JPH07270340A - ワーク検査集積装置 - Google Patents

ワーク検査集積装置

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Publication number
JPH07270340A
JPH07270340A JP6064095A JP6409594A JPH07270340A JP H07270340 A JPH07270340 A JP H07270340A JP 6064095 A JP6064095 A JP 6064095A JP 6409594 A JP6409594 A JP 6409594A JP H07270340 A JPH07270340 A JP H07270340A
Authority
JP
Japan
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work
defective
inspection
conveyor
works
Prior art date
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Pending
Application number
JP6064095A
Other languages
English (en)
Inventor
Eiji Umehara
栄二 梅原
Koichi Ozaki
孝一 尾崎
Yoshiteru Inagaki
好輝 稲垣
Koji Aoki
浩二 青木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
J T ENG KK
Japan Tobacco Inc
Original Assignee
J T ENG KK
Japan Tobacco Inc
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Publication date
Application filed by J T ENG KK, Japan Tobacco Inc filed Critical J T ENG KK
Priority to JP6064095A priority Critical patent/JPH07270340A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 連続的に良品ワークを繰り出し、検査後、良
品のワークのみを集積でき、装置を停止させることなく
良品ワークを取り出すことができるワーク検査集積装置
を提供するにある。 【構成】 リザーブコンベヤ8に多数のブランクが格納
され、1ブランク毎に直交コンベヤ4を介して搬送コン
ベヤ8に移送される。移送されたブランクは、搬送コン
ベヤ8から1ブランク毎に反転移載部10によって繰り
出し部12に受け渡される。繰り出し部では、ブランク
のワークが一枚一枚繰り出され、切り離しコンベヤ16
によって間隔を開けて検査部18に搬送される。検査さ
れたワークは、良品のみが第1及び第2の良品回収コン
ベヤ22、26のいずれかで回収される。従って、装置
を停止させることなく、良品ワークを取り出すことがで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、連続的にワークを検
査し、良品ワークを集積するワーク検査集積装置に係
り、特に、シガレット用印刷済み小箱を組立前に検査
し、良品を集積する小箱検査並びに集積装置に関する。
【0002】
【従来の技術】シガレット用小箱は、予め用紙に各シガ
レット用小箱の為のシガレット名及びデザイン模様等が
多数印刷され、この印刷が検査された後、個々の小箱の
為の多数のシートに裁断される。裁断の後に、用紙の裁
断ミス、シート上の印刷位置の誤り、及びシート上の印
刷欠け並びに印刷濃度の不揃い等が検査される。このよ
うな検査は、従来、人為的に行っていたので、検査ミ
ス、或いは、検査の精度が低いという問題が指摘されて
いる。
【0003】従来、裁断されたシートのようなワークを
一枚一枚送り出し、仕分けして再び集積する装置が種々
提案されている。例えば、一枚一枚送り出されたワーク
を集積する集積装置として特願昭55ー141909号
に記載されるようなボブスト社製のワーク集積装置及び
特願平2ー340876号に記載されるようなヒューテ
ック社製のワーク集積装置があり、また、ホッパに積み
上げられたワークを一枚一枚送り出すワーク繰り出し装
置として実願平1ー55715号に記載されるようなボ
ブスト社製のサックマシン(製函機)及び特願平2ー3
40876号に記載されるようなヒューテック社製のブ
ランクス印刷検査装置に組み込まれるワーク繰り出し装
置があり、更に、良品と不良品に仕分けする仕分け機構
としてダンパーを用いた機構がある。
【0004】ボブスト社製のワーク集積装置は、いわゆ
る連続集積方式と称せられるものであって、この集積装
置では、搬送コンベヤで個別に搬送されたワークがこの
搬送コンベヤーに比べて遅い速度で駆動されるストレー
ジコンベヤ上で互いに重ねられていわゆる刺身上に重ね
られてセパレートコンベヤを介して集積部に搬送され、
集積部で集積される。集積部がワークで一杯になると、
ワークストッパによりストレイジーコンベヤからセパレ
ートコンベヤへの供給が停止されると共にセパレートコ
ンベヤの搬送速度が上昇され、セパレートコンベヤ上の
ワークが全て集積部のホッパに送り込まれる。集積部の
ホッパが集積部から取り出され、空のホッパが集積部に
配置されると、ワークストッパが除去され、ストレージ
コンベヤからセパレートコンベヤへのワークの搬送が許
され、集積部で集積が再度開始される。
【0005】このようなボブスト社製のワーク集積装置
では、集積部に所定量ワークが集積された時点でホッパ
の交換の間ストレージコンベヤ上にワークを保有させて
おく必要があることから、装置の全長が長くなると共に
搬送並びに集積速度を十分に大きくすることができない
問題がある。また、ワークに反り等があると、ワークが
絡み合い、集積部或いは、集積後の積み付けでワークを
分離できず、ワークに損傷が発生する虞がある。更に、
不良品がストレージコンベヤに搬送される前に除去され
る場合にあっては、ワークの間隔が乱れ、ワークに生じ
たわずかな反り、或いは、ワークの抜き打ち形状によっ
ては、集積、或いは、積み付けでワークに損傷が発生す
る問題がある。更にまた、集積部のホッパには、ワーク
が重ねられた状態で落とし込まれる為に積み付けの際に
は、そのワークの荷姿を修正する必要があり、作業効率
が悪い問題がある。
【0006】ヒューテック社製のワーク集積装置は、い
わゆる間欠集積方式と称せられ、この集積装置では、搬
送コンベヤで一枚一枚搬送されたワークは、仕分け装置
において不良品が排除されて良品のみが良品集積部のホ
ッパに集積される。仕分け装置では、ワークは、吸引機
構で吸引されると共に吸引機構に向かう上昇空気流によ
ってワークが支持され、この状態で集積部に搬送され
る。不良品は、その吸引力が解除されて仕分け装置の下
方に落下される。集積部のホッパに所定量のワークが収
納されると、装置の運転が停止されて新たなホッパが配
置された時点で再び装置の運転が開始される。このよう
な集積装置では、連続運転が不可能である問題があり、
搬送コンベヤから集積部に集積する際、或いは、積み付
ける際に積層されたワークの荷姿を修正する必要があ
り、作業効率が悪い問題がある。
【0007】ボブスト社製のサックマシンでは、ホッパ
に多数のワークが積み付けられ、サックマシンベルトで
最下方のワークに搬送力が与えられると共に一枚のワー
クのみが規制ガイドに取り出されて搬送される。従っ
て、次々に1枚毎にワークが搬送される。このようなサ
ックマシンでは、ワークの補給機構が設けられていない
ためホッパには、人手によりワークを補給しなければな
らない問題がある。
【0008】ヒューテック社製のワーク繰り出し装置
は、いわゆる上部吸引式と称せられ、ホッパに積み付け
られたワークは、その上部より吸引機構により吸引され
て搬送機構に受け渡される。ワークは、ホッパ内で下方
から押し上げ機構により常に上部に押し上げられている
ことから、連続して次々にワークは、搬送機構に受け渡
されることとなる。この繰り出し装置では、ワークが押
し上げ機構によって常時押し上げられ状態に維持されて
いることから、ホッパが空になると、ホッパにワークを
供給する為に押し上げ部を最下方にまで低下させ、装置
の動作を停止させることが必要となる。
【0009】仕分け機構に関しては、搬送コンベヤ上に
ダンパーが設けられ、ワークの走行方向を変更するする
ことによって良品及び不良品を仕分ける装置が知られて
いるが、このような装置では、ダンパーの切り替え時
間、即ち、往復動作時間をワークの間隔に相当するワー
ク走行時間内に抑える必要があり、高速な仕分けを実現
することが困難である問題がある。また、切り替え箇所
でワークの詰まりが発生した場合には、損傷したワーク
の除去作業が困難である問題がある。更に、ダンパーが
何らかの原因で曲がった場合には、タイミングズレによ
り詰まりが発生し易い問題もある。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来の
ワーク検査集積装置では、連続的に多数のワークを一枚
ずつ検査部に搬送し、良品のワークのみを集積し、装置
を停止することなく良品ワークを取り出すことが困難で
ある問題がある。
【0011】従って、この発明は、上述した事情に鑑み
なされたものであっって、その目的は、連続的に良品ワ
ークを繰り出し、検査後、良品のワークのみを集積で
き、装置を停止させることなく良品ワークを取り出すこ
とができるワーク検査集積装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明によれば、所定
枚数のワークからなる複数のワーク束を搬送保持する第
1の搬送保持手段と、この第1の搬送保持手段から移送
されたワーク束を1ワーク束毎に供給するワーク束供給
手段と、このワーク束供給手段から供給された1ワーク
束を収納するとともにワークを1枚毎に連続して繰り出
す繰り出し手段と、この繰り出し手段から連続的に繰り
出されたワークに間隔を与えて隣接するワークを切り離
す切り離し手段と、間隔を空けたワークが次々に供給さ
れ、そのワークを一枚毎に検査してその良否を判定する
判定手段と、少なくとも2つの良品貯蔵部を備え、判定
手段の結果に応じて良品のワークを夫々対応する良品貯
蔵部にガイドするガイド手段と、前記ガイド手段で1つ
の良品貯蔵部にワークをガイドさせ、その一方の良品貯
蔵部に所定量のワークが集積された際に、他の良品貯蔵
部にワークをガイドさせるガイド付勢手段と、前記ガイ
ド手段で良品ワークとして前記良品貯蔵部にガイドされ
ない不良品ワークを搬送し、回収する不良品搬送回収手
段と、及び所定量集積された良品貯蔵部から良品ワーク
を搬送し、回収する良品搬送回収手段と、から構成され
ることを特徴とするワーク検査集積装置が提供される。
【0013】
【作用】この発明のワーク検査集積装置によれば、常に
多数のワーク束が検査の為に第1の搬送保持手段に保持
され、必要に応じてワーク束が次工程に送られる為に検
査ワークの補給を常に考慮する必要がない。また、1ワ
ーク束毎に供給手段で分けられ、これが繰り出し手段に
送られ、更に、ワークが1枚毎に繰り出される一連の動
作が連続している為、検査の高速化が可能となる。検査
の為にワークには、切り離し手段により切り離される為
に検査が確実となり、また、良品ワークのみが取り出さ
れ構造であるから、常に整位した状態に維持できる。更
に、良品ワークは、2つの仕分け部で仕分けることがで
き、しかも、2つの貯蔵集積手段のいずれかにガイドさ
れる為、装置の運転を停止するなく、集積した良品ワー
クを取り出すことが可能であり、装置のより高速化を実
現することができる。
【0014】
【実施例】以下図面を参照してこの発明の実施例につい
て図面を参照して説明する。
【0015】図1は、この発明のワーク検査集積装置の
各ワーク処理部における動作を説明するための概略図を
示している。このワーク検査集積装置では、ワーク6、
例えば、シガレットの包装用紙、特に、ハードパック用
の包装用紙のラベル、商品名及び模様等の印刷が検査の
対象とされる。この検査集積装置にて検査される前に1
枚の厚紙に多数の包装紙としての印刷が施され、予めそ
の印刷が検査される。検査が終了した包装紙としての厚
紙は、個々の包装用紙に裁断されてこの検査集積装置に
運ばれる。従って、裁断された個々の包装紙の印刷汚れ
及び印刷のかすれ、並びに裁断ミス等がこの検査集積装
置で未検査のワークとして検査される。
【0016】このワーク検査集積装置においては、未検
査のワーク6、即ち、ワーク束、即ち、ブランクが最大
9000枚リザーブできるブランクリザーバ2に保存さ
れ、このブランクリザーバ2は、後工程の要求により所
定枚数、例えば、1000枚、或いは、500枚の単位
でワークを搬送している。この所定枚数のワークは、直
交コンベヤ4でその搬送方向が変えられ、搬送コンベヤ
8に供給される。後に詳細に説明するように直交コンベ
ヤ4は、リザーブコンベヤ4から直線的に搬送された1
000枚単位のワークをプッシャーによってリザーブコ
ンベヤ4からの搬送方向に対して直交する方向に押し出
し、搬送コンベヤ8に受け渡している。搬送コンベヤ8
では、常時、2000枚から3000枚のワークが保持
され、後段の反転移載部10からの要求により個別に駆
動される第1から第3のコンベヤ8A、8B、8Cを順
次起動してワークを搬送している。
【0017】反転移載部10に搬送された所定枚数のワ
ーク6は、アーム機構により180゜反転されて繰り出
し部12に格納される。繰り出し部12では、所定枚数
のワーク6を格納し、その下部に設けられた送り出しコ
ンベヤ14でワーク6が一枚ずつ連続して繰り出され
る。繰り出されたワーク6は、送り出しコンベヤ14に
よって切り離しコンベヤ16に送られ、連続して供給さ
れるワーク6間に後工程の検査及び回収に必要な所定の
間隔、例えば、略170mmが開けられる。所定間隔を開
けられたワークは、検査部18に送り込まれる。この検
査部18では、ワークは、サクションベルトに吸着され
て搬送され、その表面の画像が検査カメラ装置20で撮
影される。撮影された画像信号は、画像検査装置24に
送られ、基準画像と比較され、検査の対象となったワー
クが良品か、不良品かが判別される。
【0018】検査部18を通過したワークは、良品回収
部25の第1及び第2の良品回収コンベヤ22、26に
搬送される。この良品回収コンベヤ22、26には、ベ
ルト速度が200 m/minと高速でベルトが送られ、ま
た、ワークを傷つけないために伸縮ベルトが採用されて
いる。また、その良品回収コンベヤ22、26の先端部
には、ブローノズル及び丸ベルトコンベヤが配置され、
画像検査装置24からの信号に応答して差動するブロー
ノズルからの空気流により良品のワーク6のみが良品回
収コンベヤ22下方のテーブルリフタに送り込まれる。
良品ワークの回収速度を高めるために上述したように第
1及び第2の良品回収コンベヤ22、26が設けられ、
その先端に良品ワークを選別するブローノズルが設けら
れている。テーブルリフタは、所定枚数、例えば、50
0枚、或いは、750枚のワークを集積可能で回収レベ
ルを一定に保つために一定量毎に、例えば、25枚毎に
所定速度で、例えば、8.5mmずつ降下され、最下限に
まで降下されると、プッシャにてその所定量のワークが
第1及び第2の良品プリリザーブリフタ機構28、30
に送り込まれる。第1の良品回収コンベヤ22下方のテ
ーブルリフタから第1の良品プリリザーブリフタ機構2
8に所定量のワークを搬送動作中においては、第2の良
品回収コンベヤ26から良品ワークがその下方のテーブ
ルリフタに集積され、また、第2の良品回収コンベヤ2
6下方のテーブルリフタから第2のプリザーブリフタ機
構30に所定量のワークを搬送する動作中には、第1の
良品回収コンベヤ22下方のテーブルリフタにワーク6
が集積される。従って、選別作業は、中断されることな
く連続的になされることとなる。プリリザーブリフタ機
構28、30にプッシャにより送り込まれたワークは、
良品リザーブコンベヤ32のレベルまで上昇され、プッ
シャにより良品リザーブコンベヤ32に供給され、装置
外に送り出される。良品回収コンベヤ22、26を通過
した不良品のワークは、不良品回収コンベヤ34によっ
て不良品回収ボックスに落下される。
【0019】次に、図2から図16を参照して上記ワー
ク検査集積装置の各部をより詳細に説明する。図2及び
図3は、このワーク検査集積装置の平面配置を示し、図
4、図5及び図6は、反転移載部10、繰り出し部1
2、検査部18及び良品回収部25の正面を示してい
る。図2に示すようにブランクリザーバ部2には、スト
レートコンベヤ50から構成され、このブランクリザー
バ部2では、図1に示すように2束づつのワーク束が連
接されて配置され、この2束づつのワーク束、即ちブラ
ンクがストレートコンベヤ50により搬送される。搬送
されたワーク6は、直交コンベヤ4に供給されてその搬
送方向を変えるが、この直行コンベヤ4は、図2に示す
ようにローラ機構54を備え、搬送された2束のワーク
をその最深部にまで搬送する。2束のワークが最深部に
位置されると、プッシャー56が作動してローラ機構5
4の搬送方向に直交する方向に2束のワークを押し出す
こととなる。押し出された2束のワークは、第1の搬送
コンベヤ8に押し出される。この搬送コンベヤ8により
間欠的に搬送される。この搬送コンベヤ8は、個別に駆
動される3つの搬送ベルト部8A、8B、8Cから成
り、各搬送ベルト部8A、8B、8Cには、夫々2組の
ワーク束、即ち、ブランクが常時搬送可能に載置されて
いる。各搬送ベルト部8A、8B、8Cは、搬送ベルト
部8A、8B、8Cに載置されていたブランクが次搬送
ベルト部8B、8C、或いは、次工程の反転移載部10
に移された際に間欠的に駆動され、ブランクが次々と搬
送方向の搬送ベルト部8B、8Cに搬送される。即ち、
この搬送ベルト部8A、8B、8Cによるブランクの搬
送は、反転移載部10での反転動作に同期されている。
搬送ベルト部8A、8B、8Cによって2束のブランク
が先頭の搬送ベルト部8Cに達すると、この搬送ベルト
部8Cが停止された状態で図4に示すように反転移載部
10のハンド機構58がアーム機構60によって前進さ
れる。その後、搬送ベルト部8Cが一時的に作動されて
先端のブランクがハンド機構58内に進入され、ハンド
機構58内へのブランクの進入が終了すると、搬送ベル
ト部8Cの駆動が停止されると共にハンド機構58のワ
ーク押え59が降下されてハンド機構58内にブランク
が確実に保持される。この状態では、搬送ベルト8の作
動が停止されてブランクの搬送が停止される。
【0020】反転移載部10では、ブランクがハンド機
構58でチャックされると、アーム機構60が作動され
てハンド機構58が後退してブランクが搬送ベルト8上
から取り出される。その後、回転リフタ62が作動して
ハンド機構58が上昇され、上昇点にまで達すると、こ
の回転リフタ62が略180゜回転され、ブランクが繰
り出し部12のブランクホッパ64上に位置される。ブ
ランクホッパ64上にハンド機構58が位置されると、
回転リフタ62が再び作動して僅かにハンド機構58が
降下され、その一部がブランクホッパ64内に配置され
ることとなる。この降下の後、ハンド機構58のワーク
押え59が上昇されてハンド機構58によるブランクの
保持が解放されると共にアーム機構60が作動されてハ
ンド機構58が引き込まれる。したがって、ワークブラ
ンクは、ブランクホッパ64内に落下されることとな
る。その後、再び回転リフタ62が作動されてブランク
を保持していないハンド機構58が上昇され、その後、
180゜回転され、搬送ベルト8前面にまで下降され
る。下降されると、再びアーム機構60が作動してハン
ド機構58が搬送ベルト8内に進入され、次のブランク
の移載が可能な状態に維持される。
【0021】ブランクホッパ64は、図7及び図8に示
すようにフロントガイド64F,リヤガイド64R、及
び一対のサイドガイド64Sにより箱型に形成され、そ
の底部には、送り出しコンベヤ14の下部ベルト66が
ワークの搬送方向に延出するように設けられるとともに
底面ガイド68が設けられている。この底面ガイド68
によりブランク最下部のワークは、その進行方向先端が
下部ベルトに十分に接触される。また、ブランクホッパ
64のフロントガイド64Fには、規制ガイド70が設
けられ、その先端と下部ベルト66との間が1枚のワー
クの通過を許す間隙Gを有するように定められている。
この間隙Gは、規制ガイド70の間隙調整マイクロ機構
71により調整でき、ワークの厚さに応じてその間隙が
定められる。
【0022】このブランクホッパ64には、一対のサイ
ドガイド64S間の間隔をワークの幅に応じて調整する
サイドガイド調整機構、及びワークを確実に下部ベルト
66に接触させワークを効率的に繰り出すためにワーク
の紙質及びそのサイズに応じて底面ガイド68の傾斜角
を調整する底面ガイド調整機構が更に設けられている。
即ち、図9に示すように第1、第2及び第3のスプライ
ン軸72A、72B、72C及びスクリュー軸74がワ
ーク搬送方向に互いに並列に配列され、いずれもボス7
3A、73B、73C、75を介してサイドガイド64
に連結されている。サイドガイド調整機構を構成するス
クリュー軸74には、サイドガイド調整ハンドル76が
連結され、このスクリュー軸74には、右ネジ部74A
及び左ネジ部74Bが設けられ、この右ネジ部74A及
び左ネジ部74Bに夫々螺合するボス75がサイドガイ
ド64に固定されている。第1、第2及び第3のスプラ
イン軸72A、72B、72Cには、スプライン溝が形
成され、このスプライン軸72A、72B、72Cに沿
って移動可能にスプライン軸72A、72B、72Cに
ボス73A、73B、73C、75が挿入されている。
従って、ハンドル76が例えば、時計方向に回転される
と、逆ネジの関係にある右ネジ部74A及び左ネジ部7
4B上をボス75が移動することから、サイドガイド6
4は、互いに離間する方向に移動され、サイドガイド6
4間の間隔が広げられる。また、ハンドル76が反時計
方向に回転されると、逆ネジの関係にある右ネジ部74
A及び左ネジ部74B上をボス75が移動することか
ら、サイドガイド64は、互いに近接する方向に移動さ
れ、サイドガイド64間の間隔が狭められる。底面ガイ
ド調整機構を構成するスプライン軸72Bは、図10に
示されるリンク機構77を介してハンドル78に連結さ
れている。このリンク機構77では、ハンドル78が送
りネジシャフト79に固定され、このシャフト79がフ
レーム80に設けたネジ部に螺合され、その先端には、
作動リンク81がスライド可能なガイド82が固定され
ている。作動リンク81は、支点83の回りに回転する
連結部84に固定され、この連結部84に上述した底面
ガイド68の一端が固定されている。従って、ハンドル
78が回転されて送りネジシャフト79が前進される
と、ガイド82が前進し、作動リンク81の一端も前進
される。従って、作動リンク81が支点83の回りで回
転されることとなり、この支点の回りに回転可能に連結
部84に固定された底面ガイド68も回転されることと
なる。従って、底面ガイド68の傾斜角が増加される。
これに対して送りネジシャフト79を後退させるように
ハンドル78が回転される場合には、底面ガイド68の
傾斜角が減少されることとなる。
【0023】上述したような構造で供給されるワークに
合わせて調整されたブランクホッパ64にブランクが供
給され、送り出しコンベヤ14が駆動されると、最下方
のワークが他のワークの重み及び下部ベルト66の搬送
摩擦力によって規制ガイド70と下部ベルト66間の間
隙Gを介してブランクホッパ64外に搬送される。ブラ
ンクホッパ64外に供出されたワークは、図7に示すよ
うに送り出しコンベヤ14上に設けられたワーク押さえ
機構86の押さえローラ84と下部ベルト66間に送り
込まれ、切り離しコンベヤ16に搬送される。
【0024】ブランクホッパ64からは、ワークが連続
して送り出され、殆どワーク間には、間隙が設けられず
に送り出しコンベヤ14によって切り離しコンベヤ16
に搬送される。この切り離しコンベヤ16内にてワーク
間に所定の間隔が与えられる。即ち、切り離しコンベヤ
16は、図11に示されるように下部ベルト90及び上
部ベルト93から成り、上部ベルト93の裏面には、上
部ベルト93を確実に下部ベルト90に確実に接触させ
るためにベルト押さえ機構94が設けられ、そのベルト
押さえ機構94のローラ95が上部ベルトに当接されて
いる。従って、送り出しコンベヤ14によって送り出さ
れたワークは、上部ベルト93及び下部ベルト90との
間に供給され、両者に狭持されて搬送される。ここで、
送り出しコンベヤ14の下部ベルト66によって搬送さ
れるワークの搬送速度をV1 とし、切り離しコンベヤ1
6の上部及び下部ベルト90、93によって搬送される
ワークの搬送速度をV2 とすると、切り離しコンベヤ1
6の搬送速度V2 は、送り出しコンベヤ14の搬送速度
V1 に比べて十分に大きく設定されている。例えば、送
り出しコンベヤ14の搬送速度V1 は、90 m/mim、即
ち、ワークの長さを25.6 cm とすると1分当たり約
350枚(90 m ÷ 0.256m # 350) だけ
送り出される。これに対して、切り離しコンベヤ16の
搬送速度V2を送り出しコンベヤ14の搬送速度V1 に
比べて十分に大きな150 m/mim に設定すると、切り
離しコンベヤでは、0.17 m/minの間隔( (150ー
90)m/min ÷ 350枚/min # 0.17 m/ 枚)
がワークに空けられることとなる。
【0025】隣接するワーク間に間隔が空けられたワー
クは、検査部18に送り込まれる。この検査装置18に
は、図3及び図5に示されるようにその筐体101内に
多数の吸引孔99が穿けられたサクションベルト100
が搬送方向を規制する規制ガイド106に沿って張架さ
れ、筐体101内上部には、ワークを撮影する第1及び
第2のCCDカメラ102、104及びストロボ装置1
03、105がサクションベルト100に対向して配置
されている。図12に示されるように検査装置18のサ
クションベルト100の搬送方向の略先端部には、ワー
ク6を押さえるためのワーク押さえベアリング98がサ
クションベルト100の搬送と共に回転されるように回
転軸97にベアリング軸支され、この回転軸97が規制
ガイド106に支持されている。図13に示されるよう
にサクションベルト100は、サクションチャネル87
が開けられたベース88の溝内に密着して走行され、こ
のサクションチャネル87は、ベース88の下方を延出
されるサクションダクト89に連通されている。従っ
て、このサクションダクト89に接続された吸引ポンプ
96によって吸引気流がサクションダクト89及びサク
ションチャネル87を介して吸引孔99に与えられ、吸
引孔99上に供給されるワーク6をサクションベルト1
00上に吸着することとなる。
【0026】一般にシート状のワーク6をサクションベ
ルト100により吸着搬送する場合、サクションベルト
100の終端部では、そのワークの先端が吸着力から解
放され、ワークに対する吸着力が減少される。この状態
では、ワークの搬送力が弱まり、次工程に至る過程にお
いてワークの詰まりが発生する虞がある。このことを考
慮して図12及び図13に示される吸着機構において
は、サクションベルト100の搬送方向の略先端部に
は、ワーク6を押さえるためのワーク押さえベアリング
98が設けられ、吸着力が不足したワークを確実にサク
ションベルト100に押し付け、ワークに十分な搬送力
を与えている。従って、ワークがサクションベルト10
0の終端部でスリップされることなく、次工程に搬送さ
れることとなる。
【0027】このように検査部18にワークが供給され
ると、ワークがサクションベルト100に吸着され、規
制ガイド106でその姿勢が正され、第1のカメラ10
2の第1の撮影領域に進入される。第1の撮影領域にワ
ークが位置されると、第1のストロボ装置103が作動
して、ワークの前半部像が第1のカメラ102で撮影さ
れ、その画像が第1の画像信号として画像検査装置24
に与えられる。更に、ワークが搬送されて第2のカメラ
104の第2の撮影領域に進入されると、同様に第2の
ストロボ装置105が作動してワークの後半部像が第2
のカメラ104で撮影され、その画像が第2の画像信号
として画像検査装置24に与えられる。いずれの画像も
筐体101に取り付けられたモニタ受像器107で確認
することができる。
【0028】検査部18から取り出されたワークは、第
1の良品回収コンベヤ22に供給される。この第1の良
品回収コンベヤ22は、図11に示す切り離しコンベヤ
16と略同様の構造を備えていることから、その詳細な
説明は、省略する。この第1の良品回収コンベヤ22の
出口には、図6及び図14に示すようにワークを検出す
るセンサS10が設けられると共に第1のブローノズル1
10が設けられ、この第1のブローノズル110に対向
してワーク導入口112が設けられている。このワーク
導入口112からは、一枚一枚ワークをガイドするワー
クガイド113、114が良品回収テーブルリフタ11
6に向かって延出されている。このワークガイド11
3、114は、ワークに静電気が発生して後に積層され
た際に互いに静電気で密着され、離れなくなることを防
止するために帯電防止アクリル板で作られている。良品
回収コンベヤ22から排出されたワークが良品である場
合には、第1のブローノズル110からのブローにより
そのワークの先端がワーク導入口112に導入され、ワ
ークガイド113、114に沿って滑走されて良品回収
テーブルリフタ116に落下される。ブローノズル11
0は、ワークの先端がそのブローノズル110に達する
前に作動する。即ち、このことで、動作遅れによって第
2の良品搬送コンベヤ26の導入口がワークが詰まるこ
とが未然に防止され、確実に良品ワークがワーク導入口
112に導入されることとなる。このブローノズル11
0は、例えば、ブロー開始より40ミリ秒、後にそのブ
ローが終了するような仕様が採用される。このブロー時
間は、良品搬送コンベヤ22の搬送速度が150m/min
である場合には、ワークが略100mmだけ移動する時間
に相当し、また、良品搬送コンベヤ22の搬送速度が1
80m/min である場合には、ワークが略120mmだけ移
動する時間に相当する。
【0029】第1の良品回収テーブルリフタ116で
は、ワークガイド113、114のワーク落下口117
から第1の良品回収テーブルリフタ116上に滑空落下
されるワークがその勢いで破損されることを防止する為
にその先端が支柱118に設けたショック吸収機構12
0に衝突されて第1の良品回収テーブルリフタ116上
に緩やかに落下される。ショック吸収機構120は、図
14に示すように弾性体、例えば、衝撃吸収ラバーで作
られた弾性板122が支持板123に取り付けられ、こ
の支持板123が支柱118にヒンジ124によってヒ
ンジ支持されている。また、支持板123の一端は、バ
ネ機構126を介して支柱118に固定されている。従
って、ワーク先端が弾性板122に衝突されると、その
衝突力が弾性板122で吸収されるとともにその衝突力
によって支持板123がヒンジ124の回りに僅かにバ
ネ機構126に抗して回転され、衝突力がこのバネ機構
126で吸収される。ワークの衝突力を吸収するために
伸ばされたバネ機構126は、それが縮むことによって
図14に示すような元の状態に戻される。また、ワーク
ガイド113、114のワーク落下口117から第1の
良品回収テーブルリフタ116上の移動方向に沿って延
出される後方ワークガイド115によってワークは、そ
の落下中に整位されて第1の良品回収テーブルリフタ1
16上に次々に載置される。この第1の良品回収テーブ
ルリフタ116は、所定枚数が積載される毎に段階的に
降下され、この降下を繰り返して所定の最下方に位置さ
れると、この第1の良品回収テーブルリフタ116に
は、予め定められた量のワーク、例えば、500枚、或
いは750枚のワークが載置されることとなる。
【0030】第1の良品テーブルリフタ116に予め定
められた量のワークが載置されると、第1のブローノズ
ル110の作動が停止され、第1の良品回収コンベヤ2
2から供給されるワークは、第2の良品回収コンベヤ2
6に供給される。この第2の良品回収コンベヤ26は、
同様に図11に示す切り離しコンベヤ16と略同様の構
造を備えていることから、その詳細な説明は、省略す
る。この第2の良品回収コンベヤ26の出口には、第1
の良品回収コンベヤ22の出口と同様に図14に示すよ
うに第2のブローノズル130が設けられ、この第2の
ブローノズル130に対向してワーク導入口132が設
けられている。このワーク導入口132に導入されたワ
ークは、図6に示す第2の良品回収テーブルリフタ13
4に導かれて積層される。
【0031】また、第1の良品回収テーブルリフタ11
6に予め定められた量のワークが載置されると、既に説
明したプリリザーブリフタ機構28に送り込まれる。即
ち、図15及び図16に示される良品プッシャー146
が作動されてそのプッシングロッド147が延出され、
最下方に降下されている第1の良品回収テーブルリフタ
116上に整位された状態で載置された多数のワーク、
即ち、ブランクは、良品プッシャー146の押し出しプ
レート145によって前方に押し出される。押し出され
たブランクは、ガイドテーブル149上を通ってブラン
クの側面がプリリザーブリフタ機構28のワークストッ
パ153、154に当接されるまで良品プリリザーブリ
フタ150上に押し出される。ワークストッパ153、
154にブランクが押し付けられることによってブラン
クの荷姿が整えられることとなる。このワークストッパ
153、154は、ワークのサイズに応じてその位置を
調整することができる。良品リフタ150上にブランク
が整位された状態で載置されると、プッシングロッド1
47が後退されると共にワーク押え152が降下され、
このワーク押え152によって整位されたブランクが良
品プリリザーブリフタ150上に押さえつけられる。そ
の後、最下方に位置される良品プリリザーブリフタ15
0がワーク押さえ152と共に支柱158に沿って上昇
を開始し、最上端にまでリフトされる。良品プリリザー
ブリフタ150が最上端位置されると、ワーク押さえ1
52が上昇され、良品プッシャー162が作動してその
プッシングロッド164が押し出され、良品プッシャー
162の押し出しプレート165によってブランクが良
品プリリザーブリフタ150から良品リザーブコンベヤ
32に押し出される。良品ブランクが良品リザーブコン
ベヤ32に移されると、良品プッシャー162のプッシ
ングロッド164が引き込まれ、良品プリリザーブリフ
タ150が最下端に向かって降下され、初期状態に復帰
される。
【0032】第1の良品回収テーブルリフタ116と同
様に第2の良品回収テーブルリフタ134にワークが所
定量積層されると、第2のブローノズル130の作動が
停止されるとともに第1のブローノズル110が再び作
動を開始し、第1の良品回収コンベヤ22から供給され
る良品ワークは、第2の良品回収コンベヤ26に供給さ
れず、ワーク導入口112に導入される。また、第1の
良品回収テーブルリフタ116に積載された所定量のワ
ーク、即ち、ブランクは、図15及び図16を参照して
説明した第1の良品プリリザーブリフタ機構28と同様
の構成を有する第2の良品プリリザーブリフタ機構30
に供給され、この第2の良品プリリザーブリフタ機構3
0を介して良品リザーブコンベヤ32に移される。従っ
て、良品リザーブコンベヤ32は、左右からブランクが
交互に供給されることとなる。良品リザーブコンベヤ3
2は、間欠的に駆動され、ブランクは、装置外に搬送さ
れることとなる。
【0033】第1及び第2のブローノズル110、13
0によってワーク導入口112、132に回収されない
不良品のワークは、ブロア良品回収コンベヤ22、26
を通過し、不良品回収コンベヤ34によって不良品回収
ボックスに落下される。不良品回収コンベヤ34は、図
11に示す切り離しコンベヤ16と略同様の構造を備え
ていることから、その詳細な説明は、省略する。
【0034】上述したワーク検査集積装置は、図2及び
図3に示す検査集積制御装置200によって制御される
が、この検査集積制御装置200は、図17に示すよう
にCPU170、CPU170を制御するROM171
及び正常画像に関するデータ及び第1及び第2カメラ1
02、104から送られた画像デ−タと正常画像データ
とを比較し、その画像データが正常画像に属するもので
あるかを判定する判定プログラム等が格納されたRAM
172から構成され、CPU170は、インターフェー
ス173を介してワークを検査するための第1及び第2
カメラ102、104に接続されている。このインター
フェース173には、図2に示すように繰り出し部12
から供給されるワークを検出して検出信号を発生する繰
り出し部センサS10が接続されている。また、検査が終
了したワークの枚数をカウントする為に図3に示すよう
に良品回収コンベヤ22に設けられた良品回収センサS
11がインターフェース173に同様に接続されている。
更に、第1及び第2のブローノズル110、130のオ
ン・オフを制御する電磁弁175、176がインターフ
ェース173に接続されると共に第1及び第2のテーブ
ルリフタを駆動する為の駆動装置177、178がイン
ターフェース173に接続されている。更にまた、第1
及び第2カメラ102、104で撮影された画像を表示
するモニタ受像器107がインターフェース173に接
続されている。
【0035】RAM172内には、上述した画像データ
領域及びプログラムデータ領域の他、図18に示すよう
に検査ワークのデータが格納される検査ワークデータ格
納領域D0 、判定結果のデータが格納される判定結果デ
ータ格納領域D1 、第1及び第2のブローノズル11
0、130で仕分けされるワークの枚数をカウントする
カウンター領域Cn 、第1及び第2の仕分けデータを格
納する第1及び第2の仕分けデータ格納領域D2 、D3
が確保されている。
【0036】図18に示される検査集積制御装置200
では、図19で示す動作が実行される。即ち、ワーク繰
り出し部12からワークが繰り出されると、繰り出し部
センサS11からワーク繰り出信号がインターフェース1
73を介してCPU170に送られる。この信号に応答
してCPU170は、ステップ180に示すようにRA
M172の検査ワークデータ格納領域D0 の最下位アド
レス領域R8 に検査対象ワークの検査データとして”
1”を書き込む。1つのワークが繰り出された後、次の
ワークが繰り出されると、この第2のワークの繰り出し
に対応するワーク繰出信号に応答して検査ワークデータ
格納領域D0 の最下位アドレス領域R8 の検査データ”
1”は、ステップ181に示されるようにそのアドレス
が更新されて検査ワークデータ格納領域D0 の最上位ア
ドレス領域既R1 に移される。第2のワークに対応して
検査ワークデータ格納領域D0 の最下位アドレス領域R
8 に検査対象ワークの検査データとして”1”が書き込
まれる。
【0037】更に、次のワークが繰り出されると、デー
タのアドレスが更新され、検査ワークデータ格納領域D
0 の最上位アドレス領域R1 の1つ下位のアドレス領域
R2に検査データ”1”が書き込まれ、ワークの繰り出
しに応答して検査ワークデータ格納領域D0 の最下位ア
ドレス領域R8 に検査対象ワークの検査データとして”
1”が書き込まれる。このことは、最上位アドレス領域
R1 には、常に先頭のデータが格納され、最下位アドレ
ス領域R8 のデータは、最上位アドレス領域R1 よりも
下位の空きアドレス領域にアドレスが更新されて移送さ
れることとなる。
【0038】ワーク6は、ステップ182で示すように
検査部18の第1及び第2のカメラ102、104で撮
影され、その画像データがインターフェース173を介
してCPU170に供給され、このCPU170でRA
M172に格納された基準画像データと比較され、ワー
ク6の良否が判定される。即ち、ステップ183で示す
ように第1のカメラ102で撮影された第1のワークに
対応する第1の撮影画像データが基準画像データと比較
される。その結果が正常であれば、最上位アドレス領域
R1 から検査データ”1”が読み出され、ステップ18
4で示すように検査データ”1”に3が加算されてRA
M172の判定結果データ格納領域D1の最下位アドレ
スR18に第1判定結果データとして”4”が書き込まれ
る。既に説明したように最上位アドレス領域R1 から検
査データ”1”が読み出されると、アドレスが更新され
て1つ下位のアドレス領域R2 の検査データが最上位ア
ドレス領域R1 に移され、更に下位のアドレス領域の検
査データが次々に1つ上位のアドレス領域に繰り上げら
れる。
【0039】ここで、第1のワークに対応する撮影画像
データが基準画像データと比較された結果が異常であれ
ば、最上位アドレス領域R1 から検査データ”1”が読
み出され、ステップ185で示すように検査データ”
1”に1が加算されてRAM172の判定結果データ格
納領域D1 の最下位アドレスR18に第1判定結果データ
として”2”が書き込まれる。次に、ステップ186で
示すように第2のカメラ104で撮影された第1のワー
クに対応する第2の撮影画像データが基準画像データと
比較される。その結果が正常であれば、判定結果データ
格納領域D1 の最下位アドレス領域R18から第1判定結
果データ”4”または、”2”が読み出され、ステップ
187で示すように判定結果データ”4”または、”
2”に3が加算されてRAM172の判定結果データ格
納領域D1 の最下位アドレスR18に再び第2判定結果デ
ータとして”7”または、”5”が書き込まれる。
【0040】また、第1のワークに対応する第2撮影画
像データが基準画像データと比較された結果が異常であ
れば、判定結果データ格納領域D1 の最下位アドレス領
域R18から第1判定結果データ”4”または、”2”が
読み出され、ステップ188で示すように判定結果デー
タ”4”または、”2”に1が加算されてRAM172
の判定結果データ格納領域D1 の最下位アドレスR18に
再び第2判定結果データとして”2”または、”3”が
書き込まれる。第2のワークに関する撮影データ及びそ
の後に続く撮影データが供給される度に同様の手順が繰
り返されるとともにそのアドレスが更新され、第1ワー
クに対応する第2判定データは、判定結果データ格納領
域D1 上でアドレスが更新され、最上位アドレス領域R
11に書き込まれることとなる。
【0041】判定結果データ格納領域D1 も検査ワーク
データ格納領域D0 と同様に制御され、最上位アドレス
領域R11には、常に先頭のデータが格納され、最下位ア
ドレス領域R18のデータは、最上位アドレス領域R11よ
りも下位の空きアドレス領域にアドレスが更新されて移
送されることとなる。また、最上位アドレス領域R11か
ら判定結果検査データが読み出されると、アドレスが更
新されて1つ下位のアドレス領域R12の判定結果データ
が最上位アドレス領域R11に移され、更に下位のアドレ
ス領域の検査データが次々に1つ上位のアドレス領域に
繰り上げられる。
【0042】判定結果データ格納領域D1 に格納された
判定データは、その格納された順序に従って、第1の仕
分けデータとして第1の電磁弁175が作動する第1の
モードでは、第1の仕分けデータ格納領域D2 に格納さ
れ、第2の電磁弁176が作動する第2のモードでは、
第2の仕分けデータとして第2の仕分けデータ格納領域
D3 に格納される。即ち、ステップ189で示すように
判定結果データ格納領域D1 に格納された判定データが
良品ワークに対応する”7”であってそれが出力される
度に、ステップ190に示すようにカウンタ領域Cn が
カウントアップされる。
【0043】カウンタ領域Cn のカウントが501に達
しない場合には、ステップ191に示すように第1の仕
分けが実行される。第1の仕分けでは、第1の電磁弁1
75が作動可能に維持され、判定データは、ステップ1
92に示すようにその格納された順序に従って第1の仕
分けデータとして第1の仕分けデータ格納領域D2 にそ
の最下位アドレスR28に格納され、ステップ193に示
すようにアドレスが次々に更新されて最上位アドレスR
21にまで順に移される。第1の仕分けデータ格納領域D
2 の最上位アドレスR21に格納だれた仕分けデータが7
である場合には、ステップ195Aに示すように第1の
電磁弁175が作動されてワークがワーク導入口112
に導入される。また、第1の仕分けデータ格納領域D2
の最上位アドレスR21に格納された仕分けデータが”
7”以外の場合には、ステップ196Aで示すように第
1の電磁弁175が作動されずワークは、不良品回収部
ボックスに向けて搬送される。
【0044】カウンタ領域Cn のカウントが501に達
すると、ステップ191に示すように第1の仕分けから
第2の仕分けに切り替えられ、ステップ197に示すよ
うに第2の仕分けが実行される。第2の仕分けでは、第
1の電磁弁175が作動不能に維持されるとともに第2
の電磁弁176が作動可能に維持され、判定データは、
ステップ198に示すようにその格納された順序に従っ
て第2の仕分けデータとして第2の仕分けデータ格納領
域D3 にその最下位アドレスR38で格納され、ステップ
199に示すようにアドレスが次々に更新されて最上位
アドレスR31にまで順に移される。ステップ201に示
すように第2の仕分けデータ格納領域D3 の最上位アド
レスR31に格納だれた仕分けデータが”7”である場合
には、ステップ195Bに示すように第2の電磁弁17
6が作動されてワークがワーク導入口112に導入され
る。また、第2の仕分けデータ格納領域D3 の最上位ア
ドレスR11に格納された仕分けデータが”7”以外の場
合には、ステップ195Bに示されるように第2の電磁
弁176が作動されずワークは、不良品回収部ボックス
に向けて搬送される。
【0045】データ格納領域D3 、D4 も検査ワークデ
ータ格納領域D0 と同様に制御され、最上位アドレス領
域R31、R41には、常に先頭のデータが格納され、最下
位アドレス領域R38、R48のデータは、最上位アドレス
領域R31、R41よりも下位の空きアドレス領域にアドレ
スが更新されて移送されることとなる。また、最上位ア
ドレス領域R31、R41から判定結果検査データが読み出
されると、アドレスが更新されて1つ下位のアドレス領
域R12の判定結果データが最上位アドレス領域R31、R
41に移され、更に下位のアドレス領域の検査データが次
々に1つ上位のアドレス領域に繰り上げられる。
【0046】尚、第1のモードでカウンタ領域Cn のカ
ウントが501に達すると、第1のテーブルリフト駆動
装置177が作動されて第1のテーブルリフト116が
作動され、所定枚数のワークがこのテーブルリフト11
6から移動される工程が開始される。また、この時、カ
ウンタ領域Cn のカウントがクリアーされる。同様に、
第2のモードでカウンタ領域Cn のカウントが501に
達すると、第2のテーブルリフト駆動装置178が作動
されて第1のテーブルリフト134が作動され、所定枚
数のワークがこのテーブルリフト134から移動される
工程が開始される。この時、カウンタ領域Cn のカウン
トがクリアーされ、第1モードに復帰される。
【0047】次に、図1及び図2に示したセンサに応答
して上述したワーク検査集積装置を制御する検査集積制
御装置200の制御動作を図20及び図21に示すフロ
ーチャートを参照して説明する。
【0048】始めにステップ202に示されるようにワ
ーク、例えば、ワーク500枚のブランク10束(計5
000枚のワーク)がブランクリザーバ部2に供給さ
れ、ステップ203に示すようにブランクの供給を開始
する制御装置のプッシュボタン(図示せず)が押される
と、ステップ204、205、216に示されるよう搬
送コンベヤ8、ストレートコンベヤ50及び直交コンベ
ヤ4が始動される。ステップ205でストレートコンベ
ヤ50が起動されてブランクがストレートコンベヤ50
から直交コンベヤ4に受け渡されると、ステップ206
で示すようにストレートコンベヤ50の先頭に設けたセ
ンサS1 がブランクの通過を検知し、ステップ207に
示すように制御装置200がストレートコンベヤ50を
停止させることとなる。直交コンベヤ4に受け渡された
ブランクは、ステップ216で示すようにこの直交コン
ベヤ4によってその最深部にまで搬送され、最深部に搬
送されると、ステップ217に示すようにセンサS2 に
よって最深部にブランクが搬送されたことが検知され
る。このセンサS2 による検知の後、略2秒経過すると
ステップ218で示されるように直交コンベヤ4の作動
が停止される。その後、ステップ219で示すようにプ
ッシャー56が前進してブランクは、搬送コンベヤ8に
押し出され、この押し出しが終了すると、プッシャー5
6は、ステップ220で示すように後退される。プッシ
ャー56の後退後、再びステップ221、222で示す
ように直交コンベヤ4及びストレートコンベヤ50が作
動されステップ217に戻されることとなる。
【0049】ステップ204で示すように搬送コンベヤ
8によってブランクが搬送され、ステップ223で示さ
れるようにセンサS3 がブランクを検知すると、ステッ
プ224で示されるように第3の搬送ベルト8Cの駆動
が停止され、ステップ225に示されるようにセンサS
3 及びS4 がブランクを検知すると、ステップ226で
示されるように第2の搬送ベルト8Bの駆動が停止さ
れ、ステップ227で示されるようにセンサS3 、S4
及びS5 がブランクを検知すると、ステップ228で示
されるように第1の搬送ベルト8Cの駆動が停止される
こととなる。これにより、ステップ229に示されるよ
うに検査工程へのワークの供給が可能な状態となる。
【0050】この状態でステップ230で示すように制
御装置200の検査開始のボタンが押されると、ワーク
の検査が開始される。検査開始に際してブランクをブラ
ンクホッパ64に移送する工程が開始される。この工程
では、ステップ231に示すように第3の搬送ベルト8
Cが作動してブランクがハンド機構58内に送り込ま
れ、ステップ232に示すようにセンサS7 によってハ
ンド機構58内にブランクが完全に送り込まれたことが
確認されると、ステップ232に示すようにその後、略
1.5秒経過した時点で第3の搬送ベルト8Cの駆動が
停止される。
【0051】ハンド機構58内のブランクは、ステップ
234で示すようにワーク押え59が作動されることに
よって確実に保持される。その後、ステップ235、2
36、237で示すようハンド機構58が後退、上昇及
び旋回される。ステップ238で示すようにブランクホ
ッパ64近傍上にハンド機構58が旋回されたことが検
知されると、ハンド機構58は、ステップ239で示す
ように前進されてブランクホッパ64上に位置され、ス
テップ240で示すようにブランクホッパ64内に降下
される。その後、ステップ241で示すようにワーク押
え59が上昇され、ハンド機構58がステップ242で
示すように後退されることによってワークがブランクホ
ッパ64内に収納される。後退されたハンド機構58
は、再びステップ243、244、245、246で示
すように上昇、旋回、降下及び前進動作を経て第3の搬
送ベルト8Cの前方に位置される。ブランクホッパ64
内のワークが繰り出されてワークの量が減少すると、再
びステップ231からステップ246が繰り返される。
【0052】ブランクホッパ64内にワークが収納され
ると、ステップ247に示されるようにワークの繰り出
し動作が開始される。規制ガイド70の先端と下部ベル
ト66との間の間隙Gが適切か否かがステップ248で
判断され、多数枚のワークが同時に繰り出される場合に
は、ステップ250で示されるように装置一連のサイク
ルが停止される。一枚毎にワークが繰り出される場合に
は、ステップ249で示すようにワークは、検査部18
に送られ良品か否かが判別される。ここで、検査部18
から排出されたワークは、光電式のセンサS11でその枚
数がカウントされ、その枚数から不良品を除く良品の枚
数が計算され、その計算結果が所定枚数に達した際に後
に述べる第1及び第2の良品回収テーブルリフタ11
6、134が満杯となったと判断している。また、不良
品は、ステップ251で示されるように不良品回収ボッ
クスに落下されて回収される。良品のワークは、ステッ
プ252で示すように第1のブローノズル110が動作
されてステップ253で示すように第1良品回収テーブ
ルリフタ116に送り込まれる。この第1良品回収テー
ブルリフタ116がステップ254で示すように満杯に
なると、例えば、500枚に達すると、良品ワークは、
第2のブローノズル130によって第2の良品回収リフ
タ134に送り込まれる。また、第1の良品回収テーブ
ルリフタ116では、良品の回収動作が開始される。即
ち、ステップ255で示すようにこのテーブルリフタ1
16が降下され、ステップ257で示されるように良品
プッシャー146が前進されて良品プリリザーブリフタ
150上に押し出される。その後、ステップ258で示
されるようにワーク押え152が降下されてワーク押え
152が降下されてワークが確実に良品プリリザーブリ
フタ150上に保持される。ワークの保持が完了する
と、ステップ257で示すようにプッシャー146が後
退され、ステップ256で示すように良品回収リフタ1
16が上昇され、良品ワークの回収が可能となる。良品
プリリザーブリフタ150は、ステップ260で示すよ
うに上昇され、その後、ステップ262で示すようにワ
ーク押え152が上昇されてワークの良品リザーブコン
ベヤ32への移送準備が整えられる。この状態でステッ
プ263で示すようにプッシャー162が前進動作され
てワークが良品リザーブコンベヤ32に移送される。そ
の後、ステップ264で示すようにプッシャー162が
後退動作されるとともにリフタ265が降下される。良
品リザーブコンベヤ32へのワークの移送が完了する
と、ステップ266で示すように良品リザーブコンベヤ
32が起動され、ワークが搬送される。良品リザーブコ
ンベヤ32上に次のワークの受け入れが可能なだけ、ワ
ークが搬送されると、ステップ267で示すようにセン
サS12がこのワークを検知してステップ268で示すよ
うにコンベヤ32が停止される。このステップ247か
らステップ268が繰り返されることによって次々に良
品ワークが良品リザーブコンベヤ32上に配列される。
【0053】
【発明の効果】以上のようにこの発明のワーク検査集積
装置によれば、ワークをある所定量の単位で、例えば、
500枚毎に連続的に検査集積処理することができる。
しかも、所定量のワークが一度に供給されても一枚毎に
繰り出し、一枚毎にワークを確実に検査することができ
る。更に、繰り出されたワーク間隔にバラツキが発生し
ても確実に良品と不良品に仕分けることができ、また、
仕分けた良品ワークを所定枚数、例えば、500枚毎に
供出することができる。更にまた、この発明のワーク検
査集積装置によれば、ワーク供給時に装置を停止させる
ことがなく、また、所定量集積された良品を取り出す際
に同様に装置を停止させることが不要である効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のワーク検査集積装置の各ワーク処理
部における動作を説明するための概略図である。
【図2】この発明のワーク検査集積装置の一部分を概略
的に示す平面図である。
【図3】この発明のワーク検査集積装置の部分を概略的
に示す平面図である。
【図4】この発明のワーク検査集積装置の直交コンベヤ
から繰り出し部に至る側面を概略的に示す側面図であ
る。
【図5】この発明のワーク検査集積装置の繰り出し部か
ら検査部に至る側面を概略的に示す側面図である。
【図6】この発明のワーク検査集積装置の検査部から不
良品回収部に至る側面を概略的に示す側面図である。
【図7】図2及び図5に示した繰り出し部の詳細を概略
的に示す側面図である。
【図8】図7に示した繰り出し部の底部構造を概略的に
示す平面図である。
【図9】図7及び図8に示す繰り出し部のサイドガイド
調整機構を概略的に示す平面図である。
【図10】図7及び図8に示す繰り出し部の底面ガイド
調整機構を概略的に示す平面図である。
【図11】図5に示される切り離しコンベヤの構造を概
略的に示す側面図である。
【図12】図3及び図5に示される検査部のサクション
搬送機構を概略的に示す平面図である。
【図13】図12に示したサクション搬送機構を概略的
に示す断面図である。
【図14】図6に示される仕分け部の構造を概略的に示
す側面図である。
【図15】図2に示されたプリリザーブリフタ及び良品
コンベヤの配置を概略的に示す平面図である。
【図16】図15に示されるプリリザーブリフタの構造
を概略的に示す側面図である。
【図17】図2に示された検査集積制御装置を示すブロ
ック図である。
【図18】図17に示されたRAMのデータ格納領域を
示すブロック図である。
【図19】図17に示した制御装置における検査集積工
程を示すフローチャートである。
【図20】図2及び図3に示したこの発明のワーク検査
集積装置の動作を示すフローチャートである。
【図21】図2及び図3に示したこの発明のワーク検査
集積装置の動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
2・・・ブランクリザーバ 4・・・直交コンベヤ 6・・・ワーク 8・・・搬送コンベヤ 10・・・反転移載部 12・・・繰り出し部 14・・・送り出しコンベヤ 16・・・切り離しコンベヤ 18・・・検査部 22、26・・・良品回収コンベヤ 24・・・画像検査装置 28、30・・・良品プリリザーブリフタ機構 32・・・良品リザーブコンベヤ 34・・・不良品回収コンベヤ 58・・・ハンド機構 59・・・ワーク押さえ 60・・・アーム機構 62・・・回転リフタ 64・・・ブランクホッパ 66・・・下部ベルト 71・・・間隙調整マイクロ機構 90・・・下部ベルト 93・・・上部ベルト 94・・・ベルト押さえ機構 98・・・ワーク押さえベアリング 99・・・吸引孔 100・・・サクションベルト 106・・・規制ガイド 110、130・・・ブローノズル 112、132・・・ワーク導入口 113、114・・・ワークガイド 116、134・・・良品回収テーブルリフタ 120・・・ショック吸収機構 146、162・・・良品プッシャー 152・・・ワーク押さえ 153、154・・・ワークストッパ
フロントページの続き (72)発明者 尾崎 孝一 京都府京都市南区久世築山町212−1 日 本たばこ産業株式会社印刷技術開発センタ ー内 (72)発明者 稲垣 好輝 岡山県岡山市下石井2−10−2 日本たば こ産業株式会社岡山工場内 (72)発明者 青木 浩二 京都府京都市伏見区羽束師菱川町351 日 本たばこ産業株式会社関西工場内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定枚数のワークからなる複数のワーク束
    を搬送保持する第1の搬送保持手段と、 この第1の搬送保持手段から移送されたワーク束を1ワ
    ーク束毎に供給するワーク束供給手段と、 このワーク束供給手段から供給された1ワーク束を収納
    するとともにワークを1枚毎に連続して繰り出す繰り出
    し手段と、 この繰り出し手段から連続的に繰り出されたワークに間
    隔を与えて隣接するワークを切り離す切り離し手段と、 間隔を空けたワークが次々に供給され、そのワークを一
    枚毎に検査してその良否を判定する判定手段と、 少なくとも2つの良品貯蔵部を備え、判定手段の結果に
    応じて良品のワークを夫々対応する良品貯蔵部にガイド
    するガイド手段と、 前記ガイド手段で1つの良品貯蔵部にワークをガイドさ
    せ、その一方の良品貯蔵部に所定量のワークが集積され
    た際に、他の良品貯蔵部にワークをガイドさせるガイド
    付勢手段と、 前記ガイド手段で良品ワークとして前記良品貯蔵部にガ
    イドされない不良品ワークを搬送し、回収する不良品搬
    送回収手段と、及び所定量集積された良品貯蔵部から良
    品ワークを搬送し、回収する良品搬送回収手段と、 から構成されることを特徴とするワーク検査集積装置。
  2. 【請求項2】前記搬送保持手段から移送されたワーク束
    の搬送方向を変更して前記ワーク束供給手段に供給する
    搬送方向変更手段を更に具備することを特徴とする請求
    項1項記載のワーク検査装置。
  3. 【請求項3】ワーク束供給手段は、連続して配置され、
    前記搬送方向変更手段から供給される1ワーク束を次々
    に搬送部に搬送受け渡してワーク束を供給する個別に駆
    動可な複数の搬送部を具備することを特徴とする請求項
    1項記載のワーク検査装置。
  4. 【請求項4】前記ワーク束供給手段の最終搬送部から1
    ワーク束を取り出す取出手段を更に具備することを特徴
    とする請求項3項記載のワーク検査装置。
  5. 【請求項5】と、 前記ガイド手段は、 前記判定手段によって検査されたワークを搬送する搬送
    手段と、 搬送手段の搬送方向に沿って設けられ、判定手段の判定
    結果に応じて良品ワークを選択し、これを搬送手段から
    除去する第1及び第2の良品除去機構と、を更に具備す
    ることを特徴とする請求項3項記載のワーク検査装置。
  6. 【請求項6】前記良品搬送回収手段は、 所定量の良品ワークを搬送する良品搬送機構と、 前記貯蔵部に対応して設けられ、貯蔵部のいずれかから
    良品ワークを取出し、良品ワークを良品搬送機構に受け
    渡す第1及び第2の受け渡し手段と、及び第1及び第2
    の良品除去手段のいずれか一方を選択的に動作させ、非
    選択の第1及び第2の除去手段に対応する受け渡し手段
    を選択的に動作させる制御手段と、 から構成されることを特徴とする請求項5に記載のワー
    ク検査集積装置。
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