JP2006330439A - レンズユニットおよびレンズユニットを用いた撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 屈曲光学系の利点である装置の小型化が可能であるという特徴を維持しつつ、像円形を大きくする必要がなく、光学性能の劣化の少ない高画質のブレ補正機能を有した光学系を提供すること。
【解決手段】 光軸を屈曲させる反射部材と、反射部材より被写体側の前レンズ群レンズおよび反射部材よりも像側の後レンズ群レンズを有し、さらに、前記反射部材を、前記反射部材により折り曲げられた前記前レンズ群レンズの光軸の角度が変わるピッチ方向、および前記反射部材により折り曲げられた前記前レンズ群レンズの光軸の角度が変わらないヨー方向に駆動する駆動手段を有する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、レンズユニットおよび前記レンズユニットを用いた撮像装置に関する。
近年、デジタルスチルカメラ,デジタルムービーカメラ、携帯電話など固体撮像素子を使用する装置が盛んに利用されるようになってきている。このような装置では装置の小型化のため、固体撮像素子(CCDセンサ、CMOSセンサ等)の高画素数化および光学系の小型化の要求が増大している。そのため、固体撮像素子の高画素数化、光学系の小型化に伴い、固体撮像素子の画素は小型化され、個々の画素に入射する光量が低下し、その結果、手ブレなどが発生しやすくなっている。
また、これらの装置は携帯性や使い勝手の面で、装置本体を薄くすることやズーム時にレンズが飛び出さないことへの要求が高まっており、その対応として光学系の途中に反射部材を設けた屈曲光学系が提案されている。
手ブレの問題については、発生したブレを解消する手段として、装置側にブレ検出センサおよび撮像レンズ側にブレ補正部材を備え、発生したブレに対してブレ補正部材を駆動して、ブレを相殺する手段が提案されている。
ブレ補正センサとしては、角速度センサなどが用いられ、光学系では、たとえば、光学系中の一部のレンズを光軸と垂直な面内で移動させることにより、ブレ補正を行っている光学系がある(例えば特許文献1参照)。
また、光学系中に可変頂角プリズムを配置し、このプリズムの頂角を変化させることによりブレ補正を行うものも提案されている(例えば特許文献2参照)。
あるいは、光学系中にミラーなどの光の反射部材を配置し、その反射部材の角度を変化させることによってブレを補正するものも提案されている(例えば特許文献3参照)。
図14に、特許文献3に開示された技術によるブレ補正レンズユニット1の構成を示す。図14において符号2は第1レンズ群、符号3は基準位置にあるプリズム、符号4は第2レンズ群、符号5は第3レンズ群、符号6は第4レンズ群、符号7はローパスフィルタ、符号8は撮像素子である。符号12は第1レンズ群の光軸、符号11は第2レンズ群4乃至第4レンズ群6の光軸であり、光軸11と光軸12は点Aでプリズム3の反射面に交わっている。符号3aはブレ補正のために、点Aを中心に基準位置から角度aだけ駆動されたプリズムの位置を示す。符号13は位置3aに回動されたプリズムによって偏向された光軸11の延長線であり、光軸12と延長線13のなす角度はプリズムが回動された角度の2倍にあたる2aである。
上述の内、第1レンズ群2、プリズム3、第2レンズ群4、第3レンズ群5、第4レンズ群6およびローパスフィルタ7でレンズユニット1を構成している。第2レンズ群および第3レンズ群は変倍光学系であり、それぞれ符号9および符号10で示す矢示の方向へ、光軸11上を移動してズーム動作を行う。
図14において、プリズム3が基準位置にある場合は、第1レンズ群2の光軸12上を進んできた光束は、基準位置にあるプリズム3で全反射され光軸11上を進むようになる。しかし、プリズムが基準位置から角度aだけずれた位置3aにある場合は、光軸12から角度2aずれた光束13が位置3aにあるプリズム3で反射されて光軸11上を進むようになる。
上述以外のブレ補正方法としては、撮像素子をブレを打ち消す方向へシフトさせる方法なども提案されている。
特開2001−42213号公報 特開平6−230317号公報 特開2004−219930号公報
しかしながら、特許文献1の方法では移動させる補正レンズの周辺に、レンズを移動させるスペースおよびレンズの移動のための機構を収容するスペースが必要になり装置の小型化に適さない。また、装置の薄型化のために屈曲光学系を用いた場合でも、このスペースのために装置を薄型にすることができないという問題がある。さらに、この方法では補正レンズが偏芯することにより、コマ収差などが発生し撮像光学系の結像性能が低下するという問題がある。
特許文献2の方法では、可変頂角プリズムを撮像レンズの光路中に配置する必要があり、光学系を小型にできないという問題がある。
特許文献3の方法では、光の反射部材の角度を変化させてブレ補正を行う場合には、例えば図14で説明したように、反射部材の前後で光軸がずれてしまい、本来光軸上を通る光束が光軸外を通るようになり、収差性能が悪化するという問題がある。
また、撮像素子をシフトさせる方法では、撮像レンズの像円形を大きくする必要があり、撮像レンズが大きくなってしまうという問題がある。
したがって、本発明の目的とするところは、屈曲光学系の利点である装置の小型化が可能であるという特徴を維持しつつ、像円形を大きくする必要がなく、光学性能の劣化の少ない高画質のブレ補正機能を有した光学系を提供することである。
(請求項1)
被写体の像を結像させるレンズユニットであって、
光軸を屈曲させる反射部材と、
前記反射部材より被写体側にある前レンズ群と、
前記反射部材より結像側にある後レンズ群と、
駆動手段とを有し、
前記駆動手段は、前記反射部材および前記前レンズ群を、前記反射部材により折り曲げられた前記前レンズ群の光軸の角度が変わるピッチ方向、および前記反射部材により折り曲げられた前記前レンズ群の光軸の角度が変わらないヨー方向に駆動することを特徴とするレンズユニット。
(請求項2)
前記駆動手段は、前記反射部材の反射面と、前記前レンズ群または前記後レンズ群の光軸との交点近傍を基準として、前記前レンズ群の光軸の角度が変化するように、前記前レンズ群および前記反射部材を回動させることを特徴とする請求項1に記載のレンズユニット。
(請求項3)
前記前レンズ群は、第1レンズ群であることを特徴とする請求項1または2に記載のレンズユニット。
(請求項4)
前記駆動手段は、前記前レンズ群および前記反射部材を、前記前レンズ群の光軸の角度が変化するように、一体的に回動させることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載のレンズユニット。
(請求項5)
前記駆動手段は、前記前レンズ群及び前記反射部材を、前記反射部材の反射面と光軸との交点近傍を回転軸としてヨー方向に回動させるものであり、
前記前レンズ群のヨー方向への回動角は前記反射部材のヨー方向への回動角と同じであることを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載のレンズユニット。
(請求項6)
前記駆動手段は、前記前レンズ群及び前記反射部材を、前記反射部材の反射面と光軸との交点近傍を回転軸としてピッチ方向に回動させるものであり、
前記前レンズ群のピッチ方向への回動量は前記反射部材のピッチ方向への回動量より大きいかまたは同じであることを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載のレンズユニット。
(請求項7)
前記レンズユニットは変倍光学系を有することを特徴とする請求項1乃至6の何れか1項に記載のレンズユニット。
(請求項8)
請求項1乃至7の何れか1項に記載のレンズユニットを有することを特徴とする撮像装置。
請求項1に係る発明によれば、反射部材により折り曲げられた前レンズ群の光軸の角度が変わるように反射部材を駆動するので、撮像光学系を大型にすることなくブレ補正を行うことができるレンズユニットを提供することができる。
請求項2に係る発明によれば、レンズユニットは前レンズ群および反射部材が一体的に駆動されるので、駆動による収差の発生が小さく、画像の劣化が少ないレンズユニットを提供することができる。
請求項3に係る発明によれば、駆動されるレンズ群は第1レンズ群のみであるので駆動される部材が小さく、したがって駆動のために部材も小さくて済み、小型で軽量のレンズユニットを提供することができる。
請求項4に係る発明によれば、前レンズ群および反射部材は一体的に駆動されるので、駆動のための部材の構成が簡単になり、小型で低価格のレンズユニットを提供することができる。
請求項5に係る発明によれば、前レンズ群のヨー方向への駆動量が反射部材のヨー方向への駆動量と同じであるので、前レンズ群および反射部材の駆動の構成が簡単になる。
請求項6に係る発明によれば、前レンズ群のピッチ方向への駆動量が反射部材のピッチ方向への駆動量より大きいかまたは同じであるので、前レンズ群および反射部材の駆動の構成が簡単になる。
請求項7に係る発明によれば、レンズユニットは変倍光学系を有しているので、撮影する画角が決めやすく、使いやすいレンズユニットを提供することができる。
請求項8に記載の発明によれば、小型で軽量のブレ補正機能を有した光学ユニットを使用した、小型で軽量のブレ補正機能を有した撮像装置を提供することができる。
(第1の実施形態)
図を用いて本発明に係るレンズユニットの第1の実施形態を説明する。
図1に、本レンズユニット21の構成の斜視図を示す。図1において、符号22は第1レンズ群、符号23は反射部材であるプリズム、符号24は第2レンズ群、符号25は第3レンズ群、符号26は第4レンズ群、符号27はローパスフィルタ、符号28は撮像素子である。第1レンズ群22は反射部材より被写体側にある前レンズ群を形成し、第2レンズ群24乃至第4レンズ群26は反射部材より結像側にある後レンズ群を形成している。符号32は前レンズ群の光軸、符号31は後レンズ群の光軸であり、光軸32および光軸31は点Aにおいてプリズム23の反射面23rと交わっている。直線AAは点Aを通り光軸31および光軸32に垂直な直線である。レンズユニット21は第1レンズ群22、プリズム23、第2レンズ群24、第3レンズ群25、第4レンズ群26およびローパスフィルタ27で構成された結像光学系であり、被写体(不図示)の像を撮像素子28上に結像する。第2レンズ群24および第3レンズ群25は変倍光学系であり、光軸31上をそれぞれ矢示29および30にしたがって動き、ズーム動作を行う。矢示Pはピッチ方向を示し光軸31に平行な方向であり、矢示Yはヨー方向を示し直線AAに平行な方向である。
符号41はレンズケースで、第1レンズ群22およびプリズム23を固定して収納している。符号42はレンズケースの駆動の基準になる背面板であり、レンズユニット21のハウジング(不図示)の一部に固定されている。符号48はY方向位置検出センサであり、背面板42に対するレンズケース41のY(ヨー)方向の動きの位置を検出する。
図2に、本レンズユニットの断面図を示す。図2において、図1と同じ機能の要素には同じ番号を付して、その説明は省略する。図2において、符号43は背面板42に対してレンズケース41を支持する支持部材であり、樹脂で形成されており、ピボット部点Aで、レンズケース41と背面板42とを結合している。したがって、レンズケース41は背面板42に対し、支持部材43を中心として自由に角度が変わるようになっている。符号44は積層型圧電素子を用いた駆動手段であるアクチュエータであり、アクチュエータ44の一方の端がレンズケース41の背面に、他方の端が背面板42に接着されている。符号47はP方向位置検出センサであり、背面板42に対するレンズケース41のP(ピッチ)方向の動きの位置を検出する。
図3に、レンズユニット21を背面板42の方から見た図である。図3において、図1および図2と同じ機能の要素には同じ番号を付して、その説明は省略する。図3において、符号44、45は積層型圧電素子を用いた駆動手段であるアクチュエータであり、それぞれの一方の端がレンズケース41の背面に、他方の端が背面板42に接着されている。したがって、アクチュエータに印加した電圧を変化させて、アクチュエータを伸び縮みさせると、レンズケース41は背面板42を基準に、支持部材43を中心として駆動されることになる。
例えば、アクチュエータ44および45を同時に伸縮した場合、レンズケース41は支持部材43を中心に、図1に示す矢示Pの方向へ回動される。すなわち、アクチュエータ44および45は、本発明に係る駆動手段として機能する。
また、アクチュエータ44および45のどちらか一方を縮め他方を伸ばした場合、レンズケース41は支持部材43を中心に、図1に示す矢示Yの方向へ回転される。
図1を参照して、レンズケース41がピッチ方向(矢示P方向)に回動駆動される場合は、前レンズ群の光軸と後レンズ群の光軸がなす角度は変化し、レンズケース41がヨー方向(矢示Y方向)に回動駆動される場合は、前レンズ群の光軸と後レンズ群の光軸のなす角度は変化しない。
図4に本発明の第1の実施形態に係るレンズユニット21の構成を示す。図4において、図1と同じ機能の要素には同じ符号を付して、その説明は省略する。図4において、矢示Pは図4の紙面の上下方向、矢示Yは図4の紙面に垂直な方向を示す。
符号22aはブレ補正のために、点Aを通過する矢示Y方向に伸びた直線AAを中心として、基準位置から角度aだけ矢示P方向に回動された第1レンズ群の位置を示す。符号34は位置22aにある第1レンズ群の光軸を示す。符号23aはブレ補正のために、直線AAを中心に基準位置から矢示P方向に角度aだけ駆動されたプリズムの位置を示す。符号33は位置23aにあるプリズムにより偏向された光軸31の延長線である。
本実施形態では前レンズ群および反射部材であるプリズムは一体的に駆動され、その駆動によって前レンズ群の光軸と後レンズ群の光軸のなす角度は変化する。
図4において、プリズム23が基準位置にある場合は、第1レンズ群2の光軸32上を進んできた光束は、基準位置にあるプリズム23の反射面23rで全反射され、90度偏向されて光軸31上を進むようになる。
しかし、プリズム23が基準位置から角度aだけずれた位置23aにある場合は、光軸32から角度2aずれた光束33が位置23aにあるプリズムで反射され、(90−2a)度偏向されて光軸31上を進むようになる。すなわち、前レンズ群の光軸が2a偏向されたことになる。したがって、光軸の偏向による収差をなくすためには、第1レンズ群22を直線AAを中心に角度2aだけ回動させてやるのが理想的である。しかし、本実施形態では、後述するように、第1レンズ群22はプリズム23と一体的に駆動されるように構成されているため、第1レンズ群22は角度aだけ回動されている。
本実施形態の場合、第1レンズ群22の回動の量は、理想的な場合の1/2である。しかし、従来のレンズユニットのように第1レンズ群を全く駆動しない場合に比べると、収差の量は明らかに改善されている。
次に、本発明に係るレンズユニットが適用された撮像装置を説明する。図5は、本発明に係るレンズユニットが適用された撮像装置の一実施形態であるデジタルカメラの斜視図である。
図5において、符号51は本デジタルカメラ、符号52は本デジタルカメラ51のカメラボディ、符号53は被写体(不図示)の光をレンズユニットを介して撮像素子に導くためのレンズ開口部、符号54は本デジタルカメラの電源をオン、オフするための電源スイッチ、符号55は撮影を行うための操作ボタンであるシャッターボタン、符号56は光学ファインダーのファインダー開口部、符号57は暗いときに発光して被写体を照らすフラッシュである。
シャッターボタン55により、撮影時の状態を3段階に切り替えることができる。すなわち、シャッターボタン55の操作がないときはOFF(撮影待機状態)、シャッターボタン55の半押し操作でS1スイッチがON(撮影準備状態)、シャッターボタン55の全押し操作でS2スイッチがON(撮影開始状態)となる。
矢示X方向は、図2に示した矢示X方向と同じ方向を示し、レンズユニット21がカメラボディ52に、矢示Xの方向が一致するように内蔵されている。第1レンズ群22は、レンズ開口部53の部分に配置されている。
図6は、本実施絵形態に係るデジタルカメラ51を背面から見た図である。
図6において、図5と同じ機能の要素には同じ符号を付してその説明は省略する。図6において、符号58は光学ファインダーを介して被写体の状態を確認するためのファインダー接眼窓、符号59はLCD(Liquid Crystal Display;液晶表示素子)で、電子ファインダーおよび撮影に関わる各種情報の表示として用いられる。符号60はファンクションスイッチで、カメラの機能として、撮影した画像の再生、静止画の撮影および動画の撮影の3つの機能から1つを選択するのに用いられる。符号61はジョグダイヤルで、LCD59上に表示されたカーソルの移動および撮影レンズのズーム操作などに用いられる。符号62a、62b、62c、62dは設定ボタン群で、LCD59上へのメニュー表示、再生された画像のコマ送りや表示された画像の拡大縮小および撮影された画像の消去などの設定に用いられる。設定ボタン62dは手ブレ補正の有無を設定する手ブレON/OFFボタンである。
次に、デジタルカメラ51のシステム構成について、図7を参照しながら説明する。
レンズユニット21は、被写体像を撮像素子28(例えば、CCD)に導く。撮像素子28は、被写体像を光電変換して、画像信号として出力する。撮像素子28からの画像信号は、デジタル画像処理部64で、デジタル画像処理に必要な、黒レベル補正、カラー画素補間処理、露出補正、γ補正、コントラスト補正、シャープネス補正、解像度変換、画像圧縮等の処理を行って、LCD59に出力するとともに、メモリ68にデータの保存等を行う。メモリ68は、例えば、撮影画像を記録する抜き差し可能なフラッシュメモリカードである。
カメラのシーケンス系処理は、シーケンス制御マイコン70で行う。シーケンス制御マイコン70は、露出制御部72、シーケンス制御部74、操作検知部76、ズーム制御部78、フォーカス制御部79を含む。操作検知部76は、カメラの各種操作スイッチ類55、60、61、62a〜62dの状態を検知して、シーケンス制御部74に伝達する。シーケンス制御部74は、各種操作スイッチ類55、60、61、62a〜62dの状態等に基づいて、カメラ51のシーケンス(動作状態)を制御する。露出制御部72は、測光センサ73の出力からカメラの露出状態を決定して、撮像素子28の露出時間制御、シャッター(不図示)の開閉状態を制御する。ズーム制御部78は、ジョグダイヤル61の動作に応答して、撮影レンズの焦点距離を変化させる。フォーカス制御部79は、撮像素子28で撮像した画像のコントラスト状態を検知して、最適なフォーカス位置を決定し、撮影レンズ内のフォーカスレンズを駆動する。
手ブレ補正部75は、シーケンス制御部74からの命令に応答して、手ブレ補正動作を実行する。
デジタルカメラ51は、シーケンス制御マイコン70の制御により、概略、次のように動作する。すなわち、シャッターボタン55が半押しされると、オートパワーオフ(標準的には、例えば約30秒)によるスリープ状態移行までの期間は、LCD59にライブビュー画面が表示される。シャッターボタン55の半押しで、測光センサ73を動作させて、露出制御値を決定する。また、焦点調節のためのピント位置を検出する。手ブレON/OFFボタン62dがオンのときは、手ブレ補正も行う。シャッターボタン55の全押しを検知すると、被写体を撮像素子28で撮像し、撮像画像をメモリ68に記録する。手ブレON/OFFボタン62dがオンのときは、手ブレ補正も行う。
次に、カメラの手ブレ補正動作について、図を参照しながら説明する。
カメラ等で被写体を撮影する場合に発生する手ブレは、人間の筋肉の振動による約10Hzの小振幅の振動と、人間の体の揺れによる3Hz以下の大振幅の振動と、撮影時にシャッターボタン55を操作するときのブレである5Hz程度の大振幅の振動とが合成された振動となっている。この手ブレ(カメラブレ)補正を実現するためのシステム構成を、図8に示す。
本デジタルカメラ51に対して、撮影者のブレによって、カメラブレが発生した場合、撮像素子28で撮像中に、撮像素子28の受光面に導かれる光路が変化し、その結果、被写体像が露光中に動いて重なり、不鮮明なぼやけた像が撮像される。このブレを補正するためには、カメラに発生するブレを検知して、ブレによる撮像素子28上の結像位置の移動(ブレ)を相殺するように光路を偏向し、同一位置に結像するようにすればよい。
図8は、手ブレ補正を実現するための手ブレ制御部75のシステム構成図である。
P方向位置選出センサ47、Y方向位置検出センサ48、アクチュエータ44およびアクチュエータ45は手振れ補正メカニズム46を構成している。手ブレ制御を行う手ブレマイコン80は、手ブレ補正メカニズム46を駆動する駆動回路部90と、ブレ検出回路98と、温度センサ92とが接続され、シーケンス制御マイコン70と通信するようになっている。
ここでは、検出系としてジャイロ(角速度センサ)検出方式、補正光学系は屈曲プリズム回転方式、駆動系は電圧でダイレクトドライブする積層型圧電素子および位置検出センサを用いた(デジタル)サーボ制御方式の場合を説明する。
デジタルカメラ51にブレが発生すると、撮像面(撮像素子面)上でブレが発生し、結果として振れた像が撮影されてしまうが、検出系でブレ量を検出し、補正光学系でブレによる被写体像の移動を相殺する方向に、被写体からの光を折り偏向することで、像ブレを防止することが可能となる。手ブレでは、最高約10Hz程度の正弦波の揺れがカメラに発生する。ブレを補正するためには、この揺れによるブレを防ぐように補正光学系を駆動する。
ぶれ検知手段として機能するPブレ検出ジャイロ65およびYブレ検出ジャイロ66は、デジタルカメラ51本体のブレを検出するためのジャイロセンサであり、デジタルカメラ51本体がブレによって回転したときのブレの角速度信号を検出する。それぞれ一方向の回転角速度を検出するので、Pブレ検出ジャイロ65は、P(ピッチ)方向の回転ブレを検出する。Yブレ検出ジャイロ66は、Y(ヨー)方向の回転ブレを検出する。
ブレ検出回路98は、Pブレ検出ジャイロ65およびYブレ検出ジャイロ66のジャイロの信号ノイズ、ドリフトをカットするためのフィルタ回路(ローパスフィルタ、ハイパスフィルタ)、角速度の信号を角度信号に変換するための積分回路等から構成されている。
手ブレ制御部である手ブレマイコン80の枠内のブロックは、マイクロコンピュータによるデジタル処理部である。ブレ量検出部84は、ブレ検出回路98から出力されるP方向及びY方向の回転ブレを所定時間間隔で取り込み、カメラのブレ量を出力する。手ブレシーケンス制御部86は、カメラシーケンス制御マイコン70からの信号に応答して、手ブレシーケンスをコントロールする。駆動制御部82は、ブレ量検出部84からのブレ出力に基づいて、補正駆動位置を決定する。また、その補正駆動位置が温度によって変化する量を、温度センサ92の出力を利用して補正する。そのようにして決定された駆動位置に対して、駆動回路部90から出力される現在位置信号を検出することで、最適な制御値(本アクチュエータの場合は電圧)を決定して駆動回路90に出力する。
温度センサ92は、温度による性能変化を補正するために使用される。補正光学系や、位置検出センサの温度変化の補正や、必要に応じてアクチュエータの駆動電圧等を補正して、使用温度条件下において最適な補正を実現する。
駆動回路部90は、駆動制御部82で演算された結果をアクチュエータ44,45に印加するためのドライブ回路部と、P、Y方向の位置センサ47,48からの信号を電圧値に変化する位置センサ回路部とで構成されている。
補正メカニズム46は、アクチュエータ47,48によってレンズケース41が駆動されると、被写体からの光を所定の方向に偏向する。その結果、ブレを補正することができる。アクチュエータ47、48は、本実施形態では積層型圧電素子を使用したダイレクトドライブ方式を採用している。
P方向位置検出センサ47は、レンズケース41のP方向の動きを検出するための位置検出センサであり、本実施例では、IRLED(赤外発光ダイオード)及びスリットを可動側であるレンズケース41に搭載し、固定側である背面板42にはPSD(Position Sensitive Detector)を搭載して構成されている。
Y方向位置検出センサ48は、レンズケース41のY方向の動きを検出するための位置検出センサであり、P方向位置検出センサ47と同様に、IRLEDとスリットを可動側であるレンズケース41に搭載し、固定側にはPSDを搭載して構成されている。
本実施形態によると、プリズムの駆動に応じて前レンズ群も駆動している。したがって、従来の方法のようにプリズムだけを駆動する方法、およびレンズを偏芯させる方法よりもレンズユニットの光学特性の低下量は小さくなっている。また、光軸の偏向に合わせて前レンズ群を駆動しているので、前レンズ群の直径を大きくする必要がなく小型、軽量のレンズユニットを提供することができる。
本実施形態によると、撮像素子をシフトしていないので、像円形を大きくする必要がない。
また、本実施形態によると前レンズ群の駆動量とプリズムの駆動量を同じにしているので、前レンズ群とプリズムを一体的に駆動するという簡単な方法で、光学特性の低下量の小さいブレ補正機能を有したレンズユニットを提供することができる。
本実施形態によれば、駆動される前レンズ群は第1レンズ群のみであるので、駆動の機構が簡単かつ小型になる。また、反射部材より被写体側の前レンズ群が第1レンズ群のみであるので、光軸の偏向量も大きくならず、駆動する量が小さくてすむ。したがって、レンズユニットを小型、軽量にすることができる。
本実施形態によれば、レンズユニットは変倍光学系を有したズームレンズであるので、撮影の際の画角の決定の容易な撮影レンズを提供することができる。
(第2の実施形態)
本実施形態が第1の実施形態と異なるのは、第1の実施形態では前レンズ群のレンズとプリズムとを一体的に駆動していたのに対し、本実施形態では前レンズ群とプリズムとが異なる動きをする点である。さらには、プリズムのP方向の動きの角度aに対し、前レンズ群を2aの角度駆動する点である。
以下、図を用いて本発明に係る第2の実施形態を説明する。
図9は、本実施形態のレンズユニット111の構成を示す図である。図9において、本レンズユニット111は光学設計的には実施形態1と同じであり、図4と同じ機能の要素には同じ符号を付して、その説明は省略する。図9において、符号112は第1レンズ群ケースであり、第1レンズ群22を収納している。第1レンズ群ケース112がプリズム23に対向する面の一部には、ラックギア113aおよび133b(不図示)が形成されている。符号116はプリズムカバーであり、プリズム23を収納している。プリズムカバー116には、光軸31とプリズムの反射面23rが交わる点Aの近傍から光軸31と平行な方向へY回転軸118が形成されており、その先端にはY駆動ギア119が形成されている。また、プリズムカバー116の第1レンズ群22に対向する部分には、ラックギア122aおよび122b(不図示)が形成されている。
第1レンズ群ケース112はラックギア113aおよび122aで遊星ギア120aを挟持する位置に配置され、一方向からバネ123によりレンズユニット111のハウジングの一部124に対して付勢されるようにされている。第1レンズ群ケース112のバネ123と対向する辺にはSIDM(Smooth Impact Drive Mechanism)126が配置され、バネ123と共に第1レンズ群ケース112を図13の紙面上下方向に駆動するようになっている。
Y駆動ギア119にはYリレーギア125を介してステップモータ127が接続されており、ステップモータ127の回転により、第1レンズ群22およびプリズム23は一体的に、Y回転軸118を中心にY方向(ヨー方向)に回転する。SIDM126およびステップモータ127は、第1の実施形態で説明したものと同様の手ブレ補正部(不図示)によって駆動されている。
図10は図9の第1レンズ群22およびプリズム23の部分の構成を詳細に示した図である。第1レンズ群22は第1レンズ群ケース112に収納されており、第1レンズ群ケース112がプリズム23に対向する面の一部には、ラックギア113aが形成されている。また、ラックギア113aが形成されている辺と対向する第1レンズ群ケース112の他の辺にもラックギア113b(不図示)が形成されている。
プリズム23は、その側面を側面板114aおよび114bによって挟持されている。側面板114aおよび114bには第1レンズ群22に対向する部分にそれぞれ長穴121aおよび121bが形成され、それぞれの長穴には遊星ギア120aおよび120bの軸が回転自由に嵌合されている。側面板114aおよび114bの一辺には、それぞれP回転軸115aおよび115b(不図示)が形成されている。P回転軸115aおよび115bの位置は、これらの軸を結ぶ直線が、後レンズ群の光軸31とプリズム23の反射面とが交わる点Aの近傍を通り、光軸31とのなす角度が90度の位置である。
プリズム23および側面板114a、114bはプリズムカバー116に収納され、P回転軸115aおよび115bは、プリズムカバー116の穴部117aおよび117bに、それぞれ回転自由に嵌合されている。プリズムカバー116には、点Aの近傍から光軸31と平行な方向へY回転軸118が形成されており、その先端にはY駆動ギア119が形成されている。このようにして、プリズム23はP方向およびY方向に回動自由にされている。また、プリズムカバー116の第1レンズ群22に対向する部分には、ラックギア122aおよび122bが形成されている。
矢示P、Yは、それぞれP方向(ピッチ方向)、Y方向(ヨー方向)を示す。
上記のような構成になっているため、図9においてSIDM126によって第1レンズ群ケース112を紙面上下方向にシフトさせると、遊星ギア120a、120bの働きにより、プリズム23は第1レンズ群ケース112のシフト量の1/2だけ角度が変化する。
図11は本実施形態に係るレンズユニット111の構成を示す。図11で図4と同じ機能の要素には同じ番号を付して、その説明を省略する。
図11が図4と異なるところは、図4ではプリズム23のP方向の動き角度aに対して、第1レンズ群22の動き角度が同じ角度aになっているのが、図11では、プリズム23のP方向の動き角度aに対して、第1レンズ群22は動きの角度が2aの位置22bの位置までシフトさせられている点である。
この目的は、図11において、プリズム23がP方向への角度aだけ駆動された場合、後レンズ群の光軸31の延長はプリズム23で反射させられてその角度が2a変化し、直線33の位置になる。したがって、第1レンズ群22はこの位置までシフトしてやることにより、レンズユニット21の光学特性の劣化を小さく抑えることが可能になる。
なお、プリズム23のY方向への駆動の場合は、後レンズ群の光軸31の延長はプリズム23で反射させられた場合、プリズムの駆動の角度と同じだけしか偏向しないので、第1レンズ群22はプリズムの駆動と同じ角度だけシフトするようにしている。
本実施形態においては、プリズム23のP方向(ピッチ方向)の動きに対しては第1レンズ群22をその2倍の量駆動している。また、プリズム23のY方向の動きに対しては第1レンズ群22をそれと同じ量駆動している。したがって、プリズム23の動きに起因するレンズユニット111の光学特性の劣化は、第1の実施形態の場合よりも小さくなっている。
本実施形態では、Y方向の駆動に関しては、前レンズ群とプリズムの移動量を同量とし、P方向の駆動に関しては、前レンズ群の移動量をプリズムの移動量の2倍にしている。したがって、簡単な機構により所望の駆動を実現し、よって小型、軽量のレンズユニットの提供が可能になっている。
(第3の実施形態)
図を用いて、本発明に係る第3の実施形態を説明する。
第1および第2の実施形態では、反射部材よりも被写体側にある前レンズ群が単一のレンズ群により構成されていた。本実施例では前レンズ群は複数のレンズ群から構成されている。
図12は、本実施形態に係るレンズユニット131の構成を示す。符号132は第1レンズ群、符号133は第2レンズ群、符号134は第3レンズ群、符号135は光軸を屈曲させる反射部材である反射ミラーである。符号136は第4レンズ群、符号137は第5レンズ群、符号138はローパスフィルタ、符号139は撮像素子である。第1レンズ群132乃至第3レンズ群は反射部材より被写体側にある前レンズ群を構成している。第4レンズ群136および第5レンズ群137は反射部材より像側にある後レンズ群を構成している。符号140は前レンズ群の光軸、符号141は後レンズ群の光軸であり、両者は点Aで反射ミラー135と交わっている。
前レンズ群および反射ミラー135は1つのレンズケース(不図示)に収納され、点Aを基準として前レンズ群の光軸140と後レンズ群の光軸141とのなす角度を変化させるように駆動される。
図13は本実施形態に係るビデオカメラの構成を示す斜視図である。図13で図12と同じ機能の要素には同じ符号を付した。符号142はカメラボディ、符号143は撮影レンズの開口窓、符号144は折りたたみ式のモニタ液晶である。
本実施形態のレンズユニット131は前レンズ群が複数のレンズ群からなっており、反射ミラー135より被写体側の寸法が実施形態1または2のレンズユニットより大きい。したがって本実施形態のレンズユニット131は、本実施形態のビデオカメラのように、前レンズ群の光軸方向の厚みが大きいカメラに好適に使用される。
本発明の第1の実施形態に係るレンズユニットの構成を示す斜視図である。 図1のレンズユニットの構成を示す断面図である。 図1のレンズユニットを背面板の方から見た図である。 図1のレンズユニットの構成を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係るデジタルカメラの斜視図である。 図5のデジタルカメラの背面図である。 本発明の第1の実施形態に係るデジタルカメラのシステム図である。 図7のシステムの手ブレ制御部のシステム図である。 本発明の第2の実施形態に係るレンズユニットの組み立て図である。 図9のレンズユニットの一部を詳細に示す図である。 図9のレンズユニットの構成を示す図である。 本発明の第3の実施形態に係るレンズユニットの構成を示す図である。 本発明の第3の実施形態に係るビデオカメラの構成を示す図である。 従来技術によるブレ補正機能を有したレンズユニットの構成を示す図である。
符号の説明
22 第1レンズ群
23 プリズム
24 第2レンズ群
25 第3レンズ群
26 第4レンズ群
27 ローパスフィルタ
28 撮像素子
31 後レンズ群の光軸
32 前レンズ群の光軸

Claims (8)

  1. 被写体の像を結像させるレンズユニットであって、
    光軸を屈曲させる反射部材と、
    前記反射部材より被写体側にある前レンズ群と、
    前記反射部材より結像側にある後レンズ群と、
    駆動手段とを有し、
    前記駆動手段は、前記反射部材および前記前レンズ群を、前記反射部材により折り曲げられた前記前レンズ群の光軸の角度が変わるピッチ方向、および前記反射部材により折り曲げられた前記前レンズ群の光軸の角度が変わらないヨー方向に駆動することを特徴とするレンズユニット。
  2. 前記駆動手段は、前記反射部材の反射面と、前記前レンズ群または前記後レンズ群の光軸との交点近傍を基準として、前記前レンズ群の光軸の角度が変化するように、前記前レンズ群および前記反射部材を回動させることを特徴とする請求項1に記載のレンズユニット。
  3. 前記前レンズ群は、第1レンズ群であることを特徴とする請求項1または2に記載のレンズユニット。
  4. 前記駆動手段は、前記前レンズ群および前記反射部材を、前記前レンズ群の光軸の角度が変化するように、一体的に回動させることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載のレンズユニット。
  5. 前記駆動手段は、前記前レンズ群及び前記反射部材を、前記反射部材の反射面と光軸との交点近傍を回転軸としてヨー方向に回動させるものであり、
    前記前レンズ群のヨー方向への回動角は前記反射部材のヨー方向への回動角と同じであることを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載のレンズユニット。
  6. 前記駆動手段は、前記前レンズ群及び前記反射部材を、前記反射部材の反射面と光軸との交点近傍を回転軸としてピッチ方向に回動させるものであり、
    前記前レンズ群のピッチ方向への回動量は前記反射部材のピッチ方向への回動量より大きいかまたは同じであることを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載のレンズユニット。
  7. 前記レンズユニットは変倍光学系を有することを特徴とする請求項1乃至6の何れか1項に記載のレンズユニット。
  8. 請求項1乃至7の何れか1項に記載のレンズユニットを有することを特徴とする撮像装置。
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