JPH054620A - 袋体の1枚宛取出装置 - Google Patents
袋体の1枚宛取出装置Info
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- JPH054620A JPH054620A JP1479491A JP1479491A JPH054620A JP H054620 A JPH054620 A JP H054620A JP 1479491 A JP1479491 A JP 1479491A JP 1479491 A JP1479491 A JP 1479491A JP H054620 A JPH054620 A JP H054620A
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- Japan
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- bag
- rotary drum
- opening
- suction
- bag body
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Abstract
(57)【要約】
〔目的〕 積層状に保持されて待機する多数の袋体か
ら、順次連続的に1枚宛の袋体を取出し、所定の位置に
給送せしめる装置を提供する。 〔構成〕 多数の袋体を積層状に保持するホルダ部と一
端の袋体の側面を露出せしめる開口部を備えた袋体保持
手段と、前記開口部に対面して配置された回転ドラムと
から成り、前記回転ドラムは、バキューム手段に連結さ
れた吸引口をドラム周面に設けると共に、前記バキュー
ム手段と吸引口の間に吸引制御手段を介装し、前記吸引
制御手段により、回転ドラムの回転時において、前記吸
引口が前記開口部に対面したとき該吸引口からエアーを
吸引させることにより袋体保持手段より袋体の1枚宛を
吸着しつつ取出すと共に、この吸着した袋体を回転ドラ
ムの回転により前記開口部から離れた位置に給送した後
は前記吸引口の吸着を解除せし袋体を回転ドラムから離
脱せしめる構成とされている。
ら、順次連続的に1枚宛の袋体を取出し、所定の位置に
給送せしめる装置を提供する。 〔構成〕 多数の袋体を積層状に保持するホルダ部と一
端の袋体の側面を露出せしめる開口部を備えた袋体保持
手段と、前記開口部に対面して配置された回転ドラムと
から成り、前記回転ドラムは、バキューム手段に連結さ
れた吸引口をドラム周面に設けると共に、前記バキュー
ム手段と吸引口の間に吸引制御手段を介装し、前記吸引
制御手段により、回転ドラムの回転時において、前記吸
引口が前記開口部に対面したとき該吸引口からエアーを
吸引させることにより袋体保持手段より袋体の1枚宛を
吸着しつつ取出すと共に、この吸着した袋体を回転ドラ
ムの回転により前記開口部から離れた位置に給送した後
は前記吸引口の吸着を解除せし袋体を回転ドラムから離
脱せしめる構成とされている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、袋体、特に合成樹脂フ
ィルム製の洋型封筒に対して保証書のような書面等を自
動的に装填するための自動化装置において、その最初の
行程とされる積層状に保持された多数の袋体から1枚宛
の袋体を取出すに際し、その取出しを効率良く行うこと
ができるようにした装置に関する。
ィルム製の洋型封筒に対して保証書のような書面等を自
動的に装填するための自動化装置において、その最初の
行程とされる積層状に保持された多数の袋体から1枚宛
の袋体を取出すに際し、その取出しを効率良く行うこと
ができるようにした装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、前述したような自動化装置に用い
られる袋体取出装置は、紙製の封筒を対象としており、
ホッパーに投入された袋体を機械的フィンガーにより1
枚宛取出し給送している。この取出用フィンガーは、爪
による把持手段を備え、又はバキュームによる吸引手段
を備えている。
られる袋体取出装置は、紙製の封筒を対象としており、
ホッパーに投入された袋体を機械的フィンガーにより1
枚宛取出し給送している。この取出用フィンガーは、爪
による把持手段を備え、又はバキュームによる吸引手段
を備えている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の取出用フィンガ
ーによりホッパー内の袋体を取出し給送する機構では、
高スピードによる取出し給送を行うことができず、作業
効率に限界がある。従来の場合、全て紙製の封筒が用い
られており、紙製の封筒は保形性に富み所謂腰があるた
め、前述したような取出用フィンガーによりホッパー内
の袋体を取出し給送する機構であっても、ある程度の高
スピードによる取出し給送を行うことができる。然しな
がら、このような従来の装置を用いて合成樹脂フィルム
製の袋体の取出しを行おうとする場合、合成樹脂フィル
ム製の袋体は保形性に乏しく所謂腰がないため、前述し
たような取出用フィンガーによっては1枚宛の取出しが
困難である。即ち、紙製封筒の場合と同じスピードで作
業を行うと、2枚の袋体が重なった状態で同時に取出さ
れてしまい、作動不良を招来してしまう。このため、こ
のような腰のない袋体を対象とする場合は、いきおい取
出用フィンガーの作動スピードを低下せざるを得ず、そ
のスピードは紙製封筒の場合に比して約半分まで低下し
てしまい、作業効率が大幅にダウンする。
ーによりホッパー内の袋体を取出し給送する機構では、
高スピードによる取出し給送を行うことができず、作業
効率に限界がある。従来の場合、全て紙製の封筒が用い
られており、紙製の封筒は保形性に富み所謂腰があるた
め、前述したような取出用フィンガーによりホッパー内
の袋体を取出し給送する機構であっても、ある程度の高
スピードによる取出し給送を行うことができる。然しな
がら、このような従来の装置を用いて合成樹脂フィルム
製の袋体の取出しを行おうとする場合、合成樹脂フィル
ム製の袋体は保形性に乏しく所謂腰がないため、前述し
たような取出用フィンガーによっては1枚宛の取出しが
困難である。即ち、紙製封筒の場合と同じスピードで作
業を行うと、2枚の袋体が重なった状態で同時に取出さ
れてしまい、作動不良を招来してしまう。このため、こ
のような腰のない袋体を対象とする場合は、いきおい取
出用フィンガーの作動スピードを低下せざるを得ず、そ
のスピードは紙製封筒の場合に比して約半分まで低下し
てしまい、作業効率が大幅にダウンする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決し、合成樹脂フィルム製封筒のような腰のない袋体を
用いる場合でも、高スピードの下で袋体を1枚宛取出す
ことができるようにした装置を提供するものであり、そ
の第一の手段として構成したところは、多数の袋体を積
層状に保持するホルダ部と一端の袋体の側面を露出せし
める開口部を備えた袋体保持手段と、前記開口部に対面
して配置された回転ドラムとから成り、前記回転ドラム
は、バキューム手段に連通された吸引口をドラム周面に
設け、該バキューム手段は、回転ドラムの回転時におい
て、前記吸引口が前記開口部に臨んだ状態では吸引口に
よる吸着を介して前記開口部から袋体の1枚宛を取出し
ドラム周面に吸着せしめる一方、該吸着した袋体を回転
ドラムの回転により前記開口部から離れた位置に給送し
た状態では吸引口による吸着を解除する吸引制御手段を
備えて成る点にある。
決し、合成樹脂フィルム製封筒のような腰のない袋体を
用いる場合でも、高スピードの下で袋体を1枚宛取出す
ことができるようにした装置を提供するものであり、そ
の第一の手段として構成したところは、多数の袋体を積
層状に保持するホルダ部と一端の袋体の側面を露出せし
める開口部を備えた袋体保持手段と、前記開口部に対面
して配置された回転ドラムとから成り、前記回転ドラム
は、バキューム手段に連通された吸引口をドラム周面に
設け、該バキューム手段は、回転ドラムの回転時におい
て、前記吸引口が前記開口部に臨んだ状態では吸引口に
よる吸着を介して前記開口部から袋体の1枚宛を取出し
ドラム周面に吸着せしめる一方、該吸着した袋体を回転
ドラムの回転により前記開口部から離れた位置に給送し
た状態では吸引口による吸着を解除する吸引制御手段を
備えて成る点にある。
【0005】また、第二の手段として構成したところ
は、回転ドラムの周方向に間隔をおいて複数の吸引口を
設けて成る点にある。
は、回転ドラムの周方向に間隔をおいて複数の吸引口を
設けて成る点にある。
【0006】更に、第三の手段として構成したところ
は、袋体保持手段が少なくとも前記開口部の近傍個所に
振動付与手段を設けて成る点にある。
は、袋体保持手段が少なくとも前記開口部の近傍個所に
振動付与手段を設けて成る点にある。
【0007】
【実施例】以下図面に基づいて本発明の実施例を詳述す
る。
る。
【0008】図1において、袋体保持手段1と、回転ド
ラム2と、移送案内手段3と、移送手段30を示し、袋
体4を1枚宛取出した後、移送手段30により移送する
までの行程を示しているが、移送後において、袋体4に
は保証書のような書面等が自動的に装填されると共に、
自動的に封緘される。
ラム2と、移送案内手段3と、移送手段30を示し、袋
体4を1枚宛取出した後、移送手段30により移送する
までの行程を示しているが、移送後において、袋体4に
は保証書のような書面等が自動的に装填されると共に、
自動的に封緘される。
【0009】前記袋体保持手段1は、図1及び図2に示
すように、断面チャンネル形のホルダ部5を構成し、該
ホルダ部5は一端に開放された開口部6を有する。
すように、断面チャンネル形のホルダ部5を構成し、該
ホルダ部5は一端に開放された開口部6を有する。
【0010】袋体4は、合成樹脂フィルムにより製袋さ
れた洋型封筒(縦横寸法に関して横長であり且つ長手辺
に沿って開口と封口片7を有する形式の封筒)から成
り、前記ホルダ部5に多数積層状に保持され、一端に位
置する袋体4の側面を前記開口部6に露出せしめてい
る。
れた洋型封筒(縦横寸法に関して横長であり且つ長手辺
に沿って開口と封口片7を有する形式の封筒)から成
り、前記ホルダ部5に多数積層状に保持され、一端に位
置する袋体4の側面を前記開口部6に露出せしめてい
る。
【0011】図2に示すように、前記開口部6には開口
縁から爪8が僅かに突設されており、一端に位置する袋
体4が開口部6から自由に脱落することを防止してい
る。
縁から爪8が僅かに突設されており、一端に位置する袋
体4が開口部6から自由に脱落することを防止してい
る。
【0012】図3に示すように、袋体保持手段1は、少
なくとも前記開口部6の近傍個所に位置して振動付与手
段9を設けている。図例の場合、ホルダ部5のうち開口
部6を構成する部分が振動自由な分割体10を構成し、
スプリング11を介してバイブレータ12に連結されて
いる。バイブレータ12は、モータ等の駆動源13の偏
心軸に連結されている。従って、駆動源13によりバイ
ブレータ12が振動すると、その振動は分割体10に伝
達される。このため、合成樹脂フィルム製の袋体4が静
電気等により積層相互間で吸着されている場合であって
も、少なくとも開口部6の近傍部分において振動を受
け、2枚以上が相互に吸着した状態から1枚宛に分離さ
れる。
なくとも前記開口部6の近傍個所に位置して振動付与手
段9を設けている。図例の場合、ホルダ部5のうち開口
部6を構成する部分が振動自由な分割体10を構成し、
スプリング11を介してバイブレータ12に連結されて
いる。バイブレータ12は、モータ等の駆動源13の偏
心軸に連結されている。従って、駆動源13によりバイ
ブレータ12が振動すると、その振動は分割体10に伝
達される。このため、合成樹脂フィルム製の袋体4が静
電気等により積層相互間で吸着されている場合であって
も、少なくとも開口部6の近傍部分において振動を受
け、2枚以上が相互に吸着した状態から1枚宛に分離さ
れる。
【0013】前記回転ドラム2は、図1乃至図3に示す
ように、前記袋体保持手段1の開口部6に対面して配置
され、図示省略した駆動装置により図示矢印方向に回転
される。この回転ドラム2の周面には、周方向に間隔を
おいて複数の吸引口14が開設されている。
ように、前記袋体保持手段1の開口部6に対面して配置
され、図示省略した駆動装置により図示矢印方向に回転
される。この回転ドラム2の周面には、周方向に間隔を
おいて複数の吸引口14が開設されている。
【0014】前記吸引口14の各々は、図3に示すよう
に回転ドラム2の軸方向に延びる連通路15を有し、該
連通路15は、図1に示す吸引制御手段16を介して真
空ポンプ等のバキューム手段17に連通される。
に回転ドラム2の軸方向に延びる連通路15を有し、該
連通路15は、図1に示す吸引制御手段16を介して真
空ポンプ等のバキューム手段17に連通される。
【0015】前記吸引制御手段16は、回転ドラム2の
側面に気密シールを介して接合状態に設けられ、回転し
ないように不動状態で設置されている。即ち、回転ドラ
ム2の回転中も吸引制御手段16は回転しない。この吸
引制御手段16は、図3に示すような吸引路18を形成
し、該吸引路18を前記バキューム手段17に連結せし
めている。
側面に気密シールを介して接合状態に設けられ、回転し
ないように不動状態で設置されている。即ち、回転ドラ
ム2の回転中も吸引制御手段16は回転しない。この吸
引制御手段16は、図3に示すような吸引路18を形成
し、該吸引路18を前記バキューム手段17に連結せし
めている。
【0016】前記吸引路18は、図3に示すように、回
転ドラム2と同心状の円弧形状を有し、回転ドラム2が
回転するに際し、各吸引口14の連通路15が該吸引路
18に沿って移動するように構成されている。従って、
吸引路18の一端が可動始点19、他端が可動終点20
とされており、回転ドラム2の回転時において、各吸引
口14の連通路15が可動始点19から可動終点20の
間を移動中は、該連通路15はバキューム手段17に連
通され該吸引口14からエアーを吸い込むが、該連通路
15が可動終点20を越えて再び可動始点19に至るま
での間を移動中は、該連通路15はバキューム手段17
に連通されることなく該吸引口14による吸着動作は解
除されている。
転ドラム2と同心状の円弧形状を有し、回転ドラム2が
回転するに際し、各吸引口14の連通路15が該吸引路
18に沿って移動するように構成されている。従って、
吸引路18の一端が可動始点19、他端が可動終点20
とされており、回転ドラム2の回転時において、各吸引
口14の連通路15が可動始点19から可動終点20の
間を移動中は、該連通路15はバキューム手段17に連
通され該吸引口14からエアーを吸い込むが、該連通路
15が可動終点20を越えて再び可動始点19に至るま
での間を移動中は、該連通路15はバキューム手段17
に連通されることなく該吸引口14による吸着動作は解
除されている。
【0017】この目的のため、前記可動始点19の位置
は、一つの吸引口14が袋体保持手段1の開口部6に面
する直前の位置から吸引を開始するように設定され、前
記可動終点20の位置は、該吸引口14が袋保持手段1
から反転して前記移送案内手段3に達する前の位置で吸
引を解除するように設定されている。
は、一つの吸引口14が袋体保持手段1の開口部6に面
する直前の位置から吸引を開始するように設定され、前
記可動終点20の位置は、該吸引口14が袋保持手段1
から反転して前記移送案内手段3に達する前の位置で吸
引を解除するように設定されている。
【0018】前記移送案内手段3は、図3に示すよう
に、吸引口14に吸着されて回転ドラム2の回転により
反転方向に給送された袋体4が吸引を解除されたとき、
該袋体4を受ける位置に設置されたガイド板から成り、
回転ドラム2の周面から下向きに傾斜する姿勢の下に設
置されている。
に、吸引口14に吸着されて回転ドラム2の回転により
反転方向に給送された袋体4が吸引を解除されたとき、
該袋体4を受ける位置に設置されたガイド板から成り、
回転ドラム2の周面から下向きに傾斜する姿勢の下に設
置されている。
【0019】前記移送手段30は、図1及び図3に示す
ように、前記移送案内手段3を介して滑落される袋体4
を受ける位置に設置されたベルトコンベヤから成る。
尚、図例のようにベルトコンベヤを前記移送案内手段3
の延長線上に位置する傾斜姿勢の下に設置する場合は、
袋体4が該コンベヤを越えて脱落しないように受止める
ストッパ壁21を移送手段30の側縁に沿って設けるこ
とが好ましい。
ように、前記移送案内手段3を介して滑落される袋体4
を受ける位置に設置されたベルトコンベヤから成る。
尚、図例のようにベルトコンベヤを前記移送案内手段3
の延長線上に位置する傾斜姿勢の下に設置する場合は、
袋体4が該コンベヤを越えて脱落しないように受止める
ストッパ壁21を移送手段30の側縁に沿って設けるこ
とが好ましい。
【0020】この実施例に係る装置によれば、バキュー
ム手段17を作動した状態で回転ドラム2を回転する
と、袋保持手段1に保持された袋体4は、回転ドラム2
の吸引口14に吸着され、開口部6から1枚宛取出され
る。この取出しに際して、開口部6に保持された袋体4
は、振動付与手段9による振動を受けることにより1枚
宛取出し容易な状態で待機する。そして、開口部6から
露出された袋体4が吸引口14の吸引を受けると、該吸
引口14に吸着された袋体4と、後続の袋体群とが同様
に振動付与手段9による振動により分離されるので、吸
引口14には1枚の袋体4のみが吸着され、追従しよう
とする袋体を重ねて取出してしまうようなことはない。
ム手段17を作動した状態で回転ドラム2を回転する
と、袋保持手段1に保持された袋体4は、回転ドラム2
の吸引口14に吸着され、開口部6から1枚宛取出され
る。この取出しに際して、開口部6に保持された袋体4
は、振動付与手段9による振動を受けることにより1枚
宛取出し容易な状態で待機する。そして、開口部6から
露出された袋体4が吸引口14の吸引を受けると、該吸
引口14に吸着された袋体4と、後続の袋体群とが同様
に振動付与手段9による振動により分離されるので、吸
引口14には1枚の袋体4のみが吸着され、追従しよう
とする袋体を重ねて取出してしまうようなことはない。
【0021】回転ドラム2が回転され、袋体4を吸引口
14に吸着した状態で反転方向に給送した後、吸引口1
4が移送案内手段3に臨むと、吸引口14は吸引を解除
するので、袋体4は、回転ドラム2の回転と共に移送案
内手段3に落下され、該移送案内手段3を滑落して移送
手段30上に載せられる。そこで、袋体4は移送手段3
0により所定の位置に移送される。
14に吸着した状態で反転方向に給送した後、吸引口1
4が移送案内手段3に臨むと、吸引口14は吸引を解除
するので、袋体4は、回転ドラム2の回転と共に移送案
内手段3に落下され、該移送案内手段3を滑落して移送
手段30上に載せられる。そこで、袋体4は移送手段3
0により所定の位置に移送される。
【0022】前述のように、回転ドラム2の周方向に間
隔をおいて複数の吸引口14を設けておけば、短いサイ
クルで袋体4を取出し給送することが可能である。例え
ば、図3のように回転ドラム2の周方向六個所に吸引口
14を設けておけば、該ドラムが一回転するうちに6枚
の袋体4を1枚宛取出し給送することができる。或い
は、回転ドラム2の直径を更に大とし、該ドラム2の周
方向八個所に吸引口14を設けても良い。因に、このよ
うに回転ドラム2の直径を大とすることは、吸引口14
を増加することに役立つだけでなく、ドラム周面の曲率
半径を大ならしめるため、袋体4を安定した状態で吸着
することに資する。
隔をおいて複数の吸引口14を設けておけば、短いサイ
クルで袋体4を取出し給送することが可能である。例え
ば、図3のように回転ドラム2の周方向六個所に吸引口
14を設けておけば、該ドラムが一回転するうちに6枚
の袋体4を1枚宛取出し給送することができる。或い
は、回転ドラム2の直径を更に大とし、該ドラム2の周
方向八個所に吸引口14を設けても良い。因に、このよ
うに回転ドラム2の直径を大とすることは、吸引口14
を増加することに役立つだけでなく、ドラム周面の曲率
半径を大ならしめるため、袋体4を安定した状態で吸着
することに資する。
【0023】移送手段30により移送された袋体4は、
上述したように、次の行程において、袋体4を自動的に
開口せしめられ、保証書のような書面等を自動的に装填
されると共に、封口片7により開口を封口することによ
り自動的に封緘される。この封緘に際し、袋体4が合成
樹脂フィルム製袋体の場合は、封口片7にホットメルト
接着剤を塗布することが好ましい。
上述したように、次の行程において、袋体4を自動的に
開口せしめられ、保証書のような書面等を自動的に装填
されると共に、封口片7により開口を封口することによ
り自動的に封緘される。この封緘に際し、袋体4が合成
樹脂フィルム製袋体の場合は、封口片7にホットメルト
接着剤を塗布することが好ましい。
【0024】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成した結果、
次の効果を奏する。 (1) 請求項1に記載の本発明によれば、袋体保持手
段1に多数の袋体4を保持せしめた状態から回転ドラム
2により袋体4を1枚宛取出し、該袋体4を吸着した状
態で回転ドラム2の回転により所定の位置に給送するこ
とができる。特に、このような回転ドラム2による吸着
を行うものであるから、腰の弱い袋体であっても確実に
安定して1枚宛の袋体4を取出すことができ、その結
果、高スピードによる取出し作業が可能になり、作業効
率を向上できるという効果がある。
次の効果を奏する。 (1) 請求項1に記載の本発明によれば、袋体保持手
段1に多数の袋体4を保持せしめた状態から回転ドラム
2により袋体4を1枚宛取出し、該袋体4を吸着した状
態で回転ドラム2の回転により所定の位置に給送するこ
とができる。特に、このような回転ドラム2による吸着
を行うものであるから、腰の弱い袋体であっても確実に
安定して1枚宛の袋体4を取出すことができ、その結
果、高スピードによる取出し作業が可能になり、作業効
率を向上できるという効果がある。
【0025】(2) 請求項2に記載の本発明によれ
ば、前記効果に加えて、更に袋体4の1枚宛取出し作業
をスピードアップすることが可能になるという効果があ
る。
ば、前記効果に加えて、更に袋体4の1枚宛取出し作業
をスピードアップすることが可能になるという効果があ
る。
【0026】(3) 請求項3に記載の本発明によれ
ば、従来の装置では極めて不満足な結果しか得られなか
った合成樹脂フィルム製の袋体について、本発明装置の
結果、2枚重ねて取出すことなく、1枚宛取出すことが
できたという顕著な効果が認められる。
ば、従来の装置では極めて不満足な結果しか得られなか
った合成樹脂フィルム製の袋体について、本発明装置の
結果、2枚重ねて取出すことなく、1枚宛取出すことが
できたという顕著な効果が認められる。
【0027】(4) 請求項4に記載の本発明によれ
ば、袋体保持手段1に保持され待機中の袋体4を1枚宛
取出し容易な状態に準備することができ、しかも、回転
ドラム2により取出し中の袋体4を後続の袋体から容易
に分離することが可能になり、所期目的達成の確実性を
いっそう向上できるという効果がある。
ば、袋体保持手段1に保持され待機中の袋体4を1枚宛
取出し容易な状態に準備することができ、しかも、回転
ドラム2により取出し中の袋体4を後続の袋体から容易
に分離することが可能になり、所期目的達成の確実性を
いっそう向上できるという効果がある。
【図1】本発明の1実施例を示す斜視図である。
【図2】本発明の1実施例に係る袋保持手段を図1の反
対側から示す斜視図である。
対側から示す斜視図である。
【図3】本発明の1実施例に係る装置の作用を示す縦断
面図である。
面図である。
1 袋保持手段
2 回転ドラム
3 移送案内手段
4 袋体
5 ホルダ部
6 開口部
8 爪
9 振動付与手段
14 吸引口
15 連通路
16 吸引制御手段
17 バキューム手段
18 吸引路
30 移送手段
Claims (4)
- 【請求項1】 多数の袋体を積層状に保持するホルダ部
と一端の袋体の側面を露出せしめる開口部を備えた袋体
保持手段と、前記開口部に対面して配置された回転ドラ
ムとから成り、前記回転ドラムは、バキューム手段に連
通された吸引口をドラム周面に設け、該バキューム手段
は、回転ドラムの回転時において、前記吸引口が前記開
口部に臨んだ状態では吸引口による吸着を介して前記開
口部から袋体の1枚宛を取出しドラム周面に吸着せしめ
る一方、該吸着した袋体を回転ドラムの回転により前記
開口部から離れた位置に給送した状態では吸引口による
吸着を解除する吸引制御手段を備えて成ることを特徴と
する袋体の1枚宛取出装置。 - 【請求項2】 回転ドラムの周方向に間隔をおいて複数
の吸引口を設けて成ることを特徴とする請求項1に記載
の袋体の1枚宛取出装置。 - 【請求項3】 袋体が合成樹脂フィルムにより製袋され
た洋型封筒から成ることを特徴とする請求項1又は2に
記載の袋体の1枚宛取出装置。 - 【請求項4】 袋体保持手段が少なくとも前記開口部の
近傍個所に振動付与手段を設けて成ることを特徴とする
請求項1、2又は3に記載の袋体の1枚宛取出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3014794A JPH0741892B2 (ja) | 1991-01-14 | 1991-01-14 | 袋体の1枚宛取出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3014794A JPH0741892B2 (ja) | 1991-01-14 | 1991-01-14 | 袋体の1枚宛取出装置 |
Publications (2)
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JPH054620A true JPH054620A (ja) | 1993-01-14 |
JPH0741892B2 JPH0741892B2 (ja) | 1995-05-10 |
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ID=11870963
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CN108910163A (zh) * | 2018-08-07 | 2018-11-30 | 深圳市海润智能机械有限公司 | 一种注射器全自动装袋封口包装机 |
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1991
- 1991-01-14 JP JP3014794A patent/JPH0741892B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
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Publication number | Publication date |
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JPH0741892B2 (ja) | 1995-05-10 |
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