JP2000216963A - 画像読み取り装置 - Google Patents

画像読み取り装置

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JP2000216963A
JP2000216963A JP11014589A JP1458999A JP2000216963A JP 2000216963 A JP2000216963 A JP 2000216963A JP 11014589 A JP11014589 A JP 11014589A JP 1458999 A JP1458999 A JP 1458999A JP 2000216963 A JP2000216963 A JP 2000216963A
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shading
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JP11014589A
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Yasunobu Yoda
泰信 養田
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 原稿をセットしたときにコンタクトガラスの
汚れがわかる画像読み取り装置を提供する。 【解決手段】 シェーディング補正手段を備えた画像読
み取り装置において、原稿がセットされたことを検知す
る原稿検知センサ1を備え、上記原稿検知センサ1によ
り原稿のセットされたことが検知されたとき、制御部2
が、密着センサ3およびAD変換器4によりシェーディ
ングデータを読み取らせ、そのシェーディングデータが
正常か否かを判定し、シェーディングデータが正常でな
いと判定されたときにその旨を表示部5により通知する
構成にした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ファクシミリ装
置、複写機、スキャナなどに用いられる原稿上の画像を
読み取る画像読み取り装置に係わり、特に、原稿をセッ
トしたときにコンタクトガラスの汚れがわかる画像読み
取り装置に関する。
【0002】
【従来の技術】上記のような画像読み取り装置では、原
稿をコンタクトガラスに接触させた状態で搬送させなが
ら画像を読み取る(図2参照)。つまり、原稿は原稿面
側をコンタクトガラスに接触するとともに滑りながら搬
送されるわけである。そのため、原稿に付着しているト
ナー、インク、修正液、紙粉、ゴミなどがコンタクトガ
ラスに付着しやすく、その結果として、画像不良が発生
する。このような問題を解決しようとして、ガラス表面
に帯電防止処理を施すことで静電気による付着の影響を
なくしたり、原稿搬送系のレイアウトの工夫をしたり、
サービスマンによる定期的な清掃などを行ったりしてい
る。しかしながら、このようにしても、コンタクトガラ
スの汚れは発生し、利用者によるコンタクトガラスの清
掃は避けられない。そのため、特開平10-42098号公報に
示されたスキャナユニットでは、コンタクトガラスの表
側を清掃する表側清掃部材と裏側を清掃する裏側清掃部
材とを有する清掃器を備え、通常はその清掃器を収納部
に収納された状態にしておき、清掃時には利用者が表側
清掃部材側を握って収納部から清掃器を引き出し、清掃
器をコンタクトガラスに沿って摺動させ、表裏を同時に
清掃する。なお、上記二つの清掃部材のコンタクトガラ
ス接触面にはフェルト部材が設けてあり、このフェルト
部材には収納部の供給孔から清浄液が供給される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
10-42098号公報に示された上記の従来技術を含め、従来
技術においては、読み取られた画像が紙に出力された後
でなければ、汚れに気づかないという問題がある。ファ
クシミリ装置の場合は、受信側から画像不良のクレーム
が来るまで気づかないので、特に問題である。本発明の
課題は、上記のような従来技術の問題を解決し、原稿を
セットしたときにコンタクトガラスの汚れがわかる画像
読み取り装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、請求項1記載の発明では、シェーディング補正手
段を備えた画像読み取り装置において、原稿がセットさ
れたことを検知する原稿検知手段と、上記原稿検知手段
により原稿のセットされたことが検知されたときにシェ
ーディングデータを読み取り、読み取ったシェーディン
グデータが正常か否かを判定するシェーディングデータ
判定手段と、上記シェーディングデータ判定手段により
シェーディングデータが正常でないと判定されたときに
その旨を通知する異常通知手段とを備えた。また、請求
項2記載の発明では、シェーディング補正手段を備えた
画像読み取り装置において、原稿を所定枚数読み取る毎
にシェーディングデータを読み取るシェーディングデー
タ読み取り手段と、上記シェーディングデータ読み取り
手段により読み取ったシェーディングデータが正常か否
かを判定するシェーディングデータ判定手段と、上記シ
ェーディングデータ判定手段によりシェーディングデー
タが正常でないと判定されたときにその旨を通知する異
常通知手段とを備えた。また、請求項3記載の発明で
は、シェーディング補正手段を備えた画像読み取り装置
において、定期的にシェーディングデータを読み取るシ
ェーディングデータ読み取り手段と、上記シェーディン
グデータ読み取り手段により読み取ったシェーディング
データが正常か否かを判定するシェーディングデータ判
定手段と、上記シェーディングデータ判定手段によりシ
ェーディングデータが正常でないと判定されたときにそ
の旨を通知する異常通知手段とを備えた。
【0005】また、請求項4記載の発明では、請求項2
または請求項3記載の画像読み取り装置において、シェ
ーディングデータ判定手段による前回の判定時を起点と
して、原稿を所定枚数読み取った直後の待機時または所
定時間が経過した直後の待機時に、シェーディングデー
タ読み取り手段によるシェーディングデータ読み取りお
よびシェーディングデータ判定手段による判定を行う構
成にした。また、請求項5記載の発明では、請求項2、
請求項3または請求項4記載の画像読み取り装置におい
て、シェーディングデータが異常でないためにコンタク
トガラスの清掃を行わなかった場合、またはシェーディ
ングデータが異常であったにもかかわらずコンタクトガ
ラスの清掃を行わなかった場合は、以後、コンタクトガ
ラスの清掃が行われるまで、原稿がセットされる度毎に
コンタクトガラスの汚れ判定を行うように構成した。上
記のような手段にしたので、請求項1記載の発明では、
原稿のセットされたことが検知され、原稿のセットされ
たことが検知されたときにシェーディングデータが読み
取られ、読み取られたシェーディングデータが正常か否
か判定され、シェーディングデータが正常でないと判定
されると、その旨が通知される。
【0006】請求項2記載の発明では、原稿を所定枚数
読み取る毎にシェーディングデータが読み取られ、読み
取られたシェーディングデータが正常か否か判定され、
シェーディングデータが正常でないと判定されると、そ
の旨が通知される。請求項3記載の発明では、定期的に
シェーディングデータが読み取られ、読み取られたシェ
ーディングデータが正常か否か判定され、シェーディン
グデータが正常でないと判定されると、その旨が通知さ
れる。請求項4記載の発明では、請求項2または請求項
3記載の発明において、原稿を所定枚数読み取った直後
の待機時または所定時間が経過した直後の待機時に、シ
ェーディングデータ読み取りとその判定が行われる。請
求項5記載の発明では、請求項2、請求項3または請求
項4記載の発明において、シェーディングデータが異常
でないためにコンタクトガラスの清掃を行わなかった場
合、またはシェーディングデータが異常であったにもか
かわらずコンタクトガラスの清掃を行わなかった場合
は、以後、コンタクトガラスの清掃が行われるまで、原
稿がセットされる度毎にコンタクトガラスの汚れ判定が
行われる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面により本発明の実施の
形態を詳細に説明する。図1は本発明の第1の実施例を
示す画像読み取り装置の構成ブロック図である。図示し
たように、この実施例の画像読み取り装置は、原稿がセ
ットされたことを検知する原稿検知センサ(原稿検知手
段)1、装置全体を制御する制御部2、原稿上の画像を
読み取る読み取り用密着センサ(以下、密着センサと略
す)3、上記密着センサ3により読み取られたアナログ
画像信号をディジタル画像データに変換するAD変換器
4、利用者へのメッセージなどを表示する表示部5、読
み取られた画像データなどを記憶するRAM6、操作部
7などを備えている。なお、上記制御部2、密着センサ
3およびAD変換器4は、白基準レベルを補正するため
のシェーディングデータを読み取るシェーディングデー
タ読み取り手段としても働く。また、制御部2は読み取
ったシェーディングデータが正常か否かを判定するシェ
ーディングデータ判定手段としても働くし、制御部2と
表示部5はシェーディングデータが異常の時にその旨を
通知する異常通知手段を構成する。
【0008】図2に、画像読み取り部の詳細を示す。図
示したように、密着センサ3の上面には透明なコンタク
トガラス11が備えられ、その上方には、原稿押さえ板12
が加圧スプリング13により下方に押された状態で設けら
れている。また、このような原稿読み取り部の入口側
(図示の例では左側)には搬送ガイド14が設けられ、出
口側には搬送ガイド15が設けられ、図に矢印で示したよ
うに、原稿は読み取られる画像面を下にして搬送ガイド
14に導かれてコンタクトガラス11と原稿押さえ板12との
間に進み、この位置で反射光により読み取られ、搬送ガ
イド15に導かれて排出される。なお、上記原稿押さえ板
12の下面は白色になっており、この原稿押さえ板12は白
色基準板としても働く。上記のような原稿読み取り部に
おいて、コンタクトガラス11と原稿押さえ板12との間隔
は0.3mm から0.5mm 程度に設定されていて、原稿はほと
んどコンタクトガラス11に押しつけられるように搬送さ
れる。このように押し付けた状態で搬送するのは、原稿
のばたつきによる画像劣化を抑えるためであるが、これ
により、原稿に付着したものがコンタクトガラス11に付
着しやすくなってしまうのである。本発明では、このよ
うなコンタクトガラスの汚れをシェーディングデータに
より判定する。シェーディング補正では、原稿読み取り
時に例えば白色基準板の主走査方向濃度を読み取ること
により白基準レベルを補正するものであるが、コンタク
トガラス11が汚れていれば、通常は図3(a) に示すよう
なシェーディング出力波形が図3(b) に示すような異常
波形になることからコンタクトガラスの汚れを判定す
る。なお、シェーディング動作は、通常、原稿の先端が
読み取り位置の直前まで来たときに行っているが、その
時点でコンタクトガラスの汚れが通知されたのでは使い
勝手上問題があるので、本発明では、原稿がセットされ
たときにシェーディング動作を行い、異常があればその
時点でその旨を通知する。
【0009】図4に、この実施例の動作フローを示す。
以下、図4などに従って、この実施例の動作を説明す
る。まず、利用者が画像読み取り装置の原稿台に原稿を
セットする。すると、原稿台に設けられている原稿検知
センサ1により原稿のセットされたことが検知され(S
1)、それを認知した制御部2が図示していない光源を
点灯させ、白色基準板でもある原稿押さえ板12からの反
射光を読み取るシェーディング動作を開始させる(S
2)。こうして、密着センサ3からは図3に示したよう
なシェーディング信号が出力され、AD変換器4がその
信号をディジタル化して、複数の画素データから成るシ
ェーディングデータを出力すると、制御部2はそのシェ
ーディングデータをRAM6に格納する。さらに、制御
部2はRAM6から上記シェーディングデータを順次読
み出し、シェーディングデータが異常か否かを判定する
(S3)。シェーディングデータを構成する画素データ
が数画素にわたって所定値より小さくなるというような
異常値の有無を判定するのである。そして、シェーディ
ングデータが異常であると(S3で「Yes」)、制御
部2は例えば「コンタクトガラスが汚れています。ガラ
スを清掃しますか?」というようなメッセージを表示部
(例えば液晶ディスプレイ)5に表示させる(S4)。
あるいは、表示部5を発光ダイオードなどで構成し、そ
れを点灯させるようにしてもよい。こうして、図5に示
すように、利用者が画像読み取り装置の上部カバー16を
所定時間以内に矢印のように開くと、図示していないカ
バーオープン検知スイッチが作動し、カバーオープンを
認知した制御部2はコンタクトガラス11の清掃が行われ
ると判定し(S4で「Yes」)、原稿送りを開始する
ことなく待機する。そして、利用者によりコンタクトガ
ラス11の清掃が行われ(S5)、カバーオープン検知ス
イッチにより上部カバー16が閉じられたことを認知する
と、ステップS1に戻り、ステップS1からくり返す。
【0010】それに対して、ステップS3においてシェ
ーディングデータが異常でないと判定された場合(S3
で「No」)、またはステップS4において所定時間以
内に上部カバーオープンが検知されなかった場合は(S
4で「No」)、制御部2は原稿搬送を開始させ(S
6)、原稿が読み取り位置に進むと、原稿を読み取りを
開始させ(S7)、原稿読み取りが終了すると(S
8)、原稿を排出させる(S9)。こうして、この実施
例によれば、原稿がセットされたとき、コンタクトガラ
スの汚れ具合が検知され、汚れていれば、原稿を搬送す
ることなく、利用者に汚れている旨が通知されるので、
その時点でコンタクトガラスを清掃することができる。
【0011】図6は、本発明の第2の実施例を示す動作
フロー図である。この実施例の画像読みとり装置では所
定枚数の原稿を読み取る度毎にコンタクトガラスの汚れ
具合を判定する。以下、図6などに従って、この実施例
の動作を説明する。図6に示したように、この実施例の
画像読み取り装置では、ファクシミリ通信動作や複写動
作が終了して待機状態に入ると(S11)、制御部2は前
回の汚れ判定時以後の原稿読み取り枚数が所定枚数Nに
達したか否かを判定する(S12)。制御部2内の例えば
フラッシュメモリまたはRAM6のバッテリバックアッ
プ領域に原稿読み取り枚数を記憶しておき、制御部2は
原稿を1枚読み取る毎に上記読み取り枚数を1だけ増や
し、その読み取り枚数がN枚になったか否かを判定する
のである。そして、N枚に達すると(S12で「Ye
s」)、制御部2は図示していない光源を点灯させ、白
色基準板でもある原稿押さえ板12からの反射光を読み取
るシェーディング動作を開始させる(S13)。また、こ
のとき、制御部2はメモリに記憶されている上記原稿読
み取り枚数を0にする。こうして、密着センサ3からは
図3に示したようなシェーディング信号が出力され、A
D変換器4がその信号をディジタル化して、複数の画素
データから成るシェーディングデータを出力すると、制
御部2はそのシェーディングデータをRAM6に格納す
る。さらに、制御部2はRAM6から上記シェーディン
グデータを順次読み出し、シェーディングデータが異常
か否かを判定する(S14)。そして、シェーディングデ
ータが異常であると(S14で「Yes」)、制御部2は
例えば「コンタクトガラスが汚れています。ガラスを清
掃しますか?」というようなメッセージを表示部5に表
示させる(S15)。
【0012】こうして、利用者が画像読み取り装置の上
部カバー16を所定時間以内に開くと、図示していないカ
バーオープン検知スイッチが作動し、カバーオープンを
認知した制御部2はコンタクトガラス11の清掃が行われ
ると判定し(S15で「Yes」)、上部カバー16が閉じ
られるのを待機する。そして、利用者によりコンタクト
ガラス11の清掃が行われ(S16)、カバーオープン検知
スイッチにより上部カバー16が閉じられたことを認知す
ると、ステップS11に戻り、ステップS11から後の処理
をくり返す。それに対して、ステップS14においてシェ
ーディングデータが異常でないと判定された場合(S14
で「No」)、またはステップS15において所定時間以
内に上部カバーオープンが検知されなかった場合(S15
で「No」)、またはステップS12において原稿読み取
り枚数がN枚に達していないと判定された場合(S12で
「No」)は、その時点でステップS11に戻り、ステッ
プS11からくり返す。こうして、この実施例によれば、
原稿が所定枚数読み取られる毎に、コンタクトガラスの
汚れ具合が検知され、汚れていれば、利用者に汚れてい
る旨が通知されるので、その時点でコンタクトガラスを
清掃することができる。
【0013】図7は、本発明の第3の実施例を示す動作
フロー図である。この実施例の画像読みとり装置では所
定時間が経過する毎にコンタクトガラスの汚れ具合を判
定する。以下、図7などに従って、この実施例の動作を
説明する。図7に示したように、この実施例の画像読み
取り装置では、ファクシミリ通信動作や複写動作が終了
して待機状態に入ると(S21)、制御部2は前回の汚れ
判定時から所定時間が経過しているか否かを判定する
(S22)。制御部2内の例えばフラッシュメモリまたは
RAM6のバッテリバックアップ領域に前回の汚れ判定
日時を記憶しておき、制御部2は、上記日時と、図示し
ていない時計回路からこのとき取得した日時とから経過
時間を求めるのである。そして、所定時間が経過してい
ると(S22で「Yes」)、制御部2は図示していない
光源を点灯させ、白色基準板でもある原稿押さえ板12か
らの反射光を読み取るシェーディング動作を開始させる
(S23)。また、このとき、制御部2はメモリに記憶さ
れている前回の汚れ判定日時をこのときの日時に更新す
る。こうして、密着センサ3からは図3に示したような
シェーディング信号が出力され、AD変換器4がその信
号をディジタル化して、複数の画素データから成るシェ
ーディングデータを出力すると、制御部2はそのシェー
ディングデータをRAM6に格納する。さらに、制御部
2はRAM6から上記シェーディングデータを順次読み
出し、シェーディングデータが異常か否かを判定する
(S24)。そして、シェーディングデータが異常である
と(S24で「Yes」)、制御部2は例えば「コンタク
トガラスが汚れています。ガラスを清掃しますか?」と
いうようなメッセージを表示部5に表示させる(S2
5)。
【0014】こうして、利用者が画像読み取り装置の上
部カバー16を所定時間以内に開くと、図示していないカ
バーオープン検知スイッチが作動し、カバーオープンを
認知した制御部2はコンタクトガラス11の清掃が行われ
ると判定し(S25で「Yes」)、上部カバー16が閉じ
られるのを待機する。そして、利用者によりコンタクト
ガラス11の清掃が行われ(S26)、カバーオープン検知
スイッチにより上部カバー16が閉じられたことを認知す
ると、ステップS21に戻り、ステップS21からくり返
す。それに対して、ステップS24においてシェーディン
グデータが異常でないと判定された場合(S24で「N
o」)、またはステップS25において所定時間以内に上
部カバーオープンが検知されなかった場合(S25で「N
o」)、またはステップS22において所定時間が経過し
ていないと判定された場合(S22で「No」)は、その
時点でステップS21に戻り、ステップS21からくり返
す。こうして、この実施例によれば、所定時間が経過す
る毎に、コンタクトガラスの汚れ具合が検知され、汚れ
ていれば、利用者に汚れている旨が通知されるので、そ
の時点でコンタクトガラスを清掃することができる。な
お、第2の実施例および第3の実施例において、シェー
ディングデータが異常でないためにコンタクトガラスの
清掃を行わなかった場合、またはシェーディングデータ
が異常であったにもかかわらずコンタクトガラスの清掃
を行わなかった場合は、以後、コンタクトガラスの清掃
が行われるまで、原稿がセットされる度毎にコンタクト
ガラスの汚れ判定を行うようにしてもよい。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
請求項1記載の発明では、原稿のセットされたことが検
知され、原稿のセットされたことが検知されたときにシ
ェーディングデータが読み取られ、読み取られたシェー
ディングデータが正常か否か判定され、シェーディング
データが正常でないと判定されると、その旨が通知され
るので、原稿をセットしたときにコンタクトガラスの汚
れがわかり、異常画像の発生前にコンタクトガラスの清
掃を行うことができる。また、請求項2記載の発明で
は、原稿を所定枚数読み取る毎にシェーディングデータ
が読み取られ、読み取られたシェーディングデータが正
常か否か判定され、シェーディングデータが正常でない
と判定されると、その旨が通知されるので、請求項1記
載の発明の効果を実現できると共に、シェーディングデ
ータ読み取り頻度の減少により、その分だけ、画像読み
取り時のロスタイムが減少する。
【0016】また、請求項3記載の発明では、定期的に
シェーディングデータが読み取られ、読み取られたシェ
ーディングデータが正常か否か判定され、シェーディン
グデータが正常でないと判定されると、その旨が通知さ
れるので、同様に、請求項1記載の発明の効果を実現で
きると共に、シェーディングデータ読み取り頻度の減少
により、その分だけ、画像読み取り時のロスタイムが減
少する。また、請求項4記載の発明では、請求項2また
は請求項3記載の発明において、原稿を所定枚数読み取
った直後の待機時または所定時間が経過した直後の待機
時に、シェーディングデータ読み取りとその判定が行わ
れるので、ロスタイムがさらに減少する。また、請求項
5記載の発明では、請求項2、請求項3または請求項4
記載の発明において、シェーディングデータが異常でな
いためにコンタクトガラスの清掃を行わなかった場合、
またはシェーディングデータが異常であったにもかかわ
らずコンタクトガラスの清掃を行わなかった場合は、以
後、コンタクトガラスの清掃が行われるまで、原稿がセ
ットされる度毎にコンタクトガラスの汚れ判定が行われ
るので、請求項2、請求項3または請求項4記載の発明
に比べて、不良画像の出力される確率が減少する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す画像読み取り装置
の構成ブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施例を示す画像読み取り装置
要部の説明図である。
【図3】本発明の第1の実施例を示す画像読み取り装置
の説明図である。
【図4】本発明の第1の実施例を示す画像読み取り装置
の動作フロー図である。
【図5】本発明の第1の実施例を示す画像読み取り装置
要部の他の説明図である。
【図6】本発明の第2の実施例を示す画像読み取り装置
の動作フロー図である。
【図7】本発明の第3の実施例を示す画像読み取り装置
の動作フロー図である。
【符号の説明】
1 原稿検知センサ、2 制御部、3 読み取り用密着
センサ、5 表示部、7操作部、11 コンタクトガラ
ス、12 原稿押さえ板、13加圧スプリング

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シェーディング補正手段を備えた画像読
    み取り装置において、原稿がセットされたことを検知す
    る原稿検知手段と、上記原稿検知手段により原稿がセッ
    トされたことが検知されたときにシェーディングデータ
    を読み取り、読み取ったシェーディングデータが正常か
    否かを判定するシェーディングデータ判定手段と、上記
    シェーディングデータ判定手段によりシェーディングデ
    ータが正常でないと判定されたときにその旨を通知する
    異常通知手段とを備えたことを特徴とする画像読み取り
    装置。
  2. 【請求項2】 シェーディング補正手段を備えた画像読
    み取り装置において、原稿を所定枚数読み取る毎にシェ
    ーディングデータを読み取るシェーディングデータ読み
    取り手段と、上記シェーディングデータ読み取り手段に
    より読み取ったシェーディングデータが正常か否かを判
    定するシェーディングデータ判定手段と、上記シェーデ
    ィングデータ判定手段によりシェーディングデータが正
    常でないと判定されたときにその旨を通知する異常通知
    手段とを備えたことを特徴とする画像読み取り装置。
  3. 【請求項3】 シェーディング補正手段を備えた画像読
    み取り装置において、定期的にシェーディングデータを
    読み取るシェーディングデータ読み取り手段と、上記シ
    ェーディングデータ読み取り手段により読み取ったシェ
    ーディングデータが正常か否かを判定するシェーディン
    グデータ判定手段と、上記シェーディングデータ判定手
    段によりシェーディングデータが正常でないと判定され
    たときにその旨を通知する異常通知手段とを備えたこと
    を特徴とする画像読み取り装置。
  4. 【請求項4】 請求項2または請求項3記載の画像読み
    取り装置において、シェーディングデータ判定手段によ
    る前回の判定時を起点として、原稿を所定枚数読み取っ
    た直後の待機時または所定時間が経過した直後の待機時
    に、シェーディングデータ読み取り手段によるシェーデ
    ィングデータ読み取りおよびシェーディングデータ判定
    手段による判定を行う構成にしたことを特徴とする画像
    読み取り装置。
  5. 【請求項5】 請求項2、請求項3または請求項4記載
    の画像読み取り装置において、シェーディングデータが
    異常でないためにコンタクトガラスの清掃を行わなかっ
    た場合、またはシェーディングデータが異常であったに
    もかかわらずコンタクトガラスの清掃を行わなかった場
    合は、以後、コンタクトガラスの清掃が行われるまで、
    原稿がセットされる度毎にコンタクトガラスの汚れ判定
    を行うように構成したことを特徴とする画像読み取り装
    置。
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Cited By (3)

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