JP2014087155A - ワイヤハーネス固定構造 - Google Patents

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Sadanori Kori
禎憲 郡
Yuri Matsubara
有里 松原
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Abstract

【課題】任意の位置でワイヤハーネスを屈曲させてこの屈曲状態を維持するためにワイヤハーネスの先端部をクランプに設けられた仮止め部にテープを用いて仮止めするワイヤハーネス固定構造において、仮止め部のテープカットを迅速且つ確実に行うことができるようにして、仮止め部のテープカットの作業性を向上することにある。
【解決手段】クランプ(4)は、ワイヤハーネス(1)の仮止めを解除する機能を備えるとともに、ワイヤハーネス(1)の仮止めを解除するまでワイヤハーネス(1)の先端部(2)の配索状態を保持する機能を備えている。クランプ(4)には、テープ(15)のカット且つワイヤハーネス(1)の安定化を図るために、複数の突起部(17、18、19)を設けている。
【選択図】図1

Description

この発明は、ワイヤハーネス固定構造に係り、特にワイヤハーネスの仮止め固定用のテープ(オプションテープ)をカットするワイヤハーネス固定構造に関する。
車両には、電気系統の配索部品としてのワイヤハーネスが設けられている。
従来、図6、図7に示すように、車両のワイヤハーネス固定構造においては、ワイヤハーネス101の先端部102に接続したコネクタ103が自由状態でふらついて作業上邪魔な場合に、テープ(オプションテープ)104でクランプ105の仮止め部106に仮り固定しておき、そして、コネクタ103の結線が必要になった際には、テープ104をカットしている。
このテープ104をカットする際、スペース上の問題で、図6に示すように、ワイヤハーネス101を、A方向に引っ張れない場合には、B方向へ引っ張ってテープ104をカットする場合がある。
このような構造としては、以下の先行技術文献がある。
特開2011−250551号公報 特開2002−199542号公報
特許文献1に係るコルゲートチューブ用の保持部品は、ワイヤハーネス幹線取付部分と断面C字状の嵌合保持部を有するコルゲートチューブ嵌合部分とを一体にした樹脂成形品からなり、電線に外装したコルゲートチューブを簡単に位置決め保持するものである。
特許文献2に係るワイヤハーネス用プロテクタおよびワイヤハーネス用の配索方法は、分岐するワイヤハーネスにプロテクタを取り付けても、フレームの剛性を損なわないように、最低限の面積で開口する挿通穴にそのプロテクタと共に、ワイヤハーネスを挿通して分岐させて配索するものである。
ところが、従来、図6に示すように、テープ104をカットしたい場合に、テープ104が、ずれたり、あるいは伸びるだけで、カットされないことが多くある。また、クランプ105の端部にコネクタ103が引っ掛かる場合がある。さらに、図7に示すように、ワイヤハーネス101が、ハーネス経路Pで示すように、曲がって安定しない場合がある。
また、上記の特許文献1では、クランプ兼ハーネスの固定形状の技術であり、テープを使用してなく、また、クランプがバンド形状やテープ固定形状であり、さらに、クランプで保持されたワイヤハーネスを外す際、上方に作業スペースが必要となるという不都合があった。
そこで、この発明の目的は、クランプの仮止め部のテープカットを迅速且つ確実に行うことができるようにして、クランプの仮止め部のテープカットの作業性を向上できるワイヤハーネス固定構造を提供することにある。
この発明は、コネクタが接続された先端部を備えたワイヤハーネスを設け、前記ワイヤハーネスを車体に固定するクランプを設け、任意の位置で前記ワイヤハーネスを屈曲させてこの屈曲状態を維持するために前記ワイヤハーネスの先端部を前記クランプに設けられた仮止め部にテープを用いて仮止めするワイヤハーネス固定構造において、前記クランプは、前記ワイヤハーネスの仮止めを解除する機能を備えるとともに、前記ワイヤハーネスの仮止めを解除するまで前記ワイヤハーネスの先端部の配索状態を保持する機能を備えたことを特徴とする。
この発明は、クランプの仮止め部のテープカットを迅速且つ確実に行うことができるようになり、テープカットの作業性を向上することができる。
図1は第1〜第3突起部を設けたクランプの斜視図である。(実施例) 図2はテープをカットするときのコネクタとワイヤハーネスとの動作を示す斜視図である。(実施例) 図3は安定したハーネス経路を示す斜視図である。(実施例) 図4は車体パネルに固定されたクランプ及び固定部の断面図である。(実施例) 図5(A)は第1突起部の概略構成図である。図5(B)は第2突起部の概略構成図である。図5(C)は第3突起部の概略構成図である。(実施例) 図6は従来においてテープをカットするときのコネクタとワイヤハーネスとの動作を示す斜視図である。(従来例) 図7は従来において不安定なハーネス経路を示す斜視図である。(従来例)
この発明は、クランプの仮止め部のテープカットの作業性を向上する目的を、ワイヤハーネスの仮止めを解除する機能及びワイヤハーネスの仮止めを解除するまでのワイヤハーネスの先端部の配索状態を保持する機能をクランプに備えて実現するものである。
図1〜図5は、この発明の実施例を示すものである。
図1、図2に示すように、車両には、電気系統の配索部品のワイヤハーネス1が設けられる。このワイヤハーネス1は、先端部2を備え、この先端部2にコネクタ3を接続している。 ワイヤハーネス1は、クランプ4によって車体に固定される。
クランプ4は、樹脂製であって、例えば、断面四角形状の本体部5と、この本体部5に連設した断面円形状の仮止め部6とからなる。クランプ4の本体部5には、図1、図4に示すように、一つの側部で車体パネル7に形成した係止用孔8に挿入されて車体パネル7に固定される固定部9が設けられている。この固定部9は、図4に示すように、本体部5に連設した軸部10と、この軸部10に連設して先端側で大径の係止部11とからなる。この係止部11は、弾性力を有し、車体パネル7の係止用孔8を通過する際に小径になるように縮むが、係止用孔8を通過した後は膨らんで大径となり、車体パネル7に固定される。
ワイヤハーネス1は、クランプ4で保持されることにより、先端部2からクランプ4までの第1ハーネス部12と、クランプ4以降の第2ハーネス部13とに区分けされる。
ワイヤハーネス1の第1ハーネス部12が任意の位置の屈曲部14で屈曲されることにより、ワイヤハーネス1の先端部2とクランプ4とが略平行で且つ近接して配置される状態となる。
そして、このワイヤハーネス1の屈曲状態を維持するために、ワイヤハーネス1の先端部2をクランプ4の仮止め部6にテープ(オプションテープ)15を用いて、ワイヤハーネス1を仮止めする。
テープ15は、一定の幅に形成され、人の手で破断可能なスリット16を備えている。
クランプ4には、テープ15による仮止め状態のワイヤハーネス1を保持する複数の突起部として、それぞれが互い違いに配置された第1〜第3突起部17〜19を設ける。第1〜第3突起部17〜19は、樹脂製からなり、図1、図4に示すように、クランプ4の上部且つ中央部位で長手方向に延びるハーネス用空間20を形成している。具体的には、このハーネス用空間20には、先端部2を備える第1ハーネス部12が配置される。
第1突起部17は、最も仮止め部6側に位置して本体部5の上部に固定され、本体部5の長手方向に延びるハーネス用空間20を挟んだ一側で外方に向かって斜めに配置されている。また、第1突起部17は、図5(A)に示すように、テープ15のカット且つワイヤハーネス1の第1ハーネス部12の安定化を図るために、上面17Aの仮止め部6側の一側端から傾斜して延びるとともに角部17Bで上面17Aに対して垂直方向に延びる一側面17Cと、仮止め部6から離れた上面17Aの他側端から垂直方向に延びる他側面17Dとを形成している。
第2突起部18は、第1突起部17よりも仮止め部6から離れた位置で本体部5の上部に固定され、本体部5の長手方向に延びるハーネス用空間20を挟んだ他側で外方に向かって斜めに配置されている。また、第2突起部18は、図5(B)に示すように、テープ15のカット且つワイヤハーネス1の第1ハーネス部12の安定化を図るために、上面18Aの仮止め部6側の一側端から傾斜して延びるとともに角部18Bで上面18Aに対して垂直方向に延びる一側面18Cと、仮止め部6から離れた上面18Aの他側端から傾斜して延びる他側面18Dとを形成している。
第3突起部19は、第2突起部18よりも仮止め部6から離れた位置で本体部5の上部に固定され、第1突起部17と並んで、本体部5の長手方向に延びるハーネス用空間20を挟んだ一側で外方に向かって斜めに配置されている。また、第3突起部19は、図5(C)に示すように、ワイヤハーネス1の安定化を図るために、上面19Aの仮止め部6側の一側端から垂直方向に延びる一側面19Cと、上面19Aの仮止め部6から離れた側の他側端から垂直方向に延びる他側面19Dとを形成している。
クランプ4は、第1〜第3突起部17〜19を設けたことにより、ワイヤハーネス1の仮止めを解除する機能を備えるとともに、ワイヤハーネス1の仮止めを解除するまでのワイヤハーネス1の第1ハーネス部12の先端部2の配索状態を保持する機能を備える。
また、第1突起部17と第2突起部18とは、テープ15をカットしてワイヤハーネス1の仮止めを解除する機能を備える。
次いで、この実施例の作用を説明する。
ワイヤハーネス1においては、図2に示すように、第1ハーネス部12が任意の位置で屈曲され、そして、この屈曲状態を維持するために、先端部2をクランプ4の仮止め部6にテープ(オプションテープ)15を用いて仮止めする。
そして、コネクタ3の結線が必要になってテープ15をカットする際には、図2に示すように、第1突起部17の一側面17Cの角部17Bと第2突起部18の一側面18Cの角部18Bとに、仮止め部6と先端部2とに巻かれたテープ15が引っ掛かり、そして、B方向ヘ第1ハーネス部12を引くことで、テープ15がカットされることから、仮止めが解除され、これにより、テープ15を人の手で切るよりもスムーズに切ることができる。
また、テープ15をカットする際に、コネクタ3が第1突起部17の一側面17Cの上側の傾斜面及び第2突起部18の一側面18Cの上側の傾斜面とに載ることから、図2の破線Cで示すようにコネクタ3が移動して、コネクタ3がクランプ4に引っ掛かるおそれをなくすることができる。
更に、第1〜第3突起部17〜19の存在により、図4に示すように、第1〜第3突起部17〜19が壁にようになって、第1ハーネス部12をハーネス用空間20で保持するので、ハーネス経路を安定化させることができ、従来のように、図3の一点鎖線で示すようなハーネス経路Pになることを防止することができる。
この結果、この実施例では、仮止め部6のテープカットを迅速且つ確実に行うことができるようになり、テープカットの作業性を向上することができる。
また、第1〜第3突起部17〜19により、仮止め状態のワイヤハーネス1を確実に保持させ、ハーネス経路を安定化させることができる。
この発明に係るワイヤハーネス固定構造を、各種車両に適用可能である。
1 ワイヤハーネス
2 ワイヤハーネスの先端部
3 コネクタ
4 クランプ
5 クランプの本体部
6 クランプの仮止め部
7 車体パネル
8 車体パネルの係止用孔
9 固定部
10 固定部の軸部
11 固定部の係止部
12 ワイヤハーネスの第1ハーネス部
13 ワイヤハーネスの第2ハーネス部
14 ワイヤハーネスの屈曲部
15 テープ(オプションテープ)
16 テープのスリット
17 第1突起部
18 第2突起部
19 第3突起部
20 ハーネス用空間

Claims (3)

  1. コネクタが接続された先端部を備えたワイヤハーネスを設け、前記ワイヤハーネスを車体に固定するクランプを設け、任意の位置で前記ワイヤハーネスを屈曲させてこの屈曲状態を維持するために前記ワイヤハーネスの先端部を前記クランプに設けられた仮止め部にテープを用いて仮止めするワイヤハーネス固定構造において、前記クランプは、前記ワイヤハーネスの仮止めを解除する機能を備えるとともに、前記ワイヤハーネスの仮止めを解除するまで前記ワイヤハーネスの先端部の配索状態を保持する機能を備えたことを特徴とするワイヤハーネス固定構造。
  2. 前記クランプには、前記テープによる仮止め状態の前記ワイヤハーネスを保持する複数の突起部を設けたことを特徴とする請求項1に記載のワイヤハーネス固定構造。
  3. 前記突起部は、前記テープをカットして前記ワイヤハーネスの仮止めを解除する機能を備えることを特徴とする請求項2に記載のワイヤハーネス固定構造。
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WO2016043064A1 (ja) * 2014-09-16 2016-03-24 Ntn株式会社 保護チューブの固定構造

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WO2016043064A1 (ja) * 2014-09-16 2016-03-24 Ntn株式会社 保護チューブの固定構造
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