JP2002209136A - 撮影装置 - Google Patents

撮影装置

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JP2002209136A
JP2002209136A JP2001000866A JP2001000866A JP2002209136A JP 2002209136 A JP2002209136 A JP 2002209136A JP 2001000866 A JP2001000866 A JP 2001000866A JP 2001000866 A JP2001000866 A JP 2001000866A JP 2002209136 A JP2002209136 A JP 2002209136A
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still image
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JP2001000866A
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Seiya Ota
盛也 太田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 静止画撮影を行う場合と動画撮影を行う場合
にぶれ補正の特性を変更可能とすることで、それぞれの
撮影においてぶれ補正を効果的に機能させる。 【解決手段】 ぶれ補正手段と、複数の制御特性のうち
の何れかを用いて前記ぶれ補正手段を制御する制御手段
とを有する静止画及び動画撮影可能な撮影装置であっ
て、前記制御手段は、静止画撮影時には、動画撮影時よ
りも低周波側の制御特性を用いる(#106,#11
0)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ぶれ補正機能を有
する静止画、動画撮影可能な撮影装置の改良に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】近年、カメラの一般的な機能として、手
ぶれ補正機能がある。この手ぶれを補正する為の補正手
段としては、画像出力を制御する電子式のものや、可変
頂角プリズムを使用した光学式のものなどがある。いず
れの方式も、パンニング及びチルティングや三脚装着な
どの静止状態といった各撮影状態に応じて制御を行うこ
とにより、手ぶれ補正が効果的に機能するようにしてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】近年カメラには、静止
画撮影の行えるビデオカメラ、動画撮影の行えるデジタ
ルスチルカメラといった静止画及び動画を共に撮影可能
なものが多くあり、将来においてますます一般的になる
ことは明白である。しかしながら、手ぶれ補正に関して
静止画撮影と動画撮影ではその求められる特性が同一で
あるとはいえず、むしろ相反する特性が求められている
にもかかわらず、その制御特性は主となる静止画または
動画撮影に合わせた一方のものとなってしまっている。
動画における手ぶれ補正機能には、手ぶれの補正はもち
ろん、撮影者の意図的なパンニングやチルティングなど
のカメラワークに対しての追従性が高く要求されるた
め、高周波側に特性を変更することが多いのに対し、静
止画撮影においては、細かい手ぶれだけでなく、比較的
振幅の大きい低周波の手ぶれも補正できるように可能な
限り補正手段の補正範囲を有効に使い、被写体像のぶれ
を極力抑えられる低周波側の特性になり易いようにして
おくことが望ましい。
【0004】ところが従来、静止画及び動画を撮影でき
るカメラにおける手ぶれ補正機能は、そのカメラの主と
なる静止画あるいは動画の撮影に適した手ぶれ補正特性
しか有していないため、例えば、動画撮影を主の機能と
するビデオカメラの静止画撮影においては低周波が取り
きれていないため、解像力のないぶれの残った撮影画に
なってしまい、一方、静止画撮影を主の機能とするデジ
タルスチルカメラの動画撮影においては、高周波の特性
が出にくいために画角合わせが行いにくかったり、船酔
いやより戻しといった現象が現れ、意図した撮影が行え
ないといった課題があった。
【0005】(発明の目的)本発明の目的は、静止画撮
影を行う場合と動画撮影を行う場合にぶれ補正の特性を
変更可能とすることで、それぞれの撮影においてぶれ補
正を効果的に機能させることのできる撮影装置を提供し
ようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の発明は、ぶれ補正手段と、複数の
制御特性のうちの何れかを用いて前記ぶれ補正手段を制
御する制御手段とを有する静止画及び動画撮影可能な撮
影装置であって、前記制御手段は、静止画撮影時には、
動画撮影時よりも低周波側の制御特性を用いる撮影装置
とするものである。
【0007】同じく上記目的を達成するために、請求項
2に記載の発明は、ぶれ補正手段と、複数の制御特性の
うちの何れかを用いて前記ぶれ補正手段を制御する制御
手段とを有する静止画及び動画撮影可能な撮影装置であ
って、前記制御手段は、静止画撮影時には、動画撮影時
よりもパンニング及びチルティングの検出が行いにくい
ような制御特性を用いる撮影装置とするものである。
【0008】同じく上記目的を達成するために、請求項
3に記載の発明は、撮影のためのスイッチ手段と、ぶれ
補正手段と、複数の制御特性のうちの何れかを用いて前
記ぶれ補正手段を制御する制御手段とを有する静止画及
び動画撮影可能な撮影装置であって、前記制御手段は、
前記スイッチ手段の操作状態、静止画撮影及び動画撮影
の撮影状況に応じて前記制御特性を変更する撮影装置と
するものである。
【0009】同じく上記目的を達成するために、請求項
4に記載の発明は、レリーズ手段と、ぶれ補正手段と、
複数の制御特性のうちの何れかを用いて前記ぶれ補正手
段を制御する制御手段とを有する静止画及び動画撮影可
能な撮影装置であって、前記制御手段は、前記レリーズ
手段の第1段目までのスイッチ操作と静止画撮影及び動
画撮影の撮影状況に応じて前記制御特性を変更する撮影
装置とするものである。
【0010】同じく上記目的を達成するために、請求項
5に記載の発明は、レリーズ手段と、ぶれ補正手段と、
複数の制御特性のうちの何れかを用いて前記ぶれ補正手
段を制御する制御手段とを有する静止画及び動画撮影可
能な撮影装置であって、前記制御手段は、前記レリーズ
手段の第2段目までのスイッチ操作と静止画撮影及び動
画撮影の撮影状況に応じて制御特性を変更する撮影装置
とするものである。
【0011】同じく上記目的を達成するために、請求項
6に記載の発明は、レリーズ手段と、ぶれ補正手段と、
複数の制御特性のうちの何れかを用いて前記ぶれ補正手
段を制御する制御手段とを有する静止画及び動画撮影可
能な撮影装置であって、前記制御手段は、前記レリーズ
手段の第1段目まで又は第2段目までのスイッチ操作と
静止画撮影及び動画撮影の撮影状況に応じて前記制御特
性を変更する撮影装置とするものである。
【0012】同じく上記目的を達成するために、請求項
7に記載の発明は、レリーズ手段と、ぶれ補正手段と、
複数の制御特性のうちの何れかを用いて前記ぶれ補正手
段を制御する制御手段とを有する静止画及び動画撮影可
能な撮影装置であって、前記制御手段は、前記レリーズ
手段のスイッチ操作が行われていないときは、静止画撮
影と動画撮影の何れにおいても同一の制御特性を用いる
撮影装置とするものである。
【0013】同じく上記目的を達成するために、請求項
8に記載の発明は、レリーズ手段と、ぶれ補正手段と、
複数の制御特性のうちの何れかを用いて前記ぶれ補正手
段を制御する制御手段とを有する静止画及び動画撮影可
能な撮影装置であって、前記制御手段は、静止画撮影に
おいて前記レリーズ手段の第1段目までのスイッチ操作
が行われている際は、前記レリーズ手段のスイッチ操作
が行われていない時よりも低周波側の制御特性を用いる
撮影装置とするものである。
【0014】同じく上記目的を達成するために、請求項
9に記載の発明は、レリーズ手段と、ぶれ補正手段と、
複数の制御特性のうちの何れかを用いて前記ぶれ補正手
段を制御する制御手段とを有する静止画及び動画撮影可
能な撮影装置であって、前記制御手段は、静止画撮影に
おいて前記レリーズ手段の第2段目までのスイッチ操作
が行われている際は、前記レリーズ手段のスイッチ操作
が行われていない時よりも低周波側の制御特性を用いる
撮影装置とするものである。
【0015】同じく上記目的を達成するために、請求項
10に記載の発明は、レリーズ手段と、ぶれ補正手段
と、複数の制御特性のうちの何れかを用いて前記ぶれ補
正手段を制御する制御手段とを有する静止画及び動画撮
影可能な撮影装置であって、前記制御手段は、前記レリ
ーズ手段の第1段目までのスイッチ操作が行われている
際は、静止画撮影時の制御特性を、動画撮影時よりも低
周波側の制御特性に変更する撮影装置とするものであ
る。
【0016】同じく上記目的を達成するために、請求項
11に記載の発明は、レリーズ手段と、ぶれ補正手段
と、複数の制御特性のうちの何れかを用いて前記ぶれ補
正手段を制御する制御手段とを有する静止画及び動画撮
影可能な撮影装置であって、前記制御手段は、前記レリ
ーズ手段の第2段目までのスイッチ操作が行われている
際は、静止画撮影時の制御特性を、動画撮影時よりも低
周波側の制御特性に変更する撮影装置とするものであ
る。
【0017】同じく上記目的を達成するために、請求項
12に記載の発明は、レリーズ手段と、ぶれ補正手段
と、複数の制御特性のうちの何れかを用いて前記ぶれ補
正手段を制御する制御手段とを有する静止画及び動画撮
影可能な撮影装置であって、前記制御手段は、前記レリ
ーズ手段の第1段目まで又は第2段目までのスイッチ操
作が行われている際は、静止画撮影時の制御特性を、動
画撮影時よりも低周波側の制御特性に変更する撮影装置
とするものである。
【0018】同じく上記目的を達成するために、請求項
13に記載の発明は、ぶれ補正手段と、複数の制御特性
のうちの何れかを用いて前記ぶれ補正手段を制御すると
ともに、用いた制御特性に応じて静止状態を検出する特
性を設定する制御手段とを有する静止画及び動画撮影可
能な撮影装置であって、前記制御手段は、前記静止状態
を検出する為の特性を、静止画撮影と動画撮影とで変更
する撮影装置とするものである。
【0019】同じく上記目的を達成するために、請求項
14に記載の発明は、撮影のためのスイッチ手段と、ぶ
れ補正手段と、複数の制御特性のうちの何れかを用いて
前記ぶれ補正手段を制御するとともに、用いた制御特性
に応じて静止状態を検出する特性を設定する制御手段と
を有する静止画及び動画撮影可能な撮影装置であって、
前記制御手段は、前記静止状態を検出する為の特性を、
前記スイッチ手段の操作状態、静止画撮影及び動画撮影
の撮影状況に応じて変更する撮影装置とするものであ
る。
【0020】同じく上記目的を達成するために、請求項
15に記載の発明は、ぶれ補正手段と、複数の制御特性
のうちの何れかを用いて前記ぶれ補正手段を制御すると
ともに、用いた制御特性に応じてぶれの周波数を検出す
る特性を設定する制御手段とを有する静止画及び動画撮
影可能な撮影装置であって、前記制御手段は、前記周波
数を検出する為の特性を、静止画撮影と動画撮影とで変
更する撮影装置とするものである。
【0021】同じく上記目的を達成するために、請求項
16に記載の発明は、撮影のためのスイッチ手段と、ぶ
れ補正手段と、複数の制御特性のうちの何れかを用いて
前記ぶれ補正手段を制御するとともに、用いた制御特性
に応じてぶれの周波数を検出する特性を設定する制御手
段とを有する静止画及び動画撮影可能な撮影装置であっ
て、前記制御手段は、前記周波数を検出する為の特性
を、前記スイッチ手段の操作状態、静止画撮影及び動画
撮影の撮影状況に応じて変更する撮影装置とするもので
ある。
【0022】同じく上記目的を達成するために、請求項
17に記載の発明は、ぶれ補正手段と、複数の制御特性
のうちの何れかを用いて前記ぶれ補正手段を制御すると
ともに、用いた制御特性に応じてパンニングおよびチル
ティングを検出する特性を設定する制御手段とを有する
静止画及び動画撮影可能な撮影装置であって、前記制御
手段は、前記パンニングおよびチルティングを検出する
為の特性を、前記静止画撮影及び動画撮影の撮影状況に
応じて変更する撮影装置とするものである。
【0023】同じく上記目的を達成するために、請求項
18に記載の発明は、撮影のためのスイッチ手段と、ぶ
れ補正手段と、複数の制御特性のうちの何れかを用いて
前記ぶれ補正手段を制御するとともに、用いた制御特性
に応じてパンニングおよびチルティングを検出する特性
を設定する制御手段とを有する静止画及び動画撮影可能
な撮影装置であって、前記制御手段は、前記パンニング
およびチルティングを検出する為の特性を、前記スイッ
チ手段の操作状態、静止画撮影及び動画撮影の撮影状況
に応じて変更する撮影装置とするものである。
【0024】同じく上記目的を達成するために、請求項
19に記載の発明は、ぶれ補正手段と、複数の制御特性
のうちの何れかを用いて前記ぶれ補正手段を制御する制
御手段とを有する静止画及び動画撮影可能な撮影装置で
あって、前記制御手段は、動画の記録を行うときとそう
でないときで、前記制御特性を変更する撮影装置とする
ものである。
【0025】同じく上記目的を達成するために、請求項
20に記載の発明は、ぶれ補正手段と、複数の制御特性
のうちの何れかを用いて前記ぶれ補正手段を制御する制
御手段とを有する静止画及び動画撮影可能な撮影装置で
あって、前記制御手段は、静止画及び動画の記録を行わ
ないときは、前記制御特性を同一とする撮影装置とする
ものである。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示の実施の形態
に基づいて詳細に説明する。
【0027】(実施の第1の形態)図1は本発明の実施
の第1の形態に係るカメラの主要部分の構成を示すブロ
ック図である。
【0028】同図において、1は例えばリアフォーカス
タイプの撮影レンズであり、前玉1a、変倍レンズ1
b、固定レンズ1c、焦点調節レンズ1d、絞り1e、
可変頂角プリズムより成るぶれ補正レンズ1fを有して
いる。2はCCDなどの撮像素子、3は信号処理回路、
4は静止画及び動画を記録する記録回路、5はマイクロ
コンピュータなどの制御回路、6及び7はぶれ補正レン
ズ1fを駆動するアクチュエータ及び駆動回路、8は手
ぶれ補正機能がONされているかOFFされているかを
検出する手ぶれ補正ON/OFF検出回路、9及び10
はぶれ補正レンズ1fの位置を検出するセンサ及び検出
回路である。
【0029】11および12はレリーズ手段である2段
式の操作ぼたんを構成するスイッチSW1及びSW2で
あり、図示しない操作ぼたんはばねにより手などの操作
で押されなければ開放状態にあり、この状態時には前記
スイッチSW1,SW2はOFFとなっている。また、
前記操作ぼたんが第1段目まで押されれば前記スイッチ
SW1がONし、第2段目まで押されれば前記スイッチ
SW2がONとなる。以下、前記スイッチSW1がON
となっている状態を「信号S1の発生」、前記スイッチ
SW2がONとなっている状態を「信号S2の発生」と
いった表現で記す。13は撮影が静止画で行われるか動
画で行われるかを検出する静止画撮影・動画撮影検出回
路、14は振動ジャイロ等のぶれを検出するぶれセン
サ、15はセンサ出力を制御信号として取り込むための
フィルタやアンプなどを有する検出回路である。
【0030】例えば、前記静止画撮影・動画撮影検出回
路13の出力が静止画である場合、信号S1の発生でフ
ォーカスの位置検出及び固定や露出条件の検出固定が行
われ、信号S2の発生で静止画像が記録される。また、
静止画撮影・動画撮影検出回路13の出力が動画である
場合、信号S2の発生で動画像の記録が行われる。但
し、動画の記録は別のスイッチなどの出力をトリガーで
行う構成であっても構わなく、これに限定するものでは
ない。
【0031】図2は、図1に示した制御回路5の内部構
成を示すブロック図である。
【0032】前記ぶれセンサ14はジャイロなどの角速
度センサであり、水平方向及び垂直方向のぶれを検出
し、そのぶれ信号(角速度信号)は検出回路15を介し
て制御回路5に入力される。すると、該制御回路5で
は、A/D変換器16によってぶれ信号をデジタル化
し、HPF(ハイパスフィルタ)17を介して積分器1
8によって角変位の信号に変換し、位相及び利得補正部
19で位相及び利得補正を行ってD/A変換器20を介
して駆動回路7に出力する。これにより、ぶれ補正レン
ズ1fが駆動され、ぶれ補正がなされる。
【0033】また、制御回路50内に具備される撮影状
態判定部21は、前記ぶれセンサ14からの角速度信号
及び積分器18からの角変位信号や、スイッチSW1及
びSW2のONである信号S1,S2、手ぶれ補正ON
/OFF検出回路8から手ぶれ補正機能のON/OF
F、静止画撮影・動画撮影検出回路13から静止画撮影
か動画撮影かの信号を得ることで、HPF17、位相及
び利得補正部19の特性をそれぞれの出力を加味して可
変することで高周波特性及び低周波特性に制御するもの
である。
【0034】また、撮影状態判定部21は周波数の検出
を行い、その周波数に最適なフィルタ特性とする機能を
有してもよい。その際、静止画および動画撮影時に周波
数の検出レベルを例えば高い周波数を検出できるように
設定したり、あるいは、周波数を拾いにくい設定にする
ことで低い周波数を検出するといった事を可変とするこ
とで、動画撮影時は、手ぶれの補正はもちろん、撮影者
の意図的なパンニングやチルティングなどのカメラワー
クに対しての追従性が行えるように高周波側の特性にな
り易くしたり、静止画撮影時は、細かい手ぶれだけでな
く、比較的振幅の大きい低周波の手ぶれも補正できるよ
うに可能な限り補正レンズ1fの補正範囲を有効に使
い、被写体像のぶれを極力抑えられる低周波側の特性に
なり易いようにしておくことが可能となる。
【0035】また、撮影状態判定部21はパンニングや
チルティングの検出をぶれセンサ14の出力や積分器1
8の出力から判定し、その追従性を高める機能を有して
もよい。具体的には、ある所定のレベル以上の角速度信
号や角変位が検出されると、特性を高周波にすることで
パンニングやチルティングの動作に対して追従するよう
にするものである。判定レベルの幅が狭いとパンニング
やチルティングの検出が敏感に行われ、高周波特性にな
り易く、一方、判定レベルの幅が広ければパンニングや
チルティングの検出が行いにくくなり、特性が高周波に
なりにくくなるのは云うまでもない。
【0036】その際、静止画および動画撮影時における
判定のレベルを、例えばパンニングやチルティングを検
出し易いように判定レベルを狭く設定したり、あるい
は、パンニングやチルティングの検出を行いにくいよう
に判定レベルを広く設定にすることを可変とすること
で、動画撮影時は、手ぶれの補正はもちろん、撮影者の
意図的なパンニングやチルティングなどのカメラワーク
に対しての追従性が行えるように高周波側の特性になり
易くしたり、静止画撮影時は、細かい手ぶれだけでなく
比較的振幅の大きい低周波の手ぶれも補正できるよう
に、出来るだけぶれ補正レンズ1fの補正範囲を有効に
使い、被写体像のぶれを極力抑えられる低周波側の特性
になり易いようにしておくことが可能となる。
【0037】本発明は、静止画撮影と動画撮影が可能な
カメラにおいて、静止画撮影を行う場合と動画撮影を行
う場合に手ぶれ補正の特性を変更可能とすることで、そ
れぞれの撮影において手ぶれ補正を効果的に機能させる
ものである。
【0038】次に、上記構成におけるカメラの主要部分
の動作について、図3のフローチャートにしたがって説
明する。
【0039】まず、ステップ#101において、手ぶれ
補正機能がONまたはOFFかを手ぶれ補正機能ON/
OFF検出回路8の出力から判定し、OFFであればス
テップ#102へ進み、制御特性1の状態にする。制御
特性1は、ぶれ補正レンズ1fが動作しないように固定
にし、手ぶれ補正機能をOFFにする特性を持つ。
【0040】また、上記ステップ#101にて手ぶれ補
正機能がONであることを判定するとステップ#103
へ進み、ここでは不図示の2段式の操作ぼたんが開放
(信号S1,S2が発生していない状態)か否かを判定
し、開放の状態であればステップ#104へ進み、制御
特性2の状態にする。この制御特性2を、比較的高周波
特性になり易い制御特性とすることで、手ぶれ補正を行
いつつ、画角の変化やカメラの意図的なパンニングやチ
ルティングの動作に追従し易い特性となるため、静止画
撮影及び動画撮影を行う際の被写体の選定、画角合わせ
に適した制御とすることができる。この場合、静止画及
び動画の記録は行っていないので、それぞれの撮影状態
で区別する必要がない。よって、それぞれ同一の制御を
行うものとしてよい。また、場合によっては手ぶれ補正
の効果が少ない状態、または、無くなる状態、OFFの
状態になるような特性や上記制御特性1と同じとしても
よい。
【0041】また、不図示の2段式の操作ぼたんが開放
でなかった場合はステップ#103からステップ#10
5へ進み、ここでは静止画撮影か動画撮影かを静止画撮
影・動画撮影検出回路13の出力から判定する。この結
果、動画撮影の場合はステップ#106へ進み、制御特
性3の状態にする。制御特性3は、手ぶれ補正を行いつ
つ画角の変化やカメラの意図的なパンニングやチルティ
ングの動作に追従し易い特性となるように、比較的高周
波特性になり易い制御特性を持つ。これはステップ#1
04における制御特性2と全く同じものであっても構わ
ない。動画撮影時と操作ぼたんが開放である時でともに
同じ特性であることは、ともに手ぶれ補正を行いつつ画
角の変化やカメラの意図的なパンニングやチルティング
の動作に追従し易い特性となるようにするためである。
この場合、動画撮影のときは操作ぼたんが開放のときよ
りも高周波特性にすることで、動画撮影時は更に追従性
を高めたり、あるいは動画撮影のときは操作ぼたんが開
放のときよりも低周波特性にすることで、動画撮影時は
操作ぼたんが開放のときよりも比較的大きい低周波数の
ぶれも補正できるようにすることもできるため、これら
の目的に応じて容易に特性を設定することができる。
【0042】次にステップ#107へ進み、ここでは信
号S2が発生しているか否かを判定し、発生していれば
ステップ#108へ進み、動画を記録回路4に記録して
ステップ#101へ戻る。また、信号S2が発生してい
なければ直ちにステップ#101に戻る。
【0043】上記ステップ#105にて静止画撮影であ
った場合はステップ#109へ進み、信号S1のみが発
生しているか否かを判定し、信号S1のみが発生してい
る場合でなければ直ちにステップ#111へ進む。ま
た、信号S1のみが発生していればステップ#110へ
進み、制御特性4の状態にする。制御特性4は、静止画
撮影を行っている場合の特性で、比較的低周波特性にな
り易い制御特性を持つことで、細かい手ぶれだけでな
く、比較的振幅の大きい低周波の手ぶれも補正できるよ
うにぶれ補正レンズ1fの補正範囲を有効に使えるよう
な特性である。少なくとも制御特性2および制御特性3
よりも低周波特性になり易い制御特性を持つものとする
ことで、比較的振幅の大きい低周波の手ぶれも補正でき
るようにすることが目的である。本実施の第1の形態で
は、制御特性2よりも低周波特性になり易い制御特性を
もつものとしてフローチャートでの説明を行うが、信号
S1が発生しているときは実際には未だ静止画の撮影を
行っていないため、操作ぼたんが開放されている制御特
性2と同様に手ぶれ補正を行いつつ画角の変化やカメラ
の意図的なパンニングやチルティングの動作に追従し易
い特性となるように制御特性2と制御特性4を同一な特
性とすることも可能である。この場合、信号S1発生時
と操作ぼたんが開放とで制御特性が同じであるため、撮
影者が撮影中の画角を決める操作ぼたん開放時と信号S
1発生時で違和感が発生しない。また、補正の角度も低
周波を重視した場合よりも少ないことが多く、駆動範囲
が狭くなることで省電力の効果も得られる。
【0044】また、信号S1が発生しているときは操作
ぼたんが開放のときよりも更に追従性を高めるために、
高周波特性にすることも可能である。この場合、流し撮
りなどのカメラを動かしながら撮影することが多い場合
の画角合わせに効果を発揮することができる。
【0045】このようにそれぞれの目的に応じて制御特
性2の特性を設定することができる。
【0046】図3のフローチャートの説明に戻り、ステ
ップ#110からその後はステップ#101へ戻る。一
方、ステップ#109からステップ#111へ進むと、
信号S2も発生しているか否かを判定し、発生していな
ければステップ#101に戻る。また、信号S2も発生
していればステップ#112へ進み、制御特性5の状態
にする。制御特性5は、制御特性4と同じものでもよ
い。カメラの構成・仕様により、それぞれの課題を解決
するためにこの特性を低周波に限らず、高周波になり易
いものにしても構わなく、特に限定する必要はない。い
ずれの制御特性もその制御を可変とすることで、それぞ
れの製品の用途、特徴、仕様、構造などで対応が可能と
なるものである。また、それぞれの制御特性のデータを
書き換え可能な記憶回路に記憶させておくことで、製品
毎の性能を可変にすることが容易に行えるなど、様々な
用途に対応できる。制御特性の種類は上記に限らず、そ
れぞれの撮影や条件によって同一でよいこともあり得る
ため、あらかじめ同一の特性とする場合は制御特性の種
類は上記のものである必要はない。
【0047】(実施の第2の形態)本発明の実施の第2
の形態は、カメラを置いたり、三脚を装着して撮影した
ときなど、カメラが固定されてぶれのない静止状態での
撮影を行う場合に、ぶれセンサ14のもつ低周波のDC
的な信号出力の変化をぶれ信号としてぶれ補正レンズ1
fを動かしてしまい、画像が乱れることを防ぐために、
静止判定を行って、カメラの静止状態を検出したときは
ぶれ補正レンズ1fの駆動を前述した画像が乱れないよ
うに高周波特性にするといった制御を行うもので、上記
実施の第1の形態のように静止画及び動画撮影の際に制
御特性を変更する場合、上記静止判定の条件も変わるた
め、それぞれその制御特性に応じて該静止判定の特性を
可変とするものである。
【0048】なお、本実施の第2の形態に係るカメラの
回路構成は、図1及び図2と同様とする。
【0049】制御回路5内の撮影状態判定部21は、ぶ
れセンサ14の出力などからカメラの静止状態を判定す
る機能を有している。例えば、ある所定の時間ぶれの周
波数が検出できなかった場合、静止状態と判定する。
【0050】静止画撮影の場合は、手持ちでもカメラを
固定した状態で撮影することが多いため、パンニングや
チルティングを頻繁に行う動画撮影よりも静止状態の検
出が行われにくいようにしてもよい。手持ちで誤って静
止判定をする可能性が動画撮影に比べて高いためであ
る。例えば所定時間周波数が検出できない時間を、静止
画撮影の場合は動画撮影よりも長くするといった具合で
ある。
【0051】ここで、周波数の検出による静止状態の判
定について説明する。周波数の検出はぶれセンサ14の
角速度信号の出力や、積分器18の角変位信号の出力が
ある所定時間内に所定出力レベル以上の信号出力が得ら
れる回数をカウントすることで求めることができる。例
えば手持ち撮影など手ぶれが発生している場合は、前述
した角速度および角変位信号から手ぶれの周波数を読み
取ることができる。そのとき撮影状態判定部21は検出
した周波数に応じて制御特性を可変にすることができる
ことから、静止画撮影においては動画撮影時よりも高周
波特性になりにくいように周波数の検出レベルを動画撮
影よりも上げることである程度の振幅を伴うような信号
出力でないと周波数を検出しないように設定しておく。
そのため、静止状態かどうかの判定にその周波数を用い
る場合、動画撮影時の静止状態判定とレベルが変わって
しまう。場合によってはすぐに静止状態い判定を行って
制御に悪影響を及ぼしかねない。この静止状態判定に周
波数の出力を用いる場合はある所定時間周波数の検出が
ないことで検出が可能となるため、この所定の時間であ
ったり、周波数の検出レベルを静止画、動画撮影でそれ
ぞれ持つことにより誤った静止状態判定を行わないだけ
でなく、それぞれの撮影に応じた設定を可能とすること
で静止画、動画撮影に応じて制御特性を変更可能とする
ことで適切な静止状態判定を行うことができるようにな
るものである。
【0052】静止状態の検出は、様々な信号の判定レベ
ルを変更することで実現できる。判定のための信号には
上記の周波数以外にも、角速度信号、角変位信号、パン
ニング、チルティング、時間、所定のカウンタ、などそ
の他にも様々であり、それらを組み合わせて判定を行っ
てもよい。
【0053】例えば、角速度信号、角変位信号による静
止状態の判定について説明すると、前記角速度信号およ
び角変位信号がある所定レベルに達しなければ静止状態
であると判定することができる。この場合、それぞれの
信号のレベル、判定のための所定の時間を静止画、動画
撮影のそれぞれで持てばよい。
【0054】また、パンニングやチルティングの検出に
よる静止状態の説明をすると、カメラが現在パンニング
をしているかチルティングをしているかを前記角速度信
号および角変位信号がある時間一定方向へ出力が継続し
ているかを検出することで行うことができる。撮影状態
判定部21はパンニングやチルティングを検出すると追
従性をよくすために制御特性を高周波特性にするが、静
止画撮影と動画撮影でそれぞれ制御特性を異とする場
合、例えば静止画撮影の場合はパンニングやチルティン
グを検出しにくいようにすることで高周波特性になりに
くく設定することができる。そのため静止状態の判定に
パンニングやチルティングの検出を用いると場合によっ
てはすぐに静止状態い判定を行って制御に悪影響を及ぼ
しかねない。この静止状態判定にパンニングやチルティ
ングの検出結果を用いる場合は、静止画撮影の場合は動
画撮影よりもパンニングの検出に対しては敏感に静止状
態判定を行うようにするなど、静止画撮影、動画撮影そ
れぞれの撮影に応じた設定を可能とすることで静止画、
動画撮影に応じて制御特性を変更可能としても、適切な
静止状態判定を行うことができるようになるものであ
る。
【0055】このように、前述した実施の第1の形態に
あるように、静止画及び動画撮影と撮影の為のスイッチ
の状態によって制御特性が可変な場合、それぞれで周波
数の判定レベル及びパンニングやチルティングの判定レ
ベルなどが異なるため、静止判定のレベルもそれに合わ
せて変更可能としておくことができる。もちろん、制御
特性は可変なまま、静止状態の検出のための判定のレベ
ルは固定であっても構わない。
【0056】この実施の第2の形態の特徴は、静止画及
び動画の撮影や撮影の為のスイッチ手段(スイッチSW
1,SW2)の出力などの撮影の状況に応じて静止状態
の検出の特性を可変にすることで、どのような撮影状況
にも適した静止状態の制御を提供することである。製品
の仕様や撮影条件などによっては静止画及び動画撮影と
もに静止状態の検出特性は同一のものであっても、静止
画撮影の方が静止状態の検出を行い易くしても構わな
く、特に限定するものではない。
【0057】図4は、本発明の実施の第2の形態に係る
カメラの、静止画及び動画撮影における静止状態の検出
についての概略を示したフローチャートである。
【0058】ステップ#201において、静止画撮影か
動画撮影かを判定し、静止画撮影であればステップ#2
02へ進み、静止画撮影用の静止状態の検出を行い、動
画撮影であればステップ#203へ進み、動画撮影用の
静止状態の検出を行うものである。
【0059】図5は、上記実施の第1の形態の制御特性
1〜5に対し、それぞれの静止状態の検出を行うことを
示したフローチャートである。
【0060】まず、ステップ#301において、制御特
性が制御特性1か否かの判定を行い、そうであればステ
ップ#302へ進み、制御特性1に適した静止状態の検
出(静止状態検出1)を行う。また、制御特性が制御特
性1でなければステップ#302からステップ#303
へ進み、制御特性が制御特性2か否かの判定を行い、制
御特性が制御特性2であればステップ#304へ進み、
制御特性2に適した静止状態の検出(静止状態検出2)
を行う。また、制御特性が制御特性2でなければステッ
プ#303からステップ#304へ進み、制御特性が制
御特性3か否かの判定を行い、制御特性が制御特性3で
あればステップ#306へ進み、制御特性3に適した静
止状態の検出(静止状態検出3)を行う。
【0061】また、制御特性が制御特性3でなければス
テップ#305からステップ#307へ進み、制御特性
が制御特性4か否かの判定を行い、制御特性が制御特性
4であればステップ#308へ進み、制御特性4に適し
た静止状態の検出(静止状態検出4)を行う。また、制
御特性が制御特性4でなければステップ#307からス
テップ#309へ進み、制御特性が制御特性5か否かの
判定を行い、制御特性が制御特性5であればステップ#
310へ進み、制御特性5に適した静止状態の検出(静
止状態検出5)を行い、この動作を終了する。また、制
御特性が制御特性5でなければ直ちにこの動作を終了す
る。
【0062】(実施の第3の形態)図6は本発明の実施
の第3の形態に係るカメラの主要部分の構成を示すブロ
ック図であり、図1と同じ部分は同一符号し、その説明
は省略する。
【0063】23は2段式の操作ぼたん(スイッチSW
1(11),SW2(12))を総称したフォトスイッ
チ、24は動画撮影の記録を行うときの動画記録スイッ
チであり、トグル動作により記録、停止を繰り返すもの
である。25は動画記録検出回路であり、動画記録スイ
ッチ24によって動画記録の開始及び停止を行う際、該
動画記録検出回路24は動画記録中か否かの信号を出力
する。
【0064】この実施の第3の形態においては、静止画
撮影を行う場合はフォトスイッチ23を使用し、動画記
録を行う場合は動画記録スイッチ24を用いて行う例を
示したものである。
【0065】撮影中、記録をせずに図示しないファイン
ダなどで撮影している画像を見ながら被写体を探した
り、画角合わせを行う場合がよくある。その場合、静止
画を撮影する場合だけでなく、動画の記録を行う場合よ
りもカメラの動きとしては大きかったり、または荒かっ
たりすることがある。また、カメラのファインダ上では
多少のぶれはわかりにくいこともあり、動画記録の際よ
りも高周波の特性になり易いようにして追従性を上げる
ような制御特性に変更可能にしてもよい。
【0066】図7は、上記構成におけるカメラの主要部
分の動作を示すフローチャートである。
【0067】まず、ステップ#401において、手ぶれ
補正機能がONまたはOFFかを手ぶれ補正機能ON/
OFF検出回路8の出力から判定し、OFFであればス
テップ#402へ進み、制御特性1の状態にする。制御
特性1は、ぶれ補正レンズ1fが動作しないように固定
し、手ぶれ補正機能をOFFにする特性である。
【0068】また、手ぶれ補正機能がONであればステ
ップ#401からステップ#403へ進み、フォトスイ
ッチ23が開放の状態であるか否かを判定し、開放であ
ればステップ#404へ進み、ここでは動画記録中かど
うかを動画記録検出回路25からの出力より判定する。
この結果、動画記録中でなければステップ#405へ進
み、制御特性2の状態にする。この制御特性2を、比較
的高周波特性になり易い制御特性をもつものにすること
で、手ぶれ補正を行いつつ、画角の変化やカメラの意図
的なパンニングやチルティングの動作に追従し易い特性
となるため、静止画撮影及び動画撮影を行う際の被写体
の選定、画角合わせに適した制御とすることができる。
この場合、静止画及び動画の記録を行っていないので、
それぞれの撮影状態で区別する必要がない。よって、そ
れぞれ同一の制御を行うものとしてよい。また、場合に
よっては手ぶれ補正の効果が少ない状態、または、無く
なる状態、OFFの状態になるような特性や上記制御特
性1と同じにしてもよい。
【0069】上記ステップ#404にて動画記録中であ
ると判定した場合はステップ#406へ進み、制御特性
3の状態にする。制御特性3は、手ぶれ補正を行いつ
つ、画角の変化やカメラの意図的なパンニングやチルテ
ィングの動作に追従し易い特性となるように、比較的高
周波特性になり易い制御特性をもつ。これはステップ#
405における制御特性2と全く同じものであっても、
また、制御特性2ほどは高周波特性になり易くない制御
特性にしても構わない。次のステップ#407において
は、動画の記録を行い、ステップ#401に戻る。
【0070】上記ステップ#403にてフォトスイッチ
23が押されていることを判定するとステップ#408
へ進み、信号S1のみが発生しているか否かの判定を行
う。このとき、動画記録中であってもフォトスイッチ2
3が操作された場合は静止画の撮影も行えるようにして
もよい。もし信号S1のみが発生していればステップ#
409へ進み、制御特性4の状態にする。制御特性4
は、信号S1の発生で静止画撮影を行っている場合の特
性であり、比較的低周波特性になり易い制御特性をもつ
ことで、細かい手ぶれだけでなく、比較的振幅の大きい
低周波の手ぶれも補正できるようにぶれ補正レンズ1f
の補正範囲を有効に使えるような特性を持つ。少なくと
も制御特性2および制御特性3よりも低周波特性になり
易い制御特性を持つ持つものとしてよい。また図示しな
いが、動画記録中に信号S1が発生した場合はこれに限
らず、動画記録時の制御特性にしても良い。
【0071】上記ステップ#409にて制御特性4の状
態にした後ステップ#401に戻る。一方、上記ステッ
プ#408にて信号S1のみが発生している場合でなけ
ればステップ#410へ進み、ここでは信号S2も発生
しているかの判定を行う。この結果、信号S2も発生し
ていなけばステップ#401に戻るが、信号S2も発生
していればステップ#111へ進み、制御特性5の状態
にする。制御特性5は、上記の制御特性4と同じでもよ
い。あるいは制御特性4よりもさらに低周波特性になり
易い制御特性とすることで、ぶれ補正レンズ1fの補正
範囲を有効に使い、低周波の比較的振幅の大きいぶれを
さらに補正するようにしても構わない。また、カメラの
構成・仕様によって信号S2を発生させる為の押圧操作
によって何らかの振動が生じるような場合、あるいはシ
ャッタタイムラグによって取り込みの誤差があるような
場合は、それぞれの課題に対して解決するためにこの特
性を低周波に限らず、高周波になり易いものにしても構
わなく、特に限定する必要はない。いずれの制御特性も
制御を可変とすることで、それぞれの製品の用途、特
徴、仕様、構造などで対応が可能となるものである。ま
た、それぞれの制御特性のデータを書き換え可能な記憶
回路に記憶させておくことで、製品毎の性能を可変にす
ることが容易に行えるなど、様々な用途に対応できる。
制御特性の種類は上記に限らず、それぞれの撮影や条件
によって同一でよいこともあり得るため、あらかじめ同
一の特性とする場合は制御特性の種類は上記のものであ
る必要はない。
【0072】以上の実施の各形態によれば、動画撮影時
は、撮影者の意図的なパンニングやチルティングなどの
カメラワークに対して追従性の良い高周波側の特性にな
り易いように制御特性を変更することが可能になり、ま
た、静止画撮影時は、細かい手ぶれだけでなく、比較的
振幅の大きい低周波の手ぶれも補正できるように可能な
限りぶれ補正レンズ1fの補正範囲を有効に使い、被写
体像のぶれを極力抑えられる低周波側の特性になり易い
ように制御特性を変更することができるので、静止画撮
影の行えるビデオカメラ、動画撮影を行えるデジタルス
チルカメラといった静止画及び動画を共に撮影可能な撮
影装置であっても、それぞれの撮影時において手ぶれ補
正を効果的に機能させることができ、良好な撮影を行う
ことが可能となる。
【0073】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
静止画撮影を行う場合と動画撮影を行う場合に手ぶれ補
正の特性を変更可能とすることで、それぞれの撮影にお
いて手ぶれ補正を効果的に機能させることができる撮影
装置を提供できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の第1の形態に係るカメラの主要
部分の回路構成を示すブロック図である。
【図2】図1の制御回路内の詳細を示すブロック図であ
る。
【図3】本発明の実施の第1の形態に係るカメラの主要
部分の動作を示すフローチャートである。
【図4】本発明の実施の第2の形態に係るカメラの主要
部分の動作を示すフローチャートである。
【図5】同じく本発明の実施の第2の形態に係るカメラ
の主要部分の動作を示すフローチャートである。
【図6】本発明の実施の第3の形態に係るカメラの主要
部分の回路構成を示すブロック図である。
【図7】本発明の実施の第3の形態に係るカメラの主要
部分の動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 撮影レンズ 1f ぶれ補正レンズ 2 撮像素子 5 制御回路 8 手ぶれ補正ON/OFF検出回路 13 静止画撮影・動画撮影検出回路 21 撮影状態判定回路 23 フォトスイッチ 24 動作記録スイッチ 25 動画記録検出回路

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ぶれ補正手段と、複数の制御特性のうち
    の何れかを用いて前記ぶれ補正手段を制御する制御手段
    とを有する静止画及び動画撮影可能な撮影装置であっ
    て、 前記制御手段は、静止画撮影時には、動画撮影時よりも
    低周波側の制御特性を用いることを特徴とする撮影装
    置。
  2. 【請求項2】 ぶれ補正手段と、複数の制御特性のうち
    の何れかを用いて前記ぶれ補正手段を制御する制御手段
    とを有する静止画及び動画撮影可能な撮影装置であっ
    て、 前記制御手段は、静止画撮影時には、動画撮影時よりも
    パンニング及びチルティングの検出が行いにくいような
    制御特性を用いることを特徴とする撮影装置。
  3. 【請求項3】 撮影のためのスイッチ手段と、ぶれ補正
    手段と、複数の制御特性のうちの何れかを用いて前記ぶ
    れ補正手段を制御する制御手段とを有する静止画及び動
    画撮影可能な撮影装置であって、 前記制御手段は、前記スイッチ手段の操作状態、静止画
    撮影及び動画撮影の撮影状況に応じて前記制御特性を変
    更することを特徴とする撮影装置。
  4. 【請求項4】 レリーズ手段と、ぶれ補正手段と、複数
    の制御特性のうちの何れかを用いて前記ぶれ補正手段を
    制御する制御手段とを有する静止画及び動画撮影可能な
    撮影装置であって、 前記制御手段は、前記レリーズ手段の第1段目までのス
    イッチ操作と静止画撮影及び動画撮影の撮影状況に応じ
    て前記制御特性を変更することを特徴とする撮影装置。
  5. 【請求項5】 レリーズ手段と、ぶれ補正手段と、複数
    の制御特性のうちの何れかを用いて前記ぶれ補正手段を
    制御する制御手段とを有する静止画及び動画撮影可能な
    撮影装置であって、 前記制御手段は、前記レリーズ手段の第2段目までのス
    イッチ操作と静止画撮影及び動画撮影の撮影状況に応じ
    て制御特性を変更することを特徴とする撮影装置。
  6. 【請求項6】 レリーズ手段と、ぶれ補正手段と、複数
    の制御特性のうちの何れかを用いて前記ぶれ補正手段を
    制御する制御手段とを有する静止画及び動画撮影可能な
    撮影装置であって、 前記制御手段は、前記レリーズ手段の第1段目まで又は
    第2段目までのスイッチ操作と静止画撮影及び動画撮影
    の撮影状況に応じて前記制御特性を変更することを特徴
    とする撮影装置。
  7. 【請求項7】 レリーズ手段と、ぶれ補正手段と、複数
    の制御特性のうちの何れかを用いて前記ぶれ補正手段を
    制御する制御手段とを有する静止画及び動画撮影可能な
    撮影装置であって、 前記制御手段は、前記レリーズ手段のスイッチ操作が行
    われていないときは、静止画撮影と動画撮影の何れにお
    いても同一の制御特性を用いることを特徴とする撮影装
    置。
  8. 【請求項8】 レリーズ手段と、ぶれ補正手段と、複数
    の制御特性のうちの何れかを用いて前記ぶれ補正手段を
    制御する制御手段とを有する静止画及び動画撮影可能な
    撮影装置であって、 前記制御手段は、静止画撮影において前記レリーズ手段
    の第1段目までのスイッチ操作が行われている際は、前
    記レリーズ手段のスイッチ操作が行われていない時より
    も低周波側の制御特性を用いることを特徴とする撮影装
    置。
  9. 【請求項9】 レリーズ手段と、ぶれ補正手段と、複数
    の制御特性のうちの何れかを用いて前記ぶれ補正手段を
    制御する制御手段とを有する静止画及び動画撮影可能な
    撮影装置であって、 前記制御手段は、静止画撮影において前記レリーズ手段
    の第2段目までのスイッチ操作が行われている際は、前
    記レリーズ手段のスイッチ操作が行われていない時より
    も低周波側の制御特性を用いることを特徴とする撮影装
    置。
  10. 【請求項10】 レリーズ手段と、ぶれ補正手段と、複
    数の制御特性のうちの何れかを用いて前記ぶれ補正手段
    を制御する制御手段とを有する静止画及び動画撮影可能
    な撮影装置であって、 前記制御手段は、前記レリーズ手段の第1段目までのス
    イッチ操作が行われている際は、静止画撮影時の制御特
    性を、動画撮影時よりも低周波側の制御特性に変更する
    ことを特徴とする撮影装置。
  11. 【請求項11】 レリーズ手段と、ぶれ補正手段と、複
    数の制御特性のうちの何れかを用いて前記ぶれ補正手段
    を制御する制御手段とを有する静止画及び動画撮影可能
    な撮影装置であって、 前記制御手段は、前記レリーズ手段の第2段目までのス
    イッチ操作が行われている際は、静止画撮影時の制御特
    性を、動画撮影時よりも低周波側の制御特性に変更する
    ことを特徴とする撮影装置。
  12. 【請求項12】 レリーズ手段と、ぶれ補正手段と、複
    数の制御特性のうちの何れかを用いて前記ぶれ補正手段
    を制御する制御手段とを有する静止画及び動画撮影可能
    な撮影装置であって、 前記制御手段は、前記レリーズ手段の第1段目まで又は
    第2段目までのスイッチ操作が行われている際は、静止
    画撮影時の制御特性を、動画撮影時よりも低周波側の制
    御特性に変更することを特徴とする撮影装置。
  13. 【請求項13】 ぶれ補正手段と、複数の制御特性のう
    ちの何れかを用いて前記ぶれ補正手段を制御するととも
    に、用いた制御特性に応じて静止状態を検出する特性を
    設定する制御手段とを有する静止画及び動画撮影可能な
    撮影装置であって、 前記制御手段は、前記静止状態を検出する為の特性を、
    静止画撮影と動画撮影とで変更することを特徴とする撮
    影装置。
  14. 【請求項14】 撮影のためのスイッチ手段と、ぶれ補
    正手段と、複数の制御特性のうちの何れかを用いて前記
    ぶれ補正手段を制御するとともに、用いた制御特性に応
    じて静止状態を検出する特性を設定する制御手段とを有
    する静止画及び動画撮影可能な撮影装置であって、 前記制御手段は、前記静止状態を検出する為の特性を、
    前記スイッチ手段の操作状態、静止画撮影及び動画撮影
    の撮影状況に応じて変更することを特徴とする撮影装
    置。
  15. 【請求項15】 ぶれ補正手段と、複数の制御特性のう
    ちの何れかを用いて前記ぶれ補正手段を制御するととも
    に、用いた制御特性に応じてぶれの周波数を検出する特
    性を設定する制御手段とを有する静止画及び動画撮影可
    能な撮影装置であって、 前記制御手段は、前記周波数を検出する為の特性を、静
    止画撮影と動画撮影とで変更することを特徴とする撮影
    装置。
  16. 【請求項16】 撮影のためのスイッチ手段と、ぶれ補
    正手段と、複数の制御特性のうちの何れかを用いて前記
    ぶれ補正手段を制御するとともに、用いた制御特性に応
    じてぶれの周波数を検出する特性を設定する制御手段と
    を有する静止画及び動画撮影可能な撮影装置であって、 前記制御手段は、前記周波数を検出する為の特性を、前
    記スイッチ手段の操作状態、静止画撮影及び動画撮影の
    撮影状況に応じて変更することを特徴とする撮影装置。
  17. 【請求項17】 ぶれ補正手段と、複数の制御特性のう
    ちの何れかを用いて前記ぶれ補正手段を制御するととも
    に、用いた制御特性に応じてパンニングおよびチルティ
    ングを検出する特性を設定する制御手段とを有する静止
    画及び動画撮影可能な撮影装置であって、 前記制御手段は、前記パンニングおよびチルティングを
    検出する為の特性を、前記静止画撮影及び動画撮影の撮
    影状況に応じて変更することを特徴とする撮影装置。
  18. 【請求項18】 撮影のためのスイッチ手段と、ぶれ補
    正手段と、複数の制御特性のうちの何れかを用いて前記
    ぶれ補正手段を制御するとともに、用いた制御特性に応
    じてパンニングおよびチルティングを検出する特性を設
    定する制御手段とを有する静止画及び動画撮影可能な撮
    影装置であって、 前記制御手段は、前記パンニングおよびチルティングを
    検出する為の特性を、前記スイッチ手段の操作状態、静
    止画撮影及び動画撮影の撮影状況に応じて変更すること
    を特徴とする撮影装置。
  19. 【請求項19】 ぶれ補正手段と、複数の制御特性のう
    ちの何れかを用いて前記ぶれ補正手段を制御する制御手
    段とを有する静止画及び動画撮影可能な撮影装置であっ
    て、 前記制御手段は、動画の記録を行うときとそうでないと
    きで、前記制御特性を変更することを特徴とする撮影装
    置。
  20. 【請求項20】 ぶれ補正手段と、複数の制御特性のう
    ちの何れかを用いて前記ぶれ補正手段を制御する制御手
    段とを有する静止画及び動画撮影可能な撮影装置であっ
    て、 前記制御手段は、静止画及び動画の記録を行わないとき
    は、前記制御特性を同一とすることを特徴とする撮影装
    置。
JP2001000866A 2001-01-05 2001-01-05 撮影装置 Pending JP2002209136A (ja)

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