JP4805771B2 - ハーネスクランプ - Google Patents

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本発明は、ワイヤハーネスを屈曲配索した状態で自動車のボディパネル等に係止部材で固定させるハーネスクランプに関するものである。
図3は、従来のハーネスクランプの一形態を用いてワイヤハーネスを直線的に配索した状態を示すものである(特許文献1参照)。
このハーネスクランプ31は合成樹脂を材料として、略コの字状のハーネス挿通部32と、ハーネス挿通部32の下側の板部33から同一平面上で両側に延長されたハーネス固定板34とを備えるものである。
下側の板部33には係止クリップ35が一体に設けられている。係止クリップ35は可撓性の一対の爪部36を支柱部37の先端に傾斜状に設けたものであり、車両のボディパネル(図示せず)の孔部に挿入係合する。ワイヤハーネス(複数本の絶縁被覆電線)38はハーネス挿通部32を挿通して両側のハーネス固定板34にテープ巻き39等で固定される。
上記ハーネスクランプ31はワイヤハーネス38を直線的に二方向に配索固定するものであるが、ワイヤハーネスを屈曲させて二方向又は三方向に配索するものとして、図4〜図5に示すものが知られている。
図4の如く、このハーネスクランプ41は合成樹脂を材料として、X方向のハーネス配索板42とY方向のハーネス配索板43とを直交して形成し、X方向のハーネス配索板42の長手方向中央に係止クランプ44を一体に設けて成るものである。
水平なY方向のハーネス配索板43の下側にX方向のハーネス配索板42が垂直に位置し、X方向のハーネス配索板42の長手方向中央にY方向のハーネス配索板43の先端が交差している。各ハーネス配索板42,43はリブ45で補強されている。
X方向のハーネス配索板42の両端とY方向のハーネス配索板43の基端とには、ワイヤハーネス46(図5)をテープ巻き47(図5)で固定する際の抜け防止用のリブ48,49が突設されている。X方向のハーネス配索板42の上部は内向きに湾曲しており、その湾曲部50でワイヤハーネス46(図5)を安定に支持可能となっている。
係止クリップ44は、支柱部51の先端から左右一対の可撓性の爪部52を傾斜状に延設し、支柱部51の基端に皿ばね部53を一体に設けたものである。なお、明細書では車両のボディパネル54に沿う方向をX方向としている。また、明細書中で前後左右上下の方向は説明の便宜上のものであり、必ずしもハーネスクランプ41の組付方向と一致するものではない。
図5の如く、各ハーネス配索板42,43の内側面に沿ってワイヤハーネス46が90゜方向に屈曲して配索され、テープ巻き47で固定される。X方向のハーネス配索板42には左右何れかに選択的にワイヤハーネス46が屈曲配索されている。X方向のハーネス配索板42の左右両側にワイヤハーネス46を分岐して配索することも可能である。このハーネスクランプ41は分岐クランプとも呼称される。
X方向のハーネス配索板42の両側のリブ48の先端がボディパネル54の内面に当接しつつ、係止クリップ44がパネル54の孔部55に挿入され、係止クリップ44の一対の爪部52の先端がパネル54の外面に当接し、且つ皿ばね部53がパネル54の内面に弾接して、ハーネスクランプ41がパネル54に固定される。ワイヤハーネス46は予めテープで巻かれて各電線のばらけが阻止されている。
特開平11−215666号公報(図4)
しかしながら、上記従来の分岐式のハーネスクランプ41(図4)にあっては、図5の組付状態において、ワイヤハーネス46に矢印Aの如くこじり方向の引張力が作用した際に、X方向のハーネス配索板42の一方(ハーネス引張方向)のリブ48を支点として梃子の作用で係止クリップ(係止部材)44に大きな抜け方向の力が働き、係止クリップ44がパネル54の孔部55から抜け出したり破損したりし兼ねないという懸念があった。
本発明は、上記した点に鑑み、ワイヤハーネスにこじり方向の引張力が作用した場合でも、係止部材がパネルから抜け出したり破損したりすることのないハーネスクランプを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の請求項1に係るハーネスクランプは、一方のハーネス配索板と、該一方のハーネス配索板の長手方向中央に突設された係止部材と、該一方のハーネス配索板の長手方向中央に交差して該係止部材の突出方向とは反対方向に延長形成された他方のハーネス配索板とを備えるハーネスクランプであって、該一方のハーネス配索板の長手方向両端部側と、該他方のハーネス配索板における該一方のハーネス配索板との交差部とは反対側の端部側とにそれぞれ可撓性の薄肉部が形成され、両ハーネス配索板に沿ってワイヤハーネスが配索固定され、該係止部材が取付側パネルに係合した状態で、該他方のハーネス配索板側のワイヤハーネスにこじり方向の引張力が作用した際に、該一方のハーネス配索板側が該取付側パネルに当接しつつ、該薄肉部が撓んで該引張力を吸収することを特徴とする。
上記構成により、ハーネスクランプの取付状態でワイヤハーネスにこじり方向の引張力が作用した場合に、取付側パネルに沿う一方のハーネス配索板の薄肉部が板厚方向に撓んで屈曲(湾曲)することで、引張力が吸収され、係止部材への引張力の伝播が軽減され、係止部材の抜け出しや破損が防止される。ハーネスクランプにワイヤハーネスが配索固定された後、ハーネスクランプが取付側パネルに係止部材で固定される。
また、ハーネスクランプの取付状態でワイヤハーネスにこじり方向の引張力が作用した場合に、前記一方のハーネス配索板の薄肉部の屈曲と同時に、他方のハーネス配索板の第二の薄肉部が板幅方向に撓んで屈曲することで、引張力が分散されて、係止部材への引張力の伝播が一層軽減される。
また、ワイヤハーネスが一方のハーネス配索板の端部と他方のハーネス配索板の端部との二箇所で撓んで屈曲することで、撓み間の距離(スパン)が拡大され、屈曲が大きな半径で折れ曲がりなくスムーズに行われる。ハーネス配索板の端部の薄肉部にワイヤハーネスを固定すれば、この作用が促進される。
請求項に係るハーネスクランプは、請求項1記載のハーネスクランプにおいて、前記薄肉部にワイヤハーネスが固定手段で固定されることを特徴とする。
上記構成により、ワイヤハーネスにこじり方向の引張力が作用した際に、薄肉部が支点となってワイヤハーネスと一体的に屈曲して撓む。ワイヤハーネスを固定する薄肉部はハーネス配索板の端部にあることが、ワイヤハーネスの固定間距離を稼ぐ上で好ましい。ハーネス配索板へのワイヤハーネスの固定手段としてはテープ巻きやバンド締めが挙げられる。
請求項に係るハーネスクランプは、請求項1又は2記載のハーネスクランプにおいて、前記一方のハーネス配索板の前記薄肉部の両端側各リブが突設され、該各リブが前記取付側パネルに当接することを特徴とする。
上記構成により、ワイヤハーネスにこじり方向の引張力が作用した際に、各リブが取付側パネルに当接して屈曲支点となり、各リブの間で薄肉部が良好に撓んで屈曲し、引張力を良好に吸収する。
請求項1記載の発明によれば、ハーネスクランプにワイヤハーネスを配索固定してハーネスクランプを取付側パネルに係止部材で固定した状態で、ワイヤハーネスにこじり方向の引張力が作用した場合に、引張力を薄肉部が撓んで吸収し、係止部材への引張力が緩和されるから、係止部材が取付側パネルから抜け出したり破損したりすることがなく、取付側パネルへのハーネス配索の信頼性が向上する。
また、一方のハーネス配索板の薄肉部と共に他方のハーネス配索板の薄肉部が撓んで引張力を吸収することで、係止部材の引張力が軽減され、係止部材の抜け出しや破損や変形が確実に防止される。
また、端部側の二箇所の薄肉部が大きな間隔で屈曲することで、ワイヤハーネスの折れ曲がりやそれに伴う傷みが防止され、通電の信頼性が高まる。
請求項記載の発明によれば、ワイヤハーネスにこじり方向の引張力が作用した際に、ハーネス配索板の薄肉部が支点となってワイヤハーネスと共に撓むから、ワイヤハーネスの屈曲と同時に薄肉部が良好に撓み、引張力を確実に吸収することで、請求項1記載の発明の効果が促進される。
請求項記載の発明によれば、ワイヤハーネスにこじり方向の引張力が作用した際に、各リブの間で薄肉部がスムーズ且つ良好に屈曲するから、引張力が確実に吸収されて、請求項1記載の発明の効果が促進される。
図1〜図2は、本発明に係るハーネスクランプの一実施形態を示すものである。
図1の如く、このハーネスクランプ1は合成樹脂を材料として、車両のボディパネル(取付側パネル)2に沿うX方向(一方)のハーネス配索板3と、X方向のハーネス配索板3の長手方向中央に交差するY方向(他方)のハーネス配索板4と、X方向のハーネス配索板3の長手方向中央から前方に突設された係止クリップ(係止部材)5とを備える分岐クランプである。
そして、X方向のハーネス配索板3の中央部分6を除く左右両側部分7,7の肉厚を中央部分6の肉厚の半分にすると共に、Y方向のハーネス配索板4の後半部(基端側の部分)8の肉厚を前半部9の肉厚よりも薄くし、X方向のハーネス配索板3の左右両側部分7,7の肉厚と同程度に薄くして、X方向のハーネス配索板3の左右両側部分7,7とY方向のハーネス配索板4の後半部8(薄肉部の境界を点線8aで示す)とを可撓性としている。
例えばX方向のハーネス配索板3の中央部分(厚肉部)6の肉厚T1を2mmとした場合は、X方向のハーネス配索板3の左右両側部分(薄肉部)7,7の肉厚T2やY方向のハーネス配索板4の後半部8の肉厚(図示せず)は1mm程度に設定される。肉厚はこれに限定されるものではなく、要はX方向のハーネス配索板3の左右何れかの薄肉部7とY方向のハーネス配索板4の後半の薄肉部8とが同時に撓むような肉厚とすればよい。
ハーネスクランプ1の肉厚を部分的に薄くして可撓性とした以外の構成は従来の図4の構成とほぼ同様である。すなわち、X方向のハーネス配索板3はパネル2と平行に垂直に配置され、Y方向のハーネス配索板4はパネル2と直交して水平に配置される。また、X方向のハーネス配索板3の上端部は内向きに湾曲して鍔状になっている(鍔状部を符号10で示す)。Y方向のハーネス配索板4の前半のリブ等は適宜図示を省略している。
X方向のハーネス配索板3の前面には左右両端のリブ11が突設されると共に、厚肉の中央部分6の左右両端からリブ12が平行に突設され、各リブ11,12の先端の位置は同一平面上にあり、各リブ11,12がパネル2の内面に同時に当接する。外側のリブ11と内側のリブ12との間でワイヤハーネス13がテープ(固定手段)14で巻かれてX方向のハーネス配索板3の一方の薄肉部7に固定される。
同様にY方向のハーネス配索板4の基端(後端)にリブ15が上向きに突設され、ワイヤハーネス13がテープ14で巻かれてY方向のハーネス配索板4の後半の薄肉部8に固定される。このように、ワイヤハーネス13が90゜方向に湾曲状ないし略L字状に屈曲した状態で、ハーネスクランプ1の前後二箇所の薄肉部7,8に固定される。
図1の例では、X方向のハーネス配索板3の左側の薄肉部7にワイヤハーネス13を固定しているが、左側ではなく右側の薄肉部7に同様にワイヤハーネス13を固定したり、左右両側の薄肉部7,7にワイヤハーネス13を分岐して同時に配索固定することも可能である。
また、本例ではX方向のハーネス配索板3とY方向のハーネス配索板4との両方に可撓性の薄肉部7,8を設けているが、例えばX方向のハーネス配索板3のみに可撓性の薄肉部7を設け、Y方向のハーネス配索板4は全長に渡って厚肉部9のみで不撓とすることも可能である。
係止クリップ5の構成は従来同様であり、X方向のハーネス配索板3の両側のリブ11の先端がボディパネル2の内面に当接しつつ、係止クリップ5がパネル2の孔部16に挿入され、係止クリップ5の支柱部19から傾斜して延びる一対の爪部17の先端がパネル2の外面に当接し、且つ皿ばね部18がパネル2の内面に弾接して、ハーネスクランプ1がパネル2に固定される。ワイヤハーネス13は予めテープ13aで巻かれて各電線(図示せず)のばらけが阻止されている。テープ13a巻きするか否かは適宜設定される。
図1の例では各リブ11,12の先端がパネル2の内面に当接しているが、係止クリップ5の挿入係止状態で各リブ11,12の先端がパネル2の内面からやや離間した状態でも使用可能である。また、各ハーネス配索板3,4へのワイヤハーネス13の固定手段としてテープ14に代えて締結バンド(図示せず)を用いることも可能である。
図2の如く、パネル2へのハーネスクランプ1の組付状態で、ワイヤハーネス13に矢印Aの如くこじり方向の引張力が作用した場合に、ハーネスクランプ1の前後の各薄肉部7,8が湾曲状に撓んでこじり方向の引張力を吸収するから、引張力が前後に分散され、X方向のハーネス配索板3のリブ11を支点とした梃子作用が緩和されて、係止クリップ5への抜け出し方向の力が弱まり、それにより係止クリップ5の抜け出しや破損や有害な変形が防止される。
X方向のハーネス配索板3は内外の各リブ11,12でパネル2の内面に当接しつつ、内外の各リブ11,12の間で薄肉部7が湾曲状に撓むことで、係止クリップ5への引張力の伝播が減少する。X方向のハーネス配索板3は板厚方向に撓み、Y方向のハーネス配索板4は板幅方向に撓む。Y方向のハーネス配索板4の幅を従来(図4)よりも幅狭に設定して撓み性を増すことも可能である。
こじり方向の引張力が解除されれば、各薄肉部7,8がその弾性力で真直に復元して、図1のハーネスクランプ1の形状が維持される。
Y方向のハーネス配索板4の薄肉部8のみを廃除した場合は、図2においてY方向のハーネス配索板4は撓まずに真直に位置し、X方向のハーネス配索板3の薄肉部7のみが内外のリブ11,12を支点として各リブ11,12の間で湾曲状に撓んでこじり方向の引張力を吸収する。但し、Y方向のハーネス配索板4が撓まない分、引張力の吸収性は低下する。
X方向のハーネス配索板3の薄肉部7のみを廃除した場合は、図2においてX方向のハーネス配索板3は撓まずに真直に位置し、Y方向のハーネス配索板4の薄肉部8のみがX方向のハーネス配索板3のリブ11を支点として湾曲状に撓んでこじり方向の引張力を吸収する。但し、X方向のハーネス配索板3が撓まない分、引張力の吸収性は低下する。
なお、図1においては垂直なボディパネル2に対してY方向のハーネス配索板4を水平に配置して、Y方向のハーネス配索板4の下側にワイヤハーネス13を配索したが、例えば水平なボディパネル2に対してY方向のハーネス配索板4を垂直に配置して、Y方向のハーネス配索板4の内側にワイヤハーネス13を配索したり、図1を上下反転して垂直なボディパネル2に対してY方向のハーネス配索板4を水平に配置し、Y方向のハーネス配索板4の上側にワイヤハーネス13を配索することも可能である。
また、上記実施形態においては、X方向のハーネス配索板3の中央部にY方向のハーネス配索板4を交差させて、X方向のハーネス配索板3の両側に選択的又は同時にワイヤハーネス13を分岐配索可能としたが、例えばX方向のハーネス配索板3を図1よりも短く形成し、X方向のハーネス配索板3の一端部にY方向のハーネス配索板4を交差させて、一方向のみにワイヤハーネス13を屈曲配索することも可能である。
また、上記実施形態においては、X方向のハーネス配索板3にリブ11,12を突設したが、リブ11,12を廃除してパネル2側にリブやそれに代わるブロック部等を突設することも可能である。また、リブ11,12を廃除して、X方向のハーネス配索板3の前面をパネル2に当接させ、係止クリップ5の皿ばね部18は廃除したり、あるいはX方向のハーネス配索板3の厚肉の中央部分6の凹部内(図示せず)に配置することも可能である。
また、上記実施形態においては、X方向のハーネス配索板3の端部に薄肉部7を形成したが、X方向のハーネス配索板3が図1よりも長い場合は、X方向のハーネス配索板3の長手方向中間部(端部と中央の厚肉部6との間)に薄肉部7を形成することも可能である。これはY方向のハーネス配索板4についても同様である。これらの場合、ワイヤハーネス13は薄肉部7,8ではなくハーネス配索板3,4の端部にテープ巻き等で固定される。
また、上記実施形態においては、X方向とY方向のハーネス配索板3,4を直交させたが、例えば両ハーネス配索板3,4を直交(90゜で交差)ではなく交差(90゜以下の角度で交差)させることも可能である。
また、上記実施形態においては、自動車のボディパネル2に取り付けるハーネスクランプ1として説明したが、取付側として車両のボディパネル2以外に機器等のパネル等を使用することも可能である。
また、上記した本発明の構成はハーネスクランプ以外に、ハーネスクランプの固定構造や、ワイヤハーネスの配索構造ないし固定構造としても有効なものである。
本発明に係るハーネスクランプの一実施形態を示す平面図である。 同じくハーネスクランプにこじり方向の引張力が作用した状態を示す平面図である。 従来のハーネスクランプの一形態を示す斜視図である。 従来のハーネスクランプの他の形態を示す斜視図である。 同じく従来のハーネスクランプの組付状態を示す平面図である。
符号の説明
1 ハーネスクランプ
2 パネル
3 X方向(一方)のハーネス配索板
4 Y方向(他方)のハーネス配索板
5 係止クリップ(係止部材)
7 薄肉部
8 薄肉部(第二の薄肉部)
11,12 リブ
13 ワイヤハーネス
14 テープ(固定手段)

Claims (3)

  1. 一方のハーネス配索板と、該一方のハーネス配索板の長手方向中央に突設された係止部材と、該一方のハーネス配索板の長手方向中央に交差して該係止部材の突出方向とは反対方向に延長形成された他方のハーネス配索板とを備えるハーネスクランプであって、
    該一方のハーネス配索板の長手方向両端部側と、該他方のハーネス配索板における該一方のハーネス配索板との交差部とは反対側の端部側とにそれぞれ可撓性の薄肉部が形成され、両ハーネス配索板に沿ってワイヤハーネスが配索固定され、該係止部材が取付側パネルに係合した状態で、該他方のハーネス配索板側のワイヤハーネスにこじり方向の引張力が作用した際に、該一方のハーネス配索板側が該取付側パネルに当接しつつ、該薄肉部が撓んで該引張力を吸収することを特徴とするハーネスクランプ。
  2. 前記薄肉部にワイヤハーネスが固定手段で固定されることを特徴とする請求項1記載のハーネスクランプ。
  3. 前記一方のハーネス配索板の前記薄肉部の両端側各リブが突設され、該各リブが前記取付側パネルに当接することを特徴とする請求項1又は2記載のハーネスクランプ。
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