JP3093319B2 - 付属品装着可能な光学機器 - Google Patents

付属品装着可能な光学機器

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JP3093319B2
JP3093319B2 JP03113191A JP11319191A JP3093319B2 JP 3093319 B2 JP3093319 B2 JP 3093319B2 JP 03113191 A JP03113191 A JP 03113191A JP 11319191 A JP11319191 A JP 11319191A JP 3093319 B2 JP3093319 B2 JP 3093319B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はビデオカメラ等の光学機
器において、様々な原因によって発生する画面の有害な
ぶれを軽減する、ぶれ補正手段等をレンズ前部に装着可
能な光学機器に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、スチルカメラ、ビデオカメラ等の
カメラ装置の自動化が進み、自動露出調節手段や自動焦
点調節手段など、様々な機能が実用化されている。
【0003】これらの自動化機能の一つとして、様々な
原因によって発生する画面の有害なぶれを軽減するぶれ
補正手段が提案され、また、実用化されつつある。
【0004】特にビデオカメラ等のカメラ装置において
は、使用される撮影レンズとしてズームレンズを用いる
のが一般的であり、そのズーム比も年々大きくなる傾向
が強い。一方カメラ装置の小型化も顕著であり、撮像画
面サイズの小型化、高密度実装技術の発展、小型レコー
ダーメカシャーシの開発などを背景に、片手で撮影が可
能な小型機種まで現われてきている。
【0005】しかしながら、このようなズームレンズを
備えた小型のビデオカメラを用いる場合、撮影者の手ぶ
れに起因する画面の有害なぶれが発生し、このぶれを除
去し、安定した画面を得るために、様々なぶれ防止手段
が提案されている。これらのぶれ防止手段を用いれば、
このような手ぶれによる画面の有害なぶれだけでなく、
船舶や自動車などからの撮影に際して、三脚を用いても
有害な手ぶれが除去しえないような状況においても大き
な効果を有することは言うまでもない。
【0006】このぶれ防止手段は、ぶれを検出するぶれ
検出手段と、検出されたぶれの情報に応じて画面として
ぶれが発生しないように、なんらかの補正を行なうぶれ
補正手段を、少なくとも含んで構成されている。
【0007】ぶれ検出手段としては例えば、角加速度
計、角速度計、角変位計などが知られている。
【0008】又、ぶれ補正手段としては、本件同一出願
人による可変頂角プリズムを用いるものや、得られた撮
像画面情報の中から実際に画面として用いる領域を切り
出すように構成したビデオカメラにて、その切り出し位
置をぶれが補正される位置に順次変更していく方法など
が知られている。
【0009】補正手段として、前者のように可変頂角プ
リズムや、その他のなんらかの光学的手段を用いて撮像
素子上に結像する像の段階でぶれを除去するような方法
をここでは光学的補正手段と称し、後者のようにぶれを
含んだ画像情報を電子的に加工してぶれを除去する方法
を電子的な補正手段と称する。
【0010】一般的に、光学的補正手段はレンズの焦点
距離にかかわりなく、カメラのぶれ角度として定められ
た角度以内のぶれに対しての補正が可能であり、従っ
て、ズームレンズのテレ側の焦点距離が長い場合でも、
実用上問題のないぶれ除去性能を有することが出来る。
しかし、大きくなるという欠点を有している。
【0011】これに対して、電子的な補正手段は画面上
での例えば画面の縦寸法に対する補正率といったものが
一定である。従って、テレ側の焦点距離が長くなるにし
たがって、ぶれ除去の性能は劣化する。電子式の場合一
般に小型化に対しては有利となることが多い。
【0012】図11は焦点距離とカメラのぶれ角度との
関係を画面上の被写体位置で説明した図である。図にお
いて、カメラが12で示した位置にある時のレンズの光
軸は13であり被写体である人物11の顔をほぼ中心に
とらえていることになる。この状態からa度、手ぶれに
よりカメラが回転したとする。この時のカメラ位置を1
4で、光軸を15で示す。
【0013】図11(B)と(C)はこの12と14の
カメラ位置での画面位置を示しており、(B)はズーム
レンズのテレ端での状態を、(C)はワイド端での状態
を示す。16は画面内の被写体を示しており、17及び
19は12の位置での、18および20は14の位置で
の画面を示している。
【0014】図11から明らかなように、同じa度のカ
メラぶれであっても、当然、レンズの焦点距離が長い方
が、画面上のぶれとしては害が大きい。したがって、特
にテレ端の焦点距離の長いレンズと組み合わせるような
ぶれ除去手段においては、可変頂角プリズムを用いるよ
うな光学的手段は有効なぶれ補正手段といえる。
【0015】図12に可変頂角プリズムの構成を示す。
図において21と23はガラス板であり、27は例えば
ポリエチレン等の材料で作られた蛇腹部分である。これ
らのガラス板と蛇腹で囲まれた内部に、例えばシリコン
オイル等による透明な液体が封入されている。
【0016】図12(B)では2枚のガラス板21と2
3は平行な状態であり、この場合、可変頂角プリズムの
光線の入射角度と出射角度は等しい。一方、(A)、
(C)のように角度を持つ場合にはそれぞれ光線24,
26で示した如く光線は或る角度をもって曲げられる。
【0017】従って、カメラが手ぶれ等の原因により傾
いた場合にその角度に相当する分光線が曲がるように、
レンズの前に設けた可変頂角プリズムの角度を制御する
ことによってぶれが除去できるものである。
【0018】図13はこの状態を示しており、(A)に
て可変頂角プリズムは平行状態にあり、光軸は被写体の
頭をとらえているとすると、(B)のようにA度のぶれ
に対して図の様に可変頂角プリズムを駆動して光線を曲
げることにより撮影光軸は相変わらず、被写体の頭をと
らえ続けられる。
【0019】図14はこの可変頂角プリズムとそれを駆
動するアクシュエーター部および、角度状態を検出する
頂角センサーを含む、可変頂角プリズムユニットの実際
の構成例を示す図である。実際のぶれはあらゆる方向で
出現するので、可変頂角プリズムの前側のガラス面と後
ろ側のガラス面はそれぞれ90度ずれた方向を回転軸と
して回転可能なように構成されている。ここでは添え字
aとbとしてこれら二つの回転方向のそれぞれの構成部
品を示しているが、同一番号のものは全く同じ機能を有
する。又b側の部品は一部不図示となっている。
【0020】41は可変頂角プリズムの本体で、ガラス
板21、23、蛇腹部27および内部液体からなる。ガ
ラス板は保持枠28に一体的に接着剤等を用いて取り付
けられる。保持枠28は不図示の固定部品との間で回転
軸33を構成しておりこの軸回りに回動可能となってい
る。軸33aと軸33bは、90度方向が異なってい
る。保持枠28上にはコイル35が一体的に設けられて
おり、一方、不図示の固定部分には、マグネット36、
ヨーク37、38が設けられている。したがって、コイ
ルに電流を流すことにより可変頂角プリズムは軸33回
りに回動する。保持枠28から一体的に伸びた腕部分3
0の先端にはスリット29があり、固定部分に設けられ
たIRED素子等の発光素子31と、PSD等の受光素
子との間で、頂角センサーを構成している。
【0021】図15にはこの可変頂角プリズムを補正手
段として有するぶれ防止手段を、レンズと組み合わせた
防振レンズシステムのブロック構成図を示す。
【0022】図において41は可変頂角プリズム、4
3,44は頂角センサー、53,54は頂角センサーの
出力を増幅する検出回路部、45はマイクロコンピュー
ター、46,47はぶれ検出手段である。マイクロコン
ピューター45では頂角センサーにより検出された角度
状態と、ぶれ検出手段46,47の検出結果に応じてぶ
れを除去するのに最適な角度状態に可変頂角プリズムの
角度状態を制御するために、アクチュエーター48,4
9に通電する電流を決定する。
【0023】尚、おもだった要素が二つのブロックより
成り立っているのは、90度ずれた2方向の制御をそれ
ぞれ単独に行なうと仮定したためである。
【0024】以上、可変頂角プリズムを用いた、ぶれ防
止手段に関して説明した。次にビデオカメラに用いられ
ているズームレンズに関しての従来例を記す。
【0025】ビデオカメラ等に一般的な撮影用ズームレ
ンズの種類の内で、もっとも一般的なレンズタイプとし
て、第1群を焦点調節の為のレンズ群(フォーカシング
レンズ)として用い、第2群が変倍の為のバリエーター
レンズ、第3群が変倍を行った際にも結像位置を一定に
保つ為のコンペンセーターレンズ、第4群が結像の為の
リレーレンズとしたような「前玉フォーカス」のズーム
レンズが挙げられる。この前玉フォーカスレンズのバリ
エーターとコンペンセーターの位置関係は、前玉レンズ
位置、すなわち合焦距離によらずに所定の関係が決まっ
ており、したがってバリエーターとコンペンセーターは
多くの場合、カム環と称するメカ部品を用いて連動して
いる。
【0026】図16はこの前玉フォーカスレンズの一般
的な構成を示す図である。図において、101は第1群
フォーカシングレンズ、102はバリエーターレンズ、
103はコンペンセーターレンズ、104はリレーレン
ズであり、それぞれ前述したような機能を有する。10
5は固定鏡筒、106はメスヘリコイド、107は前玉
鏡筒、108はリレーホルダー、109はリレー鏡筒、
110は絞り羽根ユニット、111は絞りメーター、1
12はズームモーター本体、113はズームモーター用
ギアヘッド部、114はフォーカスモーター本体、11
5はフォーカスモーターギアヘッド部、116はズーム
モーター出力ギア、117はフォーカスモーター出力ギ
ア、118はメスヘリコイド上に一体成型されたギア
部、119はズーム環、120はズーム環119上に一
体成型されたギア部、121はズーム環の回転をカム環
に伝達する為の凸部、122はカム環、123はカム環
に切られたバリエーター用のカム溝、124はコンペン
セーター用のカム溝、125はバリエーター移動環、1
26はコンペンセーター移動環、127はバリエーター
移動環に一体的に設けられたカムフォロワー部、128
はコンペンセーター移動環に一体的に設けられたカムフ
ォローワー部、129、130は各移動環の案内バー、
131はフォーカスモータースリップユニット、132
はズームモータースリップユニットを示す。図17は特
にコンペンセーター部分の斜視図で図16と同一の符号
のものは同一部分を示す。
【0027】以上の様な部品で構成された前玉フォーカ
スレンズにおいて、各動作は以下の様に行われる。
【0028】〔フォーカス動作〕フォーカシイングレン
ズ101は前玉鏡筒107に熱加締めなどの方法で固定
されている。前玉鏡筒107の外径はメスヘリコイド1
06の内径にガタなく嵌合し、光軸方向の位置調整後、
接着剤等を用いて固定される。メスヘリコイド106は
後方で固定鏡筒105とヘリコイドネジでネジ嵌合して
いる。従って、メスヘリコイド106を回転することに
より、フォーカスレンズ101は光軸方向に移動する。
又、メスヘリコイドの後端部のギア部118にはフォー
カスモーターギア117が連動しており、不図示のオー
トフォーカス装置等からの駆動命令に基づき、モーター
114が回転し、ギアボックス115で減速、スリップ
ユニット131を介して、フォーカスレンズが移動す
る。一方、マニュアルフォーカス時には操作者がメスヘ
リコイドを操作するが、この際、ギアボックス115内
のギアの破損がない様にスリップユニット131内のス
リップトルクが設定されている。
【0029】〔ズーム動作〕前述した様に前玉フォーカ
スレンズのズームでは、バリエーターレンズ102とコ
ンペンセーターレンズ103は所定の関係を維持して連
動する必要がある。この位置関係に基づき、カム環12
2にバリエーター用カム溝と、コンペンセーター用カム
溝124が切られている。バリエーター及びコンペンセ
ーターの光軸方向への移動機構は図17の様に2本の案
内棒129,130を用い、この図では棒130にコン
ペンセーター移動環126と一体のスリーブ部が嵌合
し、棒129が回転止めとなると共に、カムフォロワー
128がカム溝に係合するものである。これより、カム
環122を回転させることによってバリエーターレンズ
102とコンペンセーターレンズ103が連動する構造
となっている。カム環122の外径は固定鏡筒105の
内径にガタなくしかも軽いトルクで回転するような寸法
関係で嵌合している。ここでカム環122は固定鏡筒の
内側にあるので、操作者によるズーム環119の回転操
作によってカム環122を回転させねばならず、この
為、ズーム環119の後端にはカム環との連動凸部分1
21が設けられ、カム環と連動している。したがって、
ズーム環のテレ端−ワイド端間の回転角度分凸部121
の回転範囲にわたって、固定鏡筒105に溝部が設けら
れている。
【0030】ズーム環とズームモーター112の連動
は、メスヘリコイド106とフォーカスモーター114
と同様のものとなっている。
【0031】以上、従来もっとも一般的な前玉フォーカ
スズームレンズに関しての構成を示した。このような前
玉フォーカスレンズでは、合焦距離を近くするにつれて
前玉レンズを繰り出すという関係があるが、この繰り出
し量は距離の逆数に比例して増大する傾向にある。この
ことから一般的に前玉フォーカスレンズでは撮影可能な
至近被写体距離は1m程度のものが多かった。
【0032】これに対してバリエーターレンズより後方
のレンズ群を使ってフォーカシングを行う、所謂インナ
ーフォーカス又はリアフォーカスのズームレンズが知ら
れており、又、製品にも用いられている。この様なレン
ズにおいては前玉フォーカスレンズよりも至近距離の撮
影が可能であり特にワイド側ではレンズ直前から無限距
離まで、連続して合焦するように構成することも容易で
ある。
【0033】この様なレンズタイプは種々知られている
が、ここでは最も後方のレンズ群をフォーカシングに用
いる様な構成を例にして図18に示す。図において、1
は固定の前玉レンズ群、2はバリエーターレンズ群、3
は固定のレンズ群で、4がフォーカシング(コンペンセ
ーター)のレンズ群である。133は回り止め用の案内
棒、134はバリエーター送り棒、135は固定鏡筒、
136は絞りユニット(ここでは紙面と直角に挿入され
ている)137はフォーカスモーターであるところのス
テップモーター、138はステップモーターの出力軸で
レンズを移動する為のオネジ加工が施されている。13
9はこのオネジと噛み合うメネジ部分で、レンズ4の移
動枠140と一体となっている。141,142はレン
ズ4移動枠の案内棒であり、143は案内棒を位置決め
して押さえる為の後ろ板、144はリレーホルダーであ
る。145はズームモーター、146はズームモーター
の減速機ユニット147、148は連動ギア、148の
ギアはズームの送り棒134に固定されている。
【0034】以上の構成によってステップモーター13
7が駆動すると、フォーカスレンズ4はネジ送りによっ
て光軸方向に移動する。又、ズームモーター145が駆
動するとギア147,148が連動し軸134が回転す
ることによってバリエーター2が光軸方向に移動する。
【0035】この様なレンズにおけるバリエーターレン
ズとフォーカシングレンズの位置関係をいくつかの距離
に応じて示したものが図19である。ここでは例とし
て、無限、2m,1m80cm,0cmの各被写体に対
しての合焦位置関係を示した。インナーフォーカスの場
合、このように、被写体距離によって、バリエーターと
フォーカスレンズの位置関係が異なってくる為に、前玉
フォーカスレンズのカム環の様に簡単なメカ構造でレン
ズ群を連動させることはできない。
【0036】従って、図18の様な構造のもとで単純に
ズームモーター145を駆動しただけではピンボケが発
生してしまう。
【0037】以上の様な特性を持っていることから、イ
ンナーフォーカスレンズは前玉フォーカスレンズに比べ
て、「至近撮影能力に優れる」という前述の利点の他、
「レンズ構成枚数が少ない」などの利点があるにもかか
わらず実用化が遅れていた。
【0038】しかし近年になって、図19に示した様な
レンズ位置関係を被写体距離に応じながら最適に制御す
る様な技術が開発されつつあり、又、製品化も行われて
いる。
【0039】例えば、本件同一出願人による特開平1−
280709,特開平1−321416,特開平2−1
44509はこの様な距離に応じた両レンズの位置関係
の軌跡トレースの方法を提示している。
【0040】特開平1−280709では図19〜図2
2に示した様な方法でバリエーターとコンペンセーター
(フォーカスレンズ)の位置関係が維持される。
【0041】図20はブロック構成図を示す。1〜4は
図18に示すものと同一のレンズ群である。バリエータ
ーレンズ群2の位置はズームエンコーダー149によっ
て位置検出される。ここでエンコーダーの種類としては
例えばバリエーター移動環に一体的に取り付けられたブ
ラシを抵抗パターンが印刷された基板上を摺動する様に
構成されたボリュームエンコーダーが考えられる。15
0は絞り値を検出する絞りエンコーダーで例えば絞りメ
ーターの中に設けられたホール素子出力を用いる。15
1はCCD等の撮像素子、152はカメラ処理回路であ
り、Y信号はAF回路153に取り込まれる。AF回路
では合焦、非合焦の判別、非合焦の場合はそれがマエピ
ンがアトピンか、又、非合焦の程度はどれくらいかなど
が判定される。これらの結果はCPU154に取り込ま
れる。
【0042】155はパワーオンリセット回路で、電源
ON時の各種リセット動作を行う。156はズーム操作
回路で、操作者によってズームスイッチ157が操作さ
れた際、その内容をCPU154に伝える。158〜1
60が図19に示した軌跡データのメモリー部分で、方
向データ158,速度データ159,境界データ160
からなる。161はズームモータードライバー、162
はステップモータードライバーで、ステップモーターの
入力パルス数は連続してCPU内にカウントし、フォー
カスレンズの絶対位置のエンコーダーとして用いてい
る。このように構成したものにおいて、バリエーター位
置とフォーカスレンズ位置がそれぞれズームエンコーダ
ー149とステップモーター入力パルス数によって求ま
るので、図19に示したマップ上の一点が決定される。
一方、図19に示したマップは境界データ160によっ
て図21に示した様に小領域に分割されている。ここで
斜線部分はレンズが配置されることを禁止した領域であ
る。このようにマップ上の一点が決まると、小領域のど
こにその一点が属しているかの領域の確定を行なうこと
が出来る。
【0043】速度データ、方向データはこのそれぞれの
領域の中心を通る軌跡より求めたステップモーターの回
転速度と方向がそれぞれの領域ごとにメモリーされてい
る。例えば図21の例では横軸は10個のゾーンに分割
されている。今、ズーム時間を10秒であると仮定する
と、一つのゾーンの通過時間は当然、1秒となる。図2
1のブロックIIIを拡大した図を図22とすると、こ
のブロックの中央には軌跡164,左下には軌跡16
5,右上に166が通っている。ここで中央の軌跡はx
mm/secの速度で動けば、ほぼ誤差なく軌跡のトレ
ースが出来る。
【0044】この様にして求めた速度を、領域代表速度
と称すると、速度メモリーには小領域の数だけそれぞれ
の領域に応じた値がメモリーされている。又、この速度
を168として示すと自動焦点調節装置の検出結果によ
って167,169というふうに代表速度を微調整して
スッテプモーター速度を設定するものである。又、方向
データーは同じテレからワイド(ワイドからテレ)のズ
ームでも領域に応じてスッテプモーターの回転方向が変
わってくるので、この符号がメモリーされるものであ
る。
【0045】以上のようにバリエーターとフォーカスレ
ンズ位置より求めた領域代表速度に対して更に、自動焦
点検出回路の検出結果によって、この速度を補正して定
めたスッテプモーター速度を用いて、ズーム駆動中にス
テップモーターを駆動して、フォーカスレンズ位置を制
御すれば、インナーフォーカスレンズであっても、ズー
ム中にもピンボケが発生しないことができる。
【0046】ここで、図22の168の代表速度以外に
各ブロックごとに167,169のような速度をメモリ
ーして、自動焦点検出装置の検出結果に応じて3種類の
速度の中から一つの速度を選択していく方法も提案され
ている(特開平1−321416)
【0047】
【発明が解決しようとしている問題点】以上、ぶれ防止
手段とビデオカメラ用の撮影レンズに関しての従来例を
説明した。ここで、ぶれ防止手段とレンズを組み合わせ
た防振レンズシステムを考えた場合、ビデオカメラの中
に一体的に構成する場合と、ぶれ除去の機能のみアダプ
ター形式をとり、レンズの前面に着脱自在に構成すると
いうまとめ方も考えられる。
【0048】このうち、ぶれ除去機能のみ着脱自在にア
ダプターとしてまとめた場合で、ビデオカメラの撮影レ
ンズがインナーフォーカス式のものであった場合を考え
ると、特にワイド側の焦点距離でアダプターの取り付い
ていない状態でのピント合わせ可能な最至近距離がレン
ズ直前に構成されている場合に、アダプターが付くと、
フォーカシングレンズの移動可能範囲内で防振アダプタ
ーの内側にピントが合うような状況が起きてしまう。こ
のような状況を許容していると、次のような問題が予想
される。
【0049】1・アダプターの最前部(可変頂角プリズ
ムの前側のガラス板、又は、可変頂角プリズムの前に保
護ガラスを設けたような構成の場合には保護ガラス面)
にゴミが付着している場合などの時、このゴミにピント
が合ってしまうことが発生する。
【0050】2・自動焦点調節装置がぼけの方向(マエ
ピンかアトピンか)の判断を行なう際に、レンズ移動範
囲としてこのような被写体が存在しない範囲までを許容
していると、判定が遅れたり、判定不能に陥りやすく、
自動焦点調節装置の性能に大きな影響をおよぼすことと
なる。
【0051】なお、上述の問題はぶれ防止アダプターだ
けではなく、レンズの前部に装着可能な他の付属装置
(マクロアダプター等)でも同様である。
【0052】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、バリエ
ータレンズより光軸後方にフォーカシングを行うフォー
カシングレンズ有するタイプのズームレンズを有する光
学機器において、前記ズームレンズの被写体側に装着さ
れる付属光学部品の有無を検出する検出手段、前記検出
手段が前記付属光学部品のあることを検出したことに応
じて、前記付属光学部品が装着されていない状態におけ
る前記ズームレンズの少なくともある焦点距離範囲に応
じて設定された撮影可能な第1の至近距離を、遠距離側
の第2の至近距離となるように、前記フォーカスレンズ
の移動可能範囲を変更する手段、とを有したことにより
上記の問題を解決するものである。
【0053】
【0054】
【0055】
【実施例】図1〜図4は本発明の第1実施例をしめし、
図1はフォーカスレンズ移動範囲の規制を行なうマップ
データーの選択アルゴリズムのフローを、図2は防振ア
ダプターの有無を検出する方法の位置例を、又、図3
は、防振レンズシステムのブロック図を、図4はマップ
データーを示している。なお、カメラシステムの基本回
路構成は図20と同じものを用いる。
【0056】図1のフローにおいて、ステップ1にてス
タートする。ステップ2で防振アダプターが装着されて
いるか否かの検出を行なう。その結果、装着されていな
い場合には、フォーカスレンズ移動範囲の規制データー
として、スッテプ4にて通常通りのテーブルIを選択す
る。
【0057】スッテップ2での検出の結果、防振アダプ
ターが装着されている場合には、特にワイドよりの焦点
距離で、ピント合わせ可能な最至近距離が、アダプター
の最前部分より中に入らないようにフォーカスレンズの
移動範囲を設定されたマップデーターIIを選択する。
次にステップ5にて、現在のフォーカスレンズ位置がテ
ーブルIIで許容している範囲内かどうかが判別され、
範囲外の時は、ステップ6で自動焦点調節装置の判定よ
り優先して、フォーカスレンズを移動範囲内に引き戻
す。
【0058】図2は、装着検出スイッチの構成の一例を
示し、既に従来例の説明で解説した構成部品については
同一の番号を符ってある。
【0059】この例では、防振アダプターと撮影レンズ
の取り付けは、59で示す公知のバヨネット構造として
いる。防振アダプターの外観部79には一体的に腕部分
10が構成されている。腕部分10は、撮影レンズとビ
デオカメラのカバー58との間隙から装着状態でカメラ
の内部に入り込む。内部には、発光素子8と受光素子9
が設けられ、防振アダプターが装着されていない時に、
光は遮られず、装着時には、遮られる。これにより装着
を検知するものである。
【0060】この他にも、リーフスイッチを設けるもの
や、バヨネット部分に接点部を設ける方法など多くの構
成例が考えられることは言うまでもない。
【0061】図3はブロック図で従来例の図15と同じ
機能のブロックは同一の番号を付してある。
【0062】装着検出スイッチ55からの情報は、マイ
クロコンピューター45に取り込まれる。マイコン内に
は、図1のフローにのっとり、スイッチ部56により、
データーROM57内に設けられた二つの領域データー
から一つを選択する。
【0063】ここでマイクロコンピューターは、図20
に示したCPU154と兼用しても構わない。
【0064】図4はデータI,II、の例を示す。図1
6の従来例ではバリエーター位置を10個のゾーンに分
割した例を上げたので、禁止範囲(斜線部)は階段状に
なっているが、ここではバリエーターの位置はより細か
く検出すると仮定した。
【0065】無限側のストッパー位置80はどちらのデ
ーターでも変わらない。64は禁止範囲を示す。これに
対して、至近側のストッパーは、通常時は60、防振ア
ダプター装着時には61となる。したがって範囲63が
データーI、IIの差となる。
【0066】よって、全てを含むマップデーターを二つ
用意するのでなく、至近ストッパー情報のみ選択可能と
するような構成でも構わない。
【0067】以下に示す実施例は、本発明とは直接関係
しないが、先の実施例1を実施した上で更なる組み合わ
せが可能な実施例を示しておく。 (第2実施例) この実施例は、フォーカスフェード機能との組み合わせ
時に、第1実施例での制限を越えることにより、より効果
を得る方法を提示する。
【0068】図5は第2実施例の構成を示す。52は撮
影レンズ、66はビデオカメラ本体、65は防振アダプ
ターであり、67はフォーカスエイドの操作スイッチと
なる。
【0069】図6でこのフォーカスエイドスイッチ操作
が行なわれた時のレンズの動きを説明する。ポイント6
8で合焦している状態からスイッチ操作を行なうとき、
63の至近ストッパーで制限がかかると、絞りの状況に
よっては効果があまり得られない。そこで、この場合の
み、通常時のストッパー60上の点71または、テレ側
の至近ストッパー位置70までフォーカスレンズが配置
されることを許容する。これにより、効果が増大するも
のである。
【0070】尚、スイッチ67はカメラ本体側に構成し
ても構わない。
【0071】(第3実施例)本件第3実施例では第1実
施例を実施した上で、さらに、スライド等の接写モード
を設定することを提示する。
【0072】図7にて、アダプターに装填部73を設け
る。ここにスライドマウントや、ネガポジ反転機能があ
るビデオカメラの場合には、カラー写真のネガ等を装填
すると、この例では、本体74にインサート成形された
接点部品75、76を持ったリーフスイッチにより装填
が検出される。
【0073】この装填位置は、あらかじめ定められてい
るので、フォーカスレンズをほぼ合焦置とすることは可
能である。
【0074】図8はこの時のフォーカスレンズの動きを
示す図である。
【0075】点68の状態から、装填が確認されると、
合焦近傍位置である点79まで、レンズは移動する。こ
の軌跡77を含む斜線範囲がこの時のレンズ移動範囲と
し、この中でフォーカスレンズは自動焦点調節装置の検
出結果により、合焦位置に停止する。
【0076】焦点距離が80よりもテレ側にあるときな
どには、警告を出すか、自動的に合焦可能な焦点距離ま
でバリエーターを動かすように構成しても構わない。ま
た、装填が確認された時には防振機能は自動的にオフす
るよう構成するのが望ましい。
【0077】ここでフォーカスレンズの位置に移動範囲
を設けている理由は、スライドやネガの位置のばらつき
に対応する為である。
【0078】(第4実施例)本発明の第4実施例によれ
ば、レンズの前面に装着される付属品として防振アダプ
ターのみでなく、そのほかの付属品、たとえば各種フィ
ルター類やコンバーターレンズなども装着される場合を
想定する。このように何種類かの付属品が取りつく場
合、最至近距離として最適な距離はそれぞれの付属品に
よって異なって来る。
【0079】図10は第4実施例のブロック構成図を示
している。ここで仮に取りつく付属品が2種類であった
とすると、CPU内のフォーカスレンズの移動範囲制限
のデータ57は、付属品の装着されない場合のもののほ
か、2種類のデータとなる。装着検出スイッチ55は、
付属品の有無のみでなく、その種類も検出可能であると
する。これによって、最適なデータテーブルが選択され
る。図9は第4実施例のCPU内のフローチャートを示
したものである。ステップ12で付属品の装着が検出さ
れた場合にはステップ58で付属品の種別判別が行わ
れ、その結果によって最適なテーブルが選択されること
になる。すなわち、アダプターの装着のない場合は、ス
テップ12からステップ61へ進み、テーブルIを選択
して通常のフォーカス範囲でのレンズ移動制御が行われ
る。アダプターが装着されていることをステップ12で
判別した際にはステップ58にてどのタイプのアダプタ
ーの装着がされているのかを判別し、付属品タイプII
が装着されていた場合には、ステップ60へ進み、テー
ブルIIを選択して、定められた範囲内にフォーカシン
グレンズが位置しているかをステップ62で判断し、範
囲外であればステップ60で強制的に範囲内へ戻す動作
を行う。そして、ステップ58にて付属品タイプIII
が装着されていたことを判別した際には、ステップ59
へ進んでテーブルIIIを選択して、定められた範囲内
にフォーカシングレンズが位置しているかをステップ6
3で判断し、範囲外であればステップ64で強制的に範
囲内へ戻す動作を行う。
【0080】したがって、装着された付属品の種類(タ
イプ)に応じたフォーカシングレンズの移動位置規制が
行える。
【0081】
【発明の効果】以上説明したように、レンズ前部に装着
可能な付属品の有無を検出し、その結果によってフォー
カスレンズの移動範囲を可変とすることにより、 1、レンズ最前部分のごみ、汚れ等に対して間違って自
動焦点調節装置が合焦させることがなくなる。 2、被写体が存在しない範囲のフォーカスレンズ位置に
フォーカスレンズが入り込み、性能を劣化させることが
なくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明第1実施例の特徴的な動作フローチャー
ト。
【図2】本発明第1実施例に用いる付属品検出スイッチ
の一例を示す断面図。
【図3】本発明第1実施例の要部の構成ブロック図。
【図4】本発明第1実施例のレンズ規制を説明する図。
【図5】本発明第2実施例の特徴的な構成図。
【図6】本発明第2実施例のレンズ規制を説明する図。
【図7】本発明第3実施例の特徴的な構成図。
【図8】本発明第3実施例のレンズ規制を説明する図。
【図9】本発明第4実施例の特徴となる動作を示すフロ
ーチャート。
【図10】本発明第4実施例の要部の構成ブロック図。
【図11】ブレ防止装置の説明図。
【図12】ブレ防止装置の可変頂角プリズムの説明図。
【図13】ブレ防止装置の説明図。
【図14】ブレ防止装置の構成を示す斜視図。
【図15】ブレ防止装置を用いた防振レンズシステムの
ブロック構成図。
【図16】前玉フォーカスレンズの一般的構成を示す断
面図。
【図17】図16の要部拡大斜視図。
【図18】本発明の前提となるインナーフォーカスレン
ズの一般的構成を示す断面図。
【図19】インナーフォーカスレンズのフォーカシング
レンズとバリコータレンズの動作関係を示す図
【図20】本発明の前提となるインナーフォーカスレン
ズの動作を制御する回路ブロック図。
【図21】図20での動作制御を説明する図。
【図22】図21での動作制御を説明する図。
【符号の説明】
154 CPU 2 バリエータレンズ 4 フォーカシング、コンペンセータ兼用レンズ 55 装着検知スイッチ 45 マイクロコンピュータ 57 データROM
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02B 7/02 - 7/105 G02B 7/28 - 7/40 G03B 17/14

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バリエータレンズより光軸後方にフォー
    カシングを行うフォーカシングレンズ有するタイプのズ
    ームレンズを有する光学機器において、前記ズームレン
    ズの被写体側に装着される付属光学部品の有無を検出す
    る検出手段、前記検出手段が前記付属光学部品のあるこ
    とを検出したことに応じて、前記付属光学部品が装着さ
    れていない状態における前記ズームレンズの少なくとも
    ある焦点距離範囲に応じて設定された撮影可能な第1の
    至近距離を、遠距離側の第2の至近距離となるように、
    前記フォーカスレンズの移動可能範囲を変更する手段、
    とを有したことを特徴とする付属品装着可能な光学機
    器。
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