JP2005006249A - 画像読み取り装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】原稿読み取り毎に基準白板を読み取り、シェーディング補正係数を求める際に、基準白板に汚れの検知処理を毎回行った場合、特定の条件下で不都合が生じルト言う問題を解決すること。
【解決手段】基準白板の汚れ検知、補正を行う第1の汚れ検知及び第1の汚れ補正手段と、読み取り位置の汚れ及び補正を行う第2の汚れ検知及び第2の汚れ補正手段とを有し、読み取りモードに応じて上記2つの汚れ検知、補正手段を切り換えることで、読み取り生産性を劣化させることなく上記汚れによる画像劣化を防止する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は原稿を読みとる画像読み取り装置に関し、特に基準濃度部材に付着したごみ、キズ、汚れによる画像劣化を防止し、かつ読み取り生産性を向上させる技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図7は画像読み取り装置3000の構成図である。読み取り原稿は原稿ガラス3001上に載置され、原稿圧板3003によって押さえられる。原稿圧板3003は原稿ガラス3001の汚れ、破損防止カバーとしても機能する。
【0003】
原稿は原稿照明ランプ3004及び、第1の反射笠3013、第2の反射笠3014によって照明される。そして、原稿反射光は第1ミラー3005、第2ミラー3006、第3ミラー3007、光学レンズ3010を介してCCDラインセンサー3011上に結像され、電気信号に変換される。
【0004】
原稿読み取りは光学モータ3012の駆動によって、第1ミラー台3008、第2ミラー台3009が矢印A、B方向に移動走査することで行われる。
【0005】
基準白板3002はシェーディング補正を行うための均一濃度板である。
【0006】
図8はシェーディング補正の動作を説明する図である。図8において点線で挟まれた区間はCCDラインセンサー3011の有効画像領域波形を示し、波形(a)は基準白板3002をCCDラインセンサー3011で読み取ったシェーディング補正前の波形を示し、不均一な特性であることがわかる。波形(b)はシェーディング補正後の波形データを示し、シェーディング補正を行うことによって波形(a)が均一な特性に補正される。
【0007】
波形(a)の不均一な特性の原因は一般的に次の3点が上げられる。
【0008】
▲1▼CCD3011を構成する複数のフォトダイオードの個々の感度バラツキ
▲2▼原稿照明ランプ3004の配光
▲3▼光学レンズ3010の端部光量劣化
以上説明した画像読み取り装置3000における画像読み取り動作を説明する。先ず第1に光学モータ3012によって第1ミラー台3008、第2ミラー台3009が基準白板3002下に移動される。
【0009】
基準白板3002の下で、原稿照明ランプ3004消灯状態での黒シェーディング補正と、原稿照明ランプ3004点灯状態で基準白板3002読み取り信号から白シェーディング補正が行われる。
【0010】
シェーディング補正完了後、原稿照明ランプ3004点灯のまま光学モータによって第1ミラー台3008、第2ミラー台3009を矢印A方向に移動走査させ、原稿ガラス3001上の原稿画像の読み取りが行われる。
【0011】
しかし、基準白板3002に汚れがあった場合にはシェーディング補正を行うことによって読み取り画像にスジが発生し、画質劣化を引き起こす場合がある。
【0012】
図9は画質劣化の一例を示し、汚れによって基準白板3002が暗く読み取られた部分が副走査方向の白スジとなって画質劣化を引き起こしていることが分かる。このような白スジは基準白板3002に付着したゴミや、キズによっても発生する。基準白板3002は一般的に清掃が困難である場合に設置されている。
【0013】
このような基準白板3002の汚れ、ごみ、キズによる画質劣化を改善する方法として、基準白板3002の第1の位置でシェーディング補正係数を求め、続いて基準白板3002の第2の位置でシェーディング補正を行い、その結果から異常画素を判別し、対応する画素のシェーディング補正係数を補正することで画質劣化を改善する方法が提案されている。(特許文献1を参照)
【特許文献1】
特開2003−032452
【0014】
【発明が解決しようとする課題】
原稿読み取り毎に基準白板3002を読み取り、シェーディング補正係数を求める際に、基準白板3002に汚れの検知処理を毎回行った場合、特定の条件下で不都合が生じる。一般に、基準白板3002の汚れの検知処理は数秒ないし十数秒の時間を要するものであり、読み取り動作毎に基準白板3002の汚れの検知、補正を行った場合には画像読み取り装置3000の生産性を著しく劣化させてしまうという問題が発生する。
【0015】
具体的には複数の原稿を連続的に読み取り、全ての原稿読み取り終了後にプリントあるいは送信作業を行う場合で、例えば10部の原稿読み取りを行う場合、10部×10秒=100秒で全ての読み取りが完了していたものが、読み取り毎の基準白板3002のゴミ検知(3秒)を行うことで10部×(10秒+3秒)=130秒となり、30秒もの余分な時間を必要とすることになるのである。
【0016】
また、ファクシミリ送信のように送信リクエストから画像送信までの時間が定義されている場合には読み取り操作が成り立たないという問題もある。
【0017】
【課題を解決するための手段】
上記問題を解決するため、本発明は、濃度基準板と、前記濃度基準板の汚れを検知する第1の汚れ検知機能と、前記濃度基準板の読み取り信号から算出される濃度基準信号を補正する第1の汚れ補正機能と、原稿読み取り位置の汚れを検知する第2の汚れ検知機能と、読み取られた画像信号を補正する第2の汚れ補正機能とを有する画像読み取り装置において、前記画像読み取り装置の読み取りモードに応じて前記複数の汚れ検知機能と、前記複数の汚れ補正機能を選択する手段を設けたことで、読み取りモードに応じ適宜適切な汚れ検知、及び補正処理を行うことを可能にし、読み取り生産性と、画質劣化防止を両立させるものである。
【0018】
さらに読み取りモードがファクシミリ用画像取込みの場合には前記第2の汚れ検知、及び前記第2の補正機能を実行することで、読み取り開始時間の短縮を実現し、確実な送信を行うものである。
【0019】
さらに読み取りモードが複写用画像取込みの場合には前記第1の汚れ検知、及び前記第1の補正機能を実行することで、画質劣化のない読み取り画像を提供するものである。
【0020】
さらに読み取りモードが複数の読み取り動作を連続的に行うモードの場合には、最初の読み取り動作前にのみ前記第1もしくは第2の検知機能を実行することで、読み取り生産性を向上させるものである。
【0021】
【発明の実施の形態】
[第1の実施例]
従来例で説明した画像読み取り装置3000に実施した例について以下説明する。
【0022】
図10はシェーディング補正回路のブロック図で、次のように動作する。シェーディング補正は黒シェーディング補正と白シェーディング補正に分けられ、黒シェーディング補正は10bitの入力信号VI(n)(nは画素番号を表す)から黒シェーディング補正回路3301で黒補正データBK(n)を引くことによって行われ、VIB(n)として出力される。
【0023】
黒シェーディング補正の演算式を示す。
【外1】
Figure 2005006249
【0024】
黒補正データBK(n)は黒補正メモリ3303から入力信号VI(n)に同期して読み出される。黒補正データBK(n)は原稿照明ランプ3004の消灯時の読み取りデータを演算メモリ3305を用いて複数ライン分取り込み、平均処理され黒補正メモリ3303に保管されるものである。
【0025】
黒シェーディング補正信号VIB(n)は次いで白シェーディング補正回路3302で係数データCD(n)との乗算処理が行われ、シェーディング補正信号VO(n)として出力される。係数データCD(n)は係数メモリ3304から黒シェーディング補正信号VIB(n)に同期して読み出される。
【0026】
係数データは原稿照明ランプ3004を点灯させた状態で基準白板3002を読み取ったデータを演算メモリ3305を用いて複数ライン分取り込み、所定の演算を行った結果が係数メモリ3304に保管されるものである。
【0027】
白シェーディング補正回路3302の演算式を示す。
【外2】
Figure 2005006249
【0028】
次に黒補正データ及び係数データの取り込み詳細手順を次に説明する。
【0029】
黒補正データ設定方法
第1に原稿照明ランプ3004消灯状態で、演算メモリ3305に64ライン分の加算データが取り込まれる。この際、黒シェーディング補正回路3301、白シェーディング補正回路3302、信号二値化回路3316はスルー設定される。
【0030】
加算処理は演算メモリ3305から読み出されたデータと入力データが加算回路3308で加算され、再び演算メモリ3305に書き込まれることによって実行される。
【0031】
演算メモリ3305は16bit構成で、入力信号は10bitなので64ラインまでの加算処理が可能で、加算ライン数は2のm乗で指定される。
【0032】
次に平均回路3309で演算メモリ3305内の加算データの平均化が行われ、その結果データが黒補正メモリ3303に保存される。平均回路3309ではmビットのシフト処理で平均処理を行うものである。
【0033】
以上の動作によって黒補正メモリ3303へ黒補正データが設定される。
【0034】
係数データ設定方法
第1に原稿照明ランプ3004点灯状態で基準白板3002を読み取り、演算メモリ3305に64ライン分の加算データを保存し、その後平均回路3309で平均処理を行った結果が再び演算メモリ3305に保存される。
【0035】
次に除算回路3307によってシェーディングターゲット保管レジスタ3306に保管されるシェーディングターゲット(Kdat)と、演算メモリ3305に保管されるデータM(n)との間で次の除算演算が行われ、その結果が係数メモリ3304に保管される。
【0036】
演算式を示す。
【外3】
Figure 2005006249
【0037】
O(n):演算結果
この除算処理をCD演算と称し、以上の処理を持って係数データが算出される。
【0038】
演算メモリ3305はこれまで説明した黒補正データ、係数データ算出以外にシェーディング補正後の画像信号をサンプリングすることが可能で、サンプリングされたシェーディング補正信号に対して2つの汚れ検知処理を行うことが出来る。
【0039】
汚れ検知機能の第1は基準白板3002の汚れを検知する基準白板汚れ検知機能で、第2は原稿ガラス上の汚れを検知する原稿ガラス汚れ検知機能である。
【0040】
基準白板汚れ検知機能は基準白板3002の非有効領域で係数データを算出し、有効領域におけるシェーディング後の画像データより、オーバー特異点判定レベル保管レジスタ3312に保管されるオーバー判定レベル(UP)よりも大きなデータ、もしくはアンダー特異点判定レベル保管レジスタ3313に保管されるアンダー判定レベル(DOWN)よりも小さなデータを汚れ判定&座標検出回路3310が判定し、その結果を座標保管レジスタ3311に保存するものである。
【0041】
図3は基準白板3002の詳細を示す図である。図中、領域:Aで示される部分が非有効領域で、白シェーディング補正用の係数データはこの領域を副走査方向に移動走査しながら得られた画像データより算出される。
【0042】
領域:Bは有効領域で、光学モータ3012の駆動精度や、第1ミラー台3008の停止精度を考慮して領域:Bの複数のポイントで基準白板汚れ検知処理が行われる。
【0043】
各ポイントでの基準白板汚れ検知結果は画像読み取り装置3000の制御ソフトによって座標保管レジスタから読み出され、複数のポイントでの検知結果の論理和が汚れ座標として後述する基準白板汚れ補正に用いられる。
【0044】
図中、ポイント:Cが示すのは読み取り時のシェーディングポイントである。
【0045】
基準白板汚れ検知機能では、領域:Aでの移動しながらの係数データ算出や、有効領域の複数のポイントで汚れ検知処理を行うことから、光学モータの駆動時間を含めて約3秒の時間を要する。
【0046】
一方、原稿ガラス汚れ検知機能は図示しない原稿自動給送装置を用いて流し読みを行う場合に用いられる検知機能で、次のように動作する。
【0047】
原稿用紙間で対向するローラーあるいはベルトのシェーディング補正後の画像データを、信号二値化回路3316で汚れ判定レベル保管レジスタ3317に保管される汚れ判定レベル(GMT)と比較し、その二値化された結果を演算メモリ3305に所定ライン数分取り込む。
【0048】
信号二値化回路3316は汚れ判定レベル(GMT)よりも信号レベルが小さい場合に“1”を出力するように動作する。
【0049】
取り込んだ結果、演算メモリ3305には各画素毎の判定結果ヒストグラムが保管されることになり、汚れ部分での保管データが大きな値を示すことになる。
【0050】
演算メモリ3305の内容はシェーディング補正信号VO(n)に同期して読み出され、データ二値化回路3314で頻度判定レベル保管レジスタ3315に保管される頻度判定レベル(OGMT)と比較され、頻度判定レベル(OGMT)よりも大きい場合に“1”を出力する。
【0051】
データ二値化回路3314出力信号は汚れ部分で“1”となる汚れフラグ信号(GMK)として後述する原稿ガラス汚れ補正処理部にシェーディング補正信号VO(n)と共に出力される。
【0052】
原稿ガラス汚れ検知機能の動作時間は演算メモリ3305への取り込み時間にほぼ等しく、例えば1ラインの蓄積期間が200μsで、128ラインのサンプリングを行う場合には25.6msで完了することが出来る。
【0053】
詳細は後述するが、原稿ガラス汚れ検知の結果として出力される汚れフラグ信号(GMK)を受けてシェーディング補正信号VO(n)の補正を行う原稿ガラス汚れ補正処理は汚れフラグ信号(GMK)に同期して直ちに実行されるため、原稿ガラス汚れの検知、補正処理は流し読み動作においても原稿紙間毎に補正データ及び補正処理を更新することが可能である。
【0054】
図4は基準白板3002の汚れ補正処理を示す図である。○で示される点は基準白板3002を読み取った生成された係数データを示し、汚れ部分で示した領域が、基準白板汚れ検知によって検知された領域である。
【0055】
基準白板汚れ補正処理は汚れ部分の係数データを、汚れ部分の領域の両側の係数データを用いて線形補間にて算出されたデータに置き換えるもので、図中△は置き換えられた係数を示す。
【0056】
図5は基準白板ゴミ補正処理によって補正された画像データの一例を示し、基準白板3002から算出される係数データを補間することによって、基準白板3002に汚れがある場合でも汚れによる影響の無い画像読み取りを行うことが出来ることがわかる。
【0057】
次に原稿ガラス汚れ補正処理について説明する。原稿ガラス汚れ補正処理は汚れフラグ信号の“1”となる区間を汚れ部分として、その両側の画像データで補間する処理を読み取り画像に対して行うものである。
【0058】
図6は原稿ガラス汚れ補正処理の様子を示し、塗りつぶり○は読み取り画像信号を示し、塗りつぶし▽は汚れフラグ信号によって補間された画像データを示す。
【0059】
原稿ガラス汚れ補正処理は汚れフラグパルスを有効にすることで実行されるため、補正処理は原稿ガラス汚れ検知後、即座に補正処理を行うことが出来る。
【0060】
以上の汚れ検知、補正機能を有する画像読み取り装置において本発明の特徴を示す動作について説明する。
【0061】
図1はファクシミリ送信時の読み取り動作を示すフローチャートである。S100は読み取り開始を示す。S110は読み取りモード選択で、コピーモードとファクシミリモードが選択される。選択は装置の操作部によって指定されており、この時点で画像読み取り装置3000に設定が行われる。
【0062】
コピーモードが選択された場合にはS120の基準白板汚れ検知処理へと移行する。S120では基準白板3002の汚れ検知処理が行われ、先に説明したように汚れに相当する画素座標が検出される。
【0063】
S130ではS120で検出された汚れ画素座標に対して基準白板汚れ補正処理が行われ、シェーディング補正用基準データの補間が行われる。次いでS140での原稿画像読み取りが行われ、S150で読み取り完了となる。この場合、基準白板汚れ補正によって画質劣化の無い原稿画像読み取りが行われる。
【0064】
S110でファクシミリモードが選択された場合にはS160に移行する。S160では原稿ガラス汚れ検知が行われる、この場合シェーディング補正用基準データは前回の読み取り動作終了後に行われたシェーディング補正データが用いられる。
【0065】
次にS170で原稿ガラス汚れ補正回路がONされ、S140で原稿読み取りが行われ、S150で読み取り完了となる。この場合、原稿ガラス汚れ補正によって基準白板3002上の汚れに相当する部分の画像は両側の補間処理によって補正される。
【0066】
以上説明したように読み取り開始時に指定された読み取りモードに応じた汚れ検知及び補正処理を行うことによって、画質と読み取り生産性の両立した装置を実現することが出来る。
【0067】
S110での読み取りモードの選択は装置のサービス設定で一方に固定されていても良い。
【0068】
[第2の実施例]
図2は本発明の第2の実施例を示し、連続読み取り動作のフローチャートである。S200は読み取り開始を示す。
【0069】
S210は読み取りモード選択で、単独読み取りモードと連続読み取りモードかが選択される。選択は装置の操作部によって指定されており、この時点で画像読み取り装置3000に設定が行われる。
【0070】
単独読み取りモードが選択された場合、S220の基準白板汚れ検知処理へと移行する。S220では基準白板3002の汚れ検知処理が行われ、実施例1で説明したように汚れに相当する画素座標が検出される。
【0071】
次にS230で基準白板3002を用いたシェーディング処理が行われ黒補正データと係数データが算出される。
【0072】
次にS240で基準白板汚れ補正処理が行われ、S250で原稿の読み取りが行われ、S260で読み取り完了となる。一方、S210で連続読み取りが選択された場合、先ずS270で基準白板汚れ検知処理が行われる。
【0073】
次にS280でシェーディング補正処理、さらにS290で基準白板汚れ補正処理が行われ、S300で第1の原稿に対する読み取りが行われる。
【0074】
次にS310で最終原稿かどうかの確認が行われる。この確認はユーザーに対して操作部表示が行われ、ユーザーが確認を行うものである。
【0075】
S310で最終原稿と確認された場合にはS260に移行し、読み取り処理が完了となる。一方、最終原稿で無いと確認された場合にはS280に戻り、再びシェーディング処理からの読み取り動作が開始される。
【0076】
S270での基準白板汚れ検知処理は第1の原稿に対して行われ、以降の原稿に対しては第1の原稿読み取り時にS270で行われた検知結果を元に補正処理が行われる。
【0077】
以上の動作より、連続読み取りモードにおいても生産性を落とすことなく適切な汚れ補正を行うことが可能になる。
【0078】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の実施により読み取りモードに応じた最適な汚れ補正を行うことが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1、ファクシミリ送信時の動作を示すフローチャート
【図2】実施例2、連続読み取り時の動作を示すフローチャート
【図3】実施例1、基準白板3002の詳細図
【図4】実施例1、基準白板汚れ補正処理の説明図
【図5】実施例1、基準白板汚れ補正による読み取り画像を説明する図
【図6】実施例1、原稿ガラス汚れ補正処理の説明図
【図7】従来例、画像読み取り装置を示す図
【図8】シェーディング補正動作を示す図
【図9】基準白板3002の汚れによる読み取り画像を説明する図
【図10】実施例1、シェーディング補正回路のブロック図
【符号の説明】
3000 画像読み取り装置
3001 原稿ガラス
3002 基準白板
3003 原稿圧板
3004 原稿照明ランプ
3005 第1ミラー
3006 第2ミラー
3007 第3ミラー
3008 第1ミラー台
3009 第2ミラー台
3010 光学レンズ
3011 CCDラインセンサー
3012 光学モータ
3013 第1の反射笠
3014 第2の反射笠
3301 黒シェーディング補正回路
3302 白シェーディング補正回路
3303 黒補正メモリ
3304 係数メモリ
3305 演算メモリ
3306 シェーディングターゲット保管レジスタ
3307 除算回路
3308 加算回路
3309 平均回路
3310 汚れ判定&座標検出回路
3311 汚れ座標保管レジスタ
3312 汚れ判定上限レベル保管レジスタ
3313 汚れ判定下限レベルレジスタ
3314 データ二値化回路
3315 頻度判定レベル保管レジスタ
3316 信号二値化回路
3317 汚れ二値化判定レベル保管レジスタ

Claims (4)

  1. 濃度基準板と、前記濃度基準板の汚れ、ゴミを検知する第1の汚れ検知機能と、前記濃度基準板の読み取り信号から算出される濃度基準信号を補正する第1の汚れ補正機能と、原稿読み取り位置の汚れ、ゴミを検知する第2の汚れ検知機能と、読み取られた画像信号を補正する第2の汚れ補正機能とを有する画像読み取り装置において、前記画像読み取り装置の読み取りモードに応じて前記複数の汚れ検知機能と、前記複数の汚れ補正機能を選択し、使用することを特徴とする画像読み取り装置。
  2. 前記読み取りモードがファクシミリ用画像取込みの場合には前記第2の汚れ検知、及び前記第2の補正機能を実行することを特徴とする請求項1記載の画像読み取り装置。
  3. 第1項記載の画像読み取り装置において、前記読み取りモードが複写用画像取込みの場合には前記第1の汚れ検知、及び前記第1の補正機能を実行することを特徴とする請求項1記載の画像読み取り装置。
  4. 前記読み取りモードが複数の読み取り動作を連続的に行うモードの場合には、最初の読み取り動作前にのみ前記第1もしくは第2の検知機能を実行することを特徴とする請求項1記載の画像読み取り装置。
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