JP2008257262A - レンズ鏡筒およびこれを備えた撮像装置 - Google Patents

レンズ鏡筒およびこれを備えた撮像装置 Download PDF

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Abstract

【課題】小型・軽量化を図れるようにした、シフト式ぶれ補正手段内蔵のレンズ鏡筒およびこれを備えた撮像装置を提供する。
【解決手段】シフトレンズ51と、該シフトレンズを光軸に垂直な方向に駆動するシフトアクチュエータ3,4,16,17とを有するレンズ鏡筒において、シフトユニットは、該シフトレンズの移動位置を検出するシフト位置検出手段27,29,28,30を有し、シフトアクチュエータとシフト位置検出手段とを光軸方向視において互いに少なくとも一部が重なるように配置する。また、可動レンズアクチュエータ59,83と絞りアクチュエータ58とが、光軸方向視においてシフトアクチュエータの配置領域に対して光軸を挟んだ反対側の領域に配置され、かつ可動レンズアクチュエータと絞りアクチュエータとを、光軸方向視において互いに少なくとも一部が重なるように配置する。
【選択図】図1

Description

本発明は、特に動画や静止画の記録をCCD等の固体撮像素子を用いて行うビデオカメラ、デジタルスチルカメラ等の撮像装置およびこれに用いられるぶれ補正機能付きズームレンズ鏡筒に関する。
ビデオカメラ、デジタルスチルカメラなど、結像面にCCD等の固体撮像素子を配置した撮像装置が多用されている。これらの撮像装置で用いられるCCD等の撮像素子は、一般的には画素数を多くする程大きくなるが、これに伴いコストも増加してくる。これらの条件から、一般民生用としては、対角長が4mm程度の1/4インチサイズと称するものかあるいは対角長が6mm程度の1/3インチと称するサイズのものが多用されている。また、これらのCCDの画素数は30〜40万画素のものが一般的となっている。
このように撮像装置のイメージサイズは所謂135フイルムの銀塩カメラの対角43mmと比較すると小さいことから、同じ画角のレンズではフイルムカメラのレンズに対して大幅な小型化が一般的には可能である。実際、1/4インチのCCDを用いたビデオカメラではズーム比が10といったズームレンズで、その全長が50mm程度というものが一般的になっている。
しかしながら、小型軽量なビデオカメラやデジタルスチルカメラにこういったズームレンズを搭載した場合、特に焦点距離が比較的長焦点側に設定された撮影では、手振れにより安定した画面を得ることが困難であるという問題がある。このため、従来様々な手ぶれ防止装置が提案されており、これを用いれば、手ぶれによる画面の有害なぶれだけでなく、船舶や自動車などからの撮影に際して三脚を用いても有害なぶれが除去し得ないような状況においても、大きな効果を奏する。
この種のぶれ防止装置は、ぶれを検出するぶれ検出手段と、検出されたぶれの情報に応じて画面としてぶれが発生しないように何らかの補正を行うぶれ補正手段を少なくとも備えている。ぶれ検出手段としては、例えば、角加速度計、角速度計、角変位計などが知られている。
また、ぶれ補正手段としては、可変頂角プリズムを用いたり撮影光学系の一部を撮影光軸に垂直な面内(光軸径方向)でシフトさせたりして結果として撮影光軸を曲げる光学的手段や、得られた撮像画面情報の中から実際に画面として用いる領域を切り出すように構成したビデオカメラにてその切り出し位置をぶれが補正される位置に順次変更(追尾)していく電子的手段が知られている。但し後者は動画の中の連続した画面間での補正方法であり、静止画の補正手段とはなり得ない。
一般的に光学補正手段は、レンズの焦点距離にかかわりなく、カメラのぶれ補正角度として定められた角度以内の振れに対しての補正が可能である。したがって、ズームレンズのテレ側(長焦点距離側)の焦点距離が長い場合でも、実用上問題のないぶれを取り除く能力を有することが可能である。
図9は、焦点距離とカメラの振れ角度との関係を画面上の被写体位置で説明した図である。図9において、カメラが112で示した位置にある時のレンズの光軸は113であり、被写体である人物111の顔をほぼ画面中心にとらえていることになる。この状態からa度手ぶれによりカメラが回転したとする。この時のカメラ位置を114で、光軸を115でそれぞれ示している。
図9(B)と(C)はそれぞれ、112と114のカメラ位置での画面位置を示しており、(B)はズームレンズのワイド端(短焦点距離側の端)での状態を、(C)はテレ端(長焦点距離側の端)での状態を示す。116は画面内の被写体を示しており、117および119はカメラ位置が112の時の画面を、118および120はカメラ位置が114の時の画面を示している。
図9から明らかなように、同じa度のカメラ振れであっても、当然、レンズの焦点距離が長い方が画面上の振れとしては害が大きい。従って、特にテレ側の焦点距離が長いレンズと組み合わせると、その効果が顕著となる。
図10〜13には、ぶれ補正手段の一例として、可変頂角プリズムを用いた場合の構成を示す。図10は可変頂角プリズム自体の構成を示す。この図において、121と123はガラス板であり、127は例えばポリエチレン等の材料で作られた蛇腹部分である。これらのガラス板123と蛇腹127で囲まれた内部に、例えばシリコンオイル等による透明な液体122が封入されている。
図10(B)では、2枚のガラス板121,123が平行な状態であり、この場合、可変頂角プリズムの光線の入射角度と出射角度は等しい。一方、図10(A),(C)のような角度を持つ場合には、それぞれ光線124,126で示したように光線はある角度をもって曲げられる。従って、カメラが手ぶれ等の原因により傾いた場合に、その角度に相当する分光線が曲がるようにレンズの前に設けた可変頂角プリズムの角度を制御することによって、画面の振れを除去することができる。
図11はこの効果をわかり易く示したものであり、(A)にて可変頂角プリズムは平行状態になり光線がまっすぐ被写体の頭に向かっているとすると、(B)のようにa度の振れに対して可変頂角プリズムを駆動して光線を曲げることにより、撮影光軸は相変わらず被写体の頭をとらえ続ける。
図12はこの可変頂角プリズムとこれを駆動するアクチュエータ部と角度状態を検出する頂角センサとを含む、可変頂角プリズムユニットの実際の構成例を示す図である。
実際の振れはあらゆる方向で出現するので、可変頂角プリズムの前側のガラス面と後側のガラス面は互いに90度ずれた方向軸を回転軸として回転可能に構成されている。なお、ここでは添え字a,bにより2つの回転方向のそれぞれの構成部品を示しているが、同一符号のものは全く同じ機能を有する。従って、以下、添え字a,bを省略して説明する。また、添え字b側の部品は一部図示していない。
141は可変頂角プリズムで、ガラス板121,123、蛇腹部127およびこの蛇腹部127に充填された液体等からなる。ガラス板121,123は保持枠128に一体的に接着剤等を用いて取り付けられる。保持枠128は不図示の固定部品との間で回転軸部133を構成しており、この軸回りに回動可能となっている。軸133aと軸133bとは90度方向が異なっている。保持枠128上にはコイル135が一体的に設けられており、一方、不図示の固定部分にはマグネット136、ヨーク137,138が設けられている。
このため、コイル135に電流を流すことにより、可変頂角プリズム141は軸133回りに回動する。保持枠128から一体的に延びた腕部分130の先端にはスリット129が形成されており、固定部分に設けられたiRED等の発光素子131とPSD等の受光素子142との間で可変頂角プリズムの角度状態を検出する頂角センサを構成している。
図13はこの可変頂角プリズム141を用いたぶれ防止装置を、レンズと組み合わせた場合の構成を示すブロック図である。この図において、141は可変頂角プリズム、143,144は頂角センサ、153,154はこの頂角センサ143,144の出力を所定のレベルまで増幅する増幅回路、145はマイクロコンピュータ、146,147は角速度計等よりなるぶれ検出手段、148,149はコイル135およびヨーク138等からなるアクチュエータ、152はレンズである。
マイクロコンピュータ145では頂角センサ143,144により検出された可変頂角プリズム141の角度状態とぶれ検出手段146,147の検出結果とに応じて、画面上の振れを除去するのに最適な角度状態に可変頂角プリズム141を制御するために、アクチュエータ148,149に通電する電流を決定する。なお、主だった要素が2ブロック構成となっているのは、90度ずれた2方向の制御をそれぞれ単独に行うためである。
また、ここで説明した構成はあくまで1つの例であり、ぶれ検出手段としては前述したような各種のセンサを用いることができる。また、可変頂角プリズムの頂角を検出するセンサとして、ここでは投光素子と受光素子を用いた光学式のセンサで説明したが、ホール素子等の磁気式センサを用いてマグネットとコイルの位置関係を測定する方法などを用いてもよい。
また、図13で説明した頂角センサの出力を増幅する回路は、センサの形式によっては省ける場合も考えられる。さらに、この説明では可変頂角プリズムを構成する2枚のガラスをそれぞれ90度異なる回転軸回りに駆動することで任意の方向のぶれを補正する方式で説明したが、1枚のガラスを任意の方向に駆動する構成も、特開平8−43769号公報等で提案されている。
このような可変頂角プリズムを用いたぶれ補正手段を有するズームレンズ鏡筒では、ズームレンズの前方(被写界側)に可変頂角プリズムを配置する場合には、ズームレンズの広角側の有効光線を欠かないように可変頂角プリズムの径を設定するため、どうしても大きなユニットをレンズの前に配置することになり、撮像装置の小型化にとって妨げとなっていた。また、この問題を解決するために、可変頂角プリズム素子をレンズの内部に配置する手法も提案されているが、やはり結像に直接関与しない可変頂角プリズムを撮影レンズ内に配置せねばならないことから、レンズ全体の光学全長の短縮化といった面からはある程度の大型化はやむを得なかった。
一方、ぶれ補正手段を有さないズームレンズ鏡筒においても小型化が重要な課題となっている。図14は、上記ズームレンズ鏡筒の一例を示すもので、図14(a)は縦断面図であり、図14(b)は図14(a)のA−A線に沿う縦断面図である。図14(a),(b)において、201a〜201dは撮影ズームレンズを構成する4つのレンズ群で、201aは固定の前玉レンズ、201bは光軸に沿って移動することで変倍動作を行うバリエータレンズ群、201cは固定のアフォーカルレンズ、201dは光軸に沿って移動することで変倍時の焦点面の維持と焦点合わせを行うフォーカシングレンズ群である。203および204a、204bは光軸205と平行に配置され、移動するレンズ群の案内および回り止めを行うガイドバーである。
206はバリエータを移動させる駆動源となるDCモータである。なお、DCモータに代えて、ステップモータなどを用いても構わない。バリエータレンズ群201bはこれを保持する枠211に保持されている。この保持枠211は、押圧ばね209とこの押圧ばね209の力でスクリュー棒208に形成されたスクリュー溝208aに押圧係合するボール210とを有している。このため、モータによって出力軸206a、ギア列207を介してスクリュー棒208を回転駆動することにより、保持枠211はガイドバー203に沿って光軸方向に移動する。
212はステッピングモータである。フォーカシングレンズ群201dは保持枠214に保持されている。保持枠214のスリーブ部214aにはネジ部材213が一体的に組み付けられており、このネジ部材213はステッピングモータ212の出力軸212aのネジ部に螺合している。このため、ステッピングモータ212を回転させることにより、保持枠214をガイドバー204a,204bに沿って光軸方向に移動させることができる。
218は絞りユニットを駆動するIGメータである。220はレンズ鏡筒を装着したカメラ本体である。
以上説明したように、ぶれ補正手段を有さないズームレンズ鏡筒においても、絞り駆動用のIGメータ、変倍レンズ駆動用のズームモータ、フォーカシングレンズ駆動用のフォーカスモータといった3つのアクチュエータが必要となっており、レンズの小型化にあたってはこれらのアクチュエータをいかに効率良くコンパクトにレイアウトするかが重要になっている。
一方、特許文献1,2には、所定のレンズ群を光軸と垂直な面内で移動させることで、ぶれを補正する、所謂シフト式ぶれ補正手段を有したズームレンズが開示されている。
特許第2560377号公報(第2図、第3図等) 特開平02−081009号公報
このように上述した可変頂角プリズムを用いたズームレンズにおいては、レンズ全体の小型化、軽量化の面で問題が残った。これに対して、これらのシフト式ぶれ補正手段を有したズームレンズでは、少なくとも前述した可変頂角プリズムを用いた方式に比較して、結像のために必要なレンズ群がぶれ補正手段のためのシフトレンズと共用できることから、全長短縮・小型軽量化といった面で有利であった。
しかしながら、実際のレンズ鏡筒には、絞り駆動のためのIGメータと移動レンズ群を駆動するズームモータ、フォーカスモータといったアクチュエータが必須となっており、これらを含めた小型・軽量化を図る必要がある。
そこで、本発明は、これらの必須な構成要件も含めて小型・軽量化を図れるようにした、シフト式ぶれ補正手段内蔵のレンズ鏡筒およびこれを備えた撮像装置を提供する。
本願第1の発明では、シフトレンズと、該シフトレンズを光軸に垂直な方向に駆動するシフトアクチュエータとを有するレンズ鏡筒において、シフトユニットは、該シフトレンズの移動位置を検出するシフト位置検出手段を有し、シフトアクチュエータとシフト位置検出手段とが光軸方向視において互いに少なくとも一部が重なるように配置されていることを特徴とする。
また、本願第2の発明では、可動レンズと、該可動レンズを光軸方向に移動させる可動レンズアクチュエータと、絞りと、該絞りを駆動する絞りアクチュエータと、シフトレンズと、該シフトレンズを光軸に垂直な方向に駆動するシフトアクチュエータとを有するレンズ鏡筒において、可動レンズアクチュエータと絞りアクチュエータとが、光軸方向視においてシフトアクチュエータの配置領域に対して光軸を挟んだ反対側の領域に配置され、かつ可動レンズアクチュエータと絞りアクチュエータとが、光軸方向視において互いに少なくとも一部が重なるように配置されていることを特徴とする。
また、本願第3の発明では、可動レンズと、該可動レンズを光軸方向に移動させる可動レンズアクチュエータと、絞りと、該絞りを駆動する絞りアクチュエータと、シフトレンズと、該シフトレンズを光軸に垂直な方向に駆動するシフトアクチュエータとを有するレンズ鏡筒において、可動レンズアクチュエータが、光軸方向視においてシフトアクチュエータの配置領域に対して光軸を挟んだ反対側の領域に配置され、かつ絞りアクチュエータとシフトアクチュエータとが、光軸方向視において互いに重なるように配置されており、可動レンズアクチュエータが、レンズ結像面よりも光軸方向における被写界側に配置されていることを特徴とする。
本願第1の発明によれば、シフトアクチュエータとシフト位置検出手段とを光軸方向視において互いに少なくとも一部が重なるように配置しているので、シフトユニットの特に外径寸法の小型化を図ることができる。
また、本願第2の発明によれば、可動レンズアクチュエータと絞りアクチュエータとを光軸方向視においてシフトアクチュエータの配置領域に対して光軸を挟んだ反対側の領域に配置し、かつ可動レンズアクチュエータと絞りアクチュエータとを光軸方向視において互いに少なくとも一部が重なるように配置しているので、各アクチュエータを鏡筒内で効率良くかつバランス良く配置することができ、レンズ鏡筒の小型化を図ることができる。
また、本願第3の発明によれば、可動レンズアクチュエータを光軸方向視においてシフトアクチュエータの配置領域に対して光軸を挟んだ反対側の領域に配置するとともに、絞りアクチュエータとシフトアクチュエータとを光軸方向視において互いに重なる位置に配置しているので、レンズ鏡筒の径方向の小型化を図ることができるとともに、可動レンズアクチュエータを光軸方向前方(被写界側)に移動させてこれがレンズ結像面よりも光軸方向後方に出っ張らないようにすることができる。
以下、本発明の実施例について説明する。
図1には、本発明の実施例1であるズームレンズ鏡筒においてぶれ補正手段を構成するシフトユニットの構成を示している。この図において、1はシフト機構のベース部材となる固定枠(請求の範囲にいう固定部材)で、レンズ鏡筒内に固定される。2は可動枠(請求の範囲にいう可動部材)で、固定枠1に対して所定の範囲で光軸と垂直な面内(以下、光軸径方向という)でシフト移動が可能である。
3は図中上下方向に可動枠2を駆動するシフトアクチュエータのマグネット部であり、上下に2極に着磁されている。4は図中横方向に可動枠2を駆動するシフトアクチュエータのマグネット部であり、横方向に2極に着磁されている。5,6は鉄等の材料で作られ、マグネット部3,4に磁力又は接着剤で固定された下ヨーク部、7,8はマグネット部3,4を位置決め固定するために固定枠1に設けられた位置決め穴部である。
9,10,11はビスで、固定枠1の溝部12,13,14とがたなく嵌合するとともに、可動枠2のビス穴18,22,23にネジ固定される。
15は可動枠2が光軸回りに回動するのを防止するロール防止板である。ロール防止板15の溝40,41は、固定枠1に設けられたボス44および不図示のボス44に嵌合する。また、溝38,39は、可動枠2に設けられた不図示のボスに嵌合する。ロール防止板15に設けられた穴部42,43は固定枠1に一体に設けられたボス36,37を貫通させるために設けられており、ロール防止板15が最大駆動量移動してもロール防止板15とボス36,37とが干渉しない大きさに形成されている。
16は図中上下方向に駆動されるムービングコイル型シフトアクチュエータのコイル部、17は同じく横方向のコイル部である。これらのコイル部16,17は可動枠2に一体的に接着剤等で固定されている。20,21は可動枠2に一体に設けられたシフト量検出のためのスリット部であり、コイル部16,17と光軸方向視において同一位置に(光軸方向に並んで)設けられている。25は上ヨークで、下ヨーク5,6と同様、鉄等の材料で作られている。なお。マグネット部3,4、下ヨーク5,6および上ヨーク25により磁気閉回路が形成される。
このため、この回路中に置かれたコイル部16,17に電流が流れることにより、可動枠2が固定枠1に対して光軸径方向に変位することができる。19は可動枠2にシフトレンズを位置決め保持させるための胴付き部である。
26はシフト量検出のためのセンサを保持するセンサホルダ(請求の範囲にいう保持部材)である。センサホルダ26には、図中上下方向のシフト量を検出するための発光素子28および受光素子(ポジションセンサ等)27が接着剤等で固定され、また同じく横方向のシフト量を検出するための発光素子30および受光素子29が固定されている。発光素子と受光素子との間を前述のスリット部20,21が移動することで、受光素子が受光する光の重心位置が変化し、これによりシフト量を検出することができる。
31はセンサホルダ26と上ヨーク25とを固定枠1に固定するためのビスであり、固定枠1のボス36,37内に形成された雌ネジ部に螺合する。なお、上ヨーク25はその穴部34,35が固定枠1のボス36,37の先端部外径に嵌合することで固定枠1に対して位置決めされ、またセンサホルダ26はその不図示のボスが上ヨーク25の穴32,33に嵌合することで、上ヨーク25に対して位置決めされる。
このように、シフト量検出素子を保持したセンサホルダ26をシフトアクチュエータを構成する上ヨーク25に保持させることにより、シフトユニットの部品点数を減少させて、シフトユニットの小型化を図ることができる。
固定枠1の穴部45,46は、図2に示すように鏡筒本体を構成する固定鏡筒54および後部鏡筒55に挟まれ、これらに共締めされる。こうしてシフトユニット全体がレンズ鏡筒に取り付けられる。なお、位置決めボス47,48は固定鏡筒54に形成されたボス穴(図示せず)に嵌合してシフトユニット全体を固定鏡筒54に対して位置決めする。
図2および図3には、上記シフトユニットを実際のズームレンズ鏡筒内に組み込んだ状態を示している。これら図において、49は固定前玉レンズ、50は光軸方向に移動して変倍作用をもたらす第2レンズ(バリエータレンズ)、51は光軸径方向に移動してぶれ補正機能をもたらすシフトユニット内の第3レンズ(シフトレンズ)、52は光軸方向に移動して、バリエータレンズ50による変倍に伴う焦点面の維持と被写体距離変化に伴う焦点合わせの動作を行う第4レンズ(フォーカシングレンズ)、53はローパスフィルタである。
54は前玉レンズ群49を保持する固定鏡筒、55は後部鏡筒、56はバリエータレンズ50を保持するバリエータ移動環(請求の範囲にいう可動レンズユニット)、57はフォーカシングレンズ52を保持するフォーカシング移動環(請求の範囲にいう可動レンズユニット)、58は絞り羽根64,65を駆動するIGメータ、66は絞り羽根64,65を収容するケースを有した絞りユニット、67はバリエータ移動環56およびフォーカシング移動環57に設けられたスリーブ部(図5参照)に光軸方向に移動自在に嵌合するガイドバーである。なお、図3に示すようにガイドバーは光軸を挟んで2本設けられており、これら2本のガイドバー67,69によって上記バリエータ移動環56およびフォーカシング移動環57の光軸方向案内と光軸周りでの回り止めとを行う。
59はフォーカシング駆動用ステップモータで、出力軸60には雄ネジが形成されている。63は出力軸60の最先端部の軸受け部まで延びるモータホルダで、このモータホルダ63がビス61,62によって後部鏡筒55に取り付けられることにより、モータ59が後部鏡筒55に固定される。
68はフォーカシング移動環57に取り付けられたラック部材であり、出力軸60の雄ネジに噛合する。なお、図3に示すように、バリエータ移動環56にもラック部材77が取り付けられており、このラック部材77は固定鏡筒54にモータホルダ81を介して取り付けられたバリエータ駆動用ステップモータ83の出力軸(図3には示さず)の雄ネジに噛合している。
なお、ラック部材68,77はそれぞれ、移動環57,56に光軸方向に延びるよう形成されたに穴部93,95に軸部94,96を嵌合させて取り付けられ、移動環57,56に対して上記軸部94,96を中心に揺動可能となっている。このため、ガイドバー67,69とモータ出力軸との平行度にずれがあっても、移動環57,56のスムーズな移動が確保できる。また、ラック部材68,77はそれぞれ、ばね70,78に揺動方向一方に付勢され、ラック部材68,77の噛合部はモータ出力軸60の雄ネジに圧接している。このため、ラック部材68,77の噛合部とモータ出力軸の雄ネジとを確実に噛合させることができる。
ここで、ガイドバー67,69は固定鏡筒54から後部鏡筒55にかけて配置されるので、固定鏡筒54と後部鏡筒55との間に配置されたシフトユニットを避ける必要がある。そこで、本実施例では、図4および図5に示すように、シフトユニットの固定枠1に光軸径方向に凹んだ凹部84,85を設け、この凹部84,85内にガイドバー67,69を通すようにしている。これにより、ガイドバー67,69を極力光軸に接近した位置に配置できるので、レンズ鏡筒の径方向の小型化を図ることができる。
また、本実施例では、図1で示したビス9,10,11(およびこれらピンが嵌合する可動枠2のビス穴18,22、23)は、光軸周りにおいて120°ごとにバランス良く均等配置している。しかも、鏡筒上部において左右方向に延びるコイル部16およびマグネット部3からなるシフトアクチュエータと鏡筒側部において上下方向に延びるコイル部17およびマグネット部4からなるシフトアクチュエータとを、ビス9,10,11の間の領域に配置している。これにより、3本のビス9,10,11と2つのシフトアクチュエータとが互いに干渉することなく光軸に近い位置に配置され、レンズ鏡筒の径方向の小型化に有効である。
さらに、図5に示すように、バリエータ駆動用モータ59およびフォーカシング駆動用モータ83を、光軸方向視においてビス9,10,11やシフトアクチュエータの配置領域と重ならない位置に配置している。しかも、図4に示すようにシフトユニットの固定枠1に光軸径方向に凹んだ凹部87,88を設け、光軸方向視においてこれら凹部87,88内にラック部材68,77の噛合部が位置するようにバリエータ駆動用モータ59およびフォーカシング駆動用モータ83を配置している。これにより、モータ59,83を光軸に近い位置に配置することができ、レンズ鏡筒の径方向の小型化を図ることができる。また、移動環57,56がシフトユニットに接近してもラック部材68,77とシフトユニットとが干渉することがないので、ラック部材68,77の光軸方向長さ(つまりはモータ出力軸との噛合長さ)を十分確保することができ、小型化されたレンズ鏡筒の中でも確実かつ安定的なレンズ駆動を行うことができる。
そして、図6(A)に示すように、バリエータ駆動用モータ59、フォーカシング駆動用モータ83は、IGメータ58とともに、光軸方向視においてシフトアクチュエータの配置領域に対して光軸を挟んだ反対側の領域に配置される。これにより、光軸方向視にてコンパクトかつバランスの良いアクチュエータの配置が可能となり、レンズ鏡筒全体の小型化に有効である。
ここで、前述したように、コイル部16およびマグネット3は縦方向のぶれを防止するためのシフトアクチュエータであり、コイル部17およびマグネット4は横方向のぶれを防止するためのシフトアクチュエータである。このようにぶれ防止装置においては、鉛直方向と水平方向の2方向でぶれを補正する(結果として複合角として任意の方向のぶれが防止出来る)のが一般的である。また、絞りユニットの形式として、2枚の羽根を同一レール上を反対方向に駆動することで開口形状を制御するような方式のものを用いる場合や自動焦点調節装置としてこの種のカメラに一般的なテレビ信号のぼけの鮮鋭度を検出する方法を用いる場合は、絞りの開口形状は走査線方向に開口が広いひし形である方が望ましい。これらのことから、IGメータ58は、光軸方向視においてコイル部16およびマグネット3と同一の位置か、コイル部16およびマグネット3の光軸を挟んだ反対側の位置に配置するのが一般的である。そこで、本実施例では光軸を挟んだ反対側に配置している。
また、バリエータ駆動用モータ83の出力軸は、フォーカシング駆動用モータ59に比較して長く、出力軸の前端からモータ本体の後端までの寸法が、絞り66〜前玉レンズ49」の長さ若しくは「絞り66〜レンズ結像面(図6(B)の306)」の長さよりも長くなる。これは一般的にバリエータレンズの全移動距離がフォーカシングレンズの全移動距離に比較して長いことによる。従って、図6(A)に示すように、光軸方向視において、バリエータ駆動用モータ83をIGメータ58と重ならない位置に配置している。
一方、フォーカシング駆動用モータ59は、図2からも分かるように、絞りユニット66より後方に配置しても、モータ59の後端がレンズ結像面306から若干後方には突出するに過ぎず、この程度の突出は使用上ほとんど問題がない。
従って、以上のようなアクチュエータ配置を採ることが、レンズ鏡筒全体のコンパクト化には最適といえる。
また、本実施例のズームレンズ鏡筒では、図4に示すように、光軸方向視において、2つのシフトアクチュエータとシフト量検出手段(スリット部20,21、投光素子28,30および受光素子27,29)とが略同一位置に配置されている。これによっても、レンズ鏡筒の径方向の小型化を図っている。
また、図3に示すように、バリエータ移動環56には一体的に遮光壁部(請求の範囲にいう突出部)76が設けられている。この遮光壁部76は、固定鏡筒54の穴部を通して固定鏡筒54内に取り付けられたフォトインタラプタ79の投光素子と受光素子との間隙に、バリエータ移動環56の移動範囲のうち前側(被写体側)のおよそ半分の範囲内で入り込むようになっており、この範囲では、投光素子から投射された光は遮光壁部76に遮られて受光素子に到達しない。一方、後側(像面側)のおよそ半分の範囲内では遮光壁部76は投光素子と受光素子との間隙に入り込まないので、受光素子は投光素子から投射された光を受けて所定の出力を発生する。
従って、この受光素子の出力に対して遮光状態から非遮光状態に移行する際に対応する1つのしきい値を設ければ、このしきい値の出力が得られる位置が一義的に決定される。そして、このしきい値を発生する位置を基準位置として駆動パルス数を連続的にカウントすることで、バリエータレンズ50の光軸方向の絶対位置を知ることが可能となる。なお、80はフォトインタラプタ79を実装する基板であり、この基板80は固定鏡筒54に位置決め固定される。
ここで、上記のような遮光壁部76を設けた場合、基準位置をバリエータ移動環56の移動範囲のほぼ真ん中にするためには遮光壁部76の光軸方向の長さを移動範囲の半分の長さ以上に設定する必要がある。そして、この場合、フォトインタラプタ79の配置位置にも関連するものの、例えばバリエータ移動環56に関して言えば、非遮光状態での端位置(バリエータ移動環56が最も絞り66側に接近した位置、一般的には長焦点距離側の端)にて遮光壁部76が絞りの位置より後方まで移動してくる。シフトユニットを有さない従来のズームレンズ鏡筒においては、絞りを避けて遮光壁部を配置すればよかったが、シフトユニットを有する本実施例のズームレンズ鏡筒では、遮光壁部76とシフトユニットとの干渉を防止する必要がある。
そこで、本実施例では、シフトユニットの固定枠1に穴部86を設け、この穴部86内に遮光壁部76を挿入させることで、遮光壁部76とシフトユニットとの干渉を防止するようにし、バリエータ移動環56の移動端をシフトユニットに接近させることができる。
なお、バリエータレンズ側に設けられた基準位置出しのための構成と同様の構成がフォーカシングレンズ側にも設けられている。図3において、97がフォーカシング移動環57に一体的に設けられた遮光壁部、71がフォトインタラプタ、72がフォトインタラプタ71を実装する基板であり、この基板71は後部鏡筒55に位置決め固定される。
図7には、本発明の実施例2であるズームレンズ鏡筒を示している。なお、本実施例の基本構成は実施例1と鏡筒であるので共通要素については実施例1と同符号を付し、レイアウト位置が代わっただけのものについては符号の先頭に1を付す。
本実施例では、IGメータ158の位置を、光軸方向視においてシフトアクチュエータであるコイル部16およびマグネット3と略重なる位置に配置している。なお、IGメータ158をこの位置に配置しても、前述した絞り開口形状を実施例1のもの(図6参照)と同様にすることができる。
そして、IGメータ158を上記位置に配置することにより、図7(B)に示すように、フォーカシング駆動用モータ159の位置を実施例1の場合よりも光軸方向前方に移動させることが可能となる。すなわち、IGメータ158が実施例1で示したフォーカシング駆動用モータ59の前方位置から他に移動したことで、フォーカシング駆動用モータ159の出力軸をIGメータ158の光軸方向位置まで延ばすことができるようになったものである。
このようなレイアウトを採用することにより、フォーカシング駆動用モータ159をレンズ結像面306よりも前方に配置することができ、実施例1のものに比べてより光軸方向にコンパクトなレンズ鏡筒を実現することができる。
図8には、本発明の実施例3であるズームレンズ鏡筒を示している。なお、本実施例の基本構成は実施例1、2と鏡筒であるので共通要素についてはこれら実施例と同符号を付し、レイアウト位置が代わっただけのものについては符号の先頭に2を付す。
この実施例では、実施例2と同様にIGメータ158を光軸方向視においてコイル部16およびマグネット3と略重なる位置に配置した上で、バリエータ駆動用モータ283およびフォーカシング駆動用モータ259をIGメータ158およびコイル部16等の配置位置の光軸を挟んだほぼ正反対の位置に配置している。
このようなレイアウトを採用することにより、実施例2と同様にフォーカシング駆動用モータ259をレンズ結像面306よりも前方に配置することができるだけでなく、実施例1、2のものよりも左右の幅が薄いレンズ鏡筒を実現することができる。
なお、上記各実施例では、バリエータ駆動用モータおよびフォーカシング駆動用モータとしてステップモータを使用した場合について説明したが、ステップモータ以外のモータを使用してもかまわない。
また、上記各実施例にて説明したレンズ鏡筒は、ビデオカメラ、スチールカメラ等、種々の撮像装置に取り付けて使用することが可能である。
実施例1であるレンズ鏡筒のシフトユニットの分解斜視図である。 上記レンズ鏡筒の断面図である。 上記レンズ鏡筒の分解斜視図である。 上記シフトユニットの光軸方向視図である。 上記レンズ鏡筒の光軸方向視図である。 上記レンズ鏡筒のアクチュエータのレイアウト図である。 実施例2であるレンズ鏡筒のアクチュエータのレイアウト図である。 実施例3であるレンズ鏡筒のアクチュエータのレイアウト図である。 従来のカメラのぶれの説明図である。 従来のカメラのぶれ補正手段の説明図である。 従来のカメラのぶれ補正手段の動作説明図である。 従来のカメラのぶれ補正手段の分解斜視図である。 従来のカメラのぶれ補正手段のブロック図である。 従来のズームレンズ鏡筒の断面図である。
符号の説明
1 (シフトユニットの)固定枠
2 (シフトユニットの)可動枠
3,4 マグネット部
5,6,25 ヨーク
9,10,11 ビス
16,17 コイル部
20,21 スリット部
26 センサホルダ
27,29 受光素子
28,30 発光素子
50 バリエータレンズ
51 シフトレンズ
52 フォーカシングレンズ
56 バリエータ移動環
57 フォーカシング移動環
58,158 IGメータ
59,159,259 フォーカシング駆動用モータ
66 絞りユニット
67,69 ガイドバー
76,97 遮光壁部
83,283 バリエータ駆動用モータ

Claims (5)

  1. シフトレンズと、前記シフトレンズを光軸に垂直な方向に駆動するシフトアクチュエータとを有するレンズ鏡筒において、
    前記シフトユニットは、前記シフトレンズの移動位置を検出するシフト位置検出手段を有し、
    前記シフトアクチュエータと前記シフト位置検出手段とが光軸方向視において互いに少なくとも一部が重なるように配置されていることを特徴とするレンズ鏡筒。
  2. 可動レンズと、前記可動レンズを光軸方向に移動させる可動レンズアクチュエータと、絞りと、前記絞りを駆動する絞りアクチュエータと、シフトレンズと、前記シフトレンズを光軸に垂直な方向に駆動するシフトアクチュエータとを有するレンズ鏡筒において、
    前記可動レンズアクチュエータと前記絞りアクチュエータとが、光軸方向視において前記シフトアクチュエータの配置領域に対して光軸を挟んだ反対側の領域に配置され、かつ前記可動レンズアクチュエータと前記絞りアクチュエータとが、光軸方向視において互いに少なくとも一部が重なるように配置されていることを特徴とするレンズ鏡筒。
  3. 可動レンズと、前記可動レンズを光軸方向に移動させる可動レンズアクチュエータと、絞りと、前記絞りを駆動する絞りアクチュエータと、シフトレンズと、前記シフトレンズを光軸に垂直な方向に駆動するシフトアクチュエータとを有するレンズ鏡筒において、
    前記可動レンズアクチュエータが、光軸方向視において前記シフトアクチュエータの配置領域に対して光軸を挟んだ反対側の領域に配置され、かつ前記絞りアクチュエータと前記シフトアクチュエータとが、光軸方向視において互いに重なるように配置されており、
    前記可動レンズアクチュエータが、レンズ結像面よりも光軸方向における被写界側に配置されていることを特徴とするレンズ鏡筒。
  4. 前記可動レンズアクチュエータが、光軸方向視において前記絞りアクチュエータの配置領域に対して光軸を挟んだ反対側の領域に配置されていることを特徴とする請求項3に記載のレンズ鏡筒。
  5. 請求項1から4のいずれか1つに記載のレンズ鏡筒を有する撮像装置。
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