JP4310143B2 - 画像処理装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像処理装置に関し、詳細には、搬送される原稿を読み取る際にゴミ等により発生する黒スジ及び白スジ状の欠陥画素の原因系の検出及び補正を適切に行う画像処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
【特許文献1】
特開2000−196814号公報
【特許文献2】
特開2000−310820号公報
【特許文献3】
特開平10−294870号公報
スキャナ装置、複写装置及びファクシミリ装置等の原稿の画像を光学的に読み取る画像処理装置においては、従来から複数枚の原稿を効率的に読み取るために、SDF(シートスルー・ドキュメント・フィーダ)を使用して、複数枚の原稿を1枚ずつ分離して読取部の読取位置に搬送し、読取部のコンタクトガラス上を搬送される原稿に、当該コンタクトガラスの下方に配置された読取部の光源から光を投射して、原稿で反射された光を所定の光路を通過させてCCD(Charge Coupled Device )等の光電変換素子に入射して、原稿の画像を読み取っている。
【0003】
このような画像処理装置においては、その光路上の部品にゴミやほこり及びその他の異物等(以下、ゴミ等という。)が付着すると、当該ゴミ等が黒スジや白スジ等となって画像に現れ、画質を著しく低下させる。
【0004】
そこで、従来、読取データのデータ値に異常値を検出すると、シートスルー原稿読取位置を予め決められた方法に従って変更するシートスルー原稿読取装置が提案されている(特許文献1参照)。
【0005】
また、従来、原稿が挿入される前のデータを1ライン以上読み取り、ゴミがあるか無いかを検知して、ゴミがあった場合にはその座標値を記憶し、実際に原稿を読み取る際には、ゴミ座標の読取値を使用せずに、周辺の画素データに置き換え、さらに、原稿挿入時の先頭データと原稿排出時の後端データを見て、補正のオン/オフを切り換える原稿読取装置が提案されている(特許文献2参照)。
【0006】
さらに、本出願人は、先に、原稿画像を所定の解像度で読み取る画像読取手段と、上記画像読取手段から出力される画像信号を所定ビット数のデジタル画信号に変換するアナログ/デジタル変換手段と、上記アナログ/デジタル変換手段から出力されるデジタル画信号に基づいて、読取画像に含まれるゴミ成分の画素位置を検出するゴミ検出手段と、上記ゴミ検出手段が検出したゴミ成分の画素位置のデジタル画信号を補正するゴミ成分補正手段を備えた画像処理装置を提案している(特許文献3参照)。
【0007】
そして、従来のたてスジの補正を行う画像処理装置、例えば、デジタル複写装置は、一般的に、その画像処理回路に、白黒用では、図36に示すように、ゴミ検出部111、シェーディング補正部112及びたてスジ補正部113を備えており、ゴミ検出部111が、2値化回路114と1ラインメモリ115を備えて、白シートを読み取ったときの画像データである濃度データに基づいてゴミの有無を検出して、検出結果をゴミ検出信号としてたてスジ補正部113に出力する。シェーディング補正部112は、シェーディングテーブル116と判定回路117を備え、白基準板を読み取ったときの画像データである濃度データをシェーディングテーブル116に格納して当該シェーディングデータのエラーを判定回路117で判定して、シェーディングエラー信号をたてスジ補正部113に出力する。たてスジ補正部113は、判定回路118と補間処理部119を有し、判定回路118がゴミ検出信号とシェーディングエラー信号に基づいて、ゴミの有無を判定して、当該判定結果に基づいて補間処理部119で原稿の画像データを補間処理する。
【0008】
また、従来の画像処理装置は、その画像処理回路に、カラー用では、図37に示すように、ゴミ検出部121、シェーディング補正部122、像域分離用ラインディレイ部123及びたてスジ補正部124を備えており、ゴミ検出部121が、3個の2値化回路125a〜125c、オア回路126及び1ラインメモリ126を備えて、白シートを読み取ったときの画像データであるR、G、Bデータに基づいてゴミの有無を検出して、検出結果をゴミ検出信号としてたてスジ補正部124に出力する。シェーディング補正部122は、シェーディングテーブル128と判定回路129を備え、白基準板を読み取ったときの画像データであるR、G、Bデータをシェーディングテーブル128に格納して当該シェーディングデータのエラーを判定回路129で判定して、シェーディングエラー信号をたてスジ補正部124に出力する。像域分離用ラインディレイ部123は、ラインディレイメモリ130と判定回路131を備え、ラインディレイメモリ130のR、G、Bデータの各ラインにおける2値化結果を連続判定し、全て「1」であると、判定回路131が、画像エラー信号としてたてスジ補正部124に出力する。たてスジ補正部124は、判定回路132と3個の補間処理部133a〜133cを有し、判定回路132がゴミ検出信号、シェーディングエラー信号及び画像エラー信号に基づいて、ゴミの有無を判定して、当該判定結果に基づいて補間処理部133a〜133cで原稿のR、G、Bの画像データのそれぞれを補間処理する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の技術にあっては、ゴミの付着位置及びゴミの種類等に応じた精度で検出して、適切な対応を行えるようにする上で、改良の必要があった。
【0010】
すなわち、特許文献1記載の従来技術にあっては、特別に回路を追加する必要はないが、読取位置(ミラーの位置)を調整する必要があるため、ランプ光量変動等の光学系のばらつきが大きくなり、スキャナ特性を犠牲にするという問題があった。
【0011】
また、特許文献2記載の従来技術にあっては、原稿挿入口付近にゴミがある場合のみしか検知することができず、例えば、シェーディング用の白基準板上にゴミが付着した場合やランプ、ミラー等にゴミが付着した場合等を検知することができないという問題があった。
【0012】
さらに、特許文献3記載の従来技術にあっては、ゴミを検出すると、当該込み成分の画素位置のデジタル画信号を補正するため、ゴミの付着位置及びゴミの種類等に応じて対応することができず、改良の必要があった。
【0013】
すなわち、ゴミの検出結果に基づいて画像データの補正を行う場合にも、検出したゴミの付着場所やゴミの種類等によって補正方法を変更することが、画像品質を向上させる上で好ましく、また、ユーザが簡単にメンテナンスできる範囲のゴミや外側から清掃できる場所のゴミについては、ゴミの検出に基づいて頻繁にメンテナンスを促す表示を行っても良いが、スキャナ内部にゴミが侵入してしまった場合には、サービスマンのみのメンテナンスになるため、確実なゴミの検知を行うことが望ましく、さらに、ゴミが浮遊している場合と固着している場合とで、そのメンテナンス方法が異なるため、より精度良いゴミ検知が必要となってくる。
【0015】
請求項記載の発明は、搬送される原稿に読取位置で静止する読取手段の光源から読取光を照射して、当該読取光の原稿からの反射光を読取手段の光電変換素子で画像データに変換して当該原稿の画像を読み取る際に、白基準板を読み取って取得した基準データに基づいて原稿を読み取った画像データをシェーディング補正するシェーディング補正機能、読取手段の光源から出射されて光電変換素子に入射されるまでの光路上の読取データを少なくとも1ライン分記憶する記憶手段の記憶する当該読取データ及び読取手段の読み取った原稿の画像データに対して像域分離用のラインディレイ処理を行うディレイ手段の結果に基づいて、読取手段の光源から出射されて光電変換素子に入射されるまでの光路上の予め設定した複数箇所でのゴミ等の有無を、シート原稿押さえのコンタクトガラス側の面に設けられたゴミ検出用に白色に施された白シートを読み取って取得した画像信号により検出し、当該ゴミ等の位置をゴミ位置としてゴミ位置特定手段で特定し、当該ゴミ位置特定手段の特定する各ゴミ位置でのゴミ等の出現回数を出現回数カウント手段でカウントして、当該出現回数カウントのカウントした各ゴミ位置でのゴミ等の出現遷移データを出現遷移手段で蓄積することにより、カラー読取の場合にも、原稿の搬送機構にメカ的な追加機構を設けることなく、補正精度を向上させつつ、ゴミや傷等のついているゴミ位置を正確に特定し、画像品質を向上させつつ、保守作業の効率を向上させることのできる画像処理装置を提供することを目的としている。
【0016】
請求項記載の発明は、出現回数カウント手段のカウントする各ゴミ位置でのゴミ等の出現回数及び出現遷移手段の蓄積する各ゴミ位置でのゴミ等の出現遷移データを表示手段に適宜表示することにより、ユーザに各ゴミ位置でのゴミ等の出現回数や出現遷移状態が分かるようにし、画像品質を向上させつつ、保守作業のタイミングを適切に判断できるようにして、保守作業の効率をより一層向上させることのできる画像処理装置を提供することを目的としている。
【0017】
請求項記載の発明は、出現回数カウント手段のカウントする各ゴミ位置でのゴミ等の出現回数と出現遷移手段の蓄積する各ゴミ位置でのゴミ等の出現遷移データに基づいて、清掃等の保守作業を行う箇所を特定して保守作業を促す保守情報を表示手段に表示することにより、保守作業のタイミングがより一層適切に分かるようにし、保守作業の効率をより一層向上させることのできる画像処理装置を提供することを目的としている。
【0018】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明の画像処理装置は、搬送される原稿に読取位置で静止する読取手段の光源から読取光を照射して、当該読取光の前記原稿からの反射光を前記読取手段の光電変換素子で画像データに変換して当該原稿の画像を読み取るとともに、白基準板を読み取って取得した基準データに基づいて前記原稿を読み取った画像データをシェーディング補正するシェーディング補正機能を備えた画像処理装置において、前記読取手段の前記光源から出射されて前記光電変換素子に入射されるまでの光路上の読取データを少なくとも1ライン分記憶する記憶手段と、前記読取手段の読み取った前記原稿の画像データに対して像域分離用のラインディレイ処理を行うディレイ手段と、シート原稿押さえのコンタクトガラス側の面に設けられたゴミ検出用に白色に施された白シートと、前記シェーディング補正機能、前記記憶手段の記憶する読取データ及び前記ディレイ手段の結果に基づいて、前記読取手段の前記光源から出射されて前記光電変換素子に入射されるまでの光路上の予め設定した複数箇所でのゴミ等の有無を、前記白シートを読み取って取得した画像信号により検出し、当該ゴミ等の位置をゴミ位置として特定するゴミ位置特定手段と、当該ゴミ位置特定手段の特定する各ゴミ位置でのゴミ等の出現回数をカウントする出現回数カウント手段と、当該出現回数カウントのカウントした各ゴミ位置でのゴミ等の出現遷移データを蓄積する出現遷移手段と、を備えることにより、上記目的を達成している。
【0021】
上記構成によれば、搬送される原稿に読取位置で静止する読取手段の光源から読取光を照射して、当該読取光の原稿からの反射光を読取手段の光電変換素子で画像データに変換して当該原稿の画像を読み取る際に、白基準板を読み取って取得した基準データに基づいて原稿を読み取った画像データをシェーディング補正するシェーディング補正機能、読取手段の光源から出射されて光電変換素子に入射されるまでの光路上の読取データを少なくとも1ライン分記憶する記憶手段の記憶する当該読取データ及び読取手段の読み取った原稿の画像データに対して像域分離用のラインディレイ処理を行うディレイ手段の結果に基づいて、読取手段の光源から出射されて光電変換素子に入射されるまでの光路上の予め設定した複数箇所でのゴミ等の有無を、シート原稿押さえのコンタクトガラス側の面に設けられたゴミ検出用に白色に施された白シートを読み取って取得した画像信号により検出し、当該ゴミ等の位置をゴミ位置としてゴミ位置特定手段で特定し、当該ゴミ位置特定手段の特定する各ゴミ位置でのゴミ等の出現回数を出現回数カウント手段でカウントして、当該出現回数カウントのカウントした各ゴミ位置でのゴミ等の出現遷移データを出現遷移手段で蓄積するので、カラー読取の場合にも、原稿の搬送機構にメカ的な追加機構を設けることなく、補正精度を向上させつつ、ゴミや傷等のついているゴミ位置を正確に特定することができ、画像品質を向上させつつ、保守作業の効率を向上させることができる。
【0022】
上記各場合において、例えば、請求項に記載するように、前記画像処理装置は、所定の表示手段を備え、前記出現回数カウント手段のカウントする各ゴミ位置でのゴミ等の出現回数及び前記出現遷移手段の蓄積する前記各ゴミ位置でのゴミ等の出現遷移データを前記表示手段に適宜表示するものであってもよい。
【0023】
上記構成によれば、出現回数カウント手段のカウントする各ゴミ位置でのゴミ等の出現回数及び出現遷移手段の蓄積する各ゴミ位置でのゴミ等の出現遷移データを表示手段に適宜表示するので、ユーザに各ゴミ位置でのゴミ等の出現回数や出現遷移状態が分かるようにすることができ、画像品質を向上させつつ、保守作業のタイミングを適切に判断できるようにして、保守作業の効率をより一層向上させることができる。
【0024】
また、例えば、請求項に記載するように、前記画像処理装置は、所定の表示手段を備え、前記出現回数カウント手段のカウントする各ゴミ位置でのゴミ等の出現回数と前記出現遷移手段の蓄積する前記各ゴミ位置でのゴミ等の出現遷移データに基づいて、清掃等の保守作業を行う箇所を特定して保守作業を促す保守情報を前記表示手段に表示するものであってもよい。
【0025】
上記構成によれば、出現回数カウント手段のカウントする各ゴミ位置でのゴミ等の出現回数と出現遷移手段の蓄積する各ゴミ位置でのゴミ等の出現遷移データに基づいて、清掃等の保守作業を行う箇所を特定して保守作業を促す保守情報を表示手段に表示するので、保守作業のタイミングがより一層適切に分かるようにすることができ、保守作業の効率をより一層向上させることができる。
【0026】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好適な実施の形態を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に述べる実施の形態は、本発明の好適な実施の形態であるから、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの態様に限られるものではない。
【0027】
図1〜図35は、本発明の画像処理装置の一実施の形態を示す図であり、図1は、本発明の画像処理装置の一実施の形態を適用したデジタル複写装置1の要部正面概略構成図である。
【0028】
図1において、デジタル複写装置1は、本体筐体2の上部にコンタクトガラス3が配設されており、コンタクトガラス3の下方の本体筐体2の内部には、第1走行体4、第2走行体5、レンズ6及び光電変換素子としてのCCD(Charge Coupled Device )7等からなるスキャナ部(読取手段)8が配設されており、第1走行体4は、光源4a、リフレクタ4b及びミラー4cを、また、第2走行体5は、ミラー5a、5bを、それぞれ搭載している。
【0029】
デジタル複写装置1は、本体筐体2のコンタクトガラス3の上部に、SDF(シートスルー・ドキュメント・フィーダ)10が設けられており、SDF10は、原稿テーブル11、給紙ローラ12、分離ローラ13、レジストスイッチ14、レジストローラ15、タイミングスイッチ16、シート原稿押さえ17、排紙ローラ対18及び排紙トレイ19等を備えていて、シート原稿押さえ17のコンタクトガラス3側の面には、図2に示すように、ゴミ検出用に白色に施された白シート20が設けられている。
【0030】
また、このコンタクトガラス3の読取位置の近くには、シェーディング補正用の基準データを提供する白色に施された白基準板21が配設されている。
【0031】
排紙トレイ19は、コンタクトガラス3の上面を開閉可能に、コンタクトガラス3上に位置して、排紙トレイ19の裏面は、白色に施されていて、コンタクトガラス3上にセットされた原稿Gをコンタクトガラス3に密着させるように押さえつける。
【0032】
SDF10は、原稿テーブル11上に、複数枚の原稿Gが重ねて載置され、原稿テーブル11上に載置された複数枚の原稿Gを、図示しないステッピングモータ等により回転駆動される給紙ローラ12と分離ローラ13で1枚ずつ分離して、レジストローラ15に送り出す。レジストローラ15に送り出された原稿Gをレジストスイッチ14が検出して、レジストローラ15で当該送り出された原稿Gのタイミング調整を行って、シート原稿押さえ17とコンタクトガラス3との間の原稿読取位置に搬送し、さらに、排紙ローラ対18へと搬送する。
【0033】
デジタル複写装置1は、この原稿読取位置を搬送される原稿Gの原稿面(コンタクトガラス3側の面)の画像をスキャナ部8で読み取る。
【0034】
SDF10は、読み取りの完了した原稿Gをさらに排紙ローラ対18へと搬送して、排紙ローラ対18が、原稿Gを排紙トレイ19上に排出する。
【0035】
そして、上記スキャナ部8は、第1走行体4と第2走行体5が図示しないステッピングモータにより水平方向(副走査方向)に移動され、第1走行体4上の光源4a、例えば、蛍光灯等から出射されてリフレクタ4bで集光した光を、コンタクトガラス3上に載置された原稿Gに照射して、当該原稿Gで反射された光の反射光を第1走行体4上のミラー4cで第2走行体5方向に反射し、第2走行体5上のミラー5a及びミラー5bで第1走行体4から入射される光を順次反射して、レンズ6方向に出射させる。レンズ6は、第2走行体5から入射される光をCCD7に集光して照射させる。CCD7は、1次元に複数の光電変換素子としてCCD素子が配列されており、レンズ6から入射される入射光を光電変換して、アナログの画像データ(画像信号)を出力する。また、スキャナ部8は、白基準板21に光を照射して、当該白基準板21からの反射光を上記同様にCCD7に入射し、CCD7からシェーディング補正用の基準データとして出力する。
【0036】
そして、デジタル複写装置1は、原稿読取モードとして、原稿押さえ板4を開いてコンタクトガラス3上に載置された原稿Gの画像を読み取るブックモードと、SDF10を用いて、原稿テーブル11上に載置された複数枚の原稿Gを1枚ずつコンタクトガラス3とシート原稿押さえ17との間の原稿読取位置に搬送し、停止する第1走行体4の光源4aから原稿Gに光を照射して、原稿Gの画像を読み取るSDFモードとがある。
【0037】
デジタル複写装置1は、ブックモードでは、SDF10を開いてコンタクトガラス3上に原稿Gがセットされると、光源4aを点灯させて、まず、図示しない白基準板の読み取りを行って、シェーディング補正用の基準データを取得し、その後、第1走行体4及び第2走行体5を、原稿GからCCD7までの光路長が一定となる状態で副走査方向に移動して、コンタクトガラス3上の原稿Gの画像を読み取る。
【0038】
また、デジタル複写装置1は、SDFモードでは、原稿テーブル11上に複数枚の原稿Gがセットされると、まず、光源4aを点灯させて、白基準板21の読み取りを行った後、第1走行体4をシート原稿押さえ17の真下のコンタクトガラス3の読取位置(ホームポジション)まで移動させて、停止させる。次に、デジタル複写装置1は、原稿テーブル11にセットされた原稿Gを給紙ローラ12と分離ローラ13で1枚ずつ分離して、レジストローラ15でタイミング調整した後、シート原稿押さえ17の真下の原稿読取位置まで搬送する。このとき、原稿Gは一定速度で搬送され、第1走行体4及び第2走行体5は停止したままで、第1走行体4上の光源4aからシート原稿押さえ17の真下のコンタクトガラス3上の読取位置(ホームポジション)を通して当該搬送される原稿Gに光を照射して、当該原稿Gで反射された原稿Gからの光を、再度コンタクトガラス3を通して、ミラー4c及び第2走行体5上のミラー5a、5bで反射して、レンズ6を通してCCD7に入射させ、CCD7で光電変換して、原稿Gの画像を読み取る。
【0039】
そして、デジタル複写装置1は、SDFモードでは、露光光路上のゴミ等の有無を検出するために、異常検出タイミング、例えば、原稿Gの読み取り前、または、所定のタイミングで、コンタクトガラス3を通してシート原稿押さえ17のコンタクトガラス3側の白シート20を読み取って、当該白シート20を読み取って画像信号を取得する。
【0040】
そして、デジタル複写装置1は、図3に示すようにブロック構成されており、上記SDF10及びスキャナ部8を備えているとともに、CPU(Central Processing Unit )31、IPU(Image Processing Unit)32、プリンタ部33及び操作部34等を備えている。
【0041】
操作部34は、各種操作キーを備えているとともに、表示部35を備え、また、CPU36を備えており、操作キーで操作された各種命令や設定内容をCPU36が表示部35に表示し、また、CPU31に出力し、さらに、CPU31から通知される各種情報をCPU36の制御下で表示部35に表示出力する。
【0042】
デジタル複写装置1は、SDF10により原稿Gを1枚ずつ読取位置に搬送して、スキャナ部8が当該搬送される原稿Gの画像を読み取って、IPU32で一連の画像処理を行い、プリンタ部33で用紙に画像を記録出力する。
【0043】
IPU32は、設定パラメータに基づいて画像処理を行い、このIPU32へのパラメータの設定は、CPU31により行われる。また、このパラメータ設定に必要なモード情報は、操作部34を使って、ユーザが指定する。
【0044】
そして、IPU32は、ゴミ補正関連の補正回路として、白黒の場合、図4及び図5に示すような、白黒用のゴミ補正回路40を有し、また、カラーの場合、図6及び図7に示すような、カラー用のゴミ補正回路50を有している。
【0045】
白黒用のゴミ補正回路40は、図4に示すように、ゴミ検出部41、シェーディング補正部42、たてスジ補正部43及びプリンタ・スキャナガンマ部44及び図5に示す出現管理部45を備えており、スキャナ部8からの濃度データが、ゴミ検出部41、シェーディング補正部42、たてスジ補正部43及びプリンタ・スキャナガンマ部44へと順次入力される。
【0046】
また、カラー用のゴミ補正回路50は、図6に示すように、ゴミ検出部51、シェーディング補正部52、像域分離用ラインディレイ部53、たてスジ補正部54、プリンタ・スキャナガンマ部55及び像域分離部56及び図7に示す出現管理部57を備えており、スキャナ部8からのR、G、Bの画像データが、ゴミ検出部51、シェーディング補正部52、像域分離用ラインディレイ部53、たてスジ補正部54及びプリンタ・スキャナガンマ部55へと順次入力され、また、シェーディング補正部52から分離して、像域分離部56へと入力される。
【0047】
ゴミ検出部41は、図5に示すように、1個の2値化回路61aとFIFO等の1ラインメモリ62を備え、ゴミ検出部51は、図7に示すように、3個の2値化回路61a〜61c、オア回路63及び1ラインメモリ62を備えており、これらゴミ検出部41とゴミ検出部51は、図8に示すように、白黒用のゴミ検出部41の場合には、実線で示す構成となり、カラー用のゴミ検出部51の場合には、実線と破線の両方で示される構成となる。
【0048】
そして、ゴミ検出部41とゴミ検出部51は、ゴミ検出結果であるオン/オフの1ビットのゴミ検出信号をたてスジ補正部43、54に出力する。
【0049】
すなわち、ゴミ検出部41、51は、図9に示すように、画像データを2値化回路61a〜61cで所定のスレッシュレベルと比較して2値化することで、ゴミの有無を判定し、ゴミを検出すると、「1」となり、ゴミを非検出であると、「0」となるゴミ検出信号を1ラインメモリ62に格納した後、たてスジ補正部43、54に出力する。
【0050】
そして、図8において、白黒用のゴミ検出部41では、画像データとして濃度データが、カラー用のゴミ検出部51では、画像データとしてRGB3色データが入力され、白黒用回路としては、実線のみ、カラー用回路は実線と破線の両方を含めた回路となる。白黒用の濃度データの場合、スキャナ部8は、ゴミが無い場合にはSDF10のシート原稿押さえ17の白シート20を読み取っているので、入力画像データとしては、ほとんど白データとなり、ゴミがあった場合に、ゴミの部分が影となるため、黒データに近い値となる。したがって、白黒用のゴミ検出部41では、単純な2値化回路61aを設けて、画像データが白であると、「0」、黒であると、「1」として1ラインメモリ62に書き込む。したがって、1ラインメモリ62のデータそのものがゴミ検出結果となる。
【0051】
一方、カラー用のゴミ検出部51では、入力データとしてRGB3色あり、3個の2値化回路61a〜61cで各々に対して2値化を行って、オア回路63で単純オアをとり、1ラインメモリ62に書き込む。なお、この場合、各色に対して独立に補正を行う方法もあるが、スキャナ部8でのRGBの読取位置がずれているため、色スジとなる可能性が高い。したがって、RGBどれか1色でもゴミを検知すると、RGB全てに対して補正を行うことで、色スジになることを防止している。
【0052】
白黒用のシェーディング補正部42は、図5に示すように、シェーディング補正テーブル71aと判定回路72aを備えており、カラー用のシェーディング補正部52は、図7に示すように、シェーディング補正テーブル71bと判定回路72bを備え、これらシェーディング補正部42とシェーディング補正部52は、図10に示すように、シェーディング補正テーブル71aとシェーディング補正テーブル71bを包含するシェーディング補正テーブル71cと、判定回路72aと判定回路72bを包含する判定回路72cで示すことができ、白黒用のシェーディング補正部42の場合には、実線で示す構成となり、カラー用のシェーディング補正部52の場合には、実線と破線の両方で示される構成となる。
【0053】
図10において、白黒用のシェーディング補正部42では、画像データとして濃度データが、カラー用のシェーディング補正部52では、画像データとしてRGB3色データが入力され、上述のように、白黒用のシェーディング補正部42としては、実線のみの回路となり、カラー用のシェーディング補正部52としては、実線、破線両方含めた回路となる。
【0054】
シェーディング補正テーブル71a、71b、71cは、白基準板2を読んだ時に読取値が一定になるように補正をかけるためのテーブルであり、例えば、図11に示すように、白基準板21にゴミが無い場合には、補正無しに近い値(255近辺)となるが、ゴミが有る場合には暗く読み取られるため、大きく補正をかける値(0近辺)が書き込まれる。したがって、判定回路72a、72b、72cとして、単純な2値化回路を設けて、高ければ「0」、低ければ、「1」として判定を行って、シェーディングエラー信号をたてスジ補正部43、54に出力する。なお、カラー用のシェーディング補正部52は、入力データとしてRGB3色あり、各々に対してシェーディング補正テーブル71bが存在するが、ゴミ検出の場合と同様に、2値化をかけて単純オアの結果を判定出力としている。
【0055】
そして、像域分離用ラインディレイ部53は、図7及び図12に示すように、ラインディレイメモリ81と判定回路82等を備えており、ラインディレイメモリ81としては、複数ライン分の画像データメモリが用いられている。
【0056】
像域分離ラインディレイ部53は、画像データの場合、ゴミと同じ濃度のデータが存在するため、単純に2値化の結果を用いることができず、複数ライン分の画像データメモリを有し、同じ位置に黒データが連続する場合に、当該黒データの連続する箇所がゴミである可能性は高い。そこで、像域分離用ラインディレイ部53は、図13に示すように、ラインディレイメモリ81の各ラインにおける2値化結果を連続判定し、全て「1」だった場合に、判定回路82が、画像エラー信号として出力している。
【0057】
そして、上記白黒用のたてスジ補正部43は、補間処理部91aと判定回路(ゴミ位置特定手段)92aを備えており、カラー用のたてスジ補正部54は、補間処理部91b〜91dと判定回路(ゴミ位置特定手段)92bを備えている。
【0058】
白黒用のたてスジ補正部43は、ゴミ検出部41からのゴミ検出信号とシェーディング補正部42からのシェーディングエラー信号が判定回路92aに入力され、表1に示すように、判定して、判定結果を補間処理部91aに出力するとともに、出現管理部45に出力する。そして、補間処理部91aには、画像データである濃度データが入力され、補間処理部91aは、濃度データを判定回路92aの判定結果に基づいて、表1に示すように、補間処理して、出力する。
【0059】
【表1】
Figure 0004310143
なお、表1及び次に示す表2において、ゴミGE1〜ゴミGE4は、図14に示す予め設定されたゴミ位置のゴミを示しており、ゴミGE1は、シート原稿押さえ17のコンタクトガラス3側の面に付着しているゴミ、ゴミGE2は、シート原稿押さえ17の下方のコンタクトガラス3、すなわち、コンタクトガラス3のシート原稿読取位置のゴミ、ゴミGE3は、光源4a、リフレクタ4b、ミラー4c、ミラー5a及びミラー5b等の走行体4、5上のゴミ、そして、ゴミGE4は、白基準板2の読取面に付着しているゴミである。また、ゴミGE1〜ゴミGE4は、ゴミだけでなく、埃、当該物に付いている傷等を総称したものである。
【0060】
そして、表1において、P11は、ゴミ検出部41とシェーディング補正部42のいずれにおいてもエラーが検出されなかった場合であり、白黒用のたてスジ補正部43は、ゴミ無しと判断して、たてスジ補正を行わない。P12は、ゴミは検出されず、シェーディングエラーのみ検出された場合であり、たてスジ補正部43は、白基準板21上のゴミ(ゴミGE4)と判断して、たてスジ補正を行う。P13は、ゴミ検出のみであって、シェーディングエラーが検出されない場合であり、たてスジ補正部43は、SDF10の読取位置付近でのゴミ(ゴミGE1またはゴミGE2)と判断して、ゴミGE1の場合は、たてスジ補正は必要ないが、ゴミGE2との切り分けができないため、たてスジ補正を行う。P14は、ゴミもシェーディングエラーも検知された場合であり、たてスジ補正部43は、ゴミGE3と判断して、たてスジ補正を行う。
【0061】
カラー用のたてスジ補正部54は、ゴミ検出部51からのゴミ検出信号、シェーディング補正部52からのシェーディングエラー信号及び像域分離用ラインディレイ部53からの画像エラー信号が判定回路92bに入力され、表2に示すように、判定して、判定結果を補間処理部91b〜91cに出力するとともに、出現管理部57に出力する。そして、補間処理部91b〜91cには、画像データであるR、G、Bデータが入力され、補間処理部91b〜91cは、R、G、Bデータを判定回路92bの判定結果に基づいて、表2に示すように、補間処理して、出力する。
【0062】
【表2】
Figure 0004310143
表2において、P21は、図15に示すように、ゴミ検出部51、シェーディング補正部52及び像域分離用ラインディレイ部53のいずれにおいてもエラー検出がされなかった場合であり、カラー用のたてスジ補正部54は、ゴミ無しと判断して、たてスジ補正を行わず、入力画像データをそのまま出力画像データとして出力する。P22は、図16に示すように、ゴミ検出のみであって、シェーディングエラーと画像エラーが検出されない場合であり、たてスジ補正部54は、シート原稿押さえ17にゴミがある(ゴミGE1)と判断して、原稿読取時に原稿Gによりゴミが遮られるため、たてスジ補正を行わず、入力画像データをそのまま出力画像データとして出力する。P23は、図17に示すように、シェーディング補正エラーのみが検出され、ゴミと画像エラーが検出されない場合であり、たてスジ補正部54は、白基準板21上のゴミ(ゴミGE4)と判断して、画像自体に欠陥は無いが、シェーディング補正結果がおかしくなるため、入力画像データに対して、たてスジ補正を実行して、出力画像データとして出力する。P24は、図18に示すように、画像エラーのみが検出され、ゴミ及びシェーディングエラーが検出されない場合であり、たてスジ補正部54は、原稿G上にたて線が存在することによる誤検出と判断して、ゴミ無しとして、たてスジ補正を実行せずに、入力画像データをそのまま出力画像データとして出力する。P25は、図19に示すように、ゴミとシェーディングエラーが検出され、画像エラーが検出されない場合であり、たてスジ補正部54は、何らかの原因で原稿読取時にゴミが飛んでしまったと判断して、ゴミ無しとするが、シェーディング補正結果がおかしくなるため、入力画像データに対して、たてスジ補正を実行して、出力画像データとして出力する。P26は、図20に示すように、ゴミと画像エラーが検出され、シェーディングエラーが検出されない場合であり、たてスジ補正部54は、原稿読取位置のコンタクトガラス3上にゴミがあると判断して、たてスジ補正を実行する。P27は、シェーディングエラーと画像エラーが検出され、ゴミ検出のみが無い場合であり、たてスジ補正部54は、モードとしてありえないため、無視し、たてスジ補正も行わない。P28は、図21に示すように、ゴミ、シェーディングエラー及び画像エラーの全てが検出された場合であり、たてスジ補正部54は、ゴミGE3と判断して、たてスジ補正も実行する。
【0063】
なお、白黒用では、画像エラー信号の項目が無いため、図15〜図21のうち、4つの図にのみ対応しており、P11は、図15に、P12は、図17に、P13は、図16に、P14は、図19に、それぞれ対応している。
【0064】
そして、白黒用の出現管理部45とカラー用の出現管理部57は、同様の構成をしており、出現遷移カウンタ(出現回数カウント手段)101と出現遷移テーブル(出現遷移手段)102を備えている。出現管理部45、57は、図22に示すように、出現遷移カウンタ101が、各ゴミGE1〜GE4がオンのときにオンとなるゴミGE1オン信号〜ゴミGE4オン信号毎に設けられ、当該ゴミGE1オン信号〜ゴミGE4オン信号がそれぞれ入力され、オンのゴミGE1オン信号〜ゴミGE4オン信号が入力されると、1パルスを発生する1パルス発生器103と、1パルス発生器103の発生するパルスをカウントすることで各ゴミGE1〜ゴミGE4の総出現回数をカウントする出現回数カウンタ104と、を備えており、出現遷移カウンタ101の1パルス発生器103と出現遷移テーブル102には、SDF10からSDF10の使用時にオンとなるSDF使用オン/オフ信号が入力される。1パルス発生器103は、SDF使用オン/オフ信号がオンのときに、オンのゴミGE1オン信号〜ゴミGE4オン信号が入力されると、1パルスを出現回数カウンタ104に出力し、出現回数カウンタ104は、図23に示すように、1パルス発生器103からのパルスを順次カウントして、図23に各ゴミGE1〜ゴミGE4に対して、N1、N2、N3、N4で示すように保持し、当該カウント値を、出現遷移テーブル102に出力するとともに、CPU31に出力する。
【0065】
出現遷移テーブル102は、SDF使用オン/オフ信号がオンの期間の各ゴミGE1〜ゴミGE4の遷移を示すテーブルであり、例えば、図24〜図27に示すように、各ゴミGE1〜ゴミGE4毎に、ゴミ検知オン/オフを縦軸とし、SDF10の使用開始から現在までを横軸とするテーブルとして格納する。すなわち、図24は、ゴミGE1の遷移テーブルであり、突発的にゴミ検知オンとなっているため、浮遊するゴミ(数は少ない)がたまに検知されるという状態であり、まだメンテナンスが必要の無いレベルであることを示している。図25は、ゴミGE2の遷移テーブルであり、ある時期からずっとゴミ検知オン状態となっているため、ゴミが固着、あるいは、キズがついているという状態であり、メンテナンスが必須のレベルであることを示している。図26は、ゴミGE3の遷移テーブルであり、ずっとゴミ検知オフ状態であるため、メンテナンスが必要の無いレベルであることを示している。図27は、ゴミGE4の遷移テーブルであり、常にゴミ検知オンではないが、頻度が高く、連続する場合も見られるため、要チェックの状態であることを示している。
【0066】
そして、上記操作部34は、スタートキー34a、テンキー34b等のワンタッチで使用したいキー以外は、大型ディスプレイである表示部(表示手段)35を用いる。操作部34は、CPU36の制御下で、この表示部35の表示画面上に上記出現回数カウンタ104のカウントした出現カウンタ値と、出現遷移テーブル102に展開された出現遷移テーブルとを表示させる。すなわち、出現カウンタ値と出現遷移テーブルとは、図22の出現管理部45、57の出現回数カウンタ104と出現遷移テーブル102に記憶されているので、CPU31からリードし、操作部34のCPU36に転送し、操作部36のメモリにライトして、表示部35に表示させる。
【0067】
次に、本実施の形態の作用を説明する。本実施の形態のデジタル複写装置1は、SDF10で原稿Gを搬送して、当該搬送される原稿Gの画像の読み取りを行うSDFモードで原稿Gの読み取りを行う場合、原稿Gの読み取りを行う前に、まず、第1走行体4を白基準板21の下方の白基準板読取位置に移動させて、当該白基準板21の読み取りを行い、シェーディング補正データを取得する。デジタル複写装置1は、白基準板21の読み取りを完了すると、図14に矢印で示すように、第1走行体4をSDF10で搬送される原稿Gを読み取るホームポジションに移動させて、SDF10により原稿テーブル11上の原稿Gを1枚ずつ分離して読取位置(ホームポジション)に搬送して、当該読取位置(ホームポジション)を搬送される原稿Gをスキャナ部8で読み取る。
【0068】
すなわち、スキャナ部8は、原稿テーブル11上に複数枚の原稿Gがセットされると、まず、上記白基準板21の読み取りを行って、第1走行体4をシート原稿押さえ17の真下のコンタクトガラス3の読取位置であるホームポジションまで移動させて、停止させる。次に、デジタル複写装置1は、原稿テーブル11にセットされた原稿Gを給紙ローラ12と分離ローラ13で1枚ずつ分離して、レジストローラ15でタイミング調整して、シート原稿押さえ17の真下の原稿読取位置(ホームポジション)まで搬送する。このとき、デジタル複写装置1は、SDF10で、原稿Gを一定速度で搬送し、第1走行体4及び第2走行体5を停止させたまま、第1走行体4上の光源4aからシート原稿押さえ17の真下のコンタクトガラス3上を通して当該搬送される原稿Gに光を照射して、当該原稿Gで反射された原稿Gからの光を、再度コンタクトガラス3を通して、ミラー4c及び第2走行体5上のミラー5a、5bで反射して、レンズ6を通してCCD7に入射させ、CCD7で光電変換して、原稿Gの画像を読み取る。
【0069】
そして、デジタル複写装置1は、SDFモードでは、露光光路上のゴミ等の有無を検出するために、異常検出タイミング、例えば、原稿Gの読み取り前、または、所定のタイミングで、コンタクトガラス3を通してシート原稿押さえ17のコンタクトガラス3側の白シート20を読み取って、画像信号を取得する。
【0070】
すなわち、デジタル複写装置1は、図29に示すように、光源4aの点灯、ホームポジションへの第1走行体4の移動、シェーディングデータの取得、たてスジ補正データのメモリへのライト、原稿Gの挿入及び画像データ有効信号FGATEのそれぞれのタイミングを調整して、動作を行う。
【0071】
そして、デジタル複写装置1は、上記スキャナ部8で読み取った原稿Gの画像データに対して、IPU32で一連の画像処理を行い、プリンタ部33で用紙に画像を記録出力するが、IPU32は、設定パラメータに基づいて画像処理を行い、このIPU32へのパラメータの設定は、CPU31により行われる。また、このパラメータ設定に必要なモード情報は、操作部34を使って、ユーザが指定する。
【0072】
そして、IPU32は、ゴミ補正関連の補正回路として、白黒の場合、図4及び図5に示すような、白黒用のゴミ補正回路40を有し、また、カラーの場合、図6及び図7に示すような、カラー用のゴミ補正回路50を有している。
【0073】
白黒用のゴミ補正回路40は、図4及び図5に示したように、ゴミ検出部41、シェーディング補正部42、たてスジ補正部43及びプリンタ・スキャナガンマ部44及び出現管理部45等を備えており、カラー用のゴミ補正回路50は、図6及び図7に示したように、ゴミ検出部51、シェーディング補正部52、像域分離用ラインディレイ部53、たてスジ補正部54、プリンタ・スキャナガンマ部55及び像域分離部56及び出現管理部57等を備えている。
【0074】
そして、デジタル複写装置1は、白黒の場合には、図30に示すタイミングで、ゴミ検出及びたてスジ補正を行い、また、カラーの場合には、図31に示すタイミングで、ゴミ検出を行い、また、像域分離とたてスジ補正を行う。
【0075】
ゴミ検出部41、51は、画像データを2値化回路61a〜61cで所定のスレッシュレベルと比較して2値化することで、ゴミの有無を判定し、ゴミを検出すると、「1」となり、ゴミを非検出であると、「0」となるゴミ検出信号を1ラインメモリ62に格納した後、たてスジ補正部43、54に出力する。すなわち、白黒用のゴミ検出部41では、画像データとして濃度データが、カラー用のゴミ検出部51では、画像データとしてRGB3色データが入力される。白黒用の濃度データの場合、スキャナ部8は、ゴミが無い場合にはSDF10のシート原稿押さえ17の白シート20を読み取っているので、入力画像データとしては、ほとんど白データとなり、ゴミがあった場合に、ゴミの部分が影となるため、黒データに近い値となる。したがって、白黒用のゴミ検出部41では、単純な2値化回路61aを設けて、画像データが白であると、「0」、黒であると、「1」として1ラインメモリ62に書き込む。したがって、1ラインメモリ62のデータそのものがゴミ検出結果となる。一方、カラー用のゴミ検出部51では、入力データとしてRGB3色あり、3個の2値化回路61a〜61cで各々に対して2値化を行って、オア回路63で単純オアをとり、1ラインメモリ62に書き込む。
【0076】
白黒用のシェーディング補正部42及びカラー用のシェーディング補正部52は、図10に示したように、シェーディング補正テーブル71aとシェーディング補正テーブル71bを包含するシェーディング補正テーブル71cと、判定回路72aと判定回路72bを包含する判定回路72cで示すことができる。
【0077】
そして、シェーディング補正テーブル71a、71b、71cは、白基準板21を読んだ時に読取値が一定になるように補正をかけるためのテーブルであり、例えば、図11に示したように、白基準板21にゴミが無い場合には、補正無しに近い値(255近辺)となるが、ゴミが有る場合には暗く読み取られるため、大きく補正をかける値(0近辺)が書き込まれる。そして、判定回路72a、72b、72cは、高ければ「0」、低ければ、「1」として判定を行って、シェーディングエラー信号を、たてスジ補正部43、54に出力する。
【0078】
また、像域分離用ラインディレイ部53は、図7及び図12に示したように、ラインディレイメモリ81と判定回路82等を備えており、図13に示したように、ラインディレイメモリ81の各ラインにおける2値化結果を連続判定して、全て「1」だった場合に、判定回路82が、画像エラー信号として出力する。
【0079】
そして、白黒用のたてスジ補正部43は、ゴミ検出部41からのゴミ検出信号とシェーディング補正部42からのシェーディングエラー信号が判定回路92aに入力され、表1に示したように、判定して、判定結果を補間処理部91aに出力するとともに、出現管理部45に出力する。そして、補間処理部91aには、画像データである濃度データが入力され、補間処理部91aは、濃度データを判定回路92aの判定結果に基づいて、表1に示したように、補間処理して、出力する。
【0080】
また、カラー用のたてスジ補正部54は、ゴミ検出部51からのゴミ検出信号、シェーディング補正部52からのシェーディングエラー信号及び像域分離用ラインディレイ部53からの画像エラー信号が判定回路92bに入力され、表2に示したように、判定して、判定結果を補間処理部91b〜91cに出力するとともに、出現管理部57に出力する。そして、補間処理部91b〜91cには、画像データであるR、G、Bデータが入力され、補間処理部91b〜91cは、R、G、Bデータを判定回路92bの判定結果に基づいて、表2に示したように、補間処理して、出力する。
【0081】
そして、デジタル複写装置1は、上述のように、白黒用の出現管理部45とカラー用の出現管理部57を備えており、出現管理部45、57は、出現遷移カウンタ101と出現遷移テーブル102を備えている。
【0082】
出現遷移カウンタ101は、各ゴミGE1〜ゴミGE4毎に出現回数をカウントして、SDF10がオンとなっている期間毎の各ゴミGE1〜ゴミGE4毎の総出現回数をカウントし、出現遷移テーブル102で、SDF使用オン/オフ信号がオンの期間の各ゴミGE1〜ゴミGE4の遷移を示すテーブルを管理する。
【0083】
そして、操作部34のCPU36は、CPU31から上記出現回数カウンタ104のカウントした出現カウンタ値と、出現遷移テーブル102に展開された出現遷移テーブルとを取得して、表示部35に表示させる。この場合、ゴミGE1の場合には、図32に示すようなゴミ位置を明示するとともに、清掃または交換を促すメンテナンスノートを表示部35に表示し、ゴミGE2の場合には、図33に示すようなゴミ位置を明示するとともに、清掃または交換を促すメンテナンスノートを表示部35に表示する。また、ゴミGE3の場合には、図34に示すようなゴミ位置を明示するとともに、清掃または交換を促すメンテナンスノートを表示部35に表示し、ゴミGE4の場合には、図35に示すようなゴミ位置を明示するとともに、清掃または交換を促すメンテナンスノートを表示部35に表示する。
【0084】
そして、図32〜図35から分かるように、ゴミGE1とゴミGE2のメンテナンスは、外回りの清掃レベルで済むため、ゴミ検知頻度が高くなるとすぐにメンテナンスノート表示をしても良い。ところが、ゴミGE3とゴミGE4のメンテナンスは、コンタクトガラス3の下方の本体筐体2の内部にゴミが混入してしまった場合であるため、メンテナンスが難しく、ゴミGE3とゴミGE4が固着して常に補正がかかりっぱなしになるまでは、メンテナンスノートを表示させないように制御することで、デジタル複写装置1の利用性を向上させることができる。そこで、本実施の形態のデジタル複写装置1は、メンテナンスノート表示制御プログラムを以下のように設計し、CPU31またはCPU36がこのメンテナンスノート表示制御プログラムに基づいて、表示部35へのメンテナンスノートの表示制御を行っている。
Figure 0004310143
なお、N1th、N2th、N3th1、N3th2、N4th1、N4th2は、CPU31、36からプログラムで任意に設定可能とすることで、ゴミ検知発生頻度によってメンテナンスノートの表示タイミングを変更することができる。
【0085】
このように、本実施の形態のデジタル複写装置1は、搬送される原稿Gに読取位置(ホームポジション)で静止するスキャナ部8の光源4aから読取光を照射して、当該読取光の原稿Gからの反射光をCCD7で画像データに変換して当該原稿Gの画像を読み取る際に、白基準板21を読み取って取得した基準データに基づいて原稿を読み取った画像データをシェーディング補正するシェーディング補正部42と、スキャナ部8の光源4aから出射されてCCD7に入射されるまでの光路上の読取データを少なくとも1ライン分記憶するゴミ検出部41の1ラインメモリ62の当該記憶する読取データに基づいて、スキャナ部8の光源4aから出射されてCCD7に入射されるまでの光路上の予め設定した複数箇所でのゴミGE1〜ゴミGE4の有無を検出してゴミ位置としてたてスジ補正部43の判定回路92aで特定し、当該特定した各ゴミ位置でのゴミGE1〜ゴミGE4の出現回数を出現遷移カウンタ101でカウントして、当該出現遷移カウンタ101のカウントした各ゴミ位置でのゴミ等の出現遷移を出現遷移テーブル102で蓄積している。
【0086】
したがって、SDF10にメカ的な追加機構を設けることなく、補正精度を向上させつつ、ゴミや傷等のついているゴミ位置を正確に特定することができ、画像品質を向上させつつ、保守作業の効率を向上させることができる。
【0087】
また、本実施の形態のデジタル複写装置1は、搬送される原稿Gに読取位置(ホームポジション)で静止するスキャナ部8の光源4aから読取光を照射して、当該読取光の原稿Gからの反射光をスキャナ部8のCCD7で画像データに変換して当該原稿Gの画像を読み取る際に、白基準板21を読み取って取得した基準データに基づいて原稿を読み取った画像データをシェーディング補正するシェーディング補正部52、スキャナ部8の光源4aから出射されてCCD7に入射されるまでの光路上の読取データを少なくとも1ライン分記憶するゴミ検出部51の1ラインメモリ62の記憶する当該読取データ及びスキャナ部8の読み取った原稿Gの画像データに対して像域分離用のラインディレイ処理を行う像域分離用ラインディレイ部53の結果に基づいて、スキャナ部8の光源4aから出射されてCCD7に入射されるまでの光路上の予め設定した複数箇所でのゴミGE1〜ゴミGE4の有無を検出して当該ゴミGE1〜ゴミGE4の位置をゴミ位置としてたてスジ補正部54の判定回路92bで特定し、当該判定回路92bの特定する各ゴミ位置でのゴミGE1〜ゴミGE4の出現回数を出現遷移カウンタ101でカウントして、当該出現遷移カウンタ101のカウントした各ゴミ位置でのゴミGE1〜ゴミGE4の出現遷移データを出現遷移テーブル102で蓄積している。
【0088】
したがって、カラー読取の場合にも、SDF10にメカ的な追加機構を設けることなく、補正精度を向上させつつ、ゴミや傷等のついているゴミ位置を正確に特定することができ、画像品質を向上させつつ、保守作業の効率を向上させることができる。
【0089】
さらに、本実施の形態のデジタル複写装置1は、出現遷移カウンタ101のカウントする各ゴミ位置でのゴミGE1〜ゴミGE4の出現回数及び出現遷移テーブル102の蓄積する各ゴミ位置でのゴミGE1〜ゴミGE4の出現遷移データを表示部35に適宜表示している。
【0090】
したがって、ユーザに各ゴミ位置でのゴミ等の出現回数や出現遷移状態が分かるようにすることができ、画像品質を向上させつつ、保守作業のタイミングを適切に判断できるようにして、保守作業の効率をより一層向上させることができる。
【0091】
また、本実施の形態のデジタル複写装置1は、出現遷移カウンタ101のカウントする各ゴミ位置でのゴミGE1〜ゴミGE4の出現回数と出現遷移テーブル102の蓄積する各ゴミ位置でのゴミ等の出現遷移データに基づいて、清掃等の保守作業を行う箇所を特定して保守作業を促す保守情報を表示部35に表示している。
【0092】
したがって、保守作業のタイミングがより一層適切に分かるようにすることができ、保守作業の効率をより一層向上させることができる。
【0093】
以上、本発明者によってなされた発明を好適な実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は上記のものに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
【0094】
【発明の効果】
請求項1記載の発明の画像処理装置によれば、搬送される原稿に読取位置で静止する読取手段の光源から読取光を照射して、当該読取光の原稿からの反射光を読取手段の光電変換素子で画像データに変換して当該原稿の画像を読み取る際に、白基準板を読み取って取得した基準データに基づいて原稿を読み取った画像データをシェーディング補正するシェーディング補正機能、読取手段の光源から出射されて光電変換素子に入射されるまでの光路上の読取データを少なくとも1ライン分記憶する記憶手段の記憶する当該読取データ及び読取手段の読み取った原稿の画像データに対して像域分離用のラインディレイ処理を行うディレイ手段の結果に基づいて、読取手段の光源から出射されて光電変換素子に入射されるまでの光路上の予め設定した複数箇所でのゴミ等の有無を、シート原稿押さえのコンタクトガラス側の面に設けられたゴミ検出用に白色に施された白シートを読み取って取得した画像信号により検出し、当該ゴミ等の位置をゴミ位置としてゴミ位置特定手段で特定し、当該ゴミ位置特定手段の特定する各ゴミ位置でのゴミ等の出現回数を出現回数カウント手段でカウントして、当該出現回数カウントのカウントした各ゴミ位置でのゴミ等の出現遷移データを出現遷移手段で蓄積するので、カラー読取の場合にも、原稿の搬送機構にメカ的な追加機構を設けることなく、補正精度を向上させつつ、ゴミや傷等のついているゴミ位置を正確に特定し、画像品質を向上させつつ、保守作業の効率を向上させることができる。
【0096】
請求項記載の発明の画像処理装置によれば、出現回数カウント手段のカウントする各ゴミ位置でのゴミ等の出現回数及び出現遷移手段の蓄積する各ゴミ位置でのゴミ等の出現遷移データを表示手段に適宜表示するので、ユーザに各ゴミ位置でのゴミ等の出現回数や出現遷移状態が分かるようにすることができ、画像品質を向上させつつ、保守作業のタイミングを適切に判断できるようにして、保守作業の効率をより一層向上させることができる。
【0097】
請求項記載の発明の画像処理装置によれば、出現回数カウント手段のカウントする各ゴミ位置でのゴミ等の出現回数と出現遷移手段の蓄積する各ゴミ位置でのゴミ等の出現遷移データに基づいて、清掃等の保守作業を行う箇所を特定して保守作業を促す保守情報を表示手段に表示するので、保守作業のタイミングがより一層適切に分かるようにすることができ、保守作業の効率をより一層向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像処理装置の一実施の形態を適用したデジタル複写装置の概略構成正面図。
【図2】図1のデジタル複写装置のホームポジション付近の拡大概略構成正面図。
【図3】図1のデジタル複写装置の要部回路ブロック構成図。
【図4】図3のIPUの備えている白黒用のゴミ補正回路の回路ブロック構成図。
【図5】図4のゴミ補正回路の詳細な回路ブロック及び出現管理部の回路ブロック構成図。
【図6】図3のIPUの備えているカラー用のゴミ補正回路の回路ブロック構成図。
【図7】図6のゴミ補正回路の詳細な回路ブロック及び出現管理部の回路ブロック構成図。
【図8】図4、図5及び図6、図7のゴミ検出部の詳細な回路ブロック図。
【図9】図8のゴミ検出部でのゴミ検出処理の説明図。
【図10】図4、図5及び図6、図7のシェーディング補正部の詳細な回路ブロック図。
【図11】図10の像域分離用ラインディレイ部のシェーディング補正テーブルの一例を示す図。
【図12】図6、図7の像域分離用ラインディレイ部の詳細な回路ブロック図。
【図13】図12の像域分離ラインディレイ部でのゴミ判定処理の説明図。
【図14】図1のデジタル複写装置のスキャナ部の各部のゴミ付着状態の説明図。
【図15】表2のP21の場合のゴミ検出信号、シェーディングエラー信号及び画像エラー信号とたてスジ補正の説明図。
【図16】表2のP22の場合のゴミ検出信号、シェーディングエラー信号及び画像エラー信号とたてスジ補正の説明図。
【図17】表2のP23の場合のゴミ検出信号、シェーディングエラー信号及び画像エラー信号とたてスジ補正の説明図。
【図18】表2のP24の場合のゴミ検出信号、シェーディングエラー信号及び画像エラー信号とたてスジ補正の説明図。
【図19】表2のP25の場合のゴミ検出信号、シェーディングエラー信号及び画像エラー信号とたてスジ補正の説明図。
【図20】表2のP26の場合のゴミ検出信号、シェーディングエラー信号及び画像エラー信号とたてスジ補正の説明図。
【図21】表2のP28の場合のゴミ検出信号、シェーディングエラー信号及び画像エラー信号とたてスジ補正の説明図。
【図22】図5及び図7の出現管理部の詳細な回路構成図。
【図23】図22の出現カウンタの各ゴミ毎の出現回数のカウント状態を示す図。
【図24】図22の出現遷移テーブルによるゴミGE1の遷移テーブルの1例を示す図。
【図25】図22の出現遷移テーブルによるゴミGE2の遷移テーブルの1例を示す図。
【図26】図22の出現遷移テーブルによるゴミGE3の遷移テーブルの1例を示す図。
【図27】図22の出現遷移テーブルによるゴミGE4の遷移テーブルの1例を示す図。
【図28】図3の表示部の概略平面図。
【図29】図1のデジタル複写装置による原稿の読取タイミングを示す図。
【図30】図1のデジタル複写装置による白黒用のゴミ検出及びたてスジ補正タイミングを示す図。
【図31】図1のデジタル複写装置によるカラー用のゴミ検出及びたてスジ補正タイミングを示す図。
【図32】図14のゴミGE1の場合の表示部へのメンテナンスノートの1表示例を示す図。
【図33】図14のゴミGE2の場合の表示部へのメンテナンスノートの1表示例を示す図。
【図34】図14のゴミGE3の場合の表示部へのメンテナンスノートの1表示例を示す図。
【図35】図14のゴミGE4の場合の表示部へのメンテナンスノートの1表示例を示す図。
【図36】従来のデジタル複写装置の白黒用のゴミ補正回路の一例を示す回路ブロック図。
【図37】従来のデジタル複写装置のカラー用のゴミ補正回路の一例を示す回路ブロック図。
【符号の説明】
1 デジタル複写装置
2 本体筐体
3 コンタクトガラス
4 第1走行体
4a 光源
4b リフレクタ
4c ミラー
5 第2走行体
5a、5b ミラー
6 レンズ
7 CCD
8 スキャナ部
10 SDF
11 原稿テーブル
12 給紙ローラ
13 分離ローラ
14 レジストスイッチ
15 レジストローラ
16 タイミングスイッチ
17 シート原稿押さえ
18 排紙ローラ対
19 排紙トレイ
20 白シート
21 白基準板
31 CPU
32 IPU
33 プリンタ部
34 操作部
35 表示部
36 CPU
40 ゴミ補正回路
41 ゴミ検出部
42 シェーディング補正部
43 たてスジ補正部
44 プリンタ・スキャナガンマ部
45 出現管理部
50 ゴミ補正回路
51 ゴミ検出部
52 シェーディング補正部
53 像域分離用ラインディレイ部
54 たてスジ補正部
55 プリンタ・スキャナガンマ部
56 像域分離部
57 出現管理部
61a〜61c 2値化回路
62 1ラインメモリ
63 オア回路
71a、71b、71c シェーディング補正テーブル
72a、72b、72c 判定回路
81 ラインディレイメモリ
82 判定回路
91a、91b〜91d 補間処理部
92a、92b 判定回路
101 出現遷移カウンタ
102 出現遷移テーブル
103 1パルス発生器
104 出現回数カウンタ

Claims (3)

  1. 搬送される原稿に読取位置で静止する読取手段の光源から読取光を照射して、当該読取光の前記原稿からの反射光を前記読取手段の光電変換素子で画像データに変換して当該原稿の画像を読み取るとともに、白基準板を読み取って取得した基準データに基づいて前記原稿を読み取った画像データをシェーディング補正するシェーディング補正機能を備えた画像処理装置において、前記読取手段の前記光源から出射されて前記光電変換素子に入射されるまでの光路上の読取データを少なくとも1ライン分記憶する記憶手段と、前記読取手段の読み取った前記原稿の画像データに対して像域分離用のラインディレイ処理を行うディレイ手段と、シート原稿押さえのコンタクトガラス側の面に設けられたゴミ検出用に白色に施された白シートと、前記シェーディング補正機能、前記記憶手段の記憶する読取データ及び前記ディレイ手段の結果に基づいて、前記読取手段の前記光源から出射されて前記光電変換素子に入射されるまでの光路上の予め設定した複数箇所でのゴミ等の有無を、前記白シートを読み取って取得した画像信号により検出し、当該ゴミ等の位置をゴミ位置として特定するゴミ位置特定手段と、当該ゴミ位置特定手段の特定する各ゴミ位置でのゴミ等の出現回数をカウントする出現回数カウント手段と、当該出現回数カウントのカウントした各ゴミ位置でのゴミ等の出現遷移データを蓄積する出現遷移手段と、を備えていることを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記画像処理装置は、所定の表示手段を備え、前記出現回数カウント手段のカウントする各ゴミ位置でのゴミ等の出現回数及び前記出現遷移手段の蓄積する前記各ゴミ位置でのゴミ等の出現遷移データを前記表示手段に適宜表示することを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  3. 前記画像処理装置は、所定の表示手段を備え、前記出現回数カウント手段のカウントする各ゴミ位置でのゴミ等の出現回数と前記出現遷移手段の蓄積する前記各ゴミ位置でのゴミ等の出現遷移データに基づいて、清掃等の保守作業を行う箇所を特定して保守作業を促す保守情報を前記表示手段に表示することを特徴とする請求項1または2記載の画像処理装置。
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