JP4388493B2 - ガラス基板用フイルムの貼付方法 - Google Patents

ガラス基板用フイルムの貼付方法 Download PDF

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Description

本発明は、液晶用などのガラス基板に、緩衝材としてフイルムを貼付て搬送する際の、ガラス基板用フイルムの貼付方法に関する。
ガラス製造メーカでは、ガラス基板製造ラインで搬送してきた大型のガラス基板を、液晶用のガラス基板加工メーカに輸送する際、複数枚の大型ガラス基板ごとにパレットに積み込んで搬送している。図6に大型のガラス基板をパレットに積み込む、ガラス基板積み込み装置の平面図を示す。図7にガラス基板積み込み装置の側面図を示す。ガラス基板積み込み装置はガラス搬送用のコンベア2と、ガラス基板受け取りロボット(以下、第1のロボット)3と、合紙供給装置7と、合紙受け取りロボット(以下、第2のロボット)8と斜め積みパレット10から構成されている。
まず、ガラス基板1がガラス製造ラインよりコンベア2で搬送されてくる。ガラス基板1が受け渡し位置に到着すると、コンベア2の近傍に配置している多関節ロボットの第1のロボット3が稼働する。第1のロボット3は、予めティーチング済みのガラス受け取り動作を行い、ロボットハンド4をガラス基板1に近づける。次に、ロボットハンド4に取り付けている吸着ツール5を動作しガラス基板1を吸着保持する。
合紙供給装置7の中にはガラス基板1のサイズとほぼ同等の大きさの合紙が複数枚積み重ねられている。合紙供給装置7は、合紙送り出し機構を用いて、合紙6を一枚ずつ送り出すようになっている。送り出された合紙6は、近傍に設置した多関節ロボットの第2のロボット8の合紙引き出しハンド9で把持される。そして、第2のロボット8は、合紙供給装置7から合紙6を引き出し、旋回し、斜め積みパレット10の積載面に合紙6を載置する。そして、合紙供給装置側に旋回し、次の合紙6の引き出しに備える。
次に、ガラス基板1を吸着保持していた第1のロボット3は、斜め積みパレット10側に旋回し、ガラス基板1を合紙6の上に載置する。そして、コンベア2側に旋回し、つぎのガラス基板1の吸着保持に備える。
このようにガラス基板積み込み装置では、2台のロボットを交互に動作させて、斜め積みパレット10に合紙6とガラス基板1を挟み込んで、パレットに例えば200枚積載している。
また、特許文献1のように、第2のロボット8の代わりに、合紙ロールに巻かれた合紙を所定長引き出しガラス基板1の長さに応じて切断する合紙供給装置を、第1のロボット3の近傍に設置し、合紙6とガラス基板1を重ね合わせて把持し、斜め積みパレット10に積載していくガラス基板積み込み装置が知られている。
特開2000−351448号公報
ガラス基板を積載するときに使用される合紙は、ガラス基板同士を積層して搬送する際のガラス基板の緩衝材として用いられている。ガラス基板は、液晶用のガラス基板加工メーカに搬入された後、クリーンルームで加工されることになる。クリーンルームでは、受け入れるガラス基板の高いクリーン度が要求される。クリーン度を上げるためには、塵・埃の発生しにくい材料で、ガラス基板の緩衝材を構成しパレットに収納しガラス基板製造メーカからガラス基板加工メーカに搬送することが望ましい。ガラス基板用の合紙は、紙の表面からの紙粉の飛散を完全に防止することが困難な材質となっている。
そのため、近年、合紙の代わりに、塵・埃の発生しにくいフイルムを使用する試みが行われている。しかし、フイルムの場合、一般的に静電気が帯電しやすく、自動化してガラス基板の所定の位置にフイルムを貼り付けることが困難である問題があった。また、ガラス基板の表面に均一にフイルムを貼り付けようとしても、エアーを巻き込みしわが発生しやすく、積載時に所定量のガラス基板を積載することが困難である問題があった。
この発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、ガラス基板用フイルムの貼付を自動化する方法を提供することを主たる目的とする。
第1の発明は、ロボットハンドで吸着保持されたガラス基板に、吸着板に垂れ下がった所定長のガラス基板用フイルムを貼り付けるフイルム貼付方法において、ガラス基板をフイルムに対して平行で近傍な位置にロボットハンドで配置し、フイルムのガラス基板と対向する面の反対側の面にエアーを吐出するフイルム幅と同等の長さの吹き付けノズルを水平方向に配置し、吹き付けノズルをガラス基板の上端の高さからガラス基板の下端の高さまで移動させながらフイルム表面にエアーを吹き付けることによりガラス基板にフイルムを貼り付けるフイルム貼付方法である。
第2の発明は、第1の発明において、吹き付けノズルが複数のノズル穴を備え、複数のノズル穴を吹き付けノズルの中央から左右対称で傾斜を持たせるように配置し、ノズル穴の吐出方向を対向するフイルムの中央から外側になるようにした吹き付けノズルを用いることによりガラス基板にフイルムを貼り付けるフイルム貼付方法である。
第3の発明は、第1ないし第2の発明において、吸着板に垂れ下がった所定長のフイルムに、ガラス基板を円弧を描くように接近させ、かつ、フイルムとガラス基板の間隔を一定に保ち接近させ、フイルムとガラス基板を平行に配置することによりガラス基板にフイルムを貼り付けるフイルム貼付方法である。
第1の発明によれば、吹き付けノズルからのエアーの吐出を用いてガラス基板にフイルムを貼り付けるので、ガラス基板とフイルムの間のエアーが強制排出され、静電気を帯びやすいフイルムでもガラス基板の所定の位置に所定の精度で自動化してフイルムを貼り付けることができる。
第2の発明によれば、フイルム中央部から外側に向けてエアーの流れが発生するので、フイルムにしわがよらずにガラス基板にフイルムを貼り付けることができる。したがって、所定量のガラス基板とフイルムを斜め積み込みパレットに積載できるので、積載効率があがる。
第3の発明によれば、ガラス基板がフイルムに近づく際、ガラス基板の接近に起因する風の発生がないので、フイルムが風圧で移動することがない。したがって、ガラス基板に所定の精度範囲で、限られたタクトタイムのなかでフイルムを貼り付けることができる。
本発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1はガラス基板積み込み装置を示す平面図である。
図1に示すように、ガラス基板積み込み装置は、ガラス搬送用のコンベア2と、フイルム貼付ロボット(以下、ロボット)11と、フイルム供給装置12と、斜め積みパレット10から構成されている。なお、符号は背景技術で説明した機器は同じ番号を使用する。ロボット11は、多関節ロボットで、旋回可能となっている。旋回範囲に、コンベア2と、フイルム供給装置12と、斜め積み込みパレット10を配置している。ロボット11のロボットハンド4には、ガラス基板1を吸着する吸着ツール5と、フイルム13の端を吸着するフイルム吸着板29が備えられている。
図2にフイルム供給装置12の側面図を示す。
フイルム供給装置12は、隣り合うガラス基板1の間に挟み込むフイルム13を供給している。フイルム供給装置12の裏面に、フイルムロール14に巻かれたフイルム13が支持軸15によって回転可能に水平に支持されている。なお、フイルムロール14の交換時にオペレータが作業する面をフイルム供給装置12の裏面としている。
フイルム13は、複数のロール26を経由して、フイルムロール14からフイルム供給装置12の前面上方まで、引き出されている。なお、ロボット11がフイルムを貼り付ける作業面をフイルム供給装置12の前面としている。
フイルム供給装置12の前面上方のロール26の側方には、除電器16が配置されており、フイルム13に発生する静電気を除電している。
除電器16の下方にはカッタ22が配置されており、フイルムロール14から引き出された所定長のフイルム13を切断する。
カッタ22の下方にはフイルム吸着板19が配置されており、所定長に切断されたフイルム13の片側を吸着保持する。
フイルム吸着板19の下方には吹き付けノズル23が配置されており、送風機25からエアーフィルタ24を経由したエアーを供給している。吹き付けノズル23は、フイルム13の幅とほぼ同じ幅になっている。
フイルム吸着板19と吹き付けノズル23は吸着板支持部材27で支持されている。フイルム吸着板19と吹き付けノズル23と吸着板支持部材27は、フイルム吸着案内レール20に沿って、カッタ22側およびロボット11側に移動可能になっている。
フイルム供給装置12の前面上方のロール26の下方には、クランプ機構18が配置されている。クランプ機構18は、クランプ機構案内レール17に沿って移動し、フイルムロール14からフイルム13を引き出し可能になっている。
次に、図3にロボット11とフイルム供給装置12の動作フロチャートを示す。
まず、ロボット11は、ガラス基板1がガラス製造ラインから受け渡し位置に搬送されるまで待機する(ステップ01)。
ガラス基板1が受け渡し位置に到着すると、受け渡し位置に備えられている図示していない複数の柱状のリフトピンでガラス基板1がコンベア2から上方に持ち上がる。
次に、ロボット11が、受け渡し位置側に旋回し、フォーク形のロボットハンド4の爪を複数のリフトピンで持ち上げられたガラス基板1の下部に挿入する(ステップ02)。その後、ロボットハンド4の爪とガラス基板1が接触するまで、ロボットハンド4が上昇する。
次に、ロボットハンド4の爪に配置した吸着ツールがガラス基板を吸着保持する(ステップ03)。そして、ガラス基板を持ち上げる。吸着保持が完了すると、ガラス基板を持ち上げていた複数のリフトピンは後退し待機状態となる。
次に、ロボットハンド4がフイルム供給機12側に旋回する(ステップ04)。図5のaに旋回完了した際の、フイルム供給装置12とガラス基板1と位置関係を示す。ロボット11は、ロボットハンド4の爪に吸着保持されたガラス基板を水平方向に対して45度程度の角度で保持している。
次に、ロボット11は、フイルム供給装置12からのフイルム準備完了信号を待つ(ステップ05)。
次に、フイルム供給装置12の動作について説明する。まず、フイルム13がフイルムロール14からロール26を経由してフイルム供給装置12の前面上方に引き出されている状態から説明する。クランプ機構18が、クランプ機構案内レール17に沿ってカッタ22の上方にあるフイルム13の引き出し部まで上昇しフイルム13の端をクランプする。この位置をクランプ機構の上昇端とする(ステップ10)。
次に、クランプ機構18が、クランプ機構案内レール17に沿ってフイルム13を下降端まで引き出す。下降端はガラス基板1をロボットハンド4が垂直に支持したときのガラス基板1の下端と同じ高さである。下降端にクランプ機構18が到達するとクランプを開放する(ステップ11)。
次に、フイルム吸着板19がフイルム13を吸着保持する(ステップ12)。これにより、フイルム13がフイルム吸着板19から垂れ下がった状態となる。
次に、カッタ22が水平方向に走行し、フイルム13を所定長の長さに切断する(ステップ13)。この状態での、フイルム吸着板19の位置をフイルム引き出し位置とする。
次に、フイルム吸着板19と吹き付けノズル23が吸着板支持部材27とともに、所定長のフイルム13を吸着して、吸着板案内レール20に沿って、ロボット11側のフイルム貼付作業位置に移動する(ステップ14)。
次に、フイルム貼付作業位置に移動が完了すると、ロボット11にフイルム準備完了信号を送る。フイルム貼付作業位置は図5に示すように、ガラス基板1が垂直方向に保持されたときに、フイルム13が近傍になる位置である(ステップ15)。
次に、ロボット11が、図5に示すように、水平方向に45度程度で保持していたガラス基板1を、円弧を描くように接近させてフイルム13に平行に配置する。このとき、フイルム13とガラス基板の間隔は一定に保つように接近する。一例として、図5にガラス基板1が接近するようすをaからfの状態図で示す。ガラス基板1はa→b→c→d→e→fの順でフイルム13に接近していく(ステップ06)。
次に、ロボット11が、フイルム供給装置12にガラス基板準備完了信号を送信する(ステップ07)。
次に、フイルム供給装置12がロボット11からのガラス準備完了信号を受信する(ステップ16)。
次に、フイルム供給装置12の吹き付けノズル23がガラス基板1の上端から下降し、エアーフィルタ24で濾過された送風機25からのエアーを、下降端までフイルム13に吹き付ける。エアーを吹き付けると、垂れ下がった状態のフイルム13が、ガラス基板1の方向に押される。エアー吹き付け状態を図4に示す。図4において、吹き付けノズル23内に点線で示したものはノズル穴28を示し、フイルム13に対して左右対称に斜め方向に加工してある。ノズル穴28から吐出したエアーはフイルム13表面に斜め方向の気流を作り、フイルム13の中央から外側に流れるようになっている。フイルム13は除電器16により静電気が除電されているが、クランプ機構18でフイルム13を引き出すときに静電気が再度発生する。このため、フイルム13にエアーが吹き付けられると、所定距離の間隔で配置してあるガラス基板1に静電気によりフイルム13が貼り付く(ステップ17)。
次に、吹き付けノズル23が、下降端に到達すると、フイルム吸着板19の吸着を解除し、送風機25からのエアーの供給を停止し吹き付けノズル23からのエアーの吐出を停止する。フイルム13は合紙に比べ重量が軽いため、ガラス基板1に静電気で貼り付いた状態で、フイルム吸着板19の吸着を解除しても、垂直状態のガラス基板1から30秒程度の短時間では落下することがない。フイルム供給装置12がロボット11にフイルム貼付完了信号を送信する(ステップ18)。
次に、吹き付けノズル23がガラス基板1の上端まで上昇する。そして、フイルム吸着板19と吹き付けノズル23が吸着板支持部材とともに、フイルム吸着板案内レール20に沿って、フイルム引き出し位置まで後退する(ステップ19)。
次に、クランプ機構18がクランプ機構案内レール17に沿って、カッタ22で切断したフイルム13の端の高さまで上昇する(ステップ22)。そして、次のフイルム13の貼付の準備(ステップ10)にもどる。
次に、ロボット11は、フイルム供給装置12からのフイルム貼付完了を受信する(ステップ08)。
次に、ロボットハンド4のフイルム吸着板29でフイルム13の上端を吸着し、ロボットハンド4を旋回し、斜め積みパレット10にガラス基板1とフイルム13を積載し吸着ツール5およびフイルム吸着板29の吸着を解除する(ステップ09)。そして、次のガラス基板1の受け取り準備(ステップ01)にもどる。
次に、この貼付方法を使用したガラス基板1へのフイルム13の貼付の実施例について説明する。
ガラス基板1のサイズが、縦1100mm横1250mm厚さ0.7mmを使用した。カッタ22で切断されたフイルム13のサイズは、縦1160mm横1250mmとした。縦方向の60mmがフイルム吸着板19に吸着するようにした。吹き付けノズル23を幅1250mmで作成し、フイルム13から10mmの間隔だけ離れた状態に配置した。ロボットハンド4を用いて、フイルム13とガラス基板1の間隔を5mmに平行に配置した。そして、吹き付けノズル23をガラス基板1の上端から1250mm下降させた。
その結果、ガラス基板1の縦方向に60mmのフイルム剥がししろを設け、横方向に±2mmの範囲内でフイルム13を貼り付けることができた。また、フイルム13のしわが発生しない良好なガラス基板1へのフイルム13の貼付を行うことができ、斜め積みパレット10に200枚のガラス基板1とフイルム13を積載することができた。
また、ロボットハンド4がフイルム13に接近する際、ガラス基板1が円弧を描いて接近する方法と、ガラス基板1を垂直方向に保持して接近する方法を行った。ガラス基板1を垂直方向に保持して接近した場合、風圧の変化によりフイルム13が動いてしまい、ガラス基板1の横方向に4〜5mmのフイルム13の貼付時のずれが生じた。フイルム13が静止するまで待ってから貼付を行うと、タクトタイム以内で所定位置にフイルム13を貼り付けることができなかった。タクトタイムは、コンベア2上のガラス基板1を受け取ってから斜め積みパレット10に積載するまでの時間とした。
また、吹き付けノズル23の吐出方向をフイルム13に対して垂直方向に配列し、フイルム13の貼付を行った。この場合、ガラス基板1とフイルム13の間に空気を巻き込んでしまい、多量のしわが発生し、斜め積みパレット10に規定量の200枚の積載をすることができなかった。
本発明のガラス基板へのフイルム貼付方法は、装置、工程ともに大幅に簡素化でき、かつ、信頼性の高いフイルム貼付を行うことができるので、液晶用などの大型ガラス基板を搬送する分野に適用することができる。
本発明の一実施の形態のガラス基板積み込み装置を示す平面図である。 ロボットとフイルム供給装置を示す側面図である。 ロボットとフイルム供給装置の動作を説明するフロチャートである。 吹き付けノズルとフイルムとガラス基板の位置関係を説明する断面図である。 ガラス基板がフイルムに接近する様子を説明する側面図である。 従来のガラス基板積み込み装置を示す平面図である。 従来のガラス基板積み込み装置を示す側面図である。
符号の説明
1 ガラス基板
2 コンベア
3 ガラス受け取りロボット(第1のロボット)
4 ロボットハンド
5 吸着ツール
6 合紙
7 合紙供給装置
8 合紙受け取りロボット(第2のロボット)
9 合紙引き出しハンド
10 斜め積みパレット
11 フイルム貼付ロボット(ロボット)
12 フイルム供給装置
13 フイルム
14 フイルムロール
15 支持軸
16 除電器
17 クランプ機構案内レール
18 クランプ機構
19 フイルム吸着板
20 フイルム吸着案内レール
21 吹き付けノズル案内レール
22 カッタ
23 吹き付けノズル
24 エアーフィルタ
25 送風機
26 ロール
27 吸着板支持部材
28 ノズル穴
29 フイルム吸着板

Claims (3)

  1. ロボットハンドで吸着保持されたガラス基板に、吸着板に垂れ下がった所定長のガラス基板用フイルムを貼り付けるフイルム貼付方法において、ガラス基板をフイルムに対して平行で近傍な位置にロボットハンドで配置し、フイルムのガラス基板と対向する面の反対側の面にエアーを吐出するフイルム幅と同等の長さの吹き付けノズルを水平方向に配置し、吹き付けノズルをガラス基板の上端の高さからガラス基板の下端の高さまで移動させながらフイルム表面にエアーを吹き付けることによりガラス基板にフイルムを貼り付けるフイルム貼付方法。
  2. 請求項1において、さらに前記吹き付けノズルが複数のノズル穴を備え、複数のノズル穴を吹き付けノズルの中央から左右対称で傾斜を持たせるように配置し、ノズル穴の吐出方向を対向する前記フイルムの中央から外側になるようにした吹き付けノズルを用いることによりガラス基板にフイルムを貼り付けるフイルム貼付方法。
  3. 請求項1ないし請求項2において、吸着板に垂れ下がった所定長の前記フイルムに、前記ガラス基板を円弧を描くように接近させ、かつ、フイルムとガラス基板の間隔を一定に保ち接近させ、フイルムとガラス基板を平行に配置することによりガラス基板にフイルムを貼り付けるフイルム貼付方法。
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