JP2008193683A - 画像読取装置、画像濃度補正方法 - Google Patents

画像読取装置、画像濃度補正方法 Download PDF

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Abstract

【課題】シェーディング補正において適正な白基準値の取得を実現することのできる技術を提供する。
【解決手段】副走査方向において互いに異なる位置に配置され、前記副走査方向に移動する走査光学系により導かれる読み取り対象面からの反射光を読み取る複数のラインセンサと、シェーディング補正を行なうために前記複数のラインセンサにより所定の白基準板を読み取る際に、前記複数のラインセンサそれぞれによる前記白基準板上の読み取り領域が略同じとなるように、各ラインセンサでの画像読み取りタイミングを制御する読取制御部とを備えてなる。
【選択図】図1

Description

本発明は、画像読取装置におけるシェーディング補正に関し、特にシェーディング補正における適正な白基準値の取得を実現するための技術に関するものである。
従来、画像読取装置におけるシェーディング補正を行なう際の白基準板の読み取り処理では、ラインセンサによって数ライン分を読み取り、その平均値を白基準値として用いていた。
また、ラインセンサにて数ライン分の白基準データを読み取り、そのデータをただ平均するのではなく、統計的に処理することにより、白基準値を求める技術も知られる(例えば、特許文献1を参照。)。
特開平11−289432号公報
上記従来技術は、画像読取装置においてシェーディング補正を行う場合における、白基準板に付着している異物の影響を低減させる為に行っているものである。
上記従来技術のような、白基準データの平均値を用いる方法や統計的な処理を用いる方法では、白基準板上の異物検知、除去、補正などを行った場合、白基準板に付着している異物がある程度小さいものであれば、さほど弊害のない白基準値を求めることが可能である。
しかし、白基準板に付着した異物が十分に補正しきれないほど大きいサイズである場合、上記従来技術のような処理を行っても、白基準値の値に影響を与えてしまう。
本発明は上述した問題点を解決するためになされたものであり、シェーディング補正において適正な白基準値の取得を実現することのできる技術を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するため、本発明の一態様に係る画像読取装置は、副走査方向において互いに異なる位置に配置され、前記副走査方向に移動する走査光学系により導かれる読み取り対象面からの反射光を読み取る複数のラインセンサと、シェーディング補正を行なうために前記複数のラインセンサにより所定の白基準板を読み取る際に、前記複数のラインセンサそれぞれによる前記白基準板上の読み取り領域が略同じとなるように、各ラインセンサでの画像読み取りタイミングを制御する読取制御部とを備えてなることを特徴とするものである。
また、本発明の一態様に係る画像濃度補正方法は、副走査方向において互いに異なる位置に配置され、前記副走査方向に移動する走査光学系により導かれる読み取り対象面からの反射光を読み取る複数のラインセンサを備える画像読取装置における画像濃度補正方法であって、シェーディング補正を行なうために前記複数のラインセンサにより所定の白基準板を読み取る際に、前記複数のラインセンサそれぞれによる前記白基準板上の読み取り領域が略同じとなるように、各ラインセンサでの画像読み取りタイミングを制御する読取制御ステップと、前記読取制御ステップにおける制御により、前記複数のラインセンサにて前記白基準板を読み取って得られる情報に基づいてシェーディング補正を行なうシェーディング補正実行ステップとを備えてなることを特徴とするものである。
以上に詳述したように本発明によれば、シェーディング補正において適正な白基準値の取得を実現することのできる技術を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しつつ説明する。
(第1の実施の形態)
以下、本発明の第1の実施の形態について説明する。
本実施の形態による画像読取装置Mは、例えばMFP(Multi Function Peripheral)であるものとする。
図1は、本発明の第1の実施の形態による画像読取装置Mの概略構成について説明するための概略構成図である。
本実施の形態による画像読取装置Mは、光源1、光源1の配光特性の補正を行なうリフレクタ2、第1ミラー3、第2ミラー5、第3ミラー6、集光レンズ8、CCDラインセンサ9、CCDラインセンサ9の制御および各種処理を行なう制御基板11、白色の基準となる白基準板12、原稿orgを置くための原稿ガラス13、原稿orgが浮かないように固定するための原稿押さえカバー14、および上記すべての構成を配置するためのスキャナ筐体15を備えてなる構成となっている。
なお、光源1、リフレクタ2および第1ミラー3から第1キャリジ4が構成され、第2ミラー5および第3ミラー6から第2キャリジ7が構成されている。また、CCDラインセンサ9は、CCDセンサ基板10に実装されている。これら第1キャリジ4、第2キャリジ7および集光レンズ8は、走査光学系を構成している。この走査光学系は、第1キャリジ4および第2キャリジ7が副走査方向(図1における左右方向を向くH方向)に移動可能となっており、第1キャリジ4が第2キャリジ7の移動速度(V)の2倍の移動速度(2V)で移動するようになっている。
まず、図1を用いて、本実施の形態による画像読取装置Mの概略動作を説明する。
光源1から照射された光は原稿ガラス13を透過し、原稿orgに照射される。ここで、光源1から照射される光の配光は一様でなく、原稿org上の照度に配光ムラが生じてしまうため、リフレクタ2からの反射光も原稿orgに照射することで、原稿org上の配光を一様にする構成としている。
原稿orgからの反射光は、第1ミラー3、第2ミラー5、第3ミラー6で反射し、集光レンズ8を透過してCCDラインセンサ9の受光面に結像する。CCDラインセンサ9はCCDセンサ基板10上に実装され、制御基板11から入力される制御信号により制御される。制御基板11の詳細については、後述する。
原稿押さえカバーは、原稿ガラス13上に置かれた原稿orgの読み取り面が原稿ガラス13に密着するように押さえつけるものである。
CCDラインセンサ9の構成の詳細については後述するが、CCDラインセンサ9から出力されるアナログ信号は、各光電変換部の変換効率ばらつきによる高周波歪と、集光レンズ8を用いた縮小光学系であることに起因する収差からなる低周波歪を含んでいるため、正規化補正を行なうため基準となるデータが必要となる。図1に示す構成では、上記基準データは、白基準板12を読み取った際の画像データである。
続いて、制御基板11の構成の詳細について説明する。図2は、制御基板11の構成について説明するための図である。
制御基板11は、各種処理を行なう処理IC11Aと、各種タイミングを生成する各種タイミング生成回路11Bと、CCDラインセンサ9からのアナログ信号を処理し、アナログ信号をデジタル信号に変換するまでの処理を行なう各種アナログ処理回路11Cと、各種アナログ処理回路11Cから出力されるデジタル信号に対し、高周波及び低周波歪を補正するシェーディング補正や、複数のラインセンサ間のライン位置ズレを補正するためのライン間補正処理等の画像補正を行なう画像処理回路部11Eと、ライン間補正処理を行なう際にライン単位で画像データを遅延させるためのラインメモリ回路11Dとから構成されている。
また、この処理IC11Aは、CCDセンサ基板10に実装するCCDセンサ制御回路10Aの制御や、光源1の発光制御を行なう光源制御回路16、前記、第1キャリジ4と第2キャリジ7を移動させるためのモータ18を制御する駆動系制御回路17も制御する。
CCDセンサ基板10は、CCDラインセンサ9と、CCDラインセンサ9を駆動するためのCCDセンサ制御回路10Aと、CCDセンサ制御回路10Aの出力を受け、CCDラインセンサ9の駆動条件に合わせるCCDドライバ10Bとから構成されている。
図3は、本発明の第1の実施の形態による画像読取装置MにおけるCCDラインセンサ9の概略構成図である。CCDラインセンサ9は、RED用ラインセンサ9R、GREEN用ラインセンサ9G、BLUE用ラインセンサ9B、BLACK用ラインセンサ9Kの4つのラインセンサから構成されている。
これら4つのラインセンサは、副走査方向(走査光学系が移動する副走査方向に対応する方向であり、図1における上下方向を向くH方向)において互いに異なる位置に配置されている。同図に示すように、各ラインセンサは、フォトダイオードアレイ、シフトゲート、アナログシフトレジスタおよび出力AMPから構成されている。
まず、RED用のラインセンサ9Rでは、図示しないREDの色フィルタを受光面上に配置したREDフォトダイオードアレイ9R1の光電変換で入射光量に応じた電荷量に変換し、各フォトダイオードに電荷を蓄積する。蓄積された電荷はシフトゲート9R2に印加する制御信号SH1によりシフトゲート9R2を通りアナログシフトレジスタ9R3に転送される。アナログシフトレジスタ9R3に転送された電荷は制御信号φ1、φ2により順次後段の出力AMP9R4の方に移動し、出力AMP9R4から外部に出力される。そのときの出力信号をOUT1とする。
GREEN用のラインセンサ9Gでは、同様に図示しないGREENの色フィルタを受光面上に配置したGREENフォトダイオードアレイ9G1の光電変換で入射光量に応じた電荷量に変換し、各フォトダイオードに電荷を蓄積する。蓄積された電荷はシフトゲート9G2に印加する制御信号SH2によりシフトゲート9G2を通りアナログシフトレジスタ9G3に転送される。アナログシフトレジスタ9G3に転送された電荷は制御信号φ1、φ2により順次後段の出力AMP9G4の方に移動し、出力AMP9G4から外部に出力される。そのときの出力信号をOUT2とする。
同様に、BLUE用のラインセンサ9Bでは、図示しないBLUEの色フィルタを受光面上に配置したBLUEフォトダイオードアレイ9B1の光電変換で入射光量に応じた電荷量に変換し、各フォトダイオードに電荷を蓄積する。蓄積された電荷はシフトゲート9B2に印加する制御信号SH3によりシフトゲート9B2を通りアナログシフトレジスタ9B3に転送される。アナログシフトレジスタ9B3に転送された電荷は制御信号φ1、φ2により順次後段の出力AMP9B4の方に移動し、出力AMP9B4から外部に出力される。そのときの出力信号をOUT3とする。
同様に、BLACK用のラインセンサ9Kでは、色フィルタを受光面上に配置しないBLACKフォトダイオードアレイ9K1の光電変換で入射光量に応じた電荷量に変換し、各フォトダイオードに電荷を蓄積する。蓄積された電荷はシフトゲート9K2に印加する制御信号SH4によりシフトゲート9K2を通りアナログシフトレジスタ9K3に転送される。アナログシフトレジスタ9K3に転送された電荷は制御信号φ1、φ2により順次後段の出力AMP9K4の方に移動し、出力AMP9K4から外部に出力される。そのときの出力信号をOUT4とする。
図4は、各フォトダイオードアレイ、シフトゲート、アナログシフトレジスタ、出力AMPの配置について説明するための図である。
各フォトダイオードアレイ間の距離(副走査方向における距離)は、REDフォトダイオードアレイ9R1、GREENフォトダイオードアレイ9G1、BLUEフォトダイオードアレイ9B1それぞれの距離がmライン、BLUEフォトダイオードアレイ9B1とBLACKフォトダイオードアレイ9K1の距離がnラインとする。
ここで、REDフォトダイオードアレイ9R1、GREENフォトダイオードアレイ9G1、BLUEフォトダイオードアレイ9B1に各フォトダイオードのサイズ(以下、画素サイズと記す)は、BLACKフォトダイオードアレイ9B1の画素サイズよりも大きく設定されている。すなわち、REDフォトダイオードアレイ9R1、GREENフォトダイオードアレイ9G1、BLUEフォトダイオードアレイ9B1の画素数は、BLACKフォトダイオードアレイ9K1よりも少ない。
図5は、本実施の形態におけるCCDラインセンサにおけるフォトダイオードアレイの画素サイズについて説明するための図である。
本実施の形態では、図5に示すように、BLACKフォトダイオードアレイ9K1の画素サイズをa×a、REDフォトダイオードアレイ9R1、GREENフォトダイオードアレイ9G1、BLUEフォトダイオードアレイ9B1の各画素サイズを(a×2)×(a×2)とすると、各フォトダイオードアレイの長手方向の長さはすべて同一のため、REDフォトダイオードアレイ9R1、GREENフォトダイオードアレイ9G1、BLUEフォトダイオードアレイ9B1の画素数はBLACKフォトダイオードアレイ9K1の画素数の半分となる。
BLACKフォトダイオードアレイ9K1でA4サイズの長手方向である297mm幅を解像度600dpiで読み取る場合、600dpi/25.4mm×297mm=7015.7となり、最低でも7016以上の画素数が必要となる。
CCDラインセンサ9の取り付け誤差や原稿orgの置かれる場所の位置ズレ等を考慮すると、7016+αの画素数が必要となるので、ここでは、BLACKフォトダイオードアレイ9K1の画素数を7500画素に設定している。この場合、GREENフォトダイオードアレイ9G1、BLUEフォトダイオードアレイ9B1の画素数はBLACKフォトダイオードアレイ9K1の画素数は3750画素(7500画素の半分)となる。
続いて、上記CCDラインセンサからの出力されるアナログ信号から、デジタル信号に変換して、歪み補正(以下シェーディング補正)やライン間補正などの画像処理を行なうまでの流れについて説明する。
図6は、本実施の形態による画像読取装置における処理の流れについて説明するための図である。
図3に示すREDラインセンサからのアナログ出力信号OUT1は、CCDラインセンサの出力信号に含まれる直流信号成分を図示しない直列に配置したカップリングコンデンサで除去され、その後、図示しないサンプルホールド回路によりアナログ信号成分を安定化される。このようにして安定化したアナログ信号を、外部信号により増幅率の設定可能なゲインアンプ回路(図中ではPGA−RED)11C1で振幅調整し、後段のアナログ信号をデジタル信号に変換するA/D変換機(図中ではADC)11C5でデジタル信号に変換する。デジタル信号に変換された画像信号は、後段の各種画像処理部11Eに送られる。PGAについては、後述で詳しく説明する。
同様に、GREENラインセンサからのアナログ出力信号OUT2は、CCDラインセンサの出力信号に含まれる直流信号成分を図示しない直列に配置したカップリングコンデンサで除去され、その後、図示しないサンプルホールド回路によりアナログ信号成分を安定化される。このようにして安定化したアナログ信号を、外部信号により増幅率の設定可能なゲインアンプ回路(図中ではPGA−GREEN)11C2で振幅調整し、後段のアナログ信号をデジタル信号に変換するA/D変換機(図中ではADC)11C6でデジタル信号に変換する。デジタル信号に変換された画像信号は、後段の各種画像処理部11Eに送られる。
同様に、BLUEラインセンサからのアナログ出力信号OUT3は、CCDラインセンサの出力信号に含まれる直流信号成分を図示しない直列に配置したカップリングコンデンサで除去され、その後、図示しないサンプルホールド回路によりアナログ信号成分を安定化される。このようにして安定化したアナログ信号を、外部信号により増幅率の設定可能なゲインアンプ回路(図中ではPGA−BLUE)11C3で振幅調整し、後段のアナログ信号をデジタル信号に変換するA/D変換機(図中ではADC)11C7でデジタル信号に変換する。デジタル信号に変換された画像信号は後段の各種画像処理部11Eに送られる。
同様に、BLACKラインセンサからのアナログ出力信号OUT4は、CCDラインセンサの出力信号に含まれる直流信号成分を図示しない直列に配置したカップリングコンデンサで除去され、その後、図示しないサンプルホールド回路によりアナログ信号成分を安定化される。このようにして安定化したアナログ信号を外部信号により増幅率の設定可能なゲインアンプ回路(図中ではPGA−BLACK)11C4で振幅調整し、後段のアナログ信号をデジタル信号に変換するA/D変換機(図中ではADC)11C8でデジタル信号に変換する。そのデジタル信号に変換された画像信号は後段の各種画像処理部11Eに送られる。
画像処理部11Eでは、シェーディング補正、ライン間補正、BLACK出力信号を用いてRED、GREEN、BLUEそれぞれの出力信号を補正する処理などが行われ、エンジン部へ送られる。
図7は、本実施の形態による画像読取装置Mについて説明するための機能ブロック図である。本実施の形態による画像読取装置Mは、複数のラインセンサ(REDラインセンサ9R、GREENラインセンサ9G、BLUEラインセンサ9BおよびBLACKラインセンサ9Kに相当)、汚れ検知部101、読取領域変更部102、読取制御部103、CPU801、MEMORY802および制御部803を備えてなる構成となっている。
複数のラインセンサは、副走査方向Hにおいて互いに異なる位置に配置され、副走査方向に移動する走査光学系により導かれる読み取り対象面からの反射光を読み取る。これら複数のラインセンサにより、CCDラインセンサ9が構成されている。
読取制御部103は、シェーディング補正を行なうために複数のラインセンサにより所定の白基準板を読み取る際に、複数のラインセンサそれぞれによる白基準板上の読み取り領域が略同じとなるように、各ラインセンサでの画像読み取りタイミングを制御する。
このような構成とすることにより、シェーディング補正時に必要な白基準データの読み取りを行なう際に、白基準板上の複数の画像読取部(ラインセンサ)によって読み取る範囲を狭めることができ、白基準板近傍に汚れ等が付着しているような場合でも、当該汚れを読み取ってしまう確率を低減させることができる。
具体的に、読取制御部103は、所定方向における複数のラインセンサ間の距離に基づいて、複数のラインセンサそれぞれによる白基準板上の読み取り領域が略同じとなるように、各ラインセンサでの画像読み取りタイミングを制御する。この他、読取制御部103は、所定方向における複数のラインセンサの移動速度(走査速度、あるいは読取り倍率)に基づいて、複数のラインセンサそれぞれによる白基準板上の読み取り領域が略同じとなるように、各ラインセンサでの画像読み取りタイミングを制御することもできる。
このように、読取制御部103は、読取倍率の変更などによるラインセンサの移動速度の変更によって、白基準板の読取範囲が変わるような場合においても、pのライン数や各ラインセンサの読み取りタイミングを変更することにより、複数のラインセンサそれぞれによる白基準板上の読み取り領域が略同じとなるように、各ラインセンサでの画像読み取りタイミングを制御する。
このように、複数のラインセンサ間の距離やラインセンサの移動速度に基づいて、白基準板読み取り時の各ラインセンサの移動方向における下流側に位置するラインセンサほど読み取り開始タイミングが遅れるように各ラインセンサでの画像読み取りタイミングを制御することにより、複数のラインセンサそれぞれによる白基準板上の読み取り領域を同じにすることができる。
汚れ検知部101は、公知の汚れ検知技術を用いて、白基準板12上の読取領域における汚れを検知する。具体的に、汚れ検知部101は、例えば複数のラインの中央値を求め、その中央値からの差分によりゴミの有無を検知する。汚れ検知部101は、画像読取装置Mにおける電源投入時、画像読取装置Mにおける読み取り動作開始時、画像読取装置Mによる前回の読取領域の変更処理から所定時間経過後、制御部803を介して読取領域変更部102による前回の読取領域の変更処理から所定枚数(カウンタ値等により判定)読み取り後、といったタイミングで所定の白基準板12上の汚れを検知する。
読取領域変更部102は、汚れ検知部101にて汚れが検知される場合に、制御部803を介して、複数のラインセンサによる読取領域を副走査方向にずらすことにより、該汚れを含まない領域に変更させる。上記読取領域の変更についての詳細は後述する。
このように、白基準板上の読取領域にて汚れが検知された場合に、当該汚れを避けるように読取領域を変更させることにより、シェーディング補正時に白基準板を読み取って得られるデータへの汚れの影響を極力排除することができ、ひいては画像読取装置における読み取り画質の向上に寄与することができる。
CPU801は、画像読取装置における各種処理を行なう役割を有しており、また制御部803を介してMEMORY802に格納されているプログラムを実行することにより種々の機能を実現する役割も有している。MEMORY802は、例えばHDD、ROM、RAM等から構成されており、画像読取装置において利用される種々の情報やプログラムを格納する役割を有している。
続いて、画像処理部11Eで行われる画像処理のうち、本実施の形態によるシェーディング補正を行なう手順について説明する。
図8は、本発明の第1の実施の形態による画像読取装置におけるシェーディング補正の処理の流れを示すフローチャートである。
まず、光源を有する第1キャリッジ4を、ホームポジション(HP)に移動させる(S101)。
ここで、シェーディング補正に必要な黒基準データの読み取りを行なう(S102)。
黒基準データの読み取り方法として、例えば、光源を消灯して読み取る、あるいは光源を点灯して黒基準板を読み取る等の方法がある。ここで、読み取った黒基準データを黒メモリ(例えば、MEMORY802等)に格納する(S103)。
次に、光源を有するキャリッジを移動し(S104)、白基準データの読み取りを行なう(S105)。白基準データを読み取る方法として、例えば、光源を点灯し白基準板を読み取るなどの方法がある。
ここで、読み取った白基準データを白メモリ(例えば、MEMORY802等)に格納する(S106)。
次に、画像データの読み取りを行なう(S107)。ここで読み取った画像データを画像メモリ(例えば、MEMORY802等)に格納する(S108)。黒基準データ、白基準データ、画像データを用いて画像処理部において、シェーディング補正を行なう(S109)。
本実施の形態による画像読取装置Mは、図8に示したフローチャートの白基準データ読み取り動作時において、読み取り動作のタイミングをラインセンサ毎に異ならせている点に特徴がある。
以下に、本実施の形態における画像読み取り動作の詳細について述べる。
図9は、従来の画像読取装置によるシェーディング補正時の各ラインセンサによる白基準板の読み取り範囲を示した図である。上から順に、RED用ラインセンサ(以下、Rセンサ)の読み取り範囲、GREEN用ラインセンサ(以下、Gセンサ)の読み取り範囲、BLUE用ラインセンサ(以下、Bセンサ)の読み取り範囲、BLACK用ラインセンサ(以下、Kセンサ)の読み取り範囲となっている。
一般的に、白基準データを読み取る際は、読み取り位置の小さな汚れ、読み取りノイズ低減の為、複数のラインを読み取り、平均化して白基準データを求める。pラインはその複数のラインを示している。
図9では、Rセンサの白基準データを読み取る際には、「pライン」の幅が必要となることを示している。また、Gセンサの白基準データを読み取る際には、図4で示した各ラインセンサのライン間隔に伴い、「pライン」+「RセンサとGセンサの距離mライン」のライン幅が必要となることを示している。また、Bセンサの白基準データを読み取る際には、図4で示した各ラインセンサのライン間隔に伴い、「pライン」+「RセンサとGセンサの距離mライン」+「GセンサとBセンサの距離mライン」のライン幅が必要となることを示している。
また、Kセンサの白基準データを読み取る際には、図4で示した各ラインセンサのライン間隔に伴い、「pライン」+「RセンサとGセンサの距離mライン」+「GセンサとBセンサの距離mライン」+「BセンサとKセンサの距離nライン」のライン幅が必要となることを示している。よって、R、G、B、Kのそれぞれのセンサの白基準データを読み取る場合には、最長であるKセンサに必要な読み取り範囲だけ読み取る必要がある。
図10は、図9に示した従来の読み取り方法により、実際に白基準板を読み取る範囲を、白基準板の断面に対応付けて示す図である。この図は、図1に示した画像読取装置の方向から見て、白基準板読取を行っている場合の概略図である。
第1キャリッジ4が読取方向に移動して白基準データの読み取りを行なう際に、白基準データ読み取りに必要なpライン+mライン+mライン+nラインの幅をラインL1とする。ラインL1は良好な白基準データ読取を行なう為に必要な長さであり、この読取ラインL1内に汚れ、異物がある場合は、良好な白基準データを得ることはできない。
上述の図9および図10にて示した従来のシェーディング補正時の白基準板の読み取りに対し、本実施の形態では読取ラインL1の長さを短くすることにより、汚れや異物の影響による白基準データの劣化を防ぐとともに、白基準読取位置の調整を簡略化する構成となっている。
図11は、本実施の形態による画像読取装置における、各ラインセンサの読取範囲と読取タイミングを示す図である。上から順にRセンサの読取範囲と読取タイミング、Gセンサの読取範囲と読取タイミング、Bセンサの読取範囲と読取タイミング、Kセンサの読取範囲と読取タイミングとなっている。ここで、図11において示すpラインは、図9におけるpラインと同じ長さとする。
本実施の形態による画像読取装置では、まず、Rセンサによる白基準読取を開始する。次に読取速度(第1キャリジのH方向における移動速度)にあわせて読み取りタイミングを遅らせ、mライン分の読取時間が経過した後に、Gセンサによる読み取りを開始する。続いて、読取速度にあわせて読み取りタイミングを遅らせ、mライン分の読取時間が経過した後に、Bセンサによる読み取りを開始する。次に、読取速度にあわせて読み取りタイミングを遅らせ、mライン分の読取時間が経過した後に、Kセンサによる読み取りを開始する。このような読み取りタイミングで、各ラインセンサによる白基準読み取りを行った場合、良好な白基準データの読み取りに必要なライン幅は、pラインとなる。
図12は、図11に示した読み取り方法により、実際に白基準データを読み取る範囲を、白基準板の断面に対応付けて示す図である。この図は、図1に示した画像読取装置の方向から見て、白基準板読取を行っている場合の概略図である。第1キャリッジが読取方向に移動して白基準データの読み取りを行なう。ここで、白基準データ読取に必要なpラインの幅をラインL2とする。
図10に示すラインL1と図12に示すラインL2の長さとを比較した場合、ラインL2はラインL1に比較してmライン+mライン+nライン分だけ短い距離であることがわかる。すなわち、シェーディング補正時に各ラインセンサよって白基準板を読み取る範囲がより狭く、白基準板上に汚れが付着しているような場合でも、当該汚れを読み取ってしまう確率を極力低く抑えることができ、良好な白基準データを読み取ることが可能となる。
続いて、本実施の形態による画像読取装置の効果について、従来の画像読取装置の構成と比較しつつ説明する。
図13は白基準板上の一箇所に汚れが付着している場合の白基準板読取断面図であり、図14は白基準板上の二箇所に汚れが付着している場合の白基準板読取断面図である。
図13および図14は、図1に示した画像読取装置の方向から見て、白基準板読取を行っている場合の概略図である。なお、図13および図14に示す、汚れS1、S2およびS3は、それぞれ白基準データ読取に対して大きな影響を与える汚れであるものとし、汚れS1、汚れS2および汚れS3の範囲を読み取った場合には良好な白基準データを得ることはできないものとする。
距離T1は、図13に示す白基準板上における、汚れのない白基準データを得ることができる領域の最長距離であり、距離T2は、図14に示す白基準板上における、汚れのない白基準データを得ることができる領域の最長距離である。
これら白基準板を用いて良好な白基準データを得る場合、図13では白基準板読取範囲の先端から汚れS1までの距離T1、図14では、汚れS2から汚れS3までの距離T2が、図10、図12に示す白基準読取範囲より長くなければならない。白基準読取範囲がT1、T2よりも長い場合、必ず白基準読取範囲が汚れと重なってしまうからである。
図15は、図13に示す白基準板を、従来の画像読取装置にて読取範囲ラインL1分だけ読み取った場合を示す図である。図15では、汚れS4に読取範囲が重なってしまっており、良好な白基準データを得ることはできない。図16は、良好な白基準データを得るために、読取範囲を移動した様子を示す図である。しかし、従来の画像読取装置では、読取範囲ラインL1の距離が長すぎるため、良好な白基準データを読み取るために汚れS4と最も離れた場所に読取範囲ラインL1を移動させても、良好な白基準データを読み取ることはできない。
図17は、図13に示す白基準板を、本実施の形態による読取範囲ラインL2だけ読み取った場合を示す図である。図17では、汚れS4に読取範囲が重なってしまっており、良好な白基準データを得ることはできない。図18は、良好な白基準データを得るために、読取範囲を移動した様子を示す図である。本実施の形態による白基準データの読取方法を用いることにより、読取範囲ラインL2の距離を従来の画像読取装置よりも短縮することが可能となり、良好な白基準データを読み取るために汚れS4と最も離れた場所に読取範囲ラインL2を移動させることで、良好な白基準データを読み取ることができる。
このように、本実施の形態では、白基準板の読取範囲を短縮することにより、白基準板読取位置調整の簡略化が可能となるだけでなく、白基準板に付着した汚れを検知することにより、白基準板の読み取り位置を自動的に調整することができる。
以下に、本実施の形態による白基準板の読み取り位置の調整方法について述べる。
図19は、本実施の形態による白基準板の読み取り位置の調整処理について説明するためのフローチャートである。
まず、画像読取装置Mの電源を入れる(S201)。電源を入れた直後に、汚れ検知部101による白基準板上の汚れの検知を行なう(S202)。汚れが無い場合は、従来通りの白基準読取位置として(S205)、自動白基準読取位置調整は完了とする。汚れが有りの場合は汚れの位置を例えばMEMORY802に保存し(S203)、読取領域変更部102により白基準読取位置を移動させる(S204)。
次に、移動した場所において、再び汚れの有無を検知する。これを汚れが無くなる箇所に白基準読取位置が移動するまで繰り返す。これにより、自動的に良好な白基準データを得ることのできる白基準読取位置に調整することが可能となる。また、汚れの位置をメモリに保存することにより、各汚れ間の距離と、白基準読取範囲の距離を計算し、良好な白基準位置に、自動的に移動することができる。
このように、本実施の形態によれば、白基準データ読取範囲を短縮することが可能となり、白基準データの読取位置の調整処理の簡略化に寄与するとともに、白基準板の汚れに起因する白基準読取データの劣化を抑制することができる。
(第2の実施の形態)
以下、本発明の第2の実施の形態について説明する。
本実施の形態は、上述の第1の実施の形態の変形例であり、その基本的装置構成は第1の実施の形態と同様であるため、説明は割愛する。
図20は、本発明の第2の実施の形態における白基準板の読み取り位置の調整処理について説明するためのフローチャートである。
読取動作の開始、および画像読取装置Mのスタートボタンを押すと同時(S301)に白基準板の汚れの検知を行なう(S302)。汚れが無しの場合は、従来通りの白基準読取位置として(S305)、自動白基準読取位置調整は完了とする。汚れが有りの場合は汚れの位置を例えばMEMORY802に保存し(S303)、読取領域変更部102により白基準読取位置を移動させる(S304)。
次に、移動した場所において、再び汚れの有無を検知する。これを汚れが無くなる箇所に白基準読取位置が移動するまで繰り返す。これにより、自動的に良好な白基準データを得ることのできる白基準読取位置に調整することが可能となる。また、汚れの位置をメモリに保存することにより、各汚れ間の距離と、白基準読取範囲の距離を計算し、良好な白基準位置に、自動的に移動することができる。
(第3の実施の形態)
以下、本発明の第3の実施の形態について説明する。
本実施の形態は、上述の第1の実施の形態の変形例であり、その基本的装置構成は第1の実施の形態と同様であるため、説明は割愛する。
図21は、本発明の第3の実施の形態における白基準板の読み取り位置の調整処理について説明するためのフローチャートである。
画像読取装置Mの初期調整時に所定の汚れ検知タイミング(検知時刻)を設定しておく。そして、上記検知時刻に達した時(S401,Yes)に、汚れ検知を開始する(S402)。汚れ検知処理の結果、汚れが無かった場合、従来通りの白基準読取位置とし(S405)、次回の自動白基準読取位置調整時間を更新して(S406)、自動白基準読取位置調整は完了とする。汚れが有りの場合は汚れの位置を例えばMEMORY802に保存し(S403)、読取領域変更部102により白基準読取位置を移動させる(S404)。
次に、移動した場所において、再び汚れの有無を検知する。これを汚れがなくなる箇所に白基準読取位置が移動するまで繰り返す。これにより、白基準板に対して汚れが付着している可能性が高い状態となったときに白基準板の汚れを検知し、自動的に良好な白基準データを得ることのできる白基準読取位置に調整することが可能となる。また、汚れの位置をメモリに保存することにより、各汚れ間の距離と、白基準読取範囲の距離を計算し、良好な白基準位置に、自動的に移動することができる。
(第4の実施の形態)
以下、本発明の第4の実施の形態について説明する。
本実施の形態は、上述の第1の実施の形態の変形例であり、その基本的装置構成は第1の実施の形態と同様であるため、説明は割愛する。
図22は、本発明の第4の実施の形態における白基準板の読み取り位置の調整処理について説明するためのフローチャートである。
画像読取装置Mの初期調整時に、汚れ検知を行なうまでの画像読取動作回数を設定しておく。そして、前回の読取領域の変更から上記検知枚数に達した時(S501,Yes)、汚れ検知を開始する(S502)。汚れの検知汚れが無しの場合は、従来通りの白基準読取位置とし(S505)、枚数カウンタをリセットして(S506)、自動白基準読取位置調整は完了とする。一方、汚れが有りの場合は汚れの位置を例えばMEMORY802に保存し(S503)、読取領域変更部102により白基準読取位置を移動させる(S504)。
次に、移動した場所において、再び汚れの有無を検知する。これを汚れがなくなる箇所に白基準読取位置が移動するまで繰り返す。これにより、白基準板に対して汚れが付着している可能性が高い状態となったときに白基準板の汚れを検知し、自動的に良好な白基準データを得ることのできる白基準読取位置に調整することが可能となる。また、汚れの位置をメモリに保存することにより、各汚れ間の距離と、白基準読取範囲の距離を計算し、良好な白基準位置に、自動的に移動することができる。
図23は、上述の各実施の形態による画像読取装置における処理(画像濃度補正方法)の大まかな流れについて説明するためのフローチャートである。
汚れ検知部101は、所定の白基準板12上の読取領域における汚れを検知する(汚れ検知ステップ)(S901)。
具体的に、汚れ検知ステップは、「画像読取装置における電源投入時」、「画像読取装置における読み取り動作開始時」、「前回の読取領域変更ステップによる読取領域の変更から所定時間経過後」、「前回の読取領域変更ステップによる読取領域の変更から所定枚数読み取り後」等のタイミング(白基準板に対して汚れが付着している可能性が高いタイミング)で所定の白基準板12上の汚れを検知する。
読取領域変更部102は、汚れ検知ステップにて汚れが検知される場合に、複数のラインセンサによる読取領域を該汚れを含まない領域に変更させる(読取領域変更ステップ)(S902)。
読取制御部103は、シェーディング補正を行なうために複数のラインセンサにより所定の白基準板12を読み取る際に、複数のラインセンサそれぞれによる白基準板12上の読み取り領域が略同じとなるように、各ラインセンサでの画像読み取りタイミングを制御する(読取制御ステップ)(S903)。
具体的に、読取制御ステップは、所定方向における複数のラインセンサ間の距離に基づいて、複数のラインセンサそれぞれによる白基準板12上の読み取り領域が略同じとなるように、各ラインセンサでの画像読み取りタイミングを制御する。
この他、読取制御ステップでは、所定方向における複数のラインセンサの移動速度に基づいて、複数のラインセンサそれぞれによる白基準板12上の読み取り領域が略同じとなるように、各ラインセンサでの画像読み取りタイミングを制御することもできる。
画像処理回路部11Eは、読取制御ステップにおける制御により、複数のラインセンサにて白基準板12を読み取って得られる情報に基づいてシェーディング補正を行なう(シェーディング補正実行ステップ)(S904)。
上述の画像読取装置での処理における各ステップは、MEMORY802に格納されている画像濃度補正プログラムをCPU801に実行させることにより実現されるものである。
なお、上述の各実施の形態では、副走査方向に移動する走査光学系により導かれる光を、固定的に配置されるラインセンサで受光する構成の画像読取装置を例に挙げたが、これに限られるものではなく、例えば、複数のラインセンサを副走査方向(図1における水平方向を向くH方向)に一体的に移動させて原稿の画像を読み取る構成の画像読取装置に対しても本発明は適用可能である。
すなわち、本発明に係る画像読取装置は、所定方向において互いに異なる位置に配置され、所定方向に一体的に移動することにより、読み取り対象物上の画像を読み取る複数のラインセンサと、シェーディング補正を行なうために複数のラインセンサにより所定の白基準板を読み取る際に、前記複数のラインセンサそれぞれによる白基準板上の読み取り領域が略同じとなるように、各ラインセンサでの画像読み取りタイミングを制御する読取制御部とを備えてなる構成とすることもできる。
本実施の形態では装置内部に発明を実施する機能が予め記録されている場合で説明をしたが、これに限らず同様の機能をネットワークから装置にダウンロードしても良いし、同様の機能を記録媒体に記憶させたものを装置にインストールしてもよい。記録媒体としては、CD−ROM等プログラムを記憶でき、かつ装置が読み取り可能な記録媒体であれば、その形態は何れの形態であっても良い。またこのように予めインストールやダウンロードにより得る機能は装置内部のOS(オペレーティング・システム)等と共働してその機能を実現させるものであってもよい。
上述のように、本実施の形態によれば、白基準板の読取範囲を従来に比べて短縮することができ、良好な白基準データを得ることができる画像読取装置を提供することができる。また、本実施の形態による画像読取装置において、汚れ検知技術を用いることにより、良好な白基準データを得ることができる自動白基準読取位置調整を行なうことができる。
本発明を特定の態様により詳細に説明したが、本発明の精神および範囲を逸脱しないかぎり、様々な変更および改質がなされ得ることは、当業者には自明であろう。
以上に詳述したように本発明によれば、シェーディング補正において適正な白基準値の取得を実現することのできる技術を提供することができる。
本発明の第1の実施の形態による画像読取装置Mの概略構成について説明するための概略構成図である。 制御基板11の構成について説明するための図である。 本発明の第1の実施の形態による画像読取装置MにおけるCCDラインセンサ9の概略構成図である。 各フォトダイオードアレイ、シフトゲート、アナログシフトレジスタ、出力AMPの配置について説明するための図である。 本実施の形態におけるCCDラインセンサにおけるフォトダイオードアレイの画素サイズについて説明するための図である。 本実施の形態による画像読取装置における処理の流れについて説明するための図である。 本実施の形態による画像読取装置Mについて説明するための機能ブロック図である。 本発明の第1の実施の形態による画像読取装置におけるシェーディング補正の処理の流れを示すフローチャートである。 従来の画像読取装置によるシェーディング補正時の各ラインセンサの読み取り範囲を示した図である。 図9に示した従来の読み取り方法により、実際に白基準データを読み取る範囲を、白基準板の断面に対応付けて示す図である。 本発明の第1の実施の形態による画像読取装置における、各ラインセンサの読取範囲と読取タイミングを示す図である。 図11に示した読み取り方法により、実際に白基準データを読み取る範囲を、白基準板の断面に対応付けて示す図である。 白基準板上の一箇所に汚れが付着している場合の白基準板読取断面図である。 白基準板上の二箇所に汚れが付着している場合の白基準板読取断面図である。 図13に示す白基準板を、従来方式の読取範囲ラインL1分だけ読み取った場合を示す図である。 良好な白基準データを得るために、読取範囲を移動した様子を示す図である。 図13に示す白基準板を、本実施の形態による読取範囲ラインL2だけ読み取った場合を示す図である。 良好な白基準データを得るために、読取範囲を移動した様子を示す図である。 本実施の形態による白基準板の読み取り位置の調整処理について説明するためのフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態における白基準板の読み取り位置の調整処理について説明するためのフローチャートである。 本発明の第3の実施の形態における白基準板の読み取り位置の調整処理について説明するためのフローチャートである。 本発明の第4の実施の形態における白基準板の読み取り位置の調整処理について説明するためのフローチャートである。 上述の各実施の形態による画像読取装置における処理(画像濃度補正方法)の大まかな流れについて説明するためのフローチャートである。
符号の説明
M 画像読取装置、9R REDラインセンサ、9G GREENラインセンサ、9B BLUEラインセンサ、9K BLACKラインセンサ、101 汚れ検知部、102 読取領域変更部、103 読取制御部、801 CPU、802 MEMORY、803 制御部。

Claims (16)

  1. 副走査方向において互いに異なる位置に配置され、前記副走査方向に移動する走査光学系により導かれる読み取り対象面からの反射光を読み取る複数のラインセンサと、
    シェーディング補正を行なうために前記複数のラインセンサにより所定の白基準板を読み取る際に、前記複数のラインセンサそれぞれによる前記白基準板上の読み取り領域が略同じとなるように、各ラインセンサでの画像読み取りタイミングを制御する読取制御部と
    を備えてなる画像読取装置。
  2. 請求項1に記載の画像読取装置において、
    前記読取制御部は、前記所定方向における前記複数のラインセンサ間の距離に基づいて、前記複数のラインセンサそれぞれによる前記白基準板上の読み取り領域が略同じとなるように、各ラインセンサでの画像読み取りタイミングを制御する画像読取装置。
  3. 請求項1に記載の画像読取装置において、
    前記読取制御部は、前記所定方向における前記複数のラインセンサの移動速度に基づいて、前記複数のラインセンサそれぞれによる前記白基準板上の読み取り領域が略同じとなるように、各ラインセンサでの画像読み取りタイミングを制御する画像読取装置。
  4. 請求項1に記載の画像読取装置において、
    前記所定の白基準板上の読取領域における汚れを検知する汚れ検知部と、
    前記汚れ検知部にて汚れが検知される場合に、前記複数のラインセンサによる読取領域を該汚れを含まない領域に変更させる読取領域変更部と
    を備える画像読取装置。
  5. 請求項1に記載の画像読取装置において、
    前記汚れ検知部は、前記画像読取装置における電源投入時に前記所定の白基準板上の汚れを検知する画像読取装置。
  6. 請求項1に記載の画像読取装置において、
    前記汚れ検知部は、前記画像読取装置における読み取り動作開始時に前記所定の白基準板上の汚れを検知する画像読取装置。
  7. 請求項1に記載の画像読取装置において、
    前記汚れ検知部は、前回の前記読取領域変更部による読取領域の変更から所定時間経過後に前記所定の白基準板上の汚れを検知する画像読取装置。
  8. 請求項1に記載の画像読取装置において、
    前記汚れ検知部は、前回の前記読取領域変更部による読取領域の変更から所定枚数読み取り後に前記所定の白基準板上の汚れを検知する画像読取装置。
  9. 副走査方向において互いに異なる位置に配置され、前記副走査方向に移動する走査光学系により導かれる読み取り対象面からの反射光を読み取る複数のラインセンサを備える画像読取装置における画像濃度補正方法であって、
    シェーディング補正を行なうために前記複数のラインセンサにより所定の白基準板を読み取る際に、前記複数のラインセンサそれぞれによる前記白基準板上の読み取り領域が略同じとなるように、各ラインセンサでの画像読み取りタイミングを制御する読取制御ステップと、
    前記読取制御ステップにおける制御により、前記複数のラインセンサにて前記白基準板を読み取って得られる情報に基づいてシェーディング補正を行なうシェーディング補正実行ステップと
    を備えてなる画像濃度補正方法。
  10. 請求項9に記載の画像濃度補正方法において、
    前記読取制御ステップは、前記所定方向における前記複数のラインセンサ間の距離に基づいて、前記複数のラインセンサそれぞれによる前記白基準板上の読み取り領域が略同じとなるように、各ラインセンサでの画像読み取りタイミングを制御する画像濃度補正方法。
  11. 請求項9に記載の画像濃度補正方法において、
    前記読取制御ステップは、前記所定方向における前記複数のラインセンサの移動速度に基づいて、前記複数のラインセンサそれぞれによる前記白基準板上の読み取り領域が略同じとなるように、各ラインセンサでの画像読み取りタイミングを制御する画像濃度補正方法。
  12. 請求項9に記載の画像濃度補正方法において、
    前記所定の白基準板上の読取領域における汚れを検知する汚れ検知ステップと、
    前記汚れ検知ステップにて汚れが検知される場合に、前記複数のラインセンサによる読取領域を該汚れを含まない領域に変更させる読取領域変更ステップと
    を備える画像濃度補正方法。
  13. 請求項9に記載の画像濃度補正方法において、
    前記汚れ検知ステップは、前記画像読取装置における電源投入時に前記所定の白基準板上の汚れを検知する画像濃度補正方法。
  14. 請求項9に記載の画像濃度補正方法において、
    前記汚れ検知ステップは、前記画像読取装置における読み取り動作開始時に前記所定の白基準板上の汚れを検知する画像濃度補正方法。
  15. 請求項9に記載の画像濃度補正方法において、
    前記汚れ検知ステップは、前回の前記読取領域変更ステップによる読取領域の変更から所定時間経過後に前記所定の白基準板上の汚れを検知する画像濃度補正方法。
  16. 請求項9に記載の画像濃度補正方法において、
    前記汚れ検知ステップは、前回の前記読取領域変更ステップによる読取領域の変更から所定枚数読み取り後に前記所定の白基準板上の汚れを検知する画像濃度補正方法。
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