JP2008307634A - 嵌合装置 - Google Patents

嵌合装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2008307634A
JP2008307634A JP2007157333A JP2007157333A JP2008307634A JP 2008307634 A JP2008307634 A JP 2008307634A JP 2007157333 A JP2007157333 A JP 2007157333A JP 2007157333 A JP2007157333 A JP 2007157333A JP 2008307634 A JP2008307634 A JP 2008307634A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
force
workpiece
moment
axis
hand
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2007157333A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4271249B2 (ja
Inventor
Takayuki Sato
貴之 佐藤
Nobuaki Yamaoka
宣章 山岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fanuc Corp
Original Assignee
Fanuc Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fanuc Corp filed Critical Fanuc Corp
Priority to JP2007157333A priority Critical patent/JP4271249B2/ja
Priority to EP08010707A priority patent/EP2002945B1/en
Priority to CN2008101256217A priority patent/CN101323111B/zh
Priority to US12/138,995 priority patent/US8369983B2/en
Publication of JP2008307634A publication Critical patent/JP2008307634A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4271249B2 publication Critical patent/JP4271249B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25JMANIPULATORS; CHAMBERS PROVIDED WITH MANIPULATION DEVICES
    • B25J9/00Programme-controlled manipulators
    • B25J9/16Programme controls
    • B25J9/1628Programme controls characterised by the control loop
    • B25J9/1633Programme controls characterised by the control loop compliant, force, torque control, e.g. combined with position control
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25JMANIPULATORS; CHAMBERS PROVIDED WITH MANIPULATION DEVICES
    • B25J9/00Programme-controlled manipulators
    • B25J9/16Programme controls
    • B25J9/1679Programme controls characterised by the tasks executed
    • B25J9/1687Assembly, peg and hole, palletising, straight line, weaving pattern movement
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B2219/00Program-control systems
    • G05B2219/30Nc systems
    • G05B2219/39Robotics, robotics to robotics hand
    • G05B2219/39529Force, torque sensor in wrist, end effector
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B2219/00Program-control systems
    • G05B2219/30Nc systems
    • G05B2219/40Robotics, robotics mapping to robotics vision
    • G05B2219/40032Peg and hole insertion, mating and joining, remote center compliance

Abstract

【課題】コンプライアンス制御を用いた嵌合装置において、従来よりも高速で安定した嵌合を行うこと可能にする。
【解決手段】嵌合装置10は、ワークを把持するハンドを先端に備えたロボットアーム12と、ハンドに把持されたワークが受ける力及びモーメントを検出するための力検出器14と、ロボットアーム12の動作を制御するための制御装置16とを備える。制御装置16は、ワークを嵌合させるように動作指令を作成する動作指令作成部30と、ワークの接触中に力検出器14によって検出される力及びモーメントの最大値又はワークが初めて接触したときに力検出器14によって検出された力及びモーメントの何れかに基づき、検出される力及びモーメントが閾値以下になるまで、嵌合方向に対して垂直な方向に関するハンドの位置と嵌合方向に対して垂直な軸線周りのハンドの姿勢とを修正するように動作指令を補正する動作指令補正部32とを備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、ロボットを用いてコンプライアンス制御を行いながら二つのワークを嵌合させる嵌合装置に関する。
ロボットを用いて組立作業を行う場合、テーブル上の所定の位置にワークを位置決めすると共に、ロボットによってその位置に精度良く他のワークを移動させる必要がある。しかしながら、ロボットに把持されるワークとテーブル上に固定されるワークとの間には位置誤差及び姿勢誤差があり、これらがロボットによる組立作業、特に二つのワークの嵌合作業などに支障を与える場合がある。この問題を解決するために、二つのワークを互いに嵌合させるための嵌合装置では、ロボットアームとハンドとの間にバネやダンパなどを介装させることによりロボットアームの先端に取り付けたハンドの動作に機械的に弾性を持たせ、多少の位置誤差及び姿勢誤差があってもハンドに把持されるワークの位置及び姿勢を自動的に変えて他方のワークに滑らかに嵌合させるようにしたRCC(遠隔中心コンプライアンス)機構が一般に用いられる。また、特許文献1〜特許文献4などに記載されているように、ロボットアームの動作の制御により、ロボットアームとハンドとの間にバネやダンパなどがあるかのようにロボットを動作させ、RCC機構と同様の作用を得るコンプライアンス制御の手法も用いられる。
従来のコンプライアンス制御では、互いに嵌合する二つのワークのうちの一方をロボットアームのハンドにより把持して他方のワークに押し付け、その際にハンドに把持されるワークに作用する力及びモーメントを検出し、ロボットアームの動作を制御して検出される力及びモーメントが目標量になるようにロボットアームの動作を修正しながら嵌合動作を行う。ロボットアームの動作の修正の際には、制御周期毎に、検出された力と目標とする力との差分及び検出されたモーメントと目標とするモーメントとの差分に力制御ゲインというパラメータをかけることによりロボットアームに対する指令速度及び指令角速度を演算し、演算により求められた指令速度及び指令角速度に基づいてハンドに把持されるワークを並進移動及び回転させる。したがって、力制御ゲインが力制御の性能を表し、力制御ゲインの値が大きいほどハンドに把持されるワークの位置及び姿勢の修正が早くなる。
特公平4−43744号公報 特公平6−83976号公報 特開平5−38637号公報 特許第2604929号
上述したように、力制御ゲインが大きいほどハンドに把持されるワークの位置及び姿勢の修正は短時間で行われるようになる。しかしながら、力制御ゲインを大きくすると、ロボットアームの振動やワーク同士の接触による振動も増幅されやすくなり、ロボットアームの動作が発振しやすくなる。このため、従来のコンプライアンス制御では、この発振限界によって決まる値までしか力制御ゲインを大きくすることができず、ワークやロボットアームの位置や姿勢に初期誤差があるシステムでは、誤差の修正に多大な時間を要していた。
本発明は、上記従来技術に存する問題を解決し、コンプライアンス制御を用いた嵌合装置において、従来よりも高速で安定した嵌合を行うこと可能にすることにある。
上記目的を達成するために、本発明は、ワークを把持するハンドを先端に備えたロボットアームと、ハンドに把持されたワークが受ける力及びモーメントを検出するための力検出器と、ロボットアームの動作を制御するための制御装置とを備え、互いに嵌合する二つのワークのうちの一方を前記ハンドにより把持して嵌合方向に移動させ、前記力検出器の出力に基づいて前記ハンドに把持されるワークの位置及び姿勢を修正するようにコンプライアンス制御を行いながら、前記二つのワークのうちの他方に嵌合させる嵌合装置において、前記制御装置が、前記二つのワークを嵌合させるように動作指令を作成する動作指令作成部と、前記二つのワークの接触中に前記力検出器によって検出される力及びモーメントの最大値又は前記二つのワークが初めて接触したときに前記力検出器によって検出された力及びモーメントの何れかに基づき、前記力検出器によって検出される力及びモーメントが予め定められた閾値以下になるまで、前記嵌合方向に対して垂直な方向に関する前記ハンドの位置と前記嵌合方向に対して垂直な軸線周りの前記ハンドの姿勢とを修正するように前記動作指令作成部によって作成された動作指令を補正する動作指令補正部とを備え、補正後の動作指令に従って前記ロボットアームの動作を制御し前記二つのワークを互いに嵌合させるようにした嵌合装置を提供する。
本発明の嵌合装置では、制御装置の各制御周期において、二つのワークの接触中に力検出器によって検出される力及びモーメントの最大値又は二つのワークが初めて接触したときに力検出器によって検出される力及びモーメントに基づいて、ロボットアームに対する動作指令の補正を行って、力検出器によって検出される力及びモーメントが予め定められた閾値以下になるまで嵌合方向に対して垂直な方向に関するハンド及びワークの位置と嵌合方向に対して垂直な軸線周りのハンド及びワークの姿勢とを修正する。また、ハンドに把持されるワークに作用する力及びモーメントの検出は、制御周期毎に行われるが、検出された力及びモーメントは、予め定められた閾値以下になったか否かを監視するためだけに使用される。したがって、ロボットアームやワークの振動により力検出手段にノイズが乗っても修正動作にほとんど影響を与えず、従来よりも力制御ゲインに大きな値を設定することが可能になる。
前記動作指令補正部は、前記力検出器によって検出される力及びモーメントを小さくするように動作指令を補正することが好ましい。例えば、前記力検出器は、前記嵌合方向に対して垂直であり且つ互いが垂直である2軸方向に作用する力を検出し、前記動作指令補正部は、前記力検出器によって検出される2軸方向の力に基づいて動作指令を補正し、前記嵌合方向に対して垂直な方向に関する前記ハンドの位置を修正する。また、前記力検出器は、前記嵌合方向に対して垂直であり且つ互いが垂直である2軸周りのモーメントを検出し、前記動作指令補正部は、前記力検出器によって検出される2軸周りのモーメントに基づいて動作指令を補正し、前記嵌合方向に対して垂直な軸線周りの前記ハンドの姿勢を修正する。
前記動作指令補正部は、前記力検出器によって検出される力及びモーメントが0になるまで、前記動作指令を補正することが好ましい。
また、前記力検出器は力覚センサとすることができる。
前記力検出器は、前記ロボットアームを駆動するアクチュエータの電流値に基づいて、前記ワークが受ける力及びモーメントを求めてもよい。
なお、本願において、用語「力制御ゲイン」は、以下の式により定義される定数である。
力に関する力制御ゲイン=指令速度(m/s)/(検出された力−目標力)(Kgf)
モーメントに関する力制御ゲイン=指令角速度(rad/s)/(検出されたモーメント−目標モーメント)(Kgfm)
本発明によれば、ロボットアームやワークの振動により力検出手段にノイズが乗っても修正動作に影響を与えることがなく、従来よりも力制御ゲインに大きな値を設定することが可能になるので、ワークやロボットアームに初期誤差があってもこれを従来よりも高速に修正できる。したがって、高速で安定した嵌合作業を行うことが可能になる。
以下、図面を参照して本発明の好ましい実施形態について記載する。
最初に、図1を参照して、本発明の嵌合装置10の全体構成を説明する。
嵌合装置10は、複数の軸周りの動作が可能なロボットアーム12と、力及びモーメントを検出するための力検出器14と、ロボットアーム12の動作を制御するための制御装置16と、ワークW1を戴置するためのテーブル18とを備える。ロボットアーム12の先端部にはワークW2の把持及び解放が可能なハンド20が設けられている。また、テーブル18上には、ワークW1を固定するためのクランプ装置22が設けられており、ハンド20に把持されたワークW2に嵌合させるべきワークW1を着脱可能に固定できるようになっている。
力検出器14は、ロボットアーム12の手首部に取り付けられており、ハンド20に把持されたワークW2が受ける力F及びモーメントMを検出できるようになっている。例えば、力検出器14は、ロボットアーム12の先端とハンド20との間に取り付けられており、直交3軸方向の力及び直交3軸周りのモーメントを検出できる6軸力覚センサとすることができる。しかしながら、力検出器14は、6軸力覚センサに限定されるものではなく、ロボットアーム12を駆動するためのモータなどのアクチュエータ(図示せず)の電流値に基づいてハンド20に把持されたワークW2が受ける力及びモーメントを推定する装置とすることもできる。
互いに嵌合するワークW1、W2は、たとえば、例えば円筒形状の突出部24を有するワークW2と、円筒形状の突出部24に対応する円筒形状の嵌合穴26が形成されたワークW1とから構成される。図1に示されている嵌合装置10では、突出部24を有するワークW2をハンド20で把持し、テーブル18に固定されたワークW1の嵌合穴26の中心軸線28上に突出部24を整列させて中心軸線28と平行な嵌合方向にワークW2を移動させることにより、ワークW1の嵌合穴26にワークW2の突出部24を挿入し、二つのワークW1、W2を嵌合させる。
図2は、本発明による嵌合装置10の機能ブロック図であり、嵌合装置10で使用される制御装置16の詳細を示している。
制御装置16は、図2に示されているように、ロボットアーム12及びハンド20に対する動作指令を作成する動作指令作成部30と、動作指令作成部30によって作成された動作指令を一定条件の下に補正する動作指令補正部32とを含む。動作指令作成部30は、予め入力されたプログラム等に従って、互いに嵌合する二つのワークW1、W2のうちの一方のワークW2を所定の位置でハンド20によって把持し、このワークW2をテーブル18上の所定の位置に固定された他方のワークW1に嵌合させるように、ロボットアーム12及びそのハンド20に対する動作指令、詳細には速度指令及び角速度指令を作成する。また、動作指令補正部32は、力制御ゲイン部34と、力及びモーメント保持部36とによって構成されている。
力及びモーメント保持部36は、RAMなどの記憶装置によって実現され、ハンド20によって把持されるワークW2とテーブル18上に固定されるワークW1との接触中に力検出器14によって検出される力F及びモーメントMの最大値F´、M´又はハンド20によって把持されるワークW2とテーブル18上に固定されるワークW1とが初めて接触したときに力検出器14によって検出される力F及びモーメントMの値F0、M0を記憶又は保持するようになっている。また、力制御ゲイン部34は、力及びモーメント保持部36に保持される力F´、F0及びモーメントM´、M0とワークW1、W2同士の嵌合時に力検出器14によって検出されるべき目標力Fd及び目標モーメントMdとの差分を入力すると、この入力に力制御ゲインGをかけることにより、力検出器14によって検出される力F及びモーメントMを目標力Fd及び目標モーメントMdに近づけるために必要な動作をロボットアーム12及びハンド20にさせるための速度指令補正量υc及び角速度指令補正量ωcを出力するようになっている。
動作指令補正部32は、動作指令作成部30によって作成される速度指令υ及び角速度指令ωに力制御ゲイン部34から出力される速度指令補正量υc及び角速度指令補正量ωcを加算することにより、速度指令υ及び角速度指令ωを補正し、補正後の速度指令υ´及び角速度指令ω´に基づいてロボットアーム12及びそのハンド20を動作させる。動作指令補正部32による動作指令の補正は、力検出器14によって検出される力F及びモーメントMが予め定められた閾値TF、TM以下になるまで続けられるようになっている。
次に、図3〜図5を参照して、図1及び図2に示されている嵌合装置10の動作を説明する。以下の説明において、Z軸は、テーブル18上に固定されるワークW1の嵌合穴26の中心軸線28の方向を指し、X軸及びY軸は、Z軸に垂直な平面において互いに垂直な方向を指すものとする。
まず、作業者又は他のロボットなどによって嵌合させるべき一対のワークW1、W2のうちの一方のワークW1をテーブル18上の所定の位置に固定する。ロボットアーム12は、予め定められたプログラム等に基づいて動作指令作成部30によって作成された動作指令に従って、所定の位置に配置された嵌合相手となる他方のワークW2をハンド20によって把持し、テーブル18上に固定されたワークW1の嵌合穴26の中心軸線28とハンド20によって把持されたワークW2の突出部24の軸線とが整列するように、テーブル18に固定されるワークW1と対向する位置に移動させる。さらに、ロボットアーム12は、ワークW1の嵌合穴26の中心軸線28と平行な嵌合方向(すなわち、Z軸方向)にワークW2を移動させ、テーブル18上のワークW1に接触させる(ステップS100)。なお、動作指令は、ハンド20をX軸、Y軸及びZ軸方向に並進移動させるための速度指令υ(υX,υY,υZ)と、ハンドをX軸、Y軸及びZ軸周りに夫々回転させる角速度指令ω(ωW,ωP,ωR)とを含んでおり、嵌合時の速度指令υ及び角速度指令ωにおいて、嵌合方向の速度指令以外は0となる、すなわち、υX=0、υY=0、ωW=0、ωP=0、ωR=0となる。
テーブル18上に固定されたワークW1の嵌合穴26の中心軸線28とハンド20によって把持されたワークW2の突出部24の軸線とが正確に整列するように、ワークW1及びワークW2が配置されている場合、ワークW2の突出部24はワークW1の嵌合穴26に円滑に挿入される。つまり、嵌合中にワークW2へ作用する力F(FX,FY,FZ)及びモーメントM(MX,MY,MZ)は、嵌合方向成分以外はすべて0になる(すなわち、FX=0,FY=0,MX=0,MY=0,MZ=0)。したがって、嵌合中にワークW2へ作用すべき目標力Fd(FdX,FdY,FdZ)及び目標モーメントMd(MdX,MdY,MdZ)は、嵌合方向以外ですべて0(すなわち、FdX=0,FdY=0,MdX=0,MdY=0,MdZ=0)となるように定められる。
ところが、一般に、テーブル18上に固定されるワークW1の位置及び姿勢やハンド20に把持されるワークW2の位置及び姿勢には誤差があるため、テーブル18上に固定されたワークW1の嵌合穴26の中心軸線28とハンド20によって把持されたワークW2の突出部24の軸線とが正確に一直線上に整列していない状態で嵌合動作が行われることが多い。このような場合、ハンド20に把持されるワークW2がテーブル18上に固定されるワークW1に接触すると、ハンド20に把持されるワークW2に力F及びモーメントMが作用する(ステップS102)。例えば、図4(a)に示されているように、テーブル18上に固定されるワークW1の嵌合穴26の中心軸線28に対して、ハンド20に把持されるワークW2の突出部24の軸線38が傾いている場合、両ワークW1、W2が接触すると、図4(b)に示されているように、ハンド20に把持されるワークW2には、嵌合方向に垂直な方向の力FX、FYと嵌合方向に垂直な軸線周りのモーメントMX、MYが作用する。力検出器14が、ワークW2が受ける力F及びモーメントMを検出すると、制御装置16は、力検出器に14よって検出された力F及びモーメントMを目標力Fd及び目標モーメントMdに近づけるようにロボットアーム12及びそのハンド20の動作を制御する。
本発明の嵌合装置10では、テーブル18上に固定されるワークW1とハンド20に把持されるワークW2との接触中に力検出器14によって検出される力F(FX,FY,FZ)及びモーメントM(MX,MY,MZ)の最大値が力及びモーメント保持部36に記憶又は保持されるようになっている。力及びモーメント保持部36は、制御周期毎に、力検出器14によって検出された力F(FX,FY,FZ)及びモーメントM(MX,MY,MZ)と力及びモーメント保持部36に記憶又は保持される力F´(F´X,F´Y,F´Z)及びモーメントM´(M´X,M´Y,M´Z)とを対応する各成分について比較し、力検出器14によって検出された力F(FX,FY,FZ)及びモーメントM(MX,MY,MZ)の何れかの成分がその時点で力及びモーメント保持部36に記憶又は保持される力F´(F´X,F´Y,F´Z)及びモーメントM´(M´X,M´Y,M´Z)の対応する成分よりも大きいときには、記憶又は保持される力F´(F´X,F´Y,F´Z)及びモーメントM´(M´X,M´Y,M´Z)のその成分の値を力検出器14によって検出された力F(FX,FY,FZ)及びモーメントM(MX,MY,MZ)の対応する成分の値に更新し、これを記憶又は保持する。
動作指令補正部32は、Z軸方向の速度指令υZについて、従来のコンプライアンス制御と同様に、力検出器14によって検出されるZ軸方向の力FZとZ軸方向の目標力FdZとの差分にZ軸方向の力についての力制御ゲインGZをかけることにより速度指令補正量υcZを演算し、演算により求めた速度指令補正量υcZを動作指令作成部30によって作成されたZ軸方向の速度指令υZに加算してZ軸方向の速度指令を補正する。すなわち、式(1)に従って、補正後のZ軸方向の速度指令υ´Zを求める。
υ´Z=(FZ−FdZ)×GZ+υZ (1)
一方、ワークW2の突出部24やワークW1の嵌合穴26は円筒形状でありZ軸周りの回転は意味を持たないので、Z軸周りの角速度指令ωR及び補正後のZ軸周りの角速度ω´Rを求める必要はない。しかしながら、ワークW2の突出部24やワークW1の嵌合穴26が非円筒形状である場合には、従来のコンプライアンス制御と同様に以下の式により補正後のZ軸周りの角速度ω´Rを求めればよい。
ω´R=(MZ−MdZ)×GR+ωR
ここで、GRはZ軸周りのモーメントについての力制御ゲインである。
また、動作指令補正部32は、X軸方向の速度指令υX、Y軸方向の速度指令υY、X軸周りの角速度指令ωW、Y軸周りの角速度指令ωPについては、力及びモーメント保持部36に記憶又は保持される力及びモーメントの最大値F´、M´と目標力Fd及び目標モーメントMdとの差分に力制御ゲインGをかけることにより速度指令補正量υcX、υcY並びに角速度指令補正量ωcW、ωcPを演算し、演算により求めた速度指令補正量υcX、υcY並びに角速度指令補正量ωcW、ωcPをそれぞれ動作指令作成部30によって作成されたX軸方向の速度指令υX、Y軸方向の速度指令υY、X軸周りの角速度指令ωW、Y軸周りの角速度指令ωPに加算してX軸方向の速度指令υX、Y軸方向の速度指令υY、X軸周りの角速度指令ωW、Y軸周りの角速度指令ωPを補正する。補正後のX軸方向の速度指令υ´X、Y軸方向の速度指令υ´Y、X軸周りの角速度指令ω´W、Y軸周りの角速度指令ω´Pは、X軸及びY軸方向の目標力FdX、FdY並びにX軸及びY軸周りのモーメントMdX、MdYが何れも0であることを考慮すると、以下の式(2)〜(5)により求められる。
υ´X=(F´X−FdX)×GX+υX=F´X×GX (2)
υ´Y=(F´Y−FdY)×GY+υY=F´Y×GY (3)
ω´W=(M´X−MdX)×GW+ωW=M´X×GW (4)
ω´P=(M´Y−MdY)×GP+ωP=M´Y×GP (5)
ここで、GX、GYは、それぞれ、X軸方向の力についての力制御ゲイン、Y軸方向の力についての力制御ゲインであり、GW、GPは、それぞれ、X軸周りのモーメントについての力制御ゲイン、Y軸周りのモーメントについての力制御ゲインである。
なお、嵌合動作は、ハンド20及びワークW2を嵌合方向すなわちZ軸方向にのみ移動させる動作であり、X軸方向の速度指令υX、Y軸方向の速度指令υY、X軸周りの角速度指令ωW、及びY軸周りの角速度指令ωPは何れも0になるので、動作指令補正部32によって求められた動作指令補正量υcX、υcY、ωcW、ωcPが、補正後のX軸方向の速度指令υ´X、Y軸方向の速度指令υ´Y、X軸周りの角速度指令ω´W、Y軸周りの角速度指令ω´Pとなる。したがって、動作指令補正部32は、力及びモーメント保持部36に記憶又は保持される力及びモーメントの最大値F´、M´に力制御ゲインGをかけることにより、X軸及びY軸方向の速度指令並びにX軸及びY軸周りの角速度指令として、υ´X、υ´Y、ω´W、ω´Pを求めていることになる。
制御装置16は、このようにして求めた補正後のX軸方向の速度指令υ´X、Y軸方向の速度指令υ´Y、Z軸方向の速度指令υ´Z、X軸周りの角速度指令ω´W、Y軸周りの角速度指令ω´Pに基づいてロボットアーム12及びそのハンド20を動作させて、ハンド20及びワークW2の位置及び姿勢を修正させる(ステップS104)。
次に、制御周期毎に、力検出器14によって検出されたX軸及びY軸方向の力FX,FY、X軸及びY軸周りのモーメントMX,MYと予め定められた閾値TFX,TFY、TMX,TMYとを比較し、何れかが予め定められた閾値よりも大きい場合には、FX,FY、MX,MYの全てが次式(6)を満たすまで、制御周期毎にステップS104を繰り返し、ハンド20及びワークW2の位置及び姿勢の修正を継続する(ステップS106)。
X≦TFX
Y≦TFY (6)
X≦TMX
Y≦TMY
ここで、閾値TFX,TFYは、それぞれ、検出されるX軸方向の力FXに対する閾値、検出されるY軸方向の力FYに対する閾値であり、閾値TMX,TMYは、それぞれ、検出されるX軸周りのモーメントMXに対する閾値、検出されるY軸周りのモーメントMYに対する閾値である。
一方、力検出器14によって検出された力FX,FY及びモーメントMX,MYの各成分が全て予め定められた閾値TFX,TFY,TMX,TMY以下になり、式(6)を満たすようになると、ハンド20及びワークW2の位置及び姿勢の誤差の修正が完了したと判断される(ステップS108)。そして、ハンド20及びワークW2の位置及び姿勢の修正動作が完了すると、ハンド20に把持されるワークW2の突出部24の軸線38がテーブル18に固定されたワークW1の嵌合穴26の中心軸線28に整列して一直線上に配置された状態になるので、この位置及び姿勢のままハンド20及びワークW2を嵌合方向に移動させれば、ハンド20に把持されるワークW2の突出部24をテーブル18に固定されるワークW1の嵌合穴26に円滑に挿入することができ、嵌合作業が終了する(ステップS110)。
上述した本発明の嵌合装置10の動作では、力及びモーメント保持部36に、ワークW1とワークW2との接触中に力検出器14によって検出された力F及びモーメントMの最大値F´(F´X,F´Y,F´Z)、M´(M´X,M´Y,M´Z)が記憶又は保持されると説明した。しかしながら、力及びモーメント保持部36は、ワークW1とワークW2とが初めて接触したときに力検出器14によって検出される力F0(F0X,F0Y,F0Z)、及びモーメントM0(M0X,M0Y,M0Z)を記憶又は保持するようになっていてもよい。なお、二つのワークW1、W2が接触していないときには力F及びモーメントMはほぼ0となるので、力検出器に14よって検出される力F(FX,FY,FZ)又はモーメント(MX,MY,MZ)の成分が予め定められた値以上になったことを検出することによって、二つのワークW1、W2が接触したことを検出することができる。
このように、力及びモーメント保持部36がワークW1とワークW2とが初めて接触したときに力検出器14によって検出される力F0及びモーメントM0を記憶又は保持するようになっている場合の動作手順が図5に示されている。図5に示されている動作手順は、図3に示されている動作手順のステップS104に代えてステップS112が行われる点において、図3に示されている動作手順と異なっており、その他の手順は同様である。
ステップS100によりワークW1、W2同士が接触し、ハンド20によって把持されるワークW2に力F及びモーメントMが作用すると、力検出器14によってワークW2に作用する力F及びモーメントMが検出される(ステップS102)。すると、力及びモーメント保持部36は、ワークW1とW2とが初めて接触したときに力検出器14によって検出された力F0(F0X,F0Y,F0Z)及びモーメントM0(M0X,M0Y,M0Z)を記憶し、以降、これを保持し続ける。
動作指令補正部32は、ステップS104と同様にして、力検出器14によって検出されるZ軸方向の力FZとZ軸方向の目標力FdZとの差分に基づいて、動作指令作成部30によって作成されたZ軸方向の速度指令υZを補正し、式(1)に従って、補正後のZ軸方向の速度指令υ´Zを求める。なお、ワークW2の突出部24やワークW1の嵌合穴26は円筒形状でありZ軸周りの回転は意味を持たないので、Z軸周りの角速度指令ωR及び補正後のZ軸周りの角速度ω´Rを求める必要はない。しかしながら、ワークW2の突出部24やワークW1の嵌合穴26が非円筒形状である場合には、図3に示されている手順の場合と同じようにして補正後のZ軸周りの角速度ω´Rを求めればよい。
一方、動作指令補正部32は、X軸方向の速度指令υX、Y軸方向の速度指令υY、X軸周りの角速度指令ωW、Y軸周りの角速度指令ωPについて、力及びモーメント保持部36に記憶又は保持される力F0及びモーメントM0と目標力Fd及び目標モーメントMdとの差分に力制御ゲインGをかけることにより動作指令補正量υcX、υcY、ωcW、ωcPを演算し、演算により求めた動作指令補正量υcX、υcY、ωcW、ωcPをそれぞれ動作指令作成部30によって作成されたX軸方向の速度指令υX、Y軸方向の速度指令υY、X軸周りの角速度指令ωW、Y軸周りの角速度指令ωPに加算してX軸方向の速度指令υX、Y軸方向の速度指令υY、X軸周りの角速度指令ωW、Y軸周りの角速度指令ωPを補正する。補正後のX軸方向の速度指令υ´X、Y軸方向の速度指令υ´Y、X軸周りの角速度指令ω´W、Y軸周りの角速度指令ω´Pは、X軸及びY軸方向の目標力FdX、FdY並びにX軸及びY軸周りのモーメントMdX、MdYが何れも0であることを考慮すると、以下の式(2´)〜(5´)により求められる。
υ´X=(F0X−FdX)×GX+υX=F0X×GX (2´)
υ´Y=(F0Y−FdY)×GY+υY=F0Y×GY (3´)
ω´W=(M0X−MdY)×GW+ωW=M0X×GW (4´)
ω´P=(M0Y−MdY)×GP+ωP=M0Y×GP (5´)
ここで、GX、GYは、それぞれ、X軸方向の力についての力制御ゲイン、Y軸方向の力についての力制御ゲインであり、GW、GPは、それぞれ、X軸周りのモーメントについての力制御ゲイン、Y軸周りのモーメントについての力制御ゲインである。
また、X軸方向の速度指令υX、Y軸方向の速度指令υY、X軸周りの角速度指令ωW、及びY軸周りの角速度指令ωPは何れも0になるので、動作指令補正部32によって求められた動作指令補正量υcX、υcY、ωcW、ωcPが、補正後のX軸方向の速度指令υ´X、Y軸方向の速度指令υ´Y、X軸周りの角速度指令ω´W、Y軸周りの角速度指令ω´Pとなる。したがって、動作指令補正部32は、力及びモーメント保持部36に記憶又は保持される力F0及びモーメントM0に力制御ゲインGをかけることにより、X軸及びY軸方向の速度指令並びにX軸及びY軸周りの角速度指令として、υ´X、υ´Y、ω´W、ω´Pを求めていることになる。
制御装置116は、このようにして求めた補正後のX軸方向の速度指令υ´X、Y軸方向の速度指令υ´Y、Z軸方向の速度指令υ´Z、X軸周りの角速度指令ω´W、Y軸周りの角速度指令ω´Pに基づいてロボットアーム12及びそのハンド20を動作させて、ハンド20及びワークW2の位置及び姿勢を修正させる(ステップS112)。
次に、制御周期毎にワークW2が受ける力F及びモーメントMを力検出器14によって検出し、検出されたX軸及びY軸方向の力FX,FY、X軸及びY軸周りのモーメントMX,MYと予め定められた閾値TFX,TFY、TMX,TMYとを比較し、何れかが予め定められた閾値よりも大きい場合には、FX,FY、MX,MYの全てが式(6)を満たすまで、制御周期毎にステップS112を繰り返し、ハンド20及びワークW2の位置及び姿勢の修正を継続する(ステップS106)。
一方、力検出器14によって検出された力FX,FY及びモーメントMX,MYの各成分が全て予め定められた閾値TFX,TFY,TMX,TMY以下になり、式(6)を満たすようになると、ハンド20及びワークW2の位置及び姿勢の誤差の修正が完了したと判断される(ステップS108)。そして、ハンド20及びワークW2の位置及び姿勢の修正が完了すると、ハンド20に把持されるワークW2の突出部24の軸線38がテーブル18に固定されたワークW1の嵌合穴26の中心軸線28に整列して一直線上に配置された状態になるので、この位置及び姿勢のままハンド20を嵌合方向に移動させれば、ハンド20に把持されるワークW2の突出部24をテーブル18に固定されるワークW1の嵌合穴26に円滑に挿入することができ、嵌合作業が終了する(ステップS110)。
次に、図6及び図7を参照して、ワークW1、W2に姿勢誤差がある場合を例にして、本発明による効果を説明する。
図6及び図7には、それぞれ従来のコンプライアンス制御のように力検出器14によって検出されたモーメントMに基づいてワークW1に対するワークW2のX軸及びY軸周りの姿勢誤差を修正した場合と本発明により力検出器14によって検出されたモーメントの最大値M´に基づいてワークW1に対するワークW2のX軸及びY軸周りの姿勢誤差を修正した場合において力検出器14によって検出されるモーメントM及びハンド20の姿勢変化量の時間変化を表すグラフが示されている。
従来方式を表す図6では、ワークW2などの振動による発振を防止するために力制御ゲインGが0.03(rad/Kgfms)に設定されているのに対して、本発明では従来よりも発振限界が高くなるので図7では、力制御ゲインGが図6の場合の力制御ゲインの値の3倍の0.09(rad/Kgfms)に設定されている。また、図6及び図7では、何れの場合も、ハンド20に把持されるワークW2の突出部24の軸線38とテーブル18に固定されるワークW1の嵌合穴26の中心軸線28とが10mradだけずれた状態から嵌合動作が開始され、1.3(s)以降にワークW2の姿勢誤差に起因するモーメントMが発生し、1.5(s)以降に姿勢誤差の修正が行われている。
従来方式を表す図6では、制御周期毎にその時点で力検出器14によって検出されたモーメントMの大きさから角速度指令ωを求めているのに対して、本発明を表す図7では、接触中に力検出器14によって検出されたモーメントの最大値M´から角速度指令を求めている。したがって、図7では、1.7(s)でモーメントMが最大となった以降は、この最大値M´から角速度指令を演算し、力検出器14によって検出されるモーメントMが0になる2.8(s)までその角速度指令を使用し続けている。
このように、本発明を表す図7では、従来方式を表す図6の場合の力制御ゲインGが3倍に設定されている結果、ワークW2の姿勢誤差の修正は、図6の場合の約3分の1の時間で完了していることが分かる。
本発明の嵌合装置10では、制御装置16が、制御周期において、二つのワークW1、W2の接触中に力検出器14によって検出される力及びモーメントの最大値F´、M´又は二つのワークW1、W2が初めて接触したときに力検出器14によって検出される力F0及びモーメントM0に基づいて、ロボットアーム12に対する動作指令の補正を行って、力検出器14によって検出される力F及びモーメントMが予め定められた閾値TF、TM以下になるまで嵌合方向に対して垂直な方向に関するハンド20及びワークW2の位置と嵌合方向に対して垂直な軸線周りのハンド20及びワークW2の姿勢とを修正する。また、ハンド20に把持されるワークW2に作用する力F及びモーメントMの検出は、制御周期毎に行われるが、検出された力F及びモーメントMは、予め定められた閾値TF、TM以下になったか否かを監視するためだけに使用される。すなわち、力検出器14によって検出される力F及びモーメントMのデータは直接的にフィードバック制御に用いられないようになっている。したがって、ロボットアーム12やワークW2の振動により力検出器14にノイズが乗っても、ワークW1に対するワークW2の位置誤差及び姿勢誤差の修正動作にほとんど影響を与えず、従来よりも力制御ゲインGに大きな値を設定することが可能になるので、ワークW1、W2やロボットアーム12に初期誤差があってもこれを安定に且つ従来よりも高速に修正することができる。
以上、図示されている実施形態に基づいて、本発明を説明したが、本発明は図示及び説明された実施形態に限定されるものではない。例えば、上述の説明では、各成分に分けて、嵌合方向に垂直な2軸方向(上記説明では、X軸及びY軸)に作用する力Fに基づいて位置誤差を修正し、嵌合方向に垂直な2軸周り(上記説明では、X軸及びY軸周り)に作用するモーメントMに基づいて姿勢誤差を修正している。しかしながら、このように各成分に分けて位置誤差及び姿勢誤差を修正する必要はなく、ワークW1、W2同士が接触した瞬間にX軸方向及びY軸方向にワークW2が受ける力FX、FYの合力をFRとしたときにFRの方向をX´とし、X´方向の速度指令υを力制御ゲインGから求めると共に、ワークW1、W2同士が接触した瞬間にワークW2が受けるX軸及びY軸周りのモーメントMX、MYの合成モーメントをMRとしたときにモーメントMRの回転軸方向をX″とし、X″周りの角速度指令ωを求めるようにしてもよい。
本発明の嵌合装置の全体構成を示す斜視図である。 本発明による嵌合装置の機能ブロック図である。 図1及び図2に示されている嵌合装置による嵌合動作の手順を示すフローチャートである。 図1及び図2に示されている嵌合装置による嵌合動作の手順を示す線図である。 図1及び図2に示されている嵌合装置による別な形態の嵌合動作の手順を示すフローチャートである。 従来のコンプライアンス制御下における、ワークが受けるモーメント及びワークの姿勢の経時変化を示すグラフである。 本発明の嵌合装置で採用するコンプライアンス制御下における、ワークが受けるモーメント及びワークの姿勢の経時変化を示すグラフである。
符号の説明
10 嵌合装置
12 ロボットアーム
14 力検出器
16 制御装置
20 ハンド
24 突出部
26 嵌合穴
28 中心軸線
30 動作指令作成部
32 動作指令補正部
34 力制御ゲイン部
36 力及びモーメント保持部
38 軸線

Claims (6)

  1. ワークを把持するハンドを先端に備えたロボットアームと、ハンドに把持されたワークが受ける力及びモーメントを検出するための力検出器と、ロボットアームの動作を制御するための制御装置とを備え、互いに嵌合する二つのワークのうちの一方を前記ハンドにより把持して嵌合方向に移動させ、前記力検出器の出力に基づいて前記ハンドに把持されるワークの位置及び姿勢を修正するようにコンプライアンス制御を行いながら、前記二つのワークのうちの他方に嵌合させる嵌合装置において、
    前記制御装置が、前記二つのワークを嵌合させるように動作指令を作成する動作指令作成部と、前記二つのワークの接触中に前記力検出器によって検出される力及びモーメントの最大値又は前記二つのワークが初めて接触したときに前記力検出器によって検出された力及びモーメントの何れかに基づき、前記力検出器によって検出される力及びモーメントが予め定められた閾値以下になるまで、前記嵌合方向に対して垂直な方向に関する前記ハンドの位置と前記嵌合方向に対して垂直な軸線周りの前記ハンドの姿勢とを修正するように前記動作指令作成部によって作成された動作指令を補正する動作指令補正部とを備え、補正後の動作指令に従って前記ロボットアームの動作を制御し前記二つのワークを互いに嵌合させることを特徴とした嵌合装置。
  2. 前記動作指令補正部は、前記力検出器によって検出される力及びモーメントを小さくするように動作指令を補正する、請求項1に記載の嵌合装置。
  3. 前記力検出器は、前記嵌合方向に対して垂直であり且つ互いが垂直である2軸方向に作用する力を検出し、前記動作指令補正部は、前記力検出器によって検出される2軸方向の力に基づいて動作指令を補正し、前記嵌合方向に対して垂直な方向に関する前記ハンドの位置を修正する、請求項2に記載の嵌合装置。
  4. 前記力検出器は、前記嵌合方向に対して垂直であり且つ互いが垂直である2軸周りのモーメントを検出し、前記動作指令補正部は、前記力検出器によって検出される2軸周りのモーメントに基づいて動作指令を補正し、前記嵌合方向に対して垂直な軸線周りの前記ハンドの姿勢を修正する、請求項2に記載の嵌合装置。
  5. 前記力検出器は力覚センサである、請求項1から請求項4の何れか一項に記載の嵌合装置。
  6. 前記力検出器は、前記ロボットアームを駆動するアクチュエータの電流値に基づいて、前記ワークが受ける力及びモーメントを求める、請求項1から請求項5の何れか一項に記載の嵌合装置。
JP2007157333A 2007-06-14 2007-06-14 嵌合装置 Active JP4271249B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007157333A JP4271249B2 (ja) 2007-06-14 2007-06-14 嵌合装置
EP08010707A EP2002945B1 (en) 2007-06-14 2008-06-12 Fitting apparatus for fitting two workpieces to each other
CN2008101256217A CN101323111B (zh) 2007-06-14 2008-06-12 嵌合装置
US12/138,995 US8369983B2 (en) 2007-06-14 2008-06-13 Fitting apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007157333A JP4271249B2 (ja) 2007-06-14 2007-06-14 嵌合装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008307634A true JP2008307634A (ja) 2008-12-25
JP4271249B2 JP4271249B2 (ja) 2009-06-03

Family

ID=39705294

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007157333A Active JP4271249B2 (ja) 2007-06-14 2007-06-14 嵌合装置

Country Status (4)

Country Link
US (1) US8369983B2 (ja)
EP (1) EP2002945B1 (ja)
JP (1) JP4271249B2 (ja)
CN (1) CN101323111B (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2272636A2 (en) 2009-07-08 2011-01-12 Kabushiki Kaisha Yaskawa Denki Seisakusho Robot
JP2017164877A (ja) * 2016-03-18 2017-09-21 セイコーエプソン株式会社 ロボット制御装置、ロボット、及びロボットシステム
JP2019160973A (ja) * 2018-03-12 2019-09-19 オムロン株式会社 部品挿入装置、部品挿入方法、およびプログラム
US10434646B2 (en) 2016-03-11 2019-10-08 Seiko Epson Corporation Robot control apparatus, robot, and robot system
JP2021030435A (ja) * 2019-08-15 2021-03-01 株式会社日立製作所 孔探索方法及び孔探索装置
JP2021074848A (ja) * 2019-11-12 2021-05-20 トヨタ自動車株式会社 袋状アクチュエータシステム、これを用いた把持装置、ロボットハンド、及び、ロボットハンドの使用方法
WO2022004371A1 (ja) * 2020-07-03 2022-01-06 住友重機械工業株式会社 動作方法、ロボットシステム、制御装置、教示方法及びプログラム
JP7098530B2 (ja) 2016-04-24 2022-07-11 フランカ エーミカ ゲーエムベーハー ねじをねじ込む為のロボットマニピュレータの制御方法、コンピュータシステム、デジタルストレージ媒体、コンピュータプログラムプロダクト、コンピュータプログラム及びデバイス

Families Citing this family (48)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9008836B2 (en) * 2007-01-09 2015-04-14 Abb Inc. Method and system for robotic assembly parameter optimization
JP2008302449A (ja) * 2007-06-06 2008-12-18 Fanuc Ltd ロボット制御装置
EP2271465A1 (en) * 2008-03-31 2011-01-12 Abb Research Robot parts assembly on a workpiece moving on an assembly line
JP4598849B2 (ja) * 2008-09-03 2010-12-15 ファナック株式会社 嵌合の詰まり状態を修正する嵌合装置
US8286320B2 (en) * 2008-09-18 2012-10-16 Automatic Handling International Apparatus and method for the robotic plugging/unplugging of rolls
WO2011018117A1 (en) * 2009-08-14 2011-02-17 Abb Technology Ab An industrial robot and a method for adjusting a robot program
JP4837113B2 (ja) * 2010-03-18 2011-12-14 ファナック株式会社 ロボットを用いた嵌合装置
JP5685027B2 (ja) 2010-09-07 2015-03-18 キヤノン株式会社 情報処理装置、物体把持システム、ロボットシステム、情報処理方法、物体把持方法およびプログラム
DE102010052396A1 (de) * 2010-11-24 2012-05-24 Kuka Roboter Gmbh Verfahren und Vorrichtung zum Steuern einer Peripheriekomponente eines Robotersystems
DE102011006679B4 (de) * 2011-03-16 2018-07-12 Ferrobotics Compliant Robot Technology Gmbh Aktive Handhabungsvorrichtung und Verfahren für Kontaktaufgaben
CN103747927A (zh) * 2011-08-19 2014-04-23 株式会社安川电机 机器人系统、机器人和机器人控制装置
JP2013136141A (ja) * 2011-11-30 2013-07-11 Canon Inc 把持装置、ロボット装置及び把持装置の制御方法
KR101389244B1 (ko) * 2013-04-18 2014-04-24 재단법인대구경북과학기술원 건축물 관리 로봇 및 그 제어 방법
JP5962590B2 (ja) * 2013-05-31 2016-08-03 株式会社安川電機 ロボットシステムおよび被加工物の製造方法
DE102013226448A1 (de) * 2013-12-18 2015-06-18 Etel S.A. Positioniereinrichtung
JP6380828B2 (ja) * 2014-03-07 2018-08-29 セイコーエプソン株式会社 ロボット、ロボットシステム、制御装置、及び制御方法
US11173005B2 (en) 2014-03-17 2021-11-16 Intuitive Surgical Operations, Inc. Methods and devices for tele-surgical table registration
JP2016028227A (ja) * 2014-07-08 2016-02-25 ファナック株式会社 力覚センサを利用して対象物を検査する検査システム
CN105382839A (zh) * 2014-08-25 2016-03-09 精工爱普生株式会社 机器人以及机器人系统
DE112016002431T8 (de) * 2015-05-29 2018-04-05 Abb Schweiz Ag Verfahren und System zur robotischen adaptiven Produktion
JP6592969B2 (ja) * 2015-06-02 2019-10-23 セイコーエプソン株式会社 嵌合方法
WO2017033352A1 (ja) * 2015-08-25 2017-03-02 川崎重工業株式会社 産業用遠隔操作ロボットシステム
JP6665450B2 (ja) * 2015-08-31 2020-03-13 セイコーエプソン株式会社 ロボット、制御装置、及びロボットシステム
KR20180015774A (ko) * 2015-09-25 2018-02-14 두산로보틱스 주식회사 로봇 제어 방법 및 장치
SG11201808707TA (en) * 2016-04-24 2018-11-29 Franka Emika Gmbh Method for joining an object into an object receiving area using a robot manipulator
JP6490032B2 (ja) * 2016-08-10 2019-03-27 ファナック株式会社 組立ロボットのロボット制御装置
US10213925B2 (en) 2016-09-09 2019-02-26 The Board Of Trustees Of The Leland Stanford Junior University Workpiece contact state estimating device and workpiece contact state estimation method
JP7314475B2 (ja) * 2016-11-11 2023-07-26 セイコーエプソン株式会社 ロボット制御装置、及び、ロボット制御方法
JP6457005B2 (ja) * 2017-03-30 2019-01-23 本田技研工業株式会社 位置推定方法及び把持方法
DE102017118978A1 (de) 2017-04-23 2018-10-25 Franka Emika Gmbh Vorrichtung und Verfahren zur elektrischen Prüfung eines elektrischen Bauteils
DE102017118980B4 (de) * 2017-04-23 2018-11-08 Franka Emika Gmbh Vorrichtung und Verfahren zur elektrischen Prüfung eines elektrischen Bauteils
JP6960242B2 (ja) * 2017-05-19 2021-11-05 川崎重工業株式会社 ロボットシステム及びロボットシステムの制御方法
CN108972572B (zh) * 2017-05-31 2022-10-28 精工爱普生株式会社 控制装置、机器人以及控制方法
JP6806036B2 (ja) * 2017-11-08 2021-01-06 新東工業株式会社 主型と中子の嵌合装置、及び、主型と中子の嵌合方法
JP7135408B2 (ja) * 2018-04-26 2022-09-13 セイコーエプソン株式会社 ロボット制御装置およびロボットシステム
JP7131087B2 (ja) * 2018-05-31 2022-09-06 セイコーエプソン株式会社 ロボットシステムの制御方法およびロボットシステム
JP7028092B2 (ja) * 2018-07-13 2022-03-02 オムロン株式会社 把持姿勢評価装置及び把持姿勢評価プログラム
JP7218538B2 (ja) * 2018-10-17 2023-02-07 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 組立装置及び構造物製造方法
JP7092307B2 (ja) * 2019-02-01 2022-06-28 三菱電機株式会社 作業判別装置および作業判別方法
US11426874B2 (en) * 2019-04-30 2022-08-30 Flexiv Ltd. Robot-based insertion mounting of workpieces
JP7239399B2 (ja) * 2019-06-19 2023-03-14 ファナック株式会社 調整支援装置
JP7481097B2 (ja) * 2019-08-23 2024-05-10 ファナック株式会社 ロボット制御装置
US11701776B2 (en) * 2019-10-25 2023-07-18 Dexterity, Inc. Robotic kitting machine
US11318611B2 (en) 2020-04-14 2022-05-03 Fanuc Corporation Multi center impedance control
WO2022087859A1 (en) * 2020-10-28 2022-05-05 Shanghai Flexiv Robotics Technology Co., Ltd. Method for assembling an opreating member and an adapting member by a robot, robot, and controller
JP2022073012A (ja) * 2020-10-30 2022-05-17 セイコーエプソン株式会社 ロボット制御方法およびロボットシステム
CN114749887A (zh) * 2021-10-12 2022-07-15 精进百思特电动(上海)有限公司 一种齿轮装配方法及其装置
JP2023132975A (ja) * 2022-03-11 2023-09-22 オムロン株式会社 ロボットシステムおよびその制御方法

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3893217A (en) * 1974-12-13 1975-07-08 Bendix Corp System and method for automatic insertion of pins in holes
JPH0683976B2 (ja) 1988-03-15 1994-10-26 インターナシヨナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーシヨン コンプライアンス制御方法
JPH0538637A (ja) 1991-08-02 1993-02-19 Fujitsu Ltd 部品挿入装置
JP2604929B2 (ja) 1991-12-03 1997-04-30 山武ハネウエル株式会社 ロボットの制御装置
JPH06126665A (ja) 1992-10-14 1994-05-10 Fujitsu Ltd ロボットの位置ずれ補正方法および装置
US5441437A (en) * 1993-02-18 1995-08-15 Hulstedt; Bryan A. Compliant constant-force follower device for surface finishing tool
JPH071260A (ja) 1993-06-15 1995-01-06 Nippon Steel Corp 自動嵌合方法
DE69736348T2 (de) * 1996-10-24 2006-11-30 Fanuc Ltd. Roboterkraftsteuersystem mit visuellem sensor für zusammenfügungsarbeiten
JP3300625B2 (ja) * 1997-01-27 2002-07-08 ファナック株式会社 ロボットの制御方式
JPH11123683A (ja) * 1997-10-22 1999-05-11 Fanuc Ltd 引き抜き分解機能を有する力制御ロボット
JP3187799B2 (ja) 1999-12-27 2001-07-11 川崎重工業株式会社 自動探り組立作業方法および装置
US7181314B2 (en) 2003-11-24 2007-02-20 Abb Research Ltd. Industrial robot with controlled flexibility and simulated force for automated assembly

Cited By (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8396596B2 (en) 2009-07-08 2013-03-12 Kabushiki Kaisha Yaskawa Denki Robot with load sensor
EP2272636A2 (en) 2009-07-08 2011-01-12 Kabushiki Kaisha Yaskawa Denki Seisakusho Robot
US10434646B2 (en) 2016-03-11 2019-10-08 Seiko Epson Corporation Robot control apparatus, robot, and robot system
JP2017164877A (ja) * 2016-03-18 2017-09-21 セイコーエプソン株式会社 ロボット制御装置、ロボット、及びロボットシステム
JP7098530B2 (ja) 2016-04-24 2022-07-11 フランカ エーミカ ゲーエムベーハー ねじをねじ込む為のロボットマニピュレータの制御方法、コンピュータシステム、デジタルストレージ媒体、コンピュータプログラムプロダクト、コンピュータプログラム及びデバイス
CN110253564B (zh) * 2018-03-12 2022-05-13 欧姆龙株式会社 零件插入装置、零件插入方法以及计算机可读记录介质
JP2019160973A (ja) * 2018-03-12 2019-09-19 オムロン株式会社 部品挿入装置、部品挿入方法、およびプログラム
CN110253564A (zh) * 2018-03-12 2019-09-20 欧姆龙株式会社 零件插入装置、零件插入方法以及计算机可读记录介质
US11171431B2 (en) 2018-03-12 2021-11-09 Omron Corporation Component insertion device with dummy component, and component insertion method and computer readable recording medium of using the same
JP2021030435A (ja) * 2019-08-15 2021-03-01 株式会社日立製作所 孔探索方法及び孔探索装置
JP7026176B2 (ja) 2019-08-15 2022-02-25 株式会社日立製作所 孔探索方法及び孔探索装置
JP2021074848A (ja) * 2019-11-12 2021-05-20 トヨタ自動車株式会社 袋状アクチュエータシステム、これを用いた把持装置、ロボットハンド、及び、ロボットハンドの使用方法
JP7230779B2 (ja) 2019-11-12 2023-03-01 トヨタ自動車株式会社 ロボットハンドの使用方法
US11623351B2 (en) 2019-11-12 2023-04-11 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Bag-shaped actuator system, gripping device using the same, robotic hand, and usage method of robotic hand
WO2022004371A1 (ja) * 2020-07-03 2022-01-06 住友重機械工業株式会社 動作方法、ロボットシステム、制御装置、教示方法及びプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
US8369983B2 (en) 2013-02-05
JP4271249B2 (ja) 2009-06-03
CN101323111A (zh) 2008-12-17
CN101323111B (zh) 2012-07-04
EP2002945A1 (en) 2008-12-17
US20080312769A1 (en) 2008-12-18
EP2002945B1 (en) 2011-07-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4271249B2 (ja) 嵌合装置
JP4319232B2 (ja) パワーアシスト装置およびその制御方法
JP5383911B2 (ja) ロボット制御装置
JP4837113B2 (ja) ロボットを用いた嵌合装置
US8271134B2 (en) Robot having learning control function
US10618164B2 (en) Robot system having learning control function and learning control method
JP2014176940A (ja) ロボットシステム、ロボット制御方法及び被加工物の製造方法
JP5893664B2 (ja) 作用された力に応じて移動されるロボットを制御するロボット制御装置
JP2012240142A (ja) 学習制御機能を備えたスポット溶接ロボット
CN109648585B (zh) 监视作业工具的移动方向的控制装置
US10675757B2 (en) Positioning device and positioning method of processing tool
JP2009066733A (ja) 組立て用ロボットハンド
US10906175B2 (en) Apparatus and method for estimating position of the center of gravity of robot
JP2009208170A (ja) パワーアシスト装置およびその制御方法
JP2024009167A (ja) 制御装置
JP2013107175A (ja) 組立ロボット
JP4793694B2 (ja) ロボットの制御方法、ロボット制御装置およびロボット制御システム
JP2016221646A (ja) ロボットおよびロボットシステム
JP2015104789A (ja) ロボット
JP5157815B2 (ja) ロボット装置及びロボット装置教示方法
TWI809532B (zh) 機器人控制裝置
JP2019214105A (ja) ロボット制御装置およびロボット制御方法
JPH058187A (ja) ロボツト
JP2023003592A (ja) 力制御パラメーターの調整方法および力制御パラメーター調整装置
JP2020163551A (ja) 制御方法およびロボットシステム

Legal Events

Date Code Title Description
A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20080926

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081111

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090113

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090210

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090224

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120306

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4271249

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130306

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130306

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140306

Year of fee payment: 5