JP2008154129A - 原稿読取装置 - Google Patents

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正一 福留
Tomohiko Okada
知彦 岡田
Mitsuharu Yoshimoto
光晴 芳本
Kenji Nakanishi
健二 中西
Hisashi Yamanaka
久志 山中
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Abstract

【課題】 プラテンガラスの汚れかシェーディング補正板の汚れかを明確に判断し、汚れ箇所を告知することで読み取り品位の低下を防止し、不適正なシェーディング補正の解消を図る原稿読取装置の提供。
【解決手段】 原稿の余白部の読み取り処理において、汚れ検出部55が汚れを検出しなかった場合(ST9)、プラテンガラス3の汚れは無いと判断する(ST10)。原稿の余白部の読み取りにおいて、汚れ検出部55が汚れを検出した場合(ST9)、次の原稿との間で、汚れ検出部55は汚れを検出し、ステップST9の状態から汚れが増加したか否かを判定する(ST19)。ステップST19において、汚れが増加したと判定した場合、シェーディング補正板33に汚れがあると判断する(ST20)。ステップST19において、汚れの増加が無いと判定した場合、シェーディング補正板33の汚れはないと判断する(ST25)。
【選択図】 図3

Description

本発明は、複写機、プリンタ、ファクシミリ装置等の画像入力装置として用いられる原稿読取装置に関するものであり、特に、原稿を搬送させながら画像を読み取る方式の原稿読取装置に関するものである。
従来、原稿の画像を読み取る場合、原稿を固定しておいてその画像を読み取る方式(いわゆる原稿固定方式)と、原稿を搬送させながらその画像を読み取る方式(いわゆる原稿搬送方式)とがある。
原稿固定方式による読み取り装置は、たとえば、原稿が載置される原稿載置台(プラテンガラス)と、原稿載置台の上方に固定されたプラテンカバーと原稿載置台の下方に移動可能に設けられており、原稿載置台に載置された原稿に光を照射する照明ランプ、多数の光電変換素子が配列されたCCDセンサ、原稿による反射光をCCDセンサに入力するミラー等の光学素子を含む光学ユニットとを備えている。そして、光学ユニットを原稿の長さ分だけ移動させて、CCDセンサから画像情報を出力することにより、原稿の画像を読み取る。
また、原稿搬送方式による読み取り装置は、たとえば、原稿が載置される原稿トレイと、原稿が排出される原稿排出トレイと、原稿トレイから原稿排出トレイまで原稿を一枚ずつ搬送する原稿送り手段と、原稿の搬送経路に沿って設けられた原稿載置台(プラテンガラス)と、原稿載置台の下方に固定的に設けられており、照明ランプ、CCDセンサ、ミラー等の光学素子を含む光学ユニットとを備えている。そして、原稿載置台上で原稿を搬送させながら、CCDセンサから画像情報を出力することにより、原稿の画像を読み取る。
ところで、これらの読み取り装置では、原稿を原稿載置台上に載置したり、または、原稿載置台上で原稿を搬送させる際に、未定着材料(未乾燥のボールペンインクや修正液など)による原稿の汚れが原稿載置台に付着する場合がある。
たとえば、原稿搬送方式による読み取り装置の場合、読み取り品位向上のために、原稿を原稿載置台(プラテンガラス)に擦り合わせて搬送させて読み取りが行われる。この際、原稿に未定着材料が存在する場合、原稿載置台に汚れが付着してしまう。
このように、原稿載置台に汚れが付着した場合、その付着した未定着材料により、光学ユニットからの光が遮られ、読み取り画像に黒点などが発生してしまう。
原稿固定方式の場合には、ユーザが原稿を載置する際に原稿載置台の汚れを確認することができるので清掃することは可能である。しかしながら、原稿搬送方式の場合には、ユーザが汚れを確認することは困難であり、特に連続して原稿を読み取っている途中段階に発生する汚れを確認することは困難である。そして、原稿載置台に未定着材料が付着して、その未定着材料の付着位置が原稿の読み取りの範囲内である場合、次に搬送されてくる原稿を読み取る際に、黒スジなどの不要な画像情報が読み取られて画像不良が発生することがある。
このような問題を解決するために、特許文献1では、原稿の画像を読み取る前に、原稿載置台の汚れの有無を検出し、汚れが存在する場合には、その汚れの箇所を避けて原稿の読み取り位置を設定して、その画像の読み取りを行なう原稿読み取り装置が開示されている。この特許文献1の原稿読み取り装置によれば、原稿の画像を読み取る際に、原稿載置台に付着した汚れを読み取ることを防止することができる。
特開2003−259087号公報
しかしながら、特許文献1の原稿読み取り装置の場合、原稿載置台に付着した汚れが、搬送されてくる原稿に付着したり、汚れ発生以降の原稿の読み取り品位が下がるおそれがある。
また、原稿搬送方式の場合、原稿は、原稿載置台と、この原稿載置台に対向する位置に設けられたシェーディング補正板との間を通過し、この通過中において画像が読み取られる。このシェーディング補正板は、シェーディング補正をするための白基準画像をサンプリングするために使用される。
そして、原稿がその両面に画像を有し、原稿が原稿載置台とシェーディング補正板の間を通過する際に、原稿のシェーディング補正板側面に未定着材料が存在する場合、シェーディング補正板に汚れが付着してしまうことがある。
特に、ハガキのような厚紙からなる原稿を搬送して読み取る場合には、原稿載置台とシェーディング補正板の間を通過する際に、原稿がシェーディング補正板に当接することがある。そして、原稿に未定着材料が存在する場合、シェーディング補正板に汚れが付着してしまうことがある。
このようにシェーディング補正板に汚れが付着してしまった場合、シェーディング補正時の不適切な補正を招いてしまうおそれがある。
本発明が解決しようとする課題は、原稿載置台の汚れかシェーディング補正板の汚れかを明確に判断し、汚れ箇所を告知することで読み取り品位の低下を防止し、不適正なシェーディング補正の解消を図ることのできる原稿読取装置を提供することにある。
本発明は、前記課題を解決するためになされたものであり、請求項1に記載の発明は、画像情報読取用の原稿を搬送し、搬送中の原稿の画像情報を読み取る原稿搬送方式の原稿読取装置であって、プラテンガラスと、前記プラテンガラスと対向して配置されるシェーディング補正板と、前記シェーディング補正板と前記プラテンガラスとの間を搬送される原稿を読み取る光学ユニットと、前記搬送される原稿の前記光学ユニットによる読取情報および前記原稿が無い状態における前記光学ユニットによる読取情報に基づいて、前記プラテンガラスまたは前記シェーディング補正板の汚れを分離して検出する汚れ検出手段とを備えることを特徴とする原稿読取装置である。本発明によれば、汚れ検出手段により原稿を用いて汚れを検出することでプラテンガラスおよびシェーディング補正板の汚れの有無を把握することができる。
請求項2に記載の発明は、前記汚れ検出手段は、前記原稿の主走査方向に沿う余白部における画像情報の有無により汚れを検出することを特徴とする請求項1に記載の原稿読取装置である。本発明によれば、原稿の余白部を用いることで汚れの有無を簡易に把握することができる。
請求項3に記載の発明は、前記汚れ検出手段は、前記光学ユニットによる前記余白部の読み取り中の画像情報の検出により、前記プラテンガラスの汚れを検出することを特徴とする請求項2に記載の原稿読取装置である。本発明によれば、原稿の余白部の読み取りにおいて、光学ユニットが画像情報を検出すると、プラテンガラスの汚れと判断できる。
請求項4に記載の発明は、前記汚れ検出手段は、前記原稿が無い状態における前記光学ユニットによる画像情報から、前記光学ユニットによる前記原稿の余白部における画像情報を減算することで、前記シェーディング補正板の汚れを検出することを特徴とする請求項2に記載の原稿読取装置である。本発明によれば、原稿が無い状態において光学ユニットが検出した画像情報と、原稿の余白部において光学ユニットが検出した画像情報とを比較することでシェーディング補正板の汚れを把握することができる。
請求項5に記載の発明は、前記汚れ検出手段によって、前記プラテンガラスおよび/または前記シェーディング補正板の汚れを検出すると、前記プラテンガラスまたはシェーディング補正板のいずれか一方、もしくは前記プラテンガラスおよび前記シェーディング補正板の両方が汚れていることを告知することを特徴とする請求項3または請求項4に記載の原稿読取装置である。本発明によれば、プラテンガラスまたはシェーディング補正板のどちらの汚れであるかをユーザに的確に知らせることができる。
請求項6に記載の発明は、前記汚れ検出手段によって、前記プラテンガラスまたは前記シェーディング補正板の汚れを検出すると、搬送途中の原稿の読み取りが終了後、原稿の読み取りを停止することを特徴とする請求項3または請求項4に記載の原稿読取装置である。本発明によれば、汚れ発生後による読み取りを停止することで、その後の画像不良を防止することができる。
請求項7に記載の発明は、前記告知を行なう表示部には、前記汚れが発生した時点の原稿を特定する表示と、前記汚れ発生時以後に読み取りが完了した原稿、つまり制御部が、原稿の余白部または原稿間において検出され、プラテンガラスまたはシェーディング補正板に汚れが発生していると判断した画像情報に該当する原稿以後に読み取りが完了した原稿を原稿トレイに戻し、再読み取りを促すメッセージを表示することを特徴とする請求項5に記載の原稿読取装置である。本発明によれば、ユーザに画像読取のやり直しを知らせることができる。
さらに、請求項8に記載の発明は、プラテンガラスと該プラテンガラスに対向して配置されるシェーディング補正板との間を搬送される画像情報読取用の原稿を光学ユニットにより読み取る原稿搬送方式の原稿読取装置による汚れ検出方法であって、前記光学ユニットにより前記原稿の余白部を読み取るステップと、前記余白部における読取情報によりプラテンガラスの汚れの有無を検出するステップと、前記原稿が無い状態で前記光学ユニットにより読み取るステップと、前記原稿が無い状態における光学ユニットによる読取情報から、前記原稿の余白部における前記光学ユニットによる読取情報を減算することでシェーディング補正板の汚れの有無を検出するステップとを含むことを特徴とする汚れ検出方法である。本発明によれば、原稿の余白部における光学ユニットの読取情報と、原稿が無い状態における光学ユニットの読取情報からプラテンガラスおよびシェーディング補正板の汚れの有無を把握することができる。
本発明の原稿読取装置によれば、プラテンガラスの汚れまたはシェーディング補正板の汚れかを差別化して判断することができ、これを告知することで読み取り品位の向上、ならびに不適切なシェーディング補正の解消を図ることができる。
以下、本発明の原稿読取装置について、図面に基づいて更に詳細に説明する。本発明の原稿読取装置は、たとえば、デジタル複写機に適用される。図1は、本発明の原稿読取装置が適用されたデジタル複写機を示す概略縦断面図である。
本実施例のデジタル複写機121は、用紙にモノクロ画像を形成するものであり、画像データ取得手段としての原稿読取装置1と、記録媒体としての記録用紙への画像形成を行なう画像出力手段としての画像形成部60と、この画像形成部へ記録用紙を搬送する用紙搬送機構109を備えている。
図2は、本実施例の原稿読取装置を示す拡大断面図である。
また、図3は、図2の原稿読取装置の原稿読取部を示す概略図である。
原稿読取装置1は、複写機121本体の上面に設けられた透明なガラス等でなるプラテンガラス3と、このプラテンガラス3の一端部に併設された透明なガラス等でなるプラテンガラス5と、プラテンガラス3上に搬送された原稿またはプラテンガラス5に載せ置かれた原稿を画像データとして読み取るための光学ユニット7と、プラテンガラス3上に原稿を自動的に給紙する原稿自動給紙部9とを備えている。
光学ユニット7は、原稿自動給紙部9により1枚ずつプラテンガラス3上に給紙される原稿の画像や、プラテンガラス5上に載置された原稿の画像を読み取って画像データを作成する部分である。光学ユニット7は、露光光源11と、複数の反射鏡13,15,17と、結像レンズ19と、光電変換素子(CCD)21とを備えている。
露光光源11は、プラテンガラス5上に載置された原稿や、原稿自動給紙部9により搬送される原稿に対して光を照射するものである。各反射鏡13,15,17は、図1に一点鎖線で光路を示すように、原稿からの反射光を一旦、図中左方向に反射させた後、下方に反射させ、その後結像レンズ19に向かうように図中右方向へ反射させるようになっている。
原稿の読取動作としては、プラテンガラス5上に原稿が置かれた場合(原稿固定方式)には、露光光源11および各反射鏡13,15,17がプラテンガラス5に沿って水平方向に走査し、原稿全体の画像を読み取る。また、原稿自動給紙部9により搬送される原稿を読み取る場合(原稿搬送方式)には、露光光源11および各反射鏡13,15,17は、図2に示す位置に固定され、後述する原稿読取部を原稿が通過する際にその画像を読み取ることになる。
そして、上記各反射鏡13,15,17で反射されて結像レンズ19を通過した光は、光電変換素子21に導かれ、この光電変換素子21において反射光が電気信号(原稿画像データ)に変換される。
本実施例の原稿自動給紙部9は、いわゆる自動両面原稿搬送装置として構成されている。原稿自動給紙部9は、原稿がセットされる原稿トレイ25と、中間トレイ27と、原稿が排出される原稿排出トレイ29と、各トレイ25,27,29間で原稿を搬送する原稿搬送系31と、プラテンガラス3に対向する位置に設けられ、白色の表面を有するシェーディング補正板33とを備える。
原稿搬送系31は、原稿トレイ25にセットされた原稿を、プラテンガラス3とシェーディング補正板33との間(原稿読取部)を通過させて中間トレイ27または原稿排出トレイ29へ搬送するための主搬送路35と、中間トレイ27上の原稿を主搬送路35に供給するための副搬送路37とを備える。
主搬送路35の上流端(原稿トレイ25の排出側に対向する部分)には、原稿ピックアップローラ39および捌きローラ41が設けられている。捌きローラ41の下側には捌き板43が設けられており、原稿ピックアップローラ39の回転に伴って原稿トレイ25上の原稿のうちの一枚がこの捌きローラ41と捌き板43との間を通過して主搬送路35に給紙されるようになっている。主搬送路35と副搬送路37との合流部分(図中X部分)よりも下流側には原稿搬送用レジストローラ45,45が設けられている。この原稿搬送用レジストローラ45は、原稿の先端と光学ユニット7の画像読取タイミングとを調整して原稿を原稿読取部に供給するものである。つまり、この原稿搬送用レジストローラ45は、原稿が供給された状態でその原稿の搬送を一旦停止して、上記タイミングを調整して原稿を原稿読取部に供給するようになっている。
原稿搬送用レジストローラ45から供給された原稿は、プラテンガラス3とシェーディング補正板33との間、つまり原稿読取部を通過する際に、上記露光光源11からの光がプラテンガラス3を通過して原稿に照射されるようになっている。この際、光学ユニット7による原稿画像データの取得が行なわれる。また、シェーディング補正板33は、コイルスプリング(不図示)によりプラテンガラス3側へ付勢されている。つまり、シェーディング補正板33の背面(上面)には、不図示のコイルスプリングによる付勢力が付与されている。これにより、シェーディング補正板33は、プラテンガラス3に所定の押圧力をもって接触しており、原稿が原稿読取部を通過する際にプラテンガラス3から浮き上がることを阻止している。
プラテンガラス3の下流側には、一対の搬送ローラ47および一対の原稿排紙ローラ49が設けられている。プラテンガラス3上を通過した原稿は、搬送ローラ47および原稿排紙ローラ49を経て中間トレイ27または原稿排出トレイ29へ排紙される。
原稿排紙ローラ49と中間トレイ27との間には、中間トレイ揺動板51が設けられている。この中間トレイ揺動板51は、中間トレイ27側の一端部が揺動中心とされている。そして、中間トレイ揺動板51は、図中実線で示すポジション1とこのポジション1から他端部が上方へ跳ね上げられたポジション2との間で揺動可能となっている。中間トレイ揺動板51が、ポジション2にある場合には、原稿排紙ローラ49から排紙された原稿は原稿排出トレイ29へ排出される。一方、中間トレイ揺動板51がポジション1にある場合には、原稿排紙ローラ49から排紙された原稿は中間トレイ27へ排出される。
この中間トレイ27への排紙時には、原稿の端縁が原稿排紙ローラ49,49間に挟持された状態となっており、この状態から原稿排紙ローラ49が逆回転することによって原稿が副搬送路37に供給され、原稿は副搬送路37を経て再び主搬送路35に送り出される。この原稿排紙ローラ49の逆回転動作は、主搬送路35への原稿送り出しと、画像読取タイミングとを調整して行なわれる。これにより、原稿の裏面の画像が原稿読取部によって読み取られるようになっている。
画像形成部60は、レーザ書き込みユニット61および電子写真プロセス部63を備えている。レーザ書き込みユニット61は、前記光電変換素子21において変換された原稿画像データなどに基づいたレーザ光を電子写真プロセス部63の感光体ドラム65の表面に照射するものである。具体的には、このレーザ書き込みユニット61は、前記画像データに応じたレーザ光を照射する半導体レーザ光源、このレーザ光を等角速度偏向するポリゴンミラー、この等角速度変更されたレーザ光が感光体ドラム上で等角速度偏向されるように補正するf−θレンズなどを有している。
電子写真プロセス部63は、感光体ドラム65と、この感光体ドラム65の周囲に配置される帯電器67、現像器69、転写機構71、クリーナユニット73および定着ユニット75を備える。
感光体ドラム65は、レーザ書き込みユニット61からのレーザ光が反射ミラー61aで反射されて照射されることにより、その表面に静電潜像が形成される。
帯電器67は、感光体ドラム65の表面を所定の電位に均一に帯電させるものである。本実施例では、チャージャー型の帯電器が用いられるが、接触型のローラ型やブラシ型の帯電器を用いてもよい。この帯電器により均一に帯電された感光体ドラム65に、レーザ書き込みユニット61が入力された画像データに応じて露光することにより、感光体ドラム65の表面に画像データに応じた静電潜像が形成される。
現像器69は、感光体ドラム65上に形成された静電潜像を黒トナーで顕像化するものである。感光体ドラム65上で顕像化された静電像は、搬送される用紙上に転写機構71(本実施例では転写ベルトユニット)で、静電像が有する電荷の逆極性の電界が転写機構71から印加されることで、用紙上に転写される。たとえば、静電像が−極性の電荷を有している場合には、転写機構71の印加極性は+極性となる。
本実施例の転写機構71は、駆動ローラ、従動ローラおよび他のローラで架橋され、所定の抵抗値(1×109〜1×1013Ω・cmの範囲)を有する転写ベルト83が配置され、前記感光体ドラム65と転写ベルト83の接触部には、前記駆動ローラ、従動ローラとは異なった導電性で転写電界を印加することが可能な弾性導電性ローラが配置されている。このローラが弾性を有することは、感光体ドラム65と転写ベルト83が線接触ではなく、所定の幅(転写ニップ)を有する面接触となることで搬送される用紙への転写効率の向上を図っている。
転写機構71で用紙上に転写された静電像(未定着トナー)は、定着ユニット75に搬送されることで未定着トナーが溶融され用紙上に定着される。定着ユニット75は、加熱ローラ93と、加圧ローラ95を備えている。加熱ローラ93の内周部には、加熱ローラ93表面を所定温度(定着設定温度:概ね160〜200℃)とする熱源が設けられている。
このような定着ユニット75は、加熱ローラ93と加圧ローラ95の圧接部(定着ニップ)において、搬送される用紙上の未定着トナーを加熱ローラ93表面の温度での溶融と、圧接力での用紙上への投鋲作用で未定着トナーを用紙上に定着する。
画像形成部60の下側および側壁面には、画像形成に使用する用紙を蓄積しておくための給紙トレイが設けられている。本実施例では、高速印字処理を行なえるように、画像形成部の下方に配置される給紙トレイは、定型サイズを各々のトレイに500〜1500枚収納可能な複数の給紙トレイ105を配置している。また、装置の側面には、複数の用紙種類を多量に収納可能な大容量給紙カセット(LCC)、および主として不定型サイズの印字などに用いる手差しトレイ107が配置されている。排紙トレイ108は、装置の手差しトレイ107とは反対側の側面に配置されているが、排紙トレイに変わって、排紙用紙の後処理装置(ステープル、パンチ処理など)、複数段排紙トレイをオプションとして配置することも可能な構成となっている。
用紙搬送機構109は、給紙トレイの用紙を1枚ずつ搬送して、前記画像形成部による画像形成を行なわせると共に、画像形成された用紙を排紙トレイ108へ排出するものである。
原稿読取装置1の原稿トレイ25に原稿がセットされ、またはプラテンガラス5に原稿が載せ置かれて印字要求があると、印字要求に合致する用紙が前記給紙トレイ105,105…の中から選択され、主搬送路111中の搬送ローラ113,113…によって印字用紙搬送用レジストローラ115まで搬送される。印字用紙搬送用レンジストローラ115に到達し一旦停止した用紙は、用紙の先端と前記感光体ドラム65上の画像情報を合致させるタイミングで印字用紙搬送用レジストローラ115が再回転することで転写機構71に搬送され、用紙上に画像情報が転写された後、定着ユニット75で用紙上に固着され排紙トレイ108に排出される。なお、本実施例では、定着ユニット75で片面が印字された用紙が副搬送路117へ搬送されることで、両面印字を行なうことも可能である。
ところで、原稿の画像情報を読み取る場合は、画像の濃度値を単調に再現することが理想である。しかし、実際には、原稿の表面を照射する露光光源の光の照度(発光輝度)が均一でないことや、光電変換素子21を構成する各素子の特性(例えば、画素の感度など)のバラツキが原因となって、一様な濃度の原稿を読み取っても出力信号は画素によりバラツキが出てしまう。このような露光光源の光量ムラや光電変換素子の感度ムラにより画像データへの悪影響を軽減するために、シェーディング補正が行なわれる。このシェーディング補正を行なうことにより、原稿に忠実な白/黒濃度を再現出来る画像データを得ることができる。
本実施例のデジタル複写機121によるシェーディング補正は、原稿の読み取りを行なう前に、前記白色のシェーディング補正板(白基準画像)33を原稿の読み取りと同様に読み取って得られたデータ(白レベルデータ)と、露光光源11を点灯せずにシェーディング補正板33を読み取って得られたデータ(黒レベルデータ)に基づき行なわれる。
そして、このように得られた各データは、シェーディング補正用データとして、制御部53内のメモリなどに格納される。そして、原稿の画像情報を読み取ったときに、読み取った画像情報に対して、それぞれ位置が対応する上記補正用データを掛け合わせることにより、原稿の画像に忠実な画像データを得ることができる。
次に、本実施例のデジタル複写機121において、原稿トレイ25にセットされた原稿が原稿自動給紙部9によりプラテンガラス3上に搬送されて画像が読み取られる場合に、プラテンガラス3またはシェーディング補正板33に付着した汚れを検出する方法について説明する。
図4は、本実施例のデジタル複写機121の概略構成を示すブロック図である。
本実施例のデジタル複写機121は、制御部53が上述した光学ユニット7、原稿自動給紙部9および電子写真プロセス部63などの制御を行う。
そして、制御部53の汚れ検出部55は、露光光源11、反射鏡13,15,17、光電変換素子21などを有する光学ユニット7を用いてプラテンガラス3およびシェーディング補正板33の汚れを検出する。
図5は、プラテンガラスおよびシェーディング補正板の汚れの検出方法を示すフローチャートである。
デジタル複写機121の待機状態から、ユーザが原稿トレイ25に原稿をセットし、複写機121の操作パネルを操作することで原稿の読取要求(ステップST1)があった場合、シェーディング補正用のデータを取得するために、光源11を点灯(ST2)する。そして、光源11から照射された照射光を検出して、その照射光が設定値に到達したか否かを判定する(ST3)。
光源11の照射光が設定値に到達したら、上述したようにシェーディング補正板33を読み取り白レベルデータを検出し、さらに、黒レベルデータを検出し、調整する(ST4)。
この白レベル検出工程において、汚れ検出部55が汚れを検出した場合(ST5)、制御部53は、プラテンガラス3およびシェーディング補正板33の清掃を促す告知をデジタル複写機121の表示部(表示パネル)に表示させる(ST6)。そして、プラテンガラス3およびシェーディング補正板33の清掃が完了したか判定し、清掃が完了した場合はステップST5に戻る。
ステップST5において、汚れが検出されなかった場合、原稿自動給紙部9により原稿が搬送され、原稿の読み取り処理が行なわれる(ST8)。
そして、原稿の余白部の読み取り処理において、汚れ検出部55が汚れを検出しなかった場合(ST9)、制御部53はプラテンガラス3の汚れは無いと判断する(ST10)。本実施例における原稿の余白部とは、図6に示すように原稿の搬送方向に直交する方向全体に画像情報が無い部分のことを示す。つまり、主走査方向全体に沿って画像情報が無い部分のことを示す。
そして、次の原稿との間、つまり、先行する原稿の画像が読み取られ、原稿読取部に次の原稿が搬送されていない状態で、汚れ検出部55が汚れを検出しなかった場合(ST11)、制御部53はシェーディング補正板33の汚れは無いと判断する(ST12)。シェーディング補正板33の汚れが無いと判断した場合、制御部53は、次の読取画像があるか否かを判定し、つまり、次の原稿があるか否かを判定し(ST13)、無いと判断した場合にはデジタル複写機121は待機状態とされ、有ると判断した場合には、ステップST8に戻る。
また、ステップST11において、汚れ検出部55が汚れを検出した場合、つまり、原稿間において画像情報を検出した場合に、制御部53は、シェーディング補正板33に汚れがあると判断する(ST14)。制御部53は、シェーディング補正板33に汚れがあると判断すると、シェーディング補正板33に汚れがある旨の告知を表示部に表示させる(ST15)。そして、表示部を用いてシェーディング補正板33の清掃を促すと共に(ST16)、装置を一旦停止して、汚れ発生時以後に読み取られた原稿および搬送路中に滞留する原稿を原稿トレイ25に戻すメッセージを表示部に表示させる(ST17)。
なお、上述したように、原稿搬送用レジストローラ45は、タイミングを調整して原稿読取部に原稿を搬送する。また、原稿搬送用レジストローラ45の近傍には搬送する原稿の有無を検出するセンサ(不図示)が設けられていることで、制御部53は原稿が原稿読取部を通過しているか否かの判断が可能となり、原稿間における汚れ検出が可能とされる。
そして、制御部53は、シェーディング補正板33が清掃されたか否かを判定し(ST18)、清掃が確認された場合にはステップST8に戻る。なお、清掃の有無の確認は、光学ユニット7を用いて行なってもよいし、ユーザによる操作部の操作において把握するようにしてもよい。
また、ステップST9で、原稿の余白部の読み取りにおいて、汚れ検出部55が汚れA(図7における黒検出)を検出した場合、次の原稿との間、つまり、原稿読取部に次の原稿が搬送されていない状態で、汚れ検出部55は汚れB(図8における黒検出)を検出し、制御部53はステップST9の状態から汚れが増加したか否かを判定する(ST19)。なお、ステップST9における原稿の余白部の読み取りにおいて、汚れ検出部55が汚れを検出したことは、プラテンガラス3に汚れが付着していることを示す。また、制御部53は、原稿の余白部において画像情報を検出(黒検出)した際にプラテンガラス3に汚れがあると判定する。
なお、汚れ検出部55は、光学ユニット7により検出された画像情報が、予め設定された白/黒レベル判定用閾値より低ければ汚れ無しと判断し、高ければ汚れと判断する(図7、図8)。
そして、ステップST19において、制御部53が汚れが増加したと判定した場合、制御部53は、シェーディング補正板33に汚れがあると判断する(ST20)。つまり、制御部53は、汚れBから汚れAを減算した汚れC(図9参照)がシェーディング補正板33の汚れと判断する。制御部53は、前記算出によりシェーディング補正板33にも汚れがあると判断すると、プラテンガラス3およびシェーディング補正板33に汚れがある旨の告知を表示部に表示させ(ST21)、表示部を用いてプラテンガラス3およびシェーディング補正板33の清掃を促すと共に(ST22)、装置を一旦停止して、汚れ発生時以後に読み取られた原稿および搬送路中に滞留する原稿を原稿トレイ25に戻すメッセージを表示部に表示させる(ST23)。
そして、制御部53は、プラテンガラス3およびシェーディング補正板33が清掃されたか否かを判定し(ST24)、清掃が確認された場合にはステップST8に戻る。
また、ステップST19において、制御部53が汚れの増加が無いと判定した場合、制御部53は、シェーディング補正板33の汚れはないと判断する(ST25)。制御部53は、シェーディング補正板33には汚れがないと判断すると、プラテンガラス3に汚れがある旨の告知を表示部に表示させ(ST26)、表示部を用いてプラテンガラス3の清掃を促すと共に(ST27)、装置を一旦停止して、汚れ発生時以後に読み取られた原稿および搬送路中に滞留する原稿を原稿トレイ25に戻すメッセージを表示部に表示させる(ST28)。
そして、制御部53は、プラテンガラス3が清掃されたことか否かを判定し(ST29)、清掃が確認された場合にはステップST8に戻る。
このように、本実施例では、原稿読取部に搬送される原稿を用いてプラテンガラス3およびシェーディング補正板33の汚れを検出することで、プラテンガラス3またはシェーディング補正板33のどちらの汚れであるか、または両方の汚れであるかを把握することができる。つまり、原稿の余白部における汚れ検出部55の汚れ検出、原稿間における汚れ検出部55の汚れ検出、および制御部53による前記算出により、プラテンガラス3の汚れか、またはシェーディング補正板33の汚れかを差別化することが可能となる。そして、制御部53は、プラテンガラス3もしくはシェーディング補正板33のどちらの汚れであるか、または両者に汚れがある旨の告知を行なうことができ、ユーザに的確に汚れの箇所を知らせることができ、清掃を促すことができる。これにより、原稿読み取りの品位の低下を防止することが出来ると共に、不適正なシェーディング補正を防止することができる。
なお、原稿の余白部の検出は、種々の方法が採用され得るが、予め余白部を設定しておくことも可能である。たとえば文書原稿のような場合、通常、その上下端部に幅方向に沿って余白部が設けられるようになっており、この余白部において汚れ検出部55によりプラテンガラス3の汚れの有無を検出すればよい。そして、用紙端辺からの余白部の長さを予め操作部などから変更可能に設定しておいてもよい。
本発明の画像読取装置は、上記実施例の構成に限らず、適宜変更可能である。例えば、上記実施例では、画像読取装置がデジタル複写機に適用される場合について説明したが、他の画像形成装置にも適用可能であり、たとえば複写機、プリンタおよびファクシミリ機能を有した複合機にも適用可能である。
また、プラテンガラスおよびシェーディング補正板の汚れがあることを表示部に表示させて告知させたが、音声によりユーザに知らせるようにすることも可能である。
本発明の原稿読取装置が適用されたデジタル複写機の一実施例を示す概略縦断面図である。 図1の原稿読取装置を示す拡大断面図である。 図2の原稿読取装置の原稿読取部を示す概略図である。 図1のデジタル複写機の概略構成を示すブロック図である。 プラテンガラスおよびシェーディング補正板の汚れの検出方法を示すフローチャートである。 原稿の一例を示す図である。 プラテンガラスに汚れがある場合における原稿余白部の画像読取情報の一例を示す図である。 プラテンガラスおよびシェーディング補正板に汚れがある場合における原稿間の画像読取情報の一例を示す図である。 図7と図8の各画像読取情報に基づきシェーディング補正板の汚れを検出した状態を示す図である。
符号の説明
1 原稿読取装置
3 プラテンガラス
7 光学ユニット
9 原稿自動給紙部
21 光電変換素子
25 原稿トレイ
33 シェーディング補正板
60 画像形成部
61 レーザ書き込みユニット
63 電子写真プロセス部

Claims (8)

  1. 画像情報読取用の原稿を搬送し、搬送中の原稿の画像情報を読み取る原稿搬送方式の原稿読取装置であって、
    プラテンガラスと、
    前記プラテンガラスと対向して配置されるシェーディング補正板と、
    前記シェーディング補正板と前記プラテンガラスとの間を搬送される原稿を読み取る光学ユニットと、
    前記搬送される原稿の前記光学ユニットによる読取情報および前記原稿が無い状態における前記光学ユニットによる読取情報に基づいて、読取情報を検出し、前記両画像情報を比較演算することで、前記プラテンガラスまたは前記シェーディング補正板の汚れを分離して検出する汚れ検出手段と
    を備えることを特徴とする原稿読取装置。
  2. 前記汚れ検出手段は、前記原稿の主走査方向に沿う余白部における画像情報の有無により汚れを検出する
    ことを特徴とする請求項1に記載の原稿読取装置。
  3. 前記汚れ検出手段は、前記光学ユニットによる前記余白部の読み取り中の画像情報の検出により、前記プラテンガラスの汚れを検出する
    ことを特徴とする請求項2に記載の原稿読取装置。
  4. 前記汚れ検出手段は、前記原稿が無い状態における前記光学ユニットによる画像情報と、前記光学ユニットによる前記原稿の余白部における画像情報を比較することで、前記シェーディング補正板の汚れを検出する
    ことを特徴とする請求項2に記載の原稿読取装置。
  5. 前記汚れ検出手段によって、前記プラテンガラスと前記シェーディング補正板のいずれか一方、もしくは両方の汚れを検出すると、前記プラテンガラスまたはシェーディング補正板のいずれか一方、もしくは前記プラテンガラスおよび前記シェーディング補正板の両方が汚れていることを告知する
    ことを特徴とする請求項3または請求項4に記載の原稿読取装置。
  6. 前記汚れ検出手段によって、前記プラテンガラスまたは前記シェーディング補正板の汚れを検出すると、
    搬送途中の原稿の読み取りが終了後、原稿の読み取りを停止する
    ことを特徴とする請求項3または請求項4に記載の原稿読取装置。
  7. 前記告知を行なう表示部には、前記汚れが発生した時点の原稿を特定する表示と、汚れ発生時以後に読み取りが完了した原稿を原稿トレイに戻し、再読み取りを促すメッセージを表示する
    ことを特徴とする請求項5に記載の原稿読取装置。
  8. プラテンガラスと該プラテンガラスに対向して配置されるシェーディング補正板との間を搬送される画像情報読取用の原稿を光学ユニットにより読み取る原稿搬送方式の原稿読取装置による汚れ検出方法であって、
    前記光学ユニットにより前記原稿の余白部を読み取るステップと、
    前記余白部における読取情報によりプラテンガラスの汚れの有無を検出するステップと、
    前記原稿が無い状態で前記光学ユニットにより読み取るステップと、
    前記原稿が無い状態における光学ユニットによる読取情報から、前記原稿の余白部における前記光学ユニットによる読取情報を減算することでシェーディング補正板の汚れの有無を検出するステップと
    を含むことを特徴とする汚れ検出方法。
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