JP2008189112A - 自動車用ワイヤハーネスの配索構造 - Google Patents

自動車用ワイヤハーネスの配索構造 Download PDF

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Abstract

【課題】車体とスライド部材との間に架け渡されるワイヤハーネスの外装材としてコルゲートチューブを用いても、該コルゲートチューブに外装されたワイヤハーネスが垂れ下がって周辺部材と干渉することなく、スライド部材の動きにワイヤハーネスをスムーズに追従させる。
【解決手段】車体とスライド部材との間に架け渡されるワイヤハーネスの配索構造であって、前記ワイヤハーネスに外装するコルゲートチューブと、前記コルゲートチューブの長さ方向の両端部を嵌合保持して前記ワイヤハーネスを挿通する樹脂製のプロテクタと、前記プロテクタに一体に形成されあるいは別体として連結され、前記車体およびスライド部材に設けた支持部材に回転自在に支持される回転部材と、を備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は、自動車用ワイヤハーネスの配索構造に関し、詳しくは、車体とスライド部材との間に架け渡されるワイヤハーネスをコルゲートチューブで外装すると共に、該コルゲートチューブで外装されたワイヤハーネスの垂れ下がりを防止し、周辺部材との干渉を生じさせないものである。
従来、自動車のスライドドアなどスライド部材内の電装品に常時給電するために、車体とスライド部材との間にワイヤハーネスが架け渡されている。この種の配索構造として、例えば、図11に示すように、複数のリンク部材1を線状に連結させたキャタピラ状のケーブルガイド2にワイヤハーネスW/Hを挿通し、これを車体3とスライドドア4との間にS字形状に配索する構造が提案されている(特開2004−40863号公報参照)。
前記キャタピラ状のケーブルガイド2は、電線を保護する機能のほか、ワイヤハーネスW/Hの屈曲を制御し、車体とのクリアランスをとることによって周辺部材との干渉を防止する機能を有している。
一方、前記キャタピラ状のケーブルガイド2は高価であるうえ、ケーブルガイド2に挿通するワイヤハーネスW/Hがリンク部材1間の隙間から露出することから、図12に示すようなチューブ体5でケーブルガイド2をさらに外装して露出を防止する必要があり、部品点数が増えコストが増大する問題がある。
また、スライドドアなどのスライド部材の中には、スライド方向と垂直な上下方向の角度を変化させながら動作するものがあり、このような上下方向の動きに対応するためには、図13に示すような上下可動機構をさらに設ける必要がある(特開2004−40862号公報参照)。
即ち、車体3に固定される固定部材6とケーブルガイド2の一端部との間に、上下方向(矢印T方向)に回転可能に軸支された連結部材7を介在させる必要があり、これにより部品点数が増加し構造が複雑化する問題がある。
一方、前記ケーブルガイドにかえて、環状の山部と谷部が軸線方向に交互に設けられたコルゲートチューブをワイヤハーネスの外装材として用い、その両端部を、回転機構を設けた支持部材に支持させる場合もある。
このように、外装材としてコルゲートチューブを用いると、コストを抑制することができると共にワイヤハーネスを外部に露出させず、また、コルゲートチューブの柔軟性によりスライド部材の上下方向の変化を吸収することもできるためスライド部材の動きにワイヤハーネスをスムーズに追従させることが可能となる。
しかし、前記コルゲートチューブは、柔軟であるがゆえに追従動作における軌跡の制御が難しく、追従動作中にコルゲートチューブが垂れ下がって周辺部材に干渉してしまうおそれがある。
特開2004−40863号公報 特開2004−40862号公報
本発明は前記問題に鑑みてなされたものであり、車体とスライド部材との間に架け渡されるワイヤハーネスの外装材としてコルゲートチューブを用いても、該コルゲートチューブに外装されたワイヤハーネスが垂れ下がって周辺部材と干渉することなく、スライド部材の動きにワイヤハーネスをスムーズに追従させることを課題としている。
前記課題を解決するため、本発明は、車体とスライド部材との間に架け渡されるワイヤハーネスの配索構造であって、
前記ワイヤハーネスに外装するコルゲートチューブと、
前記コルゲートチューブの長さ方向の両端部を嵌合保持して前記ワイヤハーネスを挿通する樹脂製のプロテクタと、
前記プロテクタに一体に形成され或いは別体として連結され、前記車体およびスライド部材に設けた支持部材に回転自在に支持される回転部材と、
を備えていることを特徴とする自動車用ワイヤハーネスの配索構造を提供している。
前記のように、ワイヤハーネスにコルゲートチューブを外装することにより、キャタピラ状のケーブルガイドにワイヤハーネスを挿通する場合に比べて製品コストを削減することができると共に、コルゲートチューブの柔軟性によってスライド部材の上下方向の変位も吸収させることができるので、上下可動機構など別途設けなくてもスライド部材の動きにワイヤハーネスをスムーズに追従させることが可能となる。
また、ワイヤハーネスにコルゲートチューブを外装することによりワイヤハーネスが外部に露出することもないため、ケーブルガイドにワイヤハーネスを挿通した場合にケーブルガイドをさらに外装するために必要となるチューブ体のような部材が不要となり、部品点数を削減することができる。
また、前記のように、車体およびスライド部材に設けた支持部材に回転自在に支持される回転部材と前記コルゲートチューブとの間に、コルゲートチューブの長さ方向の両端部を嵌合保持してワイヤハーネスを挿通する樹脂製のプロテクタを設けている。このように、車体とスライド部材との間のワイヤハーネス配索領域の中間部に外装材としてコルゲートチューブを用い、その両端部をコルゲートチューブより高硬度のプロテクタで保持することにより、コルゲートチューブの垂れ下がりを抑制し、周辺部材との干渉を防止することが可能となる。
ここで、両端部を前記プロテクタで保持した状態でワイヤハーネスに外装する前記コルゲートチューブの長さは、前記ワイヤハーネスがスライド部材の動作に追従する全過程において、前記ワイヤハーネスが周辺部材に干渉しない長さとしている。その長さは配索する車種や配索位置、温度条件などによっても異なるが、周辺部材に干渉しない範囲内で、ワイヤハーネスに外装するコルゲートチューブの長さをできるだけ長くしておくことが、部品点数を少なくしスライド部材への追従性を高める点でも好ましい。
なお、前記コルゲートチューブは、比較的柔らかく、可撓性を有するものが好ましく、例えば、ポリプロピレン(PP)やエチレン−プロピレンゴム(EPDM)、あるいは各種エラストマーなどを用いることができる。
また、前記プロテクタは、コルゲートチューブより高硬度の樹脂から形成されることが好ましく、例えば、ポリブチレンテレフタレート(PBT)、ポリアセタール(POM)などを用いることが好ましい。
前記したように、車体およびスライド部材に設けた支持部材に回転自在に支持される回転部材は前記プロテクタと一体に形成されてもよいし、別体として連結してもよい。
例えば、ワイヤハーネスに外装するコルゲートチューブの長さを比較的長めに設定しても周辺部材との干渉を回避できるような場合、コルゲートチューブの両端部を嵌合保持するプロテクタと回転部材とを一体に形成しても、スライド部材の動きにワイヤハーネスをスムーズに追従させることができる場合がある。そのような場合には、プロテクタに回転部材を一体に形成する方が、部品点数を少なくしコストを下げることができる点で好ましい。
一方、前記プロテクタと前記回転部材は別体とし、前記回転部材との連結側のプロテクタの端部の上下面に突起部を設けると共に、前記回転部材の上下面に穿設した貫通孔にそれぞれ貫通させて左右方向に回転自在に連結し、前記スライド部材の動作時に追従するワイヤハーネスが左右方向に回転する際に、前記プロテクタの連結側の先端が、前記回転部材の側壁内面に当接して、前記プロテクタの左右方向の回転角度を所定の範囲内に規制するようにしてもよい。
例えば、両端部を前記プロテクタで保持した状態のコルゲートチューブの長さを、周辺部材との干渉を回避できる最大限の長さに設定した場合でも、車種や配索位置などによっては前記プロテクタと回転部材を一体化するとスライド部材に動きにスムーズに追従できなくなる場合がある。そのような場合には、前記のように、プロテクタと回転部材とを別体とし、前記回転部材との連結側のプロテクタの端部の上下面に、回転軸として機能する突起部を設けると共に、前記回転部材の上下面に、前記突起部を貫通させて左右方向に回転自在に軸支する貫通孔を設けておくことで、前記プロテクタと回転部材とを回転自在に連結することができ、コルゲートチューブの長さが短めの場合でも、スライド部材の動きにワイヤハーネスをスムーズに追従させることが可能となる。
また、前記のように、スライド部材に追従するワイヤハーネスが左右方向に回転する際に、プロテクタの連結側の先端が前記回転部材の側壁内面に当接して、プロテクタの左右方向の回転角度を規制することにより、プロテクタの回転の自由度が大きすぎてワイヤハーネスが周辺部材に干渉したり、ワイヤハーネスが大きな屈曲を繰り返すことで電線が損傷したりするのを防止することができる。
さらに、コルゲートチューブの両端部を保持するプロテクタの長さによっては、スライド部材への追従性をより高めるために、該プロテクタをさらに複数のプロテクタに分割し、それぞれのプロテクタを左右方向に回転自在に連結するようにしてもよい。
即ち、前記プロテクタを複数に分割し、前記プロテクタと回転部材との連結部分と同様に、一方のプロテクタの上下面に突起部を設けると共に他方のプロテクタの上下面に穿設した貫通孔にそれぞれ貫通させて連結し、前記スライド部材の動作時に追従するワイヤハーネスが左右方向に回転する際に、前記プロテクタの連結側の先端が、前記連結したプロテクタの側壁内面に当接して、前記プロテクタの左右方向の回転角度を所定の範囲内に規制する構成としてもよい。
前記のように、プロテクタを複数に分割し、プロテクタ同士を回転自在に連結することにより、スライド部材の動きにワイヤハーネスをよりスムーズに追従させることが可能となる。
また、スライド部材に追従するワイヤハーネスが左右方向に回転する際に、プロテクタの連結側の先端が、連結したプロテクタの側壁内面に当接して、複数に分割したプロテクタの左右方向の回転角度を規制することにより、各プロテクタの回転の自由度が大きすぎてワイヤハーネスが周辺部材に干渉したり、ワイヤハーネスが大きな屈曲を繰り返すことで電線が損傷したりするのを防止することができる。
なお、前記したように、回転部材は車体およびスライド部材に設けた支持部材に回転自在に支持されるが、その支持構造としては、例えば、回転部材端部の上面に、車体側あるいはスライド部材側にワイヤハーネスを引き出すための筒部を上方に突出させると共に、回転部材端部下面の、上面の筒部に対応する位置にも、同様の外形を有する筒部を下方に突出させて、前記上下に突出させた筒部を回転軸として機能させることができる。即ち、車体およびスライド部材の支持部材に設けられた上下の貫通孔に、前記上下に突出させた筒部をそれぞれ貫通させて該筒部を軸支させることにより、前記支持部材は回転部材を左右方向に回転自在に支持することができる。
また、前記回転部材またはプロテクタの前記貫通孔が設けられた端部側の両側壁に、円弧状側壁を有するカバーを設けると共に、隣接する前記プロテクタの突起部が設けられた端部側の両側壁に、前記カバー内に挿入可能な円弧状側面を有する突出部を設け、前記プロテクタの回転時、前記カバーおよび前記突出部によって前記ワイヤハーネスが外部に露出しない構成としていることが好ましい。
前記のように、回転部材またはプロテクタの前記貫通孔が設けられた端部側の両側壁に、円弧状側壁を有するカバーを設けると共に、隣接する前記プロテクタの突起部が設けられた端部側の両側壁に、前記カバー内に挿入可能な円弧状側面を有する突出部を設けることにより、前記プロテクタが左右方向に回転してワイヤハーネスが屈曲されたときには、屈曲の内周側では前記突出部が前記カバー内部へ深く挿入される一方、屈曲の外周側では前記突出部が前記カバーから外側に引き出される形となる。即ち、ワイヤハーネスが屈曲状態であっても、前記カバーおよび外側に引き出された突出部によって、回転部材とプロテクタの連結部分やプロテクタ同士の連結部分からワイヤハーネスが露出することがない。
したがって、前記構成のプロテクタおよび回転部材、ならびに中間部の前記コルゲートチューブにより、ワイヤハーネスは配索全領域において外部に露出することがなく、見映えよくワイヤハーネスを保護することができる。
前記コルゲートチューブを嵌合保持する前記プロテクタの内周面に環状の凹凸部を設け、該凹凸部を前記コルゲートチューブの端末側の環状の凹凸部と係合していることが好ましい。
前記構成によれば、前記コルゲートチューブの凹凸部に係合できる環状の凹凸部を、コルゲートチューブを嵌合保持するプロテクタの内周面に設けておくだけで、コルゲートチューブの端末とプロテクタの嵌合が容易に行え、さらに、環状の凹凸部同士が円周全体で係合するので強固な嵌合とすることができる。よって、コルゲートチューブのプロテクタからの脱落を防止することができる。
なお、より強固な嵌合とするために、前記プロテクタのコルゲートチューブ保持部分の内周面全長にわたって前記環状の凹凸部を連続的に設けておき、この連続した環状の凹凸部に前記コルゲートチューブ端末の環状の凹凸部を係合させることが好ましい。
また、前記プロテクタおよび回転部材は、軸線方向に沿って2分割された分割体から構成され、各分割体に設けられたロック部と被ロック部とを係合させることにより前記プロテクタおよび回転部材を形成するようにしてもよい。
前記構成とすることにより、コルゲートチューブとプロテクタの嵌合や、プロテクタや回転部材へのワイヤハーネスの挿通を容易に行うことができる。
前記スライド部材としては、スライド可能な部材であれば限定されないが、特にスライドドアに好適に用いることができる。
前述したように、本発明によれば、ワイヤハーネスにコルゲートチューブを外装しているため、キャタピラ状のケーブルガイドにワイヤハーネスを挿通する場合に比べて製品コストを削減することができると共に、コルゲートチューブの柔軟性によってスライド部材の上下方向の変位を吸収させることができるので、上下可動機構など別途設けなくてもスライド部材の動きにワイヤハーネスをスムーズに追従させることが可能となる。また、ワイヤハーネスにコルゲートチューブを外装することによりワイヤハーネスが外部に露出することもないため、ケーブルガイドにワイヤハーネスを挿通した場合にケーブルガイドをさらに外装するために必要となるチューブ体のような部材が不要となり、部品点数を削減することができる。
また、前記のように、車体およびスライド部材に設けた支持部材に回転自在に支持される回転部材と前記コルゲートチューブとの間に、コルゲートチューブの長さ方向の両端部を嵌合保持してワイヤハーネスを挿通する樹脂製のプロテクタを設けている。即ち、車体とスライド部材との間のワイヤハーネス配索領域の中間部に外装材としてコルゲートチューブを用い、その両端部をコルゲートチューブより高硬度のプロテクタで保持することにより、コルゲートチューブの垂れ下がりを抑制し、周辺部材との干渉を防止することが可能となる。
また、前記のように、プロテクタと回転部材とを別体とし、前記回転部材との連結側のプロテクタの端部の上下面に突起部を設け、前記回転部材の上下面に穿設した貫通孔に前記突起部をそれぞれ貫通させて左右方向に回転自在に連結することにより、前記コルゲートチューブの長さが比較的短めの場合でも、スライド部材の動きにワイヤハーネスをスムーズに追従させることが可能となる。さらに、スライド部材に追従するワイヤハーネスが左右方向に回転する際に、プロテクタの連結側の先端が前記回転部材の側壁内面に当接して、プロテクタの左右方向の回転角度を規制することにより、プロテクタの回転の自由度が大きすぎてワイヤハーネスが周辺部材に干渉したり、ワイヤハーネスが大きな屈曲を繰り返すことで電線が損傷したりするのを防止することができる。
また、前記のように、コルゲートチューブの両端部を保持するプロテクタの長さによっては、プロテクタをさらに複数に分割し、前記プロテクタと回転部材との連結部分と同様に、一方のプロテクタの上下面に突起部を設けると共に他方のプロテクタの上下面に穿設した貫通孔にそれぞれ貫通させて連結することにより、スライド部材の動きにワイヤハーネスをよりスムーズに追従させることが可能となる。さらに、スライド部材の動作時に追従するワイヤハーネスが左右方向に回転する際に、前記プロテクタの連結側の先端が、前記連結したプロテクタの側壁内面に当接して、前記プロテクタの左右方向の回転角度を所定の範囲内に規制することにより、各プロテクタの回転の自由度が大きすぎてワイヤハーネスが周辺部材に干渉したり、ワイヤハーネスが大きな屈曲を繰り返すことで電線が損傷したりするのを防止することができる。
また、前記のように、回転部材またはプロテクタの前記貫通孔が設けられた端部側の両側壁に、円弧状側壁を有するカバーを設けると共に、隣接する前記プロテクタの突起部が設けられた端部側の両側壁に、前記カバー内に挿入可能な円弧状側面を有する突出部を設けることにより、前記プロテクタが左右方向に回転してワイヤハーネスが屈曲されたときには、屈曲の内周側では前記突出部が前記カバー内部へ深く挿入される一方、屈曲の外周側では前記突出部が前記カバーから外側に引き出される形となり、ワイヤハーネスが屈曲状態であっても、前記カバーおよび外側に引き出された突出部によって、回転部材とプロテクタの連結部分やプロテクタ同士の連結部分からワイヤハーネスが露出することがない。
したがって、前記構成のプロテクタおよび回転部材、ならびに中間部の前記コルゲートチューブにより、ワイヤハーネスは配索全領域において外部に露出することがなく、見映えよくワイヤハーネスを保護することができる。
本発明の実施形態を図面を参照して説明する。
図1乃至図8に本発明の実施形態を示す。
図1に示すように、車体20とスライドドア21との間に架け渡されるワイヤハーネスW/Hの中間部にコルゲートチューブ10を外装すると共に、コルゲートチューブ10の長さ方向の両端部にプロテクタ11をそれぞれ嵌合させている。さらに、車体20とスライドドア21に設けた支持部材22、23に回転自在に支持される回転部材12に、プロテクタ11をそれぞれ連結してワイヤハーネスW/Hを挿通し、支持部材22、23を経由してワイヤハーネスW/Hを車体20側およびスライドドア21側に引き出している。
なお、本実施形態においては、図1に示すように、プロテクタ11と回転部材12とを別体としている。
ワイヤハーネスW/Hの中間部を外装するコルゲートチューブ10は、ポリプロピレン(PP)から形成し、コルゲートチューブ10の長さは、ワイヤハーネスW/Hがスライドドア21の動作に追従する全過程において、ワイヤハーネスW/Hが周辺部材に干渉しない最大長さとしている(本実施形態では240mm)。
一方、コルゲートチューブ10の長さ方向の両端部を嵌合保持するプロテクタ11は、ポリブチレンテレフタレート(PBT)から形成し、図2に示すように、コルゲートチューブ10を嵌合保持する円筒形状のチューブ保持部11aの内周面全長にはコルゲートチューブ10の端末側の凹凸部と係合する環状の凹凸部11a−1を連続的に設けている。
また、プロテクタ11のチューブ保持部11aと反対側(回転部材12との連結側)の端部の上面11bおよび下面11cには突起部11b−1、11c−1をそれぞれ設け、さらに、突起部11b−1、11c−1を設けた端部側の両側壁11d、11eに、円弧状側壁を有する突出部11d−1、11e−1を設けている。
プロテクタ11に連結する回転部材12はポリブチレンテレフタレート(PBT)あるいはポリアセタール(POM)等の樹脂から形成し、図3に示すように、プロテクタ11との連結側の上面12bおよび下面12cには、プロテクタ11の上下の突起部11b−1、11c−1を貫通、軸支する貫通孔12b−1および12c−1を穿設している。
また、回転部材12の貫通孔12b−1、12c−1を設けた端部側の両側壁12d、12eには、プロテクタ11の左右の突出部11d−1、11e−1が挿入可能な、円弧状側壁を有するカバー12d−1、12e−1を設けている。
なお、本実施形態においては、プロテクタ11と回転部材12の軸線方向の長さを同程度としている。
このように、プロテクタ11の上下の突起部11b−1、11c−1を、回転部材12の貫通孔12b−1、12c−1にそれぞれ貫通させることにより、図4に示すように、プロテクタ11と回転部材12を左右方向(矢印A方向、矢印B方向)に回転自在に連結している。
この際、回転部材12とプロテクタ11とが一直線状に連結されているときのプロテクタ11および回転部材12の軸線L1に対して、プロテクタ11が矢印A方向に所定角度θ°(本実施形態においては25°)回転してプロテクタ11の軸線がL2となったときには、プロテクタ11の連結側先端である上下面11b、11cの側端部11b−2、11c−2が回転部材12の側壁12e内面に当接して、矢印A方向への回転角度がθ°(本実施形態においては25°)より大きくならないように回転を規制している(図5参照)。
同様に、回転部材12とプロテクタ11とが一直線状に連結されているときの軸線L1に対して、プロテクタ11が矢印Bの方向に所定角度θ°(本実施形態においては25°)回転してプロテクタ11の軸線がL3となったときには、プロテクタ11の連結側先端である上下面11b、11cの側端部11b−3、11c−3が回転部材12の側壁12d内面に当接して、矢印B方向への回転角度がθ°(本実施形態においては25°)より大きくならないように回転を規制している(図6参照)。
なお、図5および図6は、プロテクタ下面11cの側端部(11c−2、11c−3)の、回転部材側壁12e、12d内面との当接状態を示している。
また、図5に示すように、ワイヤハーネスW/Hが屈曲してプロテクタ11が左右方向に回転すると、屈曲の内周側では、プロテクタ11の円弧状側壁を有する突出部11d−1が回転部材12のカバー12d−1内部へ深く挿入される一方、屈曲の外周側ではプロテクタ11の突出部11e−1が回転部材12のカバー12e−1から外側に引き出される形となり、カバー12d−1、12e−1および外側に引き出された突出部11e−1によって、回転部材12とプロテクタ11の連結部分からワイヤハーネスW/Hが露出しない構造としている。図6においても、図5と同様にワイヤハーネスW/Hが露出しない。
また、図7に示すように、回転部材12をスライドドア21側の支持部材23に回転自在に支持させている。
回転部材12の支持部材23との連結側上面12fには、ワイヤハーネスW/Hを支持部材23側に引き出すための筒部12f−1を上方に突出させると共に、支持部材22との連結側下面12gの、上面12fの筒部12f−1に対応する位置にも同様の外形を有する筒部12g−1を下方に突出させて、上下に突出させた筒部12f−1、12g−1を回転軸として機能させている(図3参照)。即ち、支持部材23の中央に、貫通孔を有する受け部23a−1、23a−2を上下に設け、受け部23a−1、23a−2の貫通孔に、上下に突出させた回転部材12の筒部12f−1、12g−1をそれぞれ貫通させ、筒部12f−1、12g−1を軸支させることにより、支持部材23に回転部材12を回転自在に支持させる構造としている。
なお、支持部材23にはスライドドア21への固定部23b−1、23b−2を両側に設けており、固定部23b−1、23b−2にはボルト貫通孔23c−1、23c−2をそれぞれ穿設している。
また、回転部材12の筒部12f−1を経由して支持部材23側へ引き出されたワイヤハーネスW/Hは、筒部12f−1に連結して設けられた支持部材23の引き出し通路23dを経由してスライドドア21側に引き出され、ワイヤハーネスW/Hの端末に接続したコネクタ(図示せず)を、スライドドア21に配索されたドアハーネス端末のコネクタ(図示せず)に接続している。
また、図8に示す車体20側の支持部材22も、スライドドア21側の支持部材23と同様に、回転部材12を回転自在に支持している。
本実施形態においては、プロテクタ11を、軸線方向に沿って2分割された分割体11Aおよび11Bから構成し、分割体11Aに設けられたロック部11A−1と、分割体11Bに設けられた被ロック部11B−1とを係合させることによりプロテクタ11を形成している。
また、回転部材12も、軸線方向に沿って2分割された分割体12Aおよび12Bから構成し、分割体12Aに設けられたロック部12A−1と、分割体12Bに設けられた被ロック部12B−1とを係合させることにより回転部材12を形成している。
図1は、本実施形態において、車体20とスライドドア21との間に架け渡されるワイヤハーネスW/Hの配索構造を示しており、図1のP1はスライドドア21全開時、P2はスライドドア21全閉時の状態を示している。
スライドドア21全開時には、ワイヤハーネスW/Hはタイヤハウス24とロアアーム26との間に位置し、スライドドア21全閉時には、ワイヤハーネスW/Hはスライドレール25に沿った配置となる。
前記のように、ワイヤハーネスW/Hにコルゲートチューブ10を外装しているため、キャタピラ状のケーブルガイドにワイヤハーネスW/Hを挿通する場合に比べて製品コストを削減することができると共に、コルゲートチューブ10の柔軟性によってスライドドア21の上下方向の変位を吸収させることができるので、上下可動機構など別途設けなくてもスライドドア21の動きにワイヤハーネスW/Hをスムーズに追従させることが可能となる。また、ワイヤハーネスW/Hにコルゲートチューブ10を外装することによりワイヤハーネスW/Hが外部に露出することもないため、ケーブルガイドにワイヤハーネスW/Hを挿通した場合にケーブルガイドをさらに外装するために必要となるチューブ体のような部材が不要となり、部品点数を削減することができる。
また、前記のように、車体20とスライドドア21との間のワイヤハーネス配索領域の中間部に外装材としてコルゲートチューブ10を用い、その両端部をコルゲートチューブ10より高硬度のプロテクタ11で保持することにより、コルゲートチューブ10の垂れ下がりを抑制し、周辺部材との干渉を防止することが可能となる。
また、前記のように、プロテクタ11と回転部材12とを別体とし、回転部材12との連結側のプロテクタ11の端部の上下面11b、11cに突起部11b−1、11c−1を設け、回転部材12の上下面12b、12cに穿設した貫通孔12b−1、12c−1にプロテクタ11の突起部11b−1、11c−1をそれぞれ貫通させて左右方向に回転自在に連結することにより、コルゲートチューブ10の長さが比較的短めの場合でも、スライドドア21の動きにワイヤハーネスW/Hをスムーズに追従させることが可能となる。さらに、スライドドア21に追従するワイヤハーネスW/Hが左右方向に回転する際に、プロテクタ11の連結側の先端11c−2(11b−2)、11c−3(11b−3)が回転部材12の側壁12e、12d内面に当接して、プロテクタ11の左右方向の回転角度を規制することにより、プロテクタ11の回転の自由度が大きすぎてワイヤハーネスW/Hが周辺部材に干渉したり、ワイヤハーネスW/Hが大きな屈曲を繰り返すことで電線が損傷したりするのを防止することができる。
また、本実施形態においては、プロテクタ11の回転角度を左右に25°以内に規制することによって、車体側のプロテクタ11とスライドドア側のプロテクタ11を共用化することができる。
また、前記のように、回転部材12の貫通孔12b−1、12c−1が設けられた端部側の両側壁12d、12eに、円弧状側壁を有するカバー12d−1、12e−1を設けると共に、隣接するプロテクタ11の突起部11b−1、11c−1が設けられた端部側の両側壁11d、11eに、カバー12d−1、12e−1内に挿入可能な円弧状側面を有する突出部11d−1、11e−1を設けることにより、ワイヤハーネスW/Hが屈曲状態であっても、カバー12d−1、12e−1および外側に引き出された突出部11d−1(11e−1)によって、回転部材12とプロテクタ11の連結部分からワイヤハーネスが露出することがない。
したがって、前記構成のプロテクタ11および回転部材12、ならびに中間部のコルゲートチューブ10により、ワイヤハーネスW/Hは配索全領域において外部に露出することがなく、見映えよくワイヤハーネスW/Hを保護することができる。
なお、本発明は前記実施形態の構成に限定されるものではなく、コルゲートチューブ10やプロテクタ11の長さによっては、例えば、図9に示すように、プロテクタ11と回転部材12を一体に形成してもよいし、また、図10に示すように、プロテクタを複数のプロテクタ111、112に分割し、プロテクタ111、112同士もプロテクタ112と回転部材12との連結部分と同様の連結としてもよい。
本発明の実施形態におけるワイヤハーネスの配索構造を示す図である。 プロテクタの概略斜視図である。 回転部材の概略斜視図である。 プロテクタと回転部材を連結した状態を示す概略斜視図である。 プロテクタが矢印Aの方向にθ°回転したときにプロテクタの連結側下面の側端部が回転部材の側壁内面に当接する状態を示す図である。 プロテクタが矢印Bの方向にθ°回転したときにプロテクタの連結側下面の側端部が回転部材の側壁内面に当接する状態を示す図である。 プロテクタに連結された回転部材がスライドドア側の支持部材に支持された状態を示す図である。 プロテクタに連結された回転部材が車体側の支持部材に支持された状態を示す図である。 プロテクタと回転部材を一体に形成した例を示す図である。 プロテクタを複数に分割して連結させた例を示す図である。 従来例を示す図である。 従来例を示す図である。 従来例を示す図である。
符号の説明
10 コルゲートチューブ
11、111、112 プロテクタ
11a チューブ保持部
11a−1 凹凸部
11b 上面
11c 下面
11b−1、11c−1 突起部
11b−2、11b−3、11c−2、11c−3 側端部
11d、11e 側壁
11d−1、11e−1 突出部
12 回転部材
12b、12f 上面
12c、12g 下面
12b−1、12c−1 貫通孔
12d、12e 側壁
12d−1、12e−1 カバー
12f−1、12g−1 筒部
20 車体
21 スライドドア
22、23 支持部材
23a−1、23a−2 受け部
23b−1、23b−2 固定部
23c−1、23c−2 ボルト貫通孔
23d 引き出し通路
24 タイヤハウス
25 スライドレール
26 ロアアーム

Claims (7)

  1. 車体とスライド部材との間に架け渡されるワイヤハーネスの配索構造であって、
    前記ワイヤハーネスに外装するコルゲートチューブと、
    前記コルゲートチューブの長さ方向の両端部を嵌合保持して前記ワイヤハーネスを挿通する樹脂製のプロテクタと、
    前記プロテクタと一体に形成され、或いは別体として連結され、前記車体およびスライド部材に設けた支持部材に回転自在に支持される回転部材と、
    を備えていることを特徴とする自動車用ワイヤハーネスの配索構造。
  2. 前記プロテクタと前記回転部材は別体とし、前記回転部材との連結側のプロテクタの端部の上下面に突起部を設けると共に、前記回転部材の上下面に穿設した貫通孔にそれぞれ貫通させて左右方向に回転自在に連結し、
    前記スライド部材の動作時に追従するワイヤハーネスが左右方向に回転する際に、前記プロテクタの連結側の先端が、前記回転部材の側壁内面に当接して、前記プロテクタの左右方向の回転角度を所定の範囲内に規制している請求項1に記載の自動車用ワイヤハーネスの配索構造。
  3. 前記プロテクタを複数に分割し、一方のプロテクタの上下面に突起部を設けると共に他方のプロテクタの上下面に穿設した貫通孔にそれぞれ貫通させて連結し、
    前記スライド部材の動作時に追従するワイヤハーネスが左右方向に回転する際に、前記プロテクタの連結側の先端が、前記連結したプロテクタの側壁内面に当接して、前記プロテクタの左右方向の回転角度を所定の範囲内に規制している請求項1または請求項2に記載の自動車用ワイヤハーネスの配索構造。
  4. 前記回転部材またはプロテクタの前記貫通孔が設けられた端部側の両側壁に、円弧状側壁を有するカバーを設けると共に、隣接する前記プロテクタの突起部が設けられた端部側の両側壁に、前記カバー内に挿入可能な円弧状側面を有する突出部を設け、前記プロテクタの回転時、前記カバーおよび前記突出部によって前記ワイヤハーネスが外部に露出しない構成としている請求項2または請求項3に記載の自動車用ワイヤハーネスの配索構造。
  5. 前記ワイヤハーネスに外装されるコルゲートチューブの長さは、前記ワイヤハーネスがスライド部材の動作に追従する全過程において、前記ワイヤハーネスが周辺部材に干渉しない長さとしている請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の自動車用ワイヤハーネスの配索構造。
  6. 前記コルゲートチューブを嵌合保持する前記プロテクタの内周面に環状の凹凸部を設け、該凹凸部を前記コルゲートチューブの端末側の環状の凹凸部と係合している請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の自動車用ワイヤハーネスの配索構造。
  7. 前記スライド部材がスライドドアである請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載の自動車用ワイヤハーネスの配索構造。
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