JP4600960B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、スキャナ,ファクシミリ装置,複写機、あるいはそれらの機能を有する複合機の画像形成装置における原稿読取装置に係り、特に原稿読取部位を清浄化するための構成に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、ファクシミリ装置などのシート状原稿を移動させて原稿情報を読み取る原稿読取装置において、原稿の画像を読み取る読取ライン上に設定されたコンタクトガラスの上を搬送されることにより、原稿読み取り処理が行われる。
【0003】
図9は原稿読取装置の概略構成を示す図であり、図9において、1は原稿情報を光学的に読み取る読取センサ、2は、読取センサ1の読取位置(読取ライン)に設置され、表面を原稿Dが移動するコンタクトガラス、3は、原稿Dをコンタクトガラス2の表面に押圧し、かつシェーディングデータ読み取りのために使用される公知の白色基準板と原稿圧板とを兼ねる白圧板、4は白圧板3をコンタクトガラス2方向に付勢する加圧スプリング、5は原稿Dを搬送ガイドするガイド板である。
【0004】
図9に示す原稿読取装置において、原稿情報を読み取る際に原稿Dは、白圧板3によって加圧され、かつ搬送手段によってコンタクトガラス2上を移動されながら、コンタクトガラス2上の読取センサ1の読取部分において原稿情報が光学的に読み取られる。
【0005】
このように原稿Dは、原稿面側がコンタクトガラス2に接触し、かつ滑りながら搬送されるため、原稿面側に付着しているトナー,インク,修正液、さらには紙粉,ゴミなどがコンタクトガラス2に付着しやすい。通常、コンタクトガラス2と白圧板3の間隔は0.3mmから0.5mm程度に設定されており、原稿Dはコンタクトガラス2にほとんど押し付けられるようにして搬送される。これは原稿Dのばたつきによる画像劣化を抑えるためであるが、このことにより、原稿Dに付着した前記のような汚れ原因となるものが、コンタクトガラス2に非常に付着しやすくなってしまうのである。
【0006】
コンタクトガラス2あるいは白圧板3に付着した塵埃などが読取ライン上に載ってしまうとシェーディング不良、あるいは、そのまま読み込んでしまうことによる画像不良(白すじ,黒すじ)が発生し、品質クレームの対象となってしまう。
【0007】
コンタクトガラス2あるいは白圧板3に汚れが付着しにくくする対策として未だ絶対的なものはなく、静電気による付着の影響をなくすためにコンタクトガラス2表面および/または白圧板3に帯電防止処理を施したり、原稿搬送レイアウト上の工夫をしたり、あるいは定期的なサービスマンによる清掃などにより処理しているのが現状である。
【0008】
装置を常に適正な状態に維持するには、最終的にユーザが容易に清掃することができるようにしておいて、不良画像が発生したときにはこまめに清掃してもらうことが最も有効な手段である。しかし、このようにすると、ユーザに清掃箇所、および清掃方法などを判断させる等の煩雑な作業を強いることになる。
【0009】
また、複写機では出力画像を見ることにより、ユーザが画像不良であるか否かを即座に判断することができるが、ファクシミリ通信では、送信側においては送信された画像が不良か否かを判断することができず、受信側から画像不良のクレームが連絡されるまで気付かないという問題もある。
【0010】
また、シェーディングデータが異常かどうかを装置側にて判断を行った場合、異常の判断をユーザに通知する情報として、単に汚れがある旨のみ(例えば、LEDランプ等によるエラー通知や操作部LCD上への概略情報表示)の簡易な通知だけでは、ユーザにおいてどのような対処を行えば良いのか解りにくく、このような場合には、取扱説明書等を参照しながらの作業となり、ユーザへの負担がかかる。
【0011】
さらに、シェーディングデータに異常があり、ユーザに通知する情報が、シェーディング異常の主原因である白圧板及びコンタクトガラスの清掃手段を記載した場合であっても、判別しにくい汚れ、例えば、コンタクトガラス上への黒インクの付着などの場合、コンタクトガラスのどの部分が汚れているのか、また汚れを除去できたか否かの識別がしにくい場合がある。
【0012】
以上の問題に対して、本件出願人による特開2000−332936号公報に記載した原稿読取装置にて問題解決手段の提示を行った。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような構成の原稿読取装置において、ユーザにコンタクトガラス上に汚れがあることを通知して、その汚れの清掃を促すだけではどの程度の清掃が必要なのか、また何故コンタクトガラス上に汚れが発生したのか、その理由がユーザに伝わらないことから、ユーザはどのように処理してよいのか困惑しかねない。
【0014】
また、ユーザにおいて使用の原稿に対して、ボールペンによる記入がなされた直後や、修正液による修正がなされた直後のいわゆる「描画材の半乾き」状態の原稿が原稿読取装置にて多く使われる場合など、描画材の付着による汚れが多くなりその都度、汚れを通知する機能が働くことになり、ユーザの装置に対する不信感を募らせてしまう場合があるという問題があった。
【0015】
本発明は、前記従来技術の問題を解決することに指向するものであり、原稿読取部分の汚れによる画像不良,異常が発生した場合に、その汚れの清掃に係る判断が簡単になり、清掃作業を容易かつ確実に行うことができると共に、その再発防止の処置を促すようにした画像形成装置を提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するために、本発明の請求項1に係る画像形成装置は、原稿読取手段の読取センサを使用して、白圧板と、該白圧板に対向して位置するコンタクトガラスとを読み取って取得したシェーディングデータが異常か否かを検出する検出手段と、原稿読取手段の原稿セット部に原稿の有無を検知する原稿検知手段と、シェーディングデータの異常情報から特定した詳細な情報を印字出力する印字手段と、異常情報に基づく清掃処理の実施終了を検知する処理検知手段と、異常情報から特定した簡易な情報を表示出力する表示手段と、を備え、原稿検知手段が原稿のセットを検知した後の最初のシェーディングデータ異常を検出すると、詳細な情報を印字出力して必要な清掃処理を通知し、清掃処理終了を処理検知手段が検知した後に、同じ画素上にシェーディングデータ異常を再検出したとき、簡易な情報を表示出力して必要な再清掃処理を通知する構成によって、原稿読み取り処理前に検出されたシェーディングデータの異常に基づき汚れが判断され、その必要十分な異常情報の印字出力によって該当箇所を容易に判断でき清掃処理できると共に、汚れの原因となる情報によって再発防止ができ、また、清掃処理後の2度目のシェーディングデータの異常判断を表示することで、汚れの再検出時に異常情報の不必要な印字出力をすることなく、効率よく清掃処理後の汚れ除去を確認することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明における実施の形態を詳細に説明する。
【0020】
図1は本発明の実施の形態における原稿読取装置を搭載したファクシミリ装置の概略構成を示す側断面図であり、このファクシミリ装置に搭載される原稿読取装置としては図9に示す構成と同様のものである。
【0021】
図1において、10は、下部に画像形成部11が配設され、また上部に画像読取部12が配設されている装置本体であり、画像形成部11は、感光体13を主構成部材とした電子写真プロセスからなり、感光体13を露光する光学ユニット14,トナー現像ユニット15,転写部16,帯電部17などからなり、さらに記録紙Pを収納する給紙カセット18と、転写後の記録紙Pに対して画像定着を行う定着ユニット部19と、定着後に排紙される記録紙Pを受ける記録紙排紙トレイ20などを備えている。
【0022】
画像読取部12は、図9に示す原稿読取装置を主構成部材として、原稿セット部である原稿セット台22と、原稿がセットされたことを検知する原稿検知手段の検知センサ23と、原稿を1枚ずつ給紙する分離給紙部24と、読み取り終了後に排紙される原稿を受ける原稿排紙トレイ25と、原稿を搬送する複数の搬送ローラ26などを備えている。
【0023】
画像形成部11と画像読取部12における動作は公知のものであるので、ここではその説明は省略し、本発明に係る原稿読取装置21に関して、以下に説明する。
【0024】
原稿読取装置21では、図9に基づいて既に説明したように、原稿情報を読み取る際に、原稿Dは白圧板(原稿圧板,白色基準板の機能を有する)3によって加圧され、かつコンタクトガラス2上を搬送ローラ26によって搬送,移動されながら、読取センサ1の読取部分において光学的に読み取られる構成であり、原稿Dの原稿面側がコンタクトガラス2に接触し、かつ滑りながら搬送されるため、原稿面側に付着しているトナー,インク,修正液、さらには紙粉,ゴミなどがコンタクトガラス2に付着しやすい。
【0025】
このようなコンタクトガラス2あるいは白圧板3に付着した塵埃などが読取センサ1の読取ライン上に載ってしまうとシェーディング不良、あるいは、そのまま読み込んでしまうことによる画像不良(白すじ,黒すじ)が発生し、品質クレームの対象となってしまう。
【0026】
コンタクトガラス2あるいは白圧板3に付着した塵埃などはシェーディング検出によって検知することが可能である。すなわち、原稿を読み取る前に,画像補正を目的として白圧板3を用い、読取センサ1を使用して基準の白(黒)データを読み込み、出力補正を行う。このことを一般的にシェーディングといい、コンタクトガラス2の読取面側、あるいは白圧板3の原稿押圧側に汚れが付着した場合、その汚れの部分におけるシェーディング出力が異常出力として現れる。よって、この異常出力を検知することによって、汚れを認識することができる。
【0027】
図2はシェーディング出力の正常状態の波形図、図3はコンタクトガラスもしくは白圧板に付着した汚れを読み込んだ場合の異常状態の波形図であって、縦軸はスキャンデータ(シェーディングデータ)の白/黒出力であり、横軸はセンサ読取幅(全n画素)を示し、この例では、図3に示すように全n画素中のm画素目に異常が存在していることがわかる。
【0028】
本実施形態では、図3に示すような波形になったときに、コンタクトガラス2あるいは白圧板3のどの部分(何画素目)に汚れが付着しているかを装置に搭載している演算制御部において認識することができるようにしている。具体的には、装置の演算制御部におけるCPUの制御部(図示せず)の構成に、読み取る画素を計数して、m画素目に異常が存在することを識別することができる機能を備えるようにすれば、コンタクトガラス2あるいは白圧板3のm画素目に該当する箇所に汚れが存在すると特定することができる。このように、原稿読取手段の読取センサ1を使用して、白圧板3と、その白圧板3に対向して位置するコンタクトガラス2とを読み取って取得したシェーディングデータが異常か否かを検出手段によって検出するのである。
【0029】
さらに、現状では画像読取装置におけるシェーディング動作は、一般的に、原稿が搬送されて読取センサ1の読取位置に到達した時点で行われるが、その時点でユーザへの通知を行ったのでは、使い勝手上、問題がある。すなわち、読取位置に汚れが付いた状態で、少なくとも数枚の原稿の読み取りが行われてしまうおそれがある。
【0030】
したがって、本実施の形態では、前記通知するタイミングとして、ユーザが原稿セット台22に原稿をセットしたことを検知センサ23が検知したときに、CPUによりシェーディング動作を行わせるようにしている。
【0031】
具体的には、CPUにシェーディング異常を発生させた汚れを認識する機能,その汚れの清掃方法を判定する機能,さらにその汚れがコンタクトガラス2あるいは白圧板3の何れの部位に存在するかを特定する機能などを備えさせておき、検知センサ23の検知タイミングでシェーディング動作を行い、そのときのシェーディング波形をチェックし、もしもシェーディングデータ出力に異常があった場合に、異常情報として図4に示す異常レポート30の例のように、異常の詳細情報である(イ)障害説明、(ロ)清掃依頼箇所の指示、(ハ)清掃方法などをユーザに通知する。
【0032】
この通知を行う手段として、例えば、操作パネル上のLEDランプを点灯させてもよいが、LEDランプ表示では異常(汚れ)があることのみしか通知できない。そこで、LCDパネルにメッセージを簡易表示の出力をさせる。また、簡易表示の限られた情報量よりさらに詳細表示するために画像形成部11において記録紙に印字させることでシェーディング異常への対処に必要十分な情報をユーザ側へ通知することができる。
【0033】
以上のことにより、通知を受けたユーザは、コンタクトガラスもしくは白圧板上の汚れによる不具合,汚れの場所,対処方法を容易に認識することができ、決められた手段によってコンタクトガラスもしくは白圧板の清掃を行うことが可能となる。
【0034】
具体的な清掃の方法としては、図5のように装置のカバー(スキャナユニットカバー28)を開き、図6のようにコンタクトガラスもしくは白圧板が見える状態において、コンタクトガラスもしくは白圧板を定められた清掃用具を用いて行う。
【0035】
この清掃時に、図6に示す処理検知手段としてのカバーオープンセンサ29により画像読取部のカバーが開放されていることを装置側では認識しているため、一連の清掃処理(汚れ検知→情報通知→カバーオープン→カバークローズ)の終了後に行われるカバークローズをカバーオープンセンサ29により検知すると、今度は原稿の検知センサに基づくトリガー無しに、再度、前記のシェーディングデータによる汚れの確認が行われる。
【0036】
もし、汚れの除去が完全に行われていない場合(同じ画素上にシェーディング異常を再検出したとき)には再度、ユーザに通知を行う。
【0037】
この場合の通知方法としては、この場合の通知方法としては、操作パネル上のLEDランプの点灯もしくは、LCDパネルにメッセージを出力させる。前述したように、最初の汚れ検出時における通知はこの状態を示す情報量が少ないと、シェーディング異常への対処に必要十分な情報をユーザ側に通知することができないが、2度目の通知となる汚れの除去が完全でない場合、再度、同じ箇所を清掃してもらう旨の通知としては、LEDもしくはLCD上で表示される限られた情報量で十分だからである。この処理を行うことにより、必要以上の印字により無駄な記録紙の消費を抑えることができる。このように、清掃処理終了を処理検知手段が検知した後に、同じ画素上にシェーディングデータ異常を再検出したとき、簡易な情報を表示出力して必要な再清掃処理を通知するのである。
【0038】
図7は本実施の形態の処理をまとめて示したフローチャートであり、原稿セット台22に原稿がセットされて、検知センサ23が原稿の存在を検知し(S1)、その検知信号をCPUが受けると、CPUはシェーディングを開始させる(S2)。シェーディングデータに基づいてCPUは、汚れ異常があるか否かを判断し(S3)、汚れが存在すると判断(No)すると、その汚れの部位,その清掃方法などを特定し、それらに関する情報を、画像形成部11を動作させて異常レポート30として印字出力させる(S4)。
【0039】
ここで、ユーザにより汚れなどを除去する清掃作業を行うために、装置のカバーが開かれたことをカバーオープンセンサ29により検知する(S5)。また、異常レポート30を見たユーザは、コンタクトガラス2あるいは白圧板3上の汚れによる不具合,汚れの場所,清掃の対処方法を容易に認識することができるため、その情報内容を見たり、設定された清掃手段,清掃用具を用いることによって、コンタクトガラス2あるいは白圧板3に対する清掃を行う(S6)。
【0040】
ユーザによる清掃作業の終了を示すカバーの閉じたことをカバーオープンセンサ29により検知する(S7)。このカバーを閉じたことの検知により、装置は検知センサ23の原稿検知と同様にシェーディングを開始し(S8)、得られたシェーディングデータに基づき汚れ異常があるか否かを判断し(S9)、汚れが存在すると判断(No)すると、LEDもしくはLCD上に再清掃の通知を行い(S10)処理S5へ戻る。
【0041】
また、処理S9において汚れがなくシェーディングの異常のないとき(Yes)、検知センサ23による原稿セットの検知を行い(S11)、または処理S3のシェーディングの結果において異常の無いとき(Yes)、原稿が読取センサ1方向へ搬送されて(S12)、コンタクトガラス2上において読取センサ1による原稿読み取りが行われ(S13)、原稿読取が終了する(S14)。
【0042】
前述の再通知を行う際のLEDもしくはLCD上の表示例として、LCDの場合「再清掃してください」等のメッセージの表示、LEDでは「再清掃」の文字付き等の表示ランプの点灯,点滅等を行うこととなる。
【0043】
以上のように、読取部分に生じた汚れを除去する案内を行うことで、異常画像の発生を未然に防止することができるが、この汚れによるシェーディングの異常検知によって、その通知を行う頻度が多くなれば、装置に対するユーザの不信感を募らせてしまう結果となりかねない。
【0044】
このために、シェーディングの異常を検知する要因として、ユーザの使用する原稿における、ボールペンにより記入した直後や、修正液により修正した直後のいわゆる「描画材の半乾き」状態のものが多く使用される場合に、読取搬送時に原稿面がコンタクトガラスに接触し、その際に半乾きのインクや修正液などがコンタクトガラスや白圧板等の読み取り部に付着してしまうからである。
【0045】
これらの要因における対応として、前述した汚れを知らせる情報に加え、「描画材の半乾き」状態原稿はコンタクトガラスを汚す恐れがある旨、原因となっている情報を記載し、この問題原因をユーザに認識してもらうことにより、再発を防止できる。図8にこの印字例を示す。
【0046】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、シェーディング異常の判断に基づき、汚れが判断され、その汚れに関する情報の印字出力されたものを見ることによって汚れの異常箇所を容易に判断し、処理できると共に、その処理後に再度検出のシェーディング異常の判断を簡易情報として表示し、かつ汚れの原因となる情報を表示することで、一般ユーザであっても原稿読取位置に配設されたコンタクトガラスあるいは白圧板などにおける該当箇所の清掃作業を容易かつ確実にでき、その清掃後の確認を効率よく行うことが可能になるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における原稿読取装置を搭載したファクシミリ装置の概略構成を示す側断面図
【図2】シェーディング出力の正常状態の波形図
【図3】コンタクトガラスもしくは白圧板に付着した汚れを読み込んだ場合のシェーディング出力異常状態の波形図
【図4】本実施の形態における異常レポートの一例を示す図
【図5】装置のスキャナユニットカバーの部分を示す部分斜視図
【図6】装置のスキャナユニットカバーを開いた状態を示す部分斜視図
【図7】本実施形態における動作をまとめて示したフローチャート
【図8】本実施の形態における原因となる情報を加えた異常レポートの一例を示す図
【図9】原稿読取装置の概略構成を示す図
【符号の説明】
1 読取センサ
2 コンタクトガラス
3 白圧板
11 画像形成部
21 原稿読取装置
22 原稿セット台
23 検知センサ
28 スキャナユニットカバー
29 カバーオープンセンサ
30 異常レポート
Claims (1)
- 原稿読取手段の読取センサを使用して、白圧板と、該白圧板に対向して位置するコンタクトガラスとを読み取って取得したシェーディングデータが異常か否かを検出する検出手段と、原稿読取手段の原稿セット部に原稿の有無を検知する原稿検知手段と、前記シェーディングデータの異常情報から特定した詳細な情報を印字出力する印字手段と、前記異常情報に基づく清掃処理の実施終了を検知する処理検知手段と、前記異常情報から特定した簡易な情報を表示出力する表示手段と、を備え、 前記原稿検知手段が原稿のセットを検知した後の最初の前記シェーディングデータ異常を検出すると、前記詳細な情報を印字出力して必要な清掃処理を通知し、前記清掃処理終了を前記処理検知手段が検知した後に、同じ画素上にシェーディングデータ異常を再検出したとき、前記簡易な情報を表示出力して必要な再清掃処理を通知することを特徴とする画像形成装置。
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