JP2008086000A - 撮像装置、その駆動方法及び放射線撮像システム - Google Patents

撮像装置、その駆動方法及び放射線撮像システム Download PDF

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Abstract

【課題】装置構成を複雑化することなく簡易な構成で、撮像画像に生じる極めて目立ち易いラインノイズの低減を図る。
【解決手段】画素11が行列状に複数配設された検出部10と、検出部10の行方向における複数の画素11から電気信号を並列に転送するための駆動回路部20と、検出部10の第1群に属する列の画素の電気信号をサンプルホールドするための第1のサンプルホールド回路(SH1、SH3及びSH5)と、検出部10の第2群に属する列の画素の電気信号をサンプルホールドするための第2のサンプルホールド回路(SH2、SH4及びSH6)とを含み、各画素11から電気信号を並列に読み出すための読み出し回路部30と、第1のサンプルホールド回路と第2のサンプルホールド回路とが異なるタイミングでサンプルホールドするように、読み出し回路部30を制御する制御部40を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、医療用の診断や工業用の非破壊検査等に用いて好適な撮像装置、その駆動方法及び放射線撮像システムに関する。なお、本明細書では、放射線として、電磁波やX線、α線、β線、γ線なども含まれるものとする。
近年、X線レントゲン撮影などの静止画撮影と、透視撮影やアンギオ撮影などの動画撮影が1つの装置で撮影可能なフラットパネルディテクタ(FPD)が提案されてきている。動画撮影の場合、静止画撮影と違って、高いフレームレートを確保しなければならない。また、撮影の部位と目的にもよるが、一般に心臓血管撮影の場合、30FPSのフレームレートが必要といわれている。そのため動画撮影においては、例えば、複数行及び/又は複数列の画素を複数個同時に読み出す画素加算を行いながら、S/Nを向上させ、更にフレームレート高めている。
特開2003−163343号公報 特開2004−7551号公報 米国特許第6734414号明細書
X線撮像装置における撮影、特に動画撮影の場合、患者へ長時間に亘ってX線を照射する必要があり、患者へのX線被曝の低減が課題として挙げられる。すなわち、1フレームあたりのX線照射量を減らすこと、つまり、X線撮像装置のノイズの低減が課題として挙げられる。
ノイズには、一般に、放射線検出素子のダーク電流に関連するショットノイズや、スイッチ素子のサーマルノイズ、読み出し回路部を構成するオペアンプのノイズといった、いわゆる回路雑音による成分がある。また、放射線検出素子の電源或いは読み出し回路部の電源などから信号配線(読み出し配線)を伝わってくるノイズや、外部ノイズ源から空間を伝わって信号配線(読み出し配線)に混入する成分がある。
前者のノイズ発生現象は、画素単位では独立な事象であって、画像においては点状のいわゆる粒状性に関与するノイズとなり、これを「ランダムノイズ」と称する。一方、後者のノイズ発生現象は、それぞれの画素に影響を及ぼし、画素単位において独立な事象ではない。これは、特に、信号配線(読み出し配線)などに共通して作用するノイズとして画質に影響を及ぼす。特に、行方向の複数の画素からの信号を列方向の各信号配線(読み出し配線)に同時に読み出すように駆動させる動作を行う場合、当該駆動に特有な横スジ状(行方向のスジ状)のアーチファクトをもたらす。これを「ラインノイズ」と称する。
一般に、M行N列の画素を具備する放射線撮像装置のランダムノイズNrは、それぞれの画素に含まれるノイズ発生が独立な事象であれば、M×N個の暗時画素データの標準偏差で表される。しかしながら、放射線検出部の放射線検出素子やスイッチ素子に起因する特有の固定パターンノイズがあるため、1回の暗時画素データの標準偏差では算出できない。通常、暗時画素データを2回取得し、それぞれの減算処理を施したデータの標準偏差を算出し、(√2)で割り算すればランダムノイズNrが算出される。
一方、ラインノイズNlは、各行単位で平均値を算出したM個のデータに対して標準偏差を算出する。読み出し回路部や画素に特有の固定パターンノイズがあった場合、同様に(√2)で割り算すればよい。ラインノイズNlは、横スジ状の特徴的なアーチファクトであって、ランダムノイズNrに比べて画像品位を著しく損なう恐れがある。
ラインノイズNlの標準偏差値が、Nl≦Nr/10であれば、ラインノイズNlが画像上に目立ちにくくなり、例えば、特許文献1には、このラインノイズNl≦Nr/10とする旨が記載されている。なお、このラインノイズNlの低減は、非常に困難を極める。
このラインノイズの要因となるノイズ源は、放射線検出素子にバイアスを与えるためのセンサバイアス源が挙げられる。センサバイアス源が何らかの原因で変動すると、これがセンサバイアス源と読み出し配線との間に結合している放射線検出部の容量を介して読み出し配線のノイズとなる。通常、放射線検出部内部では、センサバイアス源が各読み出し配線に対して容量結合されており、センサバイアス源の変動は、各読み出し配線にノイズとして混入する。更に、各画素からの信号は、サンプルホールド用の容量素子Cnにサンプルホールドされるが、センサバイアス源の変動によるノイズ成分もサンプルホールドのタイミングを指示する制御信号に同期して各画素からの信号と同様にサンプルホールドされることになる。
また、ラインノイズの要因となるノイズ源として、読み出し回路部に接続される電源が挙げられる。一般に読み出し回路部に設けられているオペアンプには、電源電圧除去比(PSRR)なる指標がある。読み出し回路部を動作させるための動作電圧を与える電源や読み出し回路部のオペアンプに基準電圧をあたえるための電源が何らか原因で変動した場合、オペアンプAnの出力線が変動する。この変動によるノイズ成分も、サンプルホールドのタイミングを指示する制御信号に同期して、サンプルホールドされることになる。すなわち、放射線検出部の電源や読み出し回路部の電源が変動すれば、サンプルホールドのタイミングを指示する制御信号に同期して、その変動分の一部がサンプルホールドされることになる。
特許文献1では、放射線検出部とその放射線検出部の電源との間に、また、読み出し回路部とその読み出し回路部の電源との間に低域通過フィルタを設けて電源から放射線検出部または読み出し回路部にノイズ成分が混入することを低減することが開示されている。
また、ラインノイズの要因となるノイズ源として、放射線撮像装置の外部にある外来ノイズ源が挙げられる。外来ノイズ源は、例えば、放射線発生装置の高圧電源や、車のイグニッションコイル、自然現象の落雷、近隣のモーター駆動、病院隣室にあるMRIやCT装置の稼動などが考えられる。この外来ノイズ源からの外来ノイズは、空間を伝わって読み出し配線やGNDラインに伝達され、サンプルホールドのタイミングを指示する制御信号のタイミング等で容量素子に画素からの信号と同時にサンプルホールドされる。
これらの外来ノイズは、アンプから出力される出力信号(Vout)にラインノイズとして重畳している。これらは、横スジ状(行方向のスジ状)のラインノイズとなり、画像品位を大きく低下させる。特に、動画撮影においては、放射線量(X線量)が少ないため、ラインノイズは目立ちやすくなるという問題がある。
特許文献2には、メモリ回路に記憶された2次元エリアセンサの撮影出力からラインノイズの有無を検知するラインノイズ検知手段を設け、当該ラインノイズの出力量を演算し、撮影出力からラインノイズを除去する補正を行う撮像装置が開示されている。
特許文献2の場合、ラインノイズの出力を行出力の平均から算出しているが、特に40cm×40cmの大面積からなる放射線検出部を有する装置の場合、行単位に発生するラインノイズはシェーディングを持っている可能性もある。そして、この場合、補正すべきラインノイズ量として正しい補正値を示さない可能性がある。そして、それらを加味した演算手法を用いた場合、演算処理が長時間かかったりすると、リアルタイムな補正処理が困難となる問題も出てくる。また、複雑なアルゴリズムでは、装置開発の負荷が多大となりコストも高くなるという欠点もある。
特許文献3には、ゲート配線を行単位の画素に接続するのではなく、ランダムに接続する撮像装置が開示されている。この特許文献3では、結線の原理上、横スジ状のラインノイズにはならない。しかしながら、出力される信号電荷は規則正しくなく、後段の処理回路で信号の並べ替えが必要となり、処理が煩雑となる。また、ゲート配線の結線が複雑化するために、製造上の歩留まりの低下が懸念され、しいてはコストアップを誘発する問題が考えられる。
すなわち、従来のFPD方式の撮像装置においては、装置構成を複雑化することなく簡易な構成で、撮像画像に生じる極めて目立ち易いラインノイズを低減させることが困難であった。
本発明は上述の問題点にかんがみてなされたものであり、装置構成を複雑化することなく簡易な構成で、撮像画像に生じる極めて目立ち易いラインノイズの低減を実現する撮像装置、その駆動方法及び放射線撮像システムを提供することを目的とする。
本発明の撮像装置は、入射した放射線または光を電荷に変換する変換素子と前記電荷に応じた電気信号を転送するスイッチ素子とを含む画素が行列状に複数配設された検出部と、前記検出部の行方向における複数の画素の前記スイッチ素子を動作させて当該複数の画素から前記電気信号を並列に転送するための駆動回路部と、前記検出部の第1群に属する列の画素の電気信号をサンプルホールドするための第1のサンプルホールド回路と、前記第1群と異なる第2群に属する列の画素の電気信号をサンプルホールドするための第2のサンプルホールド回路とを含み、前記電気信号を並列に読み出すための読み出し回路部と、前記読み出し回路部を制御する制御部とを有し、前記制御部は、前記第1のサンプルホールド回路と前記第2のサンプルホールド回路とが異なるタイミングでサンプルホールドするように、前記読み出し回路部を制御する。
本発明の放射線撮像システムは、前記撮像装置と、前記検出部に前記放射線を出射する放射線発生装置とを有する。
本発明の撮像装置の駆動方法は、入射した放射線または光を電荷に変換する変換素子と前記電荷に応じた電気信号を転送するスイッチ素子とを含む画素が行列状に複数配設された検出部と、前記検出部の行方向における複数の画素の前記スイッチ素子を動作させて当該複数の画素から前記電気信号を並列に転送するための駆動回路部と、前記電気信号を並列に読み出すための読み出し回路部とを備える撮像装置の駆動方法であって、前記読み出し回路部には、前記検出部の第1群に属する列の画素の電気信号をサンプルホールドするための第1のサンプルホールド回路と、前記第1群と異なる第2群に属する列の画素の電気信号をサンプルホールドするための第2のサンプルホールド回路とが含まれており、前記第1のサンプルホールド回路のサンプルホールドするタイミングと前記第2のサンプルホールド回路のサンプルホールドするタイミングとを異なるタイミングとする。
本発明によれば、装置構成を複雑化することなく簡易な構成で、撮像画像に生じる極めて目立ち易いラインノイズの低減を図ることが可能となる。
以下、本発明の諸実施形態について、添付図面を用いて詳しく説明する。
なお、以下に示す本発明に係る撮像装置の実施形態においては、放射線として、X線を用いた例を示すが、電磁波や、α線、β線、γ線などの他の放射線を適用することも可能である。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態に係る放射線撮像装置(X線撮像装置)の概略構成図である。
本実施形態の放射線撮像装置は、放射線検出部10と、駆動回路部20と、読み出し回路部30と、制御部40を有して構成されている。放射線検出部10は、入射した放射線を検出する。駆動回路部20は、放射線検出部10の各画素11を駆動させる。読み出し回路部30は、各画素11から電荷(電気信号)を読み出す。制御部40は、駆動回路部20及び読み出し回路部30の動作を制御する。
放射線検出部10には、画素11が2次元行列状に複数配設されており、図1には説明の簡単化のために、6×6(6チャネル)の計36個の画素11を記載しているが、実際には、更に多くの画素を具備する多チャネルで構成されている。例えば、医療用で人体胸部を撮影するためには、放射線検出部10を、40cm×40cmの受光面積で、200μmピッチ程度又はそれ以下の解像度が求められる。40cm×40cmの受光領域で、200μmピッチの場合、その画素数は、2000×2000=4000000画素となる。この場合、読み出し配線の本数は2000本となり、放射線検出部10における画素の電荷は、いくつかの読み出し回路部に分割して読み出される。通常、読み出し回路部のチャネル数は、例えば、64チャネル、128チャネル、或いは256チャネルであり、製造上の歩留まりや製造工数によって選定される。
図1において、S1−1〜S6−6は入射した放射線を電荷に変換する放射線検出素子(変換素子)であり、この放射線検出素子S1−1〜S6−6は、センサバイアス源12によってバイアスされる。T1−1〜T6−6は各放射線検出素子S1−1〜S6−6の電荷に応じた電気信号を読み出し回路部30に転送するスイッチ素子であり、例えば、薄膜トランジスタ(TFT:Thin−Film−Transistor)で形成されている。また、G1〜G6はスイッチ素子T1−1〜T6−6を駆動するための駆動用のゲート配線(駆動配線)であり、行方向の複数の画素のスイッチ素子に共通に接続するようにそれぞれ配置されている。M1〜M6はスイッチ素子T1−1〜T6−6を介して放射線検出素子S1−1〜S6−6の電荷に応じた電気信号を読み出すための読み出し配線で、列方向の複数の画素のスイッチ素子に共通に接続するようにそれぞれ配置されている。
放射線検出素子S1−1〜S6−6の形態としては、いわゆる直接変換型と間接変換型とがある。直接変換型の放射線検出素子としては、例えば、アモルファスセレン、ヨウ化鉛、ヨウ化水銀、テルル化カドミウム、ガリウムヒ素、ガリウム燐又は硫化亜鉛を主材料として形成され、入射した放射線(X線)を当該主材料で直接電気信号に変換するものである。一方、間接変換型の放射線検出素子は、入射した放射線(X線)を可視光に変換する蛍光体(波長変換体)と、当該蛍光体で変換された可視光を電荷(電気信号)に変換する光電変換素子を具備して構成される。間接変換型の放射線検出素子の場合、蛍光体は、光電変換素子と実質上密着した位置に配置される。蛍光体としては、例えば、Gd22S、Gd23又はCsIを主材料として形成される。また、光電変換素子としては、例えば、アモルファスシリコンを主材料として形成される。上述した直接変換型及び間接変換型のどちらにおいても、大面積で薄い放射線検出部10とすることができるため、FPDを実現でき、撮影から画像を取得するまでの時間を非常に短いものとすることが可能となる。なお、本実施形態では、入射した放射線に基づく画像を撮像する放射線撮像装置の例を示すが、本発明に係る撮像装置においては、これに限定されるものではない。例えば上述の蛍光体を設けずに変換素子として上述の光電変換素子を用いれば、入射した光に基づく画像を撮像する撮像装置となる。
スイッチ素子T1−1〜T6−6は、行方向のゲート配線G1〜G6を介して、駆動回路部20により駆動される。また、読み出し配線M1〜M6は、読み出し回路部30に接続されており、各放射線検出素子S1−1〜S6−6の電気信号は、読み出し配線M1〜M6を介して読み出し回路部30によって読み出される。画素11は、1つの放射線検出素子、1つのスイッチ素子、1つのセンサバイアス源12を有して構成されている。
A1〜A6はオペアンプであり、それぞれ容量素子CF1〜CF6を図1に示すように構成することにより、それぞれ、積分器SB1〜SB6として機能する。SW1〜SW6は、各容量素子CF1〜CF6の積分電荷をリセットするためのリセット手段であるスイッチであり、RC制御信号によってリセットされる。
C1〜C6は、各オペアンプA1〜A6の電気信号をサンプルホールドするための容量素子であり、各スイッチSn1〜Sn6をオン/オフすることによりサンプルホールドされる。スイッチSn1と容量素子C1で読み出し配線M1に応じたサンプルホールド回路SH1が構成され、スイッチSn2と容量素子C2で読み出し配線M2に応じたサンプルホールド回路SH2が構成される。同様に、スイッチSn3と容量素子C3で読み出し配線M3に応じたサンプルホールド回路SH3が構成され、スイッチSn4と容量素子C4で読み出し配線M4に応じたサンプルホールド回路SH4が構成される。また、スイッチSn5と容量素子C5で読み出し配線M5に応じたサンプルホールド回路SH5が構成され、スイッチSn6と容量素子C6で読み出し配線M6に応じたサンプルホールド回路SH6が構成される。これらのサンプルホールド回路が読み出し配線分集合してサンプルホールド回路部を構成している。本実施形態では、スイッチSn1〜Sn6のうち、スイッチSn1、Sn3及びSn5は、制御部40によるSMPL1制御信号によってオン/オフされる。また、スイッチSn1〜Sn6のうち、スイッチSn2、Sn4及びSn6は、制御部40によるSMPL2制御信号によってオン/オフされる。
本実施形態においては、サンプルホールド回路SH1、SH3及びSn5が、放射線検出部10の第1群に属する列(具体的には、奇数列)の画素の電気信号をサンプルホールドするための第1のサンプルホールド回路に相当する。また、サンプルホールド回路SH2、SH4及びSn6が、放射線検出部10の第2群に属する列(具体的には、偶数列)の画素の電気信号をサンプルホールドするための第2のサンプルホールド回路に相当する。また、本実施形態においては、奇数列の読み出し配線M1、M3及びM5が、放射線検出部10の第1群に属する列の画素に列ごとに共通して設けられた第1の読み出し配線群に相当する。また、偶数列の読み出し配線M2、M4及びM6が、放射線検出部10の第2群に属する列の画素に列ごとに共通して設けられた第2の読み出し配線群に相当する。
B1〜B6は、容量素子C1〜C6の信号の電位を正しく伝達するバッファアンプである。また、バッファアンプB1〜B6の出力は、シフトレジスタ31からの信号が各スイッチSr1〜Sr6に印加されることによって、バッファアンプB1〜B6の並列信号が直列信号に変換されてアンプ32を介して出力される。すなわち、アンプ32は、第1のサンプルホールド回路(SH1、SH3及びSn5)にサンプルホールドされた電気信号と第2のサンプルホールド回路(SH2、SH4及びSn6)にサンプルホールドされた電気信号とを時系列的に出力する出力手段に相当する。
本実施形態の特徴となるところは、奇数チャンネル(奇数列の読み出し配線M1、M3及びM5)と偶数チャンネル(偶数列の読み出し配線M2、M4及びM6)とを、それぞれ、SMPL1制御信号、SMPL2制御信号により独立に制御している点である。つまり、時間的にずらして制御できるところにある。
次に、駆動回路部20の内部構成について説明する。
図2は、図1に示す駆動回路部20の詳細な内部構成の一例を示す概略図である。
駆動回路部20は、複数のDフリップフロップ21と、複数のアンド素子22と、レベルシフト回路23を具備しており、各構成部を図2に示すように構成することにより、駆動回路部20が構成される。
駆動回路部20は、制御部40からのOE、SIN及びSclkという3つの制御信号によって制御される。一般に、Dフリップフロップ21及びアンド素子22は、ディジタル回路であって、その入出力電圧は、各構成部を作製するプロセス工程に関連する。一般に、Hi論理の入出力電圧は5V系であったが、昨今の低消費電力化の要望とプロセス技術の進歩もあって、3.3V系或いはそれ以下の電圧で動作するデバイスもリリースされてきている。しかしながら、一般に、放射線検出部10のスイッチ素子は、例えば、アモルファスシリコンを主材料として形成されており、その駆動電圧は、現在のアモルファスシリコンからなるTFTを製造するプロセス技術では、5V以上であることが望ましい。従って、レベルシフト回路23を設けて、アモルファスシリコンからなるTFTの特性に整合した駆動電圧に変換する。
図3〜図5は、図2に示す駆動回路部20の動作の一例を示すタイミングチャートである。図3は、Sclk制御信号により、レベルシフト回路23において、ゲート配線G1〜G6の出力を1段ずつシフトしていく場合について示している。
また、図4は、Sclk制御信号により、レベルシフト回路23において、ゲート配線G1及びG2を同時に駆動し、次に、ゲート配線G3及びG4を同時に駆動し、続いて、ゲート配線G5及びG6を同時に駆動させる場合について示している。この図4に示す動作の意図するところは、図1に示す各画素の信号電荷を行方向に2画素加算して読み出す際の動作が行われることであり、この場合の画素ピッチは2倍に粗くなり、また、駆動時間は2分の1に短縮される。
また、図5は、Sclk制御信号により、レベルシフト回路23において、ゲート配線G1〜G3を同時に駆動し、次に、ゲート配線G4〜G6を同時に駆動させる場合について示している。この動作の意図するところは、図1に示す各画素の信号電荷を行方向に3画素加算して読み出す際の動作が行われることであり、この場合の画素ピッチは3倍に粗くなり、また、駆動時間は3分の1に短縮される。
次に、第1の実施形態に係る放射線撮像装置の動作について説明する。
図6は、第1の実施形態に係る放射線撮像装置の動作の一例を示すタイミングチャートである。
先ずは、放射線検出部10における1行目の画素に係る動作について説明する。
1行目の放射線検出素子S1−1〜S6−1で光電変換された信号電荷は、駆動回路部20からゲート配線G1への駆動信号によって1行目のスイッチ素子T1−1〜T6−1がオンし、読み出し配線M1〜M6を経由して読み出し回路部30に入力される。具体的に、1行目の放射線検出素子S1−1〜S6−1で光電変換された信号電荷は、オペアンプA1〜A6にそれぞれ入力される(転送動作)。
結果として、各オペアンプA1〜A6に入力された信号電荷は、各容量素子CF1〜CF6に蓄積される。その後、制御部40からSMPL1制御信号とSMPL2制御信号とが、各々異なるタイミング期間で入力され、サンプルホールド用の容量素子C1〜C6にそれぞれ一括転送される。続いて、シフトレジスタ31から各スイッチSr1〜Sr6を次々にオンさせる信号を受けると、各容量素子C1〜C6の信号における並列データが時系列化した直列データに並べ替えられてアンプ32から1行分のアナログ信号が出力される(直列変換動作)。
次に、放射線検出部10における2行目の画素に係る動作について説明する。
図1に示す構成では、1行目の画素に係る信号電荷がSMPL1制御信号及びSMPL2制御信号によって容量素子C1〜C6にサンプルホールドされた後は、2行目の画素に係る信号電荷の転送動作が可能となる。すなわち、RC制御信号によって容量素子CF1〜CF6をリセットし、その後、ゲート配線G2の駆動による転送動作が行われ、更に、上述した直列変換動作が行われる。以下、3行目以降の画素の動作についても、同様の動作を繰り返して行う。つまり、図1に示す構成では、サンプルホールド回路があるために、n行目の転送動作とn+1行目の直列変換動作を同時に行うことができる。
本実施形態では、SMPL1制御信号とSMPL2制御信号は、制御部40から供給され、それぞれ独立に、奇数チャンネル(奇数列の読み出し配線M1、M3及びM5)と偶数チャンネル(偶数列の読み出し配線M2、M4及びM6)を制御する。すなわち、本実施形態では、奇数チャンネルと偶数チャンネルとのサンプルホールドのタイミングをずらすことによって、奇数チャンネルに重畳するノイズと偶数チャンネルに重畳するノイズとが異なったノイズ量となるようにしている。
このように、サンプルホールドを行うタイミングをずらすことによって、奇数チャンネルと偶数チャンネルのサンプルホールド動作が独立事象となる。これにより、外来ノイズや電源ノイズの周波数領域が、サンプルホールドのパルス幅から1ラインの動作時間程度の周波数領域であれば、奇数チャンネルと偶数チャンネルにそれぞれ重畳するノイズ量が異なる。このため、ラインノイズの影響度が緩和されてラインノイズの無い良好な画像になる。反面、1ラインの動作時間に比べて、充分に長い時間領域(低周波数)の外来ノイズや電源ノイズについては、奇数チャンネルと偶数チャンネルに重畳するノイズの分離度が小さく、画像の画質向上効果は小さい。
本実施形態では、外来ノイズや電源ノイズが一般的には交流現象的に伝達されるため、画像として白側への作用と黒側への作用が奇数チャンネルと偶数チャンネルとでランダム重畳することにより、横スジ状のアーチファクト(ラインノイズ)が低減される。
一般に、M行N列の画素を具備する放射線撮像装置のランダムノイズNrは、上述したように、それぞれの画素に含まれるノイズ発生が独立な事象であれば、M×N個の暗時画素データの標準偏差で表される。しかしながら、放射線検出部10の放射線検出素子やスイッチ素子に起因する特有の固定パターンノイズがあるため、1回の暗時画素データの標準偏差では算出できない。通常、暗時画素データを2回取得し、それぞれの減算処理を施したデータの標準偏差を算出し、(√2)で割り算すればランダムノイズNrが算出される。
一方、ラインノイズNlは、上述したように、各行単位で平均値を算出したM個のデータに対して標準偏差を算出する。読み出し回路部や画素に特有の固定パターンノイズがあった場合、同様に(√2)で割り算すればよい。ランダムノイズNrとラインノイズNlは原因が異なり、画像品位においては、ランダムノイズNrよりもラインノイズNlの方が敏感である。ラインノイズNlは、サンプルホールド動作やリセット動作がライン単位(行)単位で行われることに起因する。経験上、Nl≦Nr/10であれば、ラインノイズNlが画像上に目立ちにくくなり、問題にならない。
本実施形態では、奇数チャンネルだけのラインノイズ量そのものは軽減せず、また、偶数チャンネルだけのラインノイズ量そのものも軽減しない。もし、それぞれが独立であれば、行単位で計算した場合のラインノイズは、Nl/(√2)になる。
本実施形態によれば、装置構成を複雑化することなく簡易な構成で、撮像画像に生じる極めて目立ち易いラインノイズの低減を図ることが可能となる。
なお、本実施形態において、図6では、サンプルホールド信号であるSMPL1制御信号とSMPL2制御信号の入力のタイミング関係は、各行単位で同一となっている。この点につき、例えば、行毎に、SMPL1制御信号とSMPL2制御信号との入力のタイミング関係を変更する形態でもよい。つまり、本実施形態では、所定の読み出し配線に応じたサンプルホールド回路と、当該所定の読み出し配線と異なる読み出し配線に応じたサンプルホールド回路とが、異なるタイミングでサンプルホールドするように、制御信号がそれぞれに与えられていればよい。それはサンプルホールドの開始のタイミングでも、サンプルホールドの終了のタイミングでも異なっていればよい。
また、図6では、駆動回路部20からゲート配線G1〜G6に対して1本ずつ駆動信号を入力して読み出すものであったが、ゲート配線G1〜G6に対してn(n≧2)本毎に同時に駆動信号を入力するようにしてもよい。この場合、当該n本の駆動配線に接続された各画素が同時に駆動し、読み出し回路部30では、各読み出し配線につき、n個の画素における電荷(電気信号)を加算して読み出すことになる。
また、本実施形態では、サンプルホールド信号を奇数チャンネルと偶数チャンネルの2系統に分けて入力するものであったが、以下に示す態様であってもよい。
第1の態様としては、Nを自然数とし、読み出し配線の(3N)列と、(3N−1)列と、(3N−2)列の3系統に対して、制御部40から各々の駆動タイミングが異なるサンプルホールド信号を入力するようにする。これにより、ラインノイズの低減効果をより高めることができる。
第2の態様としては、Nを自然数とし、読み出し配線の(4N)列、(4N−1)列、(4N−2)列、及び(4N−3)列の4系統に対して、制御部40から各々の駆動タイミングが異なるサンプルホールド信号を入力するようにする。これにより、ラインノイズの低減効果を更に高めることができる。
また、第3の態様としては、シフトレジスタ31とスイッチSr1〜Sr6によって構成されたアナログマルチプレクサを複数設けて、アナログマルチプレクサ毎に制御部40から各々の駆動タイミングが異なるサンプルホールド信号を入力するようにする。これにより、ラインノイズの低減効果をより高めることができる。
つまり、本発明では、複数の読み出し配線が複数の読み出し配線群に分けられている。そして、所定の読み出し配線群に応じたサンプルホールド回路と、当該所定の読み出し配線と異なる読み出し配線群に応じたサンプルホールド回路とが、異なるタイミングでサンプルホールドするように読み出し回路部30を制御する制御信号を与えればよい。
但し、制御部40から入力する各制御信号の制御配線を多数設けて、ラインノイズを分散させる方が画質への効果は高いが、当該制御配線を闇雲に設けることは、読み出し回路部30の面積を増加させ、歩留まりを低下させることにもつながる。そして、これは、制御部40による制御も複雑になるため、装置としてのコストが高くなる恐れがある。よって、以上の点を考慮すると、実質上、4系統までが妥当であると考えられる。
(第2の実施形態)
以下に、本発明の第2の実施形態について説明する。
図7は、第2の実施形態に係る放射線撮像装置(X線撮像装置)の概略構成図である。
ここで、図7において、図1に示す第1の実施形態に係る放射線撮像装置と同様の構成については、同様の符号を付しており、その機能については第1の実施形態で説明したものと同様であるため、その詳細な説明は省略する。
第2の実施形態では、第1の実施形態に対して、読み出し回路部230の構成が異なる。すなわち、第2の実施形態では、奇数チャンネルと偶数チャンネルとを、それぞれSMPL1及びSMPL2の制御信号で独立に制御する第1の実施形態に加えて、更に、それぞれRC1及びRC2の制御信号により独立に制御するようにする。つまり、リセットを行う際に、制御部40から読み出し回路部230の奇数チャンネルに対してRC1制御信号を入力し、偶数チャンネルに対してRC2制御信号を入力する。
このように、リセットを行うタイミングをずらすことによって、奇数チャンネルと偶数チャンネルのリセット動作が独立事象となる。これにより、外来ノイズや電源ノイズの周波数領域が、リセットのパルス幅から1ラインの動作時間程度の周波数領域であれば、リセットの際に奇数チャンネルと偶数チャンネルにそれぞれ重畳するノイズ量が異なる。このため、ラインノイズの影響度が緩和されてラインノイズの無い良好な画像になる。本実施形態では、外来ノイズや電源ノイズが一般的には交流現象的に伝達されるため、画像として白側への作用と黒側への作用が奇数チャンネルと偶数チャンネルとでランダム重畳することにより、横スジ状のアーチファクト(ラインノイズ)が低減される。
本実施形態においては、積分器SB1、SB3及びSB5が、第1の読み出し配線群(M1、M3及びM5)における各読み出し配線と第1のサンプルホールド回路(SH1、SH3及びSH5)との間に設けられた第1の積分器に相当する。また、積分器SB2、SB4及びSB6が、第2の読み出し配線群(M2、M4及びM6)における各読み出し配線と第2のサンプルホールド回路(SH2、SH4及びSH6)との間に設けられた第2の積分器に相当する。また、本実施形態においては、スイッチSW1、SW3及びSW5が、第1の積分器(積分器SB1、SB3及びSB5)における容量素子(CF1、CF3及びCF5)をリセットするための第1のリセット手段に相当する。また、スイッチSW2、SW4及びSW6が、第2の積分器(積分器SB2、SB4及びSB6)における容量素子(CF2、CF4及びCF6)をリセットするための第2のリセット手段に相当する。
次に、第2の実施形態に係る放射線撮像装置の動作について説明する。
図8は、第2の実施形態に係る放射線撮像装置の動作の一例を示すタイミングチャートである。図8には、外来ノイズが混入した例を示している。
上述したように、RC1制御信号とRC2制御信号は、SMPL1制御信号とSMPL2制御信号と同様、その動作をさせるためのタイミングを制御する制御部40から供給されて、それぞれ独立に制御される。本実施形態では、サンプルホールドのタイミング及びリセットのタイミングをずらすことによって、奇数チャンネルに重畳するノイズと偶数チャンネルに重畳するノイズとを異なったノイズ量にして、ラインノイズの低減を図り、画質向上を実現する。
図8のタイミングチャートでは、外来ノイズが、3行目のSMPL1及びSMPL2のサンプルホールド信号が出力されている期間と、6行目のRC1及びRC2のリセット信号が出力されている期間に発生している。そして、それぞれ、出力信号Voutにラインノイズとして重畳している。
図7に示すように、SMPL1制御信号とSMPL2制御信号とに基づいて読み出し回路部230を駆動させているため、図8に示す3行目の出力信号には、奇数チャンネルと偶数チャンネルとで異なった量のラインノイズが重畳している。また、RC1制御信号とRC2制御信号とに基づいて読み出し回路部230を駆動させているため、6行目の出力信号には、奇数チャンネルと偶数チャンネルとで異なった量のラインノイズが重畳している。図8では、信号成分も含めた形でタイミングチャートを記載しているため、ラインノイズを破線で示している。
放射線検出部10の電源や読み出し回路部230の電源の変動によるノイズ源や、空間を伝わってくるノイズ源によって発生するラインノイズは、RC1及びRC2によるリセットやSMPL1及びSMPL2によるサンプルホ−ルドとは独立な事象である。そして、このラインノイズが白側になるか黒側になるかはわからない。本実施形態の特筆すべき点は、奇数チャンネルと偶数チャンネルとのサンプルホールド動作及びリセット動作の両方を分離して独立に動作させて、確率論的に、画像品位の向上を図るということである。
本実施形態では、奇数チャンネルと偶数チャンネルとのリセット動作及びサンプルホールド動作を時間的に異なったタイミングで動作させている。これにより、本実施形態によれば、奇数チャンネルと偶数チャンネルのそれぞれに重畳するノイズが、第1の実施形態に比べて更に分散される確率が増加するため、撮像画像に生じる極めて目立ち易いラインノイズの更なる低減を図ることが可能となる。
なお、本実施形態において、図8では、サンプルホールド信号であるSMPL1制御信号とSMPL2制御信号の入力のタイミング関係、並びに、リセット信号であるRC1制御信号とRC2制御信号の入力のタイミング関係は、各行単位で同一となっている。この点につき、例えば、行毎に、SMPL1制御信号とSMPL2制御信号との入力のタイミング関係、並びに、RC1制御信号とRC2制御信号との入力のタイミング関係を変更する形態であってもよい。つまり、本発明では、所定の読み出し配線に応じたリセット手段と、当該所定の読み出し配線と異なる読み出し配線に応じたリセット手段とが、異なるタイミングでリセットするように、制御信号がそれぞれに与えられていればよい。それはリセットの開始のタイミングでも、リセットの終了のタイミングでも異なっていればよい。
また、図8では、駆動回路部20からゲート配線G1〜G6に対して1本ずつ駆動信号を入力して読み出すものであったが、ゲート配線G1〜G6に対してn(n≧2)本毎に同時に駆動信号を入力するようにしてもよい。この場合、当該n本の駆動配線に接続された各画素が同時に駆動し、読み出し回路部230では、各読み出し配線につき、n個の画素における電荷(電気信号)を加算して読み出すことになる。
また、本実施形態では、サンプルホールド信号及びリセット信号を奇数チャンネルと偶数チャンネルの2系統に分けて入力するものであったが、以下に示す態様であってもよい。
第1の態様としては、Nを自然数とし、読み出し配線の(3N)列と、(3N−1)列と、(3N−2)列の3系統に対して、制御部40から各々の駆動タイミングが異なるサンプルホールド信号及びリセット信号を入力するようにする。これにより、ラインノイズの低減効果をより高めることができる。
第2の態様としては、Nを自然数とし、読み出し配線の(4N)列と、(4N−1)列と、(4N−2)列、(4N−3)列の4系統に対して、制御部40から各々の駆動タイミングが異なるサンプルホールド信号及びリセット信号を入力するようにする。これにより、ラインノイズの低減効果を更に高めることができる。
また、第3の態様としては、シフトレジスタ31とスイッチSr1〜Sr6によって構成されたアナログマルチプレクサを複数設けるようにする。そして、アナログマルチプレクサ毎に制御部40から各々の駆動タイミングが異なるサンプルホールド信号及びリセット信号を入力するようにする。これにより、ラインノイズの低減効果をより高めることができる。
つまり、本発明では、複数の読み出し配線が複数の読み出し配線群に分けられている。そして、所定の読み出し配線群に応じたリセット手段と、当該所定の読み出し配線と異なる読み出し配線群に応じたリセット手段とが、異なるタイミングでリセットするように読み出し回路部230を制御する制御信号を与えればよい。
但し、制御部40から入力する各制御信号の制御配線を多数設けて、ラインノイズを分散させる方が画質への効果が高いが、当該制御配線を闇雲に設けることは、読み出し回路部230の面積を増加させ、歩留まりを低下させることにもつながる。そして、これは、制御部40による制御も複雑になるため、装置としてのコストが高くなる恐れがある。よって、以上の点を考慮すると、実質上、4系統までが妥当であると考えられる。
なお、本実施形態においては、リセット動作及びサンプルホールド動作を時間的に異なったタイミングで動作させている形態を説明したが、リセット動作だけを時間的に異なったタイミングで動作させても、ラインノイズを低減させる効果は十分得られる。つまり、リセットの際に混入するノイズ成分を分散させることだけでも、ラインノイズの低減効果は十分期待できる。
(第3の実施形態)
以下に、本発明の第3の実施形態について説明する。
図9は、第3の実施形態に係る放射線撮像装置(X線撮像装置)の概略構成図である。
ここで、図9において、図1に示す第1の実施形態に係る放射線撮像装置と同様の構成については、同様の符号を付しており、その機能については第1の実施形態で説明したものと同様であるため、その詳細な説明は省略する。
第3の実施形態では、第1及び第2の実施形態に対して、読み出し回路部330の構成が異なる。すなわち、第3の実施形態では、図7に示す第2の実施形態に対して、サンプルホールド信号及びリセット信号の入力を1つとし、読み出し回路部330内に設けられたディレイ回路部33及び34を用いて、奇数チャンネルと偶数チャンネルの2系統に分けている。このようにすれば、制御部40からのサンプルホールド信号(SMPL制御信号)及びリセット信号(RC制御信号)は1種類でよく、当該装置の制御が簡単になる。
図10は、図9に示すディレイ回路部33及び34の詳細な内部構成の一例を示す概略図である。
ディレイ回路部33は、抵抗331と、容量素子332と、バッファ333を有して構成されおり、同様に、ディレイ回路部34は、抵抗341と、容量素子342と、バッファ343を有して構成されている。
制御部40から入力されたSMPL制御信号は、抵抗331と容量素子332とで形成される1次のLPFの通過後に、ディジタルバッファ333で矩形波状に整形されて、第2の実施形態におけるSMPL2制御信号となる。また、制御部40から入力されたSMPL制御信号は、そのまま何も処理されずに、第2の実施形態におけるSMPL1制御信号となる。一方、制御部40から入力されたRC制御信号は、抵抗341と容量素子342とで形成される1次のLPFの通過後に、ディジタルバッファ343で矩形波状に整形されて、第2の実施形態におけるRC2制御信号となる。また、制御部40から入力されたRC制御信号は、そのまま何も処理されずに、第2の実施形態におけるRC1制御信号となる。
図11は、ディレイ回路部33及び34により取得されたサンプルホールド信号(SMPL1、SMPL2)及びリセット信号(RC1、RC2)のタイミングチャートである。本実施形態の場合には、図11に示すように、ディレイ回路部33及び34により、SMPL1制御信号及びRC1制御信号に対して、それぞれSMPL2制御信号及びRC2制御信号が、立ち上がり、立ち下がりともに遅延するものとなる。
このように、ディレイ回路部33及び34を設けることにより、制御部40から入力するサンプルホールド信号(SMPL制御信号)及びリセット信号(RC制御信号)がそれぞれ1種類であっても、図8に示す第2の実施形態における動作が実現できる。
(第4の実施形態)
以下に、本発明の第4の実施形態について説明する。
第4の実施形態では、上述した第1〜第3の実施形態に係る放射線撮像装置を含む放射線撮像システムの形態である。すなわち、第4の実施形態に係る放射線撮像システムは、第1の実施形態乃至第3の実施形態のいずれかの放射線撮像装置と、当該放射線撮像装置の放射線検出部10に対して放射線(X線)を出射する放射線発生装置とを少なくとも有して構成される。
前述した各実施形態に係る放射線撮像装置を構成する図1、7及び9の各手段、並びに放射線撮像装置の駆動方法を示した図3〜6、8及び11の各ステップは、コンピュータのRAMやROMなどに記憶されたプログラムが動作することによって実現できる。このプログラム及び当該プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体は本発明に含まれる。
具体的に、前記プログラムは、例えばCD−ROMのような記憶媒体に記録し、或いは各種伝送媒体を介し、コンピュータに提供される。前記プログラムを記録する記憶媒体としては、CD−ROM以外に、フレキシブルディスク、ハードディスク、磁気テープ、光磁気ディスク、不揮発性メモリカード等を用いることができる。他方、前記プログラムの伝送媒体としては、プログラム情報を搬送波として伝搬させて供給するためのコンピュータネットワーク(LAN、インターネットの等のWAN、無線通信ネットワーク等)システムにおける通信媒体を用いることができる。また、この際の通信媒体としては、光ファイバ等の有線回線や無線回線などが挙げられる。
また、本発明は、コンピュータが供給されたプログラムを実行することにより各実施形態に係る放射線撮像装置の機能が実現される態様に限られない。そのプログラムがコンピュータにおいて稼働しているOS(オペレーティングシステム)或いは他のアプリケーションソフト等と共同して各実施形態に係る放射線撮像装置の機能が実現される場合も、かかるプログラムは本発明に含まれる。また、供給されたプログラムの処理の全て、或いは一部がコンピュータの機能拡張ボードや機能拡張ユニットにより行われて各実施形態に係る放射線撮像装置の機能が実現される場合も、かかるプログラムは本発明に含まれる。
本発明は、医療用の診断や工業用の非破壊検査等に用いて好適な撮像装置、放射線撮像装置、それらの駆動方法及び放射線撮像システムに好適に用いられ得る。
第1の実施形態に係る放射線撮像装置(X線撮像装置)の概略構成図である。 図1に示す駆動回路部の詳細な内部構成の一例を示す概略図である。 図2に示す駆動回路部の動作の一例を示すタイミングチャートである。 図2に示す駆動回路部の動作の一例を示すタイミングチャートである。 図2に示す駆動回路部の動作の一例を示すタイミングチャートである。 第1の実施形態に係る放射線撮像装置の動作の一例を示すタイミングチャートである。 第2の実施形態に係る放射線撮像装置(X線撮像装置)の概略構成図である。 第2の実施形態に係る放射線撮像装置の動作の一例を示すタイミングチャートである。 第3実施形態に係る放射線撮像装置(X線撮像装置)の概略構成図である。 図9に示すディレイ回路部の詳細な内部構成の一例を示す概略図である。 ディレイ回路部により取得されたサンプルホールド信号(SMPL1、SMPL2)及びリセット信号(RC1、RC2)のタイミングチャートである。
符号の説明
10 放射線検出部
11 画素
12 センサバイアス源
20 駆動回路部
21 Dフリップフロップ
22 アンド素子
23 レベルシフト回路
30、230、330 読み出し回路部
31 シフトレジスタ
32 アンプ
33、34 ディレイ回路部
331、341 抵抗
332、342 容量素子
333、343 バッファ
40 制御部
S1−1〜S6−6 放射線検出素子
T1−1〜T6−6 スイッチ素子
G1〜G6 ゲート配線(駆動配線)
M1〜M6 読み出し配線
A1〜A6 オペアンプ
B1〜B6 オペアンプ(バッファアンプ)
CF1〜CF6 容量素子
C1〜C6 サンプルホールド用の容量素子
SH1〜SH6 サンプルホールド回路
SB1〜SB6 積分器
SW1〜SW6 リセット用のスイッチ(リセット手段)
Sn1〜Sn6 サンプルホールド用のスイッチ
Sr1〜Sr6 直列変換用(アナログマルチプレクサ)のスイッチ

Claims (10)

  1. 入射した放射線または光を電荷に変換する変換素子と前記電荷に応じた電気信号を転送するスイッチ素子とを含む画素が行列状に複数配設された検出部と、
    前記検出部の行方向における複数の画素の前記スイッチ素子を動作させて当該複数の画素から前記電気信号を並列に転送するための駆動回路部と、
    前記検出部の第1群に属する列の画素の電気信号をサンプルホールドするための第1のサンプルホールド回路と、前記第1群と異なる第2群に属する列の画素の電気信号をサンプルホールドするための第2のサンプルホールド回路とを含み、前記電気信号を並列に読み出すための読み出し回路部と、
    前記読み出し回路部を制御する制御部と
    を有し、
    前記制御部は、前記第1のサンプルホールド回路と前記第2のサンプルホールド回路とが異なるタイミングでサンプルホールドするように、前記読み出し回路部を制御することを特徴とする撮像装置。
  2. 前記制御部は、第1のサンプルホールド回路と前記第2のサンプルホールド回路とが異なるタイミングでサンプルホールドの開始と終了の少なくとも一方を行うように、前記読み出し回路部を制御することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記検出部の行方向における複数の画素から前記電気信号を並列に前記読み出し回路部に転送するための複数の読み出し配線を更に有し、
    前記第1のサンプルホールド回路は、前記複数の読み出し配線のうち、前記第1群に属する列の画素に列ごとに共通して設けられた第1の読み出し配線群に応じて構成され、
    前記第2のサンプルホールド回路は、前記複数の読み出し配線のうち、前記第2群に属する列の画素に列ごとに共通して設けられた第2の読み出し配線群に応じて構成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の撮像装置。
  4. 前記第1の読み出し配線群は、前記複数の読み出し配線における奇数列の群であり、前記第2の読み出し配線群は、前記複数の読み出し配線における偶数列の群であることを特徴とする請求項3に記載の撮像装置。
  5. 前記読み出し回路部は、
    前記第1の読み出し配線群における読み出し配線と前記第1のサンプルホールド回路との間に設けられた第1の積分器と、
    前記第2の読み出し配線群における読み出し配線と前記第2のサンプルホールド回路との間に設けられた第2の積分器と、
    前記第1の積分器における容量をリセットするための第1のリセット手段と、
    前記第2の積分器における容量をリセットするための第2のリセット手段と
    を更に含み、
    前記制御部は、第1のリセット手段と前記第2のリセット手段とが異なるタイミングでリセットするように、前記読み出し回路部を制御することを特徴とする請求項3又は4に記載の撮像装置。
  6. 前記読み出し回路部は、前記第1のサンプルホールド回路にサンプルホールドされた電気信号と前記第2のサンプルホールド回路にサンプルホールドされた電気信号とを時系列的に出力する出力手段を更に含むことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の撮像装置。
  7. 前記変換素子は、放射線が入射された場合、放射線を光に変換する蛍光体と、前記蛍光体により変換された光を前記電気信号に変換する光電変換素子とを具備することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の撮像装置。
  8. 前記光電変換素子は、アモルファスシリコンを主材料とするものであることを特徴とする請求項7に記載の撮像装置。
  9. 請求項1乃至8のいずれか1項に記載の撮像装置と、
    前記検出部に前記放射線を出射する放射線発生装置と
    を有することを特徴とする放射線撮像システム。
  10. 入射した放射線または光を電荷に変換する変換素子と前記電荷に応じた電気信号を転送するスイッチ素子とを含む画素が行列状に複数配設された検出部と、前記検出部の行方向における複数の画素の前記スイッチ素子を動作させて当該複数の画素から前記電気信号を並列に転送するための駆動回路部と、前記電気信号を並列に読み出すための読み出し回路部とを備える撮像装置の駆動方法であって、
    前記読み出し回路部には、前記検出部の第1群に属する列の画素の電気信号をサンプルホールドするための第1のサンプルホールド回路と、前記第1群と異なる第2群に属する列の画素の電気信号をサンプルホールドするための第2のサンプルホールド回路とが含まれており、
    前記第1のサンプルホールド回路のサンプルホールドするタイミングと前記第2のサンプルホールド回路のサンプルホールドするタイミングとを異なるタイミングとすることを特徴とする撮像装置の駆動方法。
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