JP2008258602A - 固体電解コンデンサ及びその製造方法 - Google Patents

固体電解コンデンサ及びその製造方法 Download PDF

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Abstract


【課題】 コンデンサ素子の体積効率を向上させる。
【解決手段】 下面電極型固体電解コンデンサの陽極及び陰極の外部との電気的に接続する部分に、外側面に露出する面に切欠き部が設けられ、その内部にめっきが施された陽極端子形成部28a及び陰極端子形成部28bを備えた変換基板を使用してコンデンサ素子11と接続し、外装樹脂19を形成した後、切断面33a及び33bに沿って切断することで、下面電極型固体電解コンデンサの陽極及び陰極の外側面にフィレット形成面が形成されている。
【選択図】 図2

Description

本発明は、固体電解コンデンサ及びその製造方法に係り、基板の実装電極面に直接引き出された電極端子を有する下面電極型の固体電解コンデンサ及びその製造方法に関する。
従来から、弁作用金属として、タンタル、ニオブ等を用いた固体電解コンデンサは、小型で静電容量が大きく、周波数特性に優れ、CPUのデカップリング回路あるいは電源回路等に広く使用されている。また、携帯型電子機器の発展に伴い、特に下面電極型固体電解コンデンサの製品化が進んでいる。
この種の下面電極型固体電解コンデンサを電子回路基板に実装する際には、下面電極型固体電解コンデンサの基板実装電極面の端子部分と共に、下面電極型固体電解コンデンサの側面に設けられた半田フィレットと呼ばれる端子部分が重要になる。
その理由は、まず、半田付けがなされた後に、このフィレット脇の半田の有無を観察することで、当該コンデンサ等の実装接続の出来栄えを確認できるからであり、例えば、フィレット形成面に融けた半田が濡れあがる際、陽極側と陰極側とで均等に濡れあがらないと下面電極型固体電解コンデンサが傾いて実装されてしまう等の不都合が生じる虞があるからである。
そこで、このような不都合を解消するために、半田フィレットが形成される端子部分(フィレット形成面)にめっき処理が施される構成の下面電極型固体電解コンデンサが知られている(例えば、特許文献1−2参照)。このような構成によれば、フィレット形成面にめっき処理が施されているので、半田の濡れ上がりは改善されるものの、反面、フィレット形成面に、変換基板やリードフレーム等の電極端子切断後に、めっき処理を施す必要があるため、工程の追加・煩雑化やコストの増加等を招くという、生産工程上の欠点がある。
生産工程上の欠点を解消する技術として、電極端子に凹部を形成し、この凹部にめっき処理面を設けてフィレット形成面を形成する構成の下面電極型固体電解コンデンサが提供されている(特許文献3−4参照)。図12は、特許文献4に記載の下面電極型固体電解コンデンサ70を示す図であり、同図(a)は陽極側の側面図、同図(b)は正面からの内部透視図、また、同図(c)は陰極側の側面図である。符号71はコンデンサ素子、72は陽極リード線、73は下面電極型の陽極端子、74は下面電極型の陰極端子、76aは陽極側のめっき処理されたフィレット形成面、76bは陰極側のめっき処理されたフィレット形成面であり、79は略コ字形の陽極側切断面、77は絶縁樹脂、78は陰極側切断面、99は外装樹脂、80は導電性接着剤である。なお、図12(b)において、ドットをつけた部分は、その内面をめっき処理した凹部を示し、その一面がフィレット形成面76a、76bになる。
この工程について、図13及び図14を参照して説明する。図13は、特許文献3に記載された工程フロー図であり、ステップS61はリードフレーム成形加工の工程、ステップS62はリードフレームのめっき処理工程、ステップS63はコンデンサ素子71をリードフレームへ接合固定する工程、ステップS64は外装樹脂99によるモールド成型工程、また、ステップS65は外装樹脂99とリードフレームの切断工程である。また、リードフレームにコンデンサ素子71を接合して、外装樹脂99でモールド成型した状態を図14に内部透視図で示す。図14において、符号81はリードフレームの陽極端子形成部、82はリードフレームの陰極端子形成部、83a、83bは切断面であり、84a、84bは切断後にフィレット形成面となる凹部である。このように、特許文献3−4の構成によれば、めっき処理された凹部(ドットをつけた部分)を設けることで、切断後にめっき処理を行う工程が不要となる。
しかし、前述の技術では、電極端子の凹部を下面電極型固体電解コンデンサの外形内部に形成する必要があり、コンデンサ素子の体積効率の向上が難しく、かつ、半田が形成された凹部で切断するためフィレット形成面を安定して形成することが困難であるという問題がある。
特開2001−52961号公報 特開2004−228424号公報 特開2005−101418号公報 特開2005−197457号公報
小型化が要求される下面電極型固体電解コンデンサでは、さらに小型化するために下面電極型固体電解コンデンサの外形に対するコンデンサ素子の体積効率を向上させることは必要不可欠である。しかし、図12に示す従来例のようにリードフレームに絞り加工等で凹凸を設け、その内部にめっき処理されたフィレット形成面76a、76bを形成する方法では、下面電極型固体電解コンデンサの外形寸法内にめっき処理されたフィレット形成面76a、76bを形成することが必要となる。このようなめっき処理されたフィレット形成面76a、76bを確保するには、ある程度体積を設ける必要があり、この構造では下面電極型固体電解コンデンサの体積効率の向上化が阻まれ、また、凹部を切断するためフィレット形成面を安定して形成することも難しいという問題があった。
この発明は、上述の事情に鑑みてなされたもので、生産性に優れ、体積効率の向上化を達成することができる下面電極型固体電解コンデンサ及びその製造方法を提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、本発明の第1の構成は、弁作用金属からなる陽極部と、その酸化物からなる誘電体層と、固体電解質層からなる陰極部とを有してなるコンデンサ素子と、上面で前記コンデンサ素子に電気的に接続され、下面にコンデンサ実装用電極端子としての陽極端子と陰極端子とが形成されている変換基板とを備えてなる下面電極型の固体電解コンデンサに係り、前記変換基板の側端面の所定の領域には、前記変換基板の下面の前記陽極端子と前記陰極端子とを半田付けする際に形成されるフィレットを制御するためのメッキが施された陽極フィレット形成部及び陰極フィレット形成部が形成されていることを特徴としている。
本発明の第2の構成は、固体電解コンデンサを製造する方法に係り、弁作用金属からなる陽極部と、その酸化物からなる誘電体層と、固体電解質層からなる陰極部とを有してなるコンデンサ素子と、上面で前記コンデンサ素子に電気的に接続され、下面にコンデンサ実装用電極端子としての陽極端子と陰極端子と、陽極フィレット形成部を作成するためのめっきが施された第1の凹部又は貫通孔と、陰極フィレット形成部を作成するためのめっきが施された第2の凹部又は貫通孔とが形成されている変換基板とを用意し、かつ、前記変換基板上に前記コンデンサ素子を接合する工程と、前記コンデンサ素子及び前記変換基板の上面を外装樹脂で覆う工程と、前記めっきが施された前記第1の凹部又は前記貫通孔及び前記第2の凹部又は前記貫通孔を分断する態様で、前記変換基板及び前記外装樹脂を切断して、前記めっきが施された前記陽極フィレット形成部及び前記陰極フィレット形成部を完成させる工程とを含むことを特徴としている。
本発明では、その下面に凹部又は貫通孔が形成され、該凹部又は貫通孔に予めめっきが施された変換基板を用いて、外形切断時にめっき面を一部残すように切断して下面電極型固体電解コンデンサを製造することで、下面電極型の固体電解コンデンサの外形に対するコンデンサ素子の体積効率の向上を図ることができる上、フィレット形成面(陽極フィレット形成部及び陰極フィレット形成部)を安定に形成することができるので、生産性の向上を図ることができる。
本発明の固体電解コンデンサの最良の形態としては、変換基板の側端面の所定の領域には、変換基板の下面の陽極端子23と陰極端子24とを半田付けする際に形成されるフィレットを制御するためのメッキが施された陽極フィレット形成部15a及び陰極フィレット形成部15bが形成されている。
メッキが施された陽極フィレット形成部及び陰極フィレット形成部は、変換基板の下面の陽極端子と陰極端子とから延在する態様で、形成されるのが好ましい。メッキが施された陽極フィレット形成部及び陰極フィレット形成部は、変換基板の下面と側端面とのなす角部を削除して得られた傾斜面又は凹面に形成されても良いし、変換基板の側端面に設けられた凹面に形成されるようにしても良い。
また、本発明の製造方法の最良の形態としては、陽極フィレット形成部及び陰極フィレット形成部を除けば、上記構成の変換基板の電気的構成を備え、かつ、同変換基板に較べれば長尺の変換基板であって、その下面に凹部又は貫通孔が形成され、該凹部又は貫通孔に予めめっきが施された変換基板を用いる。この変換基板上にコンデンサ素子を接合し、コンデンサ素子及び変換基板の上面を外装樹脂で覆った後、めっきが施された凹部又は貫通孔を分断する態様で、変換基板及び外装樹脂を切断して、めっきが施された陽極フィレット形成部及び陰極フィレット形成部を完成させる。
実施形態1
以下、図面を参照して、本発明の実施形態について詳細に説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態である下面電極型固体電解コンデンサ100の構成を示す図であり、同図(a)は陽極側の側面図、同図(b)は正面からの内部透視図、また、同図(c)は陰極側の側面図である。この図において、符号11はコンデンサ素子、12は陽極リード線、13は金属片、15aは陽極側のめっきが形成されたフィレット形成面、15bは陰極側のめっきが形成されたフィレット形成面であり、16は陽極側切断面、17は陰極側切断面、19は外装樹脂、20は導電性接着剤、21はコンデンサ素子接続面の陰極部、22はスルーホール、23はコンデンサ実装電極面の陽極部、24はコンデンサ実装電極面の陰極部、25はコンデンサ素子接続面の陽極部、また、符号26は変換基板である。
次に、図3を参照して、第1の実施形態の下面電極型固体電解コンデンサ100を構成する変換基板26について説明する。
図3は、この実施形態に変換基板26の構成を示す図であり、同図(a)は変換基板の断面図、また、同図(b)はコンデンサ実装電極面側から見た変換基板の底面図である。
ここで、変換基板26は、下面電極型固体電解コンデンサ100としての陽極部と陰極部とを、コンデンサ素子の陽極部と陰極部から、コンデンサ実装電極面の陽極部と陰極部とに移し変える機能を有している。図3において、符号25は、金属片13(陽極リード線12)と導電性接着剤20を介して接合されるコンデンサ素子接続面の陽極部、21はコンデンサ素子11と導電性接着剤20を介して接合されるコンデンサ素子接続面の陰極部、23はコンデンサ実装電極面の陽極部、また、24はコンデンサ実装電極面の陰極部である。コンデンサ素子接続面の上記陽極部25と陰極部21、及び、コンデンサ実装電極面の上記陽極部23と陽極部25は、例えば、厚さ100−120μm程度の絶縁性基板26a上に銅箔等により形成されている。コンデンサ素子接続面の陽極部25、陰極部21とコンデンサ実装電極面の陽極部23、陰極部24とをそれぞれを導通化するために、絶縁性基板26aを構成する例えばガラスエポキシ層内に、複数箇所のスルーホール22を形成している。そして、コンデンサ実装電極面の陽極部23、陰極部24のそれぞれの外側(図3中、陽極部23の左端側及び陰極部24の右端側)、すなわち、下面電極型固体電解コンデンサの陽極及び陰極の外側面に露出する面(凹部)にめっきが施された陽極端子形成部(以下、めっき形成面ともいう)28a、及び陽極端子形成部28bが形成されており、このようなめっき部を形成することで、後に、フィレット形成面(陽極フィレット形成部及び陰極フィレット形成部)として使用することができる。
上記構成の変換基板26は、コンデンサ素子11に接合された後、図2に示すように、外装樹脂19でモールド等により樹脂外装される。この後、外装樹脂19と変換基板26を切断面33a、33bにて切断すると、凹部のめっき形成面28a、28bは分離されて、図1に示すように、変換基板26の下面と側端面とのなす角部を削除して得られた傾斜面にフィレット形成面15a、15bが得られ、この実施形態の下面電極型固体電解コンデンサ200が完成する。
実施形態2
次に、図5乃至図7を参照して、本発明の第2の実施形態について詳細に説明する。
図5は、本発明の第2の実施形態である下面電極型固体電解コンデンサ200の構成を示す図であり、同図(a)は陽極側の側面図、同図(b)は正面からの内部透視図、同図(c)は背面からの内部透視図、また、同図(d)は陰極側の側面図である。図5において、符号11はコンデンサ素子、12は陽極リード線、13は金属片、15c、15c、15cは陽極側のめっきが形成されたフィレット形成面、15d、15d、15dは陰極側のめっきが形成されたフィレット形成面であり、16は陽極側切断面、17は陰極側切断面、19は外装樹脂、20は導電性接着剤、21はコンデンサ素子接続面の陰極部、22はスルーホール、23はコンデンサ実装電極面の陽極部、24はコンデンサ実装電極面の陰極部、25はコンデンサ素子接続面の陽極部、また、符号36は変換基板である。
この第2の実施形態が、上記した第1の実施形態と著しく異なるところは、第1の実施形態による下面電極型固体電解コンデンサ100では、単端子を有する変換基板26を用いたが、この第2の実施形態の下面電極型固体電解コンデンサ200では、図5及び図7に示すように、多端子を有する変換基板36を用いるようにした点である。
次に、図7を参照して、第2の実施形態の下面電極型固体電解コンデンサ200を構成する変換基板36について説明する。
図7は、この実施形態による変換基板36の構成を示す図であり、同図(a)はコンデンサ実装電極面側から見た変換基板の平面図、同図(b)は変換基板の陰極側の断面図、同図(c)は変換基板の陽極側の断面図、また、同図(d)は正面側の断面図である。図7において、符号25は、金属片13(陽極リード線12)と導電性接着剤20を介して接合されるコンデンサ素子接続面の陽極部、21はコンデンサ素子11と導電性接着剤20を介して接合されるコンデンサ素子接続面の陰極部、23はコンデンサ実装電極面の陽極部、また、24はコンデンサ実装電極面の陰極部である。コンデンサ素子接続面の陽極部25、陰極部21とコンデンサ実装電極面の陽極部23、陰極部24とをそれぞれを導通化するために、絶縁性基板26aを構成する例えば、例えば、厚さ、100−120μmのガラスエポキシ層内に、複数箇所のスルーホール22を形成している。また、多端子を形成するために、絶縁体29により、端子表面を分断している。そして、コンデンサ実装電極面の陽極部23、陰極部24のそれぞれの外側(図7中、陽極部23の左端側及び陰極部24の右端側)、すなわち、下面電極型固体電解コンデンサの陽極及び陰極の外側面に露出する面(凹部)にめっきが施された陽極端子形成部28c、及び陰極端子形成部28dが形成されており、このようなめっき部を形成することで、後にフィレット形成面として使用することができる。
上記構成の変換基板36は、コンデンサ素子11に接合された後、図6に示すように、外装樹脂19でモールド等により樹脂外装される。この後、外装樹脂19と変換基板36を切断面44a、44bにて切断すると、めっき形成面28c、28dが分離されて、図5に示すようなフィレット形成面15c、15dが得られ、この実施形態の下面電極型固体電解コンデンサ200が完成する。
実施形態3
次に、多端子を有するコンデンサ素子として、板状又は箔状の弁作用金属を拡面化して陽極酸化被膜を施してなる陽極体と、導電性高分子の固体電解質とを有するコンデンサ素子が積層接続されてなる積層型固体電解コンデンサにおいて、積層方向に隣接するコンデンサ素子の陰極は、前記陽極酸化被膜上に形成された導電性高分子により連結されたことを特徴とする積層型固体電解コンデンサを使用した形態について、図8乃至図10を参照して説明する。
図8は、本発明の第3の実施形態である積層型の下面電極型固体電解コンデンサ300の構成を示す図であり、同図(a)は陽極部の内部透視図、同図(b)は上面図、同図(c)は側面からの内部透視図、また、同図(d)は陰極部の内部透視図である。図8において、符号111はコンデンサ素子、112は陽極リード線、13は金属片、15eは陽極側のめっきが形成されたフィレット形成面(陽極フィレット形成部)、15fは陰極側のめっきが形成されたフィレット形成面(陰極フィレット形成部)であり、19は外装樹脂、20は導電性接着剤、また、符号136は変換基板である。
図9は、この実施形態による変換基板136の構成を示す図であり、同図(a)はコンデンサ実装電極面側から見た変換基板の平面図、同図(b)は変換基板の断面図、同図(c)は陽極部の断面図、また、同図(d)は陰極部の断面図である。図9において、変換基板136は、例えば、厚さ200μm程度のガラスエポキシ等の絶縁性基板136aからなり、絶縁性基板136aの上下面には、共に陽極部120と陰極部121とが形成されていて、上下面の陽極部120同士、及び上下面の陰極部121同士は、スルーホール22を介して互いに接続されている。陽極部120は、導電性接着剤20を介して金属片13(陽極リード線112)と接合されている、また、陰極部121は、導電性接着剤20を介してコンデンサ素子111と接合されている。コンデンサ実装電極面の陽極部120、陰極部121のそれぞれの外側、すなわち、下面電極型固体電解コンデンサの陽極及び陰極の外側面から上面に亘って露出する面(貫通孔)にめっきが施された陽極端子形成部28e、及び陰極端子形成部28fが形成されており、このようなめっき部を形成することで、後にフィレット形成面として使用することができる。なお、陽極部120、陰極部121
上記構成の変換基板136は、積層のコンデンサ素子111に接合された後、図10に示すように、外装樹脂19でモールド等により樹脂外装される。この後、外装樹脂19と変換基板136を切断面44aにて切断すると、貫通孔構造のめっき形成面28e、28fが分離されて、図8(b)に示すようなフィレット形成面15e、15fが得られ、この実施形態の積層型の下面電極型固体電解コンデンサ300が完成する。
図11は、この実施形態1乃至3の下面電極型固体電解コンデンサ100、200、300の製造工程を示す工程フロー図である。
ステップS71は、コンデンサ素子と変換基板を電気的に接合し固定する工程であり、ステップS72は外装樹脂の形成工程であり、ステップS73は変換基板と外装樹脂の切断工程である。このような工程を経て、本発明の下面電極型固体電解コンデンサ100、200、300が得られる。
次に、実施例を挙げて、本発明を詳細に説明する。まず、コンデンサ素子11(図2)の作製については、公知の技術によるので簡略にして、タンタルを弁作用金属として用いた場合を説明する。タンタル線のまわりに、タンタル粉末をプレス機で成型し、高真空・高温度で焼結する。次にタンタル金属粉末の表面にTaの酸化被膜を形成する。さらに、硝酸マンガンに浸漬した後、熱分解して、MnOを形成し、引き続き、グラファイト及びAgによる陰極層を形成して、コンデンサ素子11を得る。なお、陰極層のMnOに換えて、ポリチオフェンあるいはポリピロール等の導電性高分子を用いると、コンデンサ素子11として低ESRを得ることが容易になる。また、弁作用金属として、タンタルの他に、ニオブ、アルミニウム、チタン等を用いることができる。
次に、変換基板26の構造について説明する。この第1の実施例の変換基板26としては、図3(a)、図3(b)に示すように、絶縁性基板26aの上面に、コンデンサ素子11と導電性接着剤20を介して接合されるコンデンサ素子接続面の陽極部25及び陰極部21が形成されており、また、反対のコンデンサ実装電極面には、コンデンサ実装用電極となる実装電極面の陽極部23、及び陰極部24が形成されている。そして、コンデンサ素子接続面の陽極部25及び陰極部21とコンデンサ実装電極面の陽極部23及び陰極部24をそれぞれを導通化するために、基板内に、複数箇所のスルーホール22を形成している。そして、コンデンサ実装電極面の陽極部23及び陰極部24それぞれの外側、つまり、下面電極型固体電解コンデンサの陽極及び陰極の端面となる外側面に露出する面に切欠きが設けられ、めっきが施された陽極端子形成部28a及び陰極端子形成部28bが形成されている。このようにめっき部を形成することで、後にフィレット形成面15a、15b(図1参照)として使用できる構造の変換基板26とする。
そして、図1に示すように、変換基板26へのコンデンサ素子11の接合について、陽極側については、まず陽極リード12と金属片13を抵抗溶接等によって接続した後、Agを含む導電性接着剤20により、変換基板26のコンデンサ素子接続面の陽極部25に接続した。金属片材料としては鉄−42%42合金片や銅等があげられる。陰極側については、コンデンサ素子11と変換基板26のコンデンサ素子接続面の陰極部21をAgを含む導電性接着剤20により接続した。次いで、外装樹脂19としてガラス含有エポキシ樹脂、又は液晶ポリマー、又は、トランスファーモールド樹脂、又は、液状エポキシ樹脂を用いて熱成型して外装を行った後、ダイシングソーにより、下面電極型固体電解コンデンサの外側面となる四面を切断して、この第1の実施例の下面電極型固体電解コンデンサ100を得た。
なお、このとき、めっき形成面となる切欠き部28a、28bの一部が必ず露出するように切断することで下面電極型固体電解コンデンサ100を作製することができた。
これらの結果として、この例による下面電極型固体電解コンデンサは、従来の下面電極型固体電解コンデンサに比べて、下面電極型固体電解コンデンサの外形寸法内部にめっき処理面を確保する必要がないためコンデンサ素子の体積効率の向上が図れるといった優位性を有する。また、不安定な状態で切断してフィレト面を形成することが無いので、安定してフィレット形成面を形成することが可能となる。
次に、本発明の第2の実施例について図面を参照して説明する。図4はこの第2の実施例で使用する変換基板の断面図であり、下面電極型固体電解コンデンサの切断面を43a、43bの一点鎖線で示してある。この第2の実施例で使用する変換基板27は、図4に示すように、ダイシングソーにて切断するマージンを大きく取れるように、切欠き部38a、38bの断面形状がU字型になっている。その他の部分に関しては、第1の実施例と同様である。
次に、本発明の第3の実施例について説明する。この例の変換基板36では、図7(a)、(b)、(c)、(d)に示すように、例えば、厚さ100−120μm程度の絶縁性基板36aの上面に、コンデンサ素子と導電性接着剤を介して接合されるコンデンサ素子接続面の陽極部25及び陰極部21が形成されており、また、反対側のコンデンサ実装面には、コンデンサ実装用電極面の陽極部23及び陰極部24が形成されている。
そして、コンデンサ素子接続面の陽極部25、陰極部21とコンデンサ実装電極面の陽極部23、陰極部24とをそれぞれを導通化するために、絶縁性基板36a内に、複数箇所のスルーホール22を形成している。また、多端子を形成するために、絶縁体29により、端子表面を分断している。そして、コンデンサ実装電極面の陽極部23、陰極部24のそれぞれの外側(図7中、陽極部23の左端側及び陰極部24の右端側)、すなわち、下面電極型固体電解コンデンサの陽極及び陰極の外側面に露出する面に切欠きが設けられ、めっきが施された陽極端子形成部28c、及び陰極端子形成部28dが形成されている。このようにめっき部を形成することで、後にフィレット形成面15c、15dとして使用することができる構造の変換基板36を得る。
そして、変換基板36へのコンデンサ素子11の接合について、陽極側については、まず陽極リード12と金属片13を抵抗溶接等によって接続した後、Agを含む導電性接着剤20により、変換基板36のコンデンサ素子接続面の陽極部25に接続した。金属片材料としては鉄−42%42合金片や銅等があげられる。陰極側については、コンデンサ素子11と変換基板36のコンデンサ素子接続面の陰極部21とをAgを含む導電性接着剤20により接続した。次いで、外装樹脂19としてガラス含有エポキシ樹脂、又は液晶ポリマー、又は、トランスファーモールド樹脂、又は、液状エポキシ樹脂を用いて熱成型して外装を行った後、ダイシングソーにより、下面電極型固体電解コンデンサの外側面となる四面を切断して、この第3の実施例の下面電極型固体電解コンデンサを得た。
なお、このとき、めっき形成面(陽極端子形成部28c、及び陰極端子形成部28d)の一部が必ず露出するように切断することで、下面電極型固体電解コンデンサを作製することができた。
これらの結果として、本実施例による下面電極型固体電解コンデンサは、従来の下面電極型固体電解コンデンサに比べて、下面電極型固体電解コンデンサの外形寸法内部にめっき処理面を確保する必要がないためコンデンサ素子の体積効率の向上が図れるといった優位性を有する。また、フィレット形成面を形成するに際しては、従来技術で説明したような切断法を用いないので、安定したフィレット形成面を得ることができる。
次に、本発明の第4の実施例について説明する。まず、コンデンサ素子111の作製については、公知の技術によるので簡略にして、拡面化したアルミ箔上にAlの酸化被膜を形成し、さらにその上に、導電性高分子層、グラファイト層、Ag層からなる一つの陰極層を形成する。また、前記陰極の近傍に、酸化被膜により絶縁分離された二つの陽極端子を形成することにより、三端子並列接続構造のコンデンサ素子111を得る。一つのコンデンサ素子のみならず、複数のコンデンサ素子の陰極間及び陽極間を接続し、積層体素子としても使用可能である。
次に、図9を参照して、この例の変換基板136の構成について説明する。
この例の変換基板136では、図9(a)、(b)、(c)、(d)に示すように、絶縁性の基板の上面に、コンデンサ素子と導電性接着剤を介して接合される陽極部120、120及び陰極部121が形成されている(この例では、図9に示すように、左右一対の陽極部120、120が陰極部121を挟む構成となっている)。
そして、コンデンサ実装電極面の陽極部120、120及び陰極部121のそれぞれの外側面上面に亘って、すなわち、下面電極型固体電解コンデンサの陽極及び陰極の外側面から上面に亘って露出する面に貫通孔の切欠きが設けられ、めっきが施された陽極端子形成部28e、及び陰極端子形成部28fが形成されている。このようにめっき部を形成することで、後にフィレット形成面15a、15bとして使用することができる構造の変換基板136を得る。
そして、変換基板136へのコンデンサ素子111の接合について、陽極側については、まず陽極リード112と金属片13を抵抗溶接等によって接続した後、Agを含む導電性接着剤20により、変換基板136のコンデンサ素子接続面側の陽極部120に接続した。金属片材料としては鉄−42%42合金片や銅等があげられる。陰極側については、コンデンサ素子111と変換基板136のコンデンサ素子接続面側の陰極部121とをAgを含む導電性接着剤20により接続した。次いで、外装樹脂19としてガラス含有エポキシ樹脂、又は液晶ポリマー、又は、トランスファーモールド樹脂、又は、液状エポキシ樹脂を用いて熱成型して外装を行った後、ダイシングソーにより、図10に示すように、切断面44aにて、変換基板136を切断して、第4の実施例の下面電極型固体電解コンデンサを得た。
なお、このとき、めっき形成面28e、28fの一部が必ず露出するように切断することで、下面電極型固体電解コンデンサを作製することができた。
これらの結果として、本実施例による下面電極型固体電解コンデンサは、従来の下面電極型固体電解コンデンサに比べて、下面電極型固体電解コンデンサの外形寸法内部にめっき処理面を確保する必要がないためコンデンサ素子の体積効率の向上が図れるといった優位性を有する。また、不安定な状態で切断してフィレト面を形成することが無いので、安定してフィレット形成面を形成することが可能となる。
以上、本発明の実施例を説明したが、本発明は、この実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更があっても、本発明に含まれる。すなわち、当業者であれば、なしえるであろう各種変形、修正を含むことはもちろんである。
本発明の第1の実施形態である下面電極型固体電解コンデンサの構成を示す図であり、同図(a)は陽極側の側面図、同図(b)は正面からの内部透視図、また、同図(c)は陰極側の側面図である。 同実施形態の下面電極型固体電解コンデンサの製造工程を説明するための内部透視図である。 同実施形態に用いられる変換基板の構成を示す図であり、同図(a)は変換基板の断面図、また、同図(b)はコンデンサ実装電極面側から見た変換基板の底面図である。 本発明の第2の実施例で使用する変換基板の構成を示す断面図である。 本発明の第2の実施形態である下面電極型固体電解コンデンサの構成を示す図であり、同図(a)は陽極側の側面図、同図(b)は正面からの内部透視図、同図(c)は背面からの内部透視図、また、同図(d)は陰極側の側面図である。 同実施形態の下面電極型固体電解コンデンサの製造工程を説明するための内部透視図である。 同実施形態による変換基板の構成を示す図であり、同図(a)はコンデンサ実装電極面側から見た変換基板の平面図、同図(b)は変換基板の陰極側の断面図、同図(c)は変換基板の陽極側の断面図、また、同図(d)は正面側の断面図である。 本発明の第3の実施形態である積層型の下面電極型固体電解コンデンサの構成を示す図であり、同図(a)は陽極部の内部透視図、同図(b)は上面図、同図(c)は側面からの内部透視図、また、同図(d)は陰極部の内部透視図である。 同実施形態による変換基板の構成を示す図であり、同図(a)はコンデンサ実装電極面側から見た変換基板の平面図、同図(b)は変換基板の断面図、同図(c)は陽極部の断面図、また、同図(d)は陰極部の断面図である。 同実施形態の下面電極型固体電解コンデンサの製造工程を説明するための内部透視図である。 同実施形態1乃至3の下面電極型固体電解コンデンサの製造工程を示す工程フロー図である。 従来の下面電極型固体電解コンデンサを示す図であり、同図(a)は陽極側の側面図、同図(b)は正面からの内部透視図、また、同図(c)は陰極側の側面図である。 従来の技術を説明するための工程フロー図である。 従来の技術を説明するための内部透視図である。
符号の説明
11、111 コンデンサ素子
12、112 陽極リード線
13 金属片
15a、15b、15c、15d、15e、15f フィレット形成面
16 陽極側切断面
17 陰極側切断面
19 外装樹脂
20 導電性接着剤
21 コンデンサ素子接続面の陰極部
22 スルーホール
23 実装電極面の陽極部
24 実装電極面の陰極部
25 コンデンサ素子接続面の陽極部
26、27、36 変換基板
28a、28b、28c、28d、28e、28f めっき形成面
33a、33b、43a、43b 切断面
100、200、300 下面電極型固体電解コンデンサ
120 陽極部
121 陰極部

Claims (8)

  1. 弁作用金属からなる陽極部と、その酸化物からなる誘電体層と、固体電解質層からなる陰極部とを有してなるコンデンサ素子と、上面で前記コンデンサ素子に電気的に接続され、下面にコンデンサ実装用電極端子としての陽極端子と陰極端子とが形成されている変換基板とを備えてなる下面電極型の固体電解コンデンサであって、
    前記変換基板の側端面の所定の領域には、前記変換基板の下面の前記陽極端子と前記陰極端子とを半田付けする際に形成されるフィレットを制御するためのメッキが施された陽極フィレット形成部及び陰極フィレット形成部が形成されていることを特徴とする固体電解コンデンサ。
  2. 前記陽極部と前記誘電体層とは、板状又は箔状の前記弁作用金属を拡面化して陽極酸化皮膜を施すことで一体的に形成されてなると共に、前記陰極部を構成する前記固体電解質層は、導電性高分子からことを特徴とする請求項1記載の電解コンデンサ。
  3. 前記メッキが施された前記陽極フィレット形成部及び前記陰極フィレット形成部は、前記変換基板の下面の前記陽極端子と前記陰極端子とから延在する態様で、形成されていることを特徴とする請求項1又は2記載の固体電解コンデンサ。
  4. 前記メッキが施された前記陽極フィレット形成部及び前記陰極フィレット形成部は、前記変換基板の前記下面と前記側端面とのなす角部を削除して得られた傾斜面又は凹面に形成されていることを特徴とする請求項1、2又は3記載の固体電解コンデンサ。
  5. 前記メッキが施された前記陽極フィレット形成部及び前記陰極フィレット形成部は、前記変換基板の前記側端面に設けられた凹面に形成されていることを特徴とする請求項1、2又は3記載の固体電解コンデンサ。
  6. コンデンサ実装面の長手方向に多端子を有することを特徴とする請求項1、2又は3記載の固体電解コンデンサ。
  7. 前記コンデンサ素子は、複数のコンデンサ素子が積層されてなる積層型のコンデンサ素子からなることを特徴とする請求項1、2又は3記載の固体電解コンデンサ。
  8. 固体電解コンデンサを製造する方法であって、
    弁作用金属からなる陽極部と、その酸化物からなる誘電体層と、固体電解質層からなる陰極部とを有してなるコンデンサ素子と、上面で前記コンデンサ素子に電気的に接続され、下面にコンデンサ実装用電極端子としての陽極端子と陰極端子と、陽極フィレット形成部を作成するためのめっきが施された第1の凹部又は貫通孔と、陰極フィレット形成部を作成するためのめっきが施された第2の凹部又は貫通孔とが形成されている変換基板とを用意し、かつ、
    前記変換基板上に前記コンデンサ素子を接合する工程と、
    前記コンデンサ素子及び前記変換基板の上面を外装樹脂で覆う工程と、
    前記めっきが施された前記第1の凹部又は前記貫通孔及び前記第2の凹部又は前記貫通孔を分断する態様で、前記変換基板及び前記外装樹脂を切断して、前記めっきが施された前記陽極フィレット形成部及び前記陰極フィレット形成部を完成させる工程と
    を含むことを特徴とする固体電解コンデンサの製造方法。
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