JP2008266020A - シート材集積装置及びシート材集積方法 - Google Patents

シート材集積装置及びシート材集積方法 Download PDF

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Abstract

【課題】既に集積されたシート材の表面に傷がつきにくくなるシート材集積装置及びシート材集積方法を得る。
【解決手段】平版印刷版48の先端部がセンサ144で検知され、制御装置150が、真空ポンプ143及びサクションコンベア130を作動させる。真空ポンプ143は、サクションチャンバー140を介して吸気する。これにより、平版印刷版48がベルト132に吸着され、集積部120上に搬送される。サクションチャンバー140はストッパ板110まで延設されているので、平版印刷版48がストッパ板110の近傍まで吸着搬送される。続いて、制御装置150が真空ポンプ143を停止すると、平版印刷版48は、慣性力で先端部がストッパ板110と接触する。これにより、既に集積された平版印刷版48表面に、投下された平版印刷版48の先端部が接触することが減り、平版印刷版48の表面に傷がつきにくくなる。
【選択図】図3

Description

本発明は、シート材集積装置及びシート材集積方法に関する。
従来、記録用紙や印刷版等のシート材の製造工程において、所定の大きさに切断されベルトコンベア等で搬送されてきたシート材を集積するシート材集積装置がある。
シート材集積装置の一例として、シート集積部に投入されるシート材の高さを光学式の検知手段で検知して、検知されたシート材の高さに基づいてシート材に送風して、シート材の姿勢を調整して投入させるものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開昭63−171764号公報
しかし、特許文献1のシート材集積装置は、集積部に投入されるシート材の高さが毎回同じではなく、検知手段で検知して送風量を調整しても、集積部に載るシート材の位置にはばらつきがあった。このため、投入されたシート材の先端が、既に集積されたシート材の表面に接触して傷がつく場合があった。
本発明は、既に集積されたシート材の表面に傷がつきにくくなるシート材集積装置及びシート材集積方法を提供することを目的とする。
本発明の請求項1に係るシート材集積装置は、シート材を搬送するシート材搬送手段で搬送されたシート材を集積するシート材集積部と、前記シート材集積部における前記シート材の搬送方向下流側に設けられ、前記シート材が接触して複数の前記シート材の端面が揃えられる端面整列部材と、複数の孔部が形成された無端状のベルトを有し、該ベルトが前記シート材集積部の上方に位置し、前記搬送方向に向けて移動可能に設けられた移送手段と、前記シート材搬送手段からシート材が受け取られるシート材受取部上から少なくとも前記端面整列部材まで延設され、前記ベルト材の孔部から吸気して前記シート材を前記ベルトに吸着させる吸着手段と、前記シート材の先端位置を検知する検知手段と、前記検知手段で検知された前記シート材の先端位置情報に基づいて、前記吸着手段の動作を制御して、前記シート材を前記ベルトに吸着させて搬送させ、又は吸着を解除して前記シート材の先端を前記端面整列部材に接触させる制御手段と、を有することを特徴としている。
上記構成によれば、制御手段が、検知手段で検知されたシート材の先端位置情報に基づいて吸着手段を作動させる。
吸気手段は、移送手段の移動するベルトの孔部から吸気して、シート材をベルトに吸着させる。ベルトに吸着されたシート材は、ベルトの移動によりシート材集積部上に搬送される。
ここで、吸着手段が、シート材受取部から少なくとも端面整列部材まで延設されているので、シート材は、端面整列部材の近傍までベルトで吸着搬送することができる。
続いて、制御手段が、検知手段で検知されたシート材の先端位置情報に基づいて吸気手段を停止し、シート材は、ベルトから離脱してシート材集積部に投下される。
シート材は、端面整列部材の近傍まで搬送されているため、慣性力でシート材の先端が端面整列部材と接触してから、既に集積されたシート材上に積層される。
これにより、既に集積されたシート材表面に、投下されたシート材の先端が接触することが減り、シート材表面に傷がつきにくくなる。
本発明の請求項2に係るシート材集積装置は、請求項1に記載のシート材集積装置において、前記シート材の先端に向けて送風する送風手段を前記端面整列部材の上方に設け、前記制御手段によって前記送風手段を作動させることにより、前記シート材の先端を前記ベルトから剥離させることを特徴としている。
上記構成によれば、制御手段が送風手段を作動させて、移送手段で搬送されているシート材の先端に送風する。シート材の先端では、シート材とベルトとの間に空気が供給されるため、シート材は移送手段から剥離される。
これにより、シート材の先端をベルトから剥離させ端面整列部材に接触させることができる。
本発明の請求項3に係るシート材集積装置は、請求項1又は請求項2に記載のシート材集積装置において、前記吸着手段が複数分割された吸着部からなり、前記シート材と対向する位置の前記吸着部を作動させることを特徴としている。
上記構成によれば、吸着手段が複数分割され、シート材と対向する位置の吸着部のみが作動されるので、吸引を行う吸引ポンプの負荷が小さくなる。また、吸着部の吸気力も低下しないので、シート材を確実に搬送することができる。
本発明の請求項4に係るシート材集積装置は、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のシート材集積装置において、前記吸着手段と前記ベルトの間へスライドするシャッター部材を設けたことを特徴としている。
上記構成によれば、シャッター部材がスライドして吸着手段とベルトの間へ位置する。これにより、吸着手段の吸気が遮断され、シート材をベルトから剥離させることができる。
本発明の請求項5に係るシート材集積装置は、請求項3に記載のシート材集積装置において、前記吸着部が吸気又は排気可能に設けられ、吸気により前記シートを前記ベルトに吸着させ、排気により前記シートを前記ベルトから離脱させることを特徴としている。
上記構成によれば、吸着部が排気を行うと、ベルトの内側からシート材に対して送風される。これにより、ベルトからシート材を剥離できる。
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載のシート材集積装置において、前記吸着部は排気管と離脱エア供給管とを備え、前記吸着部は、前記減圧配管を通して常に吸気されているとともに、前記加圧配管を通して排気することにより、前記シート材を前記ベルトから離脱させることを特徴とする。
上記構成のシート材集積装置においては、前記吸着部は、前記排気管を通して常に吸気されている。そして、前記離脱エア供給管から空気を供給して吸着部の内部を正圧にすることにより、前記吸着部を吸気から排気に切り替えることができる。したがって、シート材を剥離させるときに吸着部において一旦吸気を停止してから排気に切り替える形態のシート材集積装置と比較してより短いサイクルでシート材の吸着と剥離とを行うことができる。
本発明の請求項7に係るシート材集積装置は、請求項3に記載のシート材集積装置において、前記吸着部の間に前記制御手段で排気制御される複数の排気部を設け、前記シート材を前記ベルトから剥離させるとき、前記排気部を作動させることを特徴としている。
上記構成によれば、シート材をベルトから剥離させるとき、排気部が作動して排気を行う。この排気により、ベルトからシート材を剥離できる。
本発明の請求項8に係るシート材集積装置は、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のシート材集積装置において、前記移送手段が、前記シート材受取部に設けられた第1下ロールと、前記第1下ロールの上方に設けられた第1上ロールと、前記端面整列部材より外側に設けられた第2下ロールと、前記第2下ロール上方に設けられた第2上ロールと、前記第1下ロール、前記第1上ロール、前記第2下ロール、及び前記第2上ロールに張架された前記ベルトと、を有し、前記吸着手段が移動可能に設けられ、前記シート材を前記ベルトから剥離させるとき、前記吸着手段を前記ベルトから離れる上方向に移動させることを特徴としている。
上記構成によれば、吸着手段をベルトから離すことにより、シート材の吸着力が弱まるので、簡易な構成でシート材の剥離を行える。
本発明の請求項9に係るシート材集積装置は、請求項1から請求項8のいずれか1項に記載のシート材集積装置において、前記シート材の搬送方向と交差する方向に前記移送手段を一対配列し、前記移送手段で搬送されるシート材が断面凹状となるように前記移送手段を傾斜させたことを特徴としている。
上記構成によれば、複数の移送手段のベルトに吸着したシート材が断面凹状となる。断面凹状となったシート材は、先端部の剛性が高くなり、端面整列部材に接触するときにシート材の先端部が曲がりにくくなる。
本発明の請求項10に係るシート材集積装置は、請求項1から請求項9の何れか1項に記載のシート材集積装置において、前記ベルトが、前記端面整列部材に向かって下り傾斜していることを特徴としている。
上記構成によれば、ベルトが端面整列部材に向かって下り傾斜しているので、ベルトから剥離したシート材の先端を端面整列部材に確実に接触させることができる。
本発明の請求項11に係るシート材集積方法は、請求項1から請求項10のいずれか1項に記載のシート材集積装置を用いて、前記移送手段で搬送された前記シート材の先端を、前記端面整列部材に接触させてから、前記シート材集積部で集積させることを特徴としている。
上記構成によれば、移送手段で搬送されたシート材は、端面整列部材と接触してから、シート材集積部における既に集積されたシート材上に積層される。
これにより、既に集積されたシート材表面に、投下されたシート材の先端が接触することが減り、シート材表面に傷がつきにくくなる。
本発明は、上記構成としたので、既に集積されたシート材の表面に傷がつきにくくなる。
1.第1実施形態
本発明のシート材集積装置及びシート材集積方法の第1実施形態を図面に基づき説明する。
図1及び図2に、第1実施形態に係る集積装置100が組み込まれた平版印刷版の加工ライン10の構成を示す。
図1に示すように、加工ライン10の上流側(図1の右上側)には、ウエブ送出機16が配設されている。
ウエブ送出機16は、平版印刷版の素材であるウエブ12がロール状に巻き取られたウエブロール14が着脱可能に装填されている。また、ウエブ送出機16は、加工ライン10のライン速度に対応する速度で、ウエブロール14からウエブ12を連続的に下流側へ送り出すようになっている。
ウエブ12は、レベラ18によりカールが矯正された後、下流側に配設された圧着ロール20に搬送される。
圧着ロール20は、ウエブ12の上面(感光層表面)に合紙送出機22から送られてきた帯状の合紙24を圧着する。このとき、ウエブ12へ圧着された合紙24は帯電装置(図示せず)により帯電されてウエブ12へ静電接着される。圧着ロール20の下流側にはノッチャー26が配置されている。
ノッチャー26は、ウエブ12のスリット幅を変更する際に、ウエブ12における幅方向に沿った中央部及び両側端部をそれぞれ打抜き、ウエブ12の中央部及び両側端部にそれぞれ所定形状の切欠部(ノッチ)を形成する。これにより、ウエブ12と合紙22とを同時に連続裁断しつつ、ウエブ12の幅変更が可能になる。
ノッチャー26の下流側には、ウェブ12を所定のスリット幅に裁断するスリッタ装置28が配設されている。また、スリッタ装置28の下流側には、送り長をカウントする測長装置30が配設されている。
ここで、スリッタ装置28によって所定のスリット幅に裁断されたウエブ12は、測長装置30により送り長がカウントされ、予め設定されたカウント値になると、それに同期してカッター32によりウエブ幅方向に沿って切断されるようになっている。これにより、所定サイズの平版印刷版48が製造される。
図2に示すように、カッター32の下流側には、複数台のベルトコンベア34,42により構成された搬送装置36が設けられている。
ベルトコンベア34は、回転可能に設けられた一対のロール33にベルトが張架されており、ベルトが矢印F方向に移動可能となっている。ベルトコンベア42も同様に、回転可能に設けられた一対のロール41にベルトが張架されており、ベルトが矢印F方向に移動可能となっている。
このベルトコンベア34、42によって、ウエブ12から切断された平版印刷版48は下流側へ搬送されるようになっている。
なお、スリッタ装置28(図1参照)によりウエブ12が幅方向に沿って2分割され、カッター32によって2枚の平版印刷版48が同時に切断される場合がある。この場合、2枚の平版印刷版48は、集積装置100への搬送途中に設置された振分ゲート等(図示せず)によりそれぞれ異なるベルトコンベア42上に振り分けられ、異なる位置に設置された2台の集積装置100へそれぞれ投入される。
一方、ベルトコンベア34とベルトコンベア42との間には、平版印刷版48の搬送先を切替えるための振分ゲート40が設置されている。
振分ゲート40は、ウエブ12から切断された平版印刷版48がサンプル品や不良品等である場合に、該当する平版印刷版48をラインアウト用のベルトコンベア38上へ振り分けるようになっている。
ベルトコンベア38は、回転可能に設けられた一対のロール37にベルトが張架された構成となっており、サンプル品や不良品等の平版印刷版48を、下流側に配置された回収箱44へ搬送するようになっている。
搬送装置36の終端部には、複数枚の平版印刷版48を集積する集積装置100が設けられている。
集積装置100は、平版印刷版48を集積する集積部120、平版印刷版48の端面をそろえるバックストッパ106、平版印刷版48を集積部120の上方で搬送するサクションコンベア130、サクションコンベア130の内側に配置され吸気が行われるサクションチャンバー140、平版印刷版48の先端位置を検知するセンサ144、センサ144からの検知情報に基づいて吸気部140を動作制御する制御装置150、及び平版印刷版48の先端に送風するエアノズル160を有している。
次に、集積装置100の各部について説明する。
図2及び図3に示すように、ベルトコンベア42上には、搬送されてきた平版印刷版48の先端部の通過を検知するセンサ144が配設されている。センサ144は、反射式の光学センサであり、受光される反射光量に基づいて平版印刷版48の先端部の通過を検知する。
また、センサ144は、信号ケーブル146を介して、集積装置100の各部の動作制御を行う制御装置150に接続されている。
ベルトコンベア42の下流側には、平版印刷版48を集積する集積部120が設けられている。集積部120は、平板状の集積台102と、平版印刷版48の束49の一方の端面(左側)を位置決めするフロントストッパ105とで構成されている。
フロントストッパ105は、略直方体形状で中空となっており、厚さ方向が搬送方向と一致し、長手方向が集積台102の幅方向と一致するように配置されている。
フロントストッパ105の上端部は、ベルトコンベア42の上面部よりも若干低く、下流側の端部がR状に加工されている。またフロントストッパ105の下流側の内側面は、集積台102上に投入された平版印刷版48を搬送方向に沿って位置決めしている。
なお、フロントストッパ105に細長いスリット状のノズル穴を設けて、このノズル穴から送風して、平版印刷版48の移動抵抗を抑制してもよい。
集積台102は、矢印H方向に移動可能なリフタ104上に固定されている。リフタ104は、集積部120に集積された最上部の平版印刷版48の高さ位置に応じて昇降するようになっている。これにより、最上部の平版印刷版48の高さ位置が常に一定となる。なお、平版印刷版48の高さ位置検知は、位置センサ(図示せず)によって行われる。
一方、集積台102における平版印刷版48の搬送方向下流側には、バックストッパ106が設けられている。
バックストッパ106は、集積面103上に積載された平版印刷版48の端面と対向するストッパ板110が設けられている。
ストッパ板110は、金属板もしくはプラスチック板からなるベース部111と、ベース部111に固定されたパッド状のクッション材112とで構成されている。クッション材112が、平版印刷版48の端面と接触するように配置されている。
ストッパ板110のベース部111の背面側(クッション材112と反対側)には、ストッパ板110を支持すると共に平版印刷版48からの衝撃を減衰するためのシリンダ114が設けられている。
シリンダ114は、ベルトコンベア42に対する位置関係が変位しないようにブラケット(図示せず)を介して加工ライン10のフレーム、フロア等へ固定されている。
また、シリンダ114は、ロッド116を搬送方向に沿ってスライド可能に支持しており、ロッド116の先端部は、ベース部111へ連結固定されている。
ロッド116の外周側には、圧縮状態のコイルスプリング118が配置されている。コイルスプリング118は、ストッパ板110を搬送方向と逆方向へ付勢している。
ここで、シリンダ114は、搬送方向に沿って位置調整可能とされている。これにより、搬送方向におけるストッパ板110の位置が、集積台102上に積載される平版印刷版48の搬送方向に沿った長さに応じて調整可能とされている。
一方、図3a及び図3bに示すように、ベルトコンベア42の上方からストッパ板110の上方にかけて、サクションコンベア130が配設されている。
サクションコンベア130は、モータ(図示せず)によって一対のロール134が駆動されることでベルト132が移動可能となっている。ベルト132は、搬送方向下流側に向けて角度θで下り傾斜するように配置されており、複数の孔部133が形成されている。なお、傾斜角度θは、本実施形態では3度としている。
サクションコンベア130の内側にはサクションチャンバー140が配設されている。
図2及び図3bに示すように、サクションチャンバー140は、略直方体状の箱体であり、一方の側面(左端)がベルトコンベア42上に位置し、他方の側面(右端)がバックストッパ106のストッパ板110上に位置するように設けられている。
なお、サクションチャンバー140の左側面の位置において、平版印刷版48がベルトコンベア42上からサクションコンベア130上に受け取られるため、この位置を平版印刷版受取部126と呼ぶことにする。
サクションチャンバー140の底面には、複数の孔部(図示せず)が形成されている。サクションチャンバー140の底面は、ベルト132の内周面と接触している。
サクションチャンバー140の搬送方向と直交する幅方向の一方の側面には、排気管141の一方の端部が接続されている。排気管141の他方の端部は、サクションチャンバー140内部から排気を行ってサクションチャンバー140内に負圧を発生させる真空ポンプ143に接続されている。
真空ポンプ143は、ケーブル147を介して制御装置150に接続されている。
ここで、制御装置150によって真空ポンプ143が駆動されると、サクションチャンバー140内に負圧が生じる。負圧が生じた状態で、ベルト132が移動し、ベルト132の孔部133とサクションチャンバー140の底面の孔部とが連通することにより、ベルト132による平版印刷版48の吸着搬送が行われる。
図3aに示すように、集積台102の幅方向(搬送方向と直交する方向)両端面の外側には、一対のガイド板107が設けられている。一対のガイド板107は、平版印刷版48の幅方向の端面を位置決めしている。
図2及び図3に示すように、サクションコンベア130とストッパ板110の間には、ベルト132に吸着搬送される平版印刷版48の先端部に向けて開口するエアノズル160が複数設けられている。
エアノズル160は、配管156を介してエア供給ボンベ154に接続されている。また、エア供給ボンベ154は、ケーブル152を介して前述の制御装置150に接続されている。
これにより、制御装置150が、エア供給ボンベ154のバルブ(図示せず)を開放又は閉止することで、エアノズル160への空気の供給又は遮断が行われる。また、エアノズル160から噴射された空気が、ベルト132と平版印刷版48の間に進入することにより、ベルト132から平版印刷版48が剥離されるようになっている。
次に、本発明の第1実施形態の作用について説明する。
まず、比較例として、本発明を用いない場合の平版印刷版48の搬送状態について説明する。
図4aに示すように、ベルトコンベア42で矢印F方向に搬送されてきた平版印刷版48は、集積部120に投入される。ここで、平版印刷版48を略水平方向に移動させる原動力となるのは慣性力のみのため、平版印刷版48の自重及び空気抵抗の影響を受けて、平版印刷版48の先端部がストッパ板110に接触せずに斜め下方向に落下することになる。
図4bに示すように、斜め下方向に落下した平版印刷版48の先端部51は、既に集積されている束49の最上部に位置する平版印刷版48の表面に接触する。これにより、最上部に位置する平版印刷版48に傷部53が形成されることになる。
このように、比較例では、既に集積された平版印刷版48の表面に傷がつきやすい。
次に、本発明の第1実施形態について説明する。
まず、図2及び図5aに示すように、ベルトコンベア42上で矢印F方向に搬送されている平版印刷版48の先端部51が、センサ144で検知される。
センサ144で検知された平版印刷版48の先端位置情報に基づいて、制御装置150が真空ポンプ143及びサクションコンベア130を作動させる。
続いて、図2及び図5bに示すように、真空ポンプ143は、サクションチャンバー140を介して、移動するベルト132の孔部133(図3参照)から吸気する。これにより、平版印刷版受取部126において、平版印刷版48がベルト132に吸着される。
ベルト132に吸着された平版印刷版48は、ベルト132の移動により集積部120上に搬送される。
ここで、サクションチャンバー140が、平版印刷版受取部126から少なくともストッパ板110まで延設されているので、平版印刷版48をストッパ板110の近傍までベルト132で吸着搬送することができる。
一方、制御装置150は、平版印刷版48の先端部51をセンサ144で検知してから所定時間(t1)カウントしている。この所定時間t1は、平版印刷版48の先端部51が、センサ144を通過してからストッパ板110近傍に到達するまでの時間を、予め計測して設定したものである。
続いて、図2及び図5cに示すように、制御装置150は、所定時間t1が経過した後、エア供給ボンベ154を駆動する。これにより、平版印刷版48の先端部51がストッパ板110の近傍に到達するときに、エアノズル160から空気が噴射される。
平版印刷版48の先端部51は、エアノズル160から噴射された空気がベルト132と平版印刷版48の間に進入することにより、ベルト132から剥離される。
続いて、図2及び図5dに示すように、制御装置150が、センサ144で平版印刷版48の先端部51を検知してから所定時間t2(t1<t2)経過後、即ち、エアノズル160から空気が噴射された直後に真空ポンプ143を停止する。これにより、平版印刷版48は、ベルト132から離脱して集積部120に投下される。
このとき、平版印刷版48は、ストッパ板110の近傍まで搬送されているため、慣性力で先端部51がストッパ板110と接触する。なお、ベルト132がストッパ板110に向かって下り傾斜しているので、ベルト132から剥離された平版印刷版48の先端部51をストッパ板110に確実に接触させることができる。
この接触によって、平版印刷版48から荷重を受けたストッパ板110は、コイルスプリング118を圧縮変形させつつ搬送方向へ移動すると同時に、シリンダ112からの減衰力を受ける。これにより、平版印刷版48の搬送方向への移動が止められる。
バックストッパ106は、コイルスプリング118の復元力によりロッド116を伸長させ、ストッパ板110を介して平版印刷版48をフロントストッパ105へ付勢する。この状態で、平版印刷版48が集積部120に落下する。
これにより、既に集積された束49の最上部の平版印刷版48表面に、投下された平版印刷版48の先端部51が接触することが減り、平版印刷版48の表面に傷がつきにくくなる。
2.第2実施形態2
次に、本発明のシート材集積装置及びシート材集積方法の第2実施形態を図面に基づき説明する。なお、第1実施形態と基本的に同一の部品には、前記第1実施形態と同一の符号を付与してその説明を省略する。
図6に示すように、本実施形態における集積装置170は、第1実施形態で説明した集積装置100のサクションチャンバー140の代わりに、サクションチャンバー172が設けられている。
サクションチャンバー172は、平版印刷版48の搬送方向(矢印F)に沿って複数分割されたチャンバー173で構成されている。各チャンバー173には、それぞれ排気管174が1本ずつ接続されており、全ての排気管174は、真空ポンプ143に接続されている。また、各チャンバー173の底面には、孔部(図示せず)が形成されている。
各排気管174の途中には、それぞれ電磁弁175が設けられており、制御装置150によって、各電磁弁175が独立して開放又は閉止可能となっている。
また、制御装置150は、ベルトコンベア42の移動速度、センサ144で検知される平版印刷版48の先端位置情報、及びサクションコンベア130のベルト132の移動速度に基づいて、サクションコンベア130における平版印刷版48の移動位置を特定して、平版印刷版48と対向する位置のチャンバー173に接続された排気管174の電磁弁175のみを開放し、その他の電磁弁175は閉止するようになっている。
一方、サクションチャンバー172には、前述の配管156の途中に三方継手(図示せず)で接続され、複数分岐された配管159の一端が接続されている。
このように、サクションチャンバー172は、真空ポンプ143によって吸気され、エア供給ボンベ154で排気されるようになっている。
次に、本発明の第2実施形態の作用について説明する。
図6に示すように、ベルトコンベア42上で矢印F方向に搬送されている平版印刷版48の先端部が、センサ144で検知される。
制御装置150が、センサ144で検知された平版印刷版48の先端位置情報に基づいて、電磁弁175の開放又は閉止を行い、真空ポンプ143及びサクションコンベア130を作動させる。
続いて、真空ポンプ143は、チャンバー173を介して、移動するベルト132の孔部133(図3参照)から吸気する。これにより、平版印刷版48がベルト132に吸着される。
ベルト132に吸着された平版印刷版48は、ベルト132の移動により集積部120上に搬送される。ここで、制御装置150は、平版印刷版48と対向する位置のチャンバー173で吸気されるように各電磁弁175の閉止又は開放を行う。これにより、平版印刷版48と対向する位置のチャンバー173のみが作動されるので、チャンバー173の吸気力が低下しにくくなり、平版印刷版48を確実に搬送することができる。
サクションチャンバー172は、ストッパ板110まで延設されているので、サクションコンベア130が、平版印刷版48をストッパ板110の近傍まで吸着搬送する。
続いて、平版印刷版48の先端部がストッパ板110近傍に到達すると、制御装置150が全ての電磁弁175を閉止するとともに、エア供給ボンベ154を駆動する。これにより、エアノズル160から空気が噴射され、また、チャンバー173から排気が行われる。
平版印刷版48は、先端部が、エアノズル160から噴射された空気によってベルト132から剥離されるとともに、チャンバー173の排気によって、全体がベルト132から剥離される。これにより、平版印刷版48が集積部120に向けて投下される。
このとき、平版印刷版48は、ストッパ板110の近傍まで搬送されているため、慣性力で先端部がストッパ板110と接触してから集積部120の束49上に落下する。
これにより、束49の最上部の平版印刷版48表面に、投下された平版印刷版48の先端部が接触することが減り、平版印刷版48の表面に傷がつきにくくなる。
3.第3実施形態
次に、本発明のシート材集積装置及びシート材集積方法の第3実施形態を図面に基づき説明する。なお、第1実施形態と基本的に同一の部品には、前記第1実施形態と同一の符号を付与してその説明を省略する。
図7に示すように、本実施形態における集積装置180は、第1実施形態で説明した集積装置100のサクションチャンバー140の代わりに、サクションチャンバー182が設けられている。
サクションチャンバー182は、平版印刷版48の搬送方向(矢印F)に沿って複数分割されたチャンバー183で構成されている。各チャンバー183には、それぞれ排気管184が1本ずつ接続されており、全ての排気管184は、真空ポンプ143に接続されている。また、各チャンバー183の底面には、孔部(図示せず)が形成されている。
一方、複数のチャンバー183の間には、複数の排気ノズル186が配設されている。排気ノズル186は、ベルト132に向けて開口しており、分岐された配管156が接続されている。これにより、エア供給ボンベ154が駆動されると、排気ノズル186から排気するようになっている。
次に、本発明の第3実施形態の作用について説明する。
図7に示すように、ベルトコンベア42上で矢印F方向に搬送されている平版印刷版48の先端部が、センサ144で検知される。
制御装置150が、センサ144で検知された平版印刷版48の先端位置情報に基づいて、真空ポンプ143及びサクションコンベア130を作動させる。
続いて、真空ポンプ143は、チャンバー183を介して、移動するベルト132の孔部133(図3参照)から吸気する。これにより、平版印刷版48がベルト132に吸着される。
ベルト132に吸着された平版印刷版48は、ベルト132の移動により集積部120上に搬送される。
サクションチャンバー172は、ストッパ板110まで延設されているので、サクションコンベア130が、平版印刷版48をストッパ板110の近傍まで吸着搬送する。
続いて、平版印刷版48の先端部がストッパ板110近傍に到達すると、制御装置150がエア供給ボンベ154を駆動する。これにより、エアノズル160から空気が噴射され、また、排気ノズル186から排気が行われる。
平版印刷版48は、エアノズル160から噴射された空気によって、先端部がベルト132から剥離されるとともに、排気ノズル186の排気によって、全体がベルト132から剥離される。これにより、平版印刷版48が集積部120に向けて投下される。
このとき、平版印刷版48は、ストッパ板110の近傍まで搬送されているため、慣性力で先端部がストッパ板110と接触してから集積部120の束49上に落下する。
これにより、束49の最上部の平版印刷版48表面に、投下された平版印刷版48の先端部が接触することが減り、平版印刷版48の表面に傷がつきにくくなる。
4.第4実施形態
次に、本発明のシート材集積装置及びシート材集積方法の第4実施形態を図面に基づき説明する。なお、第1実施形態と基本的に同一の部品には、前記第1実施形態と同一の符号を付与してその説明を省略する。
図8a及び図8bに示すように、本実施形態における集積装置190は、第1実施形態で説明した集積装置100のサクションチャンバー140の代わりに、サクションチャンバー192と、サクションチャンバー192の底面側でサクションチャンバー192とベルト132の間に配置されたルーバー196とが設けられている。
サクションチャンバー192は、排気管194の一端が接続されており、排気管194他端は、真空ポンプ143(図2参照)に接続されている。また、サクションチャンバー192の底面には、孔部195が形成されている。
また、サクションチャンバー192は、一方の側面(左端)がベルトコンベア42上に位置し、他方の側面(右端)がストッパ板110上に位置するように設けられている。
一方、ルーバー196は、サクションチャンバー192の孔部195の配列と等間隔で配置され孔部195を覆う幅を有する矩形状の遮断部198が複数設けられている。
また、ルーバー196は、モータ等の駆動手段(図示せず)が、制御装置150によって駆動制御されることで、矢印X方向(平版印刷版48の搬送方向と直交する方向)にスライド可能に設けられている。なお、非動作時には、遮断部198が、孔部195を覆っている。
次に、本発明の第4実施形態の作用について説明する。
図8aに示すように、ベルトコンベア42上で矢印F方向に搬送されている平版印刷版48の先端部が、センサ144で検知される。
制御装置150が、センサ144で検知された平版印刷版48の先端位置情報に基づいて、真空ポンプ143(図2参照)及びサクションコンベア130を作動させる。
また、制御装置150がルーバー196の駆動制御を行い、図8bに示すように、ルーバー196を矢印X方向にスライドさせる。これにより、サクションチャンバー192の孔部195が開放状態となり、吸気が行われる。
続いて、図8aに示すように、サクションチャンバー192の孔部195と、ベルト132の孔部133(図3参照)とが連通することにより、平版印刷版受取部126において、平版印刷版48がベルト132に吸着される。
ベルト132に吸着された平版印刷版48は、ベルト132の移動により集積部120上に搬送される。
サクションチャンバー192は、ストッパ板110まで延設されているので、サクションコンベア130が、平版印刷版48をストッパ板110の近傍まで吸着搬送する。
続いて、平版印刷版48の先端部がストッパ板110近傍に到達すると、制御装置150がエア供給ボンベ154(図2参照)を駆動する。これにより、エアノズル160から空気が噴射される。
また、このとき、制御装置150は、ルーバー196を移動させ、遮断部198がサクションチャンバー192の孔部195を覆う。
平版印刷版48は、エアノズル160から噴射された空気によって、先端部がベルト132から剥離されるとともに、サクションチャンバー192の吸気がルーバー196で遮断されることにより、全体がベルト132から剥離される。これにより、平版印刷版48が集積部120に向けて投下される。
平版印刷版48は、ストッパ板110の近傍まで搬送されているため、慣性力で先端部がストッパ板110と接触してから集積部120の束49上に落下する。
これにより、束49の最上部の平版印刷版48表面に、投下された平版印刷版48の先端部が接触することが減り、平版印刷版48の表面に傷がつきにくくなる。
5.第5実施形態
次に、本発明のシート材集積装置及びシート材集積方法の第5実施形態を図面に基づき説明する。なお、第1実施形態と基本的に同一の部品には、前記第1実施形態と同一の符号を付与してその説明を省略する。
図9に示すように、本実施形態における集積装置200は、第1実施形態で説明した集積装置100のサクションコンベア130及びサクションチャンバー140の代わりに、サクションコンベア210とサクションチャンバー220が設けられている。
サクションコンベア210は、平版印刷版受取部126に設けられた第1下ロール213と、第1下ロール213の上方に設けられた第1上ロール215と、ストッパ板110より外側に設けられた第2下ロール214と、第2下ロール214上方に設けられた第2上ロール216と、第1下ロール213、第1上ロール215、第2下ロール214、及び第2上ロール216に張架されたベルト212とを有している。
ベルト212は、制御装置150(図2参照)により駆動制御されるモータ等の駆動手段(図示せず)によって、第1下ロール213、第1上ロール215、第2下ロール214、及び第2上ロール216が駆動されることにより、矢印Y方向に移動可能となっている。また、ベルト212には、第1実施形態におけるベルト132の孔部133と同様の孔部(図示せず)が形成されている。
サクションチャンバー220は、サクションコンベア210の内側において、制御装置150(図2参照)により駆動制御されるリフト等の駆動手段(図示せず)によって、ベルト212から離れ、又は近づく方向(矢印Z)に移動可能に設けられている。
なお、サクションチャンバー220は、平版印刷版48をベルト212から剥離させるときを除いて、一端が平版印刷版受取部126の近傍、他端がストッパ板110の近傍に配置されている。平版印刷版38をベルト212から剥離させるときは、サクションチャンバー220が上方に移動し、ベルト212から離間される。
また、サクションチャンバー220は、排気管222の一端が接続されており、排気管222の他端は、真空ポンプ143(図2参照)に接続されている。また、サクションチャンバー220の底面には、孔部(図示せず)が形成されている。
次に、本発明の第5実施形態の作用について説明する。
図9に示すように、ベルトコンベア42上で矢印F方向に搬送されている平版印刷版48の先端部が、センサ144で検知される。
制御装置150が、センサ144で検知された平版印刷版48の先端位置情報に基づいて、真空ポンプ143(図2参照)及びサクションコンベア210を作動させる。真空ポンプ143が作動することにより、サクションチャンバー220で吸気が行われる。
続いて、ベルト212が移動して、サクションチャンバー220の孔部と、ベルト212の孔部とが連通することにより、平版印刷版受取部126において、平版印刷版48がベルト212に吸着される。
ベルト212に吸着された平版印刷版48は、ベルト212の移動により集積部120上に搬送される。
サクションチャンバー220は、ストッパ板110まで延設されているので、サクションコンベア210が、平版印刷版48をストッパ板110の近傍まで吸着搬送する。
続いて、平版印刷版48の先端部がストッパ板110近傍に到達すると、制御装置150がエア供給ボンベ154(図2参照)を駆動する。これにより、エアノズル160から空気が噴射される。
また、このとき、制御装置150は、サクションチャンバー220を矢印Z方向に上昇移動させ、サクションチャンバー220がベルト212から離間する。
平版印刷版48は、エアノズル160から噴射された空気によって、先端部がベルト212から剥離される。また、サクションチャンバー220がベルト212から離間したことによって吸気力が弱まるため、平版印刷版48全体がベルト212から剥離される。これにより、平版印刷版48が集積部120に向けて投下される。
平版印刷版48は、ストッパ板110の近傍まで搬送されているため、慣性力で先端部がストッパ板110と接触してから集積部120の束49上に落下する。
これにより、束49の最上部の平版印刷版48表面に、投下された平版印刷版48の先端部が接触することが減り、平版印刷版48の表面に傷がつきにくくなる。
なお、平版印刷版48が集積部120に投下された後、サクションチャンバー220は矢印Z方向に下降し、元の位置に戻る。
6.第6実施形態
次に、本発明のシート材集積装置及びシート材集積方法の第6実施形態を図面に基づき説明する。なお、第1実施形態と基本的に同一の部品には、前記第1実施形態と同一の符号を付与してその説明を省略する。
図10aに示すように、本実施形態における集積装置230は、第1実施形態で説明した集積装置100のサクションコンベア130及びサクションチャンバー140の代わりに、サクションコンベア240A、240Bとサクションチャンバー250A、250Bが設けられている。
サクションコンベア240A、240Bは、制御装置150(図2参照)が駆動制御するモータ(図示せず)で駆動される一対のロール246A、246Bにそれぞれベルト242A、242Bが移動可能に張架された構成となっている。
ベルト242A、242Bには、サクションチャンバー250A、250Bで吸気される複数の孔部244A、244Bが形成されている。
また、サクションコンベア240A、240Bは、平版印刷版48の搬送方向(矢印F)と交差する方向で所定間隔をあけて並列配置されている。なお、サクションコンベア240A、240Bの間隔は、平版印刷版48の両端部を保持可能な距離とされている。
さらに、図10bに示すように、サクションコンベア240A、240Bは、外側が高く内側が低くなるように、水平面Mに対して角度θ傾斜して取り付けられており、対称配置となっている。これにより、サクションコンベア240A、240Bで吸着搬送される平版印刷版48が、断面凹状となる。
一方、図10aに示すように、サクションチャンバー250A、250Bは、サクションコンベア240A、240Bの内側において、一方の側面(左端)がベルトコンベア42上に位置し、他方の側面(右端)がストッパ板110上に位置するようにそれぞれ配置されている。
また、サクションチャンバー250A、250Bには、それぞれ排気管(図示せず)の一端が接続されており、排気管の他端は、真空ポンプ143(図2参照)に接続されている。さらに、サクションチャンバー250A、250Bの底面には、孔部(図示せず)が形成されている。
次に、本発明の第6実施形態の作用について説明する。
図10に示すように、ベルトコンベア42上で矢印F方向に搬送されている平版印刷版48の先端部が、センサ144で検知される。
制御装置150が、センサ144で検知された平版印刷版48の先端位置情報に基づいて、真空ポンプ143(図2参照)及びサクションコンベア240A、240Bを作動させる。真空ポンプ143が作動することにより、サクションチャンバー250A、250Bで吸気が行われる。
続いて、ベルト242A、242Bが移動して、サクションチャンバー250A、250Bの孔部と、ベルト242A、242Bの孔部とが連通することにより、平版印刷版受取部126において、平版印刷版48がベルト242A、242Bに吸着される。
ここで、平版印刷版48は、一端がベルト242Aで吸着され、他端がベルト242Bで吸着されることで、断面凹状となって集積部120上に搬送される。
サクションチャンバー250A、250Bは、ストッパ板110まで延設されているので、サクションコンベア240A,240Bが、平版印刷版48をストッパ板110の近傍まで吸着搬送する。
続いて、平版印刷版48の先端部がストッパ板110近傍に到達すると、制御装置150がエア供給ボンベ154(図2参照)を駆動して、エアノズル160から空気が噴射される。このとき、制御装置150は、真空ポンプ143の駆動を停止する。
平版印刷版48は、エアノズル160から噴射された空気によって、先端部がベルト242A、242Bから剥離される。また、サクションチャンバー250A、250Bが吸気を停止したことによって吸気力が弱まるため、平版印刷版48全体がベルト242A、242Bから剥離される。これにより、平版印刷版48が集積部120に向けて投下される。
平版印刷版48は、ストッパ板110の近傍まで搬送されているため、慣性力で先端部がストッパ板110と接触してから集積部120の束49上に落下する。
ここで、本実施形態との比較例として、サクションコンベア240A、240Bが角度θ傾いていない場合、図11aに示すように、平版印刷版48がストッパ板110に接触するときに、先端部48Aが下方に曲がることがある。
一方、本実施形態では、平版印刷版48が断面凹状に搬送されており、図11bに示すように、ストッパ板110に接触するときも断面凹状で、剛性が高い状態で接触する。このため、平版印刷版48の先端部48Aが下方に曲がりにくくなる。
また、束49の最上部の平版印刷版48表面に、平版印刷版48の先端部が接触することが減り、平版印刷版48の表面に傷がつきにくくなる。
なお、本発明は上記の実施形態に限定されない。
ベルト132は、通気可能なメッシュ状に形成されたものであってもよい。
ベルト132の孔部133や、サクションチャンバーに形成される孔部の形状は、丸型だけでなく、多角形状であってもよい。
センサ144は、ベルトコンベア34上に設けてもよい。
サクションチャンバー172では、真空ポンプ143及びエア供給ボンベ154に接続される配管を一体化し、ロータリーバルブを用いて吸気、排気を切り替えてもよい。
7.第7実施形態
次に、本発明のシート材集積装置及びシート材集積方法の第7実施形態を図面に基づき説明する。なお、第1実施形態および第2実施形態と同一の構成要素には、前記第1実施形態および第2実施形態と同一の符号を付与してその説明を省略する。
本実施形態における集積装置260は、図12に示すように、第6実施形態で説明した集積装置230のサクションコンベア240A、240Bとサクションチャンバー250A、250Bとの代わりに、サクションコンベア270A、270Bとサクションチャンバー280A、280Bとが設けられている。
サクションコンベア270A、270Bは、制御装置150(図2参照)が駆動制御するモータ(図示せず)で駆動される一対のロール276A、276Bにそれぞれベルト272A、272Bが移動可能に張架された構成を有する。
ベルト272A、272Bには、サクションチャンバー280A、280Bで吸気される複数の孔部274A、274Bが形成されている。
また、サクションコンベア270A、270Bは、平版印刷版48の搬送方向(矢印F)と交差する方向で所定間隔をあけて並列配置されている。なお、サクションコンベア270A、270Bの間隔は、平版印刷版48の両端部を保持可能な距離とされている。
さらに、図13に示すように、サクションコンベア270A、270Bは、外側が高く内側が低くなるように、水平面Mに対して角度θ傾斜して取り付けられており、対称配置となっている。これにより、サクションコンベア270A、270Bで吸着搬送される平版印刷版48が、断面凹状となる。
一方、図12に示すように、サクションチャンバー280A、280Bは、夫々、サクションコンベア270A、270Bの内側に、平版印刷版48の搬送方向Fに沿って5個ずつ配設されたチャンバー281A、チャンバー281Bからなる。但し、チャンバー281A、281Bの個数は5個には限定されない。なお、5個のチャンバー281A、281Bのうち、搬送方向Fに対して最も上流側に位置するものは、図12における左側の端部がベルトコンベア42上に位置するように配置され、搬送方向Fに沿って最も下流側に位置するものは、図12における右側の端部がストッパ板110上に位置するように配置されている。
また、図14に示すように、チャンバー281A、281Bには、それぞれ排気管282の一端が接続されているとともに、配管156から分岐した離脱エア供給管284が接続されている。排気管282の他端は、真空ポンプ143に接続されている。また、離脱エア供給管284には電磁弁286が介装されている。電磁弁286は、制御装置150からの指令によって開閉する。なお、チャンバー281A、281Bの夫々の底面には、孔部(図示せず)が形成されている。
次に、本発明の第7実施形態の作用について説明する。
図12に示すように、ベルトコンベア42上で矢印F方向に搬送されている平版印刷版48の先端部が、センサ144で検知される。
制御装置150が、センサ144で検知された平版印刷版48の先端位置情報に基づいて、真空ポンプ143(図2参照)及びサクションコンベア270A、270Bを作動させる。真空ポンプ143が作動することにより、サクションチャンバー280A、280Bで吸気が行われる。
続いて、ベルト272A、272Bが移動して、チャンバー281A、281Bの孔部と、ベルト272A、272Bの孔部とが連通することにより、平版印刷版受取部126において、平版印刷版48がベルト242A、242Bに吸着される。
ここで、平版印刷版48は、一方の側縁近傍がベルト272Aで吸着され、他方の側縁近傍がベルト272Bで吸着されることで、断面凹状となって集積部120上に搬送される。
サクションチャンバー280A、280Bは、ストッパ板110の上方まで延設されているので、サクションコンベア270A、270Bは、平版印刷版48をストッパ板110の近傍まで吸着搬送する。
平版印刷版48の先端部がストッパ板110近傍に到達すると、制御装置150がエア供給ボンベ154(図2参照)を駆動して、エアノズル160から空気が噴射される。同時に、制御装置150からの指令によって離脱エア供給管284に介装された電磁弁286が開放され、各チャンバー281A、281Bに空気が供給される。なお、離脱エア供給管284から空気を供給している間も真空ポンプ143は、駆動を停止しない。
平版印刷版48は、エアノズル160から噴射された空気によって、先端部がベルト272A、272Bから剥離される。同時に、離脱エア供給管284から各チャンバー281A、281Bに空気が供給され、各チャンバー281A、281Bの孔部から前記空気が排気される。これによって、各チャンバー281A、281Bにおける真空状態が破壊され、平版印刷版48全体がベルト272A、272Bから離脱する。
ここで、平版印刷版48は、ストッパ板110の近傍まで搬送されているため、慣性力で先端部がストッパ板110と接触してから集積部120の束49上に落下する。
本実施形態との比較例として、サクションコンベア270A、270Bが角度θ傾いていない場合、平版印刷版48がストッパ板110に接触するときに、先端部48Aが下方に曲がることがある。
しかしながら、本実施形態では、平版印刷版48が断面凹状に搬送されており、図13に示すように、ストッパ板110に接触するときも断面凹状で、剛性が高い状態で接触する。このため、平版印刷版48の先端部48Aが下方に曲がりにくくなる。
また、束49の最上部の平版印刷版48表面に、平版印刷版48の先端部が接触することが減り、平版印刷版48の表面に傷がつきにくくなる。
更に、サクションコンベア270A、270Bから平版印刷版48を離脱させるときは、真空ポンプ143の駆動を停止させることなく、離脱エア供給管284から各チャンバー281A、281Bに空気を供給しているから、平版印刷版48を吸着してから離脱、集積するまでのサイクル時間を短縮できる。
図15において(a)は、サクションコンベア270A、270Bに平版印刷版48を吸着後、真空ポンプ143を停止してから各チャンバー281A、281Bに空気を供給する場合を示し、(b)は、サクションコンベア270A、270Bに平版印刷版48を吸着後、真空ポンプ143を停止することなく、各チャンバー281A、281Bに空気を供給する第7実施形態の場合を示す。図15の(a)、(b)において、tは平版印刷版48の吸着した時刻を、tは平版印刷版48の離脱した時刻を示す。図15の(a)と(b)とを比較すると、たとえば1枚目の平版印刷版48を吸着してから2枚目の平版印刷版48を吸着するまでの時間は、図15の(b)の方が(a)よりも短い。そして、図15の(a)において平版印刷版48を2枚吸着、集積する間に、(b)では3枚吸着、集積可能である。
なお、本発明は上記の実施形態に限定されない。
ベルト132は、通気可能なメッシュ状に形成されたものであってもよい。
ベルト132の孔部133や、サクションチャンバーに形成される孔部の形状は、丸型だけでなく、多角形状であってもよい。
センサ144は、ベルトコンベア34上に設けてもよい。
サクションチャンバー172では、真空ポンプ143及びエア供給ボンベ154に接続される配管を一体化し、ロータリーバルブを用いて吸気、排気を切り替えてもよい。
本発明の第1実施形態に係る平版印刷版の加工ラインの全体図である。 本発明の第1実施形態に係る加工ラインの部分構成図である。 (a)本発明の第1実施形態に係る集積装置の斜視図である。(b)本発明の第1実施形態に係る集積装置の断面図である。 本発明の第1実施形態に係る集積装置の比較例を示した説明図である。 本発明の第1実施形態に係る集積装置による平版印刷版の搬送手順を示す説明図である。 本発明の第2実施形態に係る集積装置の断面図である。 本発明の第3実施形態に係る集積装置の断面図である。 本発明の第4実施形態に係る集積装置の断面図および前記集積装置の備えるルーバーの斜視図である。 本発明の第5実施形態に係る集積装置の断面図である。 本発明の第6実施形態に係る集積装置の斜視図、および前記集積装置におけるサクションコンベアの配置を示した模式図である。 平版印刷版を平板なまま吸着、集積する集積装置および本発明の第6実施形態に係る集積装置において平版印刷版がストッパ板に当接したところを示す説明図である。 本発明の第7実施形態に係る集積装置の全体的な構成を示す斜視図である。 第7実施形態に係る集積装置におけるサクションコンベアの配置状態を示す模式図である。 本発明の第7実施形態に係る集積装置の全体的な構成を示す側面図である。 平版印刷版をサクションコンベアから離脱させるときに真空ポンプを停止させる形態の集積装置と、第7実施形態に係る集積装置とについて、平版印刷版の吸着−離脱のサイクル時間を比較した説明図である。
符号の説明
10 加工ライン
42 ベルトコンベア(シート材搬送手段)
48 平版印刷版(シート材)
100 集積装置(シート材集積装置)
110 ストッパ板(端面整列部材)
120 集積部(シート材集積部)
126 平版印刷版受取部(シート材受取部)
130 サクションコンベア(移送手段)
132 ベルト(ベルト)
133 孔部(孔部)
140 サクションチャンバー(吸着手段)
144 センサ(検知手段)
150 制御装置(制御手段)
154 エア供給ボンベ(送風手段)
160 エアノズル(送風手段)
170 集積装置(シート材集積装置)
172 サクションチャンバー(吸着手段)
173 チャンバー(吸着部)
180 集積装置(シート材集積装置)
182 サクションチャンバー(吸着手段)
183 チャンバー(吸着部)
186 排気ノズル(排気部)
190 集積装置(シート材集積装置)
196 ルーバー(シャッター部材)
200 集積装置(シート材集積装置)
210 サクションコンベア(移送手段)
212 ベルト(ベルト)
213 第1下ロール(第1下ロール)
214 第2下ロール(第2下ロール)
215 第1上ロール(第1上ロール)
216 第2上ロール(第2上ロール)
220 サクションチャンバー(吸着手段)
230 集積装置(シート材集積装置)
240A サクションコンベア(移送手段)
240B サクションコンベア(移送手段)
242A ベルト(ベルト)
242B ベルト(ベルト)
244A 孔部(孔部)
244B 孔部(孔部)
250A サクションチャンバー(吸着手段)
250B サクションチャンバー(吸着手段)
260 集積装置(シート材集積装置)
270A サクションコンベア(移送手段)
270B サクションコンベア(移送手段)
272A ベルト(ベルト)
272B ベルト(ベルト)
274A 孔部(孔部)
274B 孔部(孔部)
280A サクションチャンバー(吸着手段)
280B サクションチャンバー(吸着手段)
281A チャンバー(吸着部)
281B チャンバー(吸着部)

Claims (11)

  1. シート材を搬送するシート材搬送手段で搬送されたシート材を集積するシート材集積部と、
    前記シート材集積部における前記シート材の搬送方向下流側に設けられ、前記シート材が接触して複数の前記シート材の端面が揃えられる端面整列部材と、
    複数の孔部が形成された無端状のベルトを有し、該ベルトが前記シート材集積部の上方に位置し、前記搬送方向に向けて移動可能に設けられた移送手段と、
    前記シート材搬送手段からシート材が受け取られるシート材受取部上から少なくとも前記端面整列部材まで延設され、前記ベルトの孔部から吸気して前記シート材を前記ベルトに吸着させる吸着手段と、
    前記シート材の先端位置を検知する検知手段と、
    前記検知手段で検知された前記シート材の先端位置情報に基づいて、前記吸着手段の動作を制御して、前記シート材を前記ベルトに吸着させて搬送させ、又は吸着を解除して前記シート材の先端を前記端面整列部材に接触させる制御手段と、
    を有することを特徴とするシート材集積装置。
  2. 前記シート材の先端に向けて送風する送風手段を前記端面整列部材の上方に設け、前記制御手段によって前記送風手段を作動させることにより、前記シート材の先端を前記ベルトから剥離させることを特徴とする請求項1に記載のシート材集積装置。
  3. 前記吸着手段が複数分割された吸着部からなり、前記シート材と対向する位置の前記吸着部を作動させることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のシート材集積装置。
  4. 前記吸着手段と前記ベルトの間へスライドするシャッター部材を設けたことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のシート材集積装置。
  5. 前記吸着部が吸気又は排気可能に設けられ、吸気により前記シート材を前記ベルトに吸着させ、排気により前記シート材を前記ベルトから離脱させることを特徴とする請求項3に記載のシート材集積装置。
  6. 前記吸着部は排気管と離脱エア供給管とを備え、前記吸着部は、前記排気管を通して常に吸気されているとともに、前記離脱エア供給管を通して空気を供給することにより、前記シート材を前記ベルトから離脱させる請求項5に記載のシート材集積装置。
  7. 前記吸着部の間に前記制御手段で排気制御される複数の排気部を設け、前記シート材を前記ベルトから剥離させるとき、前記排気部を作動させることを特徴とする請求項3に記載のシート材集積装置。
  8. 前記移送手段が、前記シート材受取部に設けられた第1下ロールと、前記第1下ロールの上方に設けられた第1上ロールと、前記端面整列部材より外側に設けられた第2下ロールと、前記第2下ロール上方に設けられた第2上ロールと、前記第1下ロール、前記第1上ロール、前記第2下ロール、及び前記第2上ロールに張架された前記ベルトと、を有し、
    前記吸着手段が移動可能に設けられ、前記シート材を前記ベルトから剥離させるとき、前記吸着手段を前記ベルトから離れる上方向に移動させることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のシート材集積装置。
  9. 前記シート材の搬送方向と交差する方向に前記移送手段を一対配列し、前記移送手段で搬送されるシート材が断面凹状となるように前記移送手段を傾斜させたことを特徴とする請求項1から請求項8のいずれか1項に記載のシート材集積装置。
  10. 前記ベルトが、前記端面整列部材に向かって下り傾斜していることを特徴とする請求項1から請求項9のいずれか1項に記載のシート材集積装置。
  11. 請求項1から請求項10のいずれか1項に記載のシート材集積装置を用いて、
    前記移送手段で搬送された前記シート材の先端を、前記端面整列部材に接触させてから、前記シート材集積部で集積させることを特徴とするシート材集積方法。
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