JP2003252460A - 画像記録装置 - Google Patents

画像記録装置

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JP2003252460A JP2002059222A JP2002059222A JP2003252460A JP 2003252460 A JP2003252460 A JP 2003252460A JP 2002059222 A JP2002059222 A JP 2002059222A JP 2002059222 A JP2002059222 A JP 2002059222A JP 2003252460 A JP2003252460 A JP 2003252460A
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将裕 岩井
Yasuhiro Nagaoka
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 合い紙の分離除去などの各種の操作を安定し
て行うことが可能で信頼性の高い画像記録装置を提供す
る。 【解決手段】 記録プレートAを移送するための吸着ユ
ニット8に合い紙Bを保持する合い紙用吸着パッド35
を設けて吸着ユニット8を合い紙除去手段と兼用させ、
プレート格納部に積み上げられた記録プレートと同時に
その下側の合い紙を取り上げて、給版ユニットへの移送
途中で合い紙を放棄するようにする。特に記録プレート
を取り上げる際に、記録プレートの両端部を持ち上げて
下向きに凸になる形状に記録プレートを湾曲させて、記
録プレートと合い紙との間に合い紙用吸着パッド35が
進入可能な空間を形成して合い紙用吸着パッド35に合
い紙の端部を保持させるものとする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録プレートに画
像を記録する画像記録装置に関し、特に記録プレートを
積み重ねてできた堆積物から記録プレートを1枚ずつ取
り上げるピッキング、取り上げた記録プレートを記録部
に供給する給版、並びに記録済みの記録プレートを記録
部から取り出して外部に排出する排版からなる一連の記
録プレート搬送操作を人手を介さずに実施するようにし
た画像記録装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】平板印刷では、表面に感剤がコーティン
グされてレーザ光の照射による露光により所要の画像が
記録される記録プレートが印刷版として用いられてお
り、このような記録プレートは多数積み重ねた状態で画
像記録装置に搬入され、レーザ光による記録処理を行う
にあたっては、記録プレートの堆積物から1枚ずつ記録
プレートを取り上げて記録部に供給され、記録部での記
録処理が終了すると記録済みの記録プレートが記録部か
ら取り出されて外部に排出される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、記録プレー
トの堆積物から記録プレートを取り上げるピッキング工
程では、記録プレートの記録面を保護する目的で記録プ
レート間に介装された合い紙を堆積物から取り除く必要
があり、この合い紙除去操作を手作業で行うには非常に
手間がかかることから、合い紙の除去機構を備えた構成
が望まれ、特に記録プレートの堆積物から合い紙を確実
に分離除去することが可能な構成が望まれる。
【0004】また、記録プレートを記録部に供給する給
版工程では、記録部で高精度な記録が可能なように記録
プレートの位置決め操作が必要であるが、記録すべき画
像に応じて寸法の異なる複数種類の記録プレートの中か
ら適切な種類の記録プレートを選択して記録部に搬送す
る構成を採用した場合、記録プレートの種類に関わらず
に確実に記録プレートを位置決めすることが可能な構成
が望まれる。さらに、記録済みの記録プレートを記録部
から取り出して外部に排出する排版工程でも、記録プレ
ートの種類に関わらずに安定した排版操作を行うことが
可能な構成が望まれる。
【0005】本発明は、このような発明者の知見に基づ
き案出されたものであり、その主な目的は、記録プレー
トの堆積物から記録プレートを取り上げるピッキング工
程での合い紙の分離除去、記録プレートを記録部に供給
する給版工程での記録プレートの位置決め、並びに記録
済みの記録プレートを記録部から取り出して外部に排出
する排版工程での排版の各操作を安定して行うことが可
能で信頼性の高い画像記録装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】このような目的を果たす
ために、本発明においては、請求項1に示すとおり、記
録プレートに画像を記録する記録部と、記録プレート及
び合い紙を交互に積み重ねてできた堆積物が配置された
プレート格納部と、このプレート格納部の堆積物から最
上の記録プレートを取り上げて記録部に向けて移送する
プレート移送手段と、プレート格納部の堆積物から最上
の合い紙を取り上げて除去する合い紙除去手段とを備
え、プレート移送手段に、合い紙を保持する合い紙保持
手段を設けて合い紙除去手段と兼用させ、プレート格納
部に積み上げられた記録プレートと同時にその下側の合
い紙を取り上げて、記録部への移送途中で合い紙を放棄
するようにしたものとした。これによると、堆積物から
合い紙を取り除く手間が不要になり、しかも合い紙の取
り除き操作がプレート移送工程で同時に行われるため、
工程を簡略化することができる。さらに記録プレートと
その下側の合い紙が取り上げられるため、堆積物の最上
面には次の記録プレートが現れ、合い紙があおられてめ
くれやずれを起こすことによる誤動作を避けることがで
きる。
【0007】前記画像記録装置においては、請求項2に
示すとおり、記録プレートを取り上げる際に、記録プレ
ートの両端部を持ち上げて下向きに凸になる形状に記録
プレートを湾曲させて、記録プレートと合い紙との間に
合い紙保持手段が進入可能な空間を形成して合い紙保持
手段に合い紙の端部を保持させるようにした構成をとる
ことができる。これによると、記録プレートと合い紙と
を同時に保持することができる。この場合、記録プレー
トの端部を保持するプレート保持手段が記録プレートを
持ち上げる際に、その上昇に伴って傾動する構成とする
と湾曲した記録プレートを適切に保持することができ
る。
【0008】本発明においては、請求項3に示すとお
り、記録プレートに画像を記録する記録部と、記録プレ
ート及び合い紙を交互に積み重ねてできた堆積物が配置
されたプレート格納部と、このプレート格納部の堆積物
から最上の記録プレートを取り上げて記録部に向けて移
送するプレート移送手段と、プレート格納部の堆積物か
ら最上の合い紙を取り上げて除去する合い紙除去手段と
を備え、この合い紙除去手段が、合い紙を摘むように吸
引保持する吸着パッドからなる合い紙保持手段を有する
ものとした。これによると、腰のない合い紙を確実に保
持することができる。
【0009】本発明においては、請求項4に示すとお
り、記録プレートに画像を記録する記録部と、記録プレ
ート及び合い紙を交互に積み重ねてできた堆積物が配置
されたプレート格納部と、このプレート格納部の堆積物
から最上の記録プレートを取り上げて記録部に向けて移
送するプレート移送手段と、プレート格納部の堆積物か
ら最上の合い紙を取り上げて除去する合い紙除去手段
と、この合い紙除去手段で取り除かれた合い紙を収容す
る合い紙回収部とを備えた構成をとることができる。こ
れによると、除去された合い紙の処理が容易になる。し
かも取り除いた合い紙が合い紙回収部に収容されるた
め、取り除いた合い紙が原因で装置が誤動作を起こすこ
とを避けることができる。
【0010】前記画像記録装置においては、請求項5に
示すとおり、合い紙回収部が、プレート格納部の上方に
配置されると共に、記録部に記録プレートを供給する給
版部、並びに記録部での記録済みの記録プレートを受け
入れて外部に排出する排版部の下方に配置された構成を
とることができる。これによると、プレート移送手段の
移動経路を単純化して、移送の効率化を図ることができ
る。
【0011】前記画像記録装置においては、請求項6に
示すとおり、合い紙回収部が、合い紙を収容する箱体
と、合い紙保持手段に保持された合い紙を箱体に取り入
れると共にこの箱体内に収容された合い紙を押さえる開
閉部材とを備えた構成をとることができる。これによる
と、合い紙回収部に合い紙を確実に収容することができ
る。この場合、開閉部材が、プレート移送手段に保持さ
れた合い紙の上面側に回り込む開位置と、箱体内に収容
済みの合い紙を押さえる閉位置との間で揺動可能に設け
られ、開閉部材の閉動作で合い紙が箱体内に収容され
る。なお、開閉部材は、合い紙保持手段による合い紙の
保持が解除されて合い紙が解放された直後に取り入れ動
作を行うようにすると良い。
【0012】前記画像記録装置においては、請求項7に
示すとおり、合い紙回収部が、これに収容された合い紙
が所定の量を越えたことを検知する収容量検知手段を備
えた構成をとることができる。これによると、収容量を
超えた合い紙による誤動作を未然に防ぐことができる。
この場合、合い紙が所定の量を越えた場合に、合い紙の
回収操作を停止し、その旨をオペレータに報知して合い
紙を取り出す処理を促す構成とすると良い。
【0013】前記画像記録装置においては、請求項8に
示すとおり、合い紙回収部が、一端が箱体に枢支され、
他端に把持部が設けられて箱体の底面に沿って横方向に
配置された取り出しバーを備えた構成をとることができ
る。これによると、取り出しバーの上側に積み重なる合
い紙が取り出しバーで持ち上げられるため、合い紙回収
部から合い紙を簡単に取り出すことができる。しかも、
取り出しバーで合い紙が一部盛り上がった状態で積み重
なるため、合い紙の収まりが良くなる。
【0014】本発明においては、請求項9に示すとお
り、記録プレートに画像を記録する記録部と、記録プレ
ートを積み重ねてできた堆積物が配置されたプレート格
納部と、このプレート格納部の堆積物から最上の記録プ
レートを取り上げて記録部に向けて移送するプレート移
送手段とを備え、このプレート移送手段に、プレート格
納部の堆積物の最上に記録プレート及び合い紙のいずれ
があるかを検知する種別検知手段が設けられたものとし
た。これによると、プレートを移送する際に誤って合い
紙を移送する誤動作を避けることができる。
【0015】本発明においては、請求項10に示すとお
り、記録プレートに画像を記録する記録部と、記録プレ
ートを積み重ねてできた堆積物が配置されたプレート格
納部と、このプレート格納部の堆積物から最上の記録プ
レートを取り上げて記録部に向けて移送するプレート移
送手段とを備え、このプレート移送手段に、プレート格
納部の堆積物の水平方向位置を検知する位置検知手段が
設けられたものとした。これによると、位置検出手段の
検出結果に基づいてプレート移送手段の位置調整を行う
ことで、記録プレートを適切に保持することができ、円
滑で安定した移送が可能になる。
【0016】本発明においては、請求項11に示すとお
り、記録プレートに画像を記録する記録部と、記録プレ
ートを積み重ねてできた堆積物が配置されたプレート格
納部と、このプレート格納部の堆積物から最上の記録プ
レートを取り上げて記録部に向けて移送するプレート移
送手段とを備え、このプレート移送手段に、プレート格
納部の堆積物の最上で合い紙がめくれた異常状態を検知
する異常検知手段が設けられたものとした。これによる
と、合い紙の異常状態により記録プレートや合い紙の保
持が適切に行われないまま移送動作を行うことによる誤
動作を避けることができる。
【0017】前記の種別検知手段、位置検知手段、並び
に異常検知手段は、カラーセンサで共用することができ
る。すなわち、記録プレートと合い紙との色の違いから
記録プレートと合い紙との識別が可能であり、これによ
り種別検知手段として機能させることができる。また、
記録プレート及び合い紙からなる堆積物とこれが載置さ
れる面との色の違いから堆積物の境界を識別して堆積物
の位置を検知し、位置検知手段として機能させることが
できる。さらに、堆積物の上面に色相の異なる領域があ
るか否かを判定することで合い紙のめくれ状態を検知
し、異常検知手段として機能させることができる。
【0018】本発明においては、請求項12に示すとお
り、記録プレートに画像を記録する記録部と、記録プレ
ートを積み重ねてできた堆積物が配置されたプレート格
納部と、このプレート格納部の堆積物から最上の記録プ
レートを取り上げて記録部に向けて移送するプレート移
送手段とを有し、記録部で2枚横に並べて同時に記録可
能な所定幅の記録プレートの堆積物が横に並べて一対配
置された第1のプレート格納部と、記録部で1枚のみ記
録可能な2倍幅の記録プレートが格納される第2のプレ
ート格納部とを備え、第1のプレート格納部における一
対の堆積物に対応してその上方にプレート移送手段が横
に並べて一対設けられると共に、移送すべき記録プレー
トの種別に応じて一対のプレート移送手段の水平方向間
隔を調整可能としたものとした。これによると、所定幅
の記録プレートの移送では対応するプレート移送手段を
用いて移送し、2倍幅の記録プレートの移送では一対の
プレート移送手段が協働して移送し、記録プレートの種
別に応じて一対のプレート移送手段の水平方向間隔を調
整することで記録プレートを円滑にかつ安定して移送す
ることができる。
【0019】この場合、第2のプレート格納部が、第1
のプレート格納部からの記録プレートの取り上げを阻害
しない待機位置と、第1のプレート格納部とその上方の
プレート移送手段との間に進入してプレート移送手段に
よる2倍幅の記録プレートの取り上げを可能にするプレ
ート受渡位置との間で進退可能な収容体を有する構成と
すると良い。
【0020】本発明においては、請求項13に示すとお
り、記録プレートに画像を記録する記録部と、記録プレ
ートを積み重ねてできた堆積物が配置されたプレート格
納部と、このプレート格納部の堆積物から最上の記録プ
レートを取り上げて記録部に向けて移送するプレート移
送手段とを有し、記録部で2枚横に並べて同時に記録可
能な所定幅の記録プレートの堆積物が横に並べて一対配
置された第1のプレート格納部と、記録部で1枚のみ記
録可能な2倍幅の記録プレートが格納される第2のプレ
ート格納部とを備え、第1のプレート格納部における一
対の堆積物に対応してその上方にプレート移送手段が横
に並べて一対設けられ、一対のプレート移送手段の片方
にのみ記録プレートを保持させる場合には、第1のプレ
ート格納部における一対の堆積物のうちの残量の多い方
を選択してこれに対応するプレート移送手段で記録プレ
ートを移送するようにしたものとした。これによると、
第1のプレート格納部における一対の堆積物の残量が均
一化し、片側の堆積物がなくなって記録プレートを2枚
同時に移送することができなくなる不都合を避けること
ができる。この場合、残量検出手段を設けてその検出結
果に基づいて一対のプレート移送手段のいずれで移送す
るかの判定を行えば良い。
【0021】本発明においては、請求項14に示すとお
り、記録プレートに画像を記録する記録部と、記録プレ
ートを積み重ねてできた堆積物が配置されたプレート格
納部と、このプレート格納部の堆積物から最上の記録プ
レートを取り上げて記録部に向けて移送するプレート移
送手段とを有し、記録部で2枚横に並べて同時に記録可
能な所定幅の記録プレートの堆積物が横に並べて一対配
置された第1のプレート格納部と、記録部で1枚のみ記
録可能な2倍幅の記録プレートが格納される第2のプレ
ート格納部とを備え、第1のプレート格納部における一
対の堆積物に対応してその上方にプレート移送手段が横
に並べて一対設けられ、第1のプレート格納部の所定幅
の記録プレートを移送する場合には、一対のプレート移
送手段を非同期駆動させ、第2のプレート格納部の2倍
幅の記録プレートを移送する場合には、一対のプレート
移送手段を同期駆動させるようにしたものとした。これ
によると、所定幅の記録プレートの移送では効率良い動
作が可能になり、2倍幅の記録プレートの移送では安定
した動作が可能になる。
【0022】本発明においては、請求項15に示すとお
り、記録プレートに画像を記録する記録部と、この記録
部に記録プレートを供給する給版部とを備え、記録部に
は、負圧により記録プレートを取付面に密着固定させる
プレート保持体が設けられ、このプレート保持体への給
版部からの記録プレートの給送動作に応じて、記録プレ
ートにおけるプレート保持体に対する接触面を清掃する
プレート清掃手段が設けられたものとした。これによる
と、記録プレートの接触面に付着した異物をプレート保
持体の直前で効果的に除去して、プレート保持体の負圧
固定の効率を高めて記録プレートのずれや離脱を防止す
ることができる。しかも記録プレートの給送時に清掃す
るため、清掃により工程が煩雑化する不都合を避けるこ
とができる。この場合、プレート清掃手段は、粘着ロー
ラが簡易であり、効果的な清掃が可能である。
【0023】本発明においては、請求項16に示すとお
り、記録プレートに画像を記録する記録部と、この記録
部に記録プレートを供給する給版部とを備え、記録部に
は、負圧により記録プレートを取付面に密着固定させる
プレート保持体が設けられ、このプレート保持体からの
記録プレートの取り外し動作に応じて、プレート保持体
の取付面を清掃する取付面清掃手段が設けられたものと
した。これによると、プレート保持体の取付面の異物を
除去することができるため、負圧固定の効率を高めて記
録プレートのずれや離脱を防止することができる。しか
も記録プレートの搬送時に清掃するため、清掃により工
程が煩雑化する不都合を避けることができる。この場
合、取付面清掃手段は、エアーを吹き付けて異物を除去
する構成とすると良い。
【0024】本発明においては、請求項17に示すとお
り、記録プレートに画像を記録する記録部と、この記録
部に記録プレートを供給する給版部と、記録プレートを
積み重ねてできた堆積物が配置されたプレート格納部
と、このプレート格納部の堆積物から最上の記録プレー
トを取り上げて給版部に移送するプレート移送手段とを
有し、給版部が、プレート移送手段から受け取った記録
プレートを、記録部のプレート取付領域に整合する位置
に位置決めする位置決め手段を備え、この位置決め手段
が、記録部へのプレート給送方向に対して直交する幅方
向の両側部に配置されて記録プレートを内向きに押し込
む押さえ部材と、幅方向の中心部に配置されて記録プレ
ートの幅方向位置を規定する基準部材とからなり、この
基準部材が、搬送面上に突出する作動位置と、搬送面下
に没入する待機位置との間で昇降可能に設けられたもの
とした。これによると、所定幅の記録プレートの場合、
両側部の押さえ部材と中心部の基準部材とでプレート位
置が規定され、2倍幅の記録プレートの場合、両側部の
押さえ部材でプレート位置が規定され、いずれの記録プ
レートでも適切に位置決めを行うことができる。この場
合、プレート給送方向に対して直交する向きのプレート
位置のずれが修正される。プレート給送方向の位置決め
は無用であり、最終的に給送したときにプレート保持体
上のストッパで規定される。
【0025】本発明においては、請求項18に示すとお
り、記録プレートに画像を記録する記録部と、記録済み
の記録プレートを記録部から取り込んで外部に送り出す
排版部とを有し、この排版部が、記録部から記録プレー
トを引き込む複数の搬送ベルトと、その引き込み方向と
直交する方向に記録プレートを送り出す複数の搬送ロー
ラとを備え、搬送ベルトが、記録プレートを引き込む際
に記録部側を搬送ローラより高く持ち上げた作動位置
と、記録プレートを送り出す際に搬送ローラによる搬送
を阻害しない待機位置との間で移動可能に設けられたも
のとした。これによると、円滑で安定した排版操作を行
うことができる。しかも、記録部の側方に記録プレート
が排出されるため、装置の据え付けの自由度が高まる。
【0026】本発明においては、請求項19に示すとお
り、記録プレートに画像を記録する記録部と、記録済み
の記録プレートを記録部から取り込んで外部に送り出す
排版部とを有し、この排版部が、記録部から記録プレー
トを引き込む引き込み搬送手段と、その引き込み方向と
直交する方向に記録プレートを送り出す送り出し搬送手
段と、引き込み搬送手段により引き込まれた記録プレー
トの前端を規制するストッパとを備え、このストッパ
が、送り出し搬送手段により記録プレートを送り出す際
にこの記録プレートから離れる位置に移動可能に設けら
れたものとした。これによると、送り出しの動作を阻害
しないため、円滑な送り出しが可能になる。この場合、
プレートを規制する位置とプレートから離れる位置との
間のストッパの移動を、引き込み搬送手段の傾動に連動
して動作させる構成とすると、ストッパの駆動機構を簡
素化することができる。
【0027】本発明においては、請求項20に示すとお
り、記録プレートに画像を記録する記録部と、記録済み
の記録プレートを記録部から取り込んで外部に送り出す
排版部とを有し、この排版部が、記録部から2枚の記録
プレートを並列状態で同時に引き込む引き込み搬送手段
と、その引き込み方向と直交する方向に2枚の記録プレ
ートを直列状態で同時に送り出す送り出し搬送手段とを
備え、引き込み搬送手段により引き込まれた2枚の記録
プレートのうちの送り出し方向前側に位置する記録プレ
ートに対応する送り出し搬送手段の搬送速度が、送り出
し方向後側に位置する記録プレートに対応する送り出し
搬送手段よりも高く設定されたものとした。これによる
と、2枚の記録プレートを直列状態で同時に送り出す際
に記録プレート同士の衝突を防止することができるた
め、円滑で安定した排版操作が可能になる。この場合、
送り出し搬送手段において、送り出し方向前側に位置す
る記録プレートに対応する搬送部と、送り出し方向後側
に位置する記録プレートに対応する搬送部とを互いに異
なる速度で駆動可能に構成すれば良い。
【0028】
【発明の実施の形態】以下に添付の図面を参照して本発
明の実施の形態について詳細に説明する。
【0029】図1は、本発明による画像記録装置を示す
正面図である。この画像記録装置は、新聞紙面印刷での
印刷版の製版に用いられるものであり、記録プレートに
画像を記録する記録ユニット(記録部)1と、この記録
ユニット1に記録プレートを供給する給版ユニット(給
版部)2と、記録済みの記録プレートを記録ユニットか
ら取り込んで外部に送り出す排版ユニット(排版部)3
と、記録プレート及び合い紙を交互に積み重ねてできた
堆積物4・5が配置された第1・第2のプレート格納部
6・7と、このプレート格納部6・7から所要の記録プ
レートを1枚ずつ取り上げて給版ユニット2に移送する
吸着ユニット(プレート移送手段)8と、プレート格納
部6・7の堆積物4・5から分離除去された合い紙を回
収する合い紙回収ユニット(合い紙回収部)9とを備え
ている。
【0030】図2は、図1に示した画像記録装置の側面
図である。新聞紙面印刷の印刷版には、所定幅の記録プ
レート(1W2Lサイズ、400mm×1100mm、以下1W版
と呼称する)と、その2倍幅の記録プレート(2W2L
サイズ、800mm×1100mm、以下2W版と呼称する)との
2種類の記録プレートが用いられり、第1のプレート格
納部6では、1W版の記録プレート及び合い紙の堆積物
4が積載されたスキッド11が床面上に横に並べて一対
配置されている。第2のプレート格納部7では、2W版
の記録プレート及び合い紙の堆積物5が収容されたカセ
ット12が格納されている。
【0031】吸着ユニット8は、第1のプレート格納部
6に横に並べて一対配置されたスキッド11に対応して
その上方に横に並べて一対設けられており、スキッド1
1の真上でガイドポスト13に沿って上下に移動可能に
なっている。この吸着ユニット8は、サーボモータ14
でねじ軸を回転させることで昇降動作し、エンコーダを
介して検出されるパルス数の計数により吸着ユニット8
の高さ位置を把握することができ、これにより所要の位
置に吸着ユニット8を移動・停止させると共に、プレー
ト格納部6・7に格納された記録プレートの残量を検知
することができる。一対のサーボモータ14は、同期と
非同期との切替が可能となっている。
【0032】図3は、図1に示した画像記録装置におけ
る記録プレート及び合い紙の搬送状態を模式的に示す斜
視図である。ここでは、記録プレートを積み重ねてでき
た堆積物4・5から最上の記録プレートを1枚ずつ取り
上げて給版ユニット2に移送するピッキング工程と、給
版ユニット2から記録プレートを記録ユニット1に供給
する給版工程と、記録ユニット1で記録が行われた記録
済みの記録プレートを排版ユニット3に取り込んで外部
に排出する排版工程とを有しており、記録プレートが現
像が必要なものであれば現像機に送られる。
【0033】記録プレートの堆積物4・5から記録プレ
ートを取り上げる際には、記録プレートと同時にその下
側の合い紙を取り上げて、給版ユニット2への移送途中
で合い紙を放棄し、この合い紙を合い紙回収ユニット
(合い紙回収部)9に回収させるようにしており、給版
ユニット2には記録プレートのみが移送される。なお、
記録プレートのピッキングを行う際に、堆積物4・5の
最上面に合い紙がある場合には、記録プレートのピッキ
ングを中止して最上の合い紙を取り上げて除去した上で
記録プレートのピッキングをやり直す。
【0034】給版ユニット2は、図2に示したように吸
着ユニット8の真下にせり出して吸着ユニット8が保持
する記録プレートを搬送面上に載置可能なプレート受取
位置と、吸着ユニット8の昇降を阻害しない待機位置と
の間で進退可能にフレーム18を介してガイドレール1
9に支持されている。排版ユニット3も、記録を行わず
に記録プレートを排出させる場合に備えて、プレート受
取位置と待機位置との間でガイドレール20に沿って進
退可能に設けられている。給版ユニット2及び排版ユニ
ット3は、待機位置で記録ユニット1に対向し、ここで
記録ユニット1への記録プレートの供給並びに記録ユニ
ット1からの記録プレートの取り込みが可能になってい
る。また、第2のプレート格納部7のカセット12も、
第1のプレート格納部6からの1W版の記録プレートの
取り上げを阻害しない待機位置と、第1のプレート格納
部6とその上方の吸着ユニット8との間に進入して吸着
ユニット8による2W版の記録プレートの取り上げを可
能にする作動位置との間で進退可能になっている。合い
紙回収ユニット9は、プレート格納部6・7の上方に配
置されると共に、給版ユニット2並びに排版ユニット3
の下方に配置されており、吸着ユニット8の真下にせり
出して吸着ユニット8から投棄された合い紙を収容可能
な合い紙受取位置と待機位置との間で進退可能となって
いる。
【0035】図4は、図1に示した記録ユニットを示す
斜視図である。記録ユニット1では、記録プレートAを
ドラム(プレート保持体)21に巻き付けて保持させ、
このドラム21をドラム回転モータ22により回転させ
ると共に記録ヘッド23をリニアモータでドラム21の
軸方向に走行させることにより記録プレートAに画像を
記録することができる。ドラム21には、その外周の取
付面に記録プレートAを密着固定するために、記録プレ
ートAの端部を挟み込むクランプ24と、真空ポンプ
(負圧発生源)25により負圧に保持される負圧溝26
とが設けられている。この負圧溝26は、図示するよう
に1W版の記録プレートAを幅方向(ドラム軸方向)に
2枚並べて取り付けることができるように、1W版の記
録プレートAに対応する一対のプレート取付領域27・
28が設けられている。このプレート取付領域27・2
8では、負圧溝26を独立して作動させることができ、
プレート取付領域27・28のいずれか一方にのみ1W
版の記録プレートAを取り付けることも可能である。他
方、2W版の記録プレートでは、一対のプレート取付領
域27・28の双方を覆うように記録プレートが取り付
けられる。
【0036】図5は、図1に示した吸着ユニットを詳細
に示す正面図である。この吸着ユニット(プレート移送
手段)8は、記録プレートに介装された合い紙を除去す
る合い紙除去手段を兼用し、記録プレートAを保持する
プレート用吸着パッド(プレート保持手段)31が設け
られた中心部及び側部の各プレート保持部32・33
と、合い紙Bを保持する合い紙用吸着パッド(合い紙保
持手段)35が設けられた合い紙保持部36とを備えて
いる。
【0037】中心部プレート保持部32では、プレート
用吸着パッド31の支持フレーム38がガイドレール3
9に沿って上下動可能に設けられると共に、この支持フ
レーム38がばね40で下向きに付勢されている。側部
プレート保持部33では、プレート用吸着パッド31の
支持フレーム42がガイドレール43に沿って横方向に
移動可能なスライダ44に枢支され、内向きに移動させ
た際にストッパ45に規制されて傾動するようになって
いる。また側部プレート保持部33の支持フレーム42
には、プレート格納部の堆積物の上部に向けて側方から
エアーを噴出して堆積物の捌きを行うノズル46が設け
られており、このノズル46はプレート用吸着パッド3
1と一体的に動作する。
【0038】合い紙保持部36では、合い紙用吸着パッ
ド35の支持フレーム48が、ガイドレール49に沿っ
て上下動可能に支持されている。このガイドレール49
は、下端側を内向きに傾斜させた態様で設けられ、合い
紙用吸着パッド35が内向きに移動しながら降下するよ
うになっている。
【0039】図6は、図5に示した合い紙用吸着パッド
の断面図である。この合い紙用吸着パッド35は、合い
紙Bを摘むように吸引保持する真直な円筒状をなしてい
る。プレート用吸着パッド31がベル形状をなし、適宜
に撓むことで記録プレートAを保持するのに対して、こ
の合い紙用吸着パッド35は、比較的高剛性に形成され
て自らは大きく撓むことがなく、逆に合い紙Bを変形さ
せて保持するようにしている。ここでは、記録プレート
Aを傷付けることがないようにゴム材を使用し、肉厚を
大きくして剛性を高めるようにしている。なお、この合
い紙用吸着パッドは、ゴム材の他にこれより硬質な材料
を用いることも可能である。またここでは、合い紙用吸
着パッド35の底壁に開設された取付孔131に挿入さ
れた止め部材132で合い紙用吸着パッド35が取付部
材133に固定され、止め部材132及び取付部材13
3に貫設された中心孔134・135を経由して空気が
吸引される。
【0040】図7は、図5に示した吸着ユニットの上面
図である。中心部及び側部の各プレート保持部32・3
3の支持フレーム38・42にはそれぞれプレート用吸
着パッド31が、記録プレートA及び合い紙Bからなる
堆積物4の幅方向に複数並んで設けられている。合い紙
保持部36には、堆積物4の4隅に位置するように合い
紙用吸着パッド35が設けられている。
【0041】中心部プレート保持部32のガイドレール
39を支持するベースフレーム51と、側部プレート保
持部33並びに合い紙保持部36のガイドレール43・
49を支持するベースフレーム52とは、相互に連結さ
れた状態で長さ方向に延在する昇降アーム54に保持さ
れており、この昇降アーム54に設けられた長さ方向の
ガイドレール55及び幅方向のガイドレール56に沿っ
て一体的に移動可能になっている。このプレート保持部
32・33並びに合い紙保持部36の連結体は、図示し
ないモータでガイドレール55・56に沿って長さ方向
及び幅方向に駆動され、堆積物4に対する水平方向位置
が調整される。なお、プレート保持部32・33並びに
合い紙保持部36の連結体は、原点センサ58により原
位置に設定される。
【0042】合い紙保持部36の支持フレーム48には
センサ60が設けられ、このセンサ60は合い紙用吸着
パッド35と一体的に動作する。センサ60は、カラー
識別可能な受光素子からなり、プレート格納部の堆積物
の最上に記録プレート及び合い紙のいずれがあるかを検
知する種別検知手段、プレート格納部の堆積物の水平方
向位置を検知する位置検知手段、並びにプレート格納部
の堆積物の最上で合い紙がめくれたり、ずれたりした異
常状態を検知する異常検知手段として機能する。
【0043】図8は、図7に示したセンサによる確認動
作状況を示す正面図である。記録プレート及び合い紙の
堆積物4に対してセンサ60が所定の離間距離となる位
置に吸着ユニット8を降下させ、センサ60で検出され
る対象物の色相から堆積物4の最も上に記録プレート及
び合い紙のいずれがあるかを判別することができる(種
別確認工程)。また、センサ60を水平方向に移動させ
て検出される堆積物4の境界から堆積物4の位置を検知
することができ、このセンサ60の検出結果に基づいて
堆積物4に対する吸着ユニット8の水平方向位置を修正
することができる(位置調整工程)。これにより、吸着
ユニット8に記録プレートが適切に保持されて安定した
記録プレート及び合い紙のハンドリングが可能になる。
さらに、センサ60を水平方向に移動させて堆積物4の
上面に色相の異なる領域があるか否かを判定することで
堆積物4の最上で合い紙Bがめくれた異常状態を検知す
ることができる(合い紙異常確認工程)。
【0044】図9は、図7に示した吸着ユニットの変形
例を示す上面図である。ここでは、センサ60が、記録
プレートA及び合い紙Bからなる堆積物4の対角位置に
ある一対の隅部に対応する位置に配置されており、堆積
物4の水平方向位置を2次元的に検知する場合に都合が
良い。すなわちセンサ60を保持する合い紙保持部36
を幅方向及び長さ方向に僅かに移動させるだけで幅方向
及び長さ方向の堆積物4の位置を検知することができ、
センサ60の検出結果に基づいて堆積物4に対する吸着
ユニット8のセンタリングが行われる。
【0045】図10は、図5に示した吸着ユニットによ
るプレート及び合い紙の保持操作状況を示す正面図であ
る。吸着ユニット8は、記録プレートAを取り上げる際
に、記録プレートAの両端部を持ち上げて下向きに凸に
なる形状に記録プレートAを湾曲させて、記録プレート
Aと合い紙Bとの間に合い紙用吸着パッド35が進入可
能な空間を形成して合い紙用吸着パッド35に合い紙B
の端部を保持させるようになっている。
【0046】中心部及び側部の各プレート保持部32・
33の全てのプレート用吸着パッド31が記録プレート
に密着した状態から吸着ユニット8を上昇させると、ば
ね40の復元力で中心部プレート保持部32のプレート
用吸着パッド31が記録プレートAに密着した状態に保
持される一方で、側部プレート保持部33のプレート用
吸着パッド31は吸着ユニット8の上昇に伴って上昇
し、これにより中心部プレート保持部32と側部プレー
ト保持部33とでプレート用吸着パッド31の高さ位置
にずれが生じる。このため、記録プレートAは両端部が
持ち上げられて下向きに凸になる形状に湾曲し、このと
き内向きに移動させた側部プレート保持部33の支持フ
レーム42がストッパ45に規制されて傾動すること
で、記録プレートAの湾曲に伴って側部プレート保持部
33のプレート用吸着パッド31を傾斜させることがで
き、これにより記録プレートAの端部に対してプレート
用吸着パッド31が適切な角度に保持され、プレート用
吸着パッド31の保持力低下を避けることができる。そ
して湾曲した記録プレートAの端部とその下の合い紙B
との間に合い紙用吸着パッド35を進入させることで合
い紙用吸着パッド35に合い紙Bの端部を保持させるこ
とができる。
【0047】図11は、図1に示した合い紙回収ユニッ
トを詳細に示す断面図である。この合い紙回収ユニット
9は、合い紙Bを収容する箱体71と、吸着ユニット8
に保持された合い紙Bを箱体71に取り入れると共にこ
の箱体71内に収容された合い紙Bを押さえる開閉部材
72とを備えている。開閉部材72は、吸着ユニット8
に保持された合い紙Bの上面側に回り込む開位置と、箱
体71内に収容済みの合い紙Bを押さえる閉位置との間
で揺動可能に設けられ、開閉部材72の閉動作で合い紙
Bが箱体71内に収容される。この開閉部材72は、箱
体71の両側にそれぞれ設けられて内向きに閉動作し、
合い紙用吸着パッド35による合い紙Bの保持が解除さ
れて合い紙Bが解放された直後に取り入れ動作を行うよ
うに制御され、合い紙用吸着パッド35から合い紙Bの
両端部を払い落とすように動作させる。
【0048】図12は、図11に示した合い紙回収ユニ
ットの断面図である。合い紙回収ユニット9には、これ
に収容された合い紙が所定の量を越えたことを検知する
オーバーフローセンサ(収容量検知手段)74及びニア
オーバーセンサ(収容量検知手段)75が設けられてい
る。オーバーフローセンサ74は、これを合い紙が越え
ると支障が生じる上限に設定され、ニアオーバーセンサ
75は、上限に対して所要の余裕をもって設定されてい
る。ニアオーバーセンサ75の検出結果に基づいて合い
紙の取り出しを促すメッセージが表示パネルに表示さ
れ、オーバーフローセンサ74の検出結果に基づいて緊
急停止などの装置の稼動を制限する処理が行われる。
【0049】図13は、図11に示した合い紙回収ユニ
ットの上面図である。合い紙回収ユニット9には、一端
が箱体71に固設された取付部76に枢支され、他端に
把持部77が設けられて箱体71の底面71aに沿って
横方向に配置された取り出しバー78が設けられてい
る。開閉部材72により箱体71内に取り込まれた合い
紙Bが取り出しバー78の上側に積み重なり、把持部7
7を手で引き上げると、取り出しバー78が取付部76
を中心に回動して箱体71内の合い紙Bがまとめて持ち
上げられる。取り出しバー78は、合い紙Bの長さ方向
の中心部において合い紙Bの幅方向に延在し、1W版及
び2W版が混在した状態でもまとめて取り上げることが
できる。
【0050】図14は、図1に示した給版ユニットを詳
細に示す上面図である。給版ユニット2には、吸着ユニ
ットにより載置された記録プレートAを、記録ユニット
1のドラム21上のプレート取付領域27・28に整合
する位置に位置決めする位置決め手段として押さえロー
ラ(押さえ部材)81及び基準ピン(基準部材)82が
設けられており、押さえローラ81は、ドラム21への
プレート給送方向に対して直交する幅方向の両側部に配
置されて記録プレートAを内向きに押し込み、基準ピン
82は、幅方向の中心部に配置されて記録プレートAの
幅方向位置を規定するようになっている。給版ユニット
2には、プレート給送方向に対して直交する向きに2枚
並べて1W版の記録プレートAが載置されるように、ド
ラム21に向けて記録プレートAを給送する搬送ベルト
83が1W版の記録プレートAに対応して一対設けられ
ており、この一対の搬送ベルト83の両側に押さえロー
ラ81が配置され、一対の搬送ベルト83の間に基準ピ
ン82が配置されている。
【0051】図15は、図14に示した押さえローラ及
び基準ピンを詳細に示す上面図である。押さえローラ8
1は、シリンダ84により回動可能なレバー85に保持
され、レバー85が支軸86を中心に回動することで押
さえローラ81が中心部に向けて幅方向に移動し、押さ
えローラ81が記録プレートAの端面を押圧して記録プ
レートAを基準ピン82に押し付ける。基準ピン82
は、一方の記録プレートAにのみ接触するように一対設
けられており、この一対の基準ピン82はプレート幅方
向にオフセット配置されて、ドラムへ記録プレートAを
送り込む際に各々が当接する記録プレートAの移動に伴
って相反する向きに回転可能となっている。
【0052】図16は、図14に示した給版ユニットの
側面図である。基準ピン82は、搬送ベルト83の搬送
面87上に突出する作動位置と、搬送面87下に没入す
る待機位置との間で昇降可能に設けられている。2W版
の記録プレートCの場合には、基準ピン82が待機位置
となり、押さえローラ81が記録プレートCの側縁に当
接して記録プレートCを両側から挟み込むようにして位
置決めが行われる。1W版の記録プレートの場合には、
基準ピン82が搬送面87上に突出する作動位置とな
り、押さえローラ81が記録プレートの外側の側縁に当
接して記録プレートを内向きに押し込むと共に、基準ピ
ン82が記録プレートの内側の側縁に当接して位置決め
が行われる。
【0053】図17は、図1に示した画像記録装置の要
部を詳しく示す正面図であり、給版ユニット2から記録
プレートAをドラム21へ給送する状況を示している。
ここでは、ドラム(プレート保持体)21への給版ユニ
ット2からの記録プレートAの給送動作に応じて、記録
プレートAにおけるドラム21に対する接触面(図中で
は下面)を清掃するクリーニングローラ(プレート清掃
手段)91が設けられている。このクリーニングローラ
91は、表面が粘着性を有し、記録プレートAの接触面
に付着した異物を捕捉することができ、給版ユニット2
の搬送ベルト83とドラム21とを結ぶ給版経路途中に
おいて記録プレートAの接触面に接触するように配置さ
れている。なお、給版ユニット2は、記録プレートAを
ドラム21に給送する際に、ドラム21側を下向きに傾
斜させた状態になる。また、クリーニングローラ91
は、給版ユニット2の搬送ベルト83で記録プレートA
を給送する際に図示しないモータで回転駆動されて記録
プレートAをドラム21に案内し、記録プレートAの先
端部がクランプ24でドラム21に固定されると、ドラ
ム21による記録プレートAの引き込み動作を阻害しな
いようにつれ回りで回転する。
【0054】図18・図19・図20は、図1に示した
画像記録装置における1W版の記録プレートの移送状況
を示す側面図である。まず図18に示すように、吸着ユ
ニット8をプレート受取位置まで降下させて、第1のプ
レート格納部6においてスキッド11に積載された最上
面の記録プレート及びその下側の合い紙を取り上げる。
この場合、対応する吸着ユニット8で記録プレートを取
り上げる。すなわち、2枚の1W版の記録プレートを同
時に移送する場合には、両吸着ユニット8を用いて一対
のスキッド11の各々から1枚ずつ記録プレートを取り
上げて移送する。他方、1枚の1W版の記録プレートを
移送する場合には、各スキッド11上の堆積物4の残量
を確認した上で、一対の堆積物4のうちの残量の多い方
を選択し、これに対応する吸着ユニット8を用いて記録
プレートを取り上げて移送する。この1W版の記録プレ
ートの移送では、一対の吸着ユニット8が非同期で駆動
される。
【0055】次に図19に示すように、吸着ユニット8
を合い紙回収ユニット9に対応する高さ位置(合い紙受
渡位置)まで上昇させた上で、合い紙回収ユニット9を
吸着ユニットの真下位置(合い紙受取位置)にせり出し
て吸着ユニット8が保持する合い紙Bを合い紙回収ユニ
ット9で回収させる。そして図20に示すように、吸着
ユニット8を給版ユニット2に対応する高さ位置(プレ
ート受渡位置)まで上昇させた上で、給版ユニット2を
吸着ユニット8の真下位置(プレート受取位置)にせり
出して吸着ユニット8が保持する記録プレートAを給版
ユニット2の搬送面上に載置させる。このとき、給版ユ
ニット2の一対の搬送ベルト83に対応する位置に一対
の記録プレートAが配置されるように、一対の吸着ユニ
ット8のプレート保持部32・33を移動させて両者の
水平方向間隔を調整する。
【0056】図21・図22は、図1に示した画像記録
装置における2W版の記録プレートの移送状況を示す側
面図である。この場合、両吸着ユニット8が協働して記
録プレートを取り上げ、両吸着ユニット8を同期をとり
ながら駆動させる。まず図21に示すように、カセット
12を吸着ユニット8の真下位置(プレート受渡位置)
にせり出した上で両吸着ユニット8をプレート受取位置
まで降下させてカセット12に収容された最上面の記録
プレート及びその下側の合い紙を取り上げる。このと
き、カセット12に収容された2W版の記録プレートを
適切に保持可能なように、一対の吸着ユニット8の各プ
レート保持部32・33を移動させて両者の水平方向間
隔を調整しておく。ついで前記図19に示した場合と同
様にして吸着ユニット8が保持する合い紙を合い紙回収
ユニット9で回収する。次に図22に示すように、吸着
ユニット8を給版ユニット2に対応する高さ位置(プレ
ート受渡位置)まで上昇させた上で、給版ユニット2を
吸着ユニット8の真下位置(プレート受取位置)にせり
出して吸着ユニット8が保持する記録プレートCを給版
ユニット2の搬送面上に載置させる。
【0057】図23・図24は、図1に示した画像記録
装置における給版動作の手順を示すフロー図である。ま
ず記録プレートの種類に応じたプレート格納部6・7に
吸着ユニット8を移動させる。すなわち、上位の印刷シ
ステムからの給版指示が1W版か否かを判定し(ステッ
プ1)、1W版であれば前回の残量情報を参照してスキ
ッド11上の堆積物4の最上面に近接する位置(1W版
残量位置)へ吸着ユニットを降下させる(ステップ2、
図18参照)。他方、2W版であればカセット12を受
渡位置へ移動させた上で(ステップ3)、カセット12
内の堆積物5の最上面に近接する位置(2W版残量位
置)へ両吸着ユニット8を同期移動させる(ステップ
4、図21参照)。
【0058】ついで、プレート格納部6・7の堆積物4
・5の状態を確認する堆積物確認工程に進み、ここでは
吸着ユニット8の合い紙保持部36に設けられたセンサ
60を動作位置へ移動させ(ステップ5、図8参照)、
堆積物4・5の最上面に記録プレートがあるか否かを判
定し(ステップ6)、最上面に記録プレートがある正常
状態と判定されると、センサ60を待機位置に戻す(ス
テップ7)。他方、最上面に記録プレートではなく、合
い紙があるものと判定されると合い紙回収処理を行い、
記録プレートも合い紙もない場合にはその旨をオペレー
タに報知するエラー処理を行う(ステップ8)。なお、
ここでは堆積物4・5の最上面の対象物の種別を判定す
る処理のみを示したが、この他に堆積物4・5の位置の
検出及びその検出結果に基づく吸着ユニット8の位置合
わせ、並びに堆積物4・5の異常、すなわち合い紙のめ
くれ状態を判定する処理が行われる。
【0059】次に、プレート保持工程に進み、ここでは
まず吸着ユニット8を降下させてプレート用吸着パッド
31を記録プレートに押し付けて(ステップ9)、記録
プレートの残量を検出する(ステップ10)。ここで
は、吸着ユニット8を降下させた際に中心部プレート保
持部32のプレート用吸着パッド31が堆積物4・5の
上面に突き当てられて中心部プレート保持部32の支持
フレーム38が昇降アーム54に対して上昇移動し、こ
のとき支持フレーム38が所定位置に到達したタイミン
グで検出されるサーボモータ14のパルス数から残量を
検知することができる。ついで、プレート用吸着パッド
31が記録プレートに当接した状態でノズル46にエア
を供給して堆積物4・5の捌きを行った後(ステップ1
1)、真空ポンプを起動させると共にプレート用吸着パ
ッド31への負圧配管のバルブを開いてプレート用吸着
パッド31の吸着を開始すると共に、検出される圧力か
ら吸着が確実になされているか否かの確認を行う(ステ
ップ12)。
【0060】次に、合い紙保持工程に進み、ここではま
ず吸着ユニット8を上昇させると共に側部プレート保持
部33を傾動させて(ステップ13、図10参照)、記
録プレートを下向きに凸になる形状に湾曲させた上で、
合い紙保持部36を保持位置に降下させる(ステップ1
4)。そしてセンサ60で合い紙の有無を確認した上で
(ステップ15)、合い紙用吸着パッド35への負圧配
管のバルブを開いて合い紙用吸着パッド35の吸着を開
始する(ステップ16)。さらに検出される圧力からプ
レート用及び合い紙用の各吸着パッド31・35の吸着
が確実になされているか否かの確認を行う(ステップ1
7)。
【0061】次に図24に示す合い紙回収工程に進み
(図19参照)、ここではまず吸着ユニット8を合い紙
受渡位置まで上昇させた後(ステップ18)、合い紙回
収ユニット9を合い紙受取位置へ移動させる(ステップ
19)。そして開閉部材72を開いた上で(ステップ2
0、図11参照)、開閉部材72の先端部が合い紙の上
面側に位置する合い紙解放位置に吸着ユニット8を僅か
に降下させる(ステップ21)。ついで合い紙用吸着パ
ッド35への負圧配管のバルブを閉じて合い紙用吸着パ
ッド35の吸着を停止した後(ステップ22)、開閉部
材72を閉じる(ステップ23)。これにより合い紙が
合い紙回収ユニット9に収容され、センサ74・75に
より合い紙回収ユニットの合い紙収容量を確認し(ステ
ップ24、図12参照)、センサ74・75の検出結果
に応じた所要の処理を行う。
【0062】次にプレート受渡工程に進み(図20・図
22)、ここではまず吸着ユニット8をプレート受渡位
置に上昇させた後(ステップ25)、給版ユニット2を
プレート受取位置へ移動させる(ステップ26)。この
とき1W版であれば給版ユニット2の基準ピン82を上
昇させる。そして給版ユニット2の搬送ベルト83上に
記録プレートが当接するプレート解放位置に吸着ユニッ
ト8を降下させ(ステップ27)、吸着ユニット8と給
版ユニット2との接触を確認した上で、プレート用吸着
パッド31への負圧配管のバルブを閉じてプレート用吸
着パッド31の吸着を停止する(ステップ28)。これ
により記録プレートが給版ユニット2に乗り移り、吸着
ユニット8は待機位置に上昇させる(ステップ29)。
【0063】次に、給版ユニット2において押さえロー
ラ81及び基準ピン82を用いて記録プレートの整列処
理を行い(ステップ30)、ついで給版ユニット2をド
ラム21に対向する待機位置へ戻す(ステップ31)。
そして記録プレートの咥え尻側及び咥え側にドラム21
に巻き付け固定する際の位置決めのための孔を開設する
パンチ処理を行い(ステップ32)、給版ユニット2を
プレート供給位置に傾動させた上で(ステップ33、図
17)、搬送ベルト83を駆動して記録プレートをドラ
ム21に給送する(ステップ34)。このときクリーニ
ングローラ91により記録プレートにおけるドラム21
に対する接触面の清掃が行われる。
【0064】図25は、図1に示した排版ユニットを詳
細に示す上面図である。排版ユニット3は、記録ユニッ
ト1のドラム21から記録プレートAを引き込む複数の
搬送ベルト(引き込み搬送手段)101と、その引き込
み方向と直交する方向に記録プレートAを送り出す複数
の搬送ローラ(送り出し搬送手段)102とを備えてお
り、引き込んだ記録プレートAを一旦停止させた上で方
向を変えてドラム21の側方に送り出すようになってい
る。搬送ベルト101は、ドラム21から2枚の1W版
の記録プレートAを並列状態で同時に引き込み、搬送ロ
ーラ102は、その引き込み方向と直交する方向に2枚
の記録プレートAを直列状態で同時に送り出す。
【0065】図26は、図1に示した画像記録装置の要
部の正面図であり、ドラム21から記録済みの記録プレ
ートAを排版ユニット3に給送する状況を示している。
搬送ベルト101は、記録プレートAを引き込む際にド
ラム21側を搬送ローラ102より高く持ち上げた作動
位置と、記録プレートAを送り出す際に搬送ローラ10
2による搬送を阻害しない待機位置との間で移動可能に
設けられている。特にここでは搬送ローラ102はドラ
ム21と相反する側のプーリ103の回転軸を中心に傾
動可能に設けられている。搬送ローラ102による搬送
面は、待機位置での搬送ベルト101による搬送面より
僅かに高く設定されており、搬送ベルト101の作動位
置において引き込まれた記録プレートAがドラム21と
相反する側の端部において搬送ローラ102と接触する
が、ここには記録プレートAの搬送に実質的に寄与する
ゴムスリーブ104が設けられておらず、摺動抵抗が小
さくなる構成となっているため、搬送ベルト101によ
る記録プレートAの引き込み動作を阻害しない。
【0066】図27は、図26に示した排版ユニットの
要部を拡大して示す正面図である。排版ユニットにおけ
るドラムと相反する側の端部には、搬送ベルト101に
より引き込まれた記録プレートAの前端を規制するスト
ッパ106が設けられている。このストッパ106は、
搬送ローラ102により記録プレートAを送り出す際に
その記録プレートAから離れる位置に移動可能に設けら
れている。特にここでは、記録プレートAを規制する位
置と記録プレートAから離れる位置との間のストッパ1
06の移動を、搬送ベルト101の傾動に連動して動作
させるようにしており、具体的には支軸107を中心に
して回動可能に設けられたストッパ106の支持部材1
08が、ストッパ106が記録プレートAから離れる外
向きにばね109で付勢されると共に、この支持部材1
08の回動が搬送ベルト101側に固定された作動部材
110で拘束されており、搬送ベルト101が待機位置
に戻り、作動部材110が上側に変位すると、これに追
随して支持部材108が外向きに回動してストッパ10
6が記録プレートAから離れる外向きに傾動する。
【0067】図28は、図25に示した排版ユニットの
断面図である。搬送ローラ102は、1W版の記録プレ
ートAに対応して第1のローラ群111と第2のローラ
群112とで互いに異なる速度で駆動可能となってお
り、搬送ベルト101により引き込まれた2枚の記録プ
レートAのうちの送り出し方向前側に位置する記録プレ
ートAに対応する第1のローラ群111に属する搬送ロ
ーラ102の搬送速度が、送り出し方向後側に位置する
記録プレートAに対応する第2のローラ群112に属す
る搬送ローラ102よりも高く設定されている。このた
め、搬送ローラ102による送り出し操作が開始される
と前側の記録プレートAと後側の記録プレートAとの間
隔が拡大しながら両記録プレートAが搬送され、記録プ
レートA同士の衝突を防止することができる。
【0068】本画像記録装置には、図26に示したよう
にドラム(プレート保持体)21からの記録プレートA
の取り外し動作に応じて、ドラム21の取付面を清掃す
るクリーニングノズル(取付面清掃手段)121が設け
られている。このクリーニングノズル121は、ドラム
21と排版ユニット3とを結ぶ記録プレートAの排版経
路よりドラム21側に配置され、ドラム21の取付面に
向けてエアーを噴出してドラム21の取付面に付着した
異物を払拭する。ドラム21からの記録プレートAの取
り外しの際には、クランプ24の一方を解除した上でド
ラム21を回転させて記録プレートAを繰り出すように
して記録プレートAが取り外され、このとき記録プレー
トAの長さに応じた角度範囲でドラム21が回転し、静
止したクリーニングノズル121でドラム21の取付面
の略全体を清掃することができる。
【0069】図29は、図26に示したクリーニングノ
ズルの上面図である。クリーニングノズル121は、ド
ラム21の軸方向に延在するパイプ122に傾斜した状
態で所定間隔をおいて複数設けられており、パイプ12
2にコンプレッサ123から高圧エアーが供給される
と、ドラム21の取付面に対して斜めからエアーを吹き
付け、これによりドラム21の取付面に付着した異物が
一方(図中左側)に吹き飛ばされる。
【0070】
【発明の効果】このように本発明によれば、記録プレー
トの堆積物から記録プレートを取り上げるピッキング工
程での合い紙の分離除去、記録プレートを記録部に供給
する給版工程での記録プレートの位置決め、並びに記録
済みの記録プレートを記録部から取り出して外部に排出
する排版工程での排版の各操作を安定して行うことが可
能となり、画像記録装置の信頼性を高める上で大きな効
果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による画像記録装置を示す正面図
【図2】図1に示した画像記録装置の側面図
【図3】図1に示した画像記録装置における記録プレー
ト及び合い紙の搬送状態を模式的に示す斜視図
【図4】図1に示した記録ユニットを示す斜視図
【図5】図1に示した吸着ユニットを詳細に示す正面図
【図6】図5に示した合い紙用吸着パッドの断面図
【図7】図5に示した吸着ユニットの上面図
【図8】図7に示したセンサによる確認動作状況を示す
正面図
【図9】図7に示した吸着ユニットの変形例
【図10】図5に示した吸着ユニットによるプレート及
び合い紙の保持操作状況を示す正面図
【図11】図1に示した合い紙回収ユニットを詳細に示
す断面図
【図12】図11に示した合い紙回収ユニットの断面図
【図13】図11に示した合い紙回収ユニットの上面図
【図14】図1に示した給版ユニットを詳細に示す上面
【図15】図14に示した押さえローラ及び基準ピンを
詳細に示す上面図
【図16】図14に示した給版ユニットの側面図
【図17】図1に示した画像記録装置の要部を詳しく示
す正面図
【図18】図1に示した画像記録装置における1W版の
記録プレートの移送状況を示す側面図
【図19】同じく図1に示した画像記録装置における1
W版の記録プレートの移送状況を示す側面図
【図20】同じく図1に示した画像記録装置における1
W版の記録プレートの移送状況を示す側面図
【図21】図1に示した画像記録装置における2W版の
記録プレートの移送状況を示す側面図
【図22】同じく図1に示した画像記録装置における2
W版の記録プレートの移送状況を示す側面図
【図23】図1に示した画像記録装置における給版動作
の手順を示すフロー図
【図24】図23に続く給版動作の手順を示すフロー図
【図25】図1に示した排版ユニットを詳細に示す上面
【図26】図1に示した画像記録装置の要部の正面図
【図27】図26に示した排版ユニットの要部を拡大し
て示す正面図
【図28】図25に示した排版ユニットの断面図
【図29】図26に示したクリーニングノズルの上面図
【符号の説明】
1 記録ユニット(記録部) 2 給版ユニット(給版部) 3 排版ユニット(排版部) 4・5 堆積物 6・7 プレート格納部 8 吸着ユニット(プレート移送手段、合い紙除去手
段) 9 合い紙回収ユニット(合い紙回収部) 11 スキッド 12 カセット 21 ドラム(プレート保持体) 26 負圧溝 27・28 プレート取付領域 31 プレート用吸着パッド(プレート保持手段) 32 中心部プレート保持部 33 側部プレート保持部 35 合い紙用吸着パッド(合い紙保持手段) 36 合い紙保持部 60 センサ(種別検知手段、位置検知手段、異常検知
手段) 72 開閉部材 74 オーバーフローセンサ(収容量検知手段) 75 ニアオーバーセンサ(収容量検知手段) 78 取り出しバー 81 押さえローラ(押さえ部材) 82 基準ピン(基準部材) 91 クリーニングローラ(プレート清掃手段) 101 搬送ベルト(引き込み搬送手段) 102 搬送ローラ(送り出し搬送手段) 106 ストッパ 121 クリーニングノズル(取付面清掃手段) A 記録プレート B 合い紙 C 記録プレート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 長岡 康浩 東京都目黒区下目黒2丁目3番8号 松下 電送システム株式会社内 Fターム(参考) 2H097 AA03 DB07 DB13 DB14 KA29 KA31 LA01 3F343 FA02 FA05 FB05 FC01 GA01 GB01 GC04 GD04 HC30 JB02 LB03

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録プレートに画像を記録する記録部
    と、記録プレート及び合い紙を交互に積み重ねてできた
    堆積物が配置されたプレート格納部と、該プレート格納
    部の堆積物から最上の記録プレートを取り上げて前記記
    録部に向けて移送するプレート移送手段と、前記プレー
    ト格納部の堆積物から最上の合い紙を取り上げて除去す
    る合い紙除去手段とを備え、 前記プレート移送手段に、合い紙を保持する合い紙保持
    手段を設けて前記合い紙除去手段と兼用させ、前記プレ
    ート格納部に積み上げられた記録プレートと同時にその
    下側の合い紙を取り上げて、前記記録部への移送途中で
    合い紙を放棄するようにしたことを特徴とする画像記録
    装置。
  2. 【請求項2】 記録プレートを取り上げる際に、記録
    プレートの両端部を持ち上げて下向きに凸になる形状に
    記録プレートを湾曲させて、記録プレートと合い紙との
    間に前記合い紙保持手段が進入可能な空間を形成して前
    記合い紙保持手段に合い紙の端部を保持させるようにし
    たことを特徴とする請求項1に記載の画像記録装置。
  3. 【請求項3】 記録プレートに画像を記録する記録部
    と、記録プレート及び合い紙を交互に積み重ねてできた
    堆積物が配置されたプレート格納部と、該プレート格納
    部の堆積物から最上の記録プレートを取り上げて前記記
    録部に向けて移送するプレート移送手段と、前記プレー
    ト格納部の堆積物から最上の合い紙を取り上げて除去す
    る合い紙除去手段とを備え、 該合い紙除去手段が、合い紙を摘むように吸引保持する
    吸着パッドからなる合い紙保持手段を有することを特徴
    とする画像記録装置。
  4. 【請求項4】 記録プレートに画像を記録する記録部
    と、記録プレート及び合い紙を交互に積み重ねてできた
    堆積物が配置されたプレート格納部と、該プレート格納
    部の堆積物から最上の記録プレートを取り上げて前記記
    録部に向けて移送するプレート移送手段と、前記プレー
    ト格納部の堆積物から最上の合い紙を取り上げて除去す
    る合い紙除去手段と、該合い紙除去手段で取り除かれた
    合い紙を収容する合い紙回収部とを備えたことを特徴と
    する画像記録装置。
  5. 【請求項5】 前記合い紙回収部が、前記プレート格
    納部の上方に配置されると共に、前記記録部に記録プレ
    ートを供給する給版部、並びに前記記録部での記録済み
    の記録プレートを受け入れて外部に排出する排版部の下
    方に配置されたことを特徴とする請求項4に記載の画像
    記録装置。
  6. 【請求項6】 前記合い紙回収部が、合い紙を収容す
    る箱体と、合い紙保持手段に保持された合い紙を前記箱
    体に取り入れると共に該箱体内に収容された合い紙を押
    さえる開閉部材とを備えたことを特徴とする請求項4に
    記載の画像記録装置。
  7. 【請求項7】 前記合い紙回収部が、これに収容され
    た合い紙が所定の量を越えたことを検知する収容量検知
    手段を備えたことを特徴とする請求項4に記載の画像記
    録装置。
  8. 【請求項8】 前記合い紙回収部が、一端が前記箱体
    に枢支され、他端に把持部が設けられて前記箱体の底面
    に沿って横方向に配置された取り出しバーを備えたこと
    を特徴とする請求項4に記載の画像記録装置。
  9. 【請求項9】 記録プレートに画像を記録する記録部
    と、記録プレートを積み重ねてできた堆積物が配置され
    たプレート格納部と、該プレート格納部の堆積物から最
    上の記録プレートを取り上げて前記記録部に向けて移送
    するプレート移送手段とを備え、 該プレート移送手段に、前記プレート格納部の堆積物の
    最上に記録プレート及び合い紙のいずれがあるかを検知
    する種別検知手段が設けられたことを特徴とする画像記
    録装置。
  10. 【請求項10】 記録プレートに画像を記録する記録
    部と、記録プレートを積み重ねてできた堆積物が配置さ
    れたプレート格納部と、該プレート格納部の堆積物から
    最上の記録プレートを取り上げて前記記録部に向けて移
    送するプレート移送手段とを備え、 該プレート移送手段に、前記プレート格納部の堆積物の
    水平方向位置を検知する位置検知手段が設けられたこと
    を特徴とする画像記録装置。
  11. 【請求項11】 記録プレートに画像を記録する記録
    部と、記録プレートを積み重ねてできた堆積物が配置さ
    れたプレート格納部と、該プレート格納部の堆積物から
    最上の記録プレートを取り上げて前記記録部に向けて移
    送するプレート移送手段とを備え、 該プレート移送手段に、前記プレート格納部の堆積物の
    最上で合い紙がめくれた異常状態を検知する異常検知手
    段が設けられたことを特徴とする画像記録装置。
  12. 【請求項12】 記録プレートに画像を記録する記録
    部と、記録プレートを積み重ねてできた堆積物が配置さ
    れたプレート格納部と、該プレート格納部の堆積物から
    最上の記録プレートを取り上げて前記記録部に向けて移
    送するプレート移送手段とを有し、 前記記録部で2枚横に並べて同時に記録可能な所定幅の
    記録プレートの堆積物が横に並べて一対配置された第1
    のプレート格納部と、前記記録部で1枚のみ記録可能な
    2倍幅の記録プレートが格納される第2のプレート格納
    部とを備え、 前記第1のプレート格納部における一対の堆積物に対応
    してその上方に前記プレート移送手段が横に並べて一対
    設けられると共に、移送すべき記録プレートの種別に応
    じて一対の前記プレート移送手段の水平方向間隔を調整
    可能としたことを特徴とする画像記録装置。
  13. 【請求項13】 記録プレートに画像を記録する記録
    部と、記録プレートを積み重ねてできた堆積物が配置さ
    れたプレート格納部と、該プレート格納部の堆積物から
    最上の記録プレートを取り上げて前記記録部に向けて移
    送するプレート移送手段とを有し、 前記記録部で2枚横に並べて同時に記録可能な所定幅の
    記録プレートの堆積物が横に並べて一対配置された第1
    のプレート格納部と、前記記録部で1枚のみ記録可能な
    2倍幅の記録プレートが格納される第2のプレート格納
    部とを備え、 前記第1のプレート格納部における一対の堆積物に対応
    してその上方に前記プレート移送手段が横に並べて一対
    設けられ、 一対の前記プレート移送手段の片方にのみ記録プレート
    を保持させる場合には、前記第1のプレート格納部にお
    ける一対の堆積物のうちの残量の多い方を選択してこれ
    に対応する前記プレート移送手段で記録プレートを移送
    するようにしたことを特徴とする画像記録装置。
  14. 【請求項14】 記録プレートに画像を記録する記録
    部と、記録プレートを積み重ねてできた堆積物が配置さ
    れたプレート格納部と、該プレート格納部の堆積物から
    最上の記録プレートを取り上げて前記記録部に向けて移
    送するプレート移送手段とを有し、 前記記録部で2枚横に並べて同時に記録可能な所定幅の
    記録プレートの堆積物が横に並べて一対配置された第1
    のプレート格納部と、前記記録部で1枚のみ記録可能な
    2倍幅の記録プレートが格納される第2のプレート格納
    部とを備え、 前記第1のプレート格納部における一対の堆積物に対応
    してその上方に前記プレート移送手段が横に並べて一対
    設けられ、 前記第1のプレート格納部の所定幅の記録プレートを移
    送する場合には、一対の前記プレート移送手段を非同期
    駆動させ、前記第2のプレート格納部の2倍幅の記録プ
    レートを移送する場合には、一対の前記プレート移送手
    段を同期駆動させるようにしたことを特徴とする画像記
    録装置。
  15. 【請求項15】 記録プレートに画像を記録する記録
    部と、該記録部に記録プレートを供給する給版部とを備
    え、 前記記録部には、負圧により記録プレートを取付面に密
    着固定させるプレート保持体が設けられ、 該プレート保持体への前記給版部からの記録プレートの
    給送動作に応じて、記録プレートにおける前記プレート
    保持体に対する接触面を清掃するプレート清掃手段が設
    けられたことを特徴とする画像記録装置。
  16. 【請求項16】 記録プレートに画像を記録する記録
    部と、該記録部に記録プレートを供給する給版部とを備
    え、 前記記録部には、負圧により記録プレートを取付面に密
    着固定させるプレート保持体が設けられ、 該プレート保持体からの記録プレートの取り外し動作に
    応じて、前記プレート保持体の取付面を清掃する取付面
    清掃手段が設けられたことを特徴とする画像記録装置。
  17. 【請求項17】 記録プレートに画像を記録する記録
    部と、該記録部に記録プレートを供給する給版部と、記
    録プレートを積み重ねてできた堆積物が配置されたプレ
    ート格納部と、該プレート格納部の堆積物から最上の記
    録プレートを取り上げて前記給版部に移送するプレート
    移送手段とを有し、 前記給版部が、前記プレート移送手段から受け取った記
    録プレートを、前記記録部のプレート取付領域に整合す
    る位置に位置決めする位置決め手段を備え、 該位置決め手段が、前記記録部へのプレート給送方向に
    対して直交する幅方向の両側部に配置されて記録プレー
    トを内向きに押し込む押さえ部材と、幅方向の中心部に
    配置されて記録プレートの幅方向位置を規定する基準部
    材とからなり、該基準部材が、搬送面上に突出する作動
    位置と、搬送面下に没入する待機位置との間で昇降可能
    に設けられたことを特徴とする画像記録装置。
  18. 【請求項18】 記録プレートに画像を記録する記録
    部と、記録済みの記録プレートを前記記録部から取り込
    んで外部に送り出す排版部とを有し、 該排版部が、前記記録部から記録プレートを引き込む複
    数の搬送ベルトと、その引き込み方向と直交する方向に
    記録プレートを送り出す複数の搬送ローラとを備え、 前記搬送ベルトが、記録プレートを引き込む際に前記記
    録部側を前記搬送ローラより高く持ち上げた作動位置
    と、記録プレートを送り出す際に前記搬送ローラによる
    搬送を阻害しない待機位置との間で移動可能に設けられ
    たことを特徴とする画像記録装置。
  19. 【請求項19】 記録プレートに画像を記録する記録
    部と、記録済みの記録プレートを前記記録部から取り込
    んで外部に送り出す排版部とを有し、 該排版部が、前記記録部から記録プレートを引き込む引
    き込み搬送手段と、その引き込み方向と直交する方向に
    記録プレートを送り出す送り出し搬送手段と、前記引き
    込み搬送手段により引き込まれた記録プレートの前端を
    規制するストッパとを備え、 該ストッパが、前記送り出し搬送手段により記録プレー
    トを送り出す際に該記録プレートから離れる位置に移動
    可能に設けられたことを特徴とする画像記録装置。
  20. 【請求項20】 記録プレートに画像を記録する記録
    部と、記録済みの記録プレートを前記記録部から取り込
    んで外部に送り出す排版部とを有し、 該排版部が、前記記録部から2枚の記録プレートを並列
    状態で同時に引き込む引き込み搬送手段と、その引き込
    み方向と直交する方向に2枚の記録プレートを直列状態
    で同時に送り出す送り出し搬送手段とを備え、 前記引き込み搬送手段により引き込まれた2枚の記録プ
    レートのうちの送り出し方向前側に位置する記録プレー
    トに対応する前記送り出し搬送手段の搬送速度が、送り
    出し方向後側に位置する記録プレートに対応する前記送
    り出し搬送手段よりも高く設定されたことを特徴とする
    画像記録装置。
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