JP2003252473A - シート供給装置 - Google Patents

シート供給装置

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JP2003252473A
JP2003252473A JP2002052862A JP2002052862A JP2003252473A JP 2003252473 A JP2003252473 A JP 2003252473A JP 2002052862 A JP2002052862 A JP 2002052862A JP 2002052862 A JP2002052862 A JP 2002052862A JP 2003252473 A JP2003252473 A JP 2003252473A
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sheets
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feeding
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Kensuke Higuchi
健介 樋口
Toshibumi Kimura
俊文 木村
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Toppan Edge Inc
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Toppan Forms Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、積み重ねられたシートを枚葉毎に所
定の位置に供給するシート供給装置に関し、重送を防止
して歩留りの向上、効率の向上を図ることを目的とす
る。 【解決手段】所定数のシート19が積み重ねられた載置
台12に対し、振動駆動手段17、振動子16、ブース
タ15A、ホーン15Bにより超音波振動を付与するこ
とで、少なくとも供給対象シート19とその上に位置さ
れるシートとの摩擦や密着性を回避させて当該供給対象
シート19を枚葉とさせ、当該供給対象シート19を枚
葉毎に吸着駆動手段21、吸着口22で保持させて回転
ドラム23に送り、当該回転ドラム23が供給搬送ベル
ト25,26にフィードし、当該供給搬送ベルト25,
26による搬送で所定部所に案内させる構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、積み重ねられたシ
ートを枚葉毎に所定の位置に供給するシート供給装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】近年、例えば複数の帳票等のシートを丁
合して封筒に封入し、封緘することを自動的に行うよう
になってきている。この際、封入封緘のための搬送路に
シートを枚葉毎にフィードする供給装置が設けられるも
ので、シートが複数種ある場合には供給装置が種類毎に
所定数設けられる。このようなシートの供給装置におい
ては、シートが重なった状態で供給されないことが基本
的な課題となっている。
【0003】従来、積み重ねられたシートを枚葉毎にフ
ィードする方法として当該シートを上下より送りローラ
を互いに反対方向に回転させることが知られているが、
ローラ汚れによるメンテナンスが必要であることから、
メンテナンスフリーのバキューム方式のロータリーフィ
ーダも使用されてきている。このバキューム方式のロー
タリーフィーダは、ステージ上に供給対象のシートが積
み重ねられるもので、最下方のシートから抜き取りつつ
シート送りを行わせるために、当該抜き取りを行う一部
分が当該ステージよりはみ出した状態で積み重ねられ
る。そして、下方から上記ステージよりはみ出した部分
でバキュームにより吸引して抜き取り、これをロータリ
ーフィーダに把持させて搬送ベルトで所定位置まで搬送
させることでシート供給を行うものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、所定数
のシートが積み重ねられて下方から順次供給されること
から、供給対象のシートとその上のシートとが、積み重
ねの重さや摩擦、密着等により重なった状態でバキュー
ムにより吸引されて、いわゆるダブルフィードされる場
合があり、その都度装置を停止させて取り除く作業をし
なければならず、歩留りの低下、効率の低下を招くとい
う問題がある。
【0005】そこで、本発明は、上記課題に鑑みなされ
たもので、重送を防止して歩留りの向上、効率の向上を
図るシート供給装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1の発明では、所定数のシートが積み重ねら
れて、枚葉毎に所定部所に供給するシート供給装置であ
って、所定数積み重ねられた前記シートを載置させ、下
方のシートを供給対象として位置させる載置台と、前記
載置台に対し、前記積み重ねられたシートのうち、少な
くとも供給対象のシートを含めたシート群より当該供給
対象シートを枚葉とさせるための振動を付与させる振動
付与手段と、前記載置台上の供給対象シートを枚葉毎に
保持しながら搬送して、前記供給する所定部所に案内す
る案内機構手段と、を有する構成とする。
【0007】請求項2〜5の発明では、「前記振動付与
手段は前記載置台に対して超音波を付与する」構成であ
り、「前記供給対象シートを前記案内機構手段が保持す
る際に、当該保持部分近傍に冷却エアを吹き付ける冷却
エア供給手段を備える」構成であり、「前記供給対象シ
ートを前記案内機構手段が保持する際に、当該保持部分
近傍に除電イオンを含ませたエアを吹き付ける手段を備
える」構成であり、「前記載置台を冷却させる冷却手段
を備える」構成である。
【0008】請求項6、7の発明では、「前記案内機構
手段は、前記供給対象シートを保持する吸引保持手段
と、当該吸引保持手段で保持された当該供給対象シート
をフィードする回転フィード手段と、当該回転フィード
手段でフィードされた供給対象シートを前記所定部所に
搬送させる搬送手段とを備える」構成であり、「前記案
内機構手段は、前記供給対象シートを枚葉で保持してフ
ィードするフィードローラと、当該フィードローラでフ
ィードされた供給対象シートを前記所定部所に搬送させ
る搬送手段とを備える」構成である。
【0009】このように、所定数のシートが積み重ねら
れた載置台に対し、好ましくは超音波の振動を付与して
少なくとも供給対象のシートを含めたシート群より当該
供給対象シートを枚葉とさせ、載置台上の供給対象シー
トを枚葉毎に保持しながら搬送して、所定部所に案内さ
せる。すなわち、載置台を振動させることで供給対象シ
ートと少なくともその上のシートとの摩擦や密着状態を
回避させるもので、これにより重送が防止されることか
ら、歩留りの向上、効率の向上を図ることが可能となる
ものである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施形態
を図により説明する。図1に、本発明に係るシート供給
装置における第1実施形態の構成図を示す。図1(A)
は概念構成図、図1(B)は概念平面図である。図1
(A)、(B)において、シート供給装置11は、載置
台12上にガイド部13A,13B,14A,14Bが
設けられ、当該載置台12の下部にブースタ15A、ホ
ーン15B、振動子16、振動駆動手段17で構成され
る振動手段が設けられる。また、ガイド部13A、13
Bのガイド面の近傍に押えピン18A,18Bが設けら
れる。そして、載置台12上であって、ガイド部13
A,13B,14A,14Bでガイドされて供給対象の
シート19が所定数積み重ねられる。ここで、シート1
9は、帳票、パンフレット、伝票等の枚葉単位で供給す
る総てのものを対象とし、その材質は紙、フィルム等で
作製されたものである。
【0011】上記載置台12は、所定数積み重ねられた
シート19を、その先端部分の一部をはみ出させた状態
で載置させる。ガイド部13A,13Bは当該シート1
9の一部を当該載置台12より所定量はみ出させるよう
に規制するもので、ガイド部14A,14Bは当該シー
ト19の大きさに応じて可動自在とされる。上記押さえ
ピン18A,18Bは、シート19の載置台12よりは
み出した部分で下方より調整自在に押さえるもので、こ
こでは所定間隔で2つ設けられる。この押えピン18
A,18Bは、後述する吸引保持手段により抜き取り易
いように、そのシート19側への突出量が調整されるも
のである。
【0012】上記ブースタ15A、ホーン15B、振動
子16、振動駆動手段17で構成される振動手段は、載
置台12に対し、積み重ねられたシートのうち、少なく
とも供給対象のシート19を含めたシート群より当該供
給対象シート19を枚葉とさせるための振動を付与させ
るもので、例えば17KHz〜20KHzのうち何れか
の周波数の超音波を付与する。ここで、振動駆動手段1
7は、例えば17KHz〜100KHzの範囲内で交流
信号を発生させる発信回路等より構成され、ここでは上
記ホーン15Bの共振周波数に応じて上記17KHz〜
20KHzのうち何れかの周波数の交流信号を発生す
る。振動子16は、振動駆動手段17からの交流信号に
応じて上記周波数の超音波を発生するもので、これがブ
ースタ15Aで増幅され、ホーン15Bで上記載置台1
2に対して収束させるものである。
【0013】一方、載置台12の下方に、吸着駆動手段
21、吸着口22、回転フィード手段である回転ドラム
23A,23B、フィンガ24、供給供給搬送ベルト2
5A,25B,26A,26Bで構成される案内機構手
段が設けられる。この案内機構手段は、載置台12上の
供給対象シート19を枚葉毎に保持しながら搬送して、
供給する所定部所に案内するものである。ここで、吸着
駆動手段21は吸着口22と連通しており、当該吸着口
22による吸着のための空気を圧縮すると共に、当該吸
着口22を上下動させる。この吸着口22は、上記載置
台12上に積み重ねられて載置された所定数のシート1
9のはみ出し部分の下方に位置されるもので、最下の供
給対象のシート19を吸着する。これら吸着駆動手段2
1および吸着口22により吸引保持手段を構成する。
【0014】また、回転ドラム23は、供給搬送ベルト
25A,25Bにより回転駆動されるもので、フィンガ
24が取り付けられ、その回転位置によって当該フィン
ガ24で把持させるための開閉を行わせる図示しない機
構を備える。この回転ドラム23およびフィンガ24に
より回転フィード手段を構成する。
【0015】上記フィンガ24は、上記吸着口22で吸
着したシート19が下降したときに上記回転ドラム23
の回転位置に応じて当該シート19を把持して、さらに
当該回転ドラム23が所定の回転位置(供給供給搬送ベ
ルト26A,26B付近)に来たときに開放することで
供給搬送ベルト26A,26Bにフィードさせ、当該供
給搬送ベルト25A,25B,26A,26B間で挾持
させるためのものである。そして、供給搬送ベルト25
A,25B,26A,26Bは、フィンガ24で案内さ
れたシート19を所定部所に供給するものであり、当該
供給搬送ベルト25A,25B,26A,26Bにより
搬送手段を構成する。
【0016】ここで、図2に、図1の振動付加によるシ
ート状態の説明図を示す。なお、図2は原理の説明を容
易とするために誇張した図としている。図2において、
上述のように、所定数のシート19が載置台12上でガ
イド部13,14によりガイドされて積み重ねられ、当
該載置台12よりはみ出した先端部分を押えピン18に
より抜き取りやすいように調整されて押えられている。
そこで、振動駆動手段17が上述の17KHz〜20K
Hzのうち、何れかの周波数の交流信号を発生させて振
動子16を発信させ、これをブースタ15Aで増幅させ
てホーン15Bにより収束させて載置台12を振動させ
る。
【0017】上記載置台12が振動すると積み重ねられ
たシート19も図に示すように振動することとなり、少
なくとも最下方の供給対象のシート19とその上に位置
されたシート19とが互いの振動でその間に空気層が生
じることとなり、例えば密着状態のときには当該密着状
態が解かれ、また、当該供給対象のシート19を引き抜
くときの互いの摩擦状態が低下する。すなわち、積み重
ねられたシート群の最下方のシート19をダブルフィー
ドせずに枚葉で引き抜いて供給させることができるもの
である。
【0018】そこで、図3に、図1のシート供給装置の
シート供給の説明図を示す。まず、図1(A)に示す吸
着口22の位置より、吸着駆動手段21により当該吸着
口22を上昇させて、載置台12上に積み重ねられたシ
ート群の最下方の供給対象のシート19を当該吸着口2
2で吸引、吸着を行う(図3(A))。続いて、図3
(B)に示すように、吸着口22を下降させることで当
該供給対象のシート19の先端が当該載置台12のはみ
出し部分より引き抜かれる状態となり、図3(C)に示
すように、下降によりその先端がフィンガ24部分に位
置されたときに当該フィンガ24により把持される。
【0019】フィンガ24によるシート19の把持後に
は、上記吸着口22の吸着状態が解除され、回転ドラム
23を回転させると共にフィンガ24の回転(下降)に
より当該シート19を供給搬送ベルト26A,26Bと
当接する部分までフィードさせることにより、図3
(D)に示すように供給搬送ベルト25A,25Bと供
給搬送ベルト26A,26Bとに挾持させる。挾持され
たシート19は、図3(E)に示すように、供給搬送ベ
ルト25A,25B,26A,26Bにより挾持状態で
回転ドラム23に沿ってフィードされる。このとき、吸
着口22は上昇して次の供給対象のシート19を図3
(A)と同様に吸着する。
【0020】そして、図3(F)に示すように、先の供
給対象シート19は、供給搬送ベルト25A,25B,
26A,26Bにより挾持された状態で搬送され、所定
部所に排出される。このとき、吸着口22は、図3
(B)、(C)と同様に、次の供給対象シート19を吸
着して下降を開始することで上記のフィード、搬送が、
シート19がなくなるまで繰り返されるものである。
【0021】このように、載置台12を振動させること
で供給対象シート19と少なくともその上のシート19
との摩擦や密着状態を回避させるもので、これによりダ
ブルフィードと称される重送が防止されることから、歩
留りを向上させることができ、シート供給の効率を向上
させることができるものである。なお、従前では、重送
したものを、超音波を用いてその反射を測定することに
より検出することが知られているが、本発明は供給対象
のシートを振動させて重送自体を防止させるためのもの
である。
【0022】次に、図4に、本発明に係るシート供給装
置における第2実施形態の構成図を示す。図4(A)は
シート供給装置の主要平面図、図4(B)は振動付加に
よるシート状態の誇張概略図である。図4(A)に示す
シート供給措置11は、載置台12上に積み重ねられた
シート19のはみ出した先端部分の引き抜き位置の近傍
に吹付部31が配置され、当該吹付部31より冷却エア
を供給する吹付駆動手段32が設けられたもので、他の
構成は図1と同様である。これら吹付部31および吹付
駆動手段32により冷却エア供給手段を構成する。
【0023】このようなシート供給装置11は、図4
(B)に示すように、載置台12が超音波振動されて積
み重ねられたシート19が振動したとき、特に供給対象
シート19(その上のシート19)に対して冷却エアを
吹き付けるものである。すなわち、超音波周波数によっ
ては、シート19同士の振動で熱を発生することから当
該冷却エアで温度上昇を抑えるためのもので、発熱によ
る弊害を防止することができるものである。
【0024】ところで、超音波周波数や周囲環境の湿度
(乾燥状態)等によっては、上記シート19同士の振動
により静電気が発生して帯電し、当該シート19同士が
密着状態となる場合もある。そこで、吹付駆動手段32
において吹付部31に供給する冷却エアに除電イオンを
含ませることにより密着状態を回避させることができる
ものである。すなわち、吹付駆動手段32内にイオン発
生器を備えさせ、この除電イオン(負電荷)を含んだ冷
却エアを吹き付けることにより帯電(正電荷)を中和さ
せて除電するものである。なお、図示しないが、冷却エ
アを吹き付けることが不要な環境では、当該除電イオン
を含ませたエアを吹き付ける構成としてもよい。
【0025】次に、図5に、本発明に係るシート供給装
置における第3実施形態の構成図を示す。図5に示すシ
ート供給装置11は、図2と同様に誇張させて図示した
もので、載置台12に冷却部材33を設け、当該冷却部
材33を冷却駆動手段34で駆動させる構成であり、他
の構成は図1と同様である。上記冷却部材33および冷
却駆動手段34により冷却手段を構成する。
【0026】上記冷却部材33としては、例えばペルチ
ェ素子が使用されるもので、図では単に載置台12の裏
面に取り付けた状態を示してあるが、熱交換フィンを介
して設けてもよい。このペルチェ素子を冷却部材33と
して使用したときに、冷却駆動手段34は、当該ペルチ
ェ素子で冷却効果を生じるような極性の電流を印加する
駆動回路を含み、適宜温度調節のための回路を含むもの
である。
【0027】このように、上記冷却部材33により載置
台12自体を冷却して、超音波周波数によっては、シー
ト19同士の振動で発生する熱による温度上昇を抑える
のものであり、当該発熱による弊害を防止することがで
きるものである。
【0028】次に、図6に、本発明に係るシート供給装
置における第4実施形態の構成図を示す。図6(A)は
概略構成図、図6(B)は先端ガイド部分の拡大説明
図、図6(C)は概略平面図である。図6(A)〜
(C)において、載置台12がその供給方向に傾斜して
設けられたもので、積み重ねられる所定数のシート19
に対して、当該供給方向の先端部分をガイドするガイド
部13A,13Bと後端部分をガイドするガイド部14
A,14Bが設けられる。
【0029】また、載置台12には、上記同様に振動駆
動手段17、振動子16、ブースタ15Aおよびホーン
15Bで構成される振動付与手段が設けられ、案内機構
手段としてフィードローラ42,43および搬送手段で
ある搬送ベルト41A,41Bが設けられたものであ
る。この場合、フィードローラ42,43による供給対
象シート19のフィードを確実にさせるために、適宜ガ
イド部13A,13Bのそれぞれの底部分にテーパ部4
4が形成される。
【0030】上記フィードローラ42,43は、載置台
12上の供給対象のシート19を枚葉で保持するもの
で、上記搬送ベルト41A,41Bは、フィードローラ
42,43でフィードされた供給対象シート19を所定
部所に搬送させるためのものである。すなわち、超音波
による振動が付与された載置台12上の最下方に位置さ
れた供給対象シート19はその上に位置されるシート1
9と摩擦や密着状態が回避され、この供給対象シート1
9をフィードローラ42,43が確実に枚葉で噛みこん
で搬送ベルト41A,41Bにフィードさせるものであ
る。
【0031】このように、フィードローラ42,43で
供給対象シート19をフィードし、搬送ベルト41A,
41Bで搬送する構成であっても、上記同様に載置台1
2を振動させることで供給対象シート19と少なくとも
その上のシート19との摩擦や密着状態を回避させるも
ので、これにより重送が防止されることから、歩留りを
向上させることができ、シード供給の効率を向上させる
ことができるものである。なお、この第4実施形態は、
図1の第1実施形態に対応させて示したものであるが、
上記第2および第3実施形態の冷却や除電の構成を組み
合わせることもできるものである。
【0032】ところで、このようなシート供給装置11
でシートを供給する所定部所して、例えば前述のような
封入封緘システムがある。この封入封緘システムを簡単
に説明すると、封体が供給されるラインと、所定数(単
一または複数)のシート供給装置11が別ラインで配置
され、主搬送ラインにシート供給装置11よりシート1
9が供給され、一方で封体供給ラインから供給される封
体に、当該供給されたシート19を封入し、封緘するシ
ステムである。この場合、封体も上記シート供給装置1
1を用いてもよいものである。
【0033】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、所定数
のシートが積み重ねられた載置台に対し、好ましくは超
音波の振動を付与して少なくとも供給対象のシートを含
めたシート群より当該供給対象シートを枚葉とさせ、載
置台上の供給対象シートを枚葉毎に保持しながら搬送し
て、所定部所に案内させることにより、摩擦や密着によ
る重送を防止させることができ、歩留りの向上、効率の
向上を図ることができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るシート供給装置における第1実施
形態の構成図である。
【図2】図1の振動付加によるシート状態の説明図であ
る。
【図3】図1のシート供給装置のシート供給の説明図で
ある。
【図4】本発明に係るシート供給装置における第2実施
形態の構成図である。
【図5】本発明に係るシート供給装置における第3実施
形態の構成図である。
【図6】本発明に係るシート供給装置における第4実施
形態の構成図である。
【符号の説明】
11 シート供給装置 12 載置台 15A ブースタ 15B ホーン 16 振動子 17 振動駆動手段 18 押えピン 19 シート 21 吸着駆動手段 22 吸着口 23 回転ドラム 31 吹付部 32 吹付駆動手段 33 冷却部材 34 冷却駆動手段 42,43 フィードローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B65H 5/06 B65H 5/06 F Fターム(参考) 3F049 DA02 DA12 LA16 LB05 3F343 FA01 FB13 FC01 FC17 FC20 GA01 GB02 JB02 JB27 JD26 JD27 KB02 KB05

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定数のシートが積み重ねられて、枚葉毎
    に所定部所に供給するシート供給装置であって、 所定数積み重ねられた前記シートを載置させ、下方のシ
    ートを供給対象として位置させる載置台と、 前記載置台に対し、前記積み重ねられたシートのうち、
    少なくとも供給対象のシートを含めたシート群より当該
    供給対象シートを枚葉とさせるための振動を付与させる
    振動付与手段と、 前記載置台上の供給対象シートを枚葉毎に保持しながら
    搬送して、前記供給する所定部所に案内する案内機構手
    段と、 を有することを特徴とするシート供給装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載のシート供給装置であって、
    前記振動付与手段は前記載置台に対して超音波を付与す
    ることを特徴とするシート供給装置。
  3. 【請求項3】請求項1または2記載のシート供給装置で
    あって、前記供給対象シートを前記案内機構手段が保持
    する際に、当該保持部分近傍に冷却エアを吹き付ける冷
    却エア供給手段を備えることを特徴とするシート供給装
    置。
  4. 【請求項4】請求項1〜3の少なくとも何れかに記載の
    シート供給装置であって、前記供給対象シートを前記案
    内機構手段が保持する際に、当該保持部分近傍に除電イ
    オンを含ませたエアを吹き付ける手段を備えることを特
    徴とするシート供給装置。
  5. 【請求項5】請求項1、2または4記載のシート供給装
    置であって、前記載置台を冷却させる冷却手段を備える
    ことを特徴とするシート供給装置。
  6. 【請求項6】請求項1〜5の少なくとも何れかに記載の
    シート供給装置であって、前記案内機構手段は、 前記供給対象シートを保持する吸引保持手段と、 当該吸引保持手段で保持された当該供給対象シートをフ
    ィードする回転フィード手段と、 当該回転フィード手段でフィードされた供給対象シート
    を前記所定部所に搬送させる搬送手段とを備えることを
    特徴とするシート供給装置。
  7. 【請求項7】請求項1〜5の少なくとも何れかに記載の
    シート供給装置であって、前記案内機構手段は、 前記供給対象シートを枚葉で保持してフィードするフィ
    ードローラと、 当該フィードローラでフィードされた供給対象シートを
    前記所定部所に搬送させる搬送手段とを備えることを特
    徴とするシート供給装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008222367A (ja) * 2007-03-12 2008-09-25 Toshiba Corp 紙葉類分離装置,紙葉類分離取り出し装置,紙葉類処理装置,紙葉類分離方法,そして紙葉類分離取り出し方法
JP2011227175A (ja) * 2010-04-16 2011-11-10 Ricoh Co Ltd 冷却装置及び画像形成装置
JP2012071902A (ja) * 2010-09-27 2012-04-12 Toshiba Corp 媒体搬送装置及び制御方法

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