JP2000078600A - ネガ・ポジ判別装置 - Google Patents

ネガ・ポジ判別装置

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JP2000078600A
JP2000078600A JP10245771A JP24577198A JP2000078600A JP 2000078600 A JP2000078600 A JP 2000078600A JP 10245771 A JP10245771 A JP 10245771A JP 24577198 A JP24577198 A JP 24577198A JP 2000078600 A JP2000078600 A JP 2000078600A
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film
negative
positive
image
color
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JP10245771A
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English (en)
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Yasuhiro Yamamoto
康裕 山元
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Pentax Corp
Original Assignee
Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N9/00Details of colour television systems
    • H04N9/11Scanning of colour motion picture films, e.g. for telecine

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  • Control Of Exposure In Printing And Copying (AREA)
  • Facsimiles In General (AREA)
  • Color Television Image Signal Generators (AREA)
  • Studio Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 フィルムがネガフィルムであるかポジフィル
ムであるかを効率的に判別し、読取処理時間を短縮す
る。 【解決手段】 フィルムに記録されたカラー画像をライ
ンセンサによって検出する。フィルム有フラグが1であ
るか否かを判定する(ステップ105)。フィルム有フ
ラグは、フィルムMに記録されたカラー画像の読み取り
が行なわれていないときは0であり、1コマのカラー画
像の読み取りが行なわれると、1にセットされる。フィ
ルム有フラグが0であるとき、ステップ106〜116
において、フィルムMがネガフィルムであるかポジフィ
ルムであるかを判別するネガ・ポジ判別を行なう。フィ
ルム有フラグが1であるとき、ステップ106〜116
をスキップし、ネガ・ポジ判別を行なわない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばフィルムス
キャナに搭載され、カラー画像が記録されたフィルムが
ネガフィルムであるかポジフィルムであるかを判別する
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】フィルムに記録されたカラー画像を読み
取ってディスプレイ装置の画面上に表示するとき、表示
されたカラー画像の色合いが自然なものになるようにす
るため、フィルムスキャナでは色補正等の画像処理が行
なわれる。この画像処理における処理内容はフィルムが
ネガフィルムであるかポジフィルムであるかによって異
なる。そこで従来、装着されているフィルムがネガフィ
ルムであるかポジフィルムであるかを、画像の読取動作
毎に自動的に判別するように構成されたフィルムスキャ
ナが提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、フィルムに
記録された複数のカラー画像毎に判別動作を行なうと、
その分だけフィルムの読取処理時間が長くなるという問
題が生じる。
【0004】本発明は、フィルムがネガフィルムである
かポジフィルムであるかを効率的に判別し、読取処理時
間を短縮することができるネガ・ポジ判別装置を得るこ
とを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係るネガ・ポジ
判別装置は、フィルムから導かれた光によって露光する
ことにより、フィルムに記録されたカラー画像を検出す
る光学センサと、検出されたカラー画像に基づいて、フ
ィルムがネガフィルムであるかポジフィルムであるかを
判別する判別手段とを備え、判別手段は、フィルムに記
録された複数のカラー画像のひとつのみについてフィル
ムの種類を判別することを特徴としている。
【0006】判別手段は、フィルムの端部に記録された
カラー画像に対応した画像データに基づいてフィルムの
種類を判別することが好ましい。また判別手段は、複数
のカラー画像のうち光学センサによって最初に検出され
たカラー画像に対応した画像データに基づいて、フィル
ムの種類を判別してもよい。
【0007】好ましくは、光学センサはカラー画像の所
定の色成分に対応した画像データを出力し、判別手段
は、光学センサから出力された画像データに基づいてフ
ィルムの種類を判別する。
【0008】ネガ・ポジ判別装置は、フィルムが画像読
取装置に装着されているか否かを一定時間毎に検出する
フィルム装着検出手段を備えていてもよく、この場合判
別手段は、フィルムの種類が判別された後、フィルム検
出手段がそのフィルムを検出している間、フィルムの種
類を判別しない。
【0009】またネガ・ポジ判別装置は、光学センサを
駆動してカラー画像を一定時間毎に検出する画像検出手
段を備えていてもよく、この場合判別手段は、フィルム
の種類が判別された後、画像検出手段がそのフィルムの
カラー画像を検出している間、フィルムの種類を判別し
ない。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照して説明する。図1は本発明の第1の実施形態であ
るネガ・ポジ判別装置を備えた画像読取装置を示すブロ
ック図である。
【0011】この画像読取装置において用いられる被読
取原稿Mは透過原稿であり、このフィルムにはカラー画
像が記録されている。フィルムMは原稿移送機構10に
よって矢印A方向に間欠的に移送される。フィルムMの
通過経路の上方には光源20とシリンドリカルレンズ2
3が配設され、また下方には結像レンズ31とラインセ
ンサ30が設けられている。光源20の点灯と消灯は光
源駆動回路41によって、またラインセンサ30による
画像の検出動作はラインセンサ駆動回路42によって制
御される。原稿移送機構10、光源駆動回路41および
ラインセンサ駆動回路42はシステムコントロール回路
40から出力される指令信号に従って動作する。
【0012】ラインセンサ30から読み出された画像デ
ータはアンプ43により増幅され、A/D変換器44に
よってデジタル信号に変換される。デジタルの画像デー
タは、画像処理回路45においてシェーディング補正を
施された後、メモリ46に一旦格納される。この画像デ
ータはメモリ46から読み出され、色補正、ガンマ補正
等の所定の演算処理を施される。そして画像データは、
インターフェース回路47において所定のフォーマット
に従った信号に変換され、入出力端子48を介して、こ
の画像読取装置の外部に設けられたコンピュータ60に
出力される。画像処理回路45とインターフェース回路
47は、システムコントロール回路40により制御され
る。
【0013】システムコントロール回路40には、フィ
ルム検出スイッチ49が接続されている。フィルムMは
フィルムホルダ(図示せず)に支持されており、フィル
ムホルダが画像読取装置に装着されて所定位置に定めら
れているとき、フィルム検出スイッチ49によってフィ
ルムホルダが検出される。これにより、システムコント
ロール回路40によって、フィルムMの有無が判定され
る。
【0014】図2はフィルムMを移送するための構成を
示している。なお、この図示状態においてフィルムM
は、これに記録されたひとつの画像をラインセンサ30
によって読み出すための原点位置に定められている。
【0015】フィルムMは、例えば6つの画像(コマ)
G1、G2、G3・・・が記録されたストリップフィル
ムであり、細長いフィルムホルダ11によって支持され
ている。板状のステージ12上には固定機構13が設け
られている。固定機構13は、ステージ12の表面に固
着された一対の案内部材13aを有し、フィルムホルダ
11はこれらの案内部材13aの内壁面によって案内さ
れ、ステージ12に沿って変位可能である。
【0016】各案内部材13aには、プランジャ13b
が設けられ、プランジャ13bはバネ(図示せず)によ
って常時フィルムホルダ11側へ付勢されている。フィ
ルムホルダ11の側面にはプランジャ13bが係合可能
な凹部(図示せず)が1コマ間隔で形成されており、フ
ィルムホルダ11がステージ12上の所定位置にあると
き、プランジャ13bが凹部に係合することにより、フ
ィルムホルダ11はステージ12に対して固定される。
そしてバネの付勢力よりも十分に大きな力をフィルムホ
ルダ11に付与することにより、フィルムホルダ11の
ステージ12に対する位置を変更させることができる、
いわゆるクリックストップ機構が構成されている。
【0017】ステージ12の側端面にはラック14が形
成され、このラック14には原稿送りモータ15の出力
軸に設けられたピニオン16が噛合している。原稿送り
モータ15はシステムコントロール回路40の制御に基
づいて駆動され、これによりステージ12すなわちフィ
ルムMの位置が制御される。すなわちラック14とモー
タ15とピニオン16により、原稿移送機構10(図
1)が構成される。
【0018】ステージ12のラック14が設けられてい
ない側には、フィルム検出スイッチ49が設けられてい
る。フィルム検出スイッチ49は光学センサであり、フ
ィルムホルダ11によって遮光されているときオン信号
を出力し、遮光されていないときオフ状態にある。すな
わちフィルム検出センサ49によって、フィルムMが画
像読取装置に装着されていることが検出される。
【0019】ステージ12には、読み取られる画像Gに
対応した位置に開口(図示せず)が形成されている。そ
の開口の上方には光源20が設けられ、光源20の下方
にはシリンドリカルレンズ23が設けられている。ステ
ージ12の下方であって光源20に対応した位置には、
ミラー33(図1では省略されている)が配設されてい
る。シリンドリカルレンズ23とミラー33はフィルム
Mの長手方向に直交する方向に延びている。ミラー33
はステージ12に対して約45度だけ傾斜している。ま
たステージ12の下方であってミラー33に対向した位
置には結像レンズ31が設けられている。結像レンズ3
1の後方にはラインセンサ30が配設され、ラインセン
サ30はミラー33に平行に延びている。
【0020】光源20は、ブルー(B)、グリーン
(G)およびレッド(R)の光を出射する発光素子を有
している。これらの発光素子は、画像Gの読取動作時、
所定の順序で発光し、各発光素子から出射された光はシ
リンドリカルレンズ23によって集光され、フィルムM
の上にライン状に照射される。これにより、フィルムM
に記録された画像Gが、結像レンズ31を介してライン
センサ30の受光面に結像される。
【0021】図3および図4は画像読取装置において実
行される画像読取ルーチンを示すフローチャートであ
る。図6は、コンピュータ60に接続されたディスプレ
イ装置の画面の一例を示し、本実施形態において画像読
取装置の動作は、ディスプレイ装置の画面に表示された
所定のマークを例えばマウスを用いてクリックすること
により制御される。
【0022】ステップ102ではプリスキャンを開始す
るか否かが判定される。ディスプレイ装置の画面に表示
された「プリスキャン」のマークMPがクリックされる
と、ステップ102からステップ104へ進み、露出測
定が実行され、後述するように最適露光時間が求められ
る。すなわち光源20が点灯された状態で、フィルムM
が原稿移送機構10により、ステップ130において実
行される本スキャンよりも粗いピッチで間欠的に移送さ
れる。この間欠移送において、光源20は、ステージ1
2が停止する度に発光素子が所定の順序で点灯されるよ
うに制御される。これにより、フィルムMに記録された
画像に関するR、G、Bの画像データが検出される。
【0023】露出測定における各発光素子の点灯時間す
なわちラインセンサ30に対する露光時間は、R、G、
B毎に異なり、画像読取装置の電源投入時に行なわれる
照明キャリブレーションにおいて決定される。すなわち
露光時間は、フィルムMを装着しない状態で発光素子を
1つずつ点灯し、ラインセンサ30の各フォトダイオー
ドによって検出される画素値の最大値が所定値となるよ
うに定められる。この所定値は、ラインセンサ30の出
力が飽和しないように露光時間を定めるために決定さ
れ、画素値が10ビットで表される場合、例えば900
である。
【0024】さて露出測定では、まず、検出されたR、
G、Bの画像データについて、画素値のレベルの度数
(画素数)分布を示すヒストグラムがそれぞれ求められ
る。図6はヒストグラムの一例であり、横軸は画素値の
レベルを示し、縦軸は画素値の出現頻度(度数)を示
す。R、G、Bの各色成分のヒストグラムについて、最
大画素値MXから所定量だけ小さい画素値である最大有
効値Dが求められる。すなわち最大有効値Dは、各画素
値の度数を最大画素値MX側から積算し、その積算値が
全画素数の例えば1%に達したときの画素値であり、フ
ィルムMに記録されたカラー画像のR、G、Bの各色成
分毎の透過率に対応している。
【0025】最適露光時間は、露出測定における露光時
間tと検出された最大有効値Dと所定値(例えば102
3)とに基づいて、下式によって求められる。 最適露光時間=(所定値/D)×t 最大有効値Dは各色毎に異なり、したがって最適露光時
間も各色毎に異なる。ステップ120およびステップ1
30では、最適露光時間を用いて粗読み取りおよび本ス
キャンがそれぞれ実行される。
【0026】ステップ105では、フィルム有フラグが
1であるか否かが判定される。フィルム有フラグは、画
像読取装置の電源が投入されたとき、0にリセットさ
れ、ステップ120において粗読み取りが実行されたと
き、1にセットされる。すなわちフィルム有フラグは、
フィルムMに記録されたカラー画像の読み取りが行なわ
れていないときは0であり、1コマのカラー画像の読み
取りが行なわれると、1にセットされる。フィルム有フ
ラグが0であるとき、ステップ106〜116におい
て、フィルムMがネガフィルムであるかポジフィルムで
あるかを判別するネガ・ポジ判別が行なわれ、ネガフィ
ルムあるいはポジフィルムに応じた処理が実行される。
これに対し、フィルム有フラグが1であるとき、ステッ
プ106〜116はスキップされる。
【0027】なお画像読取装置の電源投入時にフィルム
が既に装着されていた場合、フィルム有フラグが0にリ
セットされることに対する矛盾をなくすため、そのフィ
ルムを取り外すことが必要である。したがって本実施形
態では、この場合、ディスプレイ装置の画面にフィルム
を取り外すべき旨の警告メッセージが表示される。
【0028】ステップ106では、自動判別モードが選
択されているか否かが判定される。自動判別モードは、
ネガ・ポジ判別を画像読取装置において自動的に行なう
モードであり、ディスプレイ装置の画面に表示された
「ネガ・ポジ判別」の「自動」のマークMJをマウスを
用いてクリックすることにより設定される。図5に示さ
れるように「自動」のマークMJが黒に切換えられ、自
動判別モードが選択されているとき、ステップ108に
おいてネガ・ポジ判別が実行される。ネガ・ポジ判別に
ついては後述する。
【0029】ステップ110では、ネガ・ポジ判別によ
って、フィルムMがポジフィルムであると判別されたか
否かが判定される。フィルムMがネガフィルムであると
き、ステップ112においてネガ読取モード処理が実行
され、ポジフィルムであるとき、ステップ116におい
てポジ読取モード処理が実行される。
【0030】ステップ112のネガ読取モード処理で
は、ラインセンサ30の出力信号(画素値)に対して色
補正とネガ/ポジ変換するための露光パラメータが求め
られる。まず、最大有効値Dを求めた処理と同様にして
最小有効値dが求められる。すなわち最小有効値dは、
各画素値の度数を最小画素値MI側から積算し、その積
算値が全画素数の例えば1%に達したときの画素値であ
る(図6参照)。露光パラメータは、最大有効値Dと最
小有効値dを用いて求められる。
【0031】次に露光パラメータの算出について説明す
る。(1)式は色補正とネガ/ポジ変換を施すための式
であり、これによって得られた正規化データは、メモリ
46に格納されたルックアップテーブル(LUT)を参
照することにより、ガンマ補正等の補正を施される。
【0032】
【数1】
【0033】(1)式において、L1、L2は、ガンマ
補正等を行うためのルックアップテーブル(LUT)の
下側基準値と上側基準値である。すなわち下側基準値L
1はLUTにおいて参照可能な画素値の最小値であり、
上側基準値L2はLUTにおいて参照可能な画素値の最
大値である。
【0034】図6のヒストグラムH1における画素値は
次の(2)式に従ってオフセット減算を施される。 X1=(画素値−d)+L1 (2)
【0035】すなわち(画素値−d)の項によって、画
素値が最小有効値dだけ減算され、ヒストグラムH1は
図6の左側にシフトする。このシフト後の画素値に下側
基準値L1を加算することにより、図7に示されるヒス
トグラムH2が得られる。
【0036】ヒストグラムH2の実質的な分布幅W1は
L1〜(D−d)+L1であるが、(3)式に従って分
布幅W2に変換される。
【0037】
【数2】
【0038】すなわち、図8のヒストグラムH2におけ
る画素値X1からオフセットL1を引いた値(X1−L
1)に係数(L2−L1)/(D−d)を乗じることに
より、図8に示される分布幅W2に拡大される。これに
下側基準値L1を加算することにより、図8に示される
ヒトグラムH3が得られる。
【0039】次に、上側基準値L2から(2)式のX2
を減じるとともに下側基準値L1を加算することにより
((4)式参照))、ヒストグラムは図において左右に
反転される。すなわち画像データがネガ/ポジ変換さ
れ、図9に示される正規化データのヒストグラムH4が
得られる。
【0040】
【数3】
【0041】このように画像データのヒストグラムは
(4)式によって、最小有効値dから最大有効値Dの分
布範囲が上側基準値L2から下側基準値L1の分布範囲
へ変換される。この分布範囲の変換が、R、GおよびB
の各色成分についてそれぞれ独立に行なわれることによ
って、各色成分のバランスがとられ、読み取られた画像
が本来有する自然な色調で再現され得る。すなわち各色
成分のヒストグラムの分布範囲が調整されることによっ
て、画像データが色補正される。なお(4)式におい
て、 L2+{(L2−L1)/(D−d)}×d はオフセット値、 (L2−L1)/(D−d) は係数であり、これらオフセット値と係数は露光パラメ
ータである。これらの露光パラメータはR、G、Bの各
色成分毎に求められる。
【0042】ステップ116のポジ読取モードでは、ネ
ガ読取モードのように露光パラメータは演算されない
が、所定の補正演算処理が実行される。
【0043】一方、ステップ106において自動判別モ
ードが選択されていないと判定されたとき、ステップ1
14において、ポジ読取モードが選択されているか否か
が判定される。ポジ読取モードはディスプレイ装置の画
面に表示された「ポジ」のマークMPをマウスを用いて
クリックすることにより選択され、このときステップ1
16が実行される。これに対し、ポジ読取モードが選択
されていないとき、すなわちネガ読取モードが選択され
ているときは、ステップ112が実行される。ネガ読取
モードは、ディスプレイ装置の画面に表示された「ネ
ガ」のマークMNをマウスを用いてクリックすることに
より選択される。
【0044】ステップ112、116の実行の後、ステ
ップ120において粗読み取りが行なわれる。すなわ
ち、ステップ130において実行される本スキャンより
も粗いピッチでステージ12が間欠的に移送される。こ
の間欠移送の間に、ラインセンサ30が、R、G、Bの
各色成分毎に最適露光時間だけ露光されて画像データが
検出される。各色成分の画像データはA/D変換器44
によりデジタルの画像データに変換される。
【0045】画像データは、画像処理回路45におい
て、ネガフィルムの場合には、ステップ112において
求められた露光パラメータを用いて色補正とネガ/ポジ
変換を施され、ポジフィルムの場合には、所定の演算処
理を施される。この後、画像データはガンマ補正を施さ
れた後、ステップ122の実行により、入出力端子48
を介してコンピュータ60へ出力され、コンピュータ6
0に接続されたディスプレイ装置の画面上にカラー画像
が表示される。
【0046】ステップ124ではフィルム有フラグが1
にセットされる。ステップ126では、フィルムMが読
取原点すなわち同画像の端部がラインセンサ30に対応
した位置に来るように復帰する。
【0047】ステップ128では本スキャンを開始する
か否かが判定される。ユーザはディスプレイ装置の画面
に表示された画像を見ることによって、本スキャンを開
始するか否かを判断することができる。例えばマウスを
用いて本スキャンを開始するためのマークMSをクリッ
クすることにより、ステップ128からステップ130
へ移り、本スキャンが実行される。本スキャンでは、相
対的に細かいピッチで画像の読取が行なわれ、この画像
はプリスキャンと同様な作用によってディスプレイ装置
の画面上に表示される。そして、フィルムMは所定の読
取原点の位置まで復帰せしめられ、このルーチンは終了
する。
【0048】これに対し、ステップ128において本ス
キャンを開始しないと判定されたとき、ステップ134
において読取動作等の処理を中止するか否かが判定され
る。ディスプレイ装置の画面上の「キャンセル」のマー
クMCをクリックすることによって処理の中止が選択さ
れているとき、ステップ132が実行され、このルーチ
ンは終了する。処理の中止が選択されていないときは、
ステップ136においてプリスキャンを実行すべきか否
かが判定される。ディスプレイ装置の画面に表示された
「プリスキャン」のマークMPがクリックされたとき、
プリスキャンを実行すべくステップ136からステップ
104へ戻る。これに対し、プリスキャンを実行しない
とき、ステップ128へ戻る。
【0049】したがって、1つのカラー画像の読み取り
が行なわれたときは、ステップ124においてフィルム
有フラグが1にセットされるため、次にこの画像読取ル
ーチンが実行されると、ステップ105からステップ1
20へ進み、ステップ106〜116は実行されない。
すなわちネガ・ポジ判別は、そのフィルムMに関して1
回のみ行なわれ、2コマ目以降の読み取りでは省略され
る。
【0050】次にステップ108において実行されるネ
ガ・ポジ判別について説明する。ネガ・ポジ判別は露出
測定において求められたヒストグラムを用いて行なわれ
る。R、G、Bの各色成分に関するヒストグラムにおい
て最大有効値がそれぞれRD、GD、BDであるとする
と、Gの最大有効値GDはポジフィルムに比べてネガフ
ィルムの場合の方が小さい傾向にあり、Rの最大有効値
RDに対するBの最大有効値BDはポジフィルムに比べ
てネガフィルムの方が大きい傾向にある。
【0051】したがってネガ・ポジ判別の第1の例とし
て、(GD×BD)/RDを計算し、この計算結果が第
1の基準値(例えば110)よりも大きい場合、フィル
ムMはポジフィルムであると判別し、それ以外の場合、
フィルムMはネガフィルムであると判別することができ
る。すなわち、最大有効値GDが相対的に大きいとき、
フィルムMがポジフィルムであると判別することがで
き、また最大有効値RDに対する最大有効値BDの比が
相対的に大きいとき、フィルムMがネガフィルムである
と判別することができるが、第1の例では、(GD×B
D)/RDの値に応じてネガ・ポジ判別している。
【0052】一方ネガ・ポジ判別の第2の例では、最大
有効値BD、GDはポジフィルムにおいてネガフィルム
よりも大きい傾向にある、という性質を利用している。
この例では、Rに関しては露出測定によって得られたヒ
ストグラムをそのまま利用するが、G、Bに関しては、
異なる露光時間を用いて得られたヒストグラムを利用す
る。すなわち、Gに関しては露出測定における露光時間
の2倍の露光時間を用いて得られたヒストグラムの最大
有効値GD2を用い、Bに関しては露出測定における露
光時間の3倍の露光時間を用いて得られたヒストグラム
の最大有効値GD2を用いている。
【0053】このようにR、G、Bにおいてそれぞれ露
光時間を変えると、ポジフィルムとネガフィルムでは、
ヒストグラムの幅が変化する。すなわち図10に示され
るように、ポジフィルムの場合、RのヒストグラムHR
1に対して、GのヒストグラムHG1とBのヒストグラ
ムHB1は、それぞれ幅が大きくなる傾向にある。これ
に対し、ネガフィルムの場合、R、G、Bのヒストグラ
ムHR2、HG2、HB2はポジフィルムの場合ほど差
がない。
【0054】したがって第2の例では、最大有効値BD
2が第2の基準値より大きいか、あるいは最大有効値G
D2が第3の基準値より大きいとき、フィルムMはポジ
フィルムであると判別し、それ以外のとき、ネガフィル
ムであると判別している。
【0055】図11は、図3、4に示される画像読取ル
ーチンが実行されて1コマのカラー画像が読み取られた
後に、定期的(例えば100ms 毎)に割込み処理されるフ
ィルム有無チェックルーチンのフローチャートである。
【0056】ステップ202では、フィルム検出スイッ
チ49がオン状態であるか否か、すなわちフィルムMが
画像読取装置に装着されているか否かが判定される。フ
ィルムMが装着されているとき、ステップ204がスキ
ップされ、このルーチンはこのまま終了する。したがっ
て、この後、フィルムに記録された画像を読み取るべ
く、画像読取ルーチンが実行されると、図3、4のフロ
ーチャートにおいて、ステップ105からステップ12
0へ進み、ネガ・ポジ判別は行なわれない。
【0057】これに対し、フィルムMが画像読取装置か
ら取り外され、フィルムMが装着されていないと判定さ
れたとき、ステップ204が実行され、フィルム有フラ
グが0にリセットされて、このルーチンは終了する。し
たがって、この後、フィルムに記録された画像を読み取
るべく、画像読取ルーチンが実行されると、図3のフロ
ーチャートにおいてステップ105からステップ106
へ進み、ネガ・ポジ判別が実行される。
【0058】以上のように本実施形態は、フィルムMの
読取動作が行なわれる前に、フィルムMに記録された1
つのカラー画像のデータに基づいて、フィルムMがネガ
・ポジ判別を行ない、その後はフィルムMに関するネガ
・ポジ判別を行なわないように構成されている。したが
って、カラー画像を読み取る度にネガ・ポジ判別を行な
う従来装置と比較し、読取処理時間を短縮することがで
きる。
【0059】また本実施形態では、フィルムMが画像読
取装置から取り外されたときは、次に装着されたフィル
ムが既にネガ・ポジ判別されたものか否かに拘わらず、
新たにネガ・ポジ判別が行なわれる。したがって、読み
取られたカラー画像に対して、色補正等の画像処理を常
に適切に行なうことができる。
【0060】ネガ・ポジ判別を行なうために読み取られ
るカラー画像は、通常、フィルムMの端部に記録されて
いるが、本発明はこれに限定されない。すなわちフィル
ムMに記録された複数のカラー画像のうち、最初に検出
されたカラー画像のデータに基づいてネガ・ポジ判別を
実行してもよい。
【0061】図12と図13を参照して、第2の実施形
態を説明する。図12は、フィルムMを移送するための
構成を示し、第1の実施形態における図2に対応してい
る。図12において、フィルム検出スイッチ49が設け
られていないこと以外は第1の実施形態と同じである。
すなわち画像読取装置のブロック図も、フィルム検出ス
イッチを除いて第1の実施形態(図1参照)と同じであ
る。
【0062】図13は第1の実施形態における図11に
対応している。すなわち図13のフローチャートは、画
像読取ルーチン(図3および図4参照)の実行後に、定
期的に(例えば100ms 毎)に割込み処理されるフィルム
有無チェックルーチンのフローチャートである。すなわ
ち、このルーチンが実行される前に、フィルムMに記録
された任意のカラー画像がラインセンサ30によって読
取可能な位置に定められている。
【0063】ステップ302では、光源20の発光素子
が点灯され、例えばGの光が照射される。ステップ30
4ではラインセンサ30が駆動され、フィルムMを透過
したGの光を受光することによって、ラインセンサ30
には受光量に応じた電荷が蓄積される。ステップ306
ではラインセンサ30から1ラインの画像データが読み
出され、メモリに格納される。ステップ308では、1
ラインの画像データ(例えば1000画素)のうちから
最小値をとるデータLが抽出される。
【0064】ステップ310では、最小データLが所定
値よりも大きいか否かが判定され、最小データLが所定
値よりも十分小さいとき、フィルムMは装着されている
と見做され、ステップ312がスキップされてこのルー
チンはこのまま終了する。この場合、フィルム有フラグ
は図4のステップ124の実行によって1に定められて
いるので、次に画像読取ルーチンが実行されると、ネガ
・ポジ判別は行なわれない。なお所定値は、画像読取装
置の電源投入時に行なわれる照明キャリブレーションに
検出される画像データの最小値である。
【0065】一方ステップ310において、最小データ
Lが十分に小さくはないと判定されたとき、フィルムM
が装着されていないと見做され、ステップ312が実行
される。すなわちフィルム有フラグが0にリセットさ
れ、このルーチンは終了する。したがって、この場合、
次に画像読取ルーチンが実行されると、フィルムが交換
されたと見做され、ネガ・ポジ判別が実行される。
【0066】なお、ステップ302において点灯される
発光素子はGの光を照射するものに限定されず、Bの光
を照射するものであってもよい。しかしRの光を照射す
る発光素子は、フィルムがネガの場合、Rの光のフィル
ムに対する透過率が比較的高いため好ましくない。
【0067】第2の実施形態によっても、第1の実施形
態と同様な効果が得られ、さらに、フィルム検出スイッ
チ49(図1、2)が不要であるため、第1の実施形態
よりも構成が単純になる。
【0068】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、フィルム
がネガフィルムであるかポジフィルムであるかを効率的
に判別し、読取処理時間を短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態である画像読取装置を
示すブロック図である。
【図2】第1の実施形態におけるフィルムを移送するた
めの構成を示す斜視図である。
【図3】画像読取ルーチンを示すフローチャートの前半
部分である。
【図4】画像読取ルーチンを示すフローチャートの後半
部分である。
【図5】コンピュータに接続されたディスプレイ装置の
画面の一例を示す図である。
【図6】ラインセンサによって得られた画素値の分布を
示すヒストグラムの図である。
【図7】図6のヒストグラムにオフセット演算を施すこ
とによって得られたヒストグラムを示す図である。
【図8】図7のヒストグラムに係数(L2−L1)/
(D−d)を乗じることにより得られたヒストグラムを
示す図である。
【図9】正規化データのヒストグラムを示す図である。
【図10】図3のステップ108において実行されるネ
ガ・ポジ自動判別のサブルーチンにおいて得られるヒス
トグラムを示す図である。
【図11】第1の実施形態におけるフィルム有無チェッ
クルーチンのフローチャートである。
【図12】第2の実施形態におけるフィルムMを移送す
るための構成を示す斜視図である。
【図13】第2の実施形態におけるフィルム有無チェッ
クルーチンのフローチャートである。
【符号の説明】
30 ラインセンサ(光学センサ) M フィルム
フロントページの続き Fターム(参考) 2H110 AC03 AC14 CB35 CB41 CB72 CC16 CE02 5C022 BA02 BA06 BA07 BA16 5C062 AB03 AC07 AC58 AC62 AE03 BA04 5C065 BB41 BB45 BB47 BB48 CC01 DD16 EE02 EE12 EE20 FF03 GG18 GG30 HH04

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のカラー画像が記録されたフィルム
    がネガフィルムおよびポジフィルムのいずれであるかを
    判別する装置であって、前記フィルムから導かれた光に
    よって露光することにより前記カラー画像を検出する光
    学センサと、前記カラー画像に基づいて、前記フィルム
    がネガフィルムであるかポジフィルムであるかを判別す
    る判別手段とを備え、前記判別手段は、前記複数のカラ
    ー画像のひとつのみについて前記フィルムの種類を判別
    することを特徴とするネガ・ポジ判別装置。
  2. 【請求項2】 前記判別手段が、前記フィルムの端部に
    記録されたカラー画像に対応した画像データに基づいて
    前記フィルムの種類を判別することを特徴とする請求項
    1に記載のネガ・ポジ判別装置。
  3. 【請求項3】 前記判別手段が、前記複数のカラー画像
    のうち前記光学センサによって最初に検出されたカラー
    画像に対応した画像データに基づいて、前記フィルムの
    種類を判別することを特徴とする請求項1に記載のネガ
    ・ポジ判別装置。
  4. 【請求項4】 前記光学センサが前記カラー画像の所定
    の色成分に対応した画像データを出力し、前記判別手段
    が前記画像データに基づいて前記フィルムの種類を判別
    することを特徴とする請求項1に記載のネガ・ポジ判別
    装置。
  5. 【請求項5】 前記フィルムが画像読取装置に装着され
    ているか否かを一定時間毎に検出するフィルム検出手段
    を備え、前記判別手段は、前記フィルムの種類が判別さ
    れた後、前記フィルム検出手段が前記フィルムを検出し
    ている間、前記フィルムの種類を判別しないことを特徴
    とする請求項1に記載のネガ・ポジ判別装置。
  6. 【請求項6】 前記光学センサを駆動してカラー画像を
    一定時間毎に検出する画像検出手段を備え、前記判別手
    段は、前記フィルムの種類が判別された後、前記画像検
    出手段が前記フィルムのカラー画像を検出している間、
    前記フィルムの種類を判別しないことを特徴とする請求
    項1に記載のネガ・ポジ判別装置。
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