JP6662348B2 - レンズ鏡筒及び撮像装置 - Google Patents

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Description

本発明は、レンズ鏡筒及び撮像装置に関するものである。
従来、ガイドバーで懸架されるレンズ群を備えるレンズ鏡筒がある(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−066487号公報
しかし、このようなレンズ鏡筒では、ガイドバーを保持する枠体に固定された固定レンズ群と、ガイドバーに懸架される可動レンズ群との間における相互の偏心が発生し、光学性能の低下を招いてしまう可能性がある。
本発明の課題は、容易に光学調芯が可能なレンズ鏡筒及び撮像装置を提供することである。
本発明のレンズ鏡筒は、マウントを介してカメラボディに装着されるレンズ鏡筒であって、第1レンズを保持する第1レンズ保持枠と、前記第1レンズ保持枠を前記第1レンズの光軸方向に移動可能に支持するガイドバーと、前記ガイドバーの一端を保持する偏心部材と、前記偏心部材と前記ガイドバーの他端とを保持する保持部材と、を備え、前記偏心部材は、前記光軸方向において、前記マウントと前記第1レンズ保持枠との間に設けられ、前記偏心部材の回転中心の位置は、前記ガイドバーの軸の中心位置とは異なる構成とした。
なお、上記構成は、適宜改良してもよく、また、少なくとも一部を他の構成物に代替してもよい。
本発明によれば、容易に光学調芯が可能なレンズ鏡筒及び撮像装置を提供することができる。
本発明に係る一実施形態であるカメラを概念的に示す図である。 図1におけるレンズ鏡筒の部分拡大断面図である。 レンズ鏡筒の図2とは異なる断面位置における部分拡大断面図である。 第3レンズ群を保持する第3レンズ枠の外観斜視図である。 偏心カラーによる第4レンズ群の調心機構を説明する概念図である。
以下、図面等を参照して、本発明の実施形態について説明する。
図1は、本発明に係る一実施形態であるカメラ1を概念的に示す図である。
なお、以下の各図には、説明と理解を容易にするために、XYZ直交座標系を設けた。この座標系では、撮影者が光軸OAを水平として横長の画像を撮影する場合のカメラの位置(以下、正位置という)において撮影者から見て左側に向かう方向をXプラス方向とし、正位置において上側に向かう方向をYプラス方向とする。また、正位置において被写体に向かう方向をZプラス方向とする。このZプラス方向を前面側、Zマイナス方向を背面側ともいう。さらに、光軸OA(すなわちZ軸)と平行な方向の移動を「直進」、光軸OAを中心とする回動を「回転」という。
カメラ1は、カメラ本体10と、レンズ鏡筒100と、によって構成されている。
レンズ鏡筒100は、焦点距離を可変調整可能ないわゆるズームレンズである。レンズ鏡筒100は、撮影光学系を構成する複数のレンズ群(L1〜L5)を備えている。
また、レンズ鏡筒100は、カメラマウントCMと着脱可能に係合するレンズマウントLMを備えており、このレンズマウントLMによってカメラ本体10に着脱可能に装着されるようになっている。
これにより、カメラ1は、用途に応じて異なるレンズ鏡筒100を交換して撮影することができるようになっている。このレンズ鏡筒100については、後に詳述する。
カメラ本体10は、クイックリターンミラー11、ファインダスクリーン12、ペンタプリズム13、接眼光学系14、シャッター15、撮像素子16、表示装置17及び制御装置18等を備えている。
クイックリターンミラー11は、レンズ鏡筒100によって集光された被写体像の光路を、ファインダスクリーン12に向けて屈曲させるためにカメラ本体10内に揺動可能に設けられたミラーである。クイックリターンミラー11は、レリーズ操作に応じて、被写体光の撮像素子16への入射を妨げない退避位置(図1中に二点鎖線で示す)に移動する。
ファインダスクリーン12は、クイックリターンミラー11により反射された被写体像を結像させるスクリーンであり、クイックリターンミラー11とペンタプリズム13との間に配置されている。
ペンタプリズム13は、断面形状が五角形のプリズムであって、カメラ本体10を横位置に構えた状態の上部に配設されている。ペンタプリズム13は、ファインダスクリーン12に結像した像を正立像として接眼光学系14へと導く。
接眼光学系14は、ペンタプリズム13により正立像となった被写体像を、拡大観察するための光学系であり、ペンタプリズム13の背面側(撮影者側)に配置されている。
シャッター15は、レリーズ操作に応じて開閉し、撮像素子16に結像する被写体像光の露光時間を制御する。
撮像素子16は、レンズ鏡筒100によって結像された被写体像を電気信号に変換する、たとえば、CCD等の光電変換素子である。撮像素子16は、カメラ本体10の内部の背面側(図1に示す右側)に、受光面を光軸OAに対して直交させた状態で設けられている。
表示装置17は、カメラ本体10の外側の背面側(撮影者側)に設けられた液晶等の表示パネルを備えている。表示装置17は、表示パネルに撮影画像や、露光時間等の撮影に関する情報等を表示する。
制御装置18は、CPU等を備えて構成され、前述した当該カメラ本体10の各構成要素およびレンズ鏡筒100を統括的に制御する。
カメラ本体10は、前述したようにレンズ鏡筒100が一体に結合されてカメラ1を構成する。結合状態では、カメラ本体10の制御装置18および図示しない電源が図示しない接続端子を介してレンズ鏡筒100と接続され、制御装置18によってレンズ鏡筒100における図示しない合焦モータや絞りユニット等を制御駆動するようになっている。
そして、カメラ1は、撮影時において下記のように作用する。
カメラ本体10が備える図示しないシャッターボタンが押圧操作(レリーズ操作)されると、クイックリターンミラー11が退避位置に移動する。シャッター15は、レリーズ操作に応じて開閉し、撮像素子16に被写体像光を所定時間露光させる。撮像素子16は、被写体像光を電気信号に変換して撮像する。撮像素子16によって撮像された撮像データは、図示しない記録部に記録され、これによって、撮影が行われる。
つぎに、前述した図1に加えて図2〜図5を参照し、レンズ鏡筒100について詳細に説明する。
図2は、図1におけるレンズ鏡筒100の部分拡大断面図である。図3は、レンズ鏡筒100の図2とは異なる断面位置における部分拡大断面図である。図4は、第3レンズ群L3を保持する第3レンズ枠F3の外観斜視図である。図5は、偏心カラー150による第4レンズ群L4の調心機構を説明する概念図であって、(a)はガイドバー保持筒130部分の拡大断面図,(b)はその偏心カラー150を背面側から見た図である。
レンズ鏡筒100は、前述したように焦点距離を可変調整可能なズームレンズである。固定鏡筒110の内部に、カム筒120と、ガイドバー保持筒130と、5群のレンズ群(L1〜L5)と、を備えている。レンズ鏡筒100は、背面側の端部に設けられたレンズマウントLMを介してカメラ本体10に装着される。
レンズ鏡筒100における焦点距離の変化(ズーミング)は、レンズ群(L1〜L5)の光軸OA方向の移動によって行われる。図1〜図3は、広角側端部を示し、望遠側では図示状態からレンズ群(L1〜L5)がそれぞれ所定量前面側に移動する。また、レンズ鏡筒100における結像位置の移動(焦点調節)は、第2レンズ群L2の光軸OA方向の移動によって行われる。さらに、レンズ鏡筒100は、手振れ等に起因する結像面における像移動を補正するブレ補正ユニット200を備えている。第4レンズ群L4はこのブレ補正ユニット200を構成するブレ補正光学系である。
固定鏡筒110は、当該レンズ鏡筒100の外面を形成する外筒部111と、その内周側に同心状に位置する固定内筒112とが、基端部(背面側の端)で一体に構成されている。固定鏡筒110の背面側の端部には、レンズマウントLMが固定されている。
外筒部111の外周には、ピント操作環101と、ズーム操作環102とが、それぞれ回転可能に装着されている。
外筒部111と固定内筒112の間には、図示しない合焦モータや当該レンズ鏡筒100を制御するレンズ制御部を構成する制御基板等が収容される空間が形成されている。
図3に示すように、固定内筒112は、ガイドバー保持筒130の移動を案内する可動内筒直進溝113と、カム筒120を移動駆動するカム溝114と、を備えている。
カム筒120は、固定内筒112の内側に、回転および直進移動可能として配置されている。図3に示すように、カム筒120は、外周面に突設されたフォロアピン121と、光軸OAと平行に形成された直進操作溝122と、ガイドバー保持筒130を移動操作する内筒カム溝123と、ブレ補正ユニット200(第4レンズ群L4)を移動操作する4群カム溝124とを、備えている。
フォロアピン121は、固定内筒112に形成されたカム溝114に摺動移動可能に嵌合している。直進操作溝122には、ズーム操作環102に固定された操作キー104が固定内筒112を貫通して嵌合している。
これにより、カム筒120は、ピント操作環101の回転によって操作キー104を介して回転操作され、フォロアピン121が嵌合する固定内筒112のカム溝114の光軸OA方向における変位に従って直進移動する。
第1レンズ群L1と第2レンズ群L2は、それぞれ第1レンズ枠F1および第2レンズ枠F2に保持され、固定鏡筒110に直進移動可能に設けられている。第1レンズ枠F1および第2レンズ枠F2は、図示しない連繋機構を介してカム筒120と連繋しており、第1レンズ群L1と第2レンズ群L2はカム筒120の回転および直進に連動して直進するようになっている。
ガイドバー保持筒130は、略円筒状の部材であって、カム筒120の内側に回転および直進移動可能に配置されている。
ガイドバー保持筒130には、その前方側端部近傍に第3レンズ群L3が第3レンズ枠F3を介して固定され、背面側の端部に第5レンズ群L5が第5レンズ枠F5を介して固定されている。
また、ガイドバー保持筒130の内部には、一対のガイドバー(メインガイドバー141およびサブガイドバー142)が光軸OAと平行に配設されている。これらのガイドバー141,142は、ブレ補正ユニット200(第4レンズ群L4)を直進移動可能に支持している。
すなわち、ガイドバー保持筒130は、第3レンズ群L3および第5レンズ群L5を固定保持すると共に、ガイドバー141,142で第4レンズ群L4(ブレ補正ユニット200)を直進移動可能に保持している。
ガイドバー保持筒130の外周面には、フォロアピン133が突設されている。フォロアピン133は、カム筒120に形成された内筒カム溝123に摺動移動可能に嵌合してこれを貫通し、その先端が固定内筒112の内周に形成された可動内筒直進溝113に摺動移動可能に嵌合している。
これにより、ガイドバー保持筒130は、カム筒120の回転および直進に伴って、可動内筒直進溝113に規定されつつ内筒カム溝123によって移動駆動されて、直進移動する。
ブレ補正ユニット200は、ベース枠210と、ブレ補正光学系である第4レンズ群L4を保持しベース枠210に対して光軸OAと直交する方向に移動可能な防振レンズ保持枠220と、を備え、全体の概略形状が所定厚さの円盤状に構成されている。また、ブレ補正ユニット200は、その外周に、ガイド軸受部230と、回り止め係合部240と、フォロアピン201と、を備えている。
ベース枠210は、所定厚さの円盤状であって、ガイド軸受部230、回り止め係合部240およびフォロアピン201は、このベース枠210の外周面に設けられている。
防振レンズ保持枠220は、所定厚さの円盤状であって、中央に第4レンズ群L4を保持している。
ベース枠210と防振レンズ保持枠220の間には、図示しない一対(X軸方向およびY軸方向)のボイスコイルモータが介設されており、このボイスコイルモータによって防振レンズ保持枠220はベース枠210に対して光軸OAと直交する方向に移動駆動されるようになっている。
ガイド軸受部230には、ガイドバー保持筒130におけるメインガイドバー141に所定の嵌合公差でガタ無く摺動移動可能に嵌合するスリーブ231が光軸OAと平行に圧入固定されている。
回り止め係合部240は、外側に開放するU字状の係合溝241を備えている。係合溝241の幅(対向面の間隔)は、サブガイドバー142が摺動移動可能に嵌るように設定されている。
フォロアピン201は、ブレ補正ユニット200の外周所定位置に突設されており、図3に示すように、ガイドバー保持筒130を貫通(遊嵌)し、その外周側に位置するカム筒120の4群カム溝124に摺動移動可能に嵌合している。
そして、ブレ補正ユニット200は、ガイド軸受部230のスリーブ231がメインガイドバー141に嵌合し、回り止め係合部240の係合溝241がサブガイドバー142に嵌合している。メインガイドバー141に案内されると共にサブガイドバー142によって回転が規制され、回転することなく直進移動可能としてガイドバー保持筒130に設けられている。
ブレ補正ユニット200は、カム筒120が回転および直進するとその4群カム溝124によってフォロアピン201が操作され、メインガイドバー141に沿って直進移動する。
すなわち、ブレ補正ユニット20は、ズーム操作環102の回転によるカム筒120の回転および直進によって直進移動するガイドバー保持筒130の内部を、ガイドバー保持筒130とは独立した異なる関係で回転することなく直進移動する。
上記のように構成されたレンズ鏡筒100は、固定鏡筒110における外筒部111に設けられたズーム操作環102が回転操作されると、操作キー104を介して回転操作されてカム筒120が回転しつつ直進する。
このカム筒120の回転および直進によって、第1レンズ枠F1(第1レンズ群L1),第2レンズ枠F2(第2レンズ群L2),ブレ補正ユニット200(第4レンズ群L4)およびガイドバー保持筒130(第3レンズ群L3と第5レンズ群L5)が、それぞれ所定の関係で直進して光軸OA方向に相対変位し、焦点距離の変更(ズーミング)が行われる。
ブレ補正ユニット200は、その保持する第4レンズ群L4を光軸OAと直交する面内で手振れ等に起因する結像面における像移動を相殺するように移動駆動し、像ブレを補正するように作用する。
つぎに、ガイドバー保持筒130への、第3レンズ群L3(第3レンズ枠F3)、第5レンズ群L5(第5レンズ枠F5)、およびメインガイドバー141の装着構造について、詳細に説明する。
ガイドバー保持筒130は、前述したように、円筒状の部材であって、カム筒120の内側に摺動回転および光軸方向に摺動移動可能に嵌合配置されている。
ガイドバー保持筒130は、所定長さの円筒状の基筒部131と、この基筒部131の前面側近傍の内周に取り付けられた3群フランジ131Fと、背面側の端面に取り付けられた5群フランジ132を備える。そして、これらのフランジによって、ブレ補正ユニット200(第4レンズ群L4)を直進移動可能に支持する一対のガイドバー(メインガイドバー141およびサブガイドバー142)を保持している。
3群フランジ131Fは、基筒部131の内周に、所定内径の円環状に突出形成されている。3群フランジ131Fは、光軸OA方向に所定の厚さを有している。その背面側の面は光軸OAと直交する3群装着面131Pとなっている。この3群装着面131Pには、第3レンズ枠F3を固定するための3群ネジ孔131Sがたとえば周方向に3箇所配設されている。
3群フランジ131Fの3群装着面131Pには、第3レンズ群L3を保持する第3レンズ枠F3が、3群ネジ孔131Sに螺合した3群固定ネジ134によって締着されている。この第3レンズ枠F3およびその装着構造については、後に詳述する。
5群フランジ132は、所定厚さの円環状である。5群フランジ132は、基筒部131の背面側の端面に、図示しない固定ネジによって締着されて一体に固定されている。
5群フランジ132の背面には、光軸OAと直交する5群装着面132Pが配設されている。この5群装着面132Pには、第5レンズ枠F5を固定するための5群固定ネジ孔132Sが配設されている。
5群フランジ132の5群装着面132Pには、第5レンズ群L5を保持する第5レンズ枠F5が、その5群固定ネジ孔132Sに螺合した5群固定ネジ135によって締着されている。この第5レンズ枠F5およびその装着構造については、後に詳述する。
メインガイドバー141およびサブガイドバー142は、それぞれ所定径の丸軸状の部材である。メインガイドバー141およびサブガイドバー142は、基筒部131の3群フランジ131Fと5群フランジ132とにそれぞれ端部が支持されて、ガイドバー保持筒130の内部の内周近傍に、光軸OAと平行に設けられている。メインガイドバー141とサブガイドバー142の配設位置は、周方向に所定量離間して設定されている。
メインガイドバー141とサブガイドバー142は、前面側の端部141A、142Aがそれぞれガイドバー保持筒130の3群フランジ131Fに形成されたガイドバー支持孔131Hに圧入固定されている。そしてメインガイドバー141の背面側の端部141Bは、偏心カラー150を介して5群フランジ132に支持されている。
偏心カラー150は、5群フランジ132に回転可能に装着され、メインガイドバー141における背面側の端部141Bを支持している。
図5に示すように、偏心カラー150は、基部151と小径部152の二段の外径を有する円柱状である。基部151側の端面には、メインガイドバー141がガタ無く摺動回転可能に嵌合するガイドバー支持孔153が、図5(b)に示すように、その中心軸から所定量:eだけ偏心した位置に所定深さに形成されている。また、小径部152側の端面には、所定幅で所定深さの操作スリット154が径方向に形成されている。
偏心カラー150は、5群フランジ132の背面側に形成された調整支持孔132Aに、小径部152を背面側に向け、光軸OAと平行な軸回りにガタ無く摺動回転可能に嵌合している。偏心カラー150のガイドバー支持孔153には、メインガイドバー141の背面側の端部が摺動回転可能に嵌合している。これによって、偏心カラー150がメインガイドバー141の背面側の端部を支持している。
このような偏心カラー150によるメインガイドバー141の支持構造によれば、図5に示すように、操作スリット154をドライバー等によって操作して偏心カラー150を図5中矢印Rで示すように回転させると、偏心カラー150の回転中心から偏心したガイドバー支持孔153に支持されたメインガイドバー141の端部が、偏心量:eを半径として移動操作される。
その結果、メインガイドバー141は、ガイドバー保持筒130における3群フランジ131Fのガイドバー支持孔131Hによって支持された前端部を支点として(3群フランジ131Fの弾性変形によって)図5中矢印Sで示すように揺動し、光軸OAに対する角度が変化する。
前述したように、メインガイドバー141は、ブレ補正ユニット200を支持してその移動を案内するものである。このため、当該メインガイドバー141の光軸OAに対する角度を変化させることで、ブレ補正ユニット200の保持する第4レンズ群L4が図5中矢印Tで示すように移動し、その光軸の当該レンズ鏡筒100の光軸OAに対して直交する方向(シフト方向)におけるズレを調整(調心)できる。
つぎに、基筒部131における3群フランジ131Fの3群装着面131Pへの第3レンズ枠F3の固定構造を説明する。
図4に示すように、第3レンズ枠F3は、第3レンズ群L3を保持する保持筒部161の外周に、所定厚さで所定径の円盤状の装着フランジ162を備えている。
装着フランジ162は、その前面を、保持筒部161が保持する第3レンズ群L3の光軸と直交する位置決め面163として形成されている。また、装着フランジ162は、メインガイドバー141およびサブガイドバー142と対応する位置に、それぞれ位置決め嵌合孔164と回り止め係合部165とを備えている。さらに、装着フランジ162には、ガイドバー保持筒130における3群フランジ131Fへの固定孔166が配設されている。
位置決め嵌合孔164は、ガイドバー保持筒130におけるメインガイドバー141に所定の嵌合公差でガタ無く摺動移動可能に嵌合するように形成されている。
回り止め係合部165は、外側に開放するU字状に形成され、その幅(対向面の間隔)は、サブガイドバー142が摺動移動可能に嵌るように設定されている。
そして、第3レンズ枠F3は、位置決め嵌合孔164がメインガイドバー141に嵌合され、回り止め係合部165がサブガイドバー142に摺動移動可能に係合している。そして、位置決め面163と3群フランジ131Fの3群装着面131Pとを面接触させた状態で、固定孔166を介して3群フランジ131Fの3群ネジ孔131Sに3群固定ネジ134を螺合することによって3群フランジ131Fに固定されている。
なお、固定孔166の径は、光軸調整時における第3レンズ枠F3の光軸OAと直交する方向の移動を許容し得るように、3群固定ネジ134の径に対して所定量大きく設定されている。
このようなガイドバー保持筒130における3群フランジ131Fへの第3レンズ枠F3の装着構造では、第3レンズ枠F3の光軸OAと直交する面に対する傾き(チルト)は、3群フランジ131Fの3群装着面131Pによって規定される。
一方、第3レンズ群L3の光軸OAと直交する方向における位置(シフト)は、メインガイドバー141の傾きによって規定される。
さらにガイドバー141に係合されるブレ補正ユニット200と装着フランジ162との偏心を少なくできる。
このため、偏心カラー150の回転操作によるメインガイドバー141の角度調整によって第3レンズ群L3のシフト方向の調整を行う場合にチルトが発生しないので、調整が容易になる。
つぎに、基筒部131における5群フランジ132の5群装着面132Pへの第5レンズ枠F5の固定構造を説明する。
第5レンズ枠F5は、第5レンズ群L5を保持する保持筒部171の外周に、所定厚さで所定径の円盤状の装着フランジ172を備えている。
装着フランジ172は、その前面を、保持筒部171が保持する第5レンズ群L5の光軸と直交する位置決め面173として形成されている。また、装着フランジ172には、5群フランジ132への固定孔174が配設されている。固定孔174は、5群固定ネジ135の外径に対して所定の調整クリアランスを有する径に設定されている。
そして、第5レンズ枠F5は、その位置決め面173を5群フランジ132の5群装着面132Pに当接させ、固定孔174を介して5群フランジ132の5群固定ネジ孔132Sに螺合した5群固定ネジ135によって、5群フランジ132に固定されている。
この第5レンズ枠F5(第5レンズ群L5)の基筒部131における5群フランジ132への固定構造によれば、第5レンズ枠F5が保持する第5レンズ群L5の光軸OAに直交する面に対する傾きは、5群フランジ132の5群装着面132Pによって規定される。
また、第5レンズ群L5の光軸OAと直交する方向における位置(シフト)は、5群フランジ132に固定する5群固定ネジ135を緩めることで、5群固定ネジ135と固定孔174の間の調整クリアランスの範囲で調整することができる。
上記のような、ガイドバー保持筒130への第3レンズ群L3(第3レンズ枠F3),第5レンズ群L5(第5レンズ枠F5)、およびメインガイドバー141の装着構造によれば、メインガイドバー141は、偏心カラー150の回転によって前端部を支点として揺動する。この揺動によって、その支持するブレ補正ユニット200における第4レンズ群L4を光軸OAと直交する方向に移動させて、当該レンズ鏡筒100の光軸OAと直交する方向における位置を調整(調心)できる。
第3レンズ群L3は、光軸OAと直交する面に対する傾きが3群フランジ131Fの3群装着面131Pによって規定され、光軸OAと直交する方向における位置はメインガイドバー141によって規定される。
これにより、偏心カラー150の回転操作によるメインガイドバー141の角度調整によって第4レンズ群L4の光軸調整(調心)を行っても、第3レンズ群L3の光軸と第4レンズ群L4の光軸との間に生ずるズレを抑制できる。
また、第3レンズ群L3の光学軸に対してメインガイドバー141を調整すると、メインガイドバー141に支持された第4レンズ群L4は、光軸OAに対して直交する方向の移動(シフト)と同時に、光軸OAに直交する面に対する傾き(チルト)を生ずる。
本構成では、メインガイドバー141に対して第3レンズ群L3が位置決めされるため、シフトがゼロになる調整量と、チルトがゼロになる調整量の乖離が少ない。従って、より良好な光学性能調整結果を得られる。
なお、位置決め嵌合孔164および回り止め係合部165にはメインガイドバー141およびサブガイドバー142に対して若干のクリアランスが存在し、これは光軸OAと直交する方向における偏心の許容量に対し非常に小さい量である。
一方、第3レンズ群L3はメインガイドバー141の調心時における揺動支点近傍に位置するため、メインガイドバー141の揺動に対しする位置決め嵌合孔164のクリアランスは十分大きい。
第5レンズ群L5は、光軸OAと直交する面に対する傾きが5群フランジ132の5群装着面132Pによって規定され、光軸OAと直交する方向における位置は5群固定ネジ135と固定孔174の間の調整クリアランスの範囲で調整することができる。
そして、上記構成における、ガイドバー保持筒130が保持する第3レンズ群L3,第4レンズ群L4および第5レンズ群L5の光軸調整は、望遠側状態において、無限円の点光源を結像させ、結像点に発生するコマの方向と量を確認しながら、偏心カラー150を回転させ(メインガイドバー141を揺動させ)、コマが最小になる位置で偏心カラー150を固定する。
たとえば、5群フランジ132における調整支持孔132Aの内周と、偏心カラー150における小径部152の外周との間に接着剤を充填し、両者を固着させる。
以上、本実施形態によると、以下の効果を有する。
(1)メインガイドバー141は、偏心カラー150の回転によって前端部を支点として揺動し、その支持するブレ補正ユニット200における第4レンズ群L4の光軸OAと直交する面に対する角度を調整することができる。
(2)第3レンズ群L3は、光軸OAと直交する面に対する傾きが3群フランジ131Fの3群装着面131Pによって規定され、光軸OAと直交する方向における位置はメインガイドバー141によって規定される。これにより、偏心カラー150の回転操作によるメインガイドバー141の角度調整によって第4レンズ群L4の光軸調整(調心)を行っても、第3レンズ群L3の光軸と第4レンズ群L4の光軸との間に生ずるズレを抑制できる。その結果、第3レンズ群L3と第4レンズ群L4との偏心が少なく、光学性能の劣化を小さくできる。
また、第4レンズ群L4の光軸調整(調心)時において、シフトとチルトの相関が良く、調心の追い込みがし易い。
(3)第5レンズ群L5は、光軸OAと直交する面に対する傾きが5群フランジ132の5群装着面132Pによって規定され、光軸OAと直交する方向における位置は5群固定ネジ135と固定孔174の間の調整クリアランスの範囲で調整することができる。
(変形形態)
本発明は、以上説明した実施形態に限定されることなく、以下に示すような種々の変形や変更が可能であり、それらも本発明の範囲内である。
(1)上記実施形態は、本発明を、メインガイドバー141によってブレ補正光学系である第4レンズ群L4を備えるブレ補正ユニット200が支持案内される構成に適用した。しかし、ガイドバーによって案内される光学系はブレ補正光学系に限らず、他の光学要素であっても良い。また、全体の光学系の構成も、本実施形態に限定されるものではない。
(2)上記実施形態では、メインガイドバー141が偏心カラー150によって揺動操作されてブレ補正ユニット200(第4レンズ群L4)の光軸調整を行うが、サブガイドバー142も同様に揺動操作して光軸調整を行うように構成しても良い。
また、上記実施形態および変形形態は適宜に組み合わせて用いることができるが、各実施形態の構成は図示と説明により明らかであるため、詳細な説明を省略する。さらに、本発明は以上説明した実施形態によって限定されることはない。
1:カメラ、10:カメラ本体、16:撮像素子、100:レンズ鏡筒、130:ガイドバー保持筒、131:基筒部、131F:3群フランジ、131H:ガイドバー支持孔、131P:3群装着面、131S:3群ネジ孔、132:5群フランジ、132A:調整支持孔、132H:ガイドバー支持孔、132P:5群装着面、132S:5群固定ネジ孔、141:メインガイドバー、142:サブガイドバー、150:偏心カラー、153:ガイドバー支持孔、163:位置決め面、164:位置決め嵌合孔、165:回り止め係合部、166:固定孔、173:位置決め面、174:固定孔、200:ブレ補正ユニット、210:ベース枠、220:防振レンズ保持枠、230:ガイド軸受部、240:回り止め係合部、F3:第3レンズ枠、F5:第5レンズ枠

Claims (10)

  1. マウントを介してカメラボディに装着されるレンズ鏡筒であって、
    第1レンズを保持する第1レンズ保持枠と、
    前記第1レンズ保持枠を前記第1レンズの光軸方向に移動可能に支持するガイドバーと、
    第2レンズを保持し、前記ガイドバーが挿通され、光軸と交差する方向に移動可能な第2レンズ保持枠と、
    前記ガイドバーの一端を保持する偏心部材と、
    前記偏心部材と前記ガイドバーの他端とを保持する保持部材と、
    前記保持部材と前記第2レンズ保持枠とを固定する固定部材と、を備え、
    前記偏心部材は、前記光軸方向において、前記マウントと前記第1レンズ保持枠との間に設けられ、
    前記偏心部材の回転中心の位置は、前記ガイドバーの軸の中心位置とは異なり、
    前記第2レンズ保持枠は、前記偏心部材の回転による前記ガイドバーの移動によって、光軸と交差する方向に移動し、前記ガイドバーが挿通される第1穴と前記固定部材が挿通される第2穴とを有し、前記第2穴の径は、前記固定部材の径よりも大きいレンズ鏡筒。
  2. 第1カム溝と第2カム溝とを有するカム筒を備え、
    前記第1レンズ保持枠は、前記第1カム溝と係合する第1カムフォロアを有し、
    前記保持部材は、前記第2カム溝と係合する第2カムフォロアを有する
    請求項1記載のレンズ鏡筒。
  3. 前記偏心部材は、前記保持部材に対して回転可能に保持されている
    請求項1又は請求項に記載のレンズ鏡筒。
  4. 前記第1レンズ保持枠は、前記ガイドバーに沿って前記光軸方向に移動する
    請求項1から請求項のいずれか1項に記載のレンズ鏡筒。
  5. 前記保持部材は、前記光軸方向に移動する
    請求項1から請求項の何れか一項に記載のレンズ鏡筒。
  6. 前記保持部材の外側に固定筒を備え、
    前記マウントは、前記固定筒に固定されている
    請求項1から請求項の何れか一項に記載のレンズ鏡筒。
  7. 前記保持部材と前記ガイドバーと前記第2レンズ保持枠とは、一体で前記光軸方向に移動する
    請求項1から請求項のいずれか1項に記載のレンズ鏡筒。
  8. 第3レンズを保持する第3レンズ保持枠を備え、
    前記保持部材は、前記第3レンズ保持枠を保持し、
    前記保持部材と前記ガイドバーと前記第2レンズ保持枠と前記第3レンズ保持枠とは、一体で前記光軸方向に移動する
    請求項1から請求項のいずれか1項に記載のレンズ鏡筒。
  9. 前記第1レンズは、ブレを補正するレンズである
    請求項1から請求項の何れか一項に記載のレンズ鏡筒。
  10. 前記第1レンズ保持枠を支持し、前記第1レンズ保持枠の回転を規制する第2ガイドバーを備える
    請求項1から請求項の何れか一項に記載のレンズ鏡筒。
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