JP2008297382A5 - - Google Patents

Description

上述した課題は、本発明のリン光発光材料により課題が達成される。即ち、本発明のリン光発光材料は、下記一般式（Ｘ）で示されることを特徴とする。
ＭＬ _m Ｌ’ _n （Ｘ）
（式（Ｘ）において、Ｍは、Ｉｒである。Ｌ及びＬ’は、互いに異なる二座配位子を表す。ｍは１乃至３であり、ｎは０乃至２である。ただし、ｍ＋ｎは３である。部分構造ＭＬ _m は、下記一般式（１ａ）、（２ａ）、（３ａ）又は（４ａ）で示され、部分構造ＭＬ’ _n は、下記一般式（６ａ）、（７ａ）又は（８ａ）で示される。）

（式（１ａ）において、Ｘ₁及びＸ₂のうちいずれかは炭素原子数１乃至４のフッ素化アルキル基である。Ｘ₁及びＸ₂のうち炭素原子数１乃至４のフッ素化アルキル基でないものは、アリール基又はアルキル基である。式（２ａ）において、Ｘ₃及びＸ₄のうちいずれかは炭素原子数１乃至４のフッ素化アルキル基である。Ｘ₃及びＸ₄のうち炭素原子数１乃至４のフッ素化アルキル基でないものは、アリール基又はアルキル基である。式（３ａ）において、Ｘ₅及びＸ₆のうちいずれかは炭素原子数１乃至４のフッ素化アルキル基である。Ｘ₅及びＸ₆のうち炭素原子数１乃至４のフッ素化アルキル基でないものは、アリール基又はアルキル基である。式（４ａ）において、Ｘ₇及びＸ₈のうちいずれかは炭素原子数１乃至４のフッ素化アルキル基である。Ｘ₇及びＸ₈のうち炭素原子数１乃至４のフッ素化アルキル基でないものは、アリール基又はアルキル基である。Ｒ₁乃至Ｒ ₃₈ は、それぞれ水素原子、ハロゲン原子、炭素原子数１乃至４のアルキル基又は炭素原子数１乃至４のフッ素化アルキル基である。式（６ａ）において、Ａは、フッ素が置換してもよいベンゼン環であり、Ｂは、ピリジン環又はイソキノリン環である。式（７ａ）において、Ｂ’は、ピリジン環である。式（８ａ）において、Ｅ及びＧは、それぞれ炭素原子数１乃至４のアルキル基であり、Ｊは、水素原子である。）

Claims (3)

1. 下記一般式（Ｘ）で示されることを特徴とするリン光発光材料。
   ＭＬ _m Ｌ’ _n （Ｘ）
   （式（Ｘ）において、Ｍは、Ｉｒである。Ｌ及びＬ’は、互いに異なる二座配位子を表す。ｍは１乃至３であり、ｎは０乃至２である。ただし、ｍ＋ｎは３である。部分構造ＭＬ _m は、下記一般式（１ａ）、（２ａ）、（３ａ）又は（４ａ）で示され、部分構造ＭＬ’ _n は、下記一般式（６ａ）、（７ａ）又は（８ａ）で示される。）
   

   

   （式（１ａ）において、Ｘ₁及びＸ₂のうちいずれかは炭素原子数１乃至４のフッ素化アルキル基である。Ｘ₁及びＸ₂のうち炭素原子数１乃至４のフッ素化アルキル基でないものは、アリール基又はアルキル基である。式（２ａ）において、Ｘ₃及びＸ₄のうちいずれかは炭素原子数１乃至４のフッ素化アルキル基である。Ｘ₃及びＸ₄のうち炭素原子数１乃至４のフッ素化アルキル基でないものは、アリール基又はアルキル基である。式（３ａ）において、Ｘ₅及びＸ₆のうちいずれかは炭素原子数１乃至４のフッ素化アルキル基である。Ｘ₅及びＸ₆のうち炭素原子数１乃至４のフッ素化アルキル基でないものは、アリール基又はアルキル基である。式（４ａ）において、Ｘ₇及びＸ₈のうちいずれかは炭素原子数１乃至４のフッ素化アルキル基である。Ｘ₇及びＸ₈のうち炭素原子数１乃至４のフッ素化アルキル基でないものは、アリール基又はアルキル基である。Ｒ₁乃至Ｒ ₃₈ は、それぞれ水素原子、ハロゲン原子、炭素原子数１乃至４のアルキル基又は炭素原子数１乃至４のフッ素化アルキル基である。式（６ａ）において、Ａは、フッ素が置換してもよいベンゼン環であり、Ｂは、ピリジン環又はイソキノリン環である。式（７ａ）において、Ｂ’は、ピリジン環である。式（８ａ）において、Ｅ及びＧは、それぞれ炭素原子数１乃至４のアルキル基であり、Ｊは、水素原子である。）
2. 陽極と陰極と、
   前記陽極と前記陰極との間に挟持され、発光層を含む有機化合物からなる層と、から構成され、
   前記発光層が請求項１に記載のリン光発光材料を含有することを特徴とする、有機電界発光素子。
3. 複数の画素を有し、
   前記画素が、請求項２に記載の有機電界発光素子と、前記有機電界発光素子に接続するスイッチング素子と、を有することを特徴とする画像表示装置。