JP2001157053A - 画像読取装置 - Google Patents

画像読取装置

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JP2001157053A JP2000019629A JP2000019629A JP2001157053A JP 2001157053 A JP2001157053 A JP 2001157053A JP 2000019629 A JP2000019629 A JP 2000019629A JP 2000019629 A JP2000019629 A JP 2000019629A JP 2001157053 A JP2001157053 A JP 2001157053A
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/40Picture signal circuits
    • H04N1/401Compensating positionally unequal response of the pick-up or reproducing head

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、画像読取装置に関し、読取動作中
を通してシェーディング補正機能により読取画素異常発
生を検出できるようにし、異常検出の確実性の向上と共
に迅速かつ容易な対処を実現することを目的とする。 【解決手段】 原稿がスキャナラインに達するまでの画
像読取の前後で、基準白板40により反射されたランプ
37の反射光を光電変換する読取情報に基づいて、読取
構成上に発生した異常(黒画素)を検出し、異常発生を
ユーザに報知する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像読取装置に関
し、詳しくは、シェーディング補正機能を流用して、誤
った画素検出の発生を未然に防止するものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、原稿に照射した光の反射光を
光電変換して原稿画像を読み取る画像読取装置が知られ
ており、原稿画像の読取を開始するのに先立って、白色
の基準とする基準白板(白基準部材)に照射した光の反
射光を読み取って、シェーディング補正を行う機能を備
えるものがある。
【0003】この種の画像読取装置としては、例えば、
特開平6−303428号公報や特開平10−2338
75号公報に記載されているものがあり、この画像読取
装置は、原稿を読み取った読取情報において走査方向に
連続する黒画素が存在する場合には黒スジ発生と判断し
て警告を出すようになっている。
【0004】また、特開平8−149249号公報に
は、シェーディング補正をするための基準白板を読み取
った情報から光学系のゴミの付着や汚れを検出するもの
が記載されており、特開平5−75853号公報には、
その基準白板の読取情報である1ライン分のアナログデ
ータ波形を表示・記録出力することにより、特開平7−
184047号公報には、所定の時刻に基準白板を読み
取ったデータを記録紙の一部に記録出力することによ
り、光学系の異常の有無を確認可能に工夫したものが記
載されている。
【0005】そして、特開平5−167855公報に
は、基準白板の読取情報における異常レベルを検出し
て、誤ったシェーディング補正を未然に防止して、読取
原稿の地肌部分を黒画素と判断してしまうことを防止す
るものが記載されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の画像読取装置にあって、原稿の読取情報の連
続する黒画素から黒スジ発生と判断するものでは、原稿
画像である罫線を異常画素と判断してしまう恐れがある
ため、より精度の高い異常検出が求められる場合には、
この方式では不充分である。
【0007】また、原稿画像の読取に先立ってシェーデ
ィング補正をするために読み取った基準白板の読取情報
から異常発生の有無を判断するものでは、コンタクトガ
ラスなどに付着するゴミは、搬送される原稿により付着
したり排出されたりするものであることから、異常発生
を検出する確実性を更に向上させる必要があり、また、
迅速かつ容易に対処するためには何処に異常発生の要因
があるのかを特定する必要もある。
【0008】そこで、本発明は、読取動作中を通して異
常発生を検出できるようにして、また、その異常発生個
所を特定できるようにして、異常検出の確実性の向上と
共に迅速かつ容易な対処を実現することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する第1
の発明は、原稿を1枚づつ搬送し、該原稿に主走査方向
に延在する光を照射して、その反射光を取り込むことに
より画像を読み取る画像読取装置において、シェーディ
ング補正をするための白基準部材を備え、原稿毎の画像
読取をする前後に該白基準部材に読取用の光を照射し
て、その反射光の読取情報に基づいて読取構成上に発生
した異常を検出するとともに、異常発生をユーザに報知
することを特徴とするものである。
【0010】この発明では、搬送する原稿間にも、白基
準部材が読み取られて、その読取情報から読取構成上の
異常発生が検出され、異常発生が検出されたときにはそ
の旨がユーザに報知される。したがって、原稿の読取開
始後に、搬送原稿によりゴミ等が付着するなどの異常が
発生しても、確実に検出することができ、ユーザに報知
することができる。
【0011】上記課題を解決する第2の発明は、上記第
1の発明の構成に加え、前記異常の発生した読取構成上
の部位を検出することを特徴とするものである。
【0012】この発明では、異常の発生した読取構成上
の部位が、白基準部材の主走査方向の画素の変化から検
出され、ユーザに報知される。したがって、ユーザはゴ
ミなどが付着して異常発生の原因となっている個所を容
易に知ることができる。
【0013】上記課題を解決する第3の発明は、上記第
1または2の発明の構成に加え、前記原稿の反射光の読
取情報を用いて、読取構成上に発生した異常を検出する
ことを特徴とするものである。
【0014】この発明では、搬送する原稿間に読み取っ
た白基準部材の読取情報と、搬送原稿の読取情報とから
異常発生の有無が検出され、同一個所(主走査方向の同
一アドレス)の画素の変化から、異常の発生した読取構
成が検出され、ユーザに報知される。したがって、ユー
ザはゴミなどが付着して異常発生の原因となっている読
取用部品を容易に知ることができる。
【0015】上記課題を解決する第4の発明は、上記第
1から3のいずれかの発明の構成に加え、前記異常が予
め設定されている回数以上で連続して発生するときに、
当該異常の発生をユーザに報知することを特徴とするも
のである。
【0016】この発明では、設定回数以上連続して異常
が発生する場合に、異常発生がユーザに報知される。し
たがって、搬送される原稿により付着するゴミ等が脱落
(搬出)されるなどして復旧した場合には、ユーザに報
知することが回避される。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に基づいて説
明する。図1〜図4は本発明に係る画像読取装置の第1
実施形態を搭載するファクシミリ装置の一例を示す図で
ある。
【0018】図1において、ファクシミリ装置は、CP
U11、スキャナ12、プロッタ13、通信制御部1
4、操作表示部15、符号化複合化部16、画像メモリ
17、パラメータメモリ18、および、ホストPC_I
/F部19などをシステムバス20に接続されており、
マイクロコンピュータよりなるCPU11がROM21
内に格納する制御プログラムに従って各種命令を送出し
て装置各部を統括制御することにより、ファクシミリ装
置として機能するとともに本発明を実行する。
【0019】スキャナ12は、CCDや密着センサなど
により送信・コピーする画像を主走査方向のライン単位
に原稿から読み取って読取画像バッファ22に送出する
ようになっており、この読取画像バッファ22にはスキ
ャナ12でライン単位に読み取った数ラインから数十ラ
イン分(数百ラインでもよい)の画情報を記憶しつつ、
出力先に応じた各出力方式によってライン単位に画情報
を読み出して適切な処理を施しその出力先に転送する。
尚、本発明の後述する異常画素検出もこの読取画像バッ
ファ22上で黒画素の検出を行うことにより検出可能と
なる。
【0020】プロッタ13は、読み取った画情報や様々
なレポートを記録紙に記録し出力する。通信制御部14
は、伝送する画情報や各種手順信号を変復調するモデム
23を制御し、発着信の際に所定の回線制御を行って電
話回線との接続またはその切断をする網制御装置24を
介して画情報を送受信する。操作表示部15は、配設さ
れた表示LCD・LEDや操作キーにより装置の動作状
態を表示するとともにユーザが各種操作を行う。符号化
複合化部16は、既知の符号化方式により送信する画情
報を圧縮する一方、受信した画情報を複合化して元の画
情報に再生する。
【0021】画像メモリ17は、スキャナ12で読み取
った画情報や通信により受信した画情報を圧縮した状態
で記憶するものであり、パラメータメモリ18は様々な
制御に必要なパラメータなどを記憶するものである。こ
れら画像メモリ17およびパラメータメモリ18は、バ
ッテリ25によりバックアップされて、装置電源をOF
Fされてもバッテリ25が空になるまで記憶情報を消失
しない。また、画像メモリ17には、通常、DRAMが
使用される場合が多く装置電源がOFFとなっても数時
間は記憶内容を消失することはなく、パラメータメモリ
18には、通常、SRAMが使用される場合が多く装置
電源がOFFとなっても数年は記憶内容を消失すること
はない。
【0022】ホストPC_I/F部19は、PC(パー
ソナルコンピュータ)とのコマンド・レスポンスデータ
のやり取りや画情報データ転送を行うインタフェースで
ある。本発明では、I/F部分については特に限定する
必要はなく一般に使用されるI/F仕様で十分である。
なお、図1中、26は現在時刻の読み書きが可能なIC
よりなる時計であり、本装置の時間の基準を計時する。
【0023】このファクシミリ装置は、図2に示すよう
に、一般的な原稿搬送装置30を搭載して原稿を搬送す
るようになっており、原稿搬送装置30は、ADF(Au
to Document Feeder)として機能して、画像面を上向き
に原稿テーブル上に載置した原稿を、ピックアップコロ
31が送り出した後に、搬送方向に対して順動回転する
フィードローラ32と逆転するリバースローラ33との
間で狭持し、フィードローラ32が最上の原稿に圧接回
転して送り出す一方、リバースローラ33が下方の原稿
を戻すことにより1枚づつ分離搬送し、その原稿は搬送
ローラ対34、35に受け渡して排出ローラ対36が装
置外に搬出する。また、この原稿搬送装置30は、MD
F(Manual Document Feeder)として機能して、手差し
された原稿を、搬送ローラ対35が狭持して排出ローラ
対36に受け渡す。このため、スキャナ12は、搬送ロ
ーラ対34、35により狭持搬送される原稿から所謂シ
ートスルー方式により画像を読み取るようになってお
り、搬送ローラ対34、35の間のスキャナライン上を
通過する原稿にキセノンランプ37の光を照射し、その
反射光を不図示のCCDまたは密着センサなどが取り込
んで送信またはコピーする画情報を読み取って、読取画
像バッファ22を介してプロッタ13や通信制御部14
などに転送する。
【0024】また、原稿搬送装置30は、搬送する原稿
を各位置で検知するセンサS1、S2、S3、B4、A
3を配設されており、センサS1は原稿テーブル上にセ
ットされてADFにより搬送される原稿を検知し、セン
サS3は手差しされてMDFにより搬送される原稿を検
知し、センサS2は搬送ローラ対35により搬送される
原稿を検知し、センサB4、A3は夫々該当するサイズ
の原稿であるか否かを検知する。この原稿搬送装置30
は、スキャンライン上に原稿を搬送して読取を開始する
前に、センサS2に先端を検知された後に予め設定され
た搬送量で原稿を搬送ローラ対35により搬送させるプ
リフィード動作を実行するようになっている。なお、図
2中、38は処理済の原稿に印をつけるスタンプであ
り、39はそのスタンプ38に押される原稿を押えるロ
ーラである。
【0025】そして、このファクシミリ装置は、一般的
な装置と同様に、画像読取の前に(原稿を搬送する前
に)キセノンランプ37の光を基準白板(白基準部材)
40に照射して、その反射光を読み取って白基準を補正
するシェーディング補正を実行するようになっており、
主走査方向のランプ37および光学系の歪みを1画素毎
に記憶し、実際に原稿画像を2値化読み取りする際には
1画素毎に補正して均一な濃度で読み取ることができる
ようになっている。
【0026】ここで、このシェーディング補正は、補正
用のデータを記憶するときに、光学系上にゴミや汚れな
どがあると、その補正用データそのものに異常画素を含
んで記憶してしまうことから、通常の読み取り時には、
該当する画素は異常画素を基準に副走査方向に連続して
補正処理されてしまい、読取画像内に黒スジなどが発生
することになる。特に、シートスルー方式の読取の場合
には、原稿に乾いていないボールペンインクや修正液が
付着していたり、原稿自体が鉛筆書きなどのときには、
コンタクトガラスや基準白板40を汚してしまう可能性
がある。コピーしたときにはその印刷結果が出力される
ので異常を発見できるが、ファクシミリ送信する場合に
は、どのように読み取られたかは確認できないため、こ
れらの異常に気が付くことができずに、繰り返し黒スジ
などの入った画像を相手先に送信してしまう恐れがあ
る。
【0027】そこで、シェーディング補正用データは、
全画素フラットなデータであるとして2値化処理を行っ
て、シェーディング補正を行うこととし、この補正用デ
ータでは適正なシェーディング補正を実行することはで
きないので本来の均一な濃度データを得ることができな
いが、その2値化スレッシュを黒側に近づけていくこと
により、ゴミや汚れによる黒画素を検出可能にすること
ができる。つまり、シェーディング補正なしの生データ
が例えば、図3(a)に示す波形であった場合、その波
形よりも黒側のレベルaで示す位置に2値化スレッシュ
aを設定すると、主走査方向の全画素を白データとして
読み取ることができ、ゴミや汚れによって例えば、図3
(b)に示すように2値化スレッシュaよりも黒側レベ
ルとなる画素bがあるときに、シェーディング補正用デ
ータの2値化後のデータ中に黒画素が存在することにな
って、その黒画素で異常画素発生を検出(判断)するこ
とができる。なお、この2値化スレッシュaは装置毎に
最適値があるため、簡単に設定変更可能にするのが望ま
しく、工場出荷時に設定するのも一案である。
【0028】このことから、ファクシミリ装置のCPU
11は、図4のフローチャートに示すように、まず、原
稿がセットされて(ステップP10)、各種読取モード
を設定されスタートキーが押下されると(ステップP2
0、P30)、原稿から画像を読み取る読取動作を開始
して、全ての頁毎にプリフィード動作を行って、原稿を
スキャナライン手前まで搬送・停止し(ステップP4
0)、同時に、基準白板40による異常画素の検出処理
を実行し(ステップP50)、異常画素を検出した場合
には操作表示部15のLCD上に光学系に黒画素の発生
要因となる異常が発生している旨を報知する警告メッセ
ージを表示出力するとともに、選択設定されている場合
には、エラー発生として読取動作を停止する(ステップ
P60、P70)。
【0029】異常画素を検出しない場合(ステップP6
0)や、警告するだけで動作を停止しない場合には(ス
テップP80)、そのままステップP100に進むが、
動作を停止するように設定されている場合には、ユーザ
ー操作を促すメッセージを表示出力して、ストップキー
が押されたときには動作を中断するが、確認後のリセッ
トとして例えば、スタートキーが押されたときにはその
まま動作を続行し、また、いずれのキー操作も無い場合
には一定時間経過後に自動的に動作を再開して(ステッ
プP90)、シェーディング補正を実行し(ステップP
100)、この後に、通常の読取動作をライン毎に繰り
返し実行して最終ラインの読取が終了した後に(ステッ
プP110、P120)、次の原稿がある場合にはステ
ップP40に戻って同様の処理をプレフィード動作から
繰り返し行う一方、全ての原稿の処理が終了している場
合にはこの読取処理を終了する(ステップP130)。
【0030】このように本実施形態では、読取を開始す
る前だけではなく、各頁間にも基準白板40が読み取ら
れて、黒画素が存在するときに異常発生と判断されてそ
の旨がユーザに報知されるので、読取開始後の搬送原稿
によりゴミ等が光学系に付着したときにも異常発生を確
実に検出することができ、どの頁で異常画素が発生した
かをユーザに報知して迅速に対処・復旧させることがで
きる。
【0031】次に、図5および図6は本発明に係る画像
読取装置の第2実施形態を搭載するファクシミリ装置の
一例を示す図である。なお、本実施形態は上述第1実施
形態と同様に構成されていることから、図1〜図3を流
用して説明する。
【0032】図1において、CPU11は、図5および
図6のフローチャートに示すように、上述第1実施形態
と同様に、全ての原稿の処理を終了して(ステップP1
0〜P120)、その確認をした後にも(ステップP1
30)、再度、基準白板40による異常画素の検出処理
を実行し(ステップP150)、同様に、異常画素を検
出する異常が発生しているときには警告メッセージを表
示出力するとともに、選択設定されている場合にエラー
発生として動作停止をし(ステップP160、P17
0)、異常画素を検出しない場合(ステップP160)
や、警告するだけで動作を停止しない場合には(ステッ
プP180)、そのまま読取処理を終了するが、動作を
停止するように設定されている場合には、ユーザー操作
を促すメッセージを表示出力して、ストップキーが押さ
れたときには動作を中断するが、確認後のリセットとし
て例えば、スタートキーが押されたときにはそのまま動
作を続行し、また、いずれのキー操作も無い場合には一
定時間経過後に自動的に動作を再開して(ステップP1
90)、一連の読取処理を終了する。
【0033】したがって、最終頁の読取後にも異常画素
の検出を行うようにすることによって、次頁の読取前の
異常画素検出を流用して、原稿読取の各頁の前後におけ
る異常画素検出を行う構成にすることができ、その時の
異常画素の発生位置を記憶しておき、読取開始前に異常
画素であったものが読取終了後には異常画素でなくなっ
ている場合には、一時的なゴミなどであったと判断する
ことができる一方、読取開始前には検出されなかった位
置で読取後に異常画素が検出できた場合は新たな異常画
素が発生したと推測することができ、ユーザに対して、
その読み取った原稿によってボールペンインキなどによ
る汚れが発生したことを警告することができる。
【0034】このとき、原稿読取前やページ間で異常画
素を検出されたときに、ステップP70〜P90やP1
70〜P190を行うようにして、読取後には異常画素
でなくなっている場合には一時的なゴミなどであって自
然復帰したものと判断可能であるのに対して、読取開始
前後で異常画素である場合にはボールペンインキなどに
よる汚れで自然復帰不能と判断できることから、読取開
始前後で異常画素である場合に始めてユーザに警告をす
るようにして、無用にユーザの手を煩わせることを回避
するようにしてもよい。なお、この場合には、2回連続
して異常画素を検出したときに、ユーザに警告メッセー
ジを報知するが、これに限る必要はなく、通常、シート
スルー方式では、繰り返される原稿の搬送によりゴミも
一緒に掃き出してしまう可能性もあることから、一時的
な異常画素ではないと判断(検出)し得る、より正確な
回数を統計的に求めて、例えば、5回連続して同じ画素
が異常画素と検出されたときに、始めてユーザに対して
警告をするようにしてもよい。
【0035】このように本実施形態では、上述実施形態
の作用効果に加えて、画素異常が自然復帰し得る一時的
なゴミの付着であるか、自然復帰不能なボールペンイン
キなどによる汚れであるかなどを判断することができ、
画素異常が設定回数以上で連続発生するときにユーザに
警告するように構成することにより、ユーザに無用に警
告することを回避することができ、自然に復旧した場合
にまで読取作業を中断することなどをなくすことができ
る。
【0036】次に、図7〜図9は本発明に係る画像読取
装置の第3実施形態を搭載するファクシミリ装置の一例
を示す図である。なお、本実施形態は上述第2実施形態
と同様に構成されていることから、図1〜図3を流用し
て説明する。
【0037】図1において、CPU11は、原稿読取の
各頁の前後に行う異常画素の検出結果が、予め格納準備
する図7に示す組み合わせのいずれであるかに応じて異
常画素の検出処理を行うようになっており、図8および
図9のフローチャートに示すように、上述第2実施形態
と同様に、全ての原稿の処理を終了したことを確認した
後にも(ステップP10〜P130)、異常画素の検出
処理を行うとともにその検出結果に応じて警告メッセー
ジの表示出力などをして一連の読取処理を終了する(ス
テップP150〜P190)。
【0038】このとき、CPU11は、ステップP50
の基準白板40による異常画素の検出処理で異常画素を
検出したか否かを確認し(ステップP60)、異常画素
を検出できなかった場合には異常画素なしを記憶する
(ステップP61)一方、異常画素を検出した場合には
異常画素の発生位置を記憶して(ステップP62)、読
取を開始する前の1頁目の異常画素の検出である場合に
は異常画素を検出したか否かに拘わらずにステップP1
00に進む(ステップP63)。
【0039】そして、セットされた原稿が1枚のみであ
るときには、シェーディング補正を実行した後に(ステ
ップP100)、通常の読取動作をライン毎に繰り返し
実行して(ステップP110)、この画像読取と並行し
て異常画素を検出するチェックを各ライン毎に行って白
画素の有無や全ラインの黒画素を記憶し(ステップP1
11)、最終ラインの読取が終了した後に(ステップP
120)、次の原稿はないので(ステップP130)、
ステップP50、P150で行われた頁前後での異常画
素の検出と共に、ステップP111で画像読取と並行し
て行われた異常画素検出チェックとして記憶した各ライ
ン毎の白画素の有無や全ラインの黒画素を用いて、図7
に示す検出結果の組み合わせに応じてエラー発生の有無
やユーザに警告する異常画素の発生位置などを判断し
(ステップP164)、エラーが発生していない場合に
は一連の処理を行って読取を終了するが、警告等が必要
なエラー発生と判断されたときには(ステップP16
5)、検出された異常画素の組み合せケースに応じた警
告メッセージを表示出力するとともに選択設定に応じた
動作を行って(ステップP170〜P190)、一連の
読取処理を終了する。なお、後述するセットされた原稿
が2枚以上ある場合にも、その最終原稿の1枚をを処理
するときには、このステップP100〜P190により
同様に処理されることになる。
【0040】また、セットされた原稿が2枚以上あると
きには、シェーディング補正の後に(ステップP10
0)、通常のライン毎の読取動作と並行して異常画素を
検出するチェックを各ライン毎に行って白画素の有無や
全ラインの黒画素を記憶し(ステップP110、P11
1)、最終ラインの読取が終了した後には(ステップP
120)、次の原稿があるので(ステップP130)、
ステップP40に戻って同様の処理をプレフィード動作
から繰り返し行い、1頁目の読取を終了した後の2頁目
以降であるので(ステップP63)、ステップP50で
行われる頁前後での異常画素の検出と共に、ステップP
111で画像読取と並行して行われた異常画素検出チェ
ックとして記憶した各ライン毎の白画素の有無や全ライ
ンの黒画素を用いて、図7に示す検出結果の組み合わせ
に応じてエラー発生の有無やユーザに警告する異常画素
の発生位置などを判断し(ステップP64)、エラーが
発生していない場合には一連の処理を行って読取を終了
するが、警告等が必要なエラー発生と判断されたときに
は(ステップP65)、検出された異常画素の組み合せ
ケースに応じた警告メッセージを表示出力するとともに
選択設定に応じた動作を行って(ステップP70〜P9
0)、一連の処理終了後にこの読取処理を終了する。
【0041】ここで、予め設定準備する原稿読取の各頁
の前後の異常画素の検出結果としては、図7に示すケー
スパターンの組み合わせがあり、夫々、次のように判断
することができる。
【0042】ケース1の場合には、原稿の読取前後およ
び読取中の全てにおいて常に黒画素が検出されているこ
とから、コンタクトガラス上あるいはCCDや密着セン
サ上、または光学系が汚れている、または、ゴミが付着
していると判断することができ、黒画素の発生要因とな
った個所(読取構成部品や主走査方向の部位)を警告メ
ッセージ内に含めてユーザに報知することができる。な
お、黒画素の発生要因となった個所を警告メッセージ内
に含めて、ユーザに報知する点は、以下のケースも同様
である。
【0043】ケース2、4の場合には、原稿の読取前に
検出された黒画素は原稿の読取後(搬出後)には検出さ
れないことから、一時的にゴミが付着したが原稿によっ
て掃き出されたと判断することができる。
【0044】ケース3の場合には、原稿の読取時には黒
画素が検出されずに原稿の読取前後の原稿のないときに
黒画素が検出されることから、基準白板40の上にゴミ
が付着していると判断することができる。
【0045】ケース5、7の場合には、原稿の読取前に
は黒画素が検出されずに原稿の読取後に黒画素が検出さ
れることから、今読み取った原稿によりゴミが付着した
と判断することができる。ただし、一時的なものかどう
かは次回の異常画素検出で判断することになる。
【0046】ケース6の場合には、原稿の読取前後には
黒画素が検出されずに原稿の読取中に常に黒画素が検出
されることから、原稿上に罫線などがあり、それを検出
したと判断することができる。
【0047】ケース8の場合には、原稿の読取前後に黒
画素が検出されずに原稿の読取中に常に黒画素が検出さ
れているものでないことから、異常なしと判断する。
【0048】なお、このとき、読取前の異常画素検出に
おいて、複数の個所で異常画素を検出した場合は、当然
に全ての個所で、読取中や読取終了後に異常画素の検出
をするチェック対象の画素とする。
【0049】このように本実施形態では、上述実施形態
の作用効果に加えて、主走査方向の同一位置における原
稿の読取前後の黒画素の検出と共に原稿中の黒画素の検
出の有無に応じて、読取構成の基準白板40や光学系の
いずれにどのような異常が発生したかを検出することが
でき、一時的なゴミの付着など以外であって自然復帰す
ることのできない場合に警告メッセージによりユーザに
報知することができる。したがって、異常の発生した部
品や位置を容易に把握して迅速に対処することができ、
また、より的確な対処方法をユーザに提供することもで
きる。
【0050】なお、上述実施形態では、シェーディング
補正処理と合わせて異常画素の発生を検出する場合を説
明するが、シェーディング補正用のデータは最初に取得
保持して、この後に本発明を繰り返し行うように構成し
てもよいことはいうまでもない。
【0051】次に、図10〜図13は本発明に係る画像
読取装置の第4実施形態を搭載するファクシミリ装置の
一例を示す図である。なお、本実施形態は上述実施形態
と同様に構成されていることから、同様な構成には同一
の符号を付して説明する。
【0052】図10において、ファクシミリ装置は、シ
ステム制御部51、スキャナ12、プロッタ13、操作
パネル15、符号化複合化部16、画像蓄積装置17、
パラメータメモリ18、システムメモリ21、モデム2
3、およびネットワークコントロールユニット(網制御
装置)24などをシステムバス20に接続されて、基本
構成を上述実施形態と同様に構成されており、CPUな
どからなる制御部51がシステムメモリ21内に各種デ
ータと共に格納する制御プログラムに従ってそのシステ
ムメモリ21をワークエリアとして使用しつつ各種命令
を送出して装置各部を統括制御することにより、ファク
シミリ装置として機能するとともに本発明を実行する。
なお、制御部51は、通信制御部を構成して、モデム2
3およびNCU24により画情報を送受信し、このモデ
ム23は、伝送手順信号をやりとりするための低速モデ
ム機能(V.21モデム)、および主に画情報をやりと
りするための高速モデム機能(V.34モデム・V.2
9モデム、V.27terモデム等)を備えている。
【0053】スキャナ12は、光源ランプ37により照
明された原稿からの反射光(信号)をアナログ電気信号
に変換するイメージセンサ61と、このイメージセンサ
61からのアナログ画信号を所定の増幅率で増幅すると
ともに低インピーダンス化して出力する演算増幅器62
と、この演算増幅器62からのアナログ画信号を所定の
基準レベルに基づいて量子化するA/D変換器63と、
主に光学系に起因して画信号に重畳するシェーディング
歪みを補正するシェーディング補正部64と、このシェ
ーディング補正部64により歪みの除去されたディジタ
ル画信号に種々の画像処理を施すディジタル画像処理部
65と、これらシェーディング補正やディジタル画像処
理で参照する各種データを格納するラインバッファ22
と、シェーディング補正データの採取時に参照する基準
白板40と、を備えて、一般的なシェーディング補正処
理等を行い得るように構成されており、このスキャナ1
2には、このような一般的な構成に加えて、異常画素検
出部66が設けられている。
【0054】このスキャナ12においては、図12のフ
ローチャートに示すように、原稿の読取が指示されると
(ステップP210)、制御部51が原稿の搬送を開始
するとともに光源37を点灯するので(ステップP22
0)、原稿が読取位置(スキャナライン)に到達するま
ではイメージセンサ61に基準白板40からの反射光が
入射することになり、このイメージセンサ61で光電変
換した基準白板40の画情報は、演算増幅器62で所定
の増幅およびインピーダンス変換を施した後に、AD変
換器63に入力して、例えば、入力画信号の最大値を基
準とする所定のビット数に量子化するディジタルデータ
にした上で、シェーディング補正用データ(白基準デー
タ)としてラインバッファ22に格納(採取)するよう
になっており(ステップP230)、原稿が読取り位置
に到達するとシェーディング補正部64は、ラインバッ
ファ22に格納されている補正データを画素毎に読み出
し原稿読取画信号に所定の演算を行って、光源37や光
学系に起因するシェーディング歪みを補正した後に、デ
ィジタル画像処理部65にて各種画像処理を施して、指
定された出力先に送出する。
【0055】このとき、スキャナ12では、基準白板4
0により白基準データを採取する際にその読取光路上に
紙粉・ゴミ等の異物が付着していると、通常、該当画素
のイメージセンサ出力レベルは低いものとしてラインバ
ッファ22に記憶され、シェーディング補正時には該当
画素のレベルを上げるような演算が施される一方、原稿
読取時にこれらの異物が光路上から外れるとイメージセ
ンサ出力レベルは正常に復帰するために、シェーディン
グ補正によって該当画素のレベルを過上昇させてしまう
ことになって、この結果、読取画像に白筋・黒筋・地肌
汚れ等を発生させて読取画像の品質を低下させてしまう
という問題がある。
【0056】このことから、異常画素検出部66が、原
稿の読取に先立って画像の読取構成上の異常を検出する
ことによりメンテナンス性を向上させるとともに読取画
像を高品質にすべく、シェーディング補正データより異
常画素の有無を検出するようになっており、この異常画
素検出部66は、原稿の読取に先立ってイメージセンサ
61により基準白板40を読み取ってラインバッファ2
2内に順次格納された演算増幅器62やA/D変換部6
3によりA/D変換などされた画情報(白基準データ)
を、そのラインバッファ22から読み出して、例えば、
注目画素とその前後の画素とのレベル差を算出し、レベ
ル差が所定値以上であれば注目画素を異常画素と認識す
る。なお、この異常検出の有無はシェーディング補正デ
ータをラインバッファ22に格納する前段階で行っても
良いことはいうまでもない。
【0057】そして、異常画素検出部66が、シェーデ
ィング補正データより異常画素を検出すると(ステップ
P240)、その異常発生した画素のアドレスを一時記
憶する(ステップP250)。この処理を、シェーディ
ング補正用データをラインバッファ22に格納する白基
準データの採取が終了するまで繰り返し(ステップP2
60)、異常画素検出部66が異常画素の発生を検出し
ていないときには操作パネル15への出力を更新して再
表示するだけで原稿の読取を行う一方、異常画素検出部
66が異常画素の発生を検出しているときには図13に
示すメッセージを操作パネル15に表示出力するととも
に、上述実施形態と同様に設定に従って動作停止等の処
理を行った後に(ステップP270)、通常の読取動作
をライン毎に繰り返し実行して最終ラインの読取が終了
した後に(ステップP280、P290)、次の原稿が
ある場合にはステップP230に戻って、原稿の読取が
終了するまで、同様の処理を繰り返す(ステップP30
0)。
【0058】このように本実施形態においても、上述実
施形態と同様な作用効果を得ることができ、異常発生を
確実に検出することができると共に、迅速かつ容易に対
処可能にすることができる。
【0059】また、本実施形態の他の態様としては、異
常発生を検出された画素のアドレスを記憶しているの
で、このアドレスを異常発生の履歴として使用すること
ができ、また、その読取幅に対する発生位置(部位)を
操作パネル15に表示出力するようにしても良い。な
お、異常発生の履歴としては、単にフラグに0/1を格
納するように構成してもよいことはいうまでもない。
【0060】次に、図14および図15は本発明に係る
画像読取装置の第5実施形態を搭載するファクシミリ装
置の一例を示す図である。なお、本実施形態は上述第4
実施形態と同様に構成されていることから、図10〜図
13を流用して、同様な構成には同一の符号を付して説
明する。
【0061】図10において、制御部51は、図14の
フローチャートに示すように、異常画素検出部66が異
常画素の発生を検出しているときに操作パネル15にメ
ッセージを表示出力するとともに(ステップP27
0)、予め選択設定された非印字/印字に従って(ステ
ップP271)、図15に示すメッセージと共に、画像
の読取部の主走査方向の長さに略一致する領域に対応す
るように、異常画素検出部66により検出された異常画
素の発生したアドレスに対応する位置(部位)に矢印の
マーキングを付した画像をプロッタ13により記録出力
するようになっており(ステップP272)、読取部で
汚れている個所の視認性を高めて、清掃などの対処する
措置の必要な異常部分を的確に指示することができるよ
うになっている。
【0062】このように本実施形態では、上述実施形態
と同様な作用効果を得ることができ、異常の発生してい
る読取幅のなかにおける位置を記録出力することにより
明確に指示することができる。したがって、より迅速か
つ容易に対処することができる。
【0063】なお、上述した実施形態においては、いず
れの原稿間においても、異常画素の発生の有無の確認を
行うように構成するが、最初の原稿の前のみに異常画素
の検出の有無を確認するように構成してもよいことはい
うまでもなく、また、最後の原稿の読取終了後のみに異
常画素の有無を検出するようにして、処理後に読取の品
質を確認できるようにしてもよい。
【0064】
【発明の効果】本発明によれば、原稿の読取開始後に
も、読取画素に発生する異常を検出することができ、報
知されたユーザが迅速に復旧させることができる。この
とき、異常の発生した読取構成上の部位や、異常の発生
した読取構成をユーザに報知することにより、異常発生
の原因となっている読取用部品や、その部位を的確に把
握して、容易かつ迅速に復旧作業を行うことができる。
また、設定回数以上連続して異常発生する場合にユーザ
に報知することにより、自然に復旧した場合にまで作業
を中断することなどを回避することができる。
【0065】したがって、異常発生を確実に検出するこ
とができると共に、迅速かつ容易に対処可能にすること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像読取装置の第1実施形態を搭
載するファクシミリ装置の一例を示す図であり、その概
略全体構成を示すブロック図である。
【図2】その原稿の読取機構を説明する概念構成図であ
る。
【図3】その読取データを示す図である。
【図4】その処理を説明するフローチャートである。
【図5】本発明に係る画像読取装置の第2実施形態を搭
載するファクシミリ装置の一例を示す図であり、その処
理を説明するフローチャートである。
【図6】その図5に続くフローチャートである。
【図7】本発明に係る画像読取装置の第3実施形態を搭
載するファクシミリ装置の一例を示す図であり、その検
出結果の組み合わせを示す表である。
【図8】その処理を説明するフローチャートである。
【図9】その図8に続くフローチャートである。
【図10】本発明に係る画像読取装置の第4実施形態を
搭載するファクシミリ装置の一例を示す図であり、その
概略全体構成を示すブロック図である。
【図11】その要部を説明するブロック図である。
【図12】その処理を説明するフローチャートである。
【図13】そのメッセージの説明図である。
【図14】本発明に係る画像読取装置の第5実施形態を
搭載するファクシミリ装置の一例を示す図であり、その
処理を説明するフローチャートである。
【図15】そのメッセージの説明図である。
【符号の説明】
11 CPU 12 スキャナ 13 プロッタ 14 通信制御部 15 操作表示部(操作パネル) 17 画像メモリ(画像蓄積装置) 22 読取画像バッファ(ラインバッファ) 30 原稿搬送装置 40 基準白板(白基準部材) 51 制御部 61 密着イメージセンサ 62 演算増幅器 63 AD変換器 64 シェーディング補正部 65 ディジタル画像処理部 66 異常画素検出部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B047 BB02 BC04 CB09 CB11 CB21 CB30 5C072 EA05 FB25 RA16 WA04 5C077 LL16 MM03 MM20 MM27 PP54 PP58 PP71 SS01

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原稿を1枚づつ搬送し、該原稿に主走査方
    向に延在する光を照射して、その反射光を取り込むこと
    により画像を読み取る画像読取装置において、 シェーディング補正をするための白基準部材を備え、 原稿毎の画像読取をする前後に該白基準部材に読取用の
    光を照射して、その反射光の読取情報に基づいて読取構
    成上に発生した異常を検出するとともに、異常発生をユ
    ーザに報知することを特徴とする画像読取装置。
  2. 【請求項2】前記異常の発生した読取構成上の部位を検
    出することを特徴とする請求項1に記載の画像読取装
    置。
  3. 【請求項3】前記原稿の反射光の読取情報を用いて、読
    取構成上に発生した異常を検出することを特徴とする請
    求項1または2に記載の画像読取装置。
  4. 【請求項4】前記異常が予め設定されている回数以上で
    連続して発生するときに、当該異常の発生をユーザに報
    知することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記
    載の画像読取装置。
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