JP2008148604A - 茶飲料用添加剤 - Google Patents

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Abstract

【課題】 茶飲料へ飲用中ないし飲用後に残る爽快感、すなわちのどごし感を付与し、飲用したことによる充実感、いわゆる飲みごたえ感のある、嗜好性あふれる茶飲料を提供する。
【解決手段】 2,3−ジエチル−5−メチルピラジン、2−メチルピラジン又は3−エチル−2,5−ジメチルピラジンからなることを特徴とする茶飲料用添加剤、及び該茶飲料用添加剤を1〜10000ppm濃度添加したことを特徴とする茶飲料用香味料組成物、並びに該茶飲料用添加剤を0.5〜10000ppb濃度添加することを特徴とする茶飲料への飲みごたえ感増強方法である。
【選択図】 なし

Description

本発明は、2,3−ジエチル−5−メチルピラジン、2−メチルピラジン又は3−エチル−2,5−ジメチルピラジンからなる茶飲料用添加剤及び該添加剤を含有する香味料組成物、該香味料組成物を含有する茶飲料、並びに2,3−ジエチル−5−メチルピラジン、2−メチルピラジン又は3−エチル−2,5−ジメチルピラジンを添加することを特徴とする茶飲料への飲みごたえ感増強方法に関する。
緑茶に代表される茶類は、日々の生活に潤いを与え、日本人の生活にはなくてはならないものである。近年では茶類の持つ抗酸化性が注目を集めており、ノンカロリーの健康的な飲み物として、茶飲料は無糖飲料の代表的なものとなってきている。しかしながら、従来の茶飲料の持つ欠点としては、飲用時の初発的風味に重点を置き過ぎるきらいがあり、飲用中ないし飲用後に残る爽快感、すなわちのどごし感が軽視される傾向にあった。また、最近では、茶飲料は単なる水代わりではなく、それ自体の嗜好性が求められており、飲用したことによる充実感、後半に厚味のある味、いわゆる飲みごたえ感が求められてきている。
茶飲料自体の香味を増強する手段としては、例えば、茶飲料にカロチン類の熱分解物を加える方法(特許文献1)、茶飲料にスクラロース(三栄源エフ・エフ・アイ社の商品名)を添加する方法(特許文献2)などが提案されているが、これらにより得られる香味は茶類が本来持つ特徴的な香味ではなかった。茶飲料への風味付け方法としては、例えば、緑茶原料に異種植物の香りを付ける方法(特許文献3)、(R)−リナロールとメチルアンスラニレイトを用いて茶飲料に花香を付与する方法(特許文献4)などが提案されているが、これらもやはり茶飲料本来の風味を付与するものではなかった。一方、茶飲料の特徴的な香味を付与する方法としては、4−メトキシ−2−メチル−2−ブタンチオール(特許文献5)、4−メルカプト−4−メチル−2−ペンタノン(特許文献6)、(Z)−1,5−オクタジエン−3−オン(特許文献7)、3−メチルノナン−2,4−ジオン(特許文献8)、(Z)−4−デセナール(特許文献9)がいずれも茶類の持つ特徴的で且つ微妙に異なったグリーンノートの表現に効果的であることが提案されている。さらに、各種チオール化合物からなる緑茶飲料用添加剤により緑茶の入れ立て香味を付与する方法(特許文献10)、2−アセチル−1−ピロリンからなる緑茶飲料用添加剤(特許文献11)、2−アセチル−2−チアゾリンからなる緑茶飲料用添加剤(特許文献12)が、ともに香ばしいローストノートを付与することなどが提案されてきている。しかしながら、嗜好性の点から見て、後半の厚味のある味、飲みごたえ感を表現するには、未だ十分なものとはいえなかった。
特公平7−99995号公報 特開2000−135058公報 特開平9−233998号公報 特開2003−261895公報 特許第3026436号公報 特許第3026437号公報 特許第3058165号公報 特開2002−171906公報 特開2002−171907公報 特開2003−24005公報 特開2003−274857公報 特開2003−274858公報
本発明が解決しようとする課題は、後半の厚味のある味、飲みごたえ感を茶飲料に付与する素材が無いという点である。
上記課題を解決するために、本発明者らは各種天然素材を検索し、茶飲料への香味成分の寄与を検討した結果、微量の2,3−ジエチル−5−メチルピラジン、2−メチルピラジン又は3−エチル−2,5−ジメチルピラジンの添加が、茶飲料へ後半の厚味のある味、飲みごたえ感を付与することを見いだし、さらには2,5−ジメチル−4−ヒドロキシ−3(2H)−フラノンを組み合わせると相乗的効果を示すことを見いだし、本発明を完成させた。即ち本発明は、以下の(1)〜(7)である。
(1)2,3−ジエチル−5−メチルピラジン、2−メチルピラジン又は3−エチル−2,5−ジメチルピラジンからなることを特徴とする茶飲料用添加剤。
(2)2,3−ジエチル−5−メチルピラジン、2−メチルピラジン、3−エチル−2,5−ジメチルピラジン及び2,5−ジメチル−4−ヒドロキシ−3(2H)−フラノンからなる群から選ばれる2種以上からなることを特徴とする茶飲料用添加剤。
(3)(1)又は(2)記載の茶飲料用添加剤を1〜10000ppm濃度添加したことを特徴とする茶飲料用香味料組成物。
(4)(1)又は(2)記載の茶飲料用添加剤を0.5〜10000ppb濃度添加したことを特徴とする茶飲料。
(5)(3)に記載の香味料組成物を含有することを特徴とする茶飲料。
(6)(3)に記載の香味料組成物を0.01〜10質量%含有することを特徴とする茶飲料。
(7)(1)又は(2)記載の茶飲料用添加剤を0.5〜10000ppb濃度添加することを特徴とする茶飲料への飲みごたえ感増強方法。
本発明の茶飲料用添加剤を茶飲料に添加することにより、後半に厚味のある味、飲みごたえ感を付与し、嗜好性あふれる茶飲料を提供することができる。
以下に、本発明を実施の形態に即して詳細に説明する。本発明でいう2,3−ジエチル−5−メチルピラジン(2,3-diethyl-5-methylpyrazine)は、コーヒー、ポテト製品中の香気成分として存在し、ナッツ様香気を有する無色の液体であり、飲料には0.1ppm使用できるものとされている(「合成香料 化学と商品知識」、印藤元一著、化学工業日報社、2005年3月22日増補改訂版発行)。
本発明でいう2−メチルピラジン(2-methylpyrazine)は、ローストアーモンド、ピーナッツ、コーヒー、ほうじ茶、トマトなどに広く存在し、ピーナッツ、チョコレート様ロースト香を有する無色の液体であり、飲料などに10ppm程度使用できるものとされている。(「合成香料 化学と商品知識」、印藤元一著、化学工業日報社、2005年3月22日増補改訂版発行)。
本発明でいう3−エチル−2,5−ジメチルピラジン(3-ethyl-2,5-dimethylpyrazine)は、ココア、コーヒー、肉などに存在し、ウッディなアーモンド香を有する無色の液体であり、飲料には5ppm使用できるものとされている(「合成香料 化学と商品知識」、印藤元一著、化学工業日報社、2005年3月22日増補改訂版発行)。
また、本発明でいう2,5−ジメチル−4−ヒドロキシ−3(2H)−フラノン(2,5-dimethyl-4-hydroxy-3(2H)-furanone)とは、一般にはフラネオール(フィルメニッヒ社の商品名)として知られ、1967年パイナップル及びストロベリーから発見され、その後ラズベリー、コーヒー、ポップコーン、ローストアーモンド、醤油、ローストビーフからも見いだされている。香調は強くフルーティでカラメル香を有し、ジャムあるいは調理されたパイナップルを想起させる香気であり、マルトールに似た甘味を有している。用途としては、パイナップル、ストロベリー、ラズベリー、シュガータイプフレーバーに有用とされ、最終製品での使用濃度は5.0〜10.ppmとされている(「合成香料 化学と商品知識」、印藤元一著、化学工業日報社、2005年3月22日増補改訂版発行)。
本発明で用いられる2,3−ジエチル−5−メチルピラジンの、茶飲料に対して使用可能な濃度範囲は0.2〜2000ppbの範囲であるが、本発明においては0.5〜1000ppb濃度を添加して用いる。添加濃度が0.5ppb未満であると、人によっては風味が弱く飲みごたえ感として感じなくなる場合があり、添加濃度が1000ppbを超えると、風味がややアーティフィシャルに感じられる場合がある。本発明の効果をさらに十分に発揮するには、添加濃度を1〜10ppbにすることが望ましい。さらに好ましくは添加濃度を1〜5ppbにすることが最も望ましい。
本発明で用いられる2−メチルピラジンの、茶飲料に対して使用可能な濃度範囲は1〜10000ppbの範囲であるが、本発明においては1〜1000ppb濃度を添加して用いる。添加濃度が1ppb未満であると、人によっては風味が弱く飲みごたえ感として感じなくなる場合があり、添加濃度が1000ppbを超えると、風味がややアーティフィシャルに感じられる場合がある。本発明の効果をさらに十分に発揮するには、添加濃度を50〜500ppbにすることが望ましい。さらに好ましくは添加濃度を100〜300ppbにすることが最も望ましい。
本発明で用いられる3−エチル−2,5−ジメチルピラジンの、茶飲料に対して使用可能な濃度範囲は1〜5000ppbの範囲であるが、本発明においては1〜1000ppb濃度を添加して用いる。添加濃度が1ppb未満であると、人によっては風味が弱く飲みごたえ感として感じなくなる場合があり、添加濃度が1000ppbを超えると、風味がややアーティフィシャルに感じられる場合がある。本発明の効果をさらに十分に発揮するには、添加濃度を5〜200ppbにすることが望ましい。さらに好ましくは添加濃度を10〜100ppbにすることが最も望ましい。
本発明で用いられる2,5−ジメチル−4−ヒドロキシ−3(2H)−フラノンの、茶飲料に対して使用可能な濃度範囲は1〜10000ppbの範囲であるが、本発明においては1〜5000ppb濃度を添加して用いる。添加濃度が1ppb未満であると、人によっては風味が弱く飲みごたえ感として感じなくなる場合があり、添加濃度が5000ppbを超えると、風味がややアーティフィシャルに感じられる場合がある。本発明の効果をさらに十分に発揮するには、添加濃度を50〜3000ppbにすることが最も望ましい。
本発明の2,3−ジエチル−5−メチルピラジン、2−メチルピラジン、3−エチル−2,5−ジメチルピラジンは、それぞれ単独で、本発明の効果である飲みごたえ感増強作用を示すが、相互の組み合わせによりさらに効果は増強され、2,5−ジメチル−4−ヒドロキシ−3(2H)−フラノンとの組み合わせにより最大の効果を引き出すことができる。
すなわち、本発明の茶飲料用添加剤は、2,3−ジエチル−5−メチルピラジン、2−メチルピラジン及び3−エチル−2,5−ジメチルピラジンから選ばれる1種又は2種以上の化合物を含有することができ、それらに加えてさらに2,5−ジメチル−4−ヒドロキシ−3(2H)−フラノンを含有することができる。2,3−ジエチル−5−メチルピラジン、2−メチルピラジン及び3−エチル−2,5−ジメチルピラジンを組み合わせる場合の各成分の添加率の比は通常は1:1:1〜1:500:100、好ましくは1:1:1〜1:20:10の範囲内で用いられ、2,3−ジエチル−5−メチルピラジン、2−メチルピラジン、3−エチル−2,5−ジメチルピラジン及び2,5−ジメチル−4−ヒドロキシ−3(2H)−フラノンを組み合わせる場合の各成分の添加率の比は通常は1:1:1:1〜1:500:100:5000、好ましくは1:1:1:1〜1:20:10:100の範囲内で用いられる。
さらに、本発明の茶飲料用添加剤を使用する場合は、茶飲料用の香味料組成物として製剤化して用いると好適である。一般に香味料組成物は、対象となる食品に対して0.1%程度を添加するように調製されることが多く、そのように調製される場合は該香味料組成物に対して本発明の茶飲料用添加剤は、通常は1〜10000ppm含有される。
本発明でいう飲みごたえ感とは、前述のごとく、飲用中ないし飲用後に残る厚味のある味であり、飲用したことによる充実感、いわゆる飲みごたえ感である。本発明で用いる前記2,3−ジエチル−5−メチルピラジン、2−メチルピラジン、3−エチル−2,5−ジメチルピラジン及び2,5−ジメチル−4−ヒドロキシ−3(2H)−フラノンは、それぞれ香料化合物として既知の物質であるが、本発明のごとき効果を有することは知られてはいなかった。
本発明の茶飲料用添加剤が添加される茶飲料の例としては、緑茶、紅茶、ウーロン茶などの茶葉を常法により熱水、温水または冷水で抽出して得られる茶抽出液、茶の香味成分を適宜調合して得られる茶香味を有する調合飲料などが挙げられ、また、これら茶飲料に種々の健康素材を添加した各種混合茶飲料が挙げられる。ここでいう混合茶飲料とは、ツバキ科の茶の樹(Camellia sinensis var.)の葉を加工した茶葉を必須とし、各種健康系素材或いは嗜好性素材を1種又は2種以上組み合わせた混合茶から抽出して得られる茶飲料をいう。
茶葉と組み合わせて用いられる素材としては、例えば、はとむぎ、はぶ茶、大麦、玄米、ドクダミ、クマザサ、柿の葉、クコの葉、アマチャヅル、大豆、昆布、よもぎ、霊芝、シイタケ、ギムネマシルベスタ、ベニバナ、キダチアロエ、ビワの葉、オオバコ、ミカンの皮、サンザシ、麦芽、アマドコロ、ダイダイ、コーンティー、くこの実、甜茶、月見草、カモミール、陳皮、新芽杜仲茶、グァバ葉、バナナ葉、朝鮮人参、番柳、はとむぎポップ、甘草、カワラケツメイ、仲茶の葉、スギナ、ウラジロガシ、なんばんきび、アシタバ、ゴマ、黒豆などが例示され、好ましくは、はとむぎ、はぶ茶、大麦、玄米、ドクダミ、クマザサ、柿の葉、クコの葉、アマチャヅル、大豆、昆布、よもぎ、霊芝、シイタケ、ギムネマシルベスタ、ベニバナ、キダチアロエ、ビワの葉、オオバコ、ミカンの皮、サンザシ、麦芽、アマドコロ、ダイダイ、コーンティー、くこの実、甜茶、月見草、カモミール、陳皮、新芽杜仲茶、グァバ葉、バナナ葉、朝鮮人参などが用いられ、特に好ましくは、はとむぎ、はぶ茶、大麦、玄米、ドクダミ、クマザサ、柿の葉、クコの葉、アマチャヅル、大豆、昆布、よもぎ、霊芝、シイタケ、ギムネマシルベスタ、ベニバナ、キダチアロエ、ビワの葉、オオバコ、ミカンの皮が用いられる。
本発明の茶飲料用添加剤には、任意成分として食品用香料を添加することもできる。その様な食品用香料としては、例えばアセト酢酸エチル、アセトフェノン、アニスアルデヒド、α−アミルシンナムサルデヒド、アントラニル酸メチル、イオノン、イソオイゲノール、イソ吉草酸イソアミル、イソ吉草酸エチル、イソチオシアン酸アリル、イソチオシアン酸3−ブテニル、イソチオシアン酸4−ペンテニル、イソチオシアン酸ベンジル、イソチオシアン酸3−メチルチオプロピル、イソチオシアネート類、インドール及びその誘導体、γ−ウンデカラクトン、エステル類、エチルバニリン、エーテル類、オイゲノール、オクタノール、オクタナール、オクタン酸エチル、ギ酸イソアミル、ギ酸ゲラニル、ギ酸シトロネリル、ケイ皮酸、ケイ皮酸エチル、ケイ皮酸メチル、ケトン類、ゲラニオール、
酢酸イソアミル、酢酸エチル、酢酸ゲラニル、酢酸シクロヘキシル、酢酸シトロネリル、酢酸シンナミル、酢酸テルピニル、酢酸フェネチル、酢酸ブチル、酢酸ベンジル、酢酸l−メンチル、酢酸リナリル、サリチル酸メチル、シクロヘキシルプロピオン酸アリル、シトラール、シトロネラール、シトロネロール、1,8−シネオール、脂肪酸類、脂肪族高級アルコール類、脂肪族高級アルデヒド類、脂肪族高級炭化水素類、シンナミルアルコール、シンナムアルデヒド、チオエーテル類、チオール類、デカナール、デカノール、デカン酸エチル、テルピネオール、リモネン、ピネン、ミルセン、タピノーレン、テルペン系炭化水素類、γ−ノナラクトン、バニリン、パラメチルアセトフェノン、ヒドロキシシトロネラール、ヒドロキシシトロネラールジメチルアセタール、ピペロナール、フェニル酢酸イソアミル、フェニル酢酸イソブチル、フェニル酢酸エチル、フェノールエーテル類、
フェノール類、フルフラール及びその誘導体、プロピオン酸、プロピオン酸イソアミル、プロピオン酸エチル、プロピオン酸ベンジル、ヘキサン酸、ヘキサン酸アリル、ヘキサン酸エチル、ヘプタン酸エチル、l−ペリラアルデヒド、ベンジルアルコール、ベンズアルデヒド、芳香族アルコール類、芳香族アルデヒド類、d−ボルネオール、マルトール、N−メチルアントラニル酸メチル、メチルβ−ナフチルケトン、dl−メントール、l−メントール、酪酸、酪酸イソアミル、酪酸エチル、酪酸シクロヘキシル、酪酸ブチル、ラクトン類、リナロオール等の合成或いは天然由来の香料の他、オレンジ、レモン、ライム、グレープフルーツなどシトラス系精油類、アップル、バナナ、グレープ、メロン、ピーチ、パイナップル、ストロベリーなどフルーツ系の精油或いは回収フレーバー、ミルク、クリーム、バター、チーズ、ヨーグルトなど乳系の抽出香料、緑茶、ウーロン茶、紅茶、コーヒー、ココアなど嗜好品系の回収フレーバー、ペパーミント、スペアミントなどミント系の精油、アサノミ、アサフェチダ、アジョワン、アニス、アンゼリカ、ウイキョウ、ウコン、オレガノ、オールスパイス、オレンジノピール、カショウ、カッシア、カモミール、
カラシナ、カルダモン、カレーリーフ、カンゾウ、キャラウェー、クチナシ、クミン、クレソン、クローブ、ケシノミ、ケーパー、コショウ、ゴマ、コリアンダー、サッサフラス、サフラン、サボリー、サルビア、サンショウ、シソ、シナモン、シャロット、ジュニパーベリー、ショウガ、スターアニス、スペアミント、セイヨウワサビ、セロリー、ソーレル、タイム、タマネギ、タマリンド、タラゴン、チャイブ、ディル、トウガラシ、ナツメグ、ニガヨモギ、ニジェラ、ニンジン、ニンニク、バジル、パセリ、ハッカ、バニラ、パプリカ、ヒソップ、フェネグリーク、ペパーミント、ホースミント、ホースラディッシュ、マジョラム、ミョウガ、ラベンダー、リンデン、レモングラス、レモンバーム、ローズ、ローズマリー、ローレル、ワサビなどから得られる香辛料抽出物、アイスランドモス、アカヤジオウ、アケビ、アサ、アサフェチダ、アジアンタム、アジョワン、アズキ、アスパラサスリネアリス、アップルミント、アーティチョーク、アニス、アボカド、アマチャ、アマチャズル、アミガサユリ、アミリス、アーモンド、アリタソウ、アルカンナ、アルテミシア、アルニカ、アルファルファ、アロエ、アンゴスツラ、アンゴラウィード、アンズ、
アンズタケ、アンゼリカ、アンバー、アンバーグリス、アンブレット、イカ、イカリソウ、イグサ、イースト、イタドリ、イチゴ、イチジク、イチョウ、イノコヅチ、イランイラン、イワオウギ、インペラトリア、インモルテル、ウィンターグリーン、ウォータークレス、ウコギ、ウコン、ウスバサイシン、ウッドラフ、ウニ、ウメ、ウーロンチャ、エゴマ、エノキダケ、エビ、エビスグサ、エリゲロン、エルダー、エレウテロコック、エレカンペン、エレミ、エンゴサク、エンジュ、エンダイブ、欧州アザミ、オウレン、オオバコ、オカゼリ、オキアミ、オーク、オークモス、オケラ、オスマンサス、オポポナックス、オミナエシ、オモダカ、オランダセンニチ、オリガナム、オリス、オリバナム、オリーブ、オールスパイス、オレンジ、オレンジフラワー、カイ、カイニンソウ、カカオ、カキ、カサイ、
カシューナッツ、カスカラ、カスカリラ、カストリウム、カタクリ、カツオブシ、カッシー、カッシャフィスチュラ、カテキュ、カニ、カーネーション、カノコソウ、カモミル、カヤプテ、カラシ、カラスウリ、カラスビシャク、ガラナ、カラムス、ガランガ、カーラント、カリッサ、カリン、カルダモン、ガルバナム、カレー、カワミドリ、カンゾウ、ガンビア、カンラン、キウィーフルーツ、キカイガラタケ、キキョウ、キク、キクラゲ、キササゲ、ギシギシ、キダチアロエ、キナ、キハダ、キバナオウギ、ギボウシ、ギムネマシルベスタ、キャットニップ、キャラウェイ、キャロップ、キュウリ、キラヤ、キンミズヒキ、グァバ、グァヤク、クコ、クサスギカズラ、クサボケ、クズ、クスノキ、クスノハガシワ、グーズベリー、クチナシ、クベバ、クマコケモモ、グミ、クミン、グラウンドアイビー、クララ、クラリセージ、クランベリー、クリ、クルミ、クリーム、グレインオブパラダイス、クレタディタニー、グレープフルーツ、クローバー、クローブ、クロモジ、クワ、クワッシャ、ケイパー、ゲットウ、ケード、ケブラコ、ゲルマンダー、ケンチュール、
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ホウキタケ、ホウショウ、ボウフウ、ホエイ、ホオノキ、ホースミント、ホースラディッシュ、ボタン、ホップ、ポピー、ポプラ、ポポー、ホホバ、ホヤ、ボルドー、ボロニア、マイタケ、マグウォルト、マシュマロー、マジョラム、マスティック、マソイ、マタタビ、マチコ、マツ、マツオウジ、マッシュルーム、マツタケ、マツブサ、マツホド、マテチャ、マメ、マリーゴールド、マルバダイオウ、マルメロ、マレイン、マロー、マンゴー、マンゴスチン、ミカン、ミシマサイコ、ミソ、ミツマタ、ミツロウ、ミート、ミモザ、ミョウガ、ミルク、ミルテ、ミルフォイル、ミルラ、ミロバラン、ムギチャ、ムスク、ムラサキ、メスキート、メドウスィート、メハジキ、メープル、メリッサ、メリロット、メロン、モウセンゴケ、モニリアバイヨウエキ、モミノキ、モモ、モロヘイヤ、ヤクチ、ヤマモモ、ユーカリ、ユキノシタ、ユズ、ユッカ、ユリ、ヨウサイ、ヨロイグサ、ライオンズフート、
ライチ、ライフエバーラスティングフラワー、ライム、ライラック、ラカンカ、ラカンショウ、ラズベリー、ラタニア、ラディッシュ、ラブダナム、ラベンダー、ラングウォルト、ラングモス、ランブータン、リキュール、リーク、リツェア、リナロエ、リュウガン、リョウフンソウ、リョクチャ、リンゴ、リンデン、リンドウ、ルー、ルリジサ、レセダ、レモン、レモングラス、レンギョウ、レンゲ、レンブ、ローズマリー、ロベージ、ローレル、ロンゴザ、ワサビ、ワタフジウツギ、ワームウッド、ワームシード、ワラビ、ワレモコウなどから得られる天然香料などが例示され、適宜選択して使用される。これら食品用香料の各々の添加量は特に限定されるものではないが、一般的には本発明の香味料組成物中で、0.001〜99質量%、好ましくは0.01〜70質量%、最も好ましくは0.05〜50質量%の添加量で用いられる。
以下に実施例を挙げ、更に詳細に説明する。
[分析例]
市販の各種茶飲料について、本発明の各化合物の含有量を測定した。測定は、各種市販茶の飲料200gに対して内部標準としてメチルウンデカノエートを添加し、カラム中でセパビーズSP700に香気成分を吸着させ、蒸留水で洗浄後イソペンタン−エーテルの混合溶媒で脱着し、無水硫酸ナトリウムで脱水後濃縮し、GC/MSにより定量を行った。結果を表1に示す。
Figure 2008148604
表1の結果から、本発明者らが見いだした飲みごたえ感を発現する最適濃度の範囲は市販の茶飲料に含有される濃度範囲と明らかに異なっており、意図的にもたらすことのできた効果であることが示される。
[実施例1](緑茶飲料)
60℃の湯500mlに対して、緑茶葉(静岡産)10g、ビタミンC 0.2gを添加し、5分間抽出を行った。抽出後固液分離を行い、水を加えて1,000mlとし、炭酸水素ナトリウムにてpHを5.5に調整後、2,3−ジエチル−5−メチルピラジンを2ppb濃度添加し、121℃×10分間殺菌することにより本発明の緑茶飲料を調製した。
[実施例2](緑茶飲料)
60℃の湯500mlに対して、緑茶葉(静岡産)10g、ビタミンC 0.2gを添加し、5分間抽出を行った。抽出後固液分離を行い、水を加えて1,000mlとし、炭酸水素ナトリウムにてpHを5.5に調整後、2−メチルピラジンを300ppb濃度添加し、121℃×10分間殺菌することにより本発明の緑茶飲料を調製した。
[実施例3](緑茶飲料)
60℃の湯500mlに対して、緑茶葉(静岡産)10g、ビタミンC 0.2gを添加し、5分間抽出を行った。抽出後固液分離を行い、水を加えて1,000mlとし、炭酸水素ナトリウムにてpHを5.5に調整後、3−エチル−2,5−ジメチルピラジンを70ppb濃度添加し、121℃×10分間殺菌することにより本発明の緑茶飲料を調製した。
[比較例1](緑茶飲料)
60℃の湯500mlに対して、緑茶葉(静岡産)10g、ビタミンC 0.2gを添加し、5分間抽出を行った。抽出後固液分離を行い、水を加えて1,000mlとし、炭酸水素ナトリウムにてpHを5.5に調整後、121℃×10分間殺菌することにより比較例1の緑茶飲料を調製した。
[試験例1]
実施例1〜3の緑茶飲料と、比較例1の緑茶飲料の香味について、熟練したパネル20名により官能評価を行った。評価の基準は、比較例1をコントロール(4点)とし、飲みごたえ感については非常に強い(7点)〜非常に弱い(1点)、嗜好性については非常に高い(7点)〜非常に低い(1点)とする7段階評価で行った。評価点の平均と香味のコメントを表2に示した。
Figure 2008148604
上記結果から、本発明の化合物はいずれも飲みごたえ感を向上させる効果を示した。
[実施例4〜14](緑茶飲料)
60℃の湯500mlに対して、緑茶葉(静岡産)10g、ビタミンC 0.2gを添加し、5分間抽出を行った。抽出後固液分離を行い、水を加えて1,000mlとし、炭酸水素ナトリウムにてpHを5.5に調整後、2,3−ジエチル−5−メチルピラジン、2−メチルピラジン、3−エチル−2,5−ジメチルピラジン及び2,5−ジメチル−4−ヒドロキシ−3(2H)−フラノンを各種濃度(単位ppb)混合物添加し、121℃×10分間殺菌することにより本発明の緑茶飲料を調製した。
[比較例2](緑茶飲料)
60℃の湯500mlに対して、緑茶葉(静岡産)10g、ビタミンC 0.2gを添加し、5分間抽出を行った。抽出後固液分離を行い、水を加えて1,000mlとし、炭酸水素ナトリウムにてpHを5.5に調整後、2,5−ジメチル−4−ヒドロキシ−3(2H)−フラノンを3000ppb濃度添加し、121℃×10分間殺菌することにより比較例2の緑茶飲料を調製した。
[試験例2]
実施例4〜14の緑茶飲料と、比較例2の緑茶飲料の香味について、熟練したパネル20名により官能評価を行った。評価の基準は、比較例2をコントロール(4点)とし、飲みごたえ感については非常に強い(7点)〜非常に弱い(1点)、嗜好性については非常に高い(7点)〜非常に低い(1点)とする7段階評価で行った。評価点の平均と香味のコメントを表3に示した。
Figure 2008148604
表3の結果から、本発明の化合物を相互に組み合わせることにより、のどごし感増強作用として相乗効果を示すことが明らかである。
[実施例15](ウーロン茶飲料)
80℃の湯500mlに対して、ウーロン茶葉(鉄観音)10g、ビタミンC 0.2gを添加し、4分間抽出を行った。抽出後固液分離を行い、水を加えて1,000mlとし、炭酸水素ナトリウムにてpHを5.5に調整後、2,3−ジエチル−5−メチルピラジンを1.5ppb濃度添加し、121℃×10分間殺菌することにより本発明のウーロン茶飲料を調製した。
[実施例16](ウーロン茶飲料)
80℃の湯500mlに対して、ウーロン茶葉(鉄観音)10g、ビタミンC 0.2gを添加し、4分間抽出を行った。抽出後固液分離を行い、水を加えて1,000mlとし、炭酸水素ナトリウムにてpHを5.5に調整後、2−メチルピラジンを300ppb濃度添加し、121℃×10分間殺菌することにより本発明のウーロン茶飲料を調製した。
[実施例17](ウーロン茶飲料)
80℃の湯500mlに対して、ウーロン茶葉(鉄観音)10g、ビタミンC 0.2gを添加し、4分間抽出を行った。抽出後固液分離を行い、水を加えて1,000mlとし、炭酸水素ナトリウムにてpHを5.5に調整後、3−エチル−2,5−ジメチルピラジンを85ppb濃度添加し、121℃×10分間殺菌することにより本発明のウーロン茶飲料を調製した。
[比較例3](ウーロン茶飲料)
80℃の湯500mlに対して、ウーロン茶葉(鉄観音)10g、ビタミンC 0.2gを添加し、4分間抽出を行った。抽出後固液分離を行い、水を加えて1,000mlとし、炭酸水素ナトリウムにてpHを5.5に調整後、121℃×10分間殺菌することにより比較例3のウーロン茶飲料を調製した。
[試験例3]
実施例15〜17のウーロン茶飲料と、比較例3のウーロン茶飲料の香味について、熟練したパネル20名により官能評価を行った。評価の基準は、比較例3をコントロール(4点)とし、飲みごたえ感については非常に強い(7点)〜非常に弱い(1点)、嗜好性については非常に高い(7点)〜非常に低い(1点)とする7段階評価で行った。評価点の平均と香味のコメントを表4に示した。
Figure 2008148604
上記結果から、本発明の化合物はいずれも飲みごたえ感を向上させる効果を示した。
[実施例18〜28](ウーロン茶飲料)
80℃の湯500mlに対して、ウーロン茶葉(鉄観音)10g、ビタミンC 0.2gを添加し、4分間抽出を行った。抽出後固液分離を行い、水を加えて1,000mlとし、炭酸水素ナトリウムにてpHを5.5に調整後、2,3−ジエチル−5−メチルピラジン、2−メチルピラジン、3−エチル−2,5−ジメチルピラジン及び2,5−ジメチル−4−ヒドロキシ−3(2H)−フラノンを各種濃度(単位ppb)混合物添加し、121℃×10分間殺菌することにより本発明のウーロン茶飲料を調製した。
[比較例4]
80℃の湯500mlに対して、ウーロン茶葉(鉄観音)10g、ビタミンC 0.2gを添加し、4分間抽出を行った。抽出後固液分離を行い、水を加えて1,000mlとし、炭酸水素ナトリウムにてpHを5.5に調整後、2,5−ジメチル−4−ヒドロキシ−3(2H)−フラノンを3000ppb濃度添加し、121℃×10分間殺菌することにより比較例4のウーロン茶飲料を調製した。
[試験例4]
実施例18〜28のウーロン茶飲料と、比較例4のウーロン茶飲料の香味について、熟練したパネル20名により官能評価を行った。評価の基準は、比較例4をコントロール(4点)とし、飲みごたえ感については非常に強い(7点)〜非常に弱い(1点)、嗜好性については非常に高い(7点)〜非常に低い(1点)とする7段階評価で行った。評価点の平均と香味のコメントを表5に示した。
Figure 2008148604
表5の結果から、本発明の化合物を相互に組み合わせることにより、のどごし感増強作用として相乗効果を示すことが明らかである。
[実施例29](紅茶飲料)
80℃の湯400mlに対して、紅茶葉(三井農林社製)7g、L−アスコルビン酸ナトリウム0.2gを添加し、5分間抽出を行った。抽出後固液分離を行い、砂糖40g、ショ糖脂肪酸エステル(三菱化学フーズ社製)0.3g、水を加えて1,000mlとし、炭酸水素ナトリウムにてpHを5.5に調整後、2,3−ジエチル−5−メチルピラジンを3ppb濃度添加し、121℃×10分間殺菌することにより本発明の紅茶飲料を調製した。
[実施例30](紅茶飲料)
80℃の湯400mlに対して、紅茶葉(三井農林社製)7g、L−アスコルビン酸ナトリウム0.2gを添加し、5分間抽出を行った。抽出後固液分離を行い、砂糖40g、ショ糖脂肪酸エステル(三菱化学フーズ社製)0.3g、水を加えて1,000mlとし、炭酸水素ナトリウムにてpHを5.5に調整後、2−メチルピラジンを250ppb濃度添加し、121℃×10分間殺菌することにより本発明の紅茶飲料を調製した。
[実施例31](紅茶飲料)
80℃の湯400mlに対して、紅茶葉(三井農林社製)7g、L−アスコルビン酸ナトリウム0.2gを添加し、5分間抽出を行った。抽出後固液分離を行い、砂糖40g、ショ糖脂肪酸エステル(三菱化学フーズ社製)0.3g、水を加えて1,000mlとし、炭酸水素ナトリウムにてpHを5.5に調整後、3−エチル−2,5−ジメチルピラジンを100ppb濃度添加し、121℃×10分間殺菌することにより本発明の紅茶飲料を調製した。
[比較例5](紅茶飲料)
80℃の湯400mlに対して、紅茶葉(三井農林社製)7g、L−アスコルビン酸ナトリウム0.2gを添加し、5分間抽出を行った。抽出後固液分離を行い、砂糖40g、ショ糖脂肪酸エステル(三菱化学フーズ社製)0.3g、水を加えて1,000mlとし、炭酸水素ナトリウムにてpHを5.5に調整後、121℃×10分間殺菌することにより比較例5の紅茶飲料を調製した。
[試験例5]
実施例29〜31の紅茶飲料と、比較例5の紅茶飲料の香味について、熟練したパネル20名により官能評価を行った。評価の基準は、比較例5をコントロール(4点)とし、飲みごたえ感については非常に強い(7点)〜非常に弱い(1点)、嗜好性については非常に高い(7点)〜非常に低い(1点)とする7段階評価で行った。評価点の平均と香味のコメントを表6に示した。
Figure 2008148604
上記結果から、本発明の化合物はいずれも飲みごたえ感を向上させる効果を示した。
[実施例32〜42](紅茶飲料)
80℃の湯400mlに対して、紅茶葉(三井農林社製)7g、L−アスコルビン酸ナトリウム0.2gを添加し、5分間抽出を行った。抽出後固液分離を行い、砂糖40g、ショ糖脂肪酸エステル(三菱化学フーズ社製)0.3g、水を加えて1,000mlとし、炭酸水素ナトリウムにてpHを5.5に調整後、2,3−ジエチル−5−メチルピラジン、2−メチルピラジン、3−エチル−2,5−ジメチルピラジン及び2,5−ジメチル−4−ヒドロキシ−3(2H)−フラノンを各種濃度(単位ppb)混合物添加し、121℃×10分間殺菌することにより本発明の紅茶飲料を調製した。
[比較例6]
80℃の湯400mlに対して、紅茶葉(三井農林社製)7g、L−アスコルビン酸ナトリウム0.2gを添加し、5分間抽出を行った。抽出後固液分離を行い、砂糖40g、ショ糖脂肪酸エステル(三菱化学フーズ社製)0.3g、水を加えて1,000mlとし、炭酸水素ナトリウムにてpHを5.5に調整後、2,5−ジメチル−4−ヒドロキシ−3(2H)−フラノンを2500ppb濃度添加し、121℃×10分間殺菌することにより比較例6の紅茶飲料を調製した。
[試験例6]
実施例32〜42の紅茶飲料と、比較例6の紅茶飲料の香味について、熟練したパネル20名により官能評価を行った。評価の基準は、比較例6をコントロール(4点)とし、飲みごたえ感については非常に強い(7点)〜非常に弱い(1点)、嗜好性については非常に高い(7点)〜非常に低い(1点)とする7段階評価で行った。評価点の平均と香味のコメントを表7に示した。
Figure 2008148604
表7の結果から、本発明の化合物を相互に組み合わせることにより、のどごし感増強作用として相乗効果を示すことが明らかである。
[実施例43](茶飲料用香味料)
(Z)−3−ヘキセノール0.01部(質量部、以下同じ)、オイゲノール0.02部、ゲラニオール0.02部、δ−デカラクトン0.02部、リナロール0.04部、メチルジャスモネート0.1部、フェニルエチルアセテート0.2部、フェニルエチルアルコール0.4部、ジャスミンラクトン2部、インドール0.02部、95%エタノール497部、水400部からなる茶飲料用香味料(比較例7)を調製した、このものに2,3−ジエチル−5−メチルピラジン(1ppm)、2−メチルピラジン(200ppm)、3−エチル−2,5−ジメチルピラジン(50ppm)及び2,5−ジメチル−4−ヒドロキシ−3(2H)−フラノン(3000ppm)を各濃度になるように添加し、本発明の茶飲料用香味料を調製した。
[実施例44](緑茶飲料)
60℃の湯500mlに対して、緑茶葉(静岡産)10g、ビタミンC 0.2gを添加し、5分間抽出を行った。抽出後固液分離を行い、水を加えて1,000mlとし、炭酸水素ナトリウムにてpHを5.5に調整後、実施例43の茶飲料用香味料を0.1%濃度添加し、121℃×10分間殺菌することにより本発明の緑茶飲料を調製した。このものは、実施例1〜17と比較してもさらに飲みごたえ感のある嗜好性の高い茶飲料であった。
[実施例45](混合茶飲料)
90℃の湯500mlに対して、緑茶葉(静岡産)1g、はとむぎ8g、大麦1g、玄米0.2g、プーアル茶0.2g、どくだみ茶0.1g、はぶ茶0.1g、チコリー0.1gを添加し、8分間抽出を行った。抽出後固液分離を行い、ビタミンC 0.1gと水を加えて1,000mlとし、炭酸水素ナトリウムにてpHを5.5に調整後、実施例43の茶飲料用香味料を0.1%濃度添加し、121℃×10分間殺菌することにより本発明の混合茶飲料を調製した。このものは、比較例7の茶飲料用香味料を0.1%濃度添加し同様に調製した混合茶飲料と比較して、さらに飲みごたえ感のある嗜好性の高い茶飲料であった。
本発明の茶飲料用添加剤を茶飲料に添加することにより、後半に厚味のある味、飲みごたえ感を付与し、嗜好性あふれる茶飲料を提供することができる。

Claims (7)

  1. 2,3−ジエチル−5−メチルピラジン、2−メチルピラジン又は3−エチル−2,5−ジメチルピラジンからなることを特徴とする茶飲料用添加剤。
  2. 2,3−ジエチル−5−メチルピラジン、2−メチルピラジン、3−エチル−2,5−ジメチルピラジン及び2,5−ジメチル−4−ヒドロキシ−3(2H)−フラノンからなる群から選ばれる2種以上からなることを特徴とする茶飲料用添加剤。
  3. 請求項1又は2記載の茶飲料用添加剤を1〜10000ppm濃度添加したことを特徴とする茶飲料用香味料組成物。
  4. 請求項1又は2記載の茶飲料用添加剤を0.5〜10000ppb濃度添加したことを特徴とする茶飲料。
  5. 請求項3に記載の香味料組成物を含有することを特徴とする茶飲料。
  6. 請求項3に記載の香味料組成物を0.01〜10質量%含有することを特徴とする茶飲料。
  7. 請求項1又は2記載の茶飲料用添加剤を0.5〜10000ppb濃度添加することを特徴とする茶飲料への飲みごたえ感増強方法。
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