JP2008157979A - デジタルカメラ - Google Patents

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    • H04N23/687Vibration or motion blur correction performed by mechanical compensation by shifting the lens or sensor position

Abstract

【課題】スルー画表示可能なカメラにおいて、高精度な焦点検出を可能にすると共に手振れ補正による電源電池の消耗の少ないデジタルカメラを提供する。
【解決手段】撮影レンズを介して被写体像を撮像し、所定の間隔で被写体像信号を出力する撮像素子211と、この撮像素子211から繰り返し出力される被写体像信号に基づいて動画像を表示する背面液晶モニタ26と、レリーズ釦の半押し操作に応答して、撮影レンズを合焦位置に駆動する自動焦点調節手段(211、111、107)と、手振れセンサ214の出力に基づいて手振れ補正動作を行うメカ手振れ補正機構(215、216、217)を具備しており、背面液晶モニタ26による動画像の表示中に自動焦点調節手段による合焦動作を実行する場合には、メカ手振れ補正機構を動作させる(#83)。自動焦点調節を行う際には、手振れ補正を行い高精度の焦点検出を行うことができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、デジタルカメラに関し、詳しくはスルー画表示機能と手振れ補正機能を有するデジタルカメラに関する。
撮影者の手振れ等によりカメラが振れると、手振れの影響を受け、見苦しい画像となってしまう。そのため、従来から手振れの影響を軽減するために、手振れ補正装置を有するカメラが種々提案されている。例えば、特許文献1には、撮像素子を撮影レンズの光軸と直交する面内で、手振れセンサの出力に応じて移動させ、手振れを軽減する手振れ補正装置付き撮影装置が開示されている。一般に手振れ補正装置は、撮影レンズや撮像素子を駆動するために、電源消費が大きく、常時、手振れ補正装置を動作させておくと電源電池の消耗が激しい。そこで、例えば、特許文献2には、撮影レンズの手動調節用の距離環が手動操作された際に、手振れ補正装置が動作するようにしたカメラが開示されている。また、デジタルカメラの撮像素子の撮像信号を用いて、撮影レンズの自動焦点調節を行うものとして、特許文献3には、瞳分割絞りを撮影レンズの光学系に配置し、光学ファインダによる被写体像観察の際には、位相差法による自動焦点調節を行い、液晶モニタによる被写体像観察の際には、コントラスト法による自動焦点調節を行うデジタルカメラが開示されている。
特開平6−046322号公報 特開平8−114825号公報 特開2000−333064号公報
特許文献2に示されているように、手振れ補正装置においても電源消費の低減に向けて工夫がなされているが、スルー画表示(ライブビュー、電子ビューともいう)可能なカメラにおいて、電源消費の低減と高精度の焦点検出を行うことはまだ十分とはいえない。すなわち、前述した特許文献1に開示の撮影装置は、手振れ補正装置が動作している状態で焦点検出を行うことから、高精度の焦点検出精度が可能であるが、常時手振れ補正装置を動作させていることから、電源電池の消耗が大きくなってしまう。また、特許文献2では、マニュアル焦点調節時には、撮影者が距離環に手を触れると手振れ補正装置が動作し、光学ファインダで被写体像を観察する場合のように手振れ補正動作が不要な場合であっても、手振れ補正装置が動作し、電源電池が消耗してしまうという不都合があった。さらに、特許文献3においては、焦点検出法の切換は開示されているものの、手振れ補正装置における電源電池の消耗対策は何等行われていない。
本発明は、このような事情を鑑みてなされたものであり、スルー画表示可能なカメラにおいて、高精度な焦点検出を可能にすると共に手振れ補正による電源電池の消耗の少ないデジタルカメラを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため第1の発明に係わるデジタルカメラは、撮影レンズを介して被写体像を撮像し、所定の間隔で被写体像信号を出力する撮像手段と、この撮像手段から繰り返し出力される被写体像信号に基づいて、表示装置に動画像を表示する表示手段と、レリーズ釦の半押し操作に応答して、上記撮影レンズを合焦位置に駆動する自動焦点調節手段と、手振れセンサの出力に基づいて手振れ補正動作を行う手振れ補正手段を具備しており、上記表示手段による上記動画像の表示中に上記自動焦点調節手段による合焦動作を実行する場合には、上記手振れ補正手段による手振れ補正動作を実行する。
また、第2の発明に係わるデジタルカメラは、上記第1の発明において、上記自動焦点調節動作は、上記撮像手段から出力される被写体像信号のコントラストが最大となる位置に上記撮影レンズを移動させる方式の自動焦点調節である。
さらに、第3の発明に係わるデジタルカメラは、上記第1の発明において、上記撮像手段は、撮影光軸に直交する面に沿って移動可能な撮像素子を含み、上記手振れ補正手段は上記手振れセンサの出力に基づいて上記撮像素子で撮像した被写体像の手振れを補正する。
さらに、第4の発明に係わるデジタルカメラは、上記第1の発明において、上記手振れ補正手段は、上記手振れセンサの出力に基づいて、撮像手段の出力に基づく画像データを、画像処理によって手振れを除去する。
上記目的を達成するため第5の発明に係わるデジタルカメラは、撮影レンズを介して被写体像を撮像し、所定の間隔で被写体像信号を出力する撮像手段と、この撮像手段から繰り返し出力される被写体像信号に基づいて、表示装置に動画像を表示する表示手段と、上記撮影レンズを合焦位置に駆動する自動焦点調節手段と、手振れセンサの出力に基づいて手振れ補正動作を行う手振れ補正手段と、上記表示手段による上記動画像の表示中に上記自動焦点調節手段による合焦動作を実行する場合には、上記合焦動作の期間中は少なくとも上記手振れ補正手段による手振れ補正動作を実行させる制御手段を具備する。
また、第6の発明に係わるデジタルカメラは、上記第5の発明において、上記手振れ補正手段は、上記撮像手段を撮影光軸に直交する面内で手振れを除去するように移動、若しくは上記撮影レンズの一部の光学系について手振れを除去するように移動させるメカ手振れ補正手段である。
さらに、第7の発明に係わるデジタルカメラは、上記第6の発明において、上記制御手段は、撮影準備動作に応じて、上記手振れ補正手段による上記手振れ補正動作を開始させると共に、上記自動焦点調節手段による合焦動作を開始する。
さらに、第8の発明に係わるデジタルカメラは、上記第5の発明において、上記手振れ補正手段は、上記撮像手段から出力に基づく画像データを、画像処理によって手振れを除去する電子手振れ補正手段である。
さらに、第9の発明に係わるデジタルカメラは、上記第8の発明において、上記制御手段は、上記表示装置に上記動画像の表示開始と共に、上記手振れ補正手段による上記手振れ補正動作を開始させ、撮影準備動作に応じて上記自動焦点調節手段による合焦動作を開始する。
さらに、第10の発明に係わるデジタルカメラは、上記第5の発明において、上記自動焦点調節手段は、上記撮像手段から出力される被写体像信号のコントラストに基づいて検出するコントラスト法と、上記撮影レンズの周辺を通過した被写体光束に基づいて検出する位相差法による自動焦点手段であり、上記表示装置に動画像を表示する場合には、上記コントラスト法によって自動焦点調節を行う。
本発明によれば、スルー画表示可能なカメラにおいて、高精度な焦点検出を可能にすると共に手振れ補正による電源電池の消耗の少ないデジタルカメラを提供することができる。
以下、図面に従って本発明を適用したデジタル一眼レフカメラを用いて好ましい第1実施形態について説明する。図1は、本発明の第1実施形態に係るデジタル一眼レフカメラについて電気系を主とする全体構成を示すブロック図である。このデジタルカメラは、撮影レンズによって形成される被写体像を撮像素子上に結像させ、この撮像素子の出力に基づいて被写体像観察用として液晶モニタ等の表示装置に動画像を表示する所謂スルー画表示機能を有している。また、撮影者からの撮影指示に応じて静止画像を取得し、記録媒体に記録可能である。さらに、カメラ本体に加えられた手振れを検出し、この手振れを打ち消すように撮像素子を移動させるメカ的手振れ補正機構による防振機能と、手振れを検出し撮像素子の出力からブレのない映像信号を画像処理によって得る電子的手振れ補正による防振機能を有している。また、振動波を利用した塵埃除去機能(ダストリダクション機能)も有している。
本実施形態に係わるデジタル一眼レフカメラは、交換レンズ100とカメラ本体200とから構成される。本実施形態では、交換レンズ100とカメラ本体200は別体で構成され、通信接点300にて電気的に接続されているが、交換レンズ100とカメラ本体200を一体に構成することも可能である。
交換レンズ100の内部には、焦点調節および焦点距離調節用のレンズ101、102と、開口量を調節するための絞り103が配置されている。レンズ101、102はレンズ駆動機構107によって駆動され、絞り103は絞り駆動機構109によって駆動されるよう接続されている。レンズ駆動機構107、絞り駆動機構109はそれぞれレンズCPU111に接続されており、このレンズCPU111は通信接点300を介してカメラ本体200に接続されている。レンズCPU111は交換レンズ100内の制御を行うものであり、レンズ駆動機構107を制御して自動焦点合わせや、ズーム駆動を行うとともに、絞り駆動機構109を制御して絞り値制御を行う。
カメラ本体200内には、被写体像を観察光学系に反射するためにレンズ光軸に対して45度傾いた位置と、被写体像を撮像素子211に導くために跳ね上がった位置との間で、回動可能な可動反射ミラー201が設けられている。この可動反射ミラー201の上方には、被写体像を結像するためのフォーカシングスクリーン203が配置され、このフォーカシングスクリーン203の上方には、被写体像を左右反転させるためのペンタプリズム204が配置されている。このペンタプリズム204の出射側(図1で右側)には被写体像観察用の接眼レンズ205が配置され、この脇であって被写体像の観察に邪魔にならない位置に測光センサ206が配置されている。この測光センサ206は被写体像を分割して測光する多分割測光素子で構成されている。測光センサ206の出力は、測光処理回路212に接続されており、測光処理回路212は測光センサ206の出力に基づいて、被写体輝度に応じた被写体輝度信号を出力する。
上述の可動反射ミラー201の中央付近はハーフミラーで構成されており、この可動反射ミラー201の背面には、ハーフミラー部で透過した被写体光をカメラ本体200の下部に反射するためのサブミラー202が設けられている。このサブミラー202は、可動反射ミラー201に対して回動可能であり、可動反射ミラー201が跳ね上がっているときには、ハーフミラー部を覆う位置に回動し、可動反射ミラー201が被写体像観察位置にあるときには、図示する如く可動反射ミラー201に対して開いた位置にある。この可動反射ミラー201は可動ミラー駆動機構222によって駆動されている。
また、サブミラー202の下方には測距センサ218が配置されており、この測距センサ218の出力は測距回路219に接続されている。測距センサ218と測距回路219によって、レンズ101、102によって結像される被写体像の焦点ズレ量を測定することができる。すなわち、レンズ101、102の周辺を通過する2光束を用いて、公知のTTL位相差法による測距によって、焦点ズレ量を検出する。
可動反射ミラー201の後方には、露光時間制御用のフォーカルプレーンタイプのシャッタ213が配置されており、このシャッタ213はシャッタ駆動機構221によって駆動制御される。シャッタ213の後方には撮像素子211が配置されており、レンズ101、102によって結像される被写体像を電気信号に光電変換する。なお、撮像素子211としては、CCD(Charge Coupled Devices)や、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)等の二次元撮像素子を使用することができる。上述のシャッタ213と撮像素子211の間には、除塵機構を構成する防塵フィルタ207とこの防塵フィルタ207の周縁部に固着された圧電素子208が配置されている。この圧電素子208は防塵フィルタ駆動回路220によって駆動される。
防塵フィルタ207と撮像素子211との間には、被写体像の高周波成分をカットし、低周波のみを通過させるための光学的ローパスフィルタ209と、赤外光成分をカットする赤外カットフィルタ210とが配置されている。これらの防塵フィルタ207、圧電素子208、ローパスフィルタ209、赤外カットフィルタ210および撮像素子211は、撮像素子ユニット224を構成しており、この撮像素子ユニット224は、塵埃等が侵入し難いように、隙間が少なくなるように構成されている。撮像素子ユニット224は、シフト機構217によって、撮影レンズを構成するレンズ101、102の撮像光軸に直交する平面内で移動可能である。
カメラ本体200に加えられた手振れを検出する手振れ検出センサ214の出力は、手振れ補正回路215に接続されている。この手振れ補正回路215は入出力回路239によって制御信号を入力すると共に、手振れ補正信号をシフト機構駆動回路216および入出力回路239に出力する。入出力回路239に入力された手振れ補正信号は、データバス261を介して画像処理回路227に送られる。
また手振れ補正信号を入力するシフト機構駆動回路216内のアクチュエータによって、シフト機構217は撮像素子ユニット224を移動させる。したがって、手振れセンサ214の出力に基づいて、手振れ補正回路215は手振れの動きを打ち消すようにシフト機構駆動回路216に駆動信号を出力し、シフト機構217はシフト機構駆動回路216内のアクチュエータによって、撮像素子ユニット224を移動させる。なお、シフト機構217は、撮像光軸と直交する平面内の第1の方向と、この第1の方向と直交する第2の方向に、撮像素子ユニット224を移動させることができる。撮像素子ユニット224、シフト機構217およびシフト機構駆動回路216の詳細は、図2および図3を用いて後述する。
撮像素子211は撮像素子駆動回路223に接続され、入出力回路239からの制御信号によって駆動制御される。撮像素子駆動回路223によって、撮像素子221から出力された光電アナログ信号が増幅され、アナログデジタル変換(AD変換)される。撮像素子駆動回路223はASIC(Application Specific Integrated Circuit 特定用途向け集積回路)262内の画像処理回路227に接続され、この画像処理回路227によってデジタル画像データのデジタル的増幅(デジタルゲイン調整処理)、色補正、ガンマ(γ)補正、コントラスト補正、白黒・カラーモード処理、スルー画像処理といった各種の画像処理がなされる。また、画像処理回路227は、手振れ補正信号に基づいて、AD変換された画像データの切り出し位置を変える等の公知の画像処理によって、カメラに加えられたブレを除去する電子的手振れ補正も行う。
画像処理回路227は、データバス261に接続されている。このデータバス261には、画像処理回路227の他、後述するシーケンスコントローラ(以下、「ボディCPU」と称す)229、圧縮伸張回路231、ビデオ信号出力回路233、SDRAM制御回路237、入出力回路239、通信回路241、記録媒体制御回路243、フラッシュメモリ制御回路247、スイッチ検知回路253が接続されている。
データバス261に接続されているボディCPU229は、このデジタルカメラの動作を制御するものである。またデータバス261に接続されている圧縮伸張回路231はSDRAM238に記憶された画像データをJPEG等の静止画用の圧縮形式で圧縮し、また画像再生時に伸張するための回路である。なお、画像圧縮はJPEGに限らず、他の圧縮方法も適用できる。データバス261に接続されたビデオ信号出力回路233は液晶モニタ駆動回路235を介して背面液晶モニタ26に接続される。ビデオ信号出力回路233は、SDRAM238、または記録媒体245に記憶された画像データを、背面液晶モニタ26に表示するためのビデオ信号に変換するための回路である。
背面液晶モニタ26はカメラ本体200の背面に配置されるが、撮影者が観察できる位置であれば、背面に限らないし、また液晶に限らず他の表示装置でも構わない。SDRAM238は、SDRAM制御回路237を介してデータバス261に接続されており、このSDRAM238は、画像処理回路227によって画像処理された画像データまたは圧縮伸張回路231によって圧縮された画像データを一時的に記憶するためのバッファメモリである。上述の測光処理回路212、手振れ補正回路215、シフト機構駆動回路216、測距回路219、防塵フィルタ駆動回路220、シャッタ駆動機構221、可動ミラー駆動機構222、撮像素子駆動回路223に接続される入出力回路239は、データバス261を介してボディCPU229等の各回路とデータの入出力を制御する。レンズCPU111と通信接点300を介して接続された通信回路241は、データバス261に接続され、ボディCPU229等とのデータのやりとりや制御命令の通信を行う。
データバス261に接続された記録媒体制御回路243は、記録媒体245に接続され、この記録媒体245への画像データ等の記録の制御を行う。記録媒体245は、xDピクチャーカード(登録商標)、コンパクトフラッシュ(登録商標)、SDメモリカード(登録商標)またはメモリスティック(登録商標)等の書換え可能な記録媒体のいずれかが装填可能となるように構成され、カメラ本体200に対して着脱自在となっている。その他、マイクロドライブ(登録商標)などの様なハードディスクユニットや無線通信ユニットを接続可能に構成してもよい。
データバス261に接続されているフラッシュメモリ制御回路247は、フラッシュメモリ(Flash Memory)249に接続され、このフラッシュメモリ249は、カメラのフローを制御するためのプログラムが記憶されている。ボディCPU229はこのフラッシュメモリ249に記憶されたプログラムに従ってデジタルカメラの制御を行う。なお、フラッシュメモリ249は、電気的に書換可能な不揮発性メモリである。
カメラ本体200や交換レンズ100のパワー供給の制御を行うためのパワースイッチレバーに連動してオン・オフするパワースイッチ257と、シャッタレリーズ釦に連動するスイッチ、再生モードを指示する再生釦に連動するスイッチ、背面液晶モニタ26の画面でカーソルの動きを指示する十字釦に連動するスイッチ、スルー画表示の切り替えを行う表示切換釦に連動するスイッチ、撮影モードを指示するモードダイヤルに連動するスイッチ、選択された各モード等を決定するOK釦に連動するOKスイッチ、除塵スイッチ、着脱検知スイッチ259等の各種スイッチ255は、スイッチ検知回路253を介してデータバス261に接続されている。
なお、レリーズ釦は、撮影者が半押しするとオンする第1レリーズスイッチと、全押しするとオンする第2レリーズスイッチを有している。この第1レリーズスイッチ(以下、1Rと称する)のオンによりカメラは焦点検出、撮影レンズのピントあわせ、被写体輝度の測光等の撮影準備動作を行い、第2レリーズスイッチ(以下、2Rと称する)のオンにより撮像素子の出力に基づいて被写体像の画像データの取り込みを行う撮影動作を実行する。また、除塵スイッチは、撮影者が除塵動作を指示する際に操作する除塵釦に連動するスイッチである。着脱検知スイッチ259は、カメラ本体200に交換レンズ100が装着状態にあるか否かを検知するスイッチである。
次に、撮像素子ユニット224およびシフト機構217の構成について図2を用いて説明する。図2(A)は撮像素子ユニット224およびシフト機構217をシャッタ213側からみた斜視図であり、図2(B)はA−A断面図である。平板の硬質電気回路基板で構成された第1基板350は、カメラ本体200に固定されている。第1基板350上には、前述のASIC262等の制御系回路を搭載するメイン基板371が固定されている。
第1基板350の前面側には、この第1基板350と並行に平板で構成された第2基板351が固定されている。第2基板351には、4つのピン365a、365b、365c、365dが植設されている。第1スライダ353の長孔353a、353bにこれら4つのピン365a、365b、365c、365dが嵌合し、第1スライダ353は上下方向に摺動自在となっている。すなわち、上下方向に配列されたピン365aとピン365bは長孔353aに嵌合しており、同じく上下方向に配列されたピン365cとピン365dは長孔353bに嵌合しており、第1スライダ353は、上下方向に摺動自在であり、左右方向には摺動することはない。
第1スライダ353には、4つのピン367a、367b、367c、367dが植設されている。これら4つのピン367a、367b、367c、367dに、第2スライダ355の長孔355a、355bが嵌合し、左右方向に摺動自在となっている。すなわち、左右方向に配列されたピン367aとピン367bは長孔355aに嵌合しており、同じく左右方向に配列されたピン367cとピン367dは長孔355bに嵌合しており、第2スライダ355は、左右方向に摺動自在であり、上下方向には摺動することはない。
Y方向シフト用アクチュエータとしてのDCモータ(以下モータと略す)357は、第2基板351の左辺付近のL字状突起部351aに固定されており、モータ357の駆動軸357aは、駆動歯車359と一体に固着されている。この駆動歯車359は第1スライダ353の左辺部の側壁に形成された平歯車353cに噛合しており、駆動歯車359と平歯車353cによって、いわゆるラックアンドピニオンを構成している。したがって、モータ357が回転すると、駆動歯車359が回転し、これと噛合する第1スライダ353は上下方向に摺動する。なお、図2においては、モータ357の駆動力伝達系に歯車として、駆動歯車359しか描かれていないが、モータ357の回転を減速するために、複数の歯車列を設けても、勿論構わない。
第1スライダ353に設けたL字状突起部353dに、X方向シフト用アクチュエータとしてのDCモータ(以下モータと略す)361が固定されており、モータ361の駆動軸361aは、駆動歯車363と一体に固着されている。この駆動歯車363は第2スライダ355の下辺部の側壁に形成された平歯車355cに噛合しており、駆動歯車359と平歯車355cによって、いわゆるラックアンドピニオンを構成している。したがって、モータ361が回転すると、駆動歯車363が回転し、これと噛合する第2スライダ355は左右方向に摺動する。なお、上下方向の駆動の場合と同じく、図2においては、モータ361の駆動力伝達系に歯車としては駆動歯車363しか描かれていないが、モータ361の回転を減速するために、複数の歯車列を設けても、勿論構わない。
第2スライダ355のほぼ中央の開口部の内側には、撮像基板373が設けられている。この撮像基板373には、前述の撮像素子211が固定されおり、その前面側には赤外カットフィルタ210、さらに前面側には光学的ローパスフィルタ209が配置されている。また、第2スライダ355の開口部の周縁部の取り付け部355dには、開口部の円周に沿って圧電素子208が固着されている。そして図示しない振動伝達体を介して防塵フィルタ207が配置されている。防塵フィルタ207は留め金具369によって、振動伝達体を介して圧電素子208に圧接している。レンズ101、102によって形成される被写体像は、防塵フィルタ207、光学的ローパスフィルタ209および赤外カットフィルタ210を通過して撮像素子211上に結像する。
このように、撮像素子ユニット224とシフト機構217は構成されているので、モータ357が回転すると、第1スライダ353は第2基板351上を上下方向(Y方向)に摺動可能である。同様に、モータ361が回転すると、第2スライダ355は第1スライダ353上を左右方向(X方向)に摺動可能である。つまり、モータ357とモータ361を各々駆動制御することにより、撮像素子211を固定する第2スライド355は、撮影光軸に直交する平面内のX方向およびY方向に自由自在に移動できる。したがって、手振れセンサ214の出力に基づいて、手振れ補正回路215は手振れを打ち消すように、シフト機構駆動回路216のモータ357およびモータ361に信号を出力し、撮像素子211を空間的に移動させ、手振れを打ち消すことができる。また、圧電素子208は防塵フィルタ駆動回路220から駆動信号を受けると可聴周波数より高周波で振動し、振動波を発生することにより、防塵フィルタ207に付着した塵埃を除去することができる。
なお、本実施形態においては、第1スライダ353および第2スライダ355の駆動範囲は、長孔353a、353b、355a、355bと、ピン365a、365b、365c、365d、367a、367b、367c、367dによって決まる範囲となっているが、この長孔とピンの構成に限らず、例えば、第2基板351と第1スライダ353に当接部を設け、また、第1スライダ353と第2スライダ355に当接部を設け、この間で移動するようにしても良い。その場合、第1スライダ353のような可動部材に当接部を設けると、駆動機構に悪影響を与える虞があるので、当接部は固定された部材上に設けることが望ましい。
また、本実施形態においては、X方向シフト用アクチュエータとしてDCモータ361をY方向シフト用アクチュエータとしてDCモータ357を設けたが、これに限らず、ステッピングモータや超音波モータを採用するようにしても良い。ステッピングモータを採用する場合には、印加パルス数をカウントすることにより、基準位置から移動した位置を検出することができるという利点がある。また、第1スライダ353、第2スライダ355は互いに直交する方向としたが、これに限らず、例えば、円弧状を互いに移動するように構成しても良い。さらに、撮像素子211のシフト機構217として、ラックアンドピニオンを利用した構成としたが、これに限らず、例えば、圧電素子を利用したシフト機構等、種々の構成を利用することができる。
次に、図3を用いて、本実施形態における手振れセンサ214、手振れ補正回路215およびシフト機構駆動回路216の構成について説明する。手振れセンサ214は、第1の方向としてのカメラ本体200の長手方向(X方向)の手振れを検出する手振れセンサX214aと第2の方向としてのカメラ本体200の高さ方向(Y方向)の手振れを検出する手振れセンサY214bとからなる。ここで、手振れセンサは、公知のジャイロ、角速度センサ、加速度センサまたはショックセンサ等で構成される。
手振れ補正回路215は、X信号処理回路215aと、Y信号処理回路215bとこれらの回路の出力に接続された手振れ演算回路215cとから構成されている。X信号処理回路215aは手振れセンサX214aの出力が入力されるように接続されており、X軸方向の手振れに関する信号を処理し、手振れ演算回路215cに出力する。また、Y信号処理回路215bは手振れセンサY214bの出力が入力されるように接続されており、Y軸方向の手振れに関する信号を処理し、手振れ演算回路215cに出力する。手振れ演算回路215cは、それぞれX軸方向およびY軸方向の手振れを打ち消すに必要な駆動量を演算し、シフト機構駆動回路216に出力する。
シフト機構駆動回路216は、ドライバ216aと、X方向シフト用アクチュエータとしてのモータ361とY方向シフト用アクチュエータとしてのモータ357とを有する。これらのアクチュエータは前述した、図2のモータ361とモータ357に相当する。X方向シフトアクチュエータ361とY方向シフトアクチュエータ357は、それぞれドライバ216aからの出力に従って駆動される。
ドライバ216aには、手振れ補正回路215の手振れ演算回路215cの出力が入力されるように接続されている。そして、ドライバ216aが手振れ補正回路215の出力に従って、X方向シフト用アクチュエータ361、Y方向シフト用アクチュエータ357を駆動制御することで、手振れ補正動作が行なわれる。
手振れ補正回路215には、入出力回路239を介してボディCPU229から出力される手振れ補正動作開始/停止制御信号が印加され、この制御信号に従って、手振れ補正の開始と停止の制御がなされる。そして手振れ補正動作の開始制御がなされたら、手振れ補正回路215はシフト機構駆動回路216のドライバ216aに制御信号を出力する。また、手振れ補正信号に基づく手振れ補正情報を、入出力回路239を介して、電子手振れ補正動作を行うために、画像処理回路227に出力する。なお、本実施形態においては、防振機能として、手振れ検出用の手振れセンサ214の出力に基づいて、撮像素子211を移動させていたが、これに限らず、撮影レンズの一部を移動させて、手振れを打ち消すようにしても勿論構わない。
次に、第1実施形態に係るデジタル一眼レフカメラの動作を図4乃至図6に示すフローチャートを用いて説明する。まず、カメラ本体200に電源電池が装填される等により、パワーオンリセットがなされると、初期設定を行う(#1)。初期設定では、各電子素子のポートやメモリが初期化され、また機械部品が初期位置となるようにリセット動作がなされる。続いて、パワースイッチ257の状態を検出する(#3)。検出の結果、パワースイッチ257がオフ状態の場合には、このステップ#3を繰り返し実行する待機状態となる。
ステップ#3における検出の結果、パワースイッチ257がオン状態であった場合には、1Rスイッチ、2Rスイッチ、撮影モードスイッチ、メニュースイッチ等の各種スイッチ255、着脱スイッチ259の状態を、スイッチ検知回路253によって検出する(#5)。続いて、スイッチ検出によって得られた撮影モードスイッチやメニュースイッチの状態に基づいて、撮影モードや画質モード等のモード変更処理を行う(#7)。
次に、ステップ#5のスイッチ検出で得られた表示切換釦に連動するスイッチの状態に基づいて、スルー画表示モードであるか否かの判定を行う(#9)。判定の結果、スルー画表示モードが設定されている場合には、光学式ファインダによる被写体像観察から、背面液晶モニタ26によるスルー画表示による被写体像観察に切り替えるために、図5に示すステップ#53に進むが、詳細は後述する。
ステップ#9における判定の結果、スルー画表示モードでなかった場合には、ステップ#5のスイッチ検出で得た検出結果に基づいて、1Rスイッチの状態を判定する。判定の結果、1Rスイッチがオフであった場合には、ステップ#3に戻り、前述のステップを繰り返す。
ステップ#11において、1Rスイッチがオンであった場合、すなわち撮影者がレリーズ釦の半押しを行っていた場合には、測距及びレンズ駆動量演算は、測距センサ218および測距回路219からの出力に基づいて、撮影レンズを構成するレンズ101、102の焦点ズレ量を公知のTTL位相差法によって検出し、これに基づいて合焦位置に駆動するためのレンズ駆動量を演算により求める(#13)。続いて、焦点ズレ量またはレンズ駆動量に基づいて、合焦範囲内に入っているか否かの判定を行う(#15)。
判定の結果、合焦範囲内に入っていない場合には、ステップ#13で求めたレンズ駆動量をレンズCPU111に送信し、レンズ駆動機構107を制御して撮影レンズを合焦位置に駆動する(#21)。合焦動作が終了すると、ステップ#11に進み、前述のステップを繰り返す。従って、スルー画表示モードが選択されておらず(つまり光学ファインダ観察モードが選択)、レリーズ釦が半押しされた状態(撮影準備状態)においては、合焦に達するまで、TTL位相差法による測距と合焦駆動がなされる。この間、被写体像は光学式ファインダで観察され、また手振れ補正動作(防振動作)は行われない。
ステップ#15において、判定の結果、合焦範囲に入っていた場合には、2Rスイッチの状態を検出する(#17)。2Rスイッチがオフの場合、すなわち撮影者がレリーズ釦を全押ししていない場合には、続いて1Rスイッチの状態を検出し(#19)、1Rスイッチがオンであった場合には、ステップ#17に戻り、また1Rスイッチがオフであった場合には、ステップ#3に戻り、前述のステップを繰り返す。つまり、レリーズ釦が半押し状態の場合には、ステップ#17と#19を繰り返し検出する待機状態となり、レリーズ釦から撮影者の手が離れると、ステップ#3に戻る。
このように、本実施形態においては、レリーズ釦が半押しされ1Rスイッチがオンとなった状態においては、ステップ#13においてTTL位相差法による自動焦点調節が行っているが、手振れ補正動作は行っていない。この状態では、被写体像は光学ファインダで観察され、特に手振れよるピントずれがあまり目立たないことと、メカ手振れ補正機構の駆動は電源電池の消耗が大きく、必要以上の電源浪費を抑えるためである。
ステップ#17において、2Rスイッチがオンであることが判定されると、撮像素子211の出力に基づいて静止画像を記録する撮像動作に移る。撮像動作に入ると、まず測光および露出量演算を行う(#31)。このステップでは、測光センサ206の出力に基づいて被写体輝度の測定を行い、ここで得た被写体輝度に基づいてシャッタ速度及び/又は絞り値を演算により求める露光量演算を行う。
続いて、手振れによって被写体像がぶれることを防止するためにメカ手振れ補正機構動作を開始させる(#33)。メカ手振れ補正機構の動作開始は、手振れ補正回路215(図3参照)に、入出回路239を介して手振れ補正動作開始信号を送信することにより行い、これによってシフト機構駆動回路216のモータ357、361が、手振れを打ち消すように、撮像素子211を駆動する。
次に、可動反射ミラー201のアップ動作を行う(#35)。可動反射ミラー201のアップ前(すなわちダウン状態)は、撮影レンズのレンズ101、102を通過した被写体光束は可動反射ミラー201によって反射され、フォーカシングスクリーン203上に結像しており、被写体像は光学ファインダによって観察することができる。この状態では、被写体光束は撮像素子211に導かれることはないが、可動反射ミラー201がアップすることにより、撮像素子211に導かれることが可能となる。続いて、シャッタ213の先幕が走行を開始し、シャッタ213が開放状態となる(#37)。これによって、撮像素子211上に被写体像が結像し、露出を開始する(#39)。
ステップ#7において設定された撮影モードに従い、設定されたシャッタ速度またはステップ#31において演算で求めたシャッタ速度に応じた露出時間が経過すると、シャッタ213の後幕を走行させ、シャッタ閉じを行う(#41)。続いて、可動反射ミラー201のダウン動作とシャッタ213のチャージ動作を行う(#43)。これで露出動作が終了するので、メカ手振れ補正機構の動作を停止する(#45)。
本実施形態においては、ファインダ光学系による被写体像観察時における撮像動作では、画像データを取得する前後のステップ#33からステップ#45の間で、シフト機構217、シフト機構駆動回路216、手振れ補正回路215および手振れセンサ214からなるメカ手振れ補正機構によって、カメラ本体に加えられた振れの影響を打ち消すように撮像素子211を駆動している。なお、手振れ補正機構は、ステップ#39の露出動作の前後で動作すれば良く、例えば、測光露出演算の前に開始しても良く、また後述するメディア記録の後に動作を停止しても良い。
次に、撮像素子211から画像データの読出しを行い(#47)、画像処理回路227等によって画像処理を行って(#49)、記録媒体245に静止画像の記録を行う(#51)。静止画像の記録が終わると、ステップ#3に戻り、前述のステップを繰り返す。以上のステップにより、光学ファインダによって被写体像を観察している際に、撮影者がレリーズ釦を全押しすると、撮像素子211によって得られた画像データが記録媒体245される。
ステップ#9に戻り、表示切換釦の操作によりスルー画表示モードが選択されていた場合には、図5のステップ#53に進み、ステップ#31と同様にして、測光・露出量演算を行う(#53)。次に、ステップ#35と同様に、可動反射ミラー201のアップ動作を行い(#55)、アップ動作が終わると、ステップ#37と同様に、シャッタ213の開放動作を行う(#57)。これによって、可動反射ミラー201が撮影光軸から退避し、シャッタ213が開放状態となるので、撮像素子211上に被写体像が結像する。
この後、撮像素子211の駆動にあたっての電子シャッタスピードと感度の条件設定を行うために、ステップ#53で求めた測光・露光量の演算結果を用いてスルー画条件設定1のサブルーチンを実行する(#59)。このサブルーチンの実行によって背面液晶モニタ26に適切な明るさ(明度)の像を表示することができる。スルー画条件設定1が終了すると、スルー画表示の準備ができたので、背面液晶モニタ26に被写体像の動画によるスルー画表示を開始させる(#61)。本実施形態では、スルー画表示のフレームレートは、30fps(flame per sec)であり、フレーム間隔は33msecとなる。なお、スルー画表示動作の制御はこの開始指示を受けて画像処理回路227にて行われる。
続いて、ステップ#5と同様に、スイッチ検出を行い(#63)、ステップ#7と同様に、モード変更処理を行う(#65)。スイッチ検出の際に得られた表示切換スイッチの状態に基づいて、スルー画表示モードか否かの判定を行い(#67)、スルー画表示モードではなかった場合には、スルー画表示モードを解除し、光学ファインダで被写体像を表示するために、ステップ#71以下を実行する。
まず、背面液晶モニタ26でのスルー画表示を停止させ(#71)、続いて、ステップ#41と同様に、シャッタ213を閉じる(#73)。これによって撮像素子211上には、被写体像が導かれなくなる。続いて、可動反射ミラー201をダウンさせ、シャッタ213のシャッタチャージを行う(#75)。この一連の動作によって、スルー画表示は停止し、ステップ#3に戻り、前述のステップを繰り返す。
ステップ#67に戻り、判定の結果、スルー画表示モードが選択されていた場合には、次にパワースイッチ257の状態を検出する(#69)。検出の結果、オフであった場合には、電源オフのために、前述のステップ#71以下に進み、スルー画表示の解除等を行ってから、ステップ#3に戻る。
ステップ#69において、判定の結果、パワースイッチ257がオンであった場合には、レリーズ釦が半押しか、すなわち1Rスイッチがオンかを判定する(#81)。判定の結果、オンであった場合には、メカ手振れ補正機構の動作を開始させる(#83)。これによって、手振れセンサ214の検出結果に基づいて、シフト機構217は、手振れを打ち消すように撮像素子211を駆動する。
次に、撮像素子211の出力に基づいてレンズ101、102のピント合わせを自動的に行う(#83)。スルー画表示モードが選択されていないときには、可動反射ミラー201はダウンしており、交換レンズ100を通過した被写体光束はサブミラー202によって測距センサ218に入射していた。このため、非スルー画表示モードではTTL位相差法によってレンズ101,102のデフォーカス量を検出することができた。
しかしながら、スルー画表示中は、可動反射ミラー201がアップしているために、TTL位相差法による測距を行うことができない。そのかわり、スルー画表示中は、撮像素子211に被写体光束が入射することから、いわゆる山登り法による焦点調節(コントラスト法)を行うことができる。この焦点調節は、撮像素子211の出力から高周波成分を抽出し、この高周波成分が最大になるように、レンズCPU111を介してレンズ駆動機構107によって、レンズ101,102を自動調節するものである。
続いて、ステップ#83における自動焦点調節の結果、合焦範囲内にあるか否かについて判定する(#87)。判定の結果、非合焦の場合には、ステップ#85に戻り、自動焦点調節を行う。判定の結果、合焦範囲内に入ると、ステップ#83で動作開始したメカ手振れ補正機構動作の停止を行う(#89)。このように、スルー画表示中であって(#67)、かつレリーズ釦が半押しされ撮影準備状態になっている場合(#81)に、手振れ補正(防振機能)を動作させている。
また、本実施形態においては、スルー画が非表示状態であり、位相差法による測距を行っている場合には、手振れ補正動作(防振機能)を禁止していたのに対して、スルー画が表示状態であり、コントラスト法による測距を行っている場合には、手振れ補正動作を行うようにしている。手振れ補正動作を行うことにより、静止した被写体像について高周波成分を抽出することから、高精度の焦点状態の検出と焦点調節を行うことができる。
ステップ#89においてメカ手振れ補正機構動作停止を行うと、次に、2Rスイッチの状態を検出する(#91)。検出の結果、オフであった場合、またはステップ#81において、1Rスイッチがオフであった場合には、スルー画条件の設定2を実行する(#93)。このスルー画条件の設定2は、液晶モニタ26におけるスルー画表示の明度を適切に保つことを目的とするサブルーチンである。ステップ#59のスルー画条件設定1はスルー画表示前であったので、測光センサ206の出力に基づいて行ったが、スルー画条件設定2では、狙いとする明度と前回撮像結果に基づく画面明度と差分から次回撮像時の電子シャッタスピードと感度を決定する。なお、ここで、明度とは、例えば、撮像素子211の各画素出力の加重平均値に対応した値である。スルー画条件の設定2のサブルーチンが終わると、ステップ#63に戻り、前述のステップを繰り返す。
ステップ#91に戻り、スルー画表示中に、2Rスイッチがオンとなると、撮像素子211の出力に基づいて静止画像を記録する撮像動作に移る。撮像動作に入ると、まず、ステップ#33と同様に、メカ手振れ補正機構の動作を開始させる(#121)。これは、撮影動作中に、手振れがあると画像がブレてしまい、見苦しくなることを防止するためである。続いて、スルー画表示の停止を行い(#123)、シャッタ213の閉じ動作(#125)と、チャージ動作を行う(#127)。シャッタ213はスルー画表示中、開放状態となっているが、露出動作に入る前に、露光時間を制御するシャッタ213を一旦閉じさせチャージを行うことにより、シャッタ213の初期化を行い、露光時間制御を可能とする。
続いて、シャッタ213のシャッタ先幕の走行を開始させシャッタを開放する(#129)。これによって撮像素子211上に被写体像が結像し、露出を開始する(#131)。ステップ#7、#65において設定された撮影モードに従い、設定されたシャッタ速度またはステップ#53において演算で求められたシャッタ速度に応じた露出時間が経過すると、シャッタ213の後幕を走行させ、シャッタ閉じを行う(#133)。続いて、シャッタ213のチャージ動作を行う(#135)。スルー画表示モードにおいては、可動反射ミラー201はアップしたままで良いことから、ステップ#43の場合と異なり、ミラーダウン動作はおこなっていない。なお、可動反射ミラー201とシャッタ213をそれぞれ独立して駆動することができないタイプのカメラの場合には、ここでミラーダウンを行っても良い。
シャッタチャージが終わると、メカ手振れ補正機構の動作を停止させ(#137)、画像データの読出し(#135)、画像処理(#139)およびメディア記録(#141)を行う。これらのステップは前述のステップ#45、#47、#49および#51と同様であるので、詳細は省略する。メディア記録が終わると、ステップ#53に戻り、スルー画表示モードで動作する。
以上のように本発明の第1実施形態においては、スルー画表示が非選択の場合には、手振れ補正動作を禁止しており、スルー画表示が選択され、撮影準備動作に入ったときのみ手振れ補正動作を行うようにしている。スルー画の非表示の場合には、光学ファインダで被写体像を観察するため高精度の合焦表示が不必要であることから手振れ補正機構の動作を禁止して電源電池の消耗を抑え、スルー画表示が選択された際には、高精度で合焦を行うために手振れ補正機構を動作させている。
また、一般に手振れ補正動作は電源電池の消耗が大きいが、本実施形態においては、スルー画表示が選択された場合であっても、ただちに手振れ補正動作を開始させず、レリーズ釦が半押しされ、撮影準備状態となった場合に、手振れ補正動作を開始させるようにしているので、電源電池の消耗を最小限にすることができる。さらに、手振れ補正動作を行っている場合でも、合焦動作が終わると、手振れ補正動作を終了するようにしているので(#89)、電源電池の消耗を更に抑えることができる。
さらに、本実施形態においては、スルー画表示の際に、1Rスイッチがオンとなると撮像素子211の出力を用いて、コントラスト法により焦点状態を検出し、合焦動作を行い、また非スルー画表示の際には、1Rがオンとなると、測距センサ218の出力に基づいて、位相差法により焦点状態を検出し、合焦動作を行っている、いずれの場合でも自動焦点調節を行っており、ピント合わせが行われる。
なお、本実施形態において、手振れ補正回路215から手振れ補正情報を入出力回路239から画像処理回路227に出力していたが、本実施形態の説明においては、電子手振れ補正動作を行っていないことから省略しても良い。
また、手振れ補正機構は、1Rスイッチのオンにより、すなわち撮影準備動作に入ると、動作を開始させていたが、これに限らず、例えば、スルー画表示モードに入った際等、適宜、タイミングを選択することができる。同様に、手振れ補正機構の動作を停止するタイミングも、合焦動作が完了した時点に限らず、例えば、1Rスイッチがオフになったとき等、適宜選択することができる。
次に、本発明の第2実施形態を、図7及び図8を用いて説明する。第1実施形態においては、手振れ補正装置として、手振れセンサ214、手振れ補正回路215、シフト機構216およびシフト機構217等からなるメカ手振れ補正機構によって、手振れ補正(防振機能)を行っていた。第2実施形態においては、手振れ補正装置として、手振れセンサ214、手振れ補正回路215および画像処理回路227等からなる電子手振れ補正手段によって、手振れ補正(防振機能)を行うようにしている。電子手振れ補正は、撮像素子211から出力に基づく画像データを、手振れセンサ214の出力に基づいて、その切り出し位置を変え、手振れを除去した画像を得る補正であって、画像処理回路227等によって行われる。
この第2実施形態の構成は、第1実施形態の構成において、図5に示すフローチャート中のステップ#83と#89を削除し、図8のフローチャート中にステップ#251、#252および#277を追加し、図9のフローチャート中にステップ#220を追加する以外は同様であるので、同一部分については説明を省略し、相違点を中心に説明する。
ステップ#9(図4)において、スルー画表示モードが選択されていた場合には、手振れ補正情報の検出を開始する(図7のステップ#251)。このステップでは、入出力回路239を介して手振れ補正回路215から手振れ情報の入力を開始させる。続いて、ステップ#252において、電子手振れ補正開始の指示を出力する(#252)。電子手振れ補正は、前述したように画像処理回路227によって、画像処理で手振れを補正する。
電子手振れ補正開始指示を出すと、以後、停止指示がなされるまでは、画像処理回路227等によって、画像処理によって手振れ軽減のための電子手振れ補正が実行される。この後、第1実施形態と同様にステップ#53からステップ#69が実行され、ステップ#81において、1Rスイッチの状態を検出する。検出の結果、1Rスイッチがオンであった場合には、第1実施形態と同様に、撮像素子211の出力に基づいてコントラスト法による測距(AF)が行われる(#85)。
なお、第1実施形態では、コントラストAFを実行する前に、メカ手振れ補正機構の動作を開始させ(#83)、合焦後にメカ手振れ補正機構の動作を停止させていたが(#89)、第2実施形態においては、ステップ#252において、電子手振れ補正を開始しているので、特にメカ手振れ補正機構による手振れ補正は行っていない。
ステップ#67または#69からステップ#71のスルー画表示の停止に移行し、スルー画表示モードの解除動作に入ると、第1実施形態と同様にしてステップ#71〜ステップ#75の処理を行った後に、電子手振れ補正の停止指示を出す(#277)。続いて、ステップ#3(図4)に戻り、前述のステップを繰り返す。
このように、スルー画表示モードに入ると(ステップ#9からステップ#259)、電子手振れ補正が開始され(#252)、スルー画表示中は電子手振れ補正が実行され、スルー画表示モードが解除されると、電子手振れ補正も停止する(#277)。この間、撮像素子211から出力される被写体像信号のコントラストが最大となる位置にレンズ101、102を移動させる、所謂コントラスト法による自動焦点調節がなされる(#85)。
第2実施形態においても、スルー画表示が非選択の場合には、手振れ補正動作を禁止しており、スルー画表示が選択されると手振れ補正動作を行うようにしている。このため、スルー画表示の際に、手振れがあっても、画像処理によって手振れが補正され、また高精度の焦点検出を行うことができる。
また、一般に手振れ補正動作は電源電池の消耗が大きいが、本実施形態においては、手振れ補正を電子的に画像処理によって行っているので、シフト機構217を駆動する場合に比較して電源消費が少なく、電源電池の消耗を最小限にすることができる。
さらに、第1実施形態と同様、スルー画表示の際に、1Rがオンとなると撮像素子211の出力を用いて、コントラスト法により焦点状態を検出し、合焦動作を行い、また非スルー画表示の際には、1Rがオンとなると、測距センサ218の出力に基づいて、位相差法により焦点状態を検出し、合焦動作を行っている、いずれの場合でも自動焦点調節を行っており、ピント合わせが行われる。
なお、電子手振れ補正の開始のタイミングは、本実施形態の如く、スルー画表示モードに入った際に限らず、例えば、第1実施形態と同様に1Rスイッチがオンとなった際に開始し、撮影レンズの合焦時点で手振れ補正を停止するようにしても勿論構わない。
以上のように、本発明の各実施形態においては、撮影レンズを介して被写体像を撮像し、所定の間隔で被写体像信号を出力する撮像素子211と、この撮像素子211から繰り返し出力される被写体像信号に基づいて動画像を表示する背面液晶モニタ26と、レリーズ釦の半押し操作に応答して、撮影レンズを合焦位置に駆動する自動焦点調節手段(撮像素子211、レンズCPU111、レンズ駆動機構107、ステップ#85、#87)と、手振れセンサ214の出力に基づいて手振れ補正動作を行うメカ手振れ補正機構または電子手振れ補正を具備しており、背面液晶モニタ26による動画像の表示中に自動焦点調節手段による合焦動作を実行する場合には、メカ手振れ補正機構または電子手振れ補正を動作させている(#83、#252)。このため、自動焦点調節を行う際には、手振れ補正を行うようにしているので、高精度の焦点検出を行うことができる。
なお、各実施形態において、メカ手振れ補正機構は、手振れ補正回路215、シフト機構216およびシフト機構217等によって構成し、撮像素子211を手振れセンサ214の出力に基づいて移動させ、手振れの影響を除去するようにしていた。しかし、これに限らず、例えば、レンズ101、102等を光軸に対して直交する面内で移動させ、手振れの影響を除去するように構成しても、勿論構わない。
また、各実施形態において、被写体像の撮影にあたっては、メカ手振れ補正機構を動作させていたが、これに限らず電子手振れ補正でもよく、またメカまたは電子手振れ補正の動作を禁止するモードを備えるようにしても勿論構わない。
本発明の実施形態の説明にあたっては、デジタル一眼レフカメラを例に挙げたが、これに限らず、手振れ補正(防振機能)機能とスルー画表示機能を有するコンパクトデジタルカメラ、携帯電話等の電子撮像装置であれば適用できることは勿論である。
本発明の第1実施形態に係るデジタル一眼レフカメラの全体構成を示すブロック図である。 本発明の第1実施形態における撮像素子ユニットおよびシフト機構の構成を示す図であって、(A)は外観斜視図であり、(B)はA−A断面図である。 本発明の第1実施形態における手振れセンサ、手振れ補正回路およびシフト機構駆動回路の回路構成を示すブロック図である。 本発明の第1実施形態におけるパワーオンリセットのフローチャートである。 本発明の第1実施形態におけるパワーオンリセットのフローチャートである。 本発明の第1実施形態におけるパワーオンリセットのフローチャートである。 本発明の第2実施形態におけるパワーオンリセットのフローチャートである。 本発明の第2実施形態におけるパワーオンリセットのフローチャートである。
符号の説明
26 背面液晶モニタ
201 可動反射ミラー
211 撮像素子
213 シャッタ
214 手振れセンサ
215 手振れ補正回路
216 シフト機構駆動回路
217 シフト機構
223 撮像素子駆動回路
224 撮像素子ユニット
227 画像処理回路
229 ボディCPU
350 第1基板
351 第2基板
353 第1スライダ
355 第2スライダ
357 Y方向シフト用アクチュエータ(モータ)
361 X方向シフト用アクチュエータ(モータ)

Claims (10)

  1. 撮影レンズを介して被写体像を撮像し、所定の間隔で被写体像信号を出力する撮像手段と、
    この撮像手段から繰り返し出力される被写体像信号に基づいて、表示装置に動画像を表示する表示手段と、
    レリーズ釦の半押し操作に応答して、上記撮影レンズを合焦位置に駆動する自動焦点調節手段と、
    手振れセンサの出力に基づいて手振れ補正動作を行う手振れ補正手段と、
    を具備しており、
    上記表示手段による上記動画像の表示中に上記自動焦点調節手段による合焦動作を実行する場合には、上記手振れ補正手段による手振れ補正動作を実行するようにしたことを特徴とするデジタルカメラ。
  2. 上記自動焦点調節動作は、上記撮像手段から出力される被写体像信号のコントラストが最大となる位置に上記撮影レンズを移動させる方式の自動焦点調節であることを特徴とする請求項1に記載のデジタルカメラ。
  3. 上記撮像手段は、撮影光軸に直交する面に沿って移動可能な撮像素子を含み、上記手振れ補正手段は上記手振れセンサの出力に基づいて上記撮像素子で撮像した被写体像の手振れを補正することを特徴とする請求項1に記載のデジタルカメラ。
  4. 上記手振れ補正手段は、上記手振れセンサの出力に基づいて、撮像手段の出力に基づく画像データを、画像処理によって手振れを除去することを特徴とする請求項1に記載のデジタルカメラ。
  5. 撮影レンズを介して被写体像を撮像し、所定の間隔で被写体像信号を出力する撮像手段と、
    この撮像手段から繰り返し出力される被写体像信号に基づいて、表示装置に動画像を表示する表示手段と、
    上記撮影レンズを合焦位置に駆動する自動焦点調節手段と、
    手振れセンサの出力に基づいて手振れ補正動作を行う手振れ補正手段と、
    上記表示手段による上記動画像の表示中に上記自動焦点調節手段による合焦動作を実行する場合には、上記合焦動作の期間中は少なくとも上記手振れ補正手段による手振れ補正動作を実行させる制御手段と、
    を具備することを特徴とするデジタルカメラ。
  6. 上記手振れ補正手段は、上記撮像手段を撮影光軸に直交する面内で手振れを除去するように移動、若しくは上記撮影レンズの一部の光学系について手振れを除去するように移動させるメカ手振れ補正手段であることを特徴とする請求項5に記載のデジタルカメラ。
  7. 上記制御手段は、撮影準備動作に応じて、上記手振れ補正手段による上記手振れ補正動作を開始させると共に、上記自動焦点調節手段による合焦動作を開始することを特徴とする請求項6に記載のデジタルカメラ。
  8. 上記手振れ補正手段は、上記撮像手段から出力に基づく画像データを、画像処理によって手振れを除去する電子手振れ補正手段であることを特徴とする請求項5に記載のデジタルカメラ。
  9. 上記制御手段は、上記表示装置に上記動画像の表示開始と共に、上記手振れ補正手段による上記手振れ補正動作を開始させ、撮影準備動作に応じて上記自動焦点調節手段による合焦動作を開始することを特徴とする請求項8に記載のデジタルカメラ。
  10. 上記自動焦点調節手段は、上記撮像手段から出力される被写体像信号のコントラストに基づいて検出するコントラスト法と、上記撮影レンズの周辺を通過した被写体光束に基づいて検出する位相差法による自動焦点手段であり、上記表示装置に動画像を表示する場合には、上記コントラスト法によって自動焦点調節を行うことを特徴とする請求項5に記載のデジタルカメラ。
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