JP2013121140A - 画像読取装置、画像形成装置、読取方法、コンピュータプログラム及び記録媒体 - Google Patents

画像読取装置、画像形成装置、読取方法、コンピュータプログラム及び記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】読取窓を介して、搬送される複数枚の原稿を読み取る場合において、途中で読取窓が汚れることに起因する問題を未然に防止することができる画像読取装置、画像形成装置、読取方法、コンピュータプログラム、並びに該コンピュータプログラムが記録された記録媒体を提供する。
【解決手段】複数枚の原稿が搬送される場合、原稿と原稿との間にて、汚れ検出部が読取窓の汚れを検出し、斯かる検出結果に基づき、中止部245が原稿の搬送を中止させ、その旨が表示部に表示される。
【選択図】図7

Description

本発明は、搬送される原稿の画像を読み取る画像読取装置、画像形成装置、読取方法、コンピュータプログラム、並びに該コンピュータプログラムが記録された記録媒体に関する。
近年、原稿の画像を読み取る画像読取装置の多くには、原稿を自動的に取り込んで搬送する自動原稿送り装置(ADF:Auto Document Feeder)が搭載されている。該ADFを用いて原稿の読取を行なう場合、搬送される原稿に読取窓を介して光が照射され、原稿からの反射光を該読取窓を介して取得して、取得した反射光に基づき、当該原稿の画像データが生成される。
しかし、このような場合、搬送される原稿が前記読取窓と接触して、該読取窓が汚れる問題が生じていた。詳しくは、搬送される原稿のトナー、インク又は粉塵等が前記読取窓に付着され、生成される画像データに、例えば、スジ状の模様が表れる等の問題が生じていた。
このような問題に対して、特許文献1には、原稿の読取動作が終了したときに、走行体を介して、コンタクトガラス(読取窓)の上方に配置されたゴミ検知基準部材を読み取り、この読取画像に基づき、走行体とゴミ検知基準部材との間にあるゴミを検知し、ゴミがあるときには、その旨をユーザに報知する画像形成装置が開示されている。
特開2010−56721号公報
一方、搬送される原稿によって読取窓が汚れる時点は予測できず、複数枚の原稿を読み取る作業を行なう場合は、せっかくの作業が無駄になるおそれもある。例えば、50枚の原稿を読み取る場合において、2枚目原稿を読み取る際、該原稿のインクが読取窓に付着してしまったとき、2枚目から50枚目までの原稿の画像にはすべてスジ状の模様が出来てしまい、ユーザの作業が無駄になると共に、記録用紙、電気、メモリ等も無駄にするので、資源の浪費にもつながる。
しかしながら、上述した特許文献1に係る画像形成装置は、原稿の読取動作が終了した時点で汚れの検出を行なうので、このような問題を解決できない。
本発明は、斯かる事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、読取窓を介して、搬送される原稿の画像を読み取るにおいて、複数枚の原稿が搬送される場合、原稿と原稿との間にて、前記読取窓の汚れを検出し、斯かる検出結果に基づき、原稿の搬送を中止させ、その旨をユーザに通知することにより、複数枚の原稿を読み取る場合において、途中で読取窓が汚れることに起因する、上述した問題を未然に防止することができる画像読取装置、画像形成装置、読取方法、コンピュータプログラム、並びに該コンピュータプログラムが記録された記録媒体を提供することにある。
本発明に係る画像読取装置は、読取窓を介して、搬送される原稿の画像を読み取る画像読取装置において、複数枚の原稿が搬送される場合、原稿と原稿との間にて、前記読取窓の汚れを検出する検出手段と、該検出手段の検出結果に基づき、原稿の搬送を中止させる中止手段と、原稿の搬送が中止された場合、その旨を表示する表示部とを備えることを特徴とする。
本発明にあっては、複数枚の原稿が搬送される場合、前記検出手段が原稿と原稿との間にて前記読取窓の汚れを検出する。例えば、閾値以上の汚れが検出された場合、中止手段は原稿の搬送を中止させる。このように、原稿の搬送が中止された場合、前記表示部にはその旨が表示される。
本発明に係る画像読取装置は、原稿の搬送が中止された場合、直前に読み取られた原稿に対応するプレビュー画像を前記表示部に表示する直前画像表示手段を備えることを特徴とする。
本発明にあっては、原稿の搬送が中止された場合、前記直前画像表示手段が、直前に読み取られた原稿に対応するプレビュー画像を前記表示部に表示するので、ユーザは斯かる汚れが読み取られた画像に現れているか否かを即時確認することができる。
本発明に係る画像読取装置は、原稿の搬送を再開する指示を受け付ける指示受付手段を備えることを特徴とする。
本発明にあっては、例えば、原稿の搬送が中止された後、ユーザが読取窓の清掃を行ない、前記指示受付手段を介して、原稿の搬送を再開する指示を行なう。
本発明に係る画像読取装置は、原稿の搬送路が形成されており、前記読取窓を覆う蓋体と、前記指示受付手段が原稿の搬送を再開する指示を受け付けた場合、前記蓋体が開けられたか否かを判定する判定手段とを備え、前記蓋体が開けられたと判定された場合、前記検出手段は前記読取窓の汚れを再検出するように構成されていることを特徴とする。
本発明にあっては、例えば、原稿の搬送が中止された場合、ユーザは前記蓋体を開けて前記読取窓の清掃を行ない、原稿の搬送を再開する指示を行なう。すなわち、前記指示受付手段が原稿の搬送を再開する指示を受け付けた場合は、前記判定手段は前記蓋体が開けられたか否かを判定し、開けられたと判定されたときは、ユーザによって清掃が行なわれることが予定されるので、前記検出手段は前記読取窓の汚れを再検出する。
本発明に係る画像形成装置は、前述の発明の何れか一つに記載の画像読取装置と、該画像読取装置が読み取った原稿の画像をシート上に形成する画像形成手段とを備えることを特徴とする。
本発明にあっては、前記画像読取装置は原稿の画像を読み取り、該画像読取装置が読み取った原稿の画像を、前記画像形成手段が、例えば、記録用紙上に形成する。
本発明に係る読取方法は、搬送される原稿の画像を読取窓を介して読み取り、該読取窓の汚れを検出する検出部と表示部とを備える画像読取装置にて、原稿を読み取る読取方法において、複数枚の原稿が搬送される場合、原稿と原稿との間にて、前記読取窓の汚れを検出する検出ステップと、該検出ステップでの検出結果に基づき、原稿の搬送を中止させる中止ステップと、原稿の搬送が中止された場合、その旨を前記表示部に表示するステップとを含むことを特徴とする。
本発明に係るコンピュータプログラムは、搬送される原稿の画像を読取窓を介して読み取り、該読取窓の汚れを検出する検出部と表示部とを備える画像読取装置を構成するコンピュータに、原稿の読取を行なわせるコンピュータプログラムにおいて、コンピュータに、複数枚の原稿が搬送される場合、原稿と原稿との間にて、前記読取窓の汚れを検出させる検出ステップと、コンピュータに、前記検出ステップでの検出結果に基づき、原稿の搬送を中止させる中止ステップと、コンピュータに、原稿の搬送が中止された場合、その旨を前記表示部に表示させるステップとを実行させることを特徴とする。
本発明にあっては、複数枚の原稿が搬送される場合、搬送される原稿と原稿との間にて前記読取窓の汚れが検出される。斯かる検出の結果、例えば、閾値以上の汚れが検出された場合、原稿の搬送は中止される。このように、原稿の搬送が中止された場合、前記表示部にはその旨が表示される。
本発明に係る記録媒体は、前述の発明のコンピュータプログラムを記録してあることを特徴とする。
本発明にあっては、前記記録媒体に前述のコンピュータプログラムを記録する。コンピュータが前記記録媒体から前記コンピュータプログラムを読み出して、前述の画像読取装置、画像形成装置、及び読取方法がコンピュータにより実現される。
本発明によれば、複数枚の原稿を読み取る場合において、途中で読取窓が汚れることに起因して、せっかくのユーザの作業が無駄になること、並びに記録用紙、電気、メモリ等の資源の浪費を未然に防止することができる。
本発明の実施の形態1に係る複合機の外見を示す斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る複合機の要部構成を示す機能ブロック図である。 本発明の実施の形態1に係る複合機の画像読取部の要部構成を示す縦断面図である。 本発明の実施の形態1に係る複合機の画像読取部の要部構成を示す機能ブロック図である。 本発明の実施の形態1に係る複合機の画像読取部において、汚れ検出部による汚れ検出を説明する説明図である。 本発明の実施の形態1に係る複合機の画像読取部において、汚れ検出部による汚れ検出を説明する説明図である。 本発明の実施の形態1に係る複合機の画像読取部における、読取制御部の要部構成を示す機能ブロック図である。 本発明の実施の形態1に係る複合機の読取窓の汚れを清掃するユーザの作業を説明する説明図である。 本発明の実施の形態1に係る複合機における、汚れ検出と、汚れ検出に基づく処理とを説明するフローチャートである。 本発明の実施の形態1に係る複合機における、汚れ検出と、汚れ検出に基づく処理とを説明するフローチャートである。 本発明の実施の形態1に係る複合機において、原稿の搬送及び読取の中止を説明する説明図である。 本発明の実施の形態1に係る複合機において、原稿の搬送及び読取の中止の際、表示部に表示される画面の一例を示す例示図である。 本発明の実施の形態1に係る複合機において、原稿の搬送及び読取の中止の際、表示部に表示されるプレビュー画像の一例を示す例示図である。 本発明の実施の形態1に係る複合機において、原稿の搬送及び読取を再開する指示を受け付ける受付画面の一例を示す例示図である。 本発明の実施の形態1に係る複合機における、再度の清掃を催促する画面の一例を示す例示図である。 本発明の実施の形態2の複合機における、画像読取部の要部構成を示す機能ブロック図である。
以下に、本発明の実施の形態に係る、画像読取装置、画像形成装置、読取方法及びコンピュータプログラムを、いわゆるデジタル複合機に適用した場合を例として、図面に基づいて詳述する。
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1に係る複合機100の外見を示す斜視図であり、図2は本発明の実施の形態1に係る複合機100の要部構成を示す機能ブロック図である。複合機100は、カラーコピー機能及びカラースキャナ機能等を有するデジタル複合機である。
複合機100は、原稿から画像を光学的に読み取る画像読取部20を備えており、画像読取部20には、読み取った画像に応じた画像データを生成する画像処理部30が接続されている。画像処理部30には、画像処理部30が生成した画像データに基づいて画像を出力する画像出力部40、及び画像処理部30が生成した画像データを外部へ送信し、また外部から画像データを受信する送受信部50が接続されている。画像読取部20、画像処理部30、画像出力部40及び送受信部50には、使用者からの操作を受け付ける操作パネル60が接続されている。
操作パネル60は、複合機100の動作モードを設定するための設定指示等、複合機100の動作を制御するための指示をユーザの操作により受け付けるタッチパネル、テンキー等と、操作に必要な情報を表示する液晶ディスプレイ等の表示部70とを含んで構成されている。また、操作パネル60は、原稿読取時の動作モードの指定(片面読取又は両面読取等の指定)を受け付ける。
表示部70は、例えば、LCD又はEL(Electroluminescence)パネル等からなり、前記タッチパネルは、表示部70の表示画面を覆うように設けられている。表示部70には、複合機100の状態、ジョブ処理の状況、画像読取部20が読み取った原稿の画像及び操作パネル60の操作内容の確認等、ユーザに対して報知すべき情報を表示する。本発明の実施の形態1に係る画像読取装置は、画像読取部20、操作パネル60及び表示部70を備えている。
画像処理部30は、画像読取部20から入力された画像データに基づき、出力用の画像データを生成する。画像処理部30によって生成された出力用の画像データはストリームとして画像出力部40へ出力する。
画像出力部40(画像形成手段)は、画像処理部30から入力された出力用の画像データに基づいて、熱転写、電子写真、又はインクジェット等の方式により紙等の記録シート上に画像を形成する。
送受信部50は、ネットワークカード又はモデム等を用いて構成されており、図示しないLAN(Local Area Network)又はインターネット等の通信ネットワークを介して外部とデータの送受信を行なう。
記憶部80は、例えば、フラッシュメモリ、EEPROM、HDD、MRAM(磁気抵抗メモリ)、FeRAM(強誘電体メモリ)、又は、OUM(Ovonic Unified Memory)等の不揮発性の記憶媒体により構成されている。また、記憶部80には、送受信部50を介して受信されたデータが記憶される。
また、複合機100は制御部10を備えている。制御部10は複合機100で実行される各種の処理において、上述した各ハードウェアを制御する。また、制御部10は、図示は省略するが、CPU(Central Processing Unit)、ROM及びRAMを備えている。
前記CPUは、ROMに予め格納されている制御プログラムをRAM上にロードして実行することによって上述した各種ハードウェアの制御を行ない、装置全体を実施の形態1の複合機100として動作させる。
図3は本発明の実施の形態1に係る複合機100の画像読取部20の要部構成を示す縦断面図である。図3に示すように、本発明の実施の形態1に係る画像読取部20は、原稿を原稿搬送路Fに沿って自動的に搬送する自動原稿送り装置(以下、ADFと言う)212と、搬送されてきた原稿の表面側の画像を読み取る表面画像読取部210と、搬送されてきた原稿の裏面側の画像を読み取る裏面画像読取部211とを備えている。
画像読取部20は複合機100の上部に設けられており、裏面画像読取部211を収納するADF212、及び表面画像読取部210を収容する主走査部213を備えている。ADF212(蓋体)と主走査部213とはヒンジ(図示せず)によって連結され、ADF212はヒンジの回動によって主走査部213に対して開閉可能に構成されている。
主走査部213は、筐体214及び透明なガラス板からなるプラテン板215を備えており、表面画像読取部210は筐体214内に収容されている。
表面画像読取部210は、光源221を保持する光源ユニット224、複数のミラーを保持するミラーユニット225、レンズ222及びCCD223を有している。
主走査部213は、ユーザが原稿をプラテン板215上に載置して原稿画像の読み取りを行なう方法(以下、原稿固定方式という)と、ADF212によって自動的に原稿を搬送しながら原稿画像を読み取る方法(以下、原稿搬送方式という)とによって原稿を読み取ることができる。
自動的に原稿を搬送しながら原稿を読み取る場合は、光源ユニット224及びミラーユニット225は、ホームポジションに静止したまま、ADF212によってホームポジション(読取窓236)の上部を通過するように搬送される原稿に対して、光源221から光を照射して画像を走査し、原稿の表面から反射された光は、ガラス等の透明部材からなる読取窓236を通過して光源ユニット224の内に入射され、光源ユニット224のミラーによって反射された後、ミラーユニット225によって180°光路変換され、レンズ222を介してCCD223に結像し、電気的な画像データに変換される。
一方、ADF212は、原稿載置台216に載置された原稿を1枚ずつADF212の内部へ取り込む取り込みローラ217と、取り込まれた原稿を原稿搬送路Fに沿って搬送する複数対の搬送ローラ218と、給紙タイミングを調節するレジストローラ219と、画像読取を終えた原稿を排出トレイ231へ排出する排紙ローラ220とを有しており、裏面画像読取部211が略U字状に弧を描く原稿搬送路F内に収まるように配設されている。
裏面画像読取部211は、光源226と、光源226からの光を反射する複数のミラーと、レンズ227と、CCD228とを有しており、これらは筐体229に収容され、ユニット化されている。
上述したように、裏面画像読取部211は、ユーザから両面原稿の読み取りの要求がなされた場合、原稿搬送路Fを搬送される原稿の裏面の画像を読み取る。具体的には、表面画像読取部210によって原稿の表面の画像が読み取られた後、該原稿は原稿搬送路Fに沿って排出トレイ231に向けて搬送されるが、この際、裏面画像読取部211の光源226の下部を通過する。斯かる原稿が光源226(読取窓232)の下部を通過するとき、光源226は原稿の裏面に向けて光を照射し、原稿の裏面から反射された光は、ガラス等の透明部材からなる読取窓232を通過して筐体229の内に入射され、複数のミラーによって光路変換された後、レンズ227を介してCCD228に結像し、電子的な画像データに変換される。
また、ADF212の下側は、主走査部213のプラテン板215上に載置される読取りすべき原稿を上から押さえる押さえ板230が設けられている。
更に、原稿載置台216には、載置された原稿の有無を検出するための原稿センサ235、原稿の搬送方向の原稿長さを検出する原稿長さセンサ233が備えられている。また、原稿載置台216には、原稿の横方向(奥行方向)を規制する原稿ガイド234が設けられている。
読取りすべき原稿を搬送する原稿搬送路Fには、搬送される原稿の位置を検出するための経路センサ238が複数箇所に備えられており、各センサの検出タイミングにより原稿の搬送速度、原稿の位置等を検出することが可能となっている。また、経路センサ238の検出結果に基づいて、原稿搬送路F内に原稿が残っているか否かが判定される。
図4は本発明の実施の形態1に係る複合機100の画像読取部20の要部構成を示す機能ブロック図である。本発明の実施の形態1に係る画像読取部20は、読取制御部201、スキャナ部202、画像処理部203、記憶部204、I/F205、原稿走査部駆動モータ206を駆動制御するドライバ207、原稿搬送ローラ駆動モータ209を駆動制御するドライバ208、読取窓236及び読取窓232の汚れを検出する汚れ検出部237等を備えている。
スキャナ部202は、図3に示す表面画像読取部210及び裏面画像読取部211を備えており、上述した方法によって、原稿の光学データを取得する。
画像処理部203は、表面画像読取部210又は裏面画像読取部211で取得されたた光学データ(アナログデータ)を、ページ単位で電子的な画像データ(デジタルデータ)に変換する。
記憶部204は、例えば、フラッシュメモリ、EEPROM、HDD、MRAM(磁気抵抗メモリ)、FeRAM(強誘電体メモリ)、又は、OUM等の不揮発性の記憶媒体により構成されている。また、記憶部204は、操作パネル60を介して入力された各種指示内容、スキャナ部202で読み取った原稿の光学データ等を記憶する。
I/F205は、外部機器との間でのデータ送受信のためのインターフェイスであり、例えば、画像処理部203で画像処理されたデータはI/F205を介して外部機器に送信する。
原稿走査部駆動モータ206は、原稿固定方式によって原稿画像を読み取る場合に、光源ユニット224及びミラーユニット225を適宜の速度で副走査方向に移動させるためのモータであり、読取制御部201からの指示により、ドライバ207によって適宜駆動制御される。
原稿搬送ローラ駆動モータ209は、原稿搬送路Fに配置された取り込みローラ217、搬送ローラ218、レジストローラ219、排紙ローラ220などの各ローラを駆動するモータであり、読取制御部201からの指示により、ドライバ208によって適宜駆動制御される。
汚れ検出部237は、読取窓236及び読取窓232における、汚れ具合を検出する。搬送される原稿が読取窓236の上部又は読取窓232の下部を通過する際、原稿の粉塵、トナー、インク等が読取窓236又は読取窓232に付着する場合がある。このような状態のまま印刷がされた場合は、副走査方向にスジ状の模様が発生することとなる。そこで、本発明の実施の形態1に係る複合機100においては、汚れ検出部237が読取窓236及び読取窓232の汚れ具合を検出し、斯かる検出の結果に応じて適宜対応が行なわれる。
図5及び図6は本発明の実施の形態1に係る複合機100の画像読取部20において、汚れ検出部237による汚れ検出を説明する説明図である。説明の便宜上、本発明の実施の形態1に係る複合機100は主走査方向に7500個のピクセルを有するものとする。
例えば、複合機100の出荷時、画像読取部20の起動時等に、主走査方向へのスキャンが行なわれ、読取窓236及び読取窓232が汚れていない状態の白レベルが取得される(図5参照)。以下、得られた白レベルを基準白レベルという。取得された基準白レベルは記憶部204に記憶される。
以降、複数枚の原稿が搬送される場合、汚れ検出部237は読取窓236又は読取窓232おける汚れの検出を行なう。より詳しくは、汚れ検出部237は、搬送される原稿と原稿の間にて、主走査方向へのスキャンを行ない、検出された白レベル値に前記基準白レベル又は所定の閾値を下回る箇所があるか否かを判断することにより、斯かる汚れの検出を行なう。
すなわち、原稿の粉塵、トナー、インク等が読取窓236又は読取窓232に付着している場合は、主走査方向へのスキャンの際、図6に示すように、閾値以下に白レベル値が落ち込む箇所(ピクセル)が生じる。このような汚れ検出部237の検出結果に基づき、CPU241は、読取窓236又は読取窓232の当該箇所が汚れていると判断する。
図7は本発明の実施の形態1に係る複合機100の画像読取部20における、読取制御部201の要部構成を示す機能ブロック図である。読取制御部201は、画像読取部20全体の動作制御を管理する部分であり、CPU241、ROM242、RAM243、表示制御部244、中止部245、指示受付部246及び判定部247を備えている。
CPU241は、ROM242に予め格納されている制御プログラムをRAM243上にロードして実行することによって、上記の各種ハードウェアの制御を行なう。また、CPU241は操作パネル60を介してユーザから所定の指示を受け付ける。
表示制御部244(直前画像表示手段)は表示部70への画像表示を制御する。例えば、CPU241の指示に応じて、ユーザに通知すべきメッセージを表示させ、また原稿の搬送が中止された場合には、斯かる中止の直前に読み取られた原稿に対応するプレビュー画像を表示部70に表示する。
中止部245は、汚れ検出部237による検出結果に基づき、ドライバ207及びドライバ208を制御することにより、原稿の搬送(及び読取)を中止させ、又は中止されている原稿の搬送(及び読取)を再開させる。
指示受付部246は、表示部70(タッチパネル)を介して、ユーザから所定の指示を受け付ける。例えば、上述したように、中止部245によって原稿の搬送(及び読取)が中止された場合、表示制御部244は原稿の読取を再開するか、キャンセルするかを問うメッセージを表示部70へ表示させ、指示受付部246は、何れかの指示を表示部70を介して受け付ける。
判定部247は、ADF212(蓋体)の開閉を判定する。詳しくは、上述したように、原稿の搬送が中止されている場合おいて、指示受付部246が、ユーザから原稿の搬送を再開する指示を受け付けた場合、判定部247はADF212が開けられたか否かを判定する。CPU241は、判定部247による判定結果に基づき、汚れ検出部237に汚れを再検出させる。
すなわち、原稿の搬送が中止されている場合、ユーザによる当該部分の清掃が予想される。換言すれば、斯かる際、図8に示すように、ユーザはADF212を開けて、読取窓236又は読取窓232に付いた汚れを除去し、原稿の搬送(及び読取)を再開するよう指示する。
従って、原稿の搬送が中止されている場合であって、ユーザから原稿の搬送を再開する指示が受け付けられた場合、判定部247はADF212が開けられたか否かを判定する。CPU241は、判定部247による判定結果に基づき、汚れ検出部237に汚れを再検出させる。また、ユーザの清掃にもかかわらず、汚れが除去されていなかった場合、その旨を表すメッセージが表示部70に表示される。
なお、上述した中止部245、指示受付部246及び判定部247は、ハードウェアロジックによって構成してもよいし、CPU241が所定のプログラムを実行することにより、ソフトウェア的に構築されてもよい。
図9及び図10は本発明の実施の形態1に係る複合機100における、汚れ検出と、汚れ検出に基づく処理とを説明するフローチャートである。以下においては、説明の便宜上、原稿の表面を読み取る際に用いられる読取窓236の汚れ検出及び汚れ検出に基づく処理の場合について説明する。また、ユーザは複数枚(5枚)の原稿束をコピーするものとする。
まず、ユーザは、原稿束を原稿載置台216に載置した後、操作パネル60を適宜操作して該原稿束のコピーを指示する。画像読取部20のCPU241は、操作パネル60を介して斯かるコピー指示を受け付けた場合、ドライバ207及びドライバ208を制御して、原稿載置台216に載置された原稿束の自動搬送及び読取を行なう(ステップS101)。原稿は所定のインタバルをおいて、1枚ずつ搬送され、読取窓236の上部を通過する際、上述したように原稿の読取が行なわれる。読み取られた原稿の画像データはRAM243に記憶される。
1枚目原稿の読取が終わった後、2枚目が原稿搬送路Fに沿って搬送されるが、2枚目が読取窓236の上部を通過する前、経路センサ238の検知結果に基づき、CPU241が汚れ検出部237に汚れ検出を指示する。CPU241の指示に応じて、走査方向のスキャンが行なわれ、汚れ検出部237は読取窓236の汚れ具合を検出する(ステップS102)。汚れ検出部237による汚れ検出については既に説明しており、詳しい説明を省略する。
次いで、CPU241は、汚れ検出部237によって検出された白レベル値に、閾値を下回る箇所があるか否かを判定する(ステップS103)。CPU241は、検出された白レベル値に、閾値を下回る箇所がないと判定した場合(ステップS103:NO)、直前に読取が行なわれた原稿が最終枚か否かを判定する(ステップS113)。斯かる判定は、経路センサ238及び原稿センサ235の検知結果に基づいて行なわれる。
CPU241は直前に読取が行なわれた原稿が最終枚でないと判定した場合(ステップS113:NO)、処理をステップS101に戻し、2枚目原稿を読取窓236の上部に搬送させて、読取を行なう。
また、CPU241によって直前に読取が行なわれた原稿が最終枚であると判定された場合(ステップS113:YES)、処理は終了する。
一方、ステップS103にて、検出された白レベル値に、閾値を下回る箇所があるとCPU241によって判定された場合(ステップS103:YES)、中止部245はドライバ207及びドライバ208を制御して、原稿の搬送及び読取を一時中止させる(ステップS104)。
図11は本発明の実施の形態1に係る複合機100において、原稿の搬送及び読取の中止を説明する説明図である。原稿の搬送及び読取が中止された場合、図11に示すように、読取済みの1枚目原稿は、排出トレイ231に排出されており、未だ読取が行なわれていない2枚目原稿は原稿搬送路Fに残留している状態である。
本発明はこれに限るものでなく、原稿搬送路F内に残留する原稿を全て排出トレイ231に排出した後、原稿の搬送及び読取の中止が行なわれるように構成しても良い。
次いで、表示制御部244は、原稿の搬送及び読取が中止された旨、及び直前に読取が行なわれた原稿に対応するプレビュー画像を表示部70に表示する(ステップS105)。
図12は本発明の実施の形態1に係る複合機100において、原稿の搬送及び読取の中止の際、表示部70に表示される画面の一例を示す例示図であり、図13は本発明の実施の形態1に係る複合機100において、原稿の搬送及び読取の中止の際、表示部70に表示されるプレビュー画像の一例を示す例示図である。
原稿の搬送及び読取が中止された場合、表示制御部244は、「スジ状の模様が表れる可能性があります。ADF装置の読取窓を清掃してください。」とのテキストと、直前に読み取られた原稿に対応するプレビュー画像を表示する指示を受け付ける「プレビュー確認」ソフトキーと、原稿の搬送及び読取を継続するか否かの指示を受け付ける「はい」及び「いいえ」のソフトキーを、表示部70に表示する。
なお、本発明は、これに限るものでなく、「スジ状の模様が表れる可能性があります。ADF装置の読取窓を清掃してください。」とのテキストのみが表示され、又は原稿の搬送及び読取を継続するか否かの指示を受け付ける「はい」及び「いいえ」のソフトキーのみが表示されるように構成しても良い。
例えば、ユーザが「プレビュー確認」ソフトキーをタッチ操作した場合、表示制御部244は、図13に示すように、直前に読み取られた1枚目原稿に対応するプレビュー画像を表示部70に表示する。従って、ユーザは、斯かるプレビュー画像を視認しながら、原稿の搬送及び読取を継続するか否かを選択できる。
この際、CPU241は原稿の搬送及び読取を継続する指示を受け付けたか否かを判定する(ステップS106)。斯かる判定は、CPU241がCPU241は表示部70(タッチパネル)からの信号を監視することにより行なわれる。
例えば、ユーザが図12の「はい」ソフトキーをタッチ操作した場合、CPU241は原稿の搬送及び読取を継続する指示を受け付けたと判定する(ステップS106:YES)。
このように、汚れに起因するスジ状の模様が表れたこと(図13参照)を視認したにもかかわらず、ユーザが原稿の搬送及び読取を続行するよう指示したことは、スジ状の模様の表れを無視しても良いとの意思表示であることから、このようなユーザの意思を以降における処理に反映する。
すなわち、以降における、原稿の搬送及び読取の際、CPU241は汚れ検出部237による汚れの検出を制限する(ステップS114)。
以降、汚れ検出部237による汚れの検出が中断された状態にて、残りの2枚目から5枚目までの原稿の搬送及び読取が行なわれる(ステップS115)。
一方、ステップS106にて、原稿の搬送及び読取を継続する指示を受け付けていないと判定した場合(ステップS106:NO)、CPU241は、ADF212が開けられたか否かを判定する(ステップS107)。
CPU241は、ADF212が開けられなかったと判定した場合(ステップS107:NO)、原稿の搬送及び読取をキャンセルする指示を受け付けたか否かを判定する(ステップS112)。斯かる判定は、CPU241が図12の「いいえ」ソフトキーの操作如何を監視することにより行なわれる。
例えば、ユーザが前記「いいえ」ソフトキーをタッチ操作した場合、CPU241は、原稿の搬送及び読取をキャンセルする指示を受け付けたと判定し(ステップS112:YES)、この後、処理は終了する。
また、所定時間、ユーザによる前記「いいえ」ソフトキーのタッチ操作がされない場合、CPU241は、原稿の搬送及び読取をキャンセルする指示を受け付けていなかったと判定し(ステップS112:NO)、処理をステップS106に戻す。
一方、CPU241が、ステップS107にて、ADF212が開けられたと判定した場合(ステップS107:YES)、表示制御部244は、表示部70に、中止している原稿の搬送及び読取を再開する指示を受け付けるためのソフトキーを表示する。
なお、本発明は、これに限るものでない。ステップS112において、例えば、ユーザが操作パネル60のストップキーを操作し、又は原稿載置台216に載置されている原稿を抜き取った場合、CPU241が原稿の搬送及び読取をキャンセルする指示として受け付けるように構成しても良い。
図14は本発明の実施の形態1に係る複合機100において、原稿の搬送及び読取を再開する指示を受け付ける受付画面の一例を示す例示図である。上述したように、原稿の搬送及び読取が中止された際にADF212が開けられた場合は、ユーザによる読取窓236の汚れの除去が想定されるので、前記受付画面を表示部70に表示し、原稿の搬送及び読取を再開する指示をユーザから受け付ける。
図14の受付画面には、原稿の搬送及び読取を再開する指示を受け付ける「はい」ソフトキーと、原稿の搬送及び読取を再開しない指示を受け付ける「いいえ」ソフトキーが表示されており、清掃を終えたユーザは必要に応じて何れかのソフトキーをタッチ操作する。
この際、CPU241は、前記受付画面の「はい」ソフトキー及び「いいえ」ソフトキーを監視することにより、原稿の搬送及び読取を再開する指示を受け付けたか否かを判定する(ステップS108)。
例えば、ユーザが前記受付画面の「いいえ」ソフトキーをタッチ操作した場合、CPU241は原稿の搬送及び読取を再開する指示を受け付けなかったと判定し(ステップS108:NO)、処理を終了する。
一方、ユーザが前記受付画面の「はい」ソフトキーをタッチ操作した場合、CPU241は原稿の搬送及び読取を再開する指示を受け付けたと判定し(ステップS108:YES)、読取窓236の汚れ具合を再検出するよう汚れ検出部237に指示する。
CPU241の指示に応じて、汚れ検出部237は読取窓236の汚れ具合(白レベル値)を再検出する(ステップS109)。
次いで、CPU241は、汚れ検出部237によって再検出された白レベル値に、閾値を下回る箇所があるか否かを判定する(ステップS110)。CPU241は、再検出された白レベル値に、閾値を下回る箇所がないと判定した場合(ステップS110:NO)、処理をステップS101に戻し、2枚目原稿の搬送及び読取が行なわれる。
一方、再検出された白レベル値に、閾値を下回る箇所があるとCPU241によって判定された場合(ステップS110:YES)、表示制御部244は再度の清掃を催促する旨のメッセージを表示部70に表示する(ステップS111)。以降、処理はステップS106に戻る。
図15は本発明の実施の形態1に係る複合機100における、再度の清掃を催促する画面の一例を示す例示図である。斯かる画面には、「スジ状の模様が表れる可能性があります。ADF装置の読取窓をもう一度清掃してください。」とのテキストが表示されている。
以上の記載においては、読取窓236の汚れを検出し、検出の結果に基づいて処理を行なう場合を例にして説明したが、本発明にこれに限るものでない。原稿の裏面を読み取る際に用いられる読取窓232の汚れ検出及び検出結果に基づく処理についても適用できることは言うまでもない。
(実施の形態2)
図16は本発明の実施の形態2の複合機100における、画像読取部20の要部構成を示す機能ブロック図である。実施の形態2に係る画像読取部20は、動作を行なうためのコンピュータプログラムが、I/F205を介してCD−ROM等の可搬型記録媒体Aで提供することも可能であるように構成されている。さらに、実施の形態2に係る画像読取部20は、前記コンピュータプログラムを、外部装置から図示しない通信部を介してダウンロードすることも可能であるように構成されている。以下に、その内容を説明する。
実施の形態2に係る画像読取部20は外装(又は内装)の記録媒体読み取り装置(図示せず)を備えており、該記録媒体読み取り装置に、原稿と原稿との間にて、読取窓の汚れを検出させ、検出結果に基づき、原稿の搬送を中止させ、原稿の搬送が中止された場合、その旨を表示部に表示させるプログラム等が記録された可搬型記録媒体Aを挿入して、例えば、CPU241がROM242にこのプログラムをインストールする。かかるプログラムはRAM243にロードして実行される。これにより、本発明の実施の形態2に係る画像読取部20として機能する。
前記記録媒体としては、いわゆるプログラムメディアであっても良く、磁気テープ及びカセットテープ等のテープ系、フレキシブルディスク及びハードディスク等の磁気ディスク並びにCD−ROM/MO/MD/DVD等の光ディスクのディスク系、ICカード(メモリカードを含む)/光カード等のカード系、あるいはマスクROM、EPROM、EEPROM、フラッシュROM等による半導体メモリを含めた固定的にプログラムコードを担持する媒体であっても良い。
前記通信部を介してネットワークからプログラムコードをダウンロードするように流動的にプログラムコードを担持する媒体であっても良い。なお、このように通信ネットワークからプログラムをダウンロードする場合には、そのダウンロード用のプログラムは予め本体装置に格納しておくか、あるいは別な記録媒体からインストールされるものであっても良い。なお、本発明は、前記プログラムコードが電子的な伝送で具現化された、搬送波に埋め込まれたコンピュータデータ信号の形態でも実現され得る。
実施の形態1と同様の部分については、同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
20 画像読取部
40 画像出力部(画像形成手段)
70 表示部
100 複合機
201 読取制御部
212 ADF(蓋体)
232 読取窓
236 読取窓
237 汚れ検出部
241 CPU
244 表示制御部(直前画像表示手段)
245 中止部
246 指示受付部
247 判定部
A 記録媒体
F 原稿搬送路

Claims (8)

  1. 読取窓を介して、搬送される原稿の画像を読み取る画像読取装置において、
    複数枚の原稿が搬送される場合、原稿と原稿との間にて、前記読取窓の汚れを検出する検出手段と、
    該検出手段の検出結果に基づき、原稿の搬送を中止させる中止手段と、
    原稿の搬送が中止された場合、その旨を表示する表示部と
    を備えることを特徴とする画像読取装置。
  2. 原稿の搬送が中止された場合、直前に読み取られた原稿に対応するプレビュー画像を前記表示部に表示する直前画像表示手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の画像読取装置。
  3. 原稿の搬送を再開する指示を受け付ける指示受付手段を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像読取装置。
  4. 原稿の搬送路が形成されており、前記読取窓を覆う蓋体と、
    前記指示受付手段が原稿の搬送を再開する指示を受け付けた場合、前記蓋体が開けられたか否かを判定する判定手段とを備え、
    前記蓋体が開けられたと判定された場合、前記検出手段は前記読取窓の汚れを再検出するように構成されていることを特徴とする請求項3に記載の画像読取装置。
  5. 請求項1から4の何れかに記載の画像読取装置と、
    該画像読取装置が読み取った原稿の画像をシート上に形成する画像形成手段と
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  6. 搬送される原稿の画像を読取窓を介して読み取り、該読取窓の汚れを検出する検出部と表示部とを備える画像読取装置にて、原稿を読み取る読取方法において、
    複数枚の原稿が搬送される場合、原稿と原稿との間にて、前記読取窓の汚れを検出する検出ステップと、
    該検出ステップでの検出結果に基づき、原稿の搬送を中止させる中止ステップと、
    原稿の搬送が中止された場合、その旨を前記表示部に表示するステップと
    を含むことを特徴とする読取方法。
  7. 搬送される原稿の画像を読取窓を介して読み取り、該読取窓の汚れを検出する検出部と表示部とを備える画像読取装置を構成するコンピュータに、原稿の読取を行わせるコンピュータプログラムにおいて、
    コンピュータに、複数枚の原稿が搬送される場合、原稿と原稿との間にて、前記読取窓の汚れを検出させる検出ステップと、
    コンピュータに、前記検出ステップでの検出結果に基づき、原稿の搬送を中止させる中止ステップと、
    コンピュータに、原稿の搬送が中止された場合、その旨を前記表示部に表示させるステップと
    を実行させることを特徴とするコンピュータプログラム。
  8. 請求項7に記載のコンピュータプログラムを記録してあることを特徴とするコンピュータでの読み取りが可能な記録媒体。
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