JP2010093376A - 画像読取装置及びそれを備えた画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】白色基準部材やコンタクトガラス等に黒点が存在しても、黒点の読み取りを回避して適切な白色基準データを取得すると共に、白色基準部材及び装置本体の大型化を防止可能な画像読取装置及びそれを備えた画像形成装置を提供する。
【解決手段】画像読取装置21には、光源1、反射板2、第1キャリッジ8、第2キャリッジ9、コンタクトガラス25、白色基準板55、4つのラインセンサ7a〜7dが等間隔で配置されたCCDセンサ7、制御部60が備えられており、制御部60は、白色基準板55におけるラインセンサ7a〜7dの読取領域S(R)〜S(G)に黒点が存在する場合、読取領域S(R)〜S(G)間に黒点が配置されるよう読取領域S(R)〜S(G)を移動する黒点回避動作を行って白色基準データを取得する。
【選択図】図7

Description

本発明は、デジタル複写機やイメージスキャナ等に用いられる、原稿を走査して読み取る画像読取装置及びそれを備えた画像形成装置に関し、特に、白色基準データの取得に関する。
従来、電子写真プロセスを用いた複写機等に搭載される画像読取装置には、シート状の原稿を読み取るために順次原稿載置台へ送り込み、読み取り終了後に原稿載置台上から排出するような原稿搬送装置を備えたものがある。このような画像読取装置においては、原稿押さえを閉じたままで原稿搬送装置によって原稿を自動的に搬送して読み取るシートスルー方式と、読み取る毎に原稿押さえを開閉して原稿載置台(コンタクトガラス)上の原稿を1枚ずつ取り替える原稿固定方式と、の2種類の読み取り方式が可能である。
また、かかる画像読取装置では、レッド(R)、グリーン(G)、ブルー(B)に対応したカラーセンサ、及びモノクロ(B/W)センサの4色のCCDセンサを用いて画像の読み取りを行う場合がある。各センサで適切な画像の読み取りを行うため白色基準板(白色基準部材)を用いてシェーディング補正を行っているが、かかるシェーディング補正において白色基準板から白色基準データを適切に取得できなければ、画像品質を十分に確保することが困難となる。
そこで、適切にシェーディング補正を行うための方法が提案されており、例えば特許文献1には、白色基準板に4箇所の黒マークを設けることにより、最適領域でのシェーディング補正を行う方法が開示されている。
特開2004−120599号公報
しかし、特許文献1の方法では、白色基準データを取得するために白色基準部材の位置を検知するための方法は開示されているが、白色基準部材に黒点、すなわち濃度が不均一な部分が存在した場合に、かかる黒点部分を回避して白色基準データを取得するための方法は開示されていない。
白色基準部材やコンタクトガラスにおける白色基準部材の読取領域に黒点が存在する場合、適切な白色基準データを取得するためには、白色基準部材における黒点以外の部分からの反射光を取得する必要がある。しかし、近年、R、G、B及びB/Wセンサの間隔が離れているCCDセンサが増加しており、かかる4色のセンサの読取領域全体の外側に黒点部分を回避するよう読取領域を移動させると、その分白色基準部材を大きくする必要がある。
また、かかる白色基準部材の大型化に伴い、装置本体の大型化も招くおそれがある。特に、黒点が複数存在する場合に、上記黒点回避を複数回行えば、白色基準部材の一層の大型化が必要となり、装置本体の一層の大型化を招くおそれがある。
本発明は、上記問題点に鑑み、白色基準部材やコンタクトガラス等に黒点が存在しても、黒点の読み取りを回避して適切な白色基準データを取得すると共に、白色基準部材及び装置本体の大型化を防止可能な画像読取装置及びそれを備えた画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、原稿を走査方向に照明する光源と原稿からの反射光を導くミラーとを有し、副走査方向に移動可能な走査手段と、該走査手段により導かれた反射光を前記副走査方向に所定間隔を隔てて電気信号に変換する複数の光電変換素子を有する光電変換部材と、前記光源により照射され、反射光が前記ミラーにより前記光電変換部材に導かれる白色基準部材と、前記光電変換部材により出力される原稿からの反射光を画像データとして読み取ると共に、前記白色基準部材からの反射光を読み取り白色基準データを取得可能な制御手段と、を備えた画像読取装置において、前記複数の光電変換素子には、前記白色基準部材における前記所定間隔を隔てた所定の読取領域からの反射光が導かれ、前記制御手段は、前記読取領域における所定の閾値以下の白色度を示す黒点の有無を検知可能であり、前記読取領域に前記黒点が存在する場合、前記読取領域間に前記黒点が配置されるよう前記読取領域を移動する黒点回避動作を行って前記白色基準データを取得することを特徴としている。
また本発明は、前記制御手段は、前記黒点回避動作を複数回行い、前記黒点と重なる前記読取領域が所定数量以上検知された場合は、前記白色基準データの取得を中止することを特徴としている。
また本発明は、前記制御手段は、前記白色基準データの取得を中止すると共に異常を通知することを特徴としている。
また本発明は、上記構成の画像読取装置を備えた画像形成装置である。
本発明の第1の構成によれば、複数の光電変換素子に、白色基準部材における所定間隔を隔てた所定の読取領域からの反射光が導かれ、制御手段が、読取領域における所定の閾値以下の白色度を示す黒点の有無を検知可能とし、読取領域に黒点が存在する場合、読取領域間に黒点が配置されるよう読取領域を移動する黒点回避動作を行って白色基準データを取得することとした。
これにより、白色基準部材の読取領域に黒点が存在する場合であっても全ての光電変換素子の読取領域よりも外側に黒点を回避するよう読取領域を移動させる必要がないため、白色基準部材の省スペース化を図りつつ黒点からの反射光の白色基準データへの混入を防止することができる。従って、黒点を回避して適切な白色基準データを取得することができ、画像品質の低下を防止すると共に、白色基準部材の大型化及び装置本体の大型化を防止することができる。
また、本発明の第2の構成によれば、上記第1の構成の画像読取装置において、制御手段が、黒点回避動作を複数回行い、黒点に重なる読取領域が所定数量以上検知された場合は白色基準データの取得を中止することにより、白色基準データへの黒点からの反射光の混入を確実に排除することができる。これにより、白色基準部材やコンタクトガラス等の黒点から読取領域を回避できない状態で白色基準データを取得することを防止し、画像品質の低下をより防止することができる。
また、本発明の第3の構成によれば、上記第2の構成の画像読取装置において、制御手段が、白色基準データの取得を中止すると共に異常を通知することにより、ユーザは異常をいち早く認識して白色基準部材やコンタクタクトガラス等へ付着した黒点を除去することができる。
また、本発明の第4の構成によれば、上記第1〜第3のいずれかの構成の画像読取装置を備えた画像形成装置とすることにより、黒点を回避して適切な白色基準データを取得することができ、画像品質の低下を防止した画像形成を行うと共に、装置本体の大型化を防止することができる。
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について説明する。図1は、本発明の第1実施形態に係る画像読取装置が搭載された画像形成装置の内部構成を示す正面断面図であり、図2は、本実施形態の画像読取装置の内部構成を示す正面断面図であり、図3は上面図である。
図1に示すように、画像形成装置100は、いわゆる胴内排出型のデジタル複写機であって、大きくは、本体ハウジング20と、その上部に配設された画像読取装置21とから構成されている。画像読取装置21内には、原稿の画像を電気信号として読み取るための後述する各種機構が設けられ、他方、本体ハウジング20内には、画像読取装置21で読み取られた原稿画像の電気信号に基づいて用紙に画像を転写するための後述する各種機構が設けられる。
本体ハウジング20は、下ハウジング20aと、その上方で左側部に沿って位置し画像読取装置21に連結される連結ハウジング20bと、で構成され、下ハウジング20aには、用紙を収容し給紙するための給紙部や、用紙上にトナー画像を形成する画像形成部や、用紙上のトナー画像を定着するための定着部等が設けられ、他方、連結ハウジング20bには、定着後の用紙を搬送して排出するための用紙排出部が設けられている。また、画像読取装置21の直下における連結ハウジング20bの右側方には、右側面及び正面に向けて大きく開放された胴内排紙空間22が形成されており、この胴内排紙空間22には、連結ハウジング20bの右側面から水平方向に排出される用紙を受け取って積載するための用紙排出トレイ23が設けられている。
画像読取装置21の上面には、コンタクトガラス25や、正面側に表出した操作パネル(図示せず)が配設されている。更に、画像読取装置21の上方には、コンタクトガラス25における第1画像読取部R1にシート状の原稿を搬送する原稿搬送装置27を搭載した原稿押さえ28が、画像読取装置21の背面にヒンジ部によって開閉自在に支持されている。
原稿押さえ28は、コンタクトガラス25に対して閉じて原稿の読取動作がなされる閉状態と、コンタクトガラス25に対して開いた開状態とを取り得る。そして、原稿搬送部27を用いない原稿固定方式では、読み取る毎に原稿押さえ28を開閉してコンタクトガラス25の第2画像読取部R2に原稿を1枚ずつ取り替えて読み取りを行う。
原稿搬送装置27は、複数枚の原稿を整合して積載する原稿ガイド29aを備えた原稿給紙トレイ29と、コンタクトガラス25における第1画像読取部R1の上方に位置し原稿給紙トレイ29が突設された原稿カバー30と、この原稿カバー30の側方で原稿押さえ28の上面の一部に直付けで形成された原稿排出トレイ31とを含み、原稿給紙トレイ29から原稿カバー30内を経て原稿排出トレイ31に至る原稿搬送路dが形成されている。
原稿カバー30内には、原稿搬送路dに沿って上流側から順に、ピックアップローラ32、搬送ローラ対33、レジストローラ対34、及び排出ローラ対35から成る原稿搬送手段が設けられている。これらのうちで搬送ローラ対33は、駆動ローラ33aと分離ローラ33bとから構成されていて、分離ローラ33bは回転負荷が所定トルクを下回る場合のみ駆動ローラ33aと逆方向に回転し、回転負荷が所定トルクを上回る場合には駆動ローラ33aと従動回転するようになっている。
レジストローラ対34と排出ローラ対35の間には、コンタクトガラス25における第1画像読取部R1に対向して配置され、原稿を第1画像読取部R1に向けて押圧するための原稿押圧部36と、第1及び第2画像読取部R1、R2の間に配置された白色基準板(白色基準部材)55と、が設けられている。白色基準板55は、保持部材57に嵌め込まれた状態で第1及び第2画像読取部R1、R2の間に配置されている。なお、原稿搬送路dは搬送ローラ対33から第1画像読取部R1に至る間において反転するように湾曲している。
また、原稿搬送路dには、原稿の存否を検知するための複数のセンサが適所に設けられている。例えば、原稿給紙トレイ29の中央部には原稿検知センサSaが、搬送ローラ対33の下流側には給紙センサSbが、排出ローラ対35の下流側には排出センサScが、それぞれ設けられている。原稿給紙トレイ29上にセットされた原稿は、原稿搬送手段によって1枚ずつ順次、原稿搬送路dを通して搬送され、第1画像読取部R1を通過した後に原稿排出トレイ31上に順次排出される。原稿排出トレイ31上に排出された原稿はユーザの手によって取り出される。
次に、原稿搬送部27を用いたシートスルー方式の原稿搬送動作について説明する。シートスルー方式の原稿搬送動作においては、先ず、原稿給紙トレイ29に画像面を上向きにセットされた複数枚の原稿は、ばね部材37aによって上向きに付勢された昇降板37により、所定の圧力でピックアップローラ32に押しつけられる。ここで操作パネルのコピー開始ボタンがオンされると、一次給紙駆動手段(不図示)により、ピックアップローラ32及び搬送ローラ対33が回転駆動される。
原稿給紙トレイ29にセットされた原稿は、ピックアップローラ32によって通常上段の複数枚が搬送ローラ対33に送られる。搬送ローラ対33に送られた複数枚の原稿は、分離ローラ33bにより最上の1枚のみが分離されてレジストローラ対34に向けて搬送される。その際、その原稿の先端が給紙センサSbによって検出されてから所定の距離だけその原稿が搬送された後、一次給紙駆動手段の作動停止によって搬送ローラ対33の駆動ローラ33a及びピックアップローラ32の回転駆動が停止され一次給紙が終了する。一次給紙された原稿は、その先端がレジストローラ対34のニップ部に押圧され、且つその先端部に撓みが形成された状態で停止させられる。
一次給紙が終了してから所定時間経過後、二次給紙が開始される。つまり、二次給紙駆動手段(不図示)の作動により、レジストローラ対34が回転駆動される。原稿は、レジストローラ対34により、第1画像読取部R1を経て排出ローラ対35に向けて搬送された後、最終的には排出ローラ対35によって原稿排紙トレイ31上に排出される。その際、排出センサScにより原稿の後端通過を検知したことによって、原稿1枚の画像読み取りの完了を検出するようになっている。
ここで排出センサScは、原稿の給紙搬送完了毎に原稿枚数を計数するカウント機能を有しており、原稿検知センサS1が後続の原稿を検知していれば、2枚目以降の原稿搬送が上記と同様に続行される。なお、原稿は、第1画像読取部R1を通過する際に、原稿押圧部36によってコンタクトガラス25に向けて軽く押圧されながら搬送され、その原稿の画像が第1画像読取部R1を通じて読み取られるようになっている。
続いて、原稿の画像を電気信号として読み取るための画像読取装置21の構成について、図1〜図3を参照しながら説明する。画像読取装置21のフレーム21a内には、原稿の画像面に向けて走査方向(図3のX方向)に光を照射する光源であるランプ1と、このランプ1からの光を効率よく原稿の画像面に与えるための反射板2と、原稿反射光を直接に受けて反射させる第1ミラー3と、この第1ミラー3からの反射光を受けて反射させる第2ミラー4と、この第2ミラー4からの反射光を受けて反射させる第3ミラー5と、この第3ミラー5からの反射光を導入して集光するレンズ群(不図示)を保持した鏡胴6と、この鏡胴6のレンズ群で集光された原稿反射光を受けて電気信号に変換するCCDセンサ(光電変換部材)7と、がベースプレート10上に配設されている。なお、原稿反射光の光路を一点鎖線で示す。
ここで、ランプ1、反射板2及び第1ミラー3は第1キャリッジ8(走査手段)上に一体的に固定され、また、第2ミラー4及び第3ミラー5は第2キャリッジ(走査手段)9上に一体的に固定されており、これらの第1キャリッジ8と第2キャリッジ9は、相互に独立しているが連携して往復移動可能になっている。
つまり、上記のシートスルー方式で原稿画像の読取動作が行われる際は、第1キャリッジ8が図2及び図3に示す停止位置から副走査方向(図3のY方向)に沿って第1画像読取部R1の直下に移動し、第1キャリッジ8と第2キャリッジ9は相互に原稿反射光の光路長を一定に維持しながら第1画像読取部R1を往復移動(走査移動)する。他方、原稿固定方式の際は、第1キャリッジ8と第2キャリッジ9は相互に原稿反射光の光路長を一定に維持しながら第2画像読取部R2を往復移動する。また、第1キャリッジ8及び第2キャリッジ9は、ここでは図示しないキャリッジ駆動モータ53(図4参照)により駆動されるようになっている。
このような構成のもと、ランプ1から照射されて原稿の画像面で反射した原稿反射光は、第1ミラー3〜第3ミラー5で反射して鏡胴6内のレンズ群に導入され、レンズ群で集光されてCCDセンサ7上に結像する。そして、このCCDセンサ7で光電変換処理がなされ、原稿画像は電気信号として読み取られる。
続いて、読み取った原稿画像の電気信号に基づいてシートに画像を転写するために、本体ハウジング20内に設けられた各種機構の構成について、図1を参照しながら以下に説明する。先ず、シートの給紙部について述べる。下ハウジング20aの下部には、種々サイズのシート(主として用紙)を収納し、正面から出し入れ可能な給紙カセット40が配設されていて、この給紙カセット40に収納されているシートPは、繰り出しコロ40aにより1枚ずつ送り出される。また、下ハウジング20aの下部における左側面には、必要に応じて引き倒される開閉可能な手差しトレイ41が設けられていて、この手差しトレイ41にセットされているシート(用紙やOHPシート)P′は、繰り出しコロ41aにより1枚ずつ送り出される。
次に、シート上にトナー画像を形成する画像形成部、及びシート上のトナー画像を定着するための定着部について述べる。下ハウジング20a内における給紙カセット40の上方には、主たる画像形成部を構成する感光体ドラム42をはじめ、この感光体ドラム42の周囲に、帯電装置43、レーザ露光ユニット44、現像装置45、転写ローラ46、及びクリーニング装置47が配設されている。また、下ハウジング20a内における転写ローラ46の上方且つ連結ハウジング20bの直下には定着装置48が配設されている。
感光体ドラム42は、正帯電性のアモルファスシリコン製であって、駆動時には所定の周速度で図1中時計回りに回転する。感光体ドラム42の表面は、高電圧が印加された帯電装置43から発生したコロナ放電によって一様に帯電された後、CCDセンサ7からの原稿画像の電気信号に基づくレーザ露光ユニット44からのビーム光の照射によって、所定の明電位と暗電位の部分からなる静電潜像が形成される。
更に、感光体ドラム42の回転によって、静電潜像は現像位置にまで回転移動する。現像装置45の構成要素である現像ローラ45aは、ステンレス製で内部に固定磁石を有しており、感光体ドラム42と所定の間隙をもって回転自在に支持され、駆動時には感光体ドラム42と同一方向に所定の周速度で回転する。現像装置45内には、例えば体積平均粒径9μm(コールターカウンターでの計測によるメジアン径)の正帯電の磁性トナーが充填されており、磁性ブレード(不図示)によって現像ローラ45aの表面にトナー薄層が形成される。また、現像ローラ45aには、所定の現像バイアス電圧が印加されている。現像領域に達したトナーは、その現像バイアス電圧により現像ローラ45aの表面から飛翔して感光体ドラム42の表面の静電潜像に吸着し、トナー像が形成(現像)される。
ここで、給紙カセット40(又は手差しトレイ41)から1枚ずつ繰り出されてレジストローラ対49に到達したシートP(又はP′)は、感光体ドラム42上のトナー像が転写ローラ46に接近するのに同期して、レジストローラ対49で搬送タイミングが調整されながら上方に向けて送り出され、搬送路T1を通じて感光体ドラム42と転写ローラ46との間に搬送される。そして、そのシートPの先端とトナー像の先端が一致して転写ローラ46を通過することにより、トナー像中のトナーのほとんどがシートP上に転写される。
シートP上に転写されずに感光体ドラム42の表面に残留したトナーは、クリーニング装置47によって感光体ドラム42から除去される。一方、トナー像が転写されたシートPは定着装置48へ送られる。定着装置48は、加熱ローラ48a及び加圧ローラ48bからなる定着ローラ対を有していて、この定着ローラ対によって互いのニップを通過するシートP上のトナー顕像を加熱・加圧して定着させ、これによりシートPには定着された転写画像が形成される。
定着装置48を通過したシートPは、そのまま垂直上方に向く垂直搬送路T2に沿って連結ハウジング20b内に搬送される。この連結ハウジング20b内には、垂直搬送路T2に連結された搬送ローラ対50、用紙排出トレイ23にシートPを排出するための排出ローラ対51が配設されている。搬送ローラ対50から送り出されシートPは、搬送路T3を通って排出ローラ対51に達し、排出ローラ対51から用紙排出トレイ23へ排出される。
図4は、画像読取装置の制御経路の一例を示すブロック図である。なお、画像読取装置21を使用する上で画像形成装置100各部の様々な制御がなされるため、全体の制御経路は複雑なものとなる。そこで、ここでは制御経路のうち、本発明の実施に必要となる部分についてのみ説明する。
制御部(制御手段)60は、例えばCPU(Central Processing Unit;中央演算処理装置)であり、設定されたプログラムに従いキャリッジ駆動モータ53に制御信号を送信して第1キャリッジ8及び第2キャリッジ9の駆動を制御するとともに、第1キャリッジ8内のランプ1の発光タイミングを制御する。また、CCDセンサ7から送信される電気信号(データ)を、必要に応じて解像度処理、変倍処理或いは階調処理して画像データを作成する。
また、制御部60は、白色基準板55から導かれた反射光に基づきCCDセンサ7から送信される白色基準データを受信すると共に、後述する白色基準板55における各読取領域での黒点の有無を検知する。すなわち制御部60は、各読取領域の白色度が所定の閾値A(例えば200)以上であるか否かを判断する。
CCDセンサ7の各ラインセンサからの白色基準データ中に、白色度が所定の閾値以下の黒点からの反射光(黒色データ)が混入すれば、白色基準データの白色度が低下する。従って、読取領域での白色基準データの白色度が閾値A以上であれば黒色データは白色基準データに混入しておらず、読取領域に黒点が存在していないと判断することができる。一方、閾値A未満であれば黒色データが白色基準データに混入しており、読取領域に黒点が存在すると判断することができる。
また、制御部60は、読取領域に黒点が存在する場合、読取領域間に黒点が配置されるよう、読取領域を移動する黒点回避動作を行う。かかる黒点回避動作は、例えば白色基準板55からの反射光の取得タイミングを可変したり、第1キャリッジ8及び第2キャリッジ9の移動タイミングを可変すること等により行うことができる。
記憶部61は、画像メモリ70、ROM(Read Only Memory)71、RAM(Random Access Memory)72を備えており、画像メモリ70は制御部60において作成された画像データをデジタル信号に変換して記憶する。ROM71、RAM72は制御部60において用いられる基本プログラムや処理内容等を格納する。
その他、ROM71、RAM72には、閾値A、白色基準板55におけるCCDセンサ7の各ラインセンサの読取領域、初期の白色基準データ読取領域や、黒点が存在する読取領域を有するラインセンサの数量、かかる数量と読取領域の黒点回避方向・移動量との関係、黒点回避動作回数や、白色基準データ取得回数等に関するパラメータ等が記憶される。
ここで、白色基準データを取得するための方法として、第1キャリッジ8及び第2キャリッジ9が副走査方向(原稿搬送方向)に移動しながらCCDセンサ7により白色基準板55を複数回読み取り、取得した白色基準データの平均値をもって白色基準データとする方法が一般的に用いられている。このように平均値をとることによって、白色基準板55の濃度ムラ、CCDセンサ7の各画素の感度ムラ、電気的なノイズによるデータのばらつき等を軽減し、白色基準データのばらつきの発生を防止してスジや帯等の読取画像のムラを解消することができる。
平均値を算出するための白色基準データの取得回数は、多くなれば上記画像ムラを解消し易くなるが、その分、白色基準板55の副走査方向に長くする必要がある。従って、例えば白色基準板55の大きさ等を考慮すると、白色基準データの取得回数は、32回或いは64回程度とすることが適切である。
また、白色基準板55から白色基準データを取得する際、白色基準板55やコンタクトガラス25に黒点が存在すると、白色基準データに黒色データが混入するおそれがある。かかる場合、黒点部分では真の白色基準データを取得することができず、その結果、黒点が混入した位置に画像濃度ムラ(スジ)が発生する。従って、読取領域に黒点が存在する場合には、読取領域を移動させることにより黒点を回避して白色基準データを取得することが重要である。
ここで、複数の読取領域全体を一塊として黒点を回避し、読取領域全体よりも外側に黒点が配置されるよう読取領域を移動させると、その分白色基準板55を大きくする必要がある。特に黒点が複数存在する場合には、その移動を複数回行う必要があるため、さらに白色基準板55を大きくする必要がある。従って、黒点の回避にあたり白色基準板55の大型化及びこれに伴う装置本体の大型化を防止しつつ、読取領域を移動させることが重要である。
そこで、本発明の画像読取装置21では、以下に示すように読取領域を移動させて黒点回避動作を行うこととした。図5は、CCDセンサの各ラインセンサと白色基準板での読取領域との関係を示す図であり、図6は、CCDセンサの各ラインセンサにおける初期の白色基準データ読取領域(初期の読取領域)を示す図である。
CCDセンサ7は、レッド(R)、グリーン(G)、ブルー(B)の3つのカラーラインセンサ(光電変換素子)7a、7b及び7cと、モノクロ(B/W)のラインセンサ(光電変換素子)7dと、を備えている。この4つのラインセンサ7a〜7dは、図5に示すように、上からR、G、B、B/Wラインセンサ7a〜7dの順に下方に位置するよう互いに所定の間隔を隔てて配置されている。Rラインセンサ7a、Gラインセンサ7b、Bラインセンサ7c、B/Wラインセンサ7dは、それぞれ白色基準板55における読取領域S(R)、読取領域S(G)、読取領域S(B)、読取領域S(B/W)を読み取ることができる。
また、4つのラインセンサ7a〜7dは、各読取領域S(R)〜S(B/W)が副走査方向(図5の左右方向)に互いに所定間隔D(ここでは0.5mm)ずつ離れた間隔(ラインギャップ)となるような間隔で配置されている。また、最も離れて位置する読取領域S(R)と読取領域S(B/W)との間では、白色基準板55における読取領域が副走査方向に1.5mm離れている。各読取領域S(R)〜S(G)は、副走査方向(図6の左右方向)に例えば0.2mmの読取幅を有している。なお、各ラインセンサ7a〜7dの初期の読取領域S(R)〜S(B/W)は予め設定されている。
そして、白色基準データを取得するときには、第1キャリッジ8及び第2キャリッジ9を移動させながら、各ラインセンサ7a〜7dが各読取領域S(R)〜S(B/W)を図6の右側端部(実線矢印)から左側端部へと走査することにより、上記した様に複数回の白色基準データを取得し、該データを制御部60に送信する。制御部60は、R、G、B、B/Wラインセンサ7a〜7dから送信されたデータを平均化することにより、各ラインセンサ7a〜7dにおいて白色基準データを取得することができる。
まず、本実施形態の画像読取装置の白色基準データ取得動作における黒点回避動作の一例について説明する。図7は、初期の読取領域に黒点1が存在し、黒点回避動作1を行ったときの読取領域と黒点1との配置関係を示す図である。ここで、図7に示すように、Bラインセンサ7cの初期の読取領域S(B)に黒点1が存在する(重なる)こととする。かかる黒点1をBラインセンサ7cが読み取ると、制御部60により、初期の読取領域S(B)の白色度が閾値A未満と判断され、黒点1の存在が検知される。
そこで、制御部60は、初期の読取領域S(B)に黒点1を検知すると、各ラインセンサ7a〜7dの読取領域S(R)〜S(B/W)を図7の左側(+で表す)に移動量L(+L)だけ移動する黒点回避動作1を行う。移動量Lは、読取領域S(R)〜S(B/W)同士の間隔D(0.5mm)よりも小さい値であり、ここでは0.25mmとする。
これにより、黒点1を、読取領域S(B)とB/Wラインセンサ7dの読取領域S(B/W)との間に配置(回避)することができる。従って、各読取領域S(R)〜S(B/W)に黒点1が混入することなく、且つ各読取領域S(R)〜S(B/W)で副走査方向に0.2mの読取幅を確保することができる。制御部60は、かかる黒点回避動作1を行って白色基準データを取得することにより、白色基準データへの黒色データの混入を回避し、適切な白色基準データを取得することができる。
ここで仮に、黒点1を、読取領域S(B/W)よりも右側、若しくはRラインセンサ7aの読取領域S(R)よりも左側に回避しようとすれば、読取領域S(R)〜S(B/W)の移動量は大きくなり、白色基準板55の大型化を招くおそれがある。従って、黒点移動動作1により、読取領域S(R)〜S(B/W)の移動量を小さくし、白色基準板55の大型化及び装置本体の大型化を防止することができる。
次に、本実施形態の画像読取装置の白色基準データ取得動作における黒点回避動作の別の一例について説明する。図8は、初期の読取領域から黒点回避動作1を行った後、黒点回避動作2を行ったときの読取領域と黒点1及び黒点2との配置関係を示す図である。
図8に示すように、初期の読取領域S(R)〜S(B/W)において、Bラインセンサ7cの読取領域S(B)に黒点1が重なり、Rラインセンサ7aの読取領域S(R)とGラインセンサ7bの読取領域S(G)との間に黒点2が存在したとする。かかる場合、上記同様、各読取領域S(R)〜S(B/W)を図8の左側に移動量L(+L)だけ移動させる黒点回避動作1を行うことにより、黒点1を読取領域S(B)と読取領域S(B/W)との間に回避することができる。
しかし、かかる1回目の黒点回避動作1により、当初読取領域S(R)と読取領域S(G)との間に存在していた黒点2が、読取領域S(G)と重なってしまう。そこで、黒点2が読取領域S(G)と重なることを回避するために、黒点移動動作1を行った後、各読取領域S(R)〜S(B/W)を、図8の左側に移動量Lの3倍の距離に相当する3L(+3L、ここでは0.75mm)だけ移動させる2回目の黒点回避動作2を行うこととした。
これにより、黒点2を、読取領域S(B)と読取領域S(B/W)との間に回避すると共に、黒点1を、読取領域S(B/W)よりも右側に回避することができる。従って、各読取領域S(R)〜S(B/W)に黒点1及び黒点2が重なることなく、且つ各読取領域S(R)〜S(B/W)で副走査方向に0.2mの読取幅を確保することができる。
制御部60は、かかる黒点回避動作1及び黒点回避動作2を行って白色基準データを取得することにより、白色基準データへの黒色データの混入を回避し、適切な白色基準データを取得することができる。なお、黒点回避動作1及び黒点回避動作2により、読取領域S(R)〜S(B/W)は、初期の読取領域S(R)〜S(B/W)から左側に移動量4L(+4L)だけ移動する。
ここで仮に、2つの黒点1及び黒点2を共に、読取領域S(B/W)よりも右側、若しくは読取領域S(R)よりも左側に回避しようとすれば、読取領域S(R)〜S(B/W)の移動量は上記よりもさらに大きくなり、白色基準板55のさらなる大型化を招くおそれがある。従って、黒点移動動作1及び黒点回避動作2により、読取領域S(R)〜S(B/W)の移動量を小さくし、白色基準板55の大型化及び装置本体の大型化をより防止することができる。
図9及び図10は、黒点回避動作制御の一例を示すフローチャートである。必要に応じて図1〜図8を参照しながら、図9及び図10のステップに沿って黒点回避動作を詳細に説明する。
なお、ここではユーザによる原稿画像読取開始の入力操作により、原稿画像読取に先立って白色基準データが取得されるよう設定することとするが、その他、電源起動時に自動的に白色基準データが取得されるよう設定することもできる。
図9に示すように、先ず、ユーザの入力操作により原稿読み取りが開始されると、制御部60からキャリッジ駆動モータ53に制御信号が送信され、第1キャリッジ8及び第2キャリッジ9を、各ラインセンサ7a〜7dが初期の読取領域S(R)〜S(B/W)を読み取ることができるように移動させる。
そして、制御部60は、第1キャリッジ8及び第2キャリッジ9を移動しながらランプ1を発光させて初期の読取領域S(R)〜S(B/W)からラインセンサ7a〜7dにより白色基準データを取得し(ステップS1)、該データが制御部60に送信される。なお、初期の読取領域S(R)〜S(B/W)での白色基準データの取得をi=1(1回目)とする。
制御部60は、各読取領域S(R)〜S(B/W)での白色基準データの白色度が閾値A以上であるかを判断する(ステップS2)。各白色度が閾値A以上であれば、そのまま白色基準データとして用いることとし、終了する。読取領域S(R)〜S(B/W)のうち、白色度が閾値A未満となる読取領域を有するラインセンサがあれば、該当するラインセンサSi(i回目の白色基準データ取得時で該当するラインセンサ、iは自然数)をRAM72に記憶する(ステップS3)。
次に、かかる該当ラインセンサ数(count_i)をカウントし、前回の白色基準データ取得時(i−1回目)における該当ラインセンサ数(count_i−1)に積算し、積算ラインセンサ数{(count_i)=(count_i)+(counti−1)}を算出する(ステップS4)。そして、積算ラインセンサ数(count_i)が所定数量(ここでは3とする)以上であるか否かを判断する(ステップS5)。
積載ラインセンサ数(count_i)が3以上であれば、例えば(1)1回目の白色基準データ取得時に3つ以上の読取領域に黒点が存在する、(2)1回目の白色基準データ取得時に黒点回避動作1を行って2回目の白色基準データ取得を行ったが、1回目と2回目の白色基準データ取得時とで合わせて3つ以上の読取領域に黒点が存在する、若しくは(3)1回目及び2回目の白色基準データ取得時にそれぞれ1つの読取領域に黒点が存在したため黒点回避動作1及び黒点回避動作2を行ったが、3回目の白色基準データ取得時に別の1つの読取領域に黒点が存在する、のいずれかに該当する。
かかる場合、白色基準板55若しくはコンタクトガラス25の汚れ等により黒点が多く存在し、黒点の回避が困難なため、白色基準データの取得を中止し(ステップS6)、操作パネル等にエラー(異常)表示を行う(ステップS7)。一方、積載ラインセンサ数(count_i)が3未満の場合には、制御部60は、白色基準データ取得回数iが1回目超(i>1、上記よりi<3のためi=2を意味する)であるか否かを判断する(ステップS8)。
i=1の場合、例えば上記図7の通り、Bラインセンサ7bの初期の読取領域S(B)に黒点1が存在する場合には、各読取領域S(R)〜S(B/W)を図7の左側に移動量L(+L)だけ移動(黒点回避動作1)して、白色基準データを取得する(ステップS9)。これにより、読取領域S(B)と重なる黒点1を、読取領域S(B)と読取領域S(B/W)との間に回避できるため、黒点1の白色基準データへの混入を回避することができる。そして、ステップS9で白色基準データを取得後、白色基準データ取得回数をカウントアップ(i=i+1)して(ステップS10)、ステップS2以降の制御を行う。
一方、ステップS7でi>1(すなわちi=2)の場合には、既に黒点1を回避するための黒点回避動作1が行われており且つ黒点と重なる読取領域は2つ(黒点1及び黒点2)であるため、図10に示す(C)以降の制御を行う。
まず制御部60は、2回目の白色基準データ取得時に黒点2と重なる読取領域を有するラインセンサ(S_2)がRラインセンサ7aである(S_2=Rラインセンサ)か否かを判断する(ステップS11)。図11は、黒点回避動作1を行って黒点1を回避した後、Rラインセンサの読取領域に黒点2が重なり、黒色回避動作2を行ったときの読取領域と黒点1及び黒点2との配置関係を示す図である。なお、図11では、初期の読取領域S(R)〜S(G)を省略して示した。
S_2=Rラインセンサであれば、図11に示すように、例えば黒色回避動作1により、黒点1をBラインセンサ7bの読取領域S(G)とB/Wラインセンサ7cの読取領域S(B)との間に回避したが、黒点2がRラインセンサ7aの読取領域S(R)と重なったとする。かかる場合、黒点回避動作2により、各読取領域S(R)〜S(B/W)を、図の右側(−で表す)に移動量2L(−2L)だけ移動して白色基準データを取得する(ステップS12)。
これにより、黒点2を、読取領域S(R)よりも左側に回避することができるため、黒点2の白色基準データへの混入を回避することができる。また、かかる黒点回避動作2により、黒点1を、読取領域S(G)と読取領域S(B)との間に回避することができるため、黒点1の白色基準データへの混入も回避することができる。
ステップS11で、S2=Rラインセンサでない場合、制御部60は、1回目の白色基準データ取得時(初期の読取領域)に黒点1と重なる読取領域を有するラインセンサ(S_1)がB/Wラインセンサ7d(S_1=B/Wラインセンサ)か否かを判定する(ステップS13)。図12は、黒点回避動作1によりB/Wラインセンサの初期の読取領域から黒点1を回避し、黒色回避動作2を行ったときの読取領域と黒点1及び黒点2との配置関係を示す図である。
S_1=B/Wラインセンサであれば、図12に示すように、例えば黒点回避動作1を行い、B/Wラインセンサ7dの初期の読取領域S(B/W)と重なる黒点1を、該読取領域S(B/W)よりも右側に回避することにより、黒点2がBラインセンサ7cの読取領域S(B)と重なったとする。かかる場合、黒点回避動作2により、各読取領域S(R)〜S(B/W)を、図の左側に移動量L(+L)だけ移動し、白色基準データを取得する(ステップS14)。
これにより、黒点2を、読取領域S(G)と読取領域S(B)との間に回避することができるため、黒点2の白色基準データへの混入を回避することができる。また、かかる黒点回避動作2により、黒点1を、読取領域S(B/W)の右側に回避することができるため、黒点1の白色基準データへの混入も回避することができる。
ステップS13で、S1=B/Wラインセンサでない場合、制御部60は、1回目の白色基準データ取得時に黒点1と重なる読取領域を有するラインセンサ(S_1)がBラインセンサ7cである(S_1=Bラインセンサ)か否かを判定する(ステップS15)。
S_1=Bラインセンサであれば、上記した図8に示すように、例えば黒点回避動作1を行い、Bラインセンサ7cの初期の読取領域S(B)と重なる黒点1を、該読取領域S(B)とB/Wラインセンサ7dの読取領域S(B/W)との間に回避することにより、黒点2がGラインセンサ7bの読取領域S(G)と重なったとする。かかる場合、黒点回避動作2により、各読取領域S(R)〜S(B/W)を、図の左側(+)に移動量3L(+3L)だけ移動し、白色基準データを取得する(ステップS16)。これにより、上記の通り、黒点1及び黒点2の白色基準データへの混入を回避することができる。
ステップS15で、S1=Bラインセンサでない場合、制御部60は、1回目の白色基準データ取得時に黒点1と重なったラインセンサ(S_1)がGラインセンサ7bである(S_1=Gラインセンサ)か否かを判断する(ステップS17)。図13は、黒点回避動作1によりGラインセンサの初期の読取領域から黒点1を回避し、黒色回避動作2を行ったときの読取領域と黒点1及び黒点2との配置関係を示す図である。
S_1=Gラインセンサであれば、図13に示すように、例えば黒点回避動作1を行い、Gラインセンサ7bの初期の読取領域S(G)と重なる黒点1を、該読取領域S(G)とBラインセンサ7cの読取領域S(B)との間に回避することにより、黒点2がB/Wラインセンサ7dの読取領域S(B/W)と重なったとする。かかる場合、黒点回避動作2により、各読取領域S(R)〜S(B/W)を、図の右側に移動量5L(−5L)だけ移動し、白色基準データを取得する(ステップS18)。
これにより、黒点2を、読取領域S(R)と読取領域S(G)との間に回避することができるため、黒点2の白色基準データへの混入を回避することができる。また、かかる黒点回避動作2により、黒点1を、読取領域S(R)よりも左側に回避することができるため、黒点1の白色基準データへの混入も回避することができる。
ステップS17で、S1=Gラインセンサでない場合、制御部60は、1回目の白色基準データ取得時に黒点1と重なったラインセンサ(S_1)がRラインセンサ7aである(S_1=Rラインセンサ)か否かを判断する(ステップS19)。図14は、黒点回避動作1によりRラインセンサの初期の読取領域から黒点1を回避し、黒色回避動作2を行ったときの読取領域と黒点1及び黒点2との配置関係を示す図である。
S_1=Rラインセンサであれば、図14に示すように、例えば黒点回避動作1を行い、Rラインセンサ7aの初期の読取領域S(R)と重なる黒点1を、該読取領域S(R)とGラインセンサ7bの読取領域S(G)との間に回避することにより、黒点2がBラインセンサ7cの読取領域S(B)と重なったとする。かかる場合、黒点回避動作2により、各読取領域S(R)〜S(B/W)を、図の右側に移動量3L(−3L)だけ移動し、白色基準データを取得する(ステップS20)。
これにより、黒点2を、読取領域S(R)と読取領域S(G)との間に回避することができるため、黒点2の白色基準データへの混入を回避することができる。また、かかる黒点回避動作2により、黒点1を、読取領域S(R)よりも左側に回避することができるため、黒点1の白色基準データへの混入も回避することができる。
そして、ステップS12、S14、S16、S18、S20で白色基準データを取得した後、白色基準データ取得回数をカウントアップ(i=i+1)して(ステップS21)、図9に示す(D)以降の制御を行う。すなわち、ステップS2で各読取領域S(R)〜S(B/W)での白色度が閾値A以上であれば、制御部60は2回目に取得した白色基準データをそのまま用いることとし、終了する。
また、ステップS2で白色度が閾値A未満の読取領域を有するラインセンサが検知されれば、ステップS3において該当ラインセンサSi(i=i+1)をRAM72に記憶し、該当ラインセンサ数(count_i)をカウントすると共に前回の白色基準データ取得時(i−1回目、すなわち2回目)における該当ラインセンサ数(count_i−1)に積算する(ステップS4)。これにより、ステップS5では積算ラインセンサ数(count_i)は3となるため、ステップS6に従い白色基準データの取得を中止し、ステップS7に従い操作パネル等にエラー表示を行う。
上記の制御を行うことにより、白色基準部板55の読取領域S(R)〜S(B/W)に黒点が存在する場合であっても、読取領域S(R)〜S(B/W)全体よりも外側に黒点を回避するよう読取領域S(R)〜S(B/W)を移動させる必要がないため、白色基準板55の省スペース化を図りつつ黒色データの白色基準データへの混入を防止することができる。従って、黒点を回避して適切な白色基準データを取得することができ、画像品質の低下を防止すると共に、白色基準板55の大型化及び装置本体の大型化を防止することができる。
なお、図10のステップS11〜S21では、1回目の黒点回避動作1を行った後、2回目の白色基準データ取得時にRラインセンサ7aの読取領域S(R)に黒点が重なったか否かを判定し、2回目の白色基準データ取得時に黒点2と重なるラインセンサがRラインセンサ7aでなければ、1回目の白色基準データ取得時に黒点1と重なるラインセンサに応じて読取領域S(R)〜S(B/W)における移動方向(黒点回避方向)と移動量とを設定することとした。
このように黒点回避動作を行うことにより、読取領域S(R)〜S(B/W)の移動を画一的に処理することが可能となり、移動処理の複雑化を防止し、簡易化することができる。しかし、かかる制御は一例に過ぎず、より詳細に黒点回避方向や移動量を設定することにより、白色基準データ取得位置の移動量を最短にすることも可能である。
なお、より詳細に黒点回避方向及び移動量を設定すれば、制御動作が複雑化するおそれもあるため、例えばかかる観点を考慮し、黒点回避方向や移動量を適切に設定すればよい。また、黒色回避方向や移動量は、白色基準データの取得方向、CCDセンサ7における各ラインセンサ7a〜7dの配置順序等も考慮し、これらに応じて適宜設定することもできる。
また、ここではR、G、Bラインセンサ7a〜7cの読取領域S(R)〜S(B)と、B/Wラインセンサ7dの読取領域S(B/W)と、を同時に移動し、一括して黒点回避動作を行ったため、ユーザの待機時間を短縮する等、効率的となる。しかし、カラー画像読取時には読取領域S(R)〜S(B)の黒点回避動作を行い、モノクロ画像読取時には読取領域S(B/W)の黒点回避動作を行う等、読取画像に応じて黒点回避動作を行うこともできる。
また、ここでは4つのラインセンサ7a〜7dが等間隔に配置され、読取領域S(R)〜S(B/W)間が等間隔に配置されたCCDセンサ7を用いたが、これらが等間隔でない場合であっても、その間隔に応じて適切な黒点回避方向及び移動量を設定できるのは勿論である。
その他本発明は、上記実施形態に限定されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。例えば、上記実施形態ではCCDセンサ7から出力される電気信号を画像データとして読み取るための専用の制御部60を設けたが、画像形成装置本体の制御部と兼用することも可能である。また、上記実施形態では白色基準部材として白色基準板を用いたが、白色基準データを取得可能であれば特に限定されず、その他、例えば白色基準紙を用いることもできる。
また、本発明の画像読取装置が搭載される画像形成装置として、ここではデジタル複合機についてのみ示したが、本発明はアナログ方式の複写機やカラー複写機等の、他のタイプの画像形成装置、或いは画像形成装置と別体のイメージスキャナにも適用できるのはもちろんである。
本発明は、原稿を走査方向に照明する光源と原稿からの反射光を導くミラーとを有し、副走査方向に移動可能な走査手段と、該走査手段により導かれた反射光を前記副走査方向に所定間隔を隔てて電気信号に変換する複数の光電変換素子を有する光電変換部材と、前記光源により照射され、反射光が前記ミラーにより前記光電変換部材に導かれる白色基準部材と、前記光電変換部材により出力される原稿からの反射光を画像データとして読み取ると共に、前記白色基準部材からの反射光を読み取り白色基準データを取得可能な制御手段と、を備えた画像読取装置において、前記複数の光電変換素子には、前記白色基準部材における前記所定間隔を隔てた所定の読取領域からの反射光が導かれ、前記制御手段は、前記読取領域における所定の閾値以下の白色度を示す黒点の有無を検知可能であり、前記読取領域に前記黒点が存在する場合、前記読取領域間に前記黒点が配置されるよう前記読取領域を移動する黒点回避動作を行って前記白色基準データを取得するものである。
これにより、白色基準部材の省スペース化を図りつつ黒点からの反射光の白色基準データへの混入を防止することができるため、黒点を回避して適切な白色基準データを取得することができ、画像品質の低下を防止すると共に、白色基準部材の大型化及び装置本体の大型化を防止することができる。また、制御手段が、黒点回避動作を複数回行い、黒点に重なる読取領域が所定数量以上検知された場合は白色基準データの取得を中止することにより、白色基準データへの黒点からの反射光の混入を確実に排除することができるため、画像品質の低下をより防止することができる。
また、制御手段が、白色基準データの取得を中止すると共に異常を通知することにより、ユーザは異常をいち早く認識して白色基準部材やコンタクタクトガラス等へ付着した黒点を除去することができる。また、上記画像読取装置を備えた画像形成装置とすることにより、黒点を回避して適切な白色基準データを取得することができ、画像品質の低下を防止した画像形成を行うと共に、装置本体の大型化を防止することができる。
は、本発明の第1実施形態に係る画像読取装置が搭載された画像形成装置の内部構成を示す正面断面図である。 は、本実施形態の画像読取装置の内部構成を示す正面断面図である。 は、本実施形態の画像読取装置の内部構成を示す上面図である。 は、画像読取装置の制御経路の一例を示すブロック図である。 は、CCDセンサの各ラインセンサと白色基準板での読取領域との関係を示す図である。 は、CCDセンサの各ラインセンサにおける初期の読取領域を示す図である。 は、初期の読取領域に黒点1が存在し、黒点回避動作1を行ったときの読取領域と黒点1との配置関係を示す図である。 は、初期の読取領域から黒点回避動作1を行った後、黒点回避動作2を行ったときの読取領域と黒点1及び黒点2との配置関係を示す図である。 は、黒点回避動作制御の一例を示すフローチャートである。 は、黒点回避動作制御の一例を示すフローチャートである。 は、黒点回避動作1を行って黒点1を回避した後、Rラインセンサの読取領域に黒点2が重なり、黒色回避動作2を行ったときの読取領域と黒点1及び黒点2との配置関係を示す図である。 は、黒点回避動作1によりB/Wラインセンサの初期の読取領域から黒点1を回避し、黒色回避動作2を行ったときの読取領域と黒点1及び黒点2との配置関係を示す図である。 は、黒点回避動作1によりGラインセンサの初期の読取領域から黒点1を回避し、黒色回避動作2を行ったときの読取領域と黒点1及び黒点2との配置関係を示す図である。 は、黒点回避動作1によりRラインセンサの初期の読取領域から黒点1を回避し、黒色回避動作2を行ったときの読取領域と黒点1及び黒点2との配置関係を示す図である。
符号の説明
1 ランプ(光源)
3〜5 ミラー
7 CCDセンサ(光電変換部材)
7a Rラインセンサ(光電変換素子)
7b Gラインセンサ(光電変換素子)
7c Bラインセンサ(光電変換素子)
7d B/Wラインセンサ(光電変換素子)
8 第1キャリッジ(走査手段)
9 第2キャリッジ(走査手段)
21 画像読取装置
27 原稿搬送装置
53 キャリッジ駆動モータ
55 白色基準板(白色基準部材)
60 制御部(制御手段)
61 記憶部
100 画像形成装置
R1 第1画像読取位置
R2 第2画像読取位置
d 原稿搬送路
S(R)、S(G)、S(B)、S(B/W) 読取領域

Claims (4)

  1. 原稿を走査方向に照明する光源と原稿からの反射光を導くミラーとを有し、副走査方向に移動可能な走査手段と、
    該走査手段により導かれた反射光を前記副走査方向に所定間隔を隔てて電気信号に変換する複数の光電変換素子を有する光電変換部材と、
    前記光源により照射され、反射光が前記ミラーにより前記光電変換部材に導かれる白色基準部材と、
    前記光電変換部材により出力される原稿からの反射光を画像データとして読み取ると共に、前記白色基準部材からの反射光を読み取り白色基準データを取得可能な制御手段と、を備えた画像読取装置において、
    前記複数の光電変換素子には、前記白色基準部材における前記所定間隔を隔てた所定の読取領域からの反射光が導かれ、
    前記制御手段は、前記読取領域における所定の閾値以下の白色度を示す黒点の有無を検知可能であり、
    前記読取領域に前記黒点が存在する場合、前記読取領域間に前記黒点が配置されるよう前記読取領域を移動する黒点回避動作を行って前記白色基準データを取得することを特徴とする画像読取装置。
  2. 前記制御手段は、前記黒点回避動作を複数回行い、前記黒点と重なる前記読取領域が所定数量以上検知された場合は、前記白色基準データの取得を中止することを特徴とする請求項1に記載の画像読取装置。
  3. 前記制御手段は、前記白色基準データの取得を中止すると共に異常を通知することを特徴とする請求項2に記載の画像読取装置。
  4. 請求項1〜請求項3のいずれかに記載の画像読取装置を備えた画像形成装置。
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