JPH11227933A - 端子部品供給装置 - Google Patents

端子部品供給装置

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JPH11227933A
JPH11227933A JP10028695A JP2869598A JPH11227933A JP H11227933 A JPH11227933 A JP H11227933A JP 10028695 A JP10028695 A JP 10028695A JP 2869598 A JP2869598 A JP 2869598A JP H11227933 A JPH11227933 A JP H11227933A
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JP
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terminal
terminal component
rotary
component
detection sensor
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JP10028695A
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Tamotsu Uruma
間 保 漆
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TOYO DENJI KIKAI SEISAKUSHO KK
Original Assignee
TOYO DENJI KIKAI SEISAKUSHO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 振動ボウルフィーダ装置から供給された立位
姿勢の端子部品を簡易かつ確実に水平姿勢に変えること
ができる端子部品供給装置を提供する。 【解決手段】 端子部品Pは、振動ボウルフィーダ装置
1に連結された振動フィーダ装置3からシャッタ機構5
を介してシュート4に排出され、シュート4にて水平姿
勢に移行される。端子部品Pは、シュート4の出口側に
設けられた排出部4aを介して回転搬送体8の搬送面と
ローラ部材6との当接部分の上方に落下し、回転搬送体
8の吸引溝18に吸着されたものから順に、回転搬送体
8の回転に伴って水平姿勢のまま次工程の取出し位置ま
で円弧状に搬送される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子部品タブ端子等
の棒状の端子部品を供給する端子部品供給装置に係り、
とりわけ振動ボウルフィーダ装置から供給された端子部
品を水平姿勢にて次工程へ給送する端子部品供給装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ホッパ内に貯蔵された端子部品
を供給するための装置として振動ボウルフィーダ装置が
広く用いられている。振動ボウルフィーダ装置は、らせ
ん状のトラックに沿って振動作用により端子部品を内方
から外方に向かってランダムに送り出すものである。振
動ボウルフィーダ装置の出口側には通常振動フィーダ装
置が連結されており、振動ボウルフィーダ装置から送り
出された端子部品は立位姿勢にて次工程へ給送されるよ
うになっている。
【0003】ところで、給送された端子部品を利用する
次工程の機械によっては端子部品を水平姿勢にて把持す
るものも多く、このような場合には、振動ボウルフィー
ダ装置および振動フィーダ装置から供給される立位姿勢
の端子部品を水平姿勢に変えてから次工程へ給送する必
要がある。
【0004】立位姿勢の端子部品を水平姿勢に変えるた
めの従来の一般的な方法としては、振動フィーダ装置か
ら排出された端子部品を傾斜シュートにて水平姿勢に移
行させるとともに、水平姿勢に移行された端子部品を傾
斜シュートの終端部に設けられたトレイ内に集める方法
がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
の端子部品供給装置では、立位姿勢の端子部品を水平姿
勢に変えるため、振動フィーダ装置から排出された端子
部品を傾斜シュートにて水平姿勢に移行させるととも
に、水平姿勢に移行された端子部品を傾斜シュートの終
端部に設けられたトレイ内に集めている。
【0006】しかしながら、従来の端子部品供給装置で
は、傾斜シュートの終端部に設けられたトレイ内に端子
部品が収容されるのみであるので、トレイ内に収容され
た端子部品の向きが不揃いとなり、また端子部品同士の
絡み合いにより次工程の機械による取出しが難しくなる
という問題がある。
【0007】本発明はこのような点を考慮してなされた
ものであり、振動ボウルフィーダ装置から供給された立
位姿勢の端子部品を簡易かつ確実に水平姿勢に変えるこ
とができる端子部品供給装置を提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、頭部および脚
部を有する端子部品を供給する振動ボウルフィーダ装置
と、前記振動ボウルフィーダ装置から供給された端子部
品を頭部を上にして立位姿勢にて搬送する振動フィーダ
装置と、前記振動フィーダ装置から排出された端子部品
を落下させるシュートと、前記シュートから排出された
端子部品を次工程の取出し位置まで水平姿勢のまま円弧
状に搬送する回転搬送装置であって、円筒状の搬送面を
有する回転搬送体と、この回転搬送体に駆動軸を介して
連結された回転駆動装置とを有する回転搬送装置と、前
記回転搬送体の前記搬送面に当接して回転するローラ部
材とを備え、前記シュートは前記回転搬送体の前記搬送
面と前記ローラ部材との当接部分の上方に端子部品を落
下させることを特徴とする端子部品供給装置を提供す
る。
【0009】本発明によれば、回転搬送体の搬送面とロ
ーラ部材との当接部分の上方にシュートから端子部品を
落下させるとともに、この当接部分の上方に滞留した端
子部品を次工程の取出し位置まで水平姿勢のまま円弧状
に搬送するようにしたので、次工程に給送される端子部
品の向きを確実に揃えることができるとともに、次工程
の機械による端子部品の取出しをより容易に行うことが
できる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。図1乃至図7は本発明によ
る端子部品供給装置の一実施の形態を示す図である。
【0011】まず、図1および図2により、端子部品供
給装置の全体構成について説明する。図1および図2に
示すように、端子部品供給装置は、頭部および脚部を有
する端子部品Pを供給する振動ボウルフィーダ装置1
と、振動ボウルフィーダ装置1から供給された端子部品
Pを頭部を上にして立位姿勢にて搬送する振動フィーダ
装置3と、振動フィーダ装置3から排出された端子部品
Pを落下させるシュート4と、シュート4から排出され
た端子部品Pを次工程の取出し位置まで水平姿勢のまま
円弧状に搬送する回転搬送装置7とを備えている。
【0012】このうち振動ボウルフィーダ装置1は、端
子部品Pを内方から外方に向かってランダムに送り出す
ものであり、らせん状のトラック2を有する振動ボウル
1aと、振動ボウル1aの下部に取り付けられ振動ボウ
ル1aに輸送性の振動を与える振動発生装置(図示せ
ず)とを有している。なお振動発生装置は、電磁振動を
発生させる電磁石と、振動ボウル1aを支持するととも
に電磁石により発生させた電磁振動を端子部品Pの輸送
性の回転振動に変換させる複数の板バネと、電磁石を制
御する制御装置とを有している。
【0013】また振動フィーダ装置3は、端子部品Pの
頭部および脚部の向きを一定方向に揃えつつシュート4
まで端子部品Pを搬送するものであり、振動ボウルフィ
ーダ装置1の出口側とシュート4の入口側との間に略平
行に架設されたガイドレール3a,3aと、ガイドレー
ル3a,3aに連結されガイドレール3a,3aの隙間
に脚部が落とし込まれた端子部品Pに対して輸送性の振
動を与える加振装置(図示せず)とを有している。
【0014】さらに回転搬送装置7は、円筒状の搬送面
を有する回転搬送体8と、この回転搬送体8に駆動軸9
aを介して連結されたステッピングモータ(回転駆動装
置)9とを有し、回転搬送体8の搬送面には回転搬送体
8に連動して回転するローラ部材6が当接している。な
お、ステッピングモータ9はブラケット14を介して設
置面21に固定され、またローラ部材6は設置面21に
固定されたブラケット16に対して支軸6aを介して回
転自在に取り付けられている。
【0015】ここで、シュート4から排出された端子部
品Pは、回転搬送体8の搬送面とローラ部材6との当接
部分の上方に落下するようになっており、その出口側に
は当接部分に対する端子部品Pの落下衝撃を緩和するよ
う複数のそらせ板26(図2参照)が配置された排出部
4aが設けられている。なお、排出部4aから排出され
た端子部品Pは、円板状の位置決めガイド25によりそ
の頭部および脚部の位置が揃えられるようになってい
る。
【0016】なお、回転搬送体8の搬送面とローラ部材
6との当接部分の上方には常に一定量(例えば5〜6
本)の端子部品Pが滞留することが好ましく、このため
振動フィーダ装置3の出口側にはシュート4へ排出され
る端子部品Pの排出量を調節するシャッタ機構5が設け
られている。図2に示すように、シャッタ機構5は、振
動フィーダ装置3から排出された端子部品Pが通過する
複数のスリット31が形成された円筒状のシャッタ部材
5aと、このシャッタ部材5aに駆動軸5cを介して連
結された駆動モータ5bとを有している。なお駆動モー
タ5bは、ブラケット15を介して設置面21に固定さ
れている。
【0017】ここで、図3(a)乃至(c)により、図
1および図2に示すシャッタ機構5について説明する。
図3(a)乃至(c)に示すように、シャッタ部材5a
を駆動軸5cを中心として一定速度で回転させると、シ
ャッタ部材5aの各スリット31と振動フィーダ装置3
のガイドレール3a,3aの出口側とが揃う度に端子部
品Pが1つずつ通過して下方に落下する。このため、シ
ャッタ部材5aの回転速度に応じてシュート4へ排出さ
れる端子部品Pの排出量を調節することができる。
【0018】なお、本実施の形態においては、このよう
なシャッタ機構5に加えて、回転搬送体8の搬送面とロ
ーラ部材6との当接部分の上方における端子部品Pの滞
留状況を検出する滞留状況検出センサ12(図2および
図5参照)が設けられており、この滞留状況検出センサ
12の検出結果に基づいてシャッタ機構5のシャッタ部
材5aの回転速度が制御されるようになっている。な
お、この場合には、シャッタ機構5から排出される端子
部品Pの定常時の排出速度が次工程の機械による端子部
品の取出し速度よりも大きくなるようにしておくことが
好ましい。
【0019】また、振動フィーダ装置3には、振動フィ
ーダ装置3における端子部品Pの供給状況を検出する供
給状況検出センサ24(図1参照)が設けられており、
この供給状況検出センサ24の検出結果に基づいて振動
ボウルフィーダ装置1からの端子部品の供給量が制御さ
れるようになっている。
【0020】なお、回転搬送体8の搬送面上には、端子
部品Pを受け入れるための複数の直線状の吸引溝18が
所定ピッチで形成され、これら各吸引溝18の溝底には
中空室17を介して吸引ライン11に連通したスリット
(吸引口)19が形成されている(図4参照)。なお、
吸引ライン11には真空ポンプ(図示せず)等が連結さ
れている。
【0021】また、回転搬送体8の側方には、端子部品
Pの頭部の平坦面に当接して端子部品Pの搬送を案内す
る平出しガイド(ガイド部材)10が配置されている
(図4参照)。また、回転搬送体8の上方には、搬送面
からの端子部品Pの飛出しを防止するよう搬送面とわず
かな間隔をあけて押さえ板20が配置されている(図4
および図5参照)。
【0022】さらに、図5に示すように、回転搬送体8
の搬送面の内方には、取出し位置と取出し位置の1つ手
前の位置との間に配置され取出し位置に向けて搬送され
る端子部品Pの有無を検出する部品有無検出センサ13
が設けられている。また、回転搬送体8の搬送面の内方
には、回転搬送体8の各吸引溝18に受け入れられた端
子部品Pが正常であるか否か、すなわち端子部品Pの頭
部および脚部の向きが逆になっているものがないか否か
等を検出する部品正否検出センサ22が設けられてい
る。
【0023】図6は回転搬送体8の回転動作を制御する
制御系を示すブロック図である。図6に示すように、部
品有無検出センサ13および部品正否検出センサ22の
検出結果は、次工程の機械からの取出し信号とともにス
テッピングモータ9の制御装置23に入力されるように
なっている。そして、制御装置23により、次工程の機
械からの取出し信号(例えば0.6秒間隔)、部品有無
検出センサ13の検出結果および部品正否検出センサ2
2の検出結果に基づいてステッピングモータ9の駆動を
制御することにより、端子部品Pがあり、かつその端子
部品Pが正常である吸引溝18のみが次工程の取出し対
象となるよう回転搬送体8の回転動作が制御されるよう
になっている。
【0024】次に、このような構成からなる本実施の形
態の作用について説明する。
【0025】まず、振動ボウルフィーダ装置1の振動ボ
ウル1a内に貯蔵された複数の端子部品Pは、輸送性の
振動作用によりトラック2に沿って内方から外方に向か
って送り出される。そして、このようにしてトラック2
の出口側に到達した端子部品Pは、振動フィーダ装置3
のガイドレール3a,3aの隙間にその脚部が落とし込
まれ、頭部を上にした立位姿勢にて下流に向かって搬送
される。なおこのとき、振動フィーダ装置3による端子
部品Pの供給量はシャッタ機構5により調節されてお
り、供給状況検出センサ24による検出結果に基づいて
振動ボウルフィーダ装置1からの端子部品の供給量が制
御される。
【0026】その後、端子部品Pは、シャッタ機構5を
介して振動フィーダ装置3からシュート4に排出され、
シュート4にて水平姿勢に移行される。なお、シュート
4を落下した端子部品Pは、シュート4の出口側に設け
られた排出部4aを介して回転搬送体8の搬送面とロー
ラ部材6との当接部分の上方に落下する(図2および図
5参照)。
【0027】そして、このようにして回転搬送体8の搬
送面とローラ部材6との当接部分の上方に落下した端子
部品Pは、この当接部分の上方で滞留し、回転搬送体8
の吸引溝18に吸着されたものから順に、回転搬送体8
の回転に伴って水平姿勢のまま次工程の取出し位置まで
円弧状に搬送される。このとき端子部品Pは、回転搬送
体8の側方に設けられた平出しガイド10にその頭部の
平坦面が当接し、かつ押さえ板20によりその脚部が押
さえ付けられた状態で搬送される。なお、回転搬送体8
の搬送面とローラ部材6との当接部分の上方に滞留する
端子部品Pの滞留状況は滞留状況検出センサ12により
検出され、この滞留状況検出センサ12の検出結果に基
づいてシャッタ機構5が制御される。
【0028】ここで、図5乃至図7により、回転搬送体
8の回転動作の制御方法の一例を説明する。図7は図6
に示す制御系の作用を説明するためのフローチャートで
ある。
【0029】図5に示すように、端子部品Pは取出し位
置にて次工程の機械により所定間隔(例えば0.6秒)
で取り出され、また回転搬送体8は次工程の機械からの
取出し信号(次工程の機械による取出しに対応して発せ
られる信号)をトリガーとして新たな端子部品Pが取出
し位置にくるよう単位角度θ(例えば18度)だけ回転
するものとする。また、回転搬送体8の単位角度θ分の
回転は端子部品Pの取出し間隔の半分以下の時間(例え
ば0.2秒)で行われるものとする。
【0030】このとき、図6に示す制御系においては、
制御装置23により、図7に示すような制御が行われ
る。
【0031】すなわち、まず、次工程の機械からの取出
し信号があるか否かが判断され(ステップ101)、次
工程の機械からの取出し信号がある場合には、ステッピ
ングモータ9を単位角度θだけ回転する(ステップ10
2)。
【0032】その後、部品有無検出センサ13の検出結
果および部品正否検出センサ22の検出結果に基づい
て、取出し位置にきた吸引溝18に端子部品Pがあるか
否か、および取出し位置にきた吸引溝18に受け入れら
れた端子部品Pが正常であるか否かが判断される(ステ
ップ103およびステップ104)。なお、部品正否検
出センサ22により取出し位置よりも前の位置で検出さ
れた検出結果は制御装置23内に蓄えられ、部品正否検
出センサ22により検出された端子部品Pが次工程の機
械による取出し位置にきた時点で利用されるようになっ
ている。
【0033】そして、取出し位置にきた吸引溝18に端
子部品Pがない場合、または取出し位置にきた吸引溝1
8に受け入れられた端子部品Pが正常でない場合には、
正常な端子部品Pがくるまで所定間隔(例えば0.2
秒)でステッピングモータ9を回転させる(ステップ1
02)。なお、正常でない端子部品Pは取出し位置より
も後の位置でエアー吹出し等により取り除かれる。
【0034】一方、取出し位置にきた吸引溝18に正常
な端子部品Pがきた場合には、次工程の機械により取り
出されるまで端子部品Pを取出し位置で待機させる。
【0035】このように本実施の形態によれば、回転搬
送体8の搬送面とローラ部材6との当接部分の上方にシ
ュート4から端子部品Pを落下させるとともに、この当
接部分の上方に滞留した端子部品Pを次工程の取出し位
置まで水平姿勢のまま円弧状に搬送するようにしたの
で、次工程に送給される端子部品Pの向きを確実に揃え
ることができるとともに、次工程の機械による端子部品
Pの取出しをより容易に行うことができる。
【0036】また、回転搬送体8の側方に設けられた平
出しガイド10に端子部品Pの頭部の平坦面を当接させ
ているので、取出し位置における端子部品Pの頭部の向
き(平坦面の向き)を一定方向に揃えることができる。
【0037】また、押さえ板20により端子部品Pの脚
部を押さえ付けた状態で回転搬送体8により端子部品P
を搬送しているので、搬送面からの端子部品Pの飛出し
を防止することができ、また押さえ板20と回転搬送体
8の搬送面との間の間隔が狭いので、搬送面上に形成さ
れた吸引溝18に2つ以上の端子部品Pが吸引されるこ
とを防止することができる。
【0038】さらに、滞留状況検出センサ12の検出結
果に基づいてシャッタ機構5を制御しているので、回転
搬送体8の搬送面とローラ部材6との当接部分の上方に
滞留する端子部品Pを適量に保つことができる。
【0039】さらにまた、回転搬送体8の単位角度θ分
の回転を端子部品Pの取出し間隔の半分以下の時間(例
えば0.2秒)で行い、次工程の機械における取出し間
隔の間に、正常な端子部品のある吸引溝18のみが次工
程の取出し対象となるよう回転搬送体8を回転させてい
るので、端子部品Pが回転搬送体8の搬送面上にとびと
びに吸着されている場合でも次工程に対しては途切れな
く給送することができ、このため次工程に対する端子部
品Pの給送率を向上させることができる。
【0040】なお、上述した実施の形態においては、シ
ュート4へ排出される端子部品Pの排出量を調節するシ
ャッタ機構5として回転式のものが用いられているが、
これに限らず、ゲート式のシャッタ機構等の各種のもの
を採用することができる。
【0041】また、上述した実施の形態においては、シ
ャッタ機構5のシャッタ部材5aに2つのスリット31
を形成しているが、シュート4へ排出する端子部品Pの
排出量に応じて3つ以上のスリットを形成するようにし
てもよい。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、回
転搬送体の搬送面とローラ部材との当接部分の上方にシ
ュートから端子部品を落下させるとともに、この当接部
分の上方に滞留した端子部品を次工程の取出し位置まで
水平姿勢のまま円弧状に搬送するようにしたので、次工
程に給送される端子部品の向きを確実に揃えることがで
きるとともに、次工程の機械による端子部品の取出しを
より容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による端子部品供給装置の一実施の形態
を示す平面図。
【図2】図1に示す端子部品供給装置をII方向から見た
側面図。
【図3】図1および図2に示すシャッタ機構の動作状態
を説明するための図。
【図4】図1および図2に示す回転搬送体および平出し
ガイドの一部拡大断面図。
【図5】回転搬送体の回転動作を説明するための図。
【図6】回転搬送体の回転動作を制御する制御系を示す
ブロック図。
【図7】図6に示す制御系の作用を説明するためのフロ
ーチャート。
【符号の説明】
P 端子部品 1 振動ボウルフィーダ装置 3 振動フィーダ装置 4 シュート 4a 排出部 5 シャッタ機構 5a 駆動モータ 5b シャッタ部材 5c 駆動軸 6 ローラ部材 6a 支軸 7 回転搬送装置 8 回転搬送体 9 ステッピングモータ(回転駆動装置) 9a 駆動軸 10 平出しガイド(ガイド部材) 11 吸引ライン 12 滞留状況検出センサ 13 部品有無検出センサ 18 吸引溝 19 スリット 20 押さえ板 22 部品正否検出センサ 23 制御装置 24 供給状況検出センサ 25 位置決めガイド

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】頭部および脚部を有する端子部品を供給す
    る振動ボウルフィーダ装置と、 前記振動ボウルフィーダ装置から供給された端子部品を
    頭部を上にして立位姿勢にて搬送する振動フィーダ装置
    と、 前記振動フィーダ装置から排出された端子部品を落下さ
    せるシュートと、 前記シュートから排出された端子部品を次工程の取出し
    位置まで水平姿勢のまま円弧状に搬送する回転搬送装置
    であって、円筒状の搬送面を有する回転搬送体と、この
    回転搬送体に駆動軸を介して連結された回転駆動装置と
    を有する回転搬送装置と、 前記回転搬送体の前記搬送面に当接して回転するローラ
    部材とを備え、 前記シュートは前記回転搬送体の前記搬送面と前記ロー
    ラ部材との当接部分の上方に端子部品を落下させること
    を特徴とする端子部品供給装置。
  2. 【請求項2】前記振動フィーダ装置から排出される端子
    部品の排出量を調節するシャッタ機構をさらに備えたこ
    とを特徴とする請求項1記載の端子部品供給装置。
  3. 【請求項3】前記回転搬送体の前記搬送面と前記ローラ
    部材との当接部分の上方における端子部品の滞留状況を
    検出する滞留状況検出センサをさらに備え、この滞留状
    況検出センサの検出結果に基づいて前記シャッタ機構を
    制御することを特徴とする請求項2記載の端子部品供給
    装置。
  4. 【請求項4】前記振動フィーダ装置における端子部品の
    供給状況を検出する供給状況検出センサをさらに備え、
    この供給状況検出センサの検出結果に基づいて前記振動
    ボウルフィーダ装置からの端子部品の供給量を制御する
    ことを特徴とする請求項1記載の端子部品供給装置。
  5. 【請求項5】前記回転搬送体の前記搬送面上には端子部
    品を受け入れるための複数の直線状の吸引溝が所定ピッ
    チで形成され、これら各吸引溝の溝底には吸引ラインに
    連通した吸引口が形成されていることを特徴とする請求
    項1記載の端子部品供給装置。
  6. 【請求項6】前記吸引口は前記吸引溝の長さ方向に沿っ
    て延びるスリットであることを特徴とする請求項5記載
    の端子部品供給装置。
  7. 【請求項7】前記回転搬送体の側方に配置され前記回転
    搬送体により搬送される端子部品の頭部に当接するとと
    もに端子部品の搬送を案内するガイド部材をさらに備え
    たことを特徴とする請求項1記載の端子部品供給装置。
  8. 【請求項8】前記回転搬送体の前記各吸引溝における端
    子部品の有無を検出する部品有無検出センサをさらに備
    え、この部品有無検出センサの検出結果に基づいて端子
    部品のある吸引溝のみが次工程の取出し対象となるよう
    前記回転搬送体の回転動作を制御することを特徴とする
    請求項1記載の端子部品供給装置。
  9. 【請求項9】前記回転搬送体の前記各吸引溝に受け入れ
    られた端子部品が正常であるか否かを検出する部品正否
    検出センサをさらに備え、この部品正否検出センサの検
    出結果に基づいて正常な端子部品のある吸引溝のみが次
    工程の取出し対象となるよう前記回転搬送体の回転動作
    を制御することを特徴とする請求項1記載の端子部品供
    給装置。
JP10028695A 1998-02-10 1998-02-10 端子部品供給装置 Withdrawn JPH11227933A (ja)

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