JP3833147B2 - 原稿読取り装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複写機やスキャナ等として用いられる原稿移動方式の原稿読取り装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
複写機やスキャナ等における原稿読取り方式としては、原稿固定方式と、原稿移動方式とがあげられる。前者の原稿固定方式とは、プラテンガラス(原稿載置台)の下部に設置される原稿読取り用の光学ユニットが原稿の長さ分走査することにより、プラテンガラス上の原稿の画像情報を読取る方式をいう。
これに対し、後者の原稿移動方式とは、光学ユニットの位置を固定してその上方にプラテンガラスを設置し、このプラテンガラス上を原稿MPが移動することにより、光学ユニットが原稿の画像情報を読取る方式をいう。この原稿移動方式には、優れた利点があるものの、原稿がプラテンガラスと接触する際、原稿の埃等からなる汚れがプラテンガラスに転写され、この汚れが次回の原稿読取り時に不要な画像情報として読取られてしまうという問題がある。
【0003】
このような問題を解決する手段として、原稿読取り部において、原稿をプラテンガラスから浮かせた状態で読取る技術が開示されている(例えば、特許第3134773号公報参照)。この技術は、例えば図10に示すように、プラテンガラス40上に複数の突起部材を設置し、この複数の突起部材により原稿MPをプラテンガラス40から離間させ、原稿MPの汚れがプラテンガラス40に写るのを抑制防止するものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記技術では図11に示すように、原稿読取り部に原稿MPが搬入される際、原稿MPは、その先端部が次工程のローラである搬送ローラ26Aに噛み込まれるまではプラテンガラス40に接触することとなる。また、原稿読取り部から原稿MPが排出される際、先端部が搬送ローラ26Bから排出された原稿MPは、その末端部がプラテンガラス40に接触する。
このように、原稿MPの搬入・排出時に原稿MPとプラテンガラス40とが接触するので、結局のところ、原稿MPの汚れがプラテンガラス40に転写されてしまうこととなる。したがって、原稿読取り部において、プラテンガラス40に付着していた汚れに起因して不要な画像情報が読取られてしまうという問題を以依然解消することができない。
【0005】
さらに、上記公報記載の技術では、原稿MPが搬送ローラ26A・26Bの両方に噛み込まれている場合と、そうでない場合とでは、原稿MPの読取り位置が異なることとなる。すなわち、原稿MPを搬送することにより、光学系の原稿読取り高さが変化するので、読取り画像の焦点ボケの発生するおそれが少なくない。
【0006】
本発明は、上記に鑑みなされたもので、プラテンガラスに付着していた汚れに起因して不要な画像情報が読取られるのを抑制防止し、読取り画像の焦点ボケの発生するおそれの少ない原稿読取り装置を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明においては、上記課題を達成するため、搬送されてきた原稿と接触するプラテンガラスと、このプラテンガラス上の原稿から画像情報を読取る光学ユニットとを含んでなるものであって、
プラテンガラスを保持部材内に保持させてこれらプラテンガラスと保持部材との間には弾性部材を介在し、この弾性部材の押圧力に基づき、プラテンガラスを原稿との接触の有無により原稿の搬送方向と略平行の方向にスライド可能としたことを特徴としている。
【0008】
ここで、特許請求の範囲における弾性部材には、少なくとも単数複数の各種バネ部材、ゴム、スポンジ、より具体的にはコイルスプリング等が含まれる。
【0009】
請求項1記載の発明において、プラテンガラスと原稿とが接触するように原稿を搬送する原稿移動方式では、プラテンガラスと原稿との接触部分でプラテンガラスに原稿の汚れが付着することがある。汚れの発生部分がプラテンガラスと原稿との接触先端部であることは公知であり、その領域が原稿読取り領域の場合には、読取り画像中にスジ状の汚れが発生する。
【0010】
請求項1記載の発明によれば、原稿の先端部がプラテンガラスに接触する際、原稿の先端部及び原稿の搬送圧力により、プラテンガラスをスライドさせ、プラテンガラス上に発生する汚れ部分を読取り領域外に移動させるので、読取り画像にノイズがのることがなく、必要な画像情報のみを読取ることができ、印字品位の向上が期待できる。特に、FAX機能のように送信されたデータが必要な画像情報のみか否かの判別ができない場合には、本発明の効果がさらに向上する。また、原稿の搬送時にプラテンガラスを原稿の搬送方向にスライドさせることができれば、原稿の搬送時に原稿とプラテンガラスとの接触部分を原稿の読取り位置から離すことができる。
【0011】
また、請求項2記載の発明によれば、弾性部材の付勢力を利用すれば、搬送中の原稿とプラテンガラスとが接触することにより、プラテンガラスを移動させることができる。そして、原稿の搬送が終了すると、プラテンガラスが元の位置に復帰する。
また、請求項3記載の発明によれば、プラテンガラスの移動幅が原稿とプラテンガラスとの接触する領域よりも大きいので、接触領域を原稿の読取り位置から完全に離すことが可能になる。
さらに、請求項4記載の発明によれば、原稿の搬送後にプラテンガラスに付着した汚れ等を除去することが可能になる。例え、各種原稿のプラテンガラスに対する摩擦力が変化しても、プラテンガラスの汚れをクリーニングすることにより、正常な画像読取りのライフを延長することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の好ましい実施形態を説明すると、本実施形態における原稿読取り装置を含む画像形成装置は、図1や図2に示すように、読取り対象の原稿MPが配置される透明ガラス等の原稿台1と、原稿読取り時に原稿MPを移動させる移動原稿読取り装置20とを備えている。
【0013】
原稿台1と移動原稿読取り装置20との下方には、スキャナ光学系2が設置される。このスキャナ光学系2は、走査ユニット3、光路中に位置する結像レンズ4、光電変換素子(以下、CCDという)5を備え、原稿台1あるいは移動原稿読取り装置20の原稿画像を読取るよう機能する。走査ユニット3は、原稿MPに光を照射する露光用光源6と、原稿MPからの反射光を、例えば図中の一点鎖線で示すようにスキャナ光学系2の結像レンズ4を通した向こう側(右側)に配置されたCCD5に導く複数の反射鏡7・8・9とを備え、原稿MPを露光するとともに、原稿MPからの反射光をCCD5に結像レンズ4を介して導くよう機能する。
【0014】
このような走査ユニット3は、原稿固定方式で読取る場合には、原稿台1に沿って左から右に一定速度で移動しながら原稿MPを走査露光し、原稿移動方式で読取る場合、移動原稿読取り装置20の読取り位置の下部に静止してから原稿MPを露光する。以上のような構成要素は、協働してスキャナ部を構成することとなる。
【0015】
CCD5は原稿画像データを読取るが、この読取られた画像データは図示しない制御部により画像処理され、その後、レーザースキャニングユニット(以下、LSUという)に送られ、このLSUが画像データに基づき、レーザ光を矢印方向に回転するドラム形の感光体10の表面に照射して感光体10上に静電潜像を形成する。感光体10の周囲には、レーザの照射点から感光体10の回転方向に向かい、レーザにより露光された感光体10表面の静電潜像をトナーにより可視像に現像する現像装置11、感光体10上のトナー像を用紙に転写する転写チャージャー12、感光体10を所定の電位に帯電させる主帯電器13、感光体10のレーザ照射点にレーザを照射するLSUが配設される。このような構成要素は、協働して画像形成部を構成することとなる。
【0016】
原稿MPの画像情報は転写紙TPに転写されるが、この転写紙TPは、用紙トレイ14に収納され、画像形成部の横に排紙、換言すれば、スキャナ部の上部かつ下部に排出される。用紙トレイ14は、その先端部に転写紙TPの給紙用のピックアップローラ15が軸支され、下流方向に向かって転写紙TPの通過を検知するための入紙センサスイッチ、この入紙センサスイッチの信号に基づいて感光体10上のトナー像と転写紙TPとを位置合わせするレジストローラ16、転写紙TP上のトナー像を熱で定着させる定着ローラ17、排紙ローラ18の前で転写紙TPが通過したことを検知する排紙検知スイッチ、転写紙TPを排出する排紙ローラ18が配設される。
【0017】
次に、移動原稿読取り装置20の構成を図2に基づいて説明すると、本実施形態の移動原稿読取り装置20は、原稿固定方式ではなく、原稿移動方式である。この移動原稿読取り装置20は、ピックアップローラ15とサバキ板23とにより、原稿トレイ21に配置された原稿MPを一枚ずつ主搬送路に供給・搬送する。搬送された原稿MPは、原稿入紙センサ24により搬送が確認され、先端部の位置と画像の読取りタイミングとを調整するためのPSローラ25の手前で一旦停止し、このPSローラ25により再搬送された後、タイミングの整合した状態で原稿読取り位置(プラテンガラス40、原稿押さえ板43)を通過する。
【0018】
原稿MPが原稿読取り位置を通過する際、露光用光源6により原稿MPに光が照射され、原稿MPからの反射光が反射鏡7・8・9と結像レンズ4を介してCCD5に送られる。こうして反射光がCCD5に送られると、このCCD5は反射光を電気信号(画像データ)として読取り、画像データは制御部で画像処理される。
読取られた原稿MPは、搬送ローラ26を介して排紙部の可逆回転可能な排紙ローラ27を通過し、中間トレイ揺動板28の配置されるポジションにより原稿MPの進行方向が決定され、中間トレイ29あるいは原稿排紙トレイ30に搬送される。
【0019】
次に、このような構成の移動原稿読取り装置20の原稿読取り処理について説明する。先ず、ユーザにより「片面読取り処理」が選択されると、原稿排紙部の中間トレイ揺動板28のポジションが原稿MPを原稿排紙トレイ30に供給するための位置に変更される。そして、読取り対象の原稿MPはピックアップローラ15により搬送され、PSローラ25の手前で一旦停止し、PSローラ25により原稿MPの読取りタイミングに合わせて再搬送される。このようにして再搬送された原稿MPは原稿読取り位置で読取られ、原稿MPから読取られた画像データはCCD5から図示しない制御部に送信される。この制御部は、画像データについて画像処理をし、画像形成部のLSUを駆動することにより、感光体10の表面にレーザを照射して画像データに基づいた静電潜像を形成する。
【0020】
画像データが処理されている間、読取られた原稿MPは搬送ローラ26を介して排紙ローラ27に搬送され、この排紙ローラ27の排紙用の回転と中間トレイ揺動板28とにより、原稿排紙トレイ30に導かれ、片面原稿の読取りが行われる。
なお、原稿読取り装置においては、両面原稿の読取りも可能であるが、本発明の特徴とは直接関係しないので、両面原稿の読取り動作の説明については省略する。
【0021】
次に、原稿読取り位置におけるプラテンガラス40と原稿押さえ板43の詳細な構成について図3に基づき説明する。
プラテンガラス40とは、搬送される原稿MPを支持するための透明なガラス板をいう。このプラテンガラス40を介して、スキャナ光学系2は原稿MPから画像データを読み出すよう機能する。プラテンガラス40は、断面略U字形の保持フレーム41・41A内にスライド可能に嵌合支持され、その一端部と保持フレーム41との間にはコイルスプリング42が介在される。
【0022】
このようなコイルスプリング42の弾圧付勢に基づき、プラテンガラス40は、原稿MPとの接触の有無により、原稿MPの搬送方向と平行の方向にスライドすることとなる。プラテンガラス40は搬送中の原稿MPとの摩擦力でスライドするが、コイルスプリング42の弾圧付勢力は摩擦力よりも小さく設定される。また、プラテンガラス40のスライド幅は、原稿MPとプラテンガラス40との接触領域よりも大きく設定される。
【0023】
原稿押さえ板43は、搬送中の原稿MPを押さえることにより、原稿MPをプラテンガラス40に押しつける機能を有している。すなわち、搬送される原稿MPがプラテンガラス40に対して空隙を有する状態での搬送や、原稿MPの厚さが異なることによりスキャナ光学系2との読取り距離が異なるのを防止し、常に搬送される原稿MPの読取り面とスキャナ光学系2との距離を一定に保つよう配置され、PSローラ25と搬送ローラ26とにより搬送される。
【0024】
次に、読取り対象の原稿MPが原稿読取り位置を通過する際のプラテンガラス40の動作について図4等に基づいて説明する。
先ず、図4に示すように、読取り対象の原稿MPがPSローラ25により原稿読取り位置に送られる。こうして原稿MPが原稿読取り位置に送られ、図5に示すように原稿MPの先端部がプラテンガラス40に接触すると、原稿MPの先端部とプラテンガラス40との摩擦力により、プラテンガラス40が原稿MPの搬送方向と平行な方向にスライドし、コイルスプリング42が最大限圧縮されると、プラテンガラス40が静止するとともに、原稿MPが搬送され続ける(図6参照)。
【0025】
次いで、原稿MPの末端部が読取り位置を通過すると、図7に示すように、原稿MPとプラテンガラス40との接触面積が徐々に減少し、これに伴い原稿MPとプラテンガラス40との摩擦力も減少し、コイルスプリング42に作用する付勢力が減少する。この付勢力の減少により、プラテンガラス40は、原稿MPの搬送方向と逆の方向にスライドする。そして、原稿MPの末端部がプラテンガラス40から離れると、図8に示すように、このプラテンガラス40に作用する付勢力が0になり、コイルスプリング42に作用する付勢力も0になるので、プラテンガラス40は元の位置に復帰して停止する。
【0026】
次に、プラテンガラス40を原稿MPの搬送方向と平行の方向にスライド可能とした理由について図9に基づき説明する。
原稿MPがPSローラ25により原稿読取り位置に搬送されると、原稿MPの先端部とプラテンガラス40上のポイントAとが接触する。移動中の原稿MPとプラテンガラス40との間には摩擦力が生じるが、この摩擦力は、プラテンガラス40上のポイントAとCとの間に大きく作用する。
【0027】
一方、原稿MPとプラテンガラス40とが接触すると、原稿MPの汚れがプラテンガラス40に付着する。ここで、原稿MPからプラテンガラス40に移動する汚れ量は接触個所に作用する摩擦力と相関関係にある。したがって、プラテンガラス40上における汚れ量の分布は、図9に示すように、ポイントA〜C間で大きくなり、摩擦力の小さいポイントCよりも下流側では僅かである。よって、プラテンガラス40が固定の場合、ポイントA〜Cを原稿MPの読取り位置として原稿MPの読取りを行うと、スキャナ光学系2が原稿MPから画像を読み出すとともに、プラテンガラス40上の汚れをも読み出すという問題が生じる。
【0028】
しかしながら、本実施形態によれば、プラテンガラス40が原稿MPとの摩擦力により原稿MPの搬送方向にスライドするので、プラテンガラス40と原稿MPとの間の摩擦力が大きい個所(ポイントA〜C)を原稿MPの読取り位置から外すことができ、かつ摩擦力が小さい個所(ポイントCよりも下流側)を原稿MPの読取り位置にシフトさせることができる。これにより、プラテンガラス40において、汚れの少なく個所を原稿MPの読取り位置にシフトさせることができ、画像の読み出しと同時にプラテンガラス40上の汚れをも読み出すという問題を解消することが可能になる。
【0029】
なお、プラテンガラス40のスライド領域の両端部に、プラテンガラス40の汚れを除去するクリーニング部材をそれぞれ設ければ、原稿MPの搬送後にプラテンガラス40に付着した汚れ等を容易に除去することができる。例え、各種原稿MPのプラテンガラス40に対する摩擦力が変化したとしても、プラテンガラス40の汚れをクリーニングすることにより、正常な画像読取りのライフを大幅に延長することができる。
【0030】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、プラテンガラスを保持部材内に保持させてこれらプラテンガラスと保持部材との間には弾性部材を介在し、この弾性部材の押圧力に基づき、プラテンガラスを原稿との接触の有無により原稿の搬送方向と略平行の方向にスライド可能とするので、プラテンガラスに付着していた汚れに起因して不要な画像情報が読取られるのを抑制あるいは防止し、読取り画像の焦点ボケが発生するおそれを少なくすることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る原稿読取り装置の実施形態における画像形成装置を示す模式説明図である。
【図2】本発明に係る原稿読取り装置の実施形態における移動原稿読取り装置等を示す断面説明図である。
【図3】本発明に係る原稿読取り装置の実施形態を示す模式説明図である。
【図4】本発明に係る原稿読取り装置の実施形態における原稿がPSローラで原稿読取り位置に送られる状態を示す模式説明図である。
【図5】図4の原稿の先端部がプラテンガラスに接触する状態を示す模式説明図である。
【図6】図5のプラテンガラスが原稿の搬送方向と平行な方向にスライドして停止し、原稿が搬送され続ける状態を示す模式説明図である。
【図7】図6の原稿とプラテンガラスとの接触面積が徐々に減少する状態を示す模式説明図である。
【図8】図7の原稿の末端部がプラテンガラスから離れ、プラテンガラスが元の位置に復帰停止する状態を示す模式説明図である。
【図9】本発明に係る原稿読取り装置の実施形態におけるプラテンガラスを原稿の搬送方向と平行の方向にスライド可能とした理由について説明するための説明図である。
【図10】特許第3134773号公報における従来の技術を示す説明図である。
【図11】図10の技術の問題点を示す説明図である。
【符号の説明】
1 原稿台
20 移動原稿読取り装置
40 プラテンガラス
41 保持フレーム(保持部材)
41A 保持フレーム(保持部材)
42 コイルスプリング(弾性部材)
MP 原稿

Claims (4)

  1. 搬送されてきた原稿と接触するプラテンガラスと、このプラテンガラス上の原稿から画像情報を読取る光学ユニットとを含んでなる原稿読取り装置であって、
    プラテンガラスを保持部材内に保持させてこれらプラテンガラスと保持部材との間には弾性部材を介在し、この弾性部材の押圧力に基づき、プラテンガラスを原稿との接触の有無により原稿の搬送方向と略平行の方向にスライド可能としたことを特徴とする原稿読取り装置。
  2. プラテンガラスを搬送中の原稿との摩擦力でスライドさせ、弾性部材の押圧力を、搬送される原稿の先端部とプラテンガラスとで発生する摩擦力よりも小さくした請求項1記載の原稿読取り装置。
  3. プラテンガラスのスライド幅を、原稿とプラテンガラスとの接触領域よりも大きくした請求項1又は2記載の原稿読取り装置。
  4. プラテンガラスのスライド領域の両端部に、プラテンガラスの汚れを除去するクリーニング部材を設けた請求項1、2、又は3記載の原稿読取り装置。
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