JP3184284B2 - ガラス板供給装置 - Google Patents

ガラス板供給装置

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JP3184284B2
JP3184284B2 JP04101692A JP4101692A JP3184284B2 JP 3184284 B2 JP3184284 B2 JP 3184284B2 JP 04101692 A JP04101692 A JP 04101692A JP 4101692 A JP4101692 A JP 4101692A JP 3184284 B2 JP3184284 B2 JP 3184284B2
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glass
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浩 曽山
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    • C03B33/00Severing cooled glass
    • C03B33/02Cutting or splitting sheet glass or ribbons; Apparatus or machines therefor
    • C03B33/023Cutting or splitting sheet glass or ribbons; Apparatus or machines therefor the sheet or ribbon being in a horizontal position
    • C03B33/03Glass cutting tables; Apparatus for transporting or handling sheet glass during the cutting or breaking operations
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65GTRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
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    • B65G49/06Conveying systems characterised by their application for specified purposes not otherwise provided for for fragile or damageable materials or articles for fragile sheets, e.g. glass
    • B65G49/067Sheet handling, means, e.g. manipulators, devices for turning or tilting sheet glass
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    • B65G49/068Stacking or destacking devices; Means for preventing damage to stacked sheets, e.g. spaces
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65GTRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
    • B65G2249/00Aspects relating to conveying systems for the manufacture of fragile sheets
    • B65G2249/04Arrangements of vacuum systems or suction cups

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ストック台上に縦積み
にしたガラス板を、次工程へ1枚づつ供給するためのガ
ラス板供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ストック台よりガラス板を1枚づつ取り
出し、次工程の作業台へ供給する従来のガラス板供給装
置として、例えば、実開昭57−85542号公報は、
進退自在としたアームの先端に起伏回動可能な板状体を
設け、その板状体にある吸盤によりストック台上の1枚
のガラス板を吸引し、そしてアームを後退させるととも
に、そのアームを方向変換して、その後、吸盤にてガラ
ス板を吊り下げた状態(トップハング)で前記板状体の起
伏回動により、ガラス板を水平にして次工程のガラスス
クライバーの作業台上に載置するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ガラス板供給装置では、トップハング方式を採用してい
るために、ガラスカッターにてスクライブされるガラス
面は、吸盤にて吸引している面に限られ、使用用途によ
っては吸引面の裏面をスクライブする必要性もあるが、
そのような場合には対処することができない。
【0004】本発明は、上述した課題を解決するために
なされたものであり、ストック台より取り出したガラス
面のいずれの面に対してもスクライブ可能としたガラス
板供給装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のガラス板供給装
置は、ストック台上に縦積みにしたガラス板を、次工程
へ1枚づつ供給するためのガラス板供給装置であって、
水平方向の軸13で軸支され、垂直方向に回動自在の板
状体12と、前記板状体12を回動させる回動手段と、
前記軸13を前後に水平移動させる移動手段と、板状体
12の所定部に、該板状体12と直交して設けた第1の
平板17と、第1の平板17と対向するようにして設け
た第2の平板18と、第1の平板17と第2の平板18
とがリンク機構をなすよう、両平板間に橋架したアーム
21,22と、前記平板17,18及びアーム21,2
2を変形させるよう作用するシリンダ24と、第2の平
板の前面所定部に設けた複数個の吸引手段26とを備
え、吸引手段26にてストック台上のガラス板を吸引
し、その後、前記シリンダ24を作用させ、リンク機構
の変形により、第2の平板18と共に吸引していたガラ
ス板を平行状態で後退させ、そして、ガラス板をトップ
ハングもしくはボトムサポートで保持するかによって前
記回動手段により、板状体12をいずれかの方向に選択
的に回動させ、その後もしくはこれと並行して、前記移
動手段によって後段の装置へガラス板を水平移動させる
ことを特徴とする。
【0006】
【作用】本発明のガラス板供給装置によれば、リンク機
構により、第2の平板18が前後に平行移動可能となっ
ており、この第2の平板18が前進した状態で吸引手段
26により、ストック台上のガラス板を吸引し、その
後、シリンダ24を作用させることでリンクを変形さ
せ、これにより、第2の平板18と共に吸引していたガ
ラス板が後退する。この状態で、ガラス板が水平になる
まで、第1の平板17を保持する板状体12を反時計方
向もしくは時計方向に回動させる。これにより、ガラス
板はトップハングもしくはボトムサポート状態で保持さ
れる。この回動動作と並行して、もしくは回動後に、移
動手段により次段のテーブルへ搬送される。
【0007】上記の吸引手段26としては、吸引管およ
び、この吸引管の先端部に設けられる、比較的硬質の例
えばプラスチック材等によるパッドで構成される。この
構成により、このパッド部による吸引時にガラス板の位
置ずれをなくすことができる。
【0008】
【実施例】図1は、本発明のガラス板供給装置の一実施
例を具備したシステム全体の平面図である。1は、ガラ
ス板2を縦積みして積層載置するストック台であり、図
3の側面図に示すように、L字形状のストック台の背面
相互を結合した構成で、かつ、垂直方向の軸3を中心と
してコロ4により旋回自在となっている。この構成によ
り、ガラス板2を一方のストック部1Aより以下に述べ
るガラス板供給装置11に供給している間に、他方のス
トック部1Bにガラス板2をストックしておき、ストッ
ク部1A上のガラス板2が空になれば、ストック台1を
旋回してストック部1B上のガラス板2を供給できるよ
うになっている。
【0009】ガラス板供給装置11は、ストック台1か
ら1枚づつガラス板2を吸引して、後段の搬送装置31
に供給するための装置であり、その機構を図2の平面図
および図3の側面図により説明する。12は、水平方向
の軸13で軸支され、不図示のモータにより、垂直方向
に回動自在の板状体であり、軸13自体もガイドレール
GLに沿ってモータM1の駆動により、前方(図中右方
向)へ水平移動可能となっている。又、板状体12の所
定部には、この板状体12に挿通した軸線が水平方向の
ピン15,16でもって、第1の平板17が該板状体1
2と直交して設けられる。そしてこの第1の平板17に
対向するように第2の平板18が位置し、この第2の平
板18に挿通した軸線が水平方向の2本のピン19,2
0と、前記ピン15,16との間にそれぞれアーム2
1,22が橋架され、これらの4つの部材17,18,
21,22がリンク機構により変形自在の枠体を構成し
ている。
【0010】前記ピン15を支点としてアーム21を回
動させるために、一端をピン15に固定した作用アーム
23が設けられ、又、板状体12は、第1の平板17の
反対側に突出した突出部12aを有し、この突出部12
aと前記作用アーム23のそれぞれの他端部との間にシ
リンダー24が装荷される。前記第2の平板18の反対
側(図面では左側)には適当な中空の部材25を介して吸
引管26が複数個設けられる。27は、部材25を介し
て吸引管26に挿通したエアチューブである。
【0011】以上の構成において、図3では、シリンダ
ー24のピストン軸24aは引き込み位置にあり、各吸
引管26がストック台1上のガラス板2の面に当接して
いる。この状態でエアチューブ27内を減圧することに
より、ガラス板2が吸引管26に吸引される。このガラ
ス板2の吸引時に位置ずれを防止するために、吸引管2
6の先端部にはゴムパッドに代えて硬質のプラスチック
材によるパッドを用いている(図7の吸引管にてRで示
す)。
【0012】この状態でシリンダー24を作用させてそ
のピストン軸24aが押し出されると、図4に示したよ
うに、前記のリンク機構の各部材17,18,21,2
2が折り畳まれるようにして変形し、これにより、第2
の平板18が斜め上方へ平行移動し、1枚のガラス板2
が、2枚目のガラス板と表面相互がすり合うことなく持
ち上げられる。その際、吸引管26により持ち上げた1
枚目のガラス板に密着した2枚目のガラス板も同時に持
ち上がることがないように、吸引管26による吸引部間
にてプッシャー等の押動により、ガラス板2を湾曲さ
せ、これにより2枚目のガラス板との間に生じた隙間に
エァーを吹き込む処理がなされる。
【0013】この後、図4の状態からガラス板供給装置
11が前進(図中右方向)し、搬送装置31にて軸13を
支点として反時計方向に回動することにより、ガラス板
供給装置11は、図3の11'で示したようにガラス板
2は吊り下げられた(トップハング)状態で搬送装置31
上に位置する。
【0014】一方、図4のガラス板供給装置11におい
て、軸13を支点として時計方向に回動され、前方へ移
動されると、図4の11”で示したように、ガラス板2
を吸引管26にて下方から支えた(ボトムサポート)状態
となる。
【0015】図3または図4に示したガラス板供給装置
11'または11”は、その後コンベア部位へ搬送した
後、吸引管26による吸引が解除され、前述とは逆の動
作により、ガラス板供給装置11'または11”は図3
のガラス板供給装置11で示したように、元の待機位置
に戻る。
【0016】搬送装置31は、図1で示されるように、
複数条のベルトコンベア32が設けられると共に、各コ
ンベア32間には、回転駆動される複数のローラー33
(図3、図4では不図示)が設けられており、このローラ
ー33は、その軸線がコンベアの搬送方向に合致し、か
つ、コンベア32の搬送面に対して昇降自在となってい
る。
【0017】搬送装置31にガラス板2が載置される時
点では、コンベア32の搬送面よりローラー33が下方
に位置しているため、ガラス板2は、コンベア32によ
りスクライブ装置側(図1では下側)へ移送され、ガラス
板2の先端部がセンサS0で検出されると、コンベア3
2の駆動が停止されると同時に、ローラー33が上昇す
ることにより、このローラー33により、ガラス板2
は、側方(図1では左側)に設けた停止ピンに接触するよ
うに移送され、その後はローラー33は下降し、ガラス
板2は所定位置に載置される。このセンサS0が検知し
た位置が、以降の工程や駆動のNC制御における基準位
置となる。
【0018】次にガラススクライバー41について述べ
る。図1のガラススクライバー41において、ブリッジ
をなしている前記X軸カッター部42は、ガラススクラ
イバー41のテーブルQ1上のガラス板2に対してX方
向にスクライブするものであり、43は、Y方向にスク
ライブするY軸カッター部である。X軸カッター部42
の平面詳細図を図5に示している。
【0019】44は、X軸カッター部42において、後
述の各スライダー45が移動するガイドレールであり、
このガイドレール44は、不図示のモータ駆動により、
X方向(図中左右方向)に平行移動する。スライダー45
は、カッター46a(図6に示す)を保持するカッターホ
ルダー46をガイドレール44に沿いY方向に摺動可能
に移動させるためのものである。47は、各スライダー
45と一体にして設けられた吸引管であり、前述の吸引
管26と同じものである。尚、吸引管47は、両側を除
く各スライダー45に対してはそのカッターホルダー4
6のいずれかの側に設けらけ、両側のスライダー45に
おいてはそのカッターホルダー46の内側に吸引管47
が位置している。この構成により、ガラス板2両側縁ぎ
りぎりにスクライブすることができる。48は、ガラス
切屑を吸引除去するためのカレット除去装置である。
【0020】次にスライダー45をガイドレール44に
沿って移動させる機構を図6を併用して説明する。49
は、カッターホルダー46を昇降させるためのシリンダ
である。50は、吸引管47を昇降させるためのシリン
ダであるが、吸引管47の昇降でその軸心の位置ずれが
生じないように、シリンダ50と吸引管47との間にリ
ニアレール50aが設けられ、吸引管47はこのリニア
レール50aにガイドされ上下動する。52は、ピスト
ン室51内にて筒方向に摺動自在のピストンであり、そ
の一端(図中右端)にてスプリング53により図中左方向
に付勢され、そのピストン52の他端は、X軸カッター
部42に形成されたスライダー固定面42aに圧接して
いる。この圧接力により、スライダー45はガイドレー
ル44に沿う移動が拘束される。前記シリンダ室51
は、通気孔55により外部に通じている。
【0021】56は、ガイド軸54と直交する向きに設
けられたエアガン部であり、このエアガン部56はサー
ボモータM2の駆動により、ガイド軸54に沿いY方向
に平行移動すると共に、シリンダ57の駆動により、ガ
イド軸54と直交するX方向(シリンダの軸方向)にも移
動可能となっている。このエアガン部56先端のノズル
56aは、シリンダ57の駆動によるX方向の移動によ
り、前記通気孔55の開口部55aと気密状態に嵌合可
能となっている。
【0022】以下にスライダー45の移動によるスクラ
イブピッチの整定について述べる。図6の状態におい
て、シリンダ57を駆動させ、エアガン部56を図中右
方に移動させ、そのノズル56aをスライダー45の開
口部55aに嵌合させ、その後、エアガン部56の他端
よりエアーを供給すると、このエアーが通気孔55を通
ってピストン室51に供給され、これにより、ピストン
52は、スプリング53による付勢に抗して図中右方向
に移動し、その結果、ピストン52の先端部のスライダ
ー固定面42aへの圧接が解除され、スライダー45
は、ガイドレール44に沿って移動自在となる。
【0023】この状態で、エアガン部56をサーボモー
タM2の駆動により、ガイド軸54に沿って移動させる
と、このエアガン部56と一体にスライダー45がガイ
ドレール44に沿って移動する。スライダー45を所望
の位置まで移動させれば、次にエアガン部56を後退さ
せ、ノズル56aと開口部55aとの嵌合を解除すれ
ば、シリンダ室51内のエアーが開口部55aを介して
外部に吐出されることにより、ピストン52はスプリン
グ53の付勢により図6中左方へ移動し、その先端部が
再びスライダー固定面42aに圧接することにより、ス
ライダー45のガイドレール44に沿う移動が拘束さ
れ、その位置に固定される。
【0024】この後、エアガン部56を移動させ、その
ノズル56aを別のスライダー45の開口部55aに合
致させることにより、同様にしてそのスライダー45を
所望の位置に移動させることができる。エアガン部56
のガイド軸方向への移動量を予め設定しておくことによ
り、X軸カッター部42におけるスクライブピッチを自
動整定することができる。尚、スクライブ終了後は、前
記の作業設定したスクライブピッチの情報に基づきエア
ガン部56を移動させることにより、すべてのスライダ
ー45が一端側に移動される。
【0025】Y軸カッター部43もX軸カッター部42
と同じ構成であり(但し吸引管およびカレット除去装置
は持たない)、各スライダーの移動により、Y方向のス
クライブピッチも自動整定される。
【0026】X軸カッター部42およびY軸カッター部
43にて各スライダー45の移動により、スクライブピ
ッチを設定した後のガラススクライバー41の動作につ
いて述べる。前述したように、搬送装置31により、ガ
ラス板2の先端部2aは、センサS0で検知された定位
置にあり、この後、NC制御により、X軸カッター部4
2を設定位置まで移動させ、この状態で次にX軸カッタ
ー部42の各スライダー45に設けられた吸引管47が
シリンダ50の駆動により下降され、ガラス板2が各吸
引管47で吸引後持ちあげられ、この状態でX軸カッタ
ー部42がX方向に所定長前進(図6では右方向)するこ
とにより、ガラス板2がテーブルQ1上へ移送される。
又、このX軸カッター部42の移動時にカレット除去装
置48が下降することにより、テーブルQ1上に散在す
るガラス切り屑が吸引され清掃される。この後、吸引管
47を下降し、テーブルQ1に埋め込んだ吸引手段(図6
に示したV)によりガラス板2をテーブルQ1に固定した
後、前記吸引管47による吸引が解除され、吸引管47
は上昇する。
【0027】この後、シリンダ49の駆動により、カッ
ター46aが下降し、その状態で当該X軸カッター部4
2が後退され、この後退動作時に、カッター46aによ
り、ガラス板2に設定した前記ピッチでもってX方向に
スクライブされる。
【0028】以上説明した動作でわかるように、X軸カ
ッター部42の吸引管47でガラス板2を保持できるよ
う、搬送装置31により、ガラス板2の先端縁を基準位
置S0から所定量送給され、この後、吸引管47で吸引
固定したガラス板2を、カッター46aと共に送給する
ので、ガラス板2とカッター46aとの相対位置は変化
せず、従って、このX軸カッター部42により、テーブ
ルQ1上に搬送されたガラス板2に対して、ガラス板2
の位置合わせや端縁の検出を行うことなく、直ちにスク
ライブ可能となり、搬送装置31およびガラススクライ
バー41での工程時間を従来のものに比べて短縮でき
る。
【0029】図6においては、ガラス板2の先端縁2a
がカッター46aより前方に位置しているために、スク
ライブラインは、ガラス板2の辺縁の内側から刻まれる
が(内切りという)、ガラス板2の先端部2aを、矢印P
で示したように、カッター46aより後方に位置させれ
ば、スクライブラインはガラス板の辺縁から刻まれる
(外切りという)。内切りにするか外切りにするかについ
ての選択は、前述した搬送装置31において、ガラス板
2の先端部2aがセンサS0に達した後、またはセンサ
0の調整後にNC制御指令によって決めることができ
る。
【0030】X軸カッター部42が元の待機位置(図1
に示した位置)に後退すれば、次にY軸カッター部43
がカッター(不図示)を上昇させた状態でY方向に前進
し、その後退時に下降させた前記カッターにより、Y方
向にスクライブされる。
【0031】ガラススクライバー41の後段に設置され
るガラス横送り装置61について述べる。62は、Xお
よびY方向にスクライブされたテーブルQ1上のガラス
板2を、ガラス横送り装置61のテーブルQ2へ取り込
むためのガラス板取り込み装置であり、両側に配したガ
イドレール63,64に沿ってX方向にガラス板2の最
初のスクライブ線を縦方向ブレーク装置71の所定位置
まで搬送しブレイクする。以降は、前記のY方向のスク
ライブピッチ分つづ平行移動する。その構成を図7に示
している。
【0032】65は、ガラス板2を吸引するための吸引
管であり、66は、吸引管65を上下動させるためのシ
リンダであり、ここでも、吸引管65の上下動に際して
その軸心のずれが生じないように、吸引管65がリニア
レール67にガイドされ移動する。68はテーブルQ2
のカレット除去装置であり、69はそのカレット除去装
置68を上下動させるためのシリンダである。尚、テー
ブルQ2においてもガラス板2をテーブルQ2へ吸引によ
り固定するための吸引手段Vが設けられる。
【0033】71は、前記のガラス板横送り装置61に
よりY方向のスクライブピッチづつ送給されるガラス板
2に対してブレーク(破断)する縦方向ブレーク装置であ
り、この縦方向ブレーク装置71によりY(縦)方向にブ
レークされた1片は、次に位置決めテーブル81上のス
トッパー82にて位置決めされ、そのガラス片は次にガ
ラス取り込み装置83により、搬送方向が変換され、次
段のガラス縦送り装置84へ、X方向のスクライブピッ
チ分づつ送給され、その送給されるガラス片は横方向ブ
レーク部85によってX(横)方向のスクライブラインに
沿ってブレークされる。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のガラス板
供給装置においては、吸引手段にて吸引したガラス板
を、いずれの方向へも回動自在として、ガラス板をトッ
プハングまたはボトムサポートの状態で後段のガラスス
クライバーへ供給するようにしたので、ガラス板の用途
に応じていずれの面に対してもスクライブすることがで
きる。又、前記吸引手段の先端部に設けるパッドに硬質
の部材を用いることにより、この吸引手段による吸引時
にガラス板の位置ずれをなくせる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のガラス板供給装置を含むシステム全
体を示す平面図
【図2】 本発明のガラス板供給装置の平面図
【図3】 ガラス板供給装置の動作を示した側面図
【図4】 ガラス板供給装置の動作を示した側面図
【図5】 ガラススクライバーにおけるX軸カッター部
の詳細図
【図6】 図5のスライダーにおける移動機構を示した
断面図
【図7】 図1のガラス横送り装置における吸引管部を
示した側面図
【符号の説明】
1 ストック台 2 ガラス板 11 ガラス板供給装置 12 板状体 13 軸 15 ピン 16 ピン 17 第1の平板 18 第2の平板 19 ピン 20 ピン 21 アーム 22 アーム 23 作用アーム 24 シリンダ 26 吸引管 31 搬送装置 32 コンベア 33 ローラ 41 ガラススクライバー 42 X軸カッター部(ブリッジ) 42a スライダー固定面 43 Y軸カッター部(ブリッジ) 44 ガイドレール 45 スライダー 46 カッターホルダー 46a カッター 47 吸引管 48 カレット除去装置 49 シリンダ 50 シリンダ 50a リニアレール 52 ピストン 53 スプリング 54 ガイド軸 55 通気孔 55a 開口部 56 エアガン部 56a ノズル 57 シリンダ 61 ガラス横送り装置 62 ガラス板取り込み装置 63 ガイドレール 64 ガイドレール 65 吸引管 66 シリンダ 67 リニアレール 68 カレット除去装置 69 シリンダ 71 縦方向ブレーク装置 81 位置決めテーブル 82 ストッパー 83 ガラス取り込み装置 84 ガラス縦送り装置 85 横方向ブレーク部 Q テーブル M モータ V 吸引手段 S0 センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭52−79527(JP,A) 特開 平1−162649(JP,A) 特開 昭49−83158(JP,A) 特開 平2−225225(JP,A) 実開 昭56−96041(JP,U) 実開 昭63−144186(JP,U) 特公 昭39−506(JP,B1) 特公 昭40−14501(JP,B1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65G 49/06 C03B 33/03 B65H 3/08 310

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ストック台上に縦積みにしたガラス板
    を、次工程へ1枚づつ供給するためのガラス板供給装置
    であって、 水平方向の軸13で軸支され、垂直方向に回動自在の板
    状体12と、 前記板状体12を回動させる回動手段と、 前記軸13を前後に水平移動させる移動手段と、 板状体12の所定部に、該板状体12と直交して設けた
    第1の平板17と、 第1の平板17と対向するようにして設けた第2の平板
    18と、 第1の平板17と第2の平板18とがリンク機構をなす
    よう、両平板間に橋架したアーム21,22と、 前記平板17,18及びアーム21,22を変形させる
    よう作用するシリンダ24と、 第2の平板の前面所定部に設けた複数個の吸引手段26
    とを備え、 吸引手段26にてストック台上のガラス板を吸引し、そ
    の後、前記シリンダ24を作用させ、リンク機構の変形
    により、第2の平板18と共に吸引していたガラス板を
    平行状態で後退させ、そして、ガラス板をトップハング
    もしくはボトムサポートで保持するかによって前記回動
    手段により、板状体12をいずれかの方向に選択的に回
    動させ、その後もしくはこれと並行して、前記移動手段
    によって後段の装置へガラス板を水平移動させることを
    特徴とするガラス板供給装置。
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