JP2009096639A - 紙葉類分離装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】腰が弱く薄い紙葉類がであっても、自動的に分離できるようにする。
【解決手段】駆動吸引ローラ2内のエアーを吸引することにより、コンベア1の搬出側の曲面に負圧を発生させて吸着面1bとする吸引ポンプ8とを具備し、コンベア1の吸着面1bに沿って紙葉類が吸着するか否かに基づいてその搬出方向を可変して分離する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、例えば、郵便自動選別取り揃え機に適用され、郵便物を分離する紙葉類分離装置に関する。
郵便自動選別取り揃え機においては、雑多な郵便物等の束から機械処理可能な大きさ、厚さの郵便物を選別し、目的別に分離するようになっている(例えば、特許文献1参照。)。
この自動選別取り揃え機の場合、規程以上の厚さや、大きさ(幅)の郵便物の機械選別は可能であるが、腰の弱い(曲げ強度の低い)薄い郵便物、例えば、PPC用紙などは機械処理に適しておらず、選別することができない。しかし、このような腰の弱い薄い郵便物を取り除かないと、ジャムや汚毀損の原因となってしまう。
そこで、従来においては、腰の弱い薄い郵便物は、人手によって分離するようにしていた。
特開2001−253615号公報
しかしながら、腰の弱い薄い郵便物を人手により分離する場合には、薄い郵便物を目視により瞬間的に判別しなければならない。このため、判別自体が難しく、分離精度が悪くなるとともに、分離処理効率も悪いものとなっていた。
本発明は上記事情に着目してなされたもので、その目的とするところは、腰が弱い紙葉類がであっても、自動的に確実に分離できるようにした紙葉類分離装置を提供することにある。
上記課題を解決するため、請求項1記載の発明は、吸引孔を有する搬送面上に曲げ強度を異にする紙葉類を載置し搬送して搬出させる搬送手段と、この搬送手段の搬出側を掛け渡し、周面部に前記搬送手段の吸引孔と連通する吸引孔を有する吸引ローラと、この吸引ローラ内のエアーを吸引することにより、前記搬送手段の搬出側の表面に負圧を発生させる負圧発生手段とを具備し、前記搬送手段の搬出側において前記紙葉類が前記吸引ローラの曲面に沿って吸着するか否かに基づいてその搬出方向を可変して分離することを特徴とする。
請求項7記載のものは、吸引孔を有する搬送面上に曲げ強度を異にする紙葉類を載置し搬送して搬出させる搬送手段と、この搬送手段の搬出側を掛け渡し、周面部に前記搬送手段の吸引孔と連通する吸引孔を有する吸引ローラと、この吸引ローラ内のエアーを吸引することにより、前記搬送手段の搬出側の表面に負圧を発生させる負圧発生手段と、前記搬送手段から搬出される前記紙葉類の先端部側を前記吸引ローラ側に向かって押し付ける押付手段とを具備し、前記搬送手段の搬出側において前記紙葉類が前記吸引ローラの曲面に沿うか否かに基づいてその搬出方向を可変して分離することを特徴とする。
本発明によれば、腰の強い紙葉類は勿論のこと、腰の弱い紙葉類も確実に分離して分離処理効率を向上できる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。
図1は本発明の一実施の形態である紙葉類分離装置1Aを示す斜視図で、図2はその側面図である。
図中1は郵便物などの紙葉類を搬送面1c上に載置して搬送する搬送手段としてのベルト等のコンベアで、このコンベア1の搬出側は駆動吸引ローラ(吸引ローラ)2に掛け渡されている。コンベア1の表面部には多数個の吸引孔1aが穿設されている。駆動吸引ローラ2の周壁面部には吸引孔2aが穿設され、この駆動吸引ローラ2の両端面部にはエアー吸引管3を介して負圧発生手段としての吸引ポンプ8が接続されている。上記したコンベア1の吸引孔1aは、駆動吸引ローラ2の吸引孔2aに連通されることにより、コンベア1の搬出側の曲面上に負圧を発生させて吸着面1bを形成するようになっている。
また、コンベア1の搬出側の下方部には、コンベア1から搬出されて落下する紙葉類を第1の方向aと第2の方向bに案内する案内手段としての分岐壁5が設けられている。
図3は腰の強い(曲げ強度の高い)紙葉類P1を分離する場合の動作を示し、図4は腰の弱い(曲げ強度の低い)紙葉類P2を分離する場合の動作を示すものである。
紙葉類P1,P2は、コンベア1の搬送面1c上に載置されて図3(a)、図4(a)に示すようにそれぞれ搬送されるが、このときには、吸引ポンプ8が動作され、駆動吸引ローラ2内のエアーがエアー吸引管3を介して吸引されている。これにより、コンベア1の搬出側の曲面上には負圧が発生して吸着面1bが形成される。紙葉類P1,P2がコンベア1の搬出側に到達すると、図3(b)、図4(b)に示すよう吸引される。このとき、腰の強い紙葉類P1はコンベア1の搬出側の吸着面1bに沿って吸着変形することなく、その形状を維持し、やがて図3(c)に示すようにその自重によりコンベア1の搬出側から落下され、分岐壁5によって第1の方向aに案内される。
一方、腰の弱い紙葉類P2は、コンベア1の搬出側の吸着面1bに沿って吸着変形され、上記した腰の強い紙葉類P1よりは長い距離搬送される。この搬送により、図4(b)に示すように紙葉類P2が駆動吸引ローラ2から遠ざかって図4(c)に示すように分岐壁5を過ぎると、吸引力を受けなくなり、自重によって落下し、分岐壁5によって第2の方向bに案内される。このようにして腰の強い紙葉類P1と腰の弱い紙葉類P2とが分離されることになる。
図5は、本発明の第2の実施の形態である紙葉類分離装置1Bを示すものである。
なお、上記した第1の実施の形態で示した部分と同一部分については同一番号を付してその詳細な説明を省略する。
この第2の実施の形態における紙葉類分離装置1Bは、上記した紙葉類分離装置1Aを上下に所定間隔を存して配置することにより構成されている。
この第2の実施の形態によれば、上記した第1の実施の形態と同様に、下部側(他方側)の紙葉類分離装置1Aにより腰の強い紙葉類P1と弱い紙葉類P2を分離することができる。
さらに、この第2の実施の形態によれば、腰の弱い紙葉類P2が重なった状態で搬送されてきた場合には、図6(a)に示すように、上部側(一方側)の紙葉類分離装置1Aによって上側の紙葉類P2を上方に吸引して、図6(b)に示すように、腰の弱い紙葉類P2を上下に分離処理することができる。
また、この第2の実施の形態によれば、上下部の紙葉類分離装置1Aの吸引圧力を異ならせることにより、例えば、より薄い紙葉類は上部側の紙葉類分離装置1Aにより吸引し、通常の薄物は下部側の紙葉類分離装置1Aにより吸引することにより、より細かく分離する事が可能となる。
図7は、本発明の第3の実施の形態である紙葉類分離装置1Cを示すものである。
なお、上記した第1の実施の形態で説明した部分と同一部分については同一番号を付してその詳細な説明を省略する。
この第3の実施の形態である紙葉類分離装置1Cは、図1で示した紙葉類分離装置1Aの上部側にその紙葉類搬送方向に対し交差、例えば直交する方向に複数個の紙葉類分離装置1Aを平行に配設している。但し、この第3の実施の形態では、上部側に平行に配設される複数の紙葉類分離装置1Aにそれぞれ吸引力を異にする吸引チャンバー7a,7bを備えている。
この第3の実施の形態によれば、上記した第1の実施の形態と同様に、下部側の紙葉類分離装置1Aにより腰の強い紙葉類P1と腰の弱い紙葉類P2を分離することができることは勿論のこと、図8に示すように、上部側の平行な紙葉類分離装置1Aの吸引チャンバー7a,7bの吸引力により薄い紙葉類P2とは厚さの異なる薄い紙葉類P3を選別して分離することが可能となる。
図9は、本発明の第4の実施の形態である紙葉類分離装置1Dを示すものである。
なお、上記した第1の実施の形態で説明した部分と同一部分については同一番号を付してその詳細な説明を省略する。
この第4の実施の形態では、図1で示した紙葉類分離装置1Aを立位状態で平行に配設し、これら紙葉類分離装置1A,1Aの下端部間に床搬送ベルト9を設けている。
また、立設される紙葉類分離装置1Aには図10にも示すように、その駆動吸引ローラ2の近傍に位置してそれぞれ吹出チャンバー10が配設されている。
厚い紙葉類P1、及び薄い紙葉類P2は、図11(a)に示すように、立位状態で床搬送ベルト9の走行によって搬送され、搬出側に至ると、図11(b)に示すように、厚い紙葉類P1は、そのまま送り出される。また、薄い紙葉類P2はコンベア1の搬出側の吸着面1bに巻き付くように吸着変形されて送り出され、吹出チャンバー10に至ると、図11(c)に示すように吹出チャンバー10から吹き出されるエアーによりコンベア1から剥離され、厚い紙葉類P1と分離されることになる。
この第4の実施の形態によれば、上記した第1の実施の形態と同様に、腰の強い紙葉類P1と弱い紙葉類P2を分離できることは勿論のこと、駆動吸引ローラ2の近傍に吹出しチャンバ10を設けてエアーの吹き付けを行うため、分離後の薄物の紙葉類P2をコンベア1から確実に剥離することができ、駆動吸引ローラ2による静電気等で剥がれなくなる悪影響を受けにくくすることができる。
また、紙葉類分離装置1Aを立位状態で平行に配設して床搬送ベルト9を設置するため、その平面的な占有面積を削減することができる。
図12〜図15は、本発明の第5の実施の形態である紙葉類分離装置1Eを示すものである。
なお、上記した第1の実施の形態で説明した部分と同一部分については同一番号を付してその詳細な説明を省略する。
この第5の実施の形態では、紙葉類分離装置1Eにその駆動吸引ローラ2の近傍に位置して吸引チャンバー12を備えている。
また、コンベア1の搬出側下方部には、図14(a)に示すように上下方向に回動自在な第1及び第2の分岐ゲ−ト16,17が配設されている。
第1及び第2の分岐ゲ−ト16,17は上方に回動されることにより、紙葉類を第1及び第2の方向a,bに案内し、この第1及び第2の方向a,bに案内された紙葉類は上部側ガイド18,19によってガイドされるようになっている。
また、上記した第1及び第2の分岐ゲ−ト16,17が下方に回動されることにより、紙葉類を第3及び第4の方向c,dに案内し、この第3及び第4の方向c,dに案内された紙葉類は下部側ガイド20,21によってガイドされるようになっている。
一方、吸引チャンバー12には、図13に示すように計測器13が接続され、この計測器13には制御部14を介して駆動部15が接続されている。
計測器13は吸引チャンバー12の吸引圧力を計測するもので、制御部14は計測された吸引圧力に基づいて駆動部15を制御するものである。駆動部15は上記した第1及び第2の分技ゲート16,17を上下方向に回動させるものである。
制御部14は大きな吸引圧力が計測されるのに基づいて第1及び第2の分技ゲート16,17を上方へ回動させるように駆動部15を制御し、また、小さな吸引圧力が計測されるのに基づいて第1及び第2の分技ゲート16,17を下方に回動させるように駆動部15を制御するようになっている。
上記した構成において、紙葉類がコンベア1によって搬送され、吸引チャンバー12に至ると、吸引チャンバー12の吸引圧が計測器13によって計測される。このとき、紙葉類が例えば、図14(a)に示すように、大型で厚い紙葉類、即ち、面積が大きくて腰の強い紙葉類P1aである場合には、計測器13によって大きな吸引圧が計測され、この計測に基づいて駆動部15により第1及び第2の分技ゲート16,17が上方に回動される。これにより、コンベア1から落下される紙葉類P1は図14(b)に示すように、第1の分岐ゲート16によって第1の方向aに送られ、上部側ガイド18に沿ってガイドされる。
また、図14(b)に示すように、大型で薄い紙葉類、即ち、面積が大きくて腰の弱い紙葉類P2aが吸引チャンバー12に至ると、やはり計測器13によって大きな吸引圧が計測される。この計測に基づいて駆動部15により第1及び第2の分技ゲート16,17が上方に回動される。これにより、コンベア1から落下される紙葉類P1は図15(a)に示すように、第2の分岐ゲート17によって第2の方向bに送られ、第2のガイド19に沿ってガイドされる。
また、図15(a)に示すように、小形で薄い紙葉類、即ち、面積が小さくて腰の弱い紙葉類P2bが吸引チャンバー12に至ると、計測器13によって小さな吸引圧が計測される。この計測に基づいて駆動部15により第1及び第2の分技ゲート16,17が下方に回動される。これにより、コンベア1から落下される紙葉類P2bは図15(b)に示すように第2の分岐ゲート17によって第4の方向dに送られ、第4のガイド21に沿ってガイドされる。
また、図15(b)に示すように、小形で厚い紙葉類、即ち、面積が小さくて腰の強い紙葉類P1bが吸引チャンバー12に至ると、計測器13によって小さな吸引圧が計測される。この計測に基づいて駆動部15により第1及び第2の分技ゲート16,17が下方に回動される。これにより、コンベア1から落下される紙葉類P1bは図15(c)に示すように第1の分岐ゲート16によって第3の方向cに送られ、第3のガイド20に沿ってガイドされる。
これにより、紙葉類は大型で厚いものP1aと、薄いものP2aとに分離され、また、小型で厚いものP1bと薄いものP2bとに分離され、即ち、紙葉類は4種類に分離されることになる。
図16は、本発明の第6の実施の形態である紙葉類分離装置1Fを示すものである。
なお、上記した第1の実施の形態で説明した部分と同一部分については同一番号を付してその詳細な説明を省略する。
この第6の実施の形態では、搬送コンベア1の搬出側の上部側には、搬送コンベア1によって搬送されてくる紙葉類の搬送方向先端部側を押し付けるための押付手段としての押付ローラ25が設けられている。押付ローラ25は回動レバー26の回動端部に回転自在に取り付けられ、回動レバー26は押付ローラ25が駆動吸引ローラ2に当接するようにスプリング27によって弾性的に付勢されている。押付ローラ25の駆動吸引ローラ2に対する当接位置は、図17に示すように、コンベア1の搬送面1cよりも下方に位置し、紙葉類の搬送方向先端部側をコンベア1の吸着面1bに押し付けることができるようになっている。
また、駆動吸引ローラ2の内部には、吸音性を有する吸音ローラ29が設けられている。この吸音ローラ29はその軸方向の長さが駆動吸引ローラ2の軸方向の長さよりも短くなっており、駆動吸引ローラ2の内部に収納された状態になっている。
この第6の実施の形態によれば、上記した第1の実施の形態と同様に、腰の強い紙葉類P1と腰の弱い紙葉類P2を分離することができることは勿論のこと、図18に示すように腰が弱くて、先端部に吸着面とは逆向きに曲げ癖がついていたり、先端部が折れているような紙葉類P4が搬送されてきても分離することができる。
即ち、紙葉類P4は図19に示すようにコンベア1によって搬出側に搬送されてその先端変形部が押付ローラ25に当接されると、図20に示すように押付ローラ25の回転により巻き込まれ、コンベア1の搬出側の吸着面1bに押し付けられて矢印b方向に沿って吸着搬送され、分離されることになる。
なお、図21に示すように、押付ローラ25がない場合には、先端部が変形する紙葉類P4は、コンベア1の搬出側の吸着面1bに吸着されることなく搬出され、分離するこうができなくなる虞がある。
また、上記した駆動吸引ローラ2内のエアーの吸引時には、笛吹き効果により共鳴音が発生する場合があるが、このときには、吸音ローラ29が駆動吸引ローラ2の内部で転動し、共鳴音の発生が防止されることになる。
なお、この発明は、上述した実施の形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上述した実施の形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより種々の発明を形成できる。例えば、上述した実施の形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除しても良い。更に、異なる実施の形態に亘る構成要素を適宜組み合わせても良い。
本発明の第1の実施の形態である紙葉類分離装置を示す斜視図。 図1の紙葉類分離装置を示す側面図。 図1の紙葉類分離装置による紙葉類の分離動作を示す図。 図1の紙葉類分離装置による紙葉類の分離動作を示す図。 本発明の第2の実施の形態である紙葉類分離装置を示す斜視図。 図5の紙葉類分離装置による紙葉類の分離動作を示す図。 本発明の第3の実施の形態である紙葉類分離装置を示す斜視図。 図7の紙葉類分離装置を示す正面図。 本発明の第4の実施の形態である紙葉類分離装置を示す斜視図。 図9の紙葉類分離装置を示す平面図。 図9の紙葉類分離装置による紙葉類の分離動作を示す図。 本発明の第5の実施の形態である紙葉類分離装置を示す斜視図。 図12の紙葉類分離装置を示す側面図。 図12の紙葉類分離装置によって分離された紙葉類の案内方向を示す図。 図12の紙葉類分離装置によって分離された紙葉類の案内方向を示す図。 本発明の第6の実施の形態である紙葉類分離装置を示す側面図。 図16の紙葉類分離装置の紙葉類搬出側を拡大して示す図。 図16のコンベアによって先端部が変形する紙葉類が搬送される状態を示す図。 図16のコンベアによって搬送される紙葉類の変形先端部が押付ローラに当接した状態を示す図。 図19の押付ローラに当接された紙葉類の先端変形部が押付ローラによって吸着面側に押し付けられる状態を示す図。 押付ローラが配置されない場合における先端が変形する紙葉類の排出状態を示す図。
符号の説明
P1〜P3、P1a,P1b、P2a,P2b…紙葉類、1…コンベア(搬送手段)、1a…吸引孔、1b…吸着面、1c…搬送面、2…駆動吸引ローラ(吸引ローラ)、2a…吸引孔、5…分岐壁(案内手段)、7a,7b…吸着チャンバー、8…吸引ポンプ(負圧発生手段)、9…床搬送ベルト(床搬送手段)、10…吹出チャンバー、13…測定手段、16,17…分岐ゲート、25…押付ローラ(押付手段)、29…吸音ローラ。

Claims (11)

  1. 吸引孔を有する搬送面上に曲げ強度を異にする紙葉類を載置し搬送して搬出させる少なくとも一つの搬送手段と、
    この搬送手段の搬出側を掛け渡し、周面部に前記搬送手段の吸引孔と連通する吸引孔を有する吸引ローラと、
    この吸引ローラ内のエアーを吸引することにより、前記搬送手段の搬出側の曲面に負圧を発生させて吸着面とする負圧発生手段とを具備し、
    前記搬送手段の吸着面に沿って前記紙葉類が吸着するか否かに基づいてその搬出方向を可変して分離することを特徴とする紙葉類分離装置。
  2. 前記分離された紙葉類を第1の方向と、この第1の方向と異なる第2の方向に案内する案内手段を備えることを特徴とする請求項1記載の紙葉類分離装置。
  3. 前記搬送手段を互いに対向して配置し、
    前記搬送手段によって重なった状態で搬送されてくる曲げ強度の低い紙葉類のうち一方側の紙葉類は一方側の搬送手段の吸着面に沿って吸着させ、他方側の紙葉類は他方側の搬送手段の吸着面に沿って吸着させて分離することを特徴とする請求項1記載の紙葉類分離装置。
  4. 前記搬送手段を互いに対向して配置し、
    一方側の搬送手段は他方側に配置される搬送手段の搬送方向に対し交差する方向に平行に複数配設され、これら一方側の搬送手段の吸引ローラの近傍に吸引チャンバーをそれぞれ配設し、
    前記他方側の搬送手段によって重なった状態で搬送されてくる曲げ強度の低い紙葉類のうち一方側の紙葉類は吸引チャンバーの吸引力によって一方側の搬送手段に吸着させて搬送し、他方側の紙葉類は他方側の搬送手段の吸着面に沿って吸着させて分離することを特徴とする請求項1記載の紙葉類分離装置。
  5. 前記搬送手段を立位状態で所定間隔を存して平行に複数配置し、
    これら搬送手段の吸引ローラの近傍に位置してそれぞれ吹出チャンバーを配置し、
    前記両搬送手段の下端部間に床搬送手段を配置し、
    前記床搬送手段によって搬送される紙葉類のうち曲げ強度の低い紙葉類を前記搬送手段の吸着面に沿って吸着させて分離したのち、この分離した紙葉類に前記吹出チャンバーからエアーを吹き付けて前記搬送手段から剥離させることを特徴とする請求項1記載の紙葉類分離装置。
  6. 前記搬送手段の吸引ローラの近傍に吸引チャンバーを設け、
    前記吸引チャンバーの吸引力を測定する測定手段を備え、
    前記測定手段によって測定された吸引力に基づいて動作され、前記搬送手段の搬出側で分離された紙葉類をそのサイズに応じてそれぞれ異なる方向に案内する分岐ゲートを設けたことを特徴とする請求項1記載の紙葉類分離装置。
  7. 吸引孔を有する搬送面上に曲げ強度を異にする紙葉類を載置し搬送して搬出させる搬送手段と、
    この搬送手段の搬出側を掛け渡し、周面部に前記搬送手段の吸引孔と連通する吸引孔を有する吸引ローラと、
    この吸引ローラ内のエアーを吸引することにより、前記搬送手段の搬出側の曲面に負圧を発生させて吸着面を形成する負圧発生手段と、
    前記搬送手段から搬出される前記紙葉類の先端部側を前記搬送手段の吸着面側に向かって押し付ける押付手段とを具備し、
    前記搬送手段の吸着面に沿って前記紙葉類が吸着するか否かに基づいてその搬出方向を可変して分離することを特徴とする紙葉類分離装置。
  8. 前記押付手段は、前記搬送手段の吸着面に当接する押付ローラであることを特徴とする請求項7記載の紙葉類分離装置。
  9. 前記吸引ローラの内部に吸音性を有する吸音ローラを備えたことを特徴とする請求項7記載の紙葉類分離装置。
  10. 前記押付ローラの前記搬送手段の吸着面に対する当接位置は、前記搬送手段の搬送面よりも下方に位置することを特徴とする請求項8記載の紙葉類分離装置。
  11. 前記押付ローラは前記搬送手段の吸着面に対し接離する方向に移動自在に設けられ、前記搬送手段の吸着面に向かって弾性的に付勢されることを特徴とする請求項8記載の紙葉類分離装置。
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