JP2007043584A - 撮像装置およびその制御方法 - Google Patents

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    • H04N23/685Vibration or motion blur correction performed by mechanical compensation
    • H04N23/687Vibration or motion blur correction performed by mechanical compensation by shifting the lens or sensor position

Abstract

【課題】 ぶれ補正に係る精度を実質的に低下させることなく、サーボ制御および角度情報の検出に係る処理負荷を効果的に低減する。
【解決手段】 撮像装置の角速度を検出する角度センサ102と、撮像装置のぶれを補正すべくCCD固体撮像素子45を移動させる駆動コイル106を含む駆動機構と、CCD固体撮像素子45の作動位置を検出するホール素子107と、角度センサ102に基づいて得られる撮像装置の角度変化に対応して、ホール素子107による作動位置を参照しながら駆動用コイル106をサーボ制御により制御する手ぶれ補正系を具備する。前記サーボ制御の頻度および角度センサ102による角度情報検出の頻度の少なくとも一方を可変制御する。
【選択図】 図4

Description

本発明は、スティルカメラ、ビデオカメラ等の撮像装置における撮像時の手ぶれを補正するための手ぶれ補正機能に係り、特に、固体撮像素子等の撮像素子によって得た画像情報を記録媒体に記録する、いわゆるディジタルカメラ等に好適な手ぶれ補正機能を有する撮像装置およびその制御方法に関するものである。
スティルカメラ、ビデオカメラ等の撮像装置においては、静止画、すなわちスティル画像を撮影する際にも動画、すなわちビデオ画像を撮影する際にも手ぶれによる像のぶれによって撮影される画像が劣化する。この手ぶれを補正するために、角速度センサ等の角度情報を検出するぶれセンサまたは連続的に撮像視野画像を取得して経時的な画像間の差異により撮影画像の動きを検出する画像処理によって、ぶれおよびそのぶれ量を検出し、そのぶれ量に応じてぶれを相殺するように撮影される画像位置を補正することが行われる。ぶれの補正には、撮影光学系の光学系の少なくとも一部または撮像素子を偏向またはシフト移動させて補正を行う光学的補正と、撮像素子により撮影される画像の切り出し領域をシフト移動させて補正を行う電子式補正とがあるが、いずれにせよ、ぶれ量に応じて撮影画像を移動させることに変わりはない。
従来の手ぶれ補正技術としては、例えば特許文献1および特許文献2に示されるようなものがある。特許文献1(特開2000−81646号)には、加速度センサ等を用いて手ぶれによるカメラ態位の変化を検出し、それに対応させて撮像素子または補正レンズを移動させて、ぶれ補正を行うことが記載されている。補正レンズは、ぶれ補正用のレンズであり、撮影光学系の一部を構成している。すなわち、特許文献1には、ぶれ補正の基本的な技術が開示されている。
また、特許文献2(特開2001−66655号)には、手ぶれによる撮影装置のぶれ量を検出し、検出したぶれ量に対応させて、撮像素子である光電変換手段を有する基板を変位させているときに、光電変換手段を有する基板の変位量を検出し、検出した変位量によりぶれ量を補正して光電変換手段を有する基板を変位させて、ぶれ補正を行うことが記載されている。すなわち、特許文献2には、ぶれ補正に際し、撮像素子を支持する基板をサーボ制御する技術が開示されている。
特許文献2のように、手ぶれ補正機構を備え、CCD(電荷結合素子)等の撮像素子をサーボ制御によって補正目標位置に追随させる撮像装置においては、一般にモニタリング時においても静止画撮影時と同等の精度で、ぶれに追随させるためのぶれ検出およびサーボ制御を行っている。モニタリング時は、電子的ファインダとして被写体位置、撮影画面の構図および合焦状況の確認等を行っており、多少のぶれがあったり、ぶれ補正の応答に時間がかかったりしても、差し支えないことが多い。このような場合にも撮影時と同等の制御を行うため、撮像装置全体の動作制御を行うCPU(中央処理ユニット)における負荷が必要以上に多くなってしまう。
特に、ソフトウェア制御によってぶれ補正機構を駆動する場合には、多くの場合、それ以外の処理と並列で動作させることができないので、ぶれ補正以外の処理がCPUを使えない、あるいはぶれ補正以外の処理がぶれ補正によって中断されてしまうなど、バスの占有率が低下するという問題がある。
特開2000−81646号号公報 特開2001−66655号公報
そこで本発明は、上述した事情に鑑みてなされたもので、ぶれ補正に係る精度を実質的に低下させることなく、サーボ制御および角度情報の検出に係る処理負荷を効果的に低減し、省電力および省資源を達成し得る撮像装置およびその制御方法を提供することを目的としている。
本発明の請求項1の目的は、特に、サーボ制御および角度情報の検出の少なくとも一方を適正な頻度で行うことを可能とし、ぶれ補正に係る精度を実質的に低下させることなく、サーボ制御および角度情報の検出に係る処理負荷を効果的に低減することを可能とする撮像装置を提供することにある。
本発明の請求項2の目的は、特に、サーボ制御および角度情報の検出の少なくとも一方をの頻度を適正化することを可能とし、撮像素子または補正レンズ系を含む補正作動部に対するぶれ補正に係る精度を実質的に低下させることなく、サーボ制御および角度情報の検出に係る処理負荷を効果的に低減することを可能とする撮像装置を提供することにある。
本発明の請求項3の目的は、特に、サーボ制御および角度情報の検出の少なくとも一方を撮影条件に応じた、適正な頻度で行うことを可能とし、ぶれ補正に係る精度を実質的に低下させることなく、サーボ制御および角度情報の検出に係る処理負荷を効果的に低減することを可能とする撮像装置を提供することにある。
本発明の請求項4の目的は、特に、静止画撮影時よりも高精度のぶれ補正を必要としないモニタリング時のサーボ制御または角度情報の検出の頻度を抑制することを可能とし、ぶれ補正に係る精度を実質的に低下させることなく、サーボ制御および角度情報の検出に係る処理負荷を効果的に低減することを可能とする撮像装置を提供することにある。
本発明の請求項5の目的は、特に、静止画撮影時よりも高精度のぶれ補正を必要としないモニタリング時のサーボ制御または角度情報の検出の頻度を抑制して、適正な頻度で行うことを可能とし、ぶれ補正に係る精度を実質的に低下させることなく、サーボ制御および角度情報の検出に係る処理負荷を効果的に低減することを可能とする撮像装置を提供することにある。
本発明の請求項6の目的は、特に、静止画撮影時よりも高精度のぶれ補正を必要としない動画撮影時のサーボ制御または角度情報の検出の頻度を抑制することを可能とし、ぶれ補正に係る精度を実質的に低下させることなく、サーボ制御および角度情報の検出に係る処理負荷を効果的に低減することを可能とする撮像装置を提供することにある。
本発明の請求項7の目的は、特に、静止画撮影時よりも高精度のぶれ補正を必要としない動画撮影時のサーボ制御または角度情報の検出の頻度を抑制して、適正な頻度で行うことを可能とし、ぶれ補正に係る精度を実質的に低下させることなく、サーボ制御および角度情報の検出に係る処理負荷を効果的に低減することを可能とする撮像装置を提供することにある。
本発明の請求項8の目的は、特に、単一静止画撮影時よりも高精度のぶれ補正を必要としない連写静止画撮影時のサーボ制御または角度情報の検出の頻度を抑制することを可能とし、ぶれ補正に係る精度を実質的に低下させることなく、サーボ制御および角度情報の検出に係る処理負荷を効果的に低減することを可能とする撮像装置を提供することにある。
本発明の請求項9の目的は、特に、単一静止画撮影時よりも高精度のぶれ補正を必要としない連写静止画撮影時のサーボ制御または角度情報の検出の頻度を抑制して、適正な頻度で行うことを可能とし、ぶれ補正に係る精度を実質的に低下させることなく、サーボ制御および角度情報の検出に係る処理負荷を効果的に低減することを可能とする撮像装置を提供することにある。
本発明の請求項10の目的は、特に、記録画素数最大の撮影時よりも高精度のぶれ補正を必要としない少ない記録画素数の撮影時のサーボ制御または角度情報の検出の頻度を抑制することを可能とし、ぶれ補正に係る精度を実質的に低下させることなく、サーボ制御および角度情報の検出に係る処理負荷を効果的に低減することを可能とする撮像装置を提供することにある。
本発明の請求項11の目的は、特に、記録画素数最大の撮影時よりも高精度のぶれ補正を必要としない少ない記録画素数の撮影時のサーボ制御または角度情報の検出の頻度を抑制して、適正な頻度で行うことを可能とし、ぶれ補正に係る精度を実質的に低下させることなく、サーボ制御および角度情報の検出に係る処理負荷を効果的に低減することを可能とする撮像装置を提供することにある。
本発明の請求項12の目的は、特に、サーボ制御および角度情報の検出の少なくとも一方を適正な頻度で行うことを可能とし、ぶれ補正に係る精度を実質的に低下させることなく、サーボ制御および角度情報の検出に係る処理負荷を効果的に低減することを可能とする撮像装置の制御方法を提供することにある。
本発明の請求項13の目的は、特に、サーボ制御および角度情報の検出の少なくとも一方の頻度を適正化することを可能とし、撮像素子または補正レンズ系を含む補正作動部に対するぶれ補正に係る精度を実質的に低下させることなく、サーボ制御および角度情報の検出に係る処理負荷を効果的に低減することを可能とする撮像装置の制御方法を提供することにある。
本発明の請求項14の目的は、特に、サーボ制御および角度情報の検出の少なくとも一方を撮影条件に応じた、適正な頻度で行うことを可能とし、ぶれ補正に係る精度を実質的に低下させることなく、サーボ制御および角度情報の検出に係る処理負荷を効果的に低減することを可能とする撮像装置の制御方法を提供することにある。
本発明の請求項15の目的は、特に、静止画撮影時よりも高精度のぶれ補正を必要としないモニタリング時のサーボ制御または角度情報の検出の頻度を抑制することを可能とし、ぶれ補正に係る精度を実質的に低下させることなく、サーボ制御および角度情報の検出に係る処理負荷を効果的に低減することを可能とする撮像装置の制御方法を提供することにある。
本発明の請求項16の目的は、特に、静止画撮影時よりも高精度のぶれ補正を必要としないモニタリング時のサーボ制御または角度情報の検出の頻度を抑制して、適正な頻度で行うことを可能とし、ぶれ補正に係る精度を実質的に低下させることなく、サーボ制御および角度情報の検出に係る処理負荷を効果的に低減することを可能とする撮像装置の制御方法を提供することにある。
本発明の請求項17の目的は、特に、静止画撮影時よりも高精度のぶれ補正を必要としない動画撮影時のサーボ制御または角度情報の検出の頻度を抑制することを可能とし、ぶれ補正に係る精度を実質的に低下させることなく、サーボ制御および角度情報の検出に係る処理負荷を効果的に低減することを可能とする撮像装置の制御方法を提供することにある。
本発明の請求項18の目的は、特に、静止画撮影時よりも高精度のぶれ補正を必要としない動画撮影時のサーボ制御または角度情報の検出の頻度を抑制して、適正な頻度で行うことを可能とし、ぶれ補正に係る精度を実質的に低下させることなく、サーボ制御および角度情報の検出に係る処理負荷を効果的に低減することを可能とする撮像装置の制御方法を提供することにある。
本発明の請求項19の目的は、特に、単一静止画撮影時よりも高精度のぶれ補正を必要としない連写静止画撮影時のサーボ制御または角度情報の検出の頻度を抑制することを可能とし、ぶれ補正に係る精度を実質的に低下させることなく、サーボ制御および角度情報の検出に係る処理負荷を効果的に低減することを可能とする撮像装置の制御方法を提供することにある。
本発明の請求項20の目的は、特に、単一静止画撮影時よりも高精度のぶれ補正を必要としない連写静止画撮影時のサーボ制御または角度情報の検出の頻度を抑制して、適正な頻度で行うことを可能とし、ぶれ補正に係る精度を実質的に低下させることなく、サーボ制御および角度情報の検出に係る処理負荷を効果的に低減することを可能とする撮像装置の制御方法を提供することにある。
本発明の請求項21の目的は、特に、記録画素数最大の撮影時よりも高精度のぶれ補正を必要としない少ない記録画素数の撮影時のサーボ制御または角度情報の検出の頻度を抑制することを可能とし、ぶれ補正に係る精度を実質的に低下させることなく、サーボ制御および角度情報の検出に係る処理負荷を効果的に低減することを可能とする撮像装置の制御方法を提供することにある。
本発明の請求項22の目的は、特に、記録画素数最大の撮影時よりも高精度のぶれ補正を必要としない少ない記録画素数の撮影時のサーボ制御または角度情報の検出の頻度を抑制して、適正な頻度で行うことを可能とし、ぶれ補正に係る精度を実質的に低下させることなく、サーボ制御および角度情報の検出に係る処理負荷を効果的に低減することを可能とする撮像装置の制御方法を提供することにある。
請求項1に記載した本発明に係る撮像装置は、上述した目的を達成するために、
撮像装置の角度、角速度および角加速度のうちの少なくともいずれかを含む角度情報を検出する角度情報検出センサと、
撮像装置のぶれを補正すべく補正作動部を移動させる補正動作機構と、
前記補正動作機構の前記補正作動部の作動位置を検出する位置検出センサと、
前記角度情報検出センサに基づいて得られる撮像装置の角度変化に対応して、前記位置検出センサによる作動位置を参照しながら前記補正動作機構をサーボ制御により移動させるサーボ制御手段と、
を含む手ぶれ補正機構を具備する撮像装置において、
前記サーボ制御手段によるサーボ制御の頻度および前記角度情報検出センサによる角度情報検出の頻度の少なくとも一方を可変制御する頻度制御手段
を備えることを特徴としている。
請求項2に記載した本発明に係る撮像装置は、請求項1の撮像装置であって、
前記補正動作機構により駆動される補正作動部が、撮像素子および撮影光学系に含まれるぶれ補正レンズ系のいずれか一方を含むことを特徴としている。
請求項3に記載した本発明に係る撮像装置は、請求項1または請求項2の撮像装置であって、
前記頻度制御手段が、撮影条件に基づいて、前記サーボ制御の頻度および前記角度情報検出の頻度の少なくとも一方を変更することを特徴としている。
請求項4に記載した本発明に係る撮像装置は、請求項3の撮像装置であって、
静止画撮影時における前記サーボ制御および前記角度情報検出の少なくとも一方の頻度がA1[回/ms]であり、電子的ファインダとしてのモニタリング時の前記サーボ制御および前記角度情報検出の少なくとも一方の頻度がB1[回/ms]であるとき、
B1<A1
であることを特徴としている。
請求項5に記載した本発明に係る撮像装置は、請求項4の撮像装置であって、
サーボ制御中のモニタリング画像にぶれが生じない最低頻度がC1[回/ms]であるとき、
C1≦B1
であることを特徴としている。
請求項6に記載した本発明に係る撮像装置は、請求項3の撮像装置であって、
静止画撮影時における前記サーボ制御および前記角度情報検出の少なくとも一方の頻度がA1[回/ms]であり、動画撮影時の前記サーボ制御および前記角度情報検出の少なくとも一方の頻度がB2[回/ms]であるとき、
B2<A1
であることを特徴としている。
請求項7に記載した本発明に係る撮像装置は、請求項6の撮像装置であって、
サーボ制御中の動画の画像にぶれが生じない最低頻度がC2[回/ms]であるとき、
C2≦B2
であることを特徴としている。
請求項8に記載した本発明に係る撮像装置は、請求項3の撮像装置であって、
通常撮影モードによる単一静止画撮影時における前記サーボ制御および前記角度情報検出の少なくとも一方の頻度がA1[回/ms]であり、連写モードによる連写静止画撮影時の前記サーボ制御および前記角度情報検出の少なくとも一方の頻度がB3[回/ms]であるとき、
B3<A1
であることを特徴としている。
請求項9に記載した本発明に係る撮像装置は、請求項8の撮像装置であって、
サーボ制御中の連写静止画の画像にぶれが生じない最低頻度がC3[回/ms]であるとき、
C3≦B3
であることを特徴としている。
請求項10に記載した本発明に係る撮像装置は、請求項3の撮像装置であって、
記録画素数が最大の時における前記サーボ制御および前記角度情報検出の少なくとも一方の頻度がA2[回/ms]であり、記録画素数が最大値よりも少ない時の前記サーボ制御および前記角度情報検出の少なくとも一方の頻度がB4[回/ms]であるとき、
B4<A2
であることを特徴としている。
請求項11に記載した本発明に係る撮像装置は、請求項10の撮像装置であって、
記録画素数が最大値よりも少ない時の画像にぶれが生じない最低頻度がC4[回/ms]であるとき、
C4≦B4
であることを特徴としている。
請求項12に記載した本発明に係る撮像装置の制御方法は、上述した目的を達成するために、
撮像装置の角度、角速度および角加速度のうちの少なくともいずれかを含む角度情報を検出する角度情報検出センサと、
撮像装置のぶれを補正すべく補正作動部を移動させる補正動作機構と、
前記補正動作機構の前記補正作動部の作動位置を検出する位置検出センサとを有し、
前記角度情報検出センサに基づいて得られる撮像装置の角度変化に対応して、前記位置検出センサによる作動位置を参照しながら前記補正動作機構をサーボ制御により移動させで手ぶれ補正を行う撮像装置の制御方法において、
前記サーボ制御の頻度および前記角度情報検出センサによる角度情報検出の頻度の少なくとも一方を可変制御することを特徴としている。
請求項13に記載した本発明に係る撮像装置の制御方法は、請求項12の撮像装置の制御方法であって、
前記補正動作機構により駆動される補正作動部が、撮像素子および撮影光学系に含まれるぶれ補正レンズ系のいずれか一方を含むことを特徴としている。
請求項14に記載した本発明に係る撮像装置の制御方法は、請求項12または請求項13の撮像装置の制御方法であって、
前記頻度の制御にあたっては、撮影条件に基づいて、前記サーボ制御の頻度および前記角度情報検出の頻度の少なくとも一方を変更することを特徴としている。
請求項15に記載した本発明に係る撮像装置の制御方法は、請求項14の撮像装置の制御方法であって、
静止画撮影時における前記サーボ制御および前記角度情報検出の少なくとも一方の頻度がA1[回/ms]であり、電子的ファインダとしてのモニタリング時の前記サーボ制御および前記角度情報検出の少なくとも一方の頻度がB1[回/ms]であるとき、
B1<A1
であることを特徴としている。
請求項16に記載した本発明に係る撮像装置の制御方法は、請求項15の撮像装置の制御方法であって、
サーボ制御中のモニタリング画像にぶれが生じない最低頻度がC1[回/ms]であるとき、
C1≦B1
であることを特徴としている。
請求項17に記載した本発明に係る撮像装置の制御方法は、請求項14の撮像装置の制御方法であって、
静止画撮影時における前記サーボ制御および前記角度情報検出の少なくとも一方の頻度がA1[回/ms]であり、動画撮影時の前記サーボ制御および前記角度情報検出の少なくとも一方の頻度がB2[回/ms]であるとき、
B2<A1
であることを特徴としている。
請求項18に記載した本発明に係る撮像装置の制御方法は、請求項17の撮像装置の制御方法であって、
サーボ制御中の動画の画像にぶれが生じない最低頻度がC2[回/ms]であるとき、
C2≦B2
であることを特徴としている。
請求項19に記載した本発明に係る撮像装置の制御方法は、請求項14の撮像装置の制御方法であって、
通常撮影モードによる単一静止画撮影時における前記サーボ制御および前記角度情報検出の少なくとも一方の頻度がA1[回/ms]であり、連写モードによる連写静止画撮影時の前記サーボ制御および前記角度情報検出の少なくとも一方の頻度がB3[回/ms]であるとき、
B3<A1
であることを特徴としている。
請求項20に記載した本発明に係る撮像装置の制御方法は、請求項19の撮像装置の制御方法であって、
サーボ制御中の連写静止画の画像にぶれが生じない最低頻度がC3[回/ms]であるとき、
C3≦B3
であることを特徴としている。
請求項21に記載した本発明に係る撮像装置の制御方法は、請求項14の撮像装置の制御方法であって、
記録画素数が最大の時における前記サーボ制御および前記角度情報検出の少なくとも一方の頻度がA2[回/ms]であり、記録画素数が最大値よりも少ない時の前記サーボ制御および前記角度情報検出の少なくとも一方の頻度がB4[回/ms]であるとき、
B4<A2
であることを特徴としている。
請求項22に記載した本発明に係る撮像装置の制御方法は、請求項21の撮像装置の制御方法であって、
記録画素数が最大値よりも少ない時の画像にぶれが生じない最低頻度がC4[回/ms]であるとき、
C4≦B4
であることを特徴としている。
本発明によれば、ぶれ補正に係る精度を実質的に低下させることなく、サーボ制御および角度情報の検出に係る処理負荷を効果的に低減し、省電力、省資源を達成し得る撮像装置およびその制御方法を提供することができる。
すなわち本発明の請求項1の撮像装置によれば、
撮像装置の角度、角速度および角加速度のうちの少なくともいずれかを含む角度情報を検出する角度情報検出センサと、
撮像装置のぶれを補正すべく補正作動部を移動させる補正動作機構と、
前記補正動作機構の前記補正作動部の作動位置を検出する位置検出センサと、
前記角度情報検出センサに基づいて得られる撮像装置の角度変化に対応して、前記位置検出センサによる作動位置を参照しながら前記補正動作機構をサーボ制御により移動させるサーボ制御手段と、
を含む手ぶれ補正機構を具備する撮像装置において、
前記サーボ制御手段によるサーボ制御の頻度および前記角度情報検出センサによる角度情報検出の頻度の少なくとも一方を可変制御する頻度制御手段
を備えることにより、特に、サーボ制御および角度情報の検出の少なくとも一方を適正な頻度で行うことが可能となり、ぶれ補正に係る精度を実質的に低下させることなく、サーボ制御および角度情報の検出に係る処理負荷を効果的に低減し、省電力、省資源を達成することが可能となる。
また、本発明の請求項2の撮像装置によれば、請求項1の撮像装置において、
前記補正動作機構により駆動される補正作動部が、撮像素子および撮影光学系に含まれるぶれ補正レンズ系のいずれか一方を含むことにより、特に、サーボ制御および角度情報の検出の少なくとも一方の頻度を適正化することが可能となり、撮像素子または補正レンズ系を含む補正作動部に対するぶれ補正に係る精度を実質的に低下させることなく、サーボ制御および角度情報の検出に係る処理負荷を効果的に低減し、省電力、省資源を達成することが可能となる。
本発明の請求項3の撮像装置によれば、請求項1または請求項2の撮像装置において、
前記頻度制御手段が、撮影条件に基づいて、前記サーボ制御の頻度および前記角度情報検出の頻度の少なくとも一方を変更することにより、特に、サーボ制御および角度情報の検出の少なくとも一方を撮影条件に応じた、適正な頻度で行うことが可能となり、ぶれ補正に係る精度を実質的に低下させることなく、サーボ制御および角度情報の検出に係る処理負荷を効果的に低減し、省電力、省資源を達成することが可能となる。
本発明の請求項4の撮像装置によれば、請求項3の撮像装置において、
静止画撮影時における前記サーボ制御および前記角度情報検出の少なくとも一方の頻度がA1[回/ms]であり、電子的ファインダとしてのモニタリング時の前記サーボ制御および前記角度情報検出の少なくとも一方の頻度がB1[回/ms]であるとき、
B1<A1
であることにより、特に、静止画撮影時よりも高精度のぶれ補正を必要としないモニタリング時のサーボ制御または角度情報の検出の頻度を抑制することが可能となり、ぶれ補正に係る精度を実質的に低下させることなく、サーボ制御および角度情報の検出に係る処理負荷を効果的に低減し、省電力、省資源を達成することが可能となる。
本発明の請求項5の撮像装置によれば、請求項4の撮像装置において、
サーボ制御中のモニタリング画像にぶれが生じない最低頻度がC1[回/ms]であるとき、
C1≦B1
であることにより、特に、モニタリング時のサーボ制御または角度情報の検出の頻度をモニタリング画像にぶれが生じない最低頻度に抑制して、適正な頻度で行うことが可能となり、ぶれ補正に係る精度を実質的に低下させることなく、サーボ制御および角度情報の検出に係る処理負荷を効果的に低減し、省電力、省資源を達成することが可能となる。
本発明の請求項6の撮像装置によれば、請求項3の撮像装置において、
静止画撮影時における前記サーボ制御および前記角度情報検出の少なくとも一方の頻度がA1[回/ms]であり、動画撮影時の前記サーボ制御および前記角度情報検出の少なくとも一方の頻度がB2[回/ms]であるとき、
B2<A1
であることにより、特に、静止画撮影時よりも高精度のぶれ補正を必要としない動画撮影時のサーボ制御または角度情報の検出の頻度を抑制することが可能となり、ぶれ補正に係る精度を実質的に低下させることなく、サーボ制御および角度情報の検出に係る処理負荷を効果的に低減し、省電力、省資源を達成することが可能となる。
本発明の請求項7の撮像装置によれば、請求項6の撮像装置において、
サーボ制御中の動画の画像にぶれが生じない最低頻度がC2[回/ms]であるとき、
C2≦B2
であることにより、特に、動画撮影時のサーボ制御または角度情報の検出の頻度を動画の画像にぶれが生じない最低頻度に抑制して、適正な頻度で行うことが可能となり、ぶれ補正に係る精度を実質的に低下させることなく、サーボ制御および角度情報の検出に係る処理負荷を効果的に低減し、省電力、省資源を達成することが可能となる。
本発明の請求項8の撮像装置によれば、請求項3の撮像装置において、
通常撮影モードによる単一静止画撮影時における前記サーボ制御および前記角度情報検出の少なくとも一方の頻度がA1[回/ms]であり、連写モードによる連写静止画撮影時の前記サーボ制御および前記角度情報検出の少なくとも一方の頻度がB3[回/ms]であるとき、
B3<A1
であることにより、特に、単一静止画撮影時よりも高精度のぶれ補正を必要としない連写静止画撮影時のサーボ制御または角度情報の検出の頻度を抑制することが可能となり、ぶれ補正に係る精度を実質的に低下させることなく、サーボ制御および角度情報の検出に係る処理負荷を効果的に低減し、省電力、省資源を達成することが可能となる。
本発明の請求項9の撮像装置によれば、請求項8の撮像装置において、
サーボ制御中の連写静止画の画像にぶれが生じない最低頻度がC3[回/ms]であるとき、
C3≦B3
であることにより、特に、連写静止画撮影時のサーボ制御または角度情報の検出の頻度を連写静止画の画像にぶれが生じない最低頻度に抑制して、適正な頻度で行うことが可能となり、ぶれ補正に係る精度を実質的に低下させることなく、サーボ制御および角度情報の検出に係る処理負荷を効果的に低減し、省電力、省資源を達成することが可能となる。
本発明の請求項10の撮像装置によれば、請求項3の撮像装置において、
記録画素数が最大の時における前記サーボ制御および前記角度情報検出の少なくとも一方の頻度がA2[回/ms]であり、記録画素数が最大値よりも少ない時の前記サーボ制御および前記角度情報検出の少なくとも一方の頻度がB4[回/ms]であるとき、
B4<A2
であることにより、特に、記録画素数最大の撮影時よりも高精度のぶれ補正を必要としない少ない記録画素数の撮影時のサーボ制御または角度情報の検出の頻度を抑制することが可能となり、ぶれ補正に係る精度を実質的に低下させることなく、サーボ制御および角度情報の検出に係る処理負荷を効果的に低減し、省電力、省資源を達成することが可能となる。
本発明の請求項11の撮像装置によれば、請求項10の撮像装置において、
記録画素数が最大値よりも少ない時の画像にぶれが生じない最低頻度がC4[回/ms]であるとき、
C4≦B4
であることにより、特に、記録画素数最大の撮影時よりも高精度のぶれ補正を必要としない少ない記録画素数の撮影時のサーボ制御または角度情報の検出の頻度を抑制して、適正な頻度で行うことが可能となり、ぶれ補正に係る精度を実質的に低下させることなく、サーボ制御および角度情報の検出に係る処理負荷を効果的に低減し、省電力、省資源を達成することが可能となる。
本発明の請求項12の撮像装置の制御方法によれば、
撮像装置の角度、角速度および角加速度のうちの少なくともいずれかを含む角度情報を検出する角度情報検出センサと、
撮像装置のぶれを補正すべく補正作動部を移動させる補正動作機構と、
前記補正動作機構の前記補正作動部の作動位置を検出する位置検出センサとを有し、
前記角度情報検出センサに基づいて得られる撮像装置の角度変化に対応して、前記位置検出センサによる作動位置を参照しながら前記補正動作機構をサーボ制御により移動させで手ぶれ補正を行う撮像装置の制御方法において、
前記サーボ制御の頻度および前記角度情報検出センサによる角度情報検出の頻度の少なくとも一方を可変制御することにより、特に、サーボ制御および角度情報の検出の少なくとも一方を適正な頻度で行うことが可能となり、ぶれ補正に係る精度を実質的に低下させることなく、サーボ制御および角度情報の検出に係る処理負荷を効果的に低減し、省電力、省資源を達成することが可能となる。
また、本発明の請求項13の撮像装置の制御方法によれば、請求項12の撮像装置の制御方法において、
前記補正動作機構により駆動される補正作動部が、撮像素子および撮影光学系に含まれるぶれ補正レンズ系のいずれか一方を含むことにより、特に、サーボ制御および角度情報の検出の少なくとも一方の頻度を適正化することが可能となり、撮像素子または補正レンズ系を含む補正作動部に対するぶれ補正に係る精度を実質的に低下させることなく、サーボ制御および角度情報の検出に係る処理負荷を効果的に低減し、省電力、省資源を達成することが可能となる。
本発明の請求項14の撮像装置の制御方法によれば、請求項12または請求項13の撮像装置の制御方法において、
前記頻度の制御にあたっては、撮影条件に基づいて、前記サーボ制御の頻度および前記角度情報検出の頻度の少なくとも一方を変更することにより、特に、サーボ制御および角度情報の検出の少なくとも一方を撮影条件に応じた、適正な頻度で行うことが可能となり、ぶれ補正に係る精度を実質的に低下させることなく、サーボ制御および角度情報の検出に係る処理負荷を効果的に低減し、省電力、省資源を達成することが可能となる。
本発明の請求項15の撮像装置の制御方法によれば、請求項14の撮像装置の制御方法において、
静止画撮影時における前記サーボ制御および前記角度情報検出の少なくとも一方の頻度がA1[回/ms]であり、電子的ファインダとしてのモニタリング時の前記サーボ制御および前記角度情報検出の少なくとも一方の頻度がB1[回/ms]であるとき、
B1<A1
であることにより、特に、静止画撮影時よりも高精度のぶれ補正を必要としないモニタリング時のサーボ制御または角度情報の検出の頻度を抑制することが可能となり、ぶれ補正に係る精度を実質的に低下させることなく、サーボ制御および角度情報の検出に係る処理負荷を効果的に低減し、省電力、省資源を達成することが可能となる。
本発明の請求項16の撮像装置の制御方法によれば、請求項15の撮像装置の制御方法において、
サーボ制御中のモニタリング画像にぶれが生じない最低頻度がC1[回/ms]であるとき、
C1≦B1
であることにより、特に、モニタリング時のサーボ制御または角度情報の検出の頻度をモニタリング画像にぶれが生じない最低頻度に抑制して、適正な頻度で行うことが可能となり、ぶれ補正に係る精度を実質的に低下させることなく、サーボ制御および角度情報の検出に係る処理負荷を効果的に低減し、省電力、省資源を達成することが可能となる。
本発明の請求項17の撮像装置の制御方法によれば、請求項14の撮像装置の制御方法において、
静止画撮影時における前記サーボ制御および前記角度情報検出の少なくとも一方の頻度がA1[回/ms]であり、動画撮影時の前記サーボ制御および前記角度情報検出の少なくとも一方の頻度がB2[回/ms]であるとき、
B2<A1
であることにより、特に、静止画撮影時よりも高精度のぶれ補正を必要としない動画撮影時のサーボ制御または角度情報の検出の頻度を抑制することが可能となり、ぶれ補正に係る精度を実質的に低下させることなく、サーボ制御および角度情報の検出に係る処理負荷を効果的に低減し、省電力、省資源を達成することが可能となる。
本発明の請求項18の撮像装置の制御方法によれば、請求項17の撮像装置の制御方法において、
サーボ制御中の動画の画像にぶれが生じない最低頻度がC2[回/ms]であるとき、
C2≦B2
であることにより、特に、動画撮影時のサーボ制御または角度情報の検出の頻度をサーボ制御中の動画の画像にぶれが生じない最低頻度に抑制して、適正な頻度で行うことが可能となり、ぶれ補正に係る精度を実質的に低下させることなく、サーボ制御および角度情報の検出に係る処理負荷を効果的に低減し、省電力、省資源を達成することが可能となる。
本発明の請求項19の撮像装置の制御方法によれば、請求項14の撮像装置の制御方法において、
通常撮影モードによる単一静止画撮影時における前記サーボ制御および前記角度情報検出の少なくとも一方の頻度がA1[回/ms]であり、連写モードによる連写静止画撮影時の前記サーボ制御および前記角度情報検出の少なくとも一方の頻度がB3[回/ms]であるとき、
B3<A1
であることにより、特に、単一静止画撮影時よりも高精度のぶれ補正を必要としない連写静止画撮影時のサーボ制御または角度情報の検出の頻度を抑制することが可能であり、ぶれ補正に係る精度を実質的に低下させることなく、サーボ制御および角度情報の検出に係る処理負荷を効果的に低減し、省電力、省資源を達成することが可能である。
本発明の請求項20の撮像装置の制御方法によれば、請求項19の撮像装置の制御方法において、
サーボ制御中の連写静止画の画像にぶれが生じない最低頻度がC3[回/ms]であるとき、
C3≦B3
であることにより、特に、単一静止画撮影時よりも高精度のぶれ補正を必要としない連写静止画撮影時のサーボ制御または角度情報の検出の頻度を抑制して、適正な頻度で行うことが可能となり、ぶれ補正に係る精度を実質的に低下させることなく、サーボ制御および角度情報の検出に係る処理負荷を効果的に低減し、省電力、省資源を達成することが可能となる。
本発明の請求項21の撮像装置の制御方法によれば、請求項14の撮像装置の制御方法において、
記録画素数が最大の時における前記サーボ制御および前記角度情報検出の少なくとも一方の頻度がA2[回/ms]であり、記録画素数が最大値よりも少ない時の前記サーボ制御および前記角度情報検出の少なくとも一方の頻度がB4[回/ms]であるとき、
B4<A2
であることにより、特に、記録画素数最大の撮影時よりも高精度のぶれ補正を必要としない少ない記録画素数の撮影時のサーボ制御または角度情報の検出の頻度を抑制することが可能となり、ぶれ補正に係る精度を実質的に低下させることなく、サーボ制御および角度情報の検出に係る処理負荷を効果的に低減し、省電力、省資源を達成することが可能となる。
本発明の請求項22の撮像装置の制御方法によれば、請求項21の撮像装置の制御方法において、
記録画素数が最大値よりも少ない時の画像にぶれが生じない最低頻度がC4[回/ms]であるとき、
C4≦B4
であることにより、特に、記録画素数最大の撮影時よりも高精度のぶれ補正を必要としない少ない記録画素数の撮影時のサーボ制御または角度情報の検出の頻度を抑制して、適正な頻度で行うことが可能となり、ぶれ補正に係る精度を実質的に低下させることなく、サーボ制御および角度情報の検出に係る処理負荷を効果的に低減し、省電力、省資源を達成することが可能である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態に係る撮像装置としてのディジタルカメラを詳細に説明する。
図1〜図4は、ディジタルカメラの構成を示している。図1は、ディジタルカメラの全体の構成を模式的に示す平面図、図2は、図1のディジタルカメラを被写体側から見た正面図、図3は、図1および図2のディジタルカメラを撮影者側から見た背面図、そして図4は、図1〜図3のディジタルカメラのシステム構成を示すブロック図である。
図1〜図3に示すディジタルカメラ1は、カメラボディ2の被写体に面する正面側に、鏡胴ユニット3、ストロボ発光部4、測距ユニット5、光学ファインダ6およびリモコン(リモートコントロール)受光部7を具備し、カメラボディ2の上面部に、レリーズボタン9、モードダイヤル10およびサブLCD(液晶表示部)11を具備し、カメラボディ2の通常は撮影者に面する背面側には、LCDモニタ13、AF(オートフォーカス)−LED(発光ダイオード)14、ストロボLED15、電源スイッチ16、操作ボタンユニット17およびズームボタン18を具備し、そしてカメラボディ2の一方の側面部にはメモリカードスロット22を具備している。
操作部19は、レリーズボタン9、モードダイヤル10、電源スイッチ16、操作ボタンユニット17およびズームボタン18により構成され、記録媒体としてのメモリカード21(図4)は、メモリカードスロット22に装着格納される。
すなわち、ディジタルカメラ1のカメラボディ2の正面側の中央近傍には、被写体撮影光を入射結像させる撮影光学系を備える鏡胴ユニット3が設けられ、鏡胴ユニット3の上方には、被写体に照射すべくストロボ照明光を発光するストロボ発光部4と、オートフォーカス(AF)の際に被写体との距離を測定するための測距ユニット5と、ユーザが目視によって撮影範囲等を確認するための光学ファインダ6とが設けられている。また、光学ファインダ6の下方には、図示されていないリーモートコントローラ(リモコン)からのリモートコントロール用の光信号を受光するリモコン受光部7が設けられている。ディジタルカメラ1のカメラボディ2の上面部には、撮影を指令するためのレリーズボタン9と、撮影モードを切り換えるためのモードダイヤル10と、撮影枚数または撮影可能枚数等を表示するサブLCD11とが設けられている。
また、ディジタルカメラ1のカメラボディ2の背面側には、撮影画像等を表示するLCDモニタ13と、撮影時のAFの合焦/非合焦等のフォーカシング状態を示すAF−LED14と、ストロボの電源コンデンサの充電状態を示すストロボLED15と、電源のオン/オフを切り換えるための電源スイッチ16と、動作指示や各種設定等を外部から行うための操作ボタンユニット17と、ズーミング操作を行うためのズームボタン18とが設けられている。AF−LED14およびストロボLED15は、システムの動作モード等によっては、AFおよびストロボ以外の表示用途、例えばメモリカード21(図4参照)がアクセス中であることを示す表示などの表示用途にも流用される。なお、レリーズボタン9、モードダイヤル10、電源スイッチ16、操作ボタンユニット17およびズームボタン18を一括して操作部19と総称する。さらに、ディジタルカメラ1のカメラボディ2の側面部にはメモリカード21(図4参照)が、取り外し可能に装着されるメモリカードスロット22が設けられている。また、ディジタルカメラ1は、内部に電源電池(図示されていない)が、取り外し可能に装填される電池装填部(図示されていない)を備えている。
図4は、図1〜図3に示したディジタルカメラ1のシステムの概略構成を示している。図4に示すディジタルカメラ1は、図1〜図3に関連して触れた鏡胴ユニット3、ストロボ発光部4、測距ユニット5、リモコン受光部7、サブLCD11、LCDモニタ13、AF−LED14、ストロボLED15、操作部19およびメモリカードスロット22を具備している。操作部19は、レリーズボタン9、モードダイヤル10、電源スイッチ16、操作ボタンユニット17およびズームボタン18を含み、記録媒体としてのメモリカード21は、メモリカードインタフェース(I/F)であるメモリカードスロット22に装着格納される。さらに、図4に示すディジタルカメラ1は、ズームレンズ30、ズーム駆動モータ31、フォーカスレンズ33、フォーカス駆動モータ34、絞り36、絞りモータ37、メカニカルシャッタ(メカシャッタ)39、メカシャッタモータ40、モータドライバ42、CCD(電荷結合素子)固体撮像素子45、F/E(フロントエンド)−IC(集積回路)46、システムプロセッサ50、ROM(リードオンリメモリ)65、RAM(ランダムアクセスメモリ)66、SDRAM(シンクロナスダイナミックRAM)67、内蔵メモリ68、LCDドライバ69、ビデオアンプ(ビデオ増幅器)70、ビデオジャック71、USB(Universal Serial Bus)コネクタ72、シリアルドライバ回路73、RS−232Cコネクタ74、サブCPU(中央処理部)75、ブザー76、サブLCDドライバ77、マイク(マイクロフォン)79、マイクアンプ(マイク増幅器)80、音声記録回路81、スピーカ83、音声再生回路84、オーディオアンプ85、DC−DC(直流−直流)コンバータ86およびストロボ回路91を具備している。
ズームレンズ30およびズーム駆動モータ31は、ズーム光学系32を構成し、フォーカスレンズ33およびフォーカス駆動モータ34は、フォーカス光学系35を構成し、絞り36および絞りモータ37は絞りユニット38を構成し、そしてメカシャッタ39およびメカシャッタモータ40は、メカシャッタユニット41を構成している。F/E−IC46は、CDS(Correlated Double Sampling〜相関二重サンプリング)部47、AGC(Auto Gain Controller〜自動利得制御器)48、A/D(アナログ−ディジタル)変換器49およびTG(Timing Generator〜タイミング発生器)52を有している。システムプロセッサ50は、第1のCCD信号処理ブロック51、第2のCCD信号処理ブロック53、CPU(中央処理部)ブロック54、ローカルSRAM(スタティックRAM)55、USBブロック56、シリアルブロック57、JPEG−CODECブロック58、リサイズブロック59、TV(テレビジョン)信号表示ブロック60およびメモリカードコントローラブロック61を備えている。
さらに、図4に示すディジタルカメラ1は、本発明に係る手ぶれ補正のためのA/D(アナログ−ディジタル)変換部101、角度センサ102、センサアンプ(センサ増幅器)103、D/A(ディジタル−アナログ)変換器104、コイルドライバ105、駆動コイル106、ホール素子107およびホール素子アンプ(ホール素子増幅器)108を備えている。
すなわち、図4において、鏡胴ユニット3は、被写体の光学画像を取り込む被駆動部材としてのズームレンズ30および該ズームレンズ30を駆動する駆動源モータとしてのズーム駆動モータ31を備えたズーム光学系32と、フォーカスレンズ33およびフォーカス駆動モータ34を備えたフォーカス光学系35と、絞り36および絞りモータ37を備えた絞りユニット38と、メカシャッタ39およびメカシャッタモータ40を備えたメカシャッタユニット41と、これらズーム駆動モータ31、フォーカス駆動モータ34、絞りモータ37およびメカシャッタモータ40等の直流モータを駆動するモータドライバ42とを設けて構成されている。
そして、モータドライバ42は、リモコン受光部7からの入力や操作部19の操作入力に基づく、システムプロセッサ50内にあるCPUブロック54からの駆動指令により駆動制御される。
ROM65には、CPUブロック54にて解読可能なコードで記述された、制御プログラムおよび制御するためのパラメータ等が格納されている。電源スイッチ16(図3)が操作されて、このディジタルカメラ1の電源がオン状態になると、前記制御プログラムは、図示されていないメインメモリにロードされ、CPUブロック54はそのプログラムに従ってディジタルカメラ1の各部の動作を制御するとともに、制御に必要なデータ等を、一時的に、RAM66およびシステムプロセッサ50内にあるローカルSRAM55に保存する。なお、ここで説明する実施の形態では、ROM65には書き換え可能なフラッシュROMを用いている。フラッシュROMのように書き換え可能な不揮発性メモリを使用することによって、制御プログラムや制御に必要なパラメータ等を変更することが可能となり、機能のバージョンアップ等を容易に行うことができるようになる。
CCD固体撮像素子45は、鏡胴ユニット3で取り込まれ結像された光学画像情報を電気信号からなるアナログ画像信号に光電変換する。また、F/E−IC46は、画像ノイズを除去するために相関二重サンプリングを行うCDS部47と、利得調整を行うAGC48と、画像信号のディジタル信号への変換を行うA/D変換器49と、システムプロセッサ50の第1のCCD信号処理ブロック51から垂直同期信号(VD信号)および水平同期信号(HD信号)を受けてCCD固体撮像素子45およびF/E−IC46の駆動タイミング信号を生成するTG52とを備えている。
システムプロセッサ50は、CCD固体撮像素子45からF/E−IC46を経由して入力されたディジタル画像データに対するホワイトバランス調整設定やガンマ調整設定を行うとともに上述したようにVD信号およびHD信号を出力する第1のCCD信号処理ブロック51と、フィルタリング処理により輝度データ・色差データへの変換を行う第2のCCD信号処理ブロック53と、リモコン受光部7や操作部19から入力される信号に基づき、ROM65に格納された制御プログラムに従って、モータドライバ42やCCD固体撮像素子45等のような当該ディジタルカメラ1の各部の動作を制御するCPUブロック54と、このCPUブロック54の制御に必要なデータ等を一時的に保存するローカルSRAM55と、PC(パーソナルコンピュータ)等の外部機器とUSBインタフェースを用いて通信するためのUSBブロック56と、PC等の外部機器とシリアル通信を行うためのシリアルブロック57と、JPEG方式による圧縮・伸張を行うJPEG−CODECブロック58と、画像データのサイズを補間処理により拡大/縮小するリサイズブロック59と、画像データをLCDモニタ13やTV等の外部表示機器に表示するためのビデオ信号を生成するTV信号表示ブロック60と、撮影された画像データを記録するメモリカード21の制御を行うメモリカードコントローラブロック61と、後述する角度センサ102およびホール素子107の検出信号をA/D変換するA/D変換部101を備えている。
SDRAM67は、システムプロセッサ50によって画像データに各種の処理が施される際にその過程および結果における画像データを一時的に保存する。保存される画像データは、例えば、CCD固体撮像素子45からF/E−IC46を経由して取り込まれ第1のCCD信号処理ブロック51でホワイトバランス設定およびガンマ設定が行われた状態の「RAW−RGB画像データ」、第2のCCD信号処理ブロック53で輝度データ・色差データへの変換が行われた状態の「YUV画像データ」およびJPEG−CODECブロック58でJPEG圧縮等が行われた状態の「JPEG画像データ」等である。メモリカードスロット22は、着脱可能にメモリカード21を装着するためのスロット式装着部である。また、内蔵メモリ68は、例えばメモリカードスロット22にメモリカード21が装着されていない場合等に、撮影した画像データを記憶するために設けられており、メモリカード21が装着されていない場合にも、撮影した画像データを、この内蔵メモリ68によって記憶することができるようになっている。
LCDドライバ69は、LCDモニタ13を駆動するとともに、TV信号表示ブロック60から出力されたビデオ信号をLCDモニタ13に表示するための信号に変換する。このようにすることによって、LCDモニタ13では、ユーザが撮影前に被写体の状態を監視したり、撮影した画像を確認したり、メモリカード21や内蔵メモリ68に記録された画像データを見て確認したり鑑賞したりすることができる。
ビデオアンプ70は、TV信号表示ブロック60から出力されたビデオ信号を、例えばインピーダンス75Ωのビデオ信号にインピーダンス変換するアンプであり、ビデオジャック71は、ビデオ信号を表示し得るTV等の外部表示機器に接続するためのジャックである。USBコネクタ72は、PC等の外部機器との間でUSBによる通信を行うために、そのような外部機器にUSB接続するためのコネクタである。シリアルドライバ回路73はPC等の外部機器との間でシリアル通信を行うためにシリアルブロック57の出力信号電圧を変換する回路であり、RS−232Cコネクタ74は、PC等の外部機器とシリアル接続を行うためのコネクタである。
サブCPU75は、例えばROMやRAM等を含んでワンチップに内蔵したマイクロプロセッサ等からなるCPUであり、リモコン受光部7や操作部19からの出力信号をユーザの操作情報としてCPUブロック54に出力するとともに、このCPUブロック54から出力されたディジタルカメラ1の状態に応じた制御情報をサブLCD11、AF−LED14、ストロボLED15およびブザー76等に対する制御信号に変換して出力する。サブLCD11は、例えば撮影可能枚数等を表示するための表示部であり、サブLCDドライバ77は、サブCPU75からの出力信号に基づいてサブLCD11を駆動するドライブ回路である。
AF−LED14は、撮影時の合焦状態を表示するためのLEDであり、ストロボLED15は、ストロボ充電状態を表すためのLEDである。なお、これらのAF−LED14およびストロボLED15を、メモリカードアクセス中などのような、他の表示用途に流用するようにしても良い。操作部19は、ユーザが操作するキー、スイッチ等の回路であり、リモコン受光部7は、ユーザが操作するリモコン(送信機)の信号の受信部である。
音声記録ユニットは、ユーザが音声信号を入力するマイク79と、入力された音声信号を増幅するマイクアンプ80と、増幅された音声信号を記録する音声記録回路81とを備えている。また、音声再生ユニットは、記録された音声信号をスピーカ83から出力するための信号に変換する音声再生回路84と、変換された音声信号を増幅してスピーカ83を駆動するためのオーディオアンプ85と、増幅された音声信号を音響出力するスピーカ83とを備えている。
角度センサ102は、角度、角速度または角加速度等の角度情報を検出するためのセンサであり、この場合、例えば角速度を計測するセンサであるとする。センサアンプ103は、センサ102からの出力信号を増幅して、システムプロセッサ50内のA/D変換部101へ供給する。D/A変換器104は、ぶれ補正時に、CPUブロック54の制御によって与えられる、ぶれ補正のためのディジタル信号をアナログ信号に変換してコイルドライバ105に供給する。コイルドライバ105は、このアナログ信号を増幅して、CCD固体撮像素子45を駆動するための駆動コイル106に供給する。駆動コイル106は、駆動信号に応じた磁界を発生させる。
詳細を後述するようにして、CCD固体撮像素子45を駆動してぶれ補正を行う。ホール素子107は、このCCD固体撮像素子45の移動位置を検出するためのセンサであり、ホール素子アンプ108で増幅して、A/D変換部101に供給する。
図5は、図1のディジタルの基本動作の概要を示すフローチャートである。
このディジタルカメラ1は、図5に示すように、少なくとも、撮影モードと再生モードとを含む複数の動作モードを有し、これらの間を遷移する。撮影モードには、通常の1ショットずつの静止画の撮影の他に、連続して複数枚の静止画を撮影する、いわゆる連写および動画の撮影も含まれる。
すなわち、動作が開始されると、操作部19のモードダイヤル10の設定状態が撮影モードであるかどうかチェックされる(ステップS11)。設定されているモードが撮影モードでなければ、再生モードであるかどうかチェックされる(ステップS12)。設定されているモードが再生モードでもなければ、撮影および再生以外の処理が行われ(ステップS13)、操作部19の電源スイッチ16がオフ操作されたかどうかチェックされて(ステップS14)、電源スイッチ16がオフ操作されていなければ、ステップS11に戻る。 ステップS11で、撮影モードでなく、ステップS12で、再生モードであると判定された場合には、再生処理が行われ(ステップS15)、ステップS14で電源スイッチ16がオフ操作されたかどうかチェックされて、電源スイッチ16がオフ操作されていなければ、ステップS11に戻る。
ステップS11で、撮影モードであると判定された場合には、モニタリングが行われ(ステップS16)、操作部19のレリーズボタン9が操作されて撮影命令が与えられたか否かがチェックされ(ステップS17)、撮影命令が与えられていなければ、ステップS14で電源スイッチ16がオフ操作されたかどうかチェックされて、電源スイッチ16がオフ操作されていなければ、ステップS11に戻る。ステップS11で、撮影モードのままであれば、ステップS16でモニタリングが継続され、ステップS17で撮影命令が与えられていなければ、これらの処理を繰り返しモニタリングが行われる。ステップS17で撮影命令が与えられれば、撮影処理を行って(ステップS18)、ステップ16に戻り、モニタリングを継続する。ステップS14で電源オフが検出されると、電源を切って処理を終了する。
なお、ステップS16のモニタリング処理においては、メニュー呼び出しを行うことができ、各種設定を変更することができる。また、ステップS15の再生処理においては、複数の撮影済み画像を切り替えて再生したり、複数の撮影画像を同時にLCDモニタ13に表示させたり、それらのうちの単一の撮影画像を拡大表示したりすることができる。
次に、本発明に係る手ぶれ補正についての説明を行う。
図6に、ここで用いている手ぶれ補正の補正原理を示す。CCD固体撮像素子45の撮像面(CCD面)が図示P1の位置にある時、被写体の像はoに投影される。しかしながら、手ぶれによって、カメラがθx、θyだけ回転した場合、像面はP2の位置に移動し、被写体が写る像の場所がo′に移動することになる。そこで、撮像面をP2の位置になるように、dx、dyだけ平行移動してやることにより、撮像面上での被写体の投影位置は元に戻り、ぶれがないときにP1に位置していた撮像面と同様の被写体像を得ることができる。
図7および図8に、CCD固体撮像素子45の駆動機構を示す。CCD駆動機構は、CCDステージ201、スライド枠202、固定枠203、第1の一対のスライドレール204、第2の一対のスライドレール205、4個の駆動コイル106、2個のホール素子107およびマグネット206を有して構成されている。CCD固体撮像素子45は、CCDステージ201に装着される。CCDステージ201は、スライド枠202に平行に配置されたそれぞれ円柱状の第1の一対のスライドレール204によって支持され、該スライドレール204に沿って、図7の(a)および(c)における左右方向にスライド移動可能となっている。
スライド枠202は、図示されていない固定部に固定された固定枠203に平行に配置されたそれぞれ円柱状の第2の一対のスライドレール205によって支持され、該スライドレール205に沿って、図7の(a)および(c)における上下方向にスライド移動可能となっている。CCDステージ201のほぼ円周状の周縁部に、ほぼ90°間隔で配置固定された駆動コイル106は、固定枠203のほぼ円周状の周縁部に、ほぼ90°間隔で配置固定された永久磁石、すなわちマグネット206と対峙しており、駆動コイル106から発生する磁界によってCCDステージ201の移動量が変化する。また、隣接する駆動コイル106にそれぞれ近接して設けられた2個のホール素子107によって対応するマグネット206の磁界の強さを検出し、直交する2方向についての移動量を算出する。
すなわち、CCD固体撮像素子45を固定したCCDステージ201は、固定枠203に対して、二次元の移動が可能である。駆動コイル106に電流を流すことによって、固定枠203に対してCCDステージ201を駆動する駆動力を発生させることができる。CCDステージ201と固定枠203の位置関係が変化するとマグネット206とホール素子107の位置関係が変化し、ホール素子107の出力が変化する。この出力は、ホール素子アンプ108およびA/D変換部101介してCPUブロック54に与えられ、CPUブロック54は、これらの位置関係を特定することができる。
CCD固体撮像素子45の移動量を、角度センサ102からの入力に基づいて制御することによって手ぶれ補正機能を達成する。
CCD固体撮像素子45の駆動力は磁力であり、4対のコイル106とマグネット206をCCD固体撮像素子45の周辺に対向配置して、コイル106電流を流すことによって駆動力を発生させている。駆動電流の強弱によって移動量が制御される。
例えばジャイロセンサからなる角度センサ102は、ディジタルカメラのピッチ方向の回転角度とヨー方向の回転角度を捉えるように配置する。ジャイロセンサからの出力をT[s]間隔でA/D変換して取り込む。
ωyaw(t) … ヨー(YAW)方向の瞬間角速度
ωpitch(t) … ピッチ(PITCH)方向の瞬間角速度
θyaw(t) … ヨー方向の変化角度
θpitch(t) … ピッチ方向の変化角度
Dyaw(t) … ヨー方向の回転に対応して移動する移動量
Dpitch(t) … ピッチ方向の回転に対応して移動する移動量
とすると、θyaw(t)およびθpitch(t)は、
θyaw(t)=Σωyaw(i)・T (iは0からtまで) … (1)
θpitch(t)=Σωpitch(i)・T (iは0からtまで)… (2)
で求められる。
一方、ズームポイントzpおよびフォーカスポイントfpから焦点距離fが決定される。そして、
Dyaw(t)=f*tan(θyaw(t)) … (3)
Dpitch(t)=f*tan(θpitch(t)) … (4)
これらが、CCD固体撮像素子45の移動すべき量になる(図9参照)。
これらの量を動かすためにサーボ制御を行う。例えば、T[s]間隔でサーボ制御を行う。
図10は、手ぶれ補正時の撮影動作を示すフローチャートである。
撮影動作が開始され、操作部19の手ぶれ補正ボタン(図示せず)がオンとされると(ステップS21)、例えばジャイロセンサからなる角度センサ102およびセンサアンプ103の電源がオンとされ、(ステップS22)、操作部19のレリーズボタン9の第1段目(レリーズ1)が操作され、それに伴う露出/合焦等の処理が終了すると(ステップS23)、モニタ状態のための制御周期の決定が行われる(ステップS24)。このステップS24における制御周期の決定処理については、図11を参照して後述する。制御周期が決定されると、CCDステージ201が解放され、縦横方向への移動が可能となると同時に、D/A変換器104、コイルドライバ105、駆動コイル106、ホール素子107およびホール素子アンプ108等の動作が開始されて、CCD固体撮像素子45が所定の中央位置に保持されるように、中央保持制御が開始される。
なお、CCDステージ201は、通常は、図示していない保持機構によって中央位置に固定保持されており、手ぶれ補正スイッチがオンで制御周期が決定された後にのみ解放されて縦横方向に移動可能となる。但し、移動可能となった時点で、完全にフリーになってしまわないように、補正動作時以外は中央位置に保持されるように制御する。そして、レリーズ1操作が継続しているか否かがチェックされ(ステップS26)、継続していなければ、CCDステージ201を固定保持して(ステップS27)、ステップS23に戻り、以上の処理を繰り返す。ステップS26で、レリーズ1操作が継続していれば、レリーズボタン9の第2段目(レリーズ2)の操作がチェックされ(ステップS28)、レリーズ2がオンとなって(レリーズボタン9の第2段目が押されて)いなければ、ステップS26に戻り、レリーズ1およびレリーズ2のチェックが行われる。ステップS28で、レリーズ2がオン状態となっていれば、今度は、撮影用の制御周期の決定(図11参照)が行われて(ステップS29)、決定された制御周期に制御周期が変更される(ステップS30)。そして、CCD固体撮像素子45がそれを搭載するCCDステージ201の動作により、ぶれに対する追随(図12参照)が開始され(ステップS31)、被写体の露光が行われる(ステップS32)。
露光が完了すると(ステップS33)、CCDステージ201を介してのCCD固体撮像素子45の動作によるぶれに対する追随が終了し、且つ所定の中央位置に保持されるように、中央保持制御が開始される(ステップS34)。中央保持制御の終了を待って(ステップS35)、CCDステージ201を固定して(ステップS36)、処理を終了する。
ステップS24およびステップS29の制御周期の決定処理は、図11に示すようにして行われる。処理が開始されると、モニタリングかどうかがチェックされ(ステップS41)、モニタリングであれば、制御周期をaに設定して(ステップS42)、処理を終了する。ステップS41で、モニタリングでないと判定されれば、中央保持制御かどうかがチェックされ(ステップS43)、中央保持制御であれば、制御周期をbに設定して(ステップS44)、処理を終了する。ステップS43で、中央保持制御でないと判定されれば、動画かどうかがチェックされ(ステップ45)、動画でなければ、連写かどうかがチェックされる(ステップS46)。ステップS46で、連写であると判定されれば、最大記録画素数であるかどうかがチェックされ(ステップS47)、最大記録画素数であれば、制御周期をcに設定して(ステップS48)、処理を終了する。
ステップS47で、最大記録画素数でなければ、制御周期をdに設定して(ステップS49)、処理を終了する。ステップS46で、連写でないと判定されれば、最大記録画素数であるかどうかがチェックされ(ステップS50)、最大記録画素数であれば、制御周期をeに設定して(ステップS51)処理を終了する。ステップS50で、最大記録画素数でなければ、制御周期をfに設定して(ステップS52)、処理を終了する。ステップS45で、動画であると判定されれば、最大記録画素数であるかどうかがチェックされ(ステップS53)、最大記録画素数であれば、制御周期をgに設定して(ステップS54)、処理を終了する。ステップS53で、最大記録画素数でなければ、制御周期をhに設定して(ステップS55)、処理を終了する。
図12は、手ブレ補正処理のフローチャートであり、この処理がT[s]間隔でスタートする。これをソフトウェアで実装し、一番高い優先度で実行する。この処理間隔T[s]が、制御周期a〜制御周期hである。この場合、理解を容易にするために、サーボ制御は、各制御周期毎に毎回行い、制御周期1回おきに角度情報、例えば角速度、を検出し、角度を算出する。角度の検出は、ヨー方向とピッチ方向を交互に行う。
すなわち、制御回数をカウンタでカウントし、カウンタのカウント値が、4の倍数+3であるかどうかをチェックし(ステップS61)、カウント値が4の倍数+3でなければ、カウント値が、4の倍数+2であるかどうかをチェックし(ステップS62)、カウント値が4の倍数+2でなければ、カウント値が、4の倍数+1であるかどうかをチェックし(ステップS63)、カウント値が4の倍数+1でなければ、カウント値は4の倍数であり、ヨー方向の角速度を検出して、角度を算出し、それに応じてサーボ目標値をセットしてサーボ制御を行う(ステップS64)。そして、カウンタを1つインクリメントして(ステップS65)、1回の制御処理を終了する。次に制御が開始されると、このときはカウント値は4の倍数+1であり、ステップS61でカウンタのカウント値が、4の倍数+3であるかどうかをチェックし、カウント値が4の倍数+3でないので、ステップS62で、カウント値が、4の倍数+2であるかどうかをチェックし、カウント値が4の倍数+2でないので、ステップS63で、カウント値が、4の倍数+1であるかどうかをチェックし、カウント値が4の倍数+1であるので、サーボ制御を行う(ステップS66)。そして、カウンタを1つインクリメントして(ステップS65)、制御処理を終了する。 次に制御が開始されると、このときはカウント値は4の倍数+2であり、ステップS61でカウンタのカウント値が、4の倍数+3であるかどうかをチェックし、カウント値が4の倍数+3でないので、ステップS62で、カウント値が、4の倍数+2であるかどうかをチェックし、カウント値が4の倍数+2であるので、ピッチ方向の角速度を検出して、角度を算出し、それに応じてサーボ目標値をセットしてサーボ制御を行う(ステップS67)。そして、カウンタを1つインクリメントして(ステップS65)、制御処理を終了する。次に制御が開始されると、このときはカウント値は4の倍数+3であり、ステップS61でカウンタのカウント値が、4の倍数+3であるかどうかをチェックし、カウント値が4の倍数+3であるので、サーボ制御を行う(ステップS68)。そして、カウンタを1つインクリメントして(ステップS65)、制御処理を終了する。このような処理を、制御周期毎に繰り返して行う。
図13は、図1のディジタルカメラの手ぶれ補正処理におけるT[s]周期のサーボ制御を説明するためのグラフであり、図14は、2*T[s]周期のサーボ制御を説明するためのグラフである。
CCD固体撮像素子45は、少なくとも静止画およびモニタリングの2つの動作モードを有し、画素ピッチが、例えば、A[μm]のCCD固体撮像素子である。静止画撮影時で且つ最大画素数記録時にはCCDステージ201のサーボ制御が、図13に示すようなT[s]周期で行われる。このときの収束幅はY[μm]とする。モニタリング時/動画撮影時にはCCDステージ201のサーボ制御を、図14に示すような、2*T[s]周期で行う。この場合、
θyaw(t)=Σωyaw(i)・2*T (iは0からtまで) …(1′)
θpitch(t)=Σωpitch(i)・2*T(iは0からtまで)…(2′)
そして、(3)式および(4)式は上述のままで、移動すべき量が求められる。このときの収束幅はZ[μm]とする。
モニタリング時/動画時は、CCD固体撮像素子45からの画素の出力がCCD固体撮像素子45あるいはシステムプロセッサ50等によって間引かれまたは加算され、水平方向・垂直方向でそれぞれ1/4・1/8の画素数としてSDRAMに出力される。この場合Z>YであるがSDRAMに出力された時点でのブレ補正の精度は、モニタリング/動画は、(モニタリング/動画時には使用画素数が少ないので)静止画と同等以上になる。
最大画数比で水平1/4、垂直1/4で記録される縮小リサイズありの静止画撮影時には、CCDステージ201のサーボ制御が2*T[s]周期で行われる。このときの収束幅はZ[μm]とする。CCDから出力される最大画素数のデータがシステムプロセッサ50内のリサイズブロック59によって縮小リサイズされ、JPEGにエンコードされる直前には水平方向・垂直方向ともに1/4の画素数になる。Z>Yであるが記録される画像のブレ補正の精度は、(縮小リサイズによって使用画素数が少ないので)静止画撮影時かつ最大画素数記録時の静止画と同等以上になる。
次に他の実施の形態を示す。上述した実施の形態との相違のみを示す。
ソフトウェアではマルチタスク等の概念が存在するが、多くの場合、実際には、並列で動作することができない。よって、手ぶれ補正の処理が実行されている間には他の作業はできない。例外的にDMAでの実行では、実行中はCPUを占有しないので、並列動作は可能であるが、手ぶれ補正処理の実行中には、バスの占有率が下がるという問題がある。そこで、限られた資源を共有するために、撮影状態によっては、図12の補正処理をスタートする回数を減らす。
例えば、
撮影状態: サーボ制御の周期
モニタリング時: 2*T[s]
前回以前の画像処理が終了されている状態での静止画撮影: T[s]
連続してシャッタボタンが押された場合: 2*T[s]
連写時: 2*T[s]
動画時: 3*T[s]
オートブラケット: 2*T[s]
フラッシュ撮影: 2*T[s]
などとする。
もちろん、本発明は、ここに記載された実施の形態にみに限定するものではない。
すなわち、本発明に係る撮像装置は、撮像装置の角度、角速度および角加速度のうちの少なくともいずれかを含む角度情報を検出する角度情報検出センサと、撮像装置のぶれを補正すべく補正作動部を移動させる補正動作機構と、前記補正動作機構の前記補正作動部の作動位置を検出する位置検出センサと、前記角度情報検出センサに基づいて得られる撮像装置の角度変化に対応して、前記位置検出センサによる作動位置を参照しながら前記補正動作機構をサーボ制御により移動させるサーボ制御手段と、を含む手ぶれ補正機構を具備する撮像装置において、前記サーボ制御手段によるサーボ制御の頻度および前記角度情報検出センサによる角度情報検出の頻度の少なくとも一方を可変制御する頻度制御手段を備えていても良い(請求項1および請求項12に対応する)。
また、本発明に係る撮像装置は、前記補正動作機構により駆動される補正作動部が、撮像素子および撮影光学系に含まれるぶれ補正レンズ系のいずれか一方を含んでいても良い(請求項2および請求項13に対応する)。
さらに、本発明に係る撮像装置は、前記頻度制御手段が、撮影条件に基づいて、前記サーボ制御の頻度および前記角度情報検出の頻度の少なくとも一方を変更するようにしても良い(請求項3および請求項14に対応する)。
本発明に係る撮像装置は、静止画撮影時における前記サーボ制御および前記角度情報検出の少なくとも一方の頻度がA1[回/ms]であり、電子的ファインダとしてのモニタリング時の前記サーボ制御および前記角度情報検出の少なくとも一方の頻度がB1[回/ms]であるとき、B1<A1であっても良い(請求項4および請求項15に対応する)。
さらに、本発明に係る撮像装置は、サーボ制御中のモニタリング画像にぶれが生じない最低頻度がC1[回/ms]であるとき、C1≦B1であっても良い(請求項5および請求項16に対応する)。
本発明に係る撮像装置は、静止画撮影時における前記サーボ制御および前記角度情報検出の少なくとも一方の頻度がA1[回/ms]であり、動画撮影時の前記サーボ制御および前記角度情報検出の少なくとも一方の頻度がB2[回/ms]であるとき、B2<A1であっても良い(請求項6および請求項17に対応する)。
さらに、本発明に係る撮像装置は、サーボ制御中の動画の画像にぶれが生じない最低頻度がC2[回/ms]であるとき、C2≦B2であっても良い(請求項7および請求項18に対応する)。
また、本発明に係る撮像装置は、通常撮影モードによる単一静止画撮影時における前記サーボ制御および前記角度情報検出の少なくとも一方の頻度がA1[回/ms]であり、連写モードによる連写静止画撮影時の前記サーボ制御および前記角度情報検出の少なくとも一方の頻度がB3[回/ms]であるとき、B3<A1であっても良い(請求項8および請求項19に対応する)。
さらに、本発明に係る撮像装置は、サーボ制御中の連写静止画の画像にぶれが生じない最低頻度がC3[回/ms]であるとき、C3≦B3であっても良い(請求項9および請求項20に対応する)。
また、本発明に係る撮像装置は、記録画素数が最大の時における前記サーボ制御および前記角度情報検出の少なくとも一方の頻度がA2[回/ms]であり、記録画素数が最大値よりも少ない時の前記サーボ制御および前記角度情報検出の少なくとも一方の頻度がB4[回/ms]であるとき、B4<A2であっても良い(請求項10および請求項21に対応する)。
さらに、本発明に係る撮像装置は、記録画素数が最大値よりも少ない時の画像にぶれが生じない最低頻度がC4[回/ms]であるとき、C4≦B4であっても良い(請求項11および請求項22に対応する)。
本発明の撮像装置の一つの実施の形態に係るディジタルカメラの全体の構成を模式的に示す平面図である。 図1のディジタルカメラを被写体側から見た正面図である。 図1および図2のディジタルカメラを撮影者側から見た背面図である。 図1のディジタルカメラのシステム構成を示すブロック図である。 図1のディジタルカメラの基本動作の概要を示すフローチャートである。 図1のディジタルカメラにおけるぶれ補正原理を説明するための模式図である。 図1のディジタルカメラにおけるCCD固体撮像素子駆動機構を説明するための図であり、(a)は前面側、(b)は側面、そして(c)は背面側から見た図である。 図7のCCD固体撮像素子駆動機構を説明するための分解斜視図である。 図1のディジタルカメラにおける焦点距離とCCD固体撮像素子の移動量の関係を示す図である。 図1のディジタルカメラの撮影処理の概要を示すフローチャートである。る。 図10の撮影処理における制御周期の決定処理の概要を示すフローチャートである。 図1のディジタルカメラの手ぶれ補正処理の概要を示すフローチャートである。 図1のディジタルカメラの手ぶれ補正処理におけるT[s]周期のサーボ制御を説明するためのグラフである。 図1のディジタルカメラの手ぶれ補正処理における2*T[s]周期のサーボ制御を説明するためのグラフである。
符号の説明
1 ディジタルカメラ
2 カメラボディ
3 鏡胴ユニット
4 ストロボ発光部
5 測距ユニット
6 光学ファインダ
7 リモコン(リモートコントロール)受光部
9 レリーズボタン
10 モードダイヤル
11 サブLCD(液晶表示部)
13 LCDモニタ
14 AF(オートフォーカス)−LED(発光ダイオード)
15 ストロボLED
16 電源スイッチ
17 操作ボタンユニット
18 ズームボタン
19 操作部
21 メモリカード
22 メモリカードスロット
30 ズームレンズ
31 ズーム駆動モータ
32 ズーム光学系
33 フォーカスレンズ
34 フォーカス駆動モータ
35 フォーカス光学系
36 絞り
37 絞りモータ
38 絞りユニット
39 メカニカルシャッタ(メカシャッタ)
40 メカシャッタモータ
41 メカシャッタユニット
42 モータドライバ
45 CCD(電荷結合素子)固体撮像素子
46 F/E(フロントエンド)−IC(集積回路)
47 CDS(相関二重サンプリング)部
48 AGC(自動利得制御器)
49 A/D(アナログ−ディジタル)変換器
50 システムプロセッサ
51 第1のCCD信号処理ブロック
52 TG(Timing Generator〜タイミング発生器)
53 第2のCCD信号処理ブロック
54 CPU(中央処理部)ブロック
55 ローカルSRAM(スタティックRAM)
56 USBブロック
57 シリアルブロック
58 JPEG−CODECブロック
59 リサイズブロック
60 TV(テレビジョン)信号表示ブロック
61 メモリカードコントローラブロック
65 ROM(リードオンリメモリ)
66 RAM(ランダムアクセスメモリ)
67 SDRAM(シンクロナスダイナミックRAM)
68 内蔵メモリ
69 LCDドライバ
70 ビデオアンプ(ビデオ増幅器)
71 ビデオジャック
72 USB(Universal Serial Bus)コネクタ
73 シリアルドライバ回路
74 RS−232Cコネクタ
75 サブCPU(中央処理部)
76 ブザー
77 サブLCDドライバ
79 マイク(マイクロフォン)
80 マイクアンプ(マイク増幅器)
81 音声記録回路
83 スピーカ
84 音声再生回路
85 オーディオアンプ
86 DC−DC(直流−直流)コンバータ
91 ストロボ回路
101 A/D(アナログ−ディジタル)変換部
102 角度センサ
103 センサアンプ(センサ増幅器)
104 D/A(ディジタル−アナログ)変換器
105 コイルドライバ
106 駆動コイル
107 ホール素子
108 ホール素子アンプ(ホール素子増幅器)
201 CCDステージ
202 スライド枠
203 固定枠
204 第1の一対のスライドレール
205 第2の一対のスライドレール
206 マグネット

Claims (22)

  1. 撮像装置の角度、角速度および角加速度のうちの少なくともいずれかを含む角度情報を検出する角度情報検出センサと、
    撮像装置のぶれを補正すべく補正作動部を移動させる補正動作機構と、
    前記補正動作機構の前記補正作動部の作動位置を検出する位置検出センサと、
    前記角度情報検出センサに基づいて得られる撮像装置の角度変化に対応して、前記位置検出センサによる作動位置を参照しながら前記補正動作機構をサーボ制御により移動させるサーボ制御手段と、
    を含む手ぶれ補正機構を具備する撮像装置において、
    前記サーボ制御手段によるサーボ制御の頻度および前記角度情報検出センサによる角度情報検出の頻度の少なくとも一方を可変制御する頻度制御手段
    を備えることを特徴とする撮像装置。
  2. 前記補正動作機構により駆動される補正作動部は、撮像素子および撮影光学系に含まれるぶれ補正レンズ系のいずれか一方を含むことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記頻度制御手段は、撮影条件に基づいて、前記サーボ制御の頻度および前記角度情報検出の頻度の少なくとも一方を変更することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の撮像装置。
  4. 静止画撮影時における前記サーボ制御および前記角度情報検出の少なくとも一方の頻度がA1[回/ms]であり、電子的ファインダとしてのモニタリング時の前記サーボ制御および前記角度情報検出の少なくとも一方の頻度がB1[回/ms]であるとき、
    B1<A1
    であることを特徴とする請求項3に記載の撮像装置。
  5. サーボ制御中のモニタリング画像にぶれが生じない最低頻度がC1[回/ms]であるとき、
    C1≦B1
    であることを特徴とする請求項4に記載の撮像装置。
  6. 静止画撮影時における前記サーボ制御および前記角度情報検出の少なくとも一方の頻度がA1[回/ms]であり、動画撮影時の前記サーボ制御および前記角度情報検出の少なくとも一方の頻度がB2[回/ms]であるとき、
    B2<A1
    であることを特徴とする請求項3に記載の撮像装置。
  7. サーボ制御中の動画の画像にぶれが生じない最低頻度がC2[回/ms]であるとき、
    C2≦B2
    であることを特徴とする請求項6に記載の撮像装置。
  8. 通常撮影モードによる単一静止画撮影時における前記サーボ制御および前記角度情報検出の少なくとも一方の頻度がA1[回/ms]であり、連写モードによる連写静止画撮影時の前記サーボ制御および前記角度情報検出の少なくとも一方の頻度がB3[回/ms]であるとき、
    B3<A1
    であることを特徴とする請求項3に記載の撮像装置。
  9. サーボ制御中の連写静止画の画像にぶれが生じない最低頻度がC3[回/ms]であるとき、
    C3≦B3
    であることを特徴とする請求項8に記載の撮像装置。
  10. 記録画素数が最大の時における前記サーボ制御および前記角度情報検出の少なくとも一方の頻度がA2[回/ms]であり、記録画素数が最大値よりも少ない時の前記サーボ制御および前記角度情報検出の少なくとも一方の頻度がB4[回/ms]であるとき、
    B4<A2
    であることを特徴とする請求項3に記載の撮像装置。
  11. 記録画素数が最大値よりも少ない時の画像にぶれが生じない最低頻度がC4[回/ms]であるとき、
    C4≦B4
    であることを特徴とする請求項10に記載の撮像装置。
  12. 撮像装置の角度、角速度および角加速度のうちの少なくともいずれかを含む角度情報を検出する角度情報検出センサと、
    撮像装置のぶれを補正すべく補正作動部を移動させる補正動作機構と、
    前記補正動作機構の前記補正作動部の作動位置を検出する位置検出センサとを有し、
    前記角度情報検出センサに基づいて得られる撮像装置の角度変化に対応して、前記位置検出センサによる作動位置を参照しながら前記補正動作機構をサーボ制御により移動させで手ぶれ補正を行う撮像装置の制御方法において、
    前記サーボ制御の頻度および前記角度情報検出センサによる角度情報検出の頻度の少なくとも一方を可変制御することを特徴とする制御方法。
  13. 前記補正動作機構により駆動される補正作動部は、撮像素子および撮影光学系に含まれるぶれ補正レンズ系のいずれか一方を含むことを特徴とする請求項12に記載の撮像装置の制御方法。
  14. 前記頻度の制御にあたっては、撮影条件に基づいて、前記サーボ制御の頻度および前記角度情報検出の頻度の少なくとも一方を変更することを特徴とする請求項12または請求項13に記載の撮像装置の制御方法。
  15. 静止画撮影時における前記サーボ制御および前記角度情報検出の少なくとも一方の頻度がA1[回/ms]であり、電子的ファインダとしてのモニタリング時の前記サーボ制御および前記角度情報検出の少なくとも一方の頻度がB1[回/ms]であるとき、
    B1<A1
    であることを特徴とする請求項14に記載の撮像装置の制御方法。
  16. サーボ制御中のモニタリング画像にぶれが生じない最低頻度がC1[回/ms]であるとき、
    C1≦B1
    であることを特徴とする請求項15に記載の撮像装置の制御方法。
  17. 静止画撮影時における前記サーボ制御および前記角度情報検出の少なくとも一方の頻度がA1[回/ms]であり、動画撮影時の前記サーボ制御および前記角度情報検出の少なくとも一方の頻度がB2[回/ms]であるとき、
    B2<A1
    であることを特徴とする請求項14に記載の撮像装置の制御方法。
  18. サーボ制御中の動画の画像にぶれが生じない最低頻度がC2[回/ms]であるとき、
    C2≦B2
    であることを特徴とする請求項17に記載の撮像装置の制御方法。
  19. 通常撮影モードによる単一静止画撮影時における前記サーボ制御および前記角度情報検出の少なくとも一方の頻度がA1[回/ms]であり、連写モードによる連写静止画撮影時の前記サーボ制御および前記角度情報検出の少なくとも一方の頻度がB3[回/ms]であるとき、
    B3<A1
    であることを特徴とする請求項14に記載の撮像装置の制御方法。
  20. サーボ制御中の連写静止画の画像にぶれが生じない最低頻度がC3[回/ms]であるとき、
    C3≦B3
    であることを特徴とする請求項19に記載の撮像装置の制御方法。
  21. 記録画素数が最大の時における前記サーボ制御および前記角度情報検出の少なくとも一方の頻度がA2[回/ms]であり、記録画素数が最大値よりも少ない時の前記サーボ制御および前記角度情報検出の少なくとも一方の頻度がB4[回/ms]であるとき、
    B4<A2
    であることを特徴とする請求項14に記載の撮像装置の制御方法。
  22. 記録画素数が最大値よりも少ない時の画像にぶれが生じない最低頻度がC4[回/ms]であるとき、
    C4≦B4
    であることを特徴とする請求項21に記載の撮像装置の制御方法。
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