JP7331492B2 - 画像読取装置 - Google Patents

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Description

本発明は、セットされた原稿を搬送し、搬送される原稿を読み取る画像読取装置に関する。
画像読取装置に原稿搬送装置を取り付けることがある。原稿搬送装置は、セットされた原稿束のなかから1枚ずつ原稿を送り出す。送り出された原稿が読み取られる。原稿の読み取りにより、画像データが生成される。そして、ステープル針で綴じた原稿束がセットされることがある。ステープル針で綴じたままだと、原稿を送り出せない。原稿を送り出せば、原稿の引きちぎりや、原稿の詰まりが生じてしまう。ステープル針で綴じられたままでは、原稿搬送と読み取りを行うことができない。
ステープル針で綴じられた原稿束を搬送するための技術の一例が特許文献1に記載されている。特許文献1には、原稿載置トレイ上の原稿を1枚ずつ分離して原稿読取り部に給送させ、原稿の給送に先立ち、原稿載置トレイ上の原稿の綴じ部を切断する自動原稿送り装置が記載されている。この構成により、原稿が綴じられていても、原稿の破損、給紙ジャムを発生させずに自動給送しようとする(特許文献1:請求項1、段落[0006]参照)。
特開平08-015927号公報
綴じられた原稿束が、誤って、原稿トレイにセットされることがある。綴じられた原稿束がセットされたとき、原稿の搬送を開始すべきではない。例えば、原稿束のステープル針を外し、綴じられなくなった原稿束を再セットする必要がある。ステープル針を外したくない場合は、原稿を1枚ずつ原稿台(コンタクトガラス)を用いて読み取る必要がある。いずれを選択するか(綴じられた原稿束をどのように扱うか)は、使用者に委ねるべきである。
尚、特許文献1記載の自動原稿送り装置では、使用者に確認することなく、原稿の綴じ部を切断する。契約書や機密書類のような重要な書類をセットした場合、使用者に確認することなく、綴じ部を切断してしまう。特許文献1記載の技術では、どのような書類でも切断してしまう点で問題がある。
本発明は、上記従来技術の問題点に鑑みてなされたものであり、ステープル針で綴じられた原稿を誤って搬送することを防ぎ、適切な原稿読み取りを促す。
上記課題を解決するため、請求項1に係る画像読取装置は、原稿トレイ、原稿セットセンサー、給紙回転体、画像読取部、ステープル針検知部、表示パネル、制御部を含む。前記原稿トレイには、複数枚の原稿をセットすることが可能である。前記原稿セットセンサーは、前記原稿トレイへの原稿セットを検知する。前記給紙回転体は、前記原稿トレイにセットされた前記原稿と接する。前記給紙回転体は、前記原稿を読取位置に向けて送り出す。前記画像読取部は、搬送される前記原稿を読み取る。前記ステープル針検知部は、前記原稿トレイにセットされた原稿束に付されたステープル針を検知する。前記表示パネルは表示を行う。前記制御部は、前記原稿セットセンサーの出力に基づき、前記原稿トレイへの原稿セットを認識する。前記原稿トレイへの原稿セットを認識したとき、前記ステープル針検知部の出力に基づき、前記制御部は、セットされた前記原稿がステープルされているか否かを判定する。前記ステープルされていると判定したとき、前記制御部は、前記ステープル針で綴じられていること、及び、前記原稿を搬送できないことを前記表示パネルに表示させる。
本発明によれば、綴じられた原稿が原稿トレイにセットされた場合、警告して適切な原稿読み取りを促すことができる。ステープル針で綴じられた原稿を誤って搬送することを防ぐことができる。
実施形態に係る複合機の一例を示す図である。 実施形態に係る原稿搬送装置を示す図である。 実施形態に係る原稿搬送装置を示す図である。 実施形態に係るステープル針検知部の設置例を示す図である。 実施形態に係る複合機での原稿セット時の処理の一例を示す図である。 実施形態に係るメッセージ表示画面の一例を示す図である。 実施形態に係るメッセージ表示画面の一例を示す図である。
以下、図1~図7を用い、実施形態に係る画像読取装置の一例を説明する。画像読取装置として複合機100を例に挙げて説明する。但し、各実施の形態に記載される構成、配置等の各要素は、発明の範囲を限定せず単なる説明例にすぎない。
(複合機100)
図1に基づき、実施形態に係る複合機100の一例を説明する。図1は、実施形態に係る複合機100の一例を示す図である。
図1に示すように、複合機100は、主制御部1、記憶部2、画像読取部3、原稿搬送装置4、操作パネル5、印刷部6を含む。
主制御部1は複合機100の動作を制御する。主制御部1は、コピーや送信のようなジョブでの動作を制御する。主制御部1は、制御回路10、画像データ生成回路11、画像処理回路12、通信部13を含む基板である。制御回路10は、例えば、CPUである。制御回路10は、ジョブに関する処理、演算を行う。
画像データ生成回路11は、画像読取部3が原稿を読み取って出力したアナログ画像信号に基づき、読取画像データを生成する。画像データ生成回路11は、アナログ画像信号を処理する回路として、例えば、増幅回路、オフセット回路、A/D変換回路を含む。A/D変換回路は、増幅回路、オフセット回路が調整したアナログ画像信号をディジタルデータ(画像データ)に変換する。例えば、画像データ生成回路11は、グレー(モノクロ)の読取画像データを生成する(カラーでもよい)。画像データ生成回路11は、1画素8ビット又は10ビットの画像データを生成する。画像処理回路12は画像処理を行う。画像処理回路12は、読取画像データを処理し、印刷又は送信用の画像データを生成する。画像処理回路12は、例えば、ASIC(画像処理用に設計、開発された集積回路)である。
通信部13は通信回路、通信メモリーを含む。通信部13はコンピューター200やFAX装置300と通信する。コンピューター200は、例えば、PCやサーバーである。操作パネル5は宛先の設定を受け付ける。主制御部1は、設定された宛先に向けて、原稿の読み取りに基づく画像データを通信部13に送信させる(スキャン送信、FAX送信)。また、通信部13は、コンピューター200やFAX装置300からの印刷用データを受信する。主制御部1は、受信した印刷用データに基づき印刷部6に印刷させる(プリントジョブ、FAX受信印刷)。
記憶部2はRAM20を含む。また、記憶部2は、ROM21、ストレージ22(HDD又はSSD)を含む。主制御部1は、記憶部2のプログラムやデータに基づき、各部を制御する。
原稿搬送装置4、画像読取部3の詳細は後述する。
操作パネル5は使用者の設定を受け付ける。操作パネル5は、表示パネル51、タッチパネル52、ハードキー53を含む。主制御部1は、メッセージや、設定用画面を表示パネル51に表示させる。また。主制御部1は、操作用画像を表示パネル51に表示させる。操作用画像は、例えば、ボタン、キー、タブである。タッチパネル52の出力に基づき、主制御部1は、操作された操作用画像を認識する。ハードキー53は、スタートキーやテンキーを含む。タッチパネル52、ハードキー53は使用者の設定操作(ジョブに関する操作)を受け付ける。例えば、操作パネル5は、原稿の読取のモードの設定を受け付ける。主制御部1は操作パネル5の出力に基づき、設定内容を認識する。
印刷部6は、給紙部61、用紙搬送部62、画像形成部63、定着部64を含む。給紙部61は給紙カセット、ピックアップローラーを含む。給紙カセットは用紙を収容する。ピックアップローラーは用紙を送り出す。印刷ジョブのとき、主制御部1は用紙を給紙部61に供給させる。用紙搬送部62は、用紙搬送用の搬送ローラー対、搬送モーター48を含む。搬送ローラー対は用紙を搬送する。搬送モーター48は搬送ローラー対を回転させる。主制御部1は用紙を用紙搬送部62に搬送させる。
画像形成部63は、例えば、感光体ドラム、帯電装置、露光装置、現像装置、転写ローラーを含む。主制御部1は画像データに基づくトナー像を画像形成部63に形成させる。主制御部1は搬送用紙へのトナー像の転写を画像形成部63に行わせる。定着部64は、ヒーター、定着用回転体、定着用モーターを含む。ヒーターは定着用ローラーを熱する。用紙は定着用回転体と接しつつ搬送される。これにより、トナー像が用紙に定着する。主制御部1は転写されたトナー像の用紙への定着を定着部64に行わせる。用紙搬送部62は印刷済み用紙を機外に排出する。
(原稿搬送装置4、画像読取部3)
次に、図2~図4を用いて、実施形態に係る原稿搬送装置4と画像読取部3を説明する。図2、図3は、実施形態に係る原稿搬送装置4を示す図である。図4は、実施形態に係るステープル針検知部7の設置例を示す図である。
画像読取部3は搬送読取用コンタクトガラス31(読取位置)と原稿台32(テーブル読取用コンタクトガラス)を含む。各コンタクトガラスは画像読取部3の上面に配される。原稿搬送装置4(原稿トレイ41)に原稿がセットされているとき、主制御部1は、搬送読取を画像読取部3に行わせる。搬送読取は、原稿搬送装置4が搬送する原稿の読み取りである。搬送読取を行うとき、使用者は、1又は複数枚の原稿を原稿トレイ41(原稿搬送装置4)にセットする。
原稿搬送装置4(原稿トレイ41)に原稿がセットされていないとき、主制御部1は、テーブル読取を画像読取部3に行わせる。テーブル読取は、原稿台32にセットされた原稿の読み取りである。テーブル読取を行うとき、使用者は原稿台32の一面(上側の面)に原稿をセットする。
画像読取部3は、キャリッジ33、ベルト34、第1プーリー35、第2プーリー36、移動用モーター37(図3参照)を含む。キャリッジ33はCIS方式のスキャンユニットである。画像読取部3は、CCD方式の読取ユニットを含んでもよい。
ベルト34は無端状である。ベルト34は各プーリーにかけ回される。ベルト34とキャリッジ33は接続される。移動用モーター37は第1プーリー35又は第2プーリー36に駆動を伝達する。移動用モーター37は正逆回転可能である。キャリッジ33を移動させるとき、主制御部1は移動用モーター37を回転させる。これにより、ベルト34が周回する。ベルト34の周回にあわせ、キャリッジ33は水平方向(副走査方向、主走査方向と垂直な方向、図2の左右方向)で移動する。キャリッジ33は、テーブル読取用コンタクトガラスの他面側(下側)で移動する。
キャリッジ33は光源38、レンズ、イメージセンサー39を含む(図3参照)。原稿を読み取るとき、主制御部1は光源38を点灯させる。光源38は各コンタクトガラスと原稿に光を照射する。光源38は、例えば、LEDである。レンズは原稿の反射光をイメージセンサー39の各受光素子に導く。イメージセンサー39はテーブル読取用コンタクトガラスに置かれた原稿、又は、搬送される原稿を読み取る。イメージセンサー39は、ラインセンサーである。イメージセンサー39は複数の受光素子(光電変換素子、画素)を含む。受光素子が並ぶ方向が主走査方向である。
受光素子は、原稿で反射された光を受光する。各受光素子は、受光量(反射光量)に応じたアナログ画像信号を出力する。アナログ画像信号は主制御部1に入力される。主制御部1の画像データ生成回路11は、入力されたアナログ画像信号に基づき、読取画像データを生成する。
搬送読取のとき、主制御部1は、キャリッジ33を搬送読取用コンタクトガラス31の下方に移動させる。キャリッジ33は、搬送読取用コンタクトガラス31の上を通過する原稿を読み取る。テーブル読取のとき、主制御部1は、原稿台32の下方を、副走査方向で所定の速度で移動させる。移動中に、キャリッジ33は、原稿台32にセットされた原稿を読み取る。
原稿搬送装置4は画像読取部3の上方に設けられる。原稿搬送装置4は、読取位置(画像読取部3の搬送読取用コンタクトガラス31)に向けてセットされた原稿を搬送する。原稿搬送装置4は、1枚ずつ原稿を搬送する。原稿搬送装置4は画像読取部3に取り付けられる。原稿搬送装置4は、図2の紙面奥側を支点として上下方向に開閉する。原稿搬送装置4は、画像読取部3の各コンタクトガラスを上方から押さえるカバーとしても機能する。
図2に示すように、原稿搬送装置4は、上流側から順に、原稿トレイ41、給紙ローラー42(給紙回転体に相当)、分離搬送部43、複数の搬送ローラー対44a、44b、44c、44d、排出ローラー対44e、原稿排出トレイ45を含む。
原稿トレイ41は、原稿をセットする部分である。給紙ローラー42(給紙回転体に相当)、分離搬送部43、複数の搬送ローラー対44a、44b、44c、44d、排出ローラー対44eは、原稿を搬送する回転体である。送り出された原稿は、原稿排出トレイ45に排出される。
また、図3に示すように、原稿搬送装置4は、搬送制御部40(制御部に相当)、給紙モーター46、分離モーター47、搬送モーター48、原稿セットセンサー49、昇降モーター410、上限検知センサー411を含む。
搬送制御部40は主制御部1と接続される。搬送制御部40は、搬送制御回路(CPU)、メモリー40b(RAMやROM)、モーター制御回路40cを含む。モーター制御回路40c(モータードライバーIC)は、原稿搬送装置4内の各モーターの回転、停止、回転速度を制御する。搬送制御部40は、CPU、RAM、ROM、IC、入出力用の端子を含む基板である。制御部は、搬送制御部40に指示を与え、原稿搬送装置4の動作を制御する。搬送制御部40は、制御部の指示を受け、原稿搬送装置4の動作を実際に制御する。給紙モーター46、分離モーター47、搬送モーター48は、原稿を搬送する回転体を回転させるためのモーターである。
搬送制御部40は、原稿セットセンサー49の出力に基づき、原稿が原稿トレイ41にセットされているか否かを認識する。例えば、原稿セットセンサー49は透過型の光センサーである。この場合、原稿セットセンサー49は、発光部(例えば、LED)、受光部(例えば、フォトトランジスタ)、アクチュエーターを含む。発光部は、受光部の受光面に向けて光を照射する。受光部の出力は、受ける光の大きさにより変化する。アクチュエーターは回動し、付勢されている。セットされている原稿がないとき、アクチュエーターの一部が原稿トレイ41の上面から突出する。アクチュエーターは、発光部から受光部への光を遮らない。原稿がセットされると、アクチュエーターは原稿に押され、原稿トレイ41の上面よりも下に移動する。アクチュエーターが下降したとき、アクチュエーターは、発光部から受光部への光を遮る。原稿がセットされているか否かにより、原稿セットセンサー49の出力レベルが変化する。
原稿セットセンサー49の出力は、搬送制御部40に入力される。原稿セットセンサー49の出力レベルに基づき、搬送制御部40は、原稿トレイ41に原稿がセットされているか否かを認識できる。なお、原稿セットセンサー49の出力レベルが変わるごとに、搬送制御部40は、原稿トレイ41に原稿がセットされているか否かを主制御部1に通知する。主制御部1も、原稿トレイ41に原稿がセットされているか否かを認識できる。
原稿トレイ41の下流側部分には、昇降部41aとなっている。昇降部41aは原稿トレイ41の一部である。原稿がセットされると、昇降部41aの上にも原稿がある。昇降モーター410は、昇降部41aを昇降させるためのモーターである。上限検知センサー411は、昇降部41aが上限位置まで上昇したことを検知するためセンサーである。昇降部41aの上流側端部に回転軸41bが設けられる。昇降モーター410は、この回転軸41bを回転させる。
ここで、給紙ローラー42は、昇降部41aの上方に設けられる。給紙ローラー42は上下方向で揺動可能である。給紙ローラー42は、揺動可能に支持部材42aに支持される。例えば、支持部材42aは、従動ローラー43c(詳細は後述)の回転軸41bにかけられる。そして、上限検知センサー411は、給紙ローラー42が上限まで上昇したことを検知するセンサーである。
上限検知センサー411は、例えば、透過型の光センサーである。昇降部41aが上昇すると原稿と給紙ローラー42が接する。昇降部41aが上昇を続けると、原稿とともに給紙ローラー42も持ち上げられる。上限まで給紙ローラー42が持ち上げられると、給紙ローラー42に設けられた突起が上限検知センサー411を遮光する。給紙ローラー42が上限位置にあるときとないときとで出力レベルが変化する。上限検知センサー411の出力は、搬送制御部40に入力される。上限検知センサー411の出力に基づき、搬送制御部40は、給紙ローラー42が上限位置にあるか否かを認識する。
さらに、原稿搬送装置4はステープル針検知部7を含む。ステープル針検知部7は、原稿トレイ41にセットされた原稿(原稿束)に付されたステープル針を検知する。ステープル針検知部7の出力は、搬送制御部40に入力される。ステープル針検知部7の出力に基づき、搬送制御部40は、セットされた原稿(原稿束)がステープルされているか否かを判定する。
ステープル針検知部7は、センサー制御回路70と、複数の検知センサーを含む。検知センサーは、セットされた原稿の上方に設けられる。検知センサーは、例えば、金属を検知するセンサーである。この場合、検知センサーはコイルを含む。センサー制御回路70は、予め定められた周波数の電流を、各検知センサーのコイルに流す。コイルの周りに磁界が発生する。
ステープル針は金属製である。検知センサーの検知範囲内にステープル針があるとき、コイルからの磁界を受け、ステープル針で電流が流れる。その結果、ステープル針に二次的な磁界が生ずる。二次的な磁界によりコイルに電流が流れる。この電流の有無に基づき、センサー制御回路70は、ステープル針の有無を認識できる。センサー制御回路70と搬送制御部40は通信する。センサー制御回路70との通信に基づき、搬送制御部40は、検知センサーがステープル針を検知したか否かを認識できる。
ここで、原稿トレイ41は、原稿を規制する規制カーソル対412を含む。規制カーソル対412は原稿搬送方向と垂直な方向で移動できる。規制カーソル対412は連動する。規制カーソル対412をスライド移動させて、規制カーソル対412で原稿を挟む。これにより、原稿の位置がずれない。そして、原稿束の隅をステープル針で綴じることが多い。そこで、各規制カーソルに検知センサー(第1検知センサー71、第2検知センサー72)を設けることができる。
図4を用いて、検知センサーの設置例を説明する。図4は、原稿トレイ41を上方から見た場合の模式図である。図4において、破線矩形は、検知センサーの検知範囲の一例を示す。例えば、第1検知センサー71は、原稿搬送方向と垂直な方向で一方側(複合機100の手前側)に設けられる。第1検知センサー71は、原稿搬送方向下流側、かつ、原稿搬送方向と垂直な方向で一方側の隅部分を検知範囲とする。また、第2検知センサー72は、原稿搬送方向と垂直な方向で他方側(複合機100の奥側)に設けられる。第2検知センサー72は、原稿搬送方向下流側、かつ、原稿搬送方向と垂直な方向で他方側の隅部分を検知範囲とする。
また、原稿搬送方向と垂直な方向の中央で、原稿をステープル針で綴じることもある。
そこで、原稿搬送方向下流側、かつ、原稿搬送方向と垂直な方向の中央を検知するための第3検知センサー73を設けてもよい。例えば、第3検知センサー73は、原稿トレイ41の内部に設けられる。又は、第3検知センサー73は、原稿トレイ41の上面(表面)に埋め込まれてもよい。
搬送制御部40は、各検知センサーの出力に基づき、原稿束がステープル針で綴じられているか否かを判定する。金属検知時のレベルを出力している検知センサーが1つでもあるとき、搬送制御部40は、原稿束がステープル針で綴じられていると判定する。金属検知時のレベルを出力している検知センサーが1つもないとき、搬送制御部40は、原稿束がステープル針で綴じられていないと判定する。
また、各検知センサーは、カメラ(2次元イメージセンサー)でもよい。この場合、第1検知センサー71は、原稿束のうち、原稿搬送方向下流側、かつ、原稿搬送方向と垂直な方向で一方側の隅部分を撮影する。第2検知センサー72は、原稿束のうち、原稿搬送方向下流側、かつ、原稿搬送方向と垂直な方向で他方側の隅部分を撮影する。第3検知センサー73は、原稿束のうち、原稿搬送方向下流側、かつ、原稿搬送方向と垂直な方向の中央を撮影する。センサー制御回路70は、各検知センサーによる撮影を制御する。
各検知センサーがイメージセンサー39の場合、搬送制御部40は、各検知センサーが出力するアナログ画像信号を処理し、3つの撮影データ(ディジタルデータ)を生成する。搬送制御部40は、各撮影データにステープル針が撮影されているか否かを確認する。例えば、搬送制御部40は、テンプレートマッチング処理を行って、ステープル針が撮影されているか否かを確認する。搬送制御部40にテンプレートマッチング処理の画像処理を行う回路を設けてもよい。
例えば、記憶部2は、テンプレートマッチング処理で用いる標準パターン画像を不揮発的に記憶する。標準パターン画像は、ステープル針の画像である。例えば、搬送制御部40は、SSD法(Sum of Squared Difference)を用いる。標準パターン画像との類似度が閾値以上の画像をいずれかの撮影データが含むとき、搬送制御部40は、原稿束がステープル針で綴じられていると判定する。標準パターン画像との類似度が閾値以上の画像を含む撮影データがないとき、搬送制御部40は、原稿束がステープル針で綴じられていないと判定する。
セットされた原稿束が綴じられておらず、かつ、給紙ローラー42と最上位の原稿が接している状態で操作パネル5が原稿読み取り開始指示(スタートボタンの操作)を受け付けると、主制御部1は、搬送制御部40に原稿搬送の指示を出す。原稿を読み取るジョブには、例えば、コピージョブやスキャン送信ジョブがある。
搬送制御部40は、主制御部1から指示を受け、給紙モーター46、分離モーター47、搬送モーター48を動作させる。具体的に、給紙モーター46を回転させると、給紙ローラー42が回転する。給紙ローラー42の回転により、原稿トレイ41にセットされた原稿のうち、最上位の原稿が原稿搬送路413に送り出される。
分離搬送部43は、給紙ベルト43a、分離ローラー414を含む。給紙ベルト43aは、駆動ローラー43bと従動ローラー43cにかけ回される。搬送制御部40は給紙モーター46を回転させる。これにより、駆動ローラー43bが回転し、給紙ベルト43aが周回する。給紙ベルト43aは、給紙ローラー42から送られた原稿を、搬送方向下流側に送る。
分離ローラー414は、給紙ベルト43aの下側に設けられる。また、分離ローラー414は、給紙ベルト43aと接する。分離モーター47は、分離ローラー414を回転させる。給紙モーター46にあわせて、分離ローラー414は、原稿を原稿トレイ41に送り返す方向に回転する。原稿の重送が生じているとき、下側の原稿を分離し、原稿トレイ41方向に送り返す。
搬送ローラー対44a、44b、44c、44d、排出ローラー対44eは、原稿を原稿搬送路413に沿って搬送する。原稿は、最終的に原稿排出トレイ45に排出される。搬送モーター48は、搬送ローラー対44a、44b、44c、44dと排出ローラー対44eを回転させる。原稿搬送時、搬送制御部40は、搬送モーター48を回転させる。
(原稿セット時の処理)
次に、図5~図7を用いて、実施形態に係る複合機100での原稿セット時の処理の一例を説明する。図5は、実施形態に係る複合機100での原稿セット時の処理の一例を示す図である。図6、図7は、実施形態に係るメッセージ表示画面54の一例を示す図である。
原稿トレイ41への原稿セット(原稿セットセンサー49による原稿セットの検知)があったとき、搬送制御部40は、原稿を搬送するための処理を行う。図5を用いて、原稿セット時の処理の一例を説明する。
図5のスタートは、原稿セットセンサー49の出知力に基づき、搬送制御部40が原稿のセットを認識した時点である。まず、搬送制御部40は昇降部41aを上昇させる(ステップ♯11)。具体的に、搬送制御部40は、昇降部41aが上昇する方向に昇降モーター410を回転させる。これにより、昇降部41aの回転軸41bが回転する。昇降部41aの下流側端部が上昇する。
また、搬送制御部40は、厚さ検出用時間の計測を開始する(ステップ#12)。厚さ検出用時間の計測開始時点は、昇降モーター410の回転を開始した時点である。昇降部41aの上昇により、やがで、セットされた原稿のうちの最上位の原稿と給紙ローラー42と当接する。
昇降部41aの上昇開始後、上限検知センサー411が給紙ローラー42の上限到達を検知したとき、搬送制御部40は、昇降部41aの上昇を停止させる(ステップ#13)。具体的に、搬送制御部40は、昇降モーター410の回転を停止する。さらに、搬送制御部40は、厚さ検出用時間の計測を終了する(ステップ#14)。搬送制御部40は、昇降部41aの上昇開始から終了までの時間を厚さ検出用時間として測る。
ここで、厚さ検出用時間は、セットされた原稿の厚さにより変わる。セットされた原稿が厚いほど、上限到達を検知するまでの時間は短くなる。原稿が厚いほど、上限到達までに要する昇降部41aの上昇量が少なくてすむためである。反対に、セットされた原稿が薄いほど、上限到達を検知するまでの時間は長くなる。原稿が薄いほど、上限到達までに要する昇降部41aを多く上昇させる必要があるためである。
搬送制御部40は、厚さ検出用時間に基づき、セットされた原稿束の厚さを認識する(ステップ#15)。記憶部2は、厚さ検出用データD1を不揮発的に記憶する(図1参照)。厚さ検出用データD1は、厚さ検出用時間に応じて原稿の厚さを定義したテーブルデータである。厚さ検出用データD1では、厚さ検出用時間が短いほど、原稿の厚さとして大きな値が定義される。また、厚さ検出用時間が長いほど、原稿の厚さとして小さな値が定義される。
そして、搬送制御部40は、セットされた原稿の枚数を推定する(ステップ#16)。具体的に、搬送制御部40は、認識した原稿束の厚さを、紙厚基準値R1で除すことにより、セットされた原稿の枚数を推定する。紙厚基準値R1は予め定められる。紙厚基準値R1は、原稿1枚あたりの厚さを示す。記憶部2は紙厚基準値R1を不揮発的に記憶する。操作パネル5は、紙厚基準値R1の設定を受け付けてもよい。この場合、記憶部2は、設定された紙厚基準値R1を不揮発的に記憶する。枚数を推定するとき、搬送制御部40は、記憶部2に記憶された紙厚基準値R1を読み出して計算する。
搬送制御部40は、原稿束がステープルされているか否か(ステープル針で綴じられているか否か)を判定する(ステップ#17)。ステープルされていないとき(ステップ#17のNo)、搬送制御部40は、原稿トレイ41の原稿束の読み取りが可能であること伝えるメッセージを表示パネル51に表示させる(ステップ#18)。そして、搬送制御部40は、本フローチャートの処理を終了する(エンド)。
なお、ステップ♯18を経てフローチャートが終了した場合、操作パネル5は原稿の読み取り開始指示(ジョブの開始指示)を受け付ける。読み取り開始指示がなされたとき、主制御部1は、原稿搬送装置4に原稿を1枚ずつ搬送させる。原稿搬送装置4は、原稿と原稿の間に所定の紙間を設けつつ、連続的に原稿を搬送する。また、主制御部1は、搬送原稿を画像読取部3に読み取らせる。
一方、原稿束がステープルされているとき(ステープル針で綴じられているとき)(ステップ#17のYes)、搬送制御部40は、原稿束がステープル針で綴じられていること、及び、原稿を搬送できないこと伝えるメッセージを表示パネル51に表示させる(ステップ#19)。図6、図7は、メッセージ表示画面54の一例を示す。
さらに、搬送制御部40は、推定枚数が基準枚数S1以上か否かを確認する(ステップ#110)。基準枚数S1は予め定められる。基準枚数S1は、数枚~10枚の中から定められる。基準枚数S1は、推奨する読み取り方法を判断するための値である。操作パネル5は、基準枚数S1の設定を受け付けてもよい。この場合、記憶部2は、設定された基準枚数S1を不揮発的に記憶する。
推定枚数が予め定められた基準枚数S1以上のとき(ステップ#110のYes)、搬送制御部40は、ステープル針を外して原稿を再セットすべきこと薦めるメッセージを表示パネル51に表示させる(ステップ#111、図6参照)。一方、推定枚数が予め定められた基準枚数S1未満のとき(ステップ#110のNo)、搬送制御部40は、原稿台32を用いた原稿読み取りを薦めるメッセージを表示パネル51に表示させる(ステップ#112、図7参照)。
原稿の枚数が多く、原稿台32で1枚ずつ原稿を読み取る作業に時間がかかると予想できるとき、搬送制御部40は、ステープル針を外すことを使用者に薦める。ステープル針を外して原稿搬送装置4を用いる方が、手間がより少ないと認められるとき、搬送制御部40は、ステープル針を外すことを使用者に薦める。
一方、原稿の枚数が少なく、原稿台32で1枚ずつ原稿を読み取るよりもステープル針を外す方が、手間が大きいと予想できるとき、搬送制御部40は、原稿台32を用いた原稿読み取りを使用者に薦める。
ステップ♯111又はステップ♯112に到達すると、搬送制御部40は昇降部41aを下降させる(ステップ#114)。搬送制御部40は、昇降部41aが下降する方向に昇降モーター410を回転させる。その結果、昇降部41aは下限位置(基本位置)まで下降する。原稿束を原稿トレイ41から抜き取りやすくする。また、給紙ローラー42を回転させても原稿は給紙されない。搬送制御部40は、原稿を給紙できない状態とする。なお、ステープル針で綴じられた原稿束がセットされている間、搬送制御部40は、原稿の搬送を開始しない(給紙ローラー42、給紙モーター46)を回転させない。
そして、搬送制御部40は、原稿トレイ41の原稿がなくなったか否かの確認を続ける(ステップ#114のNo→ステップ#114)。原稿トレイ41の原稿がなくなった(原稿がセットされなくなった)とき(ステップ#114のYes)、搬送制御部40は、ステップ#19のメッセージと、ステップ#111又はステップ#112のメッセージの表示を表示パネル51にやめさせる(ステップ#115)。そして、搬送制御部40は、本フローチャートの処理を終了する(エンド)。
このようにして、実施形態に係る画像読取装置(複合機100)は、原稿トレイ41、原稿セットセンサー49、給紙回転体(給紙ローラー42)、画像読取部3、ステープル針検知部7、表示パネル51、制御部(搬送制御部40)を含む。原稿トレイ41には、複数枚の原稿をセットすることが可能である。原稿セットセンサー49は、原稿トレイ41への原稿セットを検知する。給紙回転体は、原稿トレイ41にセットされた原稿と接する。給紙回転体は、原稿を読取位置に向けて送り出す。画像読取部3は、搬送される原稿を読み取る。ステープル針検知部7は、原稿トレイ41にセットされた原稿束に付されたステープル針を検知する。表示パネル51は表示を行う。制御部は、原稿セットセンサー49の出力に基づき、原稿トレイ41への原稿セットを認識する。原稿トレイ41への原稿セットを認識したとき、ステープル針検知部7の出力に基づき、制御部は、セットされた原稿がステープルされているか否かを判定する。ステープルされていると判定したとき、制御部は、ステープル針で綴じられていること、及び、原稿を搬送できないことを表示パネル51に表示させる。
この構成によれば、セットされた原稿束がステープル針で綴じられていることを使用者に知らせることができる。綴じられた原稿束を原稿トレイ41に誤ってセットしていることを知らせることができる。適切な原稿読み取りを促すことかできる。
制御部は、原稿トレイ41にセットされた原稿束の厚さを認識する。制御部は、認識した原稿束の厚さに基づき原稿束に含まれる原稿の枚数を推定する。推定枚数が予め定められた基準枚数S1以上であるとき、制御部は、ステープル針を外して原稿を再セットすべきことを表示パネル51に表示させる。セットされた原稿の枚数が多い場合、1枚ずつの原稿の読み取り作業を繰り返すのは手間である。例えば、原稿が100枚の場合、100回、原稿台32への原稿セットを繰り返さなくてはならない。そこで、この構成によれば、セットされた原稿の枚数が多い場合、ステープル針を外すべきことを使用者に促すことができる。自動的に原稿を搬送して読み取りした方が楽と推測できる場合、ステープル針を外して、原稿トレイ41への原稿の再セットを使用者に促すことができる。
画像読取装置は、原稿を1枚ずつセットする原稿台32を含む。画像読取部3は、原稿台32にセットされた原稿を読み取る。制御部は、推定枚数が基準枚数S1未満のとき、原稿台32を用いた原稿読み取りを薦めるメッセージを表示パネル51に表示させる。セットされた原稿の枚数が少なめの場合、1枚ずつ原稿を読み取っても、手間は比較的少ない。そこで、この構成によれば、セットされた原稿の枚数が少ないと判定できた場合、原稿台32を利用した読み取りを使用者に促すことができる。ステープル針を外さず、原稿台32の利用を促すこともできる。
制御部は、認識した原稿束の厚さを、予め定められた原稿1枚あたりの厚さを示す紙厚基準値R1で除すことにより、セットされた原稿の枚数を推定する。セットされた原稿の枚数(原稿束の枚数)を正確に推定することができる。
ステープル針検知部7は、金属探知によりステープル針が原稿に付されていることを検知する。セットされた原稿がステープルされていることを正確に認識することができる。
以上、本発明の実施形態につき説明したが、本発明の範囲は、これに限定されるものでは、なく、発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加えて実施することができる。
本発明は、モーターを用いて用紙の給紙を行う給紙装置に利用可能である。
100 複合機(画像読取装置) 3 画像読取部
32 原稿台 40 搬送制御部(制御部)
41 原稿トレイ 42 給紙ローラー(給紙回転体)
49 原稿セットセンサー 51 表示パネル
7 ステープル針検知部 R1 紙厚基準値

Claims (5)

  1. 複数枚の原稿をセット可能な原稿トレイと、
    前記原稿トレイへの原稿セットを検知する原稿セットセンサーと、
    前記原稿トレイにセットされた前記原稿と接し、前記原稿を読取位置に向けて送り出す給紙回転体と、
    搬送される前記原稿を読み取る画像読取部と、
    前記原稿トレイにセットされた原稿束に付されたステープル針を検知するステープル針検知部と、
    表示を行う表示パネルと、
    前記原稿セットセンサーの出力に基づき、前記原稿トレイへの原稿セットを認識し、
    前記原稿トレイへの原稿セットを認識したとき、前記ステープル針検知部の出力に基づき、セットされた前記原稿がステープルされているか否かを判定し、
    前記ステープルされていると判定したとき、前記ステープル針で綴じられていること、及び、前記原稿を搬送できないことを前記表示パネルに表示させる制御部と、を含み、
    前記制御部は、
    前記原稿トレイにセットされた前記原稿束の厚さを認識し、
    認識した前記原稿束の厚さに基づき前記原稿束に含まれる前記原稿の枚数を推定し、
    推定枚数が予め定められた基準枚数以上であるとき、前記ステープル針を外して前記原稿を再セットすべきことを前記表示パネルに表示させることを特徴とする画像読取装置。
  2. 前記原稿を1枚ずつセットする原稿台を含み、
    前記画像読取部は、前記原稿台にセットされた前記原稿を読み取り、
    前記制御部は、前記推定枚数が前記基準枚数未満のとき、前記原稿台を用いた原稿読み取りを薦めるメッセージを前記表示パネルに表示させることを特徴とする請求項1に記載の画像読取装置。
  3. 複数枚の原稿をセット可能な原稿トレイと、
    前記原稿トレイへの原稿セットを検知する原稿セットセンサーと、
    前記原稿トレイにセットされた前記原稿と接し、前記原稿を読取位置に向けて送り出す給紙回転体と、
    前記原稿を1枚ずつセットする原稿台と、
    搬送される前記原稿、または、前記原稿台にセットされた前記原稿を読み取る画像読取部と、
    前記原稿トレイにセットされた原稿束に付されたステープル針を検知するステープル針検知部と、
    表示を行う表示パネルと、
    前記原稿セットセンサーの出力に基づき、前記原稿トレイへの原稿セットを認識し、
    前記原稿トレイへの原稿セットを認識したとき、前記ステープル針検知部の出力に基づき、セットされた前記原稿がステープルされているか否かを判定し、
    前記ステープルされていると判定したとき、前記ステープル針で綴じられていること、及び、前記原稿を搬送できないことを前記表示パネルに表示させる制御部と、
    前記制御部は、
    前記原稿トレイにセットされた前記原稿束の厚さを認識し、
    認識した前記原稿束の厚さに基づき前記原稿束に含まれる前記原稿の枚数を推定し、
    定枚数が基準枚数未満のとき、前記原稿台を用いた原稿読み取りを薦めるメッセージを前記表示パネルに表示させることを特徴とする画像読取装置。
  4. 前記制御部は、認識した前記原稿束の厚さを、予め定められた原稿1枚あたりの厚さを示す紙厚基準値で除すことにより、セットされた前記原稿の枚数を推定することを特徴とする請求項2又は3に記載の画像読取装置。
  5. 前記ステープル針検知部は、金属探知により前記ステープル針が前記原稿に付されていることを検知することを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の画像読取装置。
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