JP3355135B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP3355135B2
JP3355135B2 JP19925198A JP19925198A JP3355135B2 JP 3355135 B2 JP3355135 B2 JP 3355135B2 JP 19925198 A JP19925198 A JP 19925198A JP 19925198 A JP19925198 A JP 19925198A JP 3355135 B2 JP3355135 B2 JP 3355135B2
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【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、原稿の読取に際し
て、原稿搬送装置にて原稿を原稿読取位置に給送してそ
の内容を読み取り、読み取った原稿を原稿搬送ローラに
て搬送する原稿移動方式と、原稿を原稿載置台に載置し
原稿搬送装置の原稿押さえ部材にて押さえてその原稿を
読み取る原稿固定方式とを併用して画像形成する画像形
成装置に関するものであり、詳細には、原稿搬送装置に
備えられた原稿搬送ローラの汚れ防止に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】複写機等の画像形成装置においては、原
稿を原稿載置台に載置してその内容を読み込む原稿固定
方式を採用すると共に、原稿を自動的に読み込ませるこ
とを可能とする原稿移動方式を併用して原稿の読取を行
い、画像形成するものが知られている。
【0003】ここで、画像形成装置としてのファクシミ
リ装置やコピーマシン等における紙送りローラの清掃手
段の従来例として、例えば、実開平4−68038号公
報に開示されたものがある。
【0004】上記公報に開示された技術では、図10に
示すように、原稿101が紙送りローラ102によって
搬送される。その際、印刷された原稿101が紙送りロ
ーラ102に当接したときに、記録インクや紙粉等10
3が紙送りローラ102に付着するので、紙送りローラ
102が汚れる。
【0005】そこで、上記のファクシミリ装置やコピー
マシンでは、この紙送りローラ102に付着した汚れを
落とすために、クリーナー104を常設し、このクリー
ナー104にて、汚れた紙送りローラ102の表面を清
掃するようにしている。
【0006】上記の技術は、図11の模式図に示すよう
に、汚れた搬送ローラ111の表面を清掃するものとし
て、クリーニングブラシ112を押し当てる方式であ
り、最も代表的な例である。
【0007】他の例としては、上記図11のクリーニン
グブラシ112に類似するものではあるが、図12に示
すように、ローラ121の表面にクリーニングパッド1
22を押し当てる方式がある。また、図13に示すよう
に、ローラ131の表面にスポンジローラ132を押し
当てる方式もあり、この方式では摩擦負荷が少ないこと
が特徴となっている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のファクシミリ装置やコピーマシン等の画像形成装置
では、いずれも特別に付加されたクリーニング部材を必
要とするので、コストアップの原因になると共に、配置
スペースや回収された回収物の収納スペースが必要にな
るという問題点を有している。
【0009】本発明は、上記従来の問題点に鑑みなされ
たものであって、その目的は、原稿固定方式と原稿移動
方式とを併用して原稿の読取を行い、画像形成する画像
形成装置において、原稿搬送装置の原稿搬送ローラの汚
れを防止するために、専用のクリーニング部材を必要と
せず、低コストを図り、スペース効率を向上し得る画像
形成装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明の画
像形成装置は、上記課題を解決するために、原稿の読取
に際して、原稿搬送装置にて原稿を原稿読取位置に給送
してその内容を読み取り、読み取った原稿を原稿搬送ロ
ーラにて搬送する原稿移動方式と、原稿を原稿載置台に
載置し原稿搬送装置の原稿押さえ部材にて押さえてその
原稿を読み取る原稿固定方式とを併用して画像形成する
画像形成装置において、上記原稿搬送装置における原稿
押さえ部材の裏側に原稿搬送ローラが当接されているこ
とを特徴としている。
【0011】上記の発明によれば、原稿移動方式におい
ては、原稿は原稿搬送装置によって給送されて原稿読取
位置にて読み取られ、その読み取った原稿は原稿搬送ロ
ーラにて搬送される。一方、原稿固定方式においては、
原稿は原稿載置台に載置され、原稿搬送装置の原稿押さ
え部材にて押さえられてその原稿が読み取られる。
【0012】このような原稿移動方式と原稿固定方式と
を併用する画像形成装置においては、原稿搬送装置によ
り原稿移動方式にて原稿を読み取る際に、原稿の屑や原
稿に記載された記録インクが原稿搬送装置内部の原稿搬
送ローラに付着するので、原稿搬送ローラが汚れる。
【0013】しかし、本発明では、原稿搬送装置におけ
る原稿押さえ部材の裏側に原稿搬送ローラが当接されて
いる。このため、原稿移動方式にて原稿を搬送する際
に、原稿搬送ローラが汚れても、原稿搬送ローラが回転
するときに、その汚れが原稿押さえ部材によって擦り取
られる。
【0014】従って、原稿搬送装置における原稿搬送ロ
ーラが汚れるのを防止することができる。
【0015】ところで、この原稿搬送ローラのクリーニ
ングに際して、本発明では、原稿搬送装置に既存の原稿
押さえ部材を用いている。即ち、原稿搬送ローラをクリ
ーニングするに際して、特別な別途のクリーニング手段
を設けていない。従って、原稿搬送ローラのクリーニン
グのために専用部材を用いないことから、コスト、サイ
ズ及び重量面で有利となる。
【0016】この結果、原稿搬送装置の原稿搬送ローラ
の汚れを防止するために、専用のクリーニング部材を必
要とせず、低コストを図り、スペース効率を向上し得る
画像形成装置を提供することができる。
【0017】請求項2に係る発明の画像形成装置は、上
記課題を解決するために、請求項1記載の画像形成装置
において、上記原稿押さえ部材はその一部又は全部が弾
性材で構成されると共に、原稿搬送ローラはその弾性材
に当接されていることを特徴としている。
【0018】上記の発明によれば、原稿押さえ部材はそ
の一部又は全部が弾性材で構成されると共に、原稿搬送
ローラはその弾性材に当接されている。
【0019】このため、原稿搬送ローラに付着した汚れ
を原稿押さえ部材にてクリーニングするに際して、原稿
搬送ローラは弾性材にて擦られることになる。従って、
弾性材でないものでクリーニングするよりも、汚れを確
実に落とすことができる。
【0020】また、原稿押さえ部材は、一般的に、原稿
に接触する部分は、白色系のものが用いられる。従っ
て、本発明により、原稿押さえ部材の構成として、例え
ば、原稿側に白色フィルムを使用すると共に、その白色
フィルムの裏面にスポンジ等の弾性材を貼着したものと
の2層構造として構成することができる。
【0021】その結果、原稿押さえ部材の原稿側におい
ては白色フィルムを用いて画像の品質を向上する一方、
原稿押さえ部材における白色フィルムの裏面側において
は、上述したように、弾性材にて原稿搬送ローラに付着
した汚れを取り易くすると共に、この弾性材にて原稿押
さえ部材と原稿載置台との高さの不均一を吸収し、原稿
を原稿載置台に密着させることができる。
【0022】請求項3に係る発明の画像形成装置は、上
記課題を解決するために、請求項1又は2記載の画像形
成装置において、上記原稿搬送ローラは、原稿押さえ部
材における側面に当接されていることを特徴としてい
る。
【0023】上記の発明によれば、原稿搬送ローラは、
原稿押さえ部材における側面に当接されている。
【0024】即ち、原稿搬送ローラを原稿押さえ部材に
てクリーニングするに際して、原稿押さえ部材における
裏側であれば、必ずしも原稿押さえ部材の裏面である必
要はなく、原稿押さえ部材の側面であっても良い。即
ち、原稿押さえ部材の表面でなければ、原稿固定方式に
て原稿を読み取る際に、原稿搬送ローラが露出して原稿
を読み取る際に障害になるということがない。
【0025】また、スペース的に、原稿搬送ローラを原
稿押さえ部材の裏面へ当接させるよりも原稿押さえ部材
の側面に当接させる方が、原稿搬送装置の高さを低減す
ることができる場合がある。
【0026】請求項4に係る発明の画像形成装置は、上
記課題を解決するために、請求項1、2又は3記載の画
像形成装置において、上記原稿搬送ローラと当接する原
稿押さえ部材は、原稿搬送装置本体に取り付けられる一
方、原稿押さえ部材は、この原稿押さえ部材における上
記原稿搬送ローラへの当接部分のクリーニングを可能と
すべく、原稿搬送装置本体に対してその一部又は全部が
離接可能に形成されていることを特徴としている。
【0027】即ち、原稿搬送ローラは、原稿押さえ部材
に当接しているので、原稿押さえ部材の裏側におけるこ
の当接部分が次第に汚れてくる。
【0028】ここで、本発明では、原稿搬送ローラと当
接する原稿押さえ部材は、原稿搬送装置本体に取り付け
られる一方、原稿押さえ部材は、この原稿押さえ部材に
おける上記原稿搬送ローラへの当接部分のクリーニング
を可能とすべく、原稿搬送装置本体に対してその一部又
は全部が離接可能に形成されている。
【0029】このため、原稿押さえ部材の一部又は全部
を、原稿搬送装置本体から離間させて、この原稿押さえ
部材の裏側における原稿搬送ローラとの当接部分を露出
させることができるので、容易にその部分を手操作にて
拭き取る等してクリーニングすることができる。また、
これにより、初期のクリーニング効果を維持することが
できる。
【0030】従って、取扱性の良い画像形成装置を提供
することができる。
【0031】
【発明の実施の形態】本発明の実施の一形態について図
1ないし図9に基づいて説明すれば、以下の通りであ
る。尚、以下の実施の形態においては、画像形成装置と
して複写機に適用した場合を例示すると共に、この複写
機は、片面印字は勿論、両面印字も行なうことができる
ものとして説明する。
【0032】上記複写機1は、図2に示すように、上側
に原稿搬送装置2を備えている。この原稿搬送装置2
は、原稿移動方式にて原稿3の読取を可能とするもので
あり、原稿3を複写機1の後述する原稿読取位置27a
であるプラテンガラス27上へ自動送りし、原稿読取部
4にて原稿3における片面又は両面の画像情報の読取を
可能とするものとなっている。
【0033】また、複写機1は、原稿固定方式にて原稿
を読むときには、原稿載置台としての後述するテーブル
ガラス28に原稿3を載置し、原稿搬送装置2の後述す
る原稿押さえ部材46にて原稿3を押さえて、原稿読取
部4にて原稿走査して原稿3の内容を読み取るものとな
っている。
【0034】上記複写機1は、上記原稿読取部4と、こ
の原稿読取部4にて読み取った原稿3の画像情報を記録
用紙7に印字する画像形成部5と、この記録用紙7を収
納し、かつ収納している記録用紙7を画像形成部5へ順
次給送する給紙部6とを有している。
【0035】上記原稿読取部4は、図1に示すように、
原稿3を露光するランプリフレクタアセンブリ8と、原
稿3からの反射光像を光電変換素子(以下、「CCD(C
harge Coupled Device) 」と称する)11に導くための
反射ミラー9a〜9cと、原稿3からの反射光を結像す
るための光学レンズ体10と、この光学レンズ体10に
よって結像された反射光像を電気的画像信号に変換する
上記CCD11とから構成される。
【0036】上記のランプリフレクタアセンブリ8は、
原稿移動方式にて原稿3を読み取るときには、プラテン
ガラス27の下側で固定状態に保たれ、プラテンガラス
27上を搬送される原稿3を露光する。一方、原稿固定
方式にて原稿3を読み取るときには、ランプリフレクタ
アセンブリ8は、テーブルガラス28に載置された原稿
3に対してテーブルガラス28の下側で移動して原稿3
を露光走査するようになっている。
【0037】上記の原稿読取部4は、上述のようにして
読み取った原稿3の画像情報を、図示しない画像処理ユ
ニットを介して画像信号に変換し、図2において実線で
示すように、上記画像信号に対応したレーザ光を半導体
レーザ12によって、画像形成部5における感光体13
の表面に照射し、この感光体13の表面に静電潜像を形
成する。
【0038】画像形成部5は、ドラム状の感光体13
と、この感光体13の静電潜像をトナーにより可視像化
する現像部14と、感光体13のトナーによる可視像を
記録用紙7に転写する転写部15と、感光体13表面の
残留トナーを除去するクリーニングユニット16と、感
光体13を所定の電位に帯電させる帯電部17と、記録
用紙7に転写したトナー像を熱と圧力とにより定着させ
る定着部18とを備えている。
【0039】上記構成の複写機1における画像形成動作
について説明する。
【0040】先ず、記録用紙7は、給紙部6から感光体
13と転写部15との間を通る記録用紙搬送路19へ搬
送される。
【0041】上記記録用紙搬送路19では、記録用紙7
は、第1のローラ20によって、一旦挟持される。即
ち、上記第1のローラ20は、画像形成部5において、
感光体13の表面のトナー像を記録用紙7に正確に転写
するため、上記トナー像を含む画像情報の先端と記録用
紙7の先端とを合わせるように、記録用紙7を所定のタ
イミングにて画像形成部5に搬送する。
【0042】上記記録用紙搬送路19を通過することに
より画像形成が行われた記録用紙7は、正逆転可能な第
2のローラ21を正転駆動することにより排紙部23へ
送られる。
【0043】この時、上記画像形成動作が片面印字工程
であれば、上記記録用紙7は、そのまま排紙部23へ排
出される。しかしながら、上記画像形成動作が両面印字
工程であるときには、続いて上記記録用紙7の裏面に印
字するために、上記第2のローラ21が記録用紙7の後
端を挟持している状態でこれを反転駆動させ、記録用紙
7を上記記録用紙搬送路19とループを形成する記録用
紙再搬送路24に送り込む。上記記録用紙再搬送路24
には、記録用紙7の搬送を正常に補助するために第3の
ローラ22が設けられている。
【0044】また、本複写機1には、記録用紙再搬送路
24の側面に配置されたサイドカバー25が開閉軸26
を支点に回動自在に設けられており、上記記録用紙搬送
路19又は記録用紙再搬送路24で紙詰まり等が生じた
場合には、このサイドカバー25を開放してジャム処理
をすることができるようになっている。
【0045】次に、前記原稿搬送装置2について説明す
る。
【0046】本実施の形態の原稿搬送装置2は、片面又
は両面の原稿を自動的に読み込ませることを可能とする
所謂SPF(Single Pass Feeder) やDSPF(Duplex
Single Pass Feeder) 等の原稿搬送装置2となってい
る。
【0047】上記の片面又は両面の原稿を自動的に読み
込ませることを可能とする原稿搬送装置2においては、
一般的に、図1に示すように、原稿搬送機構における原
稿搬送方向の前後に原稿を搬送するPS(Paper Stop)ロ
ーラ32及び搬送ローラ42がそれぞれ設けられてお
り、これら前後のPSローラ32及び搬送ローラ42の
間に原稿読取位置27aが配置されている。
【0048】そして、片面原稿自動送り(SPF)で
は、原稿載置トレイである原稿トレイ31から一枚ずつ
原稿3を取り出して、PSローラ32にて原稿読取位置
27aまで搬送し、原稿3を読み取った後に、搬送ロー
ラ42及び排紙ローラ33にて排紙トレイ34に排出す
る。
【0049】また、両面原稿自動送り(DSPF)で
は、同様に、一枚ずつPSローラ32にて搬送された原
稿3の片面を読み取った後に、搬送ローラ42及び排紙
ローラ33にて原稿3を搬送し、排紙用の排紙ローラ3
3が排出とは逆の回転を行なうことによって、原稿3の
裏面の読取を実行し、原稿3の排出を行うようになって
いる。
【0050】上記機能を有する原稿搬送装置2の構成に
ついて詳述する。
【0051】上記原稿搬送装置2は、同図に示すよう
に、原稿トレイ31、原稿読取位置27aよりも原稿搬
送方向入紙側に設けられたPSローラ32、原稿読取位
置よりも原稿搬送方向排紙側に設けられた搬送ローラ4
2、排紙ローラ33及び排紙トレイ34を備え、さら
に、搬送路としては、原稿3を原稿読取位置27aに搬
送する主搬送路35、及び両面読取時にスイッチバック
された原稿3を再び主搬送路35に送り込むための反転
搬送路36を有している。
【0052】上記PSローラ32及び搬送ローラ42の
駆動力は、同図に示すように、モータ51によって行な
われる。即ち、モータ51の回転力は、クラッチ52を
介して搬送ローラ42に伝達される。さらに、搬送ロー
ラ42の駆動力は図示しない駆動伝達機構を使ってPS
ローラ32に伝達されるようになっている。
【0053】上記原稿搬送装置2においては、原稿トレ
イ31に読み取ろうとする複数枚の原稿3が載置され
る。上記PSローラ32は、主搬送路35内の原稿読取
位置27aの手前に配置され、主搬送路35に送り込ま
れてきた原稿3を、ここで一旦停止させた後、原稿3の
読取開始位置を制御するために所定のタイミングで上記
原稿読取位置27aへ原稿3を送り込む。
【0054】即ち、原稿トレイ31からの原稿3又は後
述する正逆転可能な排紙ローラ33にて搬送される原稿
3は、PSローラ32に到達すると、その搬送は一時停
止される。その後、PSローラ32が回転するときに
は、PSローラ32と原稿読取位置27aとの間の定め
られた距離を通過することにより、原稿3の先端が原稿
読取位置27aに到達する時間が予め設定可能である。
これにより、原稿読取部4におけるランプリフレクタア
センブリ8のランプ光量が原稿3の到達時に一定になる
タイミングにて照射スタートを開始することによって、
安定した画像の読取が実行される。
【0055】このように、PSローラ32は、安定した
原稿読取に必要な光学系の開始タイミングの基準値を出
力するために、回転、停止及び再回転が実行される。
【0056】また、PSローラ32は、その他に以下の
機能を有している。
【0057】例えば、PSローラ32まで搬送された原
稿3が万一「斜め送り」と呼ばれる斜行があったときに
は、PSローラ32が一時停止して再回転するときに、
その斜行を補正する。補正の原理としては、PSローラ
32が一時停止をするときには、原稿3は、同図に示す
給紙ローラ38とPSローラ32の間の主搬送路35、
又は排紙ローラ33とPSローラ32との間の反転搬送
路36及び主搬送路35にて弛みを持った状態で停止す
る。このとき、原稿3の用紙の弾力性により補正が行な
われ、PSローラ32に直行する状態に原稿3の先端部
が補正される。
【0058】この結果、次工程において、PSローラ3
2が回転したときには、原稿3は正規の状態で搬送され
る。
【0059】そして、搬送される原稿3は、上述したよ
うに、原稿読取位置27aにてその内容が読み取られた
後、搬送ローラ42及び排紙ローラ33を通して排紙さ
れる。
【0060】上記排紙ローラ33は、正逆転可能なロー
ラであり、読取が終了した原稿3を、排紙トレイ34に
排出するか又は反転搬送路36に送り込むために用いら
れる。上記排紙トレイ34は、読取が終了した原稿3の
排出先である。
【0061】上記原稿搬送装置2において、原稿3の片
面だけを読み取る場合には、原稿トレイ31から給紙し
た原稿3をピックアップローラ37及び給紙ローラ38
によって主搬送路35に送り込み、原稿読取位置27a
において原稿3の読取を行う。尚、上記給紙ローラ38
は給紙パッド39と当接しており、2枚以上の原稿3が
ピックアップローラ37によって同時に送り出された場
合には、この給紙パッド39によって下側の原稿3の搬
送が規制されるので、原稿3を上から1枚ずつ順次送り
出すことができる。
【0062】ここで、上記原稿読取位置27aとは、複
写機1の原稿読取部4におけるランプリフレクタアセン
ブリ8の光が照射される位置である。即ち、原稿読取部
4の上面には、ランプリフレクタアセンブリ8の位置に
対応してプラテンガラス27が設けられており、このプ
ラテンガラス27の上面を原稿3が移動する時に、原稿
面に光が照射され、原稿3の下面に対して読取が行われ
る。
【0063】また、上記原稿読取位置27aには、プラ
テンガラス27の上方に位置規制部材40が配置されて
いる。この位置規制部材40は、図3に示すように、そ
の両端に下向凸部40a・40aを有しており、上記原
稿3は、プラテンガラス27と位置規制部材40との間
を通過することにより、プラテンガラス27との最適な
位置関係を保つことができる。さらに、上記位置規制部
材40は、図1に示すように、原稿3がどのような厚さ
であっても原稿3とプラテンガラス27との距離を適切
に保てるように、例えば円錐コイルばねや円筒コイルバ
ネ等のスプリング41によって下方に付勢されている。
【0064】こうして原稿読取が行われた原稿3は、搬
送ローラ42及び排紙ローラ33によって排紙トレイ3
4上に排出される。
【0065】また、原稿3の両面を読み取る場合には、
上述の片面読取時と同様の動作により、先ず、原稿3の
表面をプラテンガラス27上にて原稿読取部4によって
読み取る。片面の読取が終了した原稿3は、排紙トレイ
34側ではなく反転トレイ43側へ送出される。即ち、
排紙ローラ33の下流側には切替ゲート44が配置され
ており、この切替ゲート44の位置によって原稿3の送
出先を排紙トレイ34と反転トレイ43との間で切り替
えることができる。
【0066】その後、原稿3の裏面を読み取るために、
原稿3が排紙ローラ33及び排紙従動ローラ33aに挟
まれている状態でこの排紙ローラ33を逆転駆動し、原
稿3を反転搬送路36へ送る。
【0067】即ち、排紙ローラ33よりも上流側におい
て、主搬送路35と反転搬送路36との合流箇所に切替
ゲート45が配置されており、反転トレイ43に送出さ
れる原稿3の後端が切替ゲート45の先端を超えた時点
で、切替ゲート45の位置を切り替え、排紙ローラ33
を逆転駆動すれば、原稿3は反転搬送路36へ送出され
る。
【0068】こうして反転搬送路36へ送出された原稿
3は、再び主搬送路35から原稿読取位置27aへ送ら
れ、裏面の読取が終了した後、排紙トレイ34上に排出
される。
【0069】尚、上述の説明では、原稿搬送装置2の自
動搬送機構によって原稿移動方式にて原稿3の読取を行
う動作を説明したが、原稿3が1枚だけで上記自動搬送
機構を特に使用する必要がない場合や、原稿3の材質が
堅く自動搬送機構の使用が困難な場合等には、上記自動
搬送機構を使用せずに、前記原稿固定方式にて原稿3の
読取を行うことも可能である。
【0070】即ち、図4に示すように、原稿搬送装置2
は、複写機1に対して回動開閉可能に備えられており、
また、複写機1の上面には、読取可能な原稿3の最大サ
イズに対応するテーブルガラス28が設けられている。
従って、このテーブルガラス28を利用して原稿3を読
み取るときには、先ず、上記原稿搬送装置2を開放した
後、原稿3を上記テーブルガラス28上にその読取面を
下にして載置し、その後、原稿搬送装置2を閉じる。原
稿搬送装置2の下面には、図5にも示すように、弾性材
46a及び白色フィルム46bからなる原稿押さえ部材
46が設けられており、図4に示すように、上記原稿搬
送装置2を閉じることにより、前記原稿3はテーブルガ
ラス28に押圧される。この状態にて、図1に示すよう
に、原稿読取部4のランプリフレクタアセンブリ8及び
反射ミラー9a〜9cによって構成される走査ユニット
を原稿面に沿って走査させることにより、上記原稿3の
読取が可能となる。
【0071】次に、本実施の形態の原稿搬送装置2にお
ける特徴部分について、以下に詳細に説明する。
【0072】上述したように、原稿3は、主搬送路35
におけるペーパーガイド53・54にガイドされて、P
Sローラ32及びPS従動ローラ32aにより原稿読取
位置27aに搬送された後、搬送ローラ42及び搬送従
動ローラ42aを経て、排紙ローラ33によって排紙ト
レイ34に載置されるか、又は原稿3の裏面を読み取る
ために、排紙ローラ33の逆回転により両面読取工程に
搬送される。尚、本実施の形態では、上記搬送ローラ4
2及び搬送従動ローラ42aを、本発明の原稿搬送ロー
ラとしている。
【0073】ここで、本実施の形態の搬送従動ローラ4
2aは、図1及び図6に示すように、原稿押さえ部材4
6の裏側に当接されている。
【0074】この原稿押さえ部材46は、前述したよう
に、弾性材46a及び白色フィルム46bからなってお
り、上記の搬送従動ローラ42aは、この原稿押さえ部
材46における弾性材46aに当接されている。
【0075】このため、搬送従動ローラ42aの表面が
原稿3の通過により記録インクや紙粉等によって汚れて
も、その汚れは、搬送従動ローラ42aが弾性材46a
に当接しているので、この弾性材46aによって擦り取
られる。
【0076】従って、搬送従動ローラ42aが汚れて
も、直ぐに、その汚れの除去を行なうことができる。
【0077】尚、上記搬送従動ローラ42aは、同図に
おいては、弾性材46aの裏面に当接されているが、必
ずしもこれに限らず、図7に示すように、原稿押さえ部
材46における弾性材46aの側面に当接することも可
能である。これによっても、搬送従動ローラ42aのク
リーニングが可能である。
【0078】一方、上記の原稿押さえ部材46は、図8
に示すように、原稿搬送装置本体としての原稿押さえ部
材保持フレーム2aの縁に回動可能に取り付けられてお
り、原稿押さえ部材46の裏面を全体的に開放可能とな
っている。
【0079】従って、原稿押さえ部材46の裏面を全体
的に開放することによって、上記搬送従動ローラ42a
の当接面46cが露出し、これによって、サービスマン
がこの当接面46cを図示しない布等によって清掃する
ことができるようになっている。
【0080】尚、上記実施の形態では、原稿押さえ部材
46は、その裏面の全てが開放露出されるようになって
いるが、必ずしもこれに限らず、例えば、図9に示すよ
うに、原稿押さえ部材46が略中央位置にて折曲される
ようにして、原稿押さえ部材46の一部分が開放される
ようにしておくことも可能である。
【0081】これによっても、前記当接面46cが露出
するので、クリーニングが可能である。
【0082】このように、本実施の形態の複写機1で
は、原稿移動方式においては、原稿3は原稿搬送装置2
における給紙ローラ38及びPSローラ32によって給
送されて原稿読取位置27aにて読み取られ、その読み
取った原稿3は搬送ローラ42及び搬送従動ローラ42
a並びに排紙ローラ33にて搬送される。
【0083】一方、原稿固定方式においては、原稿3は
テーブルガラス28に載置され、原稿搬送装置2の原稿
押さえ部材46にて押さえられてその原稿3が読み取ら
れる。
【0084】このような原稿移動方式と原稿固定方式と
を併用する複写機1においては、原稿搬送装置2により
原稿移動方式にて原稿3を読み取る際に、原稿3の屑や
原稿3に記載された記録インクが原稿搬送装置内部の搬
送ローラ42及び搬送従動ローラ42aに付着するの
で、搬送ローラ42及び搬送従動ローラ42aが汚れ
る。
【0085】しかし、本実施の形態では、原稿搬送装置
2における原稿押さえ部材46の裏側に搬送従動ローラ
42aが当接されている。このため、原稿移動方式にて
原稿3を搬送する際に、搬送従動ローラ42aが汚れて
も、搬送従動ローラ42aが回転するときに、その汚れ
が原稿押さえ部材46によって擦り取られる。
【0086】従って、原稿搬送装置2における搬送従動
ローラ42aが汚れるのを防止することができる。ま
た、これによって、搬送ローラ42の汚れも間接的に除
去することができる。
【0087】ところで、この搬送従動ローラ42aのク
リーニングに際して、本実施の形態では、原稿搬送装置
2に既存の原稿押さえ部材46を用いている。即ち、搬
送従動ローラ42aをクリーニングするに際して、特別
な別途のクリーニング手段を設けていない。従って、搬
送従動ローラ42aのクリーニングのために専用部材を
用いないことから、コスト、サイズ及び重量面で有利と
なる。
【0088】この結果、原稿搬送装置2の搬送従動ロー
ラ42a及び搬送ローラ42の汚れを防止するために、
専用のクリーニング部材を必要とせず、低コストを図
り、スペース効率を向上し得る複写機1を提供すること
ができる。
【0089】また、本実施の形態の複写機1では、原稿
押さえ部材46はその一部又は全部が弾性材46aで構
成されると共に、搬送従動ローラ42aはその弾性材4
6aに当接されている。
【0090】このため、搬送従動ローラ42aに付着し
た汚れを原稿押さえ部材46にてクリーニングするに際
して、搬送従動ローラ42aは弾性材46aにて擦られ
ることになる。従って、弾性材46aでないものでクリ
ーニングするよりも、汚れを確実に落とすことができ
る。
【0091】また、原稿押さえ部材46は、一般的に、
原稿3に接触する部分は、白色系のものが用いられる。
従って、本実施の形態により、原稿押さえ部材46の構
成として、例えば、原稿3側に白色フィルム46bを使
用すると共に、その白色フィルム46bの裏面にスポン
ジ等の弾性材46aを貼着することによって、2層構造
として構成することができる。
【0092】その結果、原稿押さえ部材46の原稿3側
においては白色フィルム46bを用いて画像の品質を向
上する一方、原稿押さえ部材46における白色フィルム
46bの裏面側においては、上述したように、弾性材4
6aにて搬送従動ローラ42aに付着した汚れを取り易
くすると共に、この弾性材46aにて原稿押さえ部材4
6とテーブルガラス28との高さの不均一を吸収し、原
稿3をテーブルガラス28に密着させることができる。
【0093】また、本実施の形態の複写機1では、搬送
従動ローラ42aは、原稿押さえ部材46における側面
に当接することが可能となっている。
【0094】即ち、搬送従動ローラ42aを原稿押さえ
部材46にてクリーニングするに際して、原稿押さえ部
材46における裏側であれば、必ずしも原稿押さえ部材
46の裏面である必要はなく、原稿押さえ部材46の側
面であっても良い。即ち、原稿押さえ部材46の表面で
なければ、原稿固定方式にて原稿を読み取る際に、搬送
従動ローラ42aが露出して原稿3を読み取る際に障害
になるということがない。
【0095】また、スペース的に、搬送従動ローラ42
aを原稿押さえ部材46の裏面へ当接させるよりも原稿
押さえ部材46の側面に当接させる方が、原稿搬送装置
2の高さを低減することができる場合がある。
【0096】また、搬送従動ローラ42aは、原稿押さ
え部材46に当接しているので、原稿押さえ部材46の
裏側におけるこの当接部分が次第に汚れてくる。
【0097】ここで、本実施の形態では、搬送従動ロー
ラ42aと当接する原稿押さえ部材46は、原稿押さえ
部材保持フレーム2aに取り付けられる一方、原稿押さ
え部材46は、この原稿押さえ部材46における搬送従
動ローラ42aへの当接部分のクリーニングを可能とす
べく、原稿押さえ部材保持フレーム2aに対してその一
部又は全部が離接可能に形成されている。
【0098】このため、原稿押さえ部材46の一部又は
全部を、原稿押さえ部材保持フレーム2aから離間させ
て、この原稿押さえ部材46の裏側における搬送従動ロ
ーラ42aとの当接部分を露出させることができるの
で、容易にその部分を手操作にて拭き取る等してクリー
ニングすることができる。また、これにより、初期のク
リーニング効果を維持することができる。
【0099】従って、取扱性の良い複写機1を提供する
ことができる。
【0100】
【発明の効果】請求項1に係る発明の画像形成装置は、
以上のように、原稿搬送装置における原稿押さえ部材の
裏側に原稿搬送ローラが当接されているものである。
【0101】それゆえ、原稿移動方式にて原稿を搬送す
る際に、原稿搬送ローラが汚れても、原稿搬送ローラが
回転するときに、その汚れが原稿押さえ部材によって擦
り取られる。
【0102】従って、原稿搬送装置における原稿搬送ロ
ーラが汚れるのを防止することができる。
【0103】ところで、この原稿搬送ローラのクリーニ
ングに際して、本発明では、原稿搬送装置に既存の原稿
押さえ部材を用いている。即ち、原稿搬送ローラをクリ
ーニングするに際して、特別な別途のクリーニング手段
を設けていない。従って、原稿搬送ローラのクリーニン
グのために専用部材を用いないことから、コスト、サイ
ズ及び重量面で有利となる。
【0104】この結果、原稿搬送装置の原稿搬送ローラ
の汚れを防止するために、専用のクリーニング部材を必
要とせず、低コストを図り、スペース効率を向上し得る
画像形成装置を提供することができるという効果を奏す
る。
【0105】請求項2に係る発明の画像形成装置は、以
上のように、請求項1記載の画像形成装置において、上
記原稿押さえ部材はその一部又は全部が弾性材で構成さ
れると共に、原稿搬送ローラはその弾性材に当接されて
いるものである。
【0106】それゆえ、原稿搬送ローラに付着した汚れ
を原稿押さえ部材にてクリーニングするに際して、原稿
搬送ローラは弾性材にて擦られることになる。従って、
弾性材でないものでクリーニングするよりも、汚れを確
実に落とすことができるという効果を奏する。
【0107】また、原稿押さえ部材は、一般的に、原稿
に接触する部分は、白色系のものが用いられる。従っ
て、本発明により、原稿押さえ部材の構成として、例え
ば、原稿側に白色フィルムを使用すると共に、その白色
フィルムの裏面にスポンジ等の弾性材を貼着したものと
の2層構造として構成することができる。
【0108】その結果、原稿押さえ部材の原稿側におい
ては白色フィルムを用いて形成画像の品質を向上する一
方、原稿押さえ部材における白色フィルムの裏面側にお
いては、上述したように、弾性材にて原稿搬送ローラに
付着した汚れを取り易くすると共に、この弾性材にて原
稿押さえ部材と原稿載置台との高さの不均一を吸収し、
原稿を原稿載置台に密着させることができるという効果
を奏する。
【0109】請求項3に係る発明の画像形成装置は、以
上のように、請求項1又は2記載の画像形成装置におい
て、上記原稿搬送ローラは、原稿押さえ部材における側
面に当接されているものである。
【0110】それゆえ、原稿搬送ローラを原稿押さえ部
材にてクリーニングするに際して、原稿押さえ部材にお
ける裏側であれば、必ずしも原稿押さえ部材の裏面であ
る必要はなく、原稿押さえ部材の側面であっても良い。
即ち、原稿押さえ部材の表面でなければ、原稿固定方式
にて原稿を読み取る際に、原稿搬送ローラが露出して原
稿の読取に障害となるということがない。
【0111】また、スペース的に、原稿搬送ローラを原
稿押さえ部材の裏面へ当接させるよりも原稿押さえ部材
の側面に当接させる方が、原稿搬送装置の高さを低減す
ることができる場合があるという効果を奏する。
【0112】請求項4に係る発明の画像形成装置は、以
上のように、請求項1、2又は3記載の画像形成装置に
おいて、上記原稿搬送ローラと当接する原稿押さえ部材
は、原稿搬送装置本体に取り付けられる一方、原稿押さ
え部材は、この原稿押さえ部材における上記原稿搬送ロ
ーラへの当接部分のクリーニングを可能とすべく、原稿
搬送装置本体に対してその一部又は全部が離接可能に形
成されているものである。
【0113】それゆえ、原稿押さえ部材の一部又は全部
を、原稿搬送装置本体から離間させて、この原稿押さえ
部材の裏側における原稿搬送ローラとの当接部分を露出
させることができるので、容易にその部分を手操作にて
拭き取る等してクリーニングすることができる。また、
これにより、初期のクリーニング効果を維持することが
できる。
【0114】従って、取扱性の良い画像形成装置を提供
することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における複写機に装着された原稿搬送装
置の実施の一形態を示す構成図である。
【図2】上記原稿搬送装置を備えた複写機を示す全体構
成図である。
【図3】上記原稿搬送装置における位置規制部材を示す
構成図である。
【図4】原稿固定方式にて原稿を読み取る際に、原稿搬
送装置が複写機に対して開放される状態を示す説明図で
ある。
【図5】上記原稿搬送装置の原稿押さえ部材を示す斜視
図である。
【図6】上記原稿搬送装置の搬送従動ローラが原稿押さ
え部材の裏面において弾性材に当接している状態を示す
説明図である。
【図7】上記原稿搬送装置の搬送従動ローラが原稿押さ
え部材の側面において弾性材に当接している状態を示す
説明図である。
【図8】上記原稿押さえ部材の全体が原稿押さえ部材保
持フレームに対して開放される状態を示す斜視図であ
る。
【図9】上記原稿押さえ部材の一部分が原稿押さえ部材
保持フレームに対して開放される状態を示す斜視図であ
る。
【図10】従来の画像形成装置における紙送りローラの
清掃手段を示す構成図である。
【図11】従来の、紙送りローラに対してクリーニング
ブラシを押し当てる方式の清掃手段を示す模式図であ
る。
【図12】従来の、紙送りローラに対してクリーニング
パッドを押し当てる方式の清掃手段を示す模式図であ
る。
【図13】従来の、紙送りローラに対してスポンジロー
ラを押し当てる方式の清掃手段を示す模式図である。
【符号の説明】
1 複写機 2 原稿搬送装置 2a 原稿押さえ部材保持フレーム(原稿搬送装置本
体) 3 原稿 8 ランプリフレクタアセンブリ 27 プラテンガラス 27a 原稿読取位置 28 テーブルガラス(原稿載置台) 32 PSローラ 33 排紙ローラ 40 位置規制部材 41 スプリング 42 搬送ローラ(原稿搬送ローラ) 42a 搬送従動ローラ(原稿搬送ローラ) 46 原稿押さえ部材 46a 弾性材 46b 白色フィルム 51 モータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−164823(JP,A) 特開 平9−43746(JP,A) 特開 平10−153889(JP,A) 特開 平6−43712(JP,A) 特開 平6−67497(JP,A) 特開 平5−77962(JP,A) 特開 平6−115751(JP,A) 実開 平4−68038(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 15/00 G03G 15/04 G03G 21/16 - 21/18 B65H 5/00 - 5/38 B65H 29/00 - 29/70 H04N 1/04 - 1/207

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原稿の読取に際して、原稿搬送装置にて原
    稿を原稿読取位置に給送してその内容を読み取り、読み
    取った原稿を原稿搬送ローラにて搬送する原稿移動方式
    と、原稿を原稿載置台に載置し原稿搬送装置の原稿押さ
    え部材にて押さえてその原稿を読み取る原稿固定方式と
    を併用して画像形成する画像形成装置において、 上記原稿搬送装置における原稿押さえ部材の裏側に原稿
    搬送ローラが当接されていることを特徴とする画像形成
    装置。
  2. 【請求項2】上記原稿押さえ部材はその一部又は全部が
    弾性材で構成されると共に、原稿搬送ローラはその弾性
    材に当接されていることを特徴とする請求項1記載の画
    像形成装置。
  3. 【請求項3】上記原稿搬送ローラは、原稿押さえ部材に
    おける側面に当接されていることを特徴とする請求項1
    又は2記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】上記原稿搬送ローラと当接する原稿押さえ
    部材は、原稿搬送装置本体に取り付けられる一方、 原稿押さえ部材は、この原稿押さえ部材における上記原
    稿搬送ローラへの当接部分のクリーニングを可能とすべ
    く、原稿搬送装置本体に対してその一部又は全部が離接
    可能に形成されていることを特徴とする請求項1、2又
    は3記載の画像形成装置。
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