JP2008003130A - 像振れ補正装置および撮影機器 - Google Patents

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明宏 前島
Takashi Machida
貴志 町田
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Abstract

【課題】 省電力化に寄与する工夫が図られた像振れ補正装置、および、この像振れ補正装置を備えた撮影機器を提供する。
【解決手段】 光学ユニットの光軸方向周りに形成され、光軸に対して垂直な第1の軸を中心に前記光学ユニットを回動自在に軸支する第1の保持部材と、光学ユニットの光軸方向周りに第1の保持部材とは独立して形成され、第1の軸および光軸に対して垂直な第2の軸を中心に光学ユニットを回動自在に軸支する第2の保持部材と、第1の保持部材を第2の軸を中心に回転駆動させる第1のアクチュエータと、第2の保持部材を第1の軸を中心に回転駆動させる第2のアクチュエータと、光学ユニットの振れに応じた振れ信号を出力する振れ量出力手段と、振れ信号に応じた振れ補正量を演算する補正量演算手段と、補正量を受けて第1、第2のアクチュエータを制御する制御手段とを備えた。
【選択図】 図5

Description

本発明は、像振れを補正する像振れ補正装置、および、この像振れ補正装置を備えた撮影機器に関する。
従来、手持ち撮影時等において生じ易い手振れ等による像振れを補正するため、カメラの振れ状況を振れ検出手段によって検出し、その検出結果に応じて補正レンズや撮像素子を光軸に直交する方向にシフト移動させる構成を持つ像振れ補正装置が知られている。
しかし、鏡胴の内部に配置されているレンズや撮像素子を補正駆動させる方法では、光学設計上の自由度が低下するなどの問題があることから、これらレンズや撮像素子が内部に配置された鏡胴そのものを補正駆動させることで光学設計上の自由度を低下させず既存の鏡胴をそのまま用いる像振れ補正装置が提案されている(特許文献1参照)。
同様に、鏡胴を補正駆動させる技術として、鏡胴を第1支持体によってピッチング方向に回動自在に支持し、さらにその第1支持体を第2支持体によってヨーイング方向に回動自在に支持するという技術が提案されている(特許文献2、特許文献3参照)。
特許文献3の提案では、アクチュエータとして、コイルとマグネットとからなる電磁アクチュエータが用いられている。
特開2005−326807号公報 特開平7−274056号公報 特許第2612371号公報
しかしながら、この特許文献2の提案では、鏡胴をヨーイング方向に回動する場合には、鏡胴と第1支持体との双方を保持した第2支持体を回動させねばならず、第1支持体のみを回動すれば済むピッチング方向の回動時よりも大きな駆動力を必要とし、全体として電力消費量が多いという問題がある。
本発明は、上記事情に鑑み、省電力化に寄与する工夫が図られた像振れ補正装置、および、この像振れ補正装置を備えた撮影機器を提供することを目的とする。
上記目的を達成する本発明の像振れ補正装置は、
被写体像を結像する撮影光学系の少なくとも一部を構成する光学ユニットと、上記光学ユニットの光軸方向周りに形成され、光軸に対して垂直な第1の軸を中心に上記光学ユニットを回動自在に軸支する第1の保持部材と、上記光学ユニットの光軸方向周りに上記第1の保持部材とは独立して形成され、上記第1の軸および光軸に対して垂直な第2の軸を中心に上記光学ユニットを回動自在に軸支する第2の保持部材と、上記第1の保持部材を第2の軸を中心に回転駆動させる第1のアクチュエータと、上記第2の保持部材を第1の軸を中心に回転駆動させる第2のアクチュエータと、上記光学ユニットの振れに応じた振れ信号を出力する振れ信号出力手段と、上記振れ信号に応じた振れ補正量を演算する補正量演算手段と、上記補正量を受けて上記第1、第2のアクチュエータを制御する制御手段とを備えたことを特徴とする。
本発明の像振れ補正装置では、第1、第2の保持部材に保持されている光学ユニットの光軸方向を第1の軸の回りに回動させるために、第1の軸の回りに第2の保持部材を回動させてたとしても、光学ユニットを第1の軸の周りに回動自在に保持している第1の保持部材に何らの影響も与えることは無い。
また逆に、第1、第2の保持部材に保持されている光学ユニットの光軸方向を第2の軸の回りに回動させるために、第2の軸の回りに第1の保持部材を回動させてたとしても、光学ユニットを第2の軸の周りに回動自在に保持している第2の保持部材に何らの影響も与えることは無い。
第1の軸の回りの回動をヨー方向の回動に、第2の軸の回りの回動をピッチ方向の回動に置き換えると、本発明の像振れ補正装置では、光学ユニットのヨーイング方向の回動の際の電力消費量をピッチ方向の回動の際の電力消費量と同等にすることができる。したがって、本発明の像振れ補正装置によれば、省電力化に寄与することができる。
ここで、本発明の像振れ補正装置は、上記第2の軸を中心に上記第1の保持部材を回動自在に軸支する第1の面と、上記第1の軸を中心に上記第2の保持部材を回動自在に軸支する第2の面とを含む複数の面で構成されたベース部材を備え、上記第1のアクチュエータは、上記第1の保持部材および上記第1の面にそれぞれ固着されて電磁アクチュエータを構成する第1のコイルおよび第1のマグネットであり、上記第2のアクチュエータは、上記第2の保持部材および上記第2の面にそれぞれ固着されて電磁アクチュエータを構成する第2のコイルおよび第2のマグネットであることが好ましい。
これにより、第1、第2のアクチュエータを電磁アクチュエータとしたため、静穏性に優れた像振れ補正装置を実現することができる。
本発明の像振れ補正装置では、更に、上記第1、第2のマグネットは、それぞれ上記第1、第2の面に固着され、上記第1、第2のコイルは、それぞれ上記第1、第2の保持部材に固着されてなることことが好ましい。
これにより、質量の大きいマグネットをベース部材に固着したことで、回動に必要な駆動力が小さくても済むことから、省電力化に寄与することができる。
また、本発明の像振れ補正装置では、上記第1、第2のコイルは、上記第1、第2の軸をそれぞれ囲むように形成され、上記第1、第2のマグネットは、上記第1、第2のコイルに、上記第1、第2の軸を中心に回転させるローレンツ力が発生するように上記第1、第2の軸周りに少なくとも1つずつ配置され、上記コイルおよび上記マグネットは互いに対向した面上に固着されてなることが好ましい。
これにより、回転させる中心軸である第1、第2の軸を囲むようにコイルを形成し、それに対向した位置にマグネットを配置したため、効率良くコイルに回転方向のローレンツ力を与えることができる。
ここで、本発明の像振れ補正装置は、光学ユニットの位置を検出する位置検出センサを備えていることが好ましい。
これにより、光学ユニットの位置を考慮して第1、第2のアクチュエータを駆動制御することができるので、より精度の高い駆動が可能となる。
また、本発明の像振れ補正装置は、上記光学ユニットを含むとともに更に撮像素子を有する屈曲型鏡胴ユニットを備え、上記第1および第2の保持部材は、屈曲型鏡胴ユニット全体を回動自在に軸支するものであることが好ましい。
これにより、従来の屈曲型鏡胴ユニットをそのまま流用することができるので、新たに光学設計をし直す必要も無く、また屈曲型鏡胴ユニットそのものの光学設計の自由度を高めることができる。
上記目的を達成する本発明の撮影機器は、
被写体像を結像する撮影光学系の少なくとも一部を光軸に対して互いに垂直な2つの軸を中心にそれぞれ回動させて像振れを補正する像振れ補正装置を備えた上記撮影光学系を経由して入射してきた被写体光を捉えて画像データを生成する撮影機器において、上記像振れ補正装置が、被写体像を結像する撮影光学系の少なくとも一部を構成する光学ユニットと、上記光学ユニットの光軸方向周りに形成され、光軸に対して垂直な第1の軸を中心に上記光学ユニットを回動自在に軸支する第1の保持部材と、上記光学ユニットの光軸方向周りに上記第1の保持部材とは独立して形成され、上記第1の軸および光軸に対して垂直な第2の軸を中心に上記光学ユニットを回動自在に軸支する第2の保持部材と、上記第1の保持部材を第2の軸を中心に回転駆動させる第1のアクチュエータと、上記第2の保持部材を第1の軸を中心に回転駆動させる第2のアクチュエータと、上記撮影光学系の振れに応じた振れ信号を出力する振れ信号出力手段と、上記振れ信号に応じた振れ補正量を演算する補正量演算手段と、上記補正量を受けて上記第1、第2のアクチュエータを制御する制御手段とを備えたものであることを特徴とする。
本発明によれば、省電力化が図られた像振れ補正装置、および、この像振れ補正装置を備えた撮影機器を提供することができる。また、手ぶれ振動等に対して鏡胴自体を移動させる構成であるので、既存の鏡胴をそのまま使って像ブレ補正機能を達成することができ、鏡胴内部のレンズ機構を像ブレ補正駆動させる場合や、固体撮像素子を像ブレ補正駆動させる場合に比べて構成を簡易にすることができる。更に、アクチュエータとして電磁アクチュエータを用い、かつ、一方の駆動機構が他方の駆動機構に重畳せずにそれぞれが独立に配置されているので、静穏性に優れた像振れ補正装置を提供することができる。
以下、図面に基づいて、本発明の像振れ補正装置の実施形態、および、本発明の像振れ補正装置の実施形態を備えた、本発明の撮影機器の実施形態について詳細に説明する。
図1は、本発明の像振れ補正装置の第1実施形態を備えた、本発明の撮影機器の第1実施形態であるデジタルカメラの、前方斜め上からの外観斜視図である。
図1に示すデジタルカメラ100は、被写体光を捉えて画像データを生成するデジタルカメラであり、このデジタルカメラ100の前面中央部には、光学ズームレンズを内部に備えたズーム鏡胴111が備えられている。また、このデジタルカメラ100の前面上部には、撮影に同期してフラッシュ光を発するフラッシュ発光窓112と、暗所など低コントラスト時のオートフォーカス(AF)精度を向上させるためのAF補助光ランプ113とが備えられている。
また、このデジタルカメラ100の上面には、電源スイッチ114と、レリーズボタン115と、レリーズボタン115の周囲に回転式のモードダイヤル116が備えられている。モードダイヤル116はそのダイヤルを回すことで動画モードや静止画モードを切り換えることができる。
図2は、図1に示すデジタルカメラを背面から見た外観図である。
図2に示すデジタルカメラ100の背面には、液晶モニタ117と、MENU/OKボタン118と、DISP/BACKボタン119と、フォトモードボタン120と、再生ボタン121と、十字ボタン122と、ズームボタン123とが備えられている。
液晶モニタ117は、デジタルカメラ100で被写体光を捉えて生成された画像データからなる画像、種々の設定時における情報を表示する。
MENU/OKボタン118は、撮影時や再生時における各種のメニューを表示したり、選択するメニューを決定するためのボタンである。
DISP/BACKボタン119は、液晶モニタ117に表示された画面の状態を切り換えたり、MENU/OKボタン118等による操作状態を1つ前に戻したり取り消したりするためのボタンである。
フォトモードボタン120は、ピクセル数,感度,色味,プリント枚数等を設定するためのボタンである。
再生ボタン121は、後述する記録メディア148に記録された撮影画像を液晶モニタ117に再生表示するためのボタンである。
十字ボタン122は、様々なモードでその役割が変化し、例えば静止画モードではマクロボタンやフラッシュボタンであったり、再生モードでは液晶モニタ117に表示したサムネイルの選択ボタンであったりする。マクロボタンは、マクロ撮影を行なうか否かを切り換えるボタンであり、一度押下するとマクロ撮影モードとなり、再度押下するとマクロ撮影モードが解除される。フラッシュボタンは、押下する毎に、オートフラッシュ、赤目低減フラッシュ、強制フラッシュ、フラッシュ禁止、スローシャッタでのフラッシュ、およびオートフラッシュというようにフラッシュの状態を順繰りに切り換えるためのボタンである。
ズームボタン123は、右方に向けて押下することにより望遠側(テレ側)にズームアップするとともに左方に向けて押下することにより広角側(ワイド側)にズームダウンするボタンである。
図3は、図1に示すデジタルカメラの回路構成を示すブロック図である。
このデジタルカメラ100には、複数のレンズと、そのレンズを経由して結像された被写体像をアナログの画像信号に変換する撮像素子とを有する撮影光学系131が備えられている。なお、本実施例では撮像素子としてCCD(Charge Coupled Devices)132を用いて説明する。当然のことであるが、被写体像をアナログ信号に変換するものであればよいので、他にはCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサーなどでもよい。また、この図3に示す撮影光学系131の一部分の光学ユニット133が、本発明の光学ユニットの一例に相当する。以下では、まずデジタルカメラ全般の回路構成について説明する。
デジタルカメラ100のROM134には、デジタルカメラ100の制御プログラムと、この制御プログラムの起動プログラムが保存されており、ユーザが電源スイッチ114を押下しデジタルカメラ100に電力が供給されると、ROM134内の起動プログラムに従って、制御プログラムがVRAM135のプログラム領域135aに書き込まれる。この後、CPU136がVRAM135のプログラム領域135aにアクセスし、ここに書き込まれた制御プログラムに従ってデジタルカメラ100の動作を制御する。
CCD132上に結像している被写体像は、CPU136から指示をうけたタイミングジェネレータ137が、CCD132を駆動することにより、このCCD132によって所定のフレームレートで光電変換され、このCCD132からアナログ画像データとして出力される。このアナログ画像データは、増幅器138によって増幅された後、A/D変換器139により、デジタル画像データに変換され、SDRAM140に保存される。その後、画像信号処理回路141は、SDRAM140からデジタル画像データを読み出し、CPU136からの指示に従って、このデジタル画像データに画像処理を施す。画像処理が施されたデジタル画像データは、VRAM135のデータ領域135bを経由し、ビデオエンコーダ142によってビデオ信号に変換された後、LCDドライバ143によってスルー画像として液晶モニタ117に表示される。この状態で撮影者がデジタルカメラ100の向きを変えると、液晶モニタ117に表示されているスルー画像の構図が変化する。
モードダイヤル116で静止画モードにセットした状態で、ユーザが所望の構図を得た時点でレリーズボタン115を軽く押して止める(以後、半押し状態という)と、この操作に応じて、AF検出回路144が画像の合焦情報を検出し、さらにAE/AWB検出回路145が画像の輝度情報とホワイトバランス情報を検出する。これらの情報に基づくCPU136からの指示により、フォーカシングと露光量調整が実施される。この後、ユーザがレリーズボタン115を半押し状態から更に押し込む(以後、全押し状態という)と、撮影が実行される。このレリーズボタン115が全押し状態になった時点で、CCD132から、増幅器138、A/D変換器139を介してSDRAM140に保存されたデジタル画像データに、画像信号処理回路141によって画像処理が施され、さらに、画像処理が施されたデジタル画像データは、圧縮処理回路146によって圧縮される。この圧縮されたデジタル画像データがメディアコントローラ147によって、記録メディア148に記録される。このようにして、CCD132から送られて来た画像が、静止画として記録される。また、記録された静止画は、再生ボタン121を押下することにより、液晶モニタ117に表示することができる。
次に、光学ユニット133の像振れ補正動作の回路構成について図3および図4を参照しながら説明する。
図4は、像振れ補正に関するCPU136内の処理回路について詳細を示した図である。
デジタルカメラ100は、デジタルカメラ100のピッチ方向(垂直回転方向)の振れを検出する第1角速度センサ151とデジタルカメラ100のヨー方向(水平回転方向)の振れを検出する第2角速度センサ152を備えている。
ここで用いられる角速度センサは、測定対象物(本実施形態ではデジタルカメラ100)が振れによって回転した場合における振れの角速度を検出するものである。本実施形態では、このような角速度センサとして、圧電素子に電圧を印加して振動状態とし、該圧電素子に回転運動による角速度が加わったときに生じるコリオリの力に起因する歪みを、電気信号として取り出すことで角速度を検出するタイプのものを用いている。
第1角速度センサ151が検出したピッチ振れ角速度信号及び第2角速度センサ152が検出したヨー振れ角速度信号は、CPU136の振れ検出回路153に入力される。この振れ検出回路153は、検出された各角速度信号からノイズやドリフトを低減するためのローパスフィルタやハイパスフィルタなどのフィルタ回路、各角速度信号を増幅するための増幅回路などで構成されている。
振れ検出回路153から出力される各角速度信号は、振れ量/移動量変換回路154に入力される。この振れ量/移動量変換回路154は、検出された各角速度信号を所定の時間間隔で取り込み、デジタルカメラ100のピッチ方向の振れ量およびヨー方向の振れ量を、第1アクチュエータ161および第2アクチュエータ162により光学ユニット133を移動させる移動量に変換する。ここで第1アクチュエータ161および第2アクチュエータ162は、それぞれ光学ユニット133をピッチ方向およびヨー方向に駆動させるアクチュエータである。
振れ量/移動量変換回路154から出力されたピッチ方向、ヨー方向の移動量を示す信号は、補正量演算回路155に入力される。補正量演算回路155は、後述する位置センサ163からの位置情報、第1アクチュエータ161および第2アクチュエータ162の動作特性等を考慮して、各方向の移動量を示す信号を実際の駆動信号(補正量)に変換する。このように補正量演算回路155において生成された、光学ユニット133の補正量信号となる各方向の駆動信号は、第1アクチュエータ161および第2アクチュエータ162を実際に駆動するドライバである駆動回路156に入力される。
第1アクチュエータ161および第2アクチュエータ162は、補正量演算回路155により算出された補正量に応じて、光学ユニット133をピッチ方向およびヨー方向に所定量移動させるアクチュエータとして機能する。この第1アクチュエータ161および第2アクチュエータ162としては、静穏性、低消費電力などの観点からコイルとマグネットによる電磁アクチュエータが用いられており、前述の駆動回路156は、この第1アクチュエータ161、第2アクチュエータ162を構成するそれぞれコイルに流れる電流量を制御している。
位置センサ163は、揺動可能に支持されている光学ユニット133のホームポジションを検知し、その位置検出結果を補正量演算回路155へ出力する。本実施形態では、このような位置センサとして、半導体発光素子(LED)を用いた光反射型の光センサを用いている。尚、代わりにスリット型の光センサ等を用いてもよい。
次に、図5を用いて本発明の要部である、光学ユニット133を、電磁アクチュエータである第1アクチュエータ161および第2アクチュエータ162で駆動する動作原理について説明する。
図5は、本発明の像振れ補正装置の第1実施形態の正面図、左側面図、および上面図である。
図5に示す正面図には、本実施形態の像振れ補正装置170を正面から見た場合が示されている。
この正面図には、この像振れ補正装置170の構成要素である、光学ユニット133、第1保持部材171、第2保持部材172、第1コイル161a、第2コイル162a、第1マグネット161b、第2マグネット162b、およびベース部材177が示されている。
第1保持部材171は、光学ユニット133を、その光学ユニット133の光軸(紙面に対して垂直な方向)を挟んだ両側に垂直に備えられた2つの第1回転軸178で軸支することで、光軸と垂直な第1の軸179の回りに回動自在に保持している。
同様に、第2保持部材172は、光学ユニット133を、その光学ユニット133の光軸を挟んだ両側に水平に備えられた2つの第2回転軸180を軸支することで、光軸および第1の軸179と垂直な第2の軸181の回りに回動自在に保持している。
ベース部材177は、第1保持部材171を、第2の軸181上に並んだ2つの第3回転軸182で軸支することで、第2の軸181の回りに回動自在に保持すると共に、第2保持部材172を、第1の軸179上に並んだ2つの第4回転軸183を軸支することで、第1の軸179の回りに回動自在に保持している。
ここで、第1の軸179と、2つの第1回転軸178および2つの第4回転軸183とは、光軸を通る同一直線状に並び、同様に第2の軸181と2つの第2回転軸180および2つの第3回転軸182とは、光軸を通る同一直線状に並んでいる。
また、図5に示す正面図には、第1コイル161aおよび第2コイル162aそれぞれが、第1保持部材171の左側面の外側、および、第2保持部材172の上面の外側にそれぞれ固定されている様子が示されている。第1コイル161aおよび第2コイル162aそれぞれは、第3回転軸182および第4回転軸183の周りをそれぞれ周回する巻線からなるコイルである。
さらに、図5に示す正面図には、ベース部材177の内側の、第1コイル161aおよび第2コイル162aそれぞれと向き合う面に、第1マグネット161bおよび第2マグネット162bがそれぞれ固定されている様子が示されており、これら第1マグネット161bおよび第2マグネット162bそれぞれは、第1コイル161aおよび第2コイル162aそれぞれと対向する面を第2の軸181および第1の軸179それぞれを中心に90°ずつ4分割したときの4つの領域それぞれが、隣接する領域どうしが異なる極性となる様に着磁されている。この第1コイル161aおよび第1マグネット161bによって構成される電磁アクチュエータは、本発明にいう第1アクチュエータの一例に相当するものであり、同様にこの第2コイル162aおよび第2マグネット162bによって構成される電磁アクチュエータは、本発明にいう第2アクチュエータの一例に相当するものである。これらコイルとマグネットとの間のローレンツ力の相互作用についての説明は後に譲る。
図5に示す左側面図には、像振れ補正装置170を、ベース部材177に固定された第1マグネット161b側から見た場合が示されており、また、図5に示す上面図には、像振れ補正装置170を、ベース部材177に固定された第2マグネット162b側から見た場合が示されている。
図5の正面図に示す状態から図3回転軸182を中心に第1保持部材171を回動させると、2つの第1回転軸178の存在によって、光学ユニット133は第1保持部材171と共に回動するが、このとき、光学ユニット133を第2回転軸180で支持している第2保持枠172には影響はでない。同様に、図5の正面図に示す状態から第4回転軸183を中心に第2保持部材172を回動させると、2つの第2回転軸180によって、光学ユニット133は第2保持部材172と共に回動するが、このとき、光学ユニット133を第1回転軸178で支持している第1保持枠171には影響はでない。
図6は、第1コイルと第1マグネットとの間のローレンツ力についての説明図である。
図6(a)には、像振れ補正装置170の左側面から第1コイル161aおよび第1マグネット161bを見た場合が示されており、これら第1コイル161aおよび第1マグネット161bの中心を貫通する第3回転軸182も示されている。また、図6(a)の上側には、第2コイル162aと第2マグネット162bも示されている。
図6(b)には、第1マグネット161bが、第1コイル161aと対向する面を第3回転軸182を中心に90°ずつ4分割したときの4つの領域それぞれが、隣接する領域どうしが異なる極性となる様に着磁されていることで、図4に示す駆動回路156を通じて第1コイル161aに印加される電圧により、図6(c)に矢印で示す向きの電流が第1コイル161aに流れることで、第1コイル161aが固定された第1保持部材171には、第3回転軸182を中心とする時計回りの回動力が生じることとなる。これにより、前述したように、この第1保持部材171に保持された光学ユニット133は、第2保持部材172とは独立に回動し、光軸Lは、いわゆるピッチ方向の一方に回動することとなる。また、駆動回路156が、図6(c)に示す向きと逆向きの電流が第1コイル161aに流れるように電圧を印加すると、上述の場合とは逆向きの回動力が生じることとなり、光学ユニット133の光軸Lも、図6(c)とは反対のピッチ方向に向くこととなる。尚、図6(b)および図6(c)には、第1マグネット161bの、第1コイル161aと向き合う面側とは反対側の着磁の様子が示されており、第1マグネット161bの、第1コイル161aと向き合う面側の着磁はこれとは逆(図7(a)参照)の極性にされている。
図7は、第2コイルと第2マグネットとの間に作用するローレンツ力についての説明図である。
図7(a)には、像振れ補正装置170の上側から第2コイル162aおよび第2マグネット162bを見た場合が示されており、これら第2コイル162aおよび第2マグネット162bの中心を貫通する第4回転軸183も示されている。また、図7(a)の右側には、第1コイル161aと第1マグネット161bも示されている。
図7(b)には、第2マグネット162bが、第2コイル162aと対向する面を第4回転軸183を中心に90°ずつ4分割したときの4つの領域それぞれが、隣接する領域どうしが異なる極性となる様に着磁されていることで、図4に示す駆動回路156を通じて第2コイル162aに印加された電圧により、図7(c)に矢印で示す向きの電流が第2コイル162aに流れ、第2コイル162aが固定された第2保持部材172には、第4回転軸183を中心とする時計回りの回動力が生じている様子が示されている。これにより、前述したように、この第2保持部材172に保持された光学ユニット133は、第1保持部材171とは独立に回動し、光軸Lは、いわゆるヨー方向の一方に回動することとなる。また、駆動回路156が、図7(c)に示す向きと逆向きの電流が第2コイル162aに流れるように電圧を印加すると、上述の場合とは逆向きの回動力が生じることとなり、光学ユニット133の光軸Lも、図7(c)とは反対のヨー方向に向くこととなる。尚、図7(b)および図7(c)には、第2マグネット162bの、第2コイル162aと向き合う面側とは反対側の着磁の様子が示されており、第2マグネット162bの、第2コイル162aと向き合う面側の着磁は、これとは逆(図6(a)参照)の極性にされている。
以上に説明した様に、本実施形態のデジタルカメラ100では、像ブレ補正装置170が備えられていることで、光学ユニット133のヨーイング方向の回動の際の電力消費量をピッチ方向の回動の際の電力消費量と同等にすることができる。したがって、本実施形態のデジタルカメラ100によれば、省電力化を図ることができる。
尚、以上説明した実施形態では、第1コイル161aおよび第2コイル162aそれぞれが、第3回転軸182および第4回転軸183の回りをそれぞれ周回する巻線からなるコイルであり、第1マグネット161bおよび第2マグネット162bそれぞれは、第1コイル161aおよび第2コイル162aそれぞれと対向する面を第3回転軸182および第4回転軸183それぞれを中心に90°ずつ4分割したときの4つの領域それぞれが、隣接する領域どうしが異なる極性となる様に着磁されたマグネットである例を挙げて説明したが、第1保持部材171および第2保持部材172それぞれを第2の軸181および第1の軸179それぞれの周りに回動させるものであれば、これに限るものではない。例えば、各コイルはそれぞれ複数個の独立したコイルで、それらを第3回転軸182、第4回転軸183の周りに配置してそれぞれに流す電流を独立に制御してもよいし、各マグネットは前述の4つの領域のうち少なくとも1つの領域に配置されていれば本発明を実現することができる。
次に、図8および図9を用いて本発明の像ブレ補正装置の第2実施形態を備えた、本発明の撮影機器の第2実施形態のデジタルカメラを説明する。尚、第1実施形態と共通する部分については、同一の符号を付している。
図8は、本発明の撮影機器の第2実施形態であるデジタルカメラの、斜め上方からの外観斜視図である。
図8に示すデジタルカメラ200の内部には、対物レンズ211を通して被写体像を取り入れ、デジタルカメラ200の内部に配置されている不図示のCCDへ導く撮影光学系を構成する屈曲型鏡胴ユニット212が内蔵されている。この屈曲型鏡胴ユニット212は、ズーミングやフォーカシング駆動時においてもその長さが変動しない、つまりデジタルカメラ100から外部に突出することのない鏡胴である。なお、この屈曲型鏡胴ユニット212を内蔵している点以外の部分に関しては、特に明記しない限り、第1実施形態におけるデジタルカメラ100と同一である。
図9は、図8に示す屈曲型鏡胴ユニットに、本発明の像ブレ補正装置の第2実施形態を適用した場合を示す図である。
本実施形態であるデジタルカメラ200では、対物レンズ211を通る被写体光の光軸を第1の光軸L、不図示のプリズムで不図示のCCDへ導かれ第1の光軸と直角な光軸を第2の光軸とし、この第1の光軸に対して互いに垂直な軸を第1の軸179、第2の軸181としている。
第1保持部材171は、屈曲型鏡胴ユニット212を、その屈曲型鏡胴ユニット212の第1の光軸Lを挟んだ両側に垂直に備えられた2つの第1回転軸178を軸支することで、光軸Lと垂直な第1の軸179の回りに回動自在に保持している。
同様に、第2保持部材172は、屈曲型鏡胴ユニット212を、その屈曲型鏡胴ユニット212の第1の光軸Lを挟んだ両側に水平に備えられた2つの第2回転軸180を軸支することで、光軸Lおよび第1の軸179と垂直な第2の軸181の回りに回動自在に保持している。尚、これ以降の説明は、第1実施形態であるデジタルカメラ100について図5を参照しながらした説明と同じ説明となることから省略する。
このように、第1実施形態の像振れ補正装置170では、光学ユニット133を第1、第2の軸179、181を中心として回動自在としていたところを、本実施形態の像ブレ補正装置270では、光学ユニット133の代わりに屈曲型鏡胴ユニット212として、第1、第2の軸79、181を中心に回動自在に保持している。
したがって、以上に説明した様に、本実施形態のデジタルカメラ200でも、像ブレ補正装置270が備えられていることで、屈曲型鏡胴ユニット212のヨーイング方向の回動の際の電力消費量をピッチ方向の回動の際の電力消費量と同等にすることができる。したがって、本実施形態のデジタルカメラ200によれば、省電力化を図ることができる。また、本実施形態のデジタルカメラ200によれば、屈曲型鏡胴ユニット212は既存の光学系のまま像振れ補正装置に利用可能となるため、光学設計の負担を軽減することができ、また像振れ補正装置を備えたコンパクトなデジタルカメラを実現できる。
なお、この第2実施形態では、第1の光軸Lに対して互いに垂直な第1の軸179、第2の軸181を像振れ補正のための回動中心としたが、第1の光軸Lの代わりに第2の光軸に対して垂直な2軸を第1の軸179、第2の軸181としてもよい。
また、第3回転軸182を屈曲型鏡胴ユニット212の重心付近とするほうが、駆動力が小さくて済むので省電力化によい。
以上説明した実施形態では、沈胴タイプおよび屈曲タイプのデジタルカメラを例に挙げたが、本発明の像振れ補正装置および像振れ補正装置を有する撮影機器は上記実施形態に限られるものではなく、被写体像を結像する撮影光学系の少なくとも一部を構成する光学ユニットを備えるものであればよく、銀塩フイルムカメラやビデオカメラ、携帯電話のカメラ機能や車載カメラなどであってもよい。
本発明の像振れ補正装置の第1実施形態を備えた、本発明の撮影機器の第1実施形態であるデジタルカメラの、前方斜め上からの外観斜視図である。 図1に示すデジタルカメラを背面から見た外観図である。 図1に示すデジタルカメラの回路構成を示すブロック図である。 像振れ補正に関するCPU136内の処理回路について詳細を示した図である。 本発明の像振れ補正装置の第1実施形態の正面図、左側面図、および上面図である。 第1コイルと第1マグネットとの間のローレンツ力についての説明図である。 第2コイルと第2マグネットとの間に作用するローレンツ力についての説明図である。 本発明の撮影機器の第2実施形態であるデジタルカメラの、斜め上方からの外観斜視図である。 図8に示す屈曲型鏡胴ユニットに、本発明の像ブレ補正装置の第2実施形態を適用した場合を示す図である。
符号の説明
100、200 デジタルカメラ
132 CCD
133 光学ユニット
136 CPU
151 第1角速度センサ
152 第2角速度センサ
153 振れ検出回路
154 振れ量/移動量変換回路
155 補正量演算回路
156 駆動回路
161 第1アクチュエータ
162 第2アクチュエータ
163 位置検出センサ
170 像振れ補正装置
171 第1保持部材
172 第2保持部材
173 第1コイル
174 第2コイル
175 第1マグネット
176 第2マグネット
177 ベース部材
212 屈曲型鏡胴ユニット

Claims (7)

  1. 被写体像を結像する撮影光学系の少なくとも一部を構成する光学ユニットと、
    前記光学ユニットの光軸方向周りに形成され、光軸に対して垂直な第1の軸を中心に前記光学ユニットを回動自在に軸支する第1の保持部材と、
    前記光学ユニットの光軸方向周りに前記第1の保持部材とは独立して形成され、前記第1の軸および光軸に対して垂直な第2の軸を中心に前記光学ユニットを回動自在に軸支する第2の保持部材と、
    前記第1の保持部材を第2の軸を中心に回転駆動させる第1のアクチュエータと、
    前記第2の保持部材を第1の軸を中心に回転駆動させる第2のアクチュエータと、
    前記光学ユニットの振れに応じた振れ信号を出力する振れ信号出力手段と、
    前記振れ信号に応じた振れ補正量を演算する補正量演算手段と、
    前記補正量を受けて前記第1、第2のアクチュエータを制御する制御手段とを備えたことを特徴とする像振れ補正装置。
  2. 前記第2の軸を中心に前記第1の保持部材を回動自在に軸支する第1の面と、前記第1の軸を中心に前記第2の保持部材を回動自在に軸支する第2の面とを含む複数の面で構成されたベース部材を備え、
    前記第1のアクチュエータは、前記第1の保持部材および前記第1の面にそれぞれ固着されて電磁アクチュエータを構成する第1のコイルおよび第1のマグネットであり、
    前記第2のアクチュエータは、前記第2の保持部材および前記第2の面にそれぞれ固着されて電磁アクチュエータを構成する第2のコイルおよび第2のマグネットであることを特徴とする請求項1記載の像振れ補正装置。
  3. 前記第1、第2のマグネットは、それぞれ前記第1、第2の面に固着され、
    前記第1、第2のコイルは、それぞれ前記第1、第2の保持部材に固着されてなることを特徴とする請求項2記載の像振れ補正装置。
  4. 前記第1、第2のコイルは、前記第1、第2の軸をそれぞれ囲むように形成され、
    前記第1、第2のマグネットは、前記第1、第2のコイルに、前記第1、第2の軸を中心に回転させるローレンツ力が発生するように前記第1、第2の軸周りに少なくとも1つずつ配置され、
    前記コイルおよび前記マグネットは互いに対向した面上に固着されてなることを特徴とする請求項2または3記載の像振れ補正装置。
  5. 前記光学ユニットの位置を検出する位置検出センサを備えたことを特徴とする請求項1から4のうちのいずれか1項記載の像振れ補正装置。
  6. 前記光学ユニットを含むとともに更に撮像素子を有する屈曲型鏡胴ユニットを備え、前記第1および第2の保持部材は、屈曲型鏡胴ユニット全体を回動自在に軸支するものであることを特徴とする請求項1から5のうちのいずれか1項記載の像振れ補正装置。
  7. 被写体像を結像する撮影光学系の少なくとも一部を光軸に対して互いに垂直な2つの軸を中心にそれぞれ回動させて像振れを補正する像振れ補正装置を備えた前記撮影光学系を経由して入射してきた被写体光を捉えて画像データを生成する撮影機器において、
    前記像振れ補正装置が、
    被写体像を結像する撮影光学系の少なくとも一部を構成する光学ユニットと、
    前記光学ユニットの光軸方向周りに形成され、光軸に対して垂直な第1の軸を中心に前記光学ユニットを回動自在に軸支する第1の保持部材と、
    前記光学ユニットの光軸方向周りに前記第1の保持部材とは独立して形成され、前記第1の軸および光軸に対して垂直な第2の軸を中心に前記光学ユニットを回動自在に軸支する第2の保持部材と、
    前記第1の保持部材を第2の軸を中心に回転駆動させる第1のアクチュエータと、
    前記第2の保持部材を第1の軸を中心に回転駆動させる第2のアクチュエータと、
    前記撮影光学系の振れに応じた振れ信号を出力する振れ信号出力手段と、
    前記振れ信号に応じた振れ補正量を演算する補正量演算手段と、
    前記補正量を受けて前記第1、第2のアクチュエータを制御する制御手段とを備えたものであることを特徴とする撮影機器。
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