JP4560478B2 - スライド構造体用の給電装置 - Google Patents

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Description

本発明は、自動車のスライドドア等のスライド構造体に搭載され、スライド構造体の補機等に常時給電を行うためのスライド構造体用の給電装置に関するものである。
図6は従来のスライドドア用の給電装置の一形態を示すものである(特許文献1参照)。
このスライドドア用の給電装置61は、自動車の左側のスライドドア62に設けられた横長のケース63と、ケース内のガイドレール(図示せず)にスライド自在に係合したスライダ64と、スライダ64に垂直な軸部で水平方向に揺動自在に支持された首振り部材65と、ケース63の内側に略U字状に屈曲して配索され、首振り部材65から車両ボディ(図示せず)にかけて屈曲自在に配索されたキャタピラ状のハーネス外装部材66とを備えるものである。
スライドドア62と車両ボディとの間(渡り部)において外装部材66はチューブ67で覆われている。外装部材66とスライダ64の内側に複数本の電線(ワイヤハーネス)68が挿通されている。
図6の状態からスライドドア62を矢印B方向(車両後方)に開くことで、スライダ64がケース63に沿って前方に相対移動しつつ、ワイヤハーネス68が外装部材66と共にケース63内で略J字状に伸長する。スライドドア62の開閉に伴ってワイヤハーネス68が外装部材66と共に伸縮することで、ハーネス余長が吸収される。
特開2003−25850号公報(図2)
しかしながら、上記従来のスライドドア用の給電装置61にあっては、スライドドア62に対してケース63が横長に配置されるために、他の電装品や補機等のレイアウトの自由度が制限されるといった懸念があった。
そこで、ケース63を上下に幅広に形成し、ケース内でワイヤハーネス68(キャタピラ状の外装部材66はなくともよい)を略U字状に屈曲配索して、ケース63の前後長及びケース内のワイヤハーネス68の前後長を短縮させることが考えられるが、その場合には、ワイヤハーネス68の屈曲反力によってスライダ64に下向きの押圧力が作用し、ガイドレールに対するスライダ64の摺動抵抗が増し、繰り返しのドア開閉によってスライダ64やガイドレールが摩耗したり、特にスライドドア62の開き時において(閉じ時には力を込めて閉めたりモータ駆動で閉めるので特に問題はない)、スライダ64のスライド性が悪化し、スライドドア62の開き操作力が増大するといった懸念があった。
また、例えば低温時に電線が硬化してスライダの進退動作を阻害しやすくなり、これによってもスライダのスライダ操作力が増大し、スライドドアの開閉操作性が低下するという懸念があった。
なお、上記した各懸念点は自動車のスライドドア62に限らず、例えば自動車以外の車両等のスライドドアや加工機械等のスライドドア等といったスライド構造体に上記給電装置を適用した場合にも生じ得るものである。
本発明は、上記した点に鑑み、スライド構造体のスライド方向にケースやワイヤハーネスの長さを短縮させた場合でも、ガイドレールに対するスライダの摺動抵抗が増大することがなく、また、低温時等において電線が硬化してもスライダのスライド性を低下させることがなく、スライダやスライド構造体のスムーズな移動動作が可能なスライド構造体用の給電装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の請求項1に係るスライド構造体用の給電装置は、スライド構造体側にガイドレールが水平に設けられ、該ガイドレールにスライダが前後方向スライド自在に係合し、該スライダが鍔状の水平な上壁と下壁とを有し、該上壁に垂直なハーネス挿通孔が設けられ、該垂直なハーネス挿通孔に連通して水平方向に屈曲したハーネス挿通孔を有する首振り部材が該上壁と下壁との間に水平方向首振り自在に設けられ、該スライド構造体側で該ガイドレールの後端の上方にハーネス固定部が設けられ、該スライド構造体側のワイヤハーネス部分が該ハーネス固定部で固定されて該ハーネス固定部から上向きに立ち上げられつつ頂部で前方に湾曲状に折り返されて、その折り返され部分が該垂直なハーネス挿通孔に導入され、該首振り部材から水平な渡りハーネス部分として固定構造体側に導出され、該固定構造体に対して該スライド構造体を前方に閉じた際に、該スライダが該渡りハーネス部分で引っ張られつつガイドレールの後端側に位置し、該折り返され部分が該垂直なハーネス挿通孔との間で前上がりに傾斜し、その傾斜上部が該スライダよりも前方に位置することで、該スライダに前向きの反発力が付与され、該スライド構造体を後方に開く際に該反発力で該スライダの前方への移動が補助されることを特徴とする。
上記構成により、ハーネス固定部から立ち上げられたワイヤハーネス部分の立ち上げ部を支点としてワイヤハーネス部分が立ち上げ部とは反対の方向すなわちスライド構造体のスライド方向(スライド構造体の閉じ方向であることが好ましい)に弾性的に付勢され、その付勢力によってスライダにスライド方向の力が付与され、且つ付勢力がスライダの方向(ガイドレール直交方向)には何ら作用しないことで、スライダのスライド操作性が高まり、スライダのスライド方向とは反対の方向(スライド構造体の開き方向であることが好ましい)にスライド構造体が小さな操作力でスムーズに移動する。この作用はたとえハーネス部分が低温で硬化した場合でも何ら関係なく(むしろ積極的に)奏される。ワイヤハーネス部分は大きな屈曲半径で屈曲する。
また、ガイドレールに近いハーネス固定部からワイヤハーネス部分が立ち上げられつつ頂部(ガイドレールから遠い側)で折り返され、折り返されたハーネス部分がスライダを経て固定構造体側に導出(配索)される。
請求項に係るスライド構造体用の給電装置は、請求項記載のスライド構造体用の給電装置において、前記スライド構造体側のワイヤハーネス部分がケースに収容され、該ケースに前記ガイドレールと前記ハーネス固定部が配置されたことを特徴とする。
上記構成により、ケースとガイドレールとハーネス固定部とスライダとワイヤハーネスとでユニット化した給電装置が構成される。ワイヤハーネス部分はケース内で外部との干渉等なく保護される。
請求項に係るスライド構造体用の給電装置は、請求項1又は2記載のスライド構造体用の給電装置において、前記スライド構造体側のワイヤハーネス部分に蛇腹状の保護チューブが装着されたことを特徴とする。
上記構成により、保護チューブの剛性でワイヤハーネス部分のスライド方向の反発力が強まり、反発力で補助されてスライダが一層スムーズにスライド移動する。
請求項に係るスライド構造体用の給電装置は、請求項1〜の何れかに記載のスライド構造体用の給電装置において、前記ハーネス固定部から立ち上げられたワイヤハーネス部分が屈曲規制部で最小屈曲半径を規制されたことを特徴とする。
上記構成により、屈曲規制部でワイヤハーネス部分の屈曲半径が大きく規定され、スライド構造体の開閉操作時におけるワイヤハーネス部分の折れ曲がりが防止される。屈曲規制部は湾曲状の壁部やブロック部等であることが好ましい。
請求項1記載の発明によれば、ガイドレールに対してスライダに押圧力が作用しないから、スライダのスライド操作を摩耗や異音等なく低摩擦でスムーズに行うことができ、しかもワイヤハーネス部分が積極的にスライダをスライド構造体のスライド方向に付勢するから、スライダやスライド構造体のスライド操作を小さな力で楽に行うことができ、これらの効果はワイヤハーネス部分が低温で硬化した場合でも何ら影響なく行われるから、常に良好なスライド操作性を得ることができる。また、ワイヤハーネス部分が大きな半径で屈曲することで、ワイヤハーネス部分の屈曲耐久性が向上する。
また、略逆U字状に屈曲されたワイヤハーネス部分がスライダをガイドレールに何ら押し付けることなく、スライダをスライド方向に確実に付勢することで、上記効果が促進される。
請求項記載の発明によれば、給電装置のユニット化によりスライド構造体への給電装置の取付が容易化すると共に、スライド構造体のスライド時にケース内でワイヤハーネス部分が保護されつつ大きな半径で屈曲することで、ワイヤハーネス部分の屈曲耐久性が向上する。
請求項記載の発明によれば、ワイヤハーネス部分の反発力が高められてスライダのスライド操作が一層小さな力でスムーズ且つ確実に行われ、請求項1記載の発明の効果が促進される。
請求項記載の発明によれば、ワイヤハーネス部分の小さな半径での屈曲(折れ曲がり等)が防止され、ワイヤハーネス部分の屈曲耐久性が向上し、且つスライダのスライド動作がスムーズ且つ確実に行われ、スライド構造体への常時給電の信頼性が向上する。
図1〜図3は、本発明に係るスライド構造体用の給電装置の一実施形態を示すものである。
このスライド構造体用の給電装置1は、合成樹脂製の略矩形状のケース2と、ケース2の下部に設けられた金属製の水平なガイドレール3と、ガイドレール3にスライド自在に係合した合成樹脂製のスライダ4と、スライダ4に水平方向揺動自在に設けられた合成樹脂製の首振り部材5と、ケース内に下から上向きに導入され、ケース上部で円弧状に折り返されてスライダ4と首振り部材5を通って外部に導出されたワイヤハーネス6とを備えるものである。
図1において、ケース2は車両右側のスライドドア7の金属製等のドアインナパネルにブラケット9で固定され、首振り部材5から外部に水平に導出されたハーネス部分10は車両ボディ側のハーネス固定具11で支持されている。ハーネス固定具11は例えば車両ボディのステップ部の近傍に配置され、ハーネス部分10を電源側等に導いている。
図1で直線状の鎖線12は説明の便宜上、スライドドア7と車両ボディ8との境界を示している。図1で向かって左側が車両前側、向かって右側が車両後側であり、スライドドア7は給電装置1のケース2と一体的に矢印Aの如く前方にスライドして閉じ、矢印Bの如く後方にスライドして開き、開いて直ぐに車両ボディ8から外側に離間する。
図1ではスライドドア7の全閉時のハーネス形態を実線で示し、スライドドア7の全開時のハーネス形態を説明の便宜上、鎖線で示している。実際には給電装置1のケース2はスライドドア1と一体に進退するから、車両ボディ側のハーネス固定具11の位置はスライドドア7の全開時と全閉時とで変わらない。
ケース2はベース部13とカバー部14とで構成され、ベース部13はカバー部14よりも下方に延長され、その延長板部15にガイドレール3が固定され、ガイドレール3及びスライダ4と首振り部材5がカバー部14の下側に露出している。ベース部13とカバー部14は係止手段等で相互に固定され、ベース部13がドアインナパネル(符号7で代用)に接し、カバー部14が合成樹脂製のドアトリム(図示せず)で覆われ、ドアトリムの下端又はスリット状の開口(図示せず)から外側のハーネス部分10が車両ボディ側に導出される。
ケース2の後側の壁部16の下端からワイヤハーネス6が上向きに折り返されてケース内に導入され、且つ後側の壁部16の下部側でハーネス固定部17でケース2に固定されている。ハーネス固定部17としてはU字状のワイヤや左右に分割可能なクランプ等が好ましい。ケース2の下端から上向きに折り返されてケース外に導出されたハーネス部分18はケース2の後壁16の近傍で係止クリップ等の固定部19でドアインナパネルに固定されつつ、スライドドア側の補機等に向けて配索されている。
ケース内でハーネス固定部17から上向きに立ち上げられたハーネス部分20はケース中央に向けて内向きに緩やかに湾曲しつつ頂部(屈曲頂部)21に達し、頂部21を含む円弧状の湾曲部分22が下向きのほぼ真直な部分23に続き、真直な部分23がスライダ4の上部から下向きにスライダ内に導入され、スライダ高さ方向中央の首振り部材5に沿って水平方向に屈曲されて外部のハーネス部分10に続いている。
ハーネス固定部17はガイドレール3の高さ方向の近くに位置し、ケース内のハーネス部分24(符号20〜23のワイヤハーネス部分)の頂部21はガイドレール3から高さ方向の遠くに離間して位置している。スライダ4の上部は左右(ケース厚さ方向)に分割可能で、首振り部材5は上下に分割可能で、共に分割した状態のハーネス挿通孔にワイヤハーネス6を挿通し、合体してスライダ4の上下壁の間に首振り部材5を回動自在に軸支可能となっている。
ケース内のハーネス部分24及びケース2の後壁下端から導出されたハーネス部分18は、複数本の絶縁被覆電線6aをばらけないようにビニルテープ等の結束手段(図示せず)で粗巻きないし部分的に結束して構成されている。首振り部材5から車両ボディ側のハーネス固定具11にかけてのハーネス部分10は合成樹脂製の断面縦長のコルゲートチューブ(符号10で代用)で覆われている。
図1,図2のスライドドア7の全閉状態で、ケース内のハーネス部分(ワイヤハーネス部分)24は上向きに略逆U字状に湾曲して外向きすなわち車両前後方向(ケース横幅方向)の反発力を発揮する。略逆U字状のハーネス部分24の後側の真直な立ち上げ部20はケース2の後壁16に沿って固定されているから、略逆U字状のハーネス部分24の前側の部分(符号23で代用)が前方(図2の矢印C方向)に大きな反発力を発揮する。
ケース内で略逆U字状のハーネス部分24には何ら下向き(図2の矢印D方向)すなわちガイドレール3に対してスライダ4を下向きに押圧する力が作用しないから、ドア開閉時のスライダ4の摺動抵抗が極めて低く、スライダ4が小さな力でスムーズ且つ確実に摺動し、スライダ4やガイドレール3の摩耗が防止されると共に、スライドドア7の開閉時の操作力が何ら増加することがなく、操作性が向上する。
また、ケース内で略逆U字状のハーネス部分24の前側の部分23が図2の矢印Cの如く前方に大きな反発力を発揮することで、図2のスライドドア7の閉時から図3のスライドドア7の開時にかけて、スライダ4が略逆U字状のハーネス部分24の反発力で前方に押され、スライダ4の前方へのスライド力が補助されて、スライダ4のスライド移動が一層小さな力でスムーズ且つ確実に行われ、スライドドア7の開き操作力が低減されて、開き操作性が向上する。また、スライダ4のスライド性が高まることで、スライダ4に連結された首振り部材5の首振り動作がスライドドア7の開閉動作に追従して確実に行われ、スライドドア7と車両ボディ8との間(渡り部ないし渡り空間)のハーネス部分10にかかる負荷が軽減される。
これらの作用効果は例えば低温時に電線6a(ハーネス部分24)が硬化してスライダ4のスライド性を低下させやすくなる際に極めて有効である。すなわち、硬化したハーネス部分24の剛性(反発力)が高まり、スライダ4を図2の矢印C方向に強く押圧することで、スライド補助力が高められ、スライダ4が一層小さな操作力でスムーズに矢印C方向に移動可能となる。
また、従来の給電装置(図6)におけるワイヤハーネスは横向きU字状に配索され、U字先端の屈曲部の位置がハーネス長手方向(ケース長手方向)に順次移動する構造であるが、図1〜図3の実施形態によれば、スライドドア7の開閉時に正方形に近い矩形状のケース2内でハーネス部分24が大きな屈曲半径で屈曲(湾曲)するから、ワイヤハーネス6にかかる曲げ応力が小さくて済み、これによってワイヤハーネス6の屈曲耐久性が向上する。
図1,図2のスライドドア7の全閉状態でスライダ4はガイドレール3の後端側に位置し、ケース内のハーネス部分24は逆U字状よりもスライダ側の立ち上げ部分23が内向きに後側のハーネス部分20に近づいて傾斜状に位置している。
首振り部材5から水平に導出されたハーネス部分10は車両ボディ側のハーネス固定具11を支点にほぼ直線的に引っ張られ、殆ど曲げ応力を受けておらず、スライドドア7の全開時よりも時間的に遙かに長い全閉時における静的な耐久性が高められている。首振り部材5はスライダ4の垂直な軸部(図示せず)を支点にハーネス固定具11に向けて後方に揺動している。
図1,図2のスライドドア7の全閉状態からスライドドア7を後方(図3の矢印B方向)にスライドさせて開くに伴って、図3の如くスライダ4がガイドレール3の前端側にスライド移動し、ケース内のハーネス部分24は後壁側のハーネス固定部17とスライダ4との間でなだらかな山型状に湾曲する。スライダ4を経て首振り部材5から外側に導出されたハーネス部分10は図1の鎖線の如く前方に向かいつつ後方に屈曲して(折り返されて)ほぼ直線的に車両ボディ側のハーネス固定具11に続く。首振り部材5はスライダ4の垂直な軸部(図示せず)を支点に前向きに揺動する。
図1でハーネス固定具11はスライドドア7の開閉時に同じ位置にあることは言うまでもない。また、スライダ4の前進動作がケース内のハーネス部分24の前向きの反発力で積極的に補助(助長)されると共に、スライダ4に下向きの押圧力が作用しないことも前述の通りである。
図3のスライドドア7の全開状態からスライドドア7を後方へスライドして図2の全閉状態に移行する際に、ケース内のハーネス部分24には前後方向の圧縮力のみが作用し、スライダ4に下向きの押圧力が作用しないから、スライダ4の摺動抵抗が低減され、スライドドア7の閉じ操作が小さな力でスムーズに行われる。スライドドア7の閉じ操作をモータの駆動で行う場合はモータの消費電力が軽減される。
図3でスライダ4の後退動作はケース内のハーネス部分24の反発力に抗して行われるわけであるが、図3のドア全開時にケース内のハーネス部分24はなだらかな上向きの山型状に湾曲しているから、全開時の反発力すなわちハーネス部分24を初期的に前後方向に圧縮する力は弱く、従ってスライダ4の後方への初期移動に要する力は僅かで済み、スライドドア7の閉じ操作性は実質的に良好に維持される。
図4は、本発明に係るスライド構造体用の給電装置の他の実施形態として、ワイヤハーネス6の外周に合成樹脂製の保護チューブである既存のコルゲートチューブ26を装着した例を示すものである。図1〜図3の実施形態と同様の構成部分には同じ符号を付して詳細な説明を省略する。給電装置を符号1’で示す。
コルゲートチューブ26は周方向の凹溝26aと凸条26bとをチューブ長手方向に交互に蛇腹状に配列したもので、良好な屈曲性と共に、曲げ方向のある程度の反発力(剛性)を有している。コルゲートチューブ26の反発力によって、図4のスライドドア7の全閉時にケース内のハーネス部分(ワイヤハーネス部分)24がスライダ4を前方に押す力が増し、スライドドア7の開き操作時のスライダ4の操作性とスライドドア7の開き操作性が一層高められる。
コルゲートチューブ26はケース内のハーネス固定部17からスライダ4までの範囲で装着される。ハーネス固定部17やスライダ4へのコルゲートチューブ26の固定は、例えばハーネス固定部17やスライダ4を左右(ケース厚さ方向)に分割式とし、ハーネス固定部17やスライダ4の分割式のハーネス挿通孔の内周にコルゲートチューブ26の凹溝26aに係合するリブ(図示せず)を突設しておく等の手段で容易に行わせることができる。すなわち、分割した溝状のハーネス挿通孔にコルゲートチューブ26の端部を装着し、左右のハーネス挿通孔を合体させてコルゲートチューブ26を挟むように保持する。
ケース内のコルゲートチューブ26は断面円形のものでよいが、例えば断面長円形ないし平形のものを使用し、ケース厚さ方向とコルゲートチューブ26の短径方向とを一致させるように配置すれば、ケース2の薄型化と共に、図4のスライドドア7の全閉時におけるケース内のハーネス部分24の反発力を一層高めることができる。
コルゲートチューブ26に代えて比較的剛性の高い他の蛇腹状の保護チューブを用いたり、蛇腹状ではないが比較的剛性の高い(比較的反発力の強い)合成樹脂製等の厚肉な保護チューブを用いたりすることも可能である。
図5は、本発明に係るスライド構造体用の給電装置のその他の実施形態として、ケース内にワイヤハーネスの最小屈曲半径をある程度大きく(ワイヤハーネスに有害な過大な曲げ応力が作用しない程度の屈曲半径に)規制する屈曲規制部を設けた例を示すものである。図1〜図3の実施形態と同様の構成部分には同じ符号を付して詳細な説明を省略する。給電装置を符号1”で示す。
本例の屈曲規制部28は湾曲板(円弧板)状の壁部であり、例えば合成樹脂製のケース2のベース部13の垂直な基板に一体形成したり、あるいはケース2の後壁側の合成樹脂製のハーネス固定部17に一体形成したり、ハーネス固定部17に差し込みや係合等(例えばハーネス固定部のコルゲートチューブ保持用のリブに屈曲規制部28の凹溝を係合させる等)の手段で固定することで簡単に設けることができる。
屈曲規制部28の先端28aの位置はケース内のハーネス部分(ワイヤハーネス部分)24の頂部21の真下に位置していることが好ましい。スライダ4の進退に伴って屈曲規制部28の先端側28aを支点としてケース内でハーネス部分24の下向き部23が前後に揺動する形となる。
屈曲規制部として板状の壁部28に代えて、鎖線で示す如く、ハーネス支持用の湾曲面を有するブロック状の壁部28’をケース2のベース壁13に一体形成したり、別体で固定したりして屈曲規制部を構成することも可能である。
図5の例でケース内のハーネス部分24は複数本の絶縁被覆電線6aをテープ等で結束したものであるが、図4の実施形態のようにケース内のハーネス部分24にコルゲートチューブ26等の保護チューブを装着し、保護チューブを屈曲規制部28で支持するようにしてもよい。
なお、上記各実施形態の給電装置1〜1”においてはワイヤハーネス6を収容保護するケース2を用いたが、ケース2を省略(廃除)して、例えばドアインナパネル又はドアトリムにケース形状の凹部(図示せず)を設け、その凹部内に水平なガイドレール3や後方のハーネス固定部17を設けて給電装置を構成することも可能である。また、凹部をも省略して、ドアインナパネル又はドアトリムに水平なガイドレール3と後方のハーネス固定部17を直接固定する等して設けて給電装置を構成することも可能である。
また、上記各実施形態においては、スライダ4に首振り部材5を設けたが、例えば首振り部材5を省略(廃除)して、スライダ4からハーネス部分10を直接的に車両ボディ側に揺動自在に導出させることも可能である。この場合、スライダ4においてワイヤハーネス6の垂直部分が周方向に捩れることでスライドドア7の開閉動作が吸収される(図1の例においても首振り部材5と一体的にスライダ側でワイヤハーネス6の垂直部分が周方向に捩れる)。
また、上記各実施形態においては、スライダ4から外部に導出されたハーネス部分10を車両ボディ側を支点に揺動自在としたが、例えば車両ボディ側にハーネス巻き取りリール(図示せず)を設け、スライドドア7の開閉に伴ってハーネス部分10を図1の鎖線のように屈曲させることなくリールで巻き取ったりリールから直線的に繰り出したりすることも可能である。このように、スライダ4から車両ボディ8にかけてのハーネス部分10の余長吸収形態は必要に応じて適宜設定される。
また、上記各実施形態においては、車両右側のスライドドア7に対応した給電装置の例を示したが、車両左側のスライドドアに対応した給電装置を採用することも無論可能である。この場合、右側と左側とでは車両幅方向(ケース厚み方向)に対称に配置される。
また、上記各実施形態においては、スライドドア7を車両後方へスライドさせて開き、前方へスライドさせて閉じる例を示したが、例えばスライドドア7を車両前方へスライドさせて開き、後方へスライドさせて閉じるようにすることも可能であり、この場合、上記図1〜図5で説明した「前」は「後」となり、「後」は「前」となる。また、上記各実施形態においては、ケース2の下側にガイドレール3を配置したが、例えば図1〜図5のケース2を上下逆に配置し、ケース2の上側にガイドレール3を配置することも可能である。
また、上記各実施形態においては、自動車のスライドドア7に給電装置1〜1”を搭載した例を示したが、自動車以外の車両のスライドドアや車両以外の加工機械等のスライドドア等といったスライド構造体においても上記各実施形態の給電装置を適用可能である。スライドドア7をスライド構造体と呼称した場合、車両ボディ8や加工機械のボディ等は固定構造体と呼称される。
また、上記各実施形態のスライド構造体用の給電装置の構成は、スライド構造体用の給電構造やワイヤハーネスの配索構造としても有効なものである。
本発明に係るスライド構造体用の給電装置の一実施形態を示す斜視図である。 同じくスライド構造体用の給電装置を示すスライド構造体全閉時の正面図である。 スライド構造体用の給電装置を示すスライド構造体全開時の正面図である。 スライド構造体用の給電装置の他の実施形態を示す正面図である。 スライド構造体用の給電装置のその他の実施形態を示す正面図である。 従来のスライド構造体用の給電装置の一形態を示す斜視図である。
符号の説明
1,1’,1” 給電装置
2 ケース
3 ガイドレール
4 スライダ
6 ワイヤハーネス
7 スライドドア(スライド構造体)
8 車両ボディ(固定構造体)
17 ハーネス固定部
21 頂部
24 ハーネス部分
26 コルゲートチューブ(保護チューブ)
28,28’ 屈曲規制部

Claims (4)

  1. スライド構造体側にガイドレールが水平に設けられ、該ガイドレールにスライダが前後方向スライド自在に係合し、該スライダが鍔状の水平な上壁と下壁とを有し、該上壁に垂直なハーネス挿通孔が設けられ、該垂直なハーネス挿通孔に連通して水平方向に屈曲したハーネス挿通孔を有する首振り部材が該上壁と下壁との間に水平方向首振り自在に設けられ、該スライド構造体側で該ガイドレールの後端の上方にハーネス固定部が設けられ、該スライド構造体側のワイヤハーネス部分が該ハーネス固定部で固定されて該ハーネス固定部から上向きに立ち上げられつつ頂部で前方に湾曲状に折り返されて、その折り返され部分が該垂直なハーネス挿通孔に導入され、該首振り部材から水平な渡りハーネス部分として固定構造体側に導出され、該固定構造体に対して該スライド構造体を前方に閉じた際に、該スライダが該渡りハーネス部分で引っ張られつつガイドレールの後端側に位置し、該折り返され部分が該垂直なハーネス挿通孔との間で前上がりに傾斜し、その傾斜上部が該スライダよりも前方に位置することで、該スライダに前向きの反発力が付与され、該スライド構造体を後方に開く際に該反発力で該スライダの前方への移動が補助されることを特徴とするスライド構造体用の給電装置。
  2. 前記スライド構造体側のワイヤハーネス部分がケースに収容され、該ケースに前記ガイドレールと前記ハーネス固定部が配置されたことを特徴とする請求項記載のスライド構造体用の給電装置。
  3. 前記スライド構造体側のワイヤハーネス部分に蛇腹状の保護チューブが装着されたことを特徴とする請求項1又は2記載のスライド構造体用の給電装置。
  4. 前記ハーネス固定部から立ち上げられたワイヤハーネス部分が屈曲規制部で最小屈曲半径を規制されたことを特徴とする請求項1〜の何れかに記載のスライド構造体用の給電装置。
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