JP2002281650A - ハーネス弛み吸収構造 - Google Patents

ハーネス弛み吸収構造

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JP2002281650A
JP2002281650A JP2001076514A JP2001076514A JP2002281650A JP 2002281650 A JP2002281650 A JP 2002281650A JP 2001076514 A JP2001076514 A JP 2001076514A JP 2001076514 A JP2001076514 A JP 2001076514A JP 2002281650 A JP2002281650 A JP 2002281650A
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JP2001076514A
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Kenichi Doshita
憲一 堂下
Hiroshi Watabe
弘志 渡部
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Yazaki Corp
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Yazaki Corp
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R16/00Electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for; Arrangement of elements of electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for
    • B60R16/02Electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for; Arrangement of elements of electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for electric constitutive elements
    • B60R16/0207Wire harnesses
    • B60R16/0215Protecting, fastening and routing means therefor

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ワイヤハーネスの弛みを吸収する弾性部材の
固定を簡単且つ確実に行わせる。 【解決手段】 板状の弾性部材6の基端側を固定具7で
取付側8に固定し、弾性部材に沿ってワイヤハーネスを
配索する構造で、弾性部材6に切欠部34を設け、固定
具7に、弾性部材を係合させるスリット43を設けた。
切欠部の一端34aがスリットの底端43bに当接し、
切欠部の他端34bが固定具7の基端42bに当接す
る。切欠部34を弾性部材6の幅方向片側もしくは両側
に設けた。取付側に、弾性部材6に対する差込部16を
設け、差込部に、固定具7を係合させる切欠部30を設
けた。固定具7を取付側にねじ手段33で固定する。又
は固定具7を合成樹脂製の突部の熱変形で取付側に固定
する。取付側が、ワイヤハーネスを湾曲した状態に収容
するプロテクタ5であり、プロテクタをスライドドア又
は車両ボディに設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車のスライド
ドア等に常時給電を行うべく車両ボディ等からワイヤハ
ーネスを配索し、板状の弾性部材でワイヤハーネスを付
勢して、スライドドア等の開閉に伴うワイヤハーネスの
弛みを吸収させる構造において、特に弾性部材の固定を
簡単且つ確実に行わせるハーネス弛み吸収構造に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】ワンボックスカーや一部の乗用車の後部
座席側等に使用されるスライドドアに電源や信号等をス
ライドドアの開閉に関係なく常時給電等するために、従
来種々の装置が提案されている。
【0003】例えば、電線をカール状に巻いてスライド
ドアの開閉に伴う電線の弛みを吸収させたり、複数本の
電線(ワイヤハーネス)を一対のリンクアームに沿って
配索し、スライドドアの開閉に伴って一対のリンクアー
ムを屈伸させることで、ワイヤハーネスの弛みを吸収さ
せたりしている。
【0004】ワンボックスカーに関して言えば、電源線
を含むワイヤハーネスは車両ボディ側からステップの後
部ないしその近傍を経てスライドドアの下部側からスラ
イドドア内に配索され、スライドドア内のパワーウェン
ドモータやスピーカやドアロックユニットやスイッチユ
ニット等の各機能部品に接続されている。
【0005】スライドドアを後方にスライドして開けた
際に、スライドドアは車両ボディから外側に離間しつつ
後方にスライドし、スライドドアと車両ボディとの間に
隙間を生じる。ドア側のワイヤハーネスはスライドドア
と一体的に後方へ移動し、車両ボディとの間で大きく弛
みを生じる。この弛みを吸収するために前記装置が必要
となる。弛みが吸収されない場合は、スライドドアを閉
じる際に、ワイヤハーネスが車両ボディとの間に挟まれ
て破損等を生じる危険がある。
【0006】スライドドアを前方にスライドさせて閉め
るに伴って、ドア側のワイヤハーネスはスライドドアと
一体的に前方へ移動し、引っ張られた状態となる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の装置にあっては、例えばリンクアーム等を用いるこ
とで構造が複雑化、大型化しやすいという問題があっ
た。それにより、部品コストが高くつき、スライドドア
等への組付に多くの工数がかかり、スライドドア内の機
能部品の配置の自由度が狭まったりするといった懸念を
生じた。
【0008】また、例えばスライドドアを強く閉めた際
に、ワイヤハーネスが強く引っ張られ、ワイヤハーネス
がリンクアーム等の弛み吸収装置から外れやすくなると
いう懸念があった。ワイヤハーネスが外れた場合には、
ワイヤハーネスの弛みが吸収されず、スライドドアと車
両ボディとの間にワイヤハーネスを挟み込む等の不具合
を生じてしまう。
【0009】本発明は、上記した点に鑑み、構造が簡単
で組付を容易に且つ確実に行うことができ、しかもスラ
イドドアを強く閉じたりした場合でも、弛み吸収部品か
らワイヤハーネスが外れたりする心配のないハーネス弛
み吸収構造を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、板状の弾性部材の基端側を固定具で取付
側に固定し、該弾性部材に沿ってワイヤハーネスを配索
するハーネス弛み吸収構造であって、該弾性部材に切欠
部が設けられ、該固定具に、該弾性部材を係合させるス
リットが設けられ、該切欠部の一端が該スリットの底端
に当接し、該切欠部の他端が該固定具の基端に当接する
ことを特徴とする(請求項1)。前記切欠部が前記弾性
部材の幅方向片側もしくは両側に設けられたことも有効
である(請求項2)。また、前記取付側に、前記弾性部
材に対する差込部が設けられ、該差込部に、前記固定具
を係合させる切欠部が設けられたことも有効である(請
求項3)。また、前記固定具が前記取付側にねじ手段で
固定される構造(請求項4)や、前記固定具が前記取付
側又は該固定具側の合成樹脂製の突部の熱変形で該取付
側に固定されることも有効である(請求項5)。また、
前記取付側が、前記ワイヤハーネスを湾曲した状態に収
容するプロテクタであり、該プロテクタがスライドドア
又は車両ボディに設けられることも有効である(請求項
6)。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を図面
を用いて詳細に説明する。図1〜図2は、本発明に係る
ハーネス弛み吸収構造を含むハーネス弛み吸収装置の一
実施形態を示すものである。
【0012】このハーネス弛み吸収装置1は、スライド
ドア2のインナパネル3に設けられ、ドア側のワイヤハ
ーネス4を湾曲した状態に収容する合成樹脂製のプロテ
クタ5と、プロテクタ5の内側でワイヤハーネス4を上
向きに付勢する板状の弾性部材6である板ばねと、弾性
部材6の基端部をプロテクタ5に固定する固定具7とで
構成されている。固定具7が本発明の主要部である
【0013】プロテクタ5はプロテクタ本体(取付側)
8とカバー9(図1)とで構成され、カバー9は図示し
ない係止手段でプロテクタ本体8に着脱可能に係止され
る。プロテクタ本体8は、ドアパネル(インナパネル)
3に沿う垂直な基板部10と、基板部10の上側と前側
に立設された湾曲状の周壁11と、周壁11の前側に設
けられた第一のハーネス導出口12と、下側において横
長に開口した第二のハーネス導出口13とで概ね構成さ
れている。
【0014】プロテクタ本体5は外側のブラケット14
等にボルト15(図1)を挿通させる等してドアパネル
3に固定される。基板部10に、弾性部材6に対する固
定部(差込部)16(図2)が設けられている。弾性部
材6の基端部が固定具7で固定部16に固定され、弾性
部材6の上側面がワイヤハーネス4の下側面に押接し、
下側面に沿って弾性部材6が後方に延び、ワイヤハーネ
ス4は弾性部材6と一体にプロテクタ5内で湾曲し、ワ
イヤハーネス4の湾曲部のほぼ頂部付近の下側に弾性部
材6の先端が位置している。
【0015】本形態で弾性部材6の下側には、弾性部材
6とワイヤハーネス4の曲り過ぎを防止するための屈曲
規制壁17がループ状に設けられている。また、図2の
如く前端上側の第一のハーネス導出口12の近傍にハー
ネス固定部18が設けられ、ワイヤハーネス4の外周の
合成樹脂製のコルゲートチューブ20の凹溝にハーネス
固定部18の突条19が係合して、ワイヤハーネス4が
長手方向不動に固定されている。
【0016】図1の如くワイヤハーネス4の後部側の部
分はプロテクタ5の下側のハーネス導出口13から導出
され、車両ボディ21との間の渡り空間を経て車両ボデ
ィ21のステップ22の垂直な後端壁23においてコネ
クタ24を介して車両ボディ側のワイヤハーネス25に
接続され、且つ後端壁23に固定されている。ドア側の
ワイヤハーネス4の前部側の部分は前側のハーネス導出
口12から上向きに導出されてスライドドア2内の機能
部品(図示せず)にコネクタ26で接続される。
【0017】図1でスライドドア2は閉じ状態にあり、
ワイヤハーネス4は後方に引っ張られ、弾性部材6はワ
イヤハーネス4で下向きに押されて湾曲状に撓んでい
る。スライドドア2を開けるに伴ってワイヤハーネス4
が弛もうとするが、弾性部材6がワイヤハーネス4を上
向きに付勢して弛みを吸収する。これにより、スライド
ドア2の閉じ時のワイヤハーネス4の挟み込みが防止さ
れる。スライドドア2の全開時にプロテクタ5はステッ
プ22の後端壁23よりも後方に位置し、ワイヤハーネ
ス4は弾性部材6の付勢に抗して前方に引っ張られてプ
ロテクタ5内でループ状に縮径して湾曲し、弾性部材6
も一体に縮径して湾曲する。なお、明細書で「前後」は
車両の前後と一致させている。
【0018】スライドドア2の開閉時にワイヤハーネス
4の屈曲に伴って弾性部材6に長手方向の引張力(抜け
出し力)が作用するが、前記固定具7で弾性部材6がし
っかりと固定されているから、何ら弾性部材6がプロテ
クタ5から外れる心配はない。
【0019】以下に図3〜図4を用いて固定具7の一実
施形態を詳細に説明する。図3で、符号16は、プロテ
クタ本体8の基板部10に一体に設けられた差込部、6
は弾性部材、7は金属製の固定具をそれぞれ示す。
【0020】差込部16は、合成樹脂製の基板部10か
ら直角に突出した垂直な前後一対の近接した壁部28
と、両壁部28の間に形成されたスリット状の差込溝2
9と、両壁部28の高さ方向中間部に設けられた矩形状
の長めの切欠部30とで構成されている。
【0021】差込溝29の隙間は弾性部材6の厚さより
も若干幅広に形成されている。各壁部28において切欠
部30の上側に突部31が形成され、突部31の下端
(切欠部30の上端)30aは水平に位置している。切
欠部30の下側には壁部28がやや長く延長され、差込
溝29は下方に延長されている。切欠部30の下端30
bは上端30aと平行に且つ対向して位置している。切
欠部30の底端30cは垂直に位置し、底端30cに隣
接して壁部28の幅狭部28aが位置している。差込溝
29の下端は底壁(図示せず)で塞がれていてもよく、
その場合は弾性部材6の下端6aが差込溝29の終端
(底壁)に当接して長手方向に位置決めされる。
【0022】切欠部30の両側において基板部10に固
定具7を固定するための孔部(タップ孔)32が上下各
一対設けられている。本形態で固定具7に対向する基板
部10の部分は一段突出して厚肉に形成されている。こ
れは小ねじ33のねじ込みストロークを確保するためで
ある。
【0023】弾性部材6の基端部には、差込部16側の
切欠部30よりも上下方向の長さの短い矩形状の切欠部
34が両側に一対対称に形成されている。切欠部34の
上端(一端)34aと下端(他端)34bとは対向して
平行に且つ水平に位置し、切欠部34の底端34cは垂
直に位置し、両側の切欠部34の間に幅狭部35が形成
されている。切欠部34の深さは幅狭部35の幅よりも
小さい。切欠部34の下側には突部36が位置し、突部
36は下側に、挿入時の引っ掛かりを防止するためのテ
ーパ部36aを有している。切欠部34の上側には幅広
部37が続いている。
【0024】切欠部34を両側に設けることで、弾性部
材6の表裏の方向決めの必要がなくなり、弾性部材6の
組付作業が容易化する。例えば片側のみに切欠部34を
設けた場合には、切欠部34のある側を図1の車両ボデ
ィ21側ないしカバー9側に向けて組み付けなければな
らず、作業が面倒である。また、切欠部34の上下方向
の長さを差込部16側の切欠部30よりも短く形成した
ことで、幅狭部35の長さが短くなり、弾性部材6の引
張や曲げ等に対する機械的強度が高まり、弾性部材6の
破損や疲労破壊や塑性変形等の心配がなくなる。
【0025】固定具7は金属板をプレスで打抜き、且つ
折り曲げてブラケット状に形成したものであり、図4
(a)(b)にも示す如く、中央に断面略コの字状の固定用の
突部(固定部)38が膨出形成され、突部38の両側
に、プロテクタ本体8の基板部10に対する固定用の基
板部39が一体に形成されている。基板部39には、ね
じ込み用の孔部32に対する小ねじ挿通用の孔部40が
設けられている。
【0026】突部38は、両側に対向する矩形状の壁部
41(図4)と、両壁部41を連結する中央の連結壁4
2(図4)とで構成され、連結壁42の上半部の中央に
弾性部材6を係合停止させるスリット43が真直に且つ
垂直に形成されたことを特徴としている。
【0027】突部38の内側には、弾性部材6の基端部
とプロテクタ本体8の差込部16とを収容する空間45
(図4)が形成されている。スリット43の長さは突部
38の上下方向の長さの半分程度であり、スリット43
の幅は弾性部材6の厚さよりも若干広い程度で、弾性部
材6を厚さ方向にガタ付きなくしっかりと保持可能であ
る。スリット43の上端側の入口43aには板ばね挿入
用の円弧状ないしテーパ状のガイド面取44(図4)が
形成されている。
【0028】スリット43の底端(下端)43bは弾性
部材6の切欠部34の上端34aを当接可能である。ス
リット43の底端43bから連結壁42の下端(基端)
42bまでの距離は弾性部材6の切欠部34の上下方向
長さよりも若干短く、スリット43の底端43bに弾性
部材6の切欠部34の上端34aを当接させた状態で、
連結壁42の下端42bに弾性部材6の切欠部34の下
端34bすなわち下側の突部36の上端を当接可能であ
る。また、連結壁42の上下方向長さは、差込部16側
の切欠部30の長さよりも若干短く、連結壁42は差込
部側の切欠部30内に係合可能である。
【0029】図5に示す如く、固定具7のスリット43
に弾性部材6の切欠部34(図3)よりも上側の幅広な
部分37すなわち弾性部材6の一側部が進入係合し、切
欠部34の上端34aがスリット43の底端43bすな
わち連結壁42の中間部分に当接し、切欠部34の下端
34bが連結壁42の下端42bに当接する。弾性部材
6はプロテクタ本体8の差込部16に挿入され、固定具
7の連結壁42が差込部16の切欠部30内に進入係合
し、連結壁42の上端(先端)42aが切欠部30の上
端30aすなわち上側の突部31の下端面に当接し、連
結壁42の下端42bが切欠部30の下端30bすなわ
ち各壁部28の上向きの端面に当接する。
【0030】この状態で、固定具7の左右一対の基板部
39がねじ手段である小ねじ(タップねじ)33ないし
ボルトでプロテクタ本体8の基板部10に締付固定され
る。プロテクタ本体側の孔部32にねじ切りは不要で、
小ねじ33ないしボルトは強制的に孔部32内にねじ込
まれる。
【0031】組付順としては、例えば、先ず固定具7に
弾性部材6の切欠部34を係合させ、次いで固定具7を
プロテクタ本体8の差込部側の切欠部30に係合させ、
最後に固定具7を基板部10にねじ固定する。あるい
は、先ず弾性部材6を差込部16の差込溝29に側方か
ら挿入し、次いで固定具7を差込部側の切欠部30に係
合させつつ、固定具7に弾性部材6の切欠部34を係合
させ、最後に固定具7を基板部10にねじ固定するとい
った方法が挙げられる。これらの組付方法は後述の他の
実施形態においても同様である。
【0032】差込溝29に弾性部材6の下端6aを当接
させる溝底(図示せず)がある場合は後者の方法が有効
であるが、溝底がない場合は前者の方法が有効である。
特に、固定具7にスリット43を設けたことで、何れの
方法でも容易に組付が可能である。
【0033】図5において弾性部材6はほぼ全幅に渡っ
て差込部16の上側の突部31を含む壁部28で支持さ
れることが好ましく、これにより弾性部材6が捩れ等な
くスムーズに湾曲し、差込部16の支持強さも高まる。
ねじ手段(33)による固定具7の固定強度がたとえ弱
い場合でも、突部31によって弾性部材6の支持力が補
強され、ねじ手段の緩み等が防止される。
【0034】固定具7のスリット43に弾性部材6の幅
広な部分37が係合したことで、連結壁42のスリット
43の両側部分ないし片側部分42cで弾性部材6が曲
げ方向(板厚方向)に支持され、それにより、差込部1
6による弾性部材6の支持と合わせて弾性部材6の支持
強度が高まり(補強され)、合成樹脂製の差込部16の
曲り変形や破損が阻止される。差込部側の切欠部30の
下端(段部)30bは、固定具7をプロテクタ本体8に
固定する際に載置して位置決めするために有用であり、
それにより組付作業性が向上する。固定具7の下端42
aが切欠部30の下端30bに当接することで、固定具
7の支持強度が高まり、例えば弾性部材6が湾曲した状
態から伸びて拡径する際の押圧力に対して十分に耐える
ことができる。
【0035】また、固定具7にスリット43を設けたこ
とで、スリット43を設けない場合に較べて、弾性部材
6の切欠部34の上下方向長さが短くなり、弾性部材6
の剛性、ばね力及び曲げ強度がアップし、繰り返しの使
用による切欠部34からの弾性部材6の破損や塑性変形
等が防止される。
【0036】図5で弾性部材6の前側の幅広面37に沿
ってワイヤハーネス4(図2)が配索される。弾性部材
6の基端部がプロテクタ本体8に強固に固定されたこと
で、弾性部材6の基端部と断面円形ないし楕円形のワイ
ヤハーネス4とを固定して弾性部材6を固定させるとい
う面倒な作業が不要となり、組付作業が容易化する。ま
た、弾性部材6の基端部が固定されたことで、弾性部材
6にワイヤハーネス4を容易に沿わせることができるか
ら、例えば弾性部材6の先端側等にワイヤハーネス4を
テープ巻きやバンドで固定する場合の作業も容易であ
る。
【0037】また、弾性部材6の基端部が強固に固定さ
れたことで、スライドドア2(図1)の開閉時にワイヤ
ハーネス4が強く引っ張られ、ワイヤハーネス4との摩
擦等で弾性部材6が引張方向の強い力を受けた場合で
も、弾性部材6の抜け出しが防止され、ワイヤハーネス
4の弛み吸収が常に確実に行われ、スライドドア2と車
両ボディ21との間へのワイヤハーネス4の噛み込み等
が確実に防止される。
【0038】なお、図3で、ボルトを基板部10の裏側
から孔部32に挿通させ、固定具7の孔部40に挿通し
た後、固定具7の表側でナット(図示せず)で締め付け
たり、固定具7に設けたウェルドナット(図示せず)に
ボルトを螺挿して締め付けたりすることも可能である。
【0039】図6は固定具7をプロテクタ8の基板部1
0に固定する手段として、合成樹脂製の基板部10に溶
着用の短円柱状の突部46を一体に形成し、固定具7の
孔部40を突部46に係合させた後(突部46を孔部4
0に挿入させた後)、突部46の先端部を熱プレス等で
潰し変形させることで、あるいは突部46の先端部をレ
ーザ等で溶融させることで、固定具7をプロテクタ本体
8に固定させることを特徴するものである。
【0040】熱プレス等により複数の突部46を同時に
潰し変形させることができる。また、突部46の先端に
可撓性の係止クリップや爪部(図示せず)を一体に形成
しておき、固定具7をそれらに着脱可能に係止させるこ
とも可能である。
【0041】これらの固定方法及び固定構造によれば、
小ねじやボルトの部品コストを削減でき、且つ面倒なね
じ込み作業も不要となり、構造も簡素化され、コストも
低減される。また、図3の実施形態と違って、ねじ込み
のストロークを稼ぐ必要がないから、プロテクタ本体8
の基板部10を薄肉に形成でき、構造が簡素化、軽量化
される。なお、図6の突部46以外の構成は図3と同様
であるので、同一の符号を付して説明を省略する。
【0042】図7は、固定具47を合成樹脂で形成した
ことを特徴とするものである。固定具47はプロテクタ
本体8側の円筒状の突部48にねじ止めで固定される。
弾性部材6とプロテクタ本体8の差込部16とは図3の
実施形態と同様であるので、同一の符号を用いて詳細な
説明を省略する。
【0043】固定具47は樹脂成形金型(図示せず)を
用いて樹脂成形され、正面側の基板部49と、基板部4
9の上半部の中央に設けた弾性部材係合用のスリット5
0と、スリット50の幅方向両側において基板部49に
設けた固定用の孔部51と、孔部51に連通して基板部
49の裏側に一体に形成した左右一対の中空の箱状部5
2とで構成されている。
【0044】基板部49の中央のスリット50の裏側す
なわち一対の箱状部52の間にはプロテクタ本体8の差
込部16を挿入できる溝状の空間53が形成されてい
る。スリット50は空間53に連通し、且つ空間53の
中央に位置している。空間53の底部に基板部49の裏
面が位置し、スリット50の上端の入口50a側で基板
部49の上端49aが空間53の幅で露出している。
【0045】スリット50に弾性部材6の一側部が進入
し、スリット50の底端50bに弾性部材6の切欠部3
4の上端34aが当接し、基板部49の下端49bに切
欠部34の下端34bが当接する。これにより、固定具
47に弾性部材6が位置決めされ、弾性部材6の長さ方
向の位置及び板厚方向の位置が規定される。
【0046】裏側の各箱状部52内には、プロテクタ本
体8側の円筒状の突部48を収容するための空間(図示
せず)が設けられている。箱状部52の深さは突部48
の長さに等しい。突部48は差込部16の壁部28の切
欠部30の両側に上下二本づつ配置されている。円筒状
の突部48の内径はねじ手段である小ねじ33ないしボ
ルトのねじ外径よりも小さく、小ねじ33等が突部48
の内側の孔部54内に矯正的にねじ込まれる。
【0047】ねじ込みは、弾性部材6を差込部16に挿
入し、固定具47で弾性部材6の位置を規定し、且つ固
定具47の基板部49を差込部16の切欠部30内に係
合させた状態で行われる。基板部49の上端(先端)4
9aすなわちスリット50の入口50aの両側の部分が
切欠部30の上端30aすなわち上側の突部31の下端
に当接し、基板部49の下端(基端)49bが切欠部3
0の下端30bである段部に当接することで、固定具4
7がプロテクタ本体8に位置決めされる。弾性部材6を
固定具47に位置決め係合させ、次いで固定具47を差
込部側の切欠部30に係合させて、ねじ込みでプロテク
タ本体8に固定することも可能である。
【0048】弾性部材6を係合固定させた固定具47が
差込部側の切欠部30に係合することで、弾性部材6の
引張力や曲げ力に対して固定具47がプロテクタ本体8
に強固に固定される。また、ねじ込み用の突部48を基
板部49の裏面に接するように突出させたことで、ねじ
締め強度すなわち固定具47の固定力が高まる。
【0049】なお、円筒状の突部48に代えて図6のよ
うな円柱状(中実)の突部46を長く突出形成し、突部
46を固定具47の孔部51に貫通させ、突部46の先
端部を熱変形させることで、固定具47をプロテクタ本
体8に固定させることも可能である。また、ねじ込み用
の筒状の突部48を固定具47の基板部49の裏側や箱
状部52内に一体に形成し、プロテクタ本体8の基板部
10の裏側から小ねじ等をねじ込むようにすることも可
能である。また、図3とほぼ同様な形状に固定具7を樹
脂成形して、両側の孔部40に小ねじ33を挿通してプ
ロテクタ本体8の孔部32に直接ねじ込むようにするこ
とも可能である。
【0050】また、図2において固定具7を後方ないし
前方に傾斜させ、固定具7のスリット43が垂直でなく
後方ないし前方に傾斜して位置することも可能である。
また、弾性部材6の形状は一枚の板ばねに限らず、二枚
重ねにしたり、あるいは二枚の板ばねをワイヤハーネス
4の上側と下側とに配した形状等であってもよい。ま
た、板状の弾性部材6の形態として、基端部側のみが板
状であり、先端部側や中間部が例えば棒状であったりす
るものであってもよい。
【0051】また、図3において弾性部材6の幅の半分
まで切欠部34を切欠形成すれば、弾性部材6の一側部
でなく中央を固定具7のスリット43内に係合支持させ
ることができ、たとえ差込部16側の上側の突部31が
なくとも弾性部材6が捩れ等なく安定に支持される。
【0052】また、プロテクタ5をスライドドア2側で
はなく車両ボディ21側の例えばステップ22の下側に
水平に配置することも可能である。また、プロテクタ5
をプロテクタ本体8のみで構成し、カバー9はドアトリ
ム(図示せず)ないしドアインナパネル3等で代用する
ことも可能である。
【0053】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、板状の弾
性部材が固定具のスリット内に進入係合した状態で、固
定具が取付側に固定されることで、弾性部材の板厚方向
への曲げに対して、弾性部材が板厚方向にスリットの内
端縁に当接してガタつきなくしっかりと支持される。こ
れにより、取付側への弾性部材の固定力が高まり、繰り
返しの曲げ等に対しても弾性部材がガタついたり、取付
側から外れたり、取付側が磨耗したりする心配がなくな
る。また、スリットの長さ寸法分、弾性部材の切欠部を
短くすることができるから、弾性部材の剛性や曲げ強
度、引張強度が高まり、弾性部材の繰り返しの曲げた引
張等に対しても弾性部材の破損や塑性変形等が確実に防
止される。
【0054】また、弾性部材の切欠部の一端が固定具の
スリットの底端に当接することで、弾性部材の基端側へ
の移動が阻止され、切欠部の他端が固定具の基端に当接
することで、弾性部材の先端側への長手方向の移動が阻
止され、このように弾性部材が長手方向不動に固定され
るから、弾性部材の曲げや引張に対しての抜け出しが確
実に阻止され、ワイヤハーネスの弛み吸収が常に確実に
行われる。それにより、ワイヤハーネスの挟み込み等の
不具合が防止される。また、板状の弾性部材と固定具と
いう少ない部品でハーネス弛み吸収装置が構成されるか
ら、構造が簡素化、軽量化、低コスト化され、組付作業
も容易化する。
【0055】また、請求項2記載の発明によれば、切欠
部を弾性部材の幅方向両側に設けた場合に、板状の弾性
部材を表裏の方向性に関係なく固定具のスリットに係合
させることができ、弾性部材の組付作業性が向上する。
【0056】また、請求項3記載の発明によれば、弾性
部材を差込部に挿入することで、弾性部材が曲げ力に対
して板厚方向に支持され、前記スリットによる支持力と
合わせて弾性部材がしっかりと保持される。また、弾性
部材をスリットに係合させた状態で、固定具を差込部の
切欠部に係合させることで、固定具の先端が差込部の切
欠部の一端に当接し、固定具の基端が同じく切欠部の他
端に当接して、弾性部材が長手方向の引張力等に対して
差込部にしっかりと保持される。
【0057】また、請求項4記載の発明によれば、弾性
部材が固定具に保持され、固定具が差込部に保持された
状態で、ねじ手段で固定具が取付側にしっかりと固定さ
れ、それにより弾性部材が取付側にしっかりと固定され
る。これにより、弾性部材に強い引張力や曲げ力等が作
用しても、取付側からの弾性部材の外れが確実に阻止さ
れ、ワイヤハーネスの弛み吸収が常に確実に行われる。
【0058】また、請求項5記載の発明によれば、合成
樹脂の突部を熱変形させることで、固定具を取付側に簡
単に且つ効率良く固定することができると共に、小ねじ
等の部品を用いないから部品コストが削減され、固定構
造も簡素化される。
【0059】また、請求項6記載の発明によれば、プロ
テクタ内で差込部や固定具や弾性部材が外部との干渉等
から安全に保護される。また、スライドドアの開閉に伴
うワイヤハーネスの弛みがプロテクタ内で弾性部材によ
って吸収され、スライドドアと車両ボディとの間へのワ
イヤハーネスの挟み込み等とそれの伴うワイヤハーネス
の傷み等が防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るハーネス弛み吸収構造を含むハー
ネス弛み吸収装置の一実施形態を示す分解斜視図であ
る。
【図2】同じくハーネス弛み吸収装置を示す正面図であ
る。
【図3】本発明に係るハーネス弛み吸収構造の一実施形
態を示す分解斜視図である。
【図4】(a) は板ばね固定具を示す上面図、(b) は同じ
く正面図である。
【図5】同じくハーネス弛み吸収構造の組付状態を示す
斜視図である。
【図6】本発明に係るハーネス弛み吸収構造の他の実施
形態を示す分解斜視図である。
【図7】本発明に係るハーネス弛み吸収構造のその他の
実施形態を示す分解斜視図である。
【符号の説明】 2 スライドドア 4 ワイヤハーネス 6 弾性部材 5 プロテクタ 7,47 固定具 8 プロテクタ本体(取付側) 16 差込部 21 車両ボディ 30 切欠部 33 小ねじ(ねじ手段) 34 切欠部 34a 上端(一端) 34b 下端(他端) 42b,49b 下端(基端) 43,50 スリット 43b 底端 46 突部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H02G 3/38 H02G 3/28 F

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 板状の弾性部材の基端側を固定具で取付
    側に固定し、該弾性部材に沿ってワイヤハーネスを配索
    するハーネス弛み吸収構造であって、該弾性部材に切欠
    部が設けられ、該固定具に、該弾性部材を係合させるス
    リットが設けられ、該切欠部の一端が該スリットの底端
    に当接し、該切欠部の他端が該固定具の基端に当接する
    ことを特徴とするハーネス弛み吸収構造。
  2. 【請求項2】 前記切欠部が前記弾性部材の幅方向片側
    もしくは両側に設けられたことを特徴とする請求項1記
    載のハーネス弛み吸収構造。
  3. 【請求項3】 前記取付側に、前記弾性部材に対する差
    込部が設けられ、該差込部に、前記固定具を係合させる
    切欠部が設けられたことを特徴とする請求項1又は2記
    載のハーネス弛み吸収構造。
  4. 【請求項4】 前記固定具が前記取付側にねじ手段で固
    定されることを特徴とする請求項1〜3の何れか記載の
    ハーネス弛み吸収構造。
  5. 【請求項5】 前記固定具が前記取付側又は該固定具側
    の合成樹脂製の突部の熱変形で該取付側に固定されるこ
    とを特徴とする1〜3の何れか記載のハーネス弛み吸収
    構造。
  6. 【請求項6】 前記取付側が、前記ワイヤハーネスを湾
    曲した状態に収容するプロテクタであり、該プロテクタ
    がスライドドア又は車両ボディに設けられることを特徴
    とする請求項1〜5の何れか記載のハーネス弛み吸収構
    造。
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