JP4442545B2 - ケーブルの支持装置 - Google Patents
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Description
前記ドアがスライドドアの場合、スライドドアの開閉作動時にスライド方向と直交する上下方向および左右方向に移動するスライドドアがある。よって、該スライドドアと車体との間に配索されるケーブルも左右方向および上下方向の角度が変化されることとなる。
前記スライドドア側から車体側に架け渡される前記ケーブルは車体側で固定支持されるが、該支持部において前記ケーブルの上下方向、左右方向、斜め方向の角度変化に追従できる機構を設ける必要がある。
前記支持部材3とケーブルガイド2の先端のリンク部材1aとは水平方向の連結ピンP1で軸着してリンク部材1を支持部材3に対して上下方向に首振り可能に連結し、ケーブルの上下方向の角度変化に追従させている。一方、ケーブルガイド2の隣接するリンク部材1同士は垂直方向の連結ピンP2により軸着して、左右方向に回転可能に連結し、ケーブルの左右方向の角度変化に追従できる構成とされている。
即ち、ケーブルガイド2のリンク部材1同士を連結するピンP2の軸着方向と、ケーブルガイド先端のリンク部材1と支持部材3とを連結するピンP1の軸着方向とを直交方向とすることで、ケーブルの上下方向と左右方向の角度変化に追従できる機構とされている。
特許文献1のように上下回転角度範囲が規定される場合、車種毎にケーブル支持装置の取付位置や取付角度の検討に時間がかかることとなるが、ケーブルの上下方向の変位量が大きな場合や傾斜角度が大きな場合には、特許文献1の構造ではケーブル自体が捩れることとなるが、このケーブル自体の捩れだけでは吸収できない場合もある。
さらにまた、特許文献1では上下首振り用の先端のリンク部材1aの支持部材3へのピンによる軸着方向と、左右首振りの他のリンク部材とのピンによる軸着方向が相違するため、同一形状とすることは出来ず、先端のリンク部材1aを別個に設ける必要がある。その分、部品点数が増加すると共に、該先端のリンク部材1aを必須とするため、より大きな配索スペースが必要となる問題がある。
枠体の中空部に連通するケーブル挿通用の第一開口と、前記中空部に連通すると共に前記第一開口と直交位置にあるケーブル挿通用の第二開口とを有し、該枠体の外面に三次元方向の円弧面を有するガイド材と、
前記ガイド材の円弧面を回転自在に狭持する支持材を備え、該支持材は前記車体あるいは/および可動部材に固定されるものであり、
前記ケーブルを前記ガイド材の第一開口から中空部を通して第二開口へと貫通させ、前記ケーブルの上下・左右・斜め方向の角度変化に前記ガイド材を追従可能な構成とし、
かつ、前記第一開口には前記ケーブルに外装した連鎖状リンク材あるいはコルゲートチューブからなる外装材の先端が所要角度回転可能に連結されている一方、該外装材の先端から延在するケーブルが第一開口からガイド材の中空部を貫通して第二開口へと引き出されて、前記支持材に固定されているケーブルの支持装置を提供している。
よって、特許文献1で開示されているような支持部材と先端のリンク部材との間でのみ上下方向に所定角度範囲内で変換すると共にリンク部材同士の連結で左右方向に所定角度範囲内で変換できる支持装置と比較して、角度変位量が広範囲に設定可能なため、角度変位量は変位する方向が相違する異なる車種にも適用でき、かつ、斜め方向の傾斜角度が異なる車種にも適用でき、汎用性の点で優れたものとなる。
また、本発明の支持装置では、上下方向、左右方向、斜め方向の角度変化のいずれにも広範囲に対応できるため、該支持装置の車体等への取付位置や取付角度に詳細な検討を行う必要がなく、製造時における組付性を高めることができる。
特許文献1では、支持部材と先端のリンク部材との間で上下方向の角度変化のみを行い、左右方向への角度変化がなされないため、この部分でケーブルが捻じれが発生してケーブルに過負荷が掛かるおそれがあるが、本発明の支持装置では、上下方向と左右方向、さらには斜め方向への角度変化も同時に行えることにより、ケーブルに捩れを発生させず、ケーブルの保護を図ることができる。
また、スライドドアと車体間ではケーブルは前記従来例に示された連鎖状リンク材からなる外装材で外装される場合以外に、コルゲートチューブに外装されている場合もある。このようにコルゲートチューブで外装される場合には、左右方向のみでなく上下方向もコルゲートチューブは追従可能であるが、その角度範囲は限定される。よって、コルゲートチューブで外装したケーブルも前記本発明のケーブル支持装置により車体側あるいは/およびスライドドア側で支持することで、ケーブルの広範囲の角度変化に支持装置を追従させることができる。
よって、前記第1の発明では、連鎖状リンク材からなる外装材に代えてコルゲートチューブを外装材として用い、コルゲートチューブの外周面には所要の区間長さ方向に沿うリブを所要位置に突設する等により屈曲方向を規制して外部干渉材と接触させない構成としている。
枠体の中空部に連通するケーブル挿通用の第一開口と、前記中空部に連通するケーブル挿通用の第二開口とを有し、該枠体の外面に三次元方向の円弧面を有するガイド材と、
前記ガイド材の円弧面を回転自在に狭持する支持材を備え、該支持材は前記車体あるいは/および可動部材に固定されるものであり、
前記ガイド材は球状枠体からなるボール状ガイド材とすると共に、前記支持材は前記ボール状ガイド材の対向する両側外周面を回転自在に内嵌支持する開口部を有する第一支持材と第二支持材とからなるものとし、
前記ガイド材の前記第一開口を一側面に開口させていると共に、該第一開口の上下両縁より一対の連結片を突設し、該連結片を前記第一支持材の球状開口部より突出させ、前記ケーブルに外装する連鎖状リンク材の先端リンクに軸着して、該先端リンクを左右方向に回転自在に連結すると共に、該先端リンクと順次連結されていく連鎖状リンク材の隣接するリンク同士も左右方向に回転自在に軸着して連結している一方、
前記ガイド材の前記第二開口は前記第一開口と90度間隔をあけた上面側に開口し、
前記ケーブルを前記ガイド材の第一開口から挿入して中空部内で90度屈曲させて第二開口へと引き出し、該ケーブルの上下・左右・斜め方向の角度変化に前記ボール状ガイド材が上下・左右・斜め方向に回転して追従できる構成としているケーブル支持装置を提供している。
なお、前記第二開口はボール状ガイド材の上面側に限らず、下面側でもよいし、第一開口とは異なる位置の側面側に設けてもよい。
また、特許文献1では先端リンクが他のリンクと異なる方向にのみ回転するのに対して、本発明の支持装置を用いた場合には、先端リンクも他のリンクと同一方向に回転するため、配索スペースを小さくすることができる。さらに、本発明の支持装置では支持装置であるボール状ガイド材自体が回転するため、ボール状ガイド材をリンクと同一方向に回転させればさらに配索スペースを小さくすることができる。
前記構成によれば、ケーブルを第二支持材に固定しているため、ケーブルが弛んでボール状ガイド材の中空部で絡まったり、詰まったりするのを防止でき、ボール状ガイド材をスムーズに回転させることができる。
なお、前記筒部は、ボール状ガイド材を狭持部とは別体で設けて、該別体の筒部を狭持部に組みつけてもよい。
前記構成によれば、止め具を用いて支持装置を車体あるいは/および可動部材に容易に固定できると共に、該止め具による固定が第一支持材と第二支持材との連結を高めることとなり、さらに強固に第一、第二支持材を連結することができる。
枠体の中空部に連通するケーブル挿通用の第一開口と、該第一開口と180度未満の所要角度間隔をあけて前記中空部に連通するケーブル挿通用の第二開口とを有し、該枠体の外面に三次元方向の円弧面を有するガイド材と、
前記ガイド材の円弧面を回転自在に狭持する支持材を備え、該支持材は前記車体あるいは/および可動部材に固定されるものであり、かつ、該支持材の前記ガイド材の円弧面を回転自在に支持する支持面には、異物排出用の溝を設けており、
前記ケーブルを前記ガイド材の第一開口から中空部を通して第二開口へと貫通させ、前記ケーブルの上下・左右・斜め方向の角度変化に前記ガイド材を追従可能な構成としていることを特徴とするケーブルの支持装置を提供している。
スライドドアと車体との間に配索するケーブルの支持装置として用いる場合、この支持装置の設置場所には外部から埃、砂、水が浸入しやすい。よって、ガイド材と支持材との回転摺接面にも埃、砂、水等の異物が入り込む恐れが多い。其の際、これらの異物の排出用溝を設けておくと、異物が回転摺接面に固着してガイド材の回転を阻害する恐れを確実に無くすことができる。
前記ケーブルは導電材を平行配置して絶縁樹脂シートでラミネートしたフラットケーブルでも良いし、被覆丸電線でもよい。
図1乃至図5は、本発明の第一実施形態を示し、ケーブルの支持装置10(以下、支持装置10と称す)は、自動車の車体(図示せず)と該車体に対してスライド自在に連結されたスライドドア(図示せず)との間に架け渡して配索されるケーブル20を挿通支持するものである。
ボール状ガイド材11は、ボール状の枠体11aを備え、該枠体11aの一側面に枠体11aの球状の中空部S1に連通する第一開口11bを設けると共に、該第一開口11bと90度間隔をあけた上面側に中空部S1に連通する第二開口11cを設けている。第一開口11bは矩形状の開口とし、該第一開口11bの上下両縁より一対の連結片11dを突設し、これら連結片11dにピン状突起11eを設けている。
さらに、第二支持材13の支持部13bには、第一支持材12の係止孔12dに挿入係止される係止片13eを周方向に間隔をあけて4つ設けている。
また、支持部13aから上方に突出する筒部13cの中空部S2は下端が球状開口部13dに連通しており、該筒部13cの上端には該中空部S2に挿通させたケーブル20をテープ巻き固定する固定片13fを突設している。
さらに、車両への取り付け時には、連通させたボルト穴12e、13gに図示しないボルト(止め具)を通して支持装置10を車体パネルに固定している。
なお、リンク部材同士および先端リンク部材とボール状ガイド材11とは別体のピンを用いて回転自在に軸着してもよい。
また、スライドドアが上下方向に変化し、ケーブル20も上下方向に変位する場合には、図4に示すように、ボール状ガイド材11が第一、第二支持材12、13内で上下方向に回転することにより、前記連鎖状リンク材22では不可能であった上下方向の角度変化が生じてケーブルの上下変位に追従する。
さらに、スライドドアがスライド時に傾斜して、ケーブル20も傾斜角度が変位する場合には、図5に示すように、ボール状ガイド材11が第一、第二支持材12、13内で球状開口12cに対して周方向に回転することにより、連鎖状リンク材22の角度が変わり、ケーブル20の斜め方向への角度変位に追従する。
さらに、連鎖状リンク材のリンク部材同士の連結形態と、先端のリンク部材と支持装置の第一支持部材との連結形態を同様としているため、先端のリンク部材も他のリンク部材と同一の形状とすることができ、部品点数の削減を図ることができると共に、先端のリンク部材と支持部材との連結を簡単に行うことができる。
本実施形態では、支持装置10のボール状ガイド材11から引き出したケーブルに外装する外装材を第1実施形態と相違させている。即ち、本実施形態では、連鎖状リンク材に替えて軸線方向に山部と谷部を交互に設けたコルゲートチューブ30を外装しており、該コルゲートチューブ30のボール状ガイド材11側の端部をボール状ガイド材11の第一開口11bに内嵌固定している。また、コルゲートチューブ30の軸直角方向の断面を長円形状とし、コルゲートチューブ30の長軸方向を垂直方向、短軸方向を水平方向としていると共に、外周面の上下両端に軸線方向に延在するリブ31を設けて、コルゲートチューブ30が上下方向に屈曲しにくく左右方向に屈曲しやすくして屈曲方向を規制している。
なお、コルゲートチューブの軸直角方向の断面は長円形状に限らず、楕円形状でもよいし長方形でもよい。また、コルゲートチューブの断面形状で屈曲方向を規制できる場合には外周面のリブを設けなくてもよい。
また、図6ではケーブルの図示を省略している。
11 ボール状ガイド材
11a 枠体
11b 第一開口
11c 第二開口
12 第一支持材
12c 球状開口部
12d 係止孔
12e 固定穴
13 第二支持材
13c 円筒部
13d 球状開口部
13e 係止片
13f 固定片
13g 固定穴
20 ケーブル
21 リンク部材
21A 先端リンク部材
22 連鎖状リンク材
30 コルゲートチューブ
Claims (6)
- 車体と、該車体に可動自在に連結される可動部材との間に配索されるケーブルを支持する装置であって、
枠体の中空部に連通するケーブル挿通用の第一開口と、前記中空部に連通すると共に前記第一開口と直交位置にあるケーブル挿通用の第二開口とを有し、該枠体の外面に三次元方向の円弧面を有するガイド材と、
前記ガイド材の円弧面を回転自在に狭持する支持材を備え、該支持材は前記車体あるいは/および可動部材に固定されるものであり、
前記ケーブルを前記ガイド材の第一開口から中空部を通して第二開口へと貫通させ、前記ケーブルの上下・左右・斜め方向の角度変化に前記ガイド材を追従可能な構成とし、
かつ、前記第一開口には前記ケーブルに外装した連鎖状リンク材あるいはコルゲートチューブからなる外装材の先端が所要角度回転可能に連結されている一方、該外装材の先端から延在するケーブルが第一開口からガイド材の中空部を貫通して第二開口へと引き出されて、前記支持材に固定されているケーブルの支持装置。 - 車体と、該車体に可動自在に連結される可動部材との間に配索されるケーブルを支持する装置であって、
枠体の中空部に連通するケーブル挿通用の第一開口と、前記中空部に連通するケーブル挿通用の第二開口とを有し、該枠体の外面に三次元方向の円弧面を有するガイド材と、
前記ガイド材の円弧面を回転自在に狭持する支持材を備え、該支持材は前記車体あるいは/および可動部材に固定されるものであり、
前記ガイド材は球状枠体からなるボール状ガイド材とすると共に、前記支持材は前記ボール状ガイド材の対向する両側外周面を回転自在に内嵌支持する開口部を有する第一支持材と第二支持材とからなるものとし、
前記ガイド材の前記第一開口を一側面に開口させていると共に、該第一開口の上下両縁より一対の連結片を突設し、該連結片を前記第一支持材の球状開口部より突出させ、前記ケーブルに外装する連鎖状リンク材の先端リンクに軸着して、該先端リンクを左右方向に回転自在に連結すると共に、該先端リンクと順次連結されていく連鎖状リンク材の隣接するリンク同士も左右方向に回転自在に軸着して連結している一方、
前記ガイド材の前記第二開口は前記第一開口と90度間隔をあけた上面側に開口し、
前記ケーブルを前記ガイド材の第一開口から挿入して中空部内で90度屈曲させて第二開口へと引き出し、該ケーブルの上下・左右・斜め方向の角度変化に前記ボール状ガイド材が上下・左右・斜め方向に回転して追従できる構成としているケーブルの支持装置。 - 前記ボール状ガイド材の第二開口に連通する上方へ突出する筒部を前記第二支持材に設け、該筒部の上端からケーブルの固定片を突設して、前記ケーブルを第二支持材に固定している請求項2に記載のケーブルの支持装置。
- 前記第一、第二支持材のいずれか一方の前記球状開口部の周縁から周方向に間隔をあけて複数の係止片を突設する一方、いずれか他方に前記係止片を係止する係止孔を設け、これら係止片で前記ボール状ガイド材を囲んで保持した状態で第一、第二支持材を連結している請求項2または請求項3に記載のケーブルの支持装置。
- 車体と、該車体に可動自在に連結される可動部材との間に配索されるケーブルを支持する装置であって、
枠体の中空部に連通するケーブル挿通用の第一開口と、該第一開口と180度未満の所要角度間隔をあけて前記中空部に連通するケーブル挿通用の第二開口とを有し、該枠体の外面に三次元方向の円弧面を有するガイド材と、
前記ガイド材の円弧面を回転自在に狭持する支持材を備え、該支持材は前記車体あるいは/および可動部材に固定されるものであり、かつ、該支持材の前記ガイド材の円弧面を回転自在に支持する支持面には、異物排出用の溝を設けており、
前記ケーブルを前記ガイド材の第一開口から中空部を通して第二開口へと貫通させ、前記ケーブルの上下・左右・斜め方向の角度変化に前記ガイド材を追従可能な構成としていることを特徴とするケーブルの支持装置。 - 前記ケーブルは車体とスライドドアとの間に配索されるもので、前記ガイド材を回転自在に狭持する支持材は前記車体或いは/およびスライドドアに固定され、スライドドアの開閉作動に応じる前記ケーブルの角度変化に前記ガイド材が回転して追従する構成としている請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載のケーブルの支持装置。
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