JP2007290768A - 包装機の給袋装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】包装機に袋を供給する給袋装置において、一度に多数の袋を省スペースで安定的にストックでき、かつ包装機に供給する前に袋口基準で袋の位置決めが行えるようにする。
【解決手段】多数の袋を袋口を上にした起立姿勢で収容し前方に搬送する袋ストック機構1と、袋を袋口基準で所定位置に位置決めする袋位置決め機構2と、袋ストック機構1と袋位置決め機構2の間に配置され、袋ストック機構1から受け取った起立姿勢の袋を、袋口を前に向けた略水平姿勢に変更して袋位置決め機構2に送る袋受渡し機構3と、袋位置決め機構2で所定位置に位置決めされた袋を包装機に供給する袋供給機構4からなる。袋受渡し機構3は、90度ずつ間欠回転するロータ31と、その周囲に複数個設置され、放射方向に進退可能とされた吸着保持部材32を備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、積み重ね状態で多数ストックされた袋のなかから1袋ずつ取り出して所定位置に位置決めし、次いで包装機のグリッパーに供給する給袋装置に関する。
包装機に供給される袋は一般に空袋であるが、なかには被包装物の一部(例えばフェイスマスク等)がすでに充填され、包装機において袋内に残りの被包装物(例えば薬液等)を充填し、次いで袋口のシールを行う場合がある。このような場合、包装機に供給される袋の厚みは空袋より厚く、これを従来の給袋装置にストックして取り出すようにすると、以下のような問題が生じる。
横型給袋装置(袋面が略水平になるように多数の袋を積み重ね、全体を上方に押し上げながら、上端の袋から順に取り出すようにしたもの;特許文献1参照)の場合、袋の積層状態が不安定となるため、取出し位置での位置決めや袋の取出しが確実に行えない。また、オペレータによる袋の補充回数を減らすためストック枚数を増やすと、積層状態が一層不安定となるほか、ストックした袋の高さが高くなるため、補充作業が面倒になる。
縦型給袋装置(袋面が略鉛直になるように多数の袋を積み重ね、全体を略水平方向に搬送しながら前方の袋から順に取り出すようにしたもの;特許文献2,3参照)の場合、袋の積層状態は横型に比べて安定するが、袋に被包装物が入っていると袋口を上に向けて積み重ねる必要があり、また、包装機のグリッパーに袋口がどの袋でも同じ高さになるように供給するためには、包装機に供給する直前に袋口基準で袋の位置決めを行って、袋長さの製造上のバラツキを解消する必要があるが、この両方を可能とした縦型給袋装置は存在しない。なお、袋ではなく紙カートンを供給する縦型給袋装置の例が特許文献4,5に記載されている。
コンベアマガジン式給袋装置(例えば特許文献6参照)は、多数の袋を前方の袋が上側になるように少しずつずらしてコンベア上に積み重ねるものだが、袋口が袋底より下に位置するため被包装物が入った袋の供給には不向きである。またコンベアの長さの割りにストック可能な袋の枚数が少なく、ストック枚数を増やすためコンベアの長さを長くしても、一度に多くの袋を補充するのは困難でオペレータによる袋の補充回数は減らず、スペース的にも問題がある。
特開2002−53107号公報 特公昭60−28731号公報 特開平7−257763号公報 特公平7−37246号公報 特公平7−39633号公報 実用新案登録第2603966号公報
本発明は、従来の給袋装置のこのような問題点に鑑みてなされたもので、たとえ被包装物の一部が充填された袋であっても、多数の袋を省スペースで安定した状態でストック可能とし、かつ包装機に供給する前に袋口基準で袋の位置決めを確実に行えるようにすることを目的とする。
本発明に係る給袋装置は、多数の袋を重ねて収容し前方に搬送する袋ストック機構と、袋を1袋ずつ前方に搬送し、包装機への供給前に所定位置に位置決めする袋位置決め機構と、前記袋ストック機構と袋位置決め機構の間に配置され、前記袋ストック機構から袋を1袋ずつ受け取り、順次前記袋位置決め機構に送る袋受渡し機構と、前記所定位置に位置決めされた袋を包装機に供給する袋供給機構を備える。なお、本発明において前方とは基本的に搬送方向の下流側を意味する。
前記袋ストック機構は、袋口を上に向け起立姿勢で重ねた多数の袋を収容して前方に搬送し、かつ先頭の袋を搬送方向前方側に設定した第1取出し位置に位置決めするもので、収容した多数の袋の底部を支持して前方に搬送する第1コンベアと、袋の搬送方向に沿って左右に配置され、搬送される袋の両側縁を案内する第1ガイド部材と、前記袋の搬送方向の前端に設置され先頭の袋の前面の一部に当接して該袋を前記第1取出し位置に位置決めする第1ストッパを備える。
具体的形態として、前記袋ストック機構は、起立姿勢で重ねた多数の袋を収容可能で略箱形形状を有する袋供給カセットと、該袋供給カセットを載置する受け台と、該受け台上に前記袋供給カセットを位置決めする左右一対のカセットガイド部材を備え、
前記袋供給カセットは両側壁が前記第1ガイド部材により構成され、その底壁は前記第1コンベアの搬送面が進入可能な開口を有し、その前後壁は前記両側壁に対し着脱自在とされたシャッターからなり、前記一対のカセットガイド部材は前記袋供給カセットの幅に応じて間隔調整可能とされ、さらに前記袋供給カセットを前記受け台上に載置したとき、前記第1コンベアの搬送面が前記開口から進入して前記多数の袋の底部を支持し、前方に搬送し得るようになっている。
前記袋受渡し機構は前記袋ストック機構の前方に隣接配置され、前記第1取出し位置に位置決めされた起立姿勢の袋を受け取り、該袋を袋口が前方に向いた略水平姿勢に変換して前記袋位置決め機構に送るもので、水平の回転軸を有して所定角度ずつ一方向に間欠回転するロータと、該ロータの周囲に前記所定角度間隔で複数個設置され、かつ放射方向に進退可能な吸着保持部材を備え、前記ロータは前記吸着保持部材が吸着した袋の袋口が前方になる方向に回転し、前記ロータが停止したときの前記吸着保持部材の停止位置として、少なくとも前記第1取出し位置の前方位置及び前記袋が略水平姿勢に変換される位置が設定されている(停止位置は吸着保持部材の個数だけある)。
具体的形態として、各吸着保持部材にカムローラが設置され、さらに前記袋受渡し機構は前記ロータの近傍に、前記第1取出し位置の前方位置で停止した吸着保持部材に対応して設置された第1エアシリンダ、前記袋が略水平姿勢に変換される位置で停止した吸着保持部材に対応して設置された第2エアシリンダ、及び前記2つの停止位置の間に配置され前記カムローラが当接して転動するカムを備え、前記第1,第2エアシリンダは前記吸着保持部材を放射方向に移動させ、前記カムローラは前記吸着保持部材が前記第1取出し位置の前方位置から前記袋が略水平姿勢に変換される位置に向けて移動する間に前記カムに沿って転動し、前記吸着保持部材を後退位置から放射方向外径側に移動させる。この場合のさらに具体的形態として、前記吸着保持部材がロータの周囲に90度間隔で設置され、ばねにより放射方向内径側に付勢され、前記第1,第2エアシリンダはそれぞれ伸縮するピストンロッドの先端に押圧部材を有し、前記第1エアシリンダは前記カムローラに前記押圧部材を当接させて前記吸着保持部材を進退させ、前記第2エアシリンダは前記カムローラが前記カムから前記第2エアシリンダの押圧部材に移乗した後、該押圧部材とともに前記吸着保持部材を後退させる。
前記袋位置決め機構は前記袋受渡し機構に隣接配置され、前記袋受渡し機構により送られた袋を略水平な受け台上に受け取って前方に搬送し、前記受け台の搬送方向前方側に設定した第2取出し位置に位置決めするもので、前記受け台上に受け取った袋を前記第2取出し位置に向けて搬送する送り装置と、袋の搬送方向に沿って左右に配置され、搬送される袋の両側縁を案内する第2ガイド部材と、搬送方向前端に設置され前記送り装置で搬送される袋の先端縁に当接して該袋を前記第2取出し位置に位置決めする第2ストッパを備える。なお、前記袋供給機構は、前記第2取出し位置に位置決めされた袋を包装機に供給するものである
具体的形態として、前記送り装置は、前記受け台上に搬送面が突出し、前記受け台上の袋の下面を支持して前方に搬送する第2コンベアと、前記受け台の後方側上方に配置されて回転し、昇降可能で下降したとき袋の上面に当接して該袋を前方に送り出す第1爪車と、前記受け台の前方側上方に配置されて回転し、昇降可能であり下降したとき袋の上面に当接して該袋を前方に送り出す第2爪車を備え、前記第1爪車で前記袋受渡し機構から前記受け台上に送られた袋を前記第2コンベア上に送り出し、前記第2爪車で前記第2取出し位置に向けて送り出すようになっている。
本発明に係る給袋装置は、グリッパーで袋の両縁を把持し吊した状態で移送し、移送の過程で袋に種々の包装操作(袋口の開口、被包装物の充填、袋口のシール等)を施す縦型方式のあらゆる種類の袋詰め包装機、例えばロータリー式(回転テーブル型、チェーン移送型)、直線移送式、間欠移送式、連続移送式の袋詰め包装機、さらに横型方式(袋を横に寝かせた状態で袋詰め操作を行う)の袋詰め包装機にも適用できる。
また、前記給袋装置を構成する袋供給機構としては、吸盤等による吸着式、チャックで挟持するチャック式、それらの組み合わせなど、種々の方式のものが利用できる。
なお、本発明に係る給袋装置は、被包装物の一部がすでに充填された袋の供給に適用することも、充填のない普通の空袋の供給に適用することもできる。
本発明によれば、多数の袋を起立姿勢で収容する縦型の袋ストック機構を採用したことにより、一度に多数の袋を省スペースでかつ安定した状態でストック可能であり、またオペレータによる袋の補充回数を減らすことが可能である。仮に被包装物の一部がすでに充填された袋でも問題なく供給できる。
袋ストック機構の一部を袋供給カセットで構成した場合、多数の袋のカセットへのセッティングを予め給袋装置外の場所で行える利点があり、また給袋装置への袋の供給(カセットの設置、カセットの交換)を短時間で容易に行うことができるため、オペレータによる袋の供給作業(特に補充作業)が軽減される。
袋ストック機構と袋位置決め機構の間に配置した袋受渡し機構は、間欠回転するローターに複数個の吸着保持部材を設置し、袋口が上に向いた起立姿勢の袋を、袋口が前方に向いた略水平姿勢に変換する機能を有し、これにより縦型の袋ストック機構を採用したにもかかわらず、袋位置決め機構において袋口基準の位置決めが可能となる。従って、包装機のグリッパーに袋口がどの袋でも同じ高さになるように供給することができ、包装機における包装操作が安定して行われ、かつ袋口のシール幅の均一性も確保される。
以下、図1〜図11を参照して、本発明に係る給袋装置について具体的に説明する。
図1及び図2に示すように、この給袋装置は、多数の袋Wを重ねて収容し前方に搬送する袋ストック機構1と、袋を1袋ずつ前方に搬送し、図示しない包装機への供給前に所定位置に位置決めする袋位置決め機構2と、袋ストック機構1と袋位置決め機構2の間に配置され、袋ストック機構1から袋Wを1袋ずつ受け取り、袋位置決め機構2に送る袋受渡し機構3と、袋位置決め機構2の前記所定位置に位置決めされた袋Wを前記包装機に供給する袋供給機構4からなる。
袋ストック機構1は、袋口を上に向け起立姿勢で重ねた多数の袋を収容して前方に搬送し、かつ先頭の袋を搬送方向前方側の所定位置に位置決めするもので、スタンド5の上に設置されたフレーム6と、フレーム6の上に左右一対設置されたカセットガイド部材7と、フレーム6に設置された第1コンベア8,8を備える。
フレーム6は前方に向けて緩傾斜した上板9(以下、受け台9という)と左右一対の側板11,12からなり、側板11,12の前後端は受け台9より前後に突出し、この部分に第1コンベア8の前後のプーリ13,14が固定された支持軸15,16が回転自在に水平に軸支され、プーリ13,14には前後方向にコンベアベルト17が張架され、コンベアベルト17の上方側は受け台9上に支持されている。支持軸15,16は、図示しないモータにより図1において反時計回りに断続回転し、これによりコンベアベルト17は前方側(図1において左側)に向けて受け台9上を摺動しつつ断続回転する。
カセットガイド部材7は、図4,5にも示すように、第1コンベア8の搬送方向(袋Wの搬送方向でもある)に沿って鉛直面内に配置された板状部18と、その前端に前記搬送方向に対し垂直に形成された板状部19からなる。左右一対のカセットガイド部材7,7は受け台9上に配置され、互いの間隔が調整可能である。板状部19,19は互いに向き合うように形成され、本発明で規定する第1ストッパとして機能し(以下、板状部19,19を第1ストッパ19という)、袋ストック機構1内に収容した袋のうち先頭の袋(先頭の袋をWaで示している)が、この第1ストッパ19に当接することにより位置決めされる。この位置を本発明では第1取出し位置という。なお、先頭の袋Waは、その両側縁近傍のみが所定幅で第1ストッパ19に当接する。
袋ストック機構1は、さらに袋供給カセット21を含む。図3にも示すように、袋供給カセット21は蓋のない略箱形形状を有し、第1コンベア8の搬送方向に沿って鉛直面内に配置された左右一対の側壁22,22と、その下端に連接し内向きに形成された幅の狭い底壁23,23と、両側壁22,22の上部に固定された梁状の取っ手24と、両側壁22,22の前後端近傍に内向きに形成された溝25に着脱自在に嵌り込む前後壁26,27(以下、シャッター26,27という)からなる。底壁23,23の間には幅の広い開口28が形成されている。
袋供給カセット21には、多数の袋Wを袋口を上に向けた起立姿勢で収容することができる。袋供給カセット21内で、袋Wの底部両縁近傍が底壁23,23に支持され、袋Wの両側縁は両側壁22,22に規制される。両側壁22,22は、袋Wが第1コンベア8により前方に搬送されるときその両側縁を案内し、本発明でいう第1ガイド部材として機能する(以下、両側壁22,22を第1ガイド部材22という)。
カセットガイド部材7,7の間隔を袋供給カセット21の幅に合うように調整し、袋供給カセット21をその間に挿入して受け台9上に載置し、第1ガイド部材(両側壁)22の先端を第1ストッパ(板状部)19に当接させる。このとき、図4,5に示すように、第1コンベア8の搬送面(コンベアベルト17の上方側)は袋供給カセット21の前記開口28からカセット内に進入して、該カセット内に収容した多数の袋の底部を支持し、前方に搬送し得るようになる。
袋ストック機構1は、さらに袋押さえ部材29を含む。袋押さえ部材29は第1コンベア8上に載置され、袋と共に前方に向けて移動しながら、袋供給カセット21内に収容した多数の袋の後尾を押さえ、袋の起立姿勢を維持する。
シャッター26,27は、多数の袋を収容した袋供給カセット21を受け台9上に載置するまでは、溝25内に収容されて袋供給カセット21の一部をなしているが、載置した後抜き出される。
以上説明した袋ストック機構1の作動は例えば次のように行われる。
(1)はじめに、袋口を上に向けた起立姿勢で多数の袋Wを重ねて収容した袋供給カセット21を、カセットガイド部材7,7の間に挿入して受け台9上に載置し、第1ガイド部材22の先端を第1ストッパ19に当接させ、袋供給カセット21の背後に袋押さえ部材29を置く。以上はオペレーターが行う。
(2)袋供給カセット21からシャッター26,27を抜き出し、第1コンベア8を1回分駆動する。これによりカセット内の先頭の袋Waが第1ストッパ19に当接して前記第1取出し位置に位置決めされ、カセット内の袋群の後尾を袋押さえ部材29が押さえる。
(3)前記第1取出し位置に位置決めされた先頭の袋Waが、袋受渡し機構3の後述する吸着保持部材32により取り出される毎に、第1コンベア8が断続駆動され、カセット内の残りの袋群を前方に1袋分搬送する。そのたびに先頭の袋Waが第1ストッパ19に当接して前記第1取出し位置に位置決めされる。
(4)袋供給カセット21内の袋がなくなると、オペレーターが当該カセットを外して、多数の袋を収容した袋供給カセット21を新たにセットし(カセットの交換)、袋の補充を行う。
袋受渡し機構3は、袋ストック機構1の前方に隣接配置され、前記第1取出し位置に位置決めされた先頭の袋Waを受け取り、袋口が前方に向いた略水平姿勢に変換して袋位置決め機構2に送るもので、特に図6〜図8に示すように、水平の回転軸30を有する円盤状のロータ31と、ロータ31を90度ずつ一方向に間欠回転(図6において左回転)させる図示しない駆動源と、ロータ31の周囲に90度間隔で4組設置され、かつ放射方向に進退可能(以下、放射方向外径側に最も前進した位置を前進位置といい、放射方向内径側に最も後退した位置を後退位置という)とされた吸着保持部材32を備える。
各吸着保持部材32は、支持部材33、略H形に組み付けられ支持部材33にブラケット34を介して固定されたパイプ35、パイプ35の先端に取り付けられた4個の吸盤36、及び支持部材33の一端に水平に固定された軸に回転自在に取り付けられたカムローラ37からなる。パイプ35は、図示しない真空源にロータリージョイント、切換弁等を介して接続されている。
ロータ31が間欠回転して停止したとき、図6に示すように、4組の吸着保持部材32は第1ストッパ19に当接した先頭の袋Waの前方位置、すなわち前記第1取出し位置の前方位置(以下、受取り位置という)と、そこから90度回転した上方位置(以下、引き渡し位置という)、さらに90度ずつ回転した2つの位置にそれぞれ停止する。なお、前記受取り位置に停止した吸着保持部材32は、吸着する袋Waの袋面に4個の吸盤36が正対するように、水平より若干角度上向きに傾斜(受け台9の傾斜と一致)した位置に停止する。
吸着保持部材32は、前記受け取り位置に停止したとき、前記第1取出し位置に位置決めされた先頭の袋Waを吸着し、続いて90度回転した引き渡し位置に停止し(袋Wは袋口が前方に向いた略水平姿勢に変換される)、ここで吸着した袋Wを開放する。
支持部材33の内径側には2本のガイド軸38,39が固定され、ガイド軸38,39はロータ31の側面に固定された摺動ホルダ41に形成されたガイド穴にそれぞれ嵌入して摺動自在に支持され、これにより吸着保持部材32の放射方向への進退がガイドされる。支持部材33とロータ31の間には、吸着保持部材32をロータ31側(放射方向内径側)に付勢する引張ばね42が張架され、吸着保持部材32はその付勢力により、図8等に示すように、支持部材33がロータ31及び摺動ホルダ41に当接する位置(後退位置)まで後退する。
袋受渡し装置3はさらに、ロータ31の近傍に設置された固定円盤43と、固定円盤43のロータ31側側面にブラケット44を介して設置された第1エアシリンダ45及び第2エアシリンダ46を含む(図9参照)。固定円盤43はロータ31と同心に配置されている。第1エアシリンダ45及び第2エアシリンダ46は、それぞれピストンロッドの先端に押圧部材47,48を有する。
第1エアシリンダ45は、前記受け取り位置に停止した吸着保持部材32に対応して設置されたもので、第1エアシリンダ45が作動すると、押圧部材47がカムローラ37に当接して吸着保持部材32が前進し、該吸着保持部材32は前進位置に達し(そのときの押圧部材47とカムローラ37の位置を図9に仮想線で示す)、第1エアシリンダ45が非作動に切り替わると、吸着保持部材32は引張ばね42の付勢力により後退し、後退位置で停止する(そのときの押圧部材47とカムローラ37の位置を図9に実線で示す)。第2エアシリンダ46は、前記引き渡し位置に停止した吸着保持部材32に対応して設置されたものである。
第2エアシリンダ46が作動したときの吸着保持部材32の進退については後述する。
袋受渡し機構3はさらに、固定円盤43の側面に固定されたカム49を含む。図9に示すように、カム49は吸着保持部材32の前記2つの停止位置(受取り位置と引き渡し位置)の間に設置され、カム49の固定円盤43の中心からの距離は、前記受取り位置から引き渡し位置に向かうに従って大きくなるように設定されている。カム49は、ロータ31が回転し、吸着保持部材32が前記受取り位置から引き渡し位置に向かって移動するとき、後退位置にある吸着保持部材32を前進位置に向けて前進させる機能を有する。
より詳細には、図9に示すように、ロータ31が回転を開始すると、前記受取り位置において後退位置にある吸着保持部材32のカムローラ37がカム49に乗り移り、その上を転動して放射方向外径側に移動し、これにより吸着保持部材32が同じく放射方向の外径側に移動(前進)し、ついには前進位置に達する。ロータ31が停止する前にカムローラ37はカム49から離れ、第2エアシリンダ46の押圧部材48上に乗り移り、ここで吸着保持部材32が引き渡し位置に達する。
なお、第2エアシリンダ46が作動すると、押圧部材48がカム49と同じ高さとなり(そのときの押圧部材48とカムローラ37の位置を図9に仮想線で示す)、上記のように前進位置に達した吸着保持部材32のカムローラ37が乗り移ることができる。続いて第2エアシリンダ46が非作動に切り替わると、吸着保持部材32は引張ばね42の付勢力により後退し、後退位置で停止する(そのときの押圧部材48とカムローラ37の位置を図9に実線で示す)。
以上説明した袋受渡し機構3の作動は例えば次のように行われる。
(1)ロータ31が間欠回転して、吸着保持部材32が前記受取り位置で停止すると、吸盤36が真空源に連通されるとともに、第1エアシリンダ45が作動し押圧部材47が前進してカムローラ37を押圧し、吸着保持部材32をそれまでの後退位置から放射方向の外径側に前進させる。
(2)前進位置に達した吸着保持部材32は、袋ストック機構1において前記第1取出し位置に位置決めされた先頭の袋Waの袋面を吸着する。次いで第1エアシリンダ45が非作動となり、吸着保持部材32は引張ばね42の付勢力で後退して前記先頭の袋Waを袋ストック機構1から前方に引き出し、後退位置で停止する。この状態が図6〜図8に示されている。一方、袋ストック機構1では、ここで第1コンベア8が作動して残りの袋全体を一袋分前進させ、次の袋が前記第1取出し位置に位置決めされる。
(3)ロータ31が間欠回転し、袋Wを吸着した吸着保持部材32が引き渡し位置に向けて回転し、同時にカムローラ37及びカム49の働きで前進位置に向けて放射方向外径側に移動する。この間、吸着保持部材32に吸着された袋Wは袋口を上に向けた起立姿勢から、袋口を前方に向けた略水平姿勢に変換される。このとき第2エアシリンダ45が作動して押圧部材48がカム49と同じ高さに位置しており、吸着保持部材32が引き渡し位置に達したとき、カムローラ37は押圧部材48上に乗り移る。
吸着保持部材32が回転することにより、袋Wは袋口を前方に向けた略水平姿勢に変換されながら後述する袋位置決め機構2の受け台59上に送られる。吸着保持部材32が引き渡し位置に達したとき、吸盤36と真空源の連通を閉じ、吸着した袋Wを開放して袋位置決め機構2に引き渡す。
(4)同時に第2エアシリンダ46が非作動となり、吸着保持部材32は引張ばね42の付勢力で後退し、後退位置で停止する。
袋位置決め機構2は、袋受渡し機構3の斜め上方に隣接配置され、袋受渡し機構3により送られた袋Wを受け取って前方に搬送し、搬送方向前方側の所定位置に袋口基準で位置決めするもので、図6及び図7に示すように、機台51上に固定したスタンド52の上に設置されたフレーム53と、フレーム53の上に袋Wの搬送方向に沿って左右一対設置され袋Wの両側縁を案内する第2ガイド部材54と、3種類の送り装置(フレーム53に設置された第2コンベア55、フレーム53の上方に配置された第1送り装置56及び第2送り装置57)と、搬送方向前端近傍に設置され前記送り装置で前方に搬送される袋Wが当接して位置決めされる第2ストッパ58からなる。
フレーム53は、全体として前方に向けて緩傾斜し、後端部が下方に湾曲した上板59(以下、受け台59という)と、左右一対の側板61,62からなる。受け台59の後端部の湾曲は、袋受渡し機構3の吸着保持部材32の回転軌跡に略沿った形状とされている。
上板59は幅方向の中央部に形成された略矩形の2個の開口63,64と、後端部から搬送方向に沿って略矩形状に長細く形成された左右一対の切り欠き65,66を有する。切り欠き63,64は、第2コンベア55のコンベアベルト73を受け台59上に出すため、切り欠き65,66は、袋受渡し機構3の吸着保持部材32(特に吸盤36)との干渉を防止するために形成されたものである。
第2ガイド部材54は受け台59上に設置され、袋Wの袋幅に応じて互いの間隔が調整可能である。第2ストッパ58は受け台59の前端近傍に固定されている。送り装置で前方に搬送された袋Wは、その先端縁(袋口側)がこの第2ストッパ58に当接することにより袋口基準で位置決めされる。この位置を本発明では第2取出し位置という
側板61,62に、第2コンベア55の前後のプーリ68,69が固定された支持軸71,72が回転自在に水平に軸支され、プーリ68,69には前後方向にコンベアベルト73が張架され、コンベアベルト73の上方側は前記開口63,64を通って受け台59の上に出て回転する。支持軸71,72は、図示しないモータにより図6において反時計回りに断続回転し、これにより受け台59上に出たコンベアベルト73は前方側(図6において左側)に向けて断続回転し、受け板59上の袋Wを前方に搬送する。
なお、開口63,64の間(受け台59の上面)には、第2コンベア55のコンベアベルト73を下方から支持するベルト受け67(図7参照)が固定され、コンベアベルト73はその上を摺動する。
第1送り装置56は受け台59の後方側に設置され、図6及び図10に示すように、側板61,62に固定された門形ブラケット74と、門形ブラケット74に固定されたエアシリンダ75と、エアシリンダ75のピストンロッドに固定された支持部材76と、支持部材76に回転自在に支持された支持軸77に固定された第1爪車78(左右一対の爪車からなる)と、支持部材76に固定された連続回転するモータ79と、モータ79の出力軸に固定されたプーリ81と支持軸77に固定されたプーリ82に張架されたベルト83からなる。なお、支持部材76にはベルト83が通過する切り欠きが形成されている。
第1爪車78は、モータ79により図6において時計回りに回転し、エアシリンダ75の作動で昇降し、下降したとき受け台59上の袋Wに当接して、前方に搬送する。
第2送り装置57は受け台59の前方側に設置され、図6及び図11に示すように、側板61,62に前後に揺動可能に設置された一対の揺動アーム84,85と、揺動アーム84,85をつなぐ取付軸86に固定された支持部材87と、支持部材87に回転自在に支持された支持軸88に固定された第2爪車89(左右一対の爪車からなる)と、支持部材87に固定された連続回転するモータ91と、モータ91の出力軸に固定されたプーリ92と支持軸88に固定されたプーリ93に張架されたベルト94と、支持部材87に固定された袋規制部材95(左右の爪車の間に配置されている)からなる。なお、支持部材87にはベルト94が通過する切り欠きが形成されている。
第2爪車89は、モータ91により図6において時計回りに回転し、図示しない駆動源により揺動アーム84,85が揺動することにより昇降し、下降したとき受け台59上の袋Wに当接して、前方に搬送する。袋規制部材95は下降したとき受け台59上の袋Wの近傍に位置し、第2爪車89により前方に送り出された袋Wが第2ストッパ58に当接して波打つのを防止する。
また、取付軸86には取出し吸盤96が固定されているが、これは袋供給機構4の一部をなすものであるので、次に説明する。
袋供給機構4は、袋位置決め機構2において前記第2取出し位置に位置決めされた袋Wを図示しない包装機に供給するもので、図1、図6及び図11に示すように、図示しない真空源に切換弁等を介して接続された前記取出し吸盤96と、上下揺動するアーム97の先端に開閉可能に設置され、受取り位置(図1の実線参照)と引き渡し位置(図1の仮想線参照)の間を揺動する受渡しチャック98を備える。
取出し吸盤96は前記第2爪車89と一緒に下降し、第2ストッパ58に当接して第2取出し位置に位置決めされた袋Wの袋口近傍を受け台59上で吸着し、第2爪車89と一緒に上昇して、袋Wを所定高さに持ち上げる。受渡しチャック98は取出し吸盤96により持ち上げられた袋Wを把持し、引き渡し位置まで揺動上昇して、ここで鉛直面内で吊り下げ状態にした袋Wを図示しない包装機のグリッパーに引き渡す。
以上説明した袋位置決め機構2及び袋供給機構4の作動は例えば次のように行われる。
(1)袋受渡し機構3の吸着保持部材32により袋Wが受け台59上に送られると、エアシリンダ75が作動し、第1爪車78が下降して袋Wを前方に送り出し、袋Wは第2コンベア55のコンベアベルト73上に乗る。次いでエアシリンダ75が逆作動して第1爪車78が上昇する。
(2)第2コンベア55が作動し、袋Wを前方に搬送する。さらに袋Wが第2ストッパ58の位置に達する直前のタイミングで揺動アーム84,85が下方に揺動し、第2爪車89が下降して受け台59上(特にコンベアベルト73上)の袋Wを前方に送り第2ストッパ58に当接させる。これにより袋Wは第2取出し位置に位置決めされる。一方、第2コンベア55の作動が止まる。
(3)取出し吸盤96が第2爪車89と共に下降し(ただし、第2爪車89の方が先に袋Wに当たる)、第2取出し位置に位置決めされた袋Wの袋面に当接してこれを吸着する。(4)次いで揺動アーム84,85が上方に揺動し、取出し吸盤96及び第2爪車89が上昇し、袋Wが持ち上げられる。次いで、受取り位置で待機していた受渡しチャック98が袋Wの袋口を把持し、引き渡し位置まで揺動上昇し、包装機のグリッパーに引き渡す。
なお、以上例示した給袋装置では、袋ストック機構1の一部を袋供給カセット21で構成し、この袋供給カセット21を交換することで袋の供給及び補充を行ったが、交換可能でないもの(一部を袋供給カセットとして独立させていないもの)も本発明には含まれる。後者の場合、袋ストック機構の第1ガイド部材の間に直接袋を補充することになる。
本発明に係る給袋装置の側面図である。 その平面図である。 袋供給カセットの正面図(a)及びその側面図(b)である。 袋供給カセットをセットした袋ストック機構の正面図である。 袋供給カセットをセットした後シャッターを抜き出して袋の供給を開始するときの袋ストック機構の正面図である。 本発明に係る給袋装置の袋受渡し機構及び袋位置決め機構の側面図である。 その一部を切り欠いて示す平面図である。 袋受渡し機構の平面断面図である。 袋受渡し機構の固定円盤部の構造を説明する側面図である。 袋位置決め機構の第1送り装置及びその近傍の背面図である。 袋位置決め機構の第2送り装置及びその近傍の正面図である。
符号の説明
1 袋ストック機構
2 袋位置決め機構
3 袋受渡し機構
4 袋供給機構
7 カセットガイド部材
8 第1コンベア
9 受け台
19 第1ストッパ(カセットガイド部材の板状部)
21 袋供給カセット
22 第1ガイド部材(袋供給カセットの両側壁)
23 袋供給カセットの底壁
26 シャッター
31 ロータ
32 吸着保持部材
37 カムローラ
45 第1エアシリンダ
46 第2エアシリンダ
47,48 押圧部材
49 カム
55 第2コンベア
58 第2ストッパ
59 受け台(フレームの上板)
78 第1爪車
89 第2爪車
96 取出し吸盤
98 受渡しチャック

Claims (5)

  1. 多数の袋を重ねて収容し前方に搬送する袋ストック機構と、袋を1袋ずつ前方に搬送し、包装機への供給前に所定位置に位置決めする袋位置決め機構と、前記袋ストック機構と袋位置決め機構の間に配置され、前記袋ストック機構から袋を1袋ずつ受け取り、順次前記袋位置決め機構に送る袋受渡し機構と、前記所定位置に位置決めされた袋を包装機に供給する袋供給機構を備え、
    前記袋ストック機構は、袋口を上に向け起立姿勢で重ねた多数の袋を収容して前方に搬送し、かつ先頭の袋を搬送方向前方側に設定した第1取出し位置に位置決めするもので、収容した多数の袋の底部を支持して前方に搬送する第1コンベアと、袋の搬送方向に沿って左右に配置され、搬送される袋の両側縁を案内する第1ガイド部材と、袋の搬送方向の前端に設置され先頭の袋の前面の一部に当接して該袋を前記第1取出し位置に位置決めする第1ストッパを備え、
    前記袋受渡し機構は前記袋ストック機構の前方に隣接配置され、前記第1取出し位置に位置決めされた起立姿勢の袋を受け取り、該袋を袋口が前方に向いた略水平姿勢に変換して前記袋位置決め機構に送るもので、水平の回転軸を有して所定角度ずつ一方向に間欠回転するロータと、該ロータの周囲に前記所定角度間隔で複数個設置され、かつ放射方向に進退可能な吸着保持部材を備え、前記ロータは前記吸着保持部材が吸着した袋の袋口が前方になる方向に回転し、前記ロータが停止したときの前記吸着保持部材の停止位置として、少なくとも前記第1取出し位置の前方位置及び前記袋が略水平姿勢に変換される位置が設定され、
    前記袋位置決め機構は前記袋受渡し機構に隣接配置され、前記袋受渡し機構により送られた袋を略水平な受け台上に受け取って前方に搬送し、前記受け台の搬送方向前方側に設定した第2取出し位置に位置決めするもので、前記受け台上に受け取った袋を前記第2取出し位置に向けて搬送する送り装置と、袋の搬送方向に沿って左右に配置され、搬送される袋の両側縁を案内する第2ガイド部材と、袋の搬送方向の前端に設置され前記送り装置で搬送される袋の先端縁に当接して該袋を前記第2取出し位置に位置決めする第2ストッパを備え、
    前記袋供給機構は、前記第2取出し位置に位置決めされた袋を包装機に供給するものであることを特徴とする包装機の給袋装置。
  2. 前記袋ストック機構は、起立姿勢で重ねた多数の袋を収容可能で略箱形形状を有する袋供給カセットと、該袋供給カセットを載置する受け台と、該受け台上に前記袋供給カセットを位置決めする左右一対のカセットガイド部材を備え、
    前記袋供給カセットは両側壁が前記第1ガイド部材により構成され、その底壁は前記第1コンベアの搬送面が進入可能な開口を有し、その前後壁は前記両側壁に対し着脱自在とされたシャッターからなり、前記一対のカセットガイド部材は前記袋供給カセットの幅に応じて間隔調整可能とされ、さらに前記袋供給カセットを前記受け台上に載置したとき、前記第1コンベアの搬送面が前記開口から進入して前記多数の袋の底部を支持し、前方に搬送し得るようになっていることを特徴とする請求項1に記載された包装機の給袋装置。
  3. 各吸着保持部材にカムローラが設置され、さらに前記袋受渡し機構は前記ロータの近傍に、前記第1取出し位置の前方位置で停止した吸着保持部材に対応して設置された第1エアシリンダ、前記袋が略水平姿勢に変換される位置で停止した吸着保持部材に対応して設置された第2エアシリンダ、及び前記2つの停止位置の間に配置され前記カムローラが当接して転動するカムを備え、前記第1,第2エアシリンダは前記吸着保持部材を放射方向に移動させ、前記カムローラは前記吸着保持部材が前記第1取出し位置の前方位置から前記袋が略水平姿勢に変換される位置に向けて移動する間に前記カムに沿って転動し、前記吸着保持部材を後退位置から放射方向外径側に移動させることを特徴とする請求項1又は2に記載された包装機の給袋装置。
  4. 前記吸着保持部材がロータの周囲に90度間隔で設置され、ばねにより放射方向内径側に付勢され、前記第1,第2エアシリンダはそれぞれ伸縮するピストンロッドの先端に押圧部材を有し、前記第1エアシリンダは前記カムローラに前記押圧部材を当接させて前記吸着保持部材を進退させ、前記第2エアシリンダは前記カムローラが前記カムから前記第2エアシリンダの押圧部材に移乗した後、該押圧部材とともに前記吸着保持部材を後退させることを特徴とする請求項3に記載された包装機の給袋装置。
  5. 前記送り装置は、前記受け台上に搬送面が突出し、前記受け台上の袋の下面を支持して前方に搬送する第2コンベアと、前記受け台の後方側上方に配置されて回転し、昇降可能で下降したとき袋の上面に当接して該袋を前方に送り出す第1爪車と、前記受け台の前方側上方に配置されて回転し、昇降可能であり下降したとき袋の上面に当接して該袋を前方に送り出す第2爪車を備え、前記第1爪車で前記袋受渡し機構から前記受け台上に送られた袋を前記第2コンベア上に送り出し、前記第2爪車で前記第2取出し位置に向けて送り出すことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載された包装機の給袋装置。
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