JP2000095380A - カード状物搬送装置 - Google Patents
カード状物搬送装置Info
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- JP2000095380A JP2000095380A JP10272906A JP27290698A JP2000095380A JP 2000095380 A JP2000095380 A JP 2000095380A JP 10272906 A JP10272906 A JP 10272906A JP 27290698 A JP27290698 A JP 27290698A JP 2000095380 A JP2000095380 A JP 2000095380A
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- card
- belt
- transport
- conveying
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 カード状物を、傾斜や平行ずれを起こさずに
搬送できるようにする。 【解決手段】 カード検査装置は、カードを供給するカ
ード供給部１００、供給されたカードを搬送しながら検
査するカード検査部２００、検査されたカードを良品と
不良品に振り分けるカード搬出部３００とから構成され
る。各部におけるカードの搬送は、複数の搬送ベルトを
並列に所定間隔を隔てて配置し、前記所定間隔内に吸着
手段を配置し、吸着手段によってカードを吸着しながら
搬送する。
搬送できるようにする。 【解決手段】 カード検査装置は、カードを供給するカ
ード供給部１００、供給されたカードを搬送しながら検
査するカード検査部２００、検査されたカードを良品と
不良品に振り分けるカード搬出部３００とから構成され
る。各部におけるカードの搬送は、複数の搬送ベルトを
並列に所定間隔を隔てて配置し、前記所定間隔内に吸着
手段を配置し、吸着手段によってカードを吸着しながら
搬送する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、カード状物を傾斜
や平行ずれを起こさずに搬送することができるカード状
物搬送装置に関する。
や平行ずれを起こさずに搬送することができるカード状
物搬送装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】定期券、診察券、クレジットカード、メ
ンバーズカード、テレフォンカードその他の各種プリペ
イドカード等のカード状物の製造過程において、カード
状物の印刷検査やキズ検査を行う際に、カード検査装置
が用いられている。
ンバーズカード、テレフォンカードその他の各種プリペ
イドカード等のカード状物の製造過程において、カード
状物の印刷検査やキズ検査を行う際に、カード検査装置
が用いられている。
【０００３】この種のカード検査装置は、カード状物を
搬送する搬送手段と、その搬送手段によって搬送される
途中においてカード状物の汚れ、色むら、キズ等の外観
を検査するＣＣＤカメラ等の検知手段とを備えている。
搬送する搬送手段と、その搬送手段によって搬送される
途中においてカード状物の汚れ、色むら、キズ等の外観
を検査するＣＣＤカメラ等の検知手段とを備えている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】カード状物は小型、薄
型であり、カード状物の反り等により、搬送中に傾斜し
たり、平行ずれを起こしやすく、そのためカメラ等の検
知手段による検査が良好に行われなかったり、検査不能
になったりすることがある。このことは、カード状物を
高速に搬送する場合には特に問題となる。
型であり、カード状物の反り等により、搬送中に傾斜し
たり、平行ずれを起こしやすく、そのためカメラ等の検
知手段による検査が良好に行われなかったり、検査不能
になったりすることがある。このことは、カード状物を
高速に搬送する場合には特に問題となる。
【０００５】本発明は上記の点にかんがみてなされたも
ので、カード状物を、傾斜や平行ずれを起こさずに搬送
できるようにすることを目的とする。
ので、カード状物を、傾斜や平行ずれを起こさずに搬送
できるようにすることを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明においては、複数の搬送ベルトを並列に所定
間隔を隔てて配置し、前記所定間隔内に吸着手段を配置
し、前記吸着手段によってカード状物を吸着しながら前
記搬送ベルトによって前記カード状物を搬送するように
構成した。
め、本発明においては、複数の搬送ベルトを並列に所定
間隔を隔てて配置し、前記所定間隔内に吸着手段を配置
し、前記吸着手段によってカード状物を吸着しながら前
記搬送ベルトによって前記カード状物を搬送するように
構成した。
【０００７】
【発明の実施の形態】以下本発明について図面を参照し
て説明する。図１は本発明の実施の形態の一例を示すカ
ード検査装置の全体図であり、この装置では、長さ８５
〜８６mm、幅５４〜５５mm、厚さ０．１８〜０．９mm、
重さ２〜５ｇ／枚程度の小型、軽量のカード状物の検査
を行う。カードの材質は例えば薄手のカードであればＰ
ＥＴ、厚手のカードは塩ビ系樹脂等である。
て説明する。図１は本発明の実施の形態の一例を示すカ
ード検査装置の全体図であり、この装置では、長さ８５
〜８６mm、幅５４〜５５mm、厚さ０．１８〜０．９mm、
重さ２〜５ｇ／枚程度の小型、軽量のカード状物の検査
を行う。カードの材質は例えば薄手のカードであればＰ
ＥＴ、厚手のカードは塩ビ系樹脂等である。
【０００８】図１に示すように、カード検査装置は、カ
ードを供給するカード供給部１００、供給されたカード
を搬送しながら検査するカード検査部２００、検査され
たカードを良品と不良品に振り分けるカード搬出部３０
０とから構成される。
ードを供給するカード供給部１００、供給されたカード
を搬送しながら検査するカード検査部２００、検査され
たカードを良品と不良品に振り分けるカード搬出部３０
０とから構成される。
【０００９】はじめに各部の概要を説明すると、カード
供給部１００は、カードを多数截置するカートリッジ１
０２と、カートリッジ１０２から供給されるカードを１
枚ずつ繰り出すカード繰出部１０４とから構成されてい
る。カード検査部２００は、間隙をおいて配置された３
つの搬送部２０２，２０４，２０６と、前記間隙の上下
に配置されカードの表面および裏面を検査するＣＣＤカ
メラ２０８，２１０を備えている。カード搬出部３００
は、カード検査部２００の検査結果に応じて良品を収納
する良品マガジン３０２と、不良品を収納する不良品マ
ガジン３０４と、カードを搬送しながらカードを良品と
不用品とに振り分けるカード搬送部３０６とを備えてい
る。カードは、カード供給部１００から１枚ずつ繰り出
され、カード検査部２００において搬送されながら検査
され、カード排出部３００において良品と不良品に分け
られて搬出される。
供給部１００は、カードを多数截置するカートリッジ１
０２と、カートリッジ１０２から供給されるカードを１
枚ずつ繰り出すカード繰出部１０４とから構成されてい
る。カード検査部２００は、間隙をおいて配置された３
つの搬送部２０２，２０４，２０６と、前記間隙の上下
に配置されカードの表面および裏面を検査するＣＣＤカ
メラ２０８，２１０を備えている。カード搬出部３００
は、カード検査部２００の検査結果に応じて良品を収納
する良品マガジン３０２と、不良品を収納する不良品マ
ガジン３０４と、カードを搬送しながらカードを良品と
不用品とに振り分けるカード搬送部３０６とを備えてい
る。カードは、カード供給部１００から１枚ずつ繰り出
され、カード検査部２００において搬送されながら検査
され、カード排出部３００において良品と不良品に分け
られて搬出される。
【００１０】次に各部の詳細について説明する。図２は
カード供給部１００の拡大断面図であり、図３はカート
リッジ１０２の拡大斜視図、図４はカード繰出部１０４
を下から見た図である。カートリッジ１０２は図３に示
すようにコの字形に構成され、底部の縁が少し水平方向
に折り曲げられてフラット部１０２ａが３辺に形成さ
れ、そのフラット部１０２ａに被検査体であるカードＣ
が積み重ねられ、例えば数百枚程度のカードが収納され
る。
カード供給部１００の拡大断面図であり、図３はカート
リッジ１０２の拡大斜視図、図４はカード繰出部１０４
を下から見た図である。カートリッジ１０２は図３に示
すようにコの字形に構成され、底部の縁が少し水平方向
に折り曲げられてフラット部１０２ａが３辺に形成さ
れ、そのフラット部１０２ａに被検査体であるカードＣ
が積み重ねられ、例えば数百枚程度のカードが収納され
る。
【００１１】カード繰出部１０４は、所定間隔で配置さ
れたローラ１０６，１０８に３本の繰出ベルト１１０が
掛けられて構成されている。ローラ１０６とローラ１０
８との間にはバキューム室１１２が配置され、バキュー
ム室１１２には吸着口１１４が下向きに（図２において
下向きに）形成されている。各吸着口１１４は各繰出ベ
ルト１１０間に配置されている。バキューム室１１２は
ダクト１１６を介してブロアーに接続されている。ロー
ラ１０６の下方にはフリーローラ１１８がカード板厚に
対応する隙間をもって設置されている。
れたローラ１０６，１０８に３本の繰出ベルト１１０が
掛けられて構成されている。ローラ１０６とローラ１０
８との間にはバキューム室１１２が配置され、バキュー
ム室１１２には吸着口１１４が下向きに（図２において
下向きに）形成されている。各吸着口１１４は各繰出ベ
ルト１１０間に配置されている。バキューム室１１２は
ダクト１１６を介してブロアーに接続されている。ロー
ラ１０６の下方にはフリーローラ１１８がカード板厚に
対応する隙間をもって設置されている。
【００１２】カートリッジ１０２は、図２に示すよう
に、カード繰出部１０４の下方に配置され、最下層のカ
ードＣの下にはリフタ１２０が設けられ、リフタ１２０
によってカードＣ全体が上昇する。カートリッジ１０２
の隣（図２の右側）には、カードＣの前端（図２の右
端）を規制するガイド板１２２が取り付けられ、ガイド
板１２２の上端１２２ａと、繰出ベルト１１０との隙間
はカード１枚分の厚さより若干広く設定され、ガイド板
１２２はカードＣの先端を揃えるとともに、カードＣを
１枚ずつ送り出す機能を果たしている。ガイド板１２２
の上下方向の位置は調整可能であり、マイクロゲージ１
２４を用いて上下動させ、繰出ベルト１１０とガイド板
１２２の上端１２２ａとの隙間を精密に設定することが
可能である。
に、カード繰出部１０４の下方に配置され、最下層のカ
ードＣの下にはリフタ１２０が設けられ、リフタ１２０
によってカードＣ全体が上昇する。カートリッジ１０２
の隣（図２の右側）には、カードＣの前端（図２の右
端）を規制するガイド板１２２が取り付けられ、ガイド
板１２２の上端１２２ａと、繰出ベルト１１０との隙間
はカード１枚分の厚さより若干広く設定され、ガイド板
１２２はカードＣの先端を揃えるとともに、カードＣを
１枚ずつ送り出す機能を果たしている。ガイド板１２２
の上下方向の位置は調整可能であり、マイクロゲージ１
２４を用いて上下動させ、繰出ベルト１１０とガイド板
１２２の上端１２２ａとの隙間を精密に設定することが
可能である。
【００１３】ローラ１０８の近傍には、カードＣの後端
を押える押え板１２６が配置されている。押え板１２６
はＬ字形で軸１２８を中心に回転可能であって、押え板
１２６の一端１２６ａが最上位のカードＣを押えるよう
に、押え板１２６の他端１２６ｂがバネ１３０によって
常時引っ張られている。押え板１２６の位置はマイクロ
スイッチ１３２によって検知され、繰出ベルト１１０と
カードＣの最上位との距離が所定の間隔になるとマイク
ロスイッチ１３２がオンになり、リフタ１２０の上昇が
停止される。押え板１２６およびマイクロスイッチ１３
２によってカードＣの最上段の位置を検出することによ
りカードＣの供給を円滑に制御することが可能となる。
を押える押え板１２６が配置されている。押え板１２６
はＬ字形で軸１２８を中心に回転可能であって、押え板
１２６の一端１２６ａが最上位のカードＣを押えるよう
に、押え板１２６の他端１２６ｂがバネ１３０によって
常時引っ張られている。押え板１２６の位置はマイクロ
スイッチ１３２によって検知され、繰出ベルト１１０と
カードＣの最上位との距離が所定の間隔になるとマイク
ロスイッチ１３２がオンになり、リフタ１２０の上昇が
停止される。押え板１２６およびマイクロスイッチ１３
２によってカードＣの最上段の位置を検出することによ
りカードＣの供給を円滑に制御することが可能となる。
【００１４】さらに、カードＣの後端には振動板１３４
が設けられている。振動板１３４は軸１３６に取り付け
られ、さらにアーム１３８に連結され、アーム１３８は
図示しないモータによって図２の矢印Ａに示すように振
動され、それより振動板１３４も図２の矢印Ｂに示すよ
うに振動する。この振動板１３４の振動によってカード
Ｃは搬送方向（図２の右方向）へ移動され、その前端が
ガイド板１２２へ当接されて揃えられる。振動板１３４
を用いてガードを揃えることにより、カードの位置制御
を正確にできるようになる。
が設けられている。振動板１３４は軸１３６に取り付け
られ、さらにアーム１３８に連結され、アーム１３８は
図示しないモータによって図２の矢印Ａに示すように振
動され、それより振動板１３４も図２の矢印Ｂに示すよ
うに振動する。この振動板１３４の振動によってカード
Ｃは搬送方向（図２の右方向）へ移動され、その前端が
ガイド板１２２へ当接されて揃えられる。振動板１３４
を用いてガードを揃えることにより、カードの位置制御
を正確にできるようになる。
【００１５】ローラ１０６の直下には、圧空ノズル１４
０が配置され、この圧空ノズル１４０は最上位のカード
Ｃへ向けて斜め下方から空気を吹きつける。最上位のカ
ードＣは圧空ノズル１４０からの送風によって上方へ舞
い上がり、吸着口１１４に吸い付けられ、繰出ベルト１
１０によって繰出される。このときガイド板１２２の上
端１２２ａによって１枚ずつ繰出されるように規制され
る。上位のカードＣがある程度繰出され減少すると、カ
ードＣの最上位面は下がり、押え板１２８もバネ１２６
ｂの引張力によって下降するので、マイクロスイッチ１
３２がオフになり、再びリフタ１２０が作動してカード
全体を押し上げる。
０が配置され、この圧空ノズル１４０は最上位のカード
Ｃへ向けて斜め下方から空気を吹きつける。最上位のカ
ードＣは圧空ノズル１４０からの送風によって上方へ舞
い上がり、吸着口１１４に吸い付けられ、繰出ベルト１
１０によって繰出される。このときガイド板１２２の上
端１２２ａによって１枚ずつ繰出されるように規制され
る。上位のカードＣがある程度繰出され減少すると、カ
ードＣの最上位面は下がり、押え板１２８もバネ１２６
ｂの引張力によって下降するので、マイクロスイッチ１
３２がオフになり、再びリフタ１２０が作動してカード
全体を押し上げる。
【００１６】次にカード検査部２００について説明す
る。図５（Ａ）はカード検査部２００の搬送部の平面
図、（Ｂ）は断面図である。各搬送部２０２，２０４，
２０６の構造は基本的には同じであり、ここでは搬送部
２０２を中心に説明する。搬送部２０２は、所定間隔で
配置されたローラ２０２ａ，２０２ｂに３本の搬送ベル
ト２０２ｃが掛けられて構成されている。ローラ２０２
ａ，２０２ｂは、軸受２０２ｄ，２０２ｅに取り付けら
れている。カードは搬送ベルト２０２ｃに載せられて搬
送される。ローラ２０２ａとローラ２０２ｂとの間には
バキューム室２０２ｆが配置され、バキューム室２０２
ｆには吸着口２０２ｇが上向きに（図５（Ｂ）において
上向きに）形成されている。各吸着口２０２ｇは各搬送
ベルト２０２ｃ間に配置されている。軸受２０２ｅには
センサ取付板２０２ｈが固定され、センサ取付板２０２
ｈの先端には、カードＣの位置を検出するセンサ２０２
ｉが取り付けられている。
る。図５（Ａ）はカード検査部２００の搬送部の平面
図、（Ｂ）は断面図である。各搬送部２０２，２０４，
２０６の構造は基本的には同じであり、ここでは搬送部
２０２を中心に説明する。搬送部２０２は、所定間隔で
配置されたローラ２０２ａ，２０２ｂに３本の搬送ベル
ト２０２ｃが掛けられて構成されている。ローラ２０２
ａ，２０２ｂは、軸受２０２ｄ，２０２ｅに取り付けら
れている。カードは搬送ベルト２０２ｃに載せられて搬
送される。ローラ２０２ａとローラ２０２ｂとの間には
バキューム室２０２ｆが配置され、バキューム室２０２
ｆには吸着口２０２ｇが上向きに（図５（Ｂ）において
上向きに）形成されている。各吸着口２０２ｇは各搬送
ベルト２０２ｃ間に配置されている。軸受２０２ｅには
センサ取付板２０２ｈが固定され、センサ取付板２０２
ｈの先端には、カードＣの位置を検出するセンサ２０２
ｉが取り付けられている。
【００１７】軸受２０２ｄと搬送ベルト２０２ｃとの間
には、ガイド板２０３が配置されている。搬送ベルト２
０２ｃはガイド板２０３に対して平行ではなく、若干の
傾斜（例えば１゜〜５゜）して取り付けられている。す
なわち、搬送部２０２においては搬送ベルト２０２ｃと
ガイド板２０３との間隔が搬送方向の上流側（図５
（Ａ）において左側）から下流側（図５（Ａ）において
右側）にかけて狭くなる様に配置されている。搬送部２
０４，２０６においても同様に配置されている。これに
より、搬送ベルト２０２ｃはガイド寄りの方向にカード
Ｃを搬送するので、カードＣはガイド板２０３に当接さ
せられながら搬送される。したがって、カードはガイド
に沿って平行に移動する。搬送中は吸着口２０２ｇによ
り吸着され、これにより、カードＣの反り等が矯正され
て傾斜のない平坦な状態で搬送される。このように、カ
ードＣを平坦に保持できるので、次の搬送部２０４，２
０６へ移動する際に、各搬送部２０４，２０６のローラ
２０４ａ，２０６ａの先端に突き当ったりすることな
く、円滑に移動部間を搬送することができる。他の搬送
部２０４，２０６も搬送部２０２と同様に構成され、搬
送部２０２と同じ構成部分には同じ添字を付して示して
ある。
には、ガイド板２０３が配置されている。搬送ベルト２
０２ｃはガイド板２０３に対して平行ではなく、若干の
傾斜（例えば１゜〜５゜）して取り付けられている。す
なわち、搬送部２０２においては搬送ベルト２０２ｃと
ガイド板２０３との間隔が搬送方向の上流側（図５
（Ａ）において左側）から下流側（図５（Ａ）において
右側）にかけて狭くなる様に配置されている。搬送部２
０４，２０６においても同様に配置されている。これに
より、搬送ベルト２０２ｃはガイド寄りの方向にカード
Ｃを搬送するので、カードＣはガイド板２０３に当接さ
せられながら搬送される。したがって、カードはガイド
に沿って平行に移動する。搬送中は吸着口２０２ｇによ
り吸着され、これにより、カードＣの反り等が矯正され
て傾斜のない平坦な状態で搬送される。このように、カ
ードＣを平坦に保持できるので、次の搬送部２０４，２
０６へ移動する際に、各搬送部２０４，２０６のローラ
２０４ａ，２０６ａの先端に突き当ったりすることな
く、円滑に移動部間を搬送することができる。他の搬送
部２０４，２０６も搬送部２０２と同様に構成され、搬
送部２０２と同じ構成部分には同じ添字を付して示して
ある。
【００１８】搬送部２０２と搬送部２０４との間および
搬送部２０４と搬送部２０６との間には、それぞれ短い
間隙２１２，２１４が設けられている。間隙２１２の上
下にＣＣＤカメラ２０８ａ，２０８ｂが配置され、これ
らのカメラによってカードＣの表と裏の色むら、色抜け
等の検査が行われる。間隙２１４の上下にはＣＣＤカメ
ラ２１０ａ，２１０ｂが配置され、これらのカメラによ
ってカードＣの表と裏のキズ等の検査が行われる。カメ
ラ撮影のタイミングはセンサ２０２ｉがカード先端を検
知した後の経過時間によって設定される。
搬送部２０４と搬送部２０６との間には、それぞれ短い
間隙２１２，２１４が設けられている。間隙２１２の上
下にＣＣＤカメラ２０８ａ，２０８ｂが配置され、これ
らのカメラによってカードＣの表と裏の色むら、色抜け
等の検査が行われる。間隙２１４の上下にはＣＣＤカメ
ラ２１０ａ，２１０ｂが配置され、これらのカメラによ
ってカードＣの表と裏のキズ等の検査が行われる。カメ
ラ撮影のタイミングはセンサ２０２ｉがカード先端を検
知した後の経過時間によって設定される。
【００１９】カード搬出部３００は、図６に示すよう
に、搬送部３０６を備え、この搬送部３０６はカード供
給部１００の繰出部１０４と同様の構成である。すなわ
ち、所定間隔で配置された駆動ローラ３０８，３１０に
３本の搬送ベルト３１２が掛けられて構成されている。
ローラ３０８とローラ３１０との間にはバキューム室が
配置され、バキューム室には吸着口が下向きに（図６に
おいて下向きに）形成されている。各吸着口は各搬送ベ
ルト３１２間に配置されている。各搬送ベルトの間には
ガイド３１４が設けられ、このガイド３１４は軸３１６
を中心に回動して搬送ベルトの間においてベルトの下方
へ出没自在である。搬送部３０６の下流側（図６の右
側）にはカードＣを下方へ落下させるためのガイド３１
８が取り付けられている。
に、搬送部３０６を備え、この搬送部３０６はカード供
給部１００の繰出部１０４と同様の構成である。すなわ
ち、所定間隔で配置された駆動ローラ３０８，３１０に
３本の搬送ベルト３１２が掛けられて構成されている。
ローラ３０８とローラ３１０との間にはバキューム室が
配置され、バキューム室には吸着口が下向きに（図６に
おいて下向きに）形成されている。各吸着口は各搬送ベ
ルト３１２間に配置されている。各搬送ベルトの間には
ガイド３１４が設けられ、このガイド３１４は軸３１６
を中心に回動して搬送ベルトの間においてベルトの下方
へ出没自在である。搬送部３０６の下流側（図６の右
側）にはカードＣを下方へ落下させるためのガイド３１
８が取り付けられている。
【００２０】検査を済んだカードＣは、カード搬送部３
０６によって下向きに吸着されながら搬送され、良品で
あれば、ガイド３１４が突出され、カードＣはガイド３
１４に沿って落下して良品マガジン３０２へ収納され
る。このとき吸着口からの吸着を停止しカードＣを自由
落下させる。または吸着口から空気を吹出してカードの
落下を促進してもよい。カードＣが不良品であると判定
された場合は、ガイド３１４は引っ込めたままにし、ガ
イド３１８へ送りカードＣはガイド３１８に沿って不良
品マガジン３０４へ落下する。カードＣは下向きに搬送
され所定位置で落下するだけであるから、キズつくこと
なく確実に分別されて搬出することが可能となる。
０６によって下向きに吸着されながら搬送され、良品で
あれば、ガイド３１４が突出され、カードＣはガイド３
１４に沿って落下して良品マガジン３０２へ収納され
る。このとき吸着口からの吸着を停止しカードＣを自由
落下させる。または吸着口から空気を吹出してカードの
落下を促進してもよい。カードＣが不良品であると判定
された場合は、ガイド３１４は引っ込めたままにし、ガ
イド３１８へ送りカードＣはガイド３１８に沿って不良
品マガジン３０４へ落下する。カードＣは下向きに搬送
され所定位置で落下するだけであるから、キズつくこと
なく確実に分別されて搬出することが可能となる。
【００２１】以上のような装置を用いれば、カードは吸
着されながら搬送されるので、カードに反り等があって
も平坦に矯正され、カードを傾斜させることなく搬送で
きる。これにより搬送が円滑になって高速搬送が確実に
実現できる。また、ガイド２０３を設け搬送ベルト２０
２ｃの搬送方向を、ガイドの伸びる方向と交差するよう
にしたので、カードＣをガイドに当接させてガイドに沿
って平行に搬送させることができる。
着されながら搬送されるので、カードに反り等があって
も平坦に矯正され、カードを傾斜させることなく搬送で
きる。これにより搬送が円滑になって高速搬送が確実に
実現できる。また、ガイド２０３を設け搬送ベルト２０
２ｃの搬送方向を、ガイドの伸びる方向と交差するよう
にしたので、カードＣをガイドに当接させてガイドに沿
って平行に搬送させることができる。
【００２２】上記例においてカートリッジを自動的に供
給排出するシステムを加えてもよい。図７はその一例を
示し、カードを満載したカートリッジは搬入ベルトコン
ベア１４２によって搬入されプッシャ１４４に押されて
カード供給部１００へ搬入される。カートリッジが空に
なったら、空カートリッジは排出ベルトコンベア１４６
によって排出される。一方、カード排出部３００におい
ては、空マガジンが搬入ベルトコンベア３２０によって
搬入され、プッシャ３２２，３２４によって、良品マガ
ジン３０２、不良品マガジン３０４の位置へ搬入され
る。各マガジンがカードによって一杯になれば、良品マ
ガジン３０２は搬出ベルトコンベア３２６によって搬出
され、不良品マガジン３０４は搬出ベルトコンベア３２
８によって搬出される。
給排出するシステムを加えてもよい。図７はその一例を
示し、カードを満載したカートリッジは搬入ベルトコン
ベア１４２によって搬入されプッシャ１４４に押されて
カード供給部１００へ搬入される。カートリッジが空に
なったら、空カートリッジは排出ベルトコンベア１４６
によって排出される。一方、カード排出部３００におい
ては、空マガジンが搬入ベルトコンベア３２０によって
搬入され、プッシャ３２２，３２４によって、良品マガ
ジン３０２、不良品マガジン３０４の位置へ搬入され
る。各マガジンがカードによって一杯になれば、良品マ
ガジン３０２は搬出ベルトコンベア３２６によって搬出
され、不良品マガジン３０４は搬出ベルトコンベア３２
８によって搬出される。
【００２３】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
カード状物を、傾斜や平行ずれを起こさずに搬送するこ
とが可能となる。
カード状物を、傾斜や平行ずれを起こさずに搬送するこ
とが可能となる。
【図１】本発明のカード状物搬送装置の一例を示すカー
ド検査装置の正面図
ド検査装置の正面図
【図２】カード供給部の拡大図
【図３】カートリッジの拡大斜視図
【図４】カード供給部のカード搬送部を下側から見た図
【図５】カード検査部の搬送部を示す図
【図６】カード排出部を示す図
【図７】マガジンの自動供給システムを示す図
１００ カード供給部 ２００ カード検査部 ３００ カード搬出部
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考） Ｂ６５Ｈ 29/60 Ｂ６５Ｈ 29/60 Ｃ (72)発明者 早坂 拓哉 東京都板橋区本町23−23 リンテック株式 会社内 (72)発明者 横塚 邦元 群馬県佐波郡東村大字東小保方4683−26 有限会社アポロ技研内 Ｆターム(参考） 3F049 AA02 FC01 LA11 LB09 3F053 EA08 EC02 EC06 ED19 3F102 AA14 AB05 BA02 BB04 DA02 EA13 FA02 3F343 FA09 FC15 GA01 GB01 GC04 GD01 JB05 JD26 KA05
Claims (5)
- 【請求項１】 複数の搬送ベルトを並列に所定間隔を隔
てて配置し、前記所定間隔内に吸着手段を配置し、前記
吸着手段によってカード状物を吸着しながら前記搬送ベ
ルトによって前記カード状物を搬送するカード状物搬送
装置。 - 【請求項２】 前記カード状物を前記搬送方向に沿って
案内するガイド手段を設け、前記搬送ベルトの搬送方向
を前記ガイド手段に対して傾斜させた請求項１に記載の
カード状物搬送装置。 - 【請求項３】 カード状物を積み重ねて収納する容器
と、その最上段のカード状物に対して上方向に空気を吹
き付ける送風手段と、前記送風手段によって上昇した前
記カード状物を下向きに吸着しながらベルト搬送する搬
送手段とを備えたことを特徴とするカード状物搬送装
置。 - 【請求項４】 前記カード状物に振動を与えて先端揃え
を行う振動手段を備えた請求項３に記載のカード状物搬
送装置。 - 【請求項５】 複数の搬送ベルトを並列に所定間隔を隔
てて配置し、前記所定間隔内に吸着手段を配置し、前記
吸着手段によってカード状物を下向きに吸着しながら前
記搬送ベルトによって前記カード状物を搬送するととも
に、前記搬送ベルトの下方に、前記カード状物を収納す
る複数の容器を配置し、前記所定の間隔内に出没自在の
ガイドを設け、前記ガイドを出没させて前記カード状物
を前記複数の容器のいずれかに選択的に収納させるカー
ド状物搬送装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10272906A JP2000095380A (ja) | 1998-09-28 | 1998-09-28 | カード状物搬送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10272906A JP2000095380A (ja) | 1998-09-28 | 1998-09-28 | カード状物搬送装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000095380A true JP2000095380A (ja) | 2000-04-04 |
Family
ID=17520414
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10272906A Pending JP2000095380A (ja) | 1998-09-28 | 1998-09-28 | カード状物搬送装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000095380A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7025259B2 (en) * | 2003-12-29 | 2006-04-11 | Ask S.A. | Device for customizing and dispensing contactless smart tickets |
| KR20150075415A (ko) * | 2007-11-27 | 2015-07-03 | 엔제루 프레잉구 카도 가부시키가이샤 | 하나 이상의 셔플된 덱의 트럼프 카드의 검사방법 |
| JP2017200843A (ja) * | 2016-05-02 | 2017-11-09 | 群馬県 | カードフィーダー |
| JP2021031233A (ja) * | 2019-08-23 | 2021-03-01 | ナビタス株式会社 | カード充填器、カード供給装置、カードの勾配制御方法 |
-
1998
- 1998-09-28 JP JP10272906A patent/JP2000095380A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7025259B2 (en) * | 2003-12-29 | 2006-04-11 | Ask S.A. | Device for customizing and dispensing contactless smart tickets |
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| KR101646480B1 (ko) * | 2007-11-27 | 2016-08-05 | 엔제루 프레잉구 카도 가부시키가이샤 | 하나 이상의 셔플된 덱의 트럼프 카드의 검사방법 |
| JP2017200843A (ja) * | 2016-05-02 | 2017-11-09 | 群馬県 | カードフィーダー |
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| JP7072183B2 (ja) | 2019-08-23 | 2022-05-20 | Ｖｏｓｔｅｃ株式会社 | カード充填器、カード供給装置、カードの勾配制御方法 |
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