JPH0511304A - 振れ補正機構 - Google Patents
振れ補正機構Info
- Publication number
- JPH0511304A JPH0511304A JP18394991A JP18394991A JPH0511304A JP H0511304 A JPH0511304 A JP H0511304A JP 18394991 A JP18394991 A JP 18394991A JP 18394991 A JP18394991 A JP 18394991A JP H0511304 A JPH0511304 A JP H0511304A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lens
- angle prism
- apex angle
- shake
- variable apex
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Adjustment Of Camera Lenses (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 様々な使用環境において、可変頂角プリズム
の回転軸やこの回転支持部材に変形が及ぶことを防止す
る。 【構成】 保護ガラス66と付属品取付け部65の少な
くとも一方を保持した保持部材71と可変頂角プリズム
の回転軸を支持する回転支持部材64とを別部材とし、
以て、保持部材と回転支持部材は同一の部材上に構成さ
れないようにしている。
の回転軸やこの回転支持部材に変形が及ぶことを防止す
る。 【構成】 保護ガラス66と付属品取付け部65の少な
くとも一方を保持した保持部材71と可変頂角プリズム
の回転軸を支持する回転支持部材64とを別部材とし、
以て、保持部材と回転支持部材は同一の部材上に構成さ
れないようにしている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、可変頂角プリズムの回
転軸を支持する回転支持部材と、可変頂角プリズムの前
に設けられる保護ガラスと、付属品を取り付ける為の付
属品取付け部とを備えた振れ補正機構の改良に関するも
のである。
転軸を支持する回転支持部材と、可変頂角プリズムの前
に設けられる保護ガラスと、付属品を取り付ける為の付
属品取付け部とを備えた振れ補正機構の改良に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】近年、スチルカメラ、ビデオカメラ等の
撮影装置の自動化が進み、自動露出調整手段や自動焦点
調節手段など、様々な機能が実用化されている。
撮影装置の自動化が進み、自動露出調整手段や自動焦点
調節手段など、様々な機能が実用化されている。
【0003】特に、ビデオカメラ等の撮影装置において
は、使用される撮影レンズとしてズ−ムレンズを用いる
のが一般的であり、そのズ−ム比も年々大きくなる傾向
が強い。
は、使用される撮影レンズとしてズ−ムレンズを用いる
のが一般的であり、そのズ−ム比も年々大きくなる傾向
が強い。
【0004】一方、撮影装置の小型化も顕著であり、撮
像画面サイズの小型化、高密度実装技術の発展、小型レ
コ−ダメカシャ−シの開発などを背景に、片手で撮影が
可能な小型機種まで表れてきている。
像画面サイズの小型化、高密度実装技術の発展、小型レ
コ−ダメカシャ−シの開発などを背景に、片手で撮影が
可能な小型機種まで表れてきている。
【0005】しかしながら、このようなズ−ムレンズを
備えた小型のビデオカメラを用いる場合、撮影者の手振
れに起因する画面の有害な振れが発生し易い。そこで、
この振れを除去し、安定した画面を得る為に、様々な振
れ防止装置が提案されている。この種の振れ防止装置を
用いれば、このような手振れによる画面の有害な振れだ
けでなく、船舶や自動車などからの撮影に際して、三脚
を用いても有害な手振れが除去し得ないような状況にお
いても、大きな効果を有する事は云うまでもない。
備えた小型のビデオカメラを用いる場合、撮影者の手振
れに起因する画面の有害な振れが発生し易い。そこで、
この振れを除去し、安定した画面を得る為に、様々な振
れ防止装置が提案されている。この種の振れ防止装置を
用いれば、このような手振れによる画面の有害な振れだ
けでなく、船舶や自動車などからの撮影に際して、三脚
を用いても有害な手振れが除去し得ないような状況にお
いても、大きな効果を有する事は云うまでもない。
【0006】この振れ防止装置は、振れを検出する振れ
検出手段と、検出された振れの情報に応じて画面として
振れが発生しないように、何らかの補正を行う振れ補正
手段を、少なくとも含んで構成されている。
検出手段と、検出された振れの情報に応じて画面として
振れが発生しないように、何らかの補正を行う振れ補正
手段を、少なくとも含んで構成されている。
【0007】振れ検出手段としては、例えば、角加速度
計、角速度計、角変位計などが知られている。又、振れ
補正手段としては、本願出願人による可変頂角プリズム
(詳細は後述する)を用いるものや、得られた撮像画面
情報の中から実際に画面として用いる領域を切り出すよ
うに構成したビデオカメラにて、その切り出し位置を振
れが補正される位置に順次変更(追尾)していく方法な
どが知られている。
計、角速度計、角変位計などが知られている。又、振れ
補正手段としては、本願出願人による可変頂角プリズム
(詳細は後述する)を用いるものや、得られた撮像画面
情報の中から実際に画面として用いる領域を切り出すよ
うに構成したビデオカメラにて、その切り出し位置を振
れが補正される位置に順次変更(追尾)していく方法な
どが知られている。
【0008】振れ補正手段として、前者のように可変頂
角プリズムやその他の何らかの光学的手段を用いて、撮
像素子上に結像する像の段階で振れを除去するような方
法をここでは光学的補正手段と称し、後者の様に振れを
含んだ画像情報を電子的に加工して振れを除去する方法
を電子的補正手段と称している。
角プリズムやその他の何らかの光学的手段を用いて、撮
像素子上に結像する像の段階で振れを除去するような方
法をここでは光学的補正手段と称し、後者の様に振れを
含んだ画像情報を電子的に加工して振れを除去する方法
を電子的補正手段と称している。
【0009】一般的に、光学的補正手段は、レンズの焦
点距離にかかわりなく、カメラの振れ角度として定めら
れた角度以内の振れに対しての補正が可能であり、した
がって、ズ−ムレンズのテレ側の焦点距離が長い場合で
も、実用上問題のない振れ除去性能を有することができ
る。しかし、カメラの大型化を招いてしまうという欠点
を有している。
点距離にかかわりなく、カメラの振れ角度として定めら
れた角度以内の振れに対しての補正が可能であり、した
がって、ズ−ムレンズのテレ側の焦点距離が長い場合で
も、実用上問題のない振れ除去性能を有することができ
る。しかし、カメラの大型化を招いてしまうという欠点
を有している。
【0010】これに対して、電子的補正手段は、画面上
での例えば画面の縦寸法に対する補正率といったものが
一定である。したがって、テレ側の焦点距離が長くなる
にしたがって、振れ除去の性能は劣化する。電子式の場
合、一般に小型化に対しては有利となることが多い。
での例えば画面の縦寸法に対する補正率といったものが
一定である。したがって、テレ側の焦点距離が長くなる
にしたがって、振れ除去の性能は劣化する。電子式の場
合、一般に小型化に対しては有利となることが多い。
【0011】図3は焦点距離とカメラの振れ角度との関
係を画面上の被写体位置で説明した図である。
係を画面上の被写体位置で説明した図である。
【0012】図3において、カメラが12で示した位置
にある時のレンズの光軸は13であり、被写体である人
物11の顔をほぼ中心にとらえていることになる。この
状態から、a度手振れによりカメラが回転したとする。
この時のカメラ位置を14で、光軸を15で、それぞれ
示している。
にある時のレンズの光軸は13であり、被写体である人
物11の顔をほぼ中心にとらえていることになる。この
状態から、a度手振れによりカメラが回転したとする。
この時のカメラ位置を14で、光軸を15で、それぞれ
示している。
【0013】図3(B)と(c)はこの12と14のカ
メラ位置での画面位置を示しており、(B)はズ−ムレ
ンズのテレ端での状態を、(C)はワイド端での状態を
示す。16は画面内の被写体を示しており、17及び1
9はカメラ位置が12の時の、18及び20はカメラ位
置が14の時の、それぞれ画面を示している。
メラ位置での画面位置を示しており、(B)はズ−ムレ
ンズのテレ端での状態を、(C)はワイド端での状態を
示す。16は画面内の被写体を示しており、17及び1
9はカメラ位置が12の時の、18及び20はカメラ位
置が14の時の、それぞれ画面を示している。
【0014】図3から明らかなように、同じa度のカメ
ラ振れであっても、当然、レンズの焦点距離が長い方
が、画面上の振れとしては害が大きい。したがって、特
にテレ端の焦点距離の長いレンズと組み合せる振れ補正
手段としては、可変頂角プリズム等の光学的手段が有効
となる。
ラ振れであっても、当然、レンズの焦点距離が長い方
が、画面上の振れとしては害が大きい。したがって、特
にテレ端の焦点距離の長いレンズと組み合せる振れ補正
手段としては、可変頂角プリズム等の光学的手段が有効
となる。
【0015】図4に可変頂角プリズムの構成を示す。
【0016】図4において、21と23はガラス板であ
り、27は例えばポリエチレン等の材料で作られた蛇腹
部分である。これらのガラス板1,23と蛇腹27で囲
まれた内部に、例えばシリコンオイル等による透明な液
体が封入されている。
り、27は例えばポリエチレン等の材料で作られた蛇腹
部分である。これらのガラス板1,23と蛇腹27で囲
まれた内部に、例えばシリコンオイル等による透明な液
体が封入されている。
【0017】図4(B)では、2枚のガラス板21と2
3は平行な状態であり、この場合、可変頂角プリズムの
光線の入射角度と出射角度は等しい。一方、(A),
(C)のような角度を持つ場合には、それぞれ光線2
4,26で示した如く光線は或る角度をもって曲げられ
る。
3は平行な状態であり、この場合、可変頂角プリズムの
光線の入射角度と出射角度は等しい。一方、(A),
(C)のような角度を持つ場合には、それぞれ光線2
4,26で示した如く光線は或る角度をもって曲げられ
る。
【0018】したがって、カメラが手振れ等の原因によ
り傾いた場合に、その角度に相当する分光線が曲がる様
に、レンズの前に設けた可変頂角プリズムの角度を制御
することによって、振れが除去出来るものである。
り傾いた場合に、その角度に相当する分光線が曲がる様
に、レンズの前に設けた可変頂角プリズムの角度を制御
することによって、振れが除去出来るものである。
【0019】図5はこの状態を示しており、(A)にて
可変頂角プリズムは平行状態になり、光線は被写体の頭
をとらえているとすると、(B)のようにa度の振れに
対して図の様に可変頂角プリズムを駆動して光線を曲げ
る事により、撮影光軸は相変わらず、被写体の頭をとら
え続けている。
可変頂角プリズムは平行状態になり、光線は被写体の頭
をとらえているとすると、(B)のようにa度の振れに
対して図の様に可変頂角プリズムを駆動して光線を曲げ
る事により、撮影光軸は相変わらず、被写体の頭をとら
え続けている。
【0020】図6はこの可変頂角プリズムとそれを駆動
するアクチュエ−タ部、及び、角度状態を検出する頂角
センサを含む、可変頂角プリズムユニットの実際の構成
例を示す図である。
するアクチュエ−タ部、及び、角度状態を検出する頂角
センサを含む、可変頂角プリズムユニットの実際の構成
例を示す図である。
【0021】実際の振れはあらゆる方向で出現するの
で、可変頂角プリズムの前側のガラス面と後ろ側のガラ
ス面はそれぞれ90度ずれた方向を回転軸として回転可
能なように構成されている。ここでは、添え字aとbと
してこれらを二つの回転方向のそれぞれの構成部品を示
しているが、同一番号のものは全く同じ機能を有する。
又、b側の部品は一部図示していない。
で、可変頂角プリズムの前側のガラス面と後ろ側のガラ
ス面はそれぞれ90度ずれた方向を回転軸として回転可
能なように構成されている。ここでは、添え字aとbと
してこれらを二つの回転方向のそれぞれの構成部品を示
しているが、同一番号のものは全く同じ機能を有する。
又、b側の部品は一部図示していない。
【0022】41は可変頂角プリズムで、ガラス板2
1,23、蛇腹部27及び液体3等から成る。ガラス板
21,23は保持枠28に一体的に接着剤等を用いて取
付けられる。保持枠28は不図示の固定部品との間で回
転軸33を構成しており、この軸回りに回動可能となっ
ている。軸33aと軸33bは、90度方向が異なって
いる。保持枠28上にはコイル35が一体的に設けられ
ており、一方、不図示の固定部分には、マグネット3
6,ヨ−ク37,38が設けられている。したがって、
コイル35に電流を流すことにより、可変頂角プリズム
41はその軸33回りに回動する。保持枠28から一体
的に伸びた腕部分30の先端にはスリット29があり、
固定部分に設けられたiRED等の発光素子31とPSD等
の受光素子との間で、頂角センサを構成している。
1,23、蛇腹部27及び液体3等から成る。ガラス板
21,23は保持枠28に一体的に接着剤等を用いて取
付けられる。保持枠28は不図示の固定部品との間で回
転軸33を構成しており、この軸回りに回動可能となっ
ている。軸33aと軸33bは、90度方向が異なって
いる。保持枠28上にはコイル35が一体的に設けられ
ており、一方、不図示の固定部分には、マグネット3
6,ヨ−ク37,38が設けられている。したがって、
コイル35に電流を流すことにより、可変頂角プリズム
41はその軸33回りに回動する。保持枠28から一体
的に伸びた腕部分30の先端にはスリット29があり、
固定部分に設けられたiRED等の発光素子31とPSD等
の受光素子との間で、頂角センサを構成している。
【0023】図7にはこの可変頂角プリズム41を振れ
補正手段として備えた振れ防止装置を、レンズと組み合
せて示すブロック構成図である。
補正手段として備えた振れ防止装置を、レンズと組み合
せて示すブロック構成図である。
【0024】図7において、41は可変頂角プリズム、
43,44は頂角センサ、53,54は頂角センサ4
3,44の出力を増幅する増幅回路、45はマイクロコ
ンピュ−タ、46,47は角加速度計等より成る振れ検
出手段、48,49は前記コイル35からヨ−ク38ま
で等より成るアクチュエ−タ、52はレンズである。
43,44は頂角センサ、53,54は頂角センサ4
3,44の出力を増幅する増幅回路、45はマイクロコ
ンピュ−タ、46,47は角加速度計等より成る振れ検
出手段、48,49は前記コイル35からヨ−ク38ま
で等より成るアクチュエ−タ、52はレンズである。
【0025】マイクロコンピュ−タ45では頂角センサ
43,44により検出された角度状態と振れ検出手段4
6,47の検出結果に応じて、振れを除去するのに最適
な角度状態に可変頂角プリズム41を制御するために、
アクチュエ−タ48,49に通電する電流を決定する。
43,44により検出された角度状態と振れ検出手段4
6,47の検出結果に応じて、振れを除去するのに最適
な角度状態に可変頂角プリズム41を制御するために、
アクチュエ−タ48,49に通電する電流を決定する。
【0026】尚、おもだった要素が二つのブロックより
成り立っているのは、90度ずれた2方向の制御をそれ
ぞれ単属に行うと仮定したためである。
成り立っているのは、90度ずれた2方向の制御をそれ
ぞれ単属に行うと仮定したためである。
【0027】以上、可変頂角プリズムを用いた、振れ防
止装置に関して説明してきた。
止装置に関して説明してきた。
【0028】次に、ビデオカメラに用いられている一般
的なズ−ムレンズに関する構成例について説明する。
的なズ−ムレンズに関する構成例について説明する。
【0029】ビデオカメラ等に用いられる撮影用ズ−ム
レンズの種類の内、一般的なレンズタイプとして、第1
群を焦点調節の為のレンズ群(フォ−カシングレンズ)
として用い、第2群が変倍の為のバリエ−タレンズ、第
3群が変倍を行った際にも結像位置を一定に保つ為のコ
ンペンセ−タレンズ、第4群が結像の為のリレ−レンズ
とした様な「前玉フォ−カス」のズ−ムレンズが挙げら
れる。この前玉フォ−カスレンズの第2群(バリエ−
タ)と第3群(コンペンセ−タ)の位置関係は、前玉レ
ンズ位置、即ち合焦距離よらずに所定の関係が決まって
おり、したがって第1群及び第3群の多くの場合、カメ
ラ環と称するメカ部品を用いて運動している。
レンズの種類の内、一般的なレンズタイプとして、第1
群を焦点調節の為のレンズ群(フォ−カシングレンズ)
として用い、第2群が変倍の為のバリエ−タレンズ、第
3群が変倍を行った際にも結像位置を一定に保つ為のコ
ンペンセ−タレンズ、第4群が結像の為のリレ−レンズ
とした様な「前玉フォ−カス」のズ−ムレンズが挙げら
れる。この前玉フォ−カスレンズの第2群(バリエ−
タ)と第3群(コンペンセ−タ)の位置関係は、前玉レ
ンズ位置、即ち合焦距離よらずに所定の関係が決まって
おり、したがって第1群及び第3群の多くの場合、カメ
ラ環と称するメカ部品を用いて運動している。
【0030】図8はこの前玉フォ−カスレンズの一般的
な構成を示す図である。
な構成を示す図である。
【0031】図8において、101は第1群フォ−カシ
ングレンズ、102はバリエ−タレンズ、103はコン
ペンセ−タレンズ、104はリレ−レンズであり、それ
ぞれ前述したような機能を有する。105は固定鏡筒、
106はメスヘリコイド、107は前玉鏡筒、108は
リレ−ホルダ、109はリレ−鏡筒、110は絞り羽根
ユニット、111は絞りモ−タ、112はズ−ムモ−タ
本体、113はズ−ムモ−タ用ギアヘッド部、114は
フォ−カスモ−タ本体、115はフォ−カスモ−タギア
ヘッド部、116はズ−ムモ−タ出力ギア、117はフ
ォ−カスモ−タ出力ギア、118はメスヘリコイド上に
一体成型されたギア部、119はズ−ム環、120はズ
−ム環119上に一体成型されたギア部、121はズ−
ム環の回転をカム環に伝達する為の凸部、122はカメ
ラ環、123はカメラ環122に切られたバリエ−タ等
のカム環、124はコンペンセ−タ用のカム溝、125
はバリエ−タ移動環、126はコンペンセ−タ移動環、
127はバリエ−タ移動環に一体的に設けられたカムフ
ォロワ部、128はコンペンセ−タ移動環に一体的に設
けられたカムフォロワ部、129,130は各移動環の
案内バ−、131はフォ−カスモ−タスリップユニッ
ト、132はズ−ムモ−タスリップユニットである。
ングレンズ、102はバリエ−タレンズ、103はコン
ペンセ−タレンズ、104はリレ−レンズであり、それ
ぞれ前述したような機能を有する。105は固定鏡筒、
106はメスヘリコイド、107は前玉鏡筒、108は
リレ−ホルダ、109はリレ−鏡筒、110は絞り羽根
ユニット、111は絞りモ−タ、112はズ−ムモ−タ
本体、113はズ−ムモ−タ用ギアヘッド部、114は
フォ−カスモ−タ本体、115はフォ−カスモ−タギア
ヘッド部、116はズ−ムモ−タ出力ギア、117はフ
ォ−カスモ−タ出力ギア、118はメスヘリコイド上に
一体成型されたギア部、119はズ−ム環、120はズ
−ム環119上に一体成型されたギア部、121はズ−
ム環の回転をカム環に伝達する為の凸部、122はカメ
ラ環、123はカメラ環122に切られたバリエ−タ等
のカム環、124はコンペンセ−タ用のカム溝、125
はバリエ−タ移動環、126はコンペンセ−タ移動環、
127はバリエ−タ移動環に一体的に設けられたカムフ
ォロワ部、128はコンペンセ−タ移動環に一体的に設
けられたカムフォロワ部、129,130は各移動環の
案内バ−、131はフォ−カスモ−タスリップユニッ
ト、132はズ−ムモ−タスリップユニットである。
【0032】即ち、前玉フォ−カスレンズでフォ−カシ
ングを行う際には、フォ−カシングレンズ101を光軸
方向に動かせば良く、その為、第1群フォ−カシングレ
ンズ101は熱加締め等の手段により、前玉鏡筒107
に固定され、この前玉鏡筒107の外径はメスヘリコイ
ド106の内径にガタなく嵌合し、光軸方向の位置調整
後に、接着剤等を用いて固定される。メスヘリコイド1
06は固定鏡筒105とヘリコイドネジで嵌合してい
る。したがって、メスヘリコイド106を回転する事に
よって、フォ−カシングレンズは光軸方向に移動でき
る。
ングを行う際には、フォ−カシングレンズ101を光軸
方向に動かせば良く、その為、第1群フォ−カシングレ
ンズ101は熱加締め等の手段により、前玉鏡筒107
に固定され、この前玉鏡筒107の外径はメスヘリコイ
ド106の内径にガタなく嵌合し、光軸方向の位置調整
後に、接着剤等を用いて固定される。メスヘリコイド1
06は固定鏡筒105とヘリコイドネジで嵌合してい
る。したがって、メスヘリコイド106を回転する事に
よって、フォ−カシングレンズは光軸方向に移動でき
る。
【0033】この様な前玉フォ−カスレンズに対してバ
リエ−タレンズより後方のレンズ群を使ってフォ−カシ
ングを行う、所謂インナ−フォ−カス又はリアフォ−カ
スのズ−ムレンズが知られており、又、製品にも用いら
れている。この様なレンズにおいては前玉フォ−カスレ
ンズよりも至近距離の撮影が可能であり、特にワイド側
ではレンズ直前から無限距離まで、連続して合焦するよ
うに構成することも容易である。
リエ−タレンズより後方のレンズ群を使ってフォ−カシ
ングを行う、所謂インナ−フォ−カス又はリアフォ−カ
スのズ−ムレンズが知られており、又、製品にも用いら
れている。この様なレンズにおいては前玉フォ−カスレ
ンズよりも至近距離の撮影が可能であり、特にワイド側
ではレンズ直前から無限距離まで、連続して合焦するよ
うに構成することも容易である。
【0034】この様なレンズタイプは種々知られている
が、ここでは最も後方のレンズ群をフォ−カシングに用
いる様な構成を例を図9により示す。
が、ここでは最も後方のレンズ群をフォ−カシングに用
いる様な構成を例を図9により示す。
【0035】図9において、1は固定の前玉レンズ、2
はバリエ−タレンズ、3は固定レンズ、4はフォ−カシ
ング(コンペンセ−タ)のレンズ群(フォ−カスレン
ズ)である。133は回り止め用の案内棒、134はバ
リエ−タ送り棒、135は固定鏡筒、136は絞りユニ
ット(ここでは紙面と直角に挿入されている)、137
はフォ−カスモ−タであるところのステップモ−タ、1
38はステップモ−タ137の出力軸で、レンズを移動
するためのオネジ加工が施されている。139はこのオ
ネジと噛み合うメネジ分で、レンズ4の移動枠140と
一体となっている。141,142はレンズ4の移動枠
140の案内棒であり、143は案内棒を位置決めして
押える為の後板、144はリレ−ホルダである。145
はズ−ムモ−タ、146はズ−ムモ−タ145の減速機
ユニット、147,148はギアであり、このうちの1
48のギアはズ−ムの送り棒であるバリ−タ送り棒13
4に固定されている。
はバリエ−タレンズ、3は固定レンズ、4はフォ−カシ
ング(コンペンセ−タ)のレンズ群(フォ−カスレン
ズ)である。133は回り止め用の案内棒、134はバ
リエ−タ送り棒、135は固定鏡筒、136は絞りユニ
ット(ここでは紙面と直角に挿入されている)、137
はフォ−カスモ−タであるところのステップモ−タ、1
38はステップモ−タ137の出力軸で、レンズを移動
するためのオネジ加工が施されている。139はこのオ
ネジと噛み合うメネジ分で、レンズ4の移動枠140と
一体となっている。141,142はレンズ4の移動枠
140の案内棒であり、143は案内棒を位置決めして
押える為の後板、144はリレ−ホルダである。145
はズ−ムモ−タ、146はズ−ムモ−タ145の減速機
ユニット、147,148はギアであり、このうちの1
48のギアはズ−ムの送り棒であるバリ−タ送り棒13
4に固定されている。
【0036】以上の構成において、ステッピングモ−タ
137が駆動すると、フォ−カスレンズ4はネジ送りに
よって光軸方向に移動する。又、ズ−ムモ−タ145が
駆動すると、ギア147,148がこれに連動し、軸1
34が回転することによってバリエ−タレンズ2が光軸
方向に移動する。
137が駆動すると、フォ−カスレンズ4はネジ送りに
よって光軸方向に移動する。又、ズ−ムモ−タ145が
駆動すると、ギア147,148がこれに連動し、軸1
34が回転することによってバリエ−タレンズ2が光軸
方向に移動する。
【0037】以上より、ビデオカメラ用に一般的な撮影
レンズにおいては、前玉フォ−カスレンズでは一番前の
部品はメスヘリコイドとなっていることが多く、したが
って、フォ−カシングに伴って回転することになる。こ
れに対してバリエ−タより後方のレンズ群がフォ−カシ
ングの為のレンズとなるものにおいては、一番前の部分
は固定された鏡筒であることが多い。
レンズにおいては、前玉フォ−カスレンズでは一番前の
部品はメスヘリコイドとなっていることが多く、したが
って、フォ−カシングに伴って回転することになる。こ
れに対してバリエ−タより後方のレンズ群がフォ−カシ
ングの為のレンズとなるものにおいては、一番前の部分
は固定された鏡筒であることが多い。
【0038】このことから考えて、可変頂角プリズム4
1をレンズの前に配置して防振を図るには、図6で示し
たような可変頂角プリズムユニット及びこのユニットを
保持する部材、即ち振れ補正機構を撮影レンズの不動の
部分に固定的に取付ける必要があり、この点から考える
と、前玉フォ−カスレンズよりも、バリエ−タよりも後
方のレンズ群をフォ−カシングに用いる様なレンズと組
み合せた方が構成が簡単になるという利点を有する。
1をレンズの前に配置して防振を図るには、図6で示し
たような可変頂角プリズムユニット及びこのユニットを
保持する部材、即ち振れ補正機構を撮影レンズの不動の
部分に固定的に取付ける必要があり、この点から考える
と、前玉フォ−カスレンズよりも、バリエ−タよりも後
方のレンズ群をフォ−カシングに用いる様なレンズと組
み合せた方が構成が簡単になるという利点を有する。
【0039】図10はこのようなレンズと可変頂角プリ
ズムユニット及びこのユニットを保持する部材(振れ補
正機構)とを組み合せた構成例である。
ズムユニット及びこのユニットを保持する部材(振れ補
正機構)とを組み合せた構成例である。
【0040】図10において、固定鏡筒135にはビス
70により、振れ補正機構の固定筒64が固定されてい
る。この図ではビス70は一本のみ図示してあるが、実
際には複数本のビスを用いることにより二つの鏡筒は強
固に固定されるものである。固定筒64は可変頂角プリ
ズムの回転軸受け部を有している。可変頂角プリズム
は、図6等で説明したものと同様の構成であるが、ここ
ではより実際的に、前後のガラスは、例えばポリエチレ
ンより成る枠体61に接着され、蛇腹部分27も同様に
枠体61に溶着される。又、枠体61の変形を防止し、
接着部分、溶着部分の強度を増す目的で、ポリエチレン
による枠体61と一体的にアルミニュ−ム、又はポリエ
チレンよりも機械的強度に優れたエンジニアリングプラ
スチック材料より成る補強リング62が設けられてい
る。本構成例では、この補強リング62に保持枠28が
固定される。
70により、振れ補正機構の固定筒64が固定されてい
る。この図ではビス70は一本のみ図示してあるが、実
際には複数本のビスを用いることにより二つの鏡筒は強
固に固定されるものである。固定筒64は可変頂角プリ
ズムの回転軸受け部を有している。可変頂角プリズム
は、図6等で説明したものと同様の構成であるが、ここ
ではより実際的に、前後のガラスは、例えばポリエチレ
ンより成る枠体61に接着され、蛇腹部分27も同様に
枠体61に溶着される。又、枠体61の変形を防止し、
接着部分、溶着部分の強度を増す目的で、ポリエチレン
による枠体61と一体的にアルミニュ−ム、又はポリエ
チレンよりも機械的強度に優れたエンジニアリングプラ
スチック材料より成る補強リング62が設けられてい
る。本構成例では、この補強リング62に保持枠28が
固定される。
【0041】従って、固定筒64に設けられた回転軸受
け部には、保持枠28に一体的に設けられた回転軸63
が嵌合し、又、逆側は保持枠28に一体的に圧入された
平行ピン67が軸部となり、この平行ピン67の先端は
板バネ68により押され、がたを除去している。バネ6
8はビス69により、固定筒64に固定される。図では
ピッチ側の回転軸構成が示されない断面となっている
が、ピッチ側もヨ−側と同様の構成であることは云うま
でもない。
け部には、保持枠28に一体的に設けられた回転軸63
が嵌合し、又、逆側は保持枠28に一体的に圧入された
平行ピン67が軸部となり、この平行ピン67の先端は
板バネ68により押され、がたを除去している。バネ6
8はビス69により、固定筒64に固定される。図では
ピッチ側の回転軸構成が示されない断面となっている
が、ピッチ側もヨ−側と同様の構成であることは云うま
でもない。
【0042】又、回転軸63の構成が両側で異なるの
は、組立て性を考慮した結果である。
は、組立て性を考慮した結果である。
【0043】更に、枠体64には最前部の保護ガラス6
6が固定され、付属品取付けネジ部65が設けられてい
る。
6が固定され、付属品取付けネジ部65が設けられてい
る。
【0044】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図10
のような構成をとった場合、保護ガラス部分に静圧(押
されたり、この部分が布により拭かれる等により)が加
わったり、レンズ最前部分に付属品(テレ或はワイドコ
ンバ−タ等)が取付けられる等、固定筒64に何らかの
力が加わった場合などに固定筒64が変形し、その結
果、可変頂角プリズムの回転トルクが増大することが懸
念される。この結果、頂角センサの出力に対しての可変
頂角プリズムの応答に遅れが発生し、振れ補正機構が正
常に動作しないことも考えられる。
のような構成をとった場合、保護ガラス部分に静圧(押
されたり、この部分が布により拭かれる等により)が加
わったり、レンズ最前部分に付属品(テレ或はワイドコ
ンバ−タ等)が取付けられる等、固定筒64に何らかの
力が加わった場合などに固定筒64が変形し、その結
果、可変頂角プリズムの回転トルクが増大することが懸
念される。この結果、頂角センサの出力に対しての可変
頂角プリズムの応答に遅れが発生し、振れ補正機構が正
常に動作しないことも考えられる。
【0045】このことを考えて、固定筒64の強度を向
上させることが必要であるが、付属品の重量に制限があ
るわけでもなく、つまりどのような重量の付属品を取付
けるかは撮影者の自由であり、全ての場合を考えて問題
のない強度を確保するのは困難である。
上させることが必要であるが、付属品の重量に制限があ
るわけでもなく、つまりどのような重量の付属品を取付
けるかは撮影者の自由であり、全ての場合を考えて問題
のない強度を確保するのは困難である。
【0046】本発明は上記の点に鑑み、様々な使用環境
において、可変頂角プリズムの回転軸やこの回転支持部
材に変形が及ぶことを防止することのできる振れ補正機
構を提供することである。
において、可変頂角プリズムの回転軸やこの回転支持部
材に変形が及ぶことを防止することのできる振れ補正機
構を提供することである。
【0047】
【課題を解決するための手段】本発明は、保護ガラスと
付属品取付け部の少なくとも一方を保持した保持部材と
可変頂角プリズムの回転軸を支持する回転支持部材とを
別部材とし、以て、保持部材と回転支持部材は同一の部
材上に構成されないようにしている。
付属品取付け部の少なくとも一方を保持した保持部材と
可変頂角プリズムの回転軸を支持する回転支持部材とを
別部材とし、以て、保持部材と回転支持部材は同一の部
材上に構成されないようにしている。
【0048】
【実施例】図1は本発明の第1の実施例を示す図であ
り、図10と同じ機能を持つ部分は同一符合を付してあ
る。
り、図10と同じ機能を持つ部分は同一符合を付してあ
る。
【0049】図1において、可変頂角プリズムの軸受け
部分を有する固定筒64は、図10で示す様に一体的に
保護ガラス、付属品取付けネジ部を持たず、単に、軸受
け機能としてのみ機能する。
部分を有する固定筒64は、図10で示す様に一体的に
保護ガラス、付属品取付けネジ部を持たず、単に、軸受
け機能としてのみ機能する。
【0050】71はビデオカメラ等の撮影装置のカバ−
部品である。カバ−部品71は最前部に、保護ガラス6
6と、付属品取付けネジ部65を有している。
部品である。カバ−部品71は最前部に、保護ガラス6
6と、付属品取付けネジ部65を有している。
【0051】このように構成することにより、保護ガラ
ス部分に静圧が加わったり、付属品を取付けた場合など
でも、固定筒64、即ち可変頂角プリズム回転軸受け部
分の寸法変化は、図10の例に比較すると大幅に軽減さ
れるため、振れ防止機能の性能劣化も少なくなり、有効
である。
ス部分に静圧が加わったり、付属品を取付けた場合など
でも、固定筒64、即ち可変頂角プリズム回転軸受け部
分の寸法変化は、図10の例に比較すると大幅に軽減さ
れるため、振れ防止機能の性能劣化も少なくなり、有効
である。
【0052】上記の第1の実施例では、撮影装置のカバ
−部品71に、保護ガラスと付属品取付けネジ部を設け
ている。この場合、カバ−部品71の固定方法によって
は、光軸に対する保護ガラス66の傾きや偏心に対して
精度が期待できないなどの問題点が考えられる。
−部品71に、保護ガラスと付属品取付けネジ部を設け
ている。この場合、カバ−部品71の固定方法によって
は、光軸に対する保護ガラス66の傾きや偏心に対して
精度が期待できないなどの問題点が考えられる。
【0053】そこで、図2に示す本発明の第2の実施例
では、保護ガラス66、及び、付属品取付けネジ部65
を、固定筒64とは別に、固定鏡筒135に一体的に設
けられた保護筒72に設けるようにしている。
では、保護ガラス66、及び、付属品取付けネジ部65
を、固定筒64とは別に、固定鏡筒135に一体的に設
けられた保護筒72に設けるようにしている。
【0054】この様な構成にした場合、第1の実施例と
違って、固定鏡筒135をベ−スにして固定筒64と保
護筒72を取付けるため、第1の実施例と比較して、各
光学要素の位置精度が維持できる他、保護筒72はその
まま外観部品と考えることも可能であり、撮影装置のデ
ザインの自由度も増すことが期待できる。又、保護筒7
2と保護ガラス66によって可変頂角プリズム部分がユ
ニット化される段階で完全に覆われるので、ごみの侵入
等に対しても有利となっている。
違って、固定鏡筒135をベ−スにして固定筒64と保
護筒72を取付けるため、第1の実施例と比較して、各
光学要素の位置精度が維持できる他、保護筒72はその
まま外観部品と考えることも可能であり、撮影装置のデ
ザインの自由度も増すことが期待できる。又、保護筒7
2と保護ガラス66によって可変頂角プリズム部分がユ
ニット化される段階で完全に覆われるので、ごみの侵入
等に対しても有利となっている。
【0055】(変形例)以上の各実施例では、保護ガラ
ス66と付属品取付けネジ部65の両方を、固定筒64
とは別部品に構成する例を示したが、例えば付属品取付
けネジ部を不要とする(テレコンバ−タ等を使用しない
事を前提とした)例えば安価なビデオカメラ等も考えら
れることから、少なくともいずれか一方を固定筒64と
は別部品に構成するようにすることにより同様の、或は
ほぼ同様の、効果を得ることができる。
ス66と付属品取付けネジ部65の両方を、固定筒64
とは別部品に構成する例を示したが、例えば付属品取付
けネジ部を不要とする(テレコンバ−タ等を使用しない
事を前提とした)例えば安価なビデオカメラ等も考えら
れることから、少なくともいずれか一方を固定筒64と
は別部品に構成するようにすることにより同様の、或は
ほぼ同様の、効果を得ることができる。
【0056】又、本実施例では、全て撮影レンズと振れ
補正機構部分は一体的に取付けて構成する例を示した
が、振れ補正機構のみ、アダプタ形式に着脱自在に構成
するようにしてもよい。このような場合にも、回転軸受
け部分を有する部品と、保護ガラス、付属品取付けネジ
部を有する部分とを別の部品としておくことにより、振
れ防止性能の維持に対して有効になることは云うまでも
ない。
補正機構部分は一体的に取付けて構成する例を示した
が、振れ補正機構のみ、アダプタ形式に着脱自在に構成
するようにしてもよい。このような場合にも、回転軸受
け部分を有する部品と、保護ガラス、付属品取付けネジ
部を有する部分とを別の部品としておくことにより、振
れ防止性能の維持に対して有効になることは云うまでも
ない。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
保護ガラスと付属品取付け部の少なくとも一方を保持し
た保持部材と可変頂角プリズムの回転軸を支持する回転
支持部材とを別部材とし、以て、保持部材と回転支持部
材は同一の部材上に構成されないようにしている。よっ
て、様々な使用環境において、可変頂角プリズムの回転
軸やこの回転支持部材に変形が及ぶことを防止すること
が可能となる。
保護ガラスと付属品取付け部の少なくとも一方を保持し
た保持部材と可変頂角プリズムの回転軸を支持する回転
支持部材とを別部材とし、以て、保持部材と回転支持部
材は同一の部材上に構成されないようにしている。よっ
て、様々な使用環境において、可変頂角プリズムの回転
軸やこの回転支持部材に変形が及ぶことを防止すること
が可能となる。
【図1】本発明の第1の実施例装置を備えたカメラの断
面図である。
面図である。
【図2】本発明の第2の実施例装置を備えたカメラの断
面図である。
面図である。
【図3】焦点距離とカメラ振れの角度との関係を画面上
の被写体位置で示した図である。
の被写体位置で示した図である。
【図4】一般的な可変頂角プリズム等の概略構成につい
て説明する図である。
て説明する図である。
【図5】図4の可変頂角プリズムの機能について説明す
る図である。
る図である。
【図6】図4の可変頂角プリズムを振れ補正手段として
持つ振れ防止装置の概略構成を示す斜視図である。
持つ振れ防止装置の概略構成を示す斜視図である。
【図7】図6の振れ防止装置の電気ブロック図である。
【図8】前玉フォ−カスレンズを備えた一般的なカメラ
の断面図である。
の断面図である。
【図9】リアフォ−カスレンズを備えた一般的なカメラ
の断面図である。
の断面図である。
【図10】図9のカメラに図4の可変頂角プリズムを装
着した状態を示す断面図である。
着した状態を示す断面図である。
1 前玉レンズ 2 バリエ−タレンズ 21,23 ガラス板 22 液体 27 蛇腹部 61 枠体 62 補強リング 63 回転軸 64 固定筒 65 部品取付けネジ 66 保護ガラス 71 カバ−部品 72 保護筒 135 固定鏡筒
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】 撮影レンズの前部に配置され、像振れ防
止を図る為に撮影光軸を変位させる可変頂角プリズム
と、該可変頂角プリズムの回転軸を支持する回転支持部
材と、可変頂角プリズムの前に設けられる保護ガラス
と、付属品を取り付ける為の付属品取付け部とを備えた
振れ補正機構において、前記保護ガラスと前記付属品取
付け部の少なくとも一方を保持した保持部材と前記回転
支持部材とを別部材としたことを特徴とする振れ補正機
構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18394991A JPH0511304A (ja) | 1991-06-28 | 1991-06-28 | 振れ補正機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18394991A JPH0511304A (ja) | 1991-06-28 | 1991-06-28 | 振れ補正機構 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0511304A true JPH0511304A (ja) | 1993-01-22 |
Family
ID=16144641
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18394991A Pending JPH0511304A (ja) | 1991-06-28 | 1991-06-28 | 振れ補正機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0511304A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7286163B2 (en) | 2003-01-17 | 2007-10-23 | Minolta Co., Ltd. | Image taking device with bent optical system |
US10247903B2 (en) | 2014-09-12 | 2019-04-02 | Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. | Lens barrel and imaging device |
-
1991
- 1991-06-28 JP JP18394991A patent/JPH0511304A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7286163B2 (en) | 2003-01-17 | 2007-10-23 | Minolta Co., Ltd. | Image taking device with bent optical system |
US10247903B2 (en) | 2014-09-12 | 2019-04-02 | Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. | Lens barrel and imaging device |
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