JP2011065145A - 光学素子駆動装置および撮像装置 - Google Patents

光学素子駆動装置および撮像装置 Download PDF

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    • G02B27/646Imaging systems using optical elements for stabilisation of the lateral and angular position of the image compensating for small deviations, e.g. due to vibration or shake

Abstract

【課題】さらなる小型化が可能な光学素子駆動装置を提供する。
【解決手段】光学素子駆動装置は、補正レンズL7と、移動枠119と、ベースフレーム102と、ヨーアクチュエータ102と、ヨーホールセンサ106と、ピッチアクチュエータ103と、ピッチホールセンサ107と、を備えている。ヨーアクチュエータ104は第1コイル126および第1磁石120を有している。ピッチアクチュエータ103は第2コイル127および第2磁石121を有している。ピッチホールセンサ107は、移動部材および固定部材のうち第2コイルが設けられた部材に設けられており、第2コイルに対して第1方向に並んで配置されている。補正レンズL7、ヨーアクチュエータ104およびピッチアクチュエータ103は、概ね第1方向に並んで配置されている。ヨーホールセンサ106は、光軸に平行な第3方向から見た場合に第1コイル126と概ね第1方向に並んで配置されている。
【選択図】図8

Description

ここに開示される技術は、光学素子を駆動する光学素子駆動装置およびそれを用いた撮像装置に関する。
近年、撮像装置として、デジタルスチルカメラやデジタルビデオカメラが知られている。この種の撮像装置の多くは像振れ補正機構を備えている。像振れ補正機構は撮影時の撮像装置の動きに起因する画像の振れを抑制する。例えば、像振れ補正機構は撮像光学系の補正レンズを駆動する駆動装置を有している。駆動装置により光軸と垂直な方向に補正レンズを駆動することによって、撮像装置の動きに起因する光学像の振れを抑制する。また、補正レンズを駆動する代わりに、撮像素子を駆動する像振れ補正機構も知られている。
特開2007−241254号公報
特許文献1に記載の駆動装置は、ピッチング方向(Z軸方向)にレンズ枠を駆動するアクチュエータと、レンズ枠のピッチング方向の位置を検出するホール素子と、を有している。このアクチュエータはコイルおよび磁石を有している。ホール素子がコイルとヨーイング方向(Y軸方向)に並んで配置されているので、アクチュエータのヨーイング方向の大きさが比較的大きい。
ここに開示された技術は、さらなる小型化が可能な光学素子駆動装置を提供することを目的とする。
ここに開示される光学素子駆動装置は、少なくとも1つの光学素子と、移動部材と、固定部材と、第1アクチュエータと、第1検出素子と、第2アクチュエータと、第2検出素子と、を備えている。光学素子は光軸を有している。移動部材は光学素子を支持するように設けられている。固定部材は光軸に直交する方向に移動可能なように移動部材を支持する。第1アクチュエータは移動部材を光軸に直交する第1方向に駆動する。第1アクチュエータは、第1コイルと、第1磁石と、を有している。第1コイルは移動部材および固定部材のうち一方に設けられている。第1磁石は、移動部材および固定部材のうち第1コイルが設けられた部材と異なる部材に設けられており、第1コイルと対向して配置されている。第1検出素子は、移動部材および固定部材のうち第1コイルが設けられた部材に設けられており、固定部材に対する移動部材の第1方向の位置を検出する。第2アクチュエータは移動部材を光軸および第1方向に概ね直交する第2方向に駆動する。第2アクチュエータは、第2コイルと、第2磁石と、を有している。第2コイルは移動部材または固定部材の一方に設けられている。第2磁石は、移動部材および固定部材のうち第2コイルが設けられた部材と異なる部材に設けられており、第2コイルと対向して配置されている。第2検出素子は固定部材に対する移動部材の第2方向の位置を検出する。第2検出素子は移動部材および固定部材のうち第2コイルが設けられた部材に設けられている。光学素子、第1アクチュエータおよび第2アクチュエータは、概ね第1方向に並んで配置されている。第1検出素子は、光軸に平行な第3方向から見た場合に第1コイルと概ね第1方向に並んで配置されている。第2検出素子は、第3方向から見た場合に第2コイルと概ね第1方向に並んで配置されている。
なお、ここで言う光学素子は、撮像素子に用いられる全ての光学素子を含んでいる。光学素子を構成する要素としては、例えば、レンズ、光学像を電気信号に変換する撮像素子、および光軸を屈曲させるプリズムやミラーなどの屈曲光学系が考えられる。光学素子が撮像素子である場合、光学素子の光軸としては、例えば撮像素子の受光面の中心を通り受光面に垂直な線が考えられる。
さらに、第1方向および第2方向は、まっすぐな方向だけでなく、ある点を中心とした円弧状の方向も考えられる。
この光学素子駆動装置では、光学素子、第1アクチュエータおよび第2アクチュエータが概ね第1方向に並んで配置されているので、装置が第1方向に細長くなり、装置の第2方向の小型化が可能となる。また、第3方向から見た場合に第1検出素子が第1コイルと概ね第1方向に並んで配置されているので、第1アクチュエータの第2方向の小型化が可能となる。さらに、第3方向から見た場合に第2検出素子が第2コイルと概ね第1方向に並んで配置されているので、第2アクチュエータの第2方向の小型化が可能となる。
したがって、ここに開示された技術によれば、さらなる小型化が可能な光学素子駆動装置を提供することができる。
デジタルカメラの前方から見た概略斜視図(第1実施形態) デジタルカメラの後方から見た概略斜視図(第1実施形態) レンズ鏡筒の断面模式図(第1実施形態) レンズ駆動装置の分解斜視図(第1実施形態) レンズ駆動装置の斜視図(第1実施形態) レンズ駆動装置の上面図(第1実施形態) 図6のVII−VII断面図(第1実施形態) レンズ駆動装置の平面模式図(第1実施形態) 図7のIX−IX概略断面図(第1実施形態) 図7のX−X概略断面図(第1実施形態) レンズ駆動装置の平面模式図(第2実施形態) レンズ駆動装置の平面模式図(第3実施形態) レンズ駆動装置の平面模式図(第4実施形態) レンズ駆動装置の平面模式図(第4実施形態) レンズ駆動装置の平面模式図(第4実施形態) レンズ駆動装置の平面模式図(第5実施形態) レンズ駆動装置の上面図(第6実施形態)
<第1実施形態>
〔1:デジタルカメラの概要〕
図1および図2を用いて第1実施形態に係るデジタルカメラ1について説明する。
デジタルカメラ1(撮像装置の一例)は、被写体の画像を取得するためのカメラであり、概ね矩形のカメラ本体2を有している。カメラ本体2の内部には、高倍率化および小型化のために、屈曲光学系を有するレンズ鏡筒3が搭載されている。
なお、デジタルカメラ1の6面を以下のように定義する。
デジタルカメラ1による撮影時に被写体側を向く面をカメラ本体2の前面、その反対側の面を背面とする。被写体の鉛直方向とデジタルカメラ1で撮像される長方形の像(一般には、アスペクト比(長辺対短辺の比)が3:2、4:3、16:9など)の短辺方向とが一致するように撮影を行う場合に、鉛直方向上側に向く面を上面、その反対側の面を下面とする。さらに、被写体の鉛直方向とデジタルカメラ1で撮像される長方形の像の短辺方向とが一致するように撮影を行う場合に、被写体側から見て左側にくる面を左側面、その反対側の面を右側面とする。なお、以上の定義は、デジタルカメラ1の使用姿勢を限定するものではない。
以上の定義によれば、図1は、前面、上面および右側面を示す斜視図ということになる。
なお、デジタルカメラ1の6面だけでなく、デジタルカメラ1に配置される各構成部材の6面も同様に定義する。すなわち、デジタルカメラ1に配置された状態の各構成部材の6面に対して、上述の定義が適用される。
また、図1に示すように、カメラ本体2の前面に垂直なY軸を有する3次元直交座標系を定義する。この定義によれば、背面側から前面側に向かう方向がY軸方向正側であり、右側面から左側面に向かう方向がX軸方向正側であり、X軸およびY軸に直交し底面から上面に向かう方向がZ軸方向正側となる。
以下、それぞれの図面において、このXYZ座標系を基準として説明を行う。すなわち、それぞれの図面におけるX軸方向正側、Y軸方向正側、Z軸方向正側は、それぞれ同じ方向を示している。
〔2:デジタルカメラの全体構成〕
図1および図2に示すように、デジタルカメラ1は、各ユニットを収容するカメラ本体2と、レンズ鏡筒3と、を備えている。レンズ鏡筒3内には、カメラ本体2の動きに起因する光学像の振れを抑制する振れ補償装置10と、光学像を画像信号に変換する撮像素子11と、が設けられている。撮像素子11としては、例えば、CCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal−oxide Semiconductor)センサが考えられる。
図1および図2に示すように、カメラ本体2の上面には、ユーザーが操作を行えるように、レリーズボタン4と、電源スイッチ6と、ズーム調節レバー7と、が設けられている。レリーズボタン4はユーザーが露光のタイミングを入力するためのボタンである。電源スイッチ6はユーザーがデジタルカメラ1のONおよびOFFを操作するためのスイッチである。ズーム調節レバー7は、ユーザーがズーム倍率を調節するためのレバーであり、レリーズボタン4を中心として所定の角度の範囲内で回転可能である。
図2に示すように、カメラ本体2の背面には、撮像素子11により取得された画像を表示する液晶モニタ8と、タッチパネル5と、が設けられている。タッチパネル5は液晶モニタ8上に設けられている。液晶モニタ8上に表示された操作画面を見ながら、ユーザーはタッチパネル5を用いて各種設定を行うことができる。
図1に示すように、カメラ本体2の内部には、デジタルカメラ1の各種の制御を行う制御部9と、メモリカードなどの記憶素子12と、が配置されている。制御部9は例えばマイクロコンピュータを有している。記憶素子12は、カメラ本体2に取り外す可能に装着されており、撮像素子11により取得された画像を記憶する。
〔3:レンズ鏡筒の構成〕
図3は第1光軸A1および第2光軸A2を含む平面でのレンズ鏡筒3の断面図である。図3に示すように、レンズ鏡筒3は、被写体の光学像を形成する撮像光学系Oと、撮像光学系Oを収容する鏡筒本体3aと、振れ補償装置10(図1および図2参照)と、を有している。
撮像光学系Oは、第1光学系21と、第2光学系22と、を有している。第1光学系21は、第1光軸A1および第2光軸A2を有しており、被写体からの光をカメラ本体2内に導く。プリズム24は、第1光軸A1上に配置されており、第1光学系21で導かれた光を第1光軸A1に直交する第2光軸A2に沿った方向に反射する。第2光学系22は、第2光軸A2を有しており、第2光軸A2に沿って第1光学系21から出射する光を撮像素子11に導く。第2光学系22の出射側には、撮像光学系Oにより形成される被写体の光学像を画像信号に変換する撮像素子11が設けられている。
図3に示すように、第1光学系21は、第1レンズ群L1と、プリズム24(屈曲光学系の一例)と、を有している。第1レンズ群L1は、第1光軸A1を有しており、第1光軸A1に沿って配置されている。第1レンズ群L1は、例えば負の屈折率を持つレンズ群であり、被写体からの光を取り込む対物レンズである。プリズム24は第1レンズ群L1を透過する光を第2光学系22に向けて反射する。本実施形態では、プリズム24の反射角度は90度であるが、反射角度は90度に限定されない。なお、屈曲光学系は、プリズム24以外にミラーなどの反射部材でもよい。
図3に示すように、第2光学系22は、第2レンズ群L2と、第3レンズ群L3と、第4レンズ群L4と、第5レンズ群L5と、第6レンズ群L6と、補正レンズL7(光学素子の一例)と、を有している。第2レンズ群L2〜第6レンズ群L6により第2光軸A2が決まる。
第2レンズ群L2は、プリズム24から出射された光を集光するレンズ群であり、プリズム24に近接して配置されている。本実施形態では、第1レンズ群L1、プリズム24および第2レンズ群L2全体の屈折率が正の屈折率となっている。第3レンズ群L3はズーム調整用のレンズ群である。第3レンズ群L3は、第2レンズ群L2と撮像素子11との間に配置されており、Z軸方向(第3方向の一例)に移動可能に配置されている。第3レンズ群L3がZ軸方向に移動すると撮像光学系Oの焦点距離が変わる。第4レンズ群L4は鏡筒本体3aに固定されている。第5レンズ群L5は、フォーカス調整用のレンズ群である。第5レンズ群L5はZ軸方向に移動可能に配置されている。第5レンズ群L5がZ軸方向に移動すると焦点状態(被写体距離)が変わる。第6レンズ群L6は鏡筒本体3aに固定されている。補正レンズL7は、第2光軸A2に直交する方向に移動可能に設けられており、第6レンズ群L6と撮像素子11との間に配置されている。補正レンズL7は第2光軸A2と平行に配置された第3光軸A3(光学素子の光軸の一例)を有している。第6レンズ群L6から出射された光は補正レンズL7により撮像素子11に導かれる。
なお、撮像光学系Oは前述の構成に限られない。例えば、撮像光学系Oは、第1レンズ群L1、プリズム24および第2レンズ群L2全体の屈折率が負の屈折率であってもよい。
〔4:振れ補償装置の構成〕
図1および図2に示すように、振れ補償装置10は、2つの振れ検出センサ(図示せず)と、レンズ駆動装置100(光学素子駆動装置の一例)と、を備えている。各振れ検出センサは、カメラ本体2のX軸回りおよびZ軸回りの振れ量をそれぞれ検出する。振れ検出センサとしては、例えばジャイロセンサが考えられる。なお、振れ検出センサはカメラ本体2の動きを検出できるセンサであれば他の型式のセンサであってもよい。また、Y軸回りの振れを検出する振れ検出センサがさらに搭載されていてもよい。
レンズ駆動装置100は振れ検出センサの検出結果に応じて補正レンズL7を2方向に駆動する。具体的には図4〜図7に示すように、レンズ駆動装置100は、第2光軸A2と垂直なX軸方向(第1方向の一例であり、以下、ヨー方向ともいう)およびY軸方向(第2方向の一例であり、以下、ピッチ方向ともいう)の2方向に補正レンズL7を駆動する。後述するように、回転シャフト115を中心に補正レンズ枠101がベースフレーム102に対して回転するので、ピッチ方向は、回転シャフト115の中心軸Mを中心とした円弧に沿った方向であるが、ここでは、ピッチ方向をY軸方向と実質的に同じ方向とみなす。
なお、本実施形態では、光学素子として補正レンズL7を例に説明するが、レンズ駆動装置100で駆動する光学素子は、補正レンズL7のような単一のレンズに限定されない。例えば、光学素子は複数のレンズを有していてもよい。また、レンズ駆動装置100で駆動する光学素子として、CCDイメージセンサやCMOSイメージセンサのような撮像素子も考えられる。光学素子が撮像素子である場合、光学素子の光軸としては、例えば撮像素子の受光面の中心を通り受光面に垂直な線が考えられる。
〔5:レンズ駆動装置の構成〕
図4〜図7に示すように、レンズ駆動装置100は、補正レンズL7と、補正レンズL7を保持可能な補正レンズ枠101と、ベースフレーム102(固定部材の一例)と、案内機構105と、ピッチアクチュエータ103(第2アクチュエータの一例)と、ヨーアクチュエータ104(第1アクチュエータの一例)と、ピッチホールセンサ107(第2検出素子の一例)と、ヨーホールセンサ106(第1検出素子の一例)と、Z軸方向に延びる回転シャフト115と、を有している。
ベースフレーム102は補正レンズ枠101をピッチ方向(Y軸方向)とヨー方向(X軸方向)とに移動可能なように支持する。ピッチアクチュエータ103は補正レンズ枠101をピッチ方向に駆動する。ヨーアクチュエータ104は補正レンズ枠101をヨー方向に駆動する。案内機構105は補正レンズ枠101をピッチ方向およびヨー方向に案内する。ピッチホールセンサ107はベースフレーム102に対する補正レンズ枠101のピッチ方向(Y軸方向)の位置を検出する。ヨーホールセンサ106はベースフレーム102に対する補正レンズ枠101のヨー方向(X軸方向)の位置を検出する。
図3に示すように、ベースフレーム102は鏡筒本体3aの下部に固定されている。図4に示すように、ベースフレーム102は、概ね矩形の板部108と、板部108からZ軸方向に延びる壁部109と、を有している。板部108には概ね長方形の開口110が形成されている。補正レンズL7により撮像素子11へ導かれる光は開口110を通過する。開口110は、4隅が円形に形成された長方形であり、板部108の概ね中心に形成されている。なお、開口110は単なる長方形や長円形あるいは円形でもよい。
また、図4および図5に示すように、壁部109には、第1案内シャフト111を支持する1対の第1支持部113と、第2案内シャフト112を支持する第2支持部114と、が形成されている。1対の第1支持部113は、開口110のX軸方向負側に配置されており、Y軸方向に間隔を空けて配置されている。第2支持部114は開口110のX軸方向正側に配置されている。
さらに、図4および図7に示すように、板部108には、回転シャフト115を支持する第3支持部117と、回転規制軸116を支持する第4支持部118と、が形成されている。第3支持部117は開口110のX軸方向負側に配置されている。第4支持部118は開口110のX軸方向正側に配置されている。第3支持部117には、回転シャフト115が例えば圧入により固定されている。第4支持部118には、回転規制軸116が例えば、圧入により固定されている。
図4〜図7に示すように、補正レンズ枠101は、移動枠119(移動部材の一例)と、案内部131と、回転規制部125と、を有している。
移動枠119は、補正レンズL7を支持するために設けられており、ベースフレーム102により第2光軸A2に直交する方向(ピッチ方向およびヨー方向)に移動可能に支持されている。移動枠119は概ね矩形板状の部材である。補正レンズL7の第3光軸A3が第2光学系22の第2光軸A2と一致している状態でのベースフレーム102に対する移動枠119の位置を、以下、基準位置という。図5および図6では移動枠119が基準位置に配置されている。
図6に示すように、移動枠119のZ軸方向から見た大きさはベースフレーム102より小さい。図4〜図7に示すように、移動枠119の中央には長円形の開口119aが形成されている。開口119aには補正レンズL7が嵌め込まれている。なお、移動枠119の開口119aは4隅が円形の長方形や円形あるいは長方形でもよい。
図4〜図7に示すように、案内部131は、移動枠119を案内するために設けられており、移動枠119のX軸方向負側の端部(例えば、図4では移動枠119の右端)に配置されている。案内部131にはX軸方向に細長く延びる回転案内溝124が形成されている。回転案内溝124には回転シャフト115が挿入されている。
図4〜図7に示すように、回転シャフト115は、ベースフレーム102の第3支持部117に固定されており、Z軸方向から見た場合に補正レンズL7の外側(より詳細には、補正レンズL7のX軸方向負側)に配置されている。回転シャフト115は、Z軸方向に延びる円柱状の部材であり、Z軸方向に平行な中心軸Mを有している。図7に示すように、回転シャフト115の端部は第3支持部117に固定されている。
なお、回転シャフト115は移動枠119に設けられていてもよい。また、案内部131は移動枠119およびベースフレーム102のうち回転シャフト115が設けられている部材と異なる部材に設けられていればよい。例えば、回転シャフト115が移動枠119に設けられている場合、案内部131はベースフレーム102に設けられる。
図4〜図7に示すように、回転シャフト115が回転案内溝124に挿入されているので、補正レンズ枠101は回転シャフト115によりベースフレーム102に対してヨー方向に案内される。さらに、回転シャフト115の中心軸Mを中心に補正レンズ枠101はベースフレーム102に対して回転可能となっている。これらの構成により、移動枠119に保持された補正レンズL7はピッチ方向およびヨー方向に移動可能となる。
なお、本実施形態では、回転シャフト115を中心に補正レンズL7が回転する構成が採用されているが、レンズ駆動装置100の構成はこのような構成に限られない。ベースフレーム102に対して移動枠119が第2光軸A2に直交する2方向に移動可能に配置されていればよい。例えば、移動枠119がローラにより移動可能に支持されていてもよいし、あるいは、移動枠119とベースフレーム102との間に他の移動体が配置されていてもよい。他の移動体が設けられている場合、例えば、この移動体により移動枠119がX軸方向に移動可能に支持され、かつ、この移動体がベースフレーム102によりY軸方向に移動可能に支持されることが考えられる。
移動枠119の移動範囲は回転規制部125により規制されている。具体的には図4〜図6に示すように、回転規制部125は、概ね四角形の部分であり、移動枠119のX軸方向正側の端部(例えば、図4では移動枠119の左端)に配置されている。図4〜図7に示すように、回転規制部125には孔125aが形成されている。孔125aには回転規制軸116が挿入されている。孔125aの大きさにより移動枠119のヨー方向およびピッチ方向の移動範囲が決まる。なお、ピッチ方向およびヨー方向の移動規制が可能であれば、回転規制部125の形状は四角形以外の形状でもよい。
補正レンズ枠101は案内機構105を介してベースフレーム102により移動可能に支持されている。具体的には図5に示すように、案内機構105は、1対の第1摺動部122と、第2摺動部123と、第1案内シャフト111(第1案内部材の一例)と、第2案内シャフト112(第2案内部材の一例)と、を有している。
図4、図5および図7に示すように、1対の第1摺動部122は、移動枠119から突出した概ねL字状の部分であり、補正レンズL7のX軸方向負側に配置されている。1対の第1摺動部122はX軸方向負側に向かって延びている。第1摺動部122は移動枠119の上面(Z軸方向正側の面)に設けられている。図6に示すように、1対の第1摺動部122の一部は、Z軸方向から見た場合に第1磁石120と重なるように配置されている。
図4、図5および図7に示すように、第1摺動部122と移動枠119との間には第1案内シャフト111が挿入されている。第1案内シャフト111はY軸方向に概ね平行に配置されている。第1案内シャフト111の両端は1対の第1支持部113にそれぞれ固定されている。図6に示すように、1対の第1摺動部122および第1案内シャフト111により、補正レンズ枠101はベースフレーム102に対してラインJ1で示した範囲で支持されている、と考えることができる。なお、1対の第1摺動部122は1つの部分で形成されていてもよい。
図4、図5および図7に示すように、第2摺動部123は、移動枠119から突出した概ねL字状の部分であり、補正レンズL7のX軸方向正側に配置されている。第2摺動部123はX軸方向正側に延びている。第2摺動部123は移動枠119の上面(Z軸方向正側の面)に設けられている。図6に示すように、Z軸方向から見た場合に、第2摺動部123は第2磁石121と重なる位置に配置されている。
図4、図5および図7に示すように、第2摺動部123と移動枠119との間には第2案内シャフト112が挿入されている。第2案内シャフト112はY軸方向に概ね平行に配置されている。第2案内シャフト112の片側の端部はベースフレーム102の壁部109(より詳細には、第2支持部114)に固定されている。図6に示すように、第2摺動部123および第2案内シャフト112により、補正レンズ枠101はベースフレーム102に対してラインJ2で示した範囲で支持されている、と考えることができる。本実施形態では、第1摺動部122および第1案内シャフト111により決まるラインJ1は第2摺動部123および第2案内シャフト112により決まるラインJ2よりも長く設定されている。
案内機構105は、補正レンズ枠101をZ軸方向に支持しており、ベースフレーム102に対する補正レンズ枠101のZ軸方向の移動を規制している。さらに、案内機構105は、補正レンズ枠101をヨー方向に移動可能かつピッチ方向に回転可能に支持している。
移動枠119を高精度に安定して駆動するために、案内機構105の摺動する部分を結んでできる領域に移動部分全体の重心Gが配置されていることが好ましい。例えば、図6に示すように、本実施形態では、前述のラインJ1およびJ2の端部をそれぞれラインJ3およびJ4で結んでできた領域K1内に重心Gが配置されている。重心Gが領域K1内に配置されているので、移動枠119のヨー方向およびピッチ方向への移動が安定する。このような構成にすることで、例えば、ベースフレーム102に対して移動枠119がX軸回りに回転するのを抑制できる。
なお、ここでいう移動部分とは、補正レンズ枠101、補正レンズL7、第1磁石120および第2磁石121で構成される部材を意味しており、移動部分全体の重心Gとは、この移動部分の重心を意味している。図6に示すように、本実施形態では、第1磁石120の方が第2磁石121よりも大きいため、Z軸方向から見た場合に、重心Gは補正レンズL7の第3光軸A3から回転シャフト115側にずれている。しかし、重心Gは、Y軸方向にはほとんどずれておらず、X軸方向において補正レンズL7の第3光軸A3と回転シャフト115との間に位置している。
図4、図7および図8に示すように、ヨーアクチュエータ104は、補正レンズL7のX軸方向負側に配置されており、第1コイル126と、第1磁石120と、を有している。ヨーアクチュエータ104は、補正レンズ枠101およびベースフレーム102のZ軸方向間に配置されている。本実施形態では、第1コイル126はベースフレーム102に設けられており、第1磁石120は補正レンズ枠101に設けられている。
なお、移動枠119およびベースフレーム102のうち第1コイル126が設けられた部材と異なる部材に第1磁石120が設けられていればよい。例えば、第1コイル126が補正レンズ枠101に設けられている場合、第1磁石120はベースフレーム102に設けられる。
第1コイル126は、第2光軸A2に平行な軸を中心に導線が巻き付けられており、全体として環状の部材を構成している。第1コイル126は、ベースフレーム102の上面(Z軸方向正側の面)に固定されており、Z軸方向から見た場合に補正レンズL7のX軸方向負側に配置されている。
第1磁石120は、補正レンズ枠101の下面(Z軸方向負側の面)に固定されており、Z軸方向から見た場合に補正レンズL7のX軸方向負側に配置されている。第1磁石120は第1コイル126およびヨーホールセンサ106とZ軸方向に対向するように配置されている(図7参照)。
図4、図7および図8に示すように、第1磁石120は、3極に着磁されており、第1部分120a、第2部分120bおよび第3部分120cを有している。例えば、第1部分120aはN極(第1の磁極の一例)に着磁されており、第2部分120bはS極(第2の磁極の一例)に着磁されており、第3部分120cはN極に着磁されている。さらに、第1磁石120は異なる磁極の境界線である第1分極線128および第2分極線129を有している。第1分極線128は第1部分120aおよび第2部分120bの境界に形成されている。第2分極線129は第2部分120bおよび第3部分120cの境界に形成されている。第1分極線128および第2分極線129は、Y軸方向と概ね平行に配置されており、X軸方向に並ぶように配置されている。第1磁石120は、X軸方向負側に向かって、第1部分120a、第1分極線128、第2部分120b、第2分極線129および第3部分120cの順で配置されている。第1磁石120は、後述する第2磁石121よりも大きく、第2磁石121よりもX軸方向に長くなっている。
例えば、図8に示すように、移動枠119が基準位置に配置されている状態で、Z軸方向から見た場合に、第1コイル126の中心C1は概ね第1分極線128上に位置している。第1コイル126の中心C1が第1分極線128とZ軸方向に対向する位置に配置されている、ということもできる。また、移動枠119が基準位置に配置されている状態で、Z軸方向から見た場合に、第2コイル127の中心C2は概ね第2分極線129上に位置している。第2コイル127の中心C2が第2分極線129とZ軸方向に対向する位置に配置されている、ということもできる。
図4、図7および図8に示すように、ピッチアクチュエータ103は、補正レンズL7のX軸方向正側に配置されており、第2コイル127と、第2磁石121と、を有している。ピッチアクチュエータ103は、補正レンズ枠101およびベースフレーム102のZ軸方向間に配置されている。本実施形態では、Z軸方向から見た場合、補正レンズL7はヨーアクチュエータ104およびピッチアクチュエータ103の間に配置されている。なお、補正レンズL7、ヨーアクチュエータ104およびピッチアクチュエータ103がX軸方向に並んで配置されていればよい。例えば、ヨーアクチュエータ104が補正レンズL7に対してピッチアクチュエータ103と同じ側に配置されていてもよい。
また、本実施形態では、第2コイル127はベースフレーム102に固定されており、第2磁石121は補正レンズ枠101に固定されているが、第2磁石121は移動枠119およびベースフレーム102のうち第2コイル127が設けられた部材と異なる部材に設けられていればよい。例えば、第2コイル127が補正レンズ枠101に設けられている場合、第2磁石121はベースフレーム102に設けられる。
第2コイル127は、第2光軸A2に平行な軸を中心に導線が巻き付けられており、全体として環状の部材を構成している。第2コイル127は、ベースフレーム102の上面(Z軸方向正側の面)に固定されており、Z軸方向から見た場合に補正レンズL7のX軸方向正側に配置されている。
第2磁石121は、補正レンズ枠101の下面(Z軸方向負側の面)に固定されており、Z軸方向から見た場合に補正レンズL7のX軸方向負側に配置されている。第2磁石121は第2コイル127およびピッチホールセンサ107とZ軸方向に対向するように配置されている(図7参照)。
図4、図7および図8に示すように、第2磁石121は、2極に着磁されており、第4部分121aと、第5部分121bと、を有している。例えば、第4部分121aはN極に着磁されており、第5部分121bはS極に着磁されている。さらに、第1磁石120は異なる磁極の境界線である第3分極線130を有している。第3分極線130は第4部分121aおよび第5部分121bの境界に形成されている。第3分極線130はピッチ方向と概ね平行に配置されている。第2磁石121は、Y軸方向負側に向かって、第4部分121a、第3分極線130および第5部分121bの順で配置されている。
例えば、図8に示すように、移動枠119が基準位置に配置されている状態で、Z軸方向から見た場合に、第2コイル127の中心C2およびピッチホールセンサ107の中心D2は概ね第3分極線130上に位置している。第2コイル127の中心C2およびピッチホールセンサ107の中心D2は第3分極線130とZ軸方向に対向する位置に配置されている、ということもできる。
ヨーホールセンサ106は、ベースフレーム102に対する補正レンズ枠101のヨー方向の位置を検出する。ここでは、第1検出素子として、ヨーホールセンサ106を例に説明しているが、第1検出素子はMRセンサなどの他のタイプのセンサであってもよい。
図4および図7に示すように、ヨーホールセンサ106は、ベースフレーム102に設けられており、第1磁石120とZ軸方向に対向する位置に配置されている。図8に示すように、ヨーホールセンサ106は第1コイル126とX軸方向に並んで配置されている。第1磁石120は第1コイル126とヨーホールセンサ106とに共用されている。移動枠119が基準位置に配置されている状態で、Z軸方向から見た場合に、ヨーホールセンサ106の中心D1は、Z軸方向から見た場合に概ね第2分極線129上に配置されている。
なお、ヨーホールセンサ106は、移動枠119およびベースフレーム102のうち第1コイル126が設けられた部材に設けられていればよい。
また、図7に示すように、ヨーホールセンサ106は、Z軸方向において第1コイル126と概ね同じ位置に配置されている。より詳細には、図9に示すように、ヨーホールセンサ106は、X軸方向から見た場合に第1コイル126と重なる位置に配置されている。便宜上、図9では、第1磁石120、第1コイル126およびヨーホールセンサ106のみを示している。
なお、ヨーホールセンサ106と第1コイル126とのX軸方向から見た位置関係は、図9に示す位置関係に限定されない。例えば、X軸方向から見た場合にヨーホールセンサ106の少なくとも一部が第1コイル126と重なっていればよい。
ピッチホールセンサ107は、ベースフレーム102に対する補正レンズ枠101のピッチ方向の位置を検出する。ここでは、第2検出素子として、ピッチホールセンサ107を例に説明しているが、第2検出素子はMRセンサなどの他のタイプのセンサであってもよい。
図4および図7に示すように、ピッチホールセンサ107は、ベースフレーム102に設けられており、第2磁石121とZ軸方向に対向する位置に配置されている。図8に示すように、ピッチホールセンサ107は第2コイル127とX軸方向に並んで配置されている。第2磁石121は第2コイル127とピッチホールセンサ107とに共用されている。移動枠119が基準位置に配置されている状態で、Z軸方向から見た場合に、ピッチホールセンサ107の中心D2は、Z軸方向から見た場合に概ね第3分極線130上に配置されている。
なお、ピッチホールセンサ107は、移動枠119およびベースフレーム102のうち第2コイル127が設けられた部材に設けられていればよい。
また、図7に示すように、ピッチホールセンサ107は、Z軸方向において第2コイル127と概ね同じ位置に配置されている。より詳細には、図10に示すように、ピッチホールセンサ107は、X軸方向から見た場合に第2コイル127と重なる位置に配置されている。便宜上、図10では、第2磁石121、第2コイル127およびピッチホールセンサ107のみを示している。
なお、ピッチホールセンサ107と第2コイル127とのX軸方向から見た位置関係は、図10に示す位置関係に限定されない。例えば、X軸方向から見た場合にピッチホールセンサ107の少なくとも一部が第2コイル127と重なっていればよい。
〔6:レンズ駆動装置の動作〕
以上に説明したレンズ駆動装置100は、振れ検出センサからの出力に応じて、例えば制御部9により制御される。具体的には、カメラ本体2のX軸回りおよびZ軸回りの振れ量が振れ検出センサにより検出されると、制御部9によりベースフレーム102に対する移動枠119の目標位置が算出される。また、ヨーホールセンサ106およびピッチホールセンサ107により移動枠119のヨー方向およびピッチ方向の現在位置が検出される。目標位置および現在位置に基づいて制御部9により移動枠119の駆動方向および駆動量が算出される。制御部9は駆動方向および駆動量に応じた電流が第1コイル126および第2コイル127に流れるように第1コイル126および第2コイル127を制御する。
第1コイル126に所定の方向の電流が流れると、図8に示すように、例えば電磁力F11が発生し、ベースフレーム102に対して移動枠119および補正レンズL7がX軸方向正側に移動する。第1コイル126に逆方向の電流が流れると、図8に示すように、電磁力F12が発生し、ベースフレーム102に対して移動枠119および補正レンズL7はX軸方向負側に移動する。
一方、第2コイル127に所定の方向の電流が流れると、図8に示すように、例えば電磁力F21が発生し、補正レンズL7がY軸方向正側に移動する。また、第2コイル127に逆方向の電流が流れると、図8に示すように、電磁力F22が発生し、ベースフレーム102に対して移動枠119および補正レンズL7はY軸方向負側に移動する。
以上に説明したように、このレンズ駆動装置100では、カメラ本体2の振れ量に応じて補正レンズL7を第2光軸A2に直交する方向に駆動することができ、カメラ本体2の振れにより生じる撮像素子11に対する光学像の変位を抑制することができる。
〔7:配置の特徴〕
ここで、図8を用いてレンズ駆動装置100の配置の特徴について説明する。
図8に示すように、レンズ駆動装置100では、補正レンズL7、回転シャフト115、重心G、ヨーアクチュエータ104およびピッチアクチュエータ103は概ねX軸方向(ヨー方向)に並んで配置されている。本実施形態では、補正レンズL7は、Z軸方向から見た場合にヨーアクチュエータ104およびピッチアクチュエータ103の間に配置されている。また、本実施形態では、補正レンズL7および回転シャフト115の間に、ヨーアクチュエータ104(第1コイル126およびヨーホールセンサ106)が配置されている。ヨーアクチュエータ104は、Z軸方向から見た場合に補正レンズL7に対して回転シャフト115とX軸方向の同じ側に配置されている、ということもできる。
各部材の配置をより詳細に説明すると、図8に示すように、Z軸方向から見た場合に、補正レンズL7、回転シャフト115、第1コイル126、ヨーホールセンサ106、第2コイル127およびピッチホールセンサ107は概ねX軸方向に並んで配置されている。移動枠119が基準位置に配置されている状態で、Z軸方向から見た場合に、補正レンズL7の第3光軸A3、回転シャフト115の中心軸M、重心G、第1コイル126の中心C1、第2コイル127の中心C2、ヨーホールセンサ106の中心D1およびピッチホールセンサ107の中心D2は、X軸方向に実質的に直線的に並んで配置されている。中心軸Mおよび第3光軸A3に直交する線を基準線Hとすると、移動枠119が基準位置に配置されている状態で、Z軸方向から見た場合に補正レンズL7の第3光軸A3、回転シャフト115の中心軸M、第1コイル126の中心C1、第2コイル127の中心C2、ヨーホールセンサ106の中心D1およびピッチホールセンサ107の中心D2は概ね基準線H上に配置されている。
ここで、補正レンズL7、ヨーアクチュエータ104およびヨーホールセンサ106の位置関係について説明すると、図8に示すように、移動枠119が基準位置に配置されている状態で、Z軸方向から見た場合に、補正レンズL7、第1コイル126およびヨーホールセンサ106はX軸方向に並んで配置されている。本実施形態では、Z軸方向から見た場合に、第1コイル126は補正レンズL7およびヨーホールセンサ106の間に配置されている。言い換えると、Z軸方向から見た場合に、ヨーホールセンサ106は第1コイル126の補正レンズL7と反対側に配置されている。
また、図8に示すように、ヨーホールセンサ106は、第1コイル126よりも回転シャフト115に近い位置に配置されている。ヨーホールセンサ106は、Z軸方向から見た場合に回転シャフト115および第1コイル126の間に配置されている。一方、ピッチホールセンサ107は、第2コイル127よりも回転シャフト115に近い位置に配置されており、補正レンズL7および第2コイル127の間に配置されている。
さらに、図8に示すように、移動枠119が基準位置に配置されている状態で、ヨーホールセンサ106は、Z軸方向から見た場合に第3光軸A3と第1コイル126の中心C1とを通る基準線Hと重なっている。Z軸方向から見た場合に、第1コイル126が第3光軸A3とヨーホールセンサ106の中心D1とを通る基準線Hと重なっている、ということもできる。また、前述のように、移動枠119が基準位置に配置されている状態で、Z軸方向から見た場合に、第3光軸A3、第1コイル126の中心C1およびヨーホールセンサ106の中心D1は概ね基準線H上に配置されている。
図8に示すように、Z軸方向から見た場合に、第1コイル126およびヨーホールセンサ106は、第3光軸A3および回転シャフト115の中心軸Mを通る基準線Hと重なっている。より詳細には、Z軸方向から見た場合に、第1コイル126の中心C1およびヨーホールセンサ106の中心D1は概ね基準線H上に配置されている。
ここで、第1コイル126の中心C1とは、Z軸方向から見た場合の第1コイル126の中心を意味しており、第1コイル126の外形から求めたX軸方向の中央線とY軸方向の中央線との交点が中心C1となる。つまり、コイルの平面形状が概ね四角形であれば、四角形の中心がコイルの中心となる。第2コイル127の場合も同様に、第2コイル127の中心C2とは、Z軸方向から見た場合の第2コイル127の中心を意味しており、第2コイル127の外形から求めたX軸方向の中央線とY軸方向の中央線との交点が中心C2となる。また、第1コイル126および第2コイル127のような形状であれば、中心C1およびC2はヨーアクチュエータ104およびピッチアクチュエータ103の駆動中心とみなすことができる。つまり、補正レンズ枠101に対して駆動力が作用している点が、Z軸方向から見た場合に中心C1およびC2と概ね一致する、と考えることができる。
また、ヨーホールセンサ106の中心D1とは、Z軸方向から見た場合のヨーホールセンサ106の中心を意味しており、ヨーホールセンサ106の外形から求めたX軸方向の中央線とY軸方向の中央線との交点が中心D1となる。また、ピッチホールセンサ107の中心D2とは、Z軸方向から見た場合のピッチホールセンサ107の中心を意味しており、ピッチホールセンサ107の外形から求めたX軸方向の中央線とY軸方向の中央線との交点が中心D2となる。
〔8:レンズ駆動装置の特徴〕
(1)図8に示すように、このレンズ駆動装置100では、補正レンズL7、ヨーアクチュエータ104およびピッチアクチュエータ103が概ねX軸方向(ヨー方向)に並んで配置されているので、装置がX軸方向(ヨー方向)に細長くなり、装置のY軸方向(ピッチ方向)の小型化が可能となる。さらに、Z軸方向から見た場合にヨーホールセンサ106が第1コイル126とX軸方向に並んで配置されているので、補正レンズ枠101をX軸方向(ヨー方向)に駆動するヨーアクチュエータ104をY軸方向(ピッチ方向)に小型化できる。これらの構成により、レンズ駆動装置100全体の小型化が可能となる。
(2)図8に示すように、Z軸方向から見た場合に、ヨーホールセンサ106が第1コイル126の補正レンズL7と反対側に配置されている。言い換えると、Z軸方向から見た場合に、ヨーホールセンサ106は、補正レンズL7および第1コイル126の間に配置されている。このため、第1コイル126を補正レンズL7の近くに配置しやすくなる。つまり、重心Gの近くに第1コイル126を配置しやすくなる。これにより、装置のY軸方向の小型化を図りつつ移動枠119のX軸方向の駆動を安定させることができる。
なお、図8に示すように、補正レンズL7の第3光軸A3、第1コイル126の中心C1およびヨーホールセンサ106の中心D1は、X軸方向に実質的に直線的に並んで配置されているのが好ましい。具体的には、ヨーホールセンサ106がZ軸方向から見た場合に補正レンズL7の第3光軸A3および第1コイル126の中心C1を通る基準線Hと重なっているのが好ましい。さらに、補正レンズL7の第3光軸A3、第1コイル126の中心C1およびヨーホールセンサ106の中心D1が、Z軸方向から見た場合に概ね基準線H上に配置されているのが好ましい。このような配置にすることで、移動枠119をX軸方向に高精度かつ高効率に駆動することができる。
(3)移動枠119がベースフレーム102に対して回転シャフト115を中心にY軸方向に回転すると、第1磁石120に対してヨーホールセンサ106がX軸方向に移動してしまう。第1磁石120に対してヨーホールセンサ106がX軸方向に移動すると、ヨーホールセンサ106の検出精度が低下するおそれがある。
しかし、このレンズ駆動装置100では、図8に示すように、Z軸方向から見た場合にヨーアクチュエータ104が補正レンズL7に対して回転シャフト115とX軸方向の同じ側に配置されているので、回転シャフト115からヨーホールセンサ106までの距離を短くすることができ、Y軸方向に移動枠119が移動した際にヨーホールセンサ106が第1磁石120に対してX軸方向に移動する距離を短くすることができる。これにより、移動枠119の回転がヨーホールセンサ106の検出精度に及ぼす影響を低減できる。
さらに、図8に示すように、ヨーホールセンサ106は第1コイル126よりも回転シャフト115に近い位置に配置されている。言い換えると、ヨーホールセンサ106はZ軸方向から見た場合に回転シャフト115および第1コイル126の間に配置されている。これにより、回転シャフト115からヨーホールセンサ106までの距離をさらに短くすることができ、移動枠119の回転がヨーホールセンサ106の検出精度に及ぼす影響をさらに低減できる。また、このような配置にすることで、第1コイル126を移動部分全体の重心Gに近くに配置することができるので、移動枠119のX軸方向の駆動が安定しやすくなる。
このとき、図8に示すように、回転シャフト115の中心軸M、第1コイル126の中心C1およびヨーホールセンサ106の中心D1がX軸方向に実質的に直線的に並んで配置されていることが好ましい。このような配置により、移動枠119の回転に伴うヨーホールセンサ106のX軸方向への移動量を最小限に抑えることができ、移動枠119の回転がヨーホールセンサ106の検出精度に及ぼす影響を確実に低減できる。
(4)また、図8に示すように、第2コイル127がピッチホールセンサ107よりも回転シャフト115から遠い位置に配置されているので、回転シャフト115から第2コイル127までの距離を長くすることができる。このため、回転シャフト115から移動部分全体の重心Gまでの距離に対する回転シャフト115から第2コイル127までの距離の比が大きくなり、ピッチアクチュエータ103の駆動力により発生する回転モーメントを大きくすることができ、ピッチアクチュエータ103をより小型化できる。
(5)さらに、図8に示すように、移動部分全体の重心Gと第1コイル126の中心C1とがX軸方向に並んで配置されているので、移動枠119をX軸方向へ駆動する際、ヨーアクチュエータ104の駆動力に起因する重心G回りの回転モーメントが発生しにくくなり、移動枠119を高精度かつ高効率に駆動できる。また、重心G回りの回転モーメントが発生しにくくなるので、回転シャフト115および案内部131の間に発生する摺動負荷を軽減できる。これにより、移動枠119をさらに高精度かつ高効率に駆動できる。
図8に示すように、Z軸方向から見た場合に、移動部分全体の重心G、第1コイル126の中心C1および回転シャフト115の中心軸Mが概ね基準線H上に配置されているのが好ましい。このような配置により、移動枠119をさらに高精度かつ高効率に駆動できる。
(6)図8に示すように、Z軸方向から見た場合に、ヨーホールセンサ106およびピッチホールセンサ107が補正レンズL7の第3光軸A3および回転シャフト115の中心軸Mを通る基準線Hと重なっているので、移動枠119が基準位置からピッチ方向へ回転する際に生じるヨーホールセンサ106およびピッチホールセンサ107のヨー方向の移動量を最小限に抑えることができる。さらには、ヨーホールセンサ106およびピッチホールセンサ107のヨー方向の移動量をピッチ方向(Y軸方向)正側と負側とで基準線Hに対して概ね対称にできるので、移動枠119の回転がヨーホールセンサ106およびピッチホールセンサ107の検出精度に及ぼす影響を低減しやすくなる。
(7)図8に示すように、Z軸方向から見た場合に、第1コイル126の中心C1が補正レンズL7の第3光軸A3および回転シャフト115の中心軸Mを通る基準線H上に配置されているので、移動枠119が基準位置からピッチ方向へ移動する際に生じる第1コイル126のヨー方向の移動量を最小限に抑えることができ、高精度かつ高効率に駆動できる。
(8)図8に示すように、このレンズ駆動装置100では、第1磁石120が3極に着磁されており、ヨーホールセンサ106が第2分極線129に対向する位置に配置されている。これにより、S極の第2部分120bからN極の第3部分120cにかけて形成される磁界領域のうちリニアに磁束密度が変化する領域を位置検出に用いることができる。したがって、装置のY軸方向の小型化を図りつつ、ヨーホールセンサ106の検出精度を高めることができる。
<第2実施形態>
第2実施形態に係るレンズ駆動装置200(光学素子駆動装置の一例)について説明する。なお、前述の実施形態の構成と実質的に同じ機能を有する構成については、同じ符号を付し、その詳細な説明は省略する。
ヨーホールセンサ106およびピッチホールセンサ107の位置は前述の第1実施形態の配置に限定されない。例えば、図11に示すように、回転シャフト115の中心軸M、第1コイル126の中心C1およびヨーホールセンサ106の中心D1がX軸方向に直線的に配置されていなくてもよい。例えば、ヨーホールセンサ106は、Z軸方向から見た場合に第1コイル126と概ねX軸方向に並んで配置されていればよく、ヨーホールセンサ106が位置206aや位置206bで示すように基準線HからY軸方向にずれていてもよい。なお、ヨーホールセンサ106が位置206aや位置206bで示す位置にあるとき、ヨーホールセンサ106の中心D1が概ね第2分極線129上に位置する。このように、ヨーホールセンサ106の中心D1が概ね第2分極線129上に位置するのが好ましいが、ヨーホールセンサ106の中心D1が第2分極線129からずれていてもよい。
また、例えば、図11に示すように、回転シャフト115の中心軸M、第2コイル127の中心C2およびピッチホールセンサ107の中心D2がX軸方向に直線的に配置されていなくてもよい。例えば、ピッチホールセンサ107は、Z軸方向から見た場合に第2コイル127と概ねX軸方向に並んで配置されていればよく、ピッチホールセンサ107が位置207aや位置207bで示すように基準線HからY軸方向にずれていてもよい。なお、ピッチホールセンサ107が位置207aや位置207bで示す位置にあるとき、ピッチホールセンサ107の中心D2が概ね第2磁石121のエッジ上に位置する。このように、ピッチホールセンサ107の中心D2が概ね第2磁石121のエッジ上に位置するのが好ましいが、ピッチホールセンサ107の中心D2が第2磁石121のエッジからずれていてもよい。
<第3実施形態>
第3実施形態に係るレンズ駆動装置300(光学素子駆動装置の一例)について説明する。なお、前述の実施形態の構成と実質的に同じ機能を有する構成については、同じ符号を付し、その詳細な説明は省略する。
第1磁石120は3極に着磁されていなくてもよく、ヨーホールセンサ106の検出精度が確保できる場合は、図12に示すように、第1磁石320が2極に着磁されているだけでもよい。この場合、第1磁石320は、N極(第1の磁極の一例)に着磁された第1部分320a、S極(第2の磁極の一例)に着磁された第2部分320bおよび第1分極線328を有しているが、第3部分120cおよび第2分極線129に相当する構成を有していない。
図12に示すように、例えば第1磁石320の大きさは前述の第1磁石120の大きさよりも小さい。第1部分320aは前述の第1部分120aに対応している。第2部分320bは、前述の第2部分120bに対応している。ヨーホールセンサ106は第1磁石120のエッジとZ軸方向に対向して配置されている。ヨーホールセンサ106は第2部分320bで形成される磁界を利用して位置検出を行う。なお、ヨーホールセンサ106は第1磁石120のエッジからずれた位置に配置されてもよい。例えば、第2部分320bが図12に示す大きさよりも大きく、ヨーホールセンサ106が第2部分320bとZ軸方向に対向して配置されていてもよい。また、ヨーホールセンサ106が第2部分320bおよび第1磁石120のエッジからずれた位置に配置されていてもよい。
<第4実施形態>
第4実施形態に係るレンズ駆動装置400(光学素子駆動装置の一例)について説明する。なお、前述の実施形態の構成と実質的に同じ機能を有する構成については、同じ符号を付し、その詳細な説明は省略する。
ヨーホールセンサ106および第1コイル126の位置関係は前述の実施形態に限定されない。例えば、図13に示すように、ヨーホールセンサ106が第1コイル126および補正レンズL7の間に配置されていてもよい。
また、ピッチホールセンサ107および第2コイル127の位置関係も前述の実施形態に限定されない。例えば、図14に示すように、第2コイル127がピッチホールセンサ107および補正レンズL7の間に配置されていてもよい。
さらに、図13および図14に示す配置を組み合わせて、図15に示す配置を採用してもよい。具体的には、図15に示すように、ヨーホールセンサ106が第1コイル126および補正レンズL7の間に配置されており、かつ、第2コイル127がピッチホールセンサ107および補正レンズL7の間に配置されていてもよい。
<第5実施形態>
第5実施形態に係るレンズ駆動装置500(光学素子駆動装置の一例)について説明する。なお、前述の実施形態の構成と実質的に同じ機能を有する構成については、同じ符号を付し、その詳細な説明は省略する。
ヨーアクチュエータ104で発生する駆動力の大きさは、第1コイル126を流れる電流の大きさ、そしてY軸方向に延びる駆動力発生部126aおよび126bの長さにより決まる。したがって、より大きな駆動力を得るために、図16に示すように、駆動力発生部126aおよび126bをさらに長くしてもよい。図16に示す例では、基準位置に移動枠119が配置されている状態で、Z軸方向から見た場合に、第1コイル126の駆動力発生部126aおよび126b以外の部分が第1磁石120と重ならない位置まで、第1コイル126のY軸方向の寸法が大きくなっている。こうすれば、第1コイル126の駆動力発生部126aおよび126bが長くなり、同じ電流値でもヨーアクチュエータ104で発生する駆動力が大きくなる。
同様に、ピッチアクチュエータ103で発生する駆動力の大きさは、第2コイル127を流れる電流の大きさ、そしてX軸方向に延びる駆動力発生部127aおよび127bの長さにより決まる。したがって、より大きな駆動力を得るために、図16に示すように、駆動力発生部127aおよび127bをさらに長くしてもよい。図16に示す例では、基準位置に移動枠119が配置されている状態で、Z軸方向から見た場合に、第2コイル127の駆動力発生部127aおよび127b以外の部分が第2磁石121と重ならない位置まで第2コイル127のX軸方向の寸法が大きくなっている。こうすれば、第2コイル127の駆動力発生部127aおよび127bが長くなり、同じ電流値でもピッチアクチュエータ103で発生する駆動力が大きくなる。
ここで、移動枠119はピッチ方向およびヨー方向に移動しても他の部材と干渉しないようにする必要があるが、ベースフレーム102はそのような制約がない。つまり、レンズ駆動装置100のピッチ方向およびヨー方向の外形寸法は、移動枠119の移動範囲およびベースフレーム102のいずれか大きい方で決まる。言い換えると、ピッチ方向およびヨー方向とも、ベースフレーム102の外形寸法を移動枠119の外形寸法より大きくしても、レンズ駆動装置100の外形寸法への影響が小さい。
したがって、第1コイル126または第2コイル127がベースフレーム102に固定されている場合は、図16に示すように、第1コイル126および第2コイル127の外形寸法をベースフレーム102の外形寸法に収まる範囲内で大きくすれば、装置の小型化を図りつつアクチュエータの能力アップが可能となる。
<第6実施形態>
第6実施形態に係るレンズ駆動装置600(光学素子駆動装置の一例)について説明する。なお、前述の実施形態の構成と実質的に同じ機能を有する構成については、同じ符号を付し、その詳細な説明は省略する。
前述の第1実施形態では、第2摺動部123が1つの部分となっているが、第1摺動部122と同様に、第2摺動部123が2つの部分に分かれていてもよい。例えば、図17に示すレンズ駆動装置600では、1対の第2摺動部623が移動枠119の上面に設けられている。この場合、第2案内シャフト112は1対の第2摺動部623と接触しており、図6のラインJ2で示された支持範囲が図17に示す構成ではラインJ62のように長くなっている。図17に示すように、移動部分の重心GはラインJ1、J62、J3およびJ4で形成される領域K6内に配置されている。前述の領域K1に比べて、ラインJ62が長くなっている分、領域K6は広くなっている。このため、図6に示す構成に比べて、図17に示す構成では、ベースフレーム102に対して移動枠119がX軸回りに回転するのを確実に抑制することができ、移動枠119の駆動がさらに安定する。
以上に説明した光学素子駆動装置であれば、さらなる小型化が可能となるので、ここに開示されている技術は撮像装置の分野において有用である。
1 デジタルカメラ(撮像装置の一例)
2 カメラ本体
3 レンズ鏡筒
L7 補正レンズ(光学素子の一例)
100 レンズ駆動装置(光学素子駆動装置の一例)
101 補正レンズ枠
102 ベースフレーム(固定部材の一例)
103 ピッチアクチュエータ(第2アクチュエータの一例)
104 ヨーアクチュエータ(第1アクチュエータの一例)
105 案内機構
106 ヨーホールセンサ(第1検出素子の一例)
107 ピッチホールセンサ(第2検出素子の一例)
108 板部
109 壁部
111 第1案内シャフト(第1案内部材の一例)
112 第2案内シャフト(第2案内部材の一例)
113 第1支持部
114 第2支持部
117 第3支持部
118 第4支持部
115 回転シャフト
116 回転規制軸
119 移動枠(移動部材の一例)
120 第1磁石
121 第2磁石
122 第1摺動部
123 第2摺動部
124 回転案内溝
125 回転規制部
126 第1コイル
127 第2コイル
128 第1分極線
129 第2分極線
130 第3分極線
131 案内部
200 レンズ駆動装置(光学素子駆動装置の一例)
300 レンズ駆動装置(光学素子駆動装置の一例)
400 レンズ駆動装置(光学素子駆動装置の一例)
500 レンズ駆動装置(光学素子駆動装置の一例)
600 レンズ駆動装置(光学素子駆動装置の一例)
G 移動部分全体の重心
O 撮像光学系

Claims (21)

  1. 光軸を有する少なくとも一つの光学素子と、
    前記光学素子を支持するように設けられた移動部材と、
    前記光軸に直交する方向に移動可能なように前記移動部材を支持する固定部材と、
    前記移動部材および前記固定部材のうち一方に設けられた第1コイルと、前記移動部材および前記固定部材のうち前記第1コイルが設けられた部材と異なる部材に設けられ前記第1コイルと対向して配置された第1磁石と、を有し、前記移動部材を前記光軸に直交する第1方向に駆動する第1アクチュエータと、
    前記移動部材および前記固定部材のうち前記第1コイルが設けられた部材に設けられ前記固定部材に対する前記移動部材の前記第1方向の位置を検出する第1検出素子と、
    前記移動部材または前記固定部材の一方に設けられた第2コイルと、前記移動部材および前記固定部材のうち前記第2コイルが設けられた部材と異なる部材に設けられ前記第2コイルと対向して配置された第2磁石と、を有し、前記移動部材を前記光軸および前記第1方向に概ね直交する第2方向に駆動する第2アクチュエータと、
    前記移動部材および前記固定部材のうち前記第2コイルが設けられた部材に設けられ前記固定部材に対する前記移動部材の前記第2方向の位置を検出する第2検出素子と、を備え、
    前記光学素子、前記第1アクチュエータおよび前記第2アクチュエータは、概ね前記第1方向に並んで配置されており、
    前記第1検出素子は、前記光軸に平行な第3方向から見た場合に前記第1コイルと概ね前記第1方向に並んで配置されており、
    前記第2検出素子は、前記第3方向から見た場合に前記第2コイルと概ね前記第1方向に並んで配置されている、
    光学素子駆動装置。
  2. 前記第1検出素子の少なくとも一部は、前記第1方向から見た場合に前記第1コイルと重なっている、
    請求項1に記載の光学素子駆動装置。
  3. 前記第1検出素子は、前記第3方向から見た場合に前記光学素子の前記光軸と前記第1コイルの中心とを通る線と重なっている、
    請求項1または2に記載の光学素子駆動装置。
  4. 前記第1検出素子は、前記第3方向から見た場合に前記第1コイルの前記光学素子と反対側に配置されている、
    請求項1から3のいずれかに記載の光学素子駆動装置。
  5. 前記第1コイルは、前記第3方向から見た場合に前記光学素子および前記第1検出素子の間に配置されている、
    請求項1から4のいずれかに記載の光学素子駆動装置。
  6. 前記光学素子は、前記第3方向から見た場合に前記第1アクチュエータおよび前記第2アクチュエータの間に配置されている、
    請求項1から5のいずれかに記載の光学素子駆動装置。
  7. 前記固定部材および前記移動部材のうち一方に設けられ前記第3方向に延びる回転シャフトと、
    前記固定部材および前記移動部材のうち前記回転シャフトが設けられた部材とは異なる部材に設けられ前記回転シャフトが挿入された回転案内溝を有する案内部と、をさらに備え、
    前記回転シャフトは、前記第3方向から見た場合に前記光学素子の外側に配置されている、
    請求項1から6のいずれかに記載の光学素子駆動装置。
  8. 前記回転シャフト、前記光学素子、前記第1アクチュエータおよび前記第2アクチュエータは、前記第3方向から見た場合に概ね前記第1方向に並んで配置されている、
    請求項7に記載の光学素子駆動装置。
  9. 前記第1アクチュエータは、前記第3方向から見た場合に前記光学素子に対して前記回転シャフトと前記第1方向の同じ側に配置されている、
    請求項7または8に記載の光学素子駆動装置。
  10. 前記第1検出素子は、前記第1コイルよりも前記回転シャフトに近い位置に配置されている、
    請求項7から9のいずれかに記載の光学素子駆動装置。
  11. 前記第1検出素子は、前記第3方向から見た場合に前記回転シャフトおよび前記第1コイルの間に配置されている、
    請求項7から10のいずれかに記載の光学素子駆動装置。
  12. 前記第1検出素子は、前記第3方向から見た場合に前記回転シャフトの中心と前記光軸とを結んだ第1基準線と重なっている、
    請求項7から11のいずれかに記載の光学素子駆動装置。
  13. 前記回転シャフトの中心、前記第1コイルの中心および前記第1検出素子の中心は、前記第1方向に実質的に直線的に並んで配置されている、
    請求項7から12のいずれかに記載の光学素子駆動装置。
  14. 前記第2検出素子は、前記第2コイルよりも前記回転シャフトに近い位置に配置されている、
    請求項7から13のいずれかに記載の光学素子駆動装置。
  15. 前記第1磁石は、第1の磁極に着磁された第1部分と、前記第1部分と前記第1方向に並んで配置され前記第1の磁極とは異なる第2の磁極に着磁された第2部分と、前記第2部分と前記第1方向に並んで配置され前記第1の磁極に着磁された第3部分と、前記第1部分および前記第2部分の境界に形成され前記第2方向と概ね平行に配置された第1分極線と、前記第2部分および前記第3部分の境界に形成され前記第2方向と概ね平行に配置された第2分極線と、を有しており、
    前記第1コイルは、前記第1分極線に対向する位置に配置されており、
    前記第1検出素子は、前記第2分極線に対向する位置に配置されている、
    請求項1から14のいずれかに記載の光学素子駆動装置。
  16. 前記光学素子の前記光軸、前記第1コイルの中心および前記第1検出素子の中心は、前記第1方向に実質的に直線的に並んで配置されている、
    請求項1から15のいずれかに記載の光学素子駆動装置。
  17. 前記移動部材を前記光軸に直交する方向に移動可能に支持する案内機構をさらに備え、
    前記案内機構は、前記固定部材に固定された第1案内部材と、前記固定部材に固定された第2案内部材と、前記移動部材に設けられ前記第1案内部材と前記第3方向に当接するように配置された第1摺動部と、前記移動部材に設けられ前記第2案内部材と前記第3方向に当接するように配置された第2摺動部と、を有しており、
    前記第1摺動部および前記第1案内部材が当接している範囲は、前記第2摺動部および前記第2案内部材が当接している範囲よりも前記第2方向に長い、
    請求項1から16のいずれかに記載の光学素子駆動装置。
  18. 前記第1磁石は、前記第2磁石よりも大きく、
    前記第1摺動部の少なくとも一部は、前記第3方向から見た場合に前記第1磁石と重なっており、
    前記第2摺動部の少なくとも一部は、前記第3方向から見た場合に前記第2磁石と重なっている、
    請求項17に記載の光学素子駆動装置。
  19. 前記第1磁石および前記第2磁石は、前記移動部材に設けられている、
    請求項18に記載の光学素子駆動装置。
  20. 被写体を撮影可能な撮像装置であって、
    補正レンズを含み、前記被写体の光学像を形成する撮像光学系と、
    前記被写体の光学像を画像信号に変換する撮像素子と、
    前記補正レンズおよび前記撮像素子のいずれか一方を前記光学素子として駆動する請求項1から19のいずれかに記載の光学素子駆動装置と、
    を備えた撮像装置。
  21. 前記撮像光学系は、第1光軸および前記第1光軸に交差する第2光軸を有し前記第1光軸に沿って入射した光を前記第2光軸に平行な方向に反射する第1光学系と、前記第2光軸に沿って第1光学系から出射する光を前記撮像素子に導く第2光学系と、を有しており、
    前記補正レンズは、前記第2光学系に含まれており、
    前記第1方向は、前記第1光軸および前記第2光軸を含む平面に垂直であり、
    前記第2方向は、前記第1光軸に平行であり、
    前記第3方向は、前記第2光軸に平行である、
    請求項20に記載の撮像装置。
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