered by the other groups of this subclass, unspecified or not relevant
    • G01B21/22Measuring arrangements or details thereof, where the measuring technique is not covered by the other groups of this subclass, unspecified or not relevant for measuring angles or tapers; for testing the alignment of axes
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01BMEASURING LENGTH, THICKNESS OR SIMILAR LINEAR DIMENSIONS; MEASURING ANGLES; MEASURING AREAS; MEASURING IRREGULARITIES OF SURFACES OR CONTOURS
    • G01B21/00Measuring arrangements or details thereof, where the measuring technique is not covered by the other groups of this subclass, unspecified or not relevant
    • G01B21/22Measuring arrangements or details thereof, where the measuring technique is not covered by the other groups of this subclass, unspecified or not relevant for measuring angles or tapers; for testing the alignment of axes
    • G01B21/24Measuring arrangements or details thereof, where the measuring technique is not covered by the other groups of this subclass, unspecified or not relevant for measuring angles or tapers; for testing the alignment of axes for testing alignment of axes
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P7/00Arrangements for regulating or controlling the speed or torque of electric DC motors
    • H02P7/06Arrangements for regulating or controlling the speed or torque of electric DC motors for regulating or controlling an individual dc dynamo-electric motor by varying field or armature current

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Technology Law (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Control Of Electric Motors In General (AREA)
  • Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)

Abstract

【課題】
エンコーダの出力信号に含まれる高調波成分やスケールピッチの加工誤差に伴う検出誤差を補正する変位検出方法を提供する。
【解決手段】
本発明の変位検出方法は、所定の信号をトルク指令に重畳させて駆動トルクをモータに供給するステップと、前記所定の信号を前記トルク指令に重畳させたときの前記駆動トルクと変位検出手段により検出された前記モータの角度との振幅スペクトル比を測定するステップと、前記振幅スペクトル比を一定にするための補正データを生成するステップと、前記補正データを用いて、前記変位検出手段により検出されたモータの角度が実際のモータの角度に等しくなるように、検出された前記モータの角度を補正するステップとを有する。
【選択図】 図1

Description

本発明は変位検出方法及びモータ制御装置に係り、特に、検出角度の補正を行う変位検出方法及び検出角度の補正を行うことにより検出精度を向上させたモータ制御装置に関する。
レーザ穴あけ加工機、レーザトリマ装置、レーザリペア装置などの工作機械装置には、ガルバノモータと呼ばれる小出力電気モータが用いられる。ガルバノモータには高精度な角度検出器を備えることが要求され、インクリメンタルエンコーダが採用されている。
インクリメンタルエンコーダとしては、光学式のロータリエンコーダやリニアエンコーダが知られている。このようなエンコーダは、位相が90°異なる2つの信号(正弦波信号と余弦波信号)を利用することにより、被検出物の変位量や変位方向などの変位情報を検出している。
従来から、多くのエンコーダでは、検出精度を高めるため、出力信号の振幅、オフセット、位相を補正することが行われている。
例えば、特開平8−145719号公報(特許文献1)には、エンコーダの出力信号の最大値と最小値や2相の出力信号の交点の情報に基づいて、振幅補正、オフセット補正、及び、位相補正を行うことが記載されている。また、特開平10−254549号公報(特許文献2)には、エンコーダの出力信号の最大値の平均値と最小値の平均値に基づいて、振幅補正及びオフセット補正を行うことが記載されている。
特開平8−145719号公報 特開平10−254549号公報
しかしながら、従来の補正手段は、エンコーダの出力信号が理想的な正弦波信号であるとして補正を行っていた。ところが実際には、エンコーダの出力信号は、高調波成分や非線形成分を含んでいるため、理想的な正弦波信号ではない。このため、従来の補正手段にてエンコーダの出力信号を補正した場合でも、エンコーダの出力信号は理想的な正弦波信号にはならない。
多くのエンコーダは、正弦波信号と余弦波信号から分割単位に相当する位相差を有する複数の分割パルスを生成し、被検出物の変位情報の検出分解能を高めている。このような手法を電気分割というが、エンコーダの出力信号が理想的な正弦波信号でないことは、電気分割の際における誤差の原因となっていた。
また、エンコーダは、そのスケールピッチが等間隔になるように加工されているが、実際には加工誤差を有している。
そこで、本発明は、エンコーダの出力信号に含まれる高調波成分や非線形成分及びスケールピッチの加工誤差に伴う検出誤差を小さくする変位検出方法、及び、検出誤差を小さくした高精度なモータ制御装置を提供する。
本発明の変位検出方法のうち代表的な一つは、所定の信号をトルク指令に重畳させて駆動トルクをモータに供給するステップと、前記所定の信号を前記トルク指令に重畳させたときの前記駆動トルクと変位検出手段により検出された前記モータの角度との振幅スペクトル比を測定するステップと、前記振幅スペクトル比を一定にするための補正データを生成するステップと、前記補正データを用いて、前記変位検出手段により検出されたモータの角度が実際のモータの角度に等しくなるように、検出された前記モータの角度を補正するステップとを有する。
また、本発明のモータ制御装置のうち代表的な一つは、モータの変位量を検出する変位検出手段と、駆動トルクを該モータに供給する駆動手段と、所定の信号を生成して該所定の信号を前記駆動手段に供給する信号生成手段と、前記所定の信号が前記駆動手段に供給されたときの前記駆動トルク及び前記変位検出手段により検出された前記モータの前記変位量から補正データを生成する補正データ生成手段と、前記補正データ生成手段により生成された前記補正データを用いて、前記変位検出手段にて検出されたモータの変位量が実際のモータの変位量に等しくなるように、検出された該モータの変位量を補正する補正手段とを有し、前記駆動手段は、前記補正手段で補正された変位量を利用して前記モータを駆動制御する。
本発明によれば、エンコーダの出力信号に含まれる高調波成分やスケールピッチの加工誤差に伴う検出誤差を小さくする変位検出方法を提供することができる。
また、エンコーダの検出誤差を小さくすることにより、高精度なモータ制御装置を提供することができる。
以下、本発明の実施例について、図面を参照しながら詳細に説明する。
まず、工作機械装置の一例として、レーザ加工機の構成を説明する。図13にレーザ加工機100の概略図を示す。レーザ加工機100は、基板の切断や穴あけ、金属間の溶接など、幅広い用途に利用される。
本実施例のレーザ加工機100は、回転モータ101、102を備える。回転モータ101、102は、ミラー103、104をそれぞれ回転駆動するために設けられている。ミラー103、104は、回転モータ101、102により回転駆動され、その向きが変化する。
このように、回転モータ101、102を用いてミラー103、104の向きを変化させることにより、レーザ光Lの進行方向を変えることができる。なお、後述のように、回転モータ101、102にはモータの回転変位量を検知するためのエンコーダが設けられている。モータの回転変位量を正確に検知することにより、レーザ光Lの進行方向を正確に制御することができる。
レーザ発振器105から射出されたレーザ光Lは、ミラー103、104を経由して、レーザ加工面106に照射される。加工の対象となるレーザ加工面106としては、金属やガラス、プラスチックなど広範の材料が選択できる。
上記のとおり、レーザ加工機100においては、ミラー103、104が回転することによりレーザ光Lの進行方向を正確に制御することができる。このため、レーザ加工面106が平坦でない場合でも、レーザ加工面106を高精度に加工することが可能である。
次に、レーザ加工機100に用いられるモータ制御装置の構成を説明する。図14にモータ制御装置の概略図を示す。また、図15にエンコーダのスケール201の概略平面図を示す。
本実施例のモータ制御装置200は、回転モータ101の回転変位量を検出するための光学式のエンコーダを有する。エンコーダは、回転スリット円板及び固定スリット円板を有するスケール201と、発光素子(発光ダイオード)と受光素子(フォトダイオード)を有するセンサ部202とからなる。回転スリット円板は回転モータ101の回転とともに回転し、固定スリット円板は固定されている。エンコーダは、発光素子と受光素子の間に回転スリット円板と固定スリット円板を配置した構成となっている。
回転スリット円板と固定スリット円板には、多数のスリットが設けられている。発光素子の光は、回転スリット円板が回転することにより、透過又は遮断する。また、固定スリット円板は、エンコーダの出力信号を複数相にするため、固定スリットは複数に分かれている。このため、発光素子と受光素子も複数個設けられている。
図15に示すように、エンコーダのスケール201は、A相パターン205とB相パターン206のスリットが設けられている。スケール201は、回転軸204を中心に回転する。回転中に、発光素子からの光がA相パターン及びB相パターンそれぞれのスリットを透過すると、2つの受光素子それぞれが発光素子の光を検知する。この結果、図16に示すように、互いに位相が90°異なるA相信号とB相信号が生成される。なお、図16のA相信号及びB相信号は、正弦波状のエンコーダ出力を波形整形回路により波形整形した矩形波信号である。
モータコントローラ203は、回転モータ101の回転駆動を制御する。モータコントローラ203は、目標値であるモータ回転角度と実測値であるモータ検出角度とを比較して、実測値が目標値に等しくなるように、フィードバック制御する。この結果、ミラー103の向きを目標値どおりの角度に変更することができる。
なお、エンコーダの検出原理は光学式に限られず、磁気式など他の方式を採用することも可能である。
次に、本発明の実施例1における変位検出方法及びモータ制御装置を説明する。図1は、モータ制御装置のコントローラが実行する制御ブロック図である。
図1の制御ブロックは、モータの回転角度θmを検出するための角度検出器としてロータリエンコーダを用いた位置決め制御系である。本図では、トルク指令に対する位置応答が1/sとなる簡易なモータモデルと、位置及び速度フィードバックを行う比例制御の位置決め制御系を示している。
1は目標角度指令である。目標角度指令1は、モータ17から出力される回転角度θmの目標値を指令する。2は第1の加算器である。第1の加算器2は、補正手段18から出力される補正角度19をフィードバックして、目標角度指令1による目標値と補正角度19を加算する。3は第2の加算器である。第2の加算器3は、第1の加算器2の出力信号と微分器12から出力された速度フィードバック信号とを加算する。
4はトルク指令である。トルク指令4は、目標角度指令1を第1の加算器2及び第2の加算器3を介することにより計算される。5は第3の加算器である。第3の加算器5は、信号生成手段13により生成された正弦波信号をトルク指令4に重畳する。6は駆動トルクである。駆動トルク6は、第3の加算器5から出力され、モータ17に供給される。このように、第3の加算器は、駆動トルク6をモータに供給する駆動手段として機能する。
17はモータである。モータ17は積分器7,8を備え、これらの積分器を介して、モータの回転角度9(θm)を出力する。本実施例のモータ17が2つの積分器7,8を有するのは、トルク指令4に対する位置応答が1/sとなるモータモデルを考えているからである。
ここで、モータの変位量である回転角度9(θm)はモータの実際の回転角度を示している。すなわち、回転角度9(θm)はモータの実際の変位量である。このため、エンコーダで検出した検出角度(実測値)とは異なる。
10はエンコーダである。エンコーダ10は、モータ17の実際の回転角度9(θm)を検出する変位検出手段である。11は検出角度θm’である。検出角度11(θm’)は、変位検出手段であるエンコーダ10により検出された変位量(角度)である。エンコーダ10は、モータ17の実際の回転角度9(θm)を検出して、モータ17の検出角度11(θm’)を算出する。なお、エンコーダ10から出力される正弦波信号には、高調波成分が含まれている。また、エンコーダ10のスケールには加工誤差がある可能性もある。このため、厳密には、エンコーダ10により求められたモータの検出角度11(θm’)は、モータ17の実際の回転角度9(θm)とは異なる。すなわち、モータ17の実際の回転角度9(θm)とエンコーダ10により検出されたモータ17の検出角度(θm’)の間には誤差がある。
12は微分器である。微分器12は、補正手段18により補正された補正角度19(θ’’)を時間で微分することにより、モータの回転速度を求める。微分器12で求められた回転速度は、速度フィードバック信号として第2の加算器3に入力される。
13は信号生成手段である。本実施例の信号生成手段13は、所定の振幅及び周波数を有する正弦波信号を生成して、この正弦波信号を駆動手段である第3の加算器に供給する。なお、本実施例の信号生成手段13は正弦波信号を生成するが、これに代えて、ガウシアンノイズや三角波など他の信号を生成して第3の加算器に供給するものであってもよい。
14は第1のフーリエ変換器である。第1のフーリエ変換器14は、第3の加算器5から出力された駆動トルク6を入力し、駆動トルク6のフーリエ変換を行う。第1のフーリエ変換器14からは、駆動トルク6のフーリエ変換を行った結果として、第1の振幅スペクトルが出力される。
15は第2のフーリエ変換器である。第2のフーリエ変換器15は、エンコーダの出力信号に基づいて求められたモータの検出角度11(θm’)を入力し、検出角度11のフーリエ変換を行う。第2のフーリエ変換器15からは、検出角度11のフーリエ変換を行った結果として、第2の振幅スペクトルが出力される。
16は補正データ生成手段である。補正データ生成手段16は、第1の振幅スペクトルと第2の振幅スペクトルの振幅スペクトル比を求める。また、補正データ生成手段16は、振幅スペクトル比から補正データW〔n〕を生成する。すなわち補正データ生成手段16は、所定の正弦波信号が第3の加算器5に供給されたときの駆動トルク6及びエンコーダ10により検出された検出角度θm’から補正データを生成する。
18は補正手段である。補正手段18は、補正データ生成手段16にて生成された補正データW〔n〕を用いてエンコーダで検出されたモータの検出角度11(θm’)を補正する。補正手段18は、変位検出手段であるエンコーダによる検出角度11(θm’)を、実際のモータの回転角度9(θm)に等しくなるように補正を行う。このため、補正手段18にて補正された補正角度19は、実際のモータの回転角度(θm)に極めて近い値となる。補正角度19は、第1の加算器2及び第2の加算器3へフィードバックされる。
次に、図1の制御ブロックにて生じる検出角度の誤差及びその補正方法について、以下、詳細に説明する。
まず、高調波成分を含むエンコーダ信号がモータの検出角度θm’に与える誤差について説明する。なお、本実施例では、回転型のモータにおける角度検出器として、ロータリエンコーダが用いられている。エンコーダは、モータの変位検出手段として機能する。
エンコーダは、モータの1回転当たり、正弦波状の2相信号を各々140000周期で出力する。モータの回転角度をθm〔rad〕とすると、エンコーダの位相角度θeは、
で表され、理想的な正弦波を出力するエンコーダの2相信号Asig、Bsigは、
となる。また、ここでは、下記のような3次及び5次の高調波を含むエンコーダ信号について考える。
ここで、高調波を含むエンコーダ信号を理想的な正弦波信号であるとして、tan−1(アークタンジェント)により電気分割した場合の誤差を考える。高調波を含むエンコーダ信号よりエンコーダの位相角度θe’ を求めると、
となる。また、モータの検出角度をθm’〔rad〕は、エンコーダの位相角度θe’より、
で表わされる。ここで、エンコーダは周期関数であるため、エンコーダの位相角度θeを−π≦θe≦πの範囲で考える。
このときのモータの検出角度θm’とモータの回転角度θmとの関係を図2に示す。図2において、横軸はモータの回転角度θm、縦軸は電気分割により求めたモータの検出角度θm’を示している。検出誤差がゼロの理想的な場合には、図2に示されるグラフは直線状になる。しかし、実際には誤差が生じているため、図2に示されるグラフは歪んだ直線になっている。
また、エンコーダによる検出誤差θm’−θmとモータの回転角度θmとの関係を図3に示す。図3において、横軸はモータの回転角度θm、縦軸はモータの回転角度θmと電気分割により求めたモータの検出角度θm’との検出誤差θm’−θmを示している。検出誤差がゼロの理想的な場合、縦軸の検出誤差θm’−θmは横軸の回転角度θmに依存せず常にゼロを示す。しかし、実際には誤差が生じているため、図3に示されるグラフは正弦波状に変化する。
以上のとおり、モータの実際の回転角度θmとエンコーダにより検出された検出角度θm’の間には、エンコーダ出力の高調波成分による検出誤差が生じている。
次に、エンコーダにより検出された検出角度θm’の補正方法について、図12に示す補正手順のフローチャートを参照しながら説明する。なお、本実施例の補正方法は、エンコーダをモータに組み込んだ状態にて行われる。
また、本実施例のモータ制御装置は、エンコーダの検出角度を補正するための補正モードと、実際のモータ制御を行う制御モードとを有する。モータ制御装置は、補正モードにて検出角度を補正してから、制御モードに移行して通常のモータ制御を行う。
図1に示される制御系において、エンコーダによりモータの検出角度θm’を検出して、モータの位置決め制御を行う。ここでは、
で表される360点での補正係数を求める。
最初に、数式(8)おいて、θm’〔0〕=−π/140000(n=0の場合)を満たす位置(角度)を検出する(ステップS1)。そして、モータをこの位置に位置決め制御する(ステップS2)。次に、位置決め制御した状態で、信号生成手段13にて生成された100Hzの正弦波信号をトルク指令4に重畳する(ステップS3)。なお、正弦波の周波数は100Hzに限定されるものではなく、他の周波数を用いることもできる。
この結果に基づいて、第3の加算器5から出力された駆動トルク6をモータ17に供給し、駆動トルク6及び検出角度θm’の角度応答を測定する(ステップS4)。このときの駆動トルクをTm〔0〕、また、モータの検出角度θm’の角度応答をθm’p〔0〕とする。
ここで、nの値が360より小さいか否かを判定する(ステップS5)。nの値が360より小さい場合には、nに1を加えて(ステップS6)、ステップS2乃至ステップS4の動作を繰り返す。すなわち、n=1、2、…、358、359(n<360)の場合について、n=0の場合と同様に、モータの駆動トルクTm〔n〕、及び、検出角度θm’の角度応答θm’p〔n〕を求める(ステップS4)。
nの値が360に達した場合には、モータの駆動トルクTm及び角度応答θm’pを各々フーリエ変換し、各々の振幅スペクトルを求める(ステップS7)。モータの駆動トルクTmの振幅スペクトルを図4に示す。また、角度応答θm’pの振幅スペクトルを図5に示す。なお、図4及び図5に示される振幅スペクトルは、正弦波信号の重畳周波数100Hzの項のみを表している。
ここで、エンコーダによる検出誤差がない場合、駆動トルクTmに対して、モータ17の検出角度θm’の角度応答θm’pは一定である。換言すると、駆動トルクTmの振幅スペクトルに対する角度応答の振幅スペクトル(振幅スペクトル比)は一定となる。
しかしながら、実際にはエンコーダによる検出誤差が生じている。このため、図4及び図5に示されるように、検出角度θm’を用いた場合、振幅スペクトル比は一定にならない。
そこで、検出誤差が生じている場合に、振幅スペクトル比を一定にするための補正データW〔n〕を作成する(ステップS8)。補正データW〔n〕は、検出角度θm’がθm’〔n〕 ≦θm’< θm’〔n+1〕のときの重みデータであり、下記の数式(9)及び数式(10)を満足するように求める。
ここで、数式(9)におけるKは任意の定数である。DFT(θm’p)は、検出角度θmの角度応答θm’pをフーリエ変換して求めた振幅スペクトル(100Hzの項)である。また、DFT(Tm)は、駆動トルクTmをフーリエ変換して求めた振幅スペクトル(100Hzの項)である。図6に、補正データWと検出角度θm’との関係を示す。このような補正データWを用いて補正を行うことにより、駆動トルクTmと角度応答θm’pの振幅スペクトル比は一定となる。なお、振幅スペクトルの測定及び振幅スペクトル比の測定は、駆動トルクTm〔n〕と角度応答θm’p〔n〕の測定(図12のステップS4)の直後に行うこともできる。
検出角度θm’に補正を施した補正角度θm’’は、補正データW〔n〕を用いることにより求められる(ステップS9)。補正角度θm’’は、検出角度θm’が(2π/360)×(n−180)/140000≦θm’<(2π/360)×((n+1)−180))/140000を満たすとき、
で表される。
図7に、モータの回転角度θに対する補正後の検出誤差θm’’−θm及び補正前の検出誤差θm’−θmを示す。図7において、横軸はモータの回転角度θm、縦軸は検出誤差である。また、モータの回転角度θmと補正前の検出角度θm’との検出誤差θm’−θmを破線で示し、
モータの回転角度θmと補正後の検出角度θm’’との検出誤差θm’’−θmを実線で示している。
図7に示されるように、補正前の検出誤差θm’−θmは大きい。しかし、補正後の検出誤差θm’’−θmは極めて小さくなっている。すなわち、補正データWを用いて算出された補正角度θm’’は、実際のモータの回転角度θmに極めて近い値になっている。
上記のとおり、本実施例の変位検出方法では、モータの検出角度θm’のうち補正すべき範囲内の複数の検出角度にて、順次振幅スペクトルの測定を行う。そして、任意の駆動トルクに対する検出角度θm’の位置応答が駆動トルクの応答と同じになるように、検出角度θm’の補正を行う。
モータ制御装置は、補正モードにおいて補正角度θm’’が算出されると、通常のモータ制御を行う制御モードに移行する。制御モードにおいて、モータ制御装置の駆動手段である第3の加算器5は、補正モードにおいて算出された補正角度θm’’を利用してモータ17を駆動制御する。
以上のとおり、本実施例によれば、振幅スペクトル比を一定にするための補正データWを用いることにより、高調波信号を含むエンコーダの出力信号に対する検出誤差を効果的に低減することができる。この結果、エンコーダの出力信号に含まれる高調波成分による誤差を低減する変位検出方法を提供することができる。また、エンコーダの検出誤差が小さくなるようにエンコーダの検出角度を補正するため、高精度なモータ制御装置を提供することができる。
本実施例では、エンコーダのスケールピッチに加工誤差を有する場合を考える。実施例1と同様に回転型モータに角度検出器としてロータリエンコーダを用いている。
実施例1と同様に、本実施例のエンコーダは、モータの1回転当たり、正弦波状の2相信号を各々140000周期で出力する。実際のモータの回転角度をθm〔rad〕とすると、エンコーダの位相角度θeは、数式(1)と同様に、
で表される。また、エンコーダの2相の正弦波信号Asig、Bsigは、数式(2)、数式(3)と同様に、下記のようになる。
しかしながら、スケールピッチに加工誤差を有している場合には、数式(12)の関係が満たされず、正確な位置を検出することができない。本実施例では、上記のようにスケールピッチの加工誤差がある場合のモータの検出角度θm’を補正する手順について説明する。
まず、スケールピッチに加工誤差を有するエンコーダの出力信号が、モータの検出角度に与える誤差を説明する。
モータの回転角度θmに対して、数式(15)、数式(16)を満たすスケールについて考える。モータの回転角度範囲が(−π/140000)×1.2≦θm<0のとき、エンコーダの位相角度θe’は、
で表される。また、モータの回転角度範囲が0≦θm<(π/140000)×0.8のとき、エンコーダの位相角度θe’は、
で表される。このとき、本実施例のエンコーダのスケールには、数式(15)、数式(16)の関係を満たす加工誤差が生じている。なお、上記以外の範囲では、スケールの加工誤差はないとする。エンコーダの出力信号が高調波を含まない理想的なものであるとすると、モータの検出角度θm’は、
となる。
このときのモータの検出角度θm’とモータの回転角度θmとの関係を図8に示す。図8において、横軸はモータの回転角度θm、縦軸はスケール加工誤差を有するエンコーダで検出したモータの検出角度θm’を示している。加工誤差がゼロの理想的な場合には、図8に示されるグラフは直線状になる。しかし、本実施例のスケールには数式(15)、数式(16)を満たす加工誤差が生じているため、図2に示されるグラフは歪んだ直線になっている。
また、スケール加工誤差を有するエンコーダによる検出誤差θm’−θmとモータの回転角度θmとの関係を図9に示す。図9において、横軸はモータの回転角度θm、縦軸はモータの回転角度θmとスケール加工誤差を有するエンコーダで検出したモータの検出角度θm’との検出誤差θm’−θmを示している。加工誤差がゼロの理想的な場合、縦軸の検出誤差θm’−θmは横軸の回転角度θmに依存せず常にゼロを示す。しかし、実際には加工誤差が生じているため、図3に示されるように変化する。
次に、スケールの加工誤差に伴う検出誤差θm’−θmの補正方法を説明する。補正方法は実施例1における補正方法と同様である。まず、位置決め制御した状態で、モータへのトルク指令に100Hzの正弦波信号を重畳する。正弦波信号が重畳された駆動トルクをモータに印加し、駆動トルクTm及びモータの角度応答θm’pを測定する。その後は、数式(8)〜数式(10)を用いて、補正データを作成する。
本実施例において作成された補正データWを図10に示す。縦軸は補正データW、横軸は検出角度θm’を示している。本実施例のスケールの加工誤差は、数式(15)、数式(16)を満たすものであるから、補正データWは、検出角度θm’が0より小さいところで1.2を示している。また、補正データWは、検出角度θm’が0以上のところで0.8を示している。
次に、補正データWを用いて検出角度θm’を補正した補正角度θm’’を説明する。
図11に、モータの回転角度θに対する補正後の検出誤差θm’’−θm及び補正前の検出誤差θm’−θmを示す。図11において、横軸はモータの回転角度θm、縦軸は検出誤差である。なお、モータの回転角度θmと補正前の検出角度θm’との検出誤差θm’−θmを破線で示し、モータの回転角度θmと補正後の検出角度θm’’との検出誤差θm’’−θmを実線で示している。
図11に示されるように、補正前の検出誤差θm’−θmは大きい。しかし、補正後の検出誤差θm’’−θmは極めて小さくなっている。すなわち、補正データWを用いて算出された補正角度θm’’は、実際のモータの回転角度θmに極めて近い値になっている。
モータ制御装置は、補正モードにおいて補正角度θm’’が算出されると、通常のモータ制御を行う制御モードに移行する。制御モードにおいて、モータ制御装置の駆動手段である第3の加算器5は、補正モードにおいて算出された補正角度θm’’を利用してモータ17を駆動制御する。
以上のとおり、本実施例によれば、振幅スペクトル比を一定にするための補正データWを用いることにより、エンコーダのスケール加工誤差による検出誤差を効果的に低減することができる。この結果、スケール加工誤差による検出誤差を低減する変位検出方法を提供することができる。また、スケール加工誤差に基づくエンコーダの検出角度を補正することにより、高精度なモータ制御装置を提供することができる。
以上、本発明を実施例に基づいて具体的に説明した。ただし、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明の技術思想の範囲で適宜変更が可能である。
例えば、実施例1及び2では、可動機構として回転機構が用いられているが、これに代えて、直動機構を用いることもできる。したがって、本発明は、ロータリエンコーダ及びリニアエンコーダのいずれにも適用できる。また、可動機構としてモータが用いられているが、これに代えて、ピエゾなどのアクチュエータを用いることもできる。
また、変位検出手段としてエンコーダが用いられているが、これに代えて、静電容量センサやPSD(光位置センサ:Position Sensitive Detector)を用いることもできる。静電容量センサやPSDを用いれば、変位検出のリニアリティ補正を行うことが可能である。
また、駆動力に対して変位量を一定の関係となるように、駆動力又は変位量の1階以上の微分値もしくはその積分値を用いてもよい。
また、実施例2において、エンコーダのスケールピッチが不均質としても、不均質を含む角度もしくは位置範囲を設定して、補正重み係数を求めることで変位補正を行うことができる。
また、上記実施例の補正方法を用いたガルバノモータの位置決め装置、又は、これを用いたレーザ加工機、工作機械によれば、エンコーダの検出精度が容易に改善し、位置決め精度を向上させることができる。このことにより機械の性能を向上させ、加工物、工作物の品質を向上させることが可能になる。
実施例1におけるモータ制御装置の制御ブロック図である。 実施例1におけるモータの回転角度θmとエンコーダによる検出角度θm’との関係を示す図である。 実施例1におけるモータの回転角度θmと検出誤差θm’−θmとの関係を示す図である。 実施例1におけるモータの駆動トルクTmの振幅スペクトルを示す図である。 実施例1におけるモータの検出角度θm’の角度応答θm’pの振幅スペクトルを示す図である。 実施例1における補正データを示す図である。 実施例1において補正前の検出誤差θm’−θと補正後の検出誤差θm’’−θを示す図である。 実施例2におけるモータの回転角度θmとエンコーダによる検出角度θm’との関係を示す図である。 実施例2におけるモータの回転角度θmと検出誤差θm’−θmとの関係を示す図である。 実施例2における補正データを示す図である。 実施例2において補正前の検出誤差θm’−θと補正後の検出誤差θm’’−θを示す図である。 実施例1における補正手順を示すフローチャートである。 レーザ加工機の一例を示す概略図である。 モータ制御装置の一例を示す概略図である。 ロータリエンコーダのスケールの一例を示す平面図である。 エンコーダ出力のA相信号とB相信号を示す図である。
符号の説明
1 目標角度指令
2 第1の加算器
3 第2の加算器
4 トルク指令
5 第3の加算器
6 駆動トルク
7、8 積分器
9 回転角度
10 エンコーダ
11 検出角度
12 微分器
13 信号生成手段
14 第1のフーリエ変換器
15 第2のフーリエ変換器
16 補正データ生成手段
17 モータ
18 補正手段
19 補正角度
100 レーザ加工機
101、102 回転モータ
103、104 ミラー
105 レーザ発信器
106 レーザ加工面
200 モータ制御装置
201 スケール
202 センサ部
203 コントローラ

Claims (6)

  1. 所定の信号をトルク指令に重畳させて駆動トルクをモータに供給するステップと、
    前記所定の信号を前記トルク指令に重畳させたときの前記駆動トルクと変位検出手段により検出された前記モータの角度との振幅スペクトル比を測定するステップと、
    前記振幅スペクトル比を一定にするための補正データを生成するステップと、
    前記補正データを用いて、前記変位検出手段により検出されたモータの角度が実際のモータの角度に等しくなるように、検出された前記モータの角度を補正するステップと、を有することを特徴とする変位検出方法。
  2. モータの変位量を検出する変位検出手段と、
    駆動トルクを該モータに供給する駆動手段と、
    所定の信号を生成して該所定の信号を前記駆動手段に供給する信号生成手段と、
    前記所定の信号が前記駆動手段に供給されたときの前記駆動トルク及び前記変位検出手段により検出された前記モータの前記変位量から補正データを生成する補正データ生成手段と、
    前記補正データ生成手段により生成された前記補正データを用いて、前記変位検出手段にて検出されたモータの変位量が実際のモータの変位量に等しくなるように、検出された該モータの変位量を補正する補正手段と、を有し、
    前記駆動手段は、前記補正手段で補正された変位量を利用して前記モータを駆動制御することを特徴とするモータ制御装置。
  3. 前記所定の信号は、正弦波信号であることを特徴とする請求項2記載のモータ制御装置。
  4. 前記補正データ生成手段により生成される前記補正データは、前記駆動トルク及び前記変位検出手段により検出された前記モータの前記変位量から求められる振幅スペクトル比を一定にするための補正データであることを特徴とする請求項2又は3記載のモータ制御装置。
  5. 前記変位検出手段はエンコーダであることを特徴とする請求項2乃至4のいずれか一に記載のモータ制御装置。
  6. 請求項2乃至5のいずれか一に記載のモータ制御装置を有することを特徴とする工作機械装置。
JP2007238695A 2007-09-14 2007-09-14 変位検出方法及びモータ制御装置 Active JP5111031B2 (ja)

Priority Applications (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007238695A JP5111031B2 (ja) 2007-09-14 2007-09-14 変位検出方法及びモータ制御装置
EP08163470.1A EP2037220B1 (en) 2007-09-14 2008-09-02 Displacement sensing method and motor control apparatus
US12/206,797 US8072176B2 (en) 2007-09-14 2008-09-09 Displacement sensing method and motor control apparatus
CN200810149119XA CN101387504B (zh) 2007-09-14 2008-09-12 位移感测方法和马达控制设备
TW097135148A TWI359557B (en) 2007-09-14 2008-09-12 Displacement sensing method and motor control appa
KR1020080090515A KR101079488B1 (ko) 2007-09-14 2008-09-12 변위 검출 방법 및 모터 제어 장치
US14/098,442 USRE46899E1 (en) 2007-09-14 2013-12-05 Displacement sensing method and motor control apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007238695A JP5111031B2 (ja) 2007-09-14 2007-09-14 変位検出方法及びモータ制御装置

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012225574A Division JP5383887B2 (ja) 2012-10-11 2012-10-11 変位検出装置、制御装置、工作機械装置、照射装置および変位検出方法

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2009069031A true JP2009069031A (ja) 2009-04-02
JP2009069031A5 JP2009069031A5 (ja) 2010-10-28
JP5111031B2 JP5111031B2 (ja) 2012-12-26

Family

ID=39791200

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007238695A Active JP5111031B2 (ja) 2007-09-14 2007-09-14 変位検出方法及びモータ制御装置

Country Status (6)

Country Link
US (2) US8072176B2 (ja)
EP (1) EP2037220B1 (ja)
JP (1) JP5111031B2 (ja)
KR (1) KR101079488B1 (ja)
CN (1) CN101387504B (ja)
TW (1) TWI359557B (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101222465B1 (ko) * 2010-09-29 2013-01-15 국방과학연구소 유도무기 제어판 영점 조정 방법 및 장치
JP2014025900A (ja) * 2012-07-30 2014-02-06 Canon Inc 補正値導出装置、変位量導出装置、制御装置、および補正値導出方法
KR101361551B1 (ko) * 2012-05-16 2014-02-24 (주)아이파워컨 레졸버 위상 오차 보정 장치 및 방법
JP2014124000A (ja) * 2012-12-20 2014-07-03 Canon Inc アクチュエータの制御装置
JP2018514773A (ja) * 2015-04-29 2018-06-07 レニショウ パブリック リミテッド カンパニーRenishaw Public Limited Company サブディビジョナルエラーを決定する方法

Families Citing this family (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012009198A2 (en) 2010-07-14 2012-01-19 University Of Florida Research Foundation, Inc. System and method for assessing the performance of an attitude control system for small satellites
CN102332856B (zh) * 2010-07-14 2014-04-02 台达电子工业股份有限公司 编码器反馈位置的动态补偿装置及其动态补偿方法
TWI451067B (zh) * 2011-12-19 2014-09-01 Au Optronics Corp 光學編碼器
US9261872B2 (en) * 2012-01-19 2016-02-16 Mitsubishi Electric Research Laboratories, Inc. System and method for controlling redundant actuators of a machine
JP6595755B2 (ja) * 2014-12-02 2019-10-23 日本電産サンキョー株式会社 補正テーブル作成装置、エンコーダ、及び補正テーブル作成方法
JP6193938B2 (ja) 2015-08-31 2017-09-06 ファナック株式会社 信号の周波数特性から異物浸入を検知する機能を有する回転角度検出器
CN105643388B (zh) * 2016-02-02 2018-02-06 上海日进机床有限公司 工件尺寸检测装置、方法及多工位组合式晶棒加工设备
US10312837B2 (en) * 2016-05-02 2019-06-04 Canon Kabushiki Kaisha Information processing apparatus, and recording medium storing computer program
CN107547014A (zh) * 2016-06-23 2018-01-05 上海北京大学微电子研究院 基于隔离技术的无刷直流电机硬件系统
KR101859206B1 (ko) 2017-07-20 2018-06-28 주식회사 제미스코 원단의 엣지 프레스장치
US10895866B1 (en) * 2018-03-08 2021-01-19 Apple Inc. Position error correction for electric motors
WO2020066431A1 (ja) * 2018-09-24 2020-04-02 株式会社ニコン エンコーダ、駆動装置、ロボット装置、制御システム及びその制御方法
JP7161439B2 (ja) * 2019-04-23 2022-10-26 ルネサスエレクトロニクス株式会社 半導体装置及びモータ制御システム
CN110961798B (zh) * 2019-12-02 2021-01-12 固高伺创驱动技术(深圳)有限公司 激光切割控制系统及控制方法
CN111106764B (zh) * 2019-12-06 2021-07-02 清能德创电气技术(北京)有限公司 一种正余弦编码器校正方法和系统
CN114093280B (zh) * 2021-11-22 2024-01-09 马努(上海)艺术设计有限公司 角度校正方法、角度限位器、显示单元和显示系统

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0746878A (ja) * 1993-08-02 1995-02-14 Okuma Mach Works Ltd 電動機の制御装置
JP2004272370A (ja) * 2003-03-05 2004-09-30 Toshiba Corp 制御装置及びデータアクセス方法
JP2006141141A (ja) * 2004-11-12 2006-06-01 Konica Minolta Medical & Graphic Inc 搬送装置、画像読取装置及び画像形成装置
JP2006170946A (ja) * 2004-12-20 2006-06-29 Yaskawa Electric Corp ロータリテーブル制御装置
JP2007107886A (ja) * 2005-10-11 2007-04-26 Yaskawa Electric Corp エンコーダ誤差補正装置およびエンコーダ

Family Cites Families (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4160200A (en) * 1976-06-29 1979-07-03 Ricoh Company, Ltd. Servo control apparatus
GB2088086B (en) * 1980-11-19 1984-05-10 Marconi Co Ltd Apparatus for accurately moving a body in accordance with a predetermined motion
JPS5846413A (ja) * 1981-09-14 1983-03-17 Hitachi Ltd 電気サ−ボ機構
GB8136055D0 (en) * 1981-11-30 2003-04-09 Marconi Co Ltd Radar tracking system
JPS61132064A (ja) * 1984-11-29 1986-06-19 Sony Corp ブラシレスモ−タ
JPS628585A (ja) 1985-07-05 1987-01-16 Mitsubishi Electric Corp レ−ザ光源装置
DE3852856T2 (de) * 1987-09-08 1995-05-18 Meidensha Electric Mfg Co Ltd Regelsystem zur Regelung der Umdrehungsgeschwindigkeit eines elektrischen Motors.
JPH01148100A (ja) 1987-12-01 1989-06-09 Matsushita Electric Ind Co Ltd 位置制御装置
US5157597A (en) * 1988-12-23 1992-10-20 Fanuc Ltd. Method of detecting oscillation of a servo system and automatically adjusting speed loop gain thereof
AU6793194A (en) 1994-01-11 1995-08-01 Robert Bosch Gmbh Correction process between the electric phase angle and mechanical output angle of a step motor
JPH08145719A (ja) * 1994-09-22 1996-06-07 Canon Inc 位置または角度の検出方法
JP3281561B2 (ja) * 1996-12-25 2002-05-13 シャープ株式会社 モータ速度制御装置
JPH10254549A (ja) 1997-03-06 1998-09-25 Canon Inc 位置決め制御装置
US6081087A (en) * 1997-10-27 2000-06-27 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Motor control apparatus
US6694816B2 (en) * 2000-12-06 2004-02-24 Nsk Ltd. Apparatus and method for evaluating rotational accuracy of rolling bearing and rolling bearing evaluated by the rotational accuracy evaluation method, and apparatus and method for radial vibration of rotating body and rotation unit with rotating body evaluated by the radial vibration evaluation method
JP3867009B2 (ja) * 2002-04-24 2007-01-10 三菱電機株式会社 周波数特性同定方法および駆動制御装置
JP2006042537A (ja) 2004-07-29 2006-02-09 Japan Servo Co Ltd 磁気エンコーダと信号処理回路を付加したブラシレスdcモータ
DE102004038621B3 (de) 2004-08-09 2006-02-16 Siemens Ag Ermittlungsverfahren für ein Lagesignal
US7633256B2 (en) * 2005-05-04 2009-12-15 Lexmark International, Inc. Encoder eccentricity correction for motion control systems
JP2007043818A (ja) 2005-08-03 2007-02-15 Hitachi Ltd モータ制御装置及びモータ制御方法
JP4708992B2 (ja) * 2005-12-12 2011-06-22 日立オートモティブシステムズ株式会社 位置検出装置及びこれを用いた同期モータ駆動装置
JP4568298B2 (ja) * 2007-03-16 2010-10-27 オークマ株式会社 位置検出装置

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0746878A (ja) * 1993-08-02 1995-02-14 Okuma Mach Works Ltd 電動機の制御装置
JP2004272370A (ja) * 2003-03-05 2004-09-30 Toshiba Corp 制御装置及びデータアクセス方法
JP2006141141A (ja) * 2004-11-12 2006-06-01 Konica Minolta Medical & Graphic Inc 搬送装置、画像読取装置及び画像形成装置
JP2006170946A (ja) * 2004-12-20 2006-06-29 Yaskawa Electric Corp ロータリテーブル制御装置
JP2007107886A (ja) * 2005-10-11 2007-04-26 Yaskawa Electric Corp エンコーダ誤差補正装置およびエンコーダ

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101222465B1 (ko) * 2010-09-29 2013-01-15 국방과학연구소 유도무기 제어판 영점 조정 방법 및 장치
KR101361551B1 (ko) * 2012-05-16 2014-02-24 (주)아이파워컨 레졸버 위상 오차 보정 장치 및 방법
JP2014025900A (ja) * 2012-07-30 2014-02-06 Canon Inc 補正値導出装置、変位量導出装置、制御装置、および補正値導出方法
JP2014124000A (ja) * 2012-12-20 2014-07-03 Canon Inc アクチュエータの制御装置
JP2018514773A (ja) * 2015-04-29 2018-06-07 レニショウ パブリック リミテッド カンパニーRenishaw Public Limited Company サブディビジョナルエラーを決定する方法

Also Published As

Publication number Publication date
US8072176B2 (en) 2011-12-06
JP5111031B2 (ja) 2012-12-26
EP2037220A2 (en) 2009-03-18
US20090072774A1 (en) 2009-03-19
EP2037220B1 (en) 2017-11-15
EP2037220A3 (en) 2014-01-01
KR101079488B1 (ko) 2011-11-03
CN101387504A (zh) 2009-03-18
CN101387504B (zh) 2011-05-25
TW200934093A (en) 2009-08-01
KR20090028479A (ko) 2009-03-18
TWI359557B (en) 2012-03-01
USRE46899E1 (en) 2018-06-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5111031B2 (ja) 変位検出方法及びモータ制御装置
JP2009303358A (ja) 変位検出方法、補正テーブル作成方法、モータ制御装置及び工作機械装置
TWI534570B (zh) Synchronous control device
JP4980453B2 (ja) 加工を高精度化するサーボ制御システム
KR100889961B1 (ko) 스텝 모터 위치 오차 보정 방법 및 시스템
JP2012122509A (ja) 波動歯車減速機の角度伝達誤差補正方法及び装置
JP5429576B2 (ja) 同期制御装置
CN108075703B (zh) 用于降低永磁激励电马达的同步波动的方法
JP5383887B2 (ja) 変位検出装置、制御装置、工作機械装置、照射装置および変位検出方法
US11624812B2 (en) Method of characterizing, calibrating, and controlling galvanometer laser steering systems
JP6234231B2 (ja) 駆動装置および物品処理装置
US20040212862A1 (en) Optical scanner and laser machining apparatus
JP2577713B2 (ja) ロボツト用制御装置
JP2010207038A (ja) 推力リップル解析方法及び補正方法
JP4580600B2 (ja) ガルバノスキャナの制御方法、装置、及び、ガルバノスキャナ
JP5709646B2 (ja) 回転角度計測方法およびエンジンバルブ制御方法
US11990857B2 (en) Rotational feedback control system and method
JP6038063B2 (ja) 軌跡誤差表示装置
JP2016173287A (ja) 検出装置
JP2008117262A (ja) 位置決め装置
JP2018115912A (ja) 信号処理装置、計測装置、産業機械、および物品製造方法
KR960038491A (ko) 평면 스텝 모터를 이용한 노광 장비 스테이지의 미소 각도 보정장치 및 그 방법

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100914

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100914

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120911

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20121009

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151019

Year of fee payment: 3

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5111031

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151019

Year of fee payment: 3